特許第5693622号(P5693622)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許5693622ソーシャルネットワーキングサービスシステム、サーバ、処理方法及びプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5693622
(24)【登録日】2015年2月13日
(45)【発行日】2015年4月1日
(54)【発明の名称】ソーシャルネットワーキングサービスシステム、サーバ、処理方法及びプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/10 20120101AFI20150312BHJP
【FI】
   G06Q50/10 100
【請求項の数】8
【全頁数】16
(21)【出願番号】特願2013-1508(P2013-1508)
(22)【出願日】2013年1月9日
(65)【公開番号】特開2014-134908(P2014-134908A)
(43)【公開日】2014年7月24日
【審査請求日】2013年6月14日
(73)【特許権者】
【識別番号】500257300
【氏名又は名称】ヤフー株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100115129
【弁理士】
【氏名又は名称】清水 昇
(72)【発明者】
【氏名】田鎖 智人
(72)【発明者】
【氏名】大根 広元
【審査官】 佐藤 裕子
(56)【参考文献】
【文献】 特開2012−003635(JP,A)
【文献】 特開2012−108941(JP,A)
【文献】 特開2012−209898(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00−50/34
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
携帯情報処理端末とサーバが通信可能に接続されており、
前記携帯情報処理端末は、
他の携帯情報処理端末と近距離通信を行う近距離通信手段と、
前記近距離通信手段によって、前記他の携帯情報処理端末でソーシャルネットワーキングサービスのアプリケーションを利用している者を一意に識別し得る利用者識別子を受信する受信手段と、
前記他の携帯情報処理端末で利用されているソーシャルネットワーキングサービスが本携帯情報処理端末で利用されているソーシャルネットワーキングサービスと一致するか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段によって一致すると判断された場合は、前記近距離通信が行われた日時又は該近距離通信が行われた前記携帯情報処理端末の座標と前記ソーシャルネットワーキングサービスのサーバに前記受信した利用者識別子を友達として登録するように送信する送信手段
を具備しており、
前記サーバは、
前記携帯情報処理端末から送信されてきた、前記近距離通信が行われた日時又は該近距離通信が行われた前記携帯情報処理端末の座標と友達として登録すべき利用者識別子を受信する受信手段と、
前記利用者識別子を前記携帯情報処理端末の利用者の友達として登録する登録手段
を具備し、
前記登録手段は、第1の携帯情報処理端末から送信されてきた前記近距離通信が行われた日時と第2の携帯情報処理端末から送信されてきた前記近距離通信が行われた日時の差が許容範囲内である場合、又は、第1の携帯情報処理端末から送信されてきた前記近距離通信が行われた該第1の携帯情報処理端末の座標と第2の携帯情報処理端末から送信されてきた前記近距離通信が行われた該第2の携帯情報処理端末の座標の差が許容範囲内である場合は、友達として登録する
ことを特徴とするソーシャルネットワーキングサービスシステム。
【請求項2】
前記携帯情報処理端末の前記受信手段は、前記他の携帯情報処理端末で利用されているソーシャルネットワーキングサービスのアプリケーションを一意に識別し得るアプリケーション識別子と前記利用者識別子を受信し、
前記携帯情報処理端末の前記判断手段は、前記アプリケーション識別子が本携帯情報処理端末で利用されているソーシャルネットワーキングサービスのアプリケーション識別子と一致するか否かを判断する
ことを特徴とする請求項1に記載のソーシャルネットワーキングサービスシステム
【請求項3】
前記携帯情報処理端末は、
前記近距離通信手段によって、前記他の携帯情報処理端末から前記受信した利用者識別子の利用者に関する属性を受信する第2の受信手段と、
前記属性に関係するデータを本携帯情報処理端末内に記憶されているデータから抽出する抽出手段と、
前記近距離通信手段によって、前記抽出手段によって抽出されたデータを前記他の携帯情報処理端末に送信する第2の送信手段
を具備することを特徴とする請求項1又は2に記載のソーシャルネットワーキングサービスシステム
【請求項4】
前記他の携帯情報処理端末は、前記携帯情報処理端末の前記送信手段と同じ機能の第の送信手段を有しており、
前記携帯情報処理端末の前記送信手段と前記第の送信手段は、互いに独立して、前記ソーシャルネットワーキングサービスのサーバに前記受信した利用者識別子を友達として登録するように送信する
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のソーシャルネットワーキングサービスシステム
【請求項5】
前記携帯情報処理端末の前記送信手段は、
前記携帯情報処理端末にユーザがログインしている場合に、ログインしている者の利用者識別子を、前記近距離通信手段によって前記他の携帯情報処理端末へ送信する
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のソーシャルネットワーキングサービスシステム
【請求項6】
携帯情報処理端末から送信されてきた、近距離通信が行われた日時又は該近距離通信が行われた前記携帯情報処理端末の座標と友達として登録すべき利用者識別子を受信する受信手段と、
前記利用者識別子を前記携帯情報処理端末の利用者の友達として登録する登録手段
を具備し、
前記登録手段は、第1の携帯情報処理端末から送信されてきた前記近距離通信が行われた日時と第2の携帯情報処理端末から送信されてきた前記近距離通信が行われた日時の差が許容範囲内である場合、又は、第1の携帯情報処理端末から送信されてきた前記近距離通信が行われた該第1の携帯情報処理端末の座標と第2の携帯情報処理端末から送信されてきた前記近距離通信が行われた該第2の携帯情報処理端末の座標の差が許容範囲内である場合は、友達として登録する
ことを特徴とするサーバ。
【請求項7】
受信手段と登録手段を具備するサーバが行う処理方法であって、
前記受信手段は、携帯情報処理端末から送信されてきた、近距離通信が行われた日時又は該近距離通信が行われた前記携帯情報処理端末の座標と友達として登録すべき利用者識別子を受信し、
前記登録手段は、第1の携帯情報処理端末から送信されてきた前記近距離通信が行われた日時と第2の携帯情報処理端末から送信されてきた前記近距離通信が行われた日時の差が許容範囲内である場合、又は、第1の携帯情報処理端末から送信されてきた前記近距離通信が行われた該第1の携帯情報処理端末の座標と第2の携帯情報処理端末から送信されてきた前記近距離通信が行われた該第2の携帯情報処理端末の座標の差が許容範囲内である場合は、前記利用者識別子を前記携帯情報処理端末の利用者の友達として登録する
ことを特徴とする処理方法。
【請求項8】
コンピュータを
携帯情報処理端末から送信されてきた、近距離通信が行われた日時又は該近距離通信が行われた前記携帯情報処理端末の座標と友達として登録すべき利用者識別子を受信する受信手段と、
前記利用者識別子を前記携帯情報処理端末の利用者の友達として登録する登録手段
として機能させ
前記登録手段は、第1の携帯情報処理端末から送信されてきた前記近距離通信が行われた日時と第2の携帯情報処理端末から送信されてきた前記近距離通信が行われた日時の差が許容範囲内である場合、又は、第1の携帯情報処理端末から送信されてきた前記近距離通信が行われた該第1の携帯情報処理端末の座標と第2の携帯情報処理端末から送信されてきた前記近距離通信が行われた該第2の携帯情報処理端末の座標の差が許容範囲内である場合は、友達として登録する
ことを特徴とするプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ソーシャルネットワーキングサービスにおける友達登録の処理に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、人と人とのつながりを促進・サポートするために、インターネットにおけるソーシャルネットワーキングサービス(social networking service、SNSと略される)が利用されている。これは、ユーザ自身の記事や写真といった情報(コンテンツ)を投稿し、他のユーザに開示することのできる場を提供するサービスである。このようなサービスでは、情報交換を頻繁に行う人を「友達(マイフレンド等ともいわれる)登録」し、自分のマイページにその友達の日記等を自動的に掲載することができる。
【0003】
これに関連する技術として、例えば、特許文献1には、個人に限らない利用者が手軽に「メル友」の紹介サービスを利用でき、小売業者も顧客の集客力を向上できる紹介サービスを行えるシステムを提供することを課題とし、近距離無線通信により携帯端末とデータの送受信をするサーバ・コンピュータを用いて、利用者のプロフィール情報の登録と、登録された他の利用者のプロフィール情報の紹介と、メール交換を希望する希望者とその対象者を指示するメル友希望情報の登録と、登録された当該対象者へのメル友希望の通知と、メール交換を希望する希望者とその承認をする承認者を指示するメル友承認情報の登録と、登録された当該希望者へのメル友承認の通知を行うことが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2003−044615号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ソーシャルネットワーキングサービスにおいて、友達関係を構築していくには、ユーザAが友達申請を行って、その申請されたユーザBが承認を行うことにより為される。この申請と承認という処理は、ユーザIDの管理を行うサーバを介して行われる。
ユーザは、友達関係を築きたいユーザを、名前やIDや属性等で検索してから、友達申請を行うが、例えば、実際に近くにいる友達に対して上記のような検索を行うことは煩雑である。
近年のソーシャルネットワーキングサービスでは、携帯情報処理端末の位置を用いて近くにいる友達を容易に探索できるようになっている。しかし、携帯情報処理端末の位置を用いての友達申請は、GPS(Global Positioning System、汎地球測位システム)等で取得される位置に誤差があったり、人が多い場所等では、所望のユーザの検索に手間がかかってしまう。
【0006】
本発明は、このような背景技術の状況の中でなされたもので、ソーシャルネットワーキングサービスにおいて、実際に出会っている人を友達登録したい場合に、互いの携帯情報処理端末を用いて手軽に登録ができるようにしたソーシャルネットワーキングサービスシステム、サーバ、処理方法及びプログラムを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
請求項1の発明は、携帯情報処理端末とサーバが通信可能に接続されており、前記携帯情報処理端末は、他の携帯情報処理端末と近距離通信を行う近距離通信手段と、前記近距離通信手段によって、前記他の携帯情報処理端末でソーシャルネットワーキングサービスのアプリケーションを利用している者を一意に識別し得る利用者識別子を受信する受信手段と、前記他の携帯情報処理端末で利用されているソーシャルネットワーキングサービスが本携帯情報処理端末で利用されているソーシャルネットワーキングサービスと一致するか否かを判断する判断手段と、前記判断手段によって一致すると判断された場合は、前記近距離通信が行われた日時又は該近距離通信が行われた前記携帯情報処理端末の座標と前記ソーシャルネットワーキングサービスのサーバに前記受信した利用者識別子を友達として登録するように送信する送信手段を具備しており、前記サーバは、前記携帯情報処理端末から送信されてきた、前記近距離通信が行われた日時又は該近距離通信が行われた前記携帯情報処理端末の座標と友達として登録すべき利用者識別子を受信する受信手段と、前記利用者識別子を前記携帯情報処理端末の利用者の友達として登録する登録手段を具備し、前記登録手段は、第1の携帯情報処理端末から送信されてきた前記近距離通信が行われた日時と第2の携帯情報処理端末から送信されてきた前記近距離通信が行われた日時の差が許容範囲内である場合、又は、第1の携帯情報処理端末から送信されてきた前記近距離通信が行われた該第1の携帯情報処理端末の座標と第2の携帯情報処理端末から送信されてきた前記近距離通信が行われた該第2の携帯情報処理端末の座標の差が許容範囲内である場合は、友達として登録することを特徴とするソーシャルネットワーキングサービスシステムである。
【0008】
請求項2の発明は、前記携帯情報処理端末の前記受信手段は、前記他の携帯情報処理端末で利用されているソーシャルネットワーキングサービスのアプリケーションを一意に識別し得るアプリケーション識別子と前記利用者識別子を受信し、前記携帯情報処理端末の前記判断手段は、前記アプリケーション識別子が本携帯情報処理端末で利用されているソーシャルネットワーキングサービスのアプリケーション識別子と一致するか否かを判断することを特徴とする請求項1に記載のソーシャルネットワーキングサービスシステムである。
【0009】
請求項3の発明は、前記携帯情報処理端末は、前記近距離通信手段によって、前記他の携帯情報処理端末から前記受信した利用者識別子の利用者に関する属性を受信する第2の受信手段と、前記属性に関係するデータを本携帯情報処理端末内に記憶されているデータから抽出する抽出手段と、前記近距離通信手段によって、前記抽出手段によって抽出されたデータを前記他の携帯情報処理端末に送信する第2の送信手段を具備することを特徴とする請求項1又は2に記載のソーシャルネットワーキングサービスシステムである。
【0010】
請求項4の発明は、前記他の携帯情報処理端末は、前記携帯情報処理端末の前記送信手段と同じ機能の第の送信手段を有しており、前記携帯情報処理端末の前記送信手段と前記第の送信手段は、互いに独立して、前記ソーシャルネットワーキングサービスのサーバに前記受信した利用者識別子を友達として登録するように送信することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のソーシャルネットワーキングサービスシステムである。
【0011】
請求項5の発明は、前記携帯情報処理端末の前記送信手段は、前記携帯情報処理端末にユーザがログインしている場合に、ログインしている者の利用者識別子を、前記近距離通信手段によって前記他の携帯情報処理端末へ送信することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のソーシャルネットワーキングサービスシステムである。
【0013】
請求項の発明は、携帯情報処理端末から送信されてきた、近距離通信が行われた日時又は該近距離通信が行われた前記携帯情報処理端末の座標と友達として登録すべき利用者識別子を受信する受信手段と、前記利用者識別子を前記携帯情報処理端末の利用者の友達として登録する登録手段を具備し、前記登録手段は、第1の携帯情報処理端末から送信されてきた前記近距離通信が行われた日時と第2の携帯情報処理端末から送信されてきた前記近距離通信が行われた日時の差が許容範囲内である場合、又は、第1の携帯情報処理端末から送信されてきた前記近距離通信が行われた該第1の携帯情報処理端末の座標と第2の携帯情報処理端末から送信されてきた前記近距離通信が行われた該第2の携帯情報処理端末の座標の差が許容範囲内である場合は、友達として登録することを特徴とするサーバである。
【0015】
請求項の発明は、受信手段と登録手段を具備するサーバが行う処理方法であって、前記受信手段は、携帯情報処理端末から送信されてきた、近距離通信が行われた日時又は該近距離通信が行われた前記携帯情報処理端末の座標と友達として登録すべき利用者識別子を受信し、前記登録手段は、第1の携帯情報処理端末から送信されてきた前記近距離通信が行われた日時と第2の携帯情報処理端末から送信されてきた前記近距離通信が行われた日時の差が許容範囲内である場合、又は、第1の携帯情報処理端末から送信されてきた前記近距離通信が行われた該第1の携帯情報処理端末の座標と第2の携帯情報処理端末から送信されてきた前記近距離通信が行われた該第2の携帯情報処理端末の座標の差が許容範囲内である場合は、前記利用者識別子を前記携帯情報処理端末の利用者の友達として登録することを特徴とする処理方法である。
【0017】
請求項の発明は、コンピュータを携帯情報処理端末から送信されてきた、近距離通信が行われた日時又は該近距離通信が行われた前記携帯情報処理端末の座標と友達として登録すべき利用者識別子を受信する受信手段と、前記利用者識別子を前記携帯情報処理端末の利用者の友達として登録する登録手段として機能させ、前記登録手段は、第1の携帯情報処理端末から送信されてきた前記近距離通信が行われた日時と第2の携帯情報処理端末から送信されてきた前記近距離通信が行われた日時の差が許容範囲内である場合、又は、第1の携帯情報処理端末から送信されてきた前記近距離通信が行われた該第1の携帯情報処理端末の座標と第2の携帯情報処理端末から送信されてきた前記近距離通信が行われた該第2の携帯情報処理端末の座標の差が許容範囲内である場合は、友達として登録することを特徴とするプログラムである。
【発明の効果】
【0018】
本発明にかかるソーシャルネットワーキングサービスシステム、サーバ、処理方法及びプログラムによれば、ソーシャルネットワーキングサービスにおいて、実際に出会っている人を友達登録したい場合に、サーバを用いた検索を行うことなく互いの携帯情報処理端末を用いて手軽に登録ができる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
図1】本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。
図2】本実施の形態(携帯情報処理端末)による処理例を示すフローチャートである。
図3】本実施の形態(サーバ)による処理例を示すフローチャートである。
図4】友達登録データテーブルのデータ構造例を示す説明図である。
図5】属性データテーブルのデータ構造例を示す説明図である。
図6】日記データテーブルのデータ構造例を示す説明図である。
図7】友達登録データテーブルのデータ構造例を示す説明図である。
図8】本実施の形態(サーバ)による処理例を示すフローチャートである。
図9】本実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、図面に基づき本発明を実現するにあたっての好適な一実施の形態の例を説明する。
図1は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するの意である。また、モジュールは機能に一対一に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態に応じて、又はそれまでの状況・状態に応じて定まることの意を含めて用いる。「予め定められた値」が複数ある場合は、それぞれ異なった値であってもよいし、2以上の値(もちろんのことながら、全ての値も含む)が同じであってもよい。また、「Aである場合、Bをする」という意味を有する記載は、「Aであるか否かを判断し、Aであると判断した場合はBをする」の意味で用いる。ただし、Aであるか否かの判断が不要である場合を除く。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理毎に又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理毎に、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
【0021】
本実施の形態であるソーシャルネットワーキングサービスシステムは、ソーシャルネットワーキングサービスにおける友達登録の処理を行うものであって、図1の例に示すように、複数の携帯情報処理端末100(例えば、携帯情報処理端末100A、携帯情報処理端末100B)、サーバ180を有している。
【0022】
携帯情報処理端末100Aは、近距離通信モジュール110A、友達登録検知モジュール120A、属性・日記データ交換モジュール130A、属性・日記データ記憶モジュール140A、友達登録モジュール150A、通信モジュール160Aを有している。
携帯情報処理端末100Bは、近距離通信モジュール110B、友達登録検知モジュール120B、属性・日記データ交換モジュール130B、属性・日記データ記憶モジュール140B、友達登録モジュール150B、通信モジュール160Bを有している。携帯情報処理端末100Bは、携帯情報処理端末100Aと同等の機能を有している。以下、携帯情報処理端末100Aの構成の説明は、携帯情報処理端末100Bの構成にも当てはまる。携帯情報処理端末100A、携帯情報処理端末100Bは、異なる利用者によって利用されている携帯可能な情報処理装置であり、例えば、スマートフォン等の携帯電話、タブレット型PC、ゲーム機等が該当する。携帯情報処理端末100Aと携帯情報処理端末100Bの間の距離は、近距離通信が可能な程度の距離である。例えば、両者の携帯情報処理端末を重ね合わせる等の略接触行為をした場合に、互いの近距離通信モジュール110によって通信が可能になる。
携帯情報処理端末100Aと携帯情報処理端末100Bとサーバ180は、通信回線199を介して互いに通信可能に接続されている。
【0023】
近距離通信モジュール110Aは、友達登録検知モジュール120A、属性・日記データ交換モジュール130A、及び携帯情報処理端末100Bの近距離通信モジュール110Bと接続されている。近距離通信モジュール110Aは、他の携帯情報処理端末100Bと近距離通信を行う。近距離通信として、例えば、無線通信の国際規格であるNFC(Near Field Communication)等がある。
友達登録検知モジュール120Aは、近距離通信モジュール110A、属性・日記データ交換モジュール130A、友達登録モジュール150Aと接続されている。友達登録検知モジュール120Aは、近距離通信モジュール110Aによって、携帯情報処理端末100Bで利用されているソーシャルネットワーキングサービスのアプリケーションを一意に識別し得るアプリケーション識別子(以下、ソーシャルアプリIDともいう)とそのアプリケーションを利用している者を一意に識別し得る利用者識別子(以下、ユーザIDともいう)を受信する。そして、アプリケーションIDが携帯情報処理端末100Aで利用されているソーシャルネットワーキングサービスのアプリケーションIDと一致するか否かを判断する。もちろんのことながら、携帯情報処理端末100Bは、近距離通信可能な携帯情報処理端末100Aに対して、ソーシャルアプリIDとユーザIDを送信する。
【0024】
属性・日記データ交換モジュール130Aは、近距離通信モジュール110A、友達登録検知モジュール120A、属性・日記データ記憶モジュール140Aと接続されている。属性・日記データ交換モジュール130Aは、近距離通信モジュール110Aによって、携帯情報処理端末100Bから受信したユーザIDの利用者に関する属性を受信する。そして、その属性に関係するデータを携帯情報処理端末100A内の属性・日記データ記憶モジュール140Aに記憶されているデータから抽出する。
属性・日記データ記憶モジュール140Aは、属性・日記データ交換モジュール130Aと接続されている。属性・日記データ記憶モジュール140Aは、携帯情報処理端末100Aの利用者(ソーシャルネットワーキングサービスのアプリケーションの利用者でもある)の属性(名前、性別、年齢、住所、趣味、興味等)、その利用者に関連する情報(ソーシャルネットワーキングサービスのアプリケーションを用いて記載された日記(ブログ等を含む)、写真、文章等)を記憶している。例えば、サーバ180に記憶されている日記等を予めダウンロードしておいてもよい。
友達登録モジュール150Aは、友達登録検知モジュール120A、通信モジュール160Aと接続されている。友達登録モジュール150Aは、友達登録検知モジュール120Aによって一致すると判断された場合は、ソーシャルネットワーキングサービスのサーバ180に携帯情報処理端末100Bから受信したユーザIDを友達として登録するように、通信モジュール160Aを介して送信する。前述したように、携帯情報処理端末100Bでも同等の処理が行われるので、携帯情報処理端末100A、携帯情報処理端末100Bが、互いに独立して、ソーシャルネットワーキングサービスのサーバ180に他方の携帯情報処理端末100から受信したユーザIDを友達として登録することになる。なお、ここで「互いに独立して」とは、他方の携帯情報処理端末100とは無関係にという意味であって、送信する時期については、互いの都合で決定してよい。したがって、一方の携帯情報処理端末100が通信不良等でユーザIDを送信することができない場合であっても、他方の携帯情報処理端末100によってユーザIDが送信されていれば、ソーシャルネットワーキングサービスの友達としての関係を築くことができることになる。
通信モジュール160Aは、友達登録モジュール150Aと接続されており、また通信回線199を介して、携帯情報処理端末100Bの通信モジュール160B、サーバ180の通信モジュール182と接続されている。通信モジュール160Aは、インターネット等に対してネットワーク接続可能な通信手段である。
【0025】
サーバ180は、通信モジュール182、ソーシャル・ネットワーク・サービス処理モジュール184、ユーザデータ等記憶モジュール186を有している。サーバ180は、携帯情報処理端末100A、携帯情報処理端末100Bに対してソーシャルネットワーキングサービスを提供する。
通信モジュール182は、ソーシャル・ネットワーク・サービス処理モジュール184と接続されており、また通信回線199を介して、携帯情報処理端末100Aの通信モジュール160A、携帯情報処理端末100Bの通信モジュール160Bと接続されている。通信モジュール182は、インターネット等に対してネットワーク接続可能な通信手段である。
ソーシャル・ネットワーク・サービス処理モジュール184は、通信モジュール182、ユーザデータ等記憶モジュール186と接続されている。ソーシャル・ネットワーク・サービス処理モジュール184は、携帯情報処理端末100A、携帯情報処理端末100Bから送信されてきた、友達として登録すべきユーザIDを受信する。そして、そのユーザIDを送信してきた携帯情報処理端末100の利用者の友達として登録する。
ユーザデータ等記憶モジュール186は、ソーシャル・ネットワーク・サービス処理モジュール184と接続されている。ユーザデータ等記憶モジュール186は、ソーシャルネットワーキングサービスに必要なデータを記憶している。例えば、ソーシャルネットワーキングサービスを利用しているユーザID、友達同士である利用者のユーザID間の対応を示している友達情報、利用者等の日記等を記憶している。
【0026】
図2は、本実施の形態(携帯情報処理端末100A、携帯情報処理端末100B)による処理例を示すフローチャートである。
ステップS202では、近距離通信モジュール110が、近距離通信の開始であるか否かを判断し、近距離通信の開始である場合はステップS204へ進み、それ以外の場合は近距離通信が開始されるまで待機する。例えば、NFCを利用して、携帯情報処理端末100A、携帯情報処理端末100Bを略接触させること等が含まれる。この略接触行為は、携帯情報処理端末100Aと携帯情報処理端末100Bの利用者が互いにソーシャルネットワーキングサービスにおける友達関係になってもよいと認めた場合等に行われる。つまり、実際にその場にいる人が、サーバ180を用いた検索を行うことなく、ソーシャルネットワーキングサービスにおける友達関係を結ぶための行為となる。
【0027】
ステップS204では、友達登録検知モジュール120が、近距離通信によるデータの送信を行う。ここでの送信は、例えば、友達登録データテーブル400を送信する。図4は、友達登録データテーブル400のデータ構造例を示す説明図である。友達登録データテーブル400は、ユーザID欄410、ソーシャルアプリID欄420、日時欄430を有している。
ユーザID欄410は、送信者である利用者のユーザIDを記憶している。さらに、このユーザIDは、送信者である利用者がその携帯情報処理端末にログインしていることを条件としたユーザIDであってもよい。具体的に説明する。その携帯情報処理端末は、ソーシャルネットワーキングサービスを利用する以前に、携帯情報処理端末に対してログイン(認証)をする必要がある。その後、ソーシャルネットワーキングサービスへのアプリケーションを起動して、ソーシャルネットワーキングサービスへのログイン(一般的には自動ログイン)を行う。ここで条件としている「ログイン」は、携帯情報処理端末へのログインである。したがって、携帯情報処理端末はスリープ状態(画面消灯)ではないことになる。一般的に、アプリケーションは、携帯情報処理端末自体がスリープ状態であってもプロセスとしてはバックグラウンドで起動しており、通信等を行っている。したがって、本実施の形態でこの条件を課さない場合は、スリープ状態の携帯情報処理端末同士を近付ければ、友達登録できることになる。これは、友達登録の意思がない場合でも起こりえることである。そこで、両者の友達登録を行うという意思が明確にある場合、つまり携帯情報処理端末へのログインが行われた後に友達登録できるようにするために、その携帯情報処理端末の利用者が使っているときだけ友達登録できるようにするものである。
ソーシャルアプリID欄420は、ソーシャルアプリIDを記憶している。例えば、その携帯情報処理端末100で現在動作しているソーシャルアプリIDを取得すればよい。また、ソーシャルネットワーキングサービスにログインしているソーシャルアプリIDを取得するようにしてもよい。
日時欄430は、送信日時(年、月、日、秒、秒以下、又はこれらの組み合わせであってもよい、以下同様)を記憶している。略接触された携帯情報処理端末100A、携帯情報処理端末100Bの両方が送信する。
ステップS206では、友達登録検知モジュール120が、近距離通信によるデータの受信を行う。他方の携帯情報処理端末100が送信した友達登録データテーブル400を受信する。
【0028】
ステップS208では、友達登録検知モジュール120が、自装置が使用しているソーシャルアプリIDと同じであるか否かを判断し、同じである場合はステップS210へ進み、それ以外の場合はステップS226へ進む。その携帯情報処理端末100で現在動作しているソーシャルアプリIDと受信した友達登録データテーブル400のソーシャルアプリID欄420内のソーシャルアプリIDが一致するか否かを判断するものである。また、送信した友達登録データテーブル400のソーシャルアプリID欄420の内容と受信した友達登録データテーブル400のソーシャルアプリID欄420の内容が一致するか否かを判断してもよい。
【0029】
ステップS210では、属性・日記データ交換モジュール130が、属性データを送信する。その携帯情報処理端末100の利用者の属性データを属性・日記データ記憶モジュール140から抽出して送信する。ここでの送信は、例えば、属性データテーブル500を送信する。図5は、属性データテーブル500のデータ構造例を示す説明図である。属性データテーブル500は、ユーザID欄510、日時欄520、属性データ欄530を有している。ユーザID欄510は、送信者である利用者のユーザIDを記憶している。日時欄520は、送信日時を記憶している。属性データ欄530は、ユーザIDの属性データを記憶している。
ステップS212では、属性・日記データ交換モジュール130が、属性データを受信する。他方の携帯情報処理端末100が送信した属性データテーブル500を受信する。
【0030】
ステップS214では、属性・日記データ交換モジュール130が、属性・日記データ記憶モジュール140から相手の属性データに応じた日記データ等を抽出する。属性データとして名前がある場合は、その名前が記載されている日記等を属性・日記データ記憶モジュール140から抽出する。また、属性データとして趣味、興味がある場合は、その趣味、興味、又はそれに関連する単語が記載されている日記等を属性・日記データ記憶モジュール140から抽出する。関連する単語としては、例えば、予め用意されている関連語辞書等を検索して抽出するようにしてもよい。
ステップS216では、属性・日記データ交換モジュール130が、ステップS214で抽出した日記データ等を送信する。ここでの送信は、例えば、日記データテーブル600を送信する。図6は、日記データテーブル600のデータ構造例を示す説明図である。日記データテーブル600は、ユーザID欄610、日時欄620、対象属性データ欄630、日記データ欄640を有している。ユーザID欄610は、送信者である利用者のユーザIDを記憶している。日時欄620は、送信日時を記憶している。対象属性データ欄630は、ステップS214で検索対象とした属性を記憶している。日記データ欄640は、その属性で検索された結果(日記等)を記憶している。
ステップS218では、属性・日記データ交換モジュール130が、日記データ等を受信する。他方の携帯情報処理端末100が送信した日記データテーブル600を受信する。
ステップS220では、属性・日記データ交換モジュール130が、属性・日記データ記憶モジュール140に友達ID(相手のユーザID)に対応させて、送信されてきた日記データ等を登録する。そして、その日記データ等を携帯情報処理端末100のディスプレイに表示するようにしてもよい。これによって、サーバ180に接続して検索を行うことなく、友達関係となった人が、自分のことを記載した日記等を読むことができ、また、自分の趣味、興味等に関連する記事を読むことができるようになる。これらは、互いに話しの切掛けを得ることができ、親密さを増すことができる。
【0031】
ステップS222では、通信モジュール160が、サーバ180との通信が可能であるか否かを判断し、可能である場合はステップS224へ進み、それ以外の場合は可能となるまで待機する。例えば、移動体通信サービスにおいて基地局の電波が受信できているか否かを判断するものである。サーバ180との通信可能な携帯情報処理端末100(一方又は両方の携帯情報処理端末100)がステップS224での友達登録をすることになる。また、通信不可であったが、後にサーバ180と通信可能になったならば、その時点でステップS224での友達登録をすることになる。
ステップS224では、友達登録モジュール150が、サーバ180に友達を登録する。つまり、ステップS204で受信したユーザIDをソーシャルネットワーキングサービスにおける友達として登録する。ここでの登録としての送信は、例えば、友達登録データテーブル700を送信する。図7は、友達登録データテーブル700のデータ構造例を示す説明図である。友達登録データテーブル700は、ユーザID欄710、友達ユーザID欄720、日時欄730、出会日時欄740、出会座標欄750を有している。ユーザID欄710は、送信者である利用者のユーザIDを記憶している。友達ユーザID欄720は、送信者の友達として登録するユーザIDを記憶している。日時欄730は、送信日時を記憶している。出会日時欄740は、携帯情報処理端末100Aと携帯情報処理端末100Bの略接触が行われた日時を記憶している。出会座標欄750は、携帯情報処理端末100Aと携帯情報処理端末100Bの略接触が行われたときの座標(GPSを用いた座標)を記憶している。
【0032】
ステップS226では、一方のソーシャルアプリIDがない場合、又は異なるソーシャルアプリIDである場合、エラー処理を行う。例えば、同じソーシャルネットワーキングサービスのアプリケーションが動作していないことを示すメッセージをディスプレイに表示するようにしてもよい。また、相手のソーシャルアプリIDと同じアプリケーションが携帯情報処理端末100内に記憶されている場合は、そのアプリケーションを起動するようにしてもよい。また、相手のソーシャルアプリIDと同じアプリケーションが携帯情報処理端末100内に記憶されていない場合は、そのアプリケーションをダウンロードできるURL(Uniform Resource Locator)を要求する通信を相手の携帯情報処理端末100に対して行い、相手の携帯情報処理端末100からの返信としてのURLを提示して、ダウンロードを促すようにしてもよい。また、異なるソーシャルアプリIDである場合は、両者のソーシャルネットワーキングサービスの加入期間を互いに送信し、その加入期間を比較して、加入期間の短い方の携帯情報処理端末100が、加入期間の長い方の携帯情報処理端末100が加入しているソーシャルネットワーキングサービスのアプリケーションをダウンロードするようにしてもよい。
なお、ステップS220までの携帯情報処理端末100間の通信は近距離通信で行う。
【0033】
図3は、本実施の形態(サーバ180)による処理例を示すフローチャートである。図2の例に示すフローチャート内のステップS224が行われた後の処理である。
ステップS302では、通信モジュール182が、友達登録を受信する。
ステップS304では、ソーシャル・ネットワーク・サービス処理モジュール184が、近距離通信による友達登録であるか否かを判断し、近距離通信による友達登録である場合はステップS306へ進み、それ以外の場合はステップS310へ進む。例えば、友達登録データテーブル700の出会座標欄750にデータがある場合は、近距離通信による友達登録であると判断してもよい。
ステップS306では、ソーシャル・ネットワーク・サービス処理モジュール184が、ユーザデータ等記憶モジュール186に近距離通信による友達登録である旨を記録する。一般的な友達登録(従来の申請と承認が必要な友達登録)ではなく、実際に会った上での友達であり、図2による処理が行われたことを示すデータを記憶する。
ステップS308では、ソーシャル・ネットワーク・サービス処理モジュール184が、ユーザデータ等記憶モジュール186に登録日に出会ったことを記録する。つまり、実際に出会った日時を管理するようなソーシャルネットワーキングサービスにおいて、登録日時を実際に出会った日時として管理する。
ステップS310では、一般的な友達登録を行う。
【0034】
図8は、本実施の形態(サーバ180)による処理例を示すフローチャートである。図3の例に示したフローチャートの処理では友達登録を行うが、申請と承認が行われていないため、さらに、図8に例示するような厳密な処理を施してもよい。
ステップS802では、近距離通信による友達登録を抽出する。
ステップS804では、出会日時、出会座標の差は許容範囲であるか否かを判断し、許容範囲である場合は処理を終了し(ステップS899)、それ以外の場合はステップS806へ進む。ここでの許容範囲は、携帯情報処理端末100として認められている誤差範囲である。
ステップS806では、確認通知処理を行う。友達登録が行われているが、その友達登録はそのまま続けてもよいか否かの確認を行うメッセージを両方の携帯情報処理端末100に送信する。
【0035】
なお、友達登録データテーブル400内のソーシャルアプリID欄420は、その携帯情報処理端末(100A、100B)で動作可能なソーシャルネットワーキングサービスの名称(一意に識別できる情報を含む、以下同様)、又はそのアプリケーションの名称を記憶しているようにしてもよい。つまり、近距離通信を行っている携帯情報処理端末間で、同じソーシャルネットワーキングサービスに加入していることを確認できるものであればよい。この場合、前述のステップS208では、友達登録検知モジュール120が、自装置が使用しているソーシャルネットワーキングサービスの名称又はそのアプリケーションの名称と同じであるか否かを判断し、同じである場合はステップS210へ進み、それ以外の場合はステップS226へ進むことになる。
また、2つの携帯情報処理端末100の例を示したが、3つ以上の携帯情報処理端末100であってもよい。この場合は、複数のユーザIDを友達として登録することになる。
【0036】
なお、本実施の形態としてのプログラムが実行されるコンピュータ(携帯情報処理端末100、サーバ180)のハードウェア構成は、図9に示すように、一般的なコンピュータであり、具体的には本実施の形態による処理以外にも多くの処理を高速に実行することができるサーバとなりうるようなコンピュータである。友達登録検知モジュール120、属性・日記データ交換モジュール130、友達登録モジュール150、ソーシャル・ネットワーク・サービス処理モジュール184等のプログラムを実行するCPU910と、そのプログラムやデータを記憶するRAM920と、本コンピュータを起動するためのプログラム等が格納されているROM930と、補助記憶装置であるHD等940と、液晶ディスプレイ等の表示装置、印刷装置等にデータを出力する出力装置950と、キーボード、マウス、タッチパネル等から操作者の操作によってデータを入力する受付装置960と、通信ネットワークと接続するための通信回線インタフェース970(携帯情報処理端末100の場合は、NFC等の近距離通信も含む)、そして、それらをつないでデータのやりとりをするためのバス990により構成されている。これらのコンピュータが複数台互いにネットワークによって接続されていてもよい。
【0037】
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納して提供してもよく、また、そのプログラムを通信手段によって提供してもよい。その場合、例えば、前記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明として捉えてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通などのために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray Disc(登録商標))、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、SD(Secure Digital)メモリーカード等が含まれる。
そして、前記のプログラム又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、あるいは無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、あるいは別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して
記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化など、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
【符号の説明】
【0038】
100…携帯情報処理端末
110…近距離通信モジュール
120…友達登録検知モジュール
130…属性・日記データ交換モジュール
140…属性・日記データ記憶モジュール
150…友達登録モジュール
160…通信モジュール
180…サーバ
182…通信モジュール
184…ソーシャル・ネットワーク・サービス処理モジュール
186…ユーザデータ等記憶モジュール
199…通信回線
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9