【文献】
98/Me/2000/XP高速化計画 ウィンドウズを徹底スピードアップ,Windows Start,株式会社毎日コミュニケーションズ,2002年12月29日,第8巻,第2号,p.47
【文献】
奥 和宏,Windows95再入門 ファイル操作完全マスター,The Windows,ソフトバンク株式会社,1996年 6月 1日,第6巻,第6号,p.88
【文献】
菅澤 永志,Windowsで写真を整理,日経パソコン,日経BP社,2006年 4月10日,第503号,p.126
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記入力された動作は、タッチスクリーンで物体のタッチ、ドラッグ、スクロールを含む請求項1に記載のファイル伝送のためのユーザインターフェースを提供する装置。
前記選択したファイルおよび前記選択したファイルを伝送した伝送対象の履歴が表示されるファイル伝送履歴領域をさらに含む請求項1に記載のファイル伝送のためのユーザインターフェースを提供する装置。
前記ファイル目録領域は、前記表示されたグループを選択時、該当グループ内のファイルが表示される請求項6に記載のファイル伝送のためのユーザインターフェースを提供する装置。
前記ファイルは、前記ファイル目録領域でタッチ、ドラッグおよびスクロールのうち何れか一つ以上の動作で少なくとも一つ以上の多数が選択される請求項7に記載のファイル伝送のためのユーザインターフェースを提供する装置。
前記伝送対象領域は、前記表示されたグループを選択時、該当グループ内の伝送対象が表示される請求項9に記載のファイル伝送のためのユーザインターフェースを提供する装置。
前記伝送対象は、前記伝送対象領域でタッチ、ドラッグおよびスクロールのうち何れか一つ以上の動作で少なくとも一つ以上の多数が選択される請求項10に記載のファイル伝送のためのユーザインターフェースを提供する装置。
前記実行領域は、前記ファイル目録領域から移動されたファイルがグループで管理される請求項1に記載のファイル伝送のためのユーザインターフェースを提供する装置。
前記実行領域は、前記ファイル目録領域から移動されたファイルに、前記伝送対象領域から移動された伝送対象がドラッグされると、前記ドラッグされた伝送対象に前記ファイルが伝送される請求項1に記載のファイル伝送のためのユーザインターフェースを提供する装置。
前記実行領域は、前記実行領域の内部に移動するオブジェクトはファイル伝送のために待機され、前記実行領域の外部に移動するオブジェクトは実行領域から除去される請求項14に記載のファイル伝送のためのユーザインターフェースを提供する装置。
前記伝送されたファイルおよび前記ファイルを伝送した前記伝送対象の履歴を表示するファイル伝送履歴表示段階をさらに含む請求項16に記載のファイル伝送のための方法。
前記ファイルは、前記ファイル選択段階でタッチ、ドラッグおよびスクロールのうちいずれか一つ以上の動作で少なくとも一つ以上の多数が選択される請求項20に記載のファイル伝送のための方法。
前記伝送対象は、前記伝送対象選択段階でタッチ、ドラッグおよびスクロールのうち何れか一つ以上の動作で少なくとも一つ以上の多数が選択される請求項23に記載のファイル伝送のための方法。
前記実行段階は前記ファイル選択段階から移動されたファイルに、前記伝送対象選択段階から移動された伝送対象をドラッグすれば、前記ドラッグした伝送対象に前記ファイルを伝送する請求項16に記載のファイル伝送のための方法。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
参考として、第1領域は上述したユーザインターフェースの構成要素のうち実行領域に該当する。
その他、実施形態の具体的な事項は詳細な説明および図面に含まれている。
【0014】
本発明の利点および特徴、そしてそれらを達成する方法は添付される図面と共に詳細に後述される実施形態を参照すれば明確になるだろう。しかし本発明は以下に開示される実施形態に限定されるものではなく互いに異なる多様な形態で具現することができ、単に本実施形態は本発明の開示が完全なようにして本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者に発明の範疇を完全に知らせるために提供されているものであり、本発明は請求項の範囲によってのみ定義される。明細書全体にかけて、同一参照符号は同一構成要素を指称する。
【0015】
以下、本発明の実施形態によるファイル伝送のためのユーザインターフェースを提供する装置および方法を説明するためのブロック図またはフローチャートに対する図面を参考にして本発明に対して説明する。
【0016】
この時、フローチャート図面の各ブロックとフローチャート図面の組合はコンピュータプログラムインストラクションらよって遂行される可能性があることを理解できるであろう。
【0017】
これらコンピュータプログラムインストラクションは凡庸コンピュータ、特殊用コンピュータまたはその他プログラム可能なデータプロセシング装備のプロセッサに搭載され得るため、コンピュータまたはその他プログラム可能なデータプロセシング装備のプロセッサを通して、遂行されるそのインストラクションがフローチャートブロックで説明された機能を遂行する手段を生成するようになる。
【0018】
これらコンピュータプログラムインストラクションは特定方式で機能を具現するためにコンピュータまたはその他プログラム可能なデータプロセシング装備を指向できるコンピュータ利用可能またはコンピュータ判読可能メモリに保存されることも可能なため、そのコンピュータ利用可能またはコンピュータ判読可能メモリに保存されたインストラクションらはフローチャートブロックで説明された機能を遂行するインストラクション手段を含む製造品目を生産することも可能である。
【0019】
コンピュータプログラムインストラクションはコンピュータまたはその他プログラム可能なデータプロセシング装備上に搭載されることも可能なため、コンピュータまたはその他プログラム可能なデータプロセシング装備上で一連の動作段階が遂行され、コンピュータで実行されるプロセスを生成し、コンピュータまたはその他プログラム可能なデータプロセシング装備を遂行するインストラクションはフローチャートブロックで説明された機能を実行するための段階を提供することも可能である。
【0020】
また、各ブロックは特定された論理的機能を実行するための一つ以上の実行可能なインストラクションを含むモジュール、セグメントまたはコードの一部を示し得る。
【0021】
また、いくつかの代替実行例ではブロックで言及された機能が順序を外れ、発生することも可能であることに注目しなければならない。
【0022】
例えば、相次いで図示されている二つのブロックは実質的に同時に遂行されることも可能でまたはそのブロックが時には該当する機能によっては逆順で遂行されるのも可能である。
【0023】
参考として、本発明のファイル伝送のためのユーザインターフェースを提供する装置および方法による実施形態はPDA、PMP、MP3プレーヤー、携帯電話のような小型モバイル装置に適用され、ユーザの指やスタイラスペンのような物体を通して、タッチ、ドラッグおよびスクロール動作で操作されることがあり、PCに適用されてマウスのような入力装置を通して、クリック、ドラッグおよびスクロール動作で操作され得る。
【0024】
説明の便宜上、本発明の実施形態では小型モバイル装置に適用されユーザの指やスタイラスペンのような物体を通してタッチ、ドラッグおよびスクロール動作で操作される場合を説明する。
【0025】
以下、添付された図面を参照し本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。
【0026】
図1は本発明の実施形態によるファイル伝送のための装置を図示したブロック図である。
本発明の実施形態によるファイル伝送のためのユーザインターフェースを提供する装置100はユーザインターフェースに入力された動作を認識し入力された動作の位置を把握する動作認識モジュール101、認識された入力動作および把握された入力動作の位置に対応する動作を実行し、実行された動作に応じてユーザインターフェースの構成要素を変更する動作実行モジュール102、ユーザインターフェースの構成要素および変更されたユーザインターフェースの構成要素を表示する表示モジュール103、認識された入力動作および把握された入力動作の位置に応じて伝送対象にファイルを伝送する通信モジュール104、保存されたファイルおよびファイルグループを管理するファイル管理モジュール105および各モジュールを制御する制御モジュール(106)を含む。
【0027】
本発明の実施形態で使用される「〜モジュール」という用語はソフトウェアまたはFPGA(Field Programmable Gate Array)またはASIC(Application Specific Integrated Circuit)のようなハードウェア構成要素を意味し、「〜モジュール」はある役割を遂行する。
【0028】
しかし「〜モジュール」はソフトウェアまたはハードウェアに限定される意味ではない。「〜モジュール」はアドレッシングできる保存媒体に存在するように構成され得るが、またはそれ以上のプロセッサを再生させるように構成され得る。
【0029】
したがって、一例として「〜モジュール」はソフトウェア構成要素、オブジェクト指向ソフトウェア構成要素、クラス構成要素およびタスク構成要素のような構成要素と、プロセス、関数、属性、プロシーザ、サブルーチン、プログラムコードセグメント、ドライバ、ファームウェア、マイクロコード、回路、データ、データベース、データベース構造、テーブル、アレイ、および変数を含む。
【0030】
構成要素と「〜モジュール」のなかで提供される機能はさらに小さい数の構成要素および「〜モジュール」に結合したり追加的な構成要素と「〜モジュール」にさらに分離され得る。
【0031】
参考として、ユーザインターフェースの構成要素は
図2を参照して詳細に後述する。
【0032】
本発明の実施形態によるファイル伝送のためのユーザインターフェースを提供する装置100のうち動作認識モジュール101はユーザインターフェースに入力されたタッチ動作を認識してタッチ動作の位置を把握する。
ここで「タッチ動作」とはタッチスクリーンにユーザの指やスタイラスペンのような物体の接触による動作、すなわちタッチ、ドラッグおよびスクロールのような動作を意味し、単純にタッチだけに限定されるものではない。
【0033】
また、「タッチ動作の位置」は伝送することを望むファイルおよび伝送対象を選択して選択したファイルを伝送対象に伝送するためのユーザの指やスタイラスペンのような物体の接触位置を意味する。
【0034】
前述した物体の接触位置を認識するために動作認識モジュール101は1点タッチ感知スクリーンおよび多点タッチ感知スクリーンのうち何れか一つを含むことができ、本発明の実施形態では動作認識モジュール101が多点タッチ感知スクリーンを含み、一つ以上の多数の接触位置を認識する場合を説明する。
【0035】
参考として、本発明の他の実施形態によるファイル伝送のためのユーザインターフェースを提供する装置100はPCに適用され、前述した動作認識モジュール101がマウスのような入力装置を通して、クリック、スクロールおよびドラッグのような動作の入力を認識し入力された動作の位置を把握することができる。
【0036】
以下、ファイル伝送のためのユーザインターフェースを提供する装置100の実施形態でタッチスクリーンを使用する場合を説明するものであり、本発明ではユーザの指を使用して、ファイル伝送のためのモバイル装置を操作すると仮定する。
【0037】
一方、動作実行モジュール102は前述したタッチ動作およびタッチ動作の位置に対応する動作を実行し、実行された動作に応じてユーザインターフェースの構成要素を変更する。
【0038】
例えば、所定のフォルダに一つ以上の多数のファイルが存在し、フォルダをタッチすれば該当フォルダがオープンされフォルダに含まれた一つ以上の多数のファイルがリストに表示されると仮定した時、動作認識モジュール101でフォルダに対する物体のタッチとタッチの位置がフォルダであることを認識すれば、動作実行モジュール102はフォルダのタッチに対応する動作のフォルダをオープンしてフォルダに含まれた一つ以上の多数のファイルをリストに変更させる。
【0039】
ここで「ユーザインターフェースの構成要素」は前述したファイル目録領域、伝送対象領域および実行領域を含み、ファイルおよびファイル目録、伝送対象および伝送対象目録そしてボタンやアイコンのようなユーザインターフェースに表示される一つ以上の多数のオブジェクトを意味する。
【0040】
参考として、ファイル目録は音楽、動画およびテキストファイルのようなオブジェクトを順次的に羅列したものを意味し、各々のファイルは一つの関連したグループから形成され、順次的に羅列され得る。
【0041】
また、伝送対象の目録は電話番号およびメール住所のようなオブジェクトを順次的に羅列したものを意味し、各々の伝送対象もやはり、ファイル目録のように一つの関連したグループで形成され、順次的に羅列され得る。
【0042】
本発明で「ユーザインターフェースに表示されるオブジェクト」は前述したファイルおよびファイル目録、伝送対象および伝送対象目録そしてボタンやアイコンだけに限定されず、ユーザのタッチ動作に応じて該当機能を実行したり移動することができるオブジェクトならば、本発明の実施形態によるユーザインターフェースの構成要素、すなわちユーザインターフェースに表示されるオブジェクトに含めなければならないことは自明な事実である。
【0043】
図2は本発明の実施形態によるファイル伝送のためのユーザインターフェースの構成要素を図示した図である。
本発明の実施形態によるファイル伝送のためのユーザインターフェースの構成要素は、伝送するファイルが選択され、選択されたファイルが移動するファイル目録領域210、前記選択されたファイルを伝送する伝送対象が選択され選択された対象が移動される伝送対象領域220および選択されたファイルおよび選択された伝送対象が移動され選択されたファイルが選択された伝送対象に伝送される実行領域230を含む。
【0044】
ファイル目録領域210は所定の保存モジュールに保存されたファイルらの目録が表示され、ユーザはファイル目録領域210でタッチ動作により伝送するファイルを選択して選択したファイルを移動させる。
【0045】
参考として、本発明の実施形態では所定の保存モジュールに一つ以上の多数の音楽ファイル、テキストファイルおよびイメージファイルが存在し、保存されたファイルおよびファイルグループを管理するファイル管理モジュール105によって各々音楽ファイルグループ211、テキストファイルグループ212およびイメージファイルグループ213から形成され、フォルダ形態でファイル目録領域210に表示され、ユーザは音楽ファイルを所定の伝送対象に伝送しようとするものと仮定する。
【0046】
図3Aないし
図3Cは本発明の実施形態によるファイル目録領域でのタッチ動作を図示した図である。
前述したように各音楽ファイルが音楽ファイルグループ211に含まれ表示される場合、ユーザは音楽ファイルグループ211に含まれたファイルを見るためにファイルグループ領域内で操作を行い、
図3Aのようにファイル目録領域210に表示された音楽ファイルグループ211を右側方向のドラッグで選択する。
【0047】
この時、音楽ファイルグループ211に含まれたファイルを見るためのドラッグの方向は本発明の実施形態で限定しないが、各動作の機能別に一貫性ある方向を有するのが好ましい。
【0048】
動作認識モジュール101はユーザがユーザインターフェースに入力したドラッグを認識してその位置を把握した後、該当位置のオブジェクトに対する情報を動作実行モジュール102に伝達する。
【0049】
ここで「該当位置のオブジェクト」は音楽ファイルグループ211であり、「該当位置のオブジェクトに対する情報」は音楽ファイルグループ211に含まれた各音楽ファイルの個数、各ファイルの容量のような情報を意味する。
【0050】
動作実行モジュール102は音楽ファイルグループ211に存在する多数のファイル211aを
図3Bのようにファイル目録領域210上にポップアップ(Pop up)させることができ、
図3Cのように音楽ファイルグループ211に含まれた多数の音楽ファイル211aを、表示モジュール103によって、ファイル目録領域210にリスト形態で表示することができる。
【0051】
以下、ファイルグループに含まれた多数のファイルがファイル目録領域210上にリスト形態でポップアップされたり、ファイル目録領域210にリスト形態で表示されることを「ファイルグループのオープン」と表現し、「オープンされたファイルグループ」の多数のファイルがファイル目録領域210から除去されることを「ファイルグループのクローズ」と表現する。
【0052】
一方、音楽ファイルグループ211に含まれた多数の音楽ファイルがリスト形態ですべて表示されることができない場合、動作実行モジュール102は211bのような画面構成要素を、表示モジュール103によって、ファイル目録領域210に表示しユーザが該当画面構成要素211bをタッチすればリスト形態で表示できなかった他の音楽ファイルを見ることができる。
【0053】
この時、動作実行モジュール102はファイル目録の領域210の大きさを他の領域の大きさよりさらに拡大して、ユーザに現在作業中である領域を直観的に感じることができるようにする。
【0054】
ユーザはファイル目録の領域210に表示されたリスト形態のファイル目録211aで伝送することを望むファイルが一つである場合、伝送することを望む一つのファイルをタッチして選択する。
【0055】
図4Aないし
図4Cは本発明の実施形態によるタッチとスクロールを使用した一つ以上の多数のファイルを選択する方法を図示した図である。
【0056】
一つ以上の多数のファイルが選択されるためには多点タッチ感知スクリーンが適用された装置が必要であり、
図1によって説明したように、本発明の実施形態によるファイル伝送のためのユーザインターフェースを提供する装置100は一つ以上の多数のファイルを選択できるように多点タッチ感知スクリーンが適用されたものと仮定する。
【0057】
図4Aは本発明の実施形態によるタッチとスクロールを使用した連続した一つ以上の多数のファイルを選択する方法を図示した図である。
【0058】
図3Bのように音楽ファイルグループ211に含まれる多数の音楽ファイル211aがファイル目録領域210上にリスト形態でポップアップ(Pop up)されており、ユーザは音楽1ファイル211cから音楽4ファイル211Fまで連続した4個のファイル211c〜211Fを選択するものと仮定する。
【0059】
連続した一つ以上の多数のファイル211c〜211Fを選択するために、ユーザは左手で該当ファイルグループ、すなわち音楽ファイルグループ211をタッチした状態で、右手で選択することを望むファイルのうち最も上位あるいは下位に位置したファイル211cをタッチして、タッチしたファイル211cから選択することを望むファイルのうち最も下位あるいは上位に位置したファイル211Fまでスクロールすることによって、連続した一つ以上の多数のファイル選択が可能である。
【0060】
図4Bないし
図4Cは本発明の実施形態によるタッチとスクロールを使用した連続しない一つ以上の多数のファイルを選択する方法を図示した図である。
【0061】
図3Bのように音楽ファイルグループ211に存在する多数の音楽ファイル211aがファイル目録領域210上にリスト形態でポップアップ(Pop up)されており、ユーザは音楽1ファイル211c、音楽3ファイル211eおよび音楽4ファイル211Fのように連続しない一つ以上の多数のファイル211c、211e、211Fを選択するものと仮定する。
【0062】
連続した一つ以上の多数のファイルでない、連続しない一つ以上の多数のファイル211c、211e、211Fを選択する場合、ユーザは左手で該当ファイルグループ、すなわち音楽ファイルグループ211をタッチした状態で
図4Bのように右手で望むファイルらを各々タッチしたり、
図4Cのように音楽1ファイル211cを先にタッチで選択した後、音楽3ファイル211eおよび音楽4ファイル211Fは連続したファイルであるから
図4Aを参照して、説明したスクロール方法のように音楽3ファイル211eおよび音楽4ファイル211Fをスクロールで選択して連続しない一つ以上の多数のファイルを選択することができる。
【0063】
この時、タッチとスクロールの動作の順序は本発明の実施形態で限定しておらず、連続したファイルをスクロールで先に選択して、次に残ったファイルをタッチで選択することができる。
【0064】
図5は、本発明の実施形態によるオープンされたファイルグループとオープンされたファイルグループのクローズに対する操作方法を図示した図である。
【0065】
ユーザがフォルダ形態の音楽ファイルグループ211のクローズを望むならば、
図5に図示された音楽ファイルの目録のうち何れか一つを選択し、
図4Aないし
図4Bに図示されたように左側方向にドラッグすれば該当ファイルグループのフォルダ、すなわち音楽ファイルグループ211がクローズされるようになり、動作実行モジュール102は他の領域の大きさよりさらに拡大したファイル目録の領域210の大きさを原状態に復元する。
【0066】
伝送対象領域220は所定の保存モジュールに保存された伝送対象の目録が表示され、ユーザはタッチ動作によって伝送する対象を選択し選択した伝送対象を移動させる。
【0067】
図6Aないし
図6Cは本発明の実施形態による伝送対象領域でのタッチ動作を図示した図である。
本発明の実施形態では所定の保存モジュールに電話番号、メール住所のような伝送対象が一つ以上の多数で存在し、各々の伝送対象はその関連性によって多数の伝送対象グループ、すなわち友人グループ221、会社グループ222で形成され、フォルダ形態で伝送対象領域220に表示され、該当モバイル装置はファイル目録領域210で選択した一つ以上の多数のファイルを伝送対象に伝送することができるように有線および無線データ通信のうち何れか一つの通信方法に連結されているものと仮定する。
【0068】
参考として
図6Aに図示された「山田太郎」という伝送対象223は友人グループ221および会社グループ222のうち何れのグループにも属しない独立的な伝送対象である。
【0069】
ユーザは、伝送対象を選択するために、
図6Aのように伝送対象領域220に表示された伝送対象グループ221、222および伝送対象223のうちで友人グループ221を左側方向のドラッグで選択する。
この時、ドラッグの方向は本発明の実施形態で限定しないが、各動作の機能別に一貫性ある方向を有するのが好ましい。
【0070】
動作認識モジュール101はユーザが入力したドラッグ動作を認識し、その位置を把握した後、該当位置のオブジェクトに対する情報を動作実行モジュール102に伝達する。
【0071】
ここで「該当位置のオブジェクトに対する情報」とは、該当位置のオブジェクトは友人グループ221であり、これに対する情報は友人グループ211に含まれた各伝送対象の数、各伝送対象の電話番号、Eメール住所のような情報を意味する。
【0072】
図6Bないし
図6Cは本発明の実施形態によるドラッグによって伝送対象グループに含まれた伝送対象がリストとして表示されることを図示した図である。
【0073】
動作実行モジュール102は友人グループ221に存在する多数の伝送対象221aを
図6Bのように伝送対象領域220上にポップアップさせることができ、フォルダ形式の友人グループ221を
図6Cのように、表示モジュール103によって、伝送対象領域220にリスト形態で表示する。
【0074】
この時、動作実行モジュール102は伝送対象領域220の大きさを他の領域の大きさよりさらに拡大し、ユーザに現在作業中である領域を直観的に感じることができるようにする。
【0075】
以下、友人グループ221のような伝送対象グループに含まれた多数の伝送対象が伝送対象領域220上にリスト形態でポップアップされたり、伝送対象領域220にリスト形態で表示されることを「伝送対象グループのオープン」と表現し、「オープンされた伝送対象グループ」の多数の伝送対象が伝送対象領域220から除去されることを「伝送対象グループのクローズ」と表現するようにする。
【0076】
ユーザは伝送対象領域220に表示された伝送対象目録221aで伝送することを望む伝送対象が一つである場合、伝送することを望む一つの伝送対象をタッチして選択する。
【0077】
万一、一つの伝送対象でない、一つ以上の多数の伝送対象を選択するためには
図7Aないし7Cに図示されたようにタッチとスクロールを使用することができる。
【0078】
この時、一つ以上の多数の伝送対象が選択されるためには多点タッチ感知スクリーンが適用された装置が必要であり、
図1によって説明したように、本発明の実施形態によるファイル伝送のためのユーザインターフェースを提供する装置100は一つ以上の多数の伝送対象を選択することができるように多点タッチ感知スクリーンが適用されたものと仮定する。
【0079】
図7Aないし
図7Cは本発明の実施形態によるタッチとスクロールを使用した一つ以上の多数の伝送対象を選択する方法を図示した図である。
【0080】
参考として、
図6Cに図示されたように友人グループ221に存在する多数の伝送対象221aが伝送対象領域220にリストで表示されており、ユーザは友人1 221cから友人4 221fまで連続した4個の伝送対象221c〜221fを選択するものと仮定する。
【0081】
図7Aは連続された一つ以上の多数の伝送対象を選択するために、
図4Aないし
図4Cを参照して説明したものと類似するように、右手で該当伝送グループ、すなわち友人グループ221の所定の位置をタッチした状態で、左手で選択することを望む伝送対象のうち最も早く位置した伝送対象の友人1 221cをタッチして、タッチした伝送対象221cから選択すること望む伝送対象のうち最も最後に位置した伝送対象の友人4 211Fまでスクロールすることによって、連続した一つ以上の多数の伝送対象の選択が可能なことを示している。
【0082】
万一、連続した一つ以上の多数の伝送対象でない、連続しない一つ以上の多数の伝送対象221c、221e、221fを選択する場合、右手で該当伝送グループ、すなわち友人グループ221の所定の位置をタッチした状態で
図7Bのように左手で望む伝送対象221c、221e、221fを各々タッチして、伝送対象を選択したり、
図7Cのように友人1 221cをまずタッチで選択した後、友人3 221eおよび友人4 221fは伝送対象リスト221aで連続された伝送対象であるため、
図7Aを参照し、説明したスクロール方法のように友人3 221eおよび友人4 221fをスクロールで選択し連続されていない一つ以上の多数の伝送対象を選択することができる。
【0083】
この時、タッチとスクロールの動作順序は本発明の実施形態で限定しておらず、連続された伝送対象をスクロールでまず選択し、次に残った伝送対象をタッチで選択することができる。
【0084】
図8は本発明の実施形態によるオープンされたファイルグループとオープンされたファイルグループのクローズに対する操作方法を図示した図である。
【0085】
万一、ユーザがオープンされたフォルダ形態の友人グループ221のクローズを望むならば
図8に図示された伝送対象目録221aのうちある一つの伝送対象を選択して、右側方向にドラッグすればフォルダ形態の該当ファイルグループ、すなわち友人グループ221がクローズされるようになり、動作実行モジュール102は他の領域の大きさよりさらに拡大した伝送対象領域220の大きさを原状態に復元する。
【0086】
実行領域230は前述したファイル目録領域210で選択されたファイルおよび伝送対象領域220で選択された伝送対象が移動され選択されたファイルが選択された伝送対象に伝送される。
【0087】
図9Aないし
図9Cは本発明の実施形態によるドラッグを利用してファイルを実行領域に移動させる動作方法を図示した図である。
まず、一つのファイルを伝送するために、ファイル目録領域210で選択されたファイルが実行領域230に移動する場合を説明する。
【0088】
図9Aのように、ユーザはファイル目録領域210にポップアップされたファイル目録リスト211aで一つのファイル211cをタッチで選択してドラッグで選択したファイル211cを実行領域230に移動させる。
【0089】
この時、実行領域230にファイル211cがドラッグされると実行領域230内に一つの伝送グループ領域231が生成され、次に
図9Bのようにユーザが異なる一つのファイル211eをファイル目録領域210で選択し実行領域230内の以前に生成された伝送グループ領域231にドラッグすれば該当伝送グループ231と一グループを形成する。
【0090】
万一ユーザが以前に生成された伝送グループ領域231でない他の領域にドラッグすれば
図9Cに図示されたように新しい伝送グループ領域232を生成するようになる。
【0091】
これと同一に、一つ以上の多数のファイルを伝送するためにファイル目録領域210で選択された多数のファイルが実行領域230に移動する場合、実行領域230に多数のファイルが同時にドラッグされると、実行領域230内に一つの伝送グループ領域が生成される。
【0092】
次にユーザが多数の他のファイルをファイル目録領域210で選択し実行領域内の以前に生成された伝送グループ領域にドラッグすれば該当伝送グループと一グループを形成する。
【0093】
万一、ユーザが以前に生成された伝送グループ領域でない他の領域でドラッグすれば新しい伝送グループを生成するようになる。
【0094】
図10は本発明の実施形態によるドラッグを利用して伝送対象を実行領域に移動させる動作方法を図示した図である。
一つまたは一つ以上の多数のファイルを伝送する場合、伝送対象は一つになることができず、一つ以上多数となり得る。
【0095】
ユーザは、伝送対象領域220で
図7Aないし
図7Cを参照して説明したように、伝送することを望む一つの伝送対象または一つ以上の多数の伝送対象をタッチおよびドラッグで選択することができる。
【0096】
説明の便宜上、
図10では一つの伝送対象を実行領域230に移動させる実施形態を説明する。
ユーザは伝送対象領域220で伝送対象として友人2 221Dを選択してドラッグで実行領域230に移動させる。
【0097】
実行領域230に伝送対象である友人2 221Dがドラッグされると実行領域230内に一つの伝送待機者グループ領域233が生成される。
【0098】
次に、ユーザが異なる一つの伝送対象または一つ以上の多数の伝送対象を伝送対象領域220で選択し、選択された伝送対象を実行領域230内の以前に生成された伝送待機者グループ領域233にドラッグすれば、ドラッグに移動した伝送対象は以前に生成された伝送待機者グループのようなグループを形成するようになる。
【0099】
万一、ユーザが以前に生成された伝送待機者グループ領域233でない実行領域230内の所定の領域にドラッグすれば新しい伝送待機者グループを生成するようになる。
【0100】
前述した操作方法によって、実行領域230内に一つ以上の多数の伝送グループと一つ以上の多数の伝送待機者グループが生成されることがあり、ユーザは一つの特定伝送グループを一つの特定伝送待機者グループの領域内にドラッグさせて、ファイルを伝送対象に伝送することができる。
【0101】
図11Aないし
図11Cは本発明の実施形態による実行領域でファイルを伝送対象に伝送する操作方法を図示した図である。
実行領域230内に伝送グループ231、232および伝送待機者グループ233が存在し、ユーザは音楽4ファイル211Fを友人2 221Dに伝送しようとするものと仮定する。
【0102】
図11Aのように、ユーザは選択領域230で音楽4ファイル211Fの伝送グループ232をドラッグして友人2 221Dの伝送待機者グループ領域233にドラッグする。
この時、伝送しようとするファイルを伝送対象にドラッグしたときにのみファイルが伝送されるものではない。
【0103】
図11Bのように伝送対象233を伝送ファイルのグループ領域231にドラッグして、ファイルを伝送することができる。
この時、通信モジュール104は有線および無線データ通信網のうちモバイル装置に連結された何れか一つの通信網にユーザがドラッグしたファイルを伝送対象に伝送し動作実行モジュール102は表示モジュール103によって、ファイルが伝送対象に伝送されていることを示す画面240を表示し、ユーザにフィードバックすることができる。
【0104】
ユーザにフィードバックされる画面240はファイル目録領域210や伝送対象領域220から実行領域230にドラッグしたファイルおよび伝送対象を視覚的に表現し、現在あるファイルがどの伝送対象に伝送されるかを直観的に知ることができるようになる。
【0105】
参考として、実行領域230で伝送ファイルおよび伝送グループそして伝送対象および伝送待機者グループのうち何れか一つ以上のファイルおよびグループを除去することを望む場合、該当ファイルおよびグループを実行領域230の外部方向にドラッグして実行領域230から除去することができる。
【0106】
ここで外部方向とは、伝送ファイルおよび伝送グループの場合、実行領域230でファイル目録領域210への方向を意味し、伝送対象および伝送待機者グループの場合、実行領域230で伝送対象領域220への方向を意味する。
【0107】
すなわち、実行領域230内部へのドラッグ移動はファイル伝送のための準備を意味し、実行領域230外部へのドラッグ移動はファイル伝送の取消しを意味する。
【0108】
また、ファイル目録領域210でフォルダ形式のグループをオープン(Open)して該当グループに含まれたファイルをリスト形式で表示する時、ドラッグの方向はファイル目録領域210で実行領域230への方向であり、リスト形式で表示されたファイルがフォルダ形式のグループに改めて含まれる時、ドラッグの方向は実行領域230からファイル目録領域210の方向である。
【0109】
これと同一に、伝送対象領域220でもフォルダ形式のグループをオープンして、該当グループに含まれた伝送対象をリスト形式で表示する時、ドラッグの方向は伝送対象領域220から実行領域230への方向であり、リスト形式で表示された伝送対象がフォルダ形式のグループに改めて含まれる時、ドラッグの方向は実行領域230から伝送対象領域220の方向である。
【0110】
したがって、本発明の実施形態による画面領域の構造はドラッグの方向に一貫性を付与することによって、実行領域230を中心としてどの方向にドラッグを実行したのかによって、これから作業を進行するのかまたは作業を取消すのかをユーザに簡単に認知できるようにした。
【0111】
図12は本発明の実施形態によるファイル伝送履歴領域を図示した図である。
ファイルが伝送対象に伝送されると動作実行モジュール102は伝送されたファイルの情報と伝送対象の情報を表示モジュール103によって、ファイル伝送履歴領域250に表示する。
【0112】
ファイル伝送履歴領域250は所定の時間または期間の間、伝送されたファイルと伝送対象の情報251を表示し、ユーザの設定により実行領域と常に共に表示されたり、ファイル伝送履歴の照会が必要な状況にだけ表示されるように所定の位置にアイコン234を形成し、該当アイコン234をタッチした時、ファイル伝送履歴領域250を表示することができる。
【0113】
ファイル伝送履歴領域250がディスプレイされれば動作実行モジュール102はモバイル装置の画面内にファイル伝送履歴領域250が表示されるだけ実行領域230の大きさを調節する。
【0114】
もちろん、ユーザが各領域の大きさをスクロールで調節することもできるため、表示される各領域の大きさが動作実行モジュール102によって調節されると限定しない。
【0115】
図13は本発明の実施形態によるファイル目録領域でファイル伝送のためにタッチ動作を利用した操作方法の過程を図示したフローチャートである。
【0116】
ユーザのタッチ動作が入力されると動作認識モジュール101は入力されたタッチ動作を感知して(S1301)ファイル目録領域210の選択なのか判断する(S1302)。
【0117】
判断の結果、ファイル目録領域210の選択であれば動作実行モジュール102はユーザがタッチしたファイル目録領域210を活性化させファイル目録領域210の大きさが異なる領域の大きさより広くなるように調節する(S1303)。
万一S1302の判断の結果、ファイル目録領域210の選択でない場合は
図14ないし
図15を参照して説明する。
【0118】
S1303の後、ユーザのタッチ動作が継続して入力されると動作認識モジュール101は入力されたタッチ動作がファイルグループの選択なのか判断する(S1304)。
【0119】
判断の結果、ファイルグループを選択した場合でなければ、動作認識モジュール101は入力されたタッチ動作がファイルの選択なのか判断する(S1305)。
【0120】
万一、S1305結果、ファイルの選択でないならば、すなわちファイル目録領域210でのユーザタッチ動作がファイルグループを選択したものでも、ファイルを選択したものでもないならば、動作認識モジュール101はユーザが余白をタッチしたものと見なしてS1301の段階を反復する。
【0121】
S1304の結果、ファイルグループを選択した場合ならば、動作実行モジュール102は該当グループに属したファイルをリスト形式で表示モジュール103によって、ファイル目録領域210に表示、すなわちファイルグループをオープンする(S1306)。
【0122】
S1305の結果、ファイルを選択した場合でもS1306の後、ユーザは一つのファイルおよび一つ以上の多数のファイルを選択する(S1307)。
【0123】
S1307の後、ユーザのタッチ動作が継続して入力されると動作認識モジュール101は入力されたタッチ動作が実行領域230へのドラッグなのかを判断する(S1308)。
【0124】
S1308の結果、入力されたタッチ動作が実行領域230への移動、すなわちファイル目録領域210から実行領域230方向への移動ではないならば、動作実行モジュール102はファイル目録領域の大きさを原状態に調節する(S1309)。
【0125】
参考として、オープンされたファイルグループで一つ以上の多数のファイルを実行領域230からファイル目録領域210方向にドラッグした場合は動作実行モジュール102によって、ファイルグループのクローズがまず実行されてファイル目録領域210の大きさが調節される。
【0126】
万一S1308の判断の結果、入力されたタッチ動作が実行領域230への移動のためのドラッグならば該当ファイルはファイル目録領域210から動作実行モジュール102によって実行領域230に移動する(S1310)。
【0127】
S1310の後、動作実行モジュール102はユーザによって、ドラッグされた実行領域230を活性化させて実行領域230の大きさがファイル目録領域210の大きさより広くなるように調節する(S1311)。
【0128】
S1311の後、ユーザのタッチ動作が継続入力されると動作認識モジュール101は入力されたタッチ動作が既存に存在したファイルグループ領域へのドラッグなのか判断する(S1312)。
【0129】
判断の結果、入力されたドラッグ動作が既存に存在したファイルグループ領域へのドラッグでない場合(S1312、いいえ)、動作実行モジュール102はドラッグされたファイルグループに対する別途のファイルグループ領域を生成し、実行領域230の所定の位置に表示モジュール103によって、表示する(S1313)。
【0130】
万一、S1312の結果、既存存在したファイルグループ領域へのドラッグの場合(S1312、はい)、ドラッグされたファイルグループは動作実行モジュール102によって、既存に存在したファイルグループに含まれ、動作実行モジュール102はドラッグされたファイルグループを既存存在したグループに含め、表示モジュール103によって、実行領域220に表示する(S1314)。
【0131】
図14は本発明の実施形態による伝送対象領域220でファイル伝送のためにタッチ動作を利用した操作方法の過程を図示したフローチャートである。
【0132】
ユーザのタッチ動作が入力されると動作認識モジュール101は入力されたタッチ動作を感知して、伝送対象領域220の選択なのか判断する(S1401)。
【0133】
判断の結果、伝送対象領域220の選択ならば動作実行モジュール102はユーザがタッチした伝送対象領域220を活性化させて伝送対象領域220の大きさが異なる領域の大きさより広くなるように調節する(S1402)。
万一、S1402の判断結果、伝送対象領域220の選択でない場合は
図15を参照して説明する。
【0134】
S1402の後、ユーザのタッチ動作が継続入力されると動作認識モジュール101は入力されたタッチ動作が伝送対象グループの選択なのか判断する(S1403)。
【0135】
判断の結果、伝送対象グループを選択した場合でなければ、動作認識モジュール101は入力されたタッチ動作が伝送対象を選択したものか判断する(S1404)。
【0136】
万一、S1404の結果、伝送対象の選択でないならば、すなわち伝送対象領域220でのユーザタッチ動作が伝送対象グループを選択したものでも、伝送対象を選択したのでもないならば、動作認識モジュール101はユーザが余白をタッチしたものと見なしS1301の段階を反復する。
【0137】
万一、S1403の結果、伝送対象グループを選択した場合ならば、動作実行モジュール102は該当グループに属した伝送対象をリスト形式で表示モジュール103によって、伝送対象領域220に表示、すなわち伝送対象グループをオープンする(S1405)。
【0138】
S1404の結果、伝送対象を選択した場合や、S1405の後、ユーザは一つの伝送対象および一つ以上の多数の伝送対象を選択する(S1406)。
【0139】
S1406の後、ユーザのタッチ動作が継続入力されると動作認識モジュール101は入力されたタッチ動作が実行領域230へのドラッグなのかを判断する(S1407)。
【0140】
判断の結果、入力されたタッチ動作が実行領域230への移動、すなわち伝送対象領域220から実行領域230方向への移動でないならば、動作実行モジュール102は伝送対象領域220の大きさを原状態に調節する(S1408)。
【0141】
参考として、オープンされた伝送対象グループで一つ以上の多数の伝送対象を実行領域230から伝送対象領域220方向にドラッグした場合は動作実行モジュール102によって、伝送対象グループのクローズが先に実行されて伝送対象領域220の大きさが調節される。
【0142】
万一、S1407判断結果、入力されたタッチ動作が実行領域230への移動のためのドラッグならば該当伝送対象は動作実行モジュール102によって、伝送対象領域220から実行領域230に移動する(S1409)。
【0143】
S1409の後、動作実行モジュール102はユーザによって、ドラッグされた実行領域230を活性化させて実行領域230の大きさが伝送対象領域210の大きさより広くなるように調節する(S1410)。
【0144】
S1410の後、ユーザのタッチ動作が継続入力されると動作認識モジュール101は入力されたタッチ動作が既存に存在した伝送対象グループ領域へのドラッグなのか判断する(S1411)。
【0145】
判断の結果、入力されたドラッグ動作が既存存在した伝送対象グループ領域へのドラッグでない場合(S1411、いいえ)、動作実行モジュール102はドラッグされた伝送対象グループに対する別途の伝送対象グループ領域を生成し、実行領域230の所定の位置に表示モジュール103によって、表示する(S1412)。
【0146】
万一、判断の結果、既存存在した伝送対象グループ領域へのドラッグの場合(S1411、はい)、ドラッグされた伝送対象グループは動作実行モジュール102によって、既に存在した伝送対象グループに含まれ、動作実行モジュール102はドラッグされた伝送対象グループを既に実行領域230に存在した伝送対象グループに含め、表示モジュール103によって、実行領域220に表示する(S1413)。
【0147】
図15は本発明の実施形態による実行領域でファイル伝送のためにタッチ動作を利用した操作方法の過程を図示したフローチャートである。
【0148】
説明の便宜上、
図13ないし
図14に図示された過程によって、実行領域230には伝送するファイルグループおよびファイルを伝送する伝送対象グループがドラッグで移動するものと仮定する。
【0149】
ユーザのタッチ動作が入力されると動作実行モジュール102はユーザがタッチした実行領域230を活性化させて伝送対象領域220の大きさが異なる領域の大きさより広くなるように調節する(S1501)。
【0150】
S1501の後、ユーザのタッチ動作が継続して入力されると動作認識モジュール101は入力されたタッチ動作が既存に存在したグループ領域へのドラッグなのか判断する(S1502)。
【0151】
判断の結果、入力されたタッチ動作が既存に存在したグループ領域へのドラッグでない場合、動作実行モジュール102はドラッグされたファイルグループまたはドラッグされた伝送対象グループに対する別途のグループ領域を生成し、実行領域230の所定の位置に表示モジュール103によって、表示する(S1503)。
【0152】
万一、S1502の結果、既存に存在したグループ領域へのドラッグの場合、ドラッグされたファイルグループまたはドラッグされた伝送対象グループは動作実行モジュール102によって、既存に存在したグループに含まれ、動作実行モジュール102はドラッグされたファイルグループまたはドラッグされた伝送対象グループを既存に存在したグループに含め、表示モジュール103によって、実行領域220に表示する(S1504)。
【0153】
S1504の後、ユーザのタッチ動作が継続入力されると動作認識モジュール101は入力されたタッチ動作がファイル伝送のためのドラッグなのかを判断する(S1505)。
判断結果、ファイル伝送のためのドラッグではない場合、すなわちファイルグループまたは伝送対象グループのうち何れか一つのグループが異なる一つのグループ領域にドラッグされない場合、該当グループは動作実行モジュール102によって、実行領域230から除去される(1506)。
【0154】
万一、S1505の結果、入力されたタッチ動作がファイル伝送のためのドラッグ、すなわちファイルグループまたは伝送対象グループのうち何れか一つのグループが異なる一つのグループ領域にドラッグされた場合、該当ファイルは通信モジュール104によって、該当伝送対象に伝送され、ファイル伝送履歴が存在することを知らせるアイコンが実行領域の所定の位置に表示される(S1507)。
【0155】
S1507の後、ユーザがファイル伝送履歴を紹介することを望みS1507で表示されたアイコンをタッチする場合(S1508)、動作実行モジュール102はファイル伝送時刻、伝送されたファイル名および伝送対象のようなファイル伝送履歴を表示モジュール103によって、ファイル伝送履歴領域250に表示する(S1509)。
【0156】
以上、添付された図面を参照して本発明の実施形態を説明したが、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者は本発明がその技術的思想や必須的な特徴を変更せずに他の具体的な形態で実施され得るということを理解することができるであろう。そのため、以上で記述した実施形態はすべての面で例示的なものであり、限定的なものでないものと理解しなければならない。