【実施例】
【0046】
以下に実施例及び試験例を示し、本発明の特徴をより具体的に説明する。ただし、本発明の範囲は、実施例に限定されない。
【0047】
(1)試薬及び測定機器
・合成及び測定に用いた試薬:1,2−ドデカンジオール、トリオクチルアミン、オクタン酸、炭酸銀はナカライテスク株式会社より、オクタン酸銅は三津和化学薬品株式会社より購入したものを精製することなく使用した。
・TG/DTA測定:セイコー電子工業製「SSC/5200」熱分析装置を用いて窒素雰囲気下で行った。
・粉末X線回折装置(XRD):Rigaku製「RINT2500」を用いて行った。
・透過型電子顕微鏡(TEM)観察:日本電子製「JEM2100IM」を使用した。なお、観察試料は、複合ナノ粒子にトルエンを加えて超音波照射によって分散させた液をカーボン支持膜付き銅グリッド上に滴下し、乾燥して調製した。
・エネルギー分散X線分析(EDX):日本電子製「JEM2100IM」を用いて行った。
・蛍光X線分析(XRF):セイコーインスツルメンツ株式会社製「マイクロエレメントモニターSEA5120」を用いて行った。
【0048】
(2)化合物の表記
本実施例では、略号として、下記の表記を用いた。
・鎖長の異なる脂肪酸銀C
mH
2m+1COOAg:C
mCOOAg(m = 7, 13, 17)
・オクタン酸銅 (C
7H
15COO)
2Cu:(C
7COO)
2Cu
・トリオクチルアミン (C
8H
17)
3N:(C
8)
3N
・1,2−ドデカンジオールC
10H
21CH(OH)CH
2(OH):1,2-DDO
・オクタン酸C
7H
15COOH:C
7COOH
・C
mCOOAgと(C
8)
3Nから合成した銀ナノ粒子:C
mAg /(C
8)
3N(m = 7, 13, 17)
・C
mCOOAgと(C
7COO)
2Cuと(C
8)
3Nから合成したAg/Cu複合ナノ粒子:C
mAg /(C
7)
2Cu /(C
8)
3N(m = 7, 13, 17)(仕込み比、反応温度×反応時間)
・C
13COOAgと(C
7COO)
2Cuと(C
8)
3Nと1,2-DDOから合成したAg/Cu複合ナノ粒子:C
13Ag /(C
7)
2Cu
/(C
8)
3N/1,2-DDO(仕込み比、反応温度×反応時間)
・Ag
2CO
3と(C
7COO)
2Cuと(C
8)
3NとC
7COOHから合成したAg/Cu複合ナノ粒子:Ag
2CO
3 /(C
7)
2Cu
/(C
8)
3N/ C
7COOH(仕込み比、反応温度×反応時間)と表記
【0049】
(3)物性の測定方法
平均粒子径:前記の透過型電子顕微鏡により測定し、任意に選んだ粒子300個の直径の算術平均値を求め、その値をもって平均粒子径とした。
金属成分の含有量:前記の熱分析装置を用い、TG/DTA測定することにより求めた。
【0050】
<実施例1>
C
13Ag /(C
7)
2Cu /(C
8)
3N(銀:銅=5:5、160℃×24時間)の合成
(C
8)
3N(2.7g,7.5mmol)と(C
7COO)
2Cu(0.88g,2.5mmol)とC
13COOAg(0.84g,2.5mmol)を160℃で24時間保持した後、室温まで冷却した。冷却後、アセトン(10ml)とメタノール(10ml)の混合液で洗浄し、桐山ロートで濾過後、減圧下で乾燥し青紫色粉末(収量0.45g,金属含有率86%,組成比 銀54mol%:銅46mol%,平均粒子径4.1±0.87nm)を得た。得られた粉末のTG/DTA測定による熱重量(TG)変化の結果を
図1に示し、X線回折分析(XRD)の結果を
図2に示し、TEM像及び粒子径分布を
図3にそれぞれ示す。
【0051】
<実施例2>
C
13Ag /(C
7)
2Cu /(C
8)
3N(銀:銅=5:5、160℃×4時間)の合成
実施例1における反応時間を24時間から4時間に変えたほかは、実施例1と同様に反応させることにより、青紫色粉末(収量0.43g,金属含有率80%、組成比 銀71 mol%:銅29 mol%)を得た。
【0052】
<実施例3>
C
13Ag /(C
7)
2Cu /(C
8)
3N(銀:銅=5:5、160℃×16時間)の合成
実施例1における反応時間を24時間から16時間に変えたほかは、実施例1と同様に反応させることにより、青紫色粉末(収量0.47g,金属含有率82%,組成比 銀65 mol%:銅35 mol%)を得た。
【0053】
<実施例4>
C
13Ag /(C
7)
2Cu /(C
8)
3N(銀:銅=5:5、180℃×4時間)の合成
実施例2における反応温度を160℃から180℃に変えたほかは、実施例2と同様に反応させることにより、青紫色粉末(収量0.49g,金属含有率84%,組成比 銀50 mol%,:銅50 mol%,平均粒子径4.0±0.71nm)を得た。得られた粉末のTG/DTA測定による熱重量(TG)変化の結果を
図4に示し、X線回折分析(XRD)の結果を
図5に示し、TEM像及び粒子径分布を
図6にそれぞれ示す。
【0054】
<実施例5>
C
7Ag /(C
7)
2Cu /(C
8)
3N(銀:銅=5:5、160℃×24時間)の合成
実施例1において用いた脂肪酸銀C
13AgをC
7Agに変えたほかは、実施例1と同様に反応させることにより青紫色粉末(収量;0.40g、金属含有率;91%、組成比;銀58 mol%,銅42 mol%、平均粒子径5.7±0.79 nm)を得た。得られた粉末のTG/DTA測定による熱重量(TG)変化の結果を
図7に示し、X線回折分析(XRD)の結果を
図8に示し、TEM像及び粒子径分布を
図9にそれぞれ示す。
【0055】
<実施例6>
C
17Ag /(C
7)
2Cu /(C
8)
3N(銀:銅=5:5、160℃×24時間)の合成
実施例1において用いた脂肪酸銀C
13AgをC
17Agに変えたほかは、実施例1と同様に反応させることにより青紫色粉末(収量;0.52g,金属含有率83%、組成比 銀58 mol%:銅42 mol%、平均粒子径4.1±2.3nm)を得た。得られた粉末のTG/DTA測定による熱重量(TG)変化の結果を
図10に示し、X線回折分析(XRD)の結果を
図11に示し、TEM像及び粒子径分布を
図12にそれぞれ示す。
【0056】
<実施例7>
C
13Ag /(C
7)
2Cu /(C
8)
3N(銀:銅=8:2、160℃×24時間)の合成
実施例1において、加えた試薬の量を(C
8)
3N(2.1 g, 6.0 mmol)と(C
7COO)
2Cu(0.35g,1.0 mmol)とC
13COOAg(1.3 g, 4.0 mmol)に変えたほかは、実施例1と同様に反応させることにより、青紫色粉末(収量0.44g,金属含有率80%,組成比 銀89 mol%:銅11 mol%、平均粒子径4.2±0.49nm)を得た。得られた粉末のTG/DTA測定による熱重量(TG)変化の結果を
図13に示し、X線回折分析(XRD)の結果を
図14に示し、TEM像及び粒子径分布を
図15にそれぞれ示す。
【0057】
<実施例8>
C
7Ag /(C
7)
2Cu /(C
8)
3N(銀:銅=8:2、160℃×24時間)の合成
実施例5において、加えた試薬の量を(C
8)
3N(2.1g,6.0mmol)と(C
7COO)
2Cu(0.35g,1.0mmol)とC
7COOAg(1.0g,4.0mmol)に変えたほかは、実施例5と同様に反応させることにより、青紫色粉末(収量0.50g,金属含有率92%、組成比 銀95 mol%:銅5 mol%、平均粒子径8.4±1.4nm)を得た。得られた粉末のTG/DTA測定による熱重量(TG)変化の結果を
図16に示し、X線回折分析(XRD)の結果を
図17に示し、TEM像及び粒子径分布を
図18にそれぞれ示す。
【0058】
<実施例9>
C
17Ag /(C
7)
2Cu /(C
8)
3N(銀:銅=8:2、160℃×24時間)の合成
実施例6において、加えた試薬の量を(C
8)
3N(2.1g,6.0mmol)と(C
7COO)
2Cu(0.35g,1.0mmol)とC
17COOAg(1.6g,4.0mmol)に変えたほかは、実施例6と同様に反応させることにより、青紫色粉末(収量0.95g,金属含有率50%,組成比 銀96mol%:銅4 mol%、平均粒子径5.5±1.9nm)を得た。得られた粉末のTG/DTA測定による熱重量(TG)変化の結果を
図19に示し、X線回折分析(XRD)の結果を
図20に示し、TEM像及び粒子径分布を
図21にそれぞれ示す。
【0059】
<実施例10>
C
17Ag /(C
7)
2Cu /(C
8)
3N(銀:銅=2:8、160℃×24時間)の合成
実施例6において、加えた試薬の量を(C
8)
3N(3.2g,9.0mmol)と(C
7COO)
2Cu(1.4g,4.0mmol)とC
17COOAg(0.40g,1.0mmol)に変えたほかは、実施例6と同様に反応させることにより、青紫色粉末(収量0.22g,金属含有率99%,組成比 銀41 mol%:銅59 mol%、平均粒子径21±8.9nm)を得た。得られた粉末のX線回折分析(XRD)の結果を
図22に示し、TEM像及び粒子径分布を
図23にそれぞれ示す。
【0060】
<実施例11>
C
13Ag /(C
7)
2Cu /(C
8)
3N(銀:銅=5:5、180℃×4時間)の合成
実施例4のスケールを5倍にしたほかは、実施例4と同様に反応させることにより、青紫色粉末(収量2.5g,金属含有率85%、組成比 銀59mol%:銅41mol%、平均粒子径3.9±0.71nm)を得た。得られた粉末のTG/DTA測定による熱重量(TG)変化の結果を
図24に示し、X線回折分析(XRD)の結果を
図25に示し、TEM像及び粒子径分布を
図26にそれぞれ示す。
【0061】
<実施例12>
C
13Ag /(C
7)
2Cu
/(C
8)
3N/1,2-DDO(銀:銅=5:5、160℃×16時間)の合成
1,2-DDO1.52g(7.5mmol)を添加したほかは、実施例3と同様の条件で熱処理を実施し、青紫色粉末を得た(収量0.585g、金属含有量73%、組成比 銀57mol%:銅43mol%、平均粒子径3.59±0.52nm)。得られた粉末のTG/DTA測定による熱重量(TG)変化の結果を
図27に示し、X線回折分析(XRD)の結果を
図28に示し、TEM像を
図29にそれぞれ示す。
【0062】
<実施例13>
C
13Ag /(C
7)
2Cu
/(C
8)
3N/1,2-DDO(銀:銅=8:2、160℃×16時間)の合成
実施例12において、加えた試薬の量を1,2-DDO1.21g(6mmol)と(C
8)
3N(2.12g、6mmol)と(C
7COO)
2Cu(0.35g、1mmol)とC
13COOAg(1.34g、4mmol)に変えたほかは、実施例12と同様にして熱処理を実施し、青紫色粉末を得た(収量0.66g、金属含有量72%、組成比 銀85mol%:銅15mol%、平均粒子径4.23±0.36nm)。得られた粉末のTG/DTA測定による熱重量(TG)変化の結果を
図30に示し、X線回折分析(XRD)の結果を
図31に示し、TEM像を
図32に示す。
【0063】
<実施例14>
C
13Ag /(C
7)
2Cu
/(C
8)
3N/1,2-DDO(銀:銅=2:8、160℃×16時間)の合成
実施例12において、加えた試薬の量を1,2-DDO1.82g(9mmol)と(C
8)
3N(3.18g、9mmol)と(C
7COO)
2Cu(1.40g、4mmol)とC
13COOAg(0.335g、1mmol)に変えたほかは、実施例12と同様にして熱処理を実施し、青紫色粉末を得た(収量0.483g、金属含有量78%、組成比 銀26mol%:銅74mol%、平均粒子径5.50±2.73nm)。得られた粉末のTG/DTA測定による熱重量(TG)変化の結果を
図33に示し、X線回折分析(XRD)の結果を
図34に示し、TEM像を
図35に示す。
【0064】
<実施例15>
C
13Ag /(C
7)
2Cu
/(C
8)
3N/1,2-DDO(銀:銅=5:95、160℃×16時間)の合成
実施例12において、加えた試薬の量を1,2-DDO1.97g(9.75mmol)と(C
8)
3N(3.45g、9.75mmol)と(C
7COO)
2Cu(1.66g、4.75mmol)とC
13COOAg(0.084g、0.25mmol)に変えたほかは、実施例12と同様にして熱処理を実施し、茶色粉末を得た(収量373mg、金属含有量88%、組成比 銀7mol%:銅93mol%、平均粒子径10.42±5.23nm)。得られた粉末のTG/DTA測定による熱重量(TG)変化の結果を
図36に示し、X線回折分析(XRD)の結果を
図37に示し、TEM像を
図38にそれぞれ示す。
【0065】
<実施例16>
Ag
2CO
3 /(C
7)
2Cu
/(C
8)
3N/ C
7COOH(銀:銅=2:8、160℃×24時間)の合成
実施例10において、C
17COOAgをAg
2CO
3(0.138g、0.5mmol)に変え、C
7COOH(0.144g、1mmol)を加えたほかは、実施例10と同様にして熱処理を実施し、青紫色粉末を得た(収量0.366g、金属含有量99%、組成比 銀25mol%:銅75mol%、平均粒子径31.4±36.7nm(平均粒子径17.6±3.4nmと120.6±26.5nmが混合))。得られた粉末のX線回折分析(XRD)の結果を
図39に示し、TEM像を
図40に示す。
また、実施例16において得られたAg/Cu二元金属ナノ粒子のTEM/EDX分析(
図40)を行った。粒径の大きな粒子Aと粒径の小さな粒子BにおけるAg/Cu組成比をそれぞれ調べた。その結果を表1に示す。表1の結果からも明らかなように、1つの粒子の中に銀及び銅の両者が含まれていることがわかる。また、銅リッチの粒子(
図40、測定点A)と銀リッチの粒子(
図40、測定点B)とが混在していることもわかる。さらに、実施例16で得られた粒子(粉末)においては、銀リッチの粒子Aの粒子径が銅リッチBの粒子の粒子径よりも小さくなっており、粒子径によって組成比が異なることがわかる。これは、分解温度が比較的低いAg
2CO
3が分解した後に、(C
7COO)
2Cuが分解し、銀と銅の複合化が始まり、銀と銅とが十分に複合する前の小さな粒子径で安定した銀リッチの粒子と、銀と銅とが十分に複合して大きな粒子径で安定した銅リッチの粒子とが形成されると考えられる。
【0066】
【表1】
【0067】
<試験例1>
Ag/Cu複合ナノ粒子の焼成膜の特性
実施例11で合成したAg/Cu複合ナノ粒子 C
13Ag /(C
7)
2Cu /(C
8)
3N(Ag:Cu=5:5、180℃×4時間)に対し、ポリエチレン系分散剤(0.08g)と溶剤にターピネオール(0.25g)を加え、分散性を促進させるためにトルエン数滴を滴下した。トルエンが揮発逸散し、残存しなくなるまで混ぜ、金属含有率65wt%のペーストに調合した。このペーストを用いてスクリーン印刷法により電極パターンを印刷し、大気中350℃×30分間焼成した。その焼成膜Aの表面及び断面のSEM写真を
図41及び
図42にそれぞれ示す。
別途、同様に印刷して作成した電極パターンを大気中350℃×30分間焼成した後、窒素に3体積%の水素を含む還元性雰囲気下350℃×30分間焼成した。得られた薄膜Bの表面及び断面のSEM写真を
図43及び
図44にそれぞれ示す。
図41及び
図42に示すように、大気中での焼成では、粒子の形状を維持しながら焼結膜を形成していることがわかる。一方、
図43及び
図44に示すように、大気中での焼成後、さらに窒素に3体積%の水素を含む還元性雰囲気下で焼成すると、ナノ粒子が融着した薄膜が形成されることがわかる。すなわち、比較的低い焼成温度であっても、ナノ粒子の原形をとどめることなく、互いにナノ粒子どうしが融着した内部構造を有する皮膜が得られる。
また、この薄膜Bの電気特性を表2に示す。焼成膜Aのような場合の比抵抗が通常100μΩcm程度であるのに対し、表2からも明らかなように薄膜Bは10μΩcm以下(特に8μΩcm以下)というバルクに匹敵する比抵抗値を示した。このようにAg/Cu複合ナノ粒子を用いたペーストは、配線形成はもとより、高温はんだ代替の接合用としても好適に用いることができる。
【0068】
【表2】
【0069】
<試験例2>
Ag/Cu複合ナノ粒子の耐マイグレーション性の検討
イオンマイグレーションとは、高湿高温下で電子回路に電気を流すことで、陽極の金属がイオン化して溶出し、電極間を短絡させる現象である。イオンマイグレーションに対する安定性の検討に用いた電極は、実施例11で合成したC
13Ag /(C
7)
2Cu /(C
8)
3N(銀:銅=5:5、180℃×4時間)と、同様の条件で合成を行った銀ナノ粒子を用いてそれぞれ形成した。電極の形成は、めのう鉢に分散剤(0.08g)と溶剤にターピネオール(0.25g)を加え、分散性を促進させるためにトルエン数滴を滴下した。さらに前記ナノ粒子を加え、トルエンが揮発逸散し、残存しなくなるまで混ぜ、ペースト化を行った。このペーストを用いてスクリーン印刷法により電極パターンを印刷し、350℃×30分間、窒素に3%の水素を含む還元雰囲気下という焼成条件により電極形成を行った。形成した電極(電極間距離1mm)を使用し、イオンマイグレーションテストを行った。イオンマイグレーションテストはウォータードロップ法により行い、電極間に水を滴下し、電気を流してから電極間を短絡するまでの時間を計測した。その結果を表3に示す。
【0070】
表3の結果からも明らかなように、銀ナノ粒子を用いて形成した電極の場合は、短絡までに要した時間は15秒であった。一方、C
13Ag /(C
7)
2Cu /(C
8)
3N(銀:銅=5:5)を用いて形成した電極の場合は、短絡までに要した時間は530秒であり、銀ナノ粒子を用いて形成した電極の場合に比べて、短絡までに約35倍の時間を要していた。以上のことから、C
13Ag /(C
7)
2Cu /(C
8)
3N(銀:銅=5:5、180℃×4時間)は、銀ナノ粒子に比べて非常に高い耐マイグレーション性を有していることがわかる。
【0071】
【表3】