特許第5697764号(P5697764)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許5697764音声映像信号伝送インターフェース装置および方法
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5697764
(24)【登録日】2015年2月20日
(45)【発行日】2015年4月8日
(54)【発明の名称】音声映像信号伝送インターフェース装置および方法
(51)【国際特許分類】
   H04R 5/04 20060101AFI20150319BHJP
   H04R 3/12 20060101ALI20150319BHJP
【FI】
   H04R5/04 A
   H04R3/12 A
【請求項の数】9
【全頁数】20
(21)【出願番号】特願2013-556951(P2013-556951)
(86)(22)【出願日】2012年2月20日
(65)【公表番号】特表2014-512731(P2014-512731A)
(43)【公表日】2014年5月22日
(86)【国際出願番号】CN2012071324
(87)【国際公開番号】WO2012119509
(87)【国際公開日】20120913
【審査請求日】2013年10月22日
(31)【優先権主張番号】201110059165.2
(32)【優先日】2011年3月8日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】509248235
【氏名又は名称】ファーウェイ デバイス カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100079049
【弁理士】
【氏名又は名称】中島 淳
(74)【代理人】
【識別番号】100084995
【弁理士】
【氏名又は名称】加藤 和詳
(74)【代理人】
【識別番号】100085279
【弁理士】
【氏名又は名称】西元 勝一
(72)【発明者】
【氏名】チャン シャンドン
(72)【発明者】
【氏名】グオ ツフェン
【審査官】 冨澤 直樹
(56)【参考文献】
【文献】 特開2010−278691(JP,A)
【文献】 特開平10−079997(JP,A)
【文献】 特開2000−032339(JP,A)
【文献】 特開2008−301068(JP,A)
【文献】 特表2005−531227(JP,A)
【文献】 特開2005−347865(JP,A)
【文献】 特開2011−217228(JP,A)
【文献】 欧州特許出願公開第2224748(EP,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04R 5/04
H04R 3/12
H04R 3/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
音声映像信号伝送インターフェース装置であって、
左サウンド・チャンネル・インターフェースと、右サウンド・チャンネル・インターフェースと、マルチメディア端子インターフェースと、接地インターフェースとを備え、
電圧検出点が前記マルチメディア端子インターフェースの回路内に設定され、第1の電源が第1の抵抗器を介して前記電圧検出点に接続され、
前記装置は更に、電圧検出モジュールと、判定モジュールと、制御モジュールと、一方の端部が前記電圧検出点に接続され他方の端部が電源に接続されている第2の抵抗器とを備え、
前記電圧検出モジュールは、挿入されている音声映像信号伝送ラインのマルチメディア端子の前記電圧検出点で電圧値を検出するよう構成され、ここで、前記音声映像信号伝送ラインの前記マルチメディア端子は、音声映像端子またはマイクロホン端子を備え、前記第2の抵抗器の抵抗値は、前記音声映像端子の内部抵抗値より大きく、かつ、前記装置のインターフェースラインシーケンスに適合しないリバース接続状態にある前記マイクロホン端子の内部抵抗値より小さく、
前記判定モジュールは、前記電圧検出モジュールの検出結果に応じて前記音声映像信号伝送ラインの種類を判定するよう構成され、
前記制御モジュールは、前記判定モジュールの判定結果に応じて処理を実行するよう構成されている、
音声映像信号伝送インターフェース装置。
【請求項2】
前記第1の抵抗器および前記第2の抵抗器は並列接続され、前記第2の抵抗器に接続されている前記電源は前記第1の電源である、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記第2の抵抗器に接続されている前記電源は第2の電源であり、前記第2の電源は、前記第2の抵抗器をオフに切り替えるためにオフに切り替えられることがあり、前記第2の電源は、前記第2の抵抗器をオンに切り替えるためにオンに切り替えられることがあり、前記第1の電源は、前記第1の抵抗器をオンに切り替えるためにオンに切り替えられることがあり、前記第1の電源は、前記第1の抵抗器をオフに切り替えるためにオフに切り替えられることがある、請求項1に記載の装置。
【請求項4】
電源制御ラインにより制御され、前記マルチメディア端子インターフェースと前記接地インターフェースとの間に位置しているアナログスイッチを前記装置が更に備え、前記電源制御ラインは、前記マルチメディア端子インターフェースと前記接地インターフェースとの間でラインシーケンスを切り替えるために出力レベルを切り替えることにより前記アナログスイッチを制御する、請求項1から3のいずれか1項に記載の装置。
【請求項5】
前記第1の抵抗器の抵抗値が1500オームから3000オームまでの範囲にあり、前記第2の抵抗器の前記抵抗値は150オームから350オームまでの範囲にある、請求項1から3のいずれか1項に記載の装置。
【請求項6】
挿入された音声映像信号伝送ラインを、請求項1に記載された前記インターフェース装置により処理する方法であって、
前記音声映像信号伝送ラインが前記インターフェース装置に挿入された後、前記第1の抵抗器がオンであり、前記第2の抵抗器がオフであるとき、前記音声映像信号伝送ライン内の前記マルチメディア端子の第1の電圧値を前記電圧検出モジュールにより測定することと、
前記判定モジュールにより、前記第1の電圧値が第1の閾値より大きいかまたは第3の閾値より小さいか否かを判定し、肯定的である場合、前記音声映像信号伝送ラインは前記装置のインターフェースラインシーケンスに適合するイヤホンであると判定し、そうではない場合、動作するように前記制御モジュールをトリガーすることと、
ここで、前記第1の閾値は前記第3の閾値より大きく、
前記制御モジュールにより、前記第1の抵抗器をオフに切り替え、前記第2の抵抗器をオンに切り替え、電圧を再測定するように前記電圧検出モジュールをトリガーすることと、ここで、前記電圧検出モジュールは、前記制御モジュールによるトリガーに応じて前記音声映像信号伝送ライン内の前記マルチメディア端子の第2の電圧値を更に測定し、
前記判定モジュールにより、前記第2の電圧値と第2の閾値とを更に比較し、前記第2の電圧値が前記第2の閾値以下である場合、前記音声映像信号伝送ラインが音声映像データラインであると判定し、そうではない場合、前記音声映像信号伝送ラインが前記装置の前記インターフェースラインシーケンスに適合しないイヤホンであると判定し、判定結果を前記制御モジュールに送信することと、
ここで、前記第2の閾値が前記第1の閾値より小さく、かつ、前記第3の閾値より大きく、
前記音声映像信号伝送ラインが前記音声映像データラインである場合、前記制御モジュールにより、更に前記第2の抵抗器をオフに切り替え、前記第1の抵抗器をオンに切り替え、前記音声映像データラインが挿入されていることに関するメッセージを報告することと、
前記音声映像信号伝送ラインが前記装置の前記インターフェースラインシーケンスに適合しない前記イヤホンである場合、前記制御モジュールにより、更に前記第2の抵抗器をオフに切り替え、前記第1の抵抗器をオンに切り替え、前記マルチメディア端子インターフェースおよび前記接地インターフェースのラインシーケンスを切り替えることと、
を備える方法。
【請求項7】
前記インターフェース装置の前記インターフェースラインシーケンスが前記左サウンド・チャンネル・インターフェース−前記右サウンド・チャンネル・インターフェース−前記接地インターフェース−前記マルチメディア端子インターフェースであり、前記音声映像データラインが検出された後に、
前記制御モジュールにより、前記マルチメディア端子インターフェースおよび前記接地インターフェースのラインシーケンスを切り替えることを更に備える、
請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記マルチメディア端子インターフェースと前記接地インターフェースとの間の前記ラインシーケンスを切り替えることは、
前記マルチメディア端子インターフェースと前記接地インターフェースとの間に設けられているアナログスイッチを制御することにより前記マルチメディア端子インターフェースと前記接地インターフェースとの間の前記ラインシーケンスを切り替えることを備える、
請求項6に記載の方法。
【請求項9】
前記第3の閾値の値範囲が0.3Vより小さい、請求項6から8のいずれか1項に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、音声技術の分野に関し、特に、音声映像信号伝送インターフェース装置および方法に関する。
本出願は、2011年3月8日付けで中国特許庁に出願され、発明の名称が“AUDIO AND VIDEO SIGNAL TRANSMISSION INTERFACE APPARATUS AND METHOD THEREOF”である中国特許出願第201110059165.2号の優先権を主張し、この中国特許出願の内容全体が参照によってここに組み込まれる。
【背景技術】
【0002】
音声映像信号伝送ラインは、コンピュータおよびスマートモバイル端末のような機器により出力された音声信号または音声映像信号をユーザまたは別の機器に伝送するために使用される。音声映像信号伝送ラインは、ワイヤー付きイヤホンと音声映像データラインとを含む。ワイヤー付きイヤホンは、様々なラインシーケンスに応じてLRGイヤホン、LRMGイヤホン、およびLRGMイヤホンに分類される。LRGイヤホンは、2つのサウンド・チャンネル、すなわち、左サウンド・チャンネルおよび右サウンド・チャンネルを含み、LRMGイヤホンおよびLRGMイヤホンは、共に左右のサウンド・チャンネルおよびマイクロホンを含む。
【0003】
本発明の実施中に、発明者らは、従来技術が少なくとも以下の問題を有していることを見出した。
【0004】
現在のところ、音声映像信号伝送ラインに接続されている機器は、機器のインターフェースのラインシーケンスに適合する音声映像信号伝送ラインだけをサポートし、様々な種類の機器および音声映像信号伝送ラインの間で互換性を達成することができない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の実施形態は、音声映像信号伝送インターフェース装置および方法を提供し、それにより、様々な種類の機器と音声映像信号伝送ラインとの間の互換性問題を解決する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の目的は、以下の技術的解決策を使用して達成される。
【0007】
音声映像信号伝送インターフェース装置は、左サウンド・チャンネル・インターフェースと、右サウンド・チャンネル・インターフェースと、マルチメディア端子インターフェースと、接地インターフェースとを含む。電圧検出点がマルチメディア端子インターフェースの回路内に設定され、第1の電源が第1の抵抗器を介して電圧検出点に接続されている。装置は、電圧検出モジュールと、判定モジュールと、制御モジュールと、一方の端部が電圧検出点に接続され、他方の端部が電源に接続されている第2の抵抗器とを含む。
【0008】
電圧検出モジュールは、挿入されている音声映像信号伝送ラインのマルチメディア端子の電圧検出点で電圧値を検出するように構成され、ここで、音声映像信号伝送ラインのマルチメディア端子は、音声映像端子またはマイクロホン端子を含み、第2の抵抗器の抵抗値は、音声映像端子の内部抵抗値より大きく、かつ、リバース接続状態にあるマイクロホン端子の内部抵抗値より小さい。
【0009】
判定モジュールは、電圧検出モジュールの検出結果に応じて音声映像信号伝送ラインの種類を判定するように構成されている。
【0010】
制御モジュールは、判定モジュールの判定結果に応じて処理を実行するように構成されている。
【0011】
挿入された音声映像信号伝送ラインを、上記インターフェース装置により処理する方法は、
【0012】
音声映像信号伝送ラインがインターフェース装置に挿入された後、第1の抵抗器がオンであり、かつ、第2の抵抗器がオフであるとき、音声映像信号伝送ライン内のマルチメディア端子の第1の電圧値を電圧検出モジュールにより測定することと、
【0013】
判定モジュールにより、第1の電圧値が第1の閾値より大きいかまたは第3の閾値より小さいか否かを判定し、第1の電圧値が第1の閾値より大きいかまたは第3の閾値より小さい場合、音声映像信号伝送ラインは装置のインターフェースラインシーケンスに適合するイヤホンであると判定し、そうではない場合、制御モジュールが動作するように制御モジュールをトリガーすることと、ここで、第1の閾値が第3の閾値より大きく、
【0014】
制御モジュールにより、第1の抵抗器をオフに切り替え、第2の抵抗器をオンに切り替え、電圧検出モジュールが電圧を再測定するように電圧検出モジュールをトリガーし、制御モジュールによりトリガーされた際に、電圧検出モジュールが音声映像信号伝送ライン内のマルチメディア端子の第2の電圧値を更に測定し、
【0015】
判定モジュールにより、第2の電圧値を第2の閾値と比較し、第2の電圧値が第2の閾値以下である場合、音声映像信号伝送ラインが音声映像データラインであると判定し、そうではない場合、音声映像信号伝送ラインが装置のインターフェースラインシーケンスに適合しないイヤホンであると判定し、判定結果を制御モジュールに送信することと、ここで、第2の閾値が第1の閾値より小さく、かつ、第3の閾値より大きく、
【0016】
音声映像信号伝送ラインが音声映像データラインである場合、制御モジュールにより更に第2の抵抗器をオフに切り替え、第1の抵抗器をオンに切り替え、そして音声映像データラインが挿入されていることに関するメッセージを報告することと、
【0017】
音声映像信号伝送ラインが装置のインターフェースラインシーケンスに適合しないイヤホンである場合、制御モジュールにより更に第2の抵抗器をオフに切り替え、第1の抵抗器をオンに切り替え、マルチメディア端子インターフェースおよび接地インターフェースのラインシーケンスを切り替える(入れ替える)ことと、を含む。
【0018】
本発明の実施形態において提供された技術的解決策に基づいて、本発明の実施形態では、音声映像端子の抵抗値とリバース接続状態にあるマイクロホン端子の抵抗値との間の抵抗値を有している第2の抵抗器が機器側に追加されているので、(LRG(左サウンド・チャンネル−右サウンド・チャンネル−接地ライン)イヤホンのような)3極イヤホン、LRMG(左サウンド・チャンネル−右サウンド・チャンネル−マイクロホン−接地ライン)ラインシーケンスイヤホン、LRGM(左サウンド・チャンネル−右サウンド・チャンネル−接地ライン−マイクロホン)ラインシーケンスイヤホン、および音声映像データラインが正確に識別され、様々なイヤホンに対する適合が実施され、それにより、機器と様々な種類の音声映像信号伝送ラインとの間の互換性を実施する。
【0019】
本発明の実施形態における技術的解決策をより明瞭に説明するために、実施形態を説明するため必要とされる添付図面を以下で簡単に紹介する。明らかに、以下の説明における添付図面は、本発明の一部の実施形態を示すだけであり、当業者は、創造的な努力を要することなくこれらの添付図面から他の図面を更に得ることがある。
【図面の簡単な説明】
【0020】
図1図1は本発明の実施形態によるインターフェース装置の概略構成図である。
図2図2は本発明の実施形態1によるインターフェース装置の概略回路図である。
図3図3は本発明の実施形態1によるインターフェース装置に挿入されたLRMGラインシーケンスイヤホンの概略回路図である。
図4図4は本発明の実施形態1によるインターフェース装置に挿入されたLRGMラインシーケンスイヤホンの概略回路図である。
図5図5は本発明の実施形態1によるインターフェース装置に挿入された3極イヤホンの概略回路図である。
図6図6は本発明の実施形態1によるインターフェース装置に挿入された音声映像データラインの概略回路図である。
図7A図7Aは本発明の実施形態1によるインターフェース装置の動作フローチャートを示した図である。
図7B図7Bは本発明の実施形態1によるインターフェース装置の動作フローチャートを示した図である。
図8図8は本発明の実施形態1による互換性処理を受けるインターフェース装置に挿入されたLRGMラインシーケンスイヤホンの概略回路図である。
図9図9は本発明の実施形態2によるインターフェース装置の概略回路図である。
図10図10は本発明の実施形態3によるインターフェース装置の概略回路図である。
図11図11は本発明の実施形態3によるインターフェース装置に挿入されたLRGMラインシーケンスイヤホンの概略回路図である。
図12図12は本発明の実施形態3によるインターフェース装置に挿入されたLRMGラインシーケンスイヤホンの概略回路図である。
図13図13は本発明の実施形態3によるインターフェース装置に挿入された3極イヤホンの概略回路図である。
図14図14は本発明の実施形態3によるインターフェース装置に挿入された音声映像データラインの概略回路図である。
図15A図15Aは本発明の実施形態3によるインターフェース装置の動作フローチャートを示した図である。
図15B図15Bは本発明の実施形態3によるインターフェース装置の動作フローチャートを示した図である。
図16図16は本発明の実施形態3による互換性処理を受けるインターフェース装置に挿入されたLRMGラインシーケンスイヤホンの概略回路図である。
図17図17は本発明の実施形態4によるインターフェース装置の概略回路図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
本発明の実施形態における添付図面を参照して本発明の実施形態における技術的解決策を以下で明瞭かつ完全に説明する。明らかに、説明された実施形態は、本発明の実施形態の全部ではなく一部に過ぎない。創造的な努力を要することなく本発明の実施形態に基づいて当業者によって取得されるすべての他の実施形態は、本発明の保護範囲に含まれるべきである。
【0022】
本発明の実施形態は、音声映像信号伝送インターフェース装置を提供する。図1に示されるように、この装置は、左サウンド・チャンネル・インターフェース101と、右サウンド・チャンネル・インターフェース102と、マルチメディア端子インターフェース103と、接地インターフェース104とを含み、電圧検出点がマルチメディア端子インターフェース103の回路内に設定され、第1の電源105が第1の抵抗器106を介して電圧検出点に接続されている。従来技術では、インターフェース装置のラインシーケンスは、一般に、左サウンド・チャンネル・インターフェース−右サウンド・チャンネル・インターフェース−マルチメディア端子インターフェース−接地インターフェース、または左サウンド・チャンネル・インターフェース−右サウンド・チャンネル・インターフェース−接地インターフェース−マルチメディア端子インターフェースである。本発明の実施形態では、インターフェース装置は、上記2つのラインシーケンスを使用することにより例示される。しかし、本発明の実施形態において提供されるインターフェース装置のラインシーケンスは、上記2つの実施モードに限定されないことに注意を要する。動作原理が類似しているので、本発明の実施形態において、他のラインシーケンスからなるインターフェース装置は詳細に説明されない。
【0023】
機器と様々な種類の音声映像信号伝送ラインとの間の互換性を実施するために、本発明の実施形態において提供されたインターフェース装置は、電圧検出モジュール108と、判定モジュール109と、制御モジュール110と、一方の端部が電圧検出点に接続され、他方の端部が電源に接続されている第2の抵抗器111と、を更に含む。電圧検出モジュール108は、挿入された音声映像信号伝送ラインのマルチメディア端子の電圧検出点で電圧値を検出するように構成され、判定モジュール109は、電圧検出モジュール108の検出結果に応じて音声映像信号伝送ラインの種類を判定するように構成され、制御モジュール110は、判定モジュール109の判定結果に応じて処理を実行するように構成され、処理動作は、限定されることなく、マルチメディア端子インターフェースと接地インターフェースとの間でラインシーケンスを制御することを含む。音声映像信号伝送ラインのマルチメディア端子は、音声映像端子またはマイクロホン端子を含み、音声映像端子は、音声映像データライン内のマルチメディア端子であり、マイクロホン端子は、イヤホン内のマイクロホン端子である。様々なタイプの音声映像信号伝送ラインが検出された電圧値に応じて識別され得ることを確実にするために、第2の抵抗器111の抵抗値は、音声映像端子の内部抵抗値より大きく、かつ、リバース接続状態にあるマイクロホン端子の内部抵抗値より小さいことが必要である。
【0024】
本発明の実施形態において提供されたインターフェース装置は、機器側に取り付けられ、具体的には、機器側のインターフェースであってもよく、または、独立した装置として、機器側のインターフェースに接続されてもよい。判定モジュール109および制御モジュール110は、具体的には、CPUにより実施されてもよい。
【0025】
本発明の実施形態では、音声映像信号伝送ラインは、3極イヤホンと、LRMGラインシーケンスイヤホンと、LRGMラインシーケンスイヤホンと、音声映像データライン(このラインシーケンスはLRVGであり、ここで、Vは音声映像端子である)とを含む。一般に、第1の抵抗器の抵抗値は、1500オームから3000オームまでの範囲にあり、LRMGラインシーケンスイヤホンおよびLRGMラインシーケンスイヤホン内のマルチメディア端子は、マイクロホン端子であり、マイクロホン端子がノーマル接続状態にあるとき、内部抵抗値は、2000オームから3500オームまでの範囲にあり、ノーマル接続状態にあるマイクロホン端子の内部抵抗値はリバース接続状態での内部抵抗値の2倍から3倍であり、音声映像データライン内のマルチメディア端子は音声映像端子であり、音声映像端子の抵抗値は約75オームである
【0026】
声映像信号伝送ラインがインターフェース装置に挿入された後、第1の電源が電力を供給するために使用され、第1の抵抗器が分圧するために使用される場合、第1の電源−第1の抵抗器−伝送ライン側のマルチメディア端子−接地インターフェースのループにおいて(1)LRMGラインシーケンスイヤホンのノーマル接続状態におけるマイクロホン端子の抵抗値と第1の抵抗器の抵抗値との間に大きな差がないので、LRMGラインシーケンスイヤホンおよびLRGMラインシーケンスイヤホンのマイクロホン端子がノーマル接続状態にあるとき、イヤホン側の成分電圧と第1の抵抗器の成分電圧との間に大きな差がなく、(2)3極イヤホンがマルチメディア端子を含まないので、3極イヤホンが装置に挿入された後、イヤホン側の成分電圧が殆ど零であり、(3)LRMGラインシーケンスイヤホンおよびLRGMラインシーケンスイヤホンのリバース接続状態におけるマイクロホン端子の抵抗値と、音声映像データラインの音声映像端子の抵抗値とが第1の抵抗器の抵抗値より遙かに小さいので、成分電圧値が同様に第1の抵抗器の成分電圧値より低くなり、第1の抵抗器による分圧のループにおいて、マイクロホン端子がリバース接続状態にあるLRMGラインシーケンスイヤホンおよびLRGMラインシーケンスイヤホンと、音声映像データラインとが区別され得ない
【0027】
のような場合、分圧は、第2の抵抗器により実行されることがある。第2の抵抗器に接続された電源−第2の抵抗器−伝送ライン側のマイクロホン端子−接地インターフェースのループにおいて、音声映像信号伝送ライン側で電圧値が測定される。LRMGラインシーケンスイヤホン(またはLRGMラインシーケンスイヤホン)のリバース接続状態にあるマイクロホン端子の抵抗値は、音声映像データライン内の音声映像端子の抵抗値より大きい。そのため、分圧を実行するために第2の抵抗器を使用することにより、ループ内のマイクロホン端子がリバース接続状態にあるLRMGラインシーケンスイヤホン(またはLRGMラインシーケンスイヤホン)または音声映像データラインを区別できるように、第2の抵抗器の抵抗値は、音声映像端子の抵抗値より大きく、かつ、リバース接続状態にあるマイクロホン端子の抵抗値より小さくなるように設定されてもよい。限定ではなく、例示の目的のため、第2の抵抗器111の抵抗値は、150から350オームまでの範囲にある。上記抵抗値の値範囲と、分圧関係の分析とに基づいて、分圧のための第1の抵抗器を有しているループにおいて、LRMGラインシーケンスイヤホン(またはLRGMラインシーケンスイヤホン)のマイクロホン端子がノーマル接続状態にあるとき、イヤホン側の成分電圧値は、他の種類の伝送ラインの成分電圧値より大きい。そのため、ノーマル接続状態にあるマイクロホン端末を有しているLRMGラインシーケンスイヤホン(またはLRGMラインシーケンスイヤホン)が挿入されているか否かを第1の閾値に応じて判定するように、上記抵抗値特性と、第1の電源の電力供給容量とに応じて、第1の閾値が設定される。3極イヤホンの上記特性に応じて、第3の閾値(限定ではなく、例示の目的のため、第3の閾値の値範囲は、0.3Vより小さい)が3極イヤホンを識別するため設定される。分圧のための第2の抵抗器を有しているループにおいて、第2の抵抗器の抵抗値は、LRMGラインシーケンスイヤホン(またはLRGMラインシーケンスイヤホン)のリバース接続状態にあるマイクロホン端子の抵抗値より小さく、かつ、音声映像データラインの音声映像端子の抵抗値より大きいので、第2の閾値は、第2の抵抗器に接続された電源の電力供給容量と、上記抵抗値特性とに応じて設定されてもよく、その結果、リバース接続状態にあるマイクロホン端子を有しているLRMGラインシーケンスイヤホン(またはLRGMラインシーケンスイヤホン)と音声映像データラインとを区別できるように、第2の閾値は、LRMGラインシーケンスイヤホン(またはLRGMラインシーケンスイヤホン)のマイクロホン端子がリバース接続状態にあるとき、イヤホン側の成分電圧より小さく、かつ、音声映像データラインの音声映像端子の成分電圧より大きい。
【0028】
本発明の実施形態において提供されたインターフェース装置により、上記設定された閾値に応じて音声映像信号伝送ラインを識別し、音声映像信号伝送ライン互換性の問題を処理する手順は、以下の通りである。
【0029】
音声映像信号伝送ラインがインターフェース装置に挿入された後、電圧検出モジュール108は、第1の抵抗器106がオンであり、かつ、第2の抵抗器111がオフであるとき、挿入された音声映像信号伝送ライン内のマルチメディア端子の第1の電圧値を測定し、判定モジュール109は、第1の電圧値が第1の閾値より大きいか、または、第3の閾値より小さいかを判定し、第1の電圧値が第1の閾値より大きいか、または、第3の閾値より小さい場合、判定モジュールは、音声映像信号伝送ラインがインターフェース装置のインターフェースラインシーケンスに適合しているイヤホンであるか否かを判定し(インターフェース装置のインターフェースラインシーケンスに適合しているイヤホンは、ノーマル接続状態にあるマイクロホン端末を有しているLRMGイヤホンもしくはLRGMイヤホン、または、3極イヤホンを指す)、そうではない場合、判定モジュールは、制御モジュール110が動作するように制御モジュールをトリガーする(限定ではなく、例示の目的のため、判定モジュール109は、識別不可能な信号を制御モジュール110に送信し、この信号を使用することにより制御モジュール110が動作するようにトリガーしてもよい。そして、制御モジュール110は、識別不可能な信号を受信した後、分圧のための第1の抵抗器を有しているループをオフに切り替え、分圧のための第2の抵抗器を有しているループをオンに切り替える)。これに応じて、制御モジュール110は、第1の抵抗器106をオフに切り替え、第2の抵抗器111をオンに切り替え、電圧検出モジュール108が電圧を再測定するようにトリガーする。これに応じて、電圧検出モジュール108は、制御モジュール110によりトリガーされたとき、音声映像信号伝送ライン内のマルチメディア端子の第2の電圧値を更に測定する。判定モジュール109は、第2の電圧値を第2の閾値と更に比較し、第2の電圧値が第2の閾値以下である場合、判定モジュールは、音声映像信号伝送ラインが音声映像データラインであると判定する。そうではない場合、判定モジュールは、音声映像信号伝送ラインがインターフェース装置のラインシーケンスに適合していないイヤホンであると判定し(インターフェース装置のラインシーケンスに適合していないイヤホンは、リバース接続状態にあるマイクロホン端子を有しているLRMGイヤホンまたはLRGMイヤホンを指す)、判定結果を制御モジュール110に送信する(限定ではなく、例示の目的のため、制御モジュール110は、判定結果に応じて対応する伝送ライン種類を識別してもよく、その後、対応するアクションを実行してもよい)。
【0030】
音声映像信号伝送ラインが音声映像データラインである場合、制御モジュール110は、更に、第2の抵抗器111をオフに切り替え、第1の抵抗器106をオンに切り替え、音声映像データラインが挿入されたことに関するメッセージを報告する。
【0031】
音声映像信号伝送ラインがインターフェース装置のラインシーケンスに適合していないイヤホンである場合、制御モジュール110は、更に、第2の抵抗器111をオフに切り替え、第1の抵抗器106をオンに切り替え、マルチメディア端子インターフェース103および接地インターフェース104のラインシーケンスを切り替える。マルチメディア端子インターフェース103および接地インターフェース104の切り替えの具体的な実施モードは、マルチメディア端子インターフェースおよび接地インターフェースのラインシーケンスを切り替えるためにマルチメディア端子インターフェースと接地インターフェースとの間に設けられたアナログスイッチを制御してもよい。これに応じて、電源制御ラインにより制御されるアナログスイッチが、インターフェース装置のマルチメディア端子インターフェース103と接地インターフェース104との間に更に含まれる。制御モジュール110は、電源制御ラインの出力レベルを切り替えることによりアナログスイッチを制御し、それにより、マルチメディア端子インターフェースと接地インターフェースとの間でラインシーケンスを切り替える。たとえば、(1)電源制御ラインが高レベルを出力するとき、アナログスイッチはオフに切り替えられ、マルチメディア端子インターフェース103と接地インターフェース104との間のラインシーケンスは変更されないままである。または(2)電源制御ラインが高レベルを出力するとき、アナログスイッチはオンに切り替えられ、マルチメディア端子インターフェース103と接地インターフェース104との間のラインシーケンスが切り替えられる。本発明の実施形態では、(1)におけるアナログスイッチ制御モードが実施例として説明されている。
【0032】
上記手順を使用することにより、本発明の実施形態において提供されたインターフェース装置は、挿入された様々な種類の音声映像データ伝送ラインを識別することが可能であり、機器と様々な種類の音声映像データ伝送ラインとの間の互換性を実施することが可能である。
【0033】
本発明の実施形態において提供されたインターフェース装置では、追加された第2の抵抗器111は、第1の抵抗器106に並列接続されてもよく、第1の電源105により給電されてもよい。すなわち、第2の抵抗器111に接続された電源は第1の電源105である。
【0034】
回路変更に起因して増大するノイズを低減することに関して、本発明の実施形態において提供される好ましい実施モードは、第2の抵抗器111に接続されている第2の電源112が追加され、第2の電源112をオフに切り替えることにより第2の抵抗器111がオフに切り替えられ、第2の電源112をオンに切り替えることにより第2の抵抗器111がオンに切り替えられ、第1の電源105をオフに切り替えることにより第1の抵抗器106がオフに切り替えられ、第1の電源105をオンに切り替えることにより第1の抵抗器106がオンに切り替えられるというものである。第2の電源112が追加されているので、既存のインターフェース回路は、殆ど影響を受けることがなく、殆どリスクを伴わない比較的安定した実施モードである。
【0035】
実際の適用における本発明の実施形態の具体的な実施モードは、以下の通り詳細に説明される。
【0036】
実施形態1
実施形態1では、図2における音声映像信号伝送インターフェース装置の概略回路図により示されるように、インターフェース装置のラインシーケンスは、左サウンド・チャンネル・インターフェース−右サウンド・チャンネル・インターフェース−マルチメディア端子インターフェース−接地インターフェースである。第2の電源および第2の抵抗器がマルチメディア端子インターフェースの回路上の電圧検出点に設けられている。初期設定により、第2の電源はオフであり、第1の電源はオンであり、電源制御ラインは高レベルを出力する。
【0037】
音声映像信号伝送ラインがインターフェース装置に挿入された後、伝送ライン側の電圧値は、マルチメディア端子インターフェースの回路に設けられた電圧テスト点(電圧検出点)を使用することにより検出され(この電圧テスト点の位置は図2に示される)、それによって、様々な種類の伝送ラインを識別し、これらの伝送ラインに互換性をもたせる。インターフェース装置に挿入された様々な種類の音声映像データ伝送ラインの概略回路図が図3から図6に示される。図3は、インターフェース装置に挿入されたLRMGラインシーケンスイヤホンの概略回路図である。図4は、インターフェース装置に挿入されたLRGMラインシーケンスイヤホンの概略回路図である。図5は、インターフェース装置に挿入された3極イヤホンの概略回路図である。図6は、インターフェース装置に挿入された音声映像データラインの概略回路図である。
【0038】
音声映像信号伝送ラインがインターフェース装置に挿入された後、以下の動作を含むインターフェース装置の動作手順が図7Aおよび7Bに示される。
【0039】
S701:電圧検出モジュールは、第1の電圧値を取得するために電圧テスト点で電圧を測定する。次に、S702が実行される。
【0040】
S702:判定モジュールは、第1の電圧値が第1の閾値より大きいか否かを判定し、第1の電圧値が第1の閾値より大きい場合、S703が実行され、そうではない場合、S704が実行される。
【0041】
S703:判定モジュールは、LRMGラインシーケンスイヤホンが挿入されていることを判定する。
【0042】
S703における判定結果に基づいて、このラインシーケンスがインターフェース装置のインターフェースラインシーケンスとの整合性を有しているので、音声映像信号は、インターフェース装置による処理なしで伝送されることがある。
【0043】
S704:判定モジュールは、第1の電圧値が第3の閾値より小さいか否かを判定する。第1の電圧値が第3の閾値より小さい場合、S705が実行される。そうではない場合、判定モジュールは、識別不可能な信号を制御モジュールに送信し、S706が実行される。
【0044】
S705:判定モジュールは、3極イヤホンが挿入されていることを判定する。
【0045】
S705における判定結果は、3極イヤホンである。3極イヤホンのラインシーケンスはインターフェース装置のインターフェースラインシーケンスに適合するので、3極イヤホンはインターフェース装置と互換性がある。
【0046】
S706:制御モジュールは、識別不可能な信号を受信した後、第1の電源をオフに切り替え、第2の電源をオンに切り替えるので、第2の抵抗器が分圧を実行し、次に、S707が実行される。
【0047】
S707:電圧検出モジュールは、第2の抵抗器が分圧を実行する状況下で、電圧テスト点で第2の電圧値を測定し、S708が実行される。
【0048】
S708:判定モジュールは、第2の電圧値を第2の閾値と比較し、第2の電圧値が第2の閾値以下である場合、S709が実行され、そうではない場合、S710が実行される。
【0049】
S709:判定モジュールは、音声映像データラインが挿入されていることを判定し、判定結果を制御モジュールに送信し、次に、S711が実行される。
【0050】
S710:判定モジュールは、LRGMイヤホンが挿入されていることを判定し、判定結果を制御モジュールに送信し、次に、S712が実行される。
【0051】
S711:制御モジュールは、第2の電源をオフに切り替え、第1の電源をオンに切り替え、音声映像データラインが挿入されていることに関するメッセージを報告するので、機器側は、このメッセージに応じて音声映像信号を出力する。
【0052】
音声映像データライン内の映像ループは多重化され、音声信号も映像信号も伝送する能力があるので、音声映像データラインが挿入されていることを識別した後、音声映像データラインは、インターフェース装置が位置している機器側と互換性がある。
【0053】
機器側は、具体的には、音声信号または映像信号を出力することを判定するが、このことは、本発明の範囲に含まれない。
【0054】
S712:制御モジュールは、第2の電源をオフに切り替え、第1の電源をオンに切り替え、低レベルを出力するように電力制御ラインを制御することによりマルチメディア端子インターフェースと接地インターフェースとの間でラインシーケンスを切り替える。このラインシーケンスの概略回路図は図8に示される。
【0055】
上記手順において、閾値を判定するシーケンスは、限定ではなく、一例に過ぎないことに注意を要する。当業者は、創造的な努力を要することなくその他のシーケンスに応じて閾値判定を実行することがある。
【0056】
上記は、一例としてLRMGラインシーケンスインターフェース装置を使用することによる手順である。インターフェース装置のラインシーケンスがLRVGであるとき、映像ループは、音声信号および映像信号の両方を伝送する能力があるので、LRMGラインシーケンスイヤホンが挿入されたとき、これもまた互換性があり、これの手順は上記と同じである。
【0057】
本発明の実施形態において提供されたインターフェース装置は、上記動作を使用することにより様々な種類の音声映像データ伝送ラインを識別する能力があり、それによって、機器と様々な種類の音声映像データ伝送ラインとの間の互換性を実施する。
【0058】
実施形態2
実施形態2では、図9における音声映像信号伝送インターフェース装置の概略回路図により示されるように、インターフェース装置のラインシーケンスは、左サウンド・チャンネル・インターフェース−右サウンド・チャンネル・インターフェース−接地インターフェース−マルチメディア端子インターフェースである(具体的には、LRGMラインシーケンスでもよい)。第2の電源および第2の抵抗器が、マルチメディア端子インターフェースの回路上の電圧検出点に設けられている。初期設定により、第2の電源はオフであり、第1の電源はオンであり、電源制御ラインは低レベルを出力する。
【0059】
本発明の実施形態2において提供されるインターフェース装置では、電源制御ラインは低レベルを出力するので、接地インターフェースおよびマルチメディア端子インターフェースのラインシーケンスが切り替えられる。図9に示されるように、切り替え後の実際のラインシーケンスはLRMGである。そのため、音声映像信号伝送ラインがインターフェース装置に挿入された後、上記実施形態1における手順が参照されてもよい。違いは、以下の点にある。
【0060】
S712において、本発明の実施形態2の動作は、制御モジュールが第2の電源をオフに切り替え、第1の電源をオンに切り替え、高レベルを出力するように電源制御ラインを制御することによりマルチメディア端子インターフェースと接地インターフェースとの間でラインシーケンスを切り替え、それによって、インターフェース装置のインターフェースラインシーケンスをLRGMに切り替えるというものである。
【0061】
実施形態3
実施形態3では、図10における音声映像信号伝送インターフェース装置の概略回路図により示されるように、インターフェース装置のラインシーケンスは、左サウンド・チャンネル・インターフェース−右サウンド・チャンネル・インターフェース−接地インターフェース−マルチメディア端子インターフェースである(具体的には、LRGMラインシーケンスでもよい)。第2の電源および第2の抵抗器がマルチメディア端子インターフェースの回路上の電圧検出点に設けられている。初期設定により、第2の電源はオフであり、かつ、第1の電源はオンであり、電源制御ラインは高レベルを出力する。
【0062】
伝送ライン側の電圧値は、マルチメディア端子の回路に設けられた電圧テスト点を使用することにより検出され、それによって、様々な種類の伝送ラインを識別し、これらの伝送ラインに互換性をもたせる。インターフェース装置に挿入された様々な種類の音声映像データ伝送ラインの概略回路図は、図11から図14に示される。図11は、インターフェース装置に挿入されたLRGMラインシーケンスイヤホンの概略回路図である。図12は、インターフェース装置に挿入されたLRMGラインシーケンスイヤホンの概略回路図である。図13は、インターフェース装置に挿入された3極イヤホンの概略回路図である。図14は、インターフェース装置に挿入された音声映像データラインの概略回路図である。
【0063】
音声映像信号伝送ラインがインターフェース装置に挿入された後、インターフェース装置の動作手順は、図15Aおよび15Bに示され、以下の動作を含む。
【0064】
S1501:電圧検出モジュールは、第1の電圧値を取得するために電圧テスト点で電圧を測定する。次に、S1502が実行される。
【0065】
S1502:判定モジュールは、第1の電圧値が第1の閾値より大きいか否かを判定し、第1の電圧値が第1の閾値より大きい場合、S1503が実行され、そうではない場合、S1504が実行される。
【0066】
S1503:判定モジュールは、LRGMラインシーケンスイヤホンが挿入されていることを判定する。
【0067】
S1503における判定結果に基づいて、このラインシーケンスは、インターフェース装置のインターフェースラインシーケンスとの整合性を有しているので、音声映像信号は、インターフェース装置による処理なしで伝送されてもよい。
【0068】
S1504:判定モジュールは、第1の電圧値が第3の閾値より小さいか否かを判定し、第1の電圧値が第3の閾値より小さい場合、S1505が実行され、そうではない場合、判定モジュールは、識別不可能な信号を制御モジュールに送信し、S1506が実行される。
【0069】
S1505:判定モジュールは、3極イヤホンが挿入されていることを判定する。
【0070】
S1505における判定結果は、3極イヤホンである。3極イヤホンのラインシーケンスはインターフェース装置のインターフェースラインシーケンスに適合するので、3極イヤホンはインターフェース装置と互換性がある。
【0071】
S1506:制御モジュールは、識別不可能な信号を受信した後、第1の電源をオフに切り替え、第2の電源をオンに切り替えるので、第2の抵抗器が分圧を実行し、次に、S1507が実行される。
【0072】
S1507:電圧検出モジュールは、第2の抵抗器が分圧を実行する状況下で、電圧テスト点で第2の電圧値を測定し、ステップS1508が実行される。
【0073】
S1508:判定モジュールは、第2の電圧値を第2の閾値と比較し、第2の電圧値が第2の閾値以下である場合、S1509が実行され、そうではない場合、S1510が実行される。
【0074】
S1509:音声映像データラインがLRGMラインシーケンスインターフェース装置に挿入された後に形成されたマルチメディア端子ループにおいて、音声映像端子の抵抗値は依然として75オームである。その結果、判定モジュールは、音声映像データラインが挿入されていることを判定し、判定結果を制御モジュールに送信し、次に、S1511が実行される。
【0075】
S1510:判定モジュールは、LRMGイヤホンが挿入されていることを判定し、判定結果を制御モジュールに送信し、次に、S1512が実行される。
【0076】
S1511:制御モジュールは、第2の電源をオフに切り替え、第1の電源をオンに切り替え、低レベルを出力するように電源制御ラインを制御することによりマルチメディア端子インターフェースと接地インターフェースとの間でラインシーケンスを切り替え、それによって、映像パスを確立し、音声映像データラインが挿入されていることに関するメッセージを報告するので、機器側は、このメッセージに応じて音声映像信号を出力する。
【0077】
音声映像データライン内の映像ループは多重化され、音声信号も映像信号も伝送する能力がある。その結果、音声映像データラインが挿入されていることを識別した後、電源制御ラインが低レベルを出力するように制御されている限り、音声映像データラインは、LRGMラインシーケンスインターフェース装置が位置している機器側と互換性があってもよい。機器側は、具体的には、音声信号または映像信号を出力することを判定するが、このことは、本発明の範囲に含まれない。
【0078】
S1512:制御モジュールは、第2の電源をオフに切り替え、第1の電源をオンに切り替え、低レベルを出力するように電力制御ラインを制御することによりマルチメディア端子インターフェースと接地インターフェースとの間でラインシーケンスを切り替える。このラインシーケンスの概略回路図は図16に示される。
【0079】
本発明の実施形態において提供されたインターフェース装置は、上記動作を使用することにより様々な種類の音声映像データ伝送ラインを識別する能力があり、それによって、機器と様々な種類の音声映像データ伝送ラインとの間の互換性を実施する。
【0080】
実施形態4
実施形態4では、図17における音声映像信号伝送インターフェース装置の概略回路図により示されるように、インターフェース装置のラインシーケンスは、左サウンド・チャンネル・インターフェース−右サウンド・チャンネル・インターフェース−マルチメディア端子インターフェース−接地インターフェースである。第2の電源および第2の抵抗器は、マルチメディア端子インターフェースの回路上の電圧検出点に設けられている。初期設定により、第2の電源はオフであり、第1の電源はオンであり、電源制御ラインは低レベルを出力する。
【0081】
本発明の実施形態4において提供されたインターフェース装置では、電源制御ラインは低レベルを出力するので、接地インターフェースおよびマルチメディア端子インターフェースのラインシーケンスが切り替えられる。図17に示されるように、切り替え後の実際のラインシーケンスはLRGMである。その結果、音声映像信号伝送ラインがインターフェース装置に挿入された後、上記実施形態3における手順が参照されてもよい。違いは、以下の点にある。
【0082】
S1511において、本発明の実施形態4の動作は、制御モジュールが第2の電源をオフに切り替え、第1の電源をオンに切り替え、高レベルを出力するために電源制御ラインを制御することによりマルチメディア端子インターフェースと接地インターフェースとの間でラインシーケンスを切り替え(その結果、インターフェース装置のインターフェースラインシーケンスが左サウンド・チャンネル・インターフェース−右サウンド・チャンネル・インターフェース−マルチメディア端子インターフェース−接地インターフェースに切り替えられ)、音声映像データラインが挿入されていることに関するメッセージを報告するので、機器側は、このメッセージに応じて音声映像信号を出力するというものである。
【0083】
S1512において、本発明の実施形態4の動作は、制御モジュールが第2の電源をオフに切り替え、第1の電源をオンに切り替え、高レベルを出力するように電源制御ラインを制御することによりマルチメディア端子インターフェースと接地インターフェースとの間でラインシーケンスを切り替え、それによって、インターフェース装置のインターフェースラインシーケンスを左サウンド・チャンネル・インターフェース−右サウンド・チャンネル・インターフェース−マルチメディア端子インターフェース−接地インターフェースに切り替えるというものである。
【0084】
実施形態における上記方法のステップの全部または一部は、関連するハードウェアに指令するプログラムにより実施されることがある。上記プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されることがある。プログラムが実行されるとき、実施形態における上記方法のステップが実行される。記憶媒体は、プログラムコードを記憶することができる任意の媒体、たとえば、ROM、RAM、磁気ディスク、または光ディスクを含むことがある。
【0085】
上記説明は、単に本発明の具体的な例示実施形態であり、本発明の保護範囲を限定することは意図されていない。本発明において開示された技術的範囲内で当業者により容易に考え出される変形または置換は、いずれも本発明の保護範囲に含まれるべきである。したがって、本発明の保護範囲は、請求項により保護を求める範囲に従うべきである。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7A
図7B
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15A
図15B
図16
図17