(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記可撓性の電極アセンブリストリップの1つの部位は、前記アンカーの少なくとも一部を通じて、前記細長い筒状部材の前記ルーメンへ延びる、請求項1に記載のシステム。
前記複数の可撓性スプラインの前記外面及び前記内面は、実質的に平坦な面であり、前記複数の可撓性スプラインの前記2つの側面は、凸状の曲面である、請求項1に記載のシステム。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【
図1】
図1は、本発明のバスケットスタイルの心臓マッピング・カテーテルシステムの斜視図である。
【
図2】
図2は、本発明による、
図1のバスケットスタイルの心臓マッピング・カテーテルシステムの側面図である。
【
図3】
図3は、
図1のバスケットスタイルの心臓マッピングカテーテルおよび
図4のガイドカテーテルを身体の管腔または器官内へ送給するのに役立つ従来技術の導入カテーテルの概略図である。
【
図4】
図4は、
図1のバスケットスタイルの心臓マッピングカテーテルを身体の管腔または器官内へ送給するのに役立つ従来技術のガイドカテーテルの概略図である。
【
図5】
図5は、本発明による、止血鉗子ペネトレータおよび/またはガイドカテーテルを越えてそれの外側で拡張されたバスケットを示す、
図1のシステムのバスケットの一部の拡大部分断面図である。
【
図6】
図6は、本発明による、止血鉗子ペネトレータおよび/またはガイドカテーテルの内部で半径方向に圧縮されたバスケットを示す、
図1のシステムのバスケットの一部の拡大部分断面図である。
【
図7】
図7は、本発明による、M形の対称形の遠位スプラインを示す、
図1のシステムのバスケットの一部の拡大側面図である。
【
図8】
図8は、本発明による、
図7のM形バスケットの実施形態の斜視図である。
【
図9】
図9は、本発明による、対称形のスプライン角度を表す、
図7のM形バスケットの実施形態の右側面図である。
【
図10】
図10は、本発明のバスケットの実施形態によるM形の非対称の遠位スプラインを示す、
図1のシステムのバスケットの斜視図である。
【
図11】
図11は、本発明による、非対称のスプライン角度を表す、
図10のM形バスケットの実施形態の右側面図である。
【
図12】
図12は、本発明による、近位スプラインが外側に曲がるのを示す、
図7のM形バスケットのスプラインのうちの1つの側面図である。
【
図16】
図16は、本発明による、遠位薄肉部分を示す、
図12のスプラインの遠位部分の一部の分解右側面図である。
【
図17】
図17は、本発明による、M形遠位スプライン部および近位接線スプライン曲線を示す、
図1のシステムのバスケットの他の実施形態の拡大側面図である。
【
図18】
図18は、本発明による、遠位スプラインのD形カーブおよび近位の外側曲がりを示す、
図1のシステムのバスケットの他の実施形態の拡大側面図である、
【
図21】
図21は、本発明による、遠位スプラインD形カーブおよび近位接線スプライン曲線を示す、
図1のシステムのバスケットの他の実施形態の拡大側面図である。
【
図23A】
図23Aは、本発明による、バックルポイントを有する中立位置のスプラインの一部の側面図を表す。
【
図23B】
図23Bは、本発明による、バックルポイントを有する偏向位置のスプラインの一部の側面図を表す。
【
図24】
図24は、本発明による、鋭角で遠位先端から現れるスプラインの概略図である。
【
図25】
図25は、本発明による、実質的に垂直な角度で遠位先端から現れるスプラインの概略図である。
【
図26A】
図26Aは、本発明による、2つのパーツの溶接された遠位先端の正面側の斜視図である。
【
図26F】
図26Fは、本発明による、丸いまたは半球形の上部を有する2つのパーツの溶接された遠位先端の他の実施形態の正面側の斜視図である。
【
図27A】
図27Aは、本発明による、封入されたフィラメント巻きの遠位先端の正面側の斜視図である。
【
図28A】
図28Aは、本発明による、半分のスプラインを有する2つのパーツの遠位先端の他の実施形態の断面図である。
【
図28B】
図28Bは、本発明による、半分のスプラインを有する2つのパーツの遠位先端の他の実施形態の断面図である。
【
図28C】
図28Cは、本発明による、完全なスプラインを有する2つのパーツの鋲着された遠位先端の他の実施形態の断面図である。
【
図29】
図29は、本発明による、封入された遠位先端の側面図である。
【
図31D】
図31Dは、本発明による、
図1のシステムのカテーテル本体の一部を用いて固定可能に配置される、
図31Aの溝付きアンカーの部分断面図である。
【
図32A】
図32Aは、本発明による、スプラインノッチを有するスプラインの近位部分の描写である。
【
図33A】
図33Aは、本発明による、スプラインチューブアセンブリを有するスプラインを示す、
図1のシステムのバスケットの分解斜視図である。
【
図34D】
図34Dは、本発明による、放射線不透過性マーカーを有するスプラインチューブアセンブリの断面図である。
【
図34F】
図34Fは、本発明による、放射線不透過性マーカーを有するスプラインチューブアセンブリの長さに沿ったスプラインチューブアセンブリの部分断面図である。
【
図34G】
図34Gは、本発明による、スプラインおよび電極位置を表すために放射線不透過性マーカーの配置を有するバスケットの側面図の透視イメージの表現である。
【
図35A】
図35Aは、本発明による、スプラインチューブアセンブリの斜視図である。
【
図35B】
図35Bは、本発明による、スプラインチューブアセンブリの他の斜視図である。
【
図35C】
図35Cは、本発明による、スプラインチューブアセンブリの分解斜視図である。
【
図35D】
図35Dは、本発明による、スプラインチューブアセンブリの近位部分の部分分解断面図である。
【
図35E】
図35Eは、本発明による、スプラインチューブアセンブリの遠位部分の部分分解断面図である。
【
図35F】
図35Fは、本発明による、スプラインチューブアセンブリの壁を用いて埋め込まれる2つの可撓性回路を示す、スプラインチューブアセンブリの近位部分の部分分解断面図である。
【
図35G】
図35Gは、本発明による、スプラインチューブアセンブリの壁を用いて埋め込まれる1つの可撓性回路を示す、スプラインチューブアセンブリの近位部分の部分分解断面図である。
【
図35H】
図35Hは、本発明による、スプラインチューブアセンブリの内部ルーメン内に移行している可撓性回路を示す、スプラインチューブアセンブリの一部の部分分解断面図である。
【
図38A】
図38Aは、本発明による、基板に埋め込まれるかまたはプレス加工される可撓性回路の斜視図である。
【
図39】
図39は、本発明による、可撓性回路の他の実施形態の上面図である。
【
図40A】
図40Aは、本発明による、可撓性回路を有するカッド撚り線(quad wire)アセンブリの部分斜視図である。
【
図41A】
図41Aは、本発明による、編まれたシールドおよび反キンク・ビーディングを有するカテーテル軸の部分切欠斜視図である。
【
図41B】
図41Bは、本発明による、編まれたシールドおよび反キンク・ビーディングを有するカテーテル軸の他の実施形態の部分切欠斜視図である。
【
図42A】
図42Aは、本発明による
、非対称のカテーテルバスケットの側面図である。
【
図42B】
図42Bは、本発明による、
非対称形のバスケットの正面側の立面図である。
【
図42C】
図42Cは、本発明による、非対称のバスケットの正面側の立面図である。
【
図43A】
図43Aは、本発明のカテーテルバスケットシステムを用いて得られた電気記録図である。
【
図43B】
図43Bは、従来技術のカテーテルバスケットシステムを用いて得られた電気記録図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
図1は、本発明のバスケットスタイルの心臓マッピングシステムまたはアセンブリ10の斜視図であり、
図2は、
図1のカテーテルシステムまたはアセンブリ10の側面図である。
図1、
図2に示すように、カテーテルシステムまたはアセンブリ10は、3つのサブアセンブリ、すなわち、止血鉗子ペネトレータアセンブリ25を含むマッピングカテーテルアセンブリ8、および延長ケーブルアセンブリ31を備える。マッピングカテーテルアセンブリ8は、電極(図示せず)を有するスプラインチューブアセンブリ(図示せず)を有するスプライン14を含むスプラインバスケット12、カテーテル本体または軸20、(止血鉗子ペネトレータチューブ22および止血鉗子ペネトレータハンドル24を備える)止血鉗子ペネトレータアセンブリ25、ハンドルストレインリリーフ26、統合コネクタ(図示せず)を有するハンドル28、を含む。延長ケーブルアセンブリ31は、示すように相互に関連づけられる組み合わせコネクタ30および延長ケーブル32を含む。カテーテルアセンブリ8は、患者の内部でのバスケット12の使いやすさおよび正確な位置決めおよびコントロールを可能にする。望ましくは、バスケット12が患者の内部に配置されるにつれて回転バイアスがないように、コネクタ30は、丸い。丸くないコネクタグリップ(例えば矩形のコネクタグリップ(図示せず))が、必要に応じて、本発明とともに使われてもよく、回転バイアスを提供してもよい。組み合わせコネクタケーブルアセンブリ31は、カテーテルアセンブリ8を外部装置(図示せず)(例えばカテーテルシステム10からの電気信号を受信して分析する装置)に接続することに役立つ。ストレインリリーフ部26は、特にカテーテルアセンブリ8が患者の内部に配置されるとき、ねじれ(kink)抵抗をカテーテル本体20に提供するのに役立つ。
【0015】
スプラインバスケット12のスプライン14は、バスケット12の一端(すなわち遠位端)で遠位先端16によって固定され、バスケット12の反対端(すなわち近位端)で近位アンカー18によってさらに固定される。アンカー18は、カテーテル本体20の遠位端20Bに、および/または、本発明のカテーテル8のカテーテル本体20のルーメン20Cの中に固定される。カテーテル本体20の近位端20Aは、ハンドル28のストレインリリーフ部26に固定される。
【0016】
スプラインバスケット12は、身体の器官を通って、例えば、しかしこれに限らない右心房に送給可能である。1つの役立つ送給テクニックは、Seldingerの送給テクニックを含む。Seldingerのテクニックは、短い導入カテーテル(例えば、
図3に示すような導入カテーテル34)、および、
図4に示すように、本発明のシステム10に関して記載されるときにガイドカテーテルまたは送給シースと呼ばれてもよい、より長いカテーテル(例えば、カテーテル46)を使用する。導入カテーテルまたは導入器34は、概して、長さ約6インチでかなり短く、そして、筋肉を通って所望の静脈内に通り抜けるために用いる。カテーテル46は、典型的に60mm〜80mmの長さの、概して長いガイドシースである。典型的なSeldingerのテクニックにおいて、体内の管または空腔は、鋭い中空針またはトロカール(図示せず)によってあけられる。必要に応じて、ガイドワイヤ(図示せず)は、次いで、トロカールのルーメンを通って前進してよく、そしてトロカールは引き抜かれる。次いで、導入カテーテル34は、空腔または体内の管内へガイドワイヤを越えて通ってよい。導入カテーテル34は、中空の導入ルーメン36を含む。導入カテーテル34の遠位端42は、体内の管または空腔
内に位置する。開業医が導入カテーテル42の遠位端の位置をコントロールすることができるように、導入カテーテル34の近位端44は、患者の外側に残る。導入カテーテル34の近位端44は、止血鉗子バルブ38および生理食塩水流入ルーメン40を含んでよい。ガイドカテーテル46のカテーテルルーメン48は、導入カテーテル34のルーメン36を通って所望の身体の部位に送給可能である。ガイドカテーテル46は、遠位端54および近位端56を含む。ガイドカテーテル46もまた、近位の止血鉗子バルブ50および生理食塩水流入ルーメン52を含んでよい。
【0017】
本明細書中で使用する場合、「近位の」という用語は、開業医に近いほうの位置または方向を一般に意味する。「遠位の」という用語は、開業医から遠いほうの位置または方向を一般に意味する。さらに、用語「内」、「内部」などは、バスケット12の内側に向かう(例えば遠位先端16と近位アンカー18との間の縦軸Lに向かう)方向を一般に意味する。用語「外」、「外部」などは、バスケット12の内側から離れる(例えば遠位先端16と近位アンカー18との間の縦軸Lから離れる)方向を一般に意味する。
【0018】
バスケットカテーテル8の挿入に備えて、バスケット12は、止血鉗子ペネトレータアセンブリ25の止血鉗子ペネトレータチューブ22の内部に折りたたまれる。止血鉗子ペネトレータの遠位端23は、ガイドカテーテル46の止血鉗子バルブ50を通って挿入可能である。バスケット12およびカテーテル本体20の一部は、前進してルーメン48を通って送給可能であり、そしてカテーテル46の遠位端54を過ぎる。概して、本発明のシステム10のストレインリリーフ部26、ハンドル28、組み合わせコネクタ30およびコネクタ32は、本体の外側に、またはカテーテル46の近位端56を過ぎた近くに残る。ガイドシース止血鉗子バルブ50からの止血鉗子ペネトレータチューブ22の回収に応じて、ガイドシース止血鉗子バルブは、導入システムを通る失血を防止する、カテーテル本体20の外壁に対する漏れ防止シールを作成する。
【0019】
図5、
図6は、本発明のバスケットスタイル心臓マッピングカテーテル8の遠位端の実施形態を表す。
図5に示すように、スプラインバスケット12は、カテーテル46のルーメン48の遠位端54を通ってそれを過ぎて送給可能であり、および、止血鉗子ペネトレータ25(それも開いたルーメン管腔を有する)の遠位端23を通ってそれを過ぎて送給可能である。止血鉗子ペネトレータ25の遠位端23は、ガイドカテーテル46の近位端上の止血鉗子バルブ56を貫通するのに役立つ。
【0020】
図5に示すように、スプラインバスケット12のスプライン14は、拡張された状態(例えば半径方向に拡張された状態)にある。拡張されたバスケット
12の全体の形状は、拡張された非円筒形状のものとして示される。拡張されたスプライン14が球状またはいくらか球状の方向性において表されるとはいえ、本発明は、それに制限されない。実際、本発明の好ましい実施形態において、拡張されたスプライン14は、非球面または実質的に非球面形状であり、好ましくは非対称であり、特に(しかしこれに限らず)遠位先端16の近くのスプライン部および/または近位アンカー18の近くのスプライン部であるとみなす。この種の全体の形状は、制限されず、そして、実質的に球面形状、非対称の球面形状、非球面形状、非球面の非対称形状などを含む他の全体のバスケット形状が適切に使われてよい。
【0021】
図6に示すように、スプラインバスケット12のスプライン14は、ガイドカテーテル46のルーメン48のおよび/または止血鉗子ペネトレータチューブ22のルーメンの中で、圧縮状態にあってよい。スプライン14は、ほぼ圧縮されたまたは実質的に細長い円筒形状にあるとして、
図6に表される。この種の圧縮状態において、遠位先端16と近位アンカー18との間のスプライン14の有効長さは、実質的に同じである。例えば
図5の拡張されたバスケット形状における遠位先端16と近位アンカー18との間の有効スプライン長さは、それに制限されず、必要に応じて、以下にさらに詳細に説明するように、変動してよい。
【0022】
図7は、本発明による、M形の対称形の遠位スプラインを示す、
図1のシステムのバスケット12の一部の拡大側面図である。遠位バスケット部70は、遠位先端16によって互いに固定される遠位スプライン部66を有する。近位バスケット部68は、近位スプライン部62を含む。近位スプライン端60は、近位アンカー18(図示せず)によって固定される。中間バスケット部72および中間スプライン部64は、それぞれの端間に配置される。
【0023】
図7に示すように、スプライン14の中間部分64を含むスプライン14は、近位バスケット部68、遠位バスケット部70、およびその両者間の中間バスケット部72を有するバスケット12を有する、拡張された非円筒形状とみなすために、外向きに拡張するかまたは弓状に曲がる。拡張されたスプラインが球状またはいくらか球状の方向性において表されるとはいえ、本発明は、それに制限されない。実際、本発明の好ましい実施形態において、拡張されたスプライン14は、非球面または実質的に非球面形状(好ましくは非対称の)とみなす。
【0024】
図8は、
図7のバスケット
12の斜視図である。8つのスプライン14が表されるにもかかわらず、本発明のバスケット
12は、任意の役立つ数のスプラインを有してよい。
図9は、対称形のスプライン角度を表す、
図7のM形バスケットの実施形態の右側面図である。
図9に示すように、角度(θ1〜θ8)は、全て45°でほぼ等しい。この種の関係は、バスケット
12の断面から見た対称形または実質的に対称形のバスケット
12を提供するために予め定められた角度関係である。
【0025】
しかしながら、本発明は、それに制限されない。例えば、
図10、
図11に示すように、角度(θ1〜θ8)が変動してよい予め定められた角度関係が、適切に使われてよい。
図11に示すように、角度θ1およびθ5は、ほぼ90°であり、角度θ2〜θ4および角度θ6〜θ8は、ほぼ30°である。これらの角度は非限定的であり、角度のいかなる適切な配置も使われてよい。身体の内部(例えば右心房)の特定の位置でより多数のスプライン14に集中するために、必要に応じて、
図10、
図11に示すようなこの種の非対称の角度関係は、役立ってもよい。
【0026】
図12は、遠位スプライン部66にバスケット12のM形の遠位カーブ74を示す、
図7のスプライン14のうちの1つの側面図である。スプライン14はまた、近位スプライン部62に近位の外側曲がり76を含む。さらに、スプライン14はまた、近位アンカー18から遠位先端16まで線分軸で決定される縦軸Lに関して、その拡張状態において対称形であるものとして示される。
図13は、
図12のスプライン14の斜視図であり、近位スプライン部62および遠位スプライン部66にスプライン曲線をさらに表す。
【0027】
図14は、M形の遠位スプライン曲線74の分解図である。M形のスプライン曲線74は、遠位の内側へ曲がる内向きの屈曲78および外側へ曲がる外向きの屈曲80を含む。頂点79がバスケット12の内部の方を目指すので、屈曲78は、内側へ曲がるおよび/または内向きのと言われる。頂点81がバスケット12の内部から離れる方を目指すので、屈曲80は、外側へ曲がるおよび/または外向きのと言われる。スプライン14がそれから出るかまたは遠位先端16に向けて現れる(すなわち、バスケット12の外部の方を目指す)角度のコントロールにおいて、屈曲78は役立つ。屈曲80は、近位アンカー18の方へ近位方向に戻ってスプライン14を回す。
【0028】
図15は、
図12のスプライン14の近位スプライン部62の分解図である。近位スプライン部62は、近位の外側曲がり76を含む。近位の外側曲がり76は、頂点83を有する近位の内側へ曲がる屈曲82、および頂点85を有する近位の外側へ曲がる屈曲84を含む。近位の外側曲がり76は、本発明のバスケット12にいくつかの重要な特徴を与える。近位の外側曲がり76は、個々のスプライン14のジオメトリおよび柔軟性が近位端62で変化して、バスケット12が非対称になることができて、以下の
図42Aと併せて説明するように右心房の輪郭によりよく順応することができる、ことを可能にする。さらに、近位の外側曲がり76は、近位の心房組織で電極(図示せず)のよりよい配置を可能にする。従来技術の一般のバスケットは、近位の心房組織との良好な接触をしばしば有しない。これにより、そこでの電気活動検出に悪影響を与える。さらに、外側曲がり76の柔軟性およびジオメトリはまた、近位スプライン部62上にだけでなく、中間スプライン部64上および遠位スプライン部66上にも配置される電極のための強化された電極−組織接触を可能にする。
【0029】
図16は、遠位スプライン部66の分解図である。スプライン14は、通常のまたは非減少スプライン幅86と比較して、減少したスプライン幅88の部分を含んでよい。ここで、減少スプライン幅88は、遠位スプライン部66の近くにあるものとして示される。これらのスプライン部が遠位先端16(図示せず)の近くにあるとき、この種の減少した幅88は、スプラインの柔軟性を増加させてよい。遠位スプライン部66はまた、以下でさらに説明するように、遠位先端16(図示せず)の中にスプライン14を整列配置しておよび/または固定するのに役立つ整列部材89を含んでもよい。遠位スプライン部の減少した幅部88によって、患者からバスケット12を除去する間、
図6に示すように、より少ない力でバスケット12を圧縮することができる。さらに、減少したスプライン幅88は、
図6に示すように、実質的に円筒形状を成し遂げる際にバスケット12を支援する。換言すれば、ルーメン22、48の中のバスケット12の圧縮が中間バスケット部72から遠位バスケット部70に向かって進むとき、バスケット12の半径方向の圧縮の間、遠位スプライン部66が内向きの屈曲78を保たないように、または簡単に言えば、屈曲78が外へ現れないように、減少したスプライン幅88によって、遠位の内側へ曲がる屈曲78は、外側へまたは圧縮力から離れて曲がることができる。遠位のM形のスプライン曲線74の他の利点は、バスケット12が展開されるかまたはその半径方向の拡張状態にあるときに、遠位先端16がバスケット12の内部の方向を目指すということである。この特徴は、遠位スプライン部66がバスケット
12の長手方向の遠位先端16の向こうへ延びてよいとき、必要に応じて、遠位先端16を遠位の心臓組織から離間した位置に保つ。
【0030】
図17は、
図12のスプライン14の他の実施形態である。
図17のスプライン14は、近位の接線の曲線90を含む。接線の曲線90が、近位スプラインの外側曲がり76によって提供されるのと同じ程度のスプラインの柔軟性およびバスケットの安定性を提供することができるというわけではないとはいえ、この種の近位の接線の曲線90は、特定の心房手順において一部の開業医によって好まれてよい。
【0031】
図18は、本発明にとって役立つ他のスプライン14の側面図である。
図18のスプライン14は、
図12のスプライン14と類似の近位スプラインの外側曲がり76を有する。しかしながら、
図18のスプライン14は、D形92の遠位端部66を有する。この種のD形の遠位端92は、後述する遠位先端16の特定の実施形態にとって役立つ。
図19は、スプラインの曲率をさらに詳細に示す
図18のスプラインの斜視図である。
図20は、
図18のD形スプライン部92の分解図である。遠位スプライン部66は、曲線部分96が続く実質的に平坦な部分94を有する。曲線部分96は、全体のバスケット形状の通常の曲率に溶け込む。実質的にまっすぐな部分94は、特定の遠位先端
16の設計にとって役立つ。そして、遠位先端
16でのスプラインの出現角または入口角は、約90°であることが望ましい。
【0032】
図21は、スプライン14のさらなる実施形態を表す。
図21のスプライン14は、遠位スプライン部66にD形の遠位部分94、96を含み、近位スプライン部62に近位の接線の曲線90を含む。このように、本発明のアセンブリ10は、上述したスプラインジオメトリのいかなる組み合わせも使用してよい。
【0033】
スプライン14は、丸い側部とともに実質的に矩形形状(
図34C参照)を有するスプライン14の本体を通って平坦化されたスプラインでもよい。スプライン14の少なくとも大部分の全体にわたって、スプライン14は、
図22A〜
図22Dに示すように、約0.013〜約0.035インチの幅(Wl)、および約0.002〜約0.012インチの厚み(Tl)でもよい。好ましくい幅(Wl)は、約0.022インチである。スプラインの厚み(Tl)は、例えば呼び径60mm未満の小型のバスケットを有するバスケット12の全体のサイズに依存してよく、そして、厚みは、約0.002インチ〜約0.010インチの範囲でよく、0.004インチについては好ましい。例えば呼び径60mmを超えるより大きなサイズのバスケットにとっては、厚みは、約0.002インチ〜約0.012インチの範囲でよく、0.006インチについては好ましい。これらの寸法は、通常のまたは典型的なスプライン幅部86およびスプライン厚み部98を制限しないで、表す。
【0034】
スプライン14のいくらかの部分は、減少した幅部分88および/または減少した厚み部分100を有してよい。概して、これらの部分88、100は、遠位先端16の付近または遠位先端16で遠位スプライン部66に配置される。しかしながら、本発明はそれに制限されず、これらの減少した部分88、100は、近位スプライン部62および中間スプライン部64に存在してよい。薄くなるスプライン部88、100は、数千分の1インチの幅および/または厚みの減少を有してよい。例えば、特定のスプライン部100の厚み(T2)は、数千分の1インチ、または約0.003インチ〜0.004インチの厚み以下に薄くされてよい。膜先端
152の近くの遠位スプライン部66のこの種の薄肉化は、ガイドカテーテル34の内部にスプライン14を捕獲する間、応力を減らす。低い応力は、スプラインバスケットの導入のための折りたたみ、再配置および回収の間、有利な特徴である。狭くなるスプライン部88の幅(W2)は、約0.013〜0.035インチから、約0.008〜0.014インチまで狭くなってよい。この種の薄肉化は、スプライン14がガイドカテーテル34に折りたたまれるか(fold up)または折りたたまれる(collapse)とき、それらを押しのける傾向を克服して、カテーテル34内により多くのスペースを占有してそれらを回避するために、スプライン14を支援する。このように、薄型カテーテルシステム10は、本発明によって提供されてよい。
【0035】
図23A、
図23Bは、バックルポイント102を有するスプライン部(例えばスプライン部86)を表す。バックルポイント102は、スプライン14に研削されてよいかまたは他のいかなる適切な技法によっても形成されてよい。バックルポイント102は、内向きに曲がったノッチとして描写されるが、他のデザインが適切に使われてよい。
図23A、
図23Bに示すように、バックルポイント102は、スプライン14に曲率反曲点を提供する。そしてそれは、バスケット12に心臓の内部の輪郭に関して改良されたマッチングを提供する。バックルポイント102は、
図21に示される近位スプライン部62、中間スプライン部64および/または遠位スプライン部66に沿った任意の位置に配置されてよい。さらに、バックルポイント102の数または頻度は、変化してもよい。
【0036】
図24、
図25に示すように、スプライン14は、近位アンカー18から遠位先端16までの線分によって定義される縦軸Lに関して任意の役立つ出現角度αで、遠位先端16から出現してよい。例えば、
図24に示すように、出現角度αは、約45°または約45°よりも小さくてよい。
図25に示すように、出現角度αは、約90°でよい。スプライン14は、とりわけ、拡張されたスプライン14またはバスケット12の形状をコントロールするための役立つ屈曲78を含んでよい。
図24、
図25に示される遠位先端16は、単なる一般的先端の概略的な描写である。本発明の後述の遠位先端のいずれかは、
図24、
図25に関連して記載されるいずれかの出現角度とともに使われてよい。その角度は非限定的であり、いかなる適切な出現角度もまたは出現角度の組み合わせも使われてよい。
【0037】
図26A〜26Fは、本発明による、2つのパーツの溶接された遠位先端16を表す。
図26Aは、遠位先端16の正面側の斜視図である。
図26Bは、遠位先端16の後面側または背面側の斜視図である。
図26Cは、遠位先端16のトップパーツの斜視図である。
図26Dは、遠位先端16のトップパーツの底面図である。
図26Eは、遠位先端16の底部パーツの上面側の斜視図である。
図26Fは、遠位先端16の別の実施形態を表す。
【0038】
図26A〜
図26Eに示すように、遠位先端16は、トップパーツ104および底部パーツ108を含んでよい。スプライン14の遠位部分66は、遠位先端16の中に確実に配置される。トップパーツ104の上面106は、先端チップ16が非外傷性の先端(すなわち、心房組織に損傷を引き起こさない先端)であるように、例えば、丸い縁部を有する実質的に平坦な表面106のような、任意の好適な形を有してよい。底部パーツ108は、同様に、心房組織の損傷を回避するために、いかなる鋭い縁部または突起もあってはならない。トップパーツ104および底部パーツ108は、任意の適切な手段によって互いに固定される。1つの非限定的な手段でかつ役立つ手段は、一体的遠位先端16を提供するために2つのパーツを溶接している。この種の固定は、概して、遠位先端16の中に遠位スプライン部66を適切に配置した後に実行される。
【0039】
図26C、
図26Dに示すように、遠位先端16のトップパーツ104は、スプライン整列ポスト110を含んでよい。スプライン整列ポスト110は、スプライン14がスプライン整列チャネル112間に適合してよいように、離れて間隔を置かれる。スプライン整列ポスト110は、遠位先端16の中心まで完全に達しなくて、遠位先端16のトップパーツ104の中心のスプライン整列部114を提供するために終了する。中心のスプライン整列部114は、スプライン14の遠位部分66のスプライン整列部材89を遠位先端16のその領域114に受け入れるのに役立つ。中心のスプライン整列部114およびスプライン整列チャネル112の組み合わせは、とりわけ、いかなる所望の予め定められた角度関係のスプライン14も確実に保持することを提供する。スプライン14の数が遠位先端16の中で変動してよいときに、スプライン整列ポスト110の数は、変動してよい。遠位先端16の底部パーツ108は、平坦な上部内面116を含んでよい。表面116は、通常、スプライン整列ポスト110の底面に対応してよい。底部パーツ108は、隆起した中央部118を含んでもよい。望ましくは、この隆起した中央部118は、実質的に平坦である。隆起部118は、それが遠位スプライン16のトップパーツ104の中心のスプライン整列部114の中に配置されることができるように、寸法決めされる。
【0040】
スプラインが遠位先端16の中で確実に保持されるとはいえ、スプライン整列チャネル112は、スプライン14のいくらかの動きを許容する。例えば、スプライン部は、遠位先端16でのスプライン14の柔軟性を提供するために、スプライン整列チャネル112に対して上方へおよび/または下方へ移動してよい。必要に応じて、先端ボイドおよび開きスペースを最小化するために、2つのパーツの遠位先端16の中にエラストマー材料が配置されてもよい。
【0041】
図26Fに示すように、2つのパーツの遠位先端16は、トップパーツ104’の丸いまたは半球形の上部106’を含んでよい。この種の丸いまたは半球形の設計は、非外傷性遠位先端16用のより丸い表面を提供するのに役立ってよい。
【0042】
図26A〜
図26Fの遠位先端16は、いかなる適切な生体適合性材料でできていてもよい。金属材料が好ましいにもかかわらず、プラスチック材料が使われてもよい。
【0043】
図27A〜
図27Cは、本発明の遠位先端16の別の実施形態、すなわちフィラメント巻きのかつ封入された遠位先端120を表す。
図27Aは、フィラメント巻きのかつ封入された遠位先端120の正面側の斜視図である。
図27Bは、フィラメント巻きのかつ封入された遠位先端120の側面図である。
図27Cは、フィラメント巻きのかつ封入された遠位先端120の後面側または背面側の斜視図である。
図27D、
図27Eは、フィラメント巻きのかつ封入された遠位先端120のためのフィラメント包装の分解図である。
図27Dは、その上面側の斜視図である。
図27Eは、その後面側または背面側の斜視図である。いかなる所望の予め定められた角度関係のスプライン14も固定するために、フィラメント124は、スプライン14の下およびその間に、そしてスプライン整列部材89の上下に巻き重ねられる。
【0044】
スプライン14は、フィラメント巻きのかつ封入された遠位先端120で互いに固定される。先端120は、「フィラメント包装のかつ封入された」または「縫合糸包装のかつ封入された」先端16として記述されてよい。先端120は、縫合糸材料の使用に制限されず、いかなる適切なフィラメント、糸、ワイヤなども適切に使われてよい。都合のよいことに、フィラメント巻きのかつ封入された遠位先端120は、薄型先端である。さらに、フィラメント巻きのかつ封入された遠位先端120は、従来技術のいくつかのバスケットカテーテルで一般的な開きスペース(例えばスロットまたは穴)を有しない。従来技術の先端に存在するこの種の開きスペースまたは穴は、血球が入ることを許容し、これにより、凝血構造または血栓形成を引き起こすかまたは引き起こす可能性がある。後述するように、スプライン14は、縫合糸124、フィラメント124、ワイヤ124または糸124を用いて、それらの円形の整列部材89で互いに固定される。多数の縫合糸124、フィラメント124、ワイヤ124または糸124が、用いられてよい。スプライン14がそのように固定されたあと、フィラメント巻きのかつ封入された遠位先端120を提供するために、縫合糸124、フィラメント124、ワイヤ124または糸124を含むスプライン14の円形の整列部材89は、カプセル材料122によって完全にまたは実質的にまたは部分的にカプセル化される。
【0045】
図27D、
図27Eに示すように、スプライン14の円形の先端スプライン整列部89は、互いに整列配置されるかまたは実質的に整列配置される。円形の先端スプライン整列部89でのスプライン14の上下間で、フィラメント124は、ひもで縛られるか、環状にされるかまたは巻かれる。単一のフィラメントまたは多数のフィラメント124が用いられてよい。都合のよいことに、フィラメント124は、あらゆる隣接するスプライン部の間にひもで縛られるか、環状にされるかまたは巻かれる。
図27D、
図27Eに示すように、フィラメント124は、逆のスプライン交差または交互のスプライン交差についてひもで縛られるか、環状にされるかまたは巻かれて、次いで、すべてのまたは実質的にすべてのスプライン交差の位置が固定されるまで同じように十字模様にされる。
【0046】
フィラメント124は、いかなる適切な材料も含んでよい。例えば、電子スピンされた、編まれたまたはモノフィラメント等の高い引張強さのファイバは、使われてよい。いくつかの非限定的な実施形態は、例えば、以下を含むが、これに限定されない。Dyneema Purity(登録商標)(超高分子量ポリエチレンすなわちUHMWPE)、Spectra(登録商標)ファイバ(UHMWPE)、ポリエチレンテレフタレートすなわちPET、ポリプロピレン、など。金属ワイヤ(例えばステンレス鋼またはニチノール)が用いられてもよい。しかし、非金属ファイバは、それらのより大きな柔軟性のために好ましい。フィラメント124は、スプライン14の円形の先端または整列部89を固定するために、一緒に結ばれてよくまたはねじられてよい。フィラメント124は、スプラインバスケット12に内部位置で一緒にねじられてよくまたは結ばれてよい。一緒に結ばれた円形の先端または整列部89およびフィラメント124は、次いで、カプセル材料122によってカプセル化される。1つの役立つカプセル材料122は、ポリウレタンである。しかし、他の生体適合性のカプセル材料を適切に用いてよい。カプセル材料122は、本発明の先端120を提供するために、スプライン交差ポイントの間にも配置される。
【0047】
本発明のフィラメント巻きのかつ封入された遠位先端120のいくつかの利点は、従来技術の先端を超える改良された柔軟性、減少した血栓形成、有意に小さい全体の先端サイズ、透視法下の透明度、非MR人工品、優れた強度(すなわち、同じ直径の鋼の強度の15倍以上)、優れた粘着性の付着強度、切断(鋏アクション)に対する抵抗、および、非常に小さい直径(25デシテックス(dtex)の小ささの)、を含むが、これに限定されない。
【0048】
図27A〜
図27Cに示すように、フィラメント巻きのかつ封入された遠位先端120は、滑らかな、いくらか丸い上面、内向き輪郭の底面および滑らかな側面を有する非外傷性プロフィールを有する。カプセル材料122の量は、最大のスプライン柔軟性を提供するために最小化されてよい。
【0049】
図28Aは、半分のスプラインを有する2つの溶接したパーツの遠位先端126が設けられる遠位先端16の他の実施形態を表す。
図28Aに示すように、2つのパーツの先端126は、底部分130を通って挿入可能な上部分128を含む。スプライン14の遠位端67がそこに確実に挿入されてよいように、スペースまたは戻り止めは、部分128、130のいずれか一方または両方に設けられる。2つのパーツの先端126の部分128、130は、その中に遠位スプライン端67を確実に付着するために、一緒に確実に結合される。2つのパーツの先端126の部分128、130は、スポット溶接132によって互いに固着されてよい。しかし、他の固定技術が適切に用いられてよい。スプライン14が2つのパーツの先端126の側壁から出現するものとして示されるにもかかわらず、本発明はそれに制限されない。必要に応じて、スプライン14は、上部分128(図示せず)および/または底部分130(図示せず)から出現してよい。2つのパーツの先端126からのスプライン14の出現角度は、上述の出現角度のいずれかを含んでよい。
図28Aに表されるスプライン14は、これらのスプラインが遠位スプライン端67および近位スプライン端60の両方を有するので、半分のスプラインと呼ばれてよい。
【0050】
図28Bは、遠位先端16の他の実施形態を表し、本発明の他の態様によるニチノール収縮リング134先端を有する。スプライン端67は、先端134の中に配置されてよい。先端134は、圧縮リング138を有し、コアポスト136を有する。スプライン端67は、先端134の中に配置されて先端134によって確保される。リング138は、金属、ニチノール形状記憶金属、収縮チューブから製造されてよい。それは、設計仕様に対して室温で機械加工されてよく、次いで、拡大されることができて、格納されることができるように冷却されてよい。人は、嵌合されたスプライン端67およびポスト136の上にリング138をすべり被せてよく、そして迅速に組み立ててよい。リング138が室温に達するとき、それは収縮して、先端134の中にスプライン14を固定するために非常に強いフレアレス管継手を提供する。
【0051】
図28Cは、本発明にとって使われてもよい先端140を表す。例えば、四角いリベット142を介してのスポット溶接によって、キャップ144およびベース146は、互いに固着されてよい。
図28Dに示すように、四角いリベット142は、スプライン14にあけられる四角い整列孔148を通過する。スプライン14は、遠位先端部材144、146を通過しない。換言すれば、遠位先端部材144、146間に側壁が存在しないとき、スプライン14は、先端140の側壁を通過しない。
【0052】
本発明の他の実施形態において、本発明の先端は、磁気先端(図示せず)を含んでよい。先に述べた拘束している先端については、バスケットがガイドカテーテル内に均一に折りたたまれるために、スプライン長は、ほとんど同一でなければならない。心房のアウトライン形状がほぼ円筒状または卵形状から逸脱する場合、そのとき等しい長さのスプラインは、すべての心内膜表面に接触することができるというわけではない。この課題を迂回する方法は、(心房と一致するために)スプラインが異なる長さであることができて、展開するときに先端が元の位置にそれ自体を「組み立て」ることができることである。ガイドカテーテル内に捕獲されるとき、先端は、それ自体を「分解」しもてよい。この設計は、各スプライン上の小さい磁性部分を用いることによって、ガイドカテーテルから展開されるときに、それ自身の「自己組み立て」を達成されてよく、そして、バスケットがガイドカテーテル内に折りたたまれるときに、それ自身の分解(すなわち磁石が引き離れる)を達成されてよい。各磁石の間に弾性糸を配置して、磁力がアセンブリへと引き込むのに十分近くに各磁石を引くことが必要でもよい。心臓拡張期の間、スプラインが心臓の内壁をフォローする場合、次いでスプラインは、心臓収縮の間、曲がるかまたは変形することを必要とする。この曲がりは、心内膜に触れずにスプラインのパーツを持ってくる。変形は、電極を心内膜上の異なる位置へ動かす。そして、マッピングソフトウェアを混乱させる。なお、心房細動の間、心臓は、その全ての収縮サイクルを通じてその拡張期の寸法近くに残る。これは、この効果の重要性を減少させて、バスケットの設計をより容易にする。バスケットがガイドカテーテル内に折りたたまれるために、スプラインは、同じ長さであることを必要とするが、心房の局部的に膨張する部分をフォローするために異なる長さであることを必要とする。カテーテルがガイドカテーテル内に進入するとき、磁気先端は分解可能である。磁界が次いで残りの方法でそれらをつかむように、弾性糸は、それらの間で使用され得る。
【0053】
図29は、カプセル化された先端150が設けられた、遠位先端
16の他の実施形態を表す。カプセル化された先端は、いかなる適切な可撓性および/またはエラストマー材料も含んでよい。先端150がいかなるフィラメント包装または確保手段も含むことができるというわけではないとき、先端150の全体のプロフィールは、フィラメントおよびカプセル化された先端120のためにより大きくてよい。カプセル化されたまたは成形された先端150は、いかなる適切な材料から作られてもよい。本発明の一実施形態では、カプセル化されたまたは成形された先端150は、ポリウレタン、ポリエステル・ブロック・アミドまたはシリコーンから作られてよい。
【0054】
図30A、
図30Bは、膜遠位先端152が設けられた、遠位先端16の他の実施形態を表す。膜先端152は、スプライン14の遠位部分66を固定するための内側膜またはフィルム156および外側膜またはフィルム154を含んでよい。スプライン14の遠位部分66は、2枚の膜154、156の間で単に互いに交差させてよい。膜先端152を一緒に提供するために、膜154、156は、接着(例えば、粘着性の接着)、熱融着などでよい。
【0055】
スプライン14は、膜先端152の中で単に交差させてよい。膜152の内部でのスプライン14間の別の結合は、必要ない。必要に応じて、スプライン14間の接続(図示せず)は、設けられてよい。内側膜156および外側膜154は、膜先端152の中ですべてのスプライン14に粘着的に接着されてよい。さらに、内側膜156および外側膜154は、スプライン14の間の位置で互いに粘着的に接着されてよい。次いで、すべてのエレメントは、エレメントの適切な線形のおよび角度の方位を確実にするように、治具(図示せず)に入れられてよく、次いで、一緒に熱融着されてよい。
【0056】
本発明は、膜先端152を形成するために、内側膜156および外側膜154の使用に限られない。付加的な膜層またはフィルムが用いられてよい。膜先端152は、いかなる適切な形状(例えば、円形の形状、八角形の形状など)も有してよい。さらに、膜154、156をちょうど越えて付加的な支持を追加するために、一致した直径の粘着性のパッド(図示せず)は、スプライン14の間に配置されてよい。膜先端152でのスプライン14間の粘着性のパッドは、スプライン14間のギャップを満たしてよく、これにより、必要に応じて、粘着性の接着のためのわずかにより大きい領域を提供してよい。このように、いずれの実施形態においても、膜先端152の幅および/または厚みは最小である。すなわち、スプライン14の厚み未満であるか、あるいは、スプライン14の厚みとほぼ同じかまたはスプライン14の厚みよりもわずかに大きくさえある。いずれにせよ、膜先端152は、従来技術の先端と比較して、かなりの側壁を有しない。
【0057】
さらに、内側膜156および外側膜154を含む先端膜152は、いかなる適切な高分子材料(好ましくは可撓性で弾性のない高分子材料を含む弾性のない高分子材料)から作られてもよい。一実施形態において、膜154、156は、ポリイミド材料から作られてよい。望ましくは、膜154、156は、延伸ポリテトラフルオロエチレン(すなわちePTFE)を含むポリテトラフルオロエチレン(すなわちPTFE)から作られない。
【0058】
図31A〜
図31Dは、溝付き近位アンカーが設けられた、本発明の近位アンカー18の実施形態を表す。
図31Aは、溝付きアンカー158の近位端160の斜視図である。
図31Bは、軸31B−31Bに沿ってとられた溝付きアンカー158の遠位端162の断面図である。溝付きアンカー158は、開いた直径または開いたルーメン164を有する。開いた直径またはルーメン164によって、スプラインバスケット12からのワイヤ、可撓性回路などは、アンカー158を通過することができる。溝付きアンカー158の近位端160は、カテーテル軸20Cの内径またはルーメンに圧入されるかまたは、さもなければカテーテル軸20に接続される。アンカー158はまた、スプライン受容スロット168を含む。スプライン受容スロット168の数は、概して近位のスプライン端部60の数に等しくて、8つとしてこれらの図面に示される。
図31A、
図31Bに示すように、バスケットスプライン14が所望の角度位置に等間隔に配置され得るように、スプライン受容スロット168は、均等に間隔を置かれてよい。しかしながら、本発明は、それに制限されない。そして、いかなる所望の相対角度にも方向づけられたいかなる数の近位のスプライン端部60およびスプライン受容スロット168も、適切に使用されてよい。
【0059】
アンカー158の1つの機能は、バスケットスプライン14をカテーテル20に取り付けて、バスケット12に適切な形状を与えるためにスプライン14を方向づけて、それがガイドカテーテル46内に折りたたまれる際にまっすぐの(曲がっていない)ままであることを確実にすることである。アンカー装置158は、バスケットスプライン14をスプラインバスケット12の近位端68上に方向づけて、それらを一緒に固定する手段である。加えて、アンカー158は、バスケットスプライン14をカテーテル軸20に付着する。アンカー158は、単一の材料(例えば、ハイポチューブ)から、または一緒に取り付けられる(すなわち、溶接される、接着される、など)複数の部分から製作されてよい。スロット168は、バスケットスプライン14に適合するように寸法決めされる。そして、スロット長は、スプライン14が正確に位置決めされることを確実にする。そしてそれは、バスケット12の折りたたむことさえ支援する。バスケットスプライン14の可変の位置決めを許容するために、スロット168は、十分な長さを有する。バスケットスプライン14は、接着剤を用いた、溶接、クリンピング等によって、アンカー158に取り付けられてよい。加えて、バスケットスプライン14を適所に保つために、アンカー158の上にリング(図示せず)がスライドされてよい。外リング(図示せず)は、アンカー158の外側またはカテーテル軸20の外側
166に対してクリンプされる、かしめられる、溶接される、接着される、などしてよい。バスケットスプライン14の所望の間隔を得るのと同様に、取り付けられるバスケットスプライン14の量または数に適応するために、スロット168の角度間隔は、変動してよい。
図31Bに示すように、1つの典型的な角度間隔は、45°程度である。アンカー158の近位端160は、カテーテル軸にプレスばめする大きさである。いかなる所望のカテーテル寸法にも適応するように変化することは、可能である。加えて、近位端160は、アンカーをカテーテル軸上に機械的に固定するために、ジオメトリ(すなわち、棘、ギザギザの端、リブなど)を有することができる。カテーテルの配線、可撓性回路などがカテーテル軸を通過できるように、アンカー158の内径またはルーメン164は、開いている。加えて、配線、可撓性回路などは、必要に応じて、アンカー装置158の外径上を動くことができる。加えて、スプライン14がアンカー158に挿入されて、それがカテーテル軸20Cに圧入されるときに、バスケット12がカテーテル軸20Cの内側でスリップしないで軸20が回転することを確実にするために、アンカー158は、カテーテル軸20C内に固定される。本発明のアンカー158のいくつかの非限定的な利点は、いかなる材料でできたものでもバスケットスプライン14の繋ぎ止め(fasten)または寄せ集め(gather)が容易にできること、いかなる適切な材料または複数の材料からも製作されてよいこと、回復シース装置内の折りたたみさえ確実にするためにバスケットスプライン14の可変位置決め(長さおよび角度)が可能であること、および、装置の配線のための充分なクリアランスを提供すること、を含むが、これに限定されない。さらに、
図31Dに示すように、シールされた近位スプラインチューブルーメンを提供するために、アンカー158は、スプラインチューブ172(スプライン14を含んでよい)が通過する止血鉗子プラグ170を含んでよい。止血鉗子プラグ170は、溝付きアンカー158をカテーテル軸20に固定するのに役立ってもよい。
【0060】
図32A〜
図32Cは、アンカー176が設けられた、本発明の近位アンカー18の他の実施形態を表す。スプライン14は、スプライン近位端60にノッチ174を含んでよい。アンカー176は、スプライン端部60が通過してよいスプライン整列スロット180を有する内リング181を含む。スプライン端部60は、スプラインノッチ174および整列戻り止め184を介してアンカー176と連結される。この連結は、カテーテル20の導入および回収の間、それらがガイドカテーテル46内にきちんとかつ確実に折りたたまれるように、すべてのスプライン14の互いに対する優れた同期外れ(pull out)保持および自動的かつ正確な整列の両方を提供する。一旦スプライン14がアンカー176と連結すると、第2の薄壁チューブ178は、アンカー176全体に挿入される。このチューブ178は、スプライン14がアンカー181においてそれらの連結を切り離すのを防止する。内側アンカーリング上の適用できる粘着性の力の完全な欠如、および外側アンカーと内側アンカーリングとの間のわずかな締りばめは、使用の間、内側アンカーの同期外れを防止する。
【0061】
図33Aは、スプラインチューブアセンブリ185および露出した電極186を有するスプラインチューブ172を示すバスケット12の斜視図である。
図33Bは、
図33Aのバスケット12の側面図である。スプラインチューブ172は、スプライン14が遠位先端16から現れる遠位バスケット部70を除いて、スプライン14全体に配置される。露出した電極186は、スプライン遠位部分66、スプライン中間部分64およびスプライン近位部分62に沿って間隔を置いて配置される。露出した電極186の数は、変動してよい。電極186は可撓性電極回路188の一部であり、そしてそれは以下に詳述される。
【0062】
図34A、
図34Bは、スプラインチューブ172およびスプラインチューブアセンブリ185の部分分解断面図である。スプラインは、スプラインチューブ172のルーメン208内に配置される。
図34A、
図34Bに示すように、スプライン14は、スプラインチューブ172のルーメン208に固定されない。若干の干渉をそこで提供するために、スプラインチューブ172は、スプライン14全体にわたって摺動的に組み立てられてよい。スプラインチューブ172は、スプラインチューブ172のルーメン208がスプライン14の断面範囲と実質的に一致している楕円形になるように、望ましくは、可撓性材料を含んでよい。
【0063】
図34Cは、本発明のスプライン14の断面を表す。
図10に示すように、スプライン14は、平坦なまたは実質的に平坦な上面190、平坦なまたは実質的に平坦な下面192、および丸い側壁194、196を有してよい。しかしながら、本発明はそれに制限されない。そして、上面190および/または下面192は、丸くてもよいかまたは、凹および/または凸の曲率を含む湾曲を有する別のものでもよい。非対称のバスケット形状を含むバスケットの形状12にスプラインが外向きに弓状に曲がるように、スプライン14は、望ましくは超弾性材料を含みおよび/またはそれで作られる。いかなる適切な超弾性材料も、用いられてよい。好ましくは、スプラインは、ニチノールを含むかまたはそれでできている。必要に応じて、スプライン材料は、形状記憶材料(例えば形状記憶ニチノール)であってもよい。さらに、スプライン14は、幅が約0.013〜約0.025インチであり、厚みが約0.002〜約0.010インチであってよい。これらの寸法は、非制限であり、他の寸法は適切に使われてよい。
【0064】
図34D〜
図34Fは、スプラインチューブ172とともに役立つ放射線不透過性マーカー198、および本発明のスプラインチューブアセンブリ185を表す。これらの図に示すように、放射線不透過性マーカー198は、電極186に近いスプライン14の一部を通じて配置されてよい。望ましくは、放射線不透過性マーカー198は、スプライン14に確実に固定される。従来技術を超える目下の設計の重要な役立つ特徴は、可撓性回路電極186(後述する)の放射線透明度である。この特徴によって、電極の信号を集める機能から放射線不透過性マーカー198によって提供されるスプラインおよび電極の透視イメージの分離が、できる。この特徴によって、電極186の電気記録図を集める性能を修正するかまたは損なうことなしに、透視診断法の下で作成される電極マーキングの識別可能なパターンが、できる。
【0065】
図34G、
図34Hは、本発明のスプラインバスケット12とともに放射線不透過性マーカー198の非限定的な配置を表す。放射線不透過性マーカー198の数は、各スプライン14に沿って変動してよく、スプラインからスプラインまで変動してよい。これらの図は、透視診断法によって二次元のシャドーグラフが作られることを表す。
図34Gは、透視診断法下のバスケット12の側面側の斜視図である。各スプライン14は、特定のスプライン14上の特定の電極を識別する4つの放射線不透過性マーカー198を有する。例えば、S1E8での4つの放射線不透過性マーカー198は、特徴的な組み合わせ{スプライン1、電極8}に関係し、S2E7では{スプライン2、電極7}に関係し、S3E6では{スプライン3、電極6}に関係し、S4E5では{スプライン4、電極5}に関係し、S5E4では{スプライン5、電極4}に関係し、S6E3では{スプライン6、電極3}に関係し、S7E2では{スプライン7、電極2}に関係し、そして、S8E1では{スプライン8、電極1}に関係する。加えて、他の電極186は、1つのマーカー198または2つのマーカー198を有するという特徴がある。通常、偶数のスプラインは、各電極位置に2つのマーカー198を有する。そして、奇数のスプラインは、4つのマーカーを有するという特徴がない各電極位置に1つのマーカー198を有する。この種の構成によって、
図34Hに示すように、開業医は、透視診断法の下で、遠位先端16および全ての電極198の位置を含むバスケット12の方位を容易に注意することができる。
図34Iは、
図34Gのバスケット12が回転されて、個々のスプライン14および電極186が放射線不透過性マーカー198の配置とともに明らかになるときの様子を表す。例えば、
図34Iにおいて、各電極が単一のROマーカーを有するという特徴がある場合、交差したスプライン(S7およびS8、SIおよびS6、S2およびS5、S3およびS4)の各ペアのアイデンティティは、交差の一方の側で曖昧だろう。さらに、透視診断法の下で開業医をさらに支援するために、カテーテル本体20(図示せず)の一部は、放射線不透過性マーカー(図示せず)を含んでもよい。
【0066】
図35A〜
図35Hは、本発明のスプラインチューブアセンブリ185を有するスプラインチューブ172を表す。
図35Aに示すように、スプラインチューブ172は、細長い筒状部材である。スプラインチューブ172またはスプラインチューブアセンブリ185は、近位端200および遠位端202を含む。
図35Aに示すように、スプライン14の一部は、それが遠位先端16と係合してよいチューブの遠位端202から現れてよい。しかしながら、本発明は、バスケット12の使用とともにだけ可撓性のチューブアセンブリ185に限られるのではない。可撓性のスプラインチューブアセンブリ185は、それ自身によって、または本体内の電気的活性がモニタされる他の任意の装置とともに、使用されてよい。場合によっては、スプラインチューブアセンブリ185aは、遠位端202から出るスプライン部14または類似のコンポーネントを有する必要はないかもしれない。
図35Aのスプラインチューブアセンブリ185は、スプラインチューブ172上に順次搭載される2つの可撓性回路188(各々4つの電極186を有する)を有する。その一方で、
図35Bのスプラインチューブアセンブリは、8つの電極186を有する1つの可撓性回路188を有する。可撓性回路および電極のこれらの数は、非限定的である。
【0067】
図35Cは、
図35A、
図35Bのスプラインチューブアセンブリ185、185aの部分分解図である。
図35Cに示すように、スプラインチューブアセンブリ185、185aは、電極186を有する第1の可撓性回路188aおよび電極186を有する第2の可撓性回路188cを含んでよい。第1の可撓性回路188aは、第1の可撓性回路188aがチューブ173上でその下にある第2の可撓性回路188cの位置へ移行する移行部分188bを有してよい。このような方法で、複数の可撓性回路は、チューブ172上に配置されてよい。その一方で、概してスプラインバスケット12から外向きの方向において実質的に一方向になお方向づけられる。
【0068】
図35D、
図35Eに示すように、スプラインチューブ172の近位端200は、プラグ204の材料によってシールされてよい。この材料は、接着剤、ポリマー、またはシール特性を有する他の任意の役立つ材料でよい。
スプラインチューブ172の遠位端202は、プラグ206の材料によってシールされてもよい。この種のシールは、体液(例えば血液)を含む流体の流れに逆らってスプライン
チューブ172の内部ルーメン208を閉じる。この種のシールはまた、スプラインチューブ172をスプライン14に固定する。しかしながら、本発明は、そのようにシールされたまたは固定された近位端および/または遠位端をまさに有することに限られず、中間部がそのようにシールされまたは固定されてもよい。
【0069】
図35F、
図35Gに示すように、スプラインチューブ172から出る可撓性回路部188a、188b、188は、スプラインチューブ172の壁内に埋め込まれてよい。しかしながら、本発明はそれに制限されない。そして、
図35Hに示すように、可撓性回路188の一部は、それがチューブ172のルーメン208の中に配置されるように、外面208Aから移行して内面208Bを通ってよい。スプラインチューブ172およびスプラインチューブアセンブリ185は、ポリエーテルブロックアミド材(例えばPebaxR)のような生体適合性ポリマーから作られてよい。他の可撓性の生体適合性ポリマー、例えばポリエステル類、シリコーン類(例えばSilasticR)、シリコーンゴム、ウレタン(例えばTexinRおよびPellethaneR)などが、適切に使われてよい。
【0070】
図36A〜
図36Eは、本発明の可撓性回路ストリップ212としての可撓性回路188の実施形態を表す。可撓性回路212は、近位端214および遠位端216を含む。遠位端216の方には、電極を含む部分218がある。中間部分220は、電極がなくてよい。可撓性回路ストリップ212は、翼222を含んでよい。これらの翼は、特に、実質的に単一方向の平坦な電極として電極186を維持するのに望ましい所で、可撓性回路212を筒状部材(例えばスプラインチューブ172)に固定するのに役立つ。可撓性回路または電極アセンブリストリップ188は、約0.001インチから約0.010インチまでの、より望ましくは約0.005インチから約0.008インチまでの厚みを有してよい。
【0071】
図36Aは、可撓性回路基板236の上面224上に配置される電極186を示す可撓性回路ストリップ212の上面図である。可撓性回路基板または高分子基板236は、意図されたアプリケーションに応じて、皮膚、組織または血液との短期(医療装置での単一の使用)または長期(医療インプラント)の接触に適したポリ
イミド材料(例えば、デュポン社から入手可能なKAPTONポリイミド)から作られてよい。しかし、他の適切な材料(例えば、スプラインチューブ172またはスプラインチューブアセンブリ185のための上述の材料)が用いられてよい。近位端214で、電気的パッドは、上面224上に配置される。
図36Bは、可撓性回路ストリップ212の底面図である。電気的トレース228は、基板236の底面226上に配置される。トレースは、電極
186の下の位置から電気的パッド232の下の位置まで延びる。
図36C〜
図36Eに示すように、金属メッキの穴またはビアホール230は、個々のトレースを個々の電極186に電気的に接続する。同じように、ビアホール234は、個々の電気的トレース228を個々の電気的パッド232に接続する。
【0072】
図36Fに示すように、電極186または接続パッド232を有しない基板上面236Aの領域をカバーするために、可撓性回路212は、上面カバーレイ238を含んでよい。同様に、必要に応じて、底面カバーレイ240は、電気的トレース228の一部または全体をカバーしてよい。上面カバーレイ238および底面カバーレイ240は、適切な接着剤239(通常はアクリル接着剤)を用いて、基板236に固着される。望ましくは、可撓性回路の上の軸Sは、実質的に滑らかであり、すなわち、カバーレイ238および電極186が実質的に同じ高さにある。しかしながら、本発明はそれに制限されない。そして、電極は、例えば、基板236と電極186との間に配置された材料の小片を用いて、基板の表面からわずかに隆起してよい。あるいは、
図36Fに示すように、電極は、基板の表面からわずかに窪んでよい。カバーレイ
238、240は、基板236と類似の材料から作られてよい。しかし、異なる材料が適切に用いられてよい。
【0073】
図37A〜
図37Cは、可撓性回路188の別の実施形態を表す。図示のように、電気的トレースは、可撓性回路基板236の両側上に延びてよい。例えば、4つの電極186a、186b、186c、186dは、
図37Aに描かれる。
図37A、
図37Bの上面図において、電気的トレースは、電極186間の上面224上には延びない。しかしながら、電極の近位で、2つの電極186c、186dのための電気的トレース228は、上面224上を延びる。そして、他の電極186a、186bのための電気的トレースは、可撓性回路基板の底面226上を延びる。電極186cのための電気的トレース228は、トレース−トレース間のビアホール244によって、底面226から上面224へ移行する。例えば、
図37A〜
図37Cに示すような電気的トレース228の配置は、全体によりコンパクトな可撓性回路に向かってよい。
【0074】
図38A、
図38Bは、可撓性の電極アセンブリストリップ247を表す。可撓性の電極アセンブリストリップは、可撓性高分子材料(例えば、スプラインチューブ172またはスプラインチューブアセンブリ185のための上述の材料のいずれか)の基板246に押し込まれる可撓性回路または電極アセンブリストリップ188、236を含む。可撓性回路または電極アセンブリストリップ188、236は、基板246上または内に熱的に、圧縮的におよび/または粘着的に結合されてもよい。基板246がストリップまたはプレーナであるものとして示されるとはいえ、本発明はそれに制限されない。基板は、開いたルーメンを有するまたは有しない管状でありえる。
図38Bに示すように、電極アセンブリストリップ188、236は、実質的に滑らかな上面246Aおよび底面246Cを残しながら、基板の壁246bに押し込まれる。必要に応じて、可撓性回路188、236の部分(例えば、電極を含まないそれらの部分)は、プレーナまたは管形状のいずれでも、多くの2以上の基板246間に配置されてよい。電極を高分子材料のカバーまたは基板でおおうときに、電極186が露出したままであるように、カバーまたは基板材料を除去することは、望ましい。
【0075】
すべてのコンポーネント(すなわち、スプライン、電極可撓性回路、電極隆起ストリップ(図示せず、必要な場合、基板より上に電極の表面を隆起させるために用いる)、放射線不透過性マーカー)は、望ましくは、薄く、平坦で、平面的なエレメントである。単純な設計において、これらのエレメントは、積み重ねられてよく、互いに粘着的に結合されてよい。あるいは、単一のボディの中にすべてのパーツを含むために、ある長さの可撓性のチューブまたは膜は、結合されたスプライン/放射線不透過性マーカー/可撓性回路/電極隆起ストリップの上をおおってスライドすることができる。このチューブまたは膜は、熱収縮チューブ加工または、アセンブリのために化学的に(例えば、アルコールまたは他の化学薬品の吸収によって)膨張し、次いでその化学薬品が蒸発するときに収縮するチューブ加工のいずかを用いて、堅く、封じ込める適合の場所において収縮されることができる。
【0076】
図39は、横にジグザグ偏位した電極186を有する可撓性回路188のさらに別の実施形態を表す。
【0077】
図40A、
図40Bは、可撓性回路188の近位端214を接続するカッド撚り線248の使用を表す。個々のカッド撚り線248は、可撓性回路の近位端214で個々の電気的パッド232に接続される。カッド撚り線248は、次いで、カテーテル本体20およびハンドル28を通って、ハンドル28の近位端に位置するカテーテルコネクタに至る。
【0078】
図41A、
図41Bは、外側ソースからの考えられる電磁干渉を最小化する編まれたシールド
250を有するものとしての、カテーテル軸20の一部を示す。カテーテル20は、カテーテル20のねじれ(kink)を妨げるためにより大きな支援を提供する反キンク・ビーディング部252または254を有してもよい。カテーテル本体20の柔軟性は、心臓の輪郭により密接に合うバスケット12を有するものにおいて都合よく支援するようにコントロールされてもよい。
【0079】
図42A〜
図42Cは、バスケット12のための非対称のバスケット形状をさらに表す。
図42Aは、非対称のバスケット形状の側面図を表す。とりわけ、バスケット形状が球形でなく、および/または、近位スプライン部62が程度の異なる曲率または屈曲82、84を含んでよいという点で、バスケット形状は、この見地から非対称である。これらの屈曲82、84(くぼみ端部および/またはしわ寄せ端部としても知られる)によって、心臓が収縮するときに、バスケット12は圧縮することができる。換言すれば、バスケット12の近位部分68は、とりわけ、心臓の壁の内面とのスプライン14の改良された接触を確実にするために、より大きな柔軟性とともに設計される。
【0080】
1つの全体のバスケット形状が
図42Aに表されるとはいえ、異なるバスケット形状(例えば、右心房バスケット形状および左心房バスケット形状)を有することは、望ましくてもよい。これらの異なるバスケットは、異なるバスケットアウトライン形状を有してよく、したがって、個々のスプラインの異なる追従を有してよい。これらの違いによって、異なって形づくられた左心房および右心房に各形状が適切に順応することができる。加えて、各形状は、いくつかの異なる全体サイズになってよい。
図42に示される特別の形状は、「心房に形づくられたバスケット」を表すことを意図するのでなく、その代わりに、ガイドカテーテルの中でうまく折りたたまれる非対称のバスケットを作るために必要な設計の特微を示す恣意的な形状であることに注意されたい。
【0081】
図42B、
図42Cは、
図42Aのバスケット12の端面図である。
図42Bに示すように、すべてのスプライン部は、中心の縦軸Lおよび/または先端16から実質的に等距離にあるか、または、示されるように、全体のバスケットアウトラインCの実質的に中央にある。
図42Cに示すように、すべてのスプライン部は、中心の縦軸Lおよび/または先端16から実質的に等距離にないか、または、示されるように、全体のバスケットアウトラインCの実質的に中央にない。この種の非対称は、心臓の心房の形状により密接に合うことによって、改良されたバスケット性能を提供する。
図42Aのスプライン14は、等しいかまたは実質的に等しい縦方向長さを有する。中心の縦軸Lからのスプラインの中間部分64のさまざまな距離は、屈曲82、84を含むせいで、近位スプライン部62でのスプライン14の柔軟性から部分的に結果として生じる。スプライン14の縦方向長さが
図42Aにおいて等しいかまたは実質的に等しいとはいえ、バスケット12がその圧縮状態にある場合、本発明はそれに制限されず、さまざまな長さのスプライン14が適切に使われてよい。異なる屈曲82、84にジオメトリを与えることによって、この種のさまざまな長さは、達成されてよい。例えば、いくつかの屈曲は、ガイドカテーテル46とともに圧縮されるときに、バスケット12のすべてのスプライン14がアンカー18と先端16との間の正味の線分に等しいかまたは実質的に等しいような他の屈曲に比べて、より大きな内部の長手方向範囲を有してよい。バスケット12が拡張されるときに、屈曲82、84は、「緩んで」、そして、正味の異なる長さのスプライン14(例えば、スプライン14bよりも長い有効長さを有するスプライン14a)を有するバスケットアセンブリ体12を提供してよい。さまざまな長さのスプライン14によって部分的に提供されるこの種の非対称は、心臓が鼓動しているとき、心臓(すなわち心房)の内部についてのバスケット12の形状のより密接な合致を提供する。
【0082】
同じように、遠位バスケット部70の屈曲78、80も、必要に応じて、非対称を提供する。図示のように、近位および遠位スプライン部62、66は、典型的な心房の形状とより効果的に合致するために、異なる外側へ曲がるまたは内側へ曲がる屈曲を有してよい。異なる長さおよび/または角度を有する異なる近位の外側曲がりは、バスケットが圧縮されるときスプラインが同じまたはほぼ同じ有効長さを有するガイドカテーテルの中にバスケットが配置されてよいように、しかしバスケットが拡張されるときスプラインが異なる有効長さを有するように、異なるスプライン長さを補償する。
【0083】
本発明の装置、システムまたはデバイスは、各サイトで単一の電極が組織に緊密に接触するように構成され、そして各サイトで第2の電極が組織から離れる方に向いてMAP「参照」電極として作用するように構成される、Monophasic Action Potential(MAP)電極として構成される電極を含んでよい。電子データ収集システムは、MAP電気記録図としてカテーテルによって作られる電気記録図を記録するように構成されてよい。電子データ収集システムは、標準のユニポーラ電気記録図、バイポーラ電気記録図またはMAP電気記録図のいずれかとしてカテーテルによって作られる電気記録図を記録するように選択されてもよい。さらに、電極は、各サイトで単一の電極が組織に緊密に接触するように構成され、そして第2の電極が、組織から離れる方に向いて構成される2つ以上の検知(すなわち、組織を向く)電極の間の中間に配置されて、複数の検知電極のためのMAP「参照」電極として作用する、Modified Monophasic Action Potential(m−MAP)電極として構成されてよい。電極と組織との接触を強化する目的で「典型的」心房の曲率と合致させるために、そして、良質のMAPマッピングのために必要な接触力を発生するために、スプラインの曲率は、特に選択される。第2の延長チューブを通してのカテーテルの導入および回収のためのスプラインの折りたたみ可能性を許容するために、等しいスプラインの全長(組織との接触部プラス外側曲がり部)が必要である、典型的心房の形状に対してスプラインが合致することから結果として生じる異なるスプライン長さを補償するために、スプラインは、異なる長さ部分に対して近位端で曲がっていてもよい。
【0084】
図43A、
図43Bは、動物実験から得られたバイポーラ電気記録図
262、264である。
図43Aにおいて、電気記録図
262は、本発明のシステム10の使用から得られた。
図43Aにおいて、心房信号258は、電極A3、A5、A7、B7およびC3上で心室信号260より非常に大きい。さらに図43Aにおいて、心房信号258は、電極B5、C1およびC5上で心室信号260とほぼ等しい。さらに、図43Aにおいて、電気記録図トレースI、aVFおよびV1はバスケット信号ではない。一般に、心房信号258は、心室信号260よりも非常に大きいかまたはそれに等しい。これによって、開業医は、心臓の小繊維化が生じている心臓組織の位置を決めるために、心臓の内部の心房信号をより容易にマッピングすることができる。開業医は、この種の領域を適切に切除してもよい。
【0085】
図43Bは、市販の従来技術のバスケットカテーテルを用いた動物実験から得られた電気記録図
264を表す。
図43Bにおいて、心房信号258は電極A1、A5およびA7上にない。また図43Bにおいて、心房信号258は電極A3、B5およびB7上で心室信号260より小さい。さらに図43Bにおいて、心房信号258は電極B3上の心室信号260にほぼ等しい。なおさらに図43Bにおいて、心房信号258は電極B1、C1、C3およびC5上で心室信号260より大きい。さらに、図43Bにおいて、電極トレースI、aVFおよびV1はバスケット信号ではない。一般に、心房信号258は、存在するとき、いくつかの電極上の心室信号260よりも非常に小さいが、他の電極に比べてより大きくてもよい。
図43Aの記録信号は、
図34Bの記録信号を超える重要な改善を表す。いかなる理論によっても拘束されないとはいえ、記述された可撓性回路およびスプラインチューブアセンブリを有する本発明の実質的に平坦な、片面の可撓性電極186は、心臓からの心室信号を減少させるけれども、優れた接触および接触力が心臓からのより高い心房信号を生成すると思われる。
【0086】
さらに、本発明の改良されたバスケットジオメトリはまた、本発明のバスケットが、鼓動する心臓の心房の内部でより安定であるだけでなく、鼓動する心臓のさまざまな複雑さに適応することもできて輪郭を描くこともできるので、心房信号のマッピングを改良するために貢献する。
【0087】
本発明の装置は、心調律障害を検出するかまたはマッピングするために適切に用いてよい。心調律障害を検出するかまたはマッピングする方法の詳細は、「Methods, System And Apparatus For The Detection, Diagnosis And Treatment Of Biological Rhythm Disorders」と題する2010年4月8日に出願の米国仮出願番号第61/342,016号(それは、対応する非仮出願番号第13/081411号のための米国特許出願公開番号第2011/0251505号Alとして公表され、全ての内容が参照により本明細書に組み込まれる)において見つかってよい。
【0088】
以下の態様、実施形態などは、本発明のための詳細な説明の一部である。遠位先端の実施形態を対象とする実施形態は、以下を含むが、これに限定されない。
【0089】
一実施形態において、心臓の心内膜表面から複数のローカル電圧を検出するためのシステム(10)が提供される。システムは、ルーメン(20C)、近位端(20A)および遠位端(20B)を有する第1の細長い筒状部材(20)と、バスケットアセンブリ(12)とを備え、バスケットアセンブリ(12)は、複数の露出された電極(186)を導くための複数の可撓性スプライン(14)と、スプライン(14)の近位部(62)を確実に付着するためのアンカー(18)と、遠位先端(16、120)において所定の角度関係でスプライン(14)の遠位部(66)を確実に付着するためのカプセル材料(122)およびフィラメント(124)を含む、封入され、フィラント巻きの遠位先端(16、120)とを備え、スプライン(14)は近位部(62)および遠位部(66)を有し、前記アンカー(18)は、第1の細長い筒状部材(20)の遠位端(20B)に固定され、スプライン(14)は、超弾性材料を含み、バスケットアセンブリ(12)は半径方向に拡張された非円筒形状を有する。システム(10)はさらに、ルーメン(48)、近位端(56)および遠位端(54)を有する第2の細長い筒状部材(46)を備えてもよく、バスケットアセンブリ(12)は、第2の細長い筒状部材(46)のルーメン(48)内に適合するように摺動して圧縮可能であり、バスケットアセンブリ(12)は、第2の細長い筒状部材(46)のルーメン(48)内に圧縮される場合、実質的に円筒形状を有し、バスケットアセンブリ(12)は、第2の細長い筒状部材(46)のルーメン(48)内に圧縮されず、第2の細長い筒状部材(46)の遠位端(54)を超えて配置される場合、半径方向に拡張された非円筒形状を有する。カプセル材料は、血液の通過または浸入を可能にする空隙および溝のない滑らかで抗血栓性の外面を有してもよい。カプセル材料(122)は、熱可塑性プラスチック材料であってもよい。カプセル材料(122)はまた、ポリウレタン材料を含んでもよい。フィラメント(124)は高分子フィラメント、金属フィラメント又はそれらの組み合わせを含んでもよい。フィラメント(124)は、前記所定の角度関係においてスプライン(14)の遠位部(66)を実質的に並べ、固定するために、スプライン(14)の間、上および下に編まれ、ループされ、または巻かれてもよい。可撓性スプライン(14)はさらに、スプライン(14)の遠位部(66)において整列部材(89)を備えてもよく、フィラメント(124)がまた、整列部材(89)の間、上および下に編まれ、ループされ、または巻かれる。整列部材(89)は遠位スプライン部(66)において円形部を備えてもよい。前記所定の角度関係を形成する前記遠位先端(16、120)における前記スプライン(14)の間の角度(θ1〜θ8)は、全て実質的に互いに等しくてもよい。あるいは、前記所定の角度関係を形成する前記遠位先端(16、120)における前記スプライン(14)の間の少なくとも1つの角度(θ1〜θ8)は、前記遠位先端(16、120)における前記スプライン(14)の間の角度(θ1〜θ8)と互いに異なっていてもよい。バスケットアセンブリ(12)が前記半径方向に拡張された非円筒形状である場合、スプライン(14)は遠位先端(16、120)を超えて延びてもよく、スプライン(14)をアンカー(18)に対して後方に曲げるように遠位先端(16)を超える外向きの屈曲(80)を含んでもよい。
【0090】
一実施形態において、心臓の心内膜表面から複数のローカル電圧を検出するためのシステム(10)は、ルーメン(20C)、近位端(20A)および遠位端(20B)を有する第1の細長い筒状部材(20)と、バスケットアセンブリ(12)とを備え、バスケットアセンブリ(12)は、複数の露出された電極(186)を導くための複数の可撓性スプライン(14)と、スプライン(14)の近位部(62)を確実に付着するためのアンカー(18)と、遠位先端(16、150)において所定の関係でスプライン(14)の遠位部を確実に付着するためのエラストマー材料を備える遠位先端(16、150)とを備え、スプライン(14)は近位部(62)および遠位部(66)を有し、前記アンカー(18)は、第1の細長い筒状部材(20)の遠位端(20B)に固定され、スプライン(14)は、超弾性材料を含み、バスケットアセンブリ(12)は半径方向に拡張された非円筒形状を有する。システムはさらに、ルーメン(48)、近位端(56)および遠位端(54)を有する第2の細長い筒状部材(46)を備えてもよく、バスケットアセンブリ(12)は、第2の細長い筒状部材(46)のルーメン(48)内に適合するように摺動して圧縮可能であり、バスケットアセンブリ(12)は、第2の細長い筒状部材(46)のルーメン(48)内に圧縮される場合、実質的に円筒形状を有し、バスケットアセンブリ(12)は、第2の細長い筒状部材(46)のルーメン(48)内に圧縮されず、第2の細長い筒状部材(46)の遠位端(54)を超えて配置される場合、半径方向に拡張された非円筒形状を有する。遠位先端(16、150)は、血液の通過または浸入を可能にする空隙および溝のない滑らかで抗血栓性の外面を有してもよい。前記所定の角度関係を形成する前記遠位先端(16、150)における前記スプライン(14)の間の角度(θ1〜θ8)は、全て実質的に互いに等しくてもよい。あるいは、前記所定の角度関係を形成する前記遠位先端(16、150)における前記スプライン(14)の間の少なくとも1つの角度(θ1〜θ8)は、前記遠位先端(16、150)における前記スプライン(14)の間の角度(θ1〜θ8)と互いに異なっていてもよい。エラストマー材料は、ポリウレタン、シリコーンおよびそれらの組み合わせを含んでもよい。
【0091】
一実施形態において、心臓の心内膜表面から複数のローカル電圧を検出するためのシステム(10)は、ルーメン(20C)、近位端(20A)および遠位端(20B)を有する第1の細長い筒状部材(20)と、バスケットアセンブリ(12)とを備え、バスケットアセンブリ(12)は、複数の露出された電極(186)を導くための複数の可撓性スプライン(14)と、スプライン(14)の近位部(62)を確実に付着するためのアンカー(18)と、スプライン(14)の遠位部を確実に付着するための可撓性材料を備える遠位先端(16、150)とを備え、スプライン(14)は近位部(62)および遠位部(66)を有し、前記アンカー(18)は、第1の細長い筒状部材(20)の遠位端(20B)に固定され、バスケットアセンブリ(12)は半径方向に拡張された非円筒形状を有し、スプライン(14)は超弾性材料を含み、前記可撓性材料は、エラストマー材料、非弾性高分子材料、熱可塑性プラスチック材料およびそれらの組み合わせからなる群から選択される材料を含み、スプライン(14)は、近位アンカー(18)と遠位先端(16、150)との間の縦軸(L)に沿ってアンカー(18)と先端(16)との間の線分から測定して約45°未満の角度(α)で先端(16)に近づく。実施形態19のシステム(10)はさらに、ルーメン(48)、近位端(56)および遠位端(54)を有する第2の細長い筒状部材(46)を備えてもよく、バスケットアセンブリ(12)は、第2の細長い筒状部材(46)のルーメン(48)内に適合するように摺動して圧縮可能であり、バスケットアセンブリ(12)は、第2の細長い筒状部材(46)のルーメン(48)内に圧縮される場合、実質的に円筒形状を有し、バスケットアセンブリ(12)は、第2の細長い筒状部材(46)のルーメン(48)内に圧縮されず、第2の細長い筒状部材(46)の遠位端(54)を超えて配置される場合、半径方向に拡張された非円筒形状を有する。バスケットアセンブリ(12)が前記半径方向に拡張された非円筒形状にある場合、スプライン(14)は遠位先端(16、120)を超えて延びてもよく、スプライン(14)をアンカー(18)に対して後方に曲げるように遠位先端(16)を超える外向きの屈曲(80)を含んでもよい。前記所定の角度関係を形成する前記遠位先端(16、150)における前記スプライン(14)の間の角度(θ1〜θ8)は、全て実質的に互いに等しくてもよい。あるいは、前記所定の角度関係を形成する前記遠位先端(16)における前記スプライン(14)の間の少なくとも1つの角度(θ1〜θ8)は、前記遠位先端(16、150)における前記スプライン(14)の間の角度(θ1〜θ8)と互いに異なっていてもよい。
【0092】
一実施形態において、心臓の心内膜表面から複数のローカル電圧を検出するためのシステム(10)は、ルーメン(20C)、近位端(20A)および遠位端(20B)を有する第1の細長い筒状部材(20)と、バスケットアセンブリ(12)とを備え、バスケットアセンブリ(12)は、複数の露出された電極(186)を導くための複数の可撓性スプライン(14)と、スプライン(14)の近位部(62)を確実に付着するためのアンカー(18)と、互いに確実に付着する第1の部分および第2の部分を構成するための遠位先端(16、104、104’、126、134、140、152)とを備えてもよく、スプライン(14)は近位部(62)および遠位部(66)を有し、前記アンカー(18)は、第1の細長い筒状部材(20)の遠位端(20B)に固定され、スプライン(14)の遠位部(66)は、所定の角度関係で前記遠位先端(16)内に確実に摺動せずに配置され、スプライン(14)は、縦軸(L)に沿ってアンカー(18)と先端(16)との間の線分から測定して約90°または約90°未満の角度(α)で遠位先端(16)に近づき、バスケットアセンブリ(12)は半径方向に拡張された非円筒形状を有し、スプライン(14)は超弾性材料を含む。システム(10)はさらに、ルーメン(48)、近位端(56)および遠位端(54)を有する第2の細長い筒状部材(46)を備えてもよく、バスケットアセンブリ(12)は、第2の細長い筒状部材(46)のルーメン(48)内に適合するように摺動して圧縮可能であり、バスケットアセンブリ(12)は、第2の細長い筒状部材(46)のルーメン(48)内に圧縮される場合、実質的に円筒形状を有し、バスケットアセンブリ(12)は、第2の細長い筒状部材(46)のルーメン(48)内に圧縮されず、第2の細長い筒状部材(46)の遠位端(54)を超えて配置される場合、半径方向に拡張された非円筒形状を有する。前記所定の角度関係を形成する前記遠位先端(16、104、104’、126、134、140、152)における前記スプライン(14)の間の角度(θ1〜θ8)は、全て実質的に互いに等しくてもよい。あるいは、前記所定の角度関係を形成する前記遠位先端(16)における前記スプライン(14)の間の少なくとも1つの角度(θ1〜θ8)は、前記遠位先端(16、104、104’、126、134、140、152)における前記スプライン(14)の間の角度(θ1〜θ8)と互いに異なっていてもよい。バスケットアセンブリ(12)が前記半径方向に拡張された非円筒形状にある場合、スプライン(14)は遠位先端(16、104、104’、126、134、140、152)を超えて延びてもよく、スプライン(14)をアンカー(18)に対して後方に曲げるように遠位先端(16、104、104’、126、134、140、152)を超える外向きの屈曲(80)を含んでもよい。スプライン(14)は遠位端部(67)を有しても良く、さらに遠位スプライン端部(67)は前記遠位先端(16、104、104’、126、134、140)内に確実に摺動せずに配置されてもよい。スプライン(14)は、縦軸(L)に沿って前記アンカー(18)と前記遠位先端(16、104、104’、126、134、140)との間の線分から測定して45°未満の角度(α)で前記遠位先端(16)に近づいてもよい。
【0093】
スプラインを曲げることに関する実施形態および外側に曲げる実施形態は、制限されないが、以下を含む。
【0094】
心臓の心内膜表面から複数のローカル電圧を検出するシステム(10)であって、第1の細長い筒状部材(20)、およびバスケットアセンブリ(12)を備えてよく、前記第1の細長い筒状部材(20)は、ルーメン(20C)、近位端(20A)および遠位端(20B)を有し、前記バスケットアセンブリ(12)は、複数の可撓性スプライン(14)、近位アンカー(18)、および遠位先端(16)を備え、前記複数の可撓性スプライン(14)は、複数の露出した電極(186)を導くためのものであり、そして、近位部分(62)、遠位部分(66)、および前記近位部分(62)と前記遠位部分(66)との間の中間部分(64)を有し、前記近位アンカー(18)は、前記スプライン(14)の前記近位部分(62)を確実に付着するためのものであり、そして、前記第1の細長い筒状部材(20)の前記遠位端(20B)に固定され、前記遠位先端(16)は、前記スプライン(14)の前記遠位部分(66)を確実に付着するためのものであり、前記近位アンカー(18)および前記遠位先端(16)は、当該両者間に前記スプライン(14)が配置される縦軸(L)を定義しており、前記スプライン(14)は、前記縦軸(L)に沿った前記近位アンカー(18)と前記遠位先端(16)との間の線分から測定されるときに、約90°または約90°未満の角度(a)で前記遠位先端(16)に接近し、前記バスケットアセンブリ(12)が半径方向に圧縮されるときに実質的に円筒形状を呈し、半径方向に圧縮されないときに半径方向に拡張された非球面形状を呈するように、前記スプライン(14)は、超弾性材料から作られ、前記半径方向に拡張された非球面形状における前記スプライン(14)の少なくともいくつかは、前記スプライン(14)を前記近位アンカー(18)の方へ後ろ向きに曲げるために、前記バスケットアセンブリ(12)の前記遠位先端(16)の付近で前記スプライン(14)の前記遠位部分(66)に配置される遠位の外側へ曲がる外向きの屈曲(80)を含む。システムは、第2の細長い筒状部材(46)をさらに備えてよく、前記第2の細長い筒状部材(46)は、ルーメン(48)、近位端(56)、および遠位端(54)を有しており、前記バスケットアセンブリ(12)は、前記第2の細長い筒状部材(46)の前記ルーメン(48)の中に適合するためにスライドしながら圧縮可能であり、前記バスケットアセンブリ(12)は、前記第2の細長い筒状部材(46)の前記ルーメン(48)の中で圧縮されるときに、前記実質的に円筒形状を有し、前記バスケットアセンブリ(12)は、前記第2の細長い筒状部材(46)の前記ルーメン(48)の中で圧縮されないときに、前記半径方向に拡張された非球面形状を有して、前記第2の細長い筒状部材(46)の前記遠位端(54)を過ぎて配置される。前記バスケットアセンブリ(12)が前記半径方向に拡張された非球面形状にあるときに、前記スプライン(14)は、前記遠位先端(16)の向こうへ延びてよく、そして、前記バスケットアセンブリ(12)が前記半径方向に拡張された非球面形状にあるときに、前記遠位の外側へ曲がる屈曲(80)の頂点(81)は、前記遠位先端(16)の向こうに配置されてよい。前記遠位のスプライン部分(66)は、前記遠位先端(16)の中に確実にかつスライドしないで配置されてよい。前記遠位のスプライン部分(66)は、予め定められた角度関係において、前記遠位先端(16)の中に確実にかつスライドしないで配置されてよく、前記予め定められた角度関係を形成する前記遠位先端(16)での前記スプライン(14)間の角度(Θ1−Θ8)は、全て互いに実質的に等しくてもよく、または、前記予め定められた角度関係を形成する前記遠位先端(16)での前記スプライン(14)間の少なくとも1つの角度(Θ1−Θ8)は、前記遠位先端(16)での前記スプライン(14)間の他の角度(Θ1−Θ8)と異なってもよい。前記スプライン(14)は、遠位端部(67)を有し、そしてさらに、前記スプラインの前記遠位端部(67)は、前記遠位先端(16)の中に確実にかつスライドしないで配置されてよい。前記スプライン(14)は、前記縦軸(L)に沿った前記近位アンカー(18)と前記遠位先端(16)との間の線分から測定されるときに、約45°未満の角度(a)で前記遠位先端(16)に接近してよい。前記スプライン(14)は、前記遠位先端(16)と前記遠位の外側へ曲がる外向きの屈曲(80)との間に内側へ曲がる内向きの屈曲(78)を有してよい。前記遠位先端(16)は、そこへの血液の通過または進入を許容する空隙および溝のない非血栓形成性外面を有してよい。前記スプライン(14)は、前記中間部分(64)のスプライン幅と比較して、前記先端(16)の付近の前記遠位部分(66)で減少した幅を有してよい。
【0095】
心臓の心内膜表面から複数のローカル電圧を検出するシステム(10)であって、第1の細長い筒状部材(20)、およびバスケットアセンブリ(12)を備えてよく、前記第1の細長い筒状部材(20)は、ルーメン(20C)、近位端(20A)および遠位端(20B)を有し、前記バスケットアセンブリ(12)は、複数の可撓性スプライン(14)、近位アンカー(18)、および遠位先端(16)を備え、前記複数の可撓性スプライン(14)は、複数の露出した電極(186)を導くためのものであり、そして、近位部分(62)、遠位部分(66)、および前記近位部分(62)と前記遠位部分(66)との間に中間部分(64)を有し、前記近位アンカー(18)は、前記スプライン(14)の前記近位部分(62)を確実に付着するためのものであり、そして、前記第1の細長い筒状部材(20)の前記遠位端(20B)に固定され、前記遠位先端(16)は、前記スプライン(14)の前記遠位部分(66)を確実に付着するためのものであり、前記近位アンカー(18)および前記遠位先端(16)は、前記スプライン(14)が配置される縦軸(L)を定義しており、前記スプライン(14)は、前記縦軸(L)に沿った前記近位アンカー(18)と前記遠位先端(16)との間の線分から測定されるときに、約90°または約90°未満の角度(a)で前記遠位先端(16)に接近し、前記バスケットアセンブリ(12)が半径方向に圧縮されるときに実質的に円筒形状を呈し、半径方向に圧縮されないときに半径方向に拡張された非球面形状を呈するように、前記スプライン(14)は、超弾性材料から作られ、前記半径方向に拡張された非球面形状における前記スプライン(14)の各々は、前記バスケットアセンブリ(12)の前記近位アンカー(18)の付近で前記スプライン(14)の前記近位部分(62)に近位の外側曲がり(76)を含み、前記近位の外側曲がり(76)は、近位の外側へ曲がる外向きの屈曲(84)および、前記近位の外側へ曲がる外向きの屈曲(84)と前記近位アンカー(18)との間の近位の内側へ曲がる内向きの屈曲(82)を備え、前記近位の内側へ曲がる内向きの屈曲(82)の頂点(83)は、前記遠位先端(16)へ向かう方向に配置されて、前記近位の外側へ曲がる外向きの屈曲(84)よりも前記遠位先端(16)により近くに内向きに配置される。システム(10)は、第2の細長い筒状部材(46)をさらに備えてよく、前記第2の細長い筒状部材(46)は、ルーメン(48)、近位端(56)、および遠位端(54)を有しており、前記バスケットアセンブリ(12)は、前記第2の細長い筒状部材(46)の前記ルーメン(48)の中に適合するためにスライドしながら圧縮可能であり、前記バスケットアセンブリ(12)は、前記第2の細長い筒状部材(46)の前記ルーメン(48)の中で圧縮されるときに、前記実質的に円筒形状を有し、前記バスケットアセンブリ(12)は、前記第2の細長い筒状部材(46)の前記ルーメン(48)の中で圧縮されないときに、前記半径方向に拡張された非球面形状を有して、前記第2の細長い筒状部材(46)の前記遠位端(54)を過ぎて配置される。前記スプライン(14)は、前記縦軸(L)に沿った前記近位アンカー(18)と前記遠位先端(16)との間の線分から測定されるときに、約45°未満の角度(a)で前記遠位先端(16)に接近してよい。前記半径方向に拡張された非球面形状における前記スプライン(14)は、前記スプライン(14)を前記近位アンカー(18)の方へ後ろ向きに曲げるために、前記バスケットアセンブリ(12)の前記遠位先端(16)の付近で前記スプライン(14)の前記遠位部分(66)に配置される遠位の外側へ曲がる外向きの屈曲(80)を含んでよく、前記スプライン(14)は、前記遠位先端(16)と前記遠位の外側へ曲がる外向きの屈曲(80)との間に、遠位の内側へ曲がる内向きの屈曲(78)を有してよく、前記バスケットアセンブリ(12)が前記半径方向に拡張された非球面形状にあるときに、前記スプライン(14)は、前記遠位先端(16)の向こうへ延びてよく、そして、前記バスケットアセンブリ(12)が前記半径方向に拡張された非球面形状にあるときに、前記遠位の外側へ曲がる屈曲(80)の頂点(81)は、前記遠位先端(16)の向こうに配置されてよい。前記遠位先端(16)は、そこへの血液の通過または進入を許容する空隙および溝のない非血栓形成性外面を有してよい。前記スプライン(14)は、前記中間部分(64)のスプライン幅と比較して、前記先端(16)の付近の前記遠位部分(66)で減少した幅を有してよい。前記スプライン(14)の各々は、前記近位の内側へ曲がる内向きの屈曲(82)の前記頂点(83)と前記近位の外側へ曲がる外向きの屈曲(84)との間に長さを有し、そしてさらに、少なくとも1つのスプライン(14)の前記長さは、別の前記スプライン(14)の前記長さと異なってよい。あるいは、前記スプライン(14)の各々は、前記近位アンカー(18)と前記遠位先端(16)との間に実質的に等しい全長を有してよい。あるいは、前記スプライン(14)の各々は、前記近位アンカー(18)から前記遠位先端(16)まで実質的に等しい全長を有してよく、そしてさらに、前記近位の外側へ曲がる外向きの屈曲(84)から少なくとも1つの前記スプライン(14)にとっての前記遠位先端(16)までの長さは、前記スプライン(14)の別のものにとっての前記長さと異なってよい。
【0096】
心臓の心内膜表面から複数のローカル電圧を検出するシステム(10)であって、第1の細長い筒状部材(20)、およびバスケットアセンブリ(12)を備えてよく、前記第1の細長い筒状部材(20)は、ルーメン(20C)、近位端(20A)および遠位端(20B)を有し、前記バスケットアセンブリ(12)は、複数の可撓性スプライン(14)、近位アンカー(18)、および遠位先端(16)を備え、前記複数の可撓性スプライン(14)は、複数の露出した電極(186)を導くためのものであり、そして、近位部分(62)、および遠位部分(66)を有し、前記近位アンカー(18)は、前記スプライン(14)の前記近位部分(62)を確実に付着するためのものであり、そして、前記第1の細長い筒状部材(20)の前記遠位端(20B)に固定され、前記遠位先端(16)は、前記スプライン(14)の前記遠位部分(66)を確実に付着するためのものであり、前記近位アンカー(18)および前記遠位先端(16)は、前記スプライン(14)が配置される縦軸(L)を定義しており、前記スプライン(14)は、前記縦軸(L)に沿った前記近位アンカー(18)と前記遠位先端(16)との間の線分から測定されるときに、約45°未満の角度(a)で前記遠位先端(16)に接近し、前記バスケットアセンブリ(12)が半径方向に圧縮されるときに実質的に円筒形状を呈し、半径方向に圧縮されないときに半径方向に拡張された非球面形状を呈するように、前記スプライン(14)は、超弾性材料から作られ、前記半径方向に拡張された非球面形状における前記スプライン(14)は、前記スプライン(14)を前記近位アンカー(18)の方へ後ろ向きに曲げるために、前記バスケットアセンブリ(12)の前記遠位先端(16)の付近で前記スプライン(14)の前記遠位部分(66)に配置される遠位の外側へ曲がる外向きの屈曲(80)を含み、前記スプライン(14)は、前記遠位先端(16)と前記遠位の外側へ曲がる外向きの屈曲(80)との間に内側へ曲がる内向きの屈曲(78)を有し、前記バスケットアセンブリ(12)が前記半径方向に拡張された非球面形状にあるときに、前記スプライン(14)は、前記遠位先端(16)の向こうへ延び、そして、前記バスケットアセンブリ(12)が前記半径方向に拡張された非球面形状にあるときに、前記遠位の外側へ曲がる屈曲(80)の頂点(81)は、前記遠位先端(16)の向こうに配置され、前記半径方向に拡張された非球面形状における前記スプライン(14)の各々は、前記バスケットアセンブリ(12)の前記近位アンカー(18)の付近で前記スプライン(14)の前記近位部分(62)に近位の外側曲がり(76)を含み、前記近位の外側曲がり(76)は、近位の外側へ曲がる外向きの屈曲(84)および、前記近位の外側へ曲がる外向きの屈曲(84)と前記近位アンカー(18)との間の近位の内側へ曲がる内向きの屈曲(82)を備え、前記近位の内側へ曲がる内向きの屈曲(82)の頂点(83)は、前記遠位先端(16)へ向かう方向に配置されて、前記近位の外側へ曲がる外向きの屈曲(84)よりも前記遠位先端(16)により近くに内向きに配置される。システムは、第2の細長い筒状部材(46)をさらに備えてよく、前記第2の細長い筒状部材(46)は、ルーメン(48)、近位端(56)、および遠位端(54)を有しており、前記バスケットアセンブリ(12)は、前記第2の細長い筒状部材(46)の前記ルーメン(48)の中に適合するためにスライドしながら圧縮可能であり、前記バスケットアセンブリ(12)は、前記第2の細長い筒状部材(46)の前記ルーメン(48)の中で圧縮されるときに、前記実質的に円筒形状を有し、前記バスケットアセンブリ(12)は、前記第2の細長い筒状部材(46)の前記ルーメン(48)の中で圧縮されないときに、前記半径方向に拡張された非球面形状を有して、前記第2の細長い筒状部材(46)の前記遠位端(54)を過ぎて配置される。前記遠位のスプライン部分(66)は、前記遠位先端(16)の中に確実にかつスライドしないで配置されてよい。前記スプライン(14)は、遠位端部(67)を有し、そしてさらに、前記スプラインの前記遠位端部(67)は、前記遠位先端(16)の中に確実にかつスライドしないで配置されてよい。あるいは、前記スプライン(14)の各々は、前記近位アンカー(18)から前記遠位先端(16)まで実質的に等しい全長を有してよく、そしてさらに、前記近位の外側へ曲がる外向きの屈曲(84)から少なくとも1つの前記スプライン(14)にとっての前記遠位先端(16)までの長さは、前記スプライン(14)の別のものにとっての前記長さと異なってよい。
【0097】
心臓の心内膜表面から複数のローカル電圧を検出するシステム(10)であって、第1の細長い筒状部材(20)、およびバスケットアセンブリ(12)を備えてよく、前記第1の細長い筒状部材(20)は、ルーメン(20C)、近位端(20A)および遠位端(20B)を有し、前記バスケットアセンブリ(12)は、複数の可撓性スプライン(14)、近位アンカー(18)、および遠位先端(16)を備え、前記複数の可撓性スプライン(14)は、複数の露出した電極(186)を導くためのものであり、そして、近位部分(62)、および遠位部分(66)を有し、前記近位アンカー(18)は、前記スプライン(14)の前記近位部分(62)を確実に付着するためのものであり、そして、前記第1の細長い筒状部材(20)の前記遠位端(20B)に固定され、前記遠位先端(16)は、前記スプライン(14)の前記遠位部分(66)を確実に付着するためのものであり、前記近位アンカー(18)および前記遠位先端(16)は、前記スプライン(14)が配置される縦軸(L)を定義しており、前記バスケットアセンブリ(12)が半径方向に圧縮されるときに実質的に円筒形状を呈し、半径方向に圧縮されないときに半径方向に拡張された非球面形状を呈するように、前記スプライン(14)は、超弾性材料から作られ、前記半径方向に拡張された非球面形状における前記スプライン(14)の各々は、前記バスケットアセンブリ(12)の前記アンカー(18)の付近で前記スプライン(14)の前記近位部分(62)に近位の外側曲がり(76)を含み、前記近位の外側曲がり(76)は、近位の外側へ曲がる外向きの屈曲(84)および、前記近位の外側へ曲がる外向きの屈曲(84)と前記近位アンカー(18)との間の近位の内側へ曲がる内向きの屈曲(82)を備え、前記近位の内側へ曲がる内向きの屈曲(82)の頂点(83)は、前記遠位先端(16)へ向かう方向に配置されて、前記近位の外側へ曲がる外向きの屈曲(84)よりも前記遠位先端(16)により近くに内向きに配置され、そして、いくつかのスプライン(14)の前記近位の内側へ曲がる内向きの屈曲(82)は、他のスプライン(14)の前記近位の内側へ曲がる内向きの屈曲(82)と異なるジオメトリを有し、そして、個々のスプライン(14)の1つ以上の組織−接触部分は、互いに関して不等な長さであり、そして、すべてのスプライン(14)の組織に面した部分プラス近位の内側へ曲がる内向きの屈曲部分(82)の合計が実質的に同じであるように、前記スプライン(14)の前記近位の内側へ曲がる内向きの屈曲部分(82)の各々は、補償長さを所有する。システムは、第2の細長い筒状部材(46)をさらに備えてよく、前記第2の細長い筒状部材(46)は、ルーメン(48)、近位端(56)、および遠位端(54)を有しており、前記バスケットアセンブリ(12)は、前記第2の細長い筒状部材(46)の前記ルーメン(48)の中に適合するためにスライドしながら圧縮可能であり、前記バスケットアセンブリ(12)は、前記第2の細長い筒状部材(46)の前記ルーメン(48)の中で圧縮されるときに、前記実質的に円筒形状を有し、前記バスケットアセンブリ(12)は、前記第2の細長い筒状部材(46)の前記ルーメン(48)の中で圧縮されないときに、前記半径方向に拡張された非球面形状を有して、前記第2の細長い筒状部材(46)の前記遠位端(54)を過ぎて配置される。前記スプライン(14)は、遠位端部(67)を有し、そしてさらに、前記スプラインの前記遠位端部(67)は、前記遠位先端(16)の中に確実にかつスライドしないで配置されてよい。前記半径方向に拡張された非球面形状における前記スプライン(14)は、前記スプライン(14)を前記近位アンカー(18)の方へ後ろ向きに曲げるために、前記バスケットアセンブリ(12)の前記遠位先端(16)の付近で前記スプライン(14)の前記遠位部分(66)に配置される遠位の外側へ曲がる外向きの屈曲(80)を含んでよく、前記スプライン(14)は、前記遠位先端(16)と前記遠位の外側へ曲がる外向きの屈曲(80)との間に内側へ曲がる内向きの屈曲(78)を有してよく、前記バスケットアセンブリ(12)が前記半径方向に拡張された非球面形状にあるときに、前記スプライン(14)は、前記遠位先端(16)の向こうへ延びてよく、前記バスケットアセンブリ(12)が前記半径方向に拡張された非球面形状にあるときに、前記遠位の外側へ曲がる屈曲(80)の頂点(81)は、前記遠位先端(16)の向こうに配置される。
【0098】
バスケットカテーテル用のスプラインアセンブリを対象とする実施形態は、以下を含むが、これに限定されない。
【0099】
心臓の心内膜表面から複数のローカル電圧を検出するシステム(10)は、ルーメン(20C)、近位端(20A)及び遠位端(20B)を有する細長い筒状部材(20)と、近位部(62)、遠位部(66)及び前記近位部(62)と前記遠位部(66)との間にある中間部(64)を有し、かつ外面(190)、内面(192)及び2つの側面(194,196)を有する複数の可撓性のスプライン(14)と、前記スプライン(14)の前記近位部(62)を確実に付着し、かつ前記細長い筒状部材(20)の前記遠位端(20B)において前記細長い筒状部材(20)の前記ルーメン内(20C)に確実に付着されるアンカー(18)と、前記スプライン(14)の前記遠位部(66)を確実に付着する先端(16)と、第1の開口端(202)と第2の開口端(200)との間に開口ルーメン(208)を規定する対向する前記第1の開口端(202)及び前記第2の開口端(200)、内部部材面(208B)及び外部部材面(208A)を含むポリマー部材(185)であって、複数の可撓性の前記スプライン(14)の少なくとも1つは、前記ポリマー部材の前記ルーメン(208)内に少なくとも部分的に配置される、ポリマー部材(185)と、前記ポリマー部材(185)の前記外面(208A)の少なくとも一部に配置される一又はそれ以上の露出された電極(186)を有する可撓性の電極アセンブリストリップ(188)と、を備え、前記可撓性の電極アセンブリストリップ(188)は、内面(236B)及び対向する外面(236A)を有する高分子基板(236)と、前記高分子基板(236)の前記外面(236A)の少なくとも一部に亘って配置される前記一又はそれ以上の露出された電極(186)と、前記高分子基板(236)の前記内面(236B)の少なくとも一部に亘って配置される又は前記高分子基板(236)の前記外面(236A)の少なくとも一部に亘って配置され、かつ前記一又はそれ以上の露出された電極(186)と電気通信する一又はそれ以上の配線(228)と、を含み、前記可撓性の電極アセンブリストリップ(188)の1つの部位は、前記ポリマー部材(185)の前記外面(208A)から前記アンカー(18)の前の前記ポリマー部材(185)の前記内面(208B)へ向かって移行し、前記可撓性の電極アセンブリストリップ(188)の別の部位は、前記アンカー(18)の少なくとも一部を通じて、前記細長い筒状部材(20)の前記ルーメン(20C)へ延びてもよい。前記システム(10)は、前記可撓性の電極アセンブリストリップ(188)をそれぞれが含む複数のポリマー部材(185)をさらに備えてもよく、複数の可撓性の前記スプライン(14)のそれぞれは、前記複数のポリマー部材(185)の異なる1つに少なくとも部分的に配置されてもよい。前記一又はそれ以上の配線(228)は、前記高分子基板(236)の前記内面(236B)の少なくとも一部に亘って配置されてもよく、前記一又はそれ以上の配線(228)と前記一又はそれ以上の露出された電極(186)との間に電気通信を提供するバイアス(230)をさらに備えてもよい。前記一又はそれ以上の配線(228)は、前記高分子基板(236)の前記外面(236A)の少なくとも一部に亘って配置されてもよく、前記高分子基板(236)の前記外面(236A)及びポリマー被膜(238,240)が実質的にない前記一又はそれ以上の露出された電極(186)を有する前記配線(228)に亘る前記ポリマー被膜(238,240)をさらに備えてもよい。前記ポリマー部材(185)の対向する前記第1の開口端(202)は、遠位先端(16)の近傍の位置において前記複数の可撓性のスプライン(14)の少なくとも1つの遠位スプライン部分(66)に固定され、前記ポリマー部材(185)の対向する前記第2の開口端(200)は、前記アンカー(18)の近傍の位置において前記複数の可撓性のスプライン(14)の少なくとも1つの近位スプライン部分(62)に固定されてもよい。前記ポリマー部材(185)の対向する前記第1の開口端(202)は、シール(206)により前記遠位先端(16)の近傍の位置において前記遠位スプライン部分(66)に密閉固定されてもよい。前記ポリマー部材(185)の対向する前記第1の開口端(202)と前記第2の開口端(200)との間の前記ポリマー部材(185)の内側部(64)は、前記複数の可撓性のスプライン(14)の少なくとも1つの前記内側部(64)に固定されなくてもよい。前記ポリマー部材(185)の対向する前記第1の開口端(202)と前記第2の開口端(200)との間の前記ポリマー部材(185)の少なくとも1つの中間内側部は、前記複数の可撓性のスプライン(14)の少なくとも1つの前記内側部(64)の少なくとも1つの中間部に固定されてもよい。前記一又はそれ以上の露出された電極(186)は、銅、金、白金、白金黒、白金‐イリジウム、及びそれらの組み合わせを含んでもよい。前記複数の可撓性のスプライン(14)の前記外面(190)及び前記内面(192)は、実質的に平坦な面であり、前記複数の可撓性のスプライン(14)の前記2つの側面(194,196)は、凸状の曲面であってもよい。前記一又はそれ以上の露出された電極(186)は、実質的に平坦な上面を有してもよい。
【0100】
心臓の心内膜表面から複数の局所的な電圧を検出するシステム(10)は、ルーメン(20C)、近位端(20A)及び遠位端(20B)を有する細長い筒状部材(20)と、近位部(62)、遠位部(66)及び前記近位部(62)と前記遠位部(66)との間にある中間部(64)を有し、かつ外面(190)、内面(192)及び2つの側面(194,196)を有する複数の可撓性のスプライン(14)と、前記スプライン(14)の前記近位部(62)を確実に付着し、かつ前記細長い筒状部材(20)の前記遠位端(20B)において前記細長い筒状部材(20)の前記ルーメン(20C)内に確実に付着されるアンカー(18)と、前記スプライン(14)の前記遠位部(66)を確実に付着する先端(16)と、第1の開口端(202)と第2の開口端(200)との間に開口ルーメン(208)を規定する対向する前記第1の開口端(202)及び前記第2の開口端(200)、内部部材面(208B)及び外部部材面(208A)を含むポリマー部材(185)であって、複数の可撓性の前記スプライン(14)の少なくとも1つは、前記ポリマー部材(185)の前記ルーメン(208)内に少なくとも部分的に配置される、ポリマー部材(185)と、前記ポリマー部材(185)の前記外面(208A)の少なくとも一部に配置される一又はそれ以上の露出された電極(186)を有する可撓性の電極アセンブリストリップ(188)と、を備え、前記可撓性の電極アセンブリストリップ(188)は、内面(236B)及び対向する外面(236A)を有する高分子基板(236)と、前記高分子基板(236)の前記外面(236A)の少なくとも一部に亘って配置される前記一又はそれ以上の露出された電極(186)と、前記高分子基板(236)の前記内面(236B)の少なくとも一部に亘って配置される又は前記高分子基板(236)の前記外面(236A)の少なくとも一部に亘って配置され、かつ前記一又はそれ以上の露出された電極(186)と電気通信する一又はそれ以上の配線(228)と、を含み、前記ポリマー部材(185)の対向する前記第1の開口端(202)は、遠位先端(16)の近傍の位置において前記複数の可撓性のスプライン(14)の少なくとも1つの遠位スプライン部分(66)に固定され、前記ポリマー部材(185)の対向する前記第2の開口端(200)は、前記アンカー(18)の近傍の位置において前記複数の可撓性のスプラインの少なくとも1つの近位スプライン部分(62)に固定され、前記ポリマー部材(185)の対向する前記第1の開口端(202)と前記第2の開口端(200)との間の前記ポリマー部材(185)の内側部は、前記複数の可撓性のスプライン(14)の少なくとも1つの前記内側部(64)に固定されなくてもよい。前記システム(10)は、前記ポリマー部材(185)の対向する前記第1の開口端(202)と前記遠位スプライン部分(66)とを密閉係合するシール(206)をさらに備えてもよい。前記可撓性の電極アセンブリストリップ(188)の1つの部位は、前記アンカー(18)の少なくとも一部を通じて、前記細長い筒状部材(20)の前記ルーメン(20C)へ延びてもよい。前記システム(10)は、前記可撓性の電極アセンブリストリップ(188)をそれぞれが含む複数のポリマー部材(185)をさらに備え、複数の可撓性の前記スプライン(14)のそれぞれは、前記複数のポリマー部材(185)の異なる1つに少なくとも部分的に配置されてもよい。前記一又はそれ以上の配線(228)は、前記高分子基板(236)の前記内面(236B)の少なくとも一部に亘って配置され、前記一又はそれ以上の配線(228)と前記一又はそれ以上の露出された電極(186)との間に電気通信を提供するバイアス(230)をさらに備えてもよい。前記一又はそれ以上の配線(228)は、前記高分子基板(236)の前記外面(236A)の少なくとも一部に亘って配置され、前記高分子基板(236)の前記外面(236A)及びポリマー被膜(238,240)が実質的にない前記一又はそれ以上の露出された電極(186)を有する前記配線(228)に亘る前記ポリマー被膜(238,240)をさらに備えてもよい。前記一又はそれ以上の露出された電極(186)は、銅、金、白金、白金黒、白金‐イリジウム、及びそれらの組み合わせを含んでもよい。前記複数の可撓性のスプライン(14)の前記外面(190)及び前記内面(192)は、実質的に平坦な面であり、前記複数の可撓性のスプライン(14)の前記2つの側面(194,196)は、凸状の曲面であってもよい。前記一又はそれ以上の露出された電極(186)は、実質的に平坦な上面を有する。
【0101】
心臓の心内膜表面から複数の局所的な電圧を検出するシステム(10)は、ルーメン(20C)、近位端(20A)及び遠位端(20B)を有する細長い筒状部材(20)と、近位部(62)、遠位部(66)及び前記近位部(62)と前記遠位部(66)との間にある中間部(64)を有し、かつ外面(190)、内面(192)及び2つの側面(194,196)を有する複数の可撓性のスプライン(14)であって、内側及び外側スプライン面(190,192)は、互いに平行な略平坦部を有する実質的に平坦な部位を備え、さらに、前記2つの側面スプライン面(194,196)は、丸みを帯びた矩形形状を規定するように凸状に丸みを帯びている、複数の可撓性のスプライン(14)と、前記スプライン(14)の前記近位部(62)を確実に付着し、かつ前記細長い筒状部材(20)の前記遠位端(20B)において前記細長い筒状部材(20)の前記ルーメン(20C)内に確実に付着されるアンカー(18)と、前記スプライン(14)の前記遠位部(66)を確実に付着する先端(16)と、第1の開口端(202)と第2の開口端(200)との間に開口ルーメン(208)を規定する対向する前記第1の開口端(202)及び前記第2の開口端(200)をそれぞれが有する複数のポリマー部材(185)であって、前記複数のポリマー部材(185)は、外面(208A)、内面(208B)及び2つの側面を含み、前記ポリマー部材の断面プロファイルは、前記スプライン(14)の丸みを帯びた形状の断面プロファイルと適合するために楕円形であり、かつ前記スプライン(14)の丸みを帯びた形状の断面プロファイルよりもわずかに大きく、前記複数の可撓性のスプライン(14)のそれぞれは、前記複数のポリマー部材(185)の異なる1つの前記ルーメン内に少なくとも部分的に配置される、複数のポリマー部材(185)と、前記ポリマー部材(185)の前記外面(208A)の少なくとも一部に配置される一又はそれ以上の露出された電極(186)を有する可撓性の電極アセンブリストリップ(188)と、を備え、前記可撓性の電極アセンブリストリップ(188)は、内面(236B)及び対向する外面(236A)を有する高分子基板(236)と、前記高分子基板(236)の前記外面(236A)の少なくとも一部に亘って配置される前記一又はそれ以上の露出された電極(186)と、前記高分子基板(236)の前記内面(236B)の少なくとも一部に亘って配置される又は前記高分子基板(236)の前記外面(236A)の少なくとも一部に亘って配置され、かつ前記一又はそれ以上の露出された電極(186)と電気通信する一又はそれ以上の配線(228)と、を含み、前記可撓性の電極アセンブリストリップ(188)の1つの部位は、前記アンカー(18)の少なくとも一部を通じて、前記細長い筒状部材(20)の前記ルーメン(20C)へ延びてもよい。前記一又はそれ以上の配線(228)は、前記高分子基板(236)の前記内面(236B)の少なくとも一部に亘って配置され、前記一又はそれ以上の配線(228)と前記一又はそれ以上の露出された電極(186)との間に電気通信を提供するバイアス(230)をさらに備えてもよい。前記一又はそれ以上の配線(228)は、前記高分子基板(236)の前記外面(236A)の少なくとも一部に亘って配置され、前記高分子基板(236)の前記外面(236A)及びポリマー被膜(238,240)が実質的にない前記一又はそれ以上の露出された電極(186)を有する前記配線(228)に亘る前記ポリマー被膜(238,240)をさらに備えてもよい。前記ポリマー部材(185)の対向する前記第1の開口端(202)は、遠位先端(16)の近傍の位置において前記複数の可撓性のスプライン(14)の少なくとも1つの遠位スプライン部分(66)に密閉固定され、前記ポリマー部材(185)の対向する前記第2の開口端(200)は、前記アンカー(18)の近傍の位置において前記複数の可撓性のスプライン(14)の少なくとも1つの近位スプライン部分(62)に固定されてもよい。前記ポリマー部材(185)の対向する前記第1の開口端(202)と前記第2の開口端(200)との間の前記ポリマー部材(185)の内側部は、前記複数の可撓性のスプライン(14)の少なくとも1つの前記内側部(64)に固定されなくてもよい。前記ポリマー部材(185)の対向する前記第1の開口端(202)と前記第2の開口端(200)との間の前記ポリマー部材(185)の少なくとも1つの中間内側部は、前記複数の可撓性のスプライン(14)の少なくとも1つの前記内側部(64)の少なくとも1つの中間部に固定されてもよい。前記一又はそれ以上の露出された電極(186)は、銅、金、白金、白金黒、白金‐イリジウム、及びそれらの組み合わせを含んでもよい。前記一又はそれ以上の露出された電極(186)は、実質的に平坦な上面を有してもよい。
【0102】
心臓の心内膜表面から複数の局所的な電圧を検出するシステム(10)は、ルーメン(20C)、近位端(20A)及び遠位端(20B)を有する細長い筒状部材(20)と、近位部(62)、遠位部(66)及び前記近位部(62)と前記遠位部(66)との間にある中間部(64)を有し、かつ外面(190)、内面(192)及び2つの側面(194,196)を有する複数の可撓性のスプライン(14)と、前記スプライン(14)の前記近位部(62)を確実に付着させ、かつ前記細長い筒状部材(20)の前記遠位端(20B)において前記細長い筒状部材(20)の前記ルーメン(20C)内に確実に付着させるアンカー(18)と、前記スプライン(14)の前記遠位部(66)を確実に付着する先端(16)と、第1の開口端(202)と第2の開口端(200)との間に開口ルーメン(208)を規定する対向する前記第1の開口端(202)及び前記第2の開口端(200)、内面(208A)及び外面(208B)をそれぞれが含む複数のポリマー部材(185)であって、複数の可撓性の前記スプライン(14)のそれぞれは、前記複数のポリマー部材(185)の異なる1つの前記ルーメン(208)内に少なくとも部分的に配置される、複数のポリマー部材(185)と、前記ポリマー部材(185)の前記外面(208A)の少なくとも一部に配置される一又はそれ以上の露出された電極(186)を有する可撓性の電極アセンブリストリップ(188)と、を備え、前記可撓性の電極アセンブリストリップ(188)は、内面(236B)及び対向する外面(236A)を有する高分子基板(236)と、前記高分子基板(236)の前記外面(236A)の少なくとも一部に亘って配置される前記一又はそれ以上の露出された電極(186)と、前記高分子基板(236)の前記内面(236B)の少なくとも一部に亘って配置される又は前記高分子基板(236)の前記外面(236A)の少なくとも一部に亘って配置され、かつ前記一又はそれ以上の露出された電極(186)と電気通信する一又はそれ以上の配線(228)と、を含み、前記可撓性の電極アセンブリストリップ(188)は、前記高分子基板(185)の前記外面(208A)に圧縮され、前記可撓性の電極アセンブリストリップ(188)は、前記高分子基板(185)の前記外面(208A)に熱又は接着接合されてもよい。
【0103】
回路および可撓性電極アセンブリを収縮することに関する実施形態は制限されないが、以下を含む。
【0104】
身体の管腔内に挿入するための装置は、上面(236A)および反対側の下面(236B)を有する高分子基板(236)を含む露出された電極(186)を備える電極アセンブリストリップ(188)と、高分子基板(236)の上面(236A)の一部上に配置される1つ以上の電極(186)と、基板(236)を貫通する金属メッキホール(230)によって1つ以上の電極(186)と電気通信する高分子基板(236)の下面(236B)の一部上に配置される1つ以上の電極トレース(228)と、基板表面(246A)および基板壁(246C)を有する可撓性高分子基板(246)とを備えてもよく、電極アセンブリストリップ(188)は、可撓性高分子基板(246)の基板表面(246A)に圧縮的、および熱的に結合され、可撓性電極アセンブリストリップ(247)を画定し、電極アセンブリストリップ(188)は約0.0005インチから約0.008インチの厚さを有する。電極アセンブリストリップ(188)は約0.002インチから約0.004インチの厚さを有してもよい。その装置はさらに、1つ以上の電極(186)を有さない高分子基板(236)の基板表面(236A)の一部に配置される第1の高分子カバー(238)であって、前記第1の高分子カバー(238)は、1つ以上の電極(186)上に配置されるホールを有し、それにより、1つ以上の露出された電極(186)を画定する、第1の高分子カバー(238)と、1つ以上の電極トレース(228)および1つ以上の電極トレース(228)を有さない基板(236)の下面(236B)の一部に配置される第2の高分子カバー(240)と、を備えてもよい。高分子基板(236)、第1の高分子カバー(238)および第2の高分子カバー(240)は、生体適合性高分子材料を備えてもよい。可撓性高分子基板(236)は、生体適合性ポリエーテルブロックアミド材料を備えてもよい。可撓性高分子基板(236)は、ポリエステル、シリコーン、シリコーンゴム、ウレタンおよびそれらの組み合わせからなる群から選択される生体適合性ポリマーを備えてもよい。可撓性高分子基板(236)はシートであってもよい。あるいは、可撓性高分子基板(236)は開口ルーメンを有する押出管であってもよい。
【0105】
身体の管腔内に挿入するための装置は、上面(236A)および反対側の下面(236B)を有する高分子基板(236)を備える露出された電極(186)を有する電極アセンブリストリップ(188)と、高分子基板(236)の上面(236A)の一部上に配置される少なくとも2つの電極(186)と、基板(236)を貫通する金属めっきホール(230)によって少なくとも2つの電極と電気通信する高分子基板(236)の下面(236B)の一部上に配置される少なくとも2つの電極トレース(228)と、前記電極(186)の少なくとも2つを有さない高分子基板(236)の上面(236A)の一部に配置される第1の高分子カバー(238)であって、前記第1の高分子カバー(238)は前記電極(186)の少なくとも2つ上に配置されるホールを有し、それにより少なくとも2つの露出された電極(186)を画定する、第1の高分子カバー(238)と、電極トレース(228)の少なくとも2つおよび少なくとも2つの電極トレース(228)を有さない基板の下面の一部の上に配置される第2の高分子カバー(240)と、内部管面(208B)と外部管面(208A)との間に開口ルーメン(208)を画定する反対側の開口端部(200、202)を有する第1の可撓性高分子管(185)とを備えてもよく、第1の電極アセンブリストリップ(188)は第1の可撓性高分子管(185)の外面(208A)上に配置され、第2の可撓性高分子管(185)は、内部管面(208B)と外部管面(208A)との間に開口ルーメン(208)を画定する反対側の開口端(200、202)を有し、第2の可撓性高分子管(185)は、露出された電極(186)を有さない電極アセンブリストリップ(188)の一部の上に配置され、電極アセンブリストリップ(188)、第1の可撓性高分子管(185)および第2の可撓性高分子管(185)は圧縮的および熱的に互いに結合されて、可撓性電極アセンブリストリップ(247)を画定し、電極アセンブリストリップ(188)は約0.0005インチから約0.008インチの厚さを有する。高分子基板(236)、第1の高分子カバー(238)および第2の高分子カバー(240)は生体適合性高分子材料を含んでもよい。第1および第2の可撓性高分子管(185)は、ポリエーテルブロックアミド材料を含んでもよい。第1の可撓性電極アセンブリストリップ(247)は、実質的に滑らかかつ傷つかない全体の外面(246A)を有してもよい。装置はさらに、ルーメン(20C)、近位端(20A)および遠位端(20B)を有する細長い筒状部材(20)と、間に近位部(62)、遠位部(66)および中間部(64)を有する複数の可撓性スプライン(14)であって、スプライン(14)は、外面(190)、内面(192)および2つの側面(194、196)を備える、スプライン(14)と、スプラインの近位部(62)を固定して取り付けるためのアンカー(18)であって、アンカー(18)は、細長い筒状部材(20)の遠位端(20B)において細長い筒状部材(20)のルーメン(20C)内に取り付けられる、アンカー(18)と、スプライン(14)の遠位部(66)を固定して取り付けるための先端(16)とを備えてもよく、可撓性電極アセンブリストリップ(247)は複数のスプライン(14)のうちの少なくとも1つの上に配置される。装置はさらに、複数の可撓性電極アセンブリストリップ(247)を備えてもよく、前記複数のスプライン(14)の各々は、その上に配置される前記複数の可撓性電極アセンブリストリップ(247)を有する。
【0106】
身体の管腔内に挿入するための装置は、上面(236A)および反対側の下面(236B)を有する高分子基板(236)を備える露出された電極(186)を有する電極アセンブリストリップ(188)と、高分子基板(236)の上面(236A)の一部の上に配置される1つ以上の実質的に平坦な電極(186)と、基板(236)を貫通する金属めっきホール(230)によって1つ以上の電極(186)と電気通信する高分子基板(236)の下面(236B)の一部の上に配置される1つ以上の電極トレース(228)と、電極(186)の1つ以上を有さない高分子基板(236)の上面(236A)の一部に配置される第1の高分子カバー(238)とを備えてもよく、前記第1の高分子カバー(238)は、1つ以上の電極(186)上に配置されるホールを有し、それにより1つ以上の電極(186)を画定し、第2の高分子カバー(240)は、1つ以上の電極トレース(228)および1つ以上の電極トレース(228)を有さない基板(236)の下面(236B)の一部の上に配置され、可撓性高分子管(185)は、内部管面(208B)と、管壁(210)を画定する外部管面(208A)との間に開口ルーメン(208)を画定する反対側の開口端(200、202)を有し、電極アセンブリストリップ(188)は、可撓性高分子管(185)の外面(208A)に圧縮的および熱的に結合されて、可撓性電極アセンブリストリップ(247)を画定し、実質的に平坦な電極(186)の十分な部分が実質的に平坦であるまま残り、実質的に平坦な露出された電極(186)を提供し、電極アセンブリストリップ(188)は0.0005インチから約0.008インチの厚さを有する。高分子基板(236)はポリイミド材料を含んでもよい。第1の高分子カバー(238)および第2の高分子カバー(240)はポリイミド材料を含んでもよい。可撓性高分子管(185)はポリエーテルブロックアミド材料を含んでもよい。可撓性高分子管(185)は押出管であってもよい。電極アセンブリストリップ(188)は、可撓性高分子管(185)の管壁(210)内に圧縮されて、可撓性電極アセンブリストリップのための実質的に滑らかで傷つかない全体の外面を提供できる。装置はさらに、ルーメン(20C)、近位端(20A)および遠位端(20B)を有する細長い筒状部材(20)と、間に近位部(62)、遠位部(66)および中間部(64)を有する1つ以上の可撓性スプライン(14)であって、1つ以上のスプライン(14)は、外面(190)、内面(192)および2つの側面(194、196)を備える、スプラインと、1つ以上のスプライン(14)の近位端(62)を固定して取り付けるためのアンカー(18)であって、アンカー(18)は、細長い筒状部材(20)の遠位端(20B)において細長い筒状部材(20)のルーメン(20C)内に固定して取り付けられる、アンカー(18)と、1つ以上のスプライン(14)の遠位部(66)を固定して取り付けるための先端(16)とを備えてもよく、可撓性電極アセンブリ先端(247)は、1つ以上のスプライン(14)のうちの少なくとも1つの上に配置される。装置はさらに、1つ以上の可撓性電極アセンブリストリップ(247)を備えてもよく、前記1つ以上のスプライン(14)の各々は、上に配置される前記1つ以上の可撓性電極アセンブリストリップ(247)の少なくとも1つを有してもよい。
【0107】
身体の管腔内に挿入するための装置は、上面(236A)および反対側の下面(236B)を有する高分子基板(236)を備える露出された電極(186)を有する電極アセンブリストリップ(188)と、高分子基板(236)の上面(236A)の一部の上に配置される少なくとも2つの実質的に平坦な電極(186)と、基板(236)を貫通する金属めっきホール(230)によって少なくとも2つの電極(186)と電気通信する高分子基板(236)の下面(236B)の一部の上に配置される少なくとも2つの電極トレース(228)と、前記電極(186)の少なくとも2つを有さない高分子基板(236)の上面(236A)の一部に配置される第1の高分子カバー(238)であって、前記第1の高分子カバー(238)は、前記電極(186)の少なくとも2つの上に配置されるホールを有し、それによって、少なくとも2つの露出された電極(186)を定義する、第1の高分子カバー(238)と、複数の電極トレース(228)および電極トレース(228)を有さない基板(236)の下面(236B)の部分の上に配置される第2の高分子カバー(240)と、内部管面(208B)と外部管面(208A)との間に開口ルーメン(208)を画定する反対側の開口端(200、202)を有する第1の可撓性高分子管(185)であって、電極アセンブリストリップ(188)は第1の可撓性高分子管(185)の外面(208A)上に配置される、第1の可撓性高分子管(185)と、内部管面(208B)と外部管面(208A)との間に開口ルーメン(208)を画定する反対側の開口端(200、202)を有する第2の可撓性高分子管(185)であって、第2の可撓性高分子管(185)は露出された電極(186)を有さない電極アセンブリストリップ(188)の一部の上に配置され、電極アセンブリストリップ(
188)、第1の可撓性高分子管(185)および第2の可撓性高分子管(185)は、互いに圧縮的および熱的に結合して、可撓性電極アセンブリストリップ(247)を画定する、第2の可撓性高分子管(185)とを備えてもよく、少なくとも2つの実質的に平坦な電極(186)の十分な部分が実質的に平坦なまま残り、少なくとも2つの実質的に平坦な露出された電極(186)を提供し、電極アセンブリストリップ(188)は約0.0005インチから約0.008インチの厚さを有する。高分子構造(236)は高分子材料を含んでもよい。第1の高分子カバー(238)および第2の高分子カバー(240)はポリイミド材料を含んでもよい。第1および第2の可撓性高分子管(185)はポリエーテルブロックアミド材料を含んでもよい。第1の可撓性高分子管(185)は押出管であってもよい。可撓性電極アセンブリストリップ(247)は、実質的に滑らかで傷つけない全体の外面を有してもよい。装置はさらに、ルーメン(20C)、近位端(20A)および遠位端(20B)を有する細長い筒状部材(20)と、間に近位部(62)、遠位部(66)および中間部(64)を有する1つ以上の可撓性スプライン(14)であって、スプライン(14)は、外面(190)、内面(192)および2つの側面(194、196)を備える、スプライン(14)と、スプライン(14)の近位部(62)を固定して取り付けるためのアンカー(18)であって、アンカー(18)は、細長い筒状部材(20)の遠位端における細長い筒状部材(20)のルーメン(20C)内に固定して取り付けられる、アンカー(18)と、1つ以上のスプライン(14)の遠位部(66)を固定して取り付けるための先端(16)と備えてもよく、可撓性電極アセンブリストリップ(247)は1つ以上のスプライン(14)の少なくとも1つの上に配置される。
【0108】
心臓の心内膜表面から複数のローカル電圧を検知するための方法に関する実施形態は制限されないが以下を含む。
【0109】
心臓の心内膜表面から複数のローカル電圧を検知するための方法は、ルーメン(20C)、近位端(20A)および遠位端(20B)を有する第1の細長い筒状部材(20)と、複数の露出された電極(186)を誘導するための複数の可撓性スプライン(14)であって、スプライン(14)は、間に近位端(62)、遠位端(66)および中間部(64)を有し、電極(186)は実質的に平坦な電極であり、バスケットアセンブリ(12)の外側の方向に対して実質的に一定方向に配向される、スプライン(14)と、第1の細長い筒状部材(20)の遠位端(20B)に固定されるアンカー(18)と、スプライン(14)の遠位部(66)を固定して取り付けるための遠位先端(16)とを備えるバスケットアセンブリ(12)とを備え、近位アンカー(18)および遠位端(16)は、縦軸(L)を画定し、その縦軸(L)周囲にスプライン(14)が配置され、スプライン(14)は、縦軸(L)に沿って近位アンカー(18)と遠位先端(16)との間の直線部から測定して約90°または約90°未満の角度(α)で遠位先端(16)に近づき、スプライン(14)は超弾性材料を備え、半径方向に圧縮される場合、バスケットアセンブリ(12)は実質的に円筒形を示し、半径方向に圧縮されない場合、半径方向に膨張した非球形を示し、半径方向に膨張した非球形のスプライン(14)の各々は、バスケットアセンブリ(12)の近位アンカー(18)に近接した位置のスプライン(14)の近位部(62)において近位の外側曲がり(76)を含み、近位の外側曲がり(76)は、近位の外側へ曲がる屈曲(84)および前記近位の外側へ曲がる屈曲(84)と前記近位アンカー(18)との間に近位の内側へ曲がる屈曲(82)を含み、近位の内側へ曲がる屈曲(82)の頂点(83)は遠位先端(16)に対する方向に配置され、近位の外側曲がり(84)より遠位先端(16)に近い方向の内側にさらに配置される、心臓の心内膜表面から複数のローカル電圧を検知するためのシステム(10)を提供する工程と、システム(10)を心臓に送達し、それにより、バスケットアセンブリ(12)が右心房内に配置される、工程と、近位の心房を、近位のスプライン部分(62)に配置される電極(186)と接触させて、そこにおいて心内膜表面から複数のローカル電圧を検出する工程と、心房組織を、中間スプライン部および遠位スプライン部(66)に配置される電極(186)と接触させて、そこにおいて心内膜表面から複数のローカル電圧を検出する工程とを含んでもよい。バスケットアセンブリ(12)のスプライン(14)は右心房の外形と一致するようにフレキシブルであってもよい。実質的に全ての電極(186)は心房組織と接触できる。実質的に全ての電極(186)は心房組織に対して実質的に空間的に固定されたままであり得る。システム(10)により検出される心房信号の十分な部分は、システム(10)により検出される心室信号より大きな振幅を有してもよい。半径方向に拡張される非球形のスプライン(14)は、スプライン(14)を近位アンカー(18)に対して後方に曲げるためにバスケットアセンブリ(12)の遠位先端(16)に近い位置においてスプライン(14)の遠位部(66)に配置される遠位の外側へ曲がる外向きの屈曲(80)を含んでもよく、スプライン(14)は、前記遠位先端(16)と前記遠位の外側へ曲がる外向きの屈曲(80)との間に遠位の内側へ曲がる内向きの屈曲(78)を有する。バスケットアセンブリ(12)のスプライン(14)は、右心房の外形と一致するようにフレキシブルであってもよい。
【0110】
本発明の種々の実施形態は本明細書に具体的に例示され、記載されているが、本発明の修飾および変更が、本発明の精神および意図される範囲から逸脱せずに当業者によりなされてもよいことは理解されるであろう。さらに、特許請求の範囲または明細書に記載した本発明の実施形態および態様のいずれも限定されずに互いに使用されてもよい。