(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5710766
(24)【登録日】2015年3月13日
(45)【発行日】2015年4月30日
(54)【発明の名称】ランプコネクタ
(51)【国際特許分類】
F21V 19/00 20060101AFI20150409BHJP
F21V 17/18 20060101ALI20150409BHJP
F21V 21/002 20060101ALI20150409BHJP
F21V 21/30 20060101ALI20150409BHJP
F21Y 101/00 20060101ALN20150409BHJP
F21Y 101/02 20060101ALN20150409BHJP
F21Y 103/00 20060101ALN20150409BHJP
F21Y 105/00 20060101ALN20150409BHJP
F21Y 113/00 20060101ALN20150409BHJP
【FI】
F21V19/00 110
F21V17/18 100
F21V21/002
F21V21/30 300
F21Y101:00 100
F21Y101:00 300
F21Y101:02
F21Y103:00
F21Y105:00 100
F21Y113:00
【請求項の数】14
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2013-530406(P2013-530406)
(86)(22)【出願日】2011年9月26日
(65)【公表番号】特表2013-541163(P2013-541163A)
(43)【公表日】2013年11月7日
(86)【国際出願番号】US2011053333
(87)【国際公開番号】WO2012040740
(87)【国際公開日】20120329
【審査請求日】2013年8月12日
(31)【優先権主張番号】13/245,796
(32)【優先日】2011年9月26日
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】61/385,989
(32)【優先日】2010年9月24日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】311006504
【氏名又は名称】オスラム・シルバニア・インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110000523
【氏名又は名称】アクシス国際特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】ミン・リ
(72)【発明者】
【氏名】イ・ヤン
(72)【発明者】
【氏名】ダグラス・ハリオット
(72)【発明者】
【氏名】ロバート・ハリソン
【審査官】
三島木 英宏
(56)【参考文献】
【文献】
特開2002−042518(JP,A)
【文献】
実開平04−111148(JP,U)
【文献】
特開2002−358816(JP,A)
【文献】
特開2003−308726(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F21V 19/00
F21V 17/18
F21V 21/002
F21V 21/30
F21Y 101/00
F21Y 101/02
F21Y 103/00
F21Y 105/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも一つの光源を含むと共に、第1外面及び第2外面を備えるランプ本体と、
前記第1外面に設けられた枢動連結点と、
前記枢動連結点に結合したスイングコネクタにして、これを介してランプがソケットに電気的に接続されるスイングコネクタと、を備え、
前記スイングコネクタが第1位置と第2位置の間で枢動するように動作可能であり、前記スイングコネクタが第1及び第2端部を有し、前記第2端部が前記枢動連結点に結合し、
前記第2外面には、前記第1位置に在る前記スイングコネクタの前記第1端部の少なくとも一部を受容するためのスロットが設けられ、前記スイングコネクタが前記第2位置に在る時、前記スロットが空である、ランプ。
【請求項2】
前記スイングコネクタの前記第1端部の少なくとも一部が前記スロットに保持される、請求項1に記載のランプ。
【請求項3】
前記ランプ本体が、リニア形状部分を含む、請求項1に記載のランプ。
【請求項4】
前記スイングコネクタが前記リニア形状部分の端部に設けられ、前記第2外面が前記リニア形状部分の端面である、請求項3に記載のランプ。
【請求項5】
前記第1外面及び前記第2外面がお互いに隣接する、請求項1に記載のランプ。
【請求項6】
前記第1外面及び前記第2外面が実質的にお互いに直交する、請求項5に記載のランプ。
【請求項7】
前記第1外面には突出部が設けられ、前記枢動連結点が前記突出部に配置される、請求項1に記載のランプ。
【請求項8】
前記第1位置は、前記スイングコネクタの少なくとも一部が前記第1外面に直に隣接することを含む、請求項1に記載のランプ。
【請求項9】
前記第1位置は、前記スイングコネクタの少なくとも一部が前記第2外面に直に隣接することを含む、請求項8に記載のランプ。
【請求項10】
少なくとも一つの光源を含むと共に、中央部を含む少なくとも一つの端部を備えるランプ本体と、
前記少なくとも一つの端部上に配置された回転機構と、
前記回転機構を介して前記少なくとも一つの端部に取付けられた回転可能コネクタにして、これを介してランプがソケットに電気的に接続される回転可能コネクタと、を備え、
前記回転可能コネクタが、表面と少なくとも一つのピンを備え、
前記少なくとも一つのピンが前記表面から突出し、
前記少なくとも一つのピンが前記中央部からオフセットする、ランプ。
【請求項11】
前記回転機構は、前記回転可能コネクタが前記ランプ本体との関係において回転することを許容するように動作可能である、請求項10に記載のランプ。
【請求項12】
前記回転機構は、前記ランプ本体が前記回転可能コネクタとの関係において回転することを許容するように動作可能である、請求項10に記載のランプ。
【請求項13】
前記回転機構が、前記中央部に実質的に近くの前記少なくとも一つの端部に配置される、請求項10に記載のランプ。
【請求項14】
前記回転機構が、前記中央部からオフセットした前記少なくとも一つの端部に配置される、請求項10に記載のランプ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の参照
本出願は、2010年9月24日に出願されたタイトル「ランプ及び他の発光源のコネクタ」の米国仮特許出願NO.61/385,989、及び2011年9月26日に出願されたタイトル「ランプコネクタ」の米国出願NO.13/245,796に基づく優先権を主張し、その全内容が参照により本明細書に組み込まれる。
【0002】
本発明は、照明に関し、より詳細にはランプ用のコネクタに関する。
【背景技術】
【0003】
従来のランプは、典型的にはソケットに接続され電力を受け取り、また機械的に支えられて特定位置に保持される。多くのランプは、クラシックA19ランプのように、この目的のために所謂スクリューベースを含む。代替例としては、幾つかのランプが、所謂GU24ピンコネクタを具備するランプのように、スクリューベースの代わりに少なくともピンを用いる。蛍光灯は、従来から蛍光灯の2つの側部の少なくとも1つのピン、より典型的には2つのピンを用いてソケットに接続される。本構成は、バイ‐ピンコネクタとして知られている。
【0004】
米国特許番号7,049,761及び7,510,299のLED基準の蛍光灯サイズの後付ランプといった所謂後付ランプの光源として固体光源が用いられるにしても、後付ランプが、典型的には、従来の非後付の種類のランプで用いられる典型的なコネクタ(群)を保持する。従って、従来の蛍光灯に見られるように、米国特許番号7,049,761及び7,510,299の後付ランプが、少なくとも一つのバイ‐ピンコネクタを有する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来のランプコネクタ、特に少なくとも一つのピンを有するものが様々な欠点を被っている。ピン型コネクタを設けることによりランプ用の包装が複雑化する。ピンは、定義によれば突起である。ピン先が鈍くても、ピンが接触面に穴を開けるかもしれない。多くのランプが典型的には一緒に同時に発送されるため、もし接触面が別のランプのガラス及び/又はプラスチック部分であるならば特に厄介である。従って、上述のような損傷に対する保護のため、スクリューベース型のコネクタでは不要の別の追加の包装材料で典型的なピン基準のランプコネクタのピン(群)を包囲しなければならない。更に、コネクタによりランプの動きが許容されず、この点は、ランプが、360°自身から光を生成しない光源を有する後付ランプであるとき特に不利であろう。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書に記述の実施形態によれば、従来のランプコネクタの上述の問題が克服される。実施形態が、スイングコネクタ及び回転可能コネクタを包含する。スイングコネクタにより、ランプの包装が、例えば、ランプの1以上の端部から突出する1以上のピンコネクタを含む従来のランプの包装よりも簡単になる。ソケットに対するコネクタとしての使用時を除いて、実施形態に係るスイングコネクタが突出せず、従って、追加の費用を要する包装材料の保護の必要が無い。更に、ランプの輸送及び/又は取扱いの過程で不意の刺し傷のリスクも低減される。回転可能コネクタにより、ランプがソケットに置かれている最中に回転することが許容される。
【0007】
ある実施形態において、ランプが提供される。ランプは、第1外面及び第2外面と、前記第1外面に設けられた枢動連結点と、前記枢動連結点に結合したスイングコネクタと、を備え、前記スイングコネクタが、ランプの近傍に近い第1位置と前記ランプからある距離だけ離れた第2位置の間で枢動するように動作可能である。
【0008】
関連の実施形態においては、前記第1外面及び前記第2外面がお互いに隣接する。更に関連の実施形態においては、前記第1外面及び前記第2外面が実質的にお互いに直交する。また別の関連の実施形態においては、前記第1外面が突出部を含み、前記枢動連結点が前記突出部に配置される。また別の関連の実施形態においては、前記第2外面の少なくとも一部が、前記スイングコネクタが前記第1位置にある時、前記スイングコネクタを受容するように形状付けられる。また別の関連の実施形態においては、前記第2外面の少なくとも一部が、前記スイングコネクタが前記第1位置にある時、前記スイングコネクタを受容して保持するように形状付けられる。
【0009】
また別の関連の実施形態においては、前記第1位置が、前記スイングコネクタの少なくとも一部が前記第1外面に直に隣接することを含む。更に関連の実施形態においては、前記第1位置が、前記スイングコネクタの少なくとも一部が前記第2外面に直に隣接することを含む。更に関連の実施形態においては、前記第2外面の少なくとも一部が、前記スイングコネクタの少なくとも一部を受容して保持するように形状付けられる。また別の関連の実施形態においては、前記スイングコネクタが前記ランプに電気的に接続される。
【0010】
別の実施形態においては、ランプが提供される。ランプが、中央部を含む少なくとも一つの端部と、前記少なくとも一つの端部上に配置された回転機構と、前記回転機構を介して前記少なくとも一つの端部に取付けられた回転可能コネクタと、を備え、前記回転可能コネクタが、表面と少なくとも一つのピンを備え、前記少なくとも一つのピンが前記表面から突出し、前記少なくとも一つのピンが前記中央部からオフセットする。
【0011】
関連の実施形態においては、前記回転機構は、前記回転可能コネクタが前記ランプとの関係において回転することを許容するように動作可能である。別の関連の実施形態においては、前記回転機構は、前記ランプが前記回転可能コネクタとの関係において回転することを許容するように動作可能である。また別の関連の実施形態においては、前記回転機構が、前記中央部に実質的に近くの前記少なくとも一つの端部に配置される。また別の関連の実施形態においては、前記回転機構が、前記中央部からオフセットした前記少なくとも一つの端部に配置される。
【図面の簡単な説明】
【0012】
本明細書に開示の上述の及び他の目的、特徴並びに利点は、異図に亘り同一参照文字により同一部分が示された添付図面に図示されたように、本明細書に開示の特定の実施形態の後述の説明から明らかになるだろう。図面は、必ずしもスケールされたものではなく、むしろ、本明細書に開示の原理を図示することに重きが置かれている。
【0013】
【
図1】
図1は、本明細書に記述の実施形態に係る、ランプ用のスイングコネクタを示す。
【0014】
【
図2】
図2は、本明細書に記述の実施形態に係る、ランプ用の回転可能コネクタを示す。
【発明を実施するための形態】
【0015】
用語「ランプ」は、一貫して用いられるように、光を出射する及び/又はさもなくば少なくとも一つの光源を含む任意の構造を意味する。従って、ランプは、従来の電球/ランプ(すなわち、白熱灯、蛍光灯、ハロゲン灯、アーク灯、ガス灯等)に限定されること無く、少なくとも一つの固体光源(すなわち、発光ダイオード(LED)、有機発光ダイオード(OLED)、ポリマー発光ダイオード(PLED)及びこの類)を含む任意の種類の装置も包含する。もちろん、これらの光源のどれかの任意の組み合わせもランプ用の光源として機能もする。
【0016】
従って、
図1及び2に光源が開示されていないが、
図1及び2に開示の全ランプが少なくとも一つの光源を含む。少なくとも一つの光源は、限定するわけではないが所謂伝統的な光源(すなわち、白熱、ハロゲン、蛍光、ガス放電、アーク等)や固体光源(すなわち、発光ダイオード(LED)、有機発光ダイオード(OLED)等)やこの類、並びにこれらの任意の組み合わせを包含する任意の既知の種類の光源であろう。
【0017】
図示のランプが全体又は部分的に実質的なリニアな部分から成るランプコネクタの実施形態が
図1及び2により図示されるが、単にリニア及び/又は部分的にリニアな構造に実施形態が限定されるものではない。むしろ、1つ、及び/又は1つ以上の、ソケット、ベース、又はこの他のレセプタクルであって、1つ、及び/又は1つ以上の、ランプ及び/又は発光源を保持して(電気又は別の)力を供給可能であるレセプタクルへの接続を要求する任意の種類のランプに実施形態を適用することができよう。
【0018】
用語「エンドキャップ」は、本明細書で用いられるように、従来のリニアな蛍光灯、幾つかの固体光源基準の蛍光灯スタイル/形状のランプ、電力への電気的な接続を含むランプの任意の慣例の構造に見られる従来のエンドキャップを意味する。
【0019】
図1がランプ100を示す。ランプ100は、第1外面103及び第2外面104を含む。
図1に開示のものといった幾つかの実施形態においては、第1外面103及び第2外面104がお互いに隣接及び/又は実質的に隣接する。代替的、又は追加的に、別の実施形態において、それらの間に1以上の別の面がある。更に、幾つかの実施形態においては、第1外面103及び第2外面104がお互いに直交及び/又はお互いに実質的に直交する。従って、幾つかの実施形態においては、第1外面103及び第2外面104が、少なくとも部分的にランプの端部を形成する。
【0020】
ランプ100がスイングコネクタ102も含み、これによりランプ100がソケットに電気的に接続される。スイングコネクタ102が多数の位置を持つように動作する。第1位置において、スイングコネクタ102がランプ100の近傍に近接している。従って、第1位置において、スイングコネクタ102がランプ100に隣接する。代替的、又は追加的に、第1位置において、スイングコネクタ102が、ランプ100に実質的に隣接する。更に、実施形態によっては、第1位置において、スイングコネクタ102がランプ100に直に隣接(面一)になる。より端的には、スイングコネクタ102が、第1外面103及び第2外面104の少なくとも一つに直に隣接する。実施形態によっては、スイングコネクタ102が、第1外面103及び第2外面104の両方に直に隣接する。もちろん、幾つかの実施形態においては、スイングコネクタ102が、第1外面103及び第2外面104のいずれか又は両方の各々に実質的に直に隣接する。
【0021】
第2位置において、スイングコネクタ102の少なくとも一部が、ランプ100から離れた位置にある。一つの候補の第2位置が
図1に開示され、ここで、ランプ100用のソケットに接続されるように動作するスイングコネクタ102の第1端部101がランプ100から離れた位置にある。幾つかの実施形態においては、第2位置にある時、スイングコネクタ102がランプ100用のソケットに接続され、ランプ100に電力が供給される。スイングコネクタ102の第2端105がランプ100に隣接する。
図1に開示の実施形態においては、スイングコネクタ102の第2端部105がランプ100に結合される。より端的には、第2端部105が枢動連結点106に結合される。枢動連結点106が、第1外面103上に配置される。
図1に図示のものといった、幾つかの実施形態においては、第1外面103が突出部150を含み、枢動連結点106が突出部150に配置される。スイングコネクタ102は、枢動連結点106に対するスイングコネクタ102の結合を介して、少なくとも第1位置及び第2位置の間でスイング(すなわち、枢動(pivot))するように動作可能である。すなわち、枢動連結点106によってスイングコネクタ102が複数の位置の間でスイング(即ち、枢動)できる。従って、幾つかの実施形態においては、枢動連結点106が、スイングコネクタ102の第2端部105を受容可能である開口であり、スイングコネクタ102の枢動を許容し、同時に第2端部105を開口内に保持する。従って、枢動連結点106が、スイングコネクタ102のスイング/枢動を許容する任意のメカニズムである。
【0022】
もちろん、スイングコネクタ106がソケットに対する複数の連結点(すなわち、2つの第1端部101)を含む、
図1に図示のものといった、幾つかの実施形態においては、スイングコネクタ102の各連結点のためのものの複数の枢動連結点106、107がある。そのような実施形態においては、スイングコネクタ102が単一部品として動く(すなわち、ある連結点が動かされると、全ての連結点が同時に動く)、若しくはスイングコネクタ102の連結点が、各々、別々に動く、若しくは、連結点の部分集合が同時に動き、他方、他の部分集合が別々に動き得る。
【0023】
幾つかの実施形態においては、スイングコネクタ102が第1位置にある時、スイングコネクタ102を受容するように第2外面104の少なくとも一部が形状付けられる。従って、例えば、
図1に図示したスイングコネクタ102の種類に関しては、第2外面104が、スイングコネクタ102の2つの第1端部101の少なくとも一部を受容するように形状付られた2つのスロット110(すなわち、開口部)を含む。スイングコネクタ102が第1位置にある時、スイングコネクタ102の2つの第1端部101がそれら夫々の2つのスロット110内に配置される。従って、スイングコネクタ102が第2位置にある時、2つのスロット110が空である。幾つかの実施形態においては、スイングコネクタ102が第1位置に配置される時、2つのスロット110が、第1位置にあるスイングコネクタ102の受容及び保持の両方を為すように形状付けられる。
【0024】
図2は、少なくとも一つの端部204を有するランプ200を図示する。少なくとも一つの端部204が中央部210を含む。中央部210は、ランプ200の中央を貫通し、ランプ200と同一の方向に延びる軸を含む、少なくとも一つの端部204の部分である。従って、少なくとも一つの端部204が2次元形状として考えられるならば、中央部210が、少なくとも一つの端部204の中央の少なくとも一つの端部204の外面に設けられた点を含む。回転機構212が少なくとも一つの端部204に配置される。回転可能コネクタ202が、回転機構212を介して、ランプ200(より端的には、少なくとも一つの端部204)に取付けられる(すなわち、結合される)。従って、回転機構212は、回転可能コネクタ202がある方向に少なくとも部分的に回転することを許容する任意のメカニズムである。幾つかの実施形態においては、回転機構212は、ランプ200との関係における回転可能コネクタ202の回転を許容するべく動作可能である(すなわち、回転可能コネクタ202は、ランプ200がその場にいる際中に回転するように動く(すなわち回転する)ことができる。)幾つかの実施形態においては、回転機構212は、回転可能コネクタ202との関係におけるランプ200の回転を許容するべく動作可能である(すなわち、ランプ200は、回転可能コネクタ202がその場にいる際中に回転するように動く(すなわち回転する)ことができる。)。幾つかの実施形態においては、回転機構212は、従って、円の孤の全360°で回転可能コネクタ202の回転運動を許容し、他方、別の実施形態においては、回転機構212は、制限された回転運動を許容する(すなわち、円の孤の360°のある部分集合の範囲の動き(例えば、120°の孤状動き、180°の孤状動き、等))。幾つかの実施形態においては、ランプ200の回転位置が、特定の位置に固定される(例えば、孤度(degrees of arc))。代替的、又は追加的に、回転機構212が歯止めメカニズムを含み、回転可能コネクタ202が複数の事前設定位置の間(すなわち、孤度)で回転する。
【0025】
回転可能コネクタ202が、表面214と少なくとも一つのピン206を含む。
図2に示すもののような、幾つかの実施形態においては、回転可能コネクタ202が、2つのピン206、208を含むが、もちろん任意の数のピン及び/又は他のソケットコネクタ(群)が本発明の範囲から逸脱すること無く用いられ得る。少なくとも一つのピン206が、表面214から突出し、受入ソケット内に配置される。少なくとも一つのピン206が表面214に設けられ、中央部210からある距離だけオフセットする。2つのピン206、208がある実施形態において、2つのピン206、208が、各々、中央部206からある距離だけオフセットする。これにより、幾つかの実施形態においては、ランプ200が配置される特定の設備及び/又は照明器具に対してより多くの潜在的な動きが付与される。
図2に示すものといった幾つかの実施形態においては、回転機構212が、実質的に中央部212の近くのランプ200の少なくとも一つの端部204上に配置される。代替的、又は追加的に、回転機構212が、中央部212からある距離だけオフセットしたランプ200の少なくとも一つの端部204上に配置される。
【0026】
実施形態によっては、ランプ200が、2つの回転可能コネクタ202(
図2では不図示)を含み、一つの回転可能コネクタがランプ200の第1端部上にあり、他方の回転可能コネクタがランプ200の反対の端部上にある。そのような幾つかの実施形態においては、回転可能コネクタ202の各々の回転機構が、ランプ200の各端部の中央部から異なる距離だけオフセットする。ランプ200がソケットに適合することを許容するため、回転可能コネクタ202の個別の表面214(及び、従って、本体)が異なる長さになるだろう。
【0027】
逆のことが述べられる場合を除き、「実質的」の用語の使用は、正確な関係、状態、配置、配向、及び/又は他の特性、及び当業者が理解するこれらからの逸脱であって、そのような逸脱が開示の方法及びシステムに本質的に影響しない範囲のものを含むように解釈される。
【0028】
本開示の全体に亘り、名詞を装飾する一つを意味する文字及び/又は「前記」の使用は、簡便のために用いられ、かつ、逆のことが明示的に述べられる場合を除き、装飾された名詞の1つ、又は1以上を含むものと理解されるだろう。「備える」、「含む」、及び「有する」らの用語は包括的に意図され、列挙された要素以外の追加の要素があること意味する。
【0029】
他との対話、関連付け、及び/又は基準のための開示及び/又はそうでなければ図示された要素、構成部材、モジュール、及び/又はこれらの部分は、本明細書に逆のことが規定される場合を除き、直接及び/又は間接的な態様にて、そのように対話し、関連付け、及び又は基準となるものと理解されるだろう。
【0030】
方法及びシステムをこれら特定の実施形態に関連して説明したが、そのように限定されるべきものではない。当然ながら、上述の教示に照らせば、多くの変更及び変形が明らかであろう。本明細書に開示及び図示された部材の細部、材料、及び配置の多くの追加的変更は、当業者により為されるだろう。