(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0022】
以下、本発明の一実施の形態である写真シール作成装置について、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0023】
図1は、本発明の一実施形態に係る写真シール機1の外観の構成例を示す斜視図である。
【0024】
写真シール機1は、撮影や編集等の作業を利用者にゲームとして行わせ、撮影画像や編集済み画像を提供する代わりに利用者より代金を受け取るゲーム機である。写真シール機1はゲームセンタなどの店舗に設置される。利用者は1人であることもあるし、複数人であることもある。
【0025】
写真シール機1が提供するゲームで遊ぶ利用者は、代金を投入し、自身が被写体となって撮影を行い、撮影によって得られた撮影画像の中から選択した編集対象の画像に対して、手書きの線画やスタンプ画像を合成する編集機能を用いて編集を行うことにより、撮影画像を彩り豊かな画像にする。利用者は、編集済みの画像が印刷されたシール紙を受け取って一連のゲームを終了させることになる。
【0026】
図1に示すように、写真シール機1は、主に、撮影ユニット11、編集部12、および事後接客部13から構成される。撮影ユニット11と編集部12が接した状態で設置され、編集部12と事後接客部13が接した状態で設置される。
【0027】
撮影ユニット11は、撮影部21と背景部22から構成される。撮影部21と背景部22は所定の距離だけ離れて設置され、撮影部21と背景部22の間に形成される空間である撮影空間において撮影処理が行われる。
【0028】
撮影部21は撮影処理を利用者に行わせる装置である。撮影部21は、撮影空間に入り、撮影処理を行っている利用者の正面に位置する。撮影空間を正面に望む面を構成する撮影部21の正面パネル41には、撮影処理時に利用者により用いられるタッチパネルモニタなどが設けられる。撮影空間にいる利用者から見て左側の面を左側面、右側の面を右側面とすると、撮影部21の左側面が側面パネル42Aにより構成され、右側面が側面パネル42Bにより構成される。
【0029】
背景部22は、正面を向いて撮影処理を行っている利用者の背面側に位置する板状の部材である背面パネル51、背面パネル51の左端に取り付けられ、側面パネル42Aより横幅の狭い板状の部材である側面パネル52A、および、背面パネル51の右端に取り付けられ、側面パネル42Bより横幅の狭い板状の部材である側面パネル52B(
図2)から構成される。
【0030】
撮影部21の左側面を構成する側面パネル42Aと背景部22の側面パネル52Aは、ほぼ同一平面に設けられ、それぞれの上部が板状の部材である連結部23Aによって連結される。また、撮影部21の右側面を構成する側面パネル42Bと背景部22の側面パネル52Bは、ほぼ同一平面に設けられ、それぞれの上部が板状の部材である連結部23Bによって連結される。
【0031】
撮影部21の側面パネル42A、連結部23A、および背景部22の側面パネル52Aに囲まれることによって形成される開口が撮影空間の出入り口G1となる。撮影部21の側面パネル42B、連結部23B、および背景部22の側面パネル52Bに囲まれることによって形成される開口も撮影空間の出入り口G2となる。
【0032】
背景部22の上部には、背面パネル51、側面パネル52A、および側面パネル52Bに支持される形で背景カーテンユニット25が設けられる。背景カーテンユニット25には、色または柄の異なる、背景に利用する巻き取り式の背景カーテンが複数収納される。背景カーテンユニット25は、撮影部21に設けられたカメラ等による撮影と連動して動作し、撮影の際に、例えば利用者により選択された色のカーテンを下ろし、その他のカーテンを巻き取る。
【0033】
なお、背景カーテンユニット25に収納される背景カーテンとしては、複数枚のカーテンを1枚のクロマキ用のカーテンとして使用する昇降式カーテンを用意してもよい。また、クロマキ用のカーテンを予め撮影空間の背面となる背面パネル51に張り付けるとともに、合成用の背景画像を複数種類用意し、後述する編集処理において、利用者が所望する背景画像をカーテンの部分に合成することができるようにしてもよい。
【0034】
撮影空間の上方には、撮影部21の正面パネル41、連結部23A、連結部23B、および背景カーテンユニット25に囲まれる開口が形成され、その開口の一部を覆うように天井ストロボユニット24が設けられる。天井ストロボユニット24の一端が連結部23Aに固定され、他端が連結部23Bに固定される。天井ストロボユニット24は、撮影に合わせて撮影空間内に向けて発光するストロボを内蔵する。天井ストロボユニット24を構成するストロボの内部には蛍光灯が設けられており、撮影空間の照明としても機能する。
【0035】
編集部12は、撮影処理によって得られた画像を編集する処理である編集処理を利用者に行わせる装置である。編集部12は、一方の側面が撮影部21の正面パネル41の背面に接するように撮影ユニット11に連結して設けられる。編集部12には、編集処理時に利用者により用いられるタブレット内蔵モニタなどの構成が設けられる。
【0036】
図1に示す編集部12の構成を正面側の構成とすると、2組の利用者が同時に編集処理を行うことができるように、編集部12の正面側と背面側には編集処理に用いられる構成がそれぞれ設けられる。
【0037】
編集部12の正面側は、床面に対して垂直な面であり、側面パネル42Aとほぼ平行な面である面71と、面71の上方に形成された斜面72から構成され、編集処理に用いられる構成が斜面72に設けられる。斜面72の左側には、柱状の形状を有し、照明装置74の一端を支持する支持部73Aが設けられる。支持部73Aの上面にはカーテンレール26を支持する支持部75が設けられる。斜面72の右側にも、照明装置74の他端を支持する支持部73B(
図2)が設けられる。
【0038】
編集部12の上方にはカーテンレール26が取り付けられる。カーテンレール26は、上から見たときの形状がコの字状となるように3本のレール26A乃至26Cを組み合わせて構成される。平行に設けられるレール26Aと26Bの一端は、連結部23Aと連結部23Bにそれぞれ固定され、他端に残りの一本のレール26Cの両端が接合される。
【0039】
カーテンレール26には、編集部12の正面前方の空間と背面前方の空間の内部が外から見えないようにカーテンが取り付けられる。カーテンレール26に取り付けられたカーテンにより囲まれる編集部12の正面前方の空間と背面前方の空間が、利用者が編集処理を行う編集空間となる。
【0040】
図2は、写真シール機1を別の角度から見た斜視図である。
【0041】
事後接客部13は事後接客処理を利用者に行わせる装置である。事後接客処理には、撮影画像や編集済みの画像を携帯電話機などの携帯端末に送信する処理、ミニゲームを利用者に行わせる処理、アンケートに答えさせる処理などが含まれる。
【0042】
図2に示すように、事後接客部13は、所定の厚さを有する板状の筐体を有しており、その背面が編集部12の左側面に接するように編集部12に連結して設けられる。事後接客部13の正面には、事後接客処理時に利用者により用いられるタブレット内蔵モニタや、撮影画像や編集済みの画像が印刷されたシール紙が排出される排出口などが設けられる。事後接客部13の正面前方の空間が、シール紙への印刷が終わるのを待っている利用者が事後接客処理を行う事後接客空間となる。
【0043】
ここで、写真シール作成ゲームの流れと、それに伴う利用者の移動について
図3を参照して説明する。
図3は、写真シール機1を上から見た平面図である。
【0044】
写真シール機1の利用者は、白抜き矢印#1で示すように出入り口G1から、または白抜き矢印#2で示すように出入り口G2から、撮影部21と背景部22の間に形成された撮影空間A1に入り、撮影部21に設けられたカメラやタッチパネルモニタなど利用して撮影処理を行う。
【0045】
撮影処理を終えた利用者は、白抜き矢印#3で示すように出入り口G1を使って撮影空間A1から出て編集空間A2−1に移動するか、白抜き矢印#4で示すように出入り口G2を使って撮影空間A1から出て編集空間A2−2に移動する。
【0046】
編集空間A2−1は、編集部12の正面側の編集空間であり、編集空間A2−2は、編集部12の背面側の編集空間である。編集空間A2−1と編集空間A2−2のいずれの空間に移動するのかが、撮影部21のタッチパネルモニタの画面表示などによって案内される。例えば2つの編集空間のうちの空いている方の空間が移動先として案内される。編集空間A2−1または編集空間A2−2に移動した利用者は編集処理を開始する。編集空間A2−1の利用者と、編集空間A2−2の利用者は同時に編集処理を行うことができる。
【0047】
編集処理が終了した後、撮影画像や編集済みの画像の中から選択された画像の印刷が開始される。画像の印刷中、編集処理を終えた利用者は、編集空間A2−1で編集処理を行っていた場合には白抜き矢印#5で示すように編集空間A2−1から事後接客空間A3に移動して事後接客処理を行う。また、編集処理を終えた利用者は、編集空間A2−2で編集処理を行っていた場合には白抜き矢印#6で示すように編集空間A2−2から事後接客空間A3に移動し、事後接客空間A3において事後接客処理を行う。
【0048】
画像の印刷が終了したとき、利用者は、事後接客部13に設けられた排出口からシール紙を受け取り、一連の写真シール作成ゲームを終えることになる。
【0049】
次に、各装置の構成について説明する。
【0050】
図4は、撮影部21の正面の構成例を示す図である。撮影部21は、正面パネル41、側面パネル42A、および側面パネル42Bが、箱状の形状を有するベース部43に取り付けられることによって構成される。
【0051】
正面パネル41は撮影空間A1で撮影処理を行う利用者の正面に位置し、側面パネル42Aと側面パネル42Bは、それぞれ、撮影空間A1で撮影処理を行う利用者の左側、右側に位置する。側面パネル42Aの上方には連結部23Aが固定され、側面パネル42Bの上方には連結部23Bが固定される。
【0052】
正面パネル41のほぼ中央には撮影・表示ユニット81が設けられる。撮影・表示ユニット81は、カメラ91、正面ストロボ92、およびタッチパネルモニタ93から構成される。
【0053】
カメラ91は、CCD(Charge Coupled Device)などの撮像素子により構成され、撮影空間A1にいる利用者を撮影する。カメラ91により取り込まれた動画像は、タッチパネルモニタ93にリアルタイムで表示される。利用者により撮影が指示されたときなどの所定のタイミングでカメラ91により取り込まれた画像は撮影画像(静止画像)として保存される。
【0054】
カメラ91を囲むように発光面が設けられた正面ストロボ92は、他のストロボと同様にカメラ91による撮影に合わせて発光し、被写体としての利用者の顔付近を正面から照射する。
【0055】
カメラ91の下側に設けられたタッチパネルモニタ93は、LCD(Liquid Crystal Display)などのモニタと、それに積層されたタッチパネルにより構成される。タッチパネルモニタ93は、カメラ91により取り込まれた動画像を表示するライブビューモニタとしての機能と、各種のGUI(Graphical User Interface)画像を表示し、利用者の選択操作をタッチパネルにより受け付ける機能とを備えている。タッチパネルモニタ93には、適宜、背景等の画像が合成された後の動画像が表示される。
【0056】
正面パネル41には、撮影・表示ユニット81の位置を基準として、上方に上ストロボ82が設置される。また、左方に左ストロボ83が設置され、右方に右ストロボ84が設置される。撮影・表示ユニット81の下方の位置には、ベース部43の上面が一部突出する形で下ストロボ85が設けられる。
【0057】
上ストロボ82は、利用者を上前方から照射する。左ストロボ83は、利用者を左前方から照射し、右ストロボ84は、利用者を右前方から照射する。下ストロボ85は、利用者を下前方から照射する。
【0058】
ベース部43には利用者の足元を照射する足元ストロボ86も設けられる。上ストロボ82、左ストロボ83、右ストロボ84、下ストロボ85、および足元ストロボ86の内部には蛍光灯が設けられており、天井ストロボユニット24を構成するストロボの内部の蛍光灯と合わせて、撮影空間A1内の照明として用いられる。後述するように、各蛍光灯の発光量が調整されることによって、または、発光させる蛍光灯の数が調整されることによって、撮影空間A1内の明るさが、利用者が行っている撮影処理の内容に応じて適宜調整される。
【0059】
足元ストロボ86の右側には、利用者がお金を投入する硬貨投入返却口87が設けられる。
【0060】
下ストロボ85を挟んでベース部43の上面の左右に形成されるスペース43Aおよび43Bは、撮影処理を行う利用者が手荷物等を置くための荷物置き場として用いられる。正面パネル41の例えば天井付近には、撮影処理の案内音声、BGM(Back Ground Music)、効果音等の音を出力するスピーカも設けられる。
【0061】
図5は、背景部22の撮影空間A1側の構成例を示す図である。
【0062】
上述したように、背面パネル51の上方には背景カーテンユニット25が設けられる。
背景カーテンユニット25のほぼ中央には、撮影空間A1内で撮影処理を行っている利用者を後方中央から照射する背面中央ストロボ101が取り付けられる。
【0063】
背面パネル51の上方であって、出入り口G1側の位置には、撮影空間A1内で撮影処理を行っている利用者を左後方から照射する背面左ストロボ102が取り付けられる。また、背面パネル51の上方であって、出入り口G2側の位置には、撮影空間A1内で撮影処理を行っている利用者を右後方から照射する背面右ストロボ103が取り付けられる。
【0064】
図6は、編集部12の正面側(編集空間A2−1側)の構成例を示す図である。
【0065】
斜面72のほぼ中央には、タブレット内蔵モニタ131が設けられる。タブレット内蔵モニタ131を挟んで左側にタッチペン132Aが設けられ、右側にタッチペン132Bが設けられる。
【0066】
タブレット内蔵モニタ131は、タッチペン132Aまたは132Bを用いて操作入力が可能なタブレットがLCDなどのモニタに重畳して設けられることによって構成される。タブレット内蔵モニタ131には、例えば、編集対象画像として選択された撮影画像の編集に用いられる画面である編集画面が表示される。2人で同時に編集作業を行う場合、タッチペン132Aは一方の利用者により用いられ、タッチペン132Bは他方の利用者により用いられる。
【0067】
編集部12の左側には事後接客部13が設けられる。
【0068】
図7は、事後接客部13の正面側の構成例を示す図である。
【0069】
事後接客部13の上方中央にはタブレット内蔵モニタ161が設けられる。タブレット内蔵モニタ161を挟んで左側にタッチペン162Aが設けられ、右側にタッチペン162Bが設けられる。タブレット内蔵モニタ161もタブレット内蔵モニタ131と同様に、タッチペン162Aまたは162Bを用いて操作入力が可能なタブレットがLCDなどのモニタに重畳して設けられることによって構成される。タブレット内蔵モニタ161には、ミニゲームなどの事後接客処理に用いられる画面が表示される。
【0070】
タブレット内蔵モニタ161の下には非接触型ICリーダ/ライタ163が設けられ、非接触型ICリーダ/ライタ163の下にはシール紙排出口164が設けられる。シール紙排出口164の下にはスピーカ165が設けられる。
【0071】
非接触型ICリーダ/ライタ163は、近接された非接触型ICと通信を行い、非接触型ICからのデータの読み出しや非接触型ICに対するデータの書き込みを行う。
【0072】
シール紙排出口164には、編集空間A2−1の利用者が編集処理を行うことによって作成した画像が印刷されたシール紙、または、編集空間A2−2の利用者が編集処理を行うことによって作成した画像が印刷されたシール紙が排出される。編集部12の内部にはプリンタが設けられており、画像の印刷がそのプリンタにより行われる。
【0073】
スピーカ165は、事後接客処理の案内音声、BGM、効果音等の音を出力する。
【0074】
次に、写真シール機1の内部構成について説明する。
図8は、写真シール機1の内部の構成例を示すブロック図である。上述した構成と同じ構成には同じ符号を付してある。重複する説明については適宜省略する。
【0075】
制御部201はCPU(Central Processing Unit)などよりなり、ROM(Read Only Memory)206や記憶部202に記憶されているプログラムを実行し、写真シール機1の全体の動作を制御する。制御部201には、記憶部202、通信部203、ドライブ204、ROM206、RAM(Random Access Memory)207が接続される。制御部201には、撮影部208、編集部209、事後接客部210、および印刷部211の各構成も接続される。
【0076】
記憶部202は、ハードディスクやフラッシュメモリなどの不揮発性の記憶媒体からなり、制御部201から供給された各種の設定情報を記憶する。記憶部202に記憶されている情報は制御部201により適宜読み出される。
【0077】
通信部203はインターネットなどのネットワークのインタフェースであり、制御部201による制御に従って外部の装置と通信を行う。
【0078】
ドライブ204には、光ディスクや半導体メモリなどよりなるリムーバブルメディア205が適宜装着される。ドライブ204によりリムーバブルメディア205から読み出されたコンピュータプログラムやデータは、制御部201に供給され、記憶部202に記憶されたり、インストールされたりする。
【0079】
ROM206には、制御部201において実行されるプログラムやデータが記憶されている。RAM207は、制御部201が処理するデータやプログラムを一時的に記憶する。
【0080】
撮影部208は、撮影空間A1における撮影処理を行う構成である硬貨処理部221、背景制御部222、照明制御部223、カメラ91、タッチパネルモニタ93、およびスピーカ224から構成される。
【0081】
硬貨処理部221は、硬貨投入返却口87に対する硬貨の投入を検出する。硬貨処理部221は、300円などの所定の金額分の硬貨が投入されたことを検出した場合、そのことを表す起動信号を制御部201に出力する。
【0082】
背景制御部222は、制御部201より供給される背景制御信号に従って背景カーテンユニット25に収納されている背景カーテンの上げ下ろしを行う。背景カーテンの選択が利用者により手動で行われるようにしてもよい。
【0083】
照明制御部223は、制御部201より供給される照明制御信号に従って、撮影空間A1内の各ストロボの発光を制御する。上述したように、撮影空間A1には、天井ストロボユニット24のストロボの他に、撮影部21に設けられる上ストロボ82、左ストロボ83、右ストロボ84、下ストロボ85、足元ストロボ86と、背景部22に設けられる背面中央ストロボ101、背面左ストロボ102,背面右ストロボ103が設けられる。各ストロボの内部には蛍光灯も設けられる。
【0084】
また、照明制御部223は、各ストロボの内部に設けられる蛍光灯の発光量を調整することによって、または、発光させる蛍光灯の数を調整することによって、利用者が行っている撮影処理の段階に応じて撮影空間A1内の明るさを調整する。
【0085】
カメラ91は、制御部201による制御に従って撮影を行い、撮影によって得られた画像を制御部201に出力する。
【0086】
編集部209Aは、編集空間A2−1における編集処理を行う構成として編集部12の正面側に設けられるタブレット内蔵モニタ131、タッチペン132A,132B、およびスピーカ231から構成される。編集部209Bも編集部209Aと同一の構成を有しており、編集空間A2−2における編集処理を行う。
【0087】
タブレット内蔵モニタ131は、制御部201による制御に従って編集画面を表示し、編集画面に対する利用者の操作を検出する。利用者の操作の内容を表す信号は制御部201に供給され、編集対象の撮影画像の編集が行われる。
【0088】
事後接客部210は、事後接客空間A3における事後接客処理を行う構成であるタブレット内蔵モニタ161、タッチペン162A,162B、非接触型ICリーダ/ライタ163、およびスピーカ165から構成される。
【0089】
印刷部211は、印刷処理を行う構成であるプリンタ241、およびシール紙ユニット242から構成される。プリンタ241は、撮影画像、または編集処理によって得られた編集済みの画像を、プリンタ241に装着されたシール紙ユニット242に収納されているシール紙に印刷し、シール紙排出口164に排出する。一点鎖線で囲んで示す事後接客部210と印刷部211が、事後接客空間A3にいる利用者を相手とした処理を行う構成となる。
【0090】
次に、制御部201について説明する。
図9は、制御部201がROM206などに格納されているプログラムを実行することにより実現される機能ブロックの構成例を示している。
【0091】
制御部201は、利用者を撮影する等の写真シール作成ゲームの撮影作業の工程に関する処理を行う撮影処理部302、撮影画像に対する落書き編集等の写真シール作成ゲームの編集作業の工程に関する処理を行う編集処理部303、シール紙の印刷等の写真シール作成ゲームの印刷の工程に関する処理を行う印刷処理部304、および、編集作業を終了した利用者を接客する写真シール作成ゲームの事後接客の工程に関する処理を行う事後接客処理部305を有する。
【0092】
つまり、制御部201は、写真シール作成ゲームの各工程に関する処理の制御を行う。
【0093】
図10は、
図9の編集処理部303の詳細な構成例を示すブロック図である。同図に示されるように、編集処理部303は、画像編集制御部321と、領域設定制御部322を有する構成とされている。
【0094】
画像編集制御部321は、画像の編集操作に係る処理を制御する機能ブロックであり、例えば、タッチペン132Aまたはタッチペン132Bの操作に応じた、編集用画像に対する文字、図形などの入力を制御する。
【0095】
領域設定制御部322は、例えば、シールレイアウトの選択、オーバーコート領域の設定などに係る処理を制御する。
【0096】
本発明においては、領域設定制御部322により印刷画像領域に応じたオーバーコート領域が設定されるようになされている。
【0097】
図11は、写真シールの各領域を説明する図である。同図に示される矩形の枠402がシール紙の大きさを表している。また、矩形の枠401は、印刷用データ領域を表している。シール紙の縁の部分には、例えば、写真シールをきれいに見せるための色や模様、撮影日などに係る情報、または、写真シール機名や撮影コースや写りコース名などが印刷されていることが多い。
【0098】
印刷用データ領域は、例えば、シール紙の縁の部分に印刷される色、模様、日付の情報などに係るデータを含む写真シール全体の印刷画像を表現したデータとされる。同図に示されるように、枠401は、枠402のさらに外側に位置するように設けられているので、実際にシール紙に印刷される画像は、枠402部分のみであり、その外の領域は印刷されない。
【0099】
すなわち、写真シール機1では、予め実際のシール紙よりやや大きいサイズの印刷画像に対応する印刷データを用意しておき、その印刷データに基づいてシール紙に画像が印刷される。このとき、例えば、印刷データとシール紙のセンター位置を合わせた状態で画像が印刷されるので、シール紙よりやや大きいサイズの印刷画像の中の外周部分は印刷されないことになる。例えば、印刷データに対応する印刷画像が、実際のシール紙の大きさと等しいか、または小さいものである場合、シール紙のずれなどによって、シール紙の縁の最も外側の部分が何も印刷されない状態となってしまう。
【0100】
図11に示されるように、実際のシール紙よりやや大きいサイズの印刷画像に対応する印刷データに基づいてシール紙に画像が印刷されるようにすることで、シール紙の縁の最も外側にも、想定された色や模様などが印刷されるようにすることができる。
【0101】
また、
図11の矩形の枠403は、オーバーコート許容領域を表している。写真シール機1により作成される写真シールは、例えば、写真シールの劣化を防ぐことを考慮して、印刷画像の上から(表面加工として)透明の素材によってオーバーコートされて出力されるようになされている。なお、シール紙全体に透明オーバーコートするとプリンタが故障(例えば、オーバーコートした写真シールをカットする場合に、カッタの故障など)する場合があるため、シール紙全体の領域よりも小さい範囲で、オーバーコート許容領域が設けられており、オーバーコート許容領域内でのみオーバーコードされるようになされている。
【0102】
図11の矩形の枠404は、写真画像領域を表している。写真画像領域は、例えば、撮影画像に編集が施されて得られた画像が印刷されるための領域とされる。
図11に示されるように、枠404内には、利用者の選択に応じたシールレイアウトで利用者を撮影した写真などの画像が配置されるようになされている。すなわち、写真画像領域は、印刷用データ領域に含まれる画像の中のシール紙の縁の部分に印刷される画像以外の画像が配置された領域とされる。
【0103】
なお、上述したように、シール紙の縁の部分には、例えば、写真シールをきれいに見せるための色や模様、撮影日などに係る情報、若しくは、写真シール機名や撮影コースや写りコース名、または、これらの組み合わせなどが画像として印刷されることになる。
【0104】
例えば、従来の写真シール機では、オーバーコート許容領域の全体にオーバーコートされて写真シールが出力されるようになされていた。
【0105】
しかしながら、オーバーコートすることで、印刷画像が剥がれるなどのシール紙の劣化、またはシール紙の変色を防ぐことができるが、オーバーコートしていない領域は、時間の経過と共にシール紙が変色してしまう。
図11の例の場合、シール紙の縁の部分のうち、「a」の矢印で示される領域(オーバーコート許容領域の外側)において、時間の経過と共にシール紙が変色してしまう。一方、シール紙の縁の部分のうち、「b」の矢印で示される領域(オーバーコート許容領域の内側)では、シール紙の変色が防止される。
【0106】
図11において、枠404で示される写真画像領域の外側は、利用者にとっては、一様にシール紙の縁であるものと認識される。上述したように、シール紙の縁の部分には、例えば、写真シールをきれいに見せるための色や模様、あるいはまた、撮影日などに係る情報などが印刷されていることが多い。従って、シール紙の縁の部分は、いわば1つの画像を形成しているものと考えることができ、この部分の一部が変色してしまうと写真シール全体の見栄えが悪くなる。
【0107】
例えば、従来の技術では、シール紙の縁の部分において、変色する箇所と変色しない箇所とができてしまい、時間の経過と共に見栄えの悪い写真シールとなっていた。
【0108】
このため、本発明においては、写真画像領域に応じたオーバーコートすべき領域が設定されるようになされている。例えば、従来の技術のように、オーバーコート許容領域の全体にオーバーコートが施されるのではなく、写真画像領域にだけオーバーコートが施されるようにする。
【0109】
次に、写真シール機1で行われる写真シール作成ゲームの流れについて、
図12のフローチャートを参照して説明する。
【0110】
ステップS21において、硬貨処理部221は、ゲームの代金が投入されたか否かを判定し、代金が投入されたと判定されるまで待機する。
【0111】
ステップS21において、代金が投入されたと判定された場合、処理は、ステップS22に進む。
【0112】
ステップS22において、撮影処理部302は、撮影処理を行う。これにより、撮影空間A1において、被写体の画像の撮影が行われることになる。また、撮影された複数の画像のうち、この後行われる編集処理において編集の対象となる所定数の画像が編集対象画像として保存されることになる。
【0113】
ステップS23において、撮影処理部302は、移動案内を行う。このとき、例えば、編集空間A2−1または編集空間A2−2のうち、いずれが使用可能であるかが判断され、他の利用者が使用してない(空いている)編集空間への誘導画面が表示される。
【0114】
これにより、利用者は撮影空間A1から編集空間A2へ移動することになる。
【0115】
ステップS24において、編集処理部303は、
図13などを参照して後述する編集処理を実行する。これにより、例えば、タッチペン132Aまたはタッチペン132Bの操作に応じた、編集用画像に対する文字、図形などの入力、シールレイアウトの選択、オーバーコート領域の設定などが行われることになる。
【0116】
ステップS25において、編集処理部303は、移動案内を行う。このとき、例えば、事後接客空間への誘導画面が表示される。
【0117】
これにより、利用者は編集空間A2から事後接客空間A3へ移動することになる。
【0118】
ステップS26において、印刷処理部304は、
図17を参照して後述する印刷処理を実行する。このとき、印刷処理部304は、プリンタ241を制御し、編集処理を経て得られた編集済み画像をシール紙に印刷するとともに、所定の領域をオーバーコートする。
【0119】
ステップS27において、事後接客処理部305は、事後接客処理を行う。このとき、例えば、携帯電話機に送信する画像に対して、シール紙に印刷する画像の場合と異なる編集を施す「ケータイおまけ」と称される処理、ミニゲームやアンケート入力などに係る処理が実行される。また、「ケータイおまけ」では、メールアドレスの入力や携帯電話機に送信する画像の選択などが行われる。
【0120】
ステップS28において、印刷処理部304は、プリンタ241を制御し、印刷済みのシール紙をシール紙排出口164より排出させ、写真シール作成ゲーム処理を終了する。
【0121】
このようにして、写真シール作成ゲーム処理が実行される。
【0122】
次に、
図13のフローチャートを参照して、
図12のステップS24の編集処理の詳細な例について説明する。
【0123】
ステップS41において、画像編集制御部321は、撮影処理において保存された編集対象画像を取得する。
【0124】
ステップS42において、領域設定制御部322は、シールレイアウトの選択を受け付ける。なお、シールレイアウトは、写真シールゲームの一連の処理において最終的に出力される写真シールにおける印刷される画像(編集済みの利用者の画像など)の配置を示すものである。また、各シールレイアウトにおいては、例えば、シール紙の印刷可能領域が印刷される画像を配置するための複数の領域に分割されている。ステップS42では、利用者により、シールレイアウトにおける印刷される画像を配置するための領域の分割パターンが選択され、これによりシールレイアウトも定まることになる。
【0125】
ステップS43において、領域設定制御部322は、選択されたシールレイアウトに対応するパラメータを取得する。ここで、パラメータは、選択されたシールレイアウトにおける写真画像領域を特定するためのパラメータとされる。
【0126】
例えば、
図14に示されるように、シールレイアウトのパターンと写真画像領域を特定するパラメータとを対応付けたテーブルを予め生成しておき、記憶部202に記憶させる。なお、同図のパターン1、パターン2、・・・パターンnは、シールレイアウトの種類を表すものとし、ステップS42の処理でのシールレイアウトの選択に伴って、いずれかのパターンが定まることになる。また、同図のパラメータ1、パラメータ2、・・・パラメータnは、写真画像領域の種類に対応するパラメータとされる。すなわち、例えば、パターン1のシールレイアウトにおける写真画像領域の最も外側に位置する画素の座標位置などを特定するための情報がパラメータ1に含まれており、パターン2のシールレイアウトにおける写真画像領域の最も外側に位置する画素の座標位置などを特定するための情報がパラメータ2に含まれている。
【0127】
そして、利用者が選択したシールレイアウトに対応するパラメータが取得される。ここで、写真画像領域が特定されたことにより、オーバーコートすべき領域も決定されることになる。つまり、写真画像領域にだけ、オーバーコートが施されるようにすることができる。
【0128】
ステップS44において、画像編集制御部321は、編集操作を行うためのGUI画面などからなる編集画面を、タブレット内蔵モニタ161に表示させ、利用者による編集(落書き編集)を受け付ける。これにより、ステップS41の処理で取得された編集対象画像に対する編集入力が受け付けられることになる。
【0129】
ステップS45において、利用者による編集操作が行われる。
【0130】
ステップS46において、画像編集制御部321は、編集処理の制限時間として予め設定された所定の時間が経過したか、または終了が指令されたか否かを判定する。ステップS46において、所定の時間が経過しておらず、終了が指令されていないと判定された場合、処理はステップS45に戻り、それ以降の処理が繰り返し実行される。
【0131】
一方、ステップS46において、所定の時間が経過したか、または終了が指令されたと判定された場合、処理はステップS47に進む。
【0132】
ステップS47において、編集入力の受け付けが終了される。
【0133】
ステップS48において、ステップS45の処理で行われた編集が施された画像に対応する印刷用データが生成される。
【0134】
このようにして、編集処理が実行される。
【0135】
次に、
図15のフローチャートを参照して、
図12のステップS24の編集処理の別の詳細な例について説明する。
【0136】
ステップS61およびステップS62の処理は、それぞれ
図13のステップS41およびステップS42の処理と同様の処理なので詳細な説明は省略する。
【0137】
また、ステップS63乃至ステップS68の処理は、それぞれ
図13のステップS44乃至ステップS48の処理と同様の処理なので詳細な説明は省略する。
【0138】
ステップS68において、領域設定制御部322は、ステップS67の処理で生成された印刷用データをスキャンしてオーバーコートすべき領域を決定する。このとき、例えば、写真シールの縁の画像を構成する画素とは異なる色の画素を検出し、写真画像領域を特定することにより、オーバーコートすべき領域が決定される。つまり、写真画像領域にだけ、オーバーコートが施されるようにすることができる。
【0139】
このようにして、編集処理が実行されるようにしてもよい。
【0140】
このようにすることで、例えば、
図13に示される編集処理の場合と比較して、より正確にオーバーコートすべき領域を決定することができる。例えば、事前に設定されていた位置からややずれて写真画像領域の画像が印刷されるような場合であっても、印刷用データをスキャンしてオーバーコートすべき領域を決定することにより、写真画像領域にだけ、オーバーコートが施されるようにすることができる。
【0141】
次に、
図16のフローチャートを参照して、
図12のステップS24の編集処理のさらに別の詳細な例について説明する。
【0142】
ステップS81乃至ステップS87の処理は、
図15のステップS61乃至ステップS67の処理と同様の処理なので詳細な説明は省略する。
【0143】
ステップS88において、領域設定制御部322は、ステップS87の処理で生成された印刷用データを2値化して輪郭追跡を行い、オーバーコートすべき領域を決定する。
【0144】
このとき、例えば、印刷用データの画像を構成する画素値を閾値判定するなどして2値化し、画像の中のオブジェクトの輪郭が特定される。このように、画像の中のオブジェクトの輪郭が特定されることで、印刷用データの中で写真画像領域の画像と、写真シールの縁の画像との境界が特定されることになる。すなわち、写真画像領域の画像をオブジェクトとして認識し、例えば、印刷用データから写真画像領域の輪郭線を構成する画素が抽出されるようにする。そして、抽出された輪郭線の内側がオーバーコートすべき領域とされるようにする。
【0145】
なお、輪郭を特定する方式の詳細については、例えば、特許第2506071号公報などに開示されている。あるいはまた、それ以外の方式により、画像の中のオブジェクトの輪郭が特定されるようにしてもよい。
【0146】
このようにして、編集処理が実行されるようにしてもよい。
【0147】
このようにすることでやはり、例えば、
図13に示される編集処理の場合と比較して、より正確にオーバーコートすべき領域を決定することができる。例えば、事前に設定されていた位置からややずれて写真画像領域の画像が印刷されるような場合であっても、印刷用データから写真画像領域の輪郭線を抽出してオーバーコートすべき領域を決定することにより、写真画像領域にだけ、オーバーコートが施されるようにすることができる。
【0148】
また、写真画像領域が、例えば、矩形に限られず様々な形状(例えば、丸、三角、ハート型、星型)であっても、オーバーコートすることができる。
【0149】
次に、
図17のフローチャートを参照して、
図12のステップS26の印刷処理の詳細な例について説明する。
【0150】
ステップS101において、印刷部211は、画像をシール紙に印刷する。このとき、例えば、
図13のステップS48、
図15のステップS67、または、
図16のステップS87の処理で生成された印刷用データに対応する画像がシール紙に印刷される。
【0151】
ステップS102において、印刷部211は、オーバーコートすべき領域を特定する。
【0152】
このとき、例えば、
図13のステップS43の処理で取得されたパラメータ(選択されたシールレイアウトにおける写真画像領域を特定するためのパラメータ)に対応する領域がオーバーコートすべき領域として特定される。
【0153】
あるいはまた、
図15のステップS68の処理で決定された領域がオーバーコートすべき領域として特定される。
【0154】
あるいはまた、
図16のステップS88の処理で決定された領域がオーバーコートすべき領域として特定される。
【0155】
ステップS103において、印刷部211は、ステップS102の処理で特定された領域にオーバーコートする。これにより、上述したように、例えば、写真画像領域にだけオーバーコートが施されることになる。
【0156】
このようにして、印刷処理が実行される。
【0157】
以上において、写真画像領域がシール紙の1か所にまとめられて構成される例について説明した。例えば、
図11を参照して上述したように、枠404の内部にのみ写真画像領域が構成されている例について説明した。しかし、写真画像領域がシール紙の複数の箇所に構成される場合もあり得る。
【0158】
すなわち、写真画像領域の配置は、
図18に示されるような各種のパターンが考えられる。
図18Aの例では、写真画像領域501がシール紙の1か所にまとめられて構成されている。
図18B、
図18Cの例では、写真画像領域がシール紙の複数の箇所に構成されている。
図18Bの場合、写真画像領域501−1と写真画像領域501−2が配置されている。
図18Cの場合、写真画像領域501−1乃至写真画像領域501−4が配置されている。
【0159】
つまり、
図18A、
図18B、
図18Cの例に示されるように、図中ハッチングされた部分が写真シールの縁の部分となり、この部分は、写真画像領域には含まれないことになる。本発明によれば、例えば、
図18B、
図18Cの場合であっても、写真画像領域にだけオーバーコートが施されるようにすることができる。
【0160】
ところで、上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。上述した一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフウェアを構成するプログラムが、ネットワークや記録媒体からインストールされる。
【0161】
この記録媒体は、例えば、
図8に示されるように、装置本体とは別に、写真シール機1の管理者にプログラムを配信するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROMおよびDVDを含む)、光磁気ディスク(MDを含む)、もしくは半導体メモリなどよりなるリムーバブルメディア205により構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態で管理者に配信される、プログラムが記録されているROM106や、記憶部202に含まれるハードディスクなどで構成される。
【0162】
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
【0163】
以上において、印刷媒体は、シール紙や写真紙に限られるものではなく、例えば、所定のサイズの紙やフィルム、ポスター用の紙、テレホンカードなどのカード、あるいは、Tシャツなどの布地などに印刷するようにしてもよい。
【0164】
また、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。なお、以上において、1つの装置として説明した構成を分割し、複数の装置として構成するようにしてもよい。逆に、以上において複数の装置として説明した構成をまとめて1つの装置として構成されるようにしてもよい。また、各装置の構成に上述した以外の構成を付加するようにしてももちろんよい。さらに、システム全体としての構成や動作が実質的に同じであれば、ある装置の構成の一部を他の装置の構成に含めるようにしてもよい。