【文献】
Intel Corporation (Alexander Maltsev et al.),Enhanced DL MIMO Feedback on Relay Links (15.2.3.33 and 15.3.6.5.2.14),IEEE 802.16 Broadband Wireless Access Working Group <http://ieee802.org/16>,[online],2009年11月 6日,p1-p12,[検索日 2016.01.30],URL,http://www.ieee802.org/16/tgm/contrib/C80216m-09_2512.doc
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、添付された図面を参照して本発明の動作原理を詳細に説明する。そして、本発明を説明するに当たって、関連した公知の機能又は構成についての具体的な説明が本発明の要旨を不明確にする恐れがあると判断される場合には、その詳細な説明を省略する。そして、後述する用語は、本発明での機能を考慮して定義された用語であり、これは、ユーザ、操作者の意図又は慣例などによって変わりうる。したがって、その定義は、本明細書全般にわたる内容に基づいて行わなければならない。
【0021】
以下、本発明では、OFDMA方式を基盤とする無線通信システムにおいて端末当たりの複数のファーストフィードバックチャネルを運用する場合、ファーストフィードバックチャネルを效率的に割り当て及び解約するための方案を提示する。ここで、前記無線通信システムは、IEEE 802.16m無線通信システムを例に挙げて説明するが、端末当たりの複数のファーストフィードバックチャネルを運用するすべてのシステムに適用可能であることはもちろんである。
【0022】
特に、ファーストフィードバックチャネルの効率的な割り当て及び解約のために、本発明では、Feedback Allocation A−MAP IE内に解約が要求される既存ファーストフィードバックチャネルに対する情報をビットマップ形式で含めるための方案を提示する。現在、ファーストフィードバックチャネル割り当て方式では、各割り当てを指し示す固有のインデックスがないから、これを通知するためには、付加的なインデックス割り当てなどが考慮されなければならない。このような問題を解決するために、本発明では、既にファーストフィードバックチャネル割り当てに使用されているMFMフィールドを利用することを提案する。端末に割り当てられるファーストフィードバックチャネルは、それぞれ異なるMFMを有するようになり、したがってMFMフィールドを利用すると、ファーストフィードバックチャネルを区分できる。仮に、同一MFMを有する複数のファーストフィードバックチャネルが存在するとしても、本発明では、同一MFMに対した解約は同時になされると仮定する。このように、MFMとファーストフィードバックチャネル区分の連繋性を使用すると、ファーストフィードバックチャネルを区分するための付加的なインデックス割り当てなどが考慮されなくても良いという長所がある。
【0023】
現在IEEE 802.16m無線通信システムでは、8個のMFMが存在するのでは、8ビットのビットマップを使用することができる。仮に、端末当たりの割り当て可能なファーストフィードバックチャネルの数が8個以下に制限されると、最大許容可能なチャネル個数の大きさを有するビットマップを代わりに使用することができる。この場合、現在割り当てられたファーストフィードバックチャネルのMFM順序とビットマップ内での位置とを接続させることができる。例えば、許容可能な最大チャネルの数が3で、現在端末がMFM0、MFM5、MFM3に対する3個のファーストフィードバックチャネルを順に割り当てられて運用している場合、解約を知らせるビットマップは、3ビットの長さを有することができ、前記ビットマップの第1番目のビットは、MFM0に対したファーストフィードバックチャネルを、第2番目のビットは、MFM3に対したファーストフィードバックチャネルを、最後の第3番目のビットは、MFM5に対したファーストフィードバックチャネルを意味できる。この場合、基地局がMFM3に対したファーストフィードバックチャネルの解約と残りのチャネルの維持を望むと、前記ビットマップを0b010に設定して、これを端末に指示できる。ここで、ファーストフィードバックチャネルのMFM順序とビットマップ内での位置に対する接続方法は、逆順になりえ、このための他の接続方法をも考慮することができる。仮に、ファーストフィードバックチャネルに対する固有のインデックスが許容されると、インデックスとビットマップとの間の接続も同じ方法で適用できる。
【0024】
このようにFeedback Allocation A−MAP IE内に解約が要求される既存ファーストフィードバックチャネルに対する情報をビットマップ形式で含めることによって、複数のファーストフィードバックチャネルに対して望む解約を端末に指示できる。一つの実施の形態として、このためのFeedback Allocation A−MAP IEが下記の表1〜表3のフォーマットのように構成されることができる。下記の表1〜表3は、8個のファーストフィードバックチャネルを解約できる例である。
【表1】
【表2】
【表3】
【0025】
ここで、前記表1〜表3のFeedback Allocation A−MAP IE内のA−MAP IE Typeフィールドは、A−MAP IEのタイプを表すもので、本発明では、Feedback Allocation A−MAP IEを指示するために、0b0010に設定される。Channel Indexフィールドは、アップリンク制御信号区間のうち、使用される資源に対するインデックスを表す。Short−term Feedback period(p)フィールドは、Short−term フィードバックが送信される周期情報を表すもので、Short−term Feedbackは、2
pフレーム毎に送信される。Long−term Feedback period(q)フィールドは、Long−termフィードバックが送信される周期情報を表すもので、Long−termフィードバックは、2
q Short−termフィードバック送信区間毎に送信される。Frame offsetフィールドは、Feedback Allocation A−MAP IEを受信した後、ファーストフィードバックの送信を始めるオフセット(offset)情報を表す。Subframe indexフィールドは、フレーム内でファーストフィードバックチャネルが占めるサブフレーム情報を表す。Allocation duration(d)フィールドは、ファーストフィードバックが送信される区間情報を表すもので、ファーストフィードバックは、8×2
dフレーム区間の間に持続的に送信される。仮に、d=0b000であると、これは、ファーストフィードバックチャネルの解約を意味し、d=0b111であると、これは、基地局が解約指示を送信するまでファーストフィードバックチャネルの割り当て維持を意味する。ACK Allocation Flagフィールドは、ファーストフィードバックチャネルを解約する場合、HARQフィードバックチャネルの使用有無を表し、HFAフィールドは、ACK Allocation Flagフィールドがアクティブになった場合、割り当てられるHARQフィードバックチャネルを指示する。MFM deallocation bitmapフィールドは、解約しなければならない既存ファーストフィードバックチャネルに該当するMFMを指示する。MFMフィールドは、MIMO(Multiple Input Multiple Output)フィードバックモードを表し、MaxMtフィールドは、SU(Single User)−MIMOで端末がフィードバックできる最大STC(Space−Time Codes)送信率(rate)、MU(Multi User)−MIMOで同じ資源を共有する最大ユーザ数を意味する。Feedback Formatフィールドは、MFM2,3,5,6で細部的なフィードバック形式を指示する。FPIフィールドは、Short−termファーストフィードバックチャネルが広帯域(wideband)CQI(Channel Quality Indicator)を測定し送信しなければならない周波数領域(frequency partition)情報を表す。Long−term FPIフィールドは、Long−termファーストフィードバックチャネルが広帯域CQIを測定し送信しなければならない周波数領域(frequency partition)情報を表す。CMフィールドは、端末が送信しなければならないコードブック(codebook)モードを表し、CSフィールドは、端末が送信しなければならないコードブックの種類を表す。Measurement Method Indicationフィールドは、端末がCQIを測定しなければならない信号を表す。
【0026】
このような前記表1〜表3のFeedback Allocation A−MAP IEを利用する場合、既存に割り当てられたファーストフィードバックチャネルの解約を指示するために、Allocation duration(d)フィールドを0b000に設定し、追加的にMFM deallocation bitmapフィールドを設定できる。このように設定することによって、基地局は、複数のファーストフィードバックチャネルを同時に制御できる。また、前記表1〜表3のFeedback Allocation A−MAP IEを利用する場合、新しいファーストフィードバックチャネルの割り当てを指示するために、Allocation duration(d)フィールドを0b000ではない値に設定し、追加的にチャネル割り当てと関連したフィールドを設定できる。このように、前記表1〜表3のFeedback Allocation A−MAP IEを利用する場合、新しいファーストフィードバックチャネルの割り当てあるいは既存の複数のファーストフィードバックチャネルの解約のうちの何れか一つを制御できる。したがって、新しいファーストフィードバックチャネルを割り当てると同時に、既存の複数のファーストフィードバックチャネルを解約するためには、最小限2個のFeedback Allocation A−MAP IEの送信が必要である。
【0027】
他の実施の形態として、一つのFeedback Allocation A−MAP IEの送信により、新しいファーストフィードバックチャネルの割り当てと同時に、既存の複数のファーストフィードバックチャネルの解約の両方を制御できるように、Feedback Allocation A−MAP IEを構成することができる。この場合、Feedback Allocation A−MAP IEは、下記の表4〜表6のフォーマットのように構成されることができる。下記の表4〜表6は、端末当たりの二つのファーストフィードバックチャネルが許される場合、ファーストフィードバックチャネルを解約できる例であり、これにより、MFM deallocation bitmapの大きさが2ビットになる。
【0029】
ここで、前記表4〜表6のFeedback Allocation A−MAP IE内の各フィールドが指示することは、前記表1〜表3内の対応する各フィールドと同一であり、前記表4〜表6の場合、Feedback Allocation A−MAP IE内にMFM deallocation bitmapフィールドが常に含まれる。このような前記表4〜表6のFeedback Allocation A−MAP IEを利用すると、新しいファーストフィードバックチャネルの割り当てを知らせるFeedback Allocation A−MAP IE内でもMFM deallocation bitmapフィールドを利用して、既に割り当てられているファーストフィードバックチャネルのうち、基地局が望むチャネルを解約できる。
【0030】
図1は、本発明に係るOFDMA方式を基盤とする無線通信システムにおける基地局の装置構成を示すブロック図である。
【0031】
図1に示すように、基地局は、スケジューラ100、Feedback Allocation A−MAPメッセージ生成器102、チャネル符号化器104、変調器106、資源マッパー108、OFDM変調器110及びRF(Radio Frequency)送信機112を備えて構成される。
【0032】
前記
図1に示すように、まずスケジューラ100は、端末別に既存に割り当てられたファーストフィードバックチャネルの解約と新しいファーストフィードバックチャネルの割り当てをスケジューリングし、スケジューリング結果をFeedback Allocation A−MAPメッセージ生成器102に出力する。
【0033】
前記Feedback Allocation A−MAPメッセージ生成器102は、前記スケジューラ100からのスケジューリング結果を利用してFeedback Allocation A−MAPメッセージを生成し、前記生成されたFeedback Allocation A−MAPメッセージをチャネル符号化器104に出力する。特に、前記Feedback Allocation A−MAPメッセージ生成器102は、Feedback Allocation A−MAP IE内に解約が要求される既存ファーストフィードバックチャネルに対する情報をビットマップ形式で含めることによって、複数のファーストフィードバックチャネルに対して望む解約を端末に指示する。このために、前記Feedback Allocation A−MAPメッセージ生成器102は、解約しようとする一つ以上のファーストフィードバックチャネルのMFMを確認し、Feedback Allocation A−MAP IE内のMFM deallocation bitmapフィールドにおいて前記確認されたMFMに対応するビットをアクティブにする。
【0034】
前記チャネル符号化器104は、前記Feedback Allocation A−MAPメッセージ生成器102からの情報ビット列を符号化して符号シンボルを生成し、前記生成された符号シンボルを変調器106に出力する。
【0035】
前記変調器106は、前記チャネル符号化器104からの符号シンボルを所定の変調方式で変調して変調シンボルを生成し、前記生成された変調シンボルを資源マッパー108に出力する。
【0036】
前記資源マッパー108は、前記変調器106からのデータを予め決まった資源にマッピングして、OFDM変調器110に出力する。
【0037】
前記OFDM変調器110は、前記資源マッパー108からの資源マッピングされたデータをOFDM変調してOFDMシンボルを生成し、前記生成されたOFDMシンボルをRF送信機112に出力する。ここで、前記OFDM変調は、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform)演算、CP(Cyclic Prefix)挿入などを含む意味である。
【0038】
前記RF送信機112は、前記OFDM変調器110からのベースバンド信号をRF信号に変換して、アンテナを介して送信する。
【0039】
図2は、本発明に係るOFDMA方式を基盤とする無線通信システムにおける端末の装置構成を示すブロック図である。
【0040】
図2に示すように、端末は、RF受信機200、OFDM復調器202、資源デマッパー204、復調器206、チャネル復号化器208、Feedback Allocation A−MAPメッセージ処理器210を備えて構成される。
【0041】
前記
図2に示すように、前記RF受信機200は、アンテナを介して受信されるRF信号をベースバンド信号に変換して、OFDM復調器202に出力する。
【0042】
前記OFDM復調器202は、前記RF受信機200からのベースバンド信号をOFDM復調して、周波数領域の信号を復元する。ここで、前記OFDM復調は、CP(Cyclic Prefix)除去、FFT(Fast Fourier Transform)演算などを含む意味である。
【0043】
前記資源デマッパー204は、前記OFDM復調器202からの周波数領域信号を資源デマッピングして、複素シンボルを取り出す。
【0044】
前記復調器206は、前記資源デマッパー204からの複素シンボルを復調する。
前記チャネル復号化器208は、前記復調器206からのシンボルを復号化して、情報ビット列を復元する。
【0045】
前記Feedback Allocation A−MAPメッセージ処理器210は、前記チャネル復号化器208からのFeedback Allocation A−MAPメッセージを処理する。特に、前記Feedback Allocation A−MAPメッセージ処理器210は、Feedback Allocation A−MAP IE内でビットマップ形式で含まれている、解約が要求される既存ファーストフィードバックチャネルに対する情報を確認し、これにより確認されたファーストフィードバックチャネルを解約する。このために、前記Feedback Allocation A−MAPメッセージ処理器210は、Feedback Allocation A−MAP IE内のMFM deallocation bitmapフィールドにおいてアクティブになっているビットを確認し、これにより確認されたビットに対応するMFMを確認した後、前記確認されたMFMに対応するファーストフィードバックチャネルを解約しなければならないファーストフィードバックチャネルと判断し、これにより解約が要求される既存ファーストフィードバックチャネルを解約する。
【0046】
図3は、本発明の第1の実施の形態に係るOFDMA方式を基盤とする無線通信システムにおいて、端末当たりの複数のファーストフィードバックチャネルを運用する場合、ファーストフィードバックチャネルの効率的な割り当て及び解約のための基地局の動作方法を示すフローチャートである。ここで、第1の実施の形態は、前記表1〜表3のFeedback Allocation A−MAP IEを利用して、ファーストフィードバックチャネルを運用する方案に関する。
【0047】
前記
図3に示すように、基地局は、ステップ301にて端末に対して既存に割り当てられたファーストフィードバックチャネルの解約と新しいファーストフィードバックチャネルの割り当てのうち、どれが要求されるかを検査する。
【0048】
前記ステップ301にて、既存に割り当てられたファーストフィードバックチャネルの解約が要求されると判断される場合、前記基地局は、ステップ303にて解約しようとする一つ以上のファーストフィードバックチャネルのMFMを確認する。
【0049】
以後、前記基地局は、ステップ305に進んでFeedback Allocation A−MAP IE内のMFM deallocation bitmapフィールドにおいて前記確認されたMFMに対応するビットをアクティブにする。これにより、既存に割り当てられたファーストフィードバックチャネルのうち、解約を望む一つ以上のファーストフィードバックチャネルを区分できる。
【0050】
以後、前記基地局は、ステップ307にてFeedback Allocation A−MAP IE内のAllocation durationフィールドを0b000に設定する。これにより、Feedback Allocation A−MAP IEが既存に割り当てられたファーストフィードバックチャネルの解約のためのメッセージであることを端末に知らせることができる。
【0051】
以後、前記基地局は、ステップ309にてファーストフィードバックチャネルの解約に対する確認手順が要求されるか否かを検査する。
【0052】
前記ステップ309にて、ファーストフィードバックチャネルの解約に対する確認手順が要求されると判断される場合、前記基地局は、ステップ311にてFeedback Allocation A−MAP IE内のACK Allocation Flagフィールドをアクティブにし、HFAフィールドを介してHARQフィードバックチャネルを割り当てる。
【0053】
以後、前記基地局は、ステップ313にて上記のように構成されたFeedback Allocation A−MAP IEを端末に送信する。
【0054】
以後、前記基地局は、ステップ315にて端末から前記割り当てられたHARQフィードバックチャネルを介してACKが受信されるか否かを検査する。
【0055】
前記ステップ315にて、前記端末からACKが受信されると判断される場合、前記基地局は、本発明に係るアルゴリズムを終了する。
【0056】
反面、前記ステップ315にて、前記端末から予め決まった時間内にACKが受信されないと判断される場合、前記基地局は、前記ステップ313に戻って、以下のステップを繰り返し行う。
【0057】
反面、前記ステップ309にて、ファーストフィードバックチャネルの解約に対する確認手順が要求されないと判断される場合、前記基地局は、ステップ317にて上記のように構成されたFeedback Allocation A−MAP IEを端末に送信した後、本発明に係るアルゴリズムを終了する。
【0058】
反面、前記ステップ301にて、新しいファーストフィードバックチャネルの割り当てが要求されると判断される場合、前記基地局は、ステップ319にて通常の機能を行って割り当てようとするファーストフィードバックチャネルに対するFeedback Allocation A−MAP IEを構成する。ここで、前記Feedback Allocation A−MAP IE内のAllocation durationフィールドは、0b000でない値に設定される。以後、前記基地局は、ステップ321にてこのように構成されたFeedback Allocation A−MAP IEを端末に送信した後、本発明に係るアルゴリズムを終了する。
【0059】
図4は、本発明の第1の実施の形態に係るOFDMA方式を基盤とする無線通信システムにおいて端末当たりの複数のファーストフィードバックチャネルを運用する場合、ファーストフィードバックチャネルの効率的な割り当て及び解約のための端末の動作方法を示すフローチャートである。ここで、第1の実施の形態は、前記表1〜表3のFeedback Allocation A−MAP IEを利用して、ファーストフィードバックチャネルを運用する方案に関する。
【0060】
前記
図4に示すように、端末は、ステップ401にて基地局からFeedback Allocation A−MAP IEを受信する。
【0061】
以後、前記端末は、ステップ403にて前記受信されたFeedback Allocation A−MAP IE内のAllocation durationフィールドを確認して、0b000に設定されているか否かを検査する。すなわち、前記受信されたFeedback Allocation A−MAP IEが既存に割り当てられたファーストフィードバックチャネルの解約のためのメッセージであるか否かを検査する。
【0062】
前記ステップ403にて前記受信されたFeedback Allocation A−MAP IE内のAllocation durationフィールドが0b000に設定されていると判断される場合、前記端末は、ステップ405にて前記受信されたFeedback Allocation A−MAP IE内のMFM deallocation bitmapフィールドを確認して、解約しなければならないMFM及びこれに対応するファーストフィードバックチャネルを確認する。ここで、前記端末は、MFM deallocation bitmapフィールドにおいてアクティブになっているビットを確認し、確認されたビットに対応するMFMを確認した後、前記確認されたMFMに対応するファーストフィードバックチャネルを解約しなければならないファーストフィードバックチャネルと判断できる。
【0063】
以後、前記端末は、ステップ407にて前記確認されたファーストフィードバックチャネルを解約する。
【0064】
以後、前記端末は、ステップ409にてFeedback Allocation A−MAP IE内のACK Allocation Flagフィールドがアクティブになっており、HFAフィールドを介してHARQフィードバックチャネルが割り当てられているか否かを検査する。
【0065】
前記ステップ409にて、Feedback Allocation A−MAP IE内のACK Allocation Flagフィールドがアクティブになっており、HFAフィールドを介してHARQフィードバックチャネルが割り当てられていると判断される場合、前記端末は、ステップ411に進んで前記割り当てられたHARQフィードバックチャネルを介して基地局にACKを送信した後、本発明に係るアルゴリズムを終了する。
【0066】
これに対し、前記ステップ409にて、Feedback Allocation A−MAP IE内のACK Allocation Flagフィールドがアクティブになっていないと判断される場合、前記端末は、本発明に係るアルゴリズムを終了する。
【0067】
反面、前記ステップ403にて前記受信されたFeedback Allocation A−MAP IE内のAllocation durationフィールドが0b000に設定されていないと判断される場合、前記端末は、前記受信されたFeedback Allocation A−MAP IEが新しいファーストフィードバックチャネルに対する割り当てのためのメッセージであると判断して、ステップ413にて通常の機能を行って前記受信されたFeedback Allocation A−MAP IEを介して新しいファーストフィードバックチャネルに対する割り当て情報を確認した後、確認された割り当て情報に従ってファーストフィードバックを構成して基地局に送信する。
【0068】
以後、前記端末は、本発明に係るアルゴリズムを終了する。
図5Aと
図5Bは、本発明の第2の実施の形態に係るOFDMA方式を基盤とする無線通信システムにおいて端末当たりの複数のファーストフィードバックチャネルを運用する場合、ファーストフィードバックチャネルの効率的な割り当て及び解約のための基地局の動作方法を示すフローチャートである。ここで、第2の実施の形態は、前記表4〜表6のFeedback Allocation A−MAP IEを利用してファーストフィードバックチャネルを運用する方案に関するものである。
【0069】
前記
図5Aと
図5Bを参照すれば、基地局は、ステップ501にて端末に対して既存に割り当てられたファーストフィードバックチャネルの解約と新しいファーストフィードバックチャネルの割り当てが同時に要求されるか否かを検査する。
【0070】
前記ステップ501にて、既存に割り当てられたファーストフィードバックチャネルの解約と新しいファーストフィードバックチャネルの割り当てが同時に要求されると判断される場合、前記基地局は、ステップ503にて通常の機能を行って割り当てようとするファーストフィードバックチャネルに対するFeedback Allocation A−MAP IEを構成する。ここで、前記Feedback Allocation A−MAP IE内のAllocation durationフィールドは、0b000でない値に設定される。
【0071】
以後、前記基地局は、ステップ505にて解約しようとする一つ以上のファーストフィードバックチャネルのMFMを確認する。
【0072】
以後、前記基地局は、ステップ507に進んでFeedback Allocation A−MAP IE内のMFM deallocation bitmapフィールドにおいて前記確認されたMFMに対応するビットをアクティブにする。これにより既存に割り当てられたファーストフィードバックチャネルのうち、解約を望む一つ以上のファーストフィードバックチャネルを区分できる。
【0073】
以後、前記基地局は、ステップ509にてファーストフィードバックチャネルの解約に対する確認手順が要求されているか否かを検査する。
【0074】
前記ステップ509にて、ファーストフィードバックチャネルの解約に対する確認手順が要求されると判断される場合、前記基地局は、ステップ511にてFeedback Allocation A−MAP IE内のACK Allocation Flagフィールドをアクティブにし、HFAフィールドを介してHARQフィードバックチャネルを割り当てる。
【0075】
以後、前記基地局は、ステップ513にて上記のように構成されたFeedback Allocation A−MAP IEを端末に送信する。
【0076】
以後、前記基地局は、ステップ515にて端末から前記割り当てられたHARQフィードバックチャネルを介してACKが受信されているか否かを検査する。
【0077】
前記ステップ515にて、前記端末からACKが受信されると判断される場合、前記基地局は、本発明に係るアルゴリズムを終了する。
【0078】
反面、前記ステップ515にて、前記端末から予め決まった時間内にACKが受信されないと判断される場合、前記基地局は、前記ステップ513に戻って以下のステップを繰り返し行う。
【0079】
反面、前記ステップ509にて、ファーストフィードバックチャネルの解約に対する確認手順が要求されないと判断される場合、前記基地局は、ステップ525にて上記のように構成されたFeedback Allocation A−MAP IEを端末に送信した後、本発明に係るアルゴリズムを終了する。
【0080】
反面、前記ステップ501にて、既存に割り当てられたファーストフィードバックチャネルの解約と新しいファーストフィードバックチャネルの割り当てが同時に要求されないと判断される場合、前記基地局は、ステップ517にて端末に対して既存に割り当てられたファーストフィードバックチャネルの解約と新しいファーストフィードバックチャネルの割り当てのうち、どれが要求されるかを検査する。
【0081】
前記ステップ517にて、既存に割り当てられたファーストフィードバックチャネルの解約が要求されると判断される場合、前記基地局は、ステップ519にて解約しようとする一つ以上のファーストフィードバックチャネルのMFMを確認する。
【0082】
以後、前記基地局は、ステップ521に進んでFeedback Allocation A−MAP IE内のMFM deallocation bitmapフィールドにおいて前記確認されたMFMに対応するビットをアクティブにする。
【0083】
以後、前記基地局は、ステップ523にてFeedback Allocation A−MAP IE内のAllocation durationフィールドを0b000に設定した後、前記ステップ509に進んで以下のステップを繰り返し行う。
【0084】
反面、前記ステップ517にて、新しいファーストフィードバックチャネルの割り当てが要求されると判断される場合、前記基地局は、ステップ527にて通常の機能を行って割り当てようとするファーストフィードバックチャネルに対するFeedback Allocation A−MAP IEを構成する。ここで、前記Feedback Allocation A−MAP IE内のAllocation durationフィールドは、0b000でない値に設定される。以後、前記基地局は、ステップ529にてこのように構成されたFeedback Allocation A−MAP IEを端末に送信した後、本発明に係るアルゴリズムを終了する。
【0085】
図6は、本発明の第2の実施の形態に係るOFDMA方式を基盤とする無線通信システムにおいて端末当たりの複数のファーストフィードバックチャネルを運用する場合、ファーストフィードバックチャネルの効率的な割り当て及び解約のための端末の動作方法を示すフローチャートである。ここで、第2の実施の形態は、前記表4〜表6のFeedback Allocation A−MAP IEを利用してファーストフィードバックチャネルを運用する方案に関するものである。
【0086】
前記
図6に示すように、端末は、ステップ601にて基地局からFeedback Allocation A−MAP IEを受信する。
【0087】
以後、前記端末は、ステップ603にて前記受信されたFeedback Allocation A−MAP IE内のAllocation durationフィールドを確認して、0b000に設定されているか否かを検査する。
【0088】
前記ステップ603にて前記受信されたFeedback Allocation A−MAP IE内のAllocation durationフィールドが0b000に設定されていないと判断される場合、前記端末は、ステップ605にて通常の機能を行って、前記受信されたFeedback Allocation A−MAP IEを介して新しいファーストフィードバックチャネルに対する割り当て情報を確認し、確認された割り当て情報に従ってファーストフィードバックを構成して基地局に送信した後、ステップ607に進む。
【0089】
反面、前記ステップ603にて前記受信されたFeedback Allocation A−MAP IE内のAllocation durationフィールドが0b000に設定されていると判断される場合、前記端末は、直にステップ607に進む。
【0090】
以後、前記端末は、ステップ607にて前記受信されたFeedback Allocation A−MAP IE内のMFM deallocation bitmapフィールドを確認して解約しなければならないMFMを確認し、前記確認されたMFMに対応するファーストフィードバックチャネルを確認する。ここで、前記端末は、MFM deallocation bitmapフィールドにおいてアクティブになっているビットを確認し、確認されたビットに対応するMFMを確認した後、前記確認されたMFMに対応するファーストフィードバックチャネルを解約しなければならないファーストフィードバックチャネルと判断できる。
【0091】
以後、前記端末は、ステップ609にて解約しなければならないファーストフィードバックチャネルが存在しているか否かを検査する。
【0092】
前記ステップ609にて、解約しなければならないファーストフィードバックチャネルが存在すると判断される場合、前記端末は、ステップ611にて前記確認されたファーストフィードバックチャネルを解約する。
【0093】
以後、前記端末は、ステップ613にてFeedback Allocation A−MAP IE内のACK Allocation Flagフィールドがアクティブになっており、HFAフィールドを介してHARQフィードバックチャネルが割り当てられているか否かを検査する。
【0094】
前記ステップ613にて、Feedback Allocation A−MAP IE内のACK Allocation Flagフィールドがアクティブになっており、HFAフィールドを介してHARQフィードバックチャネルが割り当てられていると判断される場合、前記端末は、ステップ615に進んで前記割り当てられたHARQフィードバックチャネルを介して基地局にACKを送信した後、本発明に係るアルゴリズムを終了する。
【0095】
反面、前記ステップ613にて、Feedback Allocation A−MAP IE内のACK Allocation Flagフィールドがアクティブになっていないと判断される場合、前記端末は、本発明に係るアルゴリズムを終了する。
【0096】
反面、前記ステップ609にて、解約しなければならないファーストフィードバックチャネルが存在しないと判断される場合、前記端末は、本発明に係るアルゴリズムを終了する。
【0097】
一方、本発明は、ファーストフィードバックチャネル以外のフィードバックチャネルであるMIMO拡張ヘッダ(extended header)又はMAC(Media Access Control)制御メッセージにも同様に適用することができる。すなわち、フィードバック情報を送信するさらに他のフィードバックチャネルであるMIMO拡張ヘッダとMAC制御メッセージを管理するFeedback Polling A−MAP IEに本発明を適用できる。Feedback Polling A−MAP IEは、端末が送信しなければならないfeedback内容の種類を指示すると同時に、これを送信できる資源割り当てに関連した情報をすべて知らせる方式を提供する。他の方式として、Feedback Polling A−MAP IEを介してフィードバック内容の種類のみを指示し、これを送信できる資源割り当てに関連した情報は、一般的な資源割り当て制御信号であるUL Basic Assignment A−MAP IE又はUL Subband Assignment A−MAP IEを介して知らせる方式もまた存在する。多数のFeedback Polling A−MAP IEを介して多数のフィードバックチャネルを割り当てることができ、後に変更を介して一個のFeedback Polling A−MAP IEとして多数のフィードバックチャネルを割り当てることができると予想される。このように多数のフィードバックチャネルが存在する場合に対して、前記両方式とも複数のフィードバックチャネルに対する特定のインデクシング方法が存在しない。したがって、このような場合、本発明を適用することによって、基地局が望む特定のフィードバックチャネルを解約できる。すなわち、特定フィードバックチャネルが有するMFMを利用することによって、該当フィードバックチャネルに対する解約を行うことができる。
【0098】
現在IEEE 802.16m無線通信システムでは、8個のMFMが存在するので、8ビットのpolling_deallocation_bitmapを使用することによって、特定のMFMのフィードバックチャネルの解約を指示できる。例えば、現在端末がMFM0〜MFM7を運用する場合、polling_deallocation_bitmapが0b10010000であると、MFM0とMFM3に該当するフィードバックチャネルの解約を意味する。一方、Feedback Polling A−MAP IEは、MFMに該当するフィードバックチャネル以外に相関行列(correlation matrix)のみを送信するフィードバックチャネルを割り当てることができる。この場合、前記相関行列のみを送信するフィードバックチャネルの解約を指示するために、Feedback Polling A−MAP IE内のpolling_deallocation_bitmapを0b00000000と定義する方案を考慮できる。又は、下記の表7〜表10のようにpolling_deallocation_ビットマップの大きさを9ビットに増加させて、最後のビット又は最初のビットとを相関行列のみを送信するフィードバックチャネルの解約ビットとして使用する方案を考慮することもできる。また、多重基地局(multi−BS)MIMOに対するフィードバックチャネルを有している場合まで含むために、10ビットのpolling_deallocation_bitmapを考慮することもできる。例えば、polling_deallocation_bitmapの第1番目のビットから第8番目のビットは、MFM0からMFM7に対したファーストフィードバックチャネルを、第9番目のビットは、相関行列のみを送信するフィードバックチャネルを、第10番目のビットは、multi−BS MIMOフィードバックチャネルを意味できる。
【0099】
仮に、端末当たりの最大フィードバックチャネルの個数が特定の数N個に固定されると、polling_deallocation_ビットマップの大きさは、Nビットになることができる。この場合、前のFeedback Allocation A−MAP IEの例の通り、最も低いMFMがビットマップで最も最優先のビットに対応するような規則を定義することができる。
ここで、最も最優先のビットは、「最上位ビット(MSB)」として参照されうる。Feedback Allocation A−MAP IEの場合とは異なり、Feedback Polling A−MAP IEは、相関行列のみを送信するフィードバックチャネルが存在する場合を考慮しなければならないが、最大フィードバックチャネルの個数が制限されているので、相関行列のみを送信するフィードバックチャネルの解約を含むために、ビットマップの大きさが増加する必要はない。単純に、相関行列のみを送信するフィードバックチャネルの解約を表す位置を約束することで、現在割り当てられたファーストフィードバックチャネルのMFM順序とビットマップ内での位置とを接続させることによってこれを解決できる。例えば、許容可能な最大チャネルの数が4で、現在端末がMFM0とMFM2、そして相関行列の総3個のフィードバックチャネルを順に割り当てられて運用しているならば、解約を知らせるビットマップは、4ビットの長さを有することができ、前記ビットマップの第1番目のビットは、MFM0に対したファーストフィードバックチャネルを、第2番目のビットは、MFM2に対したファーストフィードバックチャネルを、第3番目のビットは、相関行列に対するファーストフィードバックチャネルを意味できる。ここで、基地局が解約しようとするフィードバックチャネルに該当するビットをアクティブにすることによって、端末に該当フィードバックチャネルの解約を指示できる。例えば、MFM0と相関行列に対するフィードバックチャネルの解約を望むと、polling_deallocation_bitmapを0b1010に設定することによって、これを指示できる。仮に、現在端末がMFM0、MFM2、MFM5、相関行列の総4個のフィードバックチャネルを順に割り当てられて運用していると、前記ビットマップの第1番目のビットは、MFM0に対したファーストフィードバックチャネルを、第2番目のビットは、MFM2に対したファーストフィードバックチャネルを、第3番目のビットは、MFM5に対したファーストフィードバックチャネルを、最後の第4番目のビットは、相関行列に対するファーストフィードバックチャネルを意味することができ、上記と同じ方法で、基地局が解約しようとするフィードバックチャネルに該当するビットをアクティブにすることによって、端末に該当フィードバックチャネルの解約を指示できる。
【0100】
ここで、前記Feedback Polling A−MAP IEは、下記表7〜表10のフォーマットのように構成されることができる。下記表7〜表10は、MFMと相関行列の総9個のファーストフィードバックチャネルに対する解約を指示できる例である。ここで、polling_deallocation_bitmapは、9ビットの大きさを有し、第1番目のビットから第8番目のビットは、MFM0からMFM7に対したファーストフィードバックチャネルを、第9番目のビットは、相関行列のみを送信するフィードバックチャネルを意味する。
【0101】
【表7】
【表8】
【表9】
【表10】
【0102】
ここで、前記表7〜表10のFeedback Polling A−MAP IE内のAllocation duration(d)フィールドは、ファーストフィードバックチャネルが送信される区間情報を表すもので、ファーストフィードバックは、スーパフレーム区間の間に持続的に送信される。仮に、d=0b000であると、これは、ファーストフィードバックチャネルの解約を意味し、d=0b111であると、これは、基地局が解約指示を送信するまでファーストフィードバックチャネルの割り当て維持を意味する。Dedicated UL allocationフィールドは、専用資源に対する割り当て/解約を表すもので、本発明では、Feedback Polling A−MAP IEが既存に割り当てられた専用資源に対する解約であることを指示するために0b0に設定され、新しい専用資源に対する割り当てであることを指示するために0b1に設定される。Resource Indexフィールドは、解約しようとする専用資源に対するインデックスを指示する。polling deallocation bitmapフィールドは、解約しなければならない既存ファーストフィードバックチャネルに該当するMFMと相関行列を指示する。HFAフィールドは、割り当てられるHARQフィードバックチャネルを指示する。Resource Indexフィールドは、フィードバック情報を送信するアップリンク資源情報を表し、MEF(MIMO Encoding format)フィールドは、MIMOエンコーディングフォーマットを表す。Period(p)フィールドは、フィードバックが送信される周期情報を表すもので、フィードバックは、4
pフレーム毎に送信される。MFM(MIMO Feedback Mode)フィールドは、MIMOフィードバックモードを表す。MaxM
tフィールドは、SU−MIMOで端末がフィードバックできる最大STC rate、MU−MIMOで同じ資源を共有する最大ユーザ数を表し、Num_best_subbandsフィールドは、フィードバックしなければならないベストサブバンド(Best subband)の数を表す。CMフィールドは、端末が送信しなければならないコードブック(codebook)モードを表し、CSフィールドは、端末が送信しなければならないコードブックの種類を表す。Measurement Method Indicationフィールドは、端末がCQIを測定しなければならない信号を表す。
【0103】
さらに、下記表11〜表14のように、前記Feedback Polling A−MAP IEにmulti−BS MIMOに対するフィードバックチャネルの解約を同じ方式で指示できる。仮に、multi−BS MIMOフィードバックチャネルを一般的な単一基地局(single−BS)MIMOのフィードバックチャネルと共に端末に割り当てることができる場合、仮に最大許容フィードバックチャネルの個数が4で、端末が2個のMFMと相関行列、そしてmulti−BS MIMO、総4個のフィードバックチャネルを順に割り当てられて運用していると、解約を知らせるビットマップは、4ビットの長さを有することができる。ここで、前記ビットマップの第1番目と第2番目のビットは、single BS MIMOのMFMに対したファーストフィードバックチャネルを、第3番目のビットは、相関行列に対するファーストフィードバックチャネルを、最後の第4番目のビットは、multi−BS MIMOに対するファーストフィードバックチャネルを意味することができ、上記のような同じ方法で、基地局が解約しようとするフィードバックチャネルに該当するビットをアクティブにすることによって、端末に該当フィードバックチャネルの解約を指示できる。
【0104】
【表11】
【表12】
【表13】
【表14】
【0105】
図7Aと
図7Bは、本発明の第3の実施の形態に係るOFDMA方式を基盤とする無線通信システムにおいて、端末当たりの複数のファーストフィードバックチャネルを運用する場合、フィードバックチャネルの効率的な割り当て及び解約のための基地局の動作方法を示すフローチャートである。ここで、第3の実施の形態は、前記表7〜表10又は表11〜表14のFeedback Polling A−MAP IEを利用してファーストフィードバックチャネルを運用する方案に関する。
【0106】
前記
図7Aと
図7Bに示すように、基地局は、ステップ701にて端末に対して既存に割り当てられたフィードバックチャネルの解約と新しいフィードバックチャネルの割り当てのうち、どれが要求されるかを検査する。
【0107】
前記ステップ701にて、既存に割り当てられたフィードバックチャネルの解約が要求されると判断される場合、前記基地局は、ステップ703にてFeedback Polling A−MAP IE内のAllocation durationフィールドを0b000に設定する。これで、Feedback Polling A−MAP IEが既存に割り当てられたフィードバックチャネルの解約のためのメッセージであることを端末に知らせることができる。
【0108】
以後、前記基地局は、ステップ705にて既存に割り当てられた専用資源に対する解約であるか否かを検査する。
【0109】
前記ステップ705にて、既存に割り当てられた専用資源に対する解約であると判断される場合、前記基地局は、ステップ707にてFeedback Polling A−MAP IE内のDedicated UL allocationフィールドを0b0に設定する。これでFeedback Polling A−MAP IEが既存に割り当てられた専用資源に対する解約であることを端末に知らせることができる。
【0110】
以後、前記基地局は、ステップ711にてFeedback Polling A−MAP IE内に解約しようとする専用資源に対する割り当て情報を設定し、polling deallocation bitmapフィールドにおいて前記専用資源内の解約しようとする一つ以上のフィードバックチャネルのMFMに対応するビットをアクティブにした後、ステップ713に進む。これで既存に割り当てられたファーストフィードバックチャネルのうち、解約を望む一つ以上のファーストフィードバックチャネルを区分できる。
【0111】
反面、前記ステップ705にて、既存に割り当てられた一般資源に対する解約であると判断される場合、前記基地局は、ステップ709にてFeedback Polling A−MAP IE内に解約しようとする専用資源に対する割り当て情報設定無しで、polling deallocation bitmapフィールドにおいて一般資源内の解約しようとする一つ以上のフィードバックチャネルのMFMに対応するビットをアクティブにした後、前記ステップ713に進む。
【0112】
以後、前記基地局は、前記ステップ713にてFeedback Polling A−MAP IE内のHFAフィールドを介してHARQフィードバックチャネルを割り当てし、ステップ715に進んで上記のように構成されたFeedback Polling A−MAP IEを端末に送信する。
【0113】
以後、前記基地局は、ステップ717にて端末から前記割り当てられたHARQフィードバックチャネルを介してACKが受信されているか否かを検査する。
【0114】
前記ステップ717にて、前記端末からACKが受信されると判断される場合、前記基地局は、本発明に係るアルゴリズムを終了する。
【0115】
反面、前記ステップ717にて、前記端末から予め決まった時間内にACKが受信されないと判断される場合、前記基地局は、前記ステップ715に戻って、以下のステップを繰り返し行う。
【0116】
反面、前記ステップ701にて、新しいフィードバックチャネルの割り当てが要求されると判断される場合、前記基地局は、ステップ719にてFeedback Polling A−MAP IE内のAllocation durationフィールドを該当周期として設定する。これで、Feedback Polling A−MAP IEが新しいフィードバックチャネルの割り当てのためのメッセージであることを端末に知らせることができる。
【0117】
以後、前記基地局は、ステップ721にて新しい専用資源に対する割り当てなのか否かを検査する。
【0118】
前記ステップ721にて、新しい専用資源に対する割り当てであると判断される場合、前記基地局は、ステップ723にてFeedback Polling A−MAP IE内のDedicated UL allocationフィールドを0b1に設定する。これでFeedback Polling A−MAP IEが新しい専用資源に対する割り当てであることを端末に知らせることができる。
【0119】
以後、前記基地局は、ステップ725にてFeedback Polling A−MAP IE内に割り当てようとする専用資源に対する割り当て情報と、割り当てようとする一つ以上のフィードバックチャネルに対する情報を含むFeedback Polling A−MAP IEを構成した後、ステップ727にて前記構成されたFeedback Polling A−MAP IEを端末に送信する。
【0120】
反面、前記ステップ721にて、新しい一般資源に対する割り当てであると判断される場合、前記基地局は、ステップ729にてFeedback Polling A−MAP IE内に専用資源に対する割り当て情報無しで、割り当てようとする一つ以上のフィードバックチャネルに対する情報を含むFeedback Polling A−MAP IEを構成した後、ステップ731にて前記構成されたFeedback Polling A−MAP IEを端末に送信する。以後、前記基地局は、ステップ733にて資源割り当てのための追加的制御信号を構成し、端末にこれを周期的に送信する。
【0121】
以後、前記基地局は、本発明に係るアルゴリズムを終了する。
図8Aと
図8Bは、本発明の第3の実施の形態に係るOFDMA方式を基盤とする無線通信システムにおいて、端末当たりの複数のファーストフィードバックチャネルを運用する場合、ファーストフィードバックチャネルの効率的な割り当て及び解約のための端末の動作方法を示すフローチャートである。ここで、第3の実施の形態は、前記表7〜表10又は表11〜表14のFeedback Polling A−MAP IEを利用して、ファーストフィードバックチャネルを運用する方案に関する。
【0122】
前記
図8Aと
図8Bに示すように、端末は、ステップ801にて基地局からFeedback Polling A−MAP IEを受信する。
【0123】
以後、前記端末は、ステップ803にて前記受信されたFeedback Polling A−MAP IE内のAllocation durationフィールドが0b000に設定されているか否かを検査する。すなわち、前記受信されたFeedback Polling A−MAP IEが既存に割り当てられたファーストフィードバックチャネルの解約のためのメッセージであるか否かを検査する。
【0124】
前記ステップ803にて前記受信されたFeedback Polling A−MAP IE内のAllocation durationフィールドが0b000に設定されていると判断される場合、前記端末は、ステップ805にてFeedback Polling A−MAP IE内のDedicated UL allocationフィールドが0b0に設定されているか否かを検査する。すなわち、前記受信されたFeedback Polling A−MAP IEが既存に割り当てられた専用資源に対する解約のためのメッセージであるか否かを検査する。
【0125】
前記ステップ805にて、Feedback Polling A−MAP IE内のDedicated UL allocationフィールドが0b0に設定されていないと判断される場合、前記端末は、ステップ807にて前記受信されたFeedback Polling A−MAP IE内のpolling deallocation bitmapフィールドを確認して解約しなければならないMFMを確認し、これに対応するファーストフィードバックチャネルを解約した後、ステップ811に進む。ここで、前記端末は、polling deallocation bitmapフィールドにおいてアクティブになっているビットを確認し、確認されたビットに対応するMFMを確認した後、前記確認されたMFMに対応するファーストフィードバックチャネルを解約しなければならないファーストフィードバックチャネルと判断できる。
【0126】
反面、前記ステップ805にて、Feedback Polling A−MAP IE内のDedicated UL allocationフィールドが0b0に設定されていると判断される場合、前記端末は、ステップ809にて前記受信されたFeedback Polling A−MAP IE内の解約しようとする専用資源に対する割り当て情報とpolling deallocation bitmapフィールドを確認して解約しなければならないMFMを確認して、専用資源でこれに対応するファーストフィードバックチャネルを解約した後、前記ステップ811に進む。ここで、前記端末は、polling deallocation bitmapフィールドにおいてアクティブになっているビットを確認し、確認されたビットに対応するMFMを確認した後、前記確認されたMFMに対応するファーストフィードバックチャネルを解約しなければならないファーストフィードバックチャネルと判断できる。
【0127】
以後、前記端末は、前記ステップ811にてFeedback Polling A−MAP IE内のHFAフィールドを介してHARQフィードバックチャネルが割り当てられているか否かを検査する。
【0128】
前記ステップ811にて、Feedback Polling A−MAP IE内のHFAフィールドを介してHARQフィードバックチャネルが割り当てられていると判断される場合、前記端末は、ステップ813に進んで前記割り当てられたHARQフィードバックチャネルを介して基地局にACKを送信した後、本発明に係るアルゴリズムを終了する。
【0129】
反面、前記ステップ811にて、Feedback Polling A−MAP IE内のHFAフィールドを介してHARQフィードバックチャネルが割り当てられていないと判断される場合、前記端末は、本発明に係るアルゴリズムを終了する。
【0130】
反面、前記ステップ803にて、前記受信されたFeedback Polling A−MAP IE内のAllocation durationフィールドが0b000に設定されていないと判断される場合、前記端末は、ステップ815にてFeedback Polling A−MAP IE内のDedicated UL allocationフィールドが0b1に設定されているか否かを検査する。すなわち、前記受信されたFeedback Polling A−MAP IEが新しい専用資源に対する割り当てのためのメッセージであるか否かを検査する。
【0131】
前記ステップ815にて、Feedback Polling A−MAP IE内のDedicated UL allocationフィールドが0b1に設定されていると判断される場合、前記端末は、ステップ817にてFeedback Polling A−MAP IEで新しい専用資源割り当て情報及びフィードバックチャネル割り当て情報を確認し、確認された割り当て情報に従ってフィードバックを構成して端末に送信した後、本発明に係るアルゴリズムを終了する。
【0132】
反面、前記ステップ815にて、Feedback Polling A−MAP IE内のDedicated UL allocationフィールドが0b1に設定されていないと判断される場合、前記端末は、ステップ819にてFeedback Polling A−MAP IEで新しいフィードバックチャネル割り当て情報を確認し、確認された割り当て情報に従ってフィードバックを構成して端末に送信する。以後、前記端末は、ステップ821にて資源割り当てのための追加的制御信号を周期的に受信する。
以後、前記端末は、本発明に係るアルゴリズムを終了する。
【0133】
上述した通り、本発明は、OFDMA方式を基盤とする無線通信システムにおいて端末当たりの複数のアップリンクファーストフィードバックチャネルを運用する場合、ダウンリンク制御信号内に解約が要求される既存ファーストフィードバックチャネルに対する情報をビットマップ形式で含めることによって、複数のファーストフィードバックチャネルに対して望む解約を端末に指示できて、進んで複数のファーストフィードバックチャネルを效率的に管理できるという利点がある。
【0134】
一方、本発明の詳細な説明では具体的な実施の形態について説明したが、本発明の範囲から逸脱しない範囲内で多様な変形が可能であることは勿論である。したがって、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限って決まらず、特許請求の範囲だけでなく、特許請求の範囲と均等なものによって決まらねばならない。