【0007】
以下に、図面を参照して、本発明の実施の形態について例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施の形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、本発明の技術範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態に係る情報処理装置100について、
図1を用いて説明する。情報処理装置100は、広告表示装置150からの情報を効果的に店舗に伝える装置である。
図1に示すように、情報処理装置100は、視聴者情報取得部101と購入情報取得部102と購入判定部103と送信部104とを含む。
視聴者情報取得部101は、広告を表示してその広告の視聴者を撮像する広告表示装置150から、広告の視聴者の特徴を示す視聴者特徴情報および視聴者が視聴した視聴商品情報を取得する。
購入情報取得部102は、店舗の販売管理端末160から商品販売情報を取得する。
購入判定部103は、視聴者特徴情報および視聴商品情報ならびに商品販売情報に基づいて、視聴者が視聴商品を購入したか否かを判定する。
送信部104は、視聴者が視聴していた広告に含まれる視聴商品を購入しなかった場合に、視聴者の情報端末170に対し、視聴商品に関する販売促進情報を送信する。
以上の構成によれば、店舗は、広告表示装置に表示された広告を視聴した視聴者に対し、効果的な顧客サービスの提供を行なうことができる。
[第2実施形態]
次に本発明の第2実施形態に係る情報処理システム200について、
図2を用いて説明する。
図2は、本実施形態に係る情報処理システム200を用いたサービスの提供方法を説明するための図である。
情報処理システム200は、街頭や屋内の通路など、店舗204の潜在的な顧客が行き交うであろう場所に設置されたデジタルサイネージ(電子看板)250を含む。言い換えれば、店舗204は、デジタルサイネージ250で表示される広告によって集客しようとする店舗である。デジタルサイネージ250は、広告表示装置と呼ばれることもある。デジタルサイネージ250は、広告情報をデジタル表示すると共に、内蔵カメラ251で、広告の視聴者220を撮影する。撮影された視聴者画像およびその時に表示していた視聴商品230の情報は、サイネージ管理サーバ260に送られる。サイネージ管理サーバ260は、視聴者画像からその視聴者220の特徴や属性(性別、年齢、服装など)を判別する。
店舗204に来店があると、店舗内のカメラ205、209がその様子を撮像してサイネージ管理サーバ260に送信する。サイネージ管理サーバ260は、来店者の特徴や属性(性別、年齢、服装など)を判別する。
POS(Point of sale system)端末である販売管理端末208は、商品販売情報を管理しており、店舗204において商品が販売されると、商品販売情報をサイネージ管理サーバ260に送信する。
サイネージ管理サーバ260は、集めた情報から、広告の視聴者220が来店したか否かを判定する。そして、広告の視聴者220が視聴していた広告に含まれる視聴商品230を、その視聴者220が購入したか否かを判定する。
サイネージ管理サーバ260は、視聴者220が店舗204に来店したにも拘わらず、視聴商品230を購入しなかった場合に、視聴者220の情報端末270に対し、その視聴商品230に関する販売促進情報(特価情報)を送信する。送信される販売促進情報は、例えば、「もうすぐ、あなたのお気に入りの○○という商品のセールが始まります!通常○○円が特別価格○○円!○○個限定!○月○日から限定5日間!お見逃し無く!」といったメッセージであってもよい。この販売促進情報であるメッセージは、情報端末270に向けて送信されるプッシュ型広告、あるいはサイネージと呼ばれることもある。
これにより、デジタルサイネージ250において広告商品を視聴して来店したにも拘わらず、その広告商品を購入しなかった視聴者(顧客)に対し、効果的な宣伝広告を行なうことが可能となる。
図3は、本実施形態に係る情報処理システム200の機能構成図である。
図2でも示したように、情報処理システム200は、内蔵カメラ251付きのデジタルサイネージ250と、サイネージ管理サーバ260と、店舗システム301とを含み、それらは互いに、ネットワーク302を介して接続されている。
サイネージ管理サーバ260は、視聴者情報取得部311、店舗情報取得部312、来店判定部313、購入情報取得部314、購入判定部315、広告送信部316、未購入視聴商品販売計画有無判定部317および顧客サービスデータベース320を備えている。これらデータベースは記憶手段と呼ばれることもある。また、これらデータベースはDBと呼ばれることもある。
視聴者情報取得部311は、デジタルサイネージ250の内蔵カメラ251によって撮像された視聴者画像を取得し、分析する。そして、分析結果としての視聴者の特徴量や属性(顔特徴量、服装、体型、年齢、性別)を示す視聴者特徴情報を、視聴者が視聴していた広告情報、つまり視聴商品情報と共に、顧客サービスデータベース320中の、サイネージ視聴者データベース321に格納する。
店舗情報取得部312は、店舗内に設けられた撮像装置(カメラ205など)から、店舗内にいる顧客の画像を取得する。具体的には、店舗内に設置されたカメラ205、209などで撮像した店舗内にいる顧客の映像を取得し、分析して、店舗内の顧客の特徴や属性を来店判定部313に渡す。店舗情報取得部312は、顧客画像取得部と呼ばれることもある。
来店判定部313は、サイネージ視聴者データベース321に格納された視聴者特徴情報と、店舗情報取得部312が取得した顧客画像とに基づいて、視聴者が店舗に来店したか否かを判定する。すなわち、店舗内の顧客の特徴や属性を店舗情報取得部312から受け取ると、来店判定部313は、サイネージ視聴者データベース321に対し、同じ特徴や属性を有する視聴者がいないか検索する。来店者と同じ特徴や属性を有する視聴者が見つかれば、来店判定部313は、この視聴者がデジタルサイネージ250に表示された広告を見たことがきっかけになって来店したものと判断する。
購入情報取得部314は、販売管理端末208から商品販売情報を取得して、販売情報データベース323に保存する。具体的には、販売された商品および購入者に関する情報を取得して販売情報データベース323に保存する。購入者に関する情報には、購入者の特徴量や属性が含まれていてもよい。また、購入者の特徴量や属性は、カメラ205、209などで撮像された購入者の映像に基づいて生成されてもよい。さらに、購入情報取得部314は、販売管理端末208から商品販売情報を取得して照合した結果未購入視聴商品データベース324内の視聴商品が購入済であると判明した場合、未購入視聴商品データベース324からその視聴商品を削除する。
購入判定部315は、視聴者特徴情報および視聴商品情報ならびに商品販売情報に基づいて、視聴者が視聴商品を購入したか否かを判定する。つまり、サイネージ視聴者データベース321に保存された視聴者の特徴量と、販売情報データベース323に保存された商品購入者の特徴量とが一致している場合には、当該視聴者と当該購入者は同一人物であると判断する。そして、さらに、購入判定部315は、その購入者が購入した商品が、サイネージ視聴者データベース321に保存された視聴商品と同一か否かを判定する。同一でない場合には、購入判定部315は、視聴者が視聴商品を購入していないと判定する。そして、購入判定部315は、視聴商品を未購入視聴商品データベース324に登録する。
広告送信部316は、視聴者が視聴商品を購入しなかった場合に、視聴者の情報端末270に対し、視聴商品に関する販売促進情報を送信する。広告送信部316は、特に、視聴者が店舗に来店したにも拘わらず、視聴商品を購入しなかった場合に、視聴者の情報端末270に対し、販売促進情報を送信する。最初に、広告送信部316は、未購入視聴商品販売計画有無判定部317から、販売計画情報に視聴者が購入しなかった視聴商品(未購入視聴商品)が含まれるか否かの判定を受け取る。含まれる場合に、広告送信部316は、その未購入視聴商品についての販売計画情報を販売情報データベース323から読み出す。次に、広告送信部316は、読み出された販売計画情報に基づいて販売促進情報を生成し、視聴者の情報端末270に送信する。広告送信部316は、また、顧客情報データベース322に、視聴者の連絡先が記憶されていることを条件として、視聴者の連絡先に対し、視聴商品に関する販売促進情報を送信する。
未購入視聴商品販売計画有無判定部317は、販売計画情報に未購入視聴商品が含まれるか否かを判定する。具体的には、最初に、未購入視聴商品販売計画有無判定部317は、販売情報データベース323から販売計画情報を読み出す。そして、該販売計画情報と未購入視聴商品データベース324の中のデータを比較し、該販売計画情報の商品が未購入視聴商品データベース324の中に未購入視聴商品として含まれるか否かを判定する。そして、未購入視聴商品販売計画有無判定部317は、判定の結果を広告送信部316に送信する。
顧客サービスデータベース320は、サイネージ視聴者データベース321と、顧客情報データベース322と、販売情報データベース323と、未購入視聴商品データベース324とを含む。これらのうち、サイネージ視聴者データベース321は、
図4に示すように、広告の視聴者の特徴を示す視聴者特徴情報およびその視聴者が視聴した視聴商品情報を関連付けて保存する。
顧客情報データベース322は、顧客名、顧客の住所、電話番号、メールアドレスなどの顧客の連絡先を含む、顧客に関する情報を記憶するデータベースである。また、顧客情報データベース322は、顧客IDや、顧客の特徴量や属性を記憶してもよい。
販売情報データベース323は、商品とその商品の購入者と購入日などを
図5に示すように関連付けて記憶している。また、さらに、販売情報データベース323は、商品を割引して販売する販売計画情報を記憶する。販売計画情報には、割引価格である特別価格や、割引して販売する期間であるセール期間などが含まれる。
未購入視聴商品データベース324は、視聴者が視聴していた広告に含まれる視聴商品であって未購入のものを
図6に示すように記憶する。
図4は、顧客サービスデータベース320内に格納されるサイネージ視聴者データベース321の一例を示す図である。
図4に示すように、サイネージ視聴者データベース321は、サイネージ視聴者(広告の視聴者)情報として、その視聴者の顔の特徴量(目間距離)や服装、体型、年齢、性別などを保存している。これらの視聴者情報は、視聴者を撮像して得られた画像を解析することによって取得されたものである。さらに、サイネージ視聴者データベース321には、その視聴者が見ていた広告のID(Identification)が登録される。そして、その視聴者が来店した場合には、来店時刻(および/または滞在時間)や購入商品などが、その視聴者に関連付けて登録される。このサイネージ視聴者データベース321を参照することにより、来店者が、何処でどのような広告を見て何時来店したかを把握することができる。サイネージ視聴者データベース321に登録されているこれらの情報を店舗に伝えることにより、店舗側は、来店者が、どのような商品に興味を持っているのかをあらかじめ把握することが可能となり、より効果的な接客を行なうことができる。なお、このサイネージ視聴者データベース321は一定時間ごとに更新されることが望ましい。例えば視聴時刻から3時間たてば、サイネージ視聴者としての登録を消去してもよい。言い換えれば、サイネージ視聴者データベース321には、常に3時間以内のサイネージ視聴者のみが登録されていればよい。そのようにすることで、サイネージの視聴と来店との関連性を担保することができる。
図5は、顧客サービスデータベース320内に格納される販売情報データベース323の一例を示す図である。
図5に示すように、販売情報データベース323には、各商品IDに紐付けて、商品価格、在庫、特別価格、セール期間などの販売計画情報が登録される。さらに、
図5に示すように、販売情報データベース323には、各商品IDに紐付けて、購入日や、購入者の顔の特徴量(目間距離)、服装、体型、年齢、性別などの、購入者の特徴量や属性を含む商品販売情報が登録される。
図6は、顧客サービスデータベース320内に格納される未購入視聴商品データベース324の一例を示す図である。
図6に示すように、未購入視聴商品データベース324には、顧客IDに紐付けて、連絡先、未購入お気に入り商品、セール通知要否などが登録されている。この顧客IDの顧客による未購入お気に入り商品の購入がおこなわれた場合には、未購入お気に入り商品が未購入視聴商品データベース324から消去される。
図7は、情報処理システム200で行なわれる処理の流れを示すフローチャートである。まず、ステップS701において、視聴者がデジタルサイネージ250でサイネージ広告(デジタルサイネージに表示された広告)を視聴すると(ステップS701においてYES)、ステップS701からS703に処理が進む。次に、ステップS703において、デジタルサイネージ250に付属の内蔵カメラ251が視聴者を撮影する。そして、ステップS705において、内蔵カメラ251が撮影した視聴者画像が、デジタルサイネージ250からサイネージ管理サーバ260に送信され、視聴者特徴情報に変換された後、サイネージ視聴者データベース321に格納される。また、視聴者が視聴していた広告情報、つまり視聴商品情報も、デジタルサイネージ250からサイネージ管理サーバ260に送信され、視聴者特徴情報と共にサイネージ視聴者データベース321に格納される。
図8は、店舗で商品購入者があった場合に行なわれる処理の流れを説明するためのフローチャートである。まず、ステップS801において、サイネージ管理サーバ260は、店舗の販売管理端末208から商品販売情報を取得し、販売情報データベース323に登録する。
次に、ステップS803において、ステップS801で取得した商品販売情報を用いて、商品の購入者の連絡先が登録済か否かが、顧客情報データベース322を参照することにより判定される。購入者の連絡先が登録されていない場合には(ステップS803においてNO)、処理は終了する。
次に、ステップS805において、購入者がサイネージ視聴者か否かが、サイネージ視聴者データベース321を参照することにより判断される。具体的には、購入判定部315が、商品販売情報に含まれる購入者の特徴量と、サイネージ視聴者データベース321に格納されたサイネージ視聴者の特徴量とを対比することによって、この判断を行う。あるいは、まず、店舗内のカメラ205、209で撮像された顧客の人物特徴量が取得され、この人物特徴量が店舗内顧客情報としてサイネージ管理サーバ260内に一時保存される。次に、この人物特徴量とサイネージ視聴者データベース321に格納されたサイネージ視聴者の特徴量とを対比することによって、この判断が行われてもよい。あるいは、購入者がサイネージ視聴者か否かを、店員が、購入者に直接問い合わせてもよい。
さらにステップS807において、サイネージ視聴者が広告表示された商品(サイネージ商品)を購入したか否かが判定される。
ステップS805においてNOあるいはステップS807においてYESの場合は、処理は終了する。ステップS805においてYESかつステップS807においてNOの場合は、処理はステップS809に進む。ステップS809において、未購入視聴商品が未購入視聴商品データベース324に保存される。
図9は、セール時期前にサイネージ管理サーバ260で行なわれる処理の流れを説明するためのフローチャートである。
ステップS901において、セール対象品に関する販売計画情報が販売情報データベース323に登録される。次に、ステップS903において、未購入視聴商品販売計画有無判定部317が、未購入視聴商品データベース324内にセール対象品があるか否かを判定する。セール対象品がある場合は(ステップS903においてYES)、ステップS905において、ターゲット商品指定広告が行なわれる。具体的には、まず、セール対象品に関する販売計画情報が販売情報データベース323から読み出される。次に、読み出された販売計画情報に基づいて、広告送信部316が販売促進情報を生成し、視聴者の情報端末270に送信する。送信される販売促進情報は、上述したように、例えば、「もうすぐ、あなたのお気に入りの○○という商品のセールが始まります!通常○○円が特別価格○○円!○○個限定!○月○日から限定5日間!お見逃し無く!」といったメッセージであってもよい。この販売促進情報であるメッセージは、販売計画情報に含まれる、価格、在庫、特別価格およびセール期間などの情報に基づいて生成されてもよい。すなわち、この販売促進情報であるメッセージには、視聴商品230の通常時の価格、在庫の数量、割引価格である特別価格およびセール期間の情報が含まれていてもよい。
セール対象品が無い場合は(ステップS903においてNO)、ステップS907において、通常の一般用広告を行なう。
未購入視聴商品データベース324に登録された視聴者の未購入視聴商品に対応する販売計画情報が存在していない場合においても、広告送信部316は、未購入視聴商品に関する販売促進情報を生成し、視聴者の情報端末270に送信してもよい。例えば、「あなたのお気に入りの○○という商品は、現在店舗にて販売中です!」といったメッセージを販売促進情報として視聴者の情報端末270に送信してもよい。
図10は、サイネージ管理サーバ260のハードウェア構成の一例について説明するための図である。サイネージ管理サーバ260は、CPU1010、ROM1020、通信制御部1030、RAM1040、およびストレージ1050を備えている。CPU1010は中央処理部(Central Processing Unit)であって、様々なプログラムを実行することによりサイネージ管理サーバ260全体を制御する。ROM1020は、リードオンリメモリ(Read Only Memory)であり、CPU1010が最初に実行すべきブートプログラムの他、各種パラメータ等を記憶している。また、RAM1040は、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory)であり、各種アプリケーションモジュールの実行領域であるアプリケーション実行領域1044の他、視聴者情報1041、店舗情報1042、広告メッセージ1043などを一時的に記憶する記憶領域を有している。
ストレージ1050は、視聴者情報取得モジュール1051、店舗情報取得モジュール1052、来店判定モジュール1053、購入情報取得モジュール1054、購入判定モジュール1055、広告送信モジュール1056、未購入視聴商品販売計画有無判定モジュール1057、広告評価モジュール1058、広告表示制御モジュール1059および顧客サービスデータベース320を記憶している。なお、「モジュール」とは、特定の機能を実現するひとまとまりのソフトウェア(プログラム)を指す。これら「モジュール」は、複数のモジュールがひとまとまりのソフトウェア(プログラム)になっていてもいいし、逆に1つのモジュールが複数のソフトウェア(プログラム)に分かれて構成されていてもよい。
上記モジュール1051〜1059は、CPU1010によって、アプリケーション実行領域1044に読出され、実行される。このことにより、上記モジュール1051〜1057は、それぞれ、
図3に示した、視聴者情報取得部311、店舗情報取得部312、来店判定部313、購入情報取得部314、購入判定部315、広告送信部316および未購入視聴商品販売計画有無判定部317として機能する。通信制御部1030は、他の端末とのネットワークを介した通信を制御する。
あるいは、上記の構成要素311〜317は、専用のハードウェアで実現されてもよい。また、サイネージ管理サーバ260は、これら構成要素を備える専用のハードウェアであってもよい。
以上の構成によれば、店舗は、広告表示装置に表示された広告を視聴した視聴者に対し、効果的な顧客サービスの提供を行なうことができる。具体的には、視聴者が視聴した広告商品についてのセール情報を個別にその視聴者に送信することで、より効果的な広告を行なうことができる。
[他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について詳述したが、それぞれの実施形態に含まれる別々の特徴を如何様に組み合わせたシステムまたは装置も、本発明の範疇に含まれる。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用されてもよいし、単体の装置に適用されてもよい。さらに、本発明は、実施形態の機能を実現する情報処理プログラムが、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給される場合にも適用可能である。したがって、本発明の機能をコンピュータで実現するために、コンピュータにインストールされるプログラム、あるいはそのプログラムを格納した媒体、そのプログラムをダウンロードさせるWWW(World Wide Web)サーバも、本発明の範疇に含まれる。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2011年5月24日に出願された日本特許出願特願2011−115851を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てを盛り込む。