【実施例】
【0093】
実施例1
本発明によるCdSe材料の製造
全ての化学薬品はSigma Aldrichから購入し、そのまま使用した。蛍光放出および励起スペクトルはJobin Yvon Fluoromax3で記録した。吸収スペクトルはVarian Cary 50のProbe UV-Vis分光計で記録した。source.TEM像はフィールド電子銃を有するTEM JEOL 2010で得た。粉末X線回折(PXRD)実験はCu Ka源を有するPhylips X'Pert回折計で得た。
【0094】
この実施例でのナノプレートレット合成は非配位結合性溶剤および酢酸塩の存在下でのカドミウムミリステートおよびセレンメッシュ前駆体の溶液相化学分解をベースにしたものである。
この実験では3つ口フラスコ中で170mg(0.3mmol)、85mg(0.15mmol)のカド
ミウ
ムミリステートと、12mg(0.15mmol)のSeメッシュとを15mlのオクタデセン中で混合し、減圧の下に10分間脱気した。次いで、混合物を240℃でアルゴン下に加熱した。温度が195℃に達した時に溶液がオレンジ色になる)、55mg(0.3mmol)の酢酸亜鉛と、40mg(0.15mmol)の脱水した酢酸カドミウムとをフラスコに迅速に導入した。240℃で10分加熱した後加熱マントルを外して反応を停止させる。
【0095】
合成された粒子はエタノール沈殿で分離し、ヘキサン中に懸濁させた。ブタノール沈殿による多面体の量子ドットからプレートレットを分離し、ヘキサン中に再懸濁した。ナノパーティクル(
図1aを参照)のTEM(フィールド電子銃を有するTEMJOEL 2010)観察から6ナノメートルから40ナノメートルの側部寸法を有するCdSeプレートレットの形成が証明された。このプレートレットは亜鉛-混合物結晶構造(
図6)を有するし、同じ合成を酢酸塩無しで行ったYang, Y.A. et al., Synthesis of CdSe and CdTe nanocrystals without precursor injection. Angew Chem lnt Edit 44, 6712-6715 (2005) [19]に開示の場合に形成されるCdSe多面体の亜鉛-混合物形成と一致している。
【0096】
プレートレットの厚さはエッジを積み重ねて(
図1d、
図7)測定でき、約2.2±0.3nmであることが分かった。TEM像を用いることでプレートレットの厚さに相違は観測されなかった。しかし、
図1bに見られるように、プレートレットをTEMグリッドに平らに並べたときに、異なる灰色レベルが認められ、異なる厚さのプレートレットが合成されたことが示唆している。
このプレートレットの形成は反応媒体中に酢酸塩が存在下することで得られた。
【0097】
実施例2
他の酢酸塩で実施例1に従ってCdSe材料を製造
この実施例2ではこの例では異なる酢酸塩でテストをした。実験は実施例1と同じ方法で実行したが、実施例で使った酢酸塩塩とは異なるMn(Ac)
2 4H
2O、Zn(Ac)
2、Mg(Ac)
2 4H
2O、Co(Ac)
2 4H
2O、Na(Ac)または酢酸塩無しで実験した。これらの実験は、幾何形状が少し異なっていてもCdSeプレートレットが形成できることを示している。
【0098】
全ての場合で、元素分析結果は他の金属イオン
が存在しても洗浄段階後、プレートレット結晶はカド
ミウムとセレニウムのみを含むことを示す。
酢酸塩を合成の初めに導入すると、大きな擬似CdSe2Dフィルムが得られる(
図1f)。このフィルムの側部寸法はミクロンに達し、ロールまたはシートに巻き取り、折り重ねることができる。大部分は溶剤に可溶でない。
【0099】
CdSe結
晶核の形成後に酢酸塩を導入したばあいには、正方形または矩形またはより複雑な対面平面形の小さいCdSeプレートレットができる(
図1a〜e)。
酢酸塩を入れないばあいには、多面体CdSe量子ドットだけが得られる。
発明者はさらに、プレートレットの形、縦横比、厚さは反応時間、噴射および成長温度およびカド
ミウムオレアート、酢酸塩およびセレニウムの比を系統的に変化させて制御できる。
【0100】
実施例3
本発明材料の研究
発明者は室温で合成したプレートレットの光学特性を研究した。洗浄段階およびヘキサン中への再懸濁後の全溶液の放出スペクトル(
図1のTEM)をFluoromax 3 Jobin Yvon蛍光計で測定した(
図2参照)。
【0101】
第1の注目に値する特徴は主螢光放出ピークの513ナノメートルでの最高放出の幅半分最高が41meV(すなわち8ナノメートル)であることにある。約500ナノメートルを発光する量子ドットまたは量子ロッドは25ナノメートルおよび35ナノメートルのFWHMを有する(合成法に依存)。こうした狭いFWHMはこの波長を発するナノパーティクルは少なくともこの放出方向において寸法が極めて均一であることを示唆している。
【0102】
放出スペクトル(
図2b)の他の注目に値する特徴は、2.68eV、2.42eV、2.25eV、2.17eVにそれぞれ蛍光最大数を有する4つの個体群(以下、個体群1〜4)が溶液中に存在することである。個体群1〜3のFWHMは41meVで、これは300Kで1.6kBTである。
【0103】
本発明者が今までにテストした全ての合成CdSeプレートレットは2.68±0.01eV、2.42±0.01eVおよび2.25±0.01eVで最大発光する蛍光個体群である。
一方または他方の個体群が他方と比較して大過剰に得られる(合成法に依存)。寸法選択的沈殿を用いてさらにサブ個体群
4を単離する。
一般に、最高エネルギーを発するプレートレット個体群は他に比べてヘキサンへの可溶性が低い。
【0104】
TEM像(
図1)ではプレートレットの横方向寸法の大きな変化が観測されるが、非常に幅の狭いFWHMが測定される、これはプレートレットの縦横比が放出波長に対して小さな影響しか与えないことを意味する。
プレートレット個体群間の主たる相違点は厚さになるようである。
【0105】
興味深いことに、放出およびプレートレットの吸収スペクトル(
図2a)は無限一次元潜在量子ウエルモデルを使用して簡単に解釈できる。このフレームワークでは吸収係数は重ホールと電子との間の第n番目のトランジションのための閾エネルギーで階段状構造[7]を有する:
hw
n=E
g+E
hhn+E
en = E
g+h
2n
2p
2/2m
hh*d
2+h
2n
2p
2/2m
e*d
2 (式l)
【0106】
ルミネセンススペクトルはエネルギーhw =E
g+E
hhl+E
elでのスペクトル〜kBTのピークから成る。ここで、E
gは半導体のバンドギャップであり、nは中間帯トランジションの数であり、m
hh*およびm
e*は重ホールおよび電子の有効質量であり、dは量子井戸の厚さである。
【0107】
図2aに示す吸収スペクトルの主たる特徴は過剰個体群1、2または3を示す3つの異なる合成のホトルミネセント励起(PLE)スペクトル(
図3)にも見られる。各PLEスペクトルでn=1での重ホールおよび軽ホールトランジションが明らかに見える。
【0108】
発明者は、亜鉛混合-CdSe:Eg=1.67eVの場合(Kim, Y.D. et al. Optical-Properties of Zincblende Cdse and Zn(X)Cd(I -X)Se Films Grown on Gaas.Phys Rev B 49, 7262-7270 (1994) [20]参照)に対して、n=1で、以下の数値、me*=0.11m0およびmhh*=1.14m0 ((Norris, D.J. et al., M. G. Measurement and assignment of the size-dependent optical spectrum in CdSe quantum dots. Phys Rev B 53, 16338-16346 (1996) [21])で 式1を使用して各プレートレット個体群の厚さを計算し、d=2.55 nm、2.24 nm、1.93 nmであることを見出した。より薄いプレートレットはより大きな放出エネルギーを有する。軽ホールトランジションおよび有効質量を用いて同じ操作をしてm
ih=0.31 m
0(引例[21]参照)で、d=1.97nm、2.25 nmおよび2.54 nmの厚さを得た。
【0109】
2つのセット間の値は良く一致しており、軽ホールおよび重ホール・トランジションによることが確認される。
3つの個体群の厚さ違いは0.31±0.01 nm(ほぼ亜鉛混合CdSe結晶(a=0.608nm)の格子パラメータの正確に半分)である。このことは発明者が合成したCdSeプレートレットが一層のCdSe単層で定量化された厚さを有することを示唆している。
【0110】
各プレートレット個体群のスペクトルはFWHM<10ナノメートルで、第1エキシトンとプレートレット放出との間のストークスシフトは<10meVである。これは量子ドットおよび量子ロッドで大きなストークスシフトが観測されるのと対照的である。このようにストークスシフトが小さいことはBastard, G. et al., M. Low-Temperature Exciton Trapping on Interface Defects in Semiconductor Quantum Wells. Phys Rev B 29, 7042-7044 (1984) [22]に開示のように、正確に制御された厚さを有する量子ウエルの特徴であり、プレートレット個体群の厚さが正確に制御されていることを示唆する。式1を使用することによって、n=1でプレートレットの厚さを
図3または
図2bの発光スペクトルから推論できる。大きなストークスシフトがないのでこの計算は上記と全く同じ値で計算できる。
【0111】
より薄いプレートレット個体群の場合、第1の狭帯域-ギャップ輝線は小さいCdSe量子ドットで容易に観測される深いトラップ放出の大きい赤いシフトの放出特徴に先行する。
【0112】
量子井戸の場合のように、プレートレット(
図2a)の吸収スペクトルはn=1のための重ホール−電子および軽ホール−電子遷移に対応する2つのメジャーなピークを有する。一つの段階はn=2の重ホール−電子遷移による。これらの特徴がプレートレット個体群に対応する2.42eVで発する。この場合、これが支配的な個体群である。他の個体群の貢献は小さく2.25eVおよび2.68eVで見られる。
【0113】
これらの光学的および構造上の観察に基づいて、本発明者はプレートレット形成が小さい亜鉛混合CdSe結晶核の形成によって予め起こると考える。この結晶核は酢酸塩塩による極めて急速な前駆体反応に先行する。プレートレットの厚さはCdSe結晶核の寸法によって固定されるようである。
【0114】
酢酸塩は出発溶液中に室温で存在し、大部分が460ナノメートルで発光する大きいCdSeフィルムだけが合成され、それに酢酸塩が導入されてより厚いプレートレットになる。
【0115】
大きなCdSe(直径>3nm)結晶核が形成された後に酢酸塩が導入した場合にはプレートレット形成の証明は見られず、極めて大きい多分散した亜鉛混合CdSe量子ドットが形成される。これとは対照的に、プレートレット溶液に前駆体を予備注入するとプレートレット厚さは変わらず、溶液中に既に存在する各プレートレット個体群の吸収および放出強度が変化する。
【0116】
本発明者はさらに、亜鉛混合結晶核の2つの平行面にミリステートが吸着するとそのエネルギーが強く下がり、より高いエネルギー表面のこれら2つの面に対して垂直な成長だけが進むと考える。CdSe結晶核をより小さくすると、横方向へのプレートレット伸長が速くなり、厚いものより高いエネルギーを有する薄いエッビになる。
【0117】
原子レベルでプレートレットの厚さを制御するのがこの成長プロセスの「自然な」結果であるが、発明者は文献[22]に開示のような子井戸成長の場合のようなプレートレット厚さの変化を排除するものではない。発明者が得たスペクトルデータは合成した大部分のプレートレットが均一な厚さを有することを示唆している。PbSeナノ結晶での形状制御における酢酸鉛の重大な役割については既にHoutepen, A.J. et al., The hidden role of acetate in the PbSe nanocrystal synthesis. J Am Chem Soc 128, 6792-6793 (2006) [23]に記載されている。発明者は発明者がCdSeナノプレートレットのために開発した合成法は他の半導体化合物にも一般化できると考える。
【0118】
単一プレートレット蛍光放出は蛍光顕微鏡および水銀ランプを励起源として使用して簡単に視覚化できる。目にはCdSe量子ドットとして強い瞬きで、ホトブリーチングに対して低い耐性を有する極めて明るいソースとしてみえる。コア/シェルプレートレット構造が合成できるかどうか分かることは興味深い。
【0119】
この種の構造はホトブリーチングに対して耐久性を増やさなければならず、瞬きを減少しなければならない(Mahler, B. et al. Towards non-blinking colloidal quantum dots. Nature Materials 7, 659-664 (2008) [24])これらは画期的なウエル・ヘテロ構造に匹敵するが、Vandermerwe, J. H. Crystal Interfaces .2. Finite Overgrowths. J Appl Phys 34, 123-& (1963) [25]に開示のように、コア/シェル間の格子のミスマッチでプレートレット上に機械的ストレスか誘発され、バックリングとツイスティグが生じるようになる。
【0120】
原子レベルでの調整可能な厚さと制御された横方向寸棒とを有するコロイド状プレートレットは2D量子ボックス用に作られる予測テストで有用である(Bryant, G.W., Excitons in Quantum Boxes - Correlation-Effects and Quantum Confinement. Phys Rev B 37, 8763-8772 (1988) [26])。例えば、エキシトンの横方向拘束を強くすることでプレートレットの振動子強度は強く増加することが予測される。
【0121】
この現象はCuCIでは既に観測されている(Nakamura, A. et al., Size-Dependent Radiative Decay of Excitons in Cud Semiconducting Quantum Spheres Embedded in Glasses. Phys Rev S 40, 8585-8588 (1989) [27]、これは量子ドットであるが、量子プレートレットではない)。
【0122】
この振動子の強化された強度でChemla, D. S. & Miller, D.A.B.Room-Temperature Excitonic Nonlinear-Optical Effects in Semiconductor Quantum-Well Structures. J. Opt. Soc. Am. B-Opt. Phys. 2, 1155-1173 (1985) [28])に開示の興味のある非線形特性が生じ、このコロイド状プレートレットを非線型光学装置の政策に適用することが可能になる。多重量子井戸の成長によってFaist, J. et al. Quantum Cascade Laser. Science 264, 553-556 (1994) [29]に記載のような量子カスケードレーザーを含むいくつかの用途の開発ができる。
【0123】
本発明者は本発明のプレートレットを積み重ね、コア/シェルプレートレットが合成でき、電気的に連結できた場合、類似装置を作ることができると考える。
【0124】
実施例4
本発明のCdS材料の製造
CdS
プレートレット
3つ口フラスコ中に170mgのCd(ミリステート)
2(0.3mmol)と、55mg のZn(Ac)
2(0.3mmol)と、1.5mlの0.1M(0.15mmol)SODEと、13.5mlのオクタデセンとを導入し、30分間減圧下に脱気する。それから、混合物を180度で10分間アルゴン流下で加熱する。次に、ナノ結晶をエチルアルコール中に沈澱させ、ヘキサン中に懸濁する。これらはヘキサンに可溶性でない。
【0125】
実施例5
本発明のCdTe材料の製造
3つ口フラスコ中400mgのCd(酢酸)
2xH
2Oと、150マイクロリットルのオレイン酸と、10mlのオクタデセンとを導入し、30分間減圧下で100度で脱気する。それから混合物を150度でアルゴン流下で加熱し、その後、150マイクロリットルのTOPTe(TOP =トリオクチルホスフィン)1Mを注入する。10分間180℃で反応させる。加熱マントルを除去して室温に戻した後に、ナノ結晶をエチルアルコール中に沈澱させ、ヘキサンまたはTHF中に懸濁させる。
【0126】
実施例6
オクタデセン(ODE)でのCdSeの製造の実施例
(ODE=オクタデセン)
(1) 脱気した容器中にCd(ミリステート)
2、SeメッシュおよびODEを導入し、240℃の温度で加熱する。温度が190℃に達したら酢酸塩、例えばZn(Ac)
2、Cd(Ac)
2xH
2OまたはMn(Ac)
2xH
2Oを導入する。配合に従って460nm、510nmまたは550nmに最大発光を有するプレートレットが得られる。
(2) 脱気した容器中にCd(ミリステート)
2、Seメッシュおよび酢酸塩、例えばZn(Ac)
2、Cd(Ac)
2xH
2OまたはMn(Ac)
2xH
2O)およびODEを導入する。180〜240℃の温度で加熱する。
(3) 脱気した容器中でCd(ミリステート)
2、オレイン酸およびODEを強く攪拌しながら加熱する。170℃の温度でTOPSeを導入する。220℃で再加熱して深いトラップを減らす。
(4) 脱気した容器中にSeメッシュ、オレイン酸およびODEを入れ、240℃の温度でCd(Ac)
2を加える。240℃で20分間再加熱して厚いプレートレットを得る。
(5) 脱気した容器中にCdアセテート、セレニウム・メッシュおよびODEを入れ、強く攪拌しながら加熱する。170の温度でオレイン酸を導入する。220℃で再加熱し、て深いトラップを減らす。
【0127】
実施例7
CdSeプレートレットの横方向成長
CdSeプレートレットは実施例1に従って合成した。合成の最後にフラスコの内容物を冷却し、1mlのオレイン酸とヘキサンとを注入し、混合物を遠心分離した。量子ドットを含む上澄を除去し、沈降物をヘキサンに懸濁させる。媒体が懸濁するごとに遠心分離し、プレートレットを上澄から回収する。上記プロセスを510nmで発光するプレートレットが最高量で回収できるまで何度か実行する。不溶部分はCd(myr)の過剰である。
プレートレットを10mlのヘキサンへ再度懸濁させる。
【0128】
丸底フラスコ中に3mlのCdSeプレートレット溶液と、3mlのODEと、28mg(0.15mmol)のZn(Ac)
2と、43mg(0.075mmol)のCd(myr)
2とを導入する。フラスコを室温(20℃)で脱気し、アルゴン下に置く。
【0129】
温度は200℃にセットする。3.5 mlのトリオクチルアミンと、43mgのCd(myr)
2と、1.5mlの0.1M SeODEとを注射針で3ml/時の速度で注入する。射出前にトリオクチルアミンおよびCd(myr)
2の混合物を加熱してCd(myr)
2を可溶化する。
【0130】
この追加の合成後段階によって、プレートレットが溶液中で横方向に合成後に成長し続けることができる。これは原子レベルで寸法が調整された制御された厚さを有するプレートレットが合成できることの証拠である。
【0131】
参照文献
[I] Yin, Y. & Alivisatos, AP. Colloidal nanocrystal synthesis and the organic-inorganic interface. Nature 437, 664-670 (2005).
[2] Hu, JT. , Odom, T.W. & Lieber, CM. Chemistry and physics in one dimension: Synthesis and properties of nanowires and nanotubes.
Accounts Chem Res 32, 435-445 (1999).
[3] Geim, A.K. & Novoselov, K.S. The rise of graphene. Nature Materials 6, 183-191 (2007).
[4] Murray, C. B., Norris, D.J. & Bawendi, M. G. Synthesis and Characterization of Nearly Monodisperse Cde (E = S, Se, Te)
Semiconductor Nanocrystallites. J Am Chem Soc 115, 8706-8715 (1993).
[5] Duan, X.F. & Lieber, CM. General synthesis of compound semiconductor nanowires. Adv Mater 12, 298-302 (2000). [6] Peng, X.G. et al. Shape control of CdSe nanocrystals. Nature 404, 59-61 (2000).
[7] Weisbuch, C. & Vinter, B. Quantum Semiconductor Structures : fundamentals and applications. (Academic Press, 1991 ).
[8] Morales, A.M. & Lieber, CM. A laser ablation method for the synthesis of crystalline semiconductor nanowires. Science 279, 208-
211 (1998).
[9] Jun, Y.W., Choi, J. S. & Cheon, J. Shape control of semiconductor and metal oxide nanocrystals through nonhydrolytic colloidal routes. Angew Chem lnt Edit 45, 3414-3439 (2006). [10] Michalet, X. et al. Quantum dots for live cells, in vivo imaging, and diagnostics. Science 307, 538-544 (2005).
[11] Hines, M.A. & GuyotSionnest, P. Synthesis and characterization of strongly luminescing ZnS- Capped CdSe nanocrystals. J Phys Chem- Us 100, 468-471 (1996).
[12] Redl, F.X., Cho, K.S., Murray, CB. & O'Brien, S. Three-dimensional binary superlattices of magnetic nanocrystals and semiconductor quantum dots. Nature 423, 968-971 (2003).
[13] Caruge, J.M., Halpert, J. E., Wood, V., Bulovic, V. & Bawendi, M. G. Colloidal quantum-dot light-emitting diodes with metal-oxide charge transport layers. Nat. Photonics 2, 247-250 (2008).
[14] Puntes, V.F., Zanchet, D., Erdonmez, CK. & Alivisatos, AP. Synthesis of hep-Co nanodisks. J Am Chem Soc 124, 12874-12880 (2002).
[15] Xu, R., Xie, T., Zhao, Y.G. & Li, Y.D. Single-crystal metal nanoplatelets: Cobalt, nickel, copper, and silver. Cryst. Growth Des. 7, 1904-1911 (2007).
[16] Si, R., Zhang, Y.W., You, LP. & Yan, CH.Rare-earth oxide nanopolyhedra, nanoplates, and nanodisks. Angew Chem I nt Edit 44, 3256-3260 (2005).
[17] Sigman, M. B. et al. Solventless synthesis of monodisperse Cu2S nanorods, nanodisks, and nanoplatelets. J Am Chem Soc 125, 16050-16057 (2003).
[18] Ghezelbash, A., Sigman, M. B. & Korgel, B.A. Solventless synthesis of nickel sulfide nanorods and triangular nanoprisms. Nano Letters 4,
537-542 (2004).
[19] Yang, Y.A., Wu, H.M., Williams, K.R. & Cao, Y.C Synthesis of CdSe and CdTe nanocrystals without precursor injection. Angew Chem lnt Edit 44, 6712-6715 (2005).
[20] Kim, Y.D. et al. Optical-Properties of Zincblende Cdse and Zn(X)Cd(I -X)Se Films Grown on Gaas. Phys Rev B 49, 7262-7270 (1994).
[21] Norris, D.J. & Bawendi, M. G. Measurement and assignment of the size-dependent optical spectrum in CdSe quantum dots. Phys Rev B 53, 16338-16346 (1996).
[22] Bastard, G., Delalande, C, Meynadier, M. H., Frijlink, P.M. & Voos, M. Low-Temperature Exciton Trapping on Interface Defects in Semiconductor Quantum Wells. Phys Rev B 29, 7042-7044 (1984).
[23] Houtepen, A.J., Koole, R., Vanmaekelbergh, D. L., Meeldijk, J. & Hickey, S. G. The hidden role of acetate in the PbSe nanocrystal synthesis. J Am Chem Soc 128, 6792-6793 (2006).
[24] Mahler, B. et al. Towards non-blinking colloidal quantum dots. Nature Materials 7, 659-664 (2008).
[25] Vandermerwe, J. H. Crystal Interfaces .2. Finite Overgrowths. J Appl Phys 24, 123-& (1963).
[26] Bryant, G.W. Excitons in Quantum Boxes - Correlation-Effects and Quantum Confinement. Phys Rev B 37, 8763-8772 (1988).
[27] Nakamura, A., Yamada, H. & Tokizaki, T. Size-Dependent Radiative Decay of Excitons in Cud Semiconducting Quantum Spheres Embedded in Glasses. Phys Rev B 40, 8585-8588 (1989).
[28] Chemla, D. S. & Miller, D.A.B. Room-Temperature Excitonic Nonlinear-Optical Effects in Semiconductor Quantum-Well Structures. J. Opt. Soc. Am. B-Opt. Phys. 2, 1155-1173 (1985).
[29] Faist, J. et al. Quantum Cascade Laser. Science 264 (5158), 553-556 (1994).
[30] Han, M.Y., Gao, X.H., Su, J.Z. & Nie, S. Quantum-dot-tagged microbeads for multiplexed optical coding of biomolecules. Nat Biotechnol 19, 631 -635 (2001 ).
[31] Y. Wu, C. Wadia, W. L. Ma, B. Sadtler, A. P. Alivisatos, Nano Letters 8, 2551 (Aug, 2008).
[32] D. Todorovsky et al., Journal of the Universityof ChemicalTechnology and Metallurgy, 41 , 1 , 2006, 93-96.