【課題を解決するための手段】
【0009】
前記目的を達成するために、本発明に係るステープルカートリッジは以下の構造となる。
切断ナイフ底面(10)及び切断ナイフ(8)の遠端部に位置する切断刃(11)を含む切断ナイフ(8)がその内部に往復移動可能に設置されるナイフ移動溝を含むステープルカートリッジであって、
前記ステープルカートリッジ(1)内部には位置限定部品(4)及び前記ストッパー(4)と協同する弾性ストッパーが設置され、前記弾性ストッパーは第一位置及び第二位置を含み、前記弾性ストッパーは第一位置に位置する際、前記弾性ストッパーは前記位置限定部品(4)に当接し、前記弾性ストッパーは第二位置に位置する際、前記位置限定部品(4)は前記ステープルカートリッジ(1)から離れることを特徴とするステープルカートリッジ。
【0010】
更なる改善として、前記弾性ストッパーは弾性ボタン(5)及び前記弾性ボタン(5)の底部に当接するスプリング(6)を含む。
【0011】
更なる改善として、前記ステープルカートリッジは貫通孔(3)も含み、前記弾性ボタン(5)、スプリング(6)は前記貫通孔(3)内に設置され、前記貫通孔(3)の軸線は前記ナイフ移動溝の軸線と垂直になり、且つ連通し、前記弾性ボタン(5)の頂部はスプリング(6)からの力を受けて前記貫通孔(3)から伸び出すことが可能である。
【0012】
更なる改善として、前記ステープルカートリッジはパッド(7)も含み、前記パッド(7)は前記ステープルカートリッジに固定され、前記スプリング(6)の別端は前記パッド(7)の頂面に当接する。
【0013】
更なる改善として、前記貫通孔(3)は階段(12)を含み、前記弾性ボタン(5)は凸台(13)を含み、前記凸台(13)の外径は前記階段(12)の内径より大きい。
【0014】
更なる改善として、前記弾性ボタン(5)の頂部は楔形部となる。
【0015】
更なる改善として、前記弾性ストッパーは回転ブロック(14)及び前記回転ブロック(14)に力を与えるねじりバネ(15)を含む。
【0016】
更なる改善として、前記回転ブロック(14)は、ステープルカートリッジが発射状態である際、前記ナイフ推動棒の移動を制限する平面(16)を含む。
【0017】
更なる改善として、前記平面(16)から回転ブロック(14)の回転軸心まで最小距離は、前記切断ナイフ底面(10)から回転ブロック(14)の回転軸心まで垂直距離より大きい。
【0018】
更なる改善として、前記弾性ストッパーは弾性金属板であり、前記弾性金属板の一端は前記ステープルカートリッジの底部と固定接続する。
【0019】
それに応じて、本発明に係る直線外科手術用ステープラーは以下の構造となる。
上鉗子ヘッドと、
下鉗子ヘッドと、
更に、切断ナイフ底面(10)及び切断ナイフ(8)の遠端部に位置する切断刃(11)を含む切断ナイフ(8)がその内部に往復移動可能に設置されるナイフ移動溝を含み、前記下鉗子ヘッドに支持されるステープルカートリッジ(1)と、
を含む直線外科手術用ステープラーであって、
前記ステープルカートリッジ(1)内部には位置限定部品(4)及び前記ストッパー(4)と協同する弾性ストッパーが設置され、前記弾性ストッパーは第一位置及び第二位置を含み、前記弾性ストッパーは第一位置に位置する際、前記弾性ストッパーは前記位置限定部品(4)に当接し、前記弾性ストッパーは第二位置に位置する際、前記位置限定部品(4)は前記ステープルカートリッジ(1)から離れる。
【0020】
更なる改善として、前記弾性ストッパーは弾性ボタン(5)及び前記弾性ボタン(5)の底部に当接するスプリング(6)を含む。
【0021】
更なる改善として、前記ステープルカートリッジは貫通孔(3)も含み、前記弾性ボタン(5)、スプリング(6)は前記貫通孔(3)に設置され、前記貫通孔(3)の軸線は前記ナイフ移動溝の軸線と垂直になり、且つ連通し、前記弾性ボタン(5)の頂部はスプリング(6)からの力を受けて前記貫通孔(3)から伸び出すことが可能である。
【0022】
更なる改善として、前記ステープルカートリッジはパッド(7)も含み、前記パッド(7)は前記ステープルカートリッジに固定され、前記スプリング(6)の別端は前記パッド(7)の頂面に当接する。
【0023】
更なる改善として、前記貫通孔(3)は階段(12)を含み、前記弾性ボタン(5)は凸台(13)を含み、前記凸台(13)の外径は前記階段(12)の内径より大きい。
【0024】
更なる改善として、前記弾性ボタン(5)の頂部は楔形部となる。
【0025】
更なる改善として、前記弾性ストッパーは回転ブロック(14)及び前記回転ブロック(14)に力を与えるねじりバネ(15)を含む。
【0026】
更なる改善として、前記回転ブロック(14)は、ステープルカートリッジが発射状態である際、前記ナイフ推動棒の移動を制限する平面(16)を含む。
【0027】
更なる改善として、前記平面(16)から回転ブロック(14)の回転軸心まで最小距離は、前記切断ナイフ底面(10)から回転ブロック(14)の回転軸心まで垂直距離より大きい。
【0028】
更なる改善として、前記弾性ストッパーは弾性金属板であり、前記弾性金属板の一端は前記ステープルカートリッジの底部と固定接続する。
【0029】
それに応じて、本発明に係るステープルカートリッジは以下の構成になることもある。
切断ナイフ底面(10)及び切断ナイフ(8)の遠端部に位置する切断刃(11)を含む切断ナイフ(8)がその内部に往復移動可能に設置されるナイフ移動溝を含むステープルカートリッジであって、
前記ステープルカートリッジ(1)内部には位置限定部品(4)及び弾性ストッパーが設置され、前記ステープルカートリッジ底部の遠端には前記位置限定部品(4)を収容できる収容空間が設置され、
前記ステープルカートリッジは初期状態及び発射状態を含み、
前記ステープルカートリッジは初期状態である際、前記位置限定部品(4)は弾性ストッパーの頂部に位置し、且つ前記弾性ストッパーの頂部が切断ナイフ底面(10)の所在する平面より高くないように前記弾性ストッパーの頂部を制限し、
前記ステープルカートリッジは発射終了状態である際、前記位置限定部品(4)は前記収容空間内に留められ、前記弾性ストッパーの頂部を切断ナイフと接触させ、切断ナイフの往復運動を阻止する。
【0030】
更なる改善として、前記弾性ストッパーは弾性ボタン(5)及び前記弾性ボタン(5)の底部に当接するスプリング(6)を含み、初期状態である際、前記位置限定部品(4)は前記弾性ボタン(5)の頂部に位置する。
【0031】
更なる改善として、前記ステープルカートリッジは貫通孔(3)も含み、前記弾性ボタン(5)、スプリング(6)は前記貫通孔(3)に設置され、前記貫通孔(3)の軸線は前記ナイフ移動溝の軸線と垂直になり、且つ連通し、前記弾性ボタン(5)の頂部はスプリング(6)からの力を受けて前記貫通孔(3)から伸び出すことが可能である。
【0032】
更なる改善として、前記ステープルカートリッジはパッド(7)も含み、前記パッド(7)は前記ステープルカートリッジに固定され、且つ前記スプリング(6)の別端は前記パッド(7)の頂面に当接する。
【0033】
更なる改善として、前記貫通孔(3)は階段(12)を含み、前記弾性ボタン(5)は凸台(13)を含み、前記凸台(13)の外径は前記階段(12)の内径より大きい。
【0034】
更なる改善として、前記弾性ボタン(5)の頂部は楔形部となる。
【0035】
更なる改善として、前記弾性ストッパーは回転ブロック(14)及び前記回転ブロック(14)に力を与えるねじりバネ(15)を含み、初期状態である際、前記位置限定部品(4)は前記回転ブロック(14)の頂部に位置する。
【0036】
更なる改善として、前記回転ブロック(14)は、ステープルカートリッジが発射状態である際、前記ナイフ推動棒の移動を制限する平面(16)を含む。
【0037】
更なる改善として、前記平面(16)から回転ブロック(14)の回転軸心まで最小距離は、前記切断ナイフ底面(10)から回転ブロック(14)の回転軸心まで垂直距離より大きい。
【0038】
更なる改善として、前記弾性ストッパーは弾性金属板であり、前記弾性金属板の一端は前記ステープルカートリッジの底部と固定接続し、別端は、ステープルカートリッジが初期状態である際、前記位置限定部品(4)の底部に当接し、ステープルカートリッジが発射状態である際にナイフ推動棒の移動を制限する。
【0039】
それに応じて、本発明に係る直線外科手術用ステープラーは以下の構成になることもある。
上鉗子ヘッドと、
下鉗子ヘッドと、
更に、切断ナイフ底面(10)及び切断ナイフ(8)の遠端部に位置する切断刃(11)を含む切断ナイフ(8)がその内部に往復移動可能に設置されるナイフ移動溝を含み、前記下鉗子ヘッドに支持されるステープルカートリッジ(1)と、
を含む直線外科手術用ステープラーであって、
前記ステープルカートリッジ(1)内部には位置限定部品(4)及び弾性ストッパーが設置され、前記ステープルカートリッジの遠端には前記位置限定部品(4)を収容できる収容空間が設置され、
前記ステープルカートリッジは初期状態及び発射状態を含み、
前記ステープルカートリッジは初期状態である際、前記位置限定部品(4)は弾性ストッパーの頂部に位置し、且つ前記弾性ストッパーの頂部が切断ナイフ底面(10)の所在する平面より高くないように前記弾性ストッパーの頂部を制限し、
前記ステープルカートリッジは発射終了状態である際、前記位置限定部品(4)は前記収容空間内に留められ、前記弾性ストッパーの頂部を切断ナイフと接触させ、切断ナイフの往復運動を阻止する。
【0040】
更なる改善として、前記弾性ストッパーは弾性ボタン(5)及び前記弾性ボタン(5)の底部に当接するスプリング(6)を含み、初期状態である際、前記位置限定部品(4)は前記弾性ボタン(5)の頂部に位置する。
【0041】
更なる改善として、前記ステープルカートリッジは貫通孔(3)も含み、前記弾性ボタン(5)、スプリング(6)は前記貫通孔(3)に設置され、前記貫通孔(3)の軸線は前記ナイフ移動溝の軸線と垂直になり、且つ連通し、前記弾性ボタン(5)の頂部はスプリング(6)からの力を受けて前記貫通孔(3)から伸び出すことが可能である。
【0042】
更なる改善として、前記ステープルカートリッジはパッド(7)も含み、前記パッド(7)は前記ステープルカートリッジに固定され、且つ前記スプリング(6)の別端は前記パッド(7)の頂面に当接する。
【0043】
更なる改善として、前記貫通孔(3)は階段(12)を含み、前記弾性ボタン(5)は凸台(13)を含み、前記凸台(13)の外径は前記階段(12)の内径より大きい。
【0044】
更なる改善として、前記弾性ボタン(5)の頂部は楔形部となる。
【0045】
更なる改善として、前記弾性ストッパーは回転ブロック(14)及び前記回転ブロック(14)に力を与えるねじりバネ(15)を含み、初期状態である際、前記位置限定部品(4)は前記回転ブロック(14)の頂部に位置する。
【0046】
更なる改善として、前記回転ブロック(14)は、ステープルカートリッジが発射状態である際、前記ナイフ推動棒の移動を制限する平面(16)を含む。
【0047】
更なる改善として、前記平面(16)から回転ブロック(14)の回転軸心まで最小距離は、前記切断ナイフ底面(10)から回転ブロック(14)の回転軸心まで垂直距離より大きい。
【0048】
更なる改善として、前記弾性ストッパーは弾性金属板であり、前記弾性金属板の一端は前記ステープルカートリッジの底部と固定接続し、別端は、ステープルカートリッジが初期状態である際、前記位置限定部品(4)の底部に当接し、ステープルカートリッジが発射状態である際にナイフ推動棒の移動を制限する。