【実施例】
【0045】
例1
細胞系の生成および比生産性
【0046】
ヒトAATを発現し、そしてα2,6-シアル酸転移酵素(SIAT1;NM_003032)またはα2,3-シアル酸転移酵素(SIAT4C;L23767)のいずれかを共発現する七百のPER.C6細胞株(PER.C6-AAT-ST3/PER.C6-AAT.ST6)を、無血清条件下に、国際公開第2006/070011号に記載するように発生させた。AAT-ST3(27の細胞株)またはAAT-ST6(20の細胞株)のいずれかを生産する四十七の無血清PER.C6細胞株を、トランスフェクションツール(形質移入ツール)としてヌクレオフェクション(nucleofection)を用いた独立した細胞系生成プログラムからELISA〔AAT Elisa Kit(エライザキット)、US Biologicals(ユーエス・バイオロジカルズ社)〕によって定められる最高収率に基づいて選んだ。発現プラスミドは、ヒトのAAT(配列番号:2)のためのコード配列およびヒトのST3GalIVのためのコード配列を含み、それらの双方ともは、PER.C6細胞での遺伝子発現の高水準を達成するために修飾されたサイトメガロウイルスプロモーターによって駆動された〔Yallop(ヤロップ)ら、2005年〕。AAT発現ベクター(pAATopt-ST3およびpAATopt-ST6)のプラスミドマップを
図9に示す。
【0047】
細胞株の生産性は、1細胞につき1日あたり(pcd)8-22ピコグラム(PER.C6-AAT-ST3)および7-19pcd(PER.C6-AAT-ST6)の間を変動した(
図1ならびに表1および2を参照)。細胞株はProper(プロパー)-1媒体中〔Lonza(ロンザ)〕(6つのバイアル、3-5×10
6細胞/ml)で低温保存し、すべての受け入れ基準を満たした〔生存率>80%、蘇生後(post resuscitation)良好な増殖の2回の継代〕。バッチ培養物を生じさせ(プロパー-1媒体中で)、それを生化学的分析のために用いた(例2参照)。
例2
生化学的分析
【0048】
PER.C6-rAATの完全性
47のバッチ培養物の上澄みを、コロイド青で染色するSDS-PAGE上で分析した。PER.C6-rAAT(未精製)試料の細胞培養物の収集は、SDS-PAGE上での主要なタンパク質バンドとしてAATを示した。さらにまた、ゲル類は材料の完全性を示す無傷のAATバンドを示した(
図2に示す)。
【0049】
PER.C6-rAATの活性
最初に(色素形成活性のアッセイ代わりに)、活性についての徴候を、PER.C6-rAATのヒト好中球エラスターゼとの複合体の形成を分析することによって定めた。このために、PER.C6-rAAT試料の細胞培養収集物を、37°Cで30分間、0、0.1、0.2および0.4μgのエラスターゼと共にインキュベーションし、そして次いで4-12%のBIS-トリスSDS-PAGE上に適用し、そしてコロイド青で染色した)。試験したすべてのPER.C6-rAAT試料はエラスターゼと複合体を形成し(データは示してない)、調製物の活性が指し示された。さらなる活性テストは、参照としてプロラスチン(商標)を用いるヒト好中球エラスターゼの抑制に基づく色素形成アッセイで行った〔出典はBruin(ブルイン)ら、2005年から〕)。試験されたすべてのPER.C6-rAAT試料は、一つのものを除き(PER.C6-rAAT-ST3-234c)、プロラスチン(商標)と少なくとも同じくらい活性であった(>90%)(表1および2)。
【0050】
PER.C6-rAATのグリカン分析
グリカンが、最適PKプロファイルのために必要とされる、シアル酸によるキャッピングの比較的高い程度を有するPER.C6-rAAT試料についてスクリーニング(選別)するために、レクチンアッセイを、Erythrina cristagalli(エリスリナ・クリスタガリ)のレクチン(ECL)を用いて、露出したガラクトースの検出用に適用した(用いたアッセイの図式的概観について
図3を参照)。試験した47の試料からの15は、ECLによるOD405でのシグナル、>ブランク(空白)+ 0.2を示し、これらのAAT試料のグリカン上での終端のガラクトースの露出の比較的高い程度が指し示された。これらの試料の少数(2、3)について、シアル酸によってグリカンがキャッピングされる低い程度を、HPLCに基づく方法を用いる更なるグリカン分析によって確かめた〔Hermentin(ハーメンチン)ら、1996年;Ggervais(ジェルベー)ら、2003年〕。したがって、OD405でのECLシグナル>ブランク+ 0.2を有するrhAAT試料は、更には拡張グリカン分析を受けず、そしてPK調査において試験されなかった。
【0051】
拡張グリカンプロファイリング方法を、
図3に図式的に示し、そしてそれは酵素N-グリコシダーゼF(PNGaseF)によるAATからのN結合グリカンの放出に関わり、そしてグリカンが蛍光性2-アントラニル酸(2-aa)でラベルを付けられる。その後、グリカンは、それらの負電荷に従う陰イオン交換クロマトグラフィー(AEX)によってグループに分けられ、すなわちシアル酸の異なる数を有するグリカンの分離によって分けられる。このプロファイルから、Z数は、N結合グリカンの電荷(すなわちシアリル化)の程度を表し、それが定められる。
Zのための式:
Z =(Aアシアロx0)+(Aモノシアロx1)(Aジシアロx2)+(Aトリシアロx3)+(Aテトラシアロx4)〔A=エリア、Hermentin(ハーメンチン)ら、1996年〕。
【0052】
さらにまた、脱シアル化グリカンを、順相クロマトグラフィー(NP)によってそれらのサイズに従うグループにまで、すなわち分枝性(branching)の程度(アンテナリティー)の異なるものを有するグリカンの分離により分けられる。このプロファイルから、A数は、N結合グリカンの分枝性の程度を表し、それが定められる。
Aのための式:
A=(Aジアンテナリーx2)+(Aトリアンテナリーx3)+(Aテトラアンテナリーx4)。
【0053】
最後に、Z/A比率を算出することによって、糖タンパク質(グリコプロテイン)のN結合グリカンのシアル酸によるキャッピングの程度(パーセンテージ)が得られる(ジェルベーら、2003年)。
【0054】
PER.C6-rAATのグリカンプロファイルを表1および2に示す。PER.C6-rAAT試料のの全体的なプロファイル(表1および2)は、12-54%のジアンテナ、13-39%のトリアンテナおよび22-48%のテトラアンテナおよび0-55%のジシアロ、0-30%のトリシアロ、0-29%のテトラシアロを示す。PER.C6-rAATのシアル酸によるグリカンのキャッピングの程度は0から92%にまで及び、シアル酸によるこのキャッピングの程度はPER.C6-rAAT細胞株の比生産性と相関しない(スピアマンのr=-0.024、p=0.893)(表1および2ならびに
図4)。
【0055】
グリカンで予想されるように、ECL陽性rAATは、より一層低いレベルの電荷(シアリル化)(Z数範囲:0-124)をECL陰性PER.C6-rAAT(Z数範囲:151-253)に対して含む〔Mann-Whitney test(マン-ホイットニーのテスト)によって試験されるように、違いは有意である、p<0.001〕(
図5参照)。ECL陽性PER.C6-rAATのグリカンは、より一層高いレベルのアンテナリティ(A数範囲:299-322)を、ECL陰性PER.C6-rAAT(A数範囲:266-307)に対して含む(マン-ホイットニーのテストによって試験されるように、違いは有意である、p<0.001)(
図5参照)。さらにまた、PER.C6-rAAT-ST6(ECL陰性)のテトラアンテナリーグリカン上のシアリル化のより一層低い程度があり、PER.C6-rAAT-ST3(ECL陰性)に対して6から62%までに及び、35から106%にまで及ぶが(マン-ホイットニーのテストによって試験されるように、違いは有意である、p<0.001)、その一方で、これがシアリル化の全体的な程度のための場合ではない(表1および2、
図6)。より一層高い枝分かれグリカンについてのST6のより一層低い優先度(preference)〔Joziasse(ジョジアセ)ら、1987年〕は、PER.C6-rAAT-ST6対PER.C6-rAAT-ST3のテトラアンテナリーグリカン上でのシアリル化のより一層低い程度の原因でありうる。
【0056】
プロラスチン(商標)のプロファイルが以下の、80%のジアンテナ、18%のトリアンテナおよび2%のテトラアンテナ(表1および2)であるので、グリカンプロファイルは、血しょう由来AAT〔プロラスチン(商標)〕に比べてPER.C6-rAATのグリカン上での分枝性のより一層高い程度についての傾向を指し示す。この現象はまた、A数(
図5ならびに表1および2)の比較からも明白である。プロラスチン(商標)のシアル酸によるグリカンのキャッピングの程度は、96%である(表1および2)。
例3
ラットモデルでのPER.C6-rAATの薬物動態
【0057】
ラットモデルを、PER.C6-rAATの薬物動態(PK)を定めるために確立した。このモデルは、約40-100μg/mLの濃度での精製してないPER.C6のならし(馴化)培地(コンディションドメディウム)(CM)に存在するAATを検出することができるべきであった。
【0058】
四つの実験を実行した。すなわち、モデルをセットアップするための最初の二つ、大部分の最適なPKの特徴を有するrAATを生産するPER.C6-rAAT細胞株を選ぶための第二、第三および第四の実験である。これらの調査において、ヒトpdAAT〔プロラスチン(商標)〕を、モデルを確立するために、および参照として用いた。実験的な手順は以下のようである。すなわち、ラット〔雄性ウィスター(Wistar)、8週齢〕を、AAT試験試料(用量容量2ml/kg、用量範囲50-200μg/kg、グループにつきn=3ラット)により尾静脈において静脈内(i.v.)ドーズ(投薬)した。血液を、尾端から、プレドーズ、そして用量投与の後の種々の時点でサンプリングした。血液を、K
2EDTAマイクロ(コル)ベット中に集め、そして血しょうを調製した。血しょう試料における残余AAT濃度を次に、ELISA〔AAT Elisa Kit(AATエライザ・キット)、Affinity Biologicals(アフィニティバイオロジカルズ社)〕によって測定した。得られたデータを2-コンパートメントモデルでラットにつきモデル化し、そしてその後PKパラメーターを定めた。
【0059】
実験1からのデータによって示されるように(
図7参照)、モデルは精製されてない試料においてPKプロファイルを定めるために適切であることが見出され、それは血しょう濃度対PER.C6-CMにおけるスパイクの付いた(添加された)プロラスチン(商標)および緩衝剤コントロールの時間曲線〔PBS、0.01%のw/vのTween(トゥイーン)-80(PT)(用量200μg/kg)が類似するからである。似た結果は、100μg/kgのプロラスチン(商標)の用量で見出された(データは示してない)。
図7において、また増加した反応が50-200μg/kgからのCMでスパイクの付いたプロラクチン(商標)の用量で観察されることも示される。データから、プロラスチン(商標)が11-12時間の平均滞留時間(MRT)を有することが算出された。また、PER.C6-rAAT試料が検出され、それと共に、PER.C6-rAAT-ST3-202cが、プロラスチン(商標)と比べてより一層遅いクリアランス(MRT〜20.5時間)を示し、およびPER.C6-rAAT-ST6-530が、プロラスチン(商標)と比べてより一層速いクリアランス(MRT〜3.6時間)を示す(表1および2)。したがって、これらの観察結果に基づき、モデルは精製されてないPER.C6-rAAT試料用に用いることができたと結論され、それらはすべての試料について100μg/kgの用量レベルでの実験2-4において試験された。
図8において、プロラスチン(商標)に比較したPER.C6-rAAT-ST3およびPER.C6-rAAT-ST6についての代表的なPKプロファイルを示す。
【0060】
表1および2における最後の欄はPK実験において得られるMRT値を示す。MRTに関する試料および試料のグループの間の違いに関する統計的テストを、対数変換値に関するANOVA(分散分析)によって行った。PER.C6-rAAT-ST3および試験されたPER.C6-rAAT-ST6調製物の双方のMRTsは、プロラスチン(商標)のそれと著しく異なった。試験された10のPER.C6-rAAT-ST3調製物中の8つについてのMRTは、プロラスチン(商標)のそれよりも著しく高く、そして18-23時間に及んだ。これらの8つのPER.C6-rAAT-ST3調製物の間で、MRTにおける違いは重要でなかった。
【0061】
PER.C6-rAAT-ST3-053bおよび-539のMRTsは、プロラスチン(商標)のそれよりも著しく低かった。PER.C6-rAAT-ST3-0539について、これは、アシアロフェチュインでの同時注射によってアシアロ糖タンパク質受容体をブロックする間に、最初の時間におけるこの調製物のPKプロファイルのレスキュー(救出)によって確かめられるように、シアリル化の比較的低い程度(49%)による(データは示していない)。PER.C6-rAAT-ST3-053bについてのグリカンプロファイルは不確定であった〔明らかなピーク割当の可能性はない(no clear peak assignment possible)〕が、しかしながら、またこの場合、アンダーシアリル化がたぶん低いMRTの原因である。
【0062】
試験したすべてPER.C6-rAAT-ST6調製物について、MRTは、3.4-3.9時間から変動するプロラスチン(商標)のそれよりも著しく低かった。このことは、PER.C6-rAAT-ST6上でのテトラアンテナリーグリカンのシアリル化の相対的な低い程度(6から62%にまで及ぶ)によって、および/またはα2,3シアル酸付加AAT対α2,6シアル酸付加AATについてのクリアランスの潜在的に異なる機構によって説明することができる。
【0063】
結論
本発明によれば、PER.C6細胞系が生み出され、それは、高収率(最高で22pcd)を有し、そして受入れ可能な品質を有するヒトAATを生成し、すなわち、調製物は生体外(試験管内)のアッセイにおいて活性であった。驚くべきことに、そして興味深いことに、有望なPKプロファイルがラットモデルで実証された。PER.C6細胞は、このようにして、とりわけAAT-不足に関連した気腫(肺気腫)における使用のための、または好中球媒介組織損傷を伴う他の炎症性の病気での使用のための、ヒト組換えAATの生産のために適切なプラットホームを形成する。本発明のrhAATは、しかしまた、2,3-または2,6-シアル酸転移酵素を共発現する他の哺乳類の細胞タイプでも適切に生産することができる。
【0064】
【表1】
【0065】
【表2】
【0066】
配列番号1
AATのアミノ酸配列
Mpssvswgilllaglcclvpvslaedpqgdaaqktdtshhdqdhptfnkitpnlaefafslyrqlahqsnstniffspvsiatafamlslgtkadthdeileglnfnlteipeaqihegfqellrtlnqpdsqlqlttgnglflseglklvdkfledvkklyhseaftvnfgdteeakkqindyvekgtqgkivdlvkeldrdtvfalvnyiffkgkwerpfevkdteeedfhvdqvttvkvpmmkrlgmfniqhckklsswvllmkylgnataifflpdegklqhlenelthdiitkflenedrrsaslhlpklsitgtydlksvlgqlgitkvfsngadlsgvteeaplklskavhkavltidekgteaagamfleaipmsippevkfnkpfvflmieqntksplfmgkvvnptqk*
【0067】
配列番号2
AATの最適化CDS(NM_000295に基づく)
atgcccagcagcgtgagctggggcatcctgctgctggccggcctgtgctgcctggtgcccgtgagcctggccgaggacccccagggcgacgccgcccagaaaaccgacaccagccaccacgaccaggaccaccccaccttcaacaagatcacccccaacctggccgagttcgccttcagcctgtaccggcagctggcccaccagagcaacagcaccaacatctttttcagccccgtgagcatcgccaccgccttcgccatgctgtccctgggcaccaaggccgacacccacgacgagatcctggaaggcctgaacttcaacctgaccgagatccccgaggcccagatccacgagggcttccaggaactgctgcggaccctgaaccagcccgacagccagctccagctcaccaccggcaacggcctgtttctgagcgagggcctgaaactggtggacaagtttctcgaagatgtgaagaagctgtaccacagcgaggccttcaccgtgaacttcggcgacaccgaggaagccaagaagcagatcaacgactacgtggagaagggcacccagggcaagatcgtggacctggtgaaagagctggaccgggacaccgtgttcgccctggtgaactacatcttcttcaagggcaagtgggagcggcctttcgaggtgaaggataccgaggaagaggacttccacgtggaccaggtgaccaccgtgaaggtgcccatgatgaagcggctgggcatgttcaacatccagcactgcaagaagctgtccagctgggtcctgctgatgaagtacctgggcaacgccaccgccatcttttttctgcccgacgagggcaagctgcagcacctggaaaacgagctgacccacgacatcatcaccaagtttctggaaaatgaggaccggcggagcgccagcctgcacctgcccaagctgtccatcaccggcacctacgacctgaagagcgtgctgggccagctgggcatcaccaaggtgttcagcaacggcgccgacctgagcggcgtgaccgaagaggcccccctgaagctgtctaaggccgtgcacaaggccgtgctgaccatcgacgagaaggggaccgaagccgccggagccatgtttctggaagccatccccatgagcatcccccccgaggtgaagttcaacaagcccttcgtgttcctgatgatcgagcagaacaccaagagccccctgttcatgggcaaggtggtgaaccccacccaaaagtga
【0068】
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