特許第5714716号(P5714716)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5714716
(24)【登録日】2015年3月20日
(45)【発行日】2015年5月7日
(54)【発明の名称】電源制御装置
(51)【国際特許分類】
   H01M 2/20 20060101AFI20150416BHJP
   H01M 2/10 20060101ALI20150416BHJP
【FI】
   H01M2/20 A
   H01M2/10 E
   H01M2/10 M
【請求項の数】4
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2013-538515(P2013-538515)
(86)(22)【出願日】2012年10月4日
(86)【国際出願番号】JP2012075771
(87)【国際公開番号】WO2013054727
(87)【国際公開日】20130418
【審査請求日】2014年1月20日
(31)【優先権主張番号】特願2011-225912(P2011-225912)
(32)【優先日】2011年10月13日
(33)【優先権主張国】JP
(73)【特許権者】
【識別番号】000141901
【氏名又は名称】株式会社ケーヒン
(73)【特許権者】
【識別番号】000005326
【氏名又は名称】本田技研工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100064908
【弁理士】
【氏名又は名称】志賀 正武
(74)【代理人】
【識別番号】100108578
【弁理士】
【氏名又は名称】高橋 詔男
(74)【代理人】
【識別番号】100146835
【弁理士】
【氏名又は名称】佐伯 義文
(74)【代理人】
【識別番号】100094400
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴木 三義
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【弁理士】
【氏名又は名称】村山 靖彦
(72)【発明者】
【氏名】中村 武
(72)【発明者】
【氏名】工藤 大樹
(72)【発明者】
【氏名】上田 正嗣
(72)【発明者】
【氏名】立川 広輔
(72)【発明者】
【氏名】長谷部 哲也
【審査官】 佐藤 知絵
(56)【参考文献】
【文献】 特開2011−86634(JP,A)
【文献】 特開2009−289428(JP,A)
【文献】 特開2008−97942(JP,A)
【文献】 特開2011−54353(JP,A)
【文献】 特開2012−174507(JP,A)
【文献】 特開2010−3466(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01M 2/20
H01M 2/10
H01R 9/03
H01M 10/48
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
電池モジュールの電圧を制御する制御基板と、
前記制御基板と前記電池モジュールとを電気的に接続するバスバーモジュールと、
を備え、
前記制御基板の縁部に凹部が設けられ、
前記制御基板と前記バスバーモジュールとは積層配置されており、
前記バスバーモジュールの前記電池モジュールとの接続端子は、前記制御基板の側から見て前記凹部にて露出されている
ことを特徴とする電源制御装置。
【請求項2】
前記バスバーモジュールが、前記接続端子を有するバスバーと、前記バスバーを支持する樹脂体とを備え、
前記樹脂体が開口部を備え、
前記バスバーが前記開口部から露出すると共に前記制御基板と接続するリードピンを備える
ことを特徴とする請求項1に記載の電源制御装置。
【請求項3】
前記バスバーは、前記樹脂体の外部において屈曲すると共に前記接続端子に接続する屈曲部を備えることを特徴とする請求項2に記載の電源制御装置。
【請求項4】
前記リードピンは、その先端が前記制御基板の側に向くように折り曲げられていることを特徴とする請求項2に記載の電源制御装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電源制御装置に関する。
本願は、2011年10月13日に日本国に出願された特願2011−225912号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
【背景技術】
【0002】
ハイブリッド車や電気自動車に搭載されるバッテリシステムは、過充電等による電池の劣化を防止するために、電池の電圧を検出する制御基板を備えている。この制御基板は、例えば特許文献1に示すように、複数の電池を備える電池モジュールの上に設置されており、各電池と電気的に接続されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】日本国特開2010−56035号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、電池モジュールの接続端子と制御基板の接続端子との配置位置や形状の違いから、電池モジュールと制御基板との間にバスバーモジュールが配置される場合もある。
このバスバーモジュールは、バスバーと前記バスバーを支える樹脂体とからなり、電池モジュールの接続端子と制御基板の接続端子とを接続する。
なお、バスバーモジュールと制御基板とは合わせて電源制御装置として機能する。つまり、上述のようなバッテリシステムは、電池モジュールの上に電源制御装置が設置された構成を有している。
【0005】
電池モジュールの上に電源制御装置が設置されたバッテリシステムを組み立てる場合には、まず電池モジュールの上にバスバーモジュールを設置する。このとき、例えば電池モジュールの接続端子とバスバーモジュールの接続端子とをネジ止めすることで、電池モジュールとバスバーモジュールとが固定される。
続いて、バスバーモジュールの上に制御基板を設置する。このとき、例えばバスバーモジュールが備えるリードピンを制御基板の接続端子に半田付けすることで、バスバーモジュールと制御基板とが電気的に接続される。
【0006】
このような組み立て工程の場合には、バスバーモジュールの上に制御基板を設置するにあたり、既にバスバーモジュールに対して電池モジュールが固定されているため、作業性が悪い。特に、バスバーモジュールのリードピンを制御基板の接続端子に半田付けする場合には、半田付けの際の熱影響が電池モジュールに及ばないように配慮する必要があることから、作業性が悪化する。
【0007】
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、電池モジュールの上に電源制御装置を設置する場合の作業性を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、上記課題を解決するための手段として、以下の構成を採用する。
すなわち、(1)本発明の一態様に係る電源制御装置は、電池モジュールの電圧を制御する制御基板と、上記制御基板と上記電池モジュールとを電気的に接続するバスバーモジュールと、を備え、上記制御基板と上記バスバーモジュールとは積層配置されており、上記バスバーモジュールの上記電池モジュールとの接続端子は、上記制御基板の側から見て露出されている。
【0009】
(2)上記(1)に係る電源制御装置において、上記バスバーモジュールが、上記接続端子を有するバスバーと、上記バスバーを支持する樹脂体とを備え、上記樹脂体が開口部を備え、上記バスバーが上記開口部から露出すると共に上記制御基板と接続するリードピンを備えるという構成を採用してもよい。
【0010】
(3)上記(2)に係る電源制御装置において、上記バスバーは、上記樹脂体の外部において屈曲すると共に上記接続端子に接続する屈曲部を備えるという構成を採用してもよい。
【0011】
(4)上記(2)または(3)に係る電源制御装置において、上記リードピンは、その先端が上記制御基板の側に向くように折り曲げられているという構成を採用してもよい。
【発明の効果】
【0012】
本発明の態様によれば、バスバーモジュールの電池モジュールとの接続端子が制御基板の側から見て露出されている。このため、先にバスバーモジュールと制御基板とを接合することで電源制御装置を組立て、その後、組み立てられた電源制御装置を電池モジュールに組み付けることが可能となる。よって、バスバーモジュールに対して電池モジュールが固定されていない状態で、バスバーモジュールと制御基板とを接合することができる。したがって、本発明によれば、電池モジュールの上に電源制御装置を設置する場合の作業性を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】本発明の一実施形態における電源制御装置を含むバッテリシステムの分解斜視図である。
図2A】本発明の一実施形態における電源制御装置の制御基板及びネジを含んだ平面図である。
図2B】同電源制御装置の、制御基板及びネジを省略した場合の平面図である。
図3】本発明の一実施形態における電源制御装置が備える制御基板の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、図面を参照して、本発明に係る電源制御装置の一実施形態について説明する。なお、以下の図面において、各部材を認識可能な大きさとするために、各部材の縮尺を適宜変更している。
【0015】
図1は、本実施形態の電源制御装置1を備えるバッテリシステム100の概略構成を示す分解斜視図である。この図に示すように、バッテリシステム100は、電池モジュール101と、本実施形態の電源制御装置1と、カバー110によって構成されている。
【0016】
電池モジュール101は、電池102と、端子台103と、不図示の固定台を備えている。電池102は、充電及び放電が可能な蓄電池であり、上部に端子が設けられている。
この電池102は、不図示の固定台に固定されて複数備えられている。これらの電池102は、同一姿勢にて配列されている。端子台103は、電池102の接続端子を固定する台であり、電源制御装置1が電池102と電気的に接続するための接続端子を備えている。これらの端子台103が備える接続端子は、予め定められた配置パターンにて端子台103の上面に設けられている。なお、端子台103の上面に設けられる接続端子は、電池モジュール101を電源制御装置1と電気的に接続するための接続端子として機能するため、以下の説明においては、端子台103の上面に設けられる接続端子を電池モジュール101の接続端子と称する。
【0017】
本実施形態の電源制御装置1は、電池モジュール101の上に設けられており、バスバーモジュール2と、制御基板3と、ネジ4とを備えている。これらのバスバーモジュール2と制御基板3とは、バスバーモジュール2を下側(電池モジュール101側)、制御基板3を上側(電池モジュール101と反対側)として積層されており、ネジ4によって締結されることで一体化されている。
【0018】
続いて、図2A図2B及び図3を参照しながら、本実施形態の電源制御装置1についてより詳細に説明する。図2A及び図2Bは、本実施形態の電源制御装置1の平面図である。図2Aは、電源制御装置1の制御基板3及びネジ4を含んだ平面図である。図2Bは、電源制御装置1の制御基板3及びネジ4を省略した場合の平面図(すなわちバスバーモジュール2のみを示した図)である。また、図3は、バスバーモジュールのみを示す斜視図である。
【0019】
バスバーモジュール2は、接続端子の配置位置や形状が異なる電池モジュール101と制御基板3とを電気的に接続するための部材であり、複数のバスバー2aと、これらのバスバー2aを支える樹脂体2bとを備えている。
【0020】
バスバー2aは、銅等の導電性材料からなる金属パターンである。バスバー2aは、一方の端部が略正方形の接続端子2cとされ、他方の端部がリードピン2dとされている。
バスバー2aは、電池モジュール101の接続端子の数の分だけ設けられている。また、全てのバスバー2aが接続端子2cを有している。これらのバスバー2aの接続端子2cは、樹脂体2bの周囲と同じ高さになるように配置されており、電池モジュール101の接続端子に対応する位置に設けられている。
なお、各接続端子2cには、貫通孔2eが設けられている。これらの貫通孔2eを挿通する不図示のネジによってバスバーモジュール2が電池モジュール101に固定され、接続端子2cが電池モジュール101の接続端子と電気的に接続される。
【0021】
各バスバー2aのリードピン2dは、樹脂体2bの片側(図2Bの左側)に設けられた開口部2fに集められており、前記開口部2fから露出するように配置されている。また、各リードピン2dは、先端が制御基板3側に向くように折り曲げられている(図3参照)。
これらのリードピン2dが樹脂体2bの接続端子と半田付けにより接合されることで、バスバーモジュール2は制御基板3と電気的に接続される。
【0022】
また、各バスバー2aは、樹脂体2bの外部において屈曲すると共に接続端子2cに接続する屈曲部2gを備えている。この屈曲部2gは、図3に示すように、バスバー2aの一部を上方に立ち上げるように屈曲して段差を設けることで形成されている。この屈曲部2gは、接続端子2cに対して荷重が作用した場合に変形が許容される厚み及び幅とされることで可撓性を有している。
【0023】
樹脂体2bは、バスバー2aを支持する樹脂からなる略長方形の板状部材である。この樹脂体2bは、図2Bに示すように、制御基板3と重なる位置に、リードピン2dを露出するための上記開口部2fを有している。また、樹脂体2bの上面には、制御基板3の位置決めを行うための位置決めピン2hが設けられている。
【0024】
なお、このようなバスバーモジュール2は、例えば、バスバー2aを型の内部に配置して樹脂体2bを成形するインサート成形によって形成する。また、樹脂体2bの形成材料としては、PPS(ポリフェニレンサルファイド樹脂)等を用いることができる。
【0025】
制御基板3は、電圧検出回路等を備えるプリント基板である。制御基板3は、バスバーモジュール2が備える位置決めピン2hが嵌合されることによってバスバーモジュール2に対して位置決めされると共に、ネジ4によってバスバーモジュール2に対して固定されている。
この制御基板3は、図2Aに示すように、バスバーモジュール2の樹脂体2bと略同一の略長方形に形状設定されている。制御基板3は、バスバー2aの接続端子2cが露出されるように周縁部に複数の切欠き3aを有している。このように制御基板3が切欠き3aを有することによって、本実施形態の電源制御装置1においては、バスバーモジュール2の電池モジュール101との接続端子2cが制御基板3側から見て露出されている。
また、制御基板3は、バスバー2aのリードピン2dと重なる領域に各リードピン2dに対応したスルーホール3b(図1参照)を備えている。このようなスルーホール3bにリードピン2dが挿通され、このリードピン2dと制御基板3のランドとが半田付けにて接合されることで、バスバーモジュール2と制御基板3とが電気的に接続されている。
【0026】
図1に戻り、カバー110は、制御基板3の上に設置されており、電源制御装置1を保護するものである。このカバー110は、例えば不図示のネジ等によって電源制御装置1に対して固定されている。
【0027】
このような構成を有するバッテリシステム100を組み立てる場合には、まず電池モジュール101と、電源制御装置1とを別々に組み立てる。
電池モジュール101は、複数の電池102を不図示の固定台に設置すると共に電池に対して端子台103を固定することで組み立てられる。
電源制御装置1は、バスバーモジュール2と制御基板3とをネジ4によって固定すると共に、リフロー方式の半田付けによってリードピン2dと制御基板3とを接合する。
【0028】
続いて、電源制御装置1と電池モジュール101とを組み付ける。具体的には、接続端子2cに設けられた貫通孔2eに不図示のネジを挿通し、このネジを電池モジュール101に螺合させることによって、電源制御装置1と電池モジュール101とを組み付ける。
その後、カバー110を組み付けることによって、バッテリシステム100が組み立てられる。
【0029】
以上のような本実施形態の電源制御装置1によれば、バスバーモジュール2の電池モジュール101との接続端子2cが制御基板3側から見て露出されている。このため、先にバスバーモジュール2と制御基板3とを半田付け等により接合して電源制御装置1を組立て、その後、組み立てられた電源制御装置1を電池モジュール101に組み付けることが可能となる。よって、バスバーモジュール2に対して電池モジュール101が固定されていない状態で、バスバーモジュール2と制御基板3とを接合することができる。したがって、本実施形態の電源制御装置1によれば、電池モジュール101の上に電源制御装置1を設置する場合の作業性を向上させることが可能となる。
【0030】
また、本実施形態の電源制御装置1においては、バスバーモジュール2が、接続端子2cを有するバスバー2aと、バスバー2aを支持する樹脂体2bとを備えている。また、樹脂体2bが開口部2fを備え、バスバー2aが開口部2fから露出すると共に制御基板3と接続するリードピン2dを備えている。樹脂体2bに設けられる開口部2fは、樹脂体に対して略同一形状の制御基板3が積層されたときに制御基板3に隠れる位置となる。
このため、制御基板3にスルーホール3bを設けることにより、開口部2fに露出されたリードピン2dを前記スルーホール3bに挿通することができる。スルーホール3bにリードピン2dが挿通されることによって、多少の振動が加わった場合であってもリードピン2dと制御基板3とが乖離することを防げる。そのため、本実施形態の電源制御装置1によれば、上記構成を採用することで、バスバーモジュール2と制御基板3との電気的に接続を強固なものとすることができる。
【0031】
また、本実施形態の電源制御装置1においては、バスバー2aが、樹脂体2bの外部において屈曲すると共に接続端子2cに接続する屈曲部2gを備えている。この屈曲部2gは、上述のように可撓性を有していることから、外力が作用した場合に、前記外力を吸収するように変形する。このため、接続端子2cを電池モジュール101に対してネジ止めする場合に、前記ネジに加えるトルクが接続端子2cに伝達されたとしても、屈曲部2gが変形することによってバッテリシステム100に対して局所的な大きな応力が発生することを防止できる。したがって、接続端子2cと電池モジュール101とをネジ止めする場合に、電池モジュール101や電源制御装置1が損傷することを防止できる。さらに、電源制御装置1の組立て後においても、外部からの振動を屈曲部2gの変形によって吸収可能となる。
【0032】
また、本実施形態の電源制御装置1においては、リードピン2dが、制御基板3側に先端が向くように折り曲げられている。このため、リードピン2dを撓ませることが可能となり、外部からの振動をリードピン2dによって吸収可能となる。
【0033】
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態のみに限定されないことは言うまでもない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の趣旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
【0034】
例えば、上記実施形態における接続端子2cの数や配置は一例であり、電池モジュール101の接続端子に応じて変えることができる。
また、上記実施形態においては、屈曲部2gが鉛直方向に屈曲された構成を採用した。
しかしながら、バスバーの一部を水平方向に屈曲し、この屈曲された部位を屈曲部とすることも可能である。さらに、水平方向及び鉛直方向にバスバーの一部を屈曲し、この屈曲された部位を屈曲部とすることも可能である。
【符号の説明】
【0035】
1……電源制御装置、2……バスバーモジュール、2a……バスバー、2b……樹脂体、2c……接続端子、2d……リードピン、2e……貫通孔、2f……開口部、2g……屈曲部、2h……位置決めピン、3……制御基板、3a……切欠き、3b……スルーホール、4……ネジ、100……バッテリシステム、101……電池モジュール、102……電池、103……端子台
図1
図2A
図2B
図3