特許第5688295号(P5688295)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5688295
(24)【登録日】2015年1月30日
(45)【発行日】2015年3月25日
(54)【発明の名称】照明器具組立体およびLED組立体
(51)【国際特許分類】
   F21S 2/00 20060101AFI20150305BHJP
   F21V 29/00 20150101ALI20150305BHJP
   F21V 19/00 20060101ALI20150305BHJP
   F21Y 101/02 20060101ALN20150305BHJP
【FI】
   F21S2/00 110
   F21V29/00 111
   F21V19/00 213
   F21Y101:02
【請求項の数】10
【全頁数】15
(21)【出願番号】特願2010-548873(P2010-548873)
(86)(22)【出願日】2009年2月26日
(65)【公表番号】特表2011-513922(P2011-513922A)
(43)【公表日】2011年4月28日
(86)【国際出願番号】US2009035321
(87)【国際公開番号】WO2009108799
(87)【国際公開日】20090903
【審査請求日】2012年2月21日
(31)【優先権主張番号】61/064,282
(32)【優先日】2008年2月26日
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】12/149,900
(32)【優先日】2008年5月9日
(33)【優先権主張国】US
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】509249829
【氏名又は名称】ジュルネ ライティング インク.
(74)【代理人】
【識別番号】100106297
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 克博
(74)【代理人】
【識別番号】100129610
【弁理士】
【氏名又は名称】小野 暁子
(72)【発明者】
【氏名】アレキサンダー、 クレイトン
(72)【発明者】
【氏名】マンデル、 ブランドン エス.
【審査官】 大町 真義
(56)【参考文献】
【文献】 特開2005−267964(JP,A)
【文献】 特開2005−071818(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2006/0076672(US,A1)
【文献】 特開2007−273209(JP,A)
【文献】 特開2007−273205(JP,A)
【文献】 特開2005−235778(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2005/0146884(US,A1)
【文献】 特開2004−327138(JP,A)
【文献】 特開2007−066718(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F21S 2/00
F21V 29/00
F21V 19/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
熱放散部材を有する照明組立体に取外し可能に設置することができる取外し可能なLEDモジュールであって、
LED照明素子と、
前記LED照明素子に結合され、前記LEDモジュールが前記照明組立体のソケットに結合されたときに前記熱放散部材の少なくとも一部または要素と弾性的に接触するように構成された熱インターフェース部材と、
前記熱インターフェース部材に動作可能に結合され、かつ前記LED照明素子と前記熱インターフェース部材の底面との間に配置された一つまたはそれ以上の弾性部材であって、前記熱インターフェース部材と前記熱放散部材の少なくとも一部または要素との間に圧縮力を発生させるために第1の位置から第2の位置へ移動するように構成され、前記LEDモジュールが前記照明組立体に設置されたとき、前記LEDモジュールが前記熱放散部材の一つまたはそれ以上の熱伝導面に熱的に接続されるようにする前記LEDモジュールの一つまたはそれ以上の弾性部材と、を備え、
前記LEDモジュールは、前記LEDモジュールを前記照明組立体のソケットと整列させ、前記LEDモジュールを前記ソケットに挿入して前記LEDモジュールを前記ソケットに対して回転させ、前記LEDモジュールが回転すると前記一つまたはそれ以上の弾性部材が変形することによって、前記照明組立体と結合される、取外し可能なLEDモジュール。
【請求項2】
照明器具と、
前記照明器具に取外し可能に結合された、LED照明素子を有する照明モジュールと、
前記照明モジュールが前記照明器具に取外し可能に結合されたときに圧縮力を発生し、これによって少なくとも前記照明モジュールの部分にほぼ軸方向の力を与え、少なくとも前記照明モジュールの部分を前記照明器具の表面または前記照明器具のソケットの表面と弾性的な接触状態に弾性的に維持し、それによって、少なくとも照明モジュールの部分を前記照明器具または前記照明器具のソケットに弾性的に結合するように構成された一つ以上の弾性部材と、を有し、
前記照明モジュールおよび前記照明器具の一方または両方が、その表面から延びる一つ以上の係合部材を有し、前記照明モジュールおよび前記照明器具の一方または両方は、前記照明モジュールを前記照明器具に結合したときに前記一つ以上の係合部材を取外し可能に受け入れるように構成された一つ以上のスロットを有し、
前記照明モジュールおよび前記ソケットの少なくとも一方に、弾性力により前記照明モジュールを前記ソケットに電気的に接続させる弾性導電部材が搭載され、
前記照明モジュールは、前記照明モジュールを前記照明組立体のソケットと整列させ、前記照明モジュールを前記ソケットに挿入して前記照明モジュールを前記ソケットに対して回転させ、前記照明モジュールが回転すると前記一つまたはそれ以上の弾性部材が変形することによって、前記照明組立体と結合される、照明器具組立体。
【請求項3】
前記ソケットが第1の係合部材を有し、前記照明モジュールが、前記第1の係合部材と係合するように適合された第2の係合部材を有し、
前記照明モジュールおよび前記ソケットが、非係合位置から係合位置へ互いに対して移動可能であり、
前記第1の係合部材は、前記係合位置で、前記第2の係合部材と係合して前記照明モジュールの少なくとも一部を前記ソケットに対してしっかりと位置付け、
前記一つまたはそれ以上の弾性部材は、前記係合位置で、前記照明モジュールが前記ソケットに係合したとき、前記照明モジュールと前記照明器具または照明器具のソケットの表面との間の熱的接触を維持する圧縮力を発生させる請求項2に記載の組立体。
【請求項4】
前記第1および第2の係合部材の少なくとも一方が変形して、前記照明モジュールと前記照明器具または照明器具のソケットの表面との間に前記熱的接触を形成するために圧縮力を発生させる請求項3に記載の組立体。
【請求項5】
前記照明モジュールと前記照明器具または照明器具のソケットの表面との間の圧縮力は、前記照明モジュールと前記熱放散部材との間の熱インピーダンスを低下させる請求項2に記載の組立体。
【請求項6】
前記LED照明要素は前記熱インターフェース部材と間接的に接触している請求項1に記載のモジュール。
【請求項7】
前記熱インターフェース部材は、前記LEDモジュールが前記ソケットに結合されたとき、前記LEDモジュールと前記熱放散部材との間に配置され、
前記熱インターフェース部材は、前記LEDモジュールが前記ソケットに結合されたとき前記LED照明要素と前記熱放散部材との間に熱エネルギーの経路をもたらすように構成される請求項1および6の何れか一項に記載のモジュール。
【請求項8】
前記一つまたはそれ以上の弾性部材は、半径方向外側に延びる弾性の変形可能な複数のリブを備える請求項1および6から7の何れか一項に記載のモジュール。
【請求項9】
前記第1の係合部材は突起部を備え、前記第2の係合部材は、前記突起部と解放可能に係合するスロットを備え、前記照明モジュールの前記ソケットに対する回転により、前記突起部が前記スロットに沿って移動させられ、前記一つまたはそれ以上の弾性部材が変形させられて、前記照明モジュールと前記熱放散部材の少なくとも一部または要素との間に圧縮力を発生させる請求項3、4および5の何れか一項に記載の組立体。
【請求項10】
前記LEDモジュールと前記ソケットとの間に電気的接続をもたらすために、前記LEDモジュールが前記ソケットに結合されたときに前記ソケット上の一つまたはそれ以上の電気接点と接触するように構成された一つまたはそれ以上の電気接点部材を前記LEDモジュール上にさらに備える請求項1および6から8の何れか一項に記載のモジュール。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、照明器具組立体の筺体に熱的および/または電気的に接続することができるLED組立体を対象とする。
【背景技術】
【0002】
ランプ、天井灯およびトラックライトなどの照明器具組立体は、多くの住宅および事業所における重要な器具である。そのような組立体は、領域を照明するのに使用されるだけでなく、領域の装飾の一部としても役立つことが多い。しかし多くの場合、照明器具組立体の中に形態および機能の両方を兼ね備えて一方または他方を損なわないようにするのは困難である。
【0003】
従来の照明器具組立体は、一般に白熱電球を使用する。白熱電球は廉価であるが、エネルギー効率が悪く発光効率が不十分である。白熱電球の短所に対処するために、螢光灯、高輝度放電(HID)灯、および発光ダイオード(LED)などの、よりエネルギー効率が良く、より長寿命の照明源を使用する方策が行なわれている。螢光灯およびHID灯は、電球を通る電力の流れを調整する安定器を必要とし、したがって標準的な照明器具組立体に組み込むのが困難なことがある。したがって、以前は特別の用途向けに用いられたLEDが、次第に、より通常の照明器具組立体向けの光源と見なされつつある。
【0004】
LEDには、白熱電球、蛍光灯、およびHID灯に対して多くの利点がある。例えば、LEDは、白熱電球よりワット当りの光が強く、減光したとき照明色が変化せず、固体ケースの内部に構築することができて保護および耐久性の向上をもたらす。また、LEDは非常に長い寿命を有し、通常の使用状態では100,000時間の寿命であり、これは最も良い蛍光灯およびHID電球の寿命の2倍程度であって、最も良い白熱電球の寿命より20倍長い。その上、LEDは、白熱電球、蛍光灯、およびHID灯のように急激に燃え尽きるのでなく、一般に時間が経つにつれて徐々に減光して故障する。LEDは、安定器の必要がなくサイズが小さいことでも蛍光灯に対して望ましいものであり、非常に小さくプリント回路基板上に容易に搭載して大量生産することができる。
【0005】
LEDには、白熱電球、蛍光灯、およびHID灯に対して様々な利点があるが、LEDの放射熱を適切に制御しかつ分散させる方法の問題がLEDの広範な採用を妨げている。LEDの性能は、しばしば動作環境の周囲温度に左右され、中程度に高い周囲温度の環境でLEDを作動させるとLEDの過熱および早期故障に繋がるほどである。その上、領域を全面的に十分な明るさで照光するように長時間にわたってLEDを作動させることも、LEDの過熱および早期故障を引き起こす恐れがある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
したがって、高出力LEDは、LED製造業者が公表する平均寿命を達成するには、放熱デバイスに直接、熱的結合する必要がある。これによって、所与の照明器具にアップグレードまたは交換することができない照明器具組立体が生じることになる。例えば、従来、LEDは熱放散器具の筺体に取り外せないように結合されており、エンドユーザは、LEDの寿命終了後に組立体の全体を廃棄しなければならない。
【課題を解決するための手段】
【0007】
照明器具組立体の一実施形態は、LEDからの熱を、熱パッドなどの圧縮荷重がかかった部材を介して照明器具の筺体へ直接伝達することができ、これら2つの間の適切な熱伝導が可能になる。さらに、照明器具組立体の特定の実施形態により、LED技術が進歩したとき、製造中に金属スプリングを使用することなく熱的結合を伴う取外し可能なLED光源、またはLEDのエンドユーザがLEDを照明器具筺体に組み込むのに過度の力を用いる必要のないLED光源を提供することによって、エンドユーザがLEDエンジンを改良することが可能になり得る。
【0008】
照明器具組立体の特定の実施形態は、(1)LED組立体および(2)LEDソケットを含むことができる。このLED組立体は第1の係合部材を含むことができ、ソケットは角度付きスロットなどの第2の係合部材を含むことができる。LED組立体が回転すると、第1の係合部材は、圧縮荷重がかかった熱パッドが照明器具筺体とのインターフェースを形成するように、角度付きスロットを下って移動することができる。この圧縮されたインターフェースによって、LED組立体から照明器具筺体への適切な熱伝導が可能になり得る。さらに、LED組立体が係合位置へ回転すると、このインターフェースが、電気伝導のためにLEDソケットの電気接点と接続する。したがって、圧縮されたインターフェースを使用すると、動作の容易さを向上させることができ、同時に従来型の鋼ばねを必要とせずかなりの量の圧縮力が可能になる。さらに、LED組立体およびLEDソケットを様々な熱放散器具の筺体に使用することができ、LEDの簡単な取出しおよび交換が可能になる。一方、いくつかの実施形態ではLED組立体およびLEDソケットが円形の外周を有して示され、LED組立体および/またはLEDソケットに様々な形状を用いることができる。
【0009】
本発明の一実施形態に従って、熱伝導性筺体と、LED照明素子を含む取外し可能なLED組立体と、第1の位置から第2の位置へ作動させると圧縮力が発生してLED組立体が熱的かつ電気的に筺体に接続される圧縮要素とが提供される。
【0010】
本発明の別の実施形態に従って、照明器具組立体用のLED組立体が提供され、その照明器具組立体は、熱伝導性筺体と、その筺体に取り付けられたソケットと、第1の係合部材とを有し、LED組立体は、LED照明素子と、弾性部材と、第1の係合部材と係合するように適合された第2の係合部材とを含み、LED組立体およびソケットを整列位置から係合位置へ互いに対して作動させると、第1の係合部材が第2の係合部材と係合し、弾性部材が圧縮力を生成してLED組立体と筺体との間の熱インピーダンスが低下する。
【0011】
本発明の別の実施形態に従って、照明器具組立体の製造方法が提供され、この方法は、LED照明素子および第1の係合部材を含むLED組立体を形成することと、第1の係合部材と係合するように適合された第2の係合部材を含む、熱伝導性筺体に取り付けられたソケットを形成することとを含み、LED組立体およびソケットを整列位置から係合位置へ互いに対して移動させると、第1の係合部材が第2の係合部材と係合し、圧縮力を生成してLED組立体と取付け筺体との間に電気接点および熱的接触が確立される。
【0012】
本発明の別の実施形態に従って、熱伝導性筺体と、第1の係合部材を備えてこの筺体に取り付けられたソケットと、LED照明素子、弾性部材、および第1の係合部材と係合するように適合された第2の係合部材を備えたLED組立体とを備える照明器具組立体であって、LED組立体およびソケットが整列位置から係合位置へ互いに対して移動可能であり、第1の係合部材が、係合位置で、第2の係合部材と係合してLED組立体をソケットに対してしっかりと位置付け、弾性部材が、係合位置で、LED組立体と筺体との間に電気接点および熱的接触を形成する圧縮力を生成する照明器具組立体が提供される。
【0013】
本発明の別の実施形態に従って、熱伝導性筺体を有する照明器具組立体で用いる取外し可能なLED組立体が提供される。取外し可能なLED組立体は、LED照明素子およびLED照明素子に結合されてLED組立体が照明器具組立体のソケットに結合されるとき弾性的に熱伝導性筺体と接触するように構成された熱インターフェース部材を備える。取外し可能なLED組立体は、熱インターフェース部材と熱伝導性筺体との間に圧縮力を発生するために第1の位置から第2の位置へ移動するように構成されてLED組立体を筺体へ熱的に接続する、熱インターフェースに動作可能に結合された弾性部材も備える。
【0014】
本発明のさらに別の実施形態に従って、ソケットおよび第1の係合部材が設けられた熱伝導性筺体を有する照明器具組立体に取外し可能に結合することができるLED組立体が提供される。このLED組立体は、LED照明素子と、LED照明素子に動作可能に結合された弾性部材と、LED組立体を筺体へ解放可能に結合するために第1の係合部材を解放可能に係合するように適合された第2の係合部材とを備える。第1の係合部材と第2の係合部材とが係合することにより、弾性部材が、非圧縮状態から圧縮状態へと動き、圧縮力を生成してLED組立体と筺体との間に熱的接触を形成する。
【0015】
本発明のさらに別の実施形態に従って、照明器具組立体が提供される。この照明器具組立体は、熱伝導性筺体と、LED照明素子を備えて熱伝導性筺体のソケットへ取外し可能に結合され得るLED組立体とを備える。照明器具組立体は、LED組立体と熱伝導性筺体との間に圧縮力を発生するために第1の位置から第2の位置へ移動するように構成されてLED組立体を筺体へ熱的に接続する圧縮要素も備える。
【0016】
本発明のさらに別の実施形態に従って、照明器具組立体が提供される。この照明器具組立体は、熱伝導性筺体と、熱伝導性筺体に取り付けられて第1の係合部材およびLED組立体を備えるソケットとを備える。LED組立体は、LED照明素子と、LED照明素子に動作可能に結合された弾性部材と、第1の係合部材と係合するように適合された第2の係合部材とを備える。LED組立体およびソケットが非係合位置から係合位置へ互いに対して移動可能であり、第1の係合部材が、係合位置で、第2の係合部材と係合してLED組立体をソケットに対してしっかりと位置付け、弾性部材が、係合位置で、LED組立体と筺体との間に熱的接触を形成する圧縮力を生成する。
【0017】
本発明のさらに別の実施形態に従って、照明器具組立体用のLED組立体が提供され、その照明器具組立体は、熱伝導性筺体と、この筺体に取り付けられたソケットと、第1の係合部材とを有する。LED組立体は、LED照明素子と、第1の係合部材と係合するように適合された第2の係合部材とを備える。LED組立体およびソケットを整列位置から係合位置へ互いに対して作動させると、第1の係合部材が第2の係合部材と係合し、LED組立体と筺体との間に熱的接触を形成するための圧縮力を生成するように第1の係合部材および第2の係合部材のうち少なくとも1つが変形する。
【0018】
本発明の別の実施形態に従って、照明器具組立体用のLED組立体が提供され、その照明器具組立体は、熱伝導性筺体と、この筺体に取り付けられたソケットと、第1の係合部材とを有する。このLED組立体は、LED照明素子および第1の係合部材と係合するように適合された第2の係合部材を備える。LED組立体およびソケットを整列位置から係合位置へ互いに対して作動させると、第1の係合部材が第2の係合部材と係合し、LED組立体と筺体との間の熱インピーダンスを低下させる圧縮力を生成するように第1の係合部材および第2の係合部材のうち少なくとも一方が変形する。
【0019】
本発明のさらに別の実施形態に従って、熱伝導性筺体と、この筺体に取り付けられて第1のねじ部を備えたソケットと、LED組立体とを備える照明器具組立体が提供される。LED組立体はLED照明素子および第2のねじ部を備え、LED組立体およびソケットは、非係合位置から係合位置へ互いに対して移動可能であり、係合位置では、第1および第2のねじ部が互いに解放可能に結合されて、LED組立体をソケットに対してしっかりと位置付ける。
【0020】
本発明のさらに別の実施形態に従って、熱伝導性筺体と、この筺体に取り付けられてバックルを備えたソケットと、LED組立体とを備える照明器具組立体が提供される。LED組立体は、LED照明素子およびバックル留め具を備え、LED組立体およびソケットは、非係合位置から係合位置へ互いに対して移動可能であり、係合位置では、バックルおよびバックル留め具が互いに解放可能に結合されて、LED組立体をソケットに対してしっかりと位置付ける。
【0021】
本発明の別の実施形態に従って、照明器具を組み立てる方法が提供される。この方法は、LED照明素子を有するLED組立体を筺体のソケットと位置合わせすることと、LED組立体およびソケットを互いに対して移動させてソケットの第1の係合部材をLED組立体の第2の係合部材と解放可能に係合させて、LED組立体の弾性部材を非圧縮状態から圧縮状態へと動かし、それによって筺体とLED組立体との間に圧縮力を発生させることにより、LED組立体と筺体との間に熱的接触を確立することとを含む。
【0022】
前述の概要および以下の詳細な説明は、どちらも単なる説明であって、特許請求される本発明を限定するものではないことを理解されたい。
【0023】
組み込まれて本明細書の一部分を構成する添付図面は、本発明と合致する実施形態を示し、説明とともに本発明の原理を説明するのに役立つ。
【図面の簡単な説明】
【0024】
図1】本発明に従った照明器具組立体の分解斜視図である。
図2図1の照明器具組立体のLED組立体の分解斜視図である。
図3図2のLED組立体の第2のシェルの詳細な斜視図である。
図4図1の照明器具組立体のソケットの斜視図である。
図5図2のLED組立体の係合部材の移動を示すソケットの側面図である。
図6A図2のLED組立体の圧縮状態の側面図である。
図6B図2のLED組立体の非圧縮状態の側面図である。
図7図4のLEDソケットの斜視図である。
図8A図1の照明器具組立体の断面図である。
図8B図1の照明器具組立体の断面図である。
図9図1の照明器具組立体の断面斜視図である。
図10図1の照明器具組立体の斜視図である。
図11】第2の実施形態による照明器具組立体の正面図である。
図12】第3の実施形態による照明器具組立体の正面図である。
図13】第4の実施形態による照明器具組立体の正面図である。
図14】第5の実施形態による照明器具組立体の正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0025】
次に本発明に従った実施形態を詳細に参照するが、その一実施例が添付図面に示されている。図面の全体にわたって、可能であれば、同一または類似の部品を参照するのに同一の参考番号が用いられる。しかし、添付図面に示される実施形態は限定するものではなく、また、本発明の趣旨および範囲から逸脱することなく変更形態が作製され得ることは明らかである。
【0026】
図1は、本発明に従った照明器具組立体10の分解斜視図である。照明器具組立体10は、フロントカバー100、LED組立体200、ソケット300、および熱伝導性筺体400を含む。
【0027】
図2は、LED組立体200の分解斜視図である。LED組立体200は、反射器または光学部品210と、第1のシェル220と、LED230などの照明素子と、熱伝導材料240と、プリント回路基板250と、第2のシェル260と、熱界面部材270と、熱パッド280とを含むことができる。
【0028】
第1のシェル220は、光学部品210を受けるように適合された開口221を含んでよく、光学部品210は光学部品取付け部材222を介して第1のシェル220に固定され得る。第1のシェル220は、1つまたは複数の気流開口225も含むことができ、その結果、空気が気流開口225を通って、プリント回路基板250、LED230、および熱伝導性筺体400を換気することができる。第1のシェル220は、その外面224上に、突起部などの1つ以上の係合部材223を含んでよい。この実施形態では、係合部材223は「T字形」タブとして示されているが、係合部材223は、様々な形状を有することができ、様々な位置および/またはLED組立体200の様々な表面上に配置することができる。さらに、係合部材223の数は、図2に示された実施形態に限定されない。さらに、気流開口225の数、形状、および/または位置も変更することができる。しかし、特定の用途では換気が不要なことがあり、したがって気流開口225を省略することができる。
【0029】
第2のシェル260は、弾性リブ263などの弾性部材を含むことができる。リブ263の厚さおよび幅は、圧縮力を増加または減少させるように調節することができ、リブ263間の開口はサイズおよび/または形状を変化させることができる。一実施形態では、弾性リブ263はウィッシュボーン形状を有することができる。第2のシェル260内のリブ263は、LED組立体200を熱伝導性筺体400に熱的結合するための圧縮を生成するように、適切な抵抗をもたらすように形成される。第2のシェル260は、プリント回路基板250を適切に位置決めして第1のシェル220と第2のシェル260との間にプリント回路基板250を係留して保持するように、プリント回路基板250の1つまたは複数の凹部251と係合する1つまたは複数の位置決め要素264も含むことができる。位置決め要素264は、第1のシェル220内の受け(図示せず)とも係合してよい。第1のシェル220および第2のシェル260は、例えばポリブチレンテレフタレートなどのプラスチックまたは樹脂材料で作製することができる。
【0030】
図2に示されるように、第2のシェル260は、熱インターフェース部材270を受けるように適合された開口261も含むことができ、熱インターフェース部材270は、(1)ねじまたは他の既知の締結具などの1つまたは複数の取付け部材262によって第2のシェル260、および(2)熱インターフェース部材組立体299を生成するように熱パッド280に固定される。熱インターフェース部材270は、上部271、および外周が上部271の外周よりも小さい下部272を含むことができる。図3に示されるように、下部272は、上部271が第2のシェル260と係合するように、第2のシェル260の開口261を通って挿入されてよい。第2のシェル260は、例えばナイロンおよび/またはCool Polymers社製のCoolPoly(登録商標)として知られているプラスチックなどの熱伝導性プラスチックで形成することができる。
【0031】
図2を参照すると、熱パッド280は、熱インターフェース部材270の表面と熱伝導性筺体400との間の微視的な間隙および/または孔を充填するように、接着剤または他の適切な既知の締結物によって熱インターフェース部材270に取り付けられることができる。熱パッド280は、例えばThe Bergquist Company製のQ−PAD 3 Adhesive Backなど任意の様々なタイプの市販の熱伝導性パッドでよい。この実施形態には熱パッド280が使用されているが、いくつかの実施形態ではこれを省略することができる。
【0032】
図2に示されるように、熱インターフェース部材270の下部272は、LED230をLED組立体200内に位置決めする働きをすることができる。LED230は、ねじまたは他の周知の締結具でよい締結具231を使用して下部272の表面273に搭載することができる。LED230と表面273との間に熱伝導材料240が配置されてよい。
【0033】
製造プロセス中のLED230の底面および表面273の両方の機械加工は、これらの表面に、空隙を形成する小さな不完全性を残すことがある。これらの空隙は、微視的サイズであり得るが、LED230の底面と熱インターフェース270の表面273との間の熱伝導に対してインピーダンスとして働く恐れがある。熱伝導材料240は、これらの空隙を充填してLED230と表面273との間の熱インピーダンスを低下させる作用をすることができ、熱伝導の改善をもたらす。その上、本発明に従って、熱伝導材料240は、所定の温度で固体から液体へ変化する相変化材料であってよく、それによって熱伝導材料240のギャップ充填特性が改善する。例えば、熱伝導材料240は、例えばThe Bergquist Company製のHi−Flow 225UT 003−01などの相変化材料を含んでよく、これは55℃で固体から液体に変化するように設計されている。
【0034】
本実施形態では、熱インターフェース部材270はアルミニウムで作製することができ、「シルクハット」に似て示されているが、様々な他の形状、サイズ、および/または材料を、熱を運びかつ/または分散させるための熱インターフェース部材に使用することができる。一実施例として、熱インターフェース部材270は「パンケーキ」の形状に似せることができ、単一の外周を有することができる。さらに、熱インターフェース部材270は、LED230をLED組立体200内に位置決めする働きをする必要がない。さらに、LED230は基板238に搭載されて示されているが、LED230は基板238に搭載する必要性はなく、代わりに熱インターフェース部材270に直接搭載してもよい。LED230は、例えばOSRAM GmbH製のOSTAR 6 LEDチップなどの400〜650ルーメンの出力を有する任意の適切な市販の単一LEDチップまたは複数のLEDチップでよい。
【0035】
図4は、LEDソケット300の内面320に配置された角度付きスロット310などの1つまたは複数の係合部材を含むソケット300の斜視図である。スロット310は、整列位置で第1のシェル220のそれぞれの係合部材223を受けてそれと係合することができる受け部311と、LEDソケット300の周辺部分の辺りで周辺に広がり、LEDソケット300にLED組立体200を固定するように適合された下部312と、停止部分313とを含む。いくつかの実施形態では、停止部分313は、LEDソケット300にLED組立体200を固定するように適合された突起部(図示せず)を含むことができる。スロット310は、係合部材223用のロック機構として働くわずかな凹部314を含むことができる。ソケット300は、フロントカバー100のフロントカバー係合部材101(図1および図10に示されている)と係合するように適合されたフロントカバー保持機構330も含む。フロントカバー保持機構ロック331(図5)が設けられおり、それはフロントカバー保持機構330がフロントカバー係合部材101と係合し、かつそれに対して回転するとき、フロントカバー保持機構のロックがフロントカバー100を所定の位置に保持するようになっている。ソケット300は、保持部材340などの保持部材により、ねじなどの様々な周知の締結具を使用して熱伝導性筺体400に固定されてよい。ソケット300は、熱伝導性筺体400のねじ山と係合するねじ切り外面も有することができる。あるいは、ソケット300が熱伝導性筺体400に取り付けられた個別要素である必要性はなく、熱伝導性筺体400自体に一体化して形成することができる。さらに、図7に示されるように、ソケット300は、電池端子コネクタなどの端子ブロック360を保持するトレー350も含んでよい。
【0036】
次に図5を参照すると、LED組立体200をソケット300内に搭載するために、LED組立体200が整列位置に配置され、この位置で、LED組立体200の係合部材223がソケット300の角度付きスロット310の受け部311と一致する。一実施形態では、LED組立体200およびソケット300は円形の外周を有することができ、そのため、LED組立体200はソケット300に対して図4の矢印Aの方向へ回転することができる。図5に示されるように、LED組立体200が回転すると、係合部材223は、受け部311を下って角度付きスロット310の下部312内へ、LED組立体200のさらなる回転および/または圧縮を制限する停止部分313と接触するまで進み、それによってLED組立体200およびソケット300を係合位置に配置する。
【0037】
次に図6Aおよび図6Bを参照すると、第2のシェル260が、圧縮状態および非圧縮状態でそれぞれ示されている。LED組立体200が回転して、係合部材223を角度付きスロット310の上部面314に押し付けると、第2のシェル260の弾性リブ263が軸方向に内側へ変形し、これによって、LED組立体200の高さHは、非圧縮状態のLED組立体200の高さHに対して縮小され得る。図5へ戻って、係合部材223が角度付きスロット310の下方へより深く下るとき、弾性リブ263が発生する圧縮力が増加する。この圧縮力により、LED組立体200と熱伝導性筺体400との間の熱インピーダンスが低下する。このように、係合部材223と角度付きスロット310とが圧縮要素を形成する。
【0038】
図9は、照明器具組立体の一実施形態の断面斜視図であり、LED組立体200が、熱的および電気的に熱伝導性筺体400へ接続されるように圧縮された状態を示す。図6Bに示されるように、LED組立体200がソケット300から取り出されると、弾性リブ263は、実質的に最初の非変形状態に戻る。
【0039】
さらに、図8Aおよび図8Bに示されるように、LED組立体200が回転すると、プリント回路基板250上のプリント回路基板の電気接触細片252が端子ブロック360の電気接点361と強制的に係合され、それによってLED組立体200と筺体400の電気接点361との間に電気的接続がもたらされ、その結果、LED230に動作電力が供給され得る。LED230に動作電力を供給するための代替機構も提供され得る。例えば、LED組立体200は、筺体400からの電源コードを受けるための雌コネクタまたはLED組立体200もしくは筺体400に搭載された、ばね荷重電気接点などの電気的コネクタを含むことができる。
【0040】
図7に示されるように、本実施形態では、角度付きスロット310の収容部311は同一サイズであるが、収容部311、角度付きスロット310、および/または係合部材223は異なるサイズおよび/または形状でよい。例えば、収容部311の大きさは、大きい方の係合部材223を収容するようにサイズ設定されることができ、その結果、LED組立体200はソケット300の特定の位置にのみ挿入されることができる。さらに、角度付きスロット310の位置および数は、図7に示された実施形態に限定されない。
【0041】
さらに、前述の実施形態は角度付きスロットを使用しているが、他の実施形態では、LED組立体200と熱伝導性筺体400との間の熱的接続および電気的接続を生成するのに、LED組立体200とLEDソケット300との間に他のタイプの係合機構を使用することができる。
【0042】
図11に示されるように、照明器具組立体の第2の実施形態では、LED組立体230は、ねじ部232から絶縁された第1のボタン型電気接点233を有する雄ねじ部232を含むことができる熱インターフェース部材270に搭載されることができる。熱インターフェース部材270の雄ねじ部232は、雄ねじ部232および雌ねじ部332の一方または両方がわずかに変形して圧縮力を生成し、第1の電気接点233が第2のボタン型電気接点333と接触して、熱インターフェース部材270と筺体400との間の熱インピーダンスが低下するように、例えばソケット300の雌ねじ部332と回転可能に係合することができる。中心が円形にくり抜かれている熱パッド280が、雄ねじ部232の端部に設けられてよい。熱インターフェース部材270と筺体400との間の熱インピーダンスを低下させるために、弾性の熱インターフェースパッド280がばねとして働いて圧縮力を生成または増加させるように、熱パッド280は弾性の特徴を有することができる。したがって雄ねじ部232と雌ねじ部332とが圧縮要素を形成する。
【0043】
図12に示されるように、照明器具組立体の第3の実施形態では、弾性の熱インターフェースパッド500が低い熱インピーダンス結合のための圧縮力を生成する作用をするように、弾性の熱インターフェースパッド500を熱インターフェース部材270の端部に設けることができる。ソケット300は、圧縮要素を形成して追加の圧縮を生成し、またLED組立体を適所にロックするために、熱インターフェース部材270のスロットと係合するタブ395を含んでよい。
【0044】
図13に示されるように、照明器具組立体の第4の実施形態では、熱インターフェース部材270は熱伝導性筺体400上のバックル355と係合し、よって圧縮要素を形成するバックル留め具255を有することができる。図14に示されるように、照明器具組立体の第5の実施形態では、熱インターフェース部材270と熱伝導性筺体400との間に低インピーダンスの熱的結合をもたらすために圧縮要素を形成して適切な圧縮力を生成するように、ねじ265などの締結具を熱放散器具の筺体400の一部分365に取り付けてよい。
【0045】
図1に戻って、LED組立体200を熱伝導性筺体400に組み込んだ後、フロントカバー100を適当な場所に固定するために、フロントカバー保持機構330を用いてフロントカバー係合部材101をフロントカバー100に対して係合させ、フロントカバー100をソケット300に対して回転させて、フロントカバー100をソケット300に取り付けることができる。フロントカバー100は、カバー100の中央部分に形成された主開口102、開口102に形成されたレンズ104などの透明部材、およびフロントカバー100の外周上に形成された複数の外周穴106を含んでよい。レンズ104により、照明素子から放射された光がカバー100を通過することを可能とすると同時に、照明素子が環境から保護される。レンズ102は、任意の適切な透明材料から作製することができ、光が最小限の反射または散乱で通ることを可能にする。
【0046】
図1に示されるように、本発明に従って、フロントカバー100、LED組立体200、ソケット300、および熱伝導性筺体400は、例えばアルミニウム、銅、または熱伝導性プラスチックなど、少なくとも12W/m・k、好ましくは少なくとも200W/m・kの熱伝導率kを有する材料から形成することができる。フロントカバー100、LED組立体200、ソケット300、および熱伝導性筺体400は、同一の材料または異なる材料から形成されてよい。外周穴106は、フロントカバー100の外周全体に沿った部分を露出するように、フロントカバー100の外周上に等間隔で形成されてよい。複数の外周穴106が示されているが、本発明に従った実施形態は、1つまたは複数の外周穴106を使用してよく、あるいは全く使用しなくてもよい。本発明の一実施形態に従って、外周穴106は、熱を放散するために、空気が、フロントカバー100を通ってLED組立体200の内部およびその周辺を流れ、かつ熱伝導性筺体400の空気穴を通って流れることができるように設計される。
【0047】
さらに、図1に示されるように、外周穴106は、フロントカバー100上にコロナ照明効果をもたらすために、LED230から放射された光が外周穴106を通過するのを可能にするように使用することができる。熱伝導性筺体400は、本発明の譲受人に譲渡された同時係属の米国特許出願第11/715,071号でより完全に説明されている隆起部402(図1に示されている)などの複数の表面積増加構造を含む突き出しから作製することができ、同出願の開示の全体を参照によって本明細書に組み込む。隆起部402は、複数の目的に役立つことができる。例えば、隆起部402は、熱伝導性筺体400の全体の表面積が増加するように、熱放散面をもたらすことができ、より大きな表面積をもたらして熱を周囲の雰囲気の上方へ放散させる。すなわち、隆起部402により、熱伝導性筺体400が照明器具組立体用の効果的な放熱器として作用することが可能になり得る。その上、隆起部402は、熱伝導性筺体400が美的品質を呈するように、様々な形状および構成のうち任意のものに形成されてもよい。すなわち、熱伝導性筺体400が美的魅力のある装飾的な突き出しに成形されるように、隆起部402が形成されてよい。しかし、熱伝導性筺体400は複数の他の形状に形成することができ、したがって、照明器具組立体の装飾的な特徴として機能するだけでなく、LED230を冷却するための放熱器としても機能する。
【0048】
本発明の他の実施形態は、本明細書に開示された本発明の仕様および方法を検討することから当業者には明らかになるはずである。仕様および実施例は単なる例と見なされることが意図されており、本発明の真の範囲および精神は以下の特許請求の範囲によって示されている。
図1
図2
図3
図4
図5
図6A
図6B
図7
図8A
図8B
図9
図10
図11
図12
図13
図14