(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】5700489
(24)【登録日】2015年2月27日
(45)【発行日】2015年4月15日
(54)【発明の名称】オーダーメイドウィッグの製造方法
(51)【国際特許分類】
A41G 3/00 20060101AFI20150326BHJP
【FI】
A41G3/00 N
【請求項の数】2
【全頁数】7
(21)【出願番号】特願2014-192812(P2014-192812)
(22)【出願日】2014年9月22日
【審査請求日】2014年10月1日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】514239752
【氏名又は名称】マスターズプランナー株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100126402
【弁理士】
【氏名又は名称】内島 裕
(72)【発明者】
【氏名】池田 裕
【審査官】
平田 慎二
(56)【参考文献】
【文献】
特開2008−210208(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A41G 3/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
頭の位置、毛髪の位置、毛髪の量、毛髪の艶、毛髪のスタイルおよび毛髪の状態のうち少なくとも一つを採寸、測定または観察して採寸データを取得する工程と、
サンプルのウィッグを装着する前の状態および装着した試着状態を撮影して画像データを取得する工程と、
前記採寸データ及び前記画像データを製造会社側の端末で受信する工程と、
オーダーメイドウィッグ製造の経験やノウハウを用いた専門技術的観点から所定の表示体に表示された前記受信した採寸データ及び画像データに基づいて、ウィッグベースに結着される人毛や人工毛の種類、植え方、毛流、毛量およびカールのうち少なくとも一つを指示する工程と、
前記指示に基づいて前記ウィッグベースに前記人毛や前記人工毛を結着する工程と、
前記専門技術的観点から所定の端末に表示された前記前記受信した採寸データ及び画像データに基づいて、前記ウィッグベースに前記人毛や前記人工毛が結着されたオーダーメイドウィッグに微調整を実施してウィッグ購入者に引き渡し可能な完成状態とする工程と
を有するオーダーメイドウィッグの製造方法。
【請求項2】
販売会社側で、頭の位置、毛髪の位置、毛髪の量、毛髪の艶、毛髪のスタイルおよび毛髪の状態のうち少なくとも一つを採寸、測定または観察して採寸データを取得する工程と、
販売会社側で、サンプルのウィッグを装着する前の状態および装着した試着状態を撮影して画像データを取得する工程と、
販売会社側の端末から前記採寸データ及び前記画像データを製造会社側の端末に送信する工程と、
製造会社側で、オーダーメイドウィッグ製造の経験やノウハウを用いた専門技術的観点から所定の表示体に表示された前記受信した採寸データ及び画像データに基づいて、ウィッグベースに結着される人毛や人工毛の種類、植え方、毛流、毛量およびカールのうち少なくとも一つを指示する工程と、
製造会社側で、前記指示に基づいて前記ウィッグベースに前記人毛や前記人工毛を結着する工程と、
製造会社側で、前記専門技術的観点から所定の端末に表示された前記前記受信した採寸データ及び画像データに基づいて、前記ウィッグベースに前記人毛や前記人工毛が結着されたオーダーメイドウィッグに微調整を実施して完成状態とする工程と、
販売会社側で、対面または郵送などにより完成した前記オーダーメイドウィッグをウィッグ購入者に引き渡す工程と
を有するオーダーメイドウィッグの販売方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、理・美容師を必要としないオーダーメイドウィッグの製造方法およびオーダーメイドウィッグの販売方法に関する。
【背景技術】
【0002】
ウィッグ(かつら)には、既製品とオーダーメイドがある。オーダーメイドは各人の髪の状態などにフィットさせることができるので、既製品よりも違和感がなく装着感が向上するというメリットがある。
【0003】
従来のオーダーメイドウィッグの製造方法には、一般に、採寸・製造指示、製造、仕上げ、納品の各工程が存在する。そして、採寸・製造指示の工程では、ウィッグ購入者はサロン、理・美容室等に出向き、専門技術を有する理・美容師により頭の各箇所のサイズ等が測定され、ウィッグの製造に必要な製造指示書が作成される。そして、工場等で製造指示に従ってウィッグが例えば8割仕上げの状態まで製造される。最後に、ウィッグ購入者はサロン、理・美容室等に出向き、8割仕上げの状態のウィッグを実際に装着しながら、専門技術を有する理・美容師により、ウィッグの一部分をカット・カールして整えて10割まで仕上げられ、完成後に納品となる。そのため、特に、採寸・製造指示、仕上げの各段階で国家資格を有する理・美容師が必要であった。
【0004】
また、郵送等でウィッグを受け取り、販売店に出向く必要をなくした、インターネットを介してウィッグを販売する手法がある。この手法によれば、美容師も不要となる。ところが、ウィッグ購入者は、希望する条件に合ったウィッグがどのようなものか実際に確かめる(試着・色合わせ)ことなく購入することになるため、意図していたウィッグと相違する場合がある。
【0005】
そこで、かつら(ウィッグ)購入者が極力人に接することなく、満足するかつらを購入可能とするために、コンピュータネットワークシステムを介してかつらを販売するかつら販売システムにおいて、ユーザ端末に毛色の例として、毛色の画像を複数パターン表示させ、その中から選択させるなどして、ユーザ端末が入力するユーザ情報(ユーザの頭頂部から前後左右の生え際までの長さ、頭部の周囲の長さ、毛量、毛色、毛の長さおよびヘアスタイルなど)を取得するユーザ情報取得部と、ユーザ情報に基づいて、かつらのシミュレーション画像を作成するシミュレーション画像作成部と、作成したシミュレーション画像をユーザ端末に送信するシミュレーション画像送信部とを備える技術が提案されている(特許文献1参照)。
また、この特許文献1に開示されている技術では、かつら購入者が自毛を郵送してきた場合には、その自毛の毛色、太さ、カール性、及び、硬さの少なくとも1つの人毛情報をかつら販売者が人毛情報記憶部に入力し、かつらベースへの人工毛の植毛を施すに際しては、人毛情報記憶部に記憶されている人毛情報を参照することにより、人が複数種の人工毛又は人毛から適切な人工毛又は人毛を選択する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2008−210208号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上記の特許文献1に開示されている技術は、市販の画像作成ソフト等を用いることにより、予めユーザ情報の種類に応じて自動的にシミュレーション画像を作成できるようにしておくものである。この画像作成は、ユーザ情報ごとに複数の雛形画像を記記憶部等に記憶させておき、ユーザ情報取得部が取得したユーザ情報の値等に応じてユーザ情報毎の画像を記憶部から抽出して組み合わせるようにし、正面図、平面図、左右の側面図、背面図、底面図、斜視図等を2D又は3Dで表示可能とする。そして、ユーザ情報からウィッグを製造し、郵送により、ウィッグ購入者にウィッグを届ける。そのため、オーダーメイドウィッグの製造方法における、製造指示の工程における指示内容は、ウィッグ購入者の情報に基づく、予め設定された雛形画像の組み合わせに応じたものに限定され、専門的知識を有する者の指示のない、いわばセルフセミオーダーメイドに過ぎないものとなっている。すなわち、装着感や見た目が良くて完成度の高いオーダーメイドウィッグの製造には必須である、ウィッグ製造の専門的知識を有する者の経験に基づく巧みの技のような観点からの調整が反映された製造指示が欠けているという問題点があった。
本発明は、メーカーならではの高い技術力に基づき、試行錯誤により到達できた高い水準にあり、個人のアイデアレベルでは実現できない、システム・製品としての現実性・完成度を誇るものである。
【0008】
本発明の目的は、理・美容師などを不要としたうえで、ウィッグ製造の専門的知識を有する者の製造指示に基づくオーダーメイドウィッグの製造方法などを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明のオーダーメイドウィッグの製造方法は、頭の位置、毛髪の位置、毛髪の量、毛髪の艶、毛髪のスタイルおよび毛髪の状態のうち少なくとも一つを採寸、測定または観察して採寸データを取得する工程と、
サンプルのウィッグを装着する前の状態および装着した試着状態を撮影して画像データを取得する工程と、
前記採寸データ及び前記画像データを製造会社側の端末で受信する工程と、
オーダーメイドウィッグ製造の経験やノウハウを用いた専門技術的観点から所定の表示体に表示された前記受信した採寸データ及び画像データに基づいて、ウィッグベースに結着される人毛や人工毛の種類、植え方、毛流、毛量およびカールのうち少なくとも一つを指示する工程と、
前記指示に基づいて前記ウィッグベースに前記人毛や前記人工毛を結着する工程と、
前記専門技術的観点から所定の端末に表示された前記前記受信した採寸データ及び画像データに基づいて、前記ウィッグベースに前記人毛や前記人工毛が結着され
たオーダーメイドウィッグに微調整を実施してウィッグ購入者に引き渡し可能な完成状態とする工程と
を有する。
【0010】
本発明のオーダーメイドウィッグの販売方法は、販売会社側で、頭の位置、毛髪の位置、毛髪の量、毛髪の艶、毛髪のスタイルおよび毛髪の状態のうち少なくとも一つを採寸、測定または観察して採寸データを取得する工程と、
販売会社側で、サンプルのウィッグを装着する前の状態および装着した試着状態を撮影して画像データを取得する工程と、
販売会社側の端末から前記採寸データ及び前記画像データを製造会社側の端末に送信する工程と、
製造会社側で、オーダーメイドウィッグ製造の経験やノウハウを用いた専門技術的観点から所定の表示体に表示された前記受信した採寸データ及び画像データに基づいて、ウィッグベースに結着される人毛や人工毛の種類、植え方、毛流、毛量およびカールのうち少なくとも一つを指示する工程と、
製造会社側で、前記指示に基づいて前記ウィッグベースに前記人毛や前記人工毛を結着する工程と、
製造会社側で、前記専門技術的観点から所定の端末に表示された前記前記受信した採寸データ及び画像データに基づいて、前記ウィッグベースに前記人毛や前記人工毛が結着され
たオーダーメイドウィッグに微調整を実施して完成状態とする工程と、
販売会社側で、対面または郵送などにより完成した前記オーダーメイドウィッグをウィッグ購入者に引き渡す工程と
を有する。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、理・美容師などを不要としたうえで、ウィッグ製造の専門的知識を有する者の製造指示に基づくオーダーメイドウィッグの製造方法などを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【
図1】本発明の実施の形態におけるオーダーメイドウィッグの製造・販売方法の流れを示すフローチャートである。
【
図2】本発明の実施の形態における採寸ゲージの一例を示す図である。
【
図3】本発明の実施の形態における製造指示書の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
【0014】
図1のフローチャートを参照して、本実施形態におけるオーダーメイドウィッグの製造方法およびオーダーメイドウィッグの販売方法の流れを説明する。
本実施形態におけるオーダーメイドウィッグは、部分用(又は全頭用)であってよく、ウィッグの使用者であるウィッグ購入者の頭部に装着されるウィッグベースと、当該ウィッグベースに結着(毛植え)される人毛や人工毛の毛髪群とを備えている。
【0015】
まず、販売店で、サンプルである試着用のウィッグのうちからウィッグ購入者の希望に合った適切なものを、ウィッグ購入希望者の頭部に装着して試着する(ステップS1)。なお、本工程は省略されてもよい。試着のみであるので理・美容師などの国家資格は不要であり、訓練された試着トレーナー等であれば誰でも担当することができる。したがって、従来の理・美容室のみでなく、化粧品や服飾の販売店などの異業種の店舗等も販売店として機能することが可能となる。
【0016】
次に、販売店で、頭・毛髪の状態などを採寸、測定または観察する(ステップS2)。例えば、前頭部、頭頂部、左右側頭部および後頭部の頭髪の長さ、頭髪の毛量、毛色、毛艶、太さ、カール性およびヘアスタイル等である。例えば前頭部、頭頂部、左右側頭部および後頭部の頭髪の長さや毛量の測定方法をタブレット端末の表示画面に表示させることであってもよい。毛色の例として、毛色の画像を複数パターン表示させてその中から選択させる等である。このように採寸、測定または観察して取得した各種のデータを総称して「採寸データ」という。
従来は専門技術者でないと採寸等を実施できなかったが、独自に開発された採寸等の項目を用いることで訓練された試着トレーナー等であれば誰でも採寸等も担当することができる。
また、採寸等に際して、採寸ゲージを使用してもよい。例えば、
図2に示すような採寸ゲージ(縦横の全幅寸法は約150mm、帯状の幅寸法は約40mm、)を用い、その採寸ゲージを被測定者の頭に載せたうえで、櫛歯状の毛髪係止部材により固定し、採寸ゲージに設けられた8個の穴部(内径は約10mm)から毛髪を引っ張り出して、ウィッグのタイプ別に何番を測るべきか設定された番号の位置で測定を行う。採寸ゲージとしては、樹脂製、紙製(安価であり、使い捨てができる)などの他、金属製、木製などであってもよい。従来は専門技術者でないと測れなかったが、独自に開発された採寸ゲージ等を用いることでより一層誰でも採寸を担当することができることが容易となる。
【0017】
次に、販売店で、サンプルのウィッグを装着する前の状態と、サンプルのウィッグを装着した試着状態の写真を、取扱いが容易で視認性の高いタブレット端末などを使用して撮影する(ステップS3)。例えば、サンプルのウィッグの装着前の正面・背面・両側面の4方向と、サンプルのウィッグ装着後の正面1方向から撮影する。なお、タブレット端末などに所定のソフトウェア(アプリ)をダウンロードして、例えばこの領域に顔を入れて撮影するなどのガイドが表示されることであってもよい。斜視図等を含む複数の画像とすることができ、好みの角度から表示させるようにすべく、3D表示可能な画像や動画であってもよい。
タブレット端末の構成としては周知のごく標準的な構成を有するコンピュータ、すなわち、制御プログラムを実行することでシステム構成部分を制御する中央処理装置CPU(Central Processing Unit)と、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及び磁気記憶装置などから構成され、CPUにシステム構成部分を制御させる制御プログラムの記憶、CPUが制御プログラムを実行する際のワークエリア及び所定の各種データの記憶領域となる記憶部と、ユーザによる操作に対応して各種データが得られる入力部と、液晶ディスプレイなどの表示画面等に各種データを表示してユーザに報知する出力部と、他装置とのデータ送受信のためのインタフェース機能を提供するI/F部とを備えているコンピュータを用いることができる。
なお、撮影処理を当該コンピュータに行わせるには、例えば、
図1に示した手順の処理の少なくとも一部をコンピュータに行わせる制御プログラムを作成してコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録させておき、その制御プログラムを記録媒体からコンピュータに読み出させて実行させればよく、この結果、コンピュータは撮影装置として機能する。
なお、記録させた制御プログラムをコンピュータで読み取ることの可能な記録媒体は、例えば、コンピュータに内蔵又は外付けの付属装置として設けられるRAM、ROM、ハードディスク装置などのメモリ、MO(光磁気ディスク)、CD−ROM、DVD−ROMなどの可搬型記録媒体等であっても、所定の回線を介してコンピュータと接続されるプログラムサーバとして機能する記憶装置であってもよい。
タブレット端末のみでなく、携帯電話機、ノート型PC、デジタルカメラ等の撮像機能を有するコンピュータが広く用いられてよい。
【0018】
次に、販売店で、ウィッグ購入者は、所定の申込み用紙に記入するなどして、ウィッグの購入を申し込む(ステップS4)。そして、販売店側のタブレット端末などに所定の操作に応じて入力された採寸データ及びデジタルの写真データは、電子メール等により販売店側のタブレット端末などから製造会社側のタブレット端末などに対して送信される。なお、製造会社側においても、取扱いが容易で視認性の高いタブレット端末のみでなく、携帯電話機、ノート型PC、デジタルカメラ等の撮像機能を有するコンピュータが広く用いられてよい。
【0019】
次に、製造会社で、オーダーメイドウィッグ製造の経験値が高くノウハウを有している専門技術能力の高い者が、タブレット端末などに表示された受信した写真データおよび採寸データなどに依る、自毛の毛流、毛量、毛艶、カール性、スタイルなどの情報に基づいて、複数種の人工毛又は人毛から、最適なものを選択し、ウィッグベースに結着される人毛や人工毛の種類、植え方、毛流、毛量およびカールなどを指示する(ステップS5)。すなわち、装着感や見た目が良くて完成度の高いオーダーメイドウィッグの製造には必須である、ウィッグ製造の専門的知識を有する者の経験に基づく巧みの技のような観点からの調整が反映された製造指示がなされる。
例えば、
図3に示すような製造指示書が作成されることであってよい。従来、理・美容師などに頼っていた専門技術である製造指示を製造会社側で代理することとなる。
【0020】
次に、製造会社で、指示書等に従って、公知の種々のウィッグ製造技術を用いてウィッグを製造する(ステップS6)。例えば、ネットや人工皮膚等からなるウィッグベースに人毛や人工毛を結着や接着などしてウィッグを製造する。なお、製造専門の工場へ発注することであってもよい。
【0021】
次に、製造会社で、8割程度の仕上げ(工場出荷)状態であるウィッグについて、上記の製造会社側のタブレット端末などやそこからデータ転送された所定の端末等の表示体としての液晶画面等に表示された、受信した採寸データ及び写真データなどを見ながら、経験値やノウハウを生かして微調整を実施して10割の完成型に仕上げる(ステップS7)。ここでも、装着感や見た目が良くて完成度の高いオーダーメイドウィッグの製造には必須である、ウィッグ製造の専門的知識を有する者の経験に基づく巧みの技のような観点からの微調整がなされる。例えば、髪の毛先、根本の立ち上がり、カールなどを微調整する。したがって、ウィッグ購入者へ引き渡す際に調整することは不要となる。従来は、納品時に、8割仕上げで、ウィッグ購入者の頭に載せて、技術のある理・美容師によりハサミを使って、揃えて仕上げをしていた。
【0022】
最後に、販売店などで、ウィッグ購入者に納品する(ステップS8)。単に、引き渡すのみであり、特別な作業は不要であるので理・美容師などの国家資格は不要であり、誰でも担当することができる。また、郵送により、ウィッグ購入者にかつらを届けることであってもよい。販売店などに来店する煩わしさが回避される。
【0023】
その他、一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されてよい。
【要約】 (修正有)
【課題】ウィッグ製造の専門的知識を有する者の製造指示に基づくオーダーメイドウィッグの製造方法などの提供。
【解決手段】毛髪の位置、毛髪の量、毛髪の艶、毛髪のスタイルおよび毛髪の状態のうち少なくとも一つの採寸データを取得する工程と、サンプルのウィッグを装着する前後の状態を撮影して画像データを取得する工程と、採寸データ及び画像データを製造会社側の端末で受信する工程と、オーダーメイドウィッグ製造の経験やノウハウを用いた専門技術的観点から所定の表示体に表示された前記受信した採寸データ及び画像データに基づいて、ウィッグベースに結着される人毛や人工毛の種類、植え方、毛流、毛量およびカールのうち少なくとも一つを指示する工程と、指示に基づいてウィッグベースに人毛や前記人工毛を結着する工程と、微調整を実施してウィッグ購入者に引き渡し可能な完成状態とする工程とを有するオーダーメイドウィッグの製造方法。
【選択図】
図1