【課題を解決するための手段】
【0007】
要旨
本明細書中で具体化され、広く説明されるように、開示される材料、化合物、組成物、物品および方法の目的によれば、開示される主題は、1つの局面において、組成物ならびにそのような組成物を調製および使用するための方法に関する。さらなる局面において、開示される主題は、マイクロカプセル、ならびに、それらを調製し、使用するための方法、そして、不透過性のようなマイクロカプセルの様々な特性を改善するための方法に関する。
【0008】
さらなる利点は、以下の説明に部分的に示され、また、その説明から部分的に明らかになるか、または以下に記載される局面の実施によって理解され得る。以下に記載される利点は、添付の特許請求の範囲に特に指摘されている要素および組み合わせを用いて実現および達成される。前述の全体的な説明と以下の詳細な説明の両方が、単に例示的かつ説明的であり、限定するものではないことが理解されるべきである。
【0009】
本明細書中の一部に組み込まれ、本明細書の一部を構成する添付の図面は、以下に記載されるいくつかの局面を図示するものである。
本発明の好ましい実施形態では、例えば以下のマイクロカプセルなどが提供される:
(項目1)
主要マイクロカプセルと充填物質との集塊を含むマイクロカプセルであって、個別の主要マイクロカプセルの各々は、主要殻を有し、該充填物質は、該主要殻によって被包され、該集塊は、外殻によって被包され、そして該主要殻、該外殻またはその両方は、アミノ酸、タンパク質、サッカリド、ろうまたはそれらの組み合わせを含む1つ以上の組成物の残基を含む、マイクロカプセル。
(項目2)
コアを含むシングルコアマイクロカプセルであって、ここで、該コアは、充填物質、該コアを取り囲んでいる主要殻および該主要殻を取り囲んでいる外殻を含み、ここで、該主要殻、該外殻またはその両方は、アミノ酸、タンパク質、サッカリド、ろうまたはそれらの組み合わせを含む1つ以上の組成物の残基を含む、シングルコアマイクロカプセル。
(項目3)
前記マイクロカプセルが、約40時間を超える誘導時間を有する、項目1〜2のいずれか一項に記載のマイクロカプセル。
(項目4)
前記マイクロカプセルが、約50時間を超える誘導時間を有する、項目1〜3のいずれか一項に記載のマイクロカプセル。
(項目5)
前記マイクロカプセルが、約75時間を超える誘導時間を有する、項目1〜4のいずれか一項に記載のマイクロカプセル。
(項目6)
前記マイクロカプセルが、約100時間を超える誘導時間を有する、項目1〜5のいずれか一項に記載のマイクロカプセル。
(項目7)
前記マイクロカプセルが、アンチケーキング化合物をさらに含む、項目1〜6のいずれか一項に記載のマイクロカプセル。
(項目8)
前記1つ以上の組成物が、前記アミノ酸である、ロイシン、イソロイシン、メチオニン、システイン、チロシン、トリプトファン、フェニルアラニンまたはそれらの混合物を含む、項目1〜7のいずれか一項に記載のマイクロカプセル。
(項目9)
前記1つ以上の組成物が、前記アミノ酸であるリジンを含む、項目1〜8のいずれか一項に記載のマイクロカプセル。
(項目10)
前記1つ以上の組成物が、前記アミノ酸であるグルタミンを含む、項目1〜8のいずれか一項に記載のマイクロカプセル。
(項目11)
前記1つ以上の組成物が、前記アミノ酸である、ロイシン、イソロイシン、メチオニン、システイン、チロシン、トリプトファン、フェニルアラニンまたはそれらの混合物およびグルタミンを含む、項目1〜10のいずれか一項に記載のマイクロカプセル。
(項目12)
前記1つ以上の組成物が、乳タンパク質を含む、項目1〜11のいずれか一項に記載のマイクロカプセル。
(項目13)
前記1つ以上の組成物が、ホエータンパク質、ホエータンパク質単離物またはホエータンパク質濃縮物を含む、項目1〜12のいずれか一項に記載のマイクロカプセル。
(項目14)
前記ホエータンパク質が、グリセリンと組み合わされている、項目1〜13のいずれか一項に記載のマイクロカプセル。
(項目15)
前記1つ以上の組成物が、約100,000ダルトンを超える分子量を有するサッカリドを含む、項目1〜14のいずれか一項に記載のマイクロカプセル。
(項目16)
前記1つ以上の組成物が、約100,000ダルトン未満の分子量を有するサッカリドを含む、項目1〜15のいずれか一項に記載のマイクロカプセル。
(項目17)
前記1つ以上の組成物が、前記サッカリドであるキトサンを含む、項目1〜16のいずれか一項に記載のマイクロカプセル。
(項目18)
前記1つ以上の組成物が、キトサンおよびグルタミン、キトサン、リジンおよびグルタミン、キトサン、グルタミンおよびロイシン、イソロイシン、メチオニン、システイン、チロシン、トリプトファンもしくはフェニルアラニンの1つ以上、または、キトサンおよびロイシン、イソロイシン、メチオニン、システイン、チロシン、トリプトファンもしくはフェニルアラニンの1つ以上を含む、項目1〜17のいずれか一項に記載のマイクロカプセル。
(項目19)
前記1つ以上の組成物が、前記サッカリドであるデンプンを含む、項目1〜18のいずれか一項に記載のマイクロカプセル。
(項目20)
前記デンプンが、加工デンプンである、項目1〜19のいずれか一項に記載のマイクロカプセル。
(項目21)
前記1つ以上の組成物が、前記サッカリドであるラクトースを含む、項目1〜20のいずれか一項に記載のマイクロカプセル。
(項目22)
前記1つ以上の組成物が、前記サッカリドである、デンプンおよびラクトースを含む、項目1〜21のいずれか一項に記載のマイクロカプセル。
(項目23)
前記1つ以上の組成物が、前記サッカリドをメープルシロップ、蜂蜜、コーンシロップまたはそれらの混合物の形態で含む、項目1〜22のいずれか一項に記載のマイクロカプセル。
(項目24)
前記1つ以上の組成物が、前記サッカリドであるスクロースを含む、項目1〜23のいずれか一項に記載のマイクロカプセル。
(項目25)
前記1つ以上の組成物が、前記サッカリドであるヒドロキシプロピルメチルセルロースを含む、項目1〜24のいずれか一項に記載のマイクロカプセル。
(項目26)
前記1つ以上の組成物が、前記サッカリドである、マルトデキストリン、オリゴフルクタン、シクロデキストリン、カルボキシメチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、セルロースエーテル、寒天、アルギネート、ペクチン、低メトキシルペクチン、アラビアゴム、カラギナン、セルロースゴム、ジルタンガム、ジェランガム、ローカスビーンガム、ウェランガム、キサンタンガムまたはそれらの混合物を含む、項目1〜25のいずれか一項に記載のマイクロカプセル。
(項目27)
前記1つ以上の組成物が、前記サッカリドである、グルコース、フルクトース、ガラクトース、アラビノース、リボース、リブロース、キシロース、キシルロース、セロビオース、マンノース、キシロース、リボース、ソルボース、セロトリオース、トレハロース、マルトース、ラフィノース、キシリトール、ソルビトール、イソマルト、グルコサミンまたはそれらの混合物を含む、項目1〜26のいずれか一項に記載のマイクロカプセル。
(項目28)
前記1つ以上の組成物が、前記ろうであるカルナウバろうを含む、項目1〜27のいずれか一項に記載のマイクロカプセル。
(項目29)
前記1つ以上の組成物が、前記ろうである、カンデリラ、セレシン、木ろう、オレンジピールワックス、米糠ろう、シェラック、パラフィン、モンタン、微晶質ワックス、ポリエチレン、蜜ろうまたはそれらの混合物を含む、項目1〜28のいずれか一項に記載のマイクロカプセル。
(項目30)
前記1つ以上の組成物が、界面活性剤をさらに含む、項目1〜29のいずれか一項に記載のマイクロカプセル。
(項目31)
キレート剤をさらに含む、項目1〜30のいずれか一項に記載のマイクロカプセル。
(項目32)
前記キレート剤が、エチレンジアミン四酢酸二ナトリウムである、項目1〜31のいずれか一項に記載のマイクロカプセル。
(項目33)
前記キレート剤が、クエン酸、フィチン酸、リンゴ酸、酒石酸、シュウ酸、コハク酸、ポリリン酸またはそれらの混合物の1つ以上を含む、項目1〜32のいずれか一項に記載のマイクロカプセル。
(項目34)
前記主要殻もしくは前記外殻または主要殻と外殻の両方が、界面活性剤、ゼラチン、ポリホスフェート、サッカリドまたはそれらの混合物を含む、項目1〜33のいずれか一項に記載のマイクロカプセル。
(項目35)
前記主要殻もしくは前記外殻または主要殻と外殻の両方が、B型ゼラチン、ポリホスフェート、アラビアゴム、アルギネート、キトサン、カラギナン、ペクチン、低メトキシルペクチン、デンプン、加工デンプン、アルファ−ラクトアルブミン、ベータ−ラクトグロブミン、オボアルブミン、ポリソルビタン、マルトデキストリン、シクロデキストリン、セルロース、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロプロピルメチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、乳タンパク質、ホエータンパク質、ダイズタンパク質、キャノーラタンパク質、アルブミン、コーシャゼラチン、非コーシャゼラチン、ハラルゼラチン、非ハラルゼラチンまたはそれらの混合物を含む、項目1〜34のいずれか一項に記載のマイクロカプセル。
(項目36)
前記主要殻もしくは前記外殻または主要殻と外殻の両方が、複合コアセルベートを含む、項目1〜35のいずれか一項に記載のマイクロカプセル。
(項目37)
前記主要殻もしくは前記外殻または主要殻と外殻の両方が、A型ゼラチンを含む、項目1〜36のいずれか一項に記載のマイクロカプセル。
(項目38)
前記主要殻もしくは前記外殻または主要殻と外殻の両方が、魚ゼラチンを含む、項目1〜37のいずれか一項に記載のマイクロカプセル。
(項目39)
前記主要殻もしくは前記外殻または主要殻と外殻の両方が、豚ゼラチンを含む、項目1〜38のいずれか一項に記載のマイクロカプセル。
(項目40)
前記主要殻もしくは前記外殻または主要殻と外殻の両方が、約0〜約300のブルーム強度を有するゼラチンを含む、項目1〜39のいずれか一項に記載のマイクロカプセル。
(項目41)
前記主要殻もしくは前記外殻または主要殻と外殻の両方が、約0〜約50のブルーム強度を有するゼラチンを含む、項目1〜40のいずれか一項に記載のマイクロカプセル。
(項目42)
前記主要殻もしくは前記外殻または主要殻と外殻の両方が、約51〜約300のブルーム強度を有するゼラチンを含む、項目1〜41のいずれか一項に記載のマイクロカプセル。
(項目43)
前記主要殻もしくは前記外殻または主要殻と外殻の両方が、約0、約210、約220または約240のブルーム強度を有するゼラチンを含む、項目1〜42のいずれか一項に記載のマイクロカプセル。
(項目44)
前記主要殻もしくは前記外殻または主要殻と外殻の両方が、ゼラチンおよびポリホスフェートのコアセルベートを含む、項目1〜43のいずれか一項に記載のマイクロカプセル。
(項目45)
前記充填物質が、生物学的に活性な物質を含む、項目1〜44のいずれか一項に記載のマイクロカプセル。
(項目46)
前記充填物質が、栄養補給剤を含む、項目1〜45のいずれか一項に記載のマイクロカプセル。
(項目47)
前記充填物質が、微生物の油を含む、項目1〜46のいずれか一項に記載のマイクロカプセル。
(項目48)
前記充填物質が、海産の油を含む、項目1〜47のいずれか一項に記載のマイクロカプセル。
(項目49)
前記充填物質が、藻類の油を含む、項目1〜48のいずれか一項に記載のマイクロカプセル。
(項目50)
前記充填物質が、渦鞭毛藻類由来の油を含む、項目1〜49のいずれか一項に記載のマイクロカプセル。
(項目51)
前記充填物質が、Crypthecodinium cohnii由来の油を含む、項目1〜50のいずれか一項に記載のマイクロカプセル。
(項目52)
前記充填物質が、真菌の油を含む、項目1〜51のいずれか一項に記載のマイクロカプセル。
(項目53)
前記充填物質が、Thraustochytrium、Schizochytriumまたはそれらの混合物由来の油を含む、項目1〜52のいずれか一項に記載のマイクロカプセル。
(項目54)
前記充填物質が、植物油を含む、項目1〜53のいずれか一項に記載のマイクロカプセル。
(項目55)
前記充填物質が、魚油を含む、項目1〜54のいずれか一項に記載のマイクロカプセル。
(項目56)
前記充填物質が、大西洋魚油、太平洋魚油、地中海魚油、軽く加圧された魚油、アルカリ処理された魚油、熱処理された魚油、淡茶色および濃茶色の魚油、カツオ油、ピルチャード油、マグロ油、シーバス油、ハリバ油、フウライカジキ油、バラクーダ油、タラ油、メンハーデン油、イワシ油、アンチョビ油、カラフトシシャモ油、大西洋タラ油、大西洋ニシン油、大西洋サバ油、大西洋メンハーデン油、サケ油またはサメ油を含む、項目1〜55のいずれか一項に記載のマイクロカプセル。
(項目57)
前記充填物質が、アルカリ処理されていない魚油を含む、項目1〜56のいずれか一項に記載のマイクロカプセル。
(項目58)
前記充填物質が、アラキドン酸を含む、項目1〜57のいずれか一項に記載のマイクロカプセル。
(項目59)
前記充填物質が、オメガ−3脂肪酸、オメガ−3脂肪酸のアルキルエステル、オメガ−3脂肪酸のトリグリセリドエステル、オメガ−3脂肪酸のフィトステロールエステルおよび/またはそれらの混合物を含む、項目1〜58のいずれか一項に記載のマイクロカプセル。
(項目60)
前記充填物質が、ドコサヘキサエン酸および/もしくはエイコサペンタエン酸、それらのC
1−C
6アルキルエステル、それらのトリグリセリドエステル、それらのフィトステロールエステルならびに/またはそれらの混合物を含む、項目1〜59のいずれか一項に記載のマイクロカプセル。
(項目61)
前記外殻が、約1μm〜約2,000μmの平均直径を有する、項目1〜60のいずれか一項に記載のマイクロカプセル。
(項目62)
前記外殻が、約20μm〜約1,000μmの平均直径を有する、項目1〜61のいずれか一項に記載のマイクロカプセル。
(項目63)
前記外殻が、約30μm〜約80μmの平均直径を有する、項目1〜62のいずれか一項に記載のマイクロカプセル。
(項目64)
前記主要殻が、40nm〜約10μmの平均直径を有する、項目1〜63のいずれか一項に記載のマイクロカプセル。
(項目65)
前記主要殻が、約0.1μm〜約5μmの平均直径を有する、項目1〜64のいずれか一項に記載のマイクロカプセル。
(項目66)
前記充填物質が、前記マイクロカプセルの約20重量%〜約90重量%である、項目1〜65のいずれか一項に記載のマイクロカプセル。
(項目67)
前記充填物質が、前記マイクロカプセルの約50重量%〜約70重量%である、項目1〜66のいずれか一項に記載のマイクロカプセル。
(項目68)
マイクロカプセルを調製するための方法であって:該方法は、
a.第1ポリマー成分、充填物質、第2ポリマー成分およびアミノ酸、タンパク質、サッカリド、ろうまたはそれらの組み合わせの1つ以上を含む組成物を含むエマルションを提供する工程;
b.pH、温度、濃度、混合速度またはそれらの組み合わせを調節することにより、主要殻材料を含む水性混合物を形成する工程であって、ここで、該主要殻材料は、該第1および第2ポリマー成分を含み、該充填物質を取り囲んでいる、工程;
c.該主要殻材料が集塊を形成するまで、該主要殻材料のゲル化点より高い温度に該水性混合物を冷却する工程;および
d.該水性混合物をさらに冷却することにより、該集塊の周囲に外殻を形成する工程
を含み、ここで、該主要殻材料、該外殻またはその両方は、該サッカリド、該ろうまたはそれらの組み合わせを含む、方法。
(項目69)
工程(a)〜(e)のいずれかまたはすべてが、窒素雰囲気下で行われる、項目68に記載の方法。
(項目70)
トランスグルタミナーゼを加える工程(f)をさらに含む、項目68〜69のいずれか一項に記載の方法。
(項目71)
グルタルアルデヒドを加える工程(f)をさらに含む、項目68〜70のいずれか一項に記載の方法。
(項目72)
前記マイクロカプセルを乾燥する工程(g)をさらに含む、項目68〜71のいずれか一項に記載の方法。
(項目73)
前記マイクロカプセルが、噴霧乾燥される、項目68〜72のいずれか一項に記載の方法。
(項目74)
前記マイクロカプセルが、炭水化物の存在下で噴霧乾燥される、項目68〜73のいずれか一項に記載の方法。
(項目75)
アンチケーキング化合物が、乾燥前、乾燥中または乾燥後に、前記マイクロカプセルに加えられる、項目68〜74のいずれか一項に記載の方法。
(項目76)
前記組成物が、前記サッカリドを含み、該サッカリドと前記第2ポリマー成分との比が、約1:0.02〜約1:0.5である、項目68〜75のいずれか一項に記載の方法。
(項目77)
前記サッカリドが、約100,000ダルトンを超える分子量を有する、項目68〜76のいずれか一項に記載の方法。
(項目78)
前記サッカリドが、約100,000ダルトン未満の分子量を有する、項目68〜77のいずれか一項に記載の方法。
(項目79)
前記組成物が、前記サッカリドであるキトサンを含む、項目68〜78のいずれか一項に記載の方法。
(項目80)
前記組成物が、前記サッカリドである、マルトデキストリン、オリゴフルクタン、シクロデキストリン、カルボキシメチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、セルロースエーテル、寒天、アルギネート、ペクチン、低メトキシルペクチン、アラビアゴム、カラギナン、セルロースゴム、ジルタンガム、ジェランガム、ローカスビーンガム、ウェランガム、キサンタンガム、デンプン、加工デンプンまたはそれらの混合物を含む、項目68〜79のいずれか一項に記載の方法。
(項目81)
前記組成物が、前記サッカリドである、ラクトース、スクロース、グルコース、フルクトース、ガラクトース、アラビノース、リボース、リブロース、キシロース、キシルロース、セロビオース、マンノース、キシロース、リボース、ソルボース、セロトリオース、トレハロース、マルトース、ラフィノース、キシリトール、ソルビトール、イソマルト、グルコサミンまたはそれらの混合物を含む、項目68〜80のいずれか一項に記載の方法。
(項目82)
前記組成物が、メープルシロップ、蜂蜜、コーンシロップまたはそれらの混合物を含む、項目68〜81のいずれか一項に記載の方法。
(項目83)
前記組成物が、前記ろうを含み、該ろうと前記第2ポリマー成分との比が、約1:1〜約1:10である、項目68〜82のいずれか一項に記載の方法。
(項目84)
前記組成物が、前記ろうであるカルナウバろうをマイクロエマルションの形態で含む、項目68〜83のいずれか一項に記載の方法。
(項目85)
前記組成物が、前記ろうである、カンデリラ、セレシン、木ろう、オレンジピールワックス、米糠ろう、シェラック、パラフィン、モンタン、微晶質ワックス、ポリエチレン、蜜ろうまたはそれらの混合物を含む、項目68〜84のいずれか一項に記載の方法。
(項目86)
前記組成物が、前記アミノ酸を含み、該アミノ酸と前記第2ポリマー成分との比が、約1:5〜約5:1である、項目68〜85のいずれか一項に記載の方法。
(項目87)
前記組成物が、前記アミノ酸である、リジン、ロイシン、イソロイシン、メチオニン、システイン、チロシン、トリプトファン、フェニルアラニン、グルタミンまたはそれらの混合物を含む、項目68〜86のいずれか一項に記載の方法。
(項目88)
前記組成物が、前記タンパク質を含み、該タンパク質と前記第2ポリマー成分との比が、約1:1〜約40:1である、項目68〜87のいずれか一項に記載の方法。
(項目89)
前記組成物が、前記タンパク質を含み、該タンパク質が、乳タンパク質、ゼラチン、ホエータンパク質単離物、ホエータンパク質濃縮物、カゼイネート、ダイズタンパク質、BSAまたはそれらの混合物である、項目68〜88のいずれか一項に記載の方法。
(項目90)
酸化防止剤が、前記エマルションおよび/または前記水性混合物に加えられる、項目68〜89のいずれか一項に記載の方法。
(項目91)
前記酸化防止剤が、フェノール化合物、植物抽出物または硫黄含有化合物を含む、項目68〜90のいずれか一項に記載の方法。
(項目92)
前記酸化防止剤が、アスコルビン酸またはその塩を含む、項目68〜91のいずれか一項に記載の方法。
(項目93)
キレート剤が、前記エマルションおよび/または前記水性混合物に加えられる、項目68〜92のいずれか一項に記載の方法。
(項目94)
前記キレート剤が、エチレンジアミン四酢酸二ナトリウムである、項目68〜93のいずれか一項に記載の方法。
(項目95)
前記キレート剤が、クエン酸、フィチン酸、リンゴ酸、酒石酸、シュウ酸、コハク酸、ポリリン酸またはそれらの混合物の1つ以上を含む、項目68〜94のいずれか一項に記載の方法。
(項目96)
前記エマルションが、約1,000〜約15,000rpmにおいて乳化することによって調製される、項目68〜95のいずれか一項に記載の方法。
(項目97)
前記第1ポリマー成分が、界面活性剤、ゼラチン、ポリホスフェート、サッカリドまたはそれらの混合物を含む、項目68〜96のいずれか一項に記載の方法。
(項目98)
前記第1ポリマー成分が、B型ゼラチン、ポリホスフェート、アラビアゴム、アルギネート、キトサン、カラギナン、ペクチン、低メトキシルペクチン、デンプン、加工デンプン、アルファ−ラクトアルブミン、ベータ−ラクトグロブミン、オボアルブミン、ポリソルビタン、マルトデキストリン、シクロデキストリン、セルロース、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロプロピルメチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、乳タンパク質、ホエータンパク質、ダイズタンパク質、キャノーラタンパク質、アルブミン、コーシャゼラチン、非コーシャゼラチン、ハラルゼラチン、非ハラルゼラチンまたはそれらの混合物を含む、項目68〜97のいずれか一項に記載の方法。
(項目99)
前記第1ポリマー成分が、A型ゼラチンを含む、項目68〜98のいずれか一項に記載の方法。
(項目100)
前記第1ポリマー成分が、魚ゼラチンを含む、項目68〜99のいずれか一項に記載の方法。
(項目101)
前記第1ポリマー成分が、豚ゼラチンを含む、項目68〜100のいずれか一項に記載の方法。
(項目102)
前記第1ポリマー成分が、約0〜約300のブルーム強度を有する、項目68〜101のいずれか一項に記載の方法。
(項目103)
前記第1ポリマー成分が、約0〜約50のブルーム強度を有する、項目68〜102のいずれか一項に記載の方法。
(項目104)
前記第1ポリマー成分が、約51〜約300のブルーム強度を有する、項目68〜103のいずれか一項に記載の方法。
(項目105)
前記第1ポリマー成分が、約0、約210、約220または約240のブルーム強度を有する、項目68〜104のいずれか一項に記載の方法。
(項目106)
前記充填物質が、生物学的に活性な物質を含む、項目68〜105のいずれか一項に記載の方法。
(項目107)
前記充填物質が、栄養補給剤を含む、項目68〜106のいずれか一項に記載の方法。
(項目108)
前記充填物質が、微生物の油を含む、項目68〜107のいずれか一項に記載の方法。
(項目109)
前記充填物質が、海産の油を含む、項目68〜108のいずれか一項に記載の方法。
(項目110)
前記充填物質が、藻類の油を含む、項目68〜109のいずれか一項に記載の方法。
(項目111)
前記充填物質が、渦鞭毛藻類由来の油を含む、項目68〜110のいずれか一項に記載の方法。
(項目112)
前記充填物質が、Crypthecodinium cohnii由来の油を含む、項目68〜111のいずれか一項に記載の方法。
(項目113)
前記充填物質が、真菌の油を含む、項目68〜112のいずれか一項に記載の方法。
(項目114)
前記充填物質が、Thraustochytrium、Schizochytriumまたはそれらの混合物由来の油を含む、項目68〜113のいずれか一項に記載の方法。
(項目115)
前記充填物質が、植物油を含む、項目68〜114のいずれか一項に記載の方法。
(項目116)
前記充填物質が、魚油を含む、項目68〜115のいずれか一項に記載の方法。
(項目117)
前記充填物質が、大西洋魚油、太平洋魚油、地中海魚油、軽く加圧された魚油、アルカリ処理された魚油、熱処理された魚油、淡茶色および濃茶色の魚油、カツオ油、ピルチャード油、マグロ油、シーバス油、ハリバ油、フウライカジキ油、バラクーダ油、タラ油、メンハーデン油、イワシ油、アンチョビ油、カラフトシシャモ油、大西洋タラ油、大西洋ニシン油、大西洋サバ油、大西洋メンハーデン油、サケ油またはサメ油を含む、項目68〜116のいずれか一項に記載の方法。
(項目118)
前記充填物質が、アルカリ処理されていない魚油を含む、項目68〜117のいずれか一項に記載の方法。
(項目119)
前記充填物質が、アラキドン酸を含む、項目68〜118のいずれか一項に記載の方法。
(項目120)
前記充填物質が、オメガ−3脂肪酸、オメガ−3脂肪酸のアルキルエステル、オメガ−3脂肪酸のトリグリセリドエステル、オメガ−3脂肪酸のフィトステロールエステルおよび/またはそれらの混合物を含む、項目68〜119のいずれか一項に記載の方法。
(項目121)
前記充填物質が、ドコサヘキサエン酸および/もしくはエイコサペンタエン酸、それらのC
1−C
6アルキルエステル、それらのトリグリセリドエステル、それらのフィトステロールエステルならびに/またはそれらの混合物を含む、項目68〜120のいずれか一項に記載の方法。
(項目122)
前記充填物質が、前記水性混合物の約1重量%〜約50重量%の量で提供される、項目68〜121のいずれか一項に記載の方法。
(項目123)
前記第2ポリマー成分が、界面活性剤、ゼラチン、ポリホスフェート、サッカリドまたはそれらの混合物を含む、項目68〜122のいずれか一項に記載の方法。
(項目124)
前記第2ポリマー成分が、A型ゼラチン、B型ゼラチン、ポリホスフェート、アラビアゴム、アルギネート、キトサン、カラギナン、ペクチン、低メトキシルペクチン、デンプン、加工デンプン、アルファ−ラクトアルブミン、ベータ−ラクトグロブミン、オボアルブミン、ポリソルビタン、マルトデキストリン、シクロデキストリン、セルロース、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロプロピルメチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、乳タンパク質、ホエータンパク質、ダイズタンパク質、キャノーラタンパク質、アルブミン、コーシャゼラチン、非コーシャゼラチン、ハラルゼラチン、非ハラルゼラチンまたはそれらの混合物を含む、項目68〜123のいずれか一項に記載の方法。
(項目125)
前記第2ポリマー成分が、ポリホスフェートである、項目68〜124のいずれか一項に記載の方法。
(項目126)
冷却が、約1〜約100分あたり約1℃の速度である、項目68〜125のいずれか一項に記載の方法。
(項目127)
冷却が、約1℃/5分の速度である、項目68〜126のいずれか一項に記載の方法。
(項目128)
前記混合物が、約5℃〜約10℃の温度に達するまで冷却される、項目68〜127のいずれか一項に記載の方法。
(項目129)
前記混合物が、約5℃の温度に達するまで冷却される、項目68〜128のいずれか一項に記載の方法。
(項目130)
前記主要殻材料および前記外殻が、複合コアセルベートを含む、項目68〜129のいずれか一項に記載の方法。
(項目131)
前記主要殻材料および前記外殻が、ゼラチンとポリホスフェートとの複合コアセルベートを含む、項目68〜130のいずれか一項に記載の方法。
(項目132)
前記主要殻材料および前記外殻が、ゼラチンとアルギネート、ゼラチンとペクチン、ゼラチンとアラビアゴム、ゼラチンとキサンタン、ゼラチンと低メトキシルペクチンまたはゼラチンとホエータンパク質との複合コアセルベートを含む、項目68〜131のいずれか一項に記載の方法。
(項目133)
前記外殻が、約1μm〜約2,000μmの平均直径を有する、項目68〜132のいずれか一項に記載の方法。
(項目134)
前記外殻が、約20μm〜約1,000μmの平均直径を有する、項目68〜133のいずれか一項に記載の方法。
(項目135)
前記外殻が、約30μm〜約80μmの平均直径を有する、項目68〜134のいずれか一項に記載の方法。
(項目136)
前記主要殻が、約40nm〜約10μmの平均直径を有する、項目68〜135のいずれか一項に記載の方法。
(項目137)
前記主要殻が、約0.1μm〜約5μmの平均直径を有する、項目68〜136のいずれか一項に記載の方法。
(項目138)
前記充填物質が、前記マイクロカプセルの20重量%〜90重量%である、項目68〜137のいずれか一項に記載の方法。
(項目139)
前記充填物質が、前記マイクロカプセルの50重量%〜70重量%である、項目68〜138のいずれか一項に記載の方法。
(項目140)
前記マイクロカプセルが、約40時間を超える誘導時間を有する、項目68〜139のいずれか一項に記載の方法。
(項目141)
前記マイクロカプセルが、約50時間を超える誘導時間を有する、項目68〜140のいずれか一項に記載の方法。
(項目142)
前記マイクロカプセルが、約75時間を超える誘導時間を有する、項目68〜141のいずれか一項に記載の方法。
(項目143)
前記マイクロカプセルが、約100時間を超える誘導時間を有する、項目68〜142のいずれか一項に記載の方法。
(項目144)
項目68〜143のいずれか一項に記載の方法に従って調製される、マイクロカプセル。
(項目145)
マイクロカプセルを調製するための方法であって:該方法は、
a.第1ポリマー成分、充填物質および第2ポリマー成分を含むエマルションを提供する工程;
b.pH、温度、濃度、混合速度またはそれらの組み合わせを調節することにより、主要殻材料を含む水性混合物を形成する工程であって、ここで、該主要殻材料は、該第1および第2ポリマー成分を含み、該充填物質を取り囲んでいる、工程;
c.該主要殻材料が集塊を形成するまで、該主要殻材料のゲル化点より高い温度に該水性混合物を冷却する工程;
d.アミノ酸、タンパク質、サッカリドまたはろうの1つ以上を含む組成物を該水性混合物に加える工程;および
e.該水性混合物をさらに冷却することにより、該集塊の周囲に外殻を形成する工程
を含み、ここで、該主要殻材料、該外殻またはその両方は、該サッカリドを含む、方法。(項目146)
工程(a)〜(e)のいずれかまたはすべてが、窒素雰囲気下で行われる、項目145に記載の方法。
(項目147)
トランスグルタミナーゼを加える工程(f)をさらに含む、項目145〜146のいずれか一項に記載の方法。
(項目148)
グルタルアルデヒドを加える工程(f)をさらに含む、項目145〜147のいずれか一項に記載の方法。
(項目149)
前記マイクロカプセルを乾燥する工程(g)をさらに含む、項目145〜148のいずれか一項に記載の方法。
(項目150)
前記マイクロカプセルが、噴霧乾燥される、項目145〜149のいずれか一項に記載の方法。
(項目151)
前記マイクロカプセルが、炭水化物の存在下で噴霧乾燥される、項目145〜150のいずれか一項に記載の方法。
(項目152)
アンチケーキング化合物が、乾燥前、乾燥中または乾燥後に、前記マイクロカプセルに加えられる、項目145〜151のいずれか一項に記載の方法。
(項目153)
前記組成物が、前記サッカリドを含み、該サッカリドと前記第2ポリマー成分との比が、約1:0.02〜1:0.5である、項目145〜152のいずれか一項に記載の方法。
(項目154)
前記サッカリドが、約100,000ダルトンを超える分子量を有する、項目145〜153のいずれか一項に記載の方法。
(項目155)
前記サッカリドが、約100,000ダルトン未満の分子量を有する、項目145〜154のいずれか一項に記載の方法。
(項目156)
前記サッカリドが、キトサンを含む、項目145〜155のいずれか一項に記載の方法。
(項目157)
前記組成物が、前記サッカリドである、マルトデキストリン、オリゴフルクタン、シクロデキストリン、カルボキシメチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、セルロースエーテル、寒天、アルギネート、ペクチン、低メトキシルペクチン、アラビアゴム、カラギナン、セルロースゴム、ジルタンガム、ジェランガム、ローカスビーンガム、ウェランガム、キサンタンガム、デンプン、加工デンプンまたはそれらの混合物を含む、項目145〜156のいずれか一項に記載の方法。
(項目158)
前記組成物が、前記サッカリドである、ラクトース、スクロース、グルコース、フルクトース、ガラクトース、アラビノース、リボース、リブロース、キシロース、キシルロース、セロビオース、マンノース、キシロース、リボース、ソルボース、セロトリオース、トレハロース、マルトース、ラフィノース、キシリトール、ソルビトール、イソマルト、グルコサミンまたはそれらの混合物を含む、項目145〜157のいずれか一項に記載の方法。
(項目159)
前記組成物が、メープルシロップ、蜂蜜、コーンシロップまたはそれらの混合物を含む、項目145〜158のいずれか一項に記載の方法。
(項目160)
前記組成物が、前記ろうを含み、該ろうと前記第2ポリマー成分との比が、約1:1〜約1:10である、項目145〜159のいずれか一項に記載の方法。
(項目161)
前記組成物が、前記ろうであるカルナウバろうをマイクロエマルションの形態で含む、項目145〜160のいずれか一項に記載の方法。
(項目162)
前記組成物が、前記ろうである、カンデリラ、セレシン、木ろう、オレンジピールワックス、米糠ろう、シェラック、パラフィン、モンタン、微晶質ワックス、ポリエチレン、蜜ろうまたはそれらの混合物を含む、項目145〜161のいずれか一項に記載の方法。
(項目163)
前記組成物が、前記アミノ酸を含み、該アミノ酸と前記第2ポリマー成分との比が、約1:5〜約5:1である、項目145〜162のいずれか一項に記載の方法。
(項目164)
前記組成物が、前記アミノ酸である、リジン、ロイシン、イソロイシン、メチオニン、システイン、チロシン、トリプトファン、フェニルアラニン、グルタミンまたはそれらの混合物を含む、項目145〜163のいずれか一項に記載の方法。
(項目165)
前記組成物が、前記タンパク質を含み、該タンパク質と前記第2ポリマー成分との比が、約1:1〜約40:1である、項目145〜164のいずれか一項に記載の方法。
(項目166)
前記組成物が、前記タンパク質を含み、該タンパク質が、乳タンパク質、ゼラチン、ホエータンパク質単離物、ホエータンパク質濃縮物、カゼイネート、ダイズタンパク質、BSAまたはそれらの混合物である、項目145〜165のいずれか一項に記載の方法。
(項目167)
酸化防止剤が、前記エマルションおよび/または前記水性混合物に加えられる、項目145〜156のいずれか一項に記載の方法。
(項目168)
前記酸化防止剤が、フェノール化合物、植物抽出物または硫黄含有化合物を含む、項目145〜167のいずれか一項に記載の方法。
(項目169)
前記酸化防止剤が、アスコルビン酸またはその塩を含む、項目145〜168のいずれか一項に記載の方法。
(項目170)
キレート剤が、前記エマルションおよび/または前記水性混合物に加えられる、項目145〜169のいずれか一項に記載の方法。
(項目171)
前記キレート剤が、エチレンジアミン四酢酸二ナトリウムである、項目145〜170のいずれか一項に記載の方法。
(項目172)
前記キレート剤が、クエン酸、フィチン酸、リンゴ酸、酒石酸、シュウ酸、コハク酸、ポリリン酸またはそれらの混合物の1つ以上を含む、項目145〜171のいずれか一項に記載の方法。
(項目173)
前記エマルションが、約1,000〜約15,000rpmにおいて乳化することによって調製される、項目145〜172のいずれか一項に記載の方法。
(項目174)
前記第1ポリマー成分が、界面活性剤、ゼラチン、ポリホスフェート、サッカリドまたはそれらの混合物を含む、項目145〜173のいずれか一項に記載の方法。
(項目175)
前記第1ポリマー成分が、B型ゼラチン、ポリホスフェート、アラビアゴム、アルギネート、キトサン、カラギナン、ペクチン、低メトキシルペクチン、デンプン、加工デンプン、アルファ−ラクトアルブミン、ベータ−ラクトグロブミン、オボアルブミン、ポリソルビタン、マルトデキストリン、シクロデキストリン、セルロース、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロプロピルメチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、乳タンパク質、ホエータンパク質、ダイズタンパク質、キャノーラタンパク質、アルブミン、コーシャゼラチン、非コーシャゼラチン、ハラルゼラチン、非ハラルゼラチンまたはそれらの混合物を含む、項目145〜174のいずれか一項に記載の方法。
(項目176)
前記第1ポリマー成分が、A型ゼラチンを含む、項目145〜175のいずれか一項に記載の方法。
(項目177)
前記第1ポリマー成分が、魚ゼラチンを含む、項目145〜176のいずれか一項に記載の方法。
(項目178)
前記第1ポリマー成分が、豚ゼラチンを含む、項目145〜177のいずれか一項に記載の方法。
(項目179)
前記第1ポリマー成分が、約0〜約300のブルーム強度を有する、項目145〜178のいずれか一項に記載の方法。
(項目180)
前記第1ポリマー成分が、約0〜約50のブルーム強度を有する、項目145〜179のいずれか一項に記載の方法。
(項目181)
前記第1ポリマー成分が、約51〜約300のブルーム強度を有する、項目145〜180のいずれか一項に記載の方法。
(項目182)
前記第1ポリマー成分が、約0、約210、約220または約240のブルーム強度を有する、項目145〜181のいずれか一項に記載の方法。
(項目183)
前記充填物質が、生物学的に活性な物質を含む、項目145〜182のいずれか一項に記載の方法。
(項目184)
前記充填物質が、栄養補給剤を含む、項目145〜183のいずれか一項に記載の方法。
(項目185)
前記充填物質が、微生物の油を含む、項目145〜184のいずれか一項に記載の方法。
(項目186)
前記充填物質が、海産の油を含む、項目145〜185のいずれか一項に記載の方法。
(項目187)
前記充填物質が、藻類の油を含む、項目145〜186のいずれか一項に記載の方法。
(項目188)
前記充填物質が、渦鞭毛藻類由来の油を含む、項目145〜187のいずれか一項に記載の方法。
(項目189)
前記充填物質が、Crypthecodinium cohnii由来の油を含む、項目145〜188のいずれか一項に記載の方法。
(項目190)
前記充填物質が、真菌の油を含む、項目145〜189のいずれか一項に記載の方法。
(項目191)
前記充填物質が、Thraustochytrium、Schizochytriumまたはそれらの混合物由来の油を含む、項目145〜190のいずれか一項に記載の方法。
(項目192)
前記充填物質が、植物油を含む、項目145〜191のいずれか一項に記載の方法。
(項目193)
前記充填物質が、魚油を含む、項目145〜192のいずれか一項に記載の方法。
(項目194)
前記充填物質が、大西洋魚油、太平洋魚油、地中海魚油、軽く加圧された魚油、アルカリ処理された魚油、熱処理された魚油、淡茶色および濃茶色の魚油、カツオ油、ピルチャード油、マグロ油、シーバス油、ハリバ油、フウライカジキ油、バラクーダ油、タラ油、メンハーデン油、イワシ油、アンチョビ油、カラフトシシャモ油、大西洋タラ油、大西洋ニシン油、大西洋サバ油、大西洋メンハーデン油、サケ油またはサメ油を含む、項目145〜193のいずれか一項に記載の方法。
(項目195)
前記充填物質が、アルカリ処理されていない魚油を含む、項目145〜194のいずれか一項に記載の方法。
(項目196)
前記充填物質が、アラキドン酸を含む、項目145〜195のいずれか一項に記載の方法。
(項目197)
前記充填物質が、オメガ−3脂肪酸、オメガ−3脂肪酸のアルキルエステル、オメガ−3脂肪酸のトリグリセリドエステル、オメガ−3脂肪酸のフィトステロールエステルおよび/またはそれらの混合物を含む、項目145〜196のいずれか一項に記載の方法。
(項目198)
前記充填物質が、ドコサヘキサエン酸および/もしくはエイコサペンタエン酸、それらのC
1−C
6アルキルエステル、それらのトリグリセリドエステル、それらのフィトステロールエステルならびに/またはそれらの混合物を含む、項目145〜197のいずれか一項に記載の方法。
(項目199)
前記充填物質が、前記水性混合物の約1重量%〜約50重量%の量で提供される、項目145〜198のいずれか一項に記載の方法。
(項目200)
前記第2ポリマー成分が、界面活性剤、ゼラチン、ポリホスフェート、サッカリドまたはそれらの混合物を含む、項目145〜199のいずれか一項に記載の方法。
(項目201)
前記第2ポリマー成分が、A型ゼラチン、B型ゼラチン、ポリホスフェート、アラビアゴム、アルギネート、キトサン、カラギナン、ペクチン、低メトキシルペクチン、デンプン、加工デンプン、アルファ−ラクトアルブミン、ベータ−ラクトグロブミン、オボアルブミン、ポリソルビタン、マルトデキストリン、シクロデキストリン、セルロース、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロプロピルメチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、乳タンパク質、ホエータンパク質、ダイズタンパク質、キャノーラタンパク質、アルブミン、コーシャゼラチン、非コーシャゼラチン、ハラルゼラチン、非ハラルゼラチンまたはそれらの混合物を含む、項目145〜200のいずれか一項に記載の方法。
(項目202)
前記第2ポリマー成分が、ポリホスフェートである、項目145〜201のいずれか一項に記載の方法。
(項目203)
冷却が、約1〜約100分あたり約1℃の速度である、項目145〜202のいずれか一項に記載の方法。
(項目204)
冷却が、約1℃/5分の速度である、項目145〜203のいずれか一項に記載の方法。
(項目205)
前記混合物が、約5℃〜約10℃の温度に達するまで冷却される、項目145〜204のいずれか一項に記載の方法。
(項目206)
前記混合物が、約5℃の温度に達するまで冷却される、項目145〜205のいずれか一項に記載の方法。
(項目207)
前記主要殻材料および前記外殻が、複合コアセルベートを含む、項目145〜206のいずれか一項に記載の方法。
(項目208)
前記主要殻材料および前記外殻が、ゼラチンとポリホスフェートとの複合コアセルベートを含む、項目145〜207のいずれか一項に記載の方法。
(項目209)
前記主要殻材料および前記外殻が、ゼラチンとアルギネート、ゼラチンとペクチン、ゼラチンとアラビアゴム、ゼラチンとキサンタン、ゼラチンと低メトキシルペクチンまたはゼラチンとホエータンパク質との複合コアセルベートを含む、項目145〜208のいずれか一項に記載の方法。
(項目210)
前記外殻が、約1μm〜約2,000μmの平均直径を有する、項目145〜209のいずれか一項に記載の方法。
(項目211)
前記外殻が、約20μm〜約1,000μmの平均直径を有する、項目145〜210のいずれか一項に記載の方法。
(項目212)
前記外殻が、約30μm〜約80μmの平均直径を有する、項目145〜211のいずれか一項に記載の方法。
(項目213)
前記主要殻が、約40nm〜約10μmの平均直径を有する、項目145〜212のいずれか一項に記載の方法。
(項目214)
前記主要殻が、約0.1μm〜約5μmの平均直径を有する、項目145〜213のいずれか一項に記載の方法。
(項目215)
前記充填物質が、前記マイクロカプセルの20重量%〜90重量%である、項目145〜214のいずれか一項に記載の方法。
(項目216)
前記充填物質が、前記マイクロカプセルの50重量%〜70重量%である、項目145〜215のいずれか一項に記載の方法。
(項目217)
前記マイクロカプセルが、約40時間を超える誘導時間を有する、項目145〜216のいずれか一項に記載の方法。
(項目218)
前記マイクロカプセルが、約50時間を超える誘導時間を有する、項目145〜217のいずれか一項に記載の方法。
(項目219)
前記マイクロカプセルが、約75時間を超える誘導時間を有する、項目145〜218のいずれか一項に記載の方法。
(項目220)
前記マイクロカプセルが、約100時間を超える誘導時間を有する、項目145〜219のいずれか一項に記載の方法。
(項目221)
項目145〜220のいずれか一項に記載の方法に従って調製される、マイクロカプセル。
(項目222)
マイクロカプセルを調製するための方法であって:該方法は、
i.1つ以上のマイクロカプセルのスラリーを提供する工程であって、ここで、該マイクロカプセルは、殻材料および充填物質を含む、工程;
ii.アミノ酸、タンパク質、サッカリド、ろう、酸化防止剤、亜鉛またはそれらの組み合わせの1つ以上を含む組成物を該スラリーに加える工程;および次いで
iii.該スラリーを乾燥する工程
を含む、方法。
(項目223)
前記乾燥工程が、噴霧乾燥を含む、項目222に記載の方法。
(項目224)
アンチケーキング化合物が、乾燥前、乾燥中または乾燥後に前記マイクロカプセルに加えられる、項目222〜223のいずれか一項に記載の方法。
(項目225)
前記組成物が、前記アミノ酸であるリジンを含む、項目222〜224のいずれか一項に記載の方法。
(項目226)
前記組成物が、前記アミノ酸である、ロイシン、イソロイシン、メチオニン、システイン、チロシン、トリプトファン、フェニルアラニンまたはそれらの混合物を含む、項目222〜225のいずれか一項に記載の方法。
(項目227)
前記組成物が、前記アミノ酸であるグルタミンを含む、項目222〜226のいずれか一項に記載の方法。
(項目228)
前記組成物が、前記アミノ酸である、ロイシン、イソロイシン、メチオニン、システイン、チロシン、トリプトファン、フェニルアラニンまたはそれらの混合物およびグルタミンを含む、項目222〜227のいずれか一項に記載の方法。
(項目229)
前記組成物が、約1:5〜約5:1という前記第2ポリマー成分との比の量で前記アミノ酸を含む、項目222〜228のいずれか一項に記載の方法。
(項目230)
前記組成物が、乳タンパク質を含む、項目222〜229のいずれか一項に記載の方法。
(項目231)
前記組成物が、ホエータンパク質、ホエータンパク質単離物またはホエータンパク質濃縮物を含む、項目222〜230のいずれか一項に記載の方法。
(項目232)
前記ホエータンパク質が、グリセリンと組み合わされる、項目222〜231のいずれか一項に記載の方法。
(項目233)
前記組成物が、前記タンパク質を含み、タンパク質と前記第2ポリマー成分との比が、約1:1〜約40:1である、項目222〜232のいずれか一項に記載の方法。
(項目234)
前記組成物が、前記サッカリドを含み、該サッカリドが、約100,000ダルトンを超える分子量を有する、項目222〜233のいずれか一項に記載の方法。
(項目235)
前記組成物が、前記サッカリドを含み、該サッカリドが、約100,000ダルトン未満の分子量を有する、項目222〜234のいずれか一項に記載の方法。
(項目236)
前記組成物が、前記サッカリドであるキトサンを含む、項目222〜235のいずれか一項に記載の方法。
(項目237)
前記組成物が、キトサンおよびグルタミン、キトサン、リジンおよびグルタミン、キトサン、グルタミン、およびロイシン、イソロイシン、メチオニン、システイン、チロシン、トリプトファンもしくはフェニルアラニンの1つ以上、または、キトサン、およびロイシン、イソロイシン、メチオニン、システイン、チロシン、トリプトファンもしくはフェニルアラニンの1つ以上を含む、項目222〜236のいずれか一項に記載の方法。
(項目238)
前記組成物が、前記サッカリドであるデンプンを含む、項目222〜237のいずれか一項に記載の方法。
(項目239)
前記デンプンが、加工デンプンである、項目222〜238のいずれか一項に記載の方法。
(項目240)
前記組成物が、前記サッカリドであるラクトースを含む、項目222〜239のいずれか一項に記載の方法。
(項目241)
前記組成物が、前記サッカリドであるスクロースを含む、項目222〜240のいずれか一項に記載の方法。
(項目242)
前記組成物が、前記サッカリドである、デンプンおよびラクトースを含む、項目222〜241のいずれか一項に記載の方法。
(項目243)
前記組成物が、前記サッカリドを、メープルシロップ、蜂蜜、コーンシロップまたはそれらの混合物の形態で含む、項目222〜242のいずれか一項に記載の方法。
(項目244)
前記組成物が、前記サッカリドである、ヒドロキシプロピルメチルセルロースを含む、項目222〜243のいずれか一項に記載の方法。
(項目245)
前記1つ以上の組成物が、前記サッカリドである、マルトデキストリン、オリゴフルクタン、シクロデキストリン、カルボキシメチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、セルロースエーテル、寒天、アルギネート、ペクチン、低メトキシルペクチン、アラビアゴム、カラギナン、セルロースゴム、ジルタンガム、ジェランガム、ローカスビーンガム、ウェランガム、キサンタンガムまたはそれらの混合物を含む、項目222〜244のいずれか一項に記載の方法。
(項目246)
前記1つ以上の組成物が、前記サッカリドである、グルコース、フルクトース、ガラクトース、アラビノース、リボース、リブロース、キシロース、キシルロース、セロビオース、マンノース、キシロース、リボース、ソルボース、セロトリオース、トレハロース、マルトース、ラフィノース、キシリトール、ソルビトール、イソマルト、グルコサミンまたはそれらの混合物を含む、項目222〜245のいずれか一項に記載の方法。
(項目247)
前記組成物が、前記サッカリドを含み、サッカリドと前記殻材料全体との比が、約1:0.2〜約1:5である、項目222〜246のいずれか一項に記載の方法。
(項目248)
前記組成物が、前記ろうであるカルナウバろうをマイクロエマルションの形態で含む、項目222〜247のいずれか一項に記載の方法。
(項目249)
前記組成物が、前記ろうである、カンデリラ、セレシン、木ろう、オレンジピールワックス、米糠ろう、シェラック、パラフィン、モンタン、微晶質ワックス、ポリエチレン、蜜ろうまたはそれらの混合物を含む、項目222〜248のいずれか一項に記載の方法。
(項目250)
前記組成物が、約1:1〜約1:10という前記第2ポリマー成分との比の量で前記ろうを含む、項目222〜249のいずれか一項に記載の方法。
(項目251)
前記組成物が、前記酸化防止剤を含み、該酸化防止剤が、コエンザイムQ
10、ルテイン、ゼアキサンタン、カロテンまたはそれらの組み合わせを含む、項目222〜250のいずれか一項に記載の方法。
(項目252)
前記組成物が、界面活性剤をさらに含む、項目222〜251のいずれか一項に記載の方法。
(項目253)
前記殻材料が、界面活性剤、ゼラチン、ポリホスフェート、サッカリドまたはそれらの混合物を含む、項目222〜252のいずれか一項に記載の方法。
(項目254)
前記殻材料が、B型ゼラチン、ポリホスフェート、アラビアゴム、アルギネート、キトサン、カラギナン、ペクチン、低メトキシルペクチン、デンプン、加工デンプン、アルファ−ラクトアルブミン、ベータ−ラクトグロブミン、オボアルブミン、ポリソルビタン、マルトデキストリン、シクロデキストリン、セルロース、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロプロピルメチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、乳タンパク質、ホエータンパク質、ダイズタンパク質、キャノーラタンパク質、アルブミン、コーシャゼラチン、非コーシャゼラチン、ハラルゼラチン、非ハラルゼラチンまたはそれらの混合物を含む、項目222〜253のいずれか一項に記載の方法。
(項目255)
前記殻材料が、A型ゼラチンを含む、項目222〜254のいずれか一項に記載の方法。
(項目256)
前記殻材料が、魚ゼラチンを含む、項目222〜255のいずれか一項に記載の方法。
(項目257)
前記殻材料が、豚ゼラチンを含む、項目222〜256のいずれか一項に記載の方法。
(項目258)
前記殻材料が、ポリホスフェートを含む、項目222〜257のいずれか一項に記載の方法。
(項目259)
前記殻材料が、約0〜約300のブルーム強度を有する、項目222〜258のいずれか一項に記載の方法。
(項目260)
前記殻材料が、約0〜約50のブルーム強度を有する、項目222〜259のいずれか一項に記載の方法。
(項目261)
前記殻材料が、約51〜約300のブルーム強度を有する、項目222〜260のいずれか一項に記載の方法。
(項目262)
前記殻材料が、約0、約210、約220または約240のブルーム強度を有する、項目222〜261のいずれか一項に記載の方法。
(項目263)
前記殻材料が、複合コアセルベートを含む、項目222〜262のいずれか一項に記載の方法。
(項目264)
前記殻材料が、ゼラチンとポリホスフェートとの複合コアセルベートを含む、項目222〜263のいずれか一項に記載の方法。
(項目265)
前記殻材料が、ゼラチンとアルギネート、ゼラチンとペクチン、ゼラチンとアラビアゴム、ゼラチンとキサンタン、ゼラチンと低メトキシルペクチンまたはゼラチンとホエータンパク質との複合コアセルベートを含む、項目222〜264のいずれか一項に記載の方法。
(項目266)
前記充填物質が、生物学的に活性な物質を含む、項目222〜265のいずれか一項に記載の方法。
(項目267)
前記充填物質が、栄養補給剤を含む、項目222〜266のいずれか一項に記載の方法。
(項目268)
前記充填物質が、微生物の油を含む、項目222〜267のいずれか一項に記載の方法。
(項目269)
前記充填物質が、海産の油を含む、項目222〜268のいずれか一項に記載の方法。
(項目270)
前記充填物質が、藻類の油を含む、項目222〜269のいずれか一項に記載の方法。
(項目271)
前記充填物質が、渦鞭毛藻類由来の油を含む、項目222〜270のいずれか一項に記載の方法。
(項目272)
前記充填物質が、Crypthecodinium cohnii由来の油を含む、項目222〜271のいずれか一項に記載の方法。
(項目273)
前記充填物質が、真菌の油を含む、項目222〜272のいずれか一項に記載の方法。
(項目274)
前記充填物質が、Thraustochytrium、Schizochytriumまたはそれらの混合物由来の油を含む、項目222〜273のいずれか一項に記載の方法。
(項目275)
前記充填物質が、植物油を含む、項目222〜274のいずれか一項に記載の方法。
(項目276)
前記充填物質が、魚油を含む、項目222〜275のいずれか一項に記載の方法。
(項目277)
前記充填物質が、大西洋魚油、太平洋魚油、地中海魚油、軽く加圧された魚油、アルカリ処理された魚油、熱処理された魚油、淡茶色および濃茶色の魚油、カツオ油、ピルチャード油、マグロ油、シーバス油、ハリバ油、フウライカジキ油、バラクーダ油、タラ油、メンハーデン油、イワシ油、アンチョビ油、カラフトシシャモ油、大西洋タラ油、大西洋ニシン油、大西洋サバ油、大西洋メンハーデン油、サケ油またはサメ油を含む、項目222〜276のいずれか一項に記載の方法。
(項目278)
前記充填物質が、アルカリ処理されていない魚油を含む、項目222〜277のいずれか一項に記載の方法。
(項目279)
前記充填物質が、アラキドン酸を含む、項目222〜278のいずれか一項に記載の方法。
(項目280)
前記充填物質が、オメガ−3脂肪酸、オメガ−3脂肪酸のアルキルエステル、オメガ−3脂肪酸のトリグリセリドエステル、オメガ−3脂肪酸のフィトステロールエステルおよび/またはそれらの混合物を含む、項目222〜279のいずれか一項に記載の方法。
(項目281)
前記充填物質が、ドコサヘキサエン酸および/もしくはエイコサペンタエン酸、それらのC
1−C
6アルキルエステル、それらのトリグリセリドエステル、それらのフィトステロールエステルならびに/またはそれらの混合物を含む、項目222〜280のいずれか一項に記載の方法。
(項目282)
前記充填物質が、前記マイクロカプセルの20重量%〜90重量%である、項目222〜281のいずれか一項に記載の方法。
(項目283)
前記充填物質が、前記マイクロカプセルの50重量%〜70重量%である、項目222〜282のいずれか一項に記載の方法。
(項目284)
前記マイクロカプセルが、約1μm〜約2,000μmの平均直径を有する、項目222〜283のいずれか一項に記載の方法。
(項目285)
前記マイクロカプセルが、約20μm〜約1,000μmの平均直径を有する、項目222〜284のいずれか一項に記載の方法。
(項目286)
前記マイクロカプセルが、約30μm〜約80μmの平均直径を有する、項目222〜285のいずれか一項に記載の方法。
(項目287)
前記マイクロカプセルが:
a.第1ポリマー成分、充填物質および第2ポリマー成分を含むエマルションを提供する工程;
b.pH、温度、濃度、混合速度またはそれらの組み合わせを調節することにより、主要殻材料を含む水性混合物を形成する工程であって、ここで、該主要殻材料は、該第1および第2ポリマー成分を含み、該充填物質を取り囲んでいる、工程;
c.該主要殻材料が集塊を形成するまで、該主要殻材料のゲル化点より高い温度に該水性混合物を冷却する工程;および
d.該水性混合物をさらに冷却することにより、該集塊の周囲に外殻を形成する工程
を含む方法によって調製される、項目222〜286のいずれか一項に記載の方法。
(項目288)
トランスグルタミナーゼを加える工程(e)をさらに含む、項目222〜287のいずれか一項に記載の方法。
(項目289)
グルタルアルデヒドを加える工程(e)をさらに含む、項目222〜288のいずれか一項に記載の方法。
(項目290)
工程(a)〜(d)のいずれかまたはすべてが、窒素雰囲気下で行われる、項目222〜289のいずれか一項に記載の方法。
(項目291)
工程(a)における前記エマルションが、サッカリド、ろうまたはそれらの組み合わせを含む組成物をさらに含む、項目222〜290のいずれか一項に記載の方法。
(項目292)
サッカリドが、工程(c)の後であるが、工程(d)の前に加えられる、項目222〜291のいずれか一項に記載の方法。
(項目293)
前記酸化防止剤が、前記エマルション、前記水性混合物および/または前記集塊に加えられる、項目222〜292のいずれか一項に記載の方法。
(項目294)
前記酸化防止剤が、フェノール化合物、植物抽出物または硫黄含有化合物を含む、項目222〜293のいずれか一項に記載の方法。
(項目295)
前記酸化防止剤が、アスコルビン酸またはその塩を含む、項目222〜294のいずれか一項に記載の方法。
(項目296)
前記酸化防止剤が、コエンザイムQ
10、ルテイン、ゼアキサンタン、カロテンまたはそれらの組み合わせを含む、項目222〜295のいずれか一項に記載の方法。
(項目297)
前記亜鉛が、前記エマルション、前記水性混合物および/または前記集塊に加えられる、項目222〜296のいずれか一項に記載の方法。
(項目298)
キレート剤が、前記エマルションおよび/または前記水性混合物に加えられる、項目222〜297のいずれか一項に記載の方法。
(項目299)
前記キレート剤が、エチレンジアミン四酢酸二ナトリウムである、項目222〜298のいずれか一項に記載の方法。
(項目300)
前記キレート剤が、クエン酸、フィチン酸、リンゴ酸、酒石酸、シュウ酸、コハク酸、ポリリン酸またはそれらの混合物の1つ以上を含む、項目222〜299のいずれか一項に記載の方法。
(項目301)
前記エマルションが、約1,000〜約15,000rpmにおいて乳化することによって調製される、項目222〜300のいずれか一項に記載の方法。
(項目302)
冷却が、約1〜約100分あたり約1℃の速度である、項目222〜301のいずれか一項に記載の方法。
(項目303)
冷却が、約1℃/5分の速度である、項目222〜302のいずれか一項に記載の方法。
(項目304)
前記混合物が、約5℃〜約10℃の温度に達するまで冷却される、項目222〜303のいずれか一項に記載の方法。
(項目305)
前記混合物が、約5℃の温度に達するまで冷却される、項目222〜304のいずれか一項に記載の方法。
(項目306)
前記主要殻が、約40nm〜約10μmの平均直径を有する、項目222〜305のいずれか一項に記載の方法。
(項目307)
前記主要殻が、約0.1μm〜約5μmの平均直径を有する、項目222〜306のいずれか一項に記載の方法。
(項目308)
前記マイクロカプセルが、約40時間を超える誘導時間を有する、項目222〜307のいずれか一項に記載の方法。
(項目309)
前記マイクロカプセルが、約50時間を超える誘導時間を有する、項目222〜308のいずれか一項に記載の方法。
(項目310)
前記マイクロカプセルが、約75時間を超える誘導時間を有する、項目222〜309のいずれか一項に記載の方法。
(項目311)
前記マイクロカプセルが、約100時間を超える誘導時間を有する、項目222〜310のいずれか一項に記載の方法。
(項目312)
項目222〜311のいずれか一項に記載の方法に従って調製される、マイクロカプセル。
(項目313)
マイクロカプセルを調製するための方法であって:該方法は、
a.第1ポリマー成分、充填物質、第2ポリマー成分およびキレート剤を含むエマルションを該エマルションに提供する工程;
b.pH、温度、濃度、混合速度またはそれらの組み合わせを調節することにより、主要殻材料を含む水性混合物を形成する工程であって、ここで、該主要殻材料は、該第1および第2ポリマー成分を含み、該充填物質を取り囲んでいる、工程;
c.該主要殻材料が集塊を形成するまで、該主要殻材料のゲル化点より高い温度に該水性混合物を冷却する工程;および
d.該水性混合物をさらに冷却することにより、該集塊の周囲に外殻を形成する工程
を含む、方法。
(項目314)
トランスグルタミナーゼを加える工程(f)をさらに含む、項目313に記載の方法。
(項目315)
トランスグルタミナーゼを加える工程(f)をさらに含む、項目313〜314のいずれか一項に記載の方法。
(項目316)
前記マイクロカプセルを乾燥する工程(g)をさらに含む、項目313〜315のいずれか一項に記載の方法。
(項目317)
前記マイクロカプセルが、噴霧乾燥される、項目313〜316のいずれか一項に記載の方法。
(項目318)
前記マイクロカプセルが、炭水化物の存在下で噴霧乾燥される、項目313〜317のいずれか一項に記載の方法。
(項目319)
前記キレート剤が、エチレンジアミン四酢酸二ナトリウムを含む、項目313〜318のいずれか一項に記載の方法。
(項目320)
前記キレート剤が、クエン酸、フィチン酸、リンゴ酸、酒石酸、シュウ酸、コハク酸、ポリリン酸またはそれらの混合物の1つ以上を含む、項目313〜319のいずれか一項に記載の方法。
(項目321)
アンチケーキング化合物が、乾燥前、乾燥中または乾燥後に、前記マイクロカプセルに加えられる、項目313〜320のいずれか一項に記載の方法。
(項目322)
工程(a)〜(e)のいずれかまたはすべてが、窒素雰囲気下で行われる、項目313〜321のいずれか一項に記載の方法。
(項目323)
酸化防止剤が、前記エマルションおよび/または前記水性混合物に加えられる、項目313〜322のいずれか一項に記載の方法。
(項目324)
前記酸化防止剤が、フェノール化合物、植物抽出物または硫黄含有化合物を含む、項目313〜323のいずれか一項に記載の方法。
(項目325)
前記酸化防止剤が、アスコルビン酸またはその塩を含む、項目313〜324のいずれか一項に記載の方法。
(項目326)
前記エマルションが、約1,000〜約15,000rpmにおいて乳化することによって調製される、項目313〜325のいずれか一項に記載の方法。
(項目327)
前記第1ポリマー成分が、界面活性剤、ゼラチン、ポリホスフェート、サッカリドまたはそれらの混合物を含む、項目313〜326のいずれか一項に記載の方法。
(項目328)
前記第1ポリマー成分が、B型ゼラチン、ポリホスフェート、アラビアゴム、アルギネート、キトサン、カラギナン、ペクチン、低メトキシルペクチン、デンプン、加工デンプン、アルファ−ラクトアルブミン、ベータ−ラクトグロブミン、オボアルブミン、ポリソルビタン、マルトデキストリン、シクロデキストリン、セルロース、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロプロピルメチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、乳タンパク質、ホエータンパク質、ダイズタンパク質、キャノーラタンパク質、アルブミン、コーシャゼラチン、非コーシャゼラチン、ハラルゼラチン、非ハラルゼラチンまたはそれらの混合物を含む、項目313〜327のいずれか一項に記載の方法。
(項目329)
前記第1ポリマー成分が、A型ゼラチンを含む、項目313〜328のいずれか一項に記載の方法。
(項目330)
前記第1ポリマー成分が、魚ゼラチンを含む、項目313〜329のいずれか一項に記載の方法。
(項目331)
前記第1ポリマー成分が、豚ゼラチンを含む、項目313〜330のいずれか一項に記載の方法。
(項目332)
前記第1ポリマー成分が、約0〜約300のブルーム強度を有する、項目313〜331のいずれか一項に記載の方法。
(項目333)
前記第1ポリマー成分が、約0〜約50のブルーム強度を有する、項目313〜332のいずれか一項に記載の方法。
(項目334)
前記第1ポリマー成分が、約51〜約300のブルーム強度を有する、項目313〜333のいずれか一項に記載の方法。
(項目335)
前記第1ポリマー成分が、約0、約210、約220または約240のブルーム強度を有する、項目313〜334のいずれか一項に記載の方法。
(項目336)
前記充填物質が、生物学的に活性な物質を含む、項目313〜335のいずれか一項に記載の方法。
(項目337)
前記充填物質が、栄養補給剤を含む、項目313〜336のいずれか一項に記載の方法。
(項目338)
前記充填物質が、微生物の油を含む、項目313〜337のいずれか一項に記載の方法。
(項目339)
前記充填物質が、海産の油を含む、項目313〜338のいずれか一項に記載の方法。
(項目340)
前記充填物質が、藻類の油を含む、項目313〜339のいずれか一項に記載の方法。
(項目341)
前記充填物質が、渦鞭毛藻類由来の油を含む、項目313〜340のいずれか一項に記載の方法。
(項目342)
前記充填物質が、Crypthecodinium cohnii由来の油を含む、項目313〜341のいずれか一項に記載の方法。
(項目343)
前記充填物質が、真菌の油を含む、項目313〜342のいずれか一項に記載の方法。
(項目344)
前記充填物質が、Thraustochytrium、Schizochytriumまたはそれらの混合物由来の油を含む、項目313〜343のいずれか一項に記載の方法。
(項目345)
前記充填物質が、植物油を含む、項目313〜344のいずれか一項に記載の方法。
(項目346)
前記充填物質が、魚油を含む、項目313〜345のいずれか一項に記載の方法。
(項目347)
前記充填物質が、大西洋魚油、太平洋魚油、地中海魚油、軽く加圧された魚油、アルカリ処理された魚油、熱処理された魚油、淡茶色および濃茶色の魚油、カツオ油、ピルチャード油、マグロ油、シーバス油、ハリバ油、フウライカジキ油、バラクーダ油、タラ油、メンハーデン油、イワシ油、アンチョビ油、カラフトシシャモ油、大西洋タラ油、大西洋ニシン油、大西洋サバ油、大西洋メンハーデン油、サケ油またはサメ油を含む、項目313〜346のいずれか一項に記載の方法。
(項目348)
前記充填物質が、アルカリ処理されていない魚油を含む、項目313〜347のいずれか一項に記載の方法。
(項目349)
前記充填物質が、アラキドン酸を含む、項目313〜348のいずれか一項に記載の方法。
(項目350)
前記充填物質が、オメガ−3脂肪酸、オメガ−3脂肪酸のアルキルエステル、オメガ−3脂肪酸のトリグリセリドエステル、オメガ−3脂肪酸のフィトステロールエステルおよび/またはそれらの混合物を含む、項目313〜349のいずれか一項に記載の方法。
(項目351)
前記充填物質が、ドコサヘキサエン酸および/もしくはエイコサペンタエン酸、それらのC
1−C
6アルキルエステル、それらのトリグリセリドエステル、それらのフィトステロールエステルならびに/またはそれらの混合物を含む、項目313〜350のいずれか一項に記載の方法。
(項目352)
前記充填物質が、前記水性混合物の約1重量%〜約50重量%の量で提供される、項目313〜351のいずれか一項に記載の方法。
(項目353)
前記第2ポリマー成分が、界面活性剤、ゼラチン、ポリホスフェート、サッカリドまたはそれらの混合物を含む、項目313〜352のいずれか一項に記載の方法。
(項目354)
前記第2ポリマー成分が、A型ゼラチン、B型ゼラチン、ポリホスフェート、アラビアゴム、アルギネート、キトサン、カラギナン、ペクチン、低メトキシルペクチン、デンプン、加工デンプン、アルファ−ラクトアルブミン、ベータ−ラクトグロブミン、オボアルブミン、ポリソルビタン、マルトデキストリン、シクロデキストリン、セルロース、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロプロピルメチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、乳タンパク質、ホエータンパク質、ダイズタンパク質、キャノーラタンパク質、アルブミン、コーシャゼラチン、非コーシャゼラチン、ハラルゼラチン、非ハラルゼラチンまたはそれらの混合物を含む、項目313〜353のいずれか一項に記載の方法。
(項目355)
前記第2ポリマー成分が、ポリホスフェートである、項目313〜354のいずれか一項に記載の方法。
(項目356)
冷却が、約1〜約100分あたり約1℃の速度である、項目313〜355のいずれか一項に記載の方法。
(項目357)
冷却が、約1℃/5分の速度である、項目313〜356のいずれか一項に記載の方法。
(項目358)
前記混合物が、約5℃〜約10℃の温度に達するまで冷却される、項目313〜357のいずれか一項に記載の方法。
(項目359)
前記混合物が、約5℃の温度に達するまで冷却される、項目313〜358のいずれか一項に記載の方法。
(項目360)
前記主要殻材料および前記外殻が、複合コアセルベートを含む、項目313〜359のいずれか一項に記載の方法。
(項目361)
前記主要殻材料および前記外殻が、ゼラチンとポリホスフェートとの複合コアセルベートを含む、項目313〜360のいずれか一項に記載の方法。
(項目362)
前記殻材料が、ゼラチンとアルギネート、ゼラチンとペクチン、ゼラチンとアラビアゴム、ゼラチンとキサンタン、ゼラチンと低メトキシルペクチンまたはゼラチンとホエータンパク質との複合コアセルベートを含む、項目313〜361のいずれか一項に記載の方法。
(項目363)
前記外殻が、約1μm〜約2,000μmの平均直径を有する、項目313〜362のいずれか一項に記載の方法。
(項目364)
前記外殻が、約20μm〜約1,000μmの平均直径を有する、項目313〜363のいずれか一項に記載の方法。
(項目365)
前記外殻が、約30μm〜約80μmの平均直径を有する、項目313〜364のいずれか一項に記載の方法。
(項目366)
前記主要殻が、約40nm〜約10μmの平均直径を有する、項目313〜365のいずれか一項に記載の方法。
(項目367)
前記主要殻が、約0.1μm〜約5μmの平均直径を有する、項目313〜366のいずれか一項に記載の方法。
(項目368)
前記充填物質が、前記マイクロカプセルの20重量%〜90重量%である、項目313〜367のいずれか一項に記載の方法。
(項目369)
前記充填物質が、前記マイクロカプセルの50重量%〜70重量%である、項目313〜368のいずれか一項に記載の方法。
(項目370)
前記マイクロカプセルが、約40時間を超える誘導時間を有する、項目222〜369のいずれか一項に記載の方法。
(項目371)
前記マイクロカプセルが、約50時間を超える誘導時間を有する、項目222〜370のいずれか一項に記載の方法。
(項目372)
前記マイクロカプセルが、約75時間を超える誘導時間を有する、項目222〜371のいずれか一項に記載の方法。
(項目373)
前記マイクロカプセルが、約100時間を超える誘導時間を有する、項目222〜372のいずれか一項に記載の方法。
(項目374)
項目313〜373のいずれか一項に記載の方法に従って調製される、マイクロカプセル。
(項目375)
第1ポリマー成分および充填物質ならびにアミノ酸、タンパク質、サッカリド、ろうまたはそれらの組み合わせを含む1つ以上の組成物の残基を含む、噴霧乾燥されたエマルションを含む組成物。
(項目376)
項目1〜67、144、221、312および374のいずれか一項に記載のマイクロカプセルを含む処方物ビヒクル。
(項目377)
前記処方物ビヒクルが、食料品、飲料、栄養補助処方物または薬学的処方物である、項目375に記載の処方物ビヒクル。
(項目378)
項目1〜67、144、221、312および374のいずれか一項に記載のマイクロカプセルを含むサシェ。
(項目379)
充填物質を被験体に送達する方法であって、項目1〜67、144、221、312および374のいずれか一項に記載のマイクロカプセルまたは項目375〜377のいずれか一項に記載の処方物ビヒクルを該被験体に投与する工程を含む、方法。
(項目380)
前記被験体が、哺乳動物である、項目379に記載の方法。
(項目381)
前記被験体が、ヒトである、項目379に記載の方法。
(項目382)
前記充填物質が、オメガ−3脂肪酸、オメガ−3脂肪酸のアルキルエステル、オメガ−3脂肪酸のトリグリセリドエステル、オメガ−3脂肪酸のフィトステロールエステルおよび/またはそれらの混合物を含む、項目379に記載の方法。
(項目383)
被験体に充填物質を送達するための薬物を調製するための、項目1〜67、144、221、312および374のいずれか一項に記載のマイクロカプセルの使用。