(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5690405
(24)【登録日】2015年2月6日
(45)【発行日】2015年3月25日
(54)【発明の名称】無線リソース制御方法及びシステム
(51)【国際特許分類】
H04W 28/16 20090101AFI20150305BHJP
H04W 76/02 20090101ALI20150305BHJP
【FI】
H04W28/16
H04W76/02
【請求項の数】7
【全頁数】16
(21)【出願番号】特願2013-530545(P2013-530545)
(86)(22)【出願日】2011年8月1日
(65)【公表番号】特表2013-542656(P2013-542656A)
(43)【公表日】2013年11月21日
(86)【国際出願番号】CN2011077878
(87)【国際公開番号】WO2012041122
(87)【国際公開日】20120405
【審査請求日】2013年5月2日
(31)【優先権主張番号】201010503855.8
(32)【優先日】2010年9月29日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】511151662
【氏名又は名称】中興通訊股▲ふん▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】ZTE CORPORATION
(74)【代理人】
【識別番号】110000671
【氏名又は名称】八田国際特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】戴 謙
(72)【発明者】
【氏名】▲とう▼ 云
(72)【発明者】
【氏名】毛 磊
【審査官】
松野 吉宏
(56)【参考文献】
【文献】
Ericsson, ST-Ericsson,Signalling Congestion Control for Low-Priority-Access,S2-102760,フランス,3GPP,2010年 5月14日,paragraph 6.xx,URL,http://www.3gpp.org/FTP/tsg_sa/WG2_Arch/TSGS2_79_Kyoto/Docs/S2-102760.zip
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04B 7/24 − 7/26
H04W 4/00 − 99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
無線リソース制御(RRC)接続を確立する過程で、ユーザー装置が基地局にRRC接続確立リクエストメッセージを送信し、前記RRC接続確立リクエストメッセージに当該回アクセス性質指示用情報が載せられることと、
前記基地局は前記当該回アクセス性質指示用情報によって、前記ユーザー装置がRRC接続を確立することを許可するかどうかを判断することと、
前記当該回アクセス性質指示用情報は、前記ユーザー装置がネットワーク側と予め約定したRRC接続確立原因リストから選択したものであることと、
前記RRC接続確立原因リストにおけるRRC接続確立原因毎に、サービスタイプ情報、ユーザー装置のタイプ情報、ユーザー装置のグループ情報、サービスの優先度情報、サービスモデルのタイプ情報、公衆陸上移動網タイプ情報、アクセスクラス情報、及びサービスのサービス品質要求タイプ情報のうちの1種又は複数種の組み合わせが含まれることと、を含む無線リソース制御方法。
【請求項2】
前記ユーザー装置が前記RRC接続確立原因リストから当該回アクセス性質に符合するRRC接続確立原因を選択し、選択したRRC接続確立原因に対応するインデックスを前記当該回アクセス性質指示用情報として前記RRC接続確立リクエストメッセージに加えるように、前記ユーザー装置がネットワーク側と予め約定したRRC接続確立原因リストから前記当該回アクセス性質指示用情報を選択することをさらに含む請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記サービスタイプ情報は、コールサービスによって分類される情報であり、
前記ユーザー装置のグループ情報は、ユーザー装置グループのシリアルナンバー又はユーザー装置グループの識別子であり、
前記ユーザー装置の優先度情報は、ネットワーク側とユーザー装置が予め約定したユーザー装置の優先度シリアルナンバー又はユーザー装置の優先度識別子であり、
前記サービスの優先度情報は、ネットワーク側とユーザー装置が予め約定したサービスの優先度シリアルナンバー又はサービスの優先度識別子であり、
前記サービスモデルのタイプ情報は、サービスのデータ通信モデル情報であり、データインタラクション周期性、データインタラクション頻度、データ量の大きさ、及びデータインタラクション方向のうちの1種又は複数種の組み合わせを含み、
前記公衆陸上移動網タイプ情報は、ユーザー装置がそのローカル公衆陸上移動網(HPLMN)にあるかどうかの識別子情報、ユーザー装置がその等価のHPLMNにあるかどうかの識別子情報、ユーザー装置がその加入者識別モジュール又はユニバーサル加入者識別モジュールに含まれる好ましいPLMNリストにおける1つのPLMNにあるかどうかの識別子情報、ユーザー装置がローミングするユーザー装置であるかどうかの識別子情報、ユーザー装置のHPLMNの識別子情報、及びユーザー装置の等価HPLMNの識別子情報のうちの1種又は複数種を含み、
前記アクセスクラス情報は、ネットワーク側とユーザー装置が予め約定したアクセスクラスシリアルナンバー又はアクセスクラス識別子であり、
前記サービスのサービス品質要求タイプ情報は、アクセス遅延の許容度、保証されたビットレート、及び許容するビット誤り率のうちの1種又は複数種の組み合わせを含む請求項1に記載の方法。
【請求項4】
無線リソース制御(RRC)接続を確立する過程で、基地局にRRC接続確立リクエストメッセージを送信し、前記RRC接続確立リクエストメッセージに当該回アクセス性質指示用情報が載せられるように設置されるユーザー装置と、
前記当該回アクセス性質指示用情報によって、前記ユーザー装置がRRC接続を確立することを許可するかどうかを判断するように設置される基地局と、
前記ユーザー装置はさらに、基地局にRRC接続確立リクエストメッセージを送信する前に、ネットワーク側と予め約定したRRC接続確立原因リストから前記当該回アクセス性質指示用情報を選択するように設置されることと、
前記RRC接続確立原因リストにおけるRRC接続確立原因毎に、コールサービスタイプ情報、ユーザー装置のタイプ情報、ユーザー装置のグループ情報、ユーザー装置の優先度情報、サービスの優先度情報、サービスモデルのタイプ情報、公衆陸上移動網タイプ情報、アクセスクラス情報、及びサービスのサービス品質要求タイプ情報のうちの1種又は複数種の組み合わせが含まれることと、を備える無線リソース制御システム。
【請求項5】
前記ユーザー装置は、RRC接続確立原因リストから当該回アクセス性質に符合するRRC接続確立原因を選択し、選択したRRC接続確立原因を前記当該回アクセス性質指示用情報として前記RRC接続確立リクエストメッセージに加えるように、当該回アクセス性質指示用情報を選択するように設置される請求項4に記載のシステム。
【請求項6】
前記サービスタイプ情報は、コールサービスによって分類される情報であり、
前記ユーザー装置のグループ情報は、ユーザー装置グループのシリアルナンバー又はユーザー装置グループの識別子であり、
前記ユーザー装置の優先度情報は、ネットワーク側とユーザー装置が予め約定したユーザー装置の優先度シリアルナンバー又はユーザー装置の優先度識別子であり、
前記サービスの優先度情報は、ネットワーク側とユーザー装置が予め約定したサービスの優先度シリアルナンバー又はサービスの優先度識別子であり、
前記サービスモデルのタイプ情報は、サービスのデータ通信モデル情報であり、データインタラクション周期性、データインタラクション頻度、データ量の大きさ、及びデータインタラクション方向のうちの1種又は複数種の組み合わせを含み、
前記公衆陸上移動網タイプ情報は、ユーザー装置がそのローカル公衆陸上移動網(HPLMN)にあるかどうかの識別子情報、ユーザー装置がその等価のHPLMNにあるかどうかの識別子情報、ユーザー装置がその加入者識別モジュール又はユニバーサル加入者識別モジュールに含まれる好ましいPLMNリストにおける1つのPLMNにあるかどうかの識別子情報、ユーザー装置がローミングするユーザー装置であるかどうかの識別子情報、ユーザー装置のHPLMNの識別子情報、及びユーザー装置の等価HPLMNの識別子情報のうちの1種又は複数種を含み、
前記アクセスクラス情報は、ネットワーク側とユーザー装置が予め約定したアクセスクラスシリアルナンバー又はアクセスクラス識別子であり、
前記サービスのサービス品質要求タイプ情報は、アクセス遅延の許容度、保証されたビットレート、及び許容するビット誤り率のうちの1種又は複数種の組み合わせを含む請求項4に記載のシステム。
【請求項7】
前記システムはロングタームエボリューションシステム又はユニバーサルモバイル通信システムである請求項4または5に記載のシステム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は無線通信技術分野に関し、特に無線リソース制御方法及びシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
第3世代移動通信ロングタームエボリューション(Long Term Evolution、LTEと略称する。)システムは進化型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network、E−UTRANと略称する。)と、ユーザー装置(User Equipment、UEと略称する。)と、進化型パケットコア(Evolved Packet Core、EPCと略称する)とからなる。E−UTRANはアクセスネットワークエレメントのエンハンスド基地局(eNB)からなる。eNBはUuインターフェースによって端末UEに接続され、S1インターフェースによってコアネットワークエレメント、例えば、移動性管理エンティティ(Mobility Management Entity、MMEと略称する)に接続される。
【0003】
従来、多すぎるユーザー装置のアクセスによるオーバーロードなどの情況がネットワーク側に発生しないことを確保するように、アクセスネットワーク側はユーザー装置のアクセスに対して多段階のアクセス制御処理メカニズムを取る。
【0004】
ユーザー装置アクセスネットワーク側は
図1に示すいくつかの過程を完成しなければならない。
【0005】
ランダムアクセス過程:ユーザー装置が該過程によってネットワーク側との同期を完成する。
【0006】
RRC(Radio Resource Control、無線リソース制御)接続確立過程:ユーザー装置とアクセスネットワークエレメントとのシグナルベアリングを確立する。
【0007】
アタッチ(Attach)過程:ユーザー装置の識別子情報の取得、認証過程及びセキュリティセットアップ(Security Setup)を完成する。
【0008】
従来のプロトコルにおいて、ネットワーク側は異なるコールタイプに15個のアクセスクラス(Access Class、ACと略称する。)を設置し、普通のコールがいずれもAC0〜9に属し、緊急コールがAC10に属し、そのほかの高優先度のコールがAC11〜15に属する。ネットワーク側はAC0〜9に1つの制御因子を設置し、AC10とAC11〜15に「禁止かどうか」の識別子を設置し、且つユーザー装置にブロードキャストしてこれらのコールタイプのランダムアクセス行為を制御する。
【0009】
RRC接続確立過程において、ユーザー装置とアクセスネットワークエレメントのシグナルインタラクションは
図2及び
図3に示すように、接続確立と接続拒否との2種類のプロセスを有する。
【0010】
ネットワーク側はこの2つのプロセスによって、それ自体のデータロード能力とシグナルロード能力、及びエアインターフェースロード能力などの情報に基づいて、ユーザー装置のRRC接続確立リクエストに「受入」又は「拒否」の判断を下す。
【0011】
ユーザー装置が送信する接続リクエストは異なる種類に基づくサービスである可能性があり、サービスの優先度が異なる可能性があると考えると、さらに高効率且つ柔軟な受入制御を実現するように、従来のRRC層プロトコルにおいて、ユーザー装置が、RRC接続確立リクエスト(RRC Connection Request)に接続確立の理由情報を載せることを要求する。
【0012】
従来の接続確立原因情報(establishment Cause)は、
Emergency(緊急、ユーザー装置が緊急コールを送信することを表す。)と、
High Priority Access(高優先度アクセス、ユーザー装置が高優先度のサービス類コールを送信することを表す。)と、
mt−Access(ユーザー装置がコールされるので接続確立をリクエストすることを表す。)と、
mo−Signalling(ユーザー装置が呼び出し元シグナル類コールを送信することを表す。)と、
mo−Data(ユーザー装置が呼び出し元データ類コールを送信することを表す。)と、を含む。
【0013】
上記接続確立原因情報は3GPPrelease9及び前バージョンのユーザー装置しかに適用できない。
【0014】
モノのインターネット概念の発展につれて、M2M(Machine to Machine、マシンツーマシン)の通信(3GPPにおいてマシンタイプ通信と呼ばれ、即ちMTC)は徐々に全社会に普及される。M2Mは狭義的にはマシンツーマシンの通信と定義され、広義的にはマシン端末インテリジェントインタラクションをコアとする、ネットワーク化したアプリケーション及びサービスと定義される。インテリジェントマシン端末に基づき、複数の種類の通信方式をアクセス手段としてクライアントに提供する情報化解決案は、クライアントが監視制御、指揮スケジューリング、データ収集及び測定などの面の情報化必要性を満たすことに用いられる。
【0015】
M2Mのアプリケーションにおいて、サービスタイプは極めて広く、例えば、家庭メータ読取り、工業生産計器自動化、水質監視制御、インテリジェント交通及び資産追跡などであり、M2Mのアプリケーションはあらゆる業種、多くの家庭に導入され、M2Mのサービスタイプはおびただしくなり、ネットワーク側とオペレーターのQoS(サービス品質、Quality of Service)への要求が多様になる。M2Mのユーザー装置の数が現在の携帯電話端末を遥かに超え、それは現在さらに将来の無線ネットワークにサービスロード面の大きなプレッシャーをかける。M2Mユーザー装置の数が膨大であるので、現在、3GPPはグループ(Group)方式によってユーザー装置を管理する考案を提案する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0016】
M2Mアプリケーションの背景で、どのようにネットワークを保護するか、どのようにネットワークのオーバーロードを防止するかは、現在、最初に解決しなければならない問題である。
【0017】
従来のプロトコルにおいて、ユーザー装置がランダムにアクセスしてネットワークと接続を確立し、且つアタッチを完成する過程で、アクセスネットワークエレメントはランダムアクセス過程にアクセス制御を行うことができ、RRC層でユーザー装置のRRC接続確立リクエストを制御することもできるが、従来の制御メカニズムの柔軟性は高密度、マルチサービスのユーザー装置への受入制御を満たすことができなくなる。
【0018】
例えば、従来オペレーターの統計結果によれば、無線通信におけるデータサービス(例えば、インターネット接続、ビデオコール、FTPダウンロードなど)のロードが音声サービスのロードを超えている。ネットワークにオーバーロードが差し迫る時、データサービスに一定の受入制限を行って音声サービスの正常サービスを確保するのは適切であり、これは、一般的に、オペレーターからいえば、音声サービスがネットワーク運転の基礎であり、しかしながら、従来のプロトコル標準によって、ユーザー装置が音声コールとデータサービスコールを送信する時、RRC接続確立リクエストにおける接続確立原因情報のすべてがmo−Dataであり、ネットワーク側が音声であるかデータサービスであるかを区別できないので、柔軟な受入制御を行うことができないからである。
【0019】
また、異なるM2Mのアプリケーションは異なるサービスモデルを有し、サービスモデルとは、ユーザー装置とネットワーク側がデータをインタラクトする時のデータ伝送モデルを意味しており、記述サービスモデルの要素は、データインタラクション周期性、データインタラクション頻度、データの大きさ、及びデータインタラクション方向(上りデータを主とし、又は下りデータを主とし、又は上り下りビットレートがほぼ同じである。)を含む。インテリジェント電流計を例とし、ある電力会社は1台のインテリジェント電流計が5分おきにメータ読取りデータを1回報告することを要求し、ある電力会社は1台のインテリジェント電流計が1時間おきにメータ読取りデータを1回報告することを要求し、ある電力会社はさらにインテリジェント電流計が1日あたりにメータ読取りデータを1回報告することを要求し、各回のメータ読取りデータのビットレートが比較的小さく、3種類の異なるサービスモデルを構成し、それぞれ高頻度周期的小データ報告、低頻度周期的小データ報告、極低頻度周期的小データ報告と呼ばれてもよい。また、例えば、普通の音声サービスは極高頻度周期的小データインタラクションモデルと呼ばれてもよい。また、例えば、インターネット接続サービス(一般的に、何十秒おきにウェブページを1回クリックし、下りデータを主とし、且つデータビットレートが比較的に大きい。)は、中頻度非周期的大データダウンロードモデルと呼ばれてもよい。これらの異なるサービスモデルによるネットワークへのプレッシャーが異なるのは勿論であり、従来のメカニズムはこれらのサービスのモデルを区別することができない。
【0020】
異なるサービスはさらに異なるQoS要求を有し、受入制御比較に関連するQoS要求はアクセス遅延の許容度を含み、例えば、あるサービスがアクセス遅延に対して感度が高く(例えば、火災通報、安全保護、医療監視などのサービス)、あるサービスがアクセス遅延に対して感度が低く(例えば、メータ読取り)、現在のメカニズムはこれらの相違を区別することができない。
【0021】
異なるサービス又はユーザー装置はさらに異なる優先度を有し、例えば、金融、安全保護、医療に関連するサービスの優先度は普通のサービスより高くあるべきであるが、現在のメカニズムは区別することができない。
【0022】
これらの欠陥はM2Mが広くアプリケーションされた後、さらに深刻になる。
【課題を解決するための手段】
【0023】
上記課題を解決するために、本発明は、ネットワーク側がさらに正確にユーザー装置の情報を把握してネットワーク側がさらに柔軟かつ精確な受入制御を行うことを確保するように、無線リソース制御方法及びシステムを提案する。
【0024】
上記課題を解決するために、本発明は無線リソース制御方法を提供し、
無線リソース制御(RRC)接続を確立する過程で、ユーザー装置が基地局にRRC接続確立リクエストメッセージを送信し、前記RRC接続確立リクエストメッセージに当該回アクセス性質指示用情報が載せられることと、
前記基地局は前記当該回アクセス性質指示用情報によって、前記ユーザー装置がRRC接続を確立することを許可するかどうかを判断することと、を含む。
【0025】
前記当該回アクセス性質指示用情報は、前記ユーザー装置がネットワーク側と予め約定したRRC接続確立原因リストから選択したものである。
【0026】
上記方法はさらに、前記ユーザー装置が前記RRC接続確立原因リストから当該回アクセス性質に符合するRRC接続確立原因を選択し、選択したRRC接続確立原因に対応するインデックスを前記当該回アクセス性質指示用情報として前記RRC接続確立リクエストメッセージに加えるように、前記ユーザー装置がネットワーク側と予め約定したRRC接続確立原因リストから当該回アクセス性質指示用情報を選択することを含む。
【0027】
前記RRC接続確立原因リストにおける各RRC接続確立原因は、サービスタイプ情報、ユーザー装置のタイプ情報、ユーザー装置のグループ情報、ユーザー装置の優先度情報、サービスの優先度情報、サービスモデルのタイプ情報、公衆陸上移動網タイプ情報、アクセスクラス情報、及びサービスのサービス品質要求タイプ情報のうちの1種又は複数種の組み合わせを含む。
【0028】
前記サービスタイプ情報はコールサービスによって分類される情報であり、
前記ユーザー装置のグループ情報は、ユーザー装置グループのシリアルナンバー又はユーザー装置グループの識別子であり、
前記ユーザー装置の優先度情報は、ネットワーク側とユーザー装置が予め約定したユーザー装置の優先度シリアルナンバー又はユーザー装置の優先度識別子であり、
前記サービスの優先度情報は、ネットワーク側とユーザー装置が予め約定したサービスの優先度シリアルナンバー又はサービスの優先度識別子であり、
前記サービスモデルのタイプ情報は、サービスのデータ通信モデル情報であり、データインタラクション周期性、データインタラクション頻度、データ量の大きさ、及びデータインタラクション方向のうちの1種又は複数種の組み合わせを含み、
前記公衆陸上移動網タイプ情報は、ユーザー装置がそのローカル公衆陸上移動網(HPLMN)にあるかどうかの識別子情報、ユーザー装置がその等価のHPLMNにあるかどうかの識別子情報、ユーザー装置がその加入者識別モジュール又はユニバーサル加入者識別モジュールに含まれる好ましいPLMNリストにおける1つのPLMNにあるかどうかの識別子情報、ユーザー装置がローミングするユーザー装置であるかどうかの識別子情報、ユーザー装置のHPLMNの識別子情報、及びユーザー装置の等価HPLMNの識別子情報のうちの1種又は複数種を含み、
前記アクセスクラス情報は、ネットワーク側とユーザー装置が予め約定したアクセスクラスシリアルナンバー又はアクセスクラス識別子であり、
前記サービスのサービス品質要求タイプ情報は、アクセス遅延の許容度、保証されたビットレート、及び許容するビット誤り率のうちの1種又は複数種の組み合わせを含む。
【0029】
上記課題を解決するために、本発明はさらに無線リソース制御システムを提供し、
無線リソース制御(RRC)接続を確立する過程で、基地局にRRC接続確立リクエストメッセージを送信し、前記RRC接続確立リクエストメッセージに当該回アクセス性質指示用情報が載せられるように設置されるユーザー装置と、
前記当該回アクセス性質指示用情報によって、前記ユーザー装置がRRC接続を確立することを許可するかどうかを判断するように設置される基地局と、を備える。
【0030】
前記ユーザー装置はさらに、基地局にRRC接続確立リクエストメッセージを送信する前に、ネットワーク側と予め約定したRRC接続確立原因リストから前記当該回アクセス性質指示用情報を選択するように設置される。
【0031】
前記ユーザー装置は、RRC接続確立原因リストから当該回アクセス性質に符合するRRC接続確立原因を選択し、選択したRRC接続確立原因を前記当該回アクセス性質指示用情報として前記RRC接続確立リクエストメッセージに加えるように、当該回アクセス性質指示用情報を選択するように設置される。
【0032】
前記RRC接続確立原因リストにおける各RRC接続確立原因は、コールサービスタイプ情報、ユーザー装置のタイプ情報、ユーザー装置のグループ情報、ユーザー装置の優先度情報、サービスの優先度情報、サービスモデルのタイプ情報、公衆陸上移動網タイプ情報、アクセスクラス情報、及びサービスのサービス品質要求タイプ情報のうちの1種又は複数種の組み合わせを含む。
【0033】
前記サービスタイプ情報はコールサービスによって分類される情報であり、
前記ユーザー装置のグループ情報は、ユーザー装置グループのシリアルナンバー又はユーザー装置グループの識別子であり、
前記ユーザー装置の優先度情報は、ネットワーク側とユーザー装置が予め約定したユーザー装置の優先度シリアルナンバー又はユーザー装置の優先度識別子であり、
前記サービスの優先度情報は、ネットワーク側とユーザー装置が予め約定したサービスの優先度シリアルナンバー又はサービスの優先度識別子であり、
前記サービスモデルのタイプ情報は、サービスのデータ通信モデル情報であり、データインタラクション周期性、データインタラクション頻度、データ量の大きさ、及びデータインタラクション方向のうちの1種又は複数種の組み合わせを含み、
前記公衆陸上移動網タイプ情報は、ユーザー装置がそのローカル公衆陸上移動網(HPLMN)にあるかどうかの識別子情報、ユーザー装置がその等価のHPLMNにあるかどうかの識別子情報、ユーザー装置がその加入者識別モジュール又はユニバーサル加入者識別モジュールに含まれる好ましいPLMNリストにおける1つのPLMNにあるかどうかの識別子情報、ユーザー装置がローミングするユーザー装置であるかどうかの識別子情報、ユーザー装置のHPLMNの識別子情報、及びユーザー装置の等価HPLMNの識別子情報のうちの1種又は複数種を含み、
前記アクセスクラス情報は、ネットワーク側とユーザー装置が予め約定したアクセスクラスシリアルナンバー又はアクセスクラス識別子であり、
前記サービスのサービス品質要求タイプ情報は、アクセス遅延の許容度、保証されたビットレート、及び許容するビット誤り率のうちの1種又は複数種の組み合わせを含む。
【0034】
前記システムはロングタームエボリューションシステム又はユニバーサルモバイル通信システムである。
【発明の効果】
【0035】
上記によれば、本発明は受入制御方法及びシステムを提供し、ユーザー装置がコール確立タイプに関連するさらに正確な情報を報告してネットワーク側がさらに柔軟かつ精確な受入制御を行うことに補助する。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【
図1】ユーザー装置アクセスネットワーク側が完成しなければならない模式的フローチャートである。
【
図2】RRC接続確立過程を完成する模式的フローチャートである。
【
図3】RRC接続確立過程を拒否する模式的フローチャートである。
【
図4】本発明に係る受入制御方法のフローチャートである。
【
図5】本発明の実施例に係る受入制御方法のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0037】
図4は本発明に係る受入制御方法のフローチャートである。受入制御方法は、
図4に示すように、S10およびS20を含む。
【0038】
ステップS10において、ユーザー装置とネットワーク側が無線リソース制御(RRC)接続を確立する過程で、ユーザー装置が基地局に送信するRRC接続確立リクエストメッセージに当該回アクセス性質指示用情報がRRC接続確立原因として載せられる。
【0039】
ステップS20において、基地局は上記当該回アクセス性質指示用情報によって上記ユーザー装置がRRC接続を確立することを許可するかどうかを判断する。
【0040】
さらに、上記ユーザー装置は基地局にRRC接続確立リクエストメッセージを送信する前に、ネットワーク側と予め約定したRRC接続確立原因リストから上記当該回アクセス性質指示用情報を選択し、具体的には、当該回アクセス性質に符合するRRC接続確立原因を選択し、上記RRC接続確立原因に対応するインデックスを上記当該回アクセス性質指示用情報として上記RRC接続確立リクエストメッセージに加える。
【0041】
本発明の目的、技術案及びメリットをさらに明らかにするために、実施例を挙げ、図面を参照しながら本発明を詳細に説明する。
【0042】
本実施例はLTEシステム又はUMTS(Universal Mobile Telecommunication System、ユニバーサルモバイル通信システム)に適用する。ユーザー装置アクセスネットワーク側は、RRC接続確立をリクエストするには、下記のプロセスを完成しなければならず、
図5に示すように、以下のステップを実行する。
【0043】
ステップS101において、ユーザー装置と基地局が同期を確立する。
【0044】
ステップS102において、ユーザー装置が当該回接続確立性質によって、1つの対応するRRC接続確立原因を選択し、上記RRC接続確立原因に対応するインデックスをRRC接続確立リクエストに載せる。
【0045】
ステップS103において、ユーザー装置が基地局にRRC接続確立リクエストを送信する。
【0046】
ステップS104において、基地局がネットワーク側のロード状況によって、ユーザー装置のRRC接続確立原因を結合して、該ユーザー装置の当該回接続リクエストを受け入れることができるかどうかを判断し、受け入れることができる場合、ステップS105に入り、できないと、ステップS106に入る。
【0047】
ステップS105において、基地局がユーザー装置のRRC接続確立を許可すると、ユーザー装置にRRC接続セットアップ(RRC connection setup)メッセージをフィードバックする。
【0048】
ステップS106において、基地局がユーザー装置のRRC接続確立を許可しないと、ユーザー装置にRRC接続拒否(RRC connection reject)メッセージをフィードバックする。
【0049】
ステップS101、S103、S105及びS106はいずれも従来のメカニズムに符合する。
【0050】
ステップS102において、ネットワーク側とユーザー装置が予め1つのRRC接続確立原因リストを定め、ユーザー装置が該リストから当該回アクセス性質に符合するRRC接続確立原因を選択する。
【0051】
本発明のRRC接続確立原因リストにおいて、RRC接続確立原因は、コールサービスタイプ情報、ユーザー装置のタイプ情報、ユーザー装置のグループ(Group)情報、ユーザー装置の優先度情報、サービスの優先度情報、サービスモデルのタイプ情報、PLMN(Public Land Mobile Network、公衆陸上移動網)タイプ情報、アクセスクラス(Access Class)情報、及びサービスのQoS要求タイプ情報のうちの1種又は複数種の組み合わせであってもよい。
【0052】
上記コールサービスタイプ情報とは、コールサービスによって分類される情報を意味しており、呼び出し元又は被呼の音声コール、呼び出し元又は被呼のビデオストリームコール、呼び出し元又は被呼のインタラクション音声コール、呼び出し元又は被呼のデータコール、及び呼び出し元又は被呼のシグナルサービスなどの1種又は複数種を含む。
【0053】
データコールは、簡単な1種類であってもよく、さらに細かい種類、例えば、httpインターネット接続サービス、FTPダウンロードサービス、メータ読取りサービス、監視制御サービス、インテリジェント交通サービス、及び資産追跡サービスなどに分けられてもよい。
【0054】
上記ユーザー装置のタイプ情報とは、ユーザー装置によって分類される情報を意味しており、H2Hユーザー装置、M2Mユーザー装置、及びその他のタイプユーザー装置のうちの1種又は複数種を含む。
【0055】
上記ユーザー装置のグループ情報とは、ユーザー装置グループ(Group)の識別子を意味しており、ユーザー装置グループ(Group)のシリアルナンバー又は識別子を含む。現在グループ(Group)のメカニズムによれば、グループ識別子Group−RNTI(Radio Network Temporary Indicator、無線ネットワーク一時的識別子)は3gpp会議で提案されたので、上記ユーザー装置のグループ情報は直接にGroup−RNTIを用いてもよく、ネットワーク側と予め約定した1つのシリアルナンバーを用いても良く、ネットワーク側は予め該シリアルナンバーとグループとの一対一対応関係を確立する。
【0056】
上記ユーザー装置の優先度情報とは、ネットワーク側とユーザー装置が予め約定したユーザー装置の優先度を意味しており、優先度のシリアルナンバー、又は優先度識別子を含む。優先度は1級又は複数級であってもよく、従来のH2H装置より高くてもよく、従来のH2H装置より低くても良い。例えば、従来のH2H装置を基準(後述する「H2H装置」とは従来プロトコルに含まれたRRC接続確立原因を意味する。)として優先度を設定できる。優先度は、H2H装置に対して優先度が低い低優先度装置という簡単な1級を含んでもよい。
【0057】
また、優先度は、H2H装置に対して優先度が高い高優先度装置、H2H装置に対して優先度が低い低優先度装置という2級を含んでもよい。
【0058】
また、優先度は、H2H装置に対して優先度が低い低優先度1級装置、さらに優先度が低い低優先度2級装置、…、及び低優先度N級装置(Nが正の整数である。)という複数級を含んでもよい。
【0059】
また、優先度の他の例は、H2H装置に対して優先度が高い高優先度1級装置、さらに優先度が高い高優先度2級装置、…、高優先度M級装置、H2H装置に対して優先度が低い低優先度1級装置、さらに優先度が低い低優先度2級装置、…、及び低優先度N級装置(MとNが正の整数である。)という、もう2種の複数級を含んでもよい。
【0060】
具体的な装置タイプと装置優先度との対応関係はネットワーク側とユーザー装置によって予め約定する。
【0061】
上記サービスの優先度情報とは、ネットワーク側とユーザー装置が予め約定したサービス優先度を意味しており、優先度のシリアルナンバー又は優先度識別子を含む。スマートフォンとM2M装置の導入のため、無線通信のサービス種類が大いに増えており、従来プロトコルにおけるRRC接続確立原因は、Emergency(ユーザー装置が緊急コールを送信することを表す。)、High Priority Access(ユーザー装置が高優先度のサービス類コールを送信することを表す)、mt−Access(ユーザー装置がコールされるので接続確立をリクエストすることを表す。)、mo−Signalling(ユーザー装置が呼び出し元シグナル類コールを送信することを表す。)、mo−Data(ユーザー装置が呼び出し元データ類コールを送信することを表す。)である。
【0062】
なお、新たなサービス優先度を導入してもよい。ここで、後述する「H2Hサービス」とは従来プロトコルに含まれたRRC接続確立原因を意味する。
【0063】
たとえば、サービス優先度は、H2Hサービスに対して優先度が低い低優先度サービスという簡単な1級を含んでもよい。
【0064】
また、サービス優先度は、H2Hサービスに対して優先度が高い高優先度サービス、及びH2Hサービスに対して優先度が低い低優先度サービスという2級を含んでもよい。
【0065】
また、サービス優先度は、H2Hサービスに対して優先度が低い低優先度1級サービス、さらに優先度が低い低優先度2級サービス、…、及び低優先度N級サービス(Nが正の整数である。)という複数級を含んでもよい。
【0066】
また、サービス優先度は、H2Hサービスに対して優先度が高い高優先度1級サービス、さらに優先度が高い高優先度2級サービス、…、高優先度M級サービス、H2Hサービスに対して優先度が低い低優先度1級サービス、さらに優先度が低い低優先度2級サービス、…、及び低優先度N級サービス(MとNが正の整数である。)という2種の複数級を含んでもよい。
【0067】
具体的なサービスタイプとサービス優先度との対応関係はネットワーク側とユーザー装置によって予め約定する。
【0068】
上記サービスモデルのタイプ情報とはサービスのデータ通信モデルを意味しており、データインタラクション周期性(周期的データインタラクションであるかどうか)、データインタラクション頻度、データ量の大きさ、及びデータインタラクション方向(上りデータを主とし、又は下りデータを主とし、又は上り下りビットレートがほぼ同じである。)のうちの1種の特徴又は複数種の特徴の組み合わせを含む。サービスモデルのタイプ情報は、例えば、小データサービスモデル、又は高頻度サービスモデル、又は周期的サービスモデルという1種の特徴だけを含む情報である。また、サービスモデルのタイプ情報は、周期的小データサービスモデル、低頻度周期的小データ報告、極低頻度周期的小データ報告、極高頻度周期的小データインタラクションモデル、及び中頻度非周期的大データダウンロードモデルなどという複数種の特徴を含む情報である。
【0069】
具体的サービスタイプとサービスモデルとの対応関係はネットワーク側とユーザー装置よって予め約定する。
【0070】
上記PLMNタイプ情報は、ネットワーク側とユーザー装置が予め約定したPLMNタイプ情報であり、ユーザー装置がそのHPLMN(Home PLMN、ローカル公衆陸上移動網)にあるかどうかの識別子情報、ユーザー装置がその等価のHPLMNにあるかどうかの識別子情報、ユーザー装置がそのSIM(Subscriber Identity Module、加入者識別モジュール)又はUSIM(Universal Subscriber Identity Module、ユニバーサル加入者識別モジュール)に含まれる好ましいPLMNリストにおけるあるPLMNにあるかどうかの識別子情報、ユーザー装置がローミングするユーザー装置であるかどうかの識別子情報、ユーザー装置のHPLMNの識別子情報、及びユーザー装置の等価HPLMNの識別子情報のうちの1種又は複数種を含む。
【0071】
上記アクセスクラス(Access Class)情報とは、ネットワーク側とユーザー装置が予め約定したアクセスクラスを意味しており、アクセスクラスシリアルナンバー、又はアクセスクラス識別子を含み、例えば、Access Class N(Nが0以上の正数である。)である。
【0072】
上記サービスのQoS要求タイプ情報は、アクセス遅延の許容度、保証されたビットレート、及び許容するビット誤り率のうちの1種又は複数種の組み合わせを含む。アクセス遅延は、アクセス遅延への高感度、及びアクセス遅延への低感度という簡単な2級であってもよい。
【0073】
あるいは、アクセス遅延は、アクセス遅延への高感度、アクセス遅延への中感度、及びアクセス遅延への低感度という複数級のように設定してもよい。
【0074】
アクセス遅延は、複数種のQoS要求の組み合わせであってもよく、例えば、アクセス遅延への高感度+低い保証のビットレート+低ビット誤り率要求、又は
アクセス遅延への中感度+高い保証のビットレート+低ビット誤り率要求であってもよい。
【0075】
上記QoS要求はさらに細かい等級の数に分けられてもよい。
【0076】
上記「RRC接続確立原因リストの設置が後述する情報の1種又は複数種の組み合わせであってもよい」とは、RRC接続確立原因リストは上記各種の特徴情報の1種又は複数種、或いは1種又は複数種の組み合わせであってもよいことを意味する。
【0077】
例えば、表1はRRC接続確立原因リストの一つの実例(優先度情報とユーザー装置タイプ情報の組み合わせである。)である。
【0079】
表2はRRC接続確立原因リストのもう一つの実例(サービスモデル情報とQoS要求情報の組み合わせである。)である。
【0081】
そのほかの組み合わせ方式で新規RRC接続確立原因を構成してもよい。
【0082】
当業者は上記方法のステップのすべて又は一部がプログラムで関連ハードウェアに指令を出して完成されることが可能であると理解すべきであり、上記プログラムはコンピュータの読み取り可能記憶媒体、例えば、リードオンリーメモリー、磁気ディスク又は光ディスクなどに記憶可能である。選択的には、上記実施例のステップのすべて又は一部は1つの又は複数の集積回路によって実現されてもよい。それなりに、上記実施例に係る各モジュール/ユニットはハードウェアの形式によって実現されてもよく、ソフトウェア機能モジュールの形式によって実現されてもよい。本発明はいかなるの特定形式のハードウェアとソフトウェアの結合に限定されない。
【0083】
上記説明は本発明の好ましい実施例に過ぎず、本発明の保護範囲を限定するものではない。本発明の発明内容によれば、さらにその他の複数種の実施例が存在し、本発明の趣旨及びその実質を逸脱せずに、当業者は本発明に基づいて各種の相応の変更と変形をすることができ、本発明の趣旨と原則で行われるいかなる修正、等価置換、改良などはいずれも本発明の保護範囲に含まれるべきである。
【産業上の利用可能性】
【0084】
従来技術に比べて、本発明の受入制御方法及びシステムによれば、ユーザー装置はコール確立タイプに関連する、さらに正確な情報を報告してネットワーク側がさらに柔軟かつ精確な受入制御を行うことに補助する。