特許第5690006号(P5690006)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】5690006
(24)【登録日】2015年2月6日
(45)【発行日】2015年3月25日
(54)【発明の名称】ウェットティッシュ用保温容器
(51)【国際特許分類】
   A47K 7/00 20060101AFI20150305BHJP
   B65D 83/08 20060101ALI20150305BHJP
【FI】
   A47K7/00 C
   B65D83/08 D
【請求項の数】3
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2014-93365(P2014-93365)
(22)【出願日】2014年4月30日
【審査請求日】2014年5月28日
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用 平成25年10月30日に全国発明婦人協会主催の「第53回暮らしの発明展」にて発表
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】510128007
【氏名又は名称】要 悦子
(72)【発明者】
【氏名】要 悦子
【審査官】 藤脇 昌也
(56)【参考文献】
【文献】 特開2001−190443(JP,A)
【文献】 特開2002−337959(JP,A)
【文献】 特開平11−192182(JP,A)
【文献】 特開平8−183572(JP,A)
【文献】 特開平8−133353(JP,A)
【文献】 特開2004−130066(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47K 7/00
B65D 83/08
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
包装されているウェットティッシュを収容する収容部と、該収容部内のウェットティッシュを加熱する加熱材収容部を設けたウェットティッシュ用保温容器であって、前記収部の上端に開口部を有した有底箱状のウェットティッシュ収容部と上記開口部を開閉自在に閉塞する蓋部を備え、
前記加熱材収容部は、上記蓋部の内側に加熱材を挿入するための第1開口部を備えたウェットティッシュ用保温容器であり、
前記収容部の側面及び底面は2重構造で、それぞれ、間に空間を有するものであって、前記収容部の側面外側に有する角に、少なくとも1つ以上の保温シートを挿入するための第2開口部を備え、また前記底面のいずれかの1辺に別の保温シートを挿入するための第3開口部を設けたウェットティッシュ用保温容器。
【請求項2】
前記加熱材収容部の裏側に、補強材を設けた請求項1記載のウェットティッシュ用保温容器。
【請求項3】
前記収容部と前記蓋部と前記加熱材収容部の素材は、繊維である請求項1記載のウェットティッシュ用保温容器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば乳幼児のおしり拭き等に使用されるウェットティッシュを温めるためのウェットティッシュ用加熱装置に関する。
【背景技術】
【0002】
例えば、乳幼児に対してウェットティッシュを使用する場合、ウェットティッシュが冷たいと、その冷たさで乳幼児に風邪を引かせてしまいそうな心配がある。また乳幼児が冷たいウェットティッシュを嫌がり、乳幼児に対してウェットティッシュを上手に使うことが出来ない場合があった。このため、上述のような加温装置は、冷たいウェットティッシュを温めて使用出来るので、特に乳幼児、あるいは病人や介護を要する高齢者等に対してよく利用されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2004−173860号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このようなウェットティッシュ加熱器には、電源コ−ドやプラグ等が設けられ、これら電源コ−ド等を介し、電力によって加熱装置内に収容されたウェットティッシュが熱せられ、温められるよう構成されている。
そして、ウェットティッシュ加熱器は、必ずコンセント等にプラグが差し込める範囲、すなわち電源コード等の長さの範囲内に配置する必要が有り、ウェットティッシュ加熱器の設置場所が限られていた。
【0005】
そのため、ウェットティッシュ収納容器と蓄熱部を設けた蓋部とを共に取り外せるようにして、持ち運びを可能にしたウェットティッシュ用加温器が提案されている。
【0006】
しかし上記装置では、ウェットティッシュを保温するための蓄熱材が、電力によって加熱されていて、蓄熱材自体が発熱するわけではないので、ウェットティッシュの保温時間は、温めたウェットティッシュが冷めにくいという程度のものであり、長時間の持ち運びには適さない。そして、その構造は複雑であり製造コストを要する点に問題があった。また、ウェットティッシュの加熱手段に、必ず電力を要するので停電時には使用できない。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、上記の従来例の問題点に鑑みてなされたものであり、請求項1の発明は、包装されているウェットティッシュを収容する収容部と、該収容部内のウェットティッシュを加熱する加熱材収容部を設けたウェットティッシュ用保温容器であって、前記収容部の上端に開口部を有した有底箱状のウェットティッシュ収容部と上記開口部を開閉自在に閉塞する蓋部を備え、
前記加熱材収容部は、上記蓋部の内側に加熱材を挿入するための第1開口部を備えたウェットティッシュ用保温容器であり、
前記収容部の側面及び底面は2重構造で、それぞれ、間に空間を有するものであって、前記収容部の側面外側に有する角に、少なくとも1つ以上の保温シートを挿入するための第2開口部を備え、また前記底面のいずれかの1辺に別の保温シートを挿入するための第3開口部を設けたウェットティッシュ用保温容器である。
【0009】
請求項の発明は、前記加熱材収容部の裏側に、補強材を設けているウェットティッシュ用保温容器である。
【0010】
請求項の発明は、前記収容部と前記蓋部と前記加熱材収容部の素材は、繊維であるウェットティッシュ用保温容器である。
【発明の効果】
【0011】
請求項1の発明にかかるウェットティッシュ用保温容器によれば、前記容器の蓋部内側に設けている加熱材収容部内に収容した加熱材により、前記ウェットティッシュ収容部内に収容した、包装されたウェットティッシュを温めて保温する構成となっているが、前記保温容器の閉蓋時、蓋部内側の加熱材を収容した前記加熱材収容部が、前記収容部に収容されたウェットティッシュの上に密接して載置する構成なっているので、前記ウェットティッシュを効果的に温めて保温することが出来る。
【0012】
そして、保温手段には、加熱材を使用し電力を要しないので、電源コードやプラグの必要がなく、ウェットティッシュ用保温容器の使用場所が限定されない。また、停電時の心配もなく安心であるし、ウェットティッシュの保温手段に加熱材を用いることで、加熱材自体が発熱してウェットティッシュを温め保温するから、その保温時間を長く保つことができ、長時間の持ち運びに対応できるという利点がある。
【0013】
又、前記収容部の側面及び底面は2重構造になっていて、それぞれの間には空間を有する。そして前記収容部の側面外側に有する角に、少なくとも1つ以上の保温シートを挿入するための第2開口部を設けることで、その開口部より保温シートを挿入することが出来る構成となっているので、前記保温容器内の保温効果をより高めることができ、よって保温時間更に延長できるという効果がある。また前記底面に於いては、そのいずれか1辺に別の保温シートを挿入するための第3開口部を設けて、その開口部より上記別の保温シートを挿入すれば、前記保温容器内の保温効果をより高めることができるので、保温時間の延長ができるという効果がある。
【0014】
請求項の発明によれば、前記保温容器の蓋部内側に設けた加熱材収容部の、裏側に補強材を設けている。これは、前記加熱材収容部内に収容した加熱材内の原材料が、前記保温容器の傾きによって片寄ることを防ぐためであり、前記加熱材収容部の裏側の、加熱材に面する位置に補強材を設けることで、前加熱材内原材料の片寄りを無くすことができるので、前記保温容器内に収容したウェットティッシュ上面への、加温が均一になり、ウェットティッシュを満遍無く保温できる効果が有る。
【0015】
請求項の発明によれば、前記保温容器の素材は、柔軟な繊維素材により形成しているので、前記保温容器内に収容したウェットティッシュの減り具合に応じて柔軟に前記保温容器の高さが調整でき、その持ち運びが軽く且つ嵩張らない。そして、簡単な構造であるので安価に製造できるという利点がある。
【0016】
したがって本発明は、ウェットティッシュ保温容器内部に配置された、加熱材収容部に収容された加熱材により、収されたウェットティッシュが効果的に温められ、加熱手段に電力を要せず加熱材を用いることで設置場所が限定されることなく、長時間の持ち運びを可能としたものであり、使用目的には乳幼児に限らず介護を要する高齢者や障害者の体拭にも同様に使用することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】本発明ウェットティッシュ用保温容器の全体図。
図2】ウェットティッシュ用保温容器開蓋状態の斜視図。
図3】保温容器蓋部に設けた加熱材収容部の断面図及び加熱材収容時 の断面図。
図4】保温シート。
図5】保温容器蓋部周りのマチ部の裏側。
図6】開口部2の図。
図7】開口部2への保温シート挿入斜視図。
図8】開口部3の図。
図9】開口部3への保温シート挿入斜視図。
図10】加熱材収容部の裏側の補強材の大図。
図11】加熱材収容部内に加熱材収容時の断面図。
図12】加熱材収容部の裏側の補強材の配置例。
図13】ウェットティッシュ用保温容器を使用した際のウェットティッシュの温度変化と経過時間を示した表。
図14図13の表をグラフ化した図。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下に本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。
【0019】
図1は、ウェットティッシュ用保温容器(以下、保温容器という)の全体図であり、この保温容器は図2に示したように、包装されたウェットティッシュ7を収容してこれを加温し保温するための保温容器である。一方のウェットティッシュ7は袋に包装されたもので、上面のシール7aを剥がして使用する。
【0020】
前記保温容器は、上記のように包装されたウェットティッシュ7を収容する収容部2を有した形であり、上端に開口部5を有した有底箱状の収容部2と、上記収容部2を開閉可能に閉塞する蓋部3及び蓋部周りに設けたマチ部3aとで、上記収容部2を囲む形に2枚の繊維で形成している。前記保温容器の外側には、保温性が有るキルティング地の繊維Aを用い、内側には通気性の良い綿素材繊維Bを用いて、2枚の生地を同一に裁断し、一緒に縫製する。
【0021】
図2のウェットティッシュ収容部2に、取り出し口7aを上にしたウェットティッシュ7を収容し、上記蓋部3の閉蓋時に、上記蓋部3の内側に設けた加熱材収容部4が、上記ウェットティッシュ7に載置するよう形成している。つまり、上記加熱材収容部4に収容した加熱材8(例えば、使い捨てカイロ)が発熱することにより、上記ウェットティッシュが加温されて、保温できるよう構成している。
【0022】
図5加熱材収容部4は、加熱材8(使い捨てカイロ)の熱に強い、例えば綿素材繊維等Cの1枚の生地で形成している。大きさは、一般的な上記加熱材8より、やや大きく上記加熱材8を包み込めるようなサイズで形成し、図2に示した蓋部3の内側中央に前記繊維Cを縫い付けて形成している。そして図2の4aは、加熱材8を挿入するための第1開口部であり、4aの部分は蓋部3の内側に縫い付けていないので、第1開口部が設けられる。また、加熱材収容開口部4aは加熱材8を収容し易くする為に図5のように辺Dの逆側に設けている。
【0023】
そして図4の9に示した保温シートの挿入口を設けるため、ウェットティッシュ収容部側面の外側の角に少なくとも1つ以上の、図2に示したような第2開口部2aを設ける。また、ウェットティッシュ収容部底面のいずれかの1辺に図4の10に示した保温シートを挿入するための、図2に示したような第3開口部2bを設けている。上記第2、第3の開口部分は、上記外側のキルト地Aと上記内側の綿素材繊維Bを、一緒に縫製せず、それぞれを縫い代側に別々に縫製することで、上記第2開口部及び上記第3開口部が設けられる。図2、3、5、6、7、8、9、10に示した記号の▼から▼の間を、それぞれの開口部として示している。
【0024】
上記蓋部3に設けた加熱材収容部4には、図11に示したように、前記加熱材8(使い捨てカイロ)に面して補強材4bを設けている。これは、前記保温容器の傾きによって前記加熱材収容部4内に収容した上記加熱材8内の原材料8aの片寄りを防ぐための物であるが、加熱材8の熱に耐え得る材質であり又、硬材質のもので設ける。例えばシリコン材等の直径5mmから10mm前後の棒状のものを上記加熱材収容部4の内側、すなわち加熱材8に面する側に糸で数か所固定し取り付けて設ける。長さは、上記補強材4bの前記加熱材収容部4への配置例を、図12の4−1から4−5に示したとおり以外にも何通りも考えられるので、配置の形態により調整し設定する。このようにして前記加熱原材料8aを安定させるための上記補強材を設けることで、収容している前記ウェットティッシュ上面への加温が常時均一になるように工夫したものである。
【0025】
また、図2に示した磁気力止具6(マグネットボタン)1対のうちの1つを図2のウェットティッシュ収容部2の外側前面6aに取りつけ、図5に示しているように他の1つを前記蓋部周りマチ部、内側3bにおける対応位置6bに取りつけて、上記ウェットティッシュ収容部2と前記蓋部3が6aと6bの磁気力により、容易に閉状態に維持できるよう工夫している。
【0026】
図4の保温シート9、10は、アルミ蒸着シートと芯にポリエチレン等を使用する。厚みは、2mm程度が適当である。図6に示したように前記ウェットティッシュ収容部側面外側の角に少なくとも1つ以上の第2開口部を設ける。そして上記側面には図4の保温シート9を使用し、その巾は第2開口部の巾より狭くし、両先端は丸くすれば挿入がし易い。保温シートの長さは、第2開口部が1つの場合、前記ウェットティッシュ収容部側面全周の長さより、やや短くする。第2開口部が2つの場合は、上記側面全周の1/2より、やや短い長さの保温シートが2枚必要である。第2開口部を4つ設けた場合、上記ウェットティッシュ収容部側面の各辺の長さより、やや短い上記保温シートが4枚必要になるが、挿入が簡単で扱い易くなる利点が有る。保温容器の底面第3開口部には、図4の10を使用する。その巾は、図9に示したように第3開口部より狭く、長さはDの辺の長さより短くし、その4隅を丸くして保温シートの挿入を容易にする。
尚、保温シートを予め上記保温容器内に内蔵すれば、洗浄不可となり衛生上の問題が有るため、上記保温容器側面の外側からの上記保温シートの挿入出を可能にし、洗浄可能とした構成となっている。また、上記保温シートを使用することにより、上記保温容器の保温効果をより高められる利点がある。
【0027】
つまり、前記保温シ−トの未使用時、あるいは前記保温シ−ト挿出時においては、保温容器の洗浄が可能であり、保温容器を常に衛生的に保つことができる。
【0028】
そして、このウェットティッシュ用保温容器は、その素材が柔軟であるので、保温容器に収容したウェットティッシュ7の減り具合に応じて柔軟に圧縮でき、蓋部3に設けた加熱材収容部4が、上記ウェットティッシュ7に常時、密接して載置されるので、効率的に上記ウェットティッシュを保温することができ、また保温容器をコンパクトに持ち運べる構成となっている。
【0029】
図13及び図14は、ウェットティッシュ用保温容器加熱材収容部に加熱材(使い捨てカイロ等)を使用し、さらに第2および第3開口部から保温シートを挿入して保温した場合(実施例1)と、加熱材を使用し、保温シートを全く挿入しない場合(比較例1)の温度変化の比較を示している。
図13及び図14からわかるように1時間後には実施例1は比較例1より2度ほどウェットティッシュの温度が高く、10時間後には、さらに7度ほどの温度差があり、20時間後でもさらに10度ほどの温度差ができる。そして、28時間後においても依然2度ほどの差がある。したがって、ウェットティッシュ用保温容器に加熱材を使用し、さらに第2および第3開口部から保温シートを挿入して保温した場合は、明らかにウェットティッシュの保温効果が認められる。
【符号の説明】
【0030】
1 ウェットティッシュ保温容器
2 ウェットティッシュ収容部
2a 第2開口部
2b 第3開口部
3 蓋部
3a 蓋周りのマチ部
3b 蓋周りのマチ部裏側
4 加熱材収容部
4a 第1開口部
4b 補強材
5 ウェットティッシュ収容部の開口部
6 磁気力止具(マグネットボタン)
6a ウェットティッシュ収容部のマグネットボタン
6b 蓋周りのマチ部裏側のマグネットボタン
7 ウェットティッシュ
7a ウェットティッシュの取り出し口
8 加熱材(使い捨てカイロ)
8a 加熱材(使い捨てカイロ)原材料
9 ウェットティッシュ収容部側面用保温シート
10 ウェットティッシュ収容部底面用保温シート
11 ウェットティッシュ収容部本体
A ウェットティッシュ保温容器外側の生地
B ウェットティッシュ保温容器内側の生地
C 加熱材収容部の生地
D ウェットティッシュ収容部と蓋部と連結している辺
【要約】
【課題】
効果的に保温するだけでなく、保温されたウェットティッシュの使用場所がウェットティッシュ保温器の設置場所に限定されず、長時間の持ち運びに対応可能なウェットティッシュ保温容器を提供すること。
【解決手段】
保温手段に電力を要せず、加熱材を用いることで保温容器の設置場所が限定されないウェットティッシュ用保温容器である。保温容器の閉蓋時にウェットティッシュ収容部が実質的に覆われる構成となっており、ウェットティッシュ収容部に収容したウェットティッシュを加温するための、蓋部に設けた加熱材収容部が、収容したウェットティッシュに密接して載置するよう配置しているので効果的に加温できる。また、保温手段として加熱材を使用するが、加熱材自体が発熱し、ウェットティッシュを長時間温めるので、保温容器の長時間の持ち運びにも対応可能としたウェットティッシュ用保温容器である。
【選択図】図2
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14