特許第5710087号(P5710087)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5710087
(24)【登録日】2015年3月13日
(45)【発行日】2015年4月30日
(54)【発明の名称】点眼液用調製剤
(51)【国際特許分類】
   A61K 47/02 20060101AFI20150409BHJP
   A61K 9/08 20060101ALI20150409BHJP
   A61P 27/02 20060101ALI20150409BHJP
【FI】
   A61K47/02
   A61K9/08
   A61P27/02
【請求項の数】3
【全頁数】11
(21)【出願番号】特願2006-10253(P2006-10253)
(22)【出願日】2006年1月18日
(65)【公開番号】特開2007-191414(P2007-191414A)
(43)【公開日】2007年8月2日
【審査請求日】2009年1月15日
【審判番号】不服2013-7698(P2013-7698/J1)
【審判請求日】2013年4月25日
(73)【特許権者】
【識別番号】391009523
【氏名又は名称】株式会社日本点眼薬研究所
(74)【代理人】
【識別番号】100076473
【弁理士】
【氏名又は名称】飯田 昭夫
(74)【代理人】
【識別番号】100112900
【弁理士】
【氏名又は名称】江間 路子
(74)【代理人】
【識別番号】100136995
【弁理士】
【氏名又は名称】上田 千織
(72)【発明者】
【氏名】平野 和行
(72)【発明者】
【氏名】山岡 智之
(72)【発明者】
【氏名】山田 悦代
【合議体】
【審判長】 新居田 知生
【審判官】 冨永 保
【審判官】 松浦 新司
(56)【参考文献】
【文献】 国際公開第92/16244(WO,A1)
【文献】 特表2006−501301(JP,A)
【文献】 特開2004−256502(JP,A)
【文献】 一般薬 日本医薬品集,1978年,583ページ
【文献】 小動物臨床,1986年,Vo1.5,No.5,76−79ぺージ
【文献】 薬剤学,1981年,第41巻第2号,119−125ページ
【文献】 ANTIMICROBIAL AGENT AND CHEMOTHERAPY,1986年,Vol.29,No.5,803−806ページ
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61K9/00-9/72
A61K47/00-47/48
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ホウ酸イオン(オルト・メタ・四ホウ酸及びそれらの塩由来並びに三酸化二ホウ素由来を含む。)及びリン酸イオン(リン酸及びリン酸の中性塩・酸性塩由来並びに酸化リン由来を含む。)とを共存させ、かつ、pH6.5〜8.0に調節してなり、眼用薬効成分を含有させる点眼液用の調製剤であって、
前記ホウ酸イオンの物質量濃度が0.050〜0.250mol/L、
前記リン酸イオンの物質量濃度が0.040〜0.250mol/L、かつ、
ホウ酸イオン/リン酸イオン(共存モル比)=1/2〜2/1であるとともに、
組成として緑膿菌低濃度(104CFU/mL以下)での防腐作用を有するようにし、眼粘膜に刺激を与える刺激性防腐剤を実質的に含有しない組成としたことを特徴とする点眼液用調製剤。
【請求項2】
pH6.8〜7.8に調製されてなることを特徴とする請求項1記載の点眼液用調製剤。
【請求項3】
前記請求項1又は2記載の点眼液用調製剤に前記眼用薬効成分が所定量含有されてなることを特徴とする点眼液
【発明の詳細な説明】
【背景技術】
【0001】
本発明は、マルチドーズ型の点眼液を調製するのに好適な点眼液用調製剤及び該調製剤を用いて調製された点眼液関する。
【0002】
なお、本明細書における「リン酸イオン」及び「ホウ酸イオン」のモル濃度は、それらを生成する電解質が完全電離したと仮定したときの換算値を意味する。
【0003】
従来、開栓後、繰り返して使用するいわゆるマルチドーズ型の点眼液において、無菌的状態を維持するために、通常、防腐剤(保存剤とも称される。)の添加が必要である。そして、塩化ベンザルコニウム等の代表的な防腐剤には、眼粘膜に刺激を与えるものが多い。このため、そのような眼粘膜に刺激を与える防腐剤(以下「刺激性防腐剤」という。)を含まないいわゆる防腐剤フリーの下記のような点眼液用調製剤(眼科用組成物)が提案されている(特許文献1請求項1参照)。
【0004】
「(A)トロメタモール0.5〜5.0重量/質量%(質量/容量%)
(B)ホウ酸、リン酸、酢酸、マレイン酸、フタル酸、ε−アミノカプロン酸から選ばれる1種又は2種以上
を(A)/(B)=1/5〜5/1(質量比)で含有し、かつ、pH5〜7.5であることを特徴とする、刺激性防腐剤量が0.0005重量/質量%(質量/容量%)以下又は無配合である眼科用組成物。」
【特許文献1】特開2004−2364号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の課題(目的)は、刺激性防腐剤を添加しなくても、微生物の増殖を抑制できる眼用薬効成分を含有する点眼液を調製するのに好適な点眼液用調製剤及び該調製剤を用いて調製された点眼液を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らは、上記課題を解決するために、鋭意開発に努力をする過程で、下記のような新たな知見に到達した。
【0007】
ここで、緑膿菌低濃度とは、緑膿菌数濃度104CFU/mL以下のことをいう。防腐作用試験を、緑膿菌低濃度の上限範囲(103〜104CFU/mL)で行なうと、低濃度の緑膿菌(103〜104CFU/mL)は、リン酸イオンの存在下で、リン酸イオンに接触後24h未満では、菌は減少するが、24hを経過すると菌が増殖する。しかし、リン酸イオンで減少した緑膿菌は、静菌的な作用を示すホウ酸緩衝液(ホウ酸イオン)をリン酸イオンと共存させることにより、顕著な滅菌作用を奏する。(図1参照)
リン酸イオンによる緑膿菌滅菌効果は、リン酸イオン濃度上昇により大きくなるが、必ずしも比例関係になく(図2参照)、また、リン酸イオンを含む電解質濃度上昇に基づく、浸透圧が滅菌作用に大きく寄与しているとの知見は得られなかった(表2参照)。また、ホウ酸イオン(ホウ酸緩衝液)とリン酸イオン(リン酸イオン緩衝液)との共存モル比は、1:1を挟んで、一方が約5倍量前後を越すと大きな緑膿菌滅菌作用を観察することはできなかった(図3参照)。
【0008】
点眼液のpHは、目に対する刺激を想定した場合、体液又は涙液に近いpHを採用するのが適切である。そこで、ホウ酸イオンとリン酸イオンとの共存液(混合緩衝液)のpHの効果について検討した。高いpHほど緑膿菌に対し殺菌作用があることが分かった(図4参照)。
【0009】
しかし、このようにpHの高い点眼液は実用的ではなく、涙液に近いpHの範囲内で可及的に高いpHを採用することが、緑膿菌に対する滅菌作用に有利であることが分かった。
【0010】
上記知見に基づいて、本発明者らは下記構成の点眼液用製剤に想到した。
【0011】
ホウ酸イオン(オルト・メタ・四ホウ酸及びそれらの塩由来並びに三酸化二ホウ素由来を含む。)及びリン酸イオン(リン酸及びリン酸の中性塩・酸性塩由来並びに酸化リン由来を含む。)とを共存させ、かつ、pH6.5〜8.0に調節してなり、眼用薬効成分を含有させる点眼液用の調製剤であって、
前記ホウ酸イオンの物質量濃度が0.050〜0.250mol/L、
前記リン酸イオンの物質量濃度が0.040〜0.250mol/L、かつ、
ホウ酸イオン/リン酸イオン(共存モル比)=1/2〜2/1であるとともに、
組成として緑膿菌低濃度(104CFU/mL以下)での防腐作用を有するようにし、眼粘膜に刺激を与える刺激性防腐剤を実質的に含有しない組成としたことを特徴とする。
【0012】
上記点眼液用調製剤は、pH6.8〜7.8に調製することが、涙液のpHに近くなり点眼液とした場合に好適である。
【0013】
【0014】
上記各構成の点眼液用調製剤は、眼用薬効成分を所定量含有させて点眼液とする。
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
本発明の点眼液用調製剤は、基本的には、ホウ酸イオン及びリン酸イオンとを共存させ、かつ、pH6.5〜8.0に調節して、防腐作用を有するようにし、刺激性防腐剤を実質的に含有しない組成としたものである。
【0019】
ここで、ホウ酸イオンとしては、オルト・メタ・四ホウ酸及びそれらの塩由来並びに三酸化二ホウ素由来を含む。具体的には、ホウ酸イオン生成剤としては、ホウ酸緩衝液に使用されるホウ酸、Na247等のホウ酸アルカリ塩(xM2O・yB23・zH2O)、その他、酸化ホウ素を使用可能である。ここで、MはNa又はKである。
【0020】
また、リン酸イオンとしては、リン酸及びリン酸の中性塩・酸性塩由来並びに酸化リン由来を含む。具体的には、リン酸イオン生成剤としては、リン酸緩衝液に使用される、リン酸一水素塩(M12HPO4)、リン酸二水素塩(M12PO4)(水和物を含む。)、その他、リン酸、酸化リン等を使用可能である。
【0021】
水酸化ナトリウムや塩酸等をpH調整剤として使用して、上記pH調整剤を用いて、pH6.5〜8.0、望ましくは、pH6.8〜7.8の範囲に調節する。
【0022】
そして、上記ホウ酸イオン・リン酸イオンの物質量濃度及びそれらの共存物質量比は下記のような範囲とする。
【0023】
ホウ酸イオンの物質量濃度が0.050〜0.250mol/L
リン酸イオンの物質量濃度が0.040〜0.250mol/L
ホウ酸イオン/リン酸イオン(共存モル比)=1/2〜2/1
上記の構成の点眼液用調製剤を用いて、点眼液の調製は、下記の如く行う。
【0024】
すなわち、眼用薬効成分を上記点眼液用調製剤に添加して、点眼剤とする。このとき、前記添加剤以外に、等張化剤、安定化剤、酸化防止剤、界面活性剤などの添加剤を使用できる。
【0025】
上記等張化剤として、マンニトール、グリセリン、ブドウ糖、ソルビトール等のポリオール類、アミノエチルスルホン酸等のアミン類、NaCl等の無機塩類を例示できる。
【0026】
上記安定化剤として、ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、プロピレングリコール、エタノール、イソプロパノール、キシリトール、イプシロンアミノカプロン酸、グリシン、ヒアルロン酸、ステアリン酸グリセリン、ポリエチレングリコール類、カルボキシビニルポリマー、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、エデト酸、ジブチルヒドロキシトルエン、トコフェロール、等を例示できる。
【0027】
上記酸化防止剤としては、アスコルビン酸、イソアスコルビン酸、塩酸システイン、等を挙げることができる。
【0028】
上記界面活性剤としては、ポリソルベート、ヒマシ油EO付加体、硬化ヒマシ油EO付加体、等の非イオン系のものを挙げることができる。なお、点眼液に使用されるものなら非イオン系に限られない。
【0029】
上記眼用薬効成分としては、フルオロメトロン、シアノコバラミン、塩酸カルテオロール、マレイン酸クロルフェニラミン、クロモグリク酸ナトリウム、等を挙げることができる。
【0030】
さらに本発明では、上記構成の点眼液は、開栓後も無菌状態を確保し得る無菌点眼容器に充填した容器充填点眼液として使用することが望ましい。当該無菌点眼容器としては、例えば、点眼液を吐出する流路に、0.22μm以下の細孔を有するフィルターを設けたり、逆流防止弁を設けたりしたものが使用できる。
【0031】
当該構成とすることにより、通常、患者の使用時に点眼容器のノズルが眼球や涙液に接触して、細菌や真菌が点眼容器内の薬液を汚染することを防止することを目的として配合されている角膜上皮障害性の防腐剤・界面活性剤、例えば、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、グルコン酸クロルへキジン、クロロブタノール、ベンジルアルコール、フェニルエチルアルコール等、さらには、パラオキシ安息香酸エステル類を配合しない処方(製剤)がより確実に担保できる。
【0032】
上記無菌点眼容器としては、本願出願人が先に提案した下記構造を備えたものが望ましい(図6参照:特開2004−51593号公報)。
【0033】
無菌点眼容器1は、外層21の内面に該外層21から剥離可能な内層22を積層形成してなるいわゆる積層剥離ボトル2と該ボトル2の口部に取り付けられた栓体3とを備え、外層21には内層22と外層21との間に外気を導入する為の通気孔4が設けられ、栓体3には内層22の内部に収容された点眼液を吐出(噴出)するための吐出路10が設けられ、該吐出路10にフィルター7と逆止弁8とが設けられており、フィルター7は逆支弁8よりも吐出下流側に配置されている。
【0034】
さらに、この積層剥離ボトルの特徴として、点眼時、内容液(点眼液)を吐出すると、容器内に残存する内容液の容積はその容積だけ小さくなり、剥離可能な内層が外層より剥離し、溶液変化に合わせて縮小するため、内容液に空気の吸い込みがなく、より雑菌の容器内への侵入を抑制できる。
【実施例】
【0035】
本発明の効果を確認するために行った実施例及び比較例について説明をする。
【0036】
<試験例1>
緑膿菌(P.aeruginosa)を試料1mL当たり103〜104個となるように播種(接種)したリン酸緩衝液を25℃恒温室内に12h静置した後、該リン酸緩衝液と等量のホウ酸緩衝液又はリン酸緩衝液を加えた。なお、各緩衝液は表1に示す処方のものを用いた。
【0037】
そして、その前後にわたり、所定時間毎に、菌を播種した試料1mL中の生菌数を、カンテン平板混釈法により測定した。試料数は3個としそれらの算術平均値を求めた。
【0038】
それらの結果を示す図1から、リン酸緩衝液に、途中からホウ酸緩衝液を加えた緩衝混合液(ホウ酸イオン/リン酸イオン共存液)は、緑膿菌に対する顕著な滅菌作用を有することが分かる。
【0039】
【表1】
<試験例2>
図2に示されるモル濃度にて調製したリン酸緩衝液について、試験例1と同様の操作をおこない、12h後の緑膿菌生存数を求めた。それらの結果を示す図2から、リン酸イオンによる緑膿菌滅菌効果は、リン酸イオン濃度上昇により大きくなるが、必ずしも比例関係にないことが分かる。
【0040】
<試験例3>
表2に示される浸透圧比となるように塩化ナトリウムにて浸透圧比を調整した各試験液を、試験例1と同様の操作を行って、48h後の緑膿菌生存数を求めた。それらの結果を示す表2から、リン酸イオンを含む電解質濃度上昇に基づく、浸透圧が滅菌作用に大きく寄与しているとの知見は得られなかった。
【0041】
【表2】
<試験例4>
ホウ酸イオンとリン酸イオンとの共存モル比がそれぞれ異なる表3に示す処方のホウ酸緩衝液/リン酸緩衝液の混合緩衝液(ホウ酸イオン/リン酸イオン共存液)に、103〜104CFU/mLとなるように緑膿菌を播種して各試料を調製した。なお、各試料のpHは、HCl(1N)又はNaOH(1N)を用いてpH7.4に、浸透圧比(生理食塩水に対する)はNaClにて1とした。
【0042】
そして、各試料を25℃恒温室に48h静置後の、試験例1と同様にして緑膿菌生存数を求めた。
【0043】
それらの結果を示す図3から、混合モル比がホウ酸イオン/リン酸イオン=約1/5〜6/1の範囲が滅菌作用を有し、特に、約1/4〜5/1の範囲が、さらには、約1/2〜2/1の範囲が滅菌作用が顕著であることが分かる。
【0044】
【表3】
<試験例5>
それぞれ、表4に示す処方のホウ酸緩衝液/リン酸緩衝液の混合緩衝液(ホウ酸イオン/リン酸イオン共存液)について、HCl(1N)又はNaOH(1N)を用いて、それぞれ、図4に示す各pHに調節するとともに、NaClにて浸透圧比(生理食塩水に対する)1としたものに、103〜104CFU/mLとなるように緑膿菌を播種して各試料を調製した。そして、上記試験例1と同様にして、所定時間毎に、生菌数を測定して、緑膿菌生存数を求めた。なお、ホウ酸緩衝液単独、リン酸緩衝液単独についても同様にして、緑膿菌生存数を求めた。
【0045】
それらの結果を示す図4から、pHが高い方が、緑膿菌滅菌作用が強いことが分かり、また、各緩衝液単独(pH7.4)より、pHが低くても(pH6.0、pH7.0)滅菌作用は混合緩衝液(ホウ酸イオン/リン酸イオン混合液)の方が高いことが分かる。
【0046】
【表4】
<実施例1〜3>
表5に示す本発明の範囲内にある各処方の点眼液を調製し、防腐剤フリーのマルチドーズ型の点眼容器(図6の無菌点眼容器)にそれぞれ、充填した。内容液を5滴、滴下して清浄化した滴下口に、緑膿菌の菌液(103〜104CFU/mL)を付着させて各試料を調製した。そして、25℃恒温室内に12h放置後、それぞれ、2枚の寒天平板上に1滴目、2滴目を滴下した後(滴下により滴下口はある程度除菌される。)、カンテン平板表面塗抹法で培養して、生菌数を測定した。比較のために、ホウ酸緩衝液単独でも同様に行った。
【0047】
それらの結果を示す図5に示す如く、ホウ酸緩衝液(ホウ酸イオン単独液)のみやリン酸緩衝液(リン酸イオン単独液)のみでは、1・2滴目とも生菌が観察されたが、実施例のホウ酸イオン/リン酸イオン共存液では1・2滴目とも生菌が観察されず、死滅することが分かった。
【0048】
【表5】
【図面の簡単な説明】
【0049】
図1】リン酸イオンに対するホウ酸イオンを途中で添加した場合の緑膿菌滅菌効果の試験結果を示すグラフ図である。
図2】リン酸イオン濃度の滅菌効果に与える影響の試験結果を示すグラフ図である。
図3】リン酸イオンとホウ酸イオンとの共存液におけるホウ酸イオン/リン酸イオン共存モル比の滅菌効果に与える影響試験の結果を示すグラフ図である。
図4】リン酸イオンとホウ酸イオンとの共存液におけるpHの滅菌効果与える影響試験の結果を示すグラフ図である。
図5】無菌点眼容器に実施例及びホウ酸緩衝液、リン酸緩衝液を充填して滴下口に菌汚染させた場合の滅菌効果の試験結果を示すグラフ図である。
図6】本発明の点眼液を充填するのに好適な無菌点眼容器の一例を示す概略断面図である。
【符号の説明】
【0050】
1 無菌点眼容器
2 積層剥離ボトル
3 栓体
21 外層
22 内層
図1
図2
図3
図4
図5
図6