特許第5678821号(P5678821)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5678821
(24)【登録日】2015年1月16日
(45)【発行日】2015年3月4日
(54)【発明の名称】情報管理装置、制御方法及びプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06F 13/00 20060101AFI20150212BHJP
【FI】
   G06F13/00 560A
【請求項の数】7
【全頁数】21
(21)【出願番号】特願2011-146888(P2011-146888)
(22)【出願日】2011年6月30日
(65)【公開番号】特開2013-15929(P2013-15929A)
(43)【公開日】2013年1月24日
【審査請求日】2013年11月28日
(73)【特許権者】
【識別番号】390002761
【氏名又は名称】キヤノンマーケティングジャパン株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100188938
【弁理士】
【氏名又は名称】榛葉 加奈子
(72)【発明者】
【氏名】藤川 卓士
【審査官】 木村 雅也
(56)【参考文献】
【文献】 特開2005−084901(JP,A)
【文献】 特開2009−134574(JP,A)
【文献】 できるシリーズ編集部,できる100ワザ ツイッター Twitterパーフェクトテクニック 初版,日本,株式会社インプレスジャパン 土田 米一,2010年 3月21日,第1版,第187-191頁
【文献】 村上 崇,クラウド情報整理術 初版,日本,日本能率協会マネジメントセンター 長谷川 隆,2010年 9月10日,第1版,第124-125頁
【文献】 市村 哲,TwiPhoto−Twitterと連動したデジタルフォトフレーム,情報処理学会研究報告 平成22年度▲5▼ [CD−ROM],日本,一般社団法人情報処理学会,2011年 2月15日,第1-6頁
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 13/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
クライアント端末およびコメント投稿サイトに通信可能に接続された情報管理装置であって、当該情報管理装置への投稿の権限をもったユーザ前記クライアント端末からのコメントの受付が可能なダイアリーであって前記クライアント端末に表示が可能な前記ダイアリーを、管理する情報管理装置であって、
前記ダイアリーが前記投稿の権限を持たないユーザに対して開すべきものであるか否かを示す情報である公開設定情報を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶される前記ダイアリーへ反映させるべく投稿される前記コメントであって、前記コメント投稿サイトに投稿するための当該コメント前記投稿の権限をもったユーザの前記クライアント端末から受付ける受付手段と、
前記受付手段にて受付けられた前記コメントを含む前記ダイアリーを、前記記憶手段に記憶される前記公開設定情報に基づいて、前記投稿の権限を持たないユーザに対して公開すべきものであるか否か判定する判定手段と、
前記受付手段にて受付けられた前記コメントを含む前記ダイアリーへアクセス可能なリンク情報を生成する生成手段と、
前記受付手段によって投稿を受付けた前記コメントが反映される前記ダイアリーの前記公開設定情報に基づいて、前記判定手段によって、当該コメントが反映される当該ダイアリーが前記投稿の権限を持たないユーザに対して公開すべきものであると判定された場合に当該コメントを、前記生成手段によって生成された前記リンク情報とともに、前記コメント投稿サイトに送信し、一方、当該コメントが反映される当該ダイアリーが前記投稿の権限を持たないユーザに対して公開すべきものでないと判定された場合には、前記リンク情報を送信することなく、当該コメントを前記コメント投稿サイトに送信する送信手段とをえることを特徴とする情報管理装置。
【請求項2】
前記記憶手段は、前記コメント投稿サイトにログイン可能な情報であるログイン情報をさらに記憶し、
前記送信手段は、前記受付手段によって投稿を受付けた前記コメントとともに前記ログイン情報を送信することを特徴とする請求項1記載の情報管理装置。
【請求項3】
前記記憶手段は、前記送信手段の送信先として複数のコメント投稿サイトのリンク情報さらに記憶し、
前記送信手段は、前記記憶手段に記憶されている前記複数のコメント投稿サイトのリンク情報に基づいて、前記コメントと前記リンク情報と前記ログイン情報とを、当該1または複数の投稿サイトに送信することを特徴とする請求項1または請求項2のいずれか1項に記載の情報管理装置。
【請求項4】
前記記憶手段は、それぞれの前記コメント投稿サイトにおいて表示可能なコメントの文字数である、最大文字数をさらに記憶し、
前記コメント投稿サイトに前記コメントを送信する場合、前記送信手段は、前記コメント投稿サイトごとのそれぞれの前記最大文字数に基づいて、前記コメントの文字数を前記コメント投稿サイトごとに制御して送信することを特徴とする請求項3に記載の情報管理装置。
【請求項5】
前記情報管理装置は、前記リンク情報を短縮した情報である短縮リンク情報を生成するサイトである短縮サイトに通信可能に接続されており、
前記生成手段により生成されたリンク情報を、前記短縮サイトに送信するリンク情報送信手段と、
前記短縮サイトから前記短縮リンク情報を受信する短縮リンク情報受信手段とをさらに備え、
前記コメント投稿サイトに前記コメントを送信する場合、前記送信手段は、前記コメント投稿サイトごとのそれぞれの前記最大文字数に基づいて前記生成手段によって生成され前記リンク情報送信手段によって前記短縮サイトに送信された前記リンク情報を基に前記短縮サイトにて生成され記短縮リンク情報受信手段によって信した前記短縮リンク情報を含む前記コメントを、当該コメントの文字数を前記コメント投稿サイトごとに制御して送信することを特徴とする請求項4に記載の情報管理装置。
【請求項6】
クライアント端末およびコメント投稿サイトに通信可能に接続された情報管理装置であって、当該情報管理装置への投稿の権限をもったユーザ前記クライアント端末からのコメントの受付が可能なダイアリーであって前記クライアント端末に表示が可能な前記ダイアリーを管理する情報管理装置であって、前記ダイアリーが前記投稿の権限を持たないユーザに対して開すべきものであるか否かを示す情報である公開設定情報を記憶する記憶手段を備える情報管理装置における制御方法であって、
前記情報管理装置の受付手段が、前記記憶手段に記憶される前記ダイアリーへ反映させるべく投稿される前記コメントであって、前記コメント投稿サイトに投稿するための当該コメント前記投稿の権限をもったユーザの前記クライアント端末から受付ける受付工程と、
前記情報管理装置の判定手段が、前記受付工程にて受付けられた前記コメントを含む前記ダイアリーを、前記記憶手段に記憶される前記公開設定情報に基づいて、前記投稿の権限を持たないユーザに対して公開すべきものであるか否か判定する判定工程と、
前記情報管理装置の生成手段が、前記受付工程にて受付けられた前記コメントを含む前記ダイアリーへアクセス可能なリンク情報を生成する生成工程と、
前記情報管理装置の送信手段が、前記受付工程によって投稿を受付けた前記コメントが反映される前記ダイアリーの前記公開設定情報に基づいて、前記判定工程によって、当該コメントが反映される当該ダイアリーが前記投稿の権限を持たないユーザに対して公開すべきものであると判定された場合に当該コメントを、前記生成工程によって生成された前記リンク情報とともに、前記コメント投稿サイトに送信し、一方、当該コメントが反映される当該ダイアリーが前記投稿の権限を持たないユーザに対して公開すべきものでないと判定された場合には、前記リンク情報を送信することなく、当該コメントを前記コメント投稿サイトに送信する送信工程とを含むことを特徴とする制御方法。
【請求項7】
クライアント端末およびコメント投稿サイトに通信可能に接続された情報管理装置であって、当該情報管理装置への投稿の権限をもったユーザ前記クライアント端末からのコメントの受付が可能なダイアリーであって前記クライアント端末に表示が可能な前記ダイアリーを、管理する情報管理装置であって、前記ダイアリーが前記投稿の権限を持たないユーザに対して開すべきものであるか否かを示す情報である公開設定情報を記憶する記憶手段を備える情報管理装置で読み取り実行が可能なプログラムであって、
前記情報管理装置を、
前記記憶手段に記憶される前記ダイアリーへ反映させるべく投稿される前記コメントであって、前記コメント投稿サイトに投稿するための当該コメント前記投稿の権限をもったユーザの前記クライアント端末から受付ける受付手段と、
前記受付手段にて受付けられた前記コメントを含む前記ダイアリーを、前記記憶手段に記憶される前記公開設定情報に基づいて、前記投稿の権限を持たないユーザに対して公開すべきものであるか否か判定する判定手段と、
前記受付手段にて受付けられた前記コメントを含む前記ダイアリーへアクセス可能なリンク情報を生成する生成手段と、
前記受付手段によって投稿を受付けた前記コメントが反映される前記ダイアリーの前記公開設定情報に基づいて、前記判定手段によって、当該コメントが反映される当該ダイアリーが前記投稿の権限を持たないユーザに対して公開すべきものであると判定された場合に当該コメントを、前記生成手段によって生成された前記リンク情報とともに、前記コメント投稿サイトに送信し、一方、当該コメントが反映される当該ダイアリーが前記投稿の権限を持たないユーザに対して公開すべきものでないと判定された場合には、前記リンク情報を送信することなく、当該コメントを前記コメント投稿サイトに送信する送信手段として機能させることを特徴とするプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
情報管理装置制御方法及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
画像登録サイトに登録した画像にコメントを加え、日付で管理することで、簡単な写真付日記(ダイアリー)を作成することができ、作成した日記をウエブ上で公開することがきる。また作成した日記を他人にも見せたい場合は、URLといった日記へアクセス可能な情報を他人に教えることで、他人は簡単に作成した日記にアクセスすることができる。
ウエブ日記を作成する方法としては以下のような技術が開示されている。
先行文献1においては、画像とコメントを受け付けて、ウエブ上で公開する画像日記を作成する技術が開示されている。
【0003】
また、自分か作成したウエブ日記を閲覧するユーザを広げるためには、ある投稿サイトに投稿した内容と同じ内容をコピーして、別の投稿サイトに同時に投稿すればよい。
WEBサイト同士をリンクする方法としては以下のような技術が開示されている。
【0004】
先行文献2においては、文章が投稿されたWEBサイト同士をリンクさせるために、情報処理装置からWEBサイトに文章が投稿された場合に、当該WEBサイトのURLを保存し、WEBサイト同士をリンクさせる技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2005−84901号公報
【特許文献2】特開2009−134574号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら従来技術では、画像管理サイト内から外部サイトにコメントを投稿する場合に、コメントに外部サイトから画像管理サイトに誘導する情報を付加することができるが、画像管理サイト内で管理される画像の公開権限にあわせて、投稿するコメントに外部サイトから画像管理サイトに誘導する情報を付加することはできないという問題があった。
【0007】
本願発明は、情報管理サイト内から外部サイトにコメントを投稿する場合に、情報管理サイト内で管理される情報の公開権限に合わせて、投稿するコメントに外部サイトから情報管理サイトに誘導する情報を付加することができる仕組みを提供すること。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本願発明は、クライアント端末およびコメント投稿サイトに通信可能に接続された情報管理装置であって、当該情報管理装置への投稿の権限をもったユーザの前記クライアント端末からのコメントの受付が可能なダイアリーであって前記クライアント端末に表示が可能な前記ダイアリーを、管理する情報管理装置であって、前記ダイアリーが前記投稿の権限を持たないユーザに対して公開すべきものであるか否かを示す情報である公開設定情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶される前記ダイアリーへ反映させるべく投稿される前記コメントであって、前記コメント投稿サイトに投稿するための当該コメントを、前記投稿の権限をもったユーザの前記クライアント端末から受付ける受付手段と、前記受付手段にて受付けられた前記コメントを含む前記ダイアリーを、前記記憶手段に記憶される前記公開設定情報に基づいて、前記投稿の権限を持たないユーザに対して公開すべきものであるか否か判定する判定手段と、前記受付手段にて受付けられた前記コメントを含む前記ダイアリーへアクセス可能なリンク情報を生成する生成手段と、前記受付手段によって投稿を受付けた前記コメントが反映される前記ダイアリーの前記公開設定情報に基づいて、前記判定手段によって、当該コメントが反映される当該ダイアリーが前記投稿の権限を持たないユーザに対して公開すべきものであると判定された場合には、当該コメントを、前記生成手段によって生成された前記リンク情報とともに、前記コメント投稿サイトに送信し、一方、当該コメントが反映される当該ダイアリーが前記投稿の権限を持たないユーザに対して公開すべきものでないと判定された場合には、前記リンク情報を送信することなく、当該コメントを前記コメント投稿サイトに送信する送信手段とを備えることを特徴とする。
【0009】
また、前記記憶手段は、前記コメント投稿サイトにログイン可能な情報であるログイン情報をさらに記憶し、前記送信手段は、前記受付手段によって投稿を受付けた前記コメントとともに前記ログイン情報を送信することを特徴とする。
【0010】
また、前記記憶手段は、前記送信手段の送信先として複数のコメント投稿サイトのリンク情報をさらに記憶し、前記送信手段は、前記記憶手段に記憶されている前記複数のコメント投稿サイトのリンク情報に基づいて、前記コメントと前記リンク情報と前記ログイン情報とを、当該1または複数の投稿サイトに送信することを特徴とする。
【0011】
また、前記記憶手段は、それぞれの前記コメント投稿サイトにおいて表示が可能なコメントの文字数である、最大文字数をさらに記憶し、前記コメント投稿サイトに前記コメントを送信する場合、前記送信手段は、前記コメント投稿サイトごとのそれぞれの前記最大文字数に基づいて、前記コメントの文字数を前記コメント投稿サイトごとに制御して送信することを特徴とする。
【0012】
また、前記情報管理装置は、前記リンク情報を短縮した情報である短縮リンク情報を生成するサイトである短縮サイトに通信可能に接続されており、前記生成手段により生成されたリンク情報を、前記短縮サイトに送信するリンク情報送信手段と、前記短縮サイトから前記短縮リンク情報を受信する短縮リンク情報受信手段とをさらに備え、前記コメント投稿サイトに前記コメントを送信する場合、前記送信手段は、前記コメント投稿サイトごとのそれぞれの前記最大文字数に基づいて、前記生成手段によって生成され前記リンク情報送信手段によって前記短縮サイトに送信された前記リンク情報を基に前記短縮サイトにて生成され前記短縮リンク情報受信手段によって受信した前記短縮リンク情報を含む前記コメントを、当該コメントの文字数を前記コメント投稿サイトごとに制御して送信することを特徴とする。
【発明の効果】
【0013】
本願発明により、情報管理サイト内から外部サイトにコメントを投稿する場合に、情報管理サイト内で管理される情報の公開権限に合わせて、投稿するコメントに外部サイトから情報管理サイトに誘導する情報を付加することができる仕組みを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1】コメント管理システムのシステム構成を示す図である。
図2】ハードウエア構成を示す図である。
図3】画像管理装置がクライアント端末に表示指示する画面の1例を示す図である。
図4】画像管理装置がクライアント端末に表示指示する画面の1例を示す図である。
図5】コメント管理装置がクライアント端末に表示指示する画面の1例を示す図である。
図6】画像管理装置がクライアント端末に表示指示する画面の1例を示す図である。
図7】画像管理装置がクライアント端末に表示指示する画面の1例を示す図である。
図8】画像管理装置がクライアント端末に表示指示する画面の1例を示す図である。
図9】コメント管理システムのフローチャートを示す図である。
図10】コメント管理システムのフローチャートを示す図である。
図11】コメント管理システムのフローチャートを示す図である。
図12】コメント管理システムのフローチャートを示す図である。
図13】コメント管理システムのフローチャートを示す図である。
図14】コメント管理システムのフローチャートを示す図である。
図15】画像管理装置が管理するデータテーブルを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
図1を説明する。
図1は、本願発明のコメント管理システムが構成するシステム構成図である。
【0016】
100は画像管理サーバ(画像管理装置)であり、クライアント端末200と通信可能に接続され、クライアント端末から登録(アップロード)された画像の画像情報を管理するオンラインアルバムである画像管理サイトである。さらにコメント投稿サイト101に通信可能に接続され、画像管理サイト内のダイアリーにコメントを入力し登録すると同時に、画像管理サイト内からコメント投稿サイトに同じコメントを投稿(送信)できるマルチポストが可能である。
【0017】
また、本願発明の画像管理装置100は、ユーザ登録をしたユーザが、ダイアリー(日記)のように、日毎に画像と文章(コメント)を登録(アップロード)することができる。
なお、画像管理サーバ100は、画像とコメントを管理するブログサイト(ダイアリーサイト)であってもよい。
【0018】
101はコメント管理サーバ(コメント投稿サイト)であり、画像管理サーバ100から投稿したコメントを登録することができるWEBサイトである。さらにクライアント端末201からもコメントを投稿することもできる。
【0019】
200、201はクライアント端末であり、クライアント端末のWEBブラウザを介して、画像管理サーバ100のコンテンツ(画像管理サイト)及びコメント管理サーバ101のコンテンツ(コメント投稿サイト)にアクセスすることができる。
図2を説明する。
図2は画像管理サーバ100、コメント管理サーバ101及びクライアント端末200、クライアント端末201のハードウエア構成を示す図である。
図2において、401はCPUで、システムバス404に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。
【0020】
ROM402あるいは外部メモリ411には、CPU401の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。
【0021】
403はRAMで、CPU401の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU401は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM402あるいは外部メモリ411からRAM403にロードして、該ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
405は入力コントローラで、キーボード(KB)409や不図示のマウス等のポインティングデバイス等からの入力を制御する。
【0022】
406はビデオコントローラで、表示部410への表示を制御する。なお、表示部410はCRTだけでなく、液晶ディスプレイ等の他の表示器であってもよい。これらは必要に応じて管理者が使用するものである。また表示部は指やペン等にてユーザが表示画面内の対象位置を指定するタッチパネル機能を含むものであってもよい。
【0023】
407はメモリコントローラで、ブートプログラム,各種のアプリケーション,フォントデータ,ユーザファイル,編集ファイル,各種データ等を記憶するハードディスク(HD)や、フレキシブルディスク(FD)、或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ411へのアクセスを制御する。
【0024】
408は通信I/Fコントローラで、ネットワーク(通信回線)300を介して外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いた通信等が可能である。
【0025】
なお、CPU401は、例えばRAM403内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、CRT上での表示を可能としている。また、CPU401は、CRT上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
【0026】
本発明を実現するための後述する各種プログラムは、画像管理サーバ100の外部メモリ411に記録されており、必要に応じてRAM403にロードされることによりCPU401によって実行されるものである。さらに、上記プログラムの実行時に用いられるデータファイル及びデータテーブル等も、外部メモリ411または画像管理サーバ100の記憶手段に格納されており、これらについての詳細な説明も後述する。
図3を説明する。
【0027】
図3は、ステップS104でクライアント端末200が表示するダイアリー画面である。この画面は、ダイアリーを管理する(ダイアリーを作成した)ユーザ(ダイアリー管理者)ダイアリーを公開にするか非公開にするかを設定可能な画面である。
【0028】
501は、ステップS108でクライアント端末を操作するユーザが公開か非公開かのいずれかを選択するプルダウンメニューであり、画像管理サーバ100に表示中のダイアリーに関する公開設定情報を送信する。
513は、画像(写真)であり、画像管理サーバ100にダイアリー管理者が登録し、ダイアリー毎にダイアリー管理者が選択した画像である。
514は、ユーザアカウント(username)であり、画像管理サーバ100にログイン認証されたユーザ情報(ユーザID)を表示する。
図4を説明する。
【0029】
図4は、ステップS104でクライアント端末200が表示するダイアリー画面である。なお図3の501はこの画面に含まれていてもよい。この画面は、ダイアリーを管理する(ダイアリーを作成した)ユーザ(ダイアリー管理者)ダイアリーに対するコメント(文章)を入力可能な画面である。さらにこの画面は、ダイアリーを管理する(ダイアリーを作成した)ユーザ(ダイアリー管理者)入力したコメントを画像管理サイト及びコメント投稿サイトに登録可能な画面である。
【0030】
502は、ステップS106でクライアント端末を操作するユーザが入力するコメント入力欄であり、画像管理サーバ100に表示中のダイアリーに関するコメントを送信する。
【0031】
503は、ステップS107でクライアント端末を操作するユーザがコメントの送信を要求するコメント送信要求であり、画像管理サーバ100に表示中のダイアリーに関するコメントを送信する。
504は、ダイアリーに表示する画像(図3の513)を選択するためのボタンである。
512は、ステップS107で送信後に、画像管理サーバ100に登録された後に、ステップS214で表示指示されたコメントである。
図5を説明する。
図5は、ステップS404でクライアント端末201が表示するコメント画面である。この画面は一般ユーザが閲覧可能な画面である。
図5の上図は、ダイアリーが公開されている場合に、表示する画面である。
505のコメント内にはステップS207生成したリンク情報(URL)が含まれている。
【0032】
507は、コメント画面を閲覧した一般ユーザが、ユーザ「Su3desu」に対して、当該コメント投稿サイト内で『サイトにアクセスする方法をおしえてよ。』等の返信のコメントをする場合に押下するボタンであり、ボタン押下後に、返信のコメントを入力することが可能になる。
図5の下図は、ダイアリーが公開されていない(非公開)場合に、表示する画面である。
506は、ステップS202で受け付けたコメントと同じコメントが表示される。
図6を説明する。
【0033】
図6は、ステップS504でクライアント端末201が表示するダイアリー画面である。この画面は、ダイアリーが公開されている場合に、一般ユーザが閲覧可能な画面である。
509は、ステップS107で送信後に、画像管理サーバ100に登録された後に、ステップS214で表示指示されたコメントと同じコメントである。
図7を説明する。
図7は、ステップS601でクライアント端末200がユーザアカウント情報を画像管理サーバ100に送信可能な共有ユーザアカウント設定画面である。
510は、コメント投稿サイト毎に入力されたユーザアカウント情報を画像管理サーバ100に送信することが可能なボタン(設定)である。
コメント投稿サイト(Tw)にログイン可能なユーザアカウントは「Su3desu」である。
コメント投稿サイト(mix)にログイン可能なユーザアカウントは「12049803213」である。
【0034】
ユーザアカウント「Su3desu」が送信されると、図15の下図(マルチポスト設定情報)のOpenIDにコメント投稿サイト(Tw)と対応して登録される。
【0035】
ユーザアカウント「12049803213」が送信されると、図15の下図(マルチポスト設定情報)のOpenIDにコメント投稿サイト(mix)と対応して登録される。
図8を説明する。
図8は、ステップS701でクライアント端末200がマルチポスト設定を画像管理サーバ100に送信可能なマルチポスト設定画面である。
51は、コメント投稿サイト毎にチェックされたコメント投稿サイト情報を画像管理サーバ100に送信することが可能なチェックボックスである。
ここで、コメント投稿サイト(Tw)にはチェックマークがあるので、ステップS208またはステップS209でコメントが送信される。
ここで、コメント投稿サイト(Fb)にはチェックマークがないので、ステップS208またはステップS209でコメントが送信されない。
チェックマークがある場合は、図15の下図(マルチポスト設定情報)のマルチポスト設定が○になる。
チェックマークがない場合は、図15の下図(マルチポスト設定情報)のマルチポスト設定が空欄になる。
図9を説明する。
【0036】
図9は、ダイアリーを管理する(ダイアリーを作成した)ユーザ「Su3desu」(ダイアリー管理者)のダイアリー画面表示要求処理を示すフローチャートである。
CからステップS101に進む。
【0037】
ステップS101では、クライアント端末200は、画像管理サーバ100である画像管理サイトのURLを介して画像管理サイトにアクセスした後に、画像管理サーバ100にユーザ情報及びパスワードを含むログイン要求(ユーザ情報及びパスワード)とダイアリー画面の表示要求(図3または図4のいずれか)を送信する。
ここで送信する画像管理サイトにログイン可能な情報に含まれるユーザ情報は例えば「Su3desu」である。
ステップS102では、画像管理サーバ100は、ログイン要求を受け付ける。
ステップS103では、画像管理サーバ100は、ログイン認証に従ってユーザ毎の画像管理サイト内のダイアリー画面の表示指示をする。
ステップS104では、クライアント端末200は、ダイアリー画面(図3または図4のいずれか)を表示部に表示する。
ステップS105では、クライアント端末200におけるユーザの画面選択操作であり、ユーザの選択に従って、操作ボタンが選択される。
【0038】
ステップS106では、クライアント端末200においてコメント欄(図4の502)にコメントが入力される。例えばここで入力されるコメントは『サイトにアップしたよ。』である。
ステップS107では、クライアント端末200で、投稿ボタン(図4の503)が押下される。押下されると、Aに進む。
【0039】
さらにここで投稿ボタン(図4の503)を用いてコメントを投稿できるのは、本願発明の画像管理装置がログイン認証したユーザ(登録画像の管理ユーザ)のみでなくログイン認証しない一般のユーザもコメントを投稿できる。この場合一般のユーザは画像(ダイアリー画面)が、管理ユーザにより公開設定にされているので、ステップS106でコメントを入力することができる。
【0040】
ステップS108では、クライアント端末200で、ユーザにより選択された画像の閲覧権限をユーザが設定するために、閲覧権限の切り替えタブ(図3の501)を用いて公開または非公開のいずれかが選択される。選択されると、Bに進む。ここで、公開を選択した場合は、本願発明の画像管理装置がログイン認証したユーザ(登録画像の管理ユーザ)のみが閲覧可能な画像(ダイアリー画面)となり、ここで、非公開を選択した場合は、ログイン認証をせずにすべてのユーザ(一般ユーザ)が閲覧可能な画像(ダイアリー画面)となる。
【0041】
さらにここで閲覧権限の切り替えタブ(図3の501)を用いて公開または非公開のいずれかが選択できるのは、本願発明の画像管理装置がログイン認証したユーザ(登録画像の管理ユーザ)のみである。よって本願発明の画像管理装置がログイン認証したユーザ(登録画像の管理ユーザ)のみが画像(ダイアリー画面)の閲覧権限を設定することが可能であり、つまりステップS207で画像(ダイアリー画面)へのリンク情報を生成し、追加するかいなかを選択することができる。
図10を説明する。
図10は、ダイアリー管理者が行うコメント投稿処理を示すフローチャートである。
AからステップS201に進む。
【0042】
ステップS201では、クライアント端末200は、画像管理サーバ100に、ステップS106で入力されたコメント及び画像管理サーバ100に登録されている画像を識別可能な情報を送信する。
【0043】
ステップS202では、画像管理サーバ100は、クライアント端末から登録され、ダイアリーに画面に表示されている画像に対するコメント『サイトにアップしたよ。』を受け付ける(コメント受付手段)。
さらにここで、受け付けたコメントは、画像管理サーバ100が管理する図示しないデータベースに登録する。
【0044】
ステップS203では、画像管理サーバ100は、ユーザ毎のマルチポストデータ(図15の下段)を参照し、複数のコメント投稿サイトの中からどのコメント投稿サイトにステップS202で受け付けたコメントを送信するかを読み出す。。例えば、マルチポストデータ複数のコメント投稿サイトが設定されていれば、設定されている全てのコメント投稿サイトにコメントを送信する。
【0045】
ステップS204では、画像管理サーバ100は、ユーザ毎のマルチポストデータ(図15の下段)を参照し、ステップS203で読み出されたコメント投稿サイト毎に、投稿可能なコメント文字数の最大値を読み出す。例えば、コメント投稿サイトAは140文字までが、投稿可能なコメントの文字数であり、コメント投稿サイトCは420文字までが、投稿可能なコメントの文字数である。
【0046】
ステップS205では、画像管理サーバ100は、ユーザ毎のマルチポストデータ(図15の下段)を参照し、ステップS203で読み出されたコメント投稿サイト毎にコメント投稿サイトにユーザログイン可能なログイン情報(ユーザID及びパスワード)を読み出す。例えば、コメント投稿サイトAは「Su3desu」がログイン情報であり、コメント投稿サイトAは「12049803213」がログイン情報である。
【0047】
ステップS206では、画像管理サーバ100は、ステップS202でコメントとともに受け付けた画像情報と一致する画像情報を画像情報データ(図15の上段)から検索し、検索した画像情報の公開設定が公開であるかいなかを判定する(公開判定手段)。
ここで公開であると判定した場合には、ステップS207に進む。
ここで公開ではない(非公開である)と判定した場合には、ステップS208に進む。
【0048】
ステップS207では、画像管理サーバ100は、画像管理サーバ100に登録されているステップS202で受け付けた画像情報と一致する画像にアクセス可能なリンク情報を生成する。リンク情報はURLであり、例えばhttp://xxxxxxx.co.jp/ダイアリー/[user_ID]/[entry_ID]である。このURLはステップS201でコメントを送信した画面にログイン可能でかつアクセス可能なURLである。
【0049】
さらにここでは画像管理サーバ100は、ステップS203で読み出されたコメント投稿サイト毎の文字数に従って、コメント投稿サイト毎に送信するコメントの文字数を制御する。
【0050】
例えば、コメント投稿サイト毎の文字数の上限を超える場合には、ステップS202で受け付けたコメントを一部削除する。ステップS207で生成したURLを短縮URLにする等、コメント投稿サイト毎の文字数の上限を、コメント投稿サイト毎に考慮する。
【0051】
ステップS208では、画像管理サーバ100は、ステップS209で生成したURLとともにステップS202で受け付けたコメント『サイトにアップしたよ。』にステップS207で生成した『http://xxxxxxx.co.jp/ダイアリー/[user_ID]/[entry_ID]』を含めて、ステップS203で読み出したコメント投稿サイト毎に送信する(コメント送信手段)。
【0052】
さらにここでは、ステップS203で読み出したコメント投稿サイト毎に送信する前に、ステップS202で受け付けたコメントの文字数とステップS204で読み出した表示可能なコメントの文字数に従って、送信するコメントの文字数を制御する(文字数制御手段)。
【0053】
これにより、コメント投稿サイト毎に指定されたにコメントを表示するコメントの文字数には許容範囲(最大値)があり、ステップS202で受け付けたコメント『サイトにアップしたよ。』にステップS207で生成した『http://xxxxxxx.co.jp/ダイアリー/[user_ID]/[entry_ID]』を加えた文字数が、コメント投稿サイト毎の許容範囲を超えてしまった場合には、ステップS202で受け付けたコメントの一部を削除したり、ステップS207で生成したURLを短縮したりすることにより許容範囲内の文字数に収まるように送信するコメントの文字数を制御することが可能となる。つまりユーザは、コメント投稿サイト毎に指定されたにコメントの最大文字数を知らなくても、ステップS106でコメントを入力することができる。
【0054】
ステップS207で生成したURLを短縮する方法は、コメント投稿サイト毎の許容範囲に係らず、行ってもよい。URLの短縮は、ステップS207でURLを作成した後に、外部サイトであるURLを短縮するサイト(図示しない短縮URLサーバ)にステップS207で生成したURLを送信し、短縮URLサーバがステップS207で生成したURLを短縮し、ステップS207で生成したURLと関連付けた後に短縮URL(例えば、『http://x/xx』)を受信する。
【0055】
さらにここではステップS205で読み出したコメント投稿サイトにログイン可能な情報とともに送信することで、画像管理サーバ100がコメント投稿サイトにログイン要求をすることができ、コメント投稿サイトに直接コメントを投稿する場合と同じようにコメントを投稿することができる。
ここで送信するコメント投稿サイトにログイン可能な情報に含まれるユーザ情報は例えば「Su3desu」である。
【0056】
ステップS209では、画像管理サーバ100は、ステップS202で受け付けたコメント『サイトにアップしたよ。』をコメント投稿サイトのURLを介してステップS203で読み出したコメント投稿サイト毎に送信する(コメント送信手段)。
【0057】
さらにここでは、ステップS203で読み出したコメント投稿サイト毎に送信する前に、ステップS202で受け付けたコメントの文字数とステップS204で読み出した表示可能なコメントの文字数に従って、送信するコメントの文字数を制御する(文字数制御手段)。
【0058】
これにより、コメント投稿サイト毎に指定されたにコメントを表示するコメントの文字数には許容範囲(最大値)があり、ステップS202で受け付けたコメント『サイトにアップしたよ。』の文字数が、コメント投稿サイト毎の許容範囲を超えてしまった場合には、ステップS202で受け付けたコメントの一部を削除することにより許容範囲内の文字数に収まるように送信するコメントの文字数を制御することが可能となる。
【0059】
さらにここではステップS205で読み出したコメント投稿サイトにログイン可能な情報とともに送信することで、画像管理サーバ100がコメント投稿サイトにログイン要求をすることができ、コメント投稿サイトに直接コメントを投稿する場合と同じようにコメントを投稿することができる。
ここで送信するコメント投稿サイトにログイン可能な情報に含まれるユーザ情報は例えば「Su3desu」である。
ステップS210では、コメント管理サーバ101(コメント投稿サイト)は、画像管理サーバ100からログイン情報及びコメントを受け付ける。
【0060】
ステップS211では、コメント管理サーバ101(コメント投稿サイト)は、ステップS210で受け付けたコメントを、他のクライアント端末からのURL送信により、コメントの表示要求があった場合に表示するために、ステップS210で受け付けたログイン情報及びコメントを対応づけてコメントデータ(文章またはURLを含む文章)をコメント管理サーバ101が管理するデータベースに登録する。
ステップS211では、コメント管理サーバ101(コメント投稿サイト)は画像管理サーバ100にコメントデータの登録が完了したことを通知する。
ステップS212では、画像管理サーバ100は、コメント管理サーバ101(コメント投稿サイト)から登録完了の通知を受け付ける。
ステップS213では、画像管理サーバ100は、ユーザ毎のダイアリー画面に戻るべく、ダイアリー画面(図3または図4のいずれか)の表示指示をする。
【0061】
さらにここでは、図4の512の領域には、ステップS202で受け付けたコメントは、画像管理サーバ100が管理する図示しないデータベースにも登録されているので『サイトにアップしたよ。』も合わせて表示指示する。
表示指示すると、Cに進む。
図11を説明する。
図11は、ダイアリー管理者が行う公開設定切り替え処理を示すフローチャートである。
BからステップS301に進む。
【0062】
ステップS301では、クライアント端末200は、ログイン認証されたユーザにのみ表示されるプルダウンメニュー(図3の501)から公開または非公開のいずれか1つが、ログイン認証されたユーザにより選択され、画像管理サーバ100に選択された公開設定を送信する。
【0063】
ここで非公開とは、画像管理サーバ100にログイン認証されたユーザのみが閲覧できる設定であり、ダイアリー毎に含まれる画像(図3の513)とコメント(図3の512)はログイン認証されていない一般のユーザは閲覧することはできない。
【0064】
一方、公開とは、画像管理サーバ100にログイン認証されていない一般のユーザが閲覧することができ、クライアント端末から、画像管理サーバ100のURLを送信するだけで、公開設定されたダイアリー画面中の画像とコメントを閲覧することができる。
ここで画像を特定するために、画像情報である例えば『kkkk.jpeg』を合わせて送信する。
ステップS302では、画像管理サーバ100は、公開設定を受け付ける。
ステップS303では、画像管理サーバ100は、受け付けたダイアリー毎の公開設定が公開であるかを判定する。
公開であると判定した場合は、ステップS304に進む。
公開でない(非公開である)と判定した場合は、ステップS306に進む。
【0065】
ステップS304では、画像管理サーバ100は、ユーザ毎の画像情報データを読み出し、画像情報『kkkk.jpeg』に対応する公開情報を「公開」に設定する。
【0066】
ステップS305では、画像管理サーバ100は、ログイン認証されたユーザ毎のダイアリー画面(ダイアリー公開設定用画面)に戻るべく、ダイアリー画面(図3)の表示指示をする。
表示指示すると、Cに進む。
【0067】
ステップS306では、画像管理サーバ100は、ユーザ毎の画像情報データを読み出し、画像情報『kkkk.jpeg』に対応する公開情報を「非公開」に設定する。
図12を説明する。
図12は、一般ユーザが行うコメント表示要求処理を示すフローチャートである。
【0068】
ステップS401では、クライアント端末201は、コメント管理サーバ101であるコメント投稿サイトのURLを介してコメント投稿サイトにアクセスした後に、ステップS211でコメント投稿サイト内に既に登録されたコメントまたはユーザアカウント(ユーザ情報)をコメント投稿サイト内で検索し、検索したコメント画面の表示要求(図5)を、コメント管理サーバ101に送信する。
ここで検索するユーザ情報は例えば「Su3desu」である。
ステップS402では、コメント管理サーバ101は、クライアント端末201からコメント画面の表示要求を受け付ける。
ステップS403では、
【0069】
コメント管理サーバ101は、ステップS402で受け付けたユーザ毎のコメント投稿サイト内のコメント画面(図5)をクライアント端末200に表示指示をする。
ステップS404では、クライアント端末200は、コメント画面(図5の上図まはた下図のいずれか1つ)を表示部に表示する。
【0070】
ここでは、図5の505のようにダイアリーが公開である場合はコメントにダイアリーにアクセス可能なURL『http://xxxxxxx.co.jp/ダイアリー/[user_ID]/[entry_ID]』が含まれているが、図5の506のようにダイアリーが非公開である場合はコメントにURLは含まれない。
【0071】
これによりコメントを見たユーザアカウント「Su3desu」ではない一般のユーザは、コメントからダイアリーがあることは認識することができるが、これによりコメントからダイアリーにアクセスすることはできないので、ダイアリーへのアクセス方法は、表示されているコメントに返信(図5の507)することで問い合わせすることができ、つまりコメント投稿サイトからにユーザアカウント「Su3desu」に連絡することができる。
【0072】
ステップS406では、クライアント端末200におけるユーザの画面選択操作であり、図5の505のようなコメント画面(ダイアリー公開時)が表示されている時に、ユーザの選択に従って、コメントに含まれるURL『http://xxxxxxx.co.jp/ダイアリー/[user_ID]/[entry_ID]』部分が選択(クリック)される。
ここでは図5の506のようなコメント画面(ダイアリー非公開)が表示されている時には選択(クリック)できない。
URL『http://xxxxxxx.co.jp/ダイアリー/[user_ID]/[entry_ID]』部分がクリックされると、Dに進む。
ステップS407では、クライアント端末200で、コメントするボタン(図5の507)が押下される。
【0073】
そのあとに、図示しないコメント入力画面が表示され、クライアント端末200でコメントが入力される。例えばここで入力されるコメントは『サイトにアクセスする方法をおしえてよ。』である。コメントにURLが含まれていない場合(ダイアリー非公開時)には、このように、質問することで、一般のユーザは画像管理サーバ100で管理されるダイアリーの公開を促したり、ダイアリーへのアクセス方法を、コメント管理サーバ101を介して問い合わせすることができる。
コメントを入力すると、入力したコメントをコメント管理サーバ101に送信する。
【0074】
ステップS408では、コメント管理サーバ101(コメント投稿サイト)は、クライアント端末200からコメントを送信するユーザ情報(ユーザアカウント)とコメントを受け付ける。
【0075】
ステップS409では、コメント管理サーバ101(コメント投稿サイト)は、ステップS408で受け付けたコメントを、他のクライアント端末からのURL送信により、コメントの表示要求があった場合に表示するために、ステップS408で受け付けたユーザ情報及びコメントを対応づけてコメントデータ(文章またはURLを含む文章)をコメント管理サーバ101が管理するデータベースに登録し、処理を終了する。
図13を説明する。
図13は、一般ユーザが行う、ダイアリー画面表示要求処理を示すフローチャートである。
【0076】
ステップS501では、クライアント端末201は、画像管理サーバ100にダイアリー画面(図6)の表示要求をするためにURL『http://xxxxxxx.co.jp/ダイアリー/[user_ID]/[entry_ID]』を送信する。
ステップS502では、画像管理サーバ100は、クライアント端末201からダイアリー画面の表示要求を受け付ける。
【0077】
ステップS503では、画像管理サーバ100は、ステップS502で受け付けたURL従って、一般ユーザがアクセス可能な画像管理サイト内のダイアリー画面(図6)の表示指示をする。
ステップS504では、一般ユーザのクライアント端末201は、ダイアリー画面(図6)を表示部に表示する。
図14を説明する。
図14の上図は、ダイアリー管理者が行うログイン情報登録処理を示すフローチャートである。
【0078】
ステップS601では、図7のマルチポストアカウント設定画面を用いて、クライアント端末200は、画像管理サーバ100にマルチポスト設定するコメント投稿サイトのログイン情報を送信する。
図7はマルチポストアカウント設定が終了した画面である。
ここで送信するログイン情報とは、コメント投稿サイト毎のログイン情報(ユーザ情報)である。
例えば、コメント投稿サイト「Tw」のユーザアカウントである「Su3desu」を送信する。
例えば、コメント投稿サイト「Fb」のユーザアカウントである「12049803213」を送信する。
ステップS602では、画像管理サーバ100は、ユーザアカウントを受け付ける。
【0079】
ステップS603では、画像管理サーバ100は、受け付けたユーザアカウントをマルチポストデータ(図15の下図)のOpenIDにコメント投稿サイトに対応づけて登録する。
図14の下図は、ダイアリー管理者が行うマルチポスト登録処理を示すフローチャートである。
【0080】
ステップS601では、図7のマルチポスト指定画面を用いて、クライアント端末200は、画像管理サーバ100にマルチポストに指定するコメント投稿サイトの指定情報を送信する。
図7はマルチポスト指定が終了した画面である。
【0081】
ここで送信する指定情報とは、ステップS202で受け付け、ステップS203で読み出す、コメントを送信するコメント投稿サイトを予め指定する情報である。
例えば、コメント投稿サイト「Tw」を指定する。
例えば、コメント投稿サイト「Fb」及び「Tw」といった複数のコメント投稿サイトを指定する。
ステップS602では、画像管理サーバ100は、指定されたコメント投稿サイトを受け付ける。
【0082】
ステップS603では、画像管理サーバ100は、受け付けたユーザ毎のマルチポストデータ(図15の下図)のマルチポスト設定にコメント投稿サイトに対応づけて登録する。
【0083】
図15の上図はユーザ毎の画像情報テーブルであり、ユーザ毎(画像管理サイトのユーザアカウント毎)に画像情報データをリスト管理している。画像管理装置は、画像情報テーブルを外部メモリ411に記憶している(記憶手段)。
1つの画像情報データには、画像情報(画像を特定する情報)、登録日、登録名、公開情報を対応づけて管理されている。

画像情報データには、画像情報(画像ID)毎に公開情報を対応づけて記憶している。
【0084】
また画像情報は画像を特定する情報ではあるが、画像情報をユーザが作成した個別のダイアリーを特定する情報にしてもよい。なおこの場合はユーザが作成した個別のダイアリー毎に公開情報(公開または非公開)を画像情報に設定する。
登録日はユーザが画像を登録した日である。登録名はユーザが画像に登録した名称である。
【0085】
図15の下図はマルチポスト設定情報であり、ユーザ毎(画像管理サイトのユーザアカウント毎)にマルチポスト設定情報を管理している。画像管理装置100は、マルチポスト設定情報を外部メモリ411に記憶している。
マルチポスト設定情報には、投稿サイト(コメント投稿サイト)毎に最大文字数を対応づけて記憶している(マルチポスト情報記憶手段)。
最大文字数とは、コメント投稿サイトが表示可能なコメントの文字数である。
【0086】
マルチポスト設定情報には、投稿サイト(コメント投稿サイト)毎にマルチポスト設定(マルチポストの送信先)を対応づけて記憶している(マルチポスト情報記憶手段)。
ここで送信先として複数のコメント投稿サイトが記憶されている場合は、複数のコメント投稿サイト全てに送信する。
マルチポスト設定情報には、投稿サイト(コメント投稿サイト)毎にOpenID(ユーザアカウント)を対応づけて記憶している(ログイン情報記憶手段)。
【0087】
また、本願発明におけるプログラムは、図9図14に示すフローチャートの処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムであり、本願発明の記憶媒体は図9図14の処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムとして、外部メモリ411に記憶されている。
【0088】
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムを読出し実行することによっても、本願発明の目的が達成されることは言うまでもない。
【0089】
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本願発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
【0090】
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,DVD−ROM,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM,シリコンディスク等を用いることができる。
【0091】
また、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0092】
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0093】
また、本願発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本願発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本願発明を達成するためのプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本願発明の効果を享受することが可能となる。
【0094】
さらに、本願発明を達成するためのプログラムをネットワーク上のサーバ,データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本願発明の効果を享受することが可能となる。
なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本願発明に含まれるものである。
【符号の説明】
【0095】
100 画像管理サーバ(画像管理サイト)
101 コメント管理サーバ(コメント投稿サイト)
200 クライアント端末(ダイアリー管理者)
201 クライアント端末(一般ユーザ)
401 CPU
403 RAM
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15