【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一実施形態にかかる搬送波管理方法は、多重搬送波を支援する端末が主搬送波を管理する方法であって、基地局から主搬送波変更命令を受信するステップと、前記主搬送波をサービング主搬送波から目標主搬送波に変更するステップとを含む。
【0009】
前記主搬送波変更命令は、搬送波管理命令AAI_CM_CMDメッセージによって受信できる。
【0010】
前記AAI_CM_CMDメッセージは、目標主搬送波インデックスフィールドと、サービング主搬送波の次状態表示フィールドと、動作時間ATフィールドと、レンジング指示子フィールドとのうちの少なくとも1つを含むことができる。
【0011】
前記サービング主搬送波の次状態フィールドが「1」に設定されている場合、変更される前の前記サービング主搬送波は、前記変更するステップの後に補助搬送波として活性化を維持し、前記サービング主搬送波の次状態フィールドが「0」に設定されている場合、前記サービング主搬送波は、前記変更するステップの後に非活性化される。
【0012】
前記変更するステップの後に、前記サービング主搬送波の新たな搬送波インデックスは、前記目標主搬送波の前の搬送波インデックスに割当てられ、前記目標主搬送波の新たな搬送波インデックスは、前記サービング主搬送波の前の搬送波インデックスに割当てられる。
【0013】
前記動作時間フィールドが示す時間まで、前記目標主搬送波にデータおよび制御情報の受信準備を完了することができる。
【0014】
前記動作時間フィールドが示す時間前に、前記レンジング指示子フィールドによってレンジングを行うステップをさらに含むことができる。
【0015】
前記AAI_CM_CMDメッセージは、前記主搬送波の変更、補助搬送波の活性化および非活性化状態の変更のうちの少なくとも1つの動作を区分するために用いられる動作コードフィールドを含むことができる。
【0016】
前記変更を前記基地局に知らせるメッセージを送信するステップをさらに含むことができる。
【0017】
前記メッセージを送信するステップは、前記目標主搬送波が非活性化状態の場合に実行できる。
【0018】
前記変更を前記基地局に知らせるメッセージは、搬送波変更表示AAI_CC_INDメッセージによって伝達できる。
【0019】
前記変更するステップは、前記目標主搬送波が活性化状態の場合、スキャニング作業なしに実行できる。
【0020】
前記変更するステップは、前記目標主搬送波が非活性化状態の場合、前記目標主搬送波をスキャニングした後に実行できる。
【0021】
前記基地局に前記主搬送波変更要請を送信するステップをさらに含むことができる。
【0022】
前記主搬送波変更要請は、搬送波変更要請AAI_CC_REQメッセージによって伝達され、前記AAI_CC_REQメッセージは、前記目標主搬送波の候補リストを含むことができる。
【0023】
前記主搬送波変更命令に対する受信確認を前記基地局に送信するステップをさらに含むことができる。
【0024】
本発明の他の実施形態にかかる搬送波管理方法は、多重搬送波を支援する基地局が主搬送波を管理する方法であって、サービング主搬送波を用いて前記端末と制御信号の送受信を行うステップと、端末に主搬送波変更命令を送信するステップとを含む。
【0025】
前記主搬送波変更命令は、搬送波管理命令AAI_CC_CMDメッセージによって送信することができる。
【0026】
前記AAI_CM_CMDメッセージは、目標主搬送波インデックスフィールドと、サービング主搬送波の次状態表示フィールドと、動作時間ATフィールドと、レンジング指示子フィールドとのうちの少なくとも1つを含むことができる。
【0027】
前記サービング主搬送波の次状態フィールドが「1」に設定されている場合、変更される前の前記サービング主搬送波は、前記変更するステップの後に補助搬送波として活性化を維持し、前記サービング主搬送波の次状態フィールドが「0」に設定されている場合、前記サービング主搬送波は、前記変更するステップの後に非活性化される。
【0028】
前記変更するステップの後に、前記サービング主搬送波の新たな搬送波インデックスは、前記目標主搬送波の前の搬送波インデックスに割当てられ、前記目標主搬送波の新たな搬送波インデックスは、前記サービング主搬送波の前の搬送波インデックスに割当てられる。
【0029】
前記動作時間フィールドが示す時間まで、前記目標主搬送波にデータおよび制御情報の受信準備を完了するステップをさらに含むことができる。
【0030】
前記動作時間フィールドが示す時間前に、前記レンジング指示子フィールドによってレンジングを行うステップをさらに含むことができる。
【0031】
前記AAI_CM_CMDメッセージは、前記主搬送波の変更、補助搬送波の活性化および非活性化状態の変更のうちの少なくとも1つの動作を区分するために用いられる動作コードフィールドを含むことができる。
【0032】
サービング主搬送波から目標主搬送波に前記主搬送波が変更されたことを知らせるメッセージを前記端末から受信するステップをさらに含むことができる。
【0033】
前記主搬送波が変更されたことを知らせるメッセージを前記端末から受信するステップは、前記目標主搬送波が非活性化の場合に実行できる。
【0034】
前記主搬送波が変更されたことを知らせるメッセージは、搬送波変更表示AAI_CC_INDメッセージによって受信できる。
【0035】
前記目標主搬送波が非活性化状態の場合、前記目標主搬送波に対するスキャニングを要請するステップと、前記端末から前記スキャニング結果の報告を受けるステップとをさらに含むことができる。
【0036】
前記端末からスキャニング要請AAI_SCN_REQメッセージを受信するステップと、前記端末にスキャニング応答AAI_SCN_RSPメッセージを送信するステップとをさらに含むことができる。
【0037】
前記AAI_SCN_REQメッセージは、スキャニング間隔情報および前記スキャニングのために用いられる活性化搬送波のキャリアインデックスフィールドを含むことができる。
【0038】
前記AAI_SCN_RSPメッセージは、スキャニング間隔情報および前記スキャニングのために用いられる活性化搬送波のキャリアインデックスフィールドを含むことができる。
【0039】
前記端末から前記主搬送波変更要請を受信するステップをさらに含むことができる。
【0040】
前記主搬送波変更要請は、搬送波変更要請AAI_CC_REQメッセージによって伝達され、前記AAI_CC_REQメッセージは、前記目標主搬送波の候補リストを含むことができる。
【0041】
前記主搬送波変更命令に対する受信確認を前記端末から受信するステップをさらに含むことができる。
【0042】
本発明の他の実施形態にかかる端末は、多重搬送波を支援する端末であって、基地局から主搬送波変更命令を受信する受信部と、前記主搬送波変更命令によって主搬送波をサービング主搬送波から目標主搬送波に変更する変更部とを含む。
【0043】
前記基地局に前記主搬送波の変更を要請する変更要請部と、前記目標主搬送波が非活性化状態の場合、前記目標主搬送波に対するスキャニングを行うスキャニング処理部とをさらに含むことができる。
【0044】
前記変更を前記基地局に知らせるメッセージを送信する命令応答部をさらに含むことができる。
【0045】
本発明の他の実施形態にかかる基地局の管理装置は、多重搬送波を支援する基地局の管理装置であって、端末に主搬送波変更命令を送信する変更命令部と、前記端末から前記主搬送波変更命令に対する受信確認を受信する受信部とを含む。
【0046】
前記受信部は、前記主搬送波の変更結果をさらに受信することができる。
【0047】
本発明の他の実施形態にかかる搬送波管理方法は、多重搬送波を支援する端末が補助搬送波を管理する方法であって、基地局から補助搬送波の活性化および非活性化状態の変更命令を受信するステップと、前記補助搬送波の状態を変更するステップと、前記変更を前記基地局に知らせるメッセージを送信するステップとを含む。
【0048】
前記補助搬送波が非活性化状態の場合、前記基地局から前記補助搬送波に対してスキャニング要請を受けるステップと、前記基地局に前記スキャニング結果を報告するステップとをさらに含むことができる。
【0049】
本発明の他の実施形態にかかる搬送波管理方法は、多重搬送波を支援する基地局が補助搬送波を管理する方法であって、端末に補助搬送波の活性化および非活性化状態の変更命令を送信するステップと、前記補助搬送波の状態が変更されたことを前記端末から受信するステップとを含む。
【0050】
前記補助搬送波が非活性化状態の場合、前記補助搬送波に対してスキャニングを要請するステップと、前記端末から前記スキャニング結果の報告を受けるステップとをさらに含むことができる。