特許第5703273号(P5703273)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5703273
(24)【登録日】2015年2月27日
(45)【発行日】2015年4月15日
(54)【発明の名称】ウエイト式緊急遮断弁
(51)【国際特許分類】
   F16K 17/36 20060101AFI20150326BHJP
   F16K 31/44 20060101ALI20150326BHJP
   F16K 31/46 20060101ALI20150326BHJP
【FI】
   F16K17/36 G
   F16K31/44 D
   F16K31/46 Z
【請求項の数】4
【全頁数】15
(21)【出願番号】特願2012-209204(P2012-209204)
(22)【出願日】2012年9月24日
(65)【公開番号】特開2014-62622(P2014-62622A)
(43)【公開日】2014年4月10日
【審査請求日】2013年3月13日
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用 2012年4月23日 図面を公開した
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】591233171
【氏名又は名称】株式会社清水鐵工所
(74)【代理人】
【識別番号】110000475
【氏名又は名称】特許業務法人みのり特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】北川 和男
(72)【発明者】
【氏名】西山 雅人
【審査官】 吉田 昌弘
(56)【参考文献】
【文献】 特開平09−144941(JP,A)
【文献】 特開2005−172074(JP,A)
【文献】 実開昭57−134467(JP,U)
【文献】 特開2006−226296(JP,A)
【文献】 特開2010−159796(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F16K 17/36
F16K 31/44
F16K 31/46
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
弁箱と、前記弁箱に回転可能に支持された弁軸と、前記弁軸に取り付けられ、流路を遮断する閉状態と前記流路を開放する開状態との間を回動する弁体と、前記弁軸と連動して、前記弁体が前記開状態にある開位置と前記弁体が前記閉状態にある閉位置との間を回動する第1アームと、前記第1アームに設けられ、自重によって前記第1アームを前記開位置から前記閉位置へ回動させるためのウエイトと、前記第1アームを前記開位置にロックして前記弁体を前記開状態に保持するロック機構と、地震の振動により重りを待機位置から感知位置へ下降させることで地震を感知する地震感知機構と、前記重りを前記感知位置から前記待機位置に戻すことで前記地震感知機構が地震を感知できる状態に復帰させる復帰機構と、を備え、
前記重りが地震の振動により前記感知位置へ下降することで前記ロック機構による前記第1アームのロックが解除され、前記第1アームがロック解除により前記閉位置へ回動することで前記弁体が前記閉状態へ回動して前記流路を遮断するウエイト式緊急遮断弁であって、
前記ロック機構は、前記流路の遮断後に、前記弁軸が前記弁体を前記開状態にする方向に回転されることで、前記第1アームが前記開位置に戻りロック状態に復帰するように構成され、
前記復帰機構は、前記ロック機構の前記第1アームのロック復帰動作に連動して作動して、前記重りを前記感知位置から前記待機位置へ戻すように構成され
前記地震感知機構は、回転可能に支持された回転体と、前記回転体に設けられ、一端に前記重りが取り付けられた支持アームと、前記回転体に設けられた係止ピンと、前記係止ピンを係止することで前記回転体が回転できないようにして、前記重りを前記待機位置に保持する掛金と、を備え、
地震の振動によって前記掛金による前記係止ピンの係止が解かれることで、前記重りが自重によって前記待機位置から前記感知位置まで下降することを特徴とするウエイト式緊急遮断弁。
【請求項2】
弁箱と、前記弁箱に回転可能に支持された弁軸と、前記弁軸に取り付けられ、流路を遮断する閉状態と前記流路を開放する開状態との間を回動する弁体と、前記弁軸と連動して、前記弁体が前記開状態にある開位置と前記弁体が前記閉状態にある閉位置との間を回動する第1アームと、前記第1アームに設けられ、自重によって前記第1アームを前記開位置から前記閉位置へ回動させるためのウエイトと、前記第1アームを前記開位置にロックして前記弁体を前記開状態に保持するロック機構と、地震の振動により重りを待機位置から感知位置へ下降させることで地震を感知する地震感知機構と、前記重りを前記感知位置から前記待機位置に戻すことで前記地震感知機構が地震を感知できる状態に復帰させる復帰機構と、を備え、
前記重りが地震の振動により前記感知位置へ下降することで前記ロック機構による前記第1アームのロックが解除され、前記第1アームがロック解除により前記閉位置へ回動することで前記弁体が前記閉状態へ回動して前記流路を遮断するウエイト式緊急遮断弁であって、
前記ロック機構は、前記流路の遮断後に、前記弁軸が前記弁体を前記開状態にする方向に回転されることで、前記第1アームが前記開位置に戻りロック状態に復帰するように構成され、
前記復帰機構は、前記ロック機構の前記第1アームのロック復帰動作に連動して作動して、前記重りを前記感知位置から前記待機位置へ戻すように構成され、
前記ロック機構は、切欠き及びロック孔が設けられ、回転可能に支持されたロックプレートと、前記第1アームに設けられ、前記切欠きに係止される第1フックと、前記ロック孔に着脱可能に嵌り、前記ロックプレートが回転しないようにロックするロックピンと、一端側に前記ロックピンが設けられ、回動可能に支持されたロックアームと、を備え、
前記ロックピンが前記ロック孔に嵌り前記ロックプレートがロックされた状態で、前記第1フックが前記切欠きに係止されることで、前記第1アームが前記開位置にロックされ、
前記地震感知機構は、前記重りの前記待機位置と前記感知位置との間の移動に連動して移動するカムを備え、
前記重りが前記感知位置へ下降するときに、前記カムが、前記ロックアームの他端側を押し下げることで、前記一端側の前記ロックピンを上昇させ前記ロック孔から離脱させて、前記ロックプレートのロックを解除し、それによって、前記第1アームのロックを解除することを特徴とするウエイト式緊急遮断弁。
【請求項3】
弁箱と、前記弁箱に回転可能に支持された弁軸と、前記弁軸に取り付けられ、流路を遮断する閉状態と前記流路を開放する開状態との間を回動する弁体と、前記弁軸と連動して、前記弁体が前記開状態にある開位置と前記弁体が前記閉状態にある閉位置との間を回動する第1アームと、前記第1アームに設けられ、自重によって前記第1アームを前記開位置から前記閉位置へ回動させるためのウエイトと、前記第1アームを前記開位置にロックして前記弁体を前記開状態に保持するロック機構と、地震の振動により重りを待機位置から感知位置へ下降させることで地震を感知する地震感知機構と、前記重りを前記感知位置から前記待機位置に戻すことで前記地震感知機構が地震を感知できる状態に復帰させる復帰機構と、を備え、
前記重りが地震の振動により前記感知位置へ下降することで前記ロック機構による前記第1アームのロックが解除され、前記第1アームがロック解除により前記閉位置へ回動することで前記弁体が前記閉状態へ回動して前記流路を遮断するウエイト式緊急遮断弁であって、
前記ロック機構は、前記流路の遮断後に、前記弁軸が前記弁体を前記開状態にする方向に回転されることで、前記第1アームが前記開位置に戻りロック状態に復帰するように構成され、
前記復帰機構は、前記ロック機構の前記第1アームのロック復帰動作に連動して作動して、前記重りを前記感知位置から前記待機位置へ戻すように構成され、
前記ロック機構は、切欠き及びロック孔が設けられ、回転可能に支持されたロックプレートと、前記第1アームに設けられ、前記切欠きに係止される第1フックと、前記ロック孔に着脱可能に嵌り、前記ロックプレートが回転しないようにロックするロックピンと、を備え、
前記ロックピンが前記ロック孔に嵌り前記ロックプレートがロックされた状態で、前記第1フックが前記切欠きに係止されることで、前記第1アームが前記開位置にロックされ、
前記ロックピンが前記ロック孔から離脱して前記ロックプレートのロックが解除されることで、前記第1アームのロックが解除され、
前記第1アームのロックが解除されると、前記ロックプレートは前記ウエイトの重量により正方向に回転し、前記第1フックは前記切欠きから抜け出ながら下降し、
前記第1アームが前記開位置に戻るときに、前記第1フックが前記ロックプレートを反方向に回転させながら上昇することで、前記ロックピンが前記ロック孔に嵌って前記ロックプレートがロックされ、前記第1フックが前記切欠きに係止され、前記ロック機構が前記第1アームをロックした状態に復帰するものであり、
前記復帰機構は、回転可能に支持された復帰プレートと、前記復帰プレートに設けられた第1ピン及び第2ピンとを備え、
前記ロック機構は、前記ロックプレートに設けられた第2フックを備え、
前記ロックプレートが前記反方向に回転するときに、前記第2フックが前記第2ピンを押し下げて前記復帰プレートを回転させ、前記第1ピンが前記復帰プレートの回転により上昇して前記重りを前記待機位置まで持ち上げることで、前記地震感知機構が地震を感知できる状態に復帰することを特徴とするウエイト式緊急遮断弁。
【請求項4】
弁箱と、前記弁箱に回転可能に支持された弁軸と、前記弁軸に取り付けられ、流路を遮断する閉状態と前記流路を開放する開状態との間を回動する弁体と、前記弁軸と連動して、前記弁体が前記開状態にある開位置と前記弁体が前記閉状態にある閉位置との間を回動する第1アームと、前記第1アームに設けられ、自重によって前記第1アームを前記開位置から前記閉位置へ回動させるためのウエイトと、前記第1アームを前記開位置にロックして前記弁体を前記開状態に保持するロック機構と、地震の振動により重りを待機位置から感知位置へ下降させることで地震を感知する地震感知機構と、前記重りを前記感知位置から前記待機位置に戻すことで前記地震感知機構が地震を感知できる状態に復帰させる復帰機構と、を備え、
前記重りが地震の振動により前記感知位置へ下降することで前記ロック機構による前記第1アームのロックが解除され、前記第1アームがロック解除により前記閉位置へ回動することで前記弁体が前記閉状態へ回動して前記流路を遮断するウエイト式緊急遮断弁であって、
前記ロック機構は、前記流路の遮断後に、前記弁軸が前記弁体を前記開状態にする方向に回転されることで、前記第1アームが前記開位置に戻りロック状態に復帰するように構成され、
前記復帰機構は、前記ロック機構の前記第1アームのロック復帰動作に連動して作動して、前記重りを前記感知位置から前記待機位置へ戻すように構成されるものにおいて、
回転可能に支持された回転軸と、前記回転軸周りに回動し、前記ウエイトを支持する第2アームとを備え、
前記ウエイトは、前記第1アームに沿って移動可能に設けられ、
前記ウエイトが下降するときに、前記第2アームは、前記回転軸周りに回動して、前記ウエイトを前記第1アームに沿って前記弁軸から離間する方向に移動させることを特徴とするウエイト式緊急遮断弁。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、地震を感知したときにウエイトを利用して流路を遮断するウエイト式緊急遮断弁に関する。
【背景技術】
【0002】
上記のウエイト式緊急遮断弁(以下、単に緊急遮断弁という)は、地震を感知したとき、ウエイトの自重降下を利用して弁体を回動することで、流路を緊急遮断する。緊急遮断弁の地震感知方式は、地震計の電気信号により地震を感知する電気信号方式と、電源を用いることなく地震を感知する無電源方式とに大別される。
【0003】
電気信号方式の緊急遮断弁は、地震発生の感知が迅速であり信頼性は高いが、地震発生時に停電になり、電気信号系が不能となった場合、流路を遮断することはできない。一方、無電源方式の緊急遮断弁は、電気信号方式よりも迅速さは欠くものの、停電になっても、流路を遮断できる。
【0004】
特許文献1に、無電源方式の緊急遮断弁が開示されている。この文献の緊急遮断弁では、弁体の弁軸に回動レバーの一端が固定され、回動レバーの他端にウエイトが取り付けられる。待機状態では、ロックピンが、回動レバーを係止してウエイトの重量により回動しないようにロックし、弁体を開状態に保持している。
【0005】
この文献の緊急遮断弁は、無電源で地震を感知する地震感知機構を備える。地震感知機構は、ロックピンの近傍でボールを支持した受台と、ロックピンに連結されたボール受け部材とを備え、地震発生時にボールが受台から落下し、これをボール受け部材が受けることで、地震の発生を感知する。そして、このように地震を感知したときに、直ちにロックピンが回動レバーから離脱するように構成されている。
【0006】
ロックピンが回動レバーから離脱することで、回動レバーのロックが解除される。そして、回動レバーがウエイトの重量によって回動することで、弁体が開状態から閉状態へと回動し、流路が遮断される。
【0007】
この文献の緊急遮断弁では、上記のように地震を感知して流路を緊急遮断するが、流路遮断後、再び地震を感知して流路を遮断できる待機状態に復帰させるためには、次のような操作が必要である。まず、受け部材に受けられたボールを取り出し、受台の上に載置して、地震検知器が地震を感知できる状態に戻す。それからさらに、ハンドルを操作して弁軸を回転し、弁体を開状態に戻し、回動アームを元の位置にまで戻す。そして、回動レバーをロックピンで係止し、ウエイトの重量により回動しないようにロック状態に戻し、弁体を開状態に保持する。
【0008】
このように、特許文献1を始めとする無電源方式の緊急遮断弁は、流路遮断後に、回動アームをウエイトの重量により回動しないようにロック状態に戻す操作と、地震感知機構が地震を感知できる状態に戻す操作とをそれぞれ別々に行わなければ待機状態に復帰させることができなかった。
【0009】
地震が頻繁に起こる昨今では、流路遮断後に、簡単に待機状態に復帰できる緊急遮断弁が求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
【特許文献1】特開平09−144941号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
本発明が解決しようとする課題は、流路遮断後、一つの操作で待機状態に復帰できるウエイト式緊急遮断弁を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0012】
上記課題を解決するために、本発明に係るウエイト式緊急遮断弁は、弁箱と、弁箱に回転可能に支持された弁軸と、弁軸に取り付けられ、流路を遮断する閉状態と流路を開放する開状態との間を回動する弁体と、弁軸と連動して、弁体が開状態にある開位置と弁体が閉状態にある閉位置との間を回動する第1アームと、第1アームに設けられ、自重によって第1アームを開位置から閉位置へ回動させるためのウエイトと、第1アームを開位置にロックして弁体を開状態に保持するロック機構と、地震の振動により重りを待機位置から感知位置へ下降させることで地震を感知する地震感知機構と、重りを感知位置から待機位置に戻すことで地震感知機構が地震を感知できる状態に復帰させる復帰機構と、を備え、
重りが地震の振動により感知位置へ下降することでロック機構による第1アームのロックが解除され、第1アームがロック解除により閉位置へ回動することで弁体が閉状態へ回動して流路を遮断するウエイト式緊急遮断弁であって、
ロック機構は、流路の遮断後に、弁軸が弁体を開状態にする方向に回転されることで、第1アームが開位置に戻りロック状態に復帰するように構成され、
復帰機構は、ロック機構の第1アームのロック復帰動作に連動して作動して、重りを感知位置から待機位置へ戻すように構成されるものである
【0013】
請求項1に係る発明では、上記構成において、地震感知機構は、回転可能に支持された回転体と、回転体に設けられ、一端に重りが取り付けられた支持アームと、回転体に設けられた係止ピンと、係止ピンを係止することで回転体が回転できないようにして、重りを待機位置に保持する掛金と、を備え、
地震の振動によって掛金による係止ピンの係止が解かれることで、重りが自重によって待機位置から感知位置まで下降することを特徴とする
【0014】
請求項2に係る発明では、上記構成において、ロック機構は、切欠き及びロック孔が設けられ、回転可能に支持されたロックプレートと、第1アームに設けられ、切欠きに係止される第1フックと、ロック孔に着脱可能に嵌り、ロックプレートが回転しないようにロックするロックピンと、一端側にロックピンが設けられ、回動可能に支持されたロックアームと、を備え、ロックピンがロック孔に嵌りロックプレートがロックされた状態で、第1フックが切欠きに係止されることで、第1アームが開位置にロックされ、地震感知機構は、重りの待機位置と感知位置との間の移動に連動して移動するカムを備え、重りが感知位置へ下降するときに、カムが、ロックアームの他端側を押し下げることで、一端側のロックピンを上昇させロック孔から離脱させて、ロックプレートのロックを解除し、それによって、第1アームのロックを解除することを特徴とする
【0015】
請求項3に係る発明では、上記構成において、ロック機構は、切欠き及びロック孔が設けられ、回転可能に支持されたロックプレートと、第1アームに設けられ、切欠きに係止される第1フックと、ロック孔に着脱可能に嵌り、ロックプレートが回転しないようにロックするロックピンと、を備え、
ロックピンがロック孔に嵌りロックプレートがロックされた状態で、第1フックが切欠きに係止されることで、第1アームが開位置にロックされ、ロックピンがロック孔から離脱してロックプレートのロックが解除されることで、第1アームのロックが解除され、第1アームのロックが解除されると、ロックプレートはウエイトの重量により正方向に回転し、第1フックは切欠きから抜け出ながら下降し、第1アームが開位置に戻るときに、第1フックがロックプレートを反方向に回転させながら上昇することで、ロックピンがロック孔に嵌ってロックプレートがロックされ、第1フックが切欠きに係止され、ロック機構が第1アームをロックした状態に復帰するものであり、
復帰機構は、回転可能に支持された復帰プレートと、復帰プレートに設けられた第1ピン及び第2ピンとを備え、
ロック機構は、ロックプレートに設けられた第2フックを備え、ロックプレートが反方向に回転するときに、第2フックが第2ピンを押し下げて復帰プレートを回転させ、第1ピンが復帰プレートの回転により上昇して重りを待機位置まで持ち上げることで、地震感知機構が地震を感知できる状態に復帰する。ことを特徴とする。
【0017】
請求項4に係る発明では、上記構成において、回転可能に支持された回転軸と、回転軸周りに回動し、ウエイトを支持する第2アームとを備え、ウエイトは、第1アームに沿って移動可能に設けられ、
ウエイトが下降するときに、第2アームは、回転軸周りに回動して、ウエイトを第1アームに沿って弁軸から離間する方向に移動させることを特徴とする
【発明の効果】
【0018】
本発明に係るウエイト式緊急遮断弁では、上記構成により、流路遮断後に弁軸が回転されることで、ロック機構が第1アームを開位置にロックした状態に復帰する。そして、この第1アームのロック復帰動作に連動して、地震感知機構のための復帰機構が作動し、地震感知機構が地震を感知できる状態に復帰する。
【0019】
こうして、緊急遮断弁は、地震を感知して流路を緊急遮断できる待機状態に復帰する。すなわち、弁軸を回転するという一つの操作をするだけで、ウエイト式緊急遮断を簡単に待機状態に復帰させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
図1】ウエイト式緊急遮断弁を示す部分切欠き正面図である。
図2】ウエイト式緊急遮断弁を示す側面図である。
図3】地震感知機構、ロック機構及び復帰機構の構成を示す正面図である。
図4】地震を感知して流路を遮断する動作を説明する図である。
図5】地震を感知して流路を遮断する動作を説明する図である。
図6】ロックプレートと第1フックとの位置関係を説明する図である。
図7】流路遮断後、待機状態に復帰する動作を説明する図である。
図8】流路遮断後、待機状態に復帰する動作を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下、図面を参照して、本発明に係るウエイト式緊急遮断弁(以下、単に緊急遮断弁という)について説明する。
【0022】
図1の通り、緊急遮断弁1は、流体(例えば、水)が流れる流路Fに設置されるものであり、地震を感知したときに流路Fを遮断する。緊急遮断弁1は、流路Fの一部を形成する弁箱10と、弁箱10を気密に貫通するように設けられ、弁箱10に回転可能に支持された弁軸11と、弁軸11に取り付けられた弁体12とを備える。
【0023】
弁体12は、弁軸11の軸周りの回転によって、流路Fを開放する開状態(図1の状態)と、流路Fを遮断する閉状態との間を回動可能である。弁体12は、本実施例ではバタフライ弁である。弁箱10には、後述する各機構を配置するためにベースプレート13が取り付けられる。
【0024】
図2図1の側面図を示す。緊急遮断弁1は、一端が弁軸11に固定された第1アーム14と、第1アーム14の他端側に設けられたウエイト15とを備える。第1アーム14は、弁軸11に連動して回動する。第1アーム14が弁軸11周りに回動すると、弁軸11は軸周りに回転し、図1の弁体12が回動するようになっている。
【0025】
第1アーム14は、通常は図2の実線に示す位置にあり、後述するロック機構2によってウエイト15の重量により回動することがないようにロックされている。第1アーム14がロックされているとき、弁体12は開状態にあり流路Fを開放している。以下、このときの第1アーム14の位置を、すなわち実線で示す位置を開位置とする。
【0026】
そして、第1アーム14のロックが解除されると、ウエイト15が自重により下降し、第1アーム14が開位置から図2の一点鎖線で示す位置(以下、閉位置とする)に向かって下方に回動する。これにより、弁体12が開状態から閉状態へと回動し、流路Fを遮断する。
【0027】
緊急遮断弁1は、弁体12が閉状態へ回動するときの衝撃を緩和するための緩衝装置16を備える。
【0028】
緊急遮断弁1は、図1の通り、第1アーム14をウエイト15の重量により開位置から閉位置へ回動しないようにロックするロック機構2と、地震を感知する地震感知機構3とを備える。以下、図3を参照して、これらの構成について述べる。
【0029】
ロック機構2は、第1アーム14に設けられた第1フック20と、支軸21に回転可能に支持されたロックプレート22と、ロックプレート22を回転しないようにロックするロックピン23と、ロックピン23を支持するロックアーム24とで構成される。
【0030】
第1フック20は、図2の通り、実際には、くの字に湾曲した形状を有する。第1フック20は、第1アーム14が開位置にあるときに、一辺側が水平に、他辺側が下方に傾斜するように第1アーム14にボルト固定されている。第1フック20の水平部分は厚みがあり、傾斜部分は水平部分よりも薄く構成される。
【0031】
ロックプレート22は、図3の通り、第1フック20を係止するための切欠き25を備える。さらに、ロックプレート22は、ロックピン23が着脱可能に嵌るロック孔26と、ロック孔26と繋がるように形成されたロック解除孔27とを備える。図3は、ロックピン23がロック孔26に嵌った状態を示している。ロック解除孔27は、支軸21を中心とする円弧形状に形成される。ロック孔26は、ロック解除孔27の一端から、支軸21を中心とする円の径方向に突出するように形成される。
【0032】
ロックピン23がロック孔26に嵌った状態では、ロックプレート22は回転することができない。一方、ロックピン23が円弧形状のロック解除孔27にあれば、ロックプレート22はロックピン23に規制されることなく、ロック解除孔27の円弧の角度範囲内で回転することができる。
【0033】
ロックアーム24は、第1ロックアーム24a、第2ロックアーム24b、及び第3ロックアーム24cからなる。第1ロックアーム24aは支軸28aに回動可能に支持され、第2ロックアーム24bは支軸28bに回動可能に支持され、第3ロックアーム24cは第1ロックアーム24aと第2ロックアーム24bとを連結する。ロックピン23は、第2ロックアーム24bに取り付けられている。
【0034】
ロック機構2は、第1アーム14が開位置にあるとき、切欠き25で第1フック20を係止する。このとき、ウエイト15の重量が第1アーム14及び第1フック20を介してロックプレート22に作用し、これによってロックプレート22が回転しようとする。しかしながら、ロックプレート22は、ロックピン23がロック孔26に嵌っていることによりロックされているので回転しない。従って、この状態では、第1アーム14がウエイト15の重量によって回動しないように開位置にロックされ、弁体12が開状態に保持されている。
【0035】
地震感知機構3は、回転可能に支持された回転体30を備えており、回転体30には支持アーム31と係止ピン32とが設けられる。支持アーム31の一端には重り33が取り付けられる。重り33は自重により下降しようとするが、係止ピン32が掛金34に係止されており、回転体30が回転できないため、重り33は当該位置に保持されている。以下、重り33がこのように保持される位置を待機位置という。また、カム35が回転体30に取り付けられ、重り33の動作に連動して動くようになっている。
【0036】
さらに、地震感知機構3は、吊り下げ支持された振り子36と、上下に震動可能に設けられたスプリング37と、掛金34を押し上げるための作動子38とを備える。
【0037】
地震が発生したときに、地震の振動によって、振り子36またはスプリング37が振動する。地震の振動が設定値を超えるときには、作動子38が振り子36またはスプリング37の振動により作動し、掛金34を押し上げる。これによって、掛金34による係止ピン32の係止が解かれ、重り33が自重により待機位置から所定の位置(以下、感知位置という)まで下降する。
【0038】
このように、地震感知機構3は、地震の振動によって重り33が待機位置から感知位置まで下降することにより地震を感知する。地震感知機構3は、上記から明らかなように、地震計などを用いず無電源で地震を感知できる。
【0039】
地震感知機構3は、一度地震を感知して重り33が待機位置から感知位置まで下降すると、再び重り33を待機位置に戻さない限り地震を感知することができない。そこで、緊急遮断弁1は、重り33を待機位置にまで戻して、地震感知機構3を地震感知できる状態に復帰させるために復帰機構4を備える。復帰機構4は、支軸40に回転可能に支持された復帰プレート41と、復帰プレート41に設けられた第1ピン42及び第2ピン43とを備える。第1ピン42と第2ピン43とは、復帰プレート40の背面において復帰プレート40から突出するように固定されている。ロックプレート22には、復帰機構4を作動させるための第2フック29が設けられる。
【0040】
[遮断動作]
緊急遮断弁1は、上記のロック機構2、地震感知機構3、及び復帰機構4を備え、地震感知機構3により所定以上の大きさの地震を感知したときに、ロック機構2による第1アーム14のロックを解除して流路Fを遮断する。以下、図4図6を参照して、その動作について説明する。なお、以下では、時計回りの回転を正方向の回転とし、反時計回りの回転を反方向の回転とする。
【0041】
図4Aは、図3と同様に、緊急遮断弁1の待機状態を示す。すなわち、地震感知機構3が地震を感知できる状態であり、ロック機構2が第1アーム14を開位置にロックして、弁体12を開状態に保持している状態である。
【0042】
待機状態において所定以上の大きさの地震が発生すると、地震感知機構3が上記ように地震を感知する。すなわち、重り33が、待機位置から図4Bに示す感知位置にまで下降する。このとき、重り33は、復帰機構4の第1ピン42を押し下げて復帰プレート41を反方向に回転させる。
【0043】
カム35は、重り33の下降に連動して下降し、ロックアーム24の一端側を押し下げる。ロックアーム24は、支軸28aに回動可能に支持されているため、ロックアーム24の他端側は上がる。このとき、ロックアーム24の他端側に取り付けられたロックピン23も上がり、ロック孔26から離脱してロック解除孔27へと移動する。これによって、ロックプレート22のロックが解除される。すなわち、テコの原理を利用し、ロックピン23をロック孔26から離脱させて、ロックプレート22をロック解除する。
【0044】
ロックプレート22は、ロックピン23によりロックされた状態で第1フック20を係止することで、ウエイト15の重量を受けることができる(ウエイト15を下降しないように保持することができる)。従って、ロックプレート22は、ロック解除されて回転可能な状態になると、ウエイト15の重量を受きれなくなってしまう。
【0045】
よって、ロックプレート22は、ウエイト15の重量によって、図5Aに示すように正方向に回転し始め、切欠き25による第1フック20の係止が解かれる。そして、第1アーム14がウエイト15の重量によって開位置から閉位置に向かって下方に回動し始める。すなわち、ロック機構2による第1アーム14のロックが解除される。
【0046】
第1フック20は、第1アーム14のロック解除により、切欠き25から抜け出ていく。まず、図6A図6Cに示すように、ロックプレート22の回転とともに、くの字形状の第1フック20の水平部分が切欠き25から抜け出で始める。続いて、図6D図6Fに示すように、第1フック20の傾斜部分がロックプレート22を押し下げながら切欠き25から抜け出ていく。
【0047】
ロックプレート22は、図5Bに示すように、ロックピン23がロック解除孔27の端部に移動して当接するまで回転する。このとき、切欠き25が斜め下方を向く。なお、ロックプレート22が正方向に回転するとき、図5Aに示すように第2フック29は第2ピン43を押し退け、図5Bに示すように第2ピン43の外側にでる。
【0048】
第1フック20は、ロックプレート22から完全に離れ、第1アーム14は、ウエイト15の重量により閉位置まで回動する。これにより弁体12が閉状態になり、流路Fが遮断される。
【0049】
[復帰動作]
次に、上記のように流路Fを遮断した後に、緊急遮断弁1が地震を感知して流路Fを遮断できる待機状態に復帰する動作について説明する。
【0050】
図1の通り、緊急遮断弁1は、弁軸11を回転するための回転手段としてハンドル5を備える。ハンドル5を操作することで、弁体12を開状態にする方向に、弁軸11を回転することができる。
【0051】
ハンドル5で弁軸11を回転すると、弁体12が閉状態から開状態へ回動し、弁軸11に固定された第1アーム14がウエイト15の重量に抗して、閉位置から開位置へ上方に回動する。これによって、図7Aに示すように、第1フック14も回動して上昇し、斜め下方を向いた切欠き25に挿入されてロックプレート22を反方向に回転させる。すなわち、遮断動作とは逆で図6F図6Dの順に、第1フック20の傾斜部分がロックプレート22を反方向に回転させながら切欠き25に入り込んでいく。
【0052】
このように、ロックプレート22が反方向に回転すると、遮断動作の際に第2ピン43より上方に位置するようになった第2フック29が、第2ピン43に引っ掛かる(図7A)。
【0053】
さらに、ロックプレート22が反方向に回転すると、図7Bに示すように、第2フック29は、第2ピン43を内側に沿って移動させながら押し下げることで、復帰プレート41を正方向に回転させる。第1ピン42は、復帰プレート41の正方向の回転によって上昇し、重り33を感知位置から持ち上げる(図7A図7B)。
【0054】
さらに、第1ピン42が上昇すると、図8Aに示すように、重り33が待機位置に戻る。このとき、回転体30の係止ピン32が掛金34に引っ掛かり、重り33が待機位置に保持される。すなわち、地震感知機構3が地震を感知できる状態に復帰する。
【0055】
さらに、ロックプレート22が回転をすると、図8Bに示すように、ロックピン23がロック孔26に嵌り、ロックプレート22が回転しないようにロックされる。このとき、第1フック14は、図6Aに示すようにその垂直部分が切欠き25に挿入された状態にまで戻り、第1アーム14が開位置にまで戻っている。そして、第1フック20が切欠き25に係止され、ロックプレート22は、第1アーム14がウエイト15の重量により回動しないようにウエイト15の重量を受ける。すなわち、ロック機構2が第1アーム14を開位置にロックした状態に復帰する。これによって、緊急遮断弁1が待機状態に完全復帰する。なお、第2ピン43は第2フック29の内側を通って元の位置に戻る(図8B)。
【0056】
このようにして、緊急遮断弁1は、弁軸11が回転されることによって、ロック機構2が第1アーム14をロックした状態に復帰し、そして、この復帰動作に連動して復帰機構4が作動し、地震感知機構3が地震を感知できる状態に復帰する。すなわち、ハンドル5を操作するだけで、緊急遮断弁1を簡単に待機状態に復帰させることができる。
【0057】
[ダブルアーム]
緊急遮断弁1は、第1アーム14にウエイト15を設け、ウエイト15の重量によって第1アーム14を回動することで流路Fを遮断する構成である。緊急遮断弁1は、図2の通り、第1アーム14の他に第2アーム17を備えてもよい。以下、第1アーム14と第2アーム17とからなるダブルアームの構成について説明する。
【0058】
第1アーム14の弁軸11とは反対側の端部には、長手方向に沿って所定の長さのウエイト移動孔14aが形成される。ウエイト15は、ウエイト移動孔14aに沿って移動可能に第1アーム14に設けられる。
【0059】
ベースプレート13には、弁軸11と平行な回転軸18が回転可能に支持されている。第2アーム17は、その一端が回転軸18に固定され、回転軸18周りに回動可能である。第2アーム17の他端にウエイト15が取り付けられる。
【0060】
緊急遮断弁1は、第1アーム14及び第2アーム17からなるダブルアーム構造でウエイト15を支持する。これによって、ロック機構2のロックプレート22(ロックピン23)に作用するウエイト保持力を小さくしている。
【0061】
図2の通り、第1アーム14が開位置にあるときには、ウエイト15はウエイト移動孔14aの下端に位置し、弁軸11に近い位置にある。すなわち、ウエイト15の重量による弁軸11周りのモーメントが小さくなっている。これによっても、ロックプレート22に作用するウエイト保持力を小さくしている。
【0062】
地震感知機構3が地震を感知し、ロック機構2による第1アーム14のロックが解除されると、第1アーム14がウエイト15の重量によって開位置から閉位置へ下方に回動する。このとき、第2アーム17もウエイト15の重量によって回転軸18周りに回動する。第2アーム17は、第1アーム14と異なる軸周りに回動することで、ウエイト15を第1アーム14のウエイト移動孔14aに沿って弁軸11から離間する方向に移動させる(図2の一点鎖線参照)。
【0063】
図2の一点鎖線で示すように、第1アーム14及び第2アーム17が閉位置にまで回動しストッパー19に規制されたとき、すなわち、弁体12が閉状態になったとき、ウエイト15が第1アーム14の端部に達し、弁軸11とウエイト15との距離が最長になる。
【0064】
従って、弁体12が閉状態にあり流路Fを遮断しているときには、ウエイト15の重量により弁体12に作用する弁軸11周りのモーメントが一番大きい状態になり、弁体12が流路Fを遮断する力を増大させている。
【0065】
なお、ハンドル5により弁軸11を回転させると、第1アーム14とともに第2アーム17も回動して上昇し、これによってウエイト15はウエイト移動孔14aに沿って移動して元の位置に戻り、ウエイト15と弁軸11との距離が最短になる。
【0066】
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明の構成は当然ながら本実施形態に限定されるものではない。
【0067】
緊急遮断弁1は、地震感知機構3の他に、フローフラップ流路検知機構を備えてもよい。フローフラップ流路検知機構は、流路Fを流れる流体の速度の異常を無電源で検知するものである。例えば、フローフラップ流路検知機構が、流体速度の異常を検知したときに図3のカム35とは別に設けたカムがロックアーム24を押し下げ、ロックピン23をロック孔26から離脱させて、ロック機構2による第1アーム14のロックが解除されるように構成してもよい。これにより、想定外の災害時における緊急遮断弁1の作動の信頼性が向上する。
【0068】
また、緊急遮断弁1は、上記の無電源方式の構成の他に、電気信号方式の構成を兼ね備えてもよい。すなわち、緊急遮断弁1は、地震計及び/または流量計も備え、これらの電気信号によって、ロックピン23がロック孔26から離脱し、ロック機構2による第1アーム14のロックが解除されるように構成してもよい。無電源方式及び電気信号方式の両者を併用することにより、想定外の災害時における緊急遮断弁1の作動の信頼性がさらに向上する。
【0069】
また、上記実施形態では、緊急遮断弁1は、弁軸11を回転するための回転手段をハンドル5で構成していたが、他の構成でもよい。例えば、回転手段は、弁体12が開状態になる方向に弁軸11を回転するモータを備え、モータを遠隔操作によって駆動できるようにしてもよい。この構成であれば、遠方にいる作業者が遠隔操作によってモータを駆動ささせるだけで、緊急遮断弁1を待機状態に復帰させることができる。従って、ハンドル5の場合と異なり、作業者が緊急遮断弁1の設置場所に行かなくても緊急遮断弁1を待機状態に復帰させることができる。
【符号の説明】
【0070】
1 ウエイト式緊急遮断弁
10 弁箱
11 弁軸
12 弁体
14 第1アーム
15 ウエイト
17 第2アーム
18 回転軸
2 ロック機構
20 第1フック
22 ロックプレート
23 ロックピン
24 ロックアーム
25 切欠き
26 ロック孔
29 第2フック
3 地震感知機構
33 重り
4 復帰機構
41 復帰プレート
42 第1ピン
43 第2ピン
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8