特許第5700377号(P5700377)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許5700377ジアルキルタルトレートジオールに基づくポリウレタンを含む化粧品組成物及びその使用
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5700377
(24)【登録日】2015年2月27日
(45)【発行日】2015年4月15日
(54)【発明の名称】ジアルキルタルトレートジオールに基づくポリウレタンを含む化粧品組成物及びその使用
(51)【国際特許分類】
   A61K 8/87 20060101AFI20150326BHJP
   A61Q 1/02 20060101ALI20150326BHJP
   A61Q 1/06 20060101ALI20150326BHJP
   A61Q 1/10 20060101ALI20150326BHJP
【FI】
   A61K8/87
   A61Q1/02
   A61Q1/06
   A61Q1/10
【請求項の数】15
【全頁数】15
(21)【出願番号】特願2011-533720(P2011-533720)
(86)(22)【出願日】2009年10月29日
(65)【公表番号】特表2012-506897(P2012-506897A)
(43)【公表日】2012年3月22日
(86)【国際出願番号】EP2009064272
(87)【国際公開番号】WO2010049480
(87)【国際公開日】20100506
【審査請求日】2012年10月9日
(31)【優先権主張番号】MI2008A001925
(32)【優先日】2008年10月31日
(33)【優先権主張国】IT
(73)【特許権者】
【識別番号】508365252
【氏名又は名称】インテルコス エッセ.ピ.ア.
【氏名又は名称原語表記】INTERCOS S.p.A.
(74)【代理人】
【識別番号】100129252
【弁理士】
【氏名又は名称】昼間 孝良
(74)【代理人】
【識別番号】100066865
【弁理士】
【氏名又は名称】小川 信一
(74)【代理人】
【識別番号】100066854
【弁理士】
【氏名又は名称】野口 賢照
(74)【代理人】
【識別番号】100117938
【弁理士】
【氏名又は名称】佐藤 謙二
(74)【代理人】
【識別番号】100138287
【弁理士】
【氏名又は名称】平井 功
(74)【代理人】
【識別番号】100155033
【弁理士】
【氏名又は名称】境澤 正夫
(74)【代理人】
【識別番号】100068685
【弁理士】
【氏名又は名称】斎下 和彦
(72)【発明者】
【氏名】モルラッキ、 シモナ
(72)【発明者】
【氏名】サランティ、アニカ
【審査官】 山本 吾一
(56)【参考文献】
【文献】 特表平03−502809(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2002/0076425(US,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2005/0238611(US,A1)
【文献】 米国特許第06177523(US,B1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61K 8/00
C08
A61Q
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
皮膜形成剤として有機溶媒混合物中におけるジアルキルタルトレートジオール(dialkyl tartrate diol)に基づく脂肪族ポリウレタンと美容的に許容し得る成分とを含む化粧品組成物であって、ジアルキルタルトレートジオールに基づく前記脂肪族ポリウレタンが、有機溶媒中において、ジアルキル基が、12〜C13の炭素原子を有する互いに異なる直鎖状アルキル基であるジアルキルタルトレートジオールを、イソホロンジイソシアネートと反応させる工程を含む方法によって得られる、化粧品組成物。
【請求項2】
ジアルキルタルトレートジオールに基づく前記脂肪族ポリウレタンが、有機溶媒中において前記ジアルキルタルトレートジオール、並びに水添ジリノレイルアルコール、ヒドロキシル官能性が2の部分脱水及び水添ヒマシ油、C36の酸から誘導されるダイマージオール(dimer diol)及びダイメレート(dimerates)からなる群から選ばれるポリオールを前記イソホロンジイソシアネートと反応させる工程を含む方法によって得られる、請求項1に記載の化粧品組成物。
【請求項3】
ジオール及びジイソシアネートからの当量比が1.5から0.5の範囲である、請求項1又は2に記載の化粧品組成物。
【請求項4】
ジオール及びジイソシアネートからの当量比が1.2から0.8の範囲である、請求項3に記載の化粧品組成物。
【請求項5】
前記有機溶媒混合物が、イソドデカンとエタノールとの、パラフィンとエタノールとの及びイソパラフィンとエタノールとの二成分混合物から成る群から選択される、請求項1に記載の化粧品組成物。
【請求項6】
前記有機溶媒混合物がイソドデカン及びエタノールのものである、請求項5に記載の化粧品組成物。
【請求項7】
前記混合物中における前記エタノールが1重量%から15重量%の量で存在する、請求項6に記載の化粧品組成物。
【請求項8】
前記混合物中における前記エタノールが10重量%の量で存在する、請求項7に記載の化粧品組成物。
【請求項9】
記ポリオールが水添ジリノレイルアルコールである、請求項に記載の化粧品組成物。
【請求項10】
記ポリオールが、ヒドロキシル官能性が2の水添ヒマシ油である、請求項に記載の化粧品組成物。
【請求項11】
ジアルキルタルトレートジオールに基づく前記脂肪族ポリウレタンが25重量%から55重量%の量で存在する、請求項1又は2に記載の化粧品組成物。
【請求項12】
ジアルキルタルトレートジオールに基づく前記脂肪族ポリウレタンが35重量%から45重量%の量で存在する、請求項11に記載の化粧品組成物。
【請求項13】
前記有機溶媒がイソドデカンである、請求項1又は2に記載の化粧品組成物。
【請求項14】
顔の皮膚、眼及び唇のための化粧品製品における、請求項1から13のいずれか一項に記載の化粧品組成物の使用。
【請求項15】
前記化粧品製品が、アイシャドー、眼のためのマスカラ、顔のためのファンデーション及び顔料パウダー、並びに口紅から成る群から選択される、請求項14に記載の使用。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ジアルキルタルトレートジオールに基づくポリウレタンを含む組成物と化粧品製品におけるその使用とに関する。
【0002】
一層詳しくは、本発明は、皮膜形成剤として、有機溶媒混合物中におけるジアルキルタルトレートジオールに基づく脂肪族ポリウレタンを含む化粧品組成物と、顔の皮膚、眼及び唇のための化粧品製品におけるその使用とに関する。
【背景技術】
【0003】
有機溶媒を有する溶液中における皮膜形成性を有する様々なポリマーの使用は、化粧品の分野において公知である。これらのポリマーの典型的な例は、なかんずく、ポリアクリレート、特に、シリコーンポリアクリレート、ポリエステル、ポリビニルピロリドン、ポリイソプレン及びポリウレタン、特に、シリコーンポリウレタンである。
【0004】
実際、化粧品製剤、例えば、液体口紅、アイシャドー及びマスカラにおけるポリ(ジメチルシロキサン)ジオール(ポリジメチコノール)の塩基を有する皮膜形成性を有する脂肪族及び/又は脂環式ポリウレタンの使用は公知である(US2005/0238611)。
【0005】
しかし、これらのポリジメチコノール系ポリウレタンから得られる化粧品製品は、多くの欠点を有する。
【0006】
実際、皮膜形成剤としてポリジメチコノール系ポリウレタンを用いるこれらの化粧品製剤は、不透明な外観を有し、即ち、それらの化粧品製剤は、顔の皮膚及び唇のための化粧品製品に必要とされる輝きの特徴を有さず、粘着性であり、従って顔の皮膚、眼及び唇において快適でなく、ポリジメチコノール自体を製造するための高コストを有する。
【0007】
また、化粧品製剤におけるイソドデカン中におけるポリアクリレート、シリコーンポリアクリレート、ポリエステル及びポリイソプレン等の皮膜形成性を有するポリマーの使用も公知である。上記のファミリーに属する市販の製品の中で、Phoenix Chemical,Inc.からのGIOVAREZ(登録商標)BTB−50(即ち、イソドデカン中における50%ベヘニルメタクリレート/tert−ブチルメタクリレートコポリマー溶液)及びShin Etsu Chemical Corporation LtdからのKP550(即ち、イソドデカン中における40%アクリレート/変成シリコーンコポリマー溶液)が挙げられる。しかし、これらの製品は、高い製造コストの他に、悪臭のある刺激性の残存モノマーを有する。
【0008】
また、芳香族グリコール及び芳香族イソシアネートと組み合わせてジアルキルタルトレートジオールを用いることによって得られたポリウレタンポリマーも公知である(日本国特許第1970519号)。これらの製品は、優れた化学的−物理的性質を有し、生体適合性であり、医療分野において使用される。しかし、化粧品の適用のための上述したファミリーに属する製品は公知ではない。
【0009】
従って、本発明の基礎をなす技術的課題は、化粧品製品の必要な特徴、例えば、輝き、手による塗布の容易さ、良好な皮膜形成性、持続性であること、良好な官能特性を与えること、伝達抵抗性であること及び速乾性を有すると共に上述した欠点を有さない、繊細で敏感な顔の皮膚、眼及び唇上において使用されるように適合させた化粧品組成物を提供することである。
【0010】
本出願人は、特定のポリウレタン溶液を含有する化粧品組成物に全ての上述した特徴を与えることができるその特定のポリウレタン溶液を選択する前に多くの実験的試験を行った。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0011】
【特許文献1】米国特許出願公開第2005/0238611号明細書
【特許文献2】特公平6−99534号公報(特許第1970519号)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0012】
従って、本発明の第1の目的は、皮膜形成剤として有機溶媒混合物中におけるジアルキルタルトレートジオールに基づく脂肪族ポリウレタンと美容のために許容し得る成分とを含む化粧品組成物である。
【課題を解決するための手段】
【0013】
本発明の第一の実施形態において、ジアルキルタルトレートジオール(dialkyltartrate diol)に基づく前記脂肪族ポリウレタンは、有機溶媒中において、ジアルキル基が、C12〜C13の炭素原子を有する互いに異なる直鎖状アルキル基であるジアルキルタルトレートジオールを、イソホロンジイソシアネートと反応させる工程を含む方法によって得られる。
【0014】
本発明の第二の実施形態において、ジアルキルタルトレートジオールに基づく前記脂肪族ポリウレタンは、有機溶媒中において、前記ジアルキルタルトレートジオール、並びに水添ジリノレイルアルコール、ヒドロキシル官能性が2の部分脱水及び水添ヒマシ油、C36の酸から誘導されるダイマージオール(dimer diol)及びダイメレート(dimerates)からなる群から選ばれるポリオールを前記イソホロンジイソシアネートと反応させる工程を含む方法によって得られる。
【0015】
好ましくは、本発明の第一又は第二の実施形態において、ジオール及びジイソシアネートからの当量比は1.5から0.5の範囲であり、更により好ましくは1.2から0.8の範囲である。
【0016】
化粧品組成物の有機溶媒混合物は、好ましくは、イソドデカンとエタノールとの、パラフィンとエタノールとの及びイソパラフィンとエタノールとの二成分混合物から成る群から選択される。更により好ましくは、前記有機溶媒混合物は、イソドデカン及びエタノールから成る。
【0017】
前記有機溶媒混合物中におけるエタノールは、有利には1重量%から15重量%の量で存在し、更により有利には、エタノールは10重量%の量で存在する。
【0020】
本発明の第二の実施形態において存在する前記ポリオールの好ましい例は、水添ジリノレイルアルコール又はヒドロキシル官能性が2の部分脱水及び水添ヒマシ油である。
【0021】
本発明の第一又は第二の実施形態のジアルキルタルトレートジオールに基づく前記脂肪族ポリウレタンは、有利には、有機溶媒中において25重量%から55重量%の量で存在する。更により有利には、前記脂肪族ポリウレタンは、有機溶媒中において35から45%の濃度で存在する。
【0022】
本発明の第一又は第二の実施形態において存在する前記有機溶媒は、好ましくはイソドデカンである。
【発明の効果】
【0023】
本出願人は、驚くべきことに、上記の通りの本発明の化粧品組成物が、優れた皮膜形成性を有し、塗布が容易であり、その化粧品組成物が塗布された領域に輝きを与え、及び伝達抵抗性であることを見出した。
【0024】
故に、顔の皮膚、眼及び唇のための化粧品製品における上記記載の通りの化粧品組成物の使用が、本発明の第2の目的である。
【0025】
前記化粧品製品は、好ましくは、アイシャドー、アイライナー、アイマスカラ、ファンデーション及び顔料フェイスパウダー、並びに口紅から成る群から選択される。
【発明を実施するための形態】
【0026】
以下の例は、いかなる方法においても本発明を限定することなく本発明を示すために提供される。
【0027】
実施例1
本発明のジアルキルタルトレートジオールに基づく脂肪族ポリウレタンの調製
【0028】
【表1】
【0029】
コンデンサとドロッパー漏斗と温度計と窒素導入口と撹拌系とを備えた5つ口反応器内に、540.00重量部のイソドデカンとSOSOL Italia S.p.A.によりCOSMACOL ETI Low Odourの商品名の下で販売されている218.65重量部(当量=250.00g/equiv.、0.87460当量)のジC12〜C13アルキルタルトレート(IUPAC:ブタン二酸、2,3−ジヒドロキシ−[R−(R,R)]−、直鎖状及び分枝状C12〜14−アルキルエステル)と1.10重量部のステアリン酸亜鉛とから成る相Aを装填した。
【0030】
撹拌下で、系温度を95℃に上昇させ、窒素流下で、上述した相Aに、95.25重量部(当量=111.15g/equiv.、0.85695当量)のイソホロンジイソシアネートと45.00重量部のイソドデカンとから成る相Bを加えた。
【0031】
このようにして得られた反応混合物を95℃で15時間加熱し、イソシアネート基が完全に消失するまで継続した。遊離NCO基の非存在をFTIRによって検出した。
【0032】
次いで、得られた溶液を70℃に冷却し、100.00重量部の純粋エチルアルコールBG96から成る相Cで希釈し、全体を80℃で更に2時間加熱した。
【0033】
次いで溶液を40℃に冷却し、スチールフィルタによって濾過した。
【0034】
このようにしてジ−C12〜13アルキルタルトレートを含有する透明ポリウレタン溶液を得た。かかるポリウレタンは、30,000ダルトンの分子量、2000mPa・sの粘度(25℃で)及び31.50重量%の濃度を有した。
【0035】
実施例2
本発明のジアルキルタルトレートジオールに基づく脂肪族ポリウレタンの調製
【0036】
【表2】
【0037】
コンデンサとドロッパー漏斗と温度計と窒素導入口と撹拌系とを有する5つ口反応器内に、391.50重量部のイソドデカンとSOSOL Italia S.p.A.によりCOSMACOL ETI Low Odourの商品名の下で販売されている273.02重量部(当量=250.00g/equiv.、1.09420当量)のジC12〜C13アルキルタルトレート(IUPAC:ブタン二酸、2,3−ジヒドロキシ−[R−(R,R)]−、直鎖状及び分枝状C12〜14−アルキルエステル)と1.53重量部のステアリン酸亜鉛とUniquema InternationalによりPRIPOL2030の商品名の下で販売されている29.60重量部(当量=267.20g/equiv.、0.11078当量)の水添ジリノレイルアルコールとから成る相Aを装填した。
【0038】
撹拌下で、系温度を95℃に上昇させ、窒素流下で、上述した相Aに、130.85重量部(当量=111.15g/equiv.、1.17724当量)のイソホロンジイソシアネートと43.50重量部のイソドデカンとから成る相Bを加えた。
【0039】
このようにして得られた反応混合物を95℃で15時間加熱し、イソシアネート基が完全に消失するまで継続した。遊離NCO基の非存在をFTIRによって検出した。
【0040】
次いで、得られた溶液を70℃に冷却し、130.00重量部の純粋エチルアルコールBG96から成る相Cで希釈し、全体を80℃で更に2時間加熱した。
【0041】
次いで溶液を40℃に冷却し、スチールフィルタによって濾過した。
【0042】
このようにしてイソドデカン中にジ−C12〜13アルキルタルトレートを含有する透明ポリウレタン溶液を得た。かかるポリウレタンは、45,000ダルトンの分子量、1250mPa・sの粘度(25℃で)及び43.50重量%の濃度を有した。
【0043】
実施例3
本発明のジアルキルタルトレートジオールに基づく脂肪族ポリウレタンの調製
【0044】
【表3】
【0045】
コンデンサとドロッパー漏斗と温度計と窒素導入口と撹拌系とを有する5つ口反応器内に、405.00重量部のイソドデカンとSOSOL Italia S.p.A.によりCOSMACOL ETI Low Odourの商品名の下で販売されている273.55重量部(当量=250.00g/equiv.、1.09420当量)のジC12〜C13アルキルタルトレート(IUPAC:ブタン二酸、2,3−ジヒドロキシ−[R−(R,R)]−、直鎖状及び分枝状C12〜14−アルキルエステル)と1.57重量部のステアリン酸亜鉛とVertellus Performances Materials IncによりPOLYCIN D−140の商品名の下で販売されている43.77重量部(当量=400.00g/equiv.、0.10942当量)のfOH=2の水添ヒマシ油とから成る相Aを装填した。
【0046】
撹拌下で、系温度を95℃に上昇させ、窒素流下で、上述した相Aに、131.11重量部(当量=111.15g/equiv.、1.17958当量)のイソホロンジイソシアネートと45.00重量部のイソドデカンとから成る相Bを加えた。
【0047】
このようにして得られた反応混合物を95℃で15時間加熱し、イソシアネート基が完全に消失するまで継続した。遊離NCO基の非存在をFTIRによって検出した。
【0048】
次いで、得られた溶液を70℃に冷却し、100.00重量部の純粋エチルアルコールBG96から成る相Cで希釈し、全体を80℃で更に2時間加熱した。
【0049】
次いで溶液を40℃に冷却し、スチールフィルタによって濾過した。
【0050】
このようにしてイソドデカン中にジ−C12〜13アルキルタルトレートを含有する透明ポリウレタン溶液を得た。かかるポリウレタンは、31,500ダルトンの分子量、800mPa・sの粘度(25℃で)及び45.00重量%の濃度を有した。
【0051】
実施例4
輝きのある液体口紅の調製
【0052】
【表4】
【0053】
約15分間撹拌下で60℃で相Aの成分を溶解することによって、上述した組成物を有する液状口紅を調製した。相Bを室温で約15分間積層し、次いで、更に15分間完全分散まで撹拌下で相Aに加えた。
【0054】
実施例5
鮮やかなリップペンシルの調製
【0055】
【表5】
【0056】
約15分間撹拌下で120℃で相Aの成分を溶解することによって、上述した組成物を有する鮮やかなリップペンシルを調製した。前記成分を60℃で約15分間溶解することによって相Bを調製した。相Cの成分を積層し、次いで、事前に相Bに加えた相Aを加えた。完全分散及び均質化までUltra−Turrax処理を更に15分間行った。
【0057】
実施例6
輝きのある液体アイシャドーの調製
【0058】
【表6】
【0059】
約15分間撹拌下で60℃で相Aの成分を溶解することによって、上述した組成物を有する輝きのある液体アイシャドーを調製した。相Bを室温で約15分間積層し、更に15分間、完全分散及び均質化まで撹拌下で相Aに加えた。
【0060】
実施例7
輝きのある液体アイライナーの調製
【0061】
【表7】
【0062】
完全に透明になるまで80℃で撹拌下で相Aを加熱するにことよって、上述した組成物を有する輝きのある液体アイライナーを調製した。最初に相Bを、次いで相Cを、同じ温度で相Aに加えた。全体を約15分間撹拌した。相Dを積層し、上記の得られた混合物に積層体を加えた。全体をUltra−Turraxによって約15分間チューブ内で分散させ、次いで相Eを加え、このようにして得られた調製物を撹拌下で約40℃に冷却した。
【0063】
相Fを撹拌下で加え、全体を均質化させ、室温に冷却した。
【0064】
実施例8
防水アイマスカラの調製
【0065】
【表8】
【0066】
相Aの成分を約5分間撹拌下で室温で溶解することによって、上述した組成物を有する防水アイマスカラを調製した。相Bを約15分間室温で積層し、次いで積層体を相Aに加え、そして、Ultra−Turraxによって約5分間振盪し、完全分散及び均質化まで撹拌した。
【0067】
実施例9
顔料被膜の調製
【0068】
【表9】
【0069】
強乱流下で相Bを相Aに噴霧し、80℃で12〜24時間のオーブン乾燥により溶媒を乾燥させ、回収することによって、上述した組成物を有する被膜を調製した。
【0070】
実施例10
ファンデーションの調製
【0071】
【表10】
【0072】
適切な粉砕機内で相Aを10分間粉砕することによって、上述した組成物を有するファンデーションを調製した。相Aと共に相Bを更に5分間細分化及び粉砕した。相Bと共に相Aを粉砕することによって得られた生成物と共に相Cを細分化及び粉砕した。得られた化合物を篩にかけ、圧密化した。
【0073】
実施例11
フェイスパウダーの調製
【0074】
【表11】
【0075】
適切な粉砕機内で相Aを10分間粉砕することによって、上述した組成物を有するフェイスパウダーを調製した。相Aと共に相Bを更に5分間細分化及び粉砕した。相Bと共に相Aを粉砕することによって得られた生成物と共に相Cを細分化及び粉砕した。得られた化合物を篩にかけ、圧密化した。