(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記替え歌情報記録部は、替え歌へと変換する原曲の対象候補フレーズの対象フレーズ情報を受信すると共に、前記替え歌情報の中から前記対象フレーズ情報が替え歌へと変換された替え歌履歴情報を抽出可能に構成された
請求項1に記載の替え歌通信カラオケサーバ。
前記替え歌情報記録部は、替え歌へと変換する原曲の対象曲情報を受信すると共に、前記替え歌情報の中から前記対象曲に含まれるフレーズのうち、替え歌へと変換された実績のあるフレーズを替え歌変換対象フレーズ情報として抽出可能に構成された
請求項1または請求項2に記載の替え歌通信カラオケサーバ。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、特許文献1に記載のカラオケシステムには、利用者が替え歌を容易に作成できるような機能が全く盛り込まれていない。替え歌をより楽しむためには、利用者が替え歌を発想しやすくなるシステムであることが強く求められる。
【0010】
また、特許文献1に記載のカラオケシステムは、年齢や性別を問わず、様々な利用者が利用しやすいという点においても改善の余地があるものと思われる。
【0011】
本発明は、以上の点に鑑みて創案されたものであり、替え歌が容易に作成可能であり、替え歌を充分に楽しむことができる替え歌通信カラオケサーバ及び替え歌通信カラオケシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
上記の目的を達成するために、本発明の替え歌通信カラオケサーバは、原曲の楽曲及び歌詞を含む原曲情報を記録する原曲情報記録部と、前記原曲情報の少なくとも一部を変換した替え歌情報を受信して、同原曲情報に紐付けて記録する替え歌情報記録部と、替え歌を選択した替え歌選択情報を受信して、外部から閲覧可能な演奏機器に前記替え歌情報に基づく替え歌を演奏及び表示せしめる信号を発する替え歌楽曲信号送信部を備える。
【0013】
ここで、原曲の楽曲及び歌詞を含む原曲情報を記録する原曲情報記録部と、原曲情報の少なくとも一部を変換した替え歌情報を受信して、原曲情報に紐付けて記録する替え歌情報記録部によって、替え歌が作成される前の原曲情報及びその一部が変換された替え歌情報を記録することができる。なお、ここでいう原曲とは、一般的な楽曲を意味するものである。また、替え歌とは、原曲の歌詞や楽曲を任意の歌詞や楽曲に変換した曲を意味するものである。
【0014】
また、原曲の楽曲及び歌詞を含む原曲情報を記録する原曲情報記録部によって、原曲自体を演奏させることも可能となる。
【0015】
また、替え歌を選択した替え歌選択情報を受信して、外部から閲覧可能な演奏機器に替え歌情報に基づく替え歌を演奏及び表示せしめる信号を発する替え歌楽曲信号送信部によって、替え歌の演奏と表示が可能となり、利用者が演奏機器を用いてカラオケで替え歌を歌うことができるものとなる。なお、ここでいう演奏機器とは、楽曲の演奏機能を有し、原曲や替え歌の歌詞を表示可能な機器を意味するものである。
【0016】
また、替え歌情報記録部が、替え歌へと変換する原曲の対象候補フレーズの対象フレーズ情報を受信すると共に、替え歌情報の中から対象フレーズ情報が替え歌へと変換された替え歌履歴情報を抽出可能に構成された場合には、利用者が替え歌を作成しやすいものとなる。即ち、例えば、利用者が選択した任意の対象候補フレーズについて、過去に作成された替え歌の歌詞が抽出され、これを表示することで替え歌作成時に歌詞の参考とすることができる。更に、複数の替え歌が抽出された際には、使用頻度の高い順番に並べて、利用者がより参考にしやすいものとすることもできる。
【0017】
また、替え歌情報記録部が、替え歌へと変換する原曲の対象曲情報を受信すると共に、替え歌情報の中から対象曲に含まれるフレーズのうち、替え歌へと変換された実績のあるフレーズを替え歌変換対象フレーズ情報として抽出可能に構成された場合には、利用者が替え歌を作成しやすいものとなる。即ち、例えば、利用者が選択した原曲について、原曲のフレーズの中から、過去に替え歌への変換された実績のあるフレーズが抽出され、これを表示することで、その原曲についての替え歌を作成しやすいフレーズを知ることができる。更に、複数のフレーズが抽出された際には、使用頻度の高い順番に並べて、利用者がより参考にしやすいものとすることもできる。
【0018】
また、替え歌情報記録部が、替え歌情報を替え歌情報の原曲情報からの変換比率と共に記録する場合には、作成された替え歌が原曲の内容からどの程度変換されたかについても記録されるものとなる。即ち、例えば、ある原曲に対してAという替え歌は変換比率が20%であり、Bという替え歌は変換比率が60%であれば、Bがより原曲の内容が変換されているものとなる。替え歌を選択する際に、この変換比率を表示することで、利用者が替え歌を選択する際の1つの指標とすることができる。
【0019】
また、替え歌情報記録部が、原曲情報の少なくとも一部に挿入される合いの手情報を受信して、原曲情報に紐付けて記録し、替え歌楽曲信号送信部が、替え歌を選択した替え歌選択情報を受信して、外部から閲覧可能な演奏機器に替え歌情報及び合いの手情報に基づく替え歌を演奏及び表示せしめる信号を発する場合には、原曲に対して替え歌だけでなく、合いの手も挿入してカラオケを楽しむことができる。即ち、例えば、楽曲のフレーズ間や、歌詞の一部に重ねて挿入する合いの手を記録し、カラオケを歌う際に合いの手を入れやすいものとなる。なお、ここでいう合いの手とは、楽器による演奏や手拍子、囃子詞や掛け声を含むものである。
【0020】
また、替え歌情報記録部が、複数の方言の情報である方言情報を記録し、原曲情報の少なくとも一部を所定の方言情報に変換した方言替え歌情報を原曲情報に紐付けて記録する場合には、原曲の一部を方言の言い回しに変えた替え歌を楽しむことができる。なお、ここでいう所定の方言情報とは、各地方で使用される方言を意味し、関西弁のように広い地域で利用されるものでだけでなく、1つの県の一地域で使用される方言であってもよい。
【0021】
また、替え歌情報記録部が、表示を規制する表示規制替え歌情報を記録し、替え歌楽曲信号送信部が、外部から閲覧可能な演奏機器に表示規制替え歌情報に基づき演奏及び表示せしめる替え歌の表示規制替え歌情報に該当する歌詞部分を表示させない信号を発する場合には、記録された替え歌について、表示規制をしたい部分を記録し、カラオケを歌う際に表示させないことが可能となる。即ち、例えば、あらかじめ表示を規制したい卑猥な単語や俗語をサーバに記録しておき、これらを含む替え歌が選択された際には、カラオケを歌う際に該当部分の歌詞を丸等の記号で置き換えることが可能となる。
【0022】
また、検索対象となる文字の検索文字情報を受信して、原曲情報及び替え歌情報の中から検索文字情報を含むフレーズを抽出可能であると共に、検索文字情報の入力文字数に伴い抽出結果を絞って抽出するフレーズ検索部を備える場合には、替え歌を選択する作業をより一層容易にすることができる。即ち、例えば、利用者が替え歌を検索する際に、替え歌の題名が分からなくなっても、曲に含まれるフレーズが分かれば、容易に検索を行うことが可能となる。また、入力文字数に伴い抽出結果が絞りこまれて、候補のフレーズ及び候補の曲目が出てくるため、より一層検索がしやすいものとなっている。
【0023】
また、替え歌楽曲信号送信部が、外部から閲覧可能な演奏機器に替え歌情報に基づく替え歌の歌詞を瞬間的に表示せしめる信号を発する場合には、短期間での使用に適したものとなる。即ち、例えば、結婚式といった行事で替え歌をカラオケで歌う際に、式場に準備された表示画面等に替え歌の歌詞を瞬間的に表示させることで、参加者が替え歌を歌いやすくなる。
【0024】
また、替え歌楽曲信号送信部が受信した替え歌選択情報を記録して、対応する替え歌情報が選択された回数の情報を更新すると共に、選択回数の多い替え歌情報を設定した数で上位から順番に抽出し、かつ、替え歌情報記録部に記録された日時が新しい替え歌情報を新着替え歌情報として抽出する替え歌頻度情報記録部を備える場合には、利用者が、人気のある替え歌と新たに記録された替え歌の両方を選択しやすいものとなる。即ち、同一の原曲に複数の替え歌が作成され、歌われた回数の多いものがランキング形式で表示可能となる。また、人気のないものについては、新たに登録された替え歌と入れ替えられるため、同一曲について幅広い替え歌を楽しみやすみものとなる。
【0025】
また、上記の目的を達成するために、本発明の替え歌通信カラオケサーバは、原曲の楽曲及び歌詞を含む原曲情報を記録する原曲情報記録部と、前記原曲情報の少なくとも一部を変換した替え歌情報を受信して、同原曲情報に紐付けて記録する替え歌情報記録部と、前記原曲情報及び前記替え歌情報を替え歌作成端末との間で送受信する原曲替え歌情報送受信部と、替え歌を選択した替え歌選択情報を受信して、外部から閲覧可能な演奏機器に前記替え歌情報に基づく替え歌を演奏及び表示せしめる信号を発する替え歌楽曲信号送信部を有する替え歌通信カラオケサーバと、選択された原曲に対応する前記原曲情報を前記原曲替え歌情報送受信部から受信する原曲情報受信部と、前記原曲情報の少なくとも一部を変換する情報が入力され、同情報を替え歌情報として前記原曲替え歌情報送受信部へと送信する替え歌情報送信部とを有する替え歌作成端末と、選択された替え歌を替え歌選択情報として前記替え歌楽曲信号送信部に送信すると共に、前記替え歌楽曲信号送信部から前記替え歌情報に基づく替え歌を演奏及び表示せしめる信号を受信して替え歌を演奏及び表示可能な演奏機器とを備える。
【0026】
ここで、原曲の楽曲及び歌詞を含む原曲情報を記録する原曲情報記録部と、原曲情報の少なくとも一部を変換した替え歌情報を受信して、原曲情報に紐付けて記録する替え歌情報記録部によって、替え歌が作成される前の原曲情報及びその一部が変換された替え歌情報を記録することができる。
【0027】
また、替え歌通信カラオケサーバが有する、替え歌を選択した替え歌選択情報を受信して、外部から閲覧可能な演奏機器に替え歌情報に基づく替え歌を演奏及び表示せしめる信号を発する替え歌楽曲信号送信部と、選択された替え歌を替え歌選択情報として替え歌楽曲信号送信部に送信すると共に、替え歌楽曲信号送信部から替え歌情報に基づく替え歌を演奏及び表示せしめる信号を受信して替え歌を演奏及び表示可能な演奏機器によって、替え歌の演奏と表示が可能となり、利用者が演奏機器を用いてカラオケで替え歌を歌うことができるものとなる。なお、ここでいう演奏機器とは、楽曲の演奏機能を有し、原曲や替え歌の歌詞を表示可能な機器を意味するものである。
【0028】
また、替え歌作成端末が有する、選択された原曲に対応する原曲情報を原曲替え歌情報送受信部から受信する原曲情報受信部と、原曲情報の少なくとも一部を変換する情報が入力され、情報を替え歌情報として原曲替え歌情報送受信部へと送信する替え歌情報送信部によって、利用者は替え歌作成端末を介して、サーバに替え歌を記録することが可能となる。なお、ここでいう替え歌作成端末は、例えば、カラオケを提供する店舗に設置された演奏機器を操作するためのリモコン端末を使用することができる。
【発明の効果】
【0029】
本発明に係る替え歌通信カラオケサーバは、替え歌が容易に作成可能であり、替え歌を充分に楽しむことができるものとなっている。
また、本発明に係る替え歌通信カラオケシステムは、替え歌が容易に作成可能であり、替え歌を充分に楽しむことができるものとなっている。
【発明を実施するための形態】
【0031】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明し、本発明の理解に供する。
図1は、本発明の実施形態である替え歌通信カラオケシステムの概略図である。
図2は、替え歌通信カラオケコマンダーを中心とした構成ブロック図である。なお、以下に示す構造は本発明の一例であり、本発明の内容はこれに限定されるものではない。
【0032】
本発明を適用した替え歌通信カラオケシステムの一例は、カラオケサーバ109と、替え歌通信カラオケコマンダー202と、替え歌カラオケ通信端末106(カラオケリモコン)を備えている。
【0033】
カラオケサーバ109と、替え歌通信カラオケコマンダー202と、替え歌カラオケ通信端末106はそれぞれ、インターネットの通信回線104を介して接続されている。
【0034】
図1に示すように、カラオケサーバ109は、替え歌カラオケデータベース101と替え歌カラオケホストコンピュータ102を有している。替え歌カラオケデータベース101に記録された情報が替え歌カラオケホストコンピュータ102を介して送受信や、情報の抽出等の処理がなされるものとなっている。
【0035】
替え歌カラオケデータベース101には、一般の歌謡曲やJ−POP等を含む原曲楽曲データと、原曲歌詞データが記録されている。また、替え歌カラオケデータベース101では、利用者が替え歌カラオケ通信端末106で作成した替え歌に関する替え歌楽曲データと、替え歌歌詞データが、原曲楽曲データ及び原曲歌詞データと紐付けられて記録されている。
【0036】
また、替え歌カラオケデータベース101には、記録された替え歌の替え歌楽曲データや替え歌歌詞データが、原曲の楽曲データや歌詞データからどの程度の割合で替え歌へと変換されているかを示す変換比率が記録されている。例えば、原曲の歌詞100%に対して、その歌詞の20%に該当する部分が替え歌歌詞へと変換されていた際には、変換比率20%の数値と共に、替え歌が記録されるものとなる。この変換比率は、カラオケの楽曲選択時に曲目と共に表示されるものとなる。
【0037】
替え歌カラオケデータベース101は、替え歌カラオケ通信端末106で原曲の中から利用者が選択したフレーズの情報を受信し、記録された替え歌情報の中から対象となるフレーズが替え歌へと変換された履歴情報を検索して、替え歌の歌詞候補として抽出してくるものとなっている。更に、替え歌の歌詞候補が複数ある場合には、その一部や全てを抽出させることができる。この抽出された替え歌の歌詞候補は、替え歌作成時に替え歌カラオケ通信端末106に表示されるものとなる。
【0038】
替え歌カラオケデータベース101は、替え歌の歌詞を記録する際に、原曲歌詞と、替え歌歌詞の組み合わせと共に、同一の組み合わせが何回記録されたかという回数も記録する。この結果、原曲の対象の歌詞に対して使用された替え歌歌詞の使用頻度が明確となり、前述した替え歌歌詞候補の抽出の際に、使用頻度の高いものから順番に情報を出力することが可能となる。
【0039】
替え歌カラオケデータベース101は、替え歌カラオケ通信端末106で利用者が選択した原曲の情報を受信し、記録された替え歌情報の中から対象となる原曲の中のフレーズのうち、替え歌へと変換されたフレーズの履歴情報を検索して、変換実績のあるフレーズを抽出してくるものとなっている。更に、変換実績のあるフレーズが複数ある場合には、その一部や全てを抽出させることができる。この変換実績のあるフレーズは、替え歌作成時に替え歌カラオケ通信端末106に表示されるものとなる。
【0040】
替え歌カラオケデータベース101には、利用者が替え歌カラオケ通信端末106で作成した合いの手に関する合いの手データが、原曲楽曲データ及び原曲歌詞データと紐付けられて記録されている。合いの手は、例えば、楽曲のフレーズ間や、歌詞の一部に重ねて挿入される。合いの手は、楽器による演奏や手拍子、囃子詞や掛け声を含むものである。
【0041】
替え歌カラオケデータベース101には、複数の方言情報が記録されている。また、方言情報は、原曲歌詞データに紐付けて記録されている。例えば、ある原曲のサビ部分の歌詞を方言に変換した方言替え歌として記録するものである。
【0042】
また、替え歌カラオケデータベース101には、表示の規制対象とする表示禁止ワードが記録されている。表示禁止ワードを歌詞の中に含む替え歌が選択された際には、替え歌の演奏信号と共に、当該表示禁止ワードを記号等で置換して表示する旨の信号を替え歌通信カラオケコマンダー202に送る。この結果、利用者が歌詞を確認するビデオディスプレイ等の端末画面では、表示禁止ワードの部分は記号で表示され、直接的には視認されないものとなる。
【0043】
また、替え歌カラオケデータベース101は、原曲及び替え歌が利用者によって選択された回数を記録する。原曲の情報と替え歌が紐付けられており、カラオケで原曲が選択された際に、選択回数の多い替え歌を上位から順番にランキング形式で表示可能となる。また、どの替え歌が何回歌われたかを集計可能となる。
【0044】
また、替え歌カラオケデータベース101は、原曲が歌われた回数と、替え歌が歌われた回数から、特定の替え歌の原曲に対する選択回数の比率も記録する。これにより、替え歌の作詞に関する著作権料を算出しやすいものとなる。
【0045】
図1に示すように、カラオケサーバ109は、替え歌審査委員会103によって、新たに作成された替え歌の審査が行われている。具体的には、利用者によって作成された替え歌データの内容が確認され、審査に合格したものを替え歌カラオケデータベース101に記録するものとなる。本構成によっても、卑猥な単語や俗語を含む替え歌が登録されることを防ぐことができる。
【0046】
図2に示すように、替え歌通信カラオケコマンダー202が通信回線104を介して、カラオケサーバ109に接続されている。替え歌通信カラオケコマンダー202は、カラオケ店の店舗等に設置される端末であり、替え歌通信カラオケ演奏機器105と接続され、原曲や替え歌の楽曲を演奏する際の中心的な装置である。
【0047】
替え歌通信カラオケコマンダー202は、ワイヤレスマイクレシーバー201、オーディオアンプ203及びスピーカー206に接続され、マイク204で拾った音声情報を増幅させる。
【0048】
また、替え歌通信カラオケコマンダー202は、替え歌カラオケ通信端末106との間で信号の送受信がなされ、利用者は、替え歌カラオケ通信端末106を操作して、曲の選択や替え歌の登録が可能となっている。
【0049】
図3は、替え歌カラオケ通信端末(カラオケリモコン)の構成を示す説明図である。
【0050】
図3に示すように、替え歌カラオケ通信端末106では、通常のカラオケリモコンと同様に各種の楽曲を選択できる機能と、替え歌の楽曲を入力してカラオケサーバ109に送信する機能を備えている。また、替え歌カラオケ通信端末106は、端末が有する画面上に表示されるボタンや、端末に付随するボタン部分等を押すことで操作できる。
【0051】
替え歌カラオケ通信端末106の全体メニュー301には、替え歌カラオケ登録キー345が含まれている。また、替え歌カラオケ登録キー345を選択すると、後述する
図6に記載の替え歌カラオケ登録(その1)の画面が表示されるものとなっている。
【0052】
また、全体メニュー301のカラオケを選択すると、楽曲検索メニュー303に移り、各項目での楽曲の検索が可能となっている。また、楽曲検索メニュー303ではフレーズ検索機能が選択可能となっている。フレーズ検索機能の詳細については後述する。
【0053】
楽曲検索メニュー303では、新譜313、歌手名342、曲名314、ジャンル304、本人映像341、りれき315、録音曲340、設定メニュー302に分かれている。また、その他にも、英語・韓国語・中国語343、アニメ特撮305も選択できる。アニメ特撮305からは各アニメ・特撮他の画面316にも移行可能である。
【0054】
更に、ジャンル304はより詳細な種類に分かれており、歌謡曲317、フォーク318、デュエット319、民謡320、スポーツ321、アレンジ322、軍歌323から選択できるものとなっている。
【0055】
また、演歌339、ムード歌謡338、メドレー337、ウェディング336、外国民謡335、ミュージカル・クラシック334、替え歌作詞家333、応援歌・校歌332等も存在する。
【0056】
更に、ジャンル304のご当地検索を選択すると、地方入力画面309、県入力画面310が選択でき、そこから、ご当地ソング331も選択可能なものとなっている。また、ジャンル304の特集を選択すると、特集画面307に移り、更にランキング画面330にも移行可能に構成されている。
【0057】
また、ジャンル304のランキングを選択すると、ランキング画面306に移り、更に各特集画面324にも移行可能に構成されている。メニュー304からは、元号・西暦入力画面308にも移行可能であり、更に、ヒット曲・年代別325、紅白・年代別326、レコード大賞・年代別327、有線大賞・年代別328、ドラマ・年代別329が選択できるものとなっている。
【0058】
また、全体メニュー301には、コード番号入力311も含まれ、予約変更312も選択できる。設定メニュー302の戻る350をはじめ、各画面には戻るボタンが設定されている。設定メニュー302からは、音量設定・録音・ゲーム・採点画面へも移行可能となっている。
【0059】
図4は、替え歌通信カラオケコマンダーの前面パネルの説明図(A)及び替え歌通信カラオケコマンダーの背面パネルの説明図(B)である。
【0060】
図4(A)に示すように、替え歌通信カラオケコマンダー202の前面には、液晶モニター401が搭載されている。替え歌カラオケ通信端末106と同様に、替え歌通信カラオケコマンダー202の本体を使用しても、替え歌の登録やフレーズ検索機能が可能となっている。また、替え歌作詞家や、替え歌の選曲も行うことができる。
【0061】
替え歌通信カラオケコマンダー202の前面には、キーコントロールボタン402、スピードコントロールボタン403、予約曲数画面および予約選曲画面404及び入力ボードボタン405が設けられている。
【0062】
また、替え歌通信カラオケコマンダー202の前面右端には、メニューボタン406、予約変更ボタン407、割り込みボタン408、音量設定ボタン409、録音ボタン410、2コーラスボタン411、ガイドボーカルボタン412、唄い直しボタン413、演奏停止ボタン414、セットボタン415及びクリアボタン416が設けられている。
【0063】
また、替え歌通信カラオケコマンダー202の前面右下段には、ミュージック音量417、マイク音量418、エコー調整419、高音調整420及び低音調整421の調整部分が設けられている。また、電源スイッチ422も設けられている。
【0064】
図4(B)に示すように、替え歌通信カラオケコマンダー202の背面には、インターネット接続端子423、他電源コンセント424、ヒューズ425及び送風ファン426が設けられている。
【0065】
また、替え歌通信カラオケコマンダー202の背面には、コインボックス427、スピーカー出力端子428、BGM入力端子429、マイク出力端子430、マイク入力端子431、アンプ出力端子432、音声入力端子433、映像入力端子434、音声出力端子435及び映像出力端子436が設けられている。
【0066】
本発明を適用した替え歌通信カラオケシステムの一例の選曲画面及び替え歌の登録画面について説明する。
図5は、替え歌カラオケ通信端末(カラオケリモコン)における原曲及び替え歌の選曲画面の画面図である。
図6は、替え歌カラオケ通信端末(カラオケリモコン)の替え歌カラオケ登録ボタンから入る替え歌カラオケ登録画面(その1)の画面図である。
図7は、替え歌カラオケ登録画面の替え歌歌詞ボタンから入る替え歌カラオケ登録画面(その2)の替え歌歌詞を入力する画面及び替え歌カラオケ登録送信の画面を示す画面図である。
【0067】
替え歌カラオケ通信端末106で選曲すると、端末の画面は
図5に示す選曲画面を表示する。ここでは、原曲として「明けのブルース」なる曲が選択された場合を例として説明する。
【0068】
「明けのブルース」の原曲501の下には、替え歌カラオケデータベース101に記録された替え歌曲502が10曲表示され、この中から選曲することができるものとなっている。ここでは、替え歌も原曲も両方が選択可能である。
【0069】
替え歌曲502は、常時登録があれば、10曲が表示され、替え歌カラオケデータベース101に記録された選択回数に応じて、ランキング形式で表示されるものとなる。ランク付けは替え歌カラオケホストコンピュータ102で容易に行うことができる。
【0070】
また、ランキングは、上位7曲から選択回数の多い順に並べられ、下位3曲は、原曲に対する替え歌の登録曲数が10件以上の場合には毎月変更されるものとなる。替え歌の更新される3曲は、例えば、替え歌カラオケデータベース101に新規に登録された替え歌曲を優先的に表示させることもできる。
【0071】
選曲画面では、原曲と替え歌の表示と共に、各替え歌が、原曲の歌詞に対して、どの程度の割合で替え歌に変換されているかという、変換比率が表示される。替え歌カラオケデータベース101には、原曲の歌詞及び替え歌歌詞から算出された替え歌変換比率が、替え歌情報とともに記録されている。利用者は変換比率を比べることで、替え歌を選択する際の目安とすることができる。
【0072】
替え歌の登録画面について説明する。替え歌カラオケ通信端末106の全体メニュー301で替え歌カラオケ登録キー345を選択すると、端末画面が
図6に示すような画面となる。
【0073】
図6に示す替え歌カラオケ登録画面(その1)には、住所登録キー601、氏名キー602、口座番号キー603、ペンネームキー604、曲目キー605、歌手名キー606、替え歌曲目607が設けられている。
【0074】
また、各種キーの右横には、現住所登録項目609、氏名項目610、口座番号項目611、ペンネーム項目612、曲目項目613、歌手名項目614、替え歌曲目項目615が設けられている。各項目には、入力キーボード616を介して各種情報を入力できるものとなっている。
【0075】
また、各種情報の入力後に、替え歌歌詞ボタン608を押すと、
図7に示す替え歌カラオケ登録画面(その2)に画面表示が移行するものとなっている。
図7は、利用者が考えた替え歌歌詞を実際に入力するための画面である。
【0076】
替え歌カラオケ登録画面(その2)は、替え歌歌詞入力項目701と、原曲歌詞表示部702を有している。原曲歌詞表示部702には、曲目項目613で選択した原曲の歌詞が表示される部分となっている。
【0077】
替え歌歌詞入力項目701は、入力キーボード616を介して任意の替え歌歌詞を入力することができる。また、利用者は、原曲歌詞表示部702の歌詞のフレーム、例えば、Aメロや、Bメロ、サビ部分といった歌詞のフレーム単位や文字単位、フレーム間の部分を、替え歌を作成する対象領域として選択することができる。
【0078】
また、原曲歌詞の特定のフレームが選択されると、替え歌カラオケ通信端末106が、選択された歌詞のフレームの情報をカラオケサーバ109に送信する。替え歌カラオケデータベース101では、同フレームが替え歌に変換された履歴情報を検索し、替え歌歌詞への変換実績が存在した場合には、替え歌歌詞候補として抽出する。この抽出結果が替え歌歌詞入力項目701に替え歌歌詞候補として表示されるものとなる。
【0079】
また、複数の替え歌歌詞が替え歌カラオケデータベース101に記録されていた場合には、複数の替え歌歌詞候補として表示される。更に、複数の替え歌歌詞候補同士でも、替え歌カラオケデータベース101に記録された頻度が高いものから順にならべて、利用者が候補の中から選びやすいものとなっている。
【0080】
更に、替え歌歌詞候補として、替え歌カラオケデータベース101に記録された方言情報を元に、選択した方言での替え歌歌詞を替え歌歌詞入力項目701に表示させることもできる。
【0081】
また、原曲歌詞表示部702では、原曲の歌詞を表示すると共に、同原曲の歌詞のうち、過去に替え歌への変換がなされた実績のあるフレーム部分を、例えば、文字の色を変えて下線をつける等して、他の箇所と区別して表示するものとなっている。この点は、選択された原曲について、替え歌カラオケデータベース101で、替え歌に変換された歌のフレーム部分の履歴情報を検索し、替え歌歌詞への変換実績のあるフレームを抽出することで可能となっている。
【0082】
また、替え歌カラオケ登録画面(その2)では、囃子詞等の合いの手を替え歌歌詞と同様に原曲につけていくことができる。その際には、替え歌歌詞の入力と同様に、替え歌歌詞入力項目701と、原曲歌詞表示部702を利用して、合いの手を入れていくことができる。
【0083】
また、替え歌や合いの手の入力が、マイク204を介して、音声で入力していくことも可能となっている。この場合には、入力キーボード616での入力よりも作業が容易になる。また、合いの手や方言での替え歌歌詞等、音声の方が正確に入力できるものに適したものとなる。
【0084】
替え歌カラオケ登録画面(その2)は、替え歌カラオケ登録送信ボタンキー703を有している。替え歌歌詞の入力が完了した際に押すボタンである。このボタンを押すと、原曲の歌詞情報と共に、替え歌の歌詞情報がカラオケサーバ109に送信され、替え歌カラオケデータベース101に記録されるものとなる。
【0085】
また、作成した替え歌を替え歌カラオケデータベース101に登録するか否かを、前述した替え歌審査委員会103の審査で決定する構成も採用しうる。この際には、利用者が作成した替え歌歌詞情報は、替え歌カラオケデータベース101に仮登録され、審査で登録が認められたものだけを正式に登録する流れとすることができる。
【0086】
替え歌カラオケデータベース101に登録された替え歌は、替え歌カラオケ通信端末106で選択可能となる。替え歌が選択されると、通常の楽曲と同様に、楽曲が替え歌通信カラオケコマンダー202に付随する演奏機器で演奏され、替え歌歌詞はビデオディスプレイ205に表示されるものとなる。
【0087】
また、替え歌はカラオケ店舗だけでなく、結婚式等の行事でも歌われるものである。そのため、結婚式場の大型モニターと、替え歌通信カラオケコマンダー202を接続して、替え歌のカラオケを楽しむことができる。
【0088】
この場合、楽曲を演奏しながら、大型モニターには原曲の歌詞と替え歌の歌詞の両方を表示することができ、また、替え歌歌詞の部分のみを瞬間的に表示させる態様も採用しうる。即ち、テレビ画面のテロップの様にモニターに表示させる形式であってもよい。このように、特定の行事における用途にも利用しうる。
【0089】
また、本発明を適用した替え歌通信カラオケシステムでは、性別や年代に限らず、様々な人が安心して替え歌を楽しめるように、特定の替え歌歌詞の非表示機能を有している。前述したように、替え歌カラオケデータベース101には、表示禁止ワードが記録されている。
【0090】
利用者が選択した替え歌の歌詞の中に、表示禁止ワードが含まれていた場合には、替え歌の演奏信号と共に、当該表示禁止ワードを記号等で置換して表示する旨の信号が替え歌通信カラオケコマンダー202に送られる。この結果、利用者が歌詞を確認するビデオディスプレイ等の端末画面では、表示禁止ワードの部分は記号で表示され、直接的には視認されないものとなる。この結果、卑猥な単語や造語が、他の利用者の目につかなくなり、替え歌が安心して楽しめるものとなる。
【0091】
また、替え歌の歌詞の中に表示禁止ワードが含まれていた場合には、ビデオディスプレイ等の端末画面に流れるバックの映像を、替え歌用ではなく、原曲自体のバック映像に切り換える構成とすることで、より一層、替え歌が安心して楽しめるものとなる。
【0092】
続いて、フレーズ検索機能について説明する。
図8は、フレーズ検索画面の画面図である。
【0093】
替え歌カラオケ通信端末106の端末画面からフレーズ検索を行うことができる。
図8の上段に示す替え歌カラオケ通信端末106の画面では、符号801で示す通常のカラオケリモコンボタンで見られるボタンと共に、フレーズ検索ボタン802が設けられている。
【0094】
フレーズ検索ボタン802が選択されると、
図8下段に示すフレーズ検索画面806に移行する。フレーズ検索画面806には、フレーズ表示画面803、フレーズ選択画面804、及びフレーズ選択予測画面805が設けられている。
【0095】
フレーズ表示画面803は、フレーズ検索画面806の中の文字ボタンを押すことで、利用者が検索したいフレーズが入力可能な部分である。文字入力を行うと、フレーズ表示画面803に文字が表示され、その文字に該当するフレーズ、その文字から予測されるフレーズ及びそれらを歌詞に含む楽曲がフレーズ選択予測画面805に候補フレーズ及び候補楽曲として表示される。
【0096】
より具体的には、「あ」の文字を入力すると、フレーズ表示画面803に「あ」の文字が表示され、フレーズ選択予測画面805には、「あ」の文字を含む候補フレーズが複数表示される。更に、「あい」まで文字を入力すると、フレーズ表示画面803に「あい」の文字が表示され、フレーズ選択予測画面805には、「あい」の文字を含む候補フレーズ及び候補楽曲が複数表示される。「あ」から「あい」となった際に、候補フレーズが絞り込まれて表示されるものとなる。ここで表示される候補楽曲は、検索対象とした文字「あい」を歌詞または曲名に含むものである。また、候補楽曲は原曲だけでなく、替え歌カラオケデータベース101に記録された替え歌も対象となる。
【0097】
こうして表示された候補楽曲を選択することで、利用者は曲名や歌手名が思い出せない場合にも、曲の選択や予約を容易に行うことができる。即ち、特定の曲のフレーズさえ覚えておけば、曲名や歌手名を入力せずとも、選曲が可能となるものである。曲をすぐに選択できるため、顧客も思い入れが違って来て、カラオケ店の集客の向上、新規の顧客の獲得及びお店の売上に貢献するものとなる。
【0098】
本発明を適用した替え歌通信カラオケシステムの一例を利用した著作権料管理について説明する。
図9は、替え歌カラオケホストコンピュータで操作可能な著作権分配の基となる作品データの収録形式をテーブル状に示した説明図である。
図10は、替え歌カラオケデータベースから情報を引き出して毎月プリントアウトされてくる、著作権料金支給明細書を示した説明図である。
【0099】
カラオケサーバ101では、利用者が作成し、登録された替え歌について、
図9に示す各項目が自動的に登録されるものとなっている。また、カラオケサーバ101では、どの原曲の歌が何回歌われたか、どの替え歌が何回歌われたか、回数がすぐにわかるものとなっている。
【0100】
歌は作詞、作曲に分かれ、替え歌の作詞についての著作権料は替え歌が歌われる事によって替え歌の登録者にも替え歌の比率によって入っていくものにすることができる。登録された替え歌を他の人が歌った場合はもちろん、自分で歌った場合も著作権料が発生し、集計計算して、その替え歌の比率によって登録者に入ってくるものとすることができる。
【0101】
歌を歌った回数は替え歌カラオケホストコンピュータ102で常時カウントされ、毎月集計は替え歌カラオケホストコンピュータ102が行う。そして、
図10で示す著作権料支給明細書が発行されるものとなる。
【0102】
厳正に、どの原曲が何回、どの替え歌が何回と集計ができて、今まであやふやな計算で著作権料を貰っていた人達も、替え歌カラオケホストコンピュータ102での厳正なるカウントによって著作権料が著作権料支給明細書によって支払われることになる。即ち、集計された曲数によって著作権比率が計算され、著作権料が分配され、著作権管理ができるものとなっている。
【0103】
従来のカラオケを設置する店舗では、
図11及び
図12に示すようなカラオケ楽曲の配信と、著作権料の支払いがなされている。即ち、著作権料が溜まっても、カラオケが配信されるシステムとなっており、著作権料の未納や、店舗自体の未登録状況が問題となっている。
【0104】
一方、本発明を適用した替え歌通信カラオケシステムの一例では、
図13、
図14及び
図15に示すように、替え歌カラオケホストコンピュータ102及び替え歌通信カラオケコマンダー202を利用して、著作権料に関わる管理を行い、未収分の著作権料がある場合には、カラオケ楽曲が流れない仕組みとすることができる。
【0105】
図13に示すように、替え歌通信カラオケシステムを導入した店舗は、著作権支払い変更届と申込書をファックスで送れば、すぐに替え歌通信カラオケシステムが使用可能になる。また、
図14に示すように、替え歌通信カラオケシステム導入後は前述したように、利用者が投稿する替え歌のカラオケ楽曲の登録や、替え歌を選曲して歌うことが可能となる。
【0106】
また、
図15に示すように、替え歌通信カラオケシステム導入後は、著作権料金の支払いは管理会社を通じて、一括での支払いが可能となる。上記のような構成とすることで、当然に毎月の情報料・著作権料回収は完璧に集金ができるものとなる。
【0107】
以上までで説明した、本発明を適用した替え歌通信カラオケシステムの一例では、利用者が容易に替え歌の作成を行うことができ、かつ、カラオケで替え歌を楽しむことができるものとなっている。
【0108】
また、選曲の際には、フレーズ検索機能を利用することで、曲目や歌手を思い出せない人でも、フレーズから目的の曲を選択できるものとなっている。
【0109】
以上のように、本発明の替え歌通信カラオケサーバは、替え歌が容易に作成可能であり、替え歌を充分に楽しむことができるものとなっている。
また、本発明の替え歌通信カラオケシステムは、替え歌が容易に作成可能であり、替え歌を充分に楽しむことができるものとなっている。
【解決手段】本発明を適用した替え歌通信カラオケシステムの一例は、カラオケサーバ109と、替え歌通信カラオケコマンダー202と、替え歌通信カラオケ端末106(カラオケリモコン)を備えている。カラオケサーバ109は、替え歌カラオケデータベース101と替え歌カラオケホストコンピュータ102を有している。替え歌カラオケデータベース101に記録された情報が替え歌カラオケホストコンピュータ102を介して送受信や、情報の抽出等の処理がなされるものとなっている。