(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5718311
(24)【登録日】2015年3月27日
(45)【発行日】2015年5月13日
(54)【発明の名称】装置間の無線通信を管理するための構成
(51)【国際特許分類】
H04Q 9/00 20060101AFI20150423BHJP
H04M 1/00 20060101ALI20150423BHJP
【FI】
H04Q9/00 301D
H04Q9/00 301E
H04Q9/00 311H
H04Q9/00 321B
H04M1/00 U
【請求項の数】54
【全頁数】36
(21)【出願番号】特願2012-501084(P2012-501084)
(86)(22)【出願日】2010年3月26日
(65)【公表番号】特表2012-521685(P2012-521685A)
(43)【公表日】2012年9月13日
(86)【国際出願番号】AU2010000358
(87)【国際公開番号】WO2010108235
(87)【国際公開日】20100930
【審査請求日】2013年1月18日
(31)【優先権主張番号】2009901298
(32)【優先日】2009年3月26日
(33)【優先権主張国】AU
(73)【特許権者】
【識別番号】511230392
【氏名又は名称】エックスペッド ホールディングス ピーティワイ リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100091214
【弁理士】
【氏名又は名称】大貫 進介
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(72)【発明者】
【氏名】シュルツ,ジョン
(72)【発明者】
【氏名】ウッド,クリストファー
(72)【発明者】
【氏名】カーリグ,フィリップ
【審査官】
松平 英
(56)【参考文献】
【文献】
特開2004−015787(JP,A)
【文献】
特開2002−149512(JP,A)
【文献】
特開2003−228390(JP,A)
【文献】
特表2007−500417(JP,A)
【文献】
特開2008−288638(JP,A)
【文献】
特開2004−013191(JP,A)
【文献】
特開2006−129219(JP,A)
【文献】
特開2007−264404(JP,A)
【文献】
特表2005−519493(JP,A)
【文献】
特開2002−041488(JP,A)
【文献】
特開2005−072764(JP,A)
【文献】
特開2007−116270(JP,A)
【文献】
特開2003−209630(JP,A)
【文献】
特表2006−524012(JP,A)
【文献】
米国特許第06791467(US,B1)
【文献】
特表2005−538636(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H03J 9/00− 9/06
H04M 1/00
1/24− 3/00
3/16− 3/20
3/38− 3/58
7/00− 7/16
11/00−11/10
99/00
H04Q 9/00− 9/16
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
1つ又は複数のコントローラ装置、もしくは1つ又は複数の制御可能装置の間の通信を管理するシステムであって、前記システムは、
1つ又は複数の制御可能装置であって、プロセッサ、メモリ、コントローラ装置又は別の制御可能装置の近接を検出する近接センサ、1つ又は複数の通信機構を有し、前記1つ又は複数の通信機構の内の1つは、少なくとも1つの近距離無線通信機構を含む1つ又は複数の近接通信機構であり、前記制御可能装置は、1つ又は複数のリソース記述ファイルにアクセスでき、前記リソース記述ファイルは、前記制御可能装置を制御するためにリソースの少なくとも一部を表すデータを含む、1つ又は複数の制御可能装置と、
1つ又は複数のコントローラ装置であって、プロセッサ、メモリ、制御可能装置又は別のコントローラ装置の近接を検出する近接センサ、1つ又は複数の通信機構を有し、前記1つ又は複数の通信機構の内の1つは、少なくとも1つの近距離無線通信機構を含む1つ又は複数の近接通信機構であり、前記コントローラ装置は、前記1つ又は複数のリソース記述ファイルにアクセスできない、1つ又は複数のコントローラ装置と、
を含み、
前記制御可能装置及び前記コントローラ装置が、それぞれの近接センサの内の少なくとも一方が別の装置の近接を確認するように一緒にされた後、データを交換するために前記近接通信機構を使用して無線で通信し、前記コントローラ装置が前記制御可能装置を制御できるよう、前記コントローラ装置の前記プロセッサにより前記リソース記述ファイルを処理するために、前記通信機構の1つ又は複数を使用して、前記コントローラ装置の前記メモリに、前記制御可能装置の1つ又は複数のリソース記述ファイルを伝達する、
システム。
【請求項2】
前記制御可能装置及び前記コントローラ装置は、認証証明書を有する、請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記認証証明書がデジタル証明書である、請求項2に記載の構成。
【請求項4】
前記制御可能装置が、1つ又は複数の対称鍵及び/又は非対称鍵を有する、請求項1に記載のシステム。
【請求項5】
前記近接通信機構が、近距離無線通信(NFC)又は無線自動識別(RFID)、又は電気機械的若しくは光学的認識である、請求項1に記載のシステム。
【請求項6】
前記光学的認識が、電化製品の画像、もしくはバーコード又は2次元バーコード又はマトリクスバーコードの内の1つ又は複数、又は組み合わせ等の電化製品識別子を取り込み、処理することを含む、請求項5に記載のシステム。
【請求項7】
前記通信機構が、Bluetooth(商標)、ZigBee(商標)、Ultra
wideband、6loWPANを含む無線プライベートエリアネットワーク、IEEE802.11を含む無線ローカルエリアネットワーク、及び赤外線の内の1つ又は複数を含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項8】
前記制御可能装置のプロセッサが、前記制御可能装置の前記リソース記述ファイルと対話するために、1つ又は複数のソフトウェアアプリケーションを実行し、前記制御可能装置が、前記制御可能装置の前記メモリ内及び/又は前記制御可能装置の外部に常駐する前記ソフトウェアアプリケーションにアクセスできる、請求項1に記載のシステム。
【請求項9】
前記コントローラ装置のプロセッサが、前記制御可能装置の1つ又は複数のリソース記述ファイルと対話するために1つ又は複数のソフトウェアアプリケーションを実行し、前記コントローラ装置が、前記コントローラ装置の前記メモリ内及び/又は前記コントローラ装置の外部に常駐する前記1つ又は複数のソフトウェアアプリケーションにアクセスできる、請求項1に記載のシステム。
【請求項10】
制御可能装置の制御可能装置の1つ又は複数のリソース記述ファイルを有する複数のコントローラ装置が、近距離無線通信機構を使用せずに、関連付けられた制御可能装置と通信する、請求項1に記載のシステム。
【請求項11】
前記コントローラ装置が、
前記制御可能装置の1つ又は複数のリソース記述ファイルと対話するために、ユーザが前記コントローラの前記プロセッサと対話するのを許可するコントローラユーザ入力機構、
を含む、請求項1乃至10のいずれか一項に記載のシステム。
【請求項12】
前記コントローラユーザ入力機構が、
タッチスクリーン、キー、及び音声受信機装置の内の1つ又は複数、
を含む、請求項11に記載のシステム。
【請求項13】
前記近接センサが、
磁気検出機構、容量検出機構、超音波検出機構、抵抗検出機構、運動検知機構、又は光検出機構の内の1つ又は複数、
を含む、請求項12に記載のシステム。
【請求項14】
前記コントローラ装置が、
それぞれの制御可能装置の1つ又は複数のリソース記述ファイルとの対話から生じる、前記コントローラ装置のプロセッサによって処理される情報を表示するためのディスプレイと、
を含む、請求項1乃至13のいずれか一項に記載のシステム。
【請求項15】
前記リソース記述ファイルが、
機能を宣言する情報であって、前記コントローラ装置は該機能に応答し、前記情報は、前記コントローラ装置によってアクセス可能な関連付けられたスタイルシート及び変換ファイルとともに、前記ディスプレイのセットアップ及び設定を記述する、情報、
を含む、請求項14に記載のシステム。
【請求項16】
前記コントローラ装置が、前記制御可能装置の前記ディスプレイに表示するために電子番組ガイドを受信する、請求項15に記載のシステム。
【請求項17】
制御可能装置が、前記制御可能装置の1つ又は複数のリソース記述ファイルへのアクセスを提供された後に前記制御可能装置のコントローラとなるコントローラ装置によって制御可能である、請求項1に記載のシステム。
【請求項18】
複数のコントローラ装置が複数の制御可能装置を制御する、請求項17に記載のシステム。
【請求項19】
コントローラ装置が、
1つ又は複数の制御可能装置の1つ又は複数のリソース記述ファイルの内の1つに対するプロキシとして働くソフトウェアアプリケーション、
を含む、
請求項1乃至18のいずれか一項に記載のシステム。
【請求項20】
前記通信機構の内の1つの通信機構を前記通信機構の内の別の通信機構に変換し再送するゲートウェイ装置、
をさらに含む、請求項1乃至19のいずれか一項に記載のシステム。
【請求項21】
プロセッサ、メモリ、通信機構、及び近接センサを有し、前記制御可能装置のためのリソース記述ファイルにアクセスできないセンチネル装置であって、前記コントローラ装置と前記センチネル装置間でいったん通信が発生すると、前記コントローラ装置を1つ又は複数の他の装置と関連付けるセンチネル装置、
をさらに含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項22】
前記制御可能装置及び前記コントローラ装置の各々は、
認証証明書を含み、前記他の装置の内の1つが、いったん前記制御可能装置及び前記他の制御される装置が互いに近接にもたらされると、前記制御可能装置と使用可能な前記制御可能装置の使用のための物理アクセスコントローラになる、請求項21に記載のシステム。
【請求項23】
前記制御可能装置の前記プロセッサが、前記制御可能装置の1つ又は複数のリソース記述ファイルと対話するために、1つ又は複数のソフトウェアアプリケーションをトリガする、請求項9に記載のシステム。
【請求項24】
前記コントローラ装置の前記プロセッサが、前記コントローラ装置の1つ又は複数のリソース記述ファイルと対話するために、1つ又は複数のソフトウェアアプリケーションをトリガする、請求項10に記載のシステム。
【請求項25】
前記コントローラ装置が、
前記制御可能装置を制御するために、音声コマンドに応えて、前記1つ又は複数のリソース記述ファイル内で利用可能である音声活性化制御機構、
をさらに含む、請求項1乃至24のいずれか一項に記載のシステム。
【請求項26】
前記コントローラ装置の前記プロセッサが、前記コントローラ装置の前記メモリ内に、1つ又は複数の制御可能装置を制御する前記コントローラ装置の使用に関するデータを記憶する、請求項1乃至25のいずれか一項に記載のシステム。
【請求項27】
前記1つ又は複数の通信機構が、前記コントローラ装置の外部の前記記憶される使用に関するデータを通信するために使用される、請求項26に記載のシステム。
【請求項28】
前記使用に関するデータが、
前記コントローラ装置のアイデンティティと、
制御される1つ又は複数の前記制御可能装置のアイデンティティと、
前記コントローラ装置で使用されてきた前記制御可能装置機能を表すデータと、
任意の使用の前記日付及び/又は時刻と、
前記使用に関するデータの圧縮バージョンと、
の内の1つ又は複数を含む、請求項27に記載のシステム。
【請求項29】
前記コントローラ装置、前記制御可能装置又は他の装置の内の1つ又は複数と通信し、それらの装置と関連付けられたリソースを制御するアクセス制御装置、
をさらに含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項30】
前記コントローラ装置、前記制御可能装置又は他の装置の内の1つ又は複数と通信し、それらの装置との間の通信を認証し、承認し、説明する認証装置、
をさらに含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項31】
前記認証装置が、RADIUSプロトコルを使用する、請求項30に記載のシステム。
【請求項32】
前記制御可能装置を制御するための前記リソース記述ファイルの前記部分が、
前記制御可能装置のアイデンティティと、
前記制御可能装置のデジタル証明書と、
前記制御可能装置によって提供される通信インタフェースのリストと、
前記制御可能装置のリソース記述ファイルの一部と、
前記制御可能装置のリソース記述ファイルが取得できるユニフォームリソースロケータと、
の内の1つ又は複数を含む、請求項1乃至31のいずれか一項に記載のシステム。
【請求項33】
プロキシ装置と1つ又は複数のコントローラ装置の間の通信を管理するためのシステムであって、各コントローラ装置が1つ又は複数の制御可能装置の1つ又は複数のリソース記述ファイルへのアクセス、及び前記1つ又は複数の制御可能装置を制御する権限を必要とし、前記システムが、
プロキシ装置であって、プロセッサ、メモリ、コントローラ装置の前記近接を検出するための近接センサ、1つ又は複数の通信機構を有し、前記1つ又は複数の通信機構の内の1つが少なくとも1つの近距離無線通信機構を含む近接通信機構であり、前記プロキシ装置が、1つ又は複数のリソース記述ファイルにアクセスでき、それらのリソース記述ファイルの内の1つがそれぞれの制御可能装置を制御するためにリソースの少なくとも一部を表すデータを含む、プロキシ装置と、
コントローラ装置であって、プロセッサ、メモリ、プロキシ装置の前記近接を検出するための近接センサと、1つ又は複数の通信機構を有し、前記1つ又は複数の通信機構の内の1つが少なくとも1つの近距離無線通信機構を含む近接通信機構である1つ又は複数の近接通信機構を有し、前記コントローラ装置は、1つ又は複数の制御可能装置の前記1つ又は複数のリソース記述ファイルにアクセスできない、コントローラ装置と、
を含み、
前記プロキシ装置及び前記コントローラ装置が、それぞれの近接センサの内の少なくとも一方が他方の装置の近接を確認するように一緒にされた後、データを交換するために前記近接通信機構を使用して無線で通信し、前記コントローラ装置が前記1つ又は複数のそれぞれの制御可能装置を制御できるよう、前記コントローラ装置の前記プロセッサにより前記リソース記述ファイルの処理するために、前記通信機構の1つ又は複数を使用して前記コントローラ装置の前記メモリに、1つ又は複数の制御可能装置の1つ又は複数のリソース記述ファイルを伝達する、
システム。
【請求項34】
前記プロキシ装置及び前記コントローラ装置によって信頼される装置であるセンチネル装置をさらに含み、
前記センチネル装置が、プロセッサ、メモリ、コントローラ装置の前記近接を検出するための近接センサ、1つ又は複数の通信機構を有し、前記1つ又は複数の通信機構の内の1つが、少なくとも近距離無線通信機構を含む近接通信機構であり、
前記センチネル装置及び前記コントローラ装置が、それぞれの近接センサの内の少なくとも一方が他方の装置の近接を確認するように一緒にされた後、データを交換するために前記近接通信機構を使用して無線で通信し、前記センチネル装置により前記プロキシに少なくとも前記コントローラ装置のアイデンティティを伝達し、
前記コントローラ装置及び前記プロキシ装置が、それぞれの近接センサの内の少なくとも一方が他方の装置の近接を確認するように一緒にされた後、データを交換するために前記近距離無線通信機構を使用して無線で通信し、前記コントローラ装置により前記1つ又は複数のそれぞれの制御可能装置を制御できるよう、前記コントローラ装置の前記プロセッサにより前記リソース記述ファイルを処理するために、前記通信機構の内の1つ又は複数を使用して前記コントローラ装置の前記メモリに1つ又は複数の制御可能装置の前記1つ又は複数のリソース記述ファイルを伝達する、請求項33に記載のシステム。
【請求項35】
コントローラ装置と他のコントローラ装置の間の通信を管理するためのシステムであって、前記他のコントローラ装置が、1つ又は複数の制御可能装置の内の1つ又は複数のリソース記述ファイルへのアクセス、及び前記1つ又は複数の制御可能装置を制御する権限を必要とし、前記システムが、
コントローラ装置であって、プロセッサ、メモリ、コントローラ装置の前記近接を検出するための近接センサ、1つ又は複数の通信機構を有し、前記1つ又は複数の通信機構の内の1つが少なくとも近距離無線通信機構を含む近接通信機構であり、前記コントローラ装置は、コントローラ装置アイデンティティ、コントローラ装置暗号鍵/復号鍵、及び1つ又は複数の制御可能装置の前記アイデンティティを有する、コントローラ装置と、
他のコントローラ装置であって、プロセッサ、メモリ、前記コントローラ装置の前記近接を検出するための近接センサ、1つ又は複数の通信機構を有し、前記1つ又は複数の通信機構の内の1つが少なくとも1つの近距離無線通信機構を含む近接通信機構であり、前記他のコントローラ装置は、1つ又は複数の制御可能装置の前記1つ又は複数のリソース記述ファイルにアクセスできない、他のコントローラ装置と、
を含み、
前記コントローラ装置及び前記他のコントローラ装置が、それぞれの近接センサの少なくとも一方が他方の装置の前記近接を確認するように一緒にされた後、少なくとも前記コントローラ装置アイデンティティ、前記コントローラ装置暗号鍵/復号鍵、及び1つ又は複数の制御可能装置の前記アイデンティティを表すデータを交換するために、前記近距離無線通信機構を使用して無線で通信し、前記他のコントローラ装置の前記プロセッサが、受信されたそれぞれの制御可能装置アイデンティティを使用して、制御可能装置との通信を確立するために通信機構を使用し、前記それぞれの制御可能装置からメッセージを受信し、前記コントローラ装置の前記受信された暗号鍵で前記受信されたメッセージを暗号化し、前記他のコントローラ装置と前記それぞれの制御可能装置の間で信頼を確立するために前記それぞれの制御可能装置に前記暗号化されたメッセージを通信して戻し、前記他のコントローラ装置により前記それぞれの制御可能装置を制御できるよう、前記他のコントローラ装置の前記プロセッサにより前記1つ又は複数のリソース記述ファイルを処理するために、前記通信機構の1つ又は複数を使用して前記他のコントローラ装置の前記メモリに、1つ又は複数の制御可能装置の1つ又は複数のリソース記述ファイルを伝達する、システム。
【請求項36】
請求項1で定義される制御可能装置と、1つ又は複数のコントローラ装置と、1つ又は複数の制御可能装置の間の無線通信を、
リソース記述ファイルの少なくとも一部にアクセスがある前記制御可能装置、及び前記制御可能装置のリソース記述ファイルにアクセスできない前記コントローラ装置、及び前記コントローラ装置が前記制御可能装置のリソース記述ファイルを利用できるようにするために無線で通信する前記コントローラ装置の近接を確認するステップ、
によって管理するための方法。
【請求項37】
各装置が認証証明書を有し、前記方法が、
前記制御可能装置及び前記コントローラ装置が互いを認証するステップ、
をさらに含む、請求項36に記載の方法。
【請求項38】
前記方法が、
前記コントローラ装置によって1つ又は複数のリソース記述ファイルを解釈し、前記コントローラ装置がその中で参照される全てのリソースにアクセス可能であるのかを判断し、アクセス可能ではない場合には、前記リソースにアクセスするステップ、
をさらに含む、請求項36に記載の方法。
【請求項39】
前記方法が、
前記リソース記述ファイルの1つ又は複数内の所定のリソースの前記コントローラ装置による呼び出しステップ
をさらに含む、請求項36に記載の方法。
【請求項40】
前記コントローラ装置が1つ又は複数のソフトウェアアプリケーションを含み、前記方法が、
前記リソース記述ファイル内の関連付けられたリソース、及び/又は選択されたソフトウェアアプリケーションを呼び出すために外部トリガ入力を受け入れるステップ、
をさらに含む、請求項36に記載の方法。
【請求項41】
前記外部トリガが、放送媒体に含まれる情報から受信される、請求項40に記載の方法。
【請求項42】
前記外部トリガが、受信された無線信号に含まれる情報から受信される、請求項40に記載の方法。
【請求項43】
前記コントローラ装置がディスプレイ機構を含み、前記方法が、
前記制御可能装置の1つ又は複数のリソース記述ファイルから、前記コントローラ装置の前記ディスプレイ機構上の前記制御可能装置のための1つ又は複数の表示されたページでユーザインタフェースを生成するステップ、
をさらに含む、請求項36に記載の方法。
【請求項44】
前記コントローラ装置が、1つ又は複数のソフトウェアアプリケーションを含み、前記方法が、
前記制御可能装置から前記コントローラ装置による通信を受信するステップと、
前記コントローラ装置で1つ又は複数のソフトウェアアプリケーションを実行するステップと、
をさらに含む、請求項36に記載の方法。
【請求項45】
前記コントローラ装置が1つ又は複数のソフトウェアアプリケーションを含まない場合に、前記方法が、
前記コントローラ装置によって1つ又は複数のソフトウェアアプリケーションにアクセスするステップ、
をさらに含む、請求項36に記載の方法。
【請求項46】
前記コントローラ装置が1つ又は複数のソフトウェアアプリケーションを含み、前記方法が、
ユーザ対話、又は前記制御可能装置から受信される通信、及び/又は放送媒体から受信される通信に応えて前記ソフトウェアアプリケーションの内の1つ又は複数を実行するステップ、
をさらに含む、請求項36に記載の方法。
【請求項47】
前記コントローラ装置が1つ又は複数のソフトウェアアプリケーションを含み、前記方法が、
ユーザ対話、または前記制御可能装置から受信される通信、及び/又は無線機構から受信される通信に応えて前記ソフトウェアアプリケーションの内の1つ又は複数を実行するステップ、
をさらに含む、請求項36に記載の方法。
【請求項48】
前記コントローラ装置が1つ又は複数のリソース記述ファイルを有し、前記方法が、
前記コントローラ装置の1つ又は複数のリソース記述ファイルを、前記制御可能装置に通信するステップ、
をさらに含む、請求項36に記載の方法。
【請求項49】
前記制御可能装置の1つ又は複数のリソース記述ファイルを取得するために、前記コントローラ装置との近接を確認し、前記制御可能装置と、認証に十分な情報を交換する第3の装置をさらに含む、請求項36に記載の方法。
【請求項50】
請求項1に定義される制御可能装置と、コントローラ装置と、前記制御可能装置又は前記コントローラ装置の前記リソース記述ファイルを有さない別の制御可能装置又はコントローラ装置との間の無線通信を、
前記制御可能装置及び他の装置のリソース記述ファイルにアクセスがある前記コントローラ装置の近接を確認して、前記他の装置が前記制御可能な装置の前記リソース記述ファイルを利用できるようにするために、前記制御可能装置を制御するための前記リソースの少なくとも一部を前記コントローラ装置及び他の装置の間で通信するステップ、
によって行うための方法。
【請求項51】
前記制御可能装置を制御するための前記リソースの前記一部が、以下
前記制御可能装置のアイデンティティと、
前記制御可能装置のデジタル証明書と、
前記制御可能出バイアスによって提供される通信インタフェースのリストと、
前記制御可能装置のためのリソース記述ファイルの一部と、
前記制御可能装置のための1つ又は複数のリソース記述ファイルが取得できるユニフォームリソースロケータと、
前記コントローラ装置による使用のための、前記制御可能装置のためのグラフィックユーザインタフェース仕様と、
前記コントローラ装置による使用のための、前記制御可能装置のためのマシン間インタフェース仕様と、
前記制御可能装置のための入力及び出力仕様と、
の内の1つ又は複数を含む、請求項50に記載の方法。
【請求項52】
前記入力及び出力仕様が、
前記制御可能装置の信号入力ポート及び信号出力ポートの仕様と、
前記制御可能装置の前記入力ポート及び前記出力ポートの前記通信プロトコルの仕様と、
前記ユーザが、コントローラ及び制御可能装置の前記システムを管理するのを支援するための仕様と、
前記ユーザが、ユーザが1つ又は複数のコントローラもしくは制御可能装置を互いに又は他の装置に接続するのを支援するための命令のセットを表示するのを支援するための仕様と、
を含む、請求項50に記載の方法。
【請求項53】
前記制御可能装置がディスプレイ及びユーザインタフェースを含み、前記方法が、
分類タグ、ウィジェット、及び前記コントローラ装置によって取得可能である1つ又は複数のリソース記述ファイルを使用する又はアクセスするためのスタイルシート、
の内の1つ又は複数を使用することによって前記制御可能装置の前記ディスプレイを修正するステップ、
をさらに含む請求項52に記載の方法。
【請求項54】
前記制御可能装置の前記ディスプレイに電子番組ガイドを表示するステップ、
を含む、請求項53に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、リモコン、及び遠隔で操作される装置の分野に関し、さらに詳細にはコントローラと1つ又は複数の制御可能装置の間の対話を管理することに関する。
【背景技術】
【0002】
現代の多くの台数の家庭用機器には、リモコンが付いてくる。これにより、ユーザは便利な位置から機器を制御できる。しかしながら、ユーザが追加の電化製品を購入するにつれ、これによりユーザは、それぞれが特定の1台の機器用の多くのリモコンを取得することになる。例えば、テレビ、DVDプレーヤ、ステレオ、有料テレビボックス、及び他の電化製品用に別々のリモコンがある場合がある。
【0003】
さらに、多くの現代のリモコンは、多数の機能を提供する。これはユーザにより大きな制御を与えるが、それにより遠隔操作は複雑且つ分かりにくくなることがある。
【0004】
それぞれが多数の機能を備えた多数のリモコンを有することの影響が悪化し、リモコン自体が提供する便利さが大幅に減ぜられる。1つの既存の解決策は「ユニバーサル」リモコン―複数の装置を制御できる単一のリモコン―である。単一のユニバーサルリモコンは、多くの他のリモコンを置換するために使用できる。
【0005】
現在の状況は、
図2aから
図2cに描かれている3つの世代の遠隔操作技術に大きく分類できる。第1世代のリモコンは、1台の電化製品用の完全な制御コードを含み、たまに第2の電化製品用に部分的な制御コードを含む。例えば、TVのリモコンが、DVDプレーヤ用に共通して使用されるいくつかの機能も有することがある。制御コードは固定され、工場で製造メーカによってインストールされる。通信媒体は、通常、赤外線を利用し(RFシステムもある)、コントローラから電化製品への一方向専用チャネルを提供する。第2世代のリモコンは、多くの電化製品用の制御コードを含むことができる。制御コードは、工場で製造メーカによってインストールされるか、又はユーザによって後でプログラムできるかのどちらかである。
【0006】
プログラミングは、ユーザが、インターネット上のサーバからコンピュータに適切な制御コードをダウンロードし、次にコンピュータ上のソフトウェアがリモコンにこのコードをインストールすることによって達成される。通信媒体は、通常、赤外線を利用し、コントローラから電化製品への一方向専用チャネルを提供する。
【0007】
さらに、ユーザにとってのプログラミングの状況は、前もってプログラムされた「マクロ」シーケンスでいくつかの装置を制御できるそれらのプログラマブルユニバーサルリモコンにとってさらに複雑化している。例えば、DVDプレーヤ及びテレビの電源をオンにし、TVをDVDにとって正しいAV入力に変更し、DVD再生を開始する「Play DVD(DVD再生)」と名付けられたシーケンスが作成できるだろう。
【0008】
第3世代のリモコンは、第2世代に非常に似ているが、それらのリモコンが他のリモコンから発せられる制御コードを「学習する」ことができる学習機能を含んでいる。通信媒体は、通常、赤外線を利用し、コントローラから電化製品への一方向専用チャネルを提供する。
【0009】
RF4CEとして知られる新しい遠隔操作技術が出現しつつある。この技術は多くの方法で現在の状況を改善する。最初に、この技術は、壁を貫通し、より長い距離で伝搬できる無線周波数システムで、赤外線システムを置換する。第2に、この技術は、多くの共通した視聴覚電化製品用の制御コードを含む、CERCとして知られている標準制御プロファイルを実装している。消費者用機器の製造品の工業連盟は、この標準プロファイルに準拠する電化製品の提供を計画している。これは、ある製造メーカによって作られるリモコンと、別の製造メーカによって作られる電化製品の間の基本的なレベルのインターオペラビリティーを約束する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
しかしながら、RF4CEによって提供される解決策は依然として完成には程遠い。RF4CEは、プロファイルを実装する全ての関係者が、それによってどの特長及び機能が提供されるべきなのかに関して合意しなければならない固定したプロファイルシステムを使用する。認定されなければならない装置の場合、装置はプロファイルを完全に実装しなければならない。これが製造メーカにとって多くの問題になっている。
【0011】
問題は、製造メーカが、どの機能が標準プロファイルに含まれるべきか、及びどれが含まれるべきではないかに関して合意しなければならないときに始まる。標準プロファイルに含まれないあらゆる機能は、ベンダに特殊なプロファイルに入れられなければならない。標準プロファイルだけを実装するそれらの装置の場合、製造メーカの1つの製品と次の製品の間にほとんど又は全く区別がない。標準プロファイルに加えてベンダに特殊なプロファイルを実装する装置の場合、別のベンダのリモコンは、ベンダに特殊なコマンドセットを発行することができず、これはユーザにとっては不十分な状況である。
【0012】
標準プロファイルが有用であるためには、標準プロファイルは、コマンドの適度に包括的なセットを有さなければならない。これは、低コスト製品の製造を希望するそれらの製造業者にとって問題になる。コストを低減するためには、製造メーカは少数の機能だけを実装する必要があるが、これを行うと、彼らの製品は標準プロファイルの全ての特長を実装しないために認定できない。
【0013】
さらに、標準プロファイルを実装するリモコンが使用されるとき、低コスト装置は全ての標準的な特長を実装しないために、リモコン上の全機能が機能せず、これはユーザにとって面倒である。実際には、これらのRF4CEリモコンは、改善された第2世代の技術である。
【0014】
現在の遠隔操作技術の制限のため、リモコンの使用は、一般に局所化された状況に制限されている。つまり、リモコンは、それが制御する電化製品と同じ場所に留まる。リモコンが、再プログラムされない限り「外来の」電化製品を制御することができないであろうために、現在のリモコンのユーザは、リモコンを、そのリモコンが制御できる電化製品を含む場所から持ち去らない。
【0015】
人気のあるメディアプレーヤ等のいくつかの新しい装置は、それらが結合できる外部付属品を備えている。例えば、iPodは、強力なHiFiユニット、携帯型ステレオ、クロックラジオユニット等の、それ専用に設計された多くの種類の外部付属品とドッキングできる。ただし、消費者及び製造メーカにとっての問題は、Appleが、占有技術を使用し、遠隔操作を容易にしない、機械的なコネクタによって妨げられるドッキングインタフェースを厳しく管理している点である。
【0016】
かかる構成を使用することは融通が利かず、リモコンに適切な無線通信技術を提供するためにコントローラと装置の間の有線接続、又はプラグインドングルを必要とし、さらにはユーザは、そのすべてを機能させるためのダウンロードソフトウェアアプリケーションを見つける必要がある。
【0017】
最後に、現在、リモコンを備えていない装置(例えば、洗濯機、ドライヤ、オーブン、電灯、コンセント等)及び現在は存在していないが、将来作り出されるだろう新しい装置は、真にユニバーサルなコントローラによって制御され、且つそれと対話する能力、及び制御インタフェースが新しい電化製品のためにそれ自体を自動的に構成し、コントローラ又は装置のソフトウェア又はハードウェアに修正を加えずに、製造メーカによって容易に拡張可能となり、ユーザによってカスタマイズ可能となる能力から大きく恩恵を受けるだろう。
【0018】
したがって、本発明の目的は、前述された問題及び不利な点の1つ又は複数を削減する又は改善し、コントローラと1つ又は複数の電子的に制御可能装置間での情報又は操作の交換及び制御に関して現状を前進させることである。
【課題を解決するための手段】
【0019】
本発明、及びある装置と1つ又は複数の他の装置の間の無線通信を管理するための構成の態様において、構成は、プロセッサ、メモリ、通信機構、及び近接センサを有し、少なくとも第1の装置のリソース記述ファイルにアクセスできる第1の装置と、プロセッサ、メモリ、通信機構、及び近接センサを有し、第1の装置のリソース記述ファイルにアクセスできない第2の装置とを含み、第1の装置及び第2の装置が、第1の装置及び第2の装置の近接を確認する等のために、物理的な接点を含み一緒にされ、その結果第1の装置及び第2の装置が無線で通信することができ、したがって第2の装置のメモリは、第2の装置のプロセッサによる処理のために第1の装置の少なくともリソース記述ファイルを利用できる。
【0020】
本発明の例示的な実施形態は、添付図面に関して説明される。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【
図2a】装置を制御するための第1世代(基本)のリモコンの概念図である。
【
図2b】複数の装置を制御するための第2世代(ユニバーサル)のリモコンの概念図である。
【
図2c】複数の装置を制御するための第3世代(学習)のリモコンの概念図である。
【
図3】ADRCプロトコルに従うコントローラと装置の間の関連付けのライフサイクルを示す図である。
【
図4】コントローラと装置間の関連付けが、近接タッチジェスチャを使用してどのように達成できるのかを示す概念図である。
【
図5】それによってソフトウェア装置を制御できる構成を示す概念図である。
【
図6】プロキシ装置が導入される構成を示す概念図である。
【
図7】新しいコントローラと既存の装置間の自動的な関連付けを容易にできる2台のコントローラ間の構成を示す概念図である。
【
図8】センチネル装置がPAN上のコントローラと装置の間の関連付けを容易にできる構成を示す概念図である。
【
図9】第1の装置(制御可能装置)を示すブロック図である。
【
図10】第1の装置との関連付けの前と後両方の第2の装置(コントローラ)を示すブロック図である。
【
図11】アクセス制御装置、コントローラ、及びアクセス制御が遠隔操作システムに導入されている装置の間の構成を示す図である。
【
図12】1つ又は複数のPAN上の装置が、遠隔位置にあるコントローラによって制御できる構成を示す概念図である。
【
図13】装置が、TVの代わりにコントローラのディスプレイ上にどのようにメニュー及び他のステータス情報を表示してよいのかを示す概念図である。
【
図14】情報がどのようにして、フリートゥエアネットワーク上で放送され、装置によって受信され、コントローラにイベントとして伝達されてよいのかを示す概念図である。
【
図15】既存の遠隔操作技術を実装する装置を制御するために適切なフォーマットに、コントローラからの通信を変換するゲートウェイ装置を示す概念図である。
【
図16】本発明によるコントローラの好ましい実施形態の内部ブロック図である。
【
図17】本発明による装置の好ましい実施形態の内部ブロック図である。
【
図18】本発明によるゲートウェイ装置の好ましい実施形態の内部ブロック図である。
【
図19】本発明によるセンチネル装置の好ましい実施形態の内部ブロック図である。
【
図20a】ADRCプロトコルによって定義される方法を説明するフローチャートである。
【
図20b】ADRCプロトコルによって定義される方法を説明するフローチャートである。
【
図20c】ADRCプロトコルによって定義される方法を説明するフローチャートである。
【
図20d】ADRCプロトコルによって定義される方法を説明するフローチャートである。
【
図20e】ADRCプロトコルによって定義される方法を説明するフローチャートである。
【
図21a】リソース記述ファイル内部のコンテンツの例を示す図である。
【
図21b】リソース記述ファイル内部のコンテンツの例を示す図である。
【
図21c】リソース記述ファイル内部のコンテンツの例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
以下に詳細に説明される本発明は、一般に、コントローラが任意の種類の電化製品又は汎用装置を制御し、それと対話できるように適応され、システムがコントローラと自己記述的な装置の間の簡略な関連付け以外に動作するために、ユーザが任意のセットアップ又は設定を実行することを必要としない、新しく且つ創意に富んだ遠隔操作技術を開示する。
【0023】
本発明においては、
『自己記述的な装置』、又は単に「装置」は、ハードウェア又はソフトウェアアプリケーションの品目を等しく指し、
機構は、ハードウェア又はソフトウェアのどちらか、もしくは両方の組み合わせで実現できる機能性を指し、
ディスプレイ機構は、LCD、タッチスクリーン、又は投射システム等の、ユーザに視覚的な情報を表示できる品目を指し、
第1の装置は、少なくともそのリソース記述ファイルにアクセスできる装置である。この装置は、ハードウェア又はソフトウェアのどちらか、もしくは両方の組み合わせで実現できる。第1の装置の実装の一例は、制御可能装置であり、
第2の装置は、第1の装置のためのリソース記述ファイルにアクセスできない装置である。この装置は、ハードウェア又はソフトウェア、もしくは両方の組み合わせで実現できる。第2の装置の実装の一例は、コントローラ装置、又は単にコントローラである。
【0024】
図1は、無線通信リンク200を介して伝搬されるプロトコル手段2000、2100、2200、2300、2400、2500を使用して、本発明の教示に従って自己記述的である1つ又は複数の装置300と通信する1つ又は複数のコントローラ100を含む遠隔操作システムを開示する。さらに、コントローラ100は、それ又はユーザが対話する必要がある場合があるあらゆるリソースにアクセスするために、又は装置300のカスタマイズ化を達成するために、通信ネットワーク600を介してサーバ500とも通信してよい。
【0025】
装置300は、オートディスカバリ遠隔操作(ADRC)プロトコルを実装し、その結果少なくとも1つのリソース記述ファイル(RDF)を含む。ADRCプロトコルを使用し、コントローラ100は無線通信リンク200上で装置300と通信する。
【0026】
プロトコルステップ2000で、コントローラ100及び装置300は互いを発見し、以後、それらが双方向通信に自由に参加し得る関連付けを形成する。
【0027】
プロトコルステップ2100で、コントローラ100は、装置300のサブユニットごとにRDFを受信し、その中に示されるあらゆるリソースを取り戻そうと試みる。いったんこれらのリソースが取得されると、コントローラ100はRDF内の情報を使用し、装置300を制御するために必要且つ十分であるユーザインタフェースを動的に生成し、受信される可能性のあるイベントに応答するために必要とされるあらゆるハンドラリソースを構成する。
【0028】
プロトコルステップ2200で、コントローラ100は、装置300のための記述情報を受信する。記述情報は、製造メーカ、型、バージョン、及びリンクを含む項目を含むことがあり、これは装置300が実装することがある1つ又は複数のサブユニットのために提供される。
【0029】
プロトコルステップ2300で、ユーザは、音声命令を発行することによってであってよいユーザインタフェースからの制御を活性化し、コントローラ100は、RDF内の関連付けられた情報を使用して正しいコマンドコードシーケンスを策定し、コマンドコードシーケンスを受信し、関連付けられたコマンドを実装する装置300にこれを送る。
【0030】
プロトコルステップ2400で、装置300は、コントローラ100に、それが状態を変更したこと、又は何らかの他の状態の変化が発生したことを示す、求められていないイベント通知を送る。コントローラ100は、RDFに含まれる情報を使用して通知を解釈し、関連付けられたハンドラリソースを呼び出すことによって適切な応答を実施できる。
【0031】
プロトコルステップ2500で、コントローラ100及び装置300は、その関連付けを忘れ、もはや通信できない。
【0032】
前記に紹介されたように、現在の状況は、
図2aから
図2cに示される3つの世代の遠隔操作技術に広く分類できる。これらの図は前述されたが、詳説するために、制御可能装置は一般に300、及びコントローラは100として参照される。
【0033】
コントローラのディスプレイは110であり、ユーザ入力手段は120である。インターネットは、一般に600として示され、携帯型PCは500と番号が付けられ、コントローラによって学習されているリモコンは、130として参照される。
【0034】
次の説明が、コントローラ及び装置が、装置が非常に近いので、それらが実際に触れているときに活性化する近接タッチジェスチャを介して最初に互いを発見する実施形態に基づいていることを理解されたい。近接に基づいた発見は、以下の理由から消費者用電化製品にとって好ましい実施形態と見なされている。つまり、近接に基づいた発見は、ユーザがコントローラと装置間の関連付けを形成するための最も便利で、操作が容易な方法を提供し、それは全ての装置とコントローラ間の適切な「デフォルト」通信チャネルであり、それは、発見を装置及びコントローラ上で実装されるPAN/LAN技術とは無関係とすることができ、それは暗号鍵等の機密情報を交換するための安全な機構であり、それは構築価格にほとんどコストを加算しない。
【0035】
図3は、コントローラ100と、7つの段階317、319、321、323、325、327、及び329から成る装置300の間の関連付けのライフサイクルを示す。
発見317
【0036】
関連付けを確立するために、装置300は最初にコントローラ100を発見しなければならない。
【0037】
発見は、
・PANプロトコルによって提供される発見機構、例えば、RF4CEプロトコルのNLMEによって提供される発見特長と、
・LAN上で提供される発見サービス、例えばAvahiと、
・近接機構、例えば近距離無線通信(NFC)、又は通常5cm未満の非常に狭い範囲で検出及び通信を可能にする何らかの他の誘導結合方法、バーコード読み取り等の光学的な方法、テープヘッド内で利用されるような磁気的な方法、OneWire等の電気的な方法、及びRFID等の無線周波数方法と、
を含むいくつかの方法を使用して達成されてよい。
【0038】
近接タッチジェスチャ方法を使用して、装置及びコントローラは、それらがいつ実際に触れているのかを検知できる。いったん近接すると、それらは短距離通信リンクで情報を交換できる。それらが互いに無線接続を達成するために必要な通信設備を有しているかどうかを決定できるようにする情報が渡される。
【0039】
発見317は、分離329にリンクされてもよい(333)。
関連付け319
【0040】
アプリケーションに応じて、装置300は、コントローラ100が認証する、またはその逆を必要とすることがある。認証が必要とされ、無事に完了すると、装置300及びコントローラ100は互いとのネットワーク接続を確立するために必要とされる任意の情報を交換する。例えば、ネットワークがRF4CEPANであると、コントローラ100はPAIR.requestメッセージをNLMEに送り、装置300はPAIR.responseで応答するであろう。成功すると、両方関係者とも互いと「組になり」、ここで自由に通信できる。
プロビジョニング321
【0041】
装置300と対話するために、コントローラ100は特定の情報、及びデータ又はソフトウェアアプリケーション等の他のリソースを必要とすることがある。これらはRDFに指定されている。プロビジョニングは、それによってRDFが取得され、その中に指定される任意の他のリソースが取得され、インストールされるプロセスである。
列挙323
【0042】
列挙は、それによって装置30がそのサブユニットのそれぞれの記述情報をコントローラ100に提供する機構である。この情報は、製造メーカのアイデンティティ、型、バージョン、RDFが検出される可能性がある場所への任意選択のリンク、及び特定のアプリケーションによって必要とされる可能性がある任意の追加の情報を含む。
【0043】
列挙323は、使用327にリンクされてもよい(331)。
活性化325
【0044】
プロビジョニング段階の間に取得されるリソースのいくつかは、ソフトウェアアプリケーションであってよく、自動的に起動される必要がある場合がある。これは、活性化段階で行われる。
使用327
【0045】
いったん前の段階が完了すると、コントローラ100は、ユーザが装置300を制御するために必要とされる設備を提供できる。さらに、装置300が求められていないイベント通知を生成できる場合には、これらを処理するためにコントローラ100によって必要とされる設備はここに整っている。
分離329
【0046】
例えば装置がAV機器の品目であり、所有者がそれを別の関係者に売却することを決定する場合等、なんらかの時点で、装置300とコントローラ100の間の関連付けを壊すことが必要となる場合がある。分離段階の間に、装置とコントローラ間で前に形成された関連付けは忘れられる。
【0047】
図4は、ユーザ417と、彼らのコントローラ419と、この例ではTVである制御可能装置300の間の関連付けが、近接タッチ技法、及び419としても示されている関連付けられた電子操作可能な交換を使用してどのように達成できるのかを示す概念図である。
【0048】
図5を参照して、続く段落は、デスクトップコンピュータ又はラップトップコンピュータで実行するソフトウェアアプリケーションを制御するために適切なADRCプロトコルの実施形態を開示する。
【0049】
コンピュータ500は、1つ又は複数の通信インタフェース、例えば有線ネットワークアダプタ540又は無線ネットワークアダプタ550をサポートする。これらの通信インタフェースは、複数のインタフェースによって提供されるネットワーク機能性にソフトウェアアプリケーションがアクセスすることを便利にする、通常、コンピュータにインストールされているオペレーティングシステムのネットワークマネージャ570によって管理される。本実施形態のADRCプロトコル機能性は、集積回路チップ400及びソフトウェアサービス510の両方として実装される。
【0050】
集積回路チップ400は、2つの主要な機能を有する。第1に、集積回路チップは、電源ユニット560を、コントローラ100によってオンになるように命令できるように、プロキシ装置として働く。これによって、コンピュータ500を、まさに任意の他の電化製品のようにオンにすることができる。第2に、集積回路チップは、ネットワークマネージャ570にPAN通信インタフェースを提供する。これによって、コンピュータ500は、「ソフトコントローラ」機能性を実装することによってコントローラ100の実施形態となることができ、したがってそれがPAN上の他の装置を制御できるようにする。
【0051】
サービス510は、コンピュータ500上のソフトウェアアプリケーションを、任意の他の装置と同じようにコントローラ100によって管理できるように、プロキシ装置として働く。サービス510はネットワークマネージャ570を介してネットワーク通信設備にアクセスし、加えてサービスは、APIを使用するソフトウェアアプリケーション520を開発し、その結果コントローラ100によって遠隔操作できるようにアプリケーションプログラミングインタフェース(API)530を提供する。ソフトウェアアプリケーション520がコンピュータ500にインストールされるとき、インストール手順はさらにアプリケーションをサービス510に登録する。これは、例えば、アプリケーションのRDFをサービス510のプロファイルキャッシュ領域にコピーすることによって達成されてよい。登録された各ソフトウェアアプリケーションがコンピュータ500のサブユニットであるように見えるようにすることは、サービス510の機能である。
【0052】
好ましい実施形態では、サービス510は、それ自体を、ZeroConfの実装例の1つ、例えばLinuxシステム用のAvahi、又はAppleシステム用のBonjour等のLANに基づいたサービス発見プロトコルに登録する。コントローラ100は、そのLANインタフェース140及びサービス発見プロトコルを使用して、このようにして、従来のLANに基づいた方法を使用するコンピュータ500上でサービス510を発見し、サービス510と関連することができる。
【0053】
本発明の教示に従って、コントローラ100は、次にサービス510にそのサブユニット(このケースでは、登録されたソフトウェアアプリケーション)を列挙するように要求する。次に、コントローラ100は、列挙プロセスによって返される記述情報を使用して、それがサブユニットごとのRDFを有しているかを判断する。有していない場合、RDF及びその中に指定されるあらゆるリソースが、前述されたように提供され、インストールされ、活性化される。この点で、コンピュータ500上の各登録ソフトウェアアプリケーションのアイコンは、コントローラ100によって提示されるユーザインタフェース上で利用できる。
【0054】
使用段階では、グラフィックユーザインタフェース上の(ソフトウェアアプリケーションを表す)装置アイコンは、ソフトウェア装置が現在オン(実行中)であるのか、又はオフ(実行していない)のかを示すことができる。ユーザが、オフである装置のアイコンを活性化すると、コントローラ100はその装置のための「オンコマンド」を、次に、実行中の、関連付けられたソフトウェアアプリケーション520を設定するサービス510に送る。ユーザが装置のための「オフボタン」を活性化すると、コントローラ100は、次にソフトウェアアプリケーション520を止める(停止する)サービス510に、その装置用の「オフコマンド」を送る。
【0055】
ユーザが装置のためのコマンドボタンを活性化すると、コントローラ100は関連付けられたコマンドシーケンスを、次にAPI530を介して関連付けられたソフトウェアアプリケーション520にこれを渡すサービス510に送る。その後、ソフトウェアアプリケーション520は、API30を介してコマンドシーケンスを受信し、関連付けられたコマンドを実行する。
【0056】
ソフトウェアアプリケーション520は、コマンドに応えて、API530にデータを送ってよく、サービス510は、コントローラ100にこれを配信する。例えば、ソフトウェアがスライドショーアプリケーションであり、ユーザが次のスライドに変わるためのコマンドを送ると、ソフトウェアアプリケーション520はユーザに対し、ディスプレイのためのスピーカノートを送ってよい。
【0057】
ソフトウェアアプリケーション520は、API530に対する、求められていないイベント通知を生成してよく、サービス510はこれらをコントローラ100に配信する。例えば、ソフトウェアがメディアプレーヤアプリケーションであり、音楽トラックが再生中である場合には、イベントは、経過した時間ステータスディスプレイを更新するために毎秒コントローラ100に設定できるだろう。
【0058】
サービス510は、コンピュータ500のオペレーティングシステムにインタフェースを提供してもよい。このインタフェースは、コントローラ100がコンピュータハードウェアをオフにし、オペレーティングシステムの多様な設定値を構成し、オペレーティングシステム及びハードウェアの状態を問い合わせることができる能力を提供してよい。
【0059】
図6を参照して、続く段落は、M台のコントローラとN台の装置間の関連付けを形成するタスクが、ユーザのために大幅に簡略化される構成を開示する。
【0060】
特定のPANに基づいたネットワーキングシステムでは、ユーザは、各コントローラMと装置Nの間の関連付けを形成するように要求される。関連付けの数がM*N(M及びNの積)であるため、これは、比較的早急にユーザにとって不便となる。例えば、ある家庭が3台のコントローラ及び5台の装置(例えば、TV、DVD、STB、エアコン、加熱サーモスタット)を有していると、15の関連付けが行われなければならないだろう。この数は、受容性の限界と近似している。しかしながら、別の家庭が3台のコントローラ及び20台の装置(AV機器、電灯スイッチ、調節器、コンセント等)を有していた場合、関連付けの数は、明らかにセットアップに不便であり、管理が困難である60になるだろう。
【0061】
この状況を緩和するために、プロキシ装置700が遠隔操作システムに導入されてよい。この構成では、各装置1...Nは、プロキシ700との関連付けを形成し、各コントローラ1...Mもプロキシとの関連付けも形成する。したがって、N+Mの関連付けがある。以前の例を続けると、家庭1では、現在、15と比較して8の関連付けがあり、家庭2の場合、60と比較して23の関連付けがあるだろう。したがって、プロキシ700の導入は、ユーザがセットアップし、保守しなければならない関連付けの数を大幅に削減し、したがって結果として生じるシステムはより便利で、望ましくなる。
【0062】
プロキシ700は、前述されたサービス510に類似するように動いてよく、各装置300はプロキシ700のサブユニットになる。したがって、コントローラ100は、必要に応じて、コントローラ100から装置300に要求を、及び装置300からコントローラ100に応答を転送するプロキシ700と対話するためにADRCプロトコルを使用できる。
【0063】
図7を参照して、続く段落は、M台のコントローラとN台の装置の間の関連付けを形成するタスクが、プロキシ700を必要としなくても達成される、
図6に開示されている構成の代替構成を開示している。
【0064】
関連付け動作を調整するために、一方のコントローラ100(RC1)がコーディネータとして指定され、他方のコントローラ100(RC)が新入者として指定される。RC1は、最初に通常の方法で、装置300(AP1、AP2、AP3)と関連付けなければならない。RC2が装置300と関連付けられなければならないとき、ユーザは、最初に、プロキシジェスチャを使用してRC2をRC1と関連付ける。いったんこれが達成されると、支援された関連付けプロセスが、RC1が、それ自体の識別子(RC1.ID)、それ自体の秘密鍵(RC1.KEY)、及び装置300のそれぞれの関連付け情報(AP1.ID、AP2.ID、AP3.ID)を、本来安全である近接通信リンクを介してRC2に送ることによって続行する。このプロセスは、RC2が順に装置300のそれぞれと接続し、それらを関連付けるときに続行する。装置300と関連付けるために、RC2は、それと無線通信リンクを確立し、関連付けを要求する。関連付けが許可される前、装置300とRC2の間に信頼が確立されなければならない。信頼を確立するために、装置300は、ランダムメッセージMSGを策定し、それをRC2に送信する。次に、RC2は、対称暗号化アルゴリズムを使用してMSGを暗号化するためにRC1.KEYを使用し、その関連付け情報RC2.ID、信頼されたコーディネータのアイデンティティRC1.ID、及び暗号化されたメッセージENCRYPT(RC1.KEY、MSG)を装置300に送る。装置300は、RC1のためのその内部関連付け情報を調べ、RC1.keyを取得し、MSGを暗号化するためにそれを使用し、結果を、RC2によって送られたENCRYPT(RC1.KEY、MSG)と比較する。値が一致すると、装置300は次にRC2に対する信頼を確立し、RC2と装置300の間の関連付けが確立される。
【0065】
図8を参照して、続く段落が、コントローラが装置の閉鎖ネットワークに安全に導入できる構成を開示する。
【0066】
特定の状況では、それによってコントローラがPAN内の装置を発見する、又はPAN内の装置との関連付けを行うことが通常は可能ではない閉鎖PAN上で参加する装置のグループを構成することが有利であることがある。かかる構成の例はホテルである。ホテル内の各部屋は、TV、サーモスタット、多様な電灯及びランプ、クロックラジオ等、客が制御するためにそのコントローラを使用することを希望する多くの装置を有することがある。任意のコントローラが室内の装置との関連付けを自由に行うことができるならば、それは満足に行く状況ではないであろう。これが当てはまる場合、隣室の客は、自分の装置を『管理する』ことができるであろうが、どのような客も、自分自身の室内の、及び隣接する室内の装置、及びおそらく近傍の他の建物内の装置さえ含む、コントローラが潜在的に発見する装置によって圧倒される点をmoresする。追加の例は、公衆と接続するために消費者用機器を使用し、その機器と干渉することから公衆を除外する必要がある事務所及び他の建物を含む。
【0067】
この状況を緩和するために、センチネル800が遠隔操作システムに導入される。センチネル800は、信頼されている装置である。
図6に開示された構成に基づいた構成を使用すると、室内の閉鎖PANは、プロキシ700、及びプロキシと以前関連付けられた多くの装置300から成る。これらが閉鎖PANを形成し、任意のコントローラからの関連付けを許可しない。プロキシは部屋のドアに対する錠等のそれ自体で機能的な装置であってよい。プロキシ700は、センチネル800がそれに導入したコントローラとの関連付けだけを許すように構成される。センチネル800は、ホテルのレセプションデスク上に位置することがある。客がチェックインするとき、ホテルのスタッフは客に部屋を割り当て、これらの詳細はセンチネル800に渡され、次に客のコントローラ100が、それを認証するセンチネル800に渡される。コントローラ100が無事に認証されると、センチネルは、客が割り当てられた部屋のプロキシ700に、コントローラ100のアイデンティティを送り、プロキシ700の関連付け情報が、任意選択でコントローラ100に提供されてよい。ここでは、客が、ドアの上であることがあり、プロキシジェスチャ機能を有することがあるプロキシ700にコントローラ100を提示すると、プロキシはコントローラ100から関連付け要求を受け入れる。いったんコントローラ100がプロキシ700と関連付けると、コントローラ100は、部屋のPAN内の装置を、
図6に前述されたのと同様に制御できる。最後に、客がチェックアウトするとき、センチネル800は、コントローラ100と分離するようにプロキシ700に命令を送ることができる。
【0068】
図9は、マイクロプロセッサ、メモリ、近接センサ、近接通信機構、任意選択で無線通信機構、少なくとも1つの内部RDF、及び任意選択で外部に記憶されてよい他のRDFを含む制御可能装置を開示する。
【0069】
図10は、マイクロプロセッサ、メモリ、近接センサ、近接通信機構、任意選択で無線通信機構を含み、及び初期には任意の装置用のRDFを含まないコントローラを開示する。制御可能装置との関連付けの後、コントローラはその装置からの少なくとも1つのRDF、及び任意選択で、制御可能装置の外部に記憶される他のRDFに対する参照を含む。
【0070】
図11を参照して、続く段落は、コントローラ100及び装置300とアクセス制御を調整するアクセス制御装置700が導入される構成を開示する。
【0071】
いくつかの遠隔操作施設では、発生し得る多様な動作を制限することが有利な場合がある。例えば、自宅所有者が、どのコントローラが家庭内の装置と関連付けることができるのかを、家族の構成員に属するそれらのコントローラだけ、又はおそらく1台の「マスタ」コントローラだけに制限することを望むことがある。さらに、特定のコントローラで利用できる機能性を制限することも有利である場合がる。例えば、親は、自分の子供のコントローラ上のインターネットアクセスの可用性を一日の特定の時間に制限する、又はデータ帯域幅を日々の割り当て量に制限することを選ぶことがある。
【0072】
適切な特権をもつユーザは、アクセス制御装置700上でアクセス制御情報3000を作成してよい。これは、その目的専用のソフトウェアアプリケーションを使用して達成され得る。
【0073】
いったん所望されるアクセス制御情報が作成又は更新されると、アクセス制御装置700は、影響を受ける任意の装置300にアクセス制御リスト(ACL)3005を、及び影響を受ける任意のコントローラ100にACL3010を送出する。ここで、コントローラ100が装置300にコマンド3015を送ると、装置は、コントローラ100が要求された動作を実行する許可を有するかどうかを判断するために適切なACLと照合する。
【0074】
コントローラ100が許可をもたない場合、装置300は要求を実施するのではなく、代わりに、なぜ要求が拒絶されたのかをコントローラに知らせる。同様に、コントローラ100のユーザが特定の機能3020へのアクセスを要求するとき、コントローラ100は、その機能が与えられるべきかどうかを判断するために適切なACLを照合する。
【0075】
図12を参照して、続く段落は、装置700が、無線通信リンク200の範囲外にある別の場所にあるコントローラ100に遠隔アクセスを提供する構成を開示する。
【0076】
仕事場所等の遠隔場所にいる間に、イベント通知を制御し、自分の家庭の装置からイベント通知を受信できることを有利だと感じるユーザもいる。例えば、ユーザがエアコンをオフにせずに外出したことが分かった場合に、彼らは仕事を始めるときに、又は一般に、インターネットにアクセスできる任意の場所から状況を訂正できるだろう。
【0077】
別の例では、装置がイベントを生成すると、ユーザが警告され、その結果、なんらかの処置を講じることができるように、これを遠隔場所にあるコントローラに送ることができるであろう。
【0078】
装置700は、1つ又は複数のPAN上の装置300と通信できるように構成される。これらのPANは、必ずしも同じ技術を使用する必要はない。例えば、PAN1はBlutooth3ネットワークであってよく、PAN2は超広帯域(UWB)ネットワークであってよい。また、装置700は、なんらかのLANネットワーキング手段を介して、例えば、Wi−Fi(商標)アクセスポイント又はDSLモデム等を介して、インターネットに接続するように構成される。コンピュータ500は遠隔位置にあり、インターネットへの接続部を有する。
【0079】
ADRCプロトコルを具体的に表現するソフトウェアアプリケーションが、コンピュータ500上にインストールされる。この「SoftRemote」100は、インターネット上のサーバからダウンロードされた可能性がある。さらに、装置700は、ネットワークパケットをフォーマットし直し、それらをあるネットワークと別のネットワークの間で送ることを可能にする1つ又は複数のゲートウェア手段を実装する。
【0080】
例えば、コンピュータ500は、UDP/IPパケットを1つ又は複数のBluetoothパケットにフォーマットし直し、これらをPAN1に送る装置700にそのUDP/IPパケットを送ることがある。最後に、前記に開示されたように、各装置300がハブのサブネットの内の1つであるように見えるように、ハブ700がプロキシとして働く。ここで「SoftRemote」100は、あたかも装置300a、300b、及び300cがローカルであるかのように装置700を介してそれらの装置と対話するためにADRCプロトコルを使用できる。
【0081】
図13を参照して、続く段落は、装置300がメニュー及びステータス表示等のディスプレイのためにコントローラ100のディスプレイを使用する構成を開示する。
【0082】
いくつかの装置は、ユーザと対話する非常に基本的な方法だけを提供するためにより安価に作ることができる。例えば、現代的なDVDプレーヤは、数個のボタンを備えた非常に基本的なディスプレイしか備えていないので、完全に機能的なユーザインタフェースを提供するためにはTV及び遠隔操作に依存する。この技法は、一般にオンスクリーンディスプレイ(OSD)と呼ばれる。ただし、OSDを使用すると、任意の他の視聴者用のメインプログラムと干渉し、状況によっては最も面倒なことになる。したがって、あらゆるOSDメニュー又は他のステータス情報が、TVの代わりにコントローラ100上に表示されるならば、きわめて望ましいであろう。
【0083】
前記に開示されたように、装置300と関連付けられたRDFは、装置が応答する機能を宣言する情報を含み、関連付けられたスタイルシート及び変換ファイルとともに、画像、音声、及び他のセットアップパラメータ等の特定の設定を構成するためにTV上に現在提示されているものと同様に、セットアップ画面及び設定画面を説明するためにも使用されてもよい。
【0084】
本発明により提供される柔軟性のため、カーソルキーを使用してメニューのシステムを行き来する代わりに単純なジェスチャで直接的に起動できる、きわめて魅力的で、使用しやすいメニュー/制御インタフェースが説明されることがある。また、これらは、番組の題名、その持続時間、及び入手できる場合がある他のメタデータ等の番組関連情報を含むこともある。さらに、モード(例えば、再生、休止、停止)、実行時間、残り時間等のステータス情報もリアルタイムで表示、及び更新されてよく、コントローラ100は、かかる情報を照会するためにそのRDFに記述されるように装置のAPIを使用し、装置300が適宜にステータスを更新するためにコントローラ100にイベントを送信する。
【0085】
図14を参照して、続く段落は、装置300がフリートゥエアネットワーク上で放送された情報を受信し、コントローラ100に対応するイベントを生成する構成を開示する。
【0086】
現在、実際のプログラムコンテントとともにデジタル情報を送信できるフリートゥエア放送媒体サービスが存在する。例えば、デジタルビデオ放送(DVB)システムはテレビ番組コンテンツとともに、局名、EPG、及び他のデータを送信できる。同様に、無線データサービス(RDS)は、FM音声番組コンテンツとともに、局名、番組名、及び他のデータを送信できる。
【0087】
フリートゥエアネットワークの事業者は、自分たちが選ぶ通りに、自分たちのネットワーク上でデジタルデータ3200を放送することができ、さらに、番組コンテンツと一致するようにかかるデータの配信の時刻を決めることもできる。これは、受信側装置300もかかるデータを受信し、その後コントローラ100に通知するために求められていないイベント3205を送ることができるときに有利な構成を提示する。イベント3205は、URL、トリガ条件、テキスト又は任意のデータ等の情報を含んでよい。コントローラ100は、イベント3205を受信すると、相応してそれに作用してよい。
【0088】
例えば、イベント3205がウェブページへのURLを含んでいた場合、コントローラ100はこのページをレンダリングし、それをユーザに表示することを選んでよい。このウェブページは、ユーザがサーバ500と対話できる3201ようにし、代わりにサーバ500がユーザに適切な応答を行う3215ことができるようにするウェブアプリケーションであってよい。さらに、イベント3205がトリガ条件を含んでいた場合には、コントローラ100は、そのトリガ条件をそれに知らせるハンドラリソース3220を活性化することを選んでよい。次に、このハンドラは、きわめて標的とされた情報又は個人化された情報をユーザに表示するためにコントローラ100に記憶される個人化情報を使用してよい。
【0089】
この構成を背景にするたえに、テレビ局は、フットボールの試合等のスポーツイベントを放送することがある。試合がクォータータイムに入り、テレビ局はDVB上でURLを含む情報を送る。スポーツファンは、本発明を実装するTVで試合を観戦している。TVは、DVB放送から情報を受信し、それをイベントとしてフォーマットし直し、それをリモコンに送る。
【0090】
リモコンはイベントを受信し、関連付けられたハンドラリソースを呼び出す。ハンドラは、リモコン画面上にポップアップウィンドウを開き、それをイベントで提供されるURLに向ける。URLは、ピザ配達会社用にオンライン注文システムを実装するウェブアプリケーションのURLである。ユーザは、可聴イベントトーンでイベントに注意を喚起される。ユーザはリモコンを取り上げ、画面上のピザのオファーを見る。ピザ会社は、ユーザが注文するようによい価格に見えるゲーム目玉商品を有する。三十分後、注文が配信され、それはちょうどハーフタイムの時間内であるため、ユーザは提供されるサービスに最も満足する。
【0091】
図15を参照して、続く段落は、本発明(第1世代、第2世代、及び第3世代の遠隔操作技術)を具体的に表現しない電化製品が、依然としてコントローラ100によって制御できる構成を開示する。
【0092】
電化製品は、赤外線通信又は何らかの他の無線周波数タイプである場合がある既存の制御インタフェースを有する。また、電化製品は、CECコマンドに応えることができる1つ又は複数のHDMIポストを有することもある。本実施形態では、ゲートウェイ900も、コントローラ100からの無線通信リンク200上の通信を、電化製品の遠隔操作技術と互換性のある形式に変換できる。
【0093】
ゲートウェイ900は、それがプロキシ装置として働き、したがって各電化製品がゲートウェイ900のサブユニットになるという点で、前述されたプロキシ700に類似するように動く。したがって、コントローラ100は、ゲートウェイ900と対話するためにADRCプロトコルを使用することができ、ゲートウェイ900は、正しい通信媒体を使用してコントローラ100から1つ又は複数の電化製品にコマンドを転送する。
【0094】
例えば、電化製品が赤外線リモコンを有する場合、ゲートウェイ900は、コントローラ100から無線通信リンク200上でコマンドを受信し、次に電化製品にコマンドを通信するために赤外線信号を変調する。別の例では、電化製品が、CECコマンドセットを介して制御をサポートするHDMIを有する場合、ゲートウェイ900は無線通信リンク200上でコントローラ100からコマンドを受信し、その対応するCECフォーマットにコマンドをフォーマットし直し、HDMIポートのCECピンを介して電化製品にそれを送る。
【0095】
本発明の追加の態様では、コントローラ100は、遠隔操作機能性を提供するソフトウェアアプリケーションに加えて、1つ又は複数のソフトウェアアプリケーションを実行できる。
【0096】
効果的な広告キャンペーンを実施するために、及び製品設計の目的のために、消費者用機器(CE)製造メーカは、自社電化製品がどのように使用されるのか、誰がそれらを使用するのか、いつそれらが使用されるのか等を理解することが重要である。かかる情報は、現在、多大な時間を必要とする公開調査を実施することによって収集されている。
【0097】
しかしながら、本発明の性質のため、コントローラ100は、その使用の一部として、自動的に使用情報を収集できる。例えば、ユーザがユーザインタフェースを介して装置に命令するので、コントローラ100は各対話の記録を保持できる。
【0098】
対話のために記憶される情報は、以下を含むことがある。
・装置製造メーカ、型、及びクラス
・発行されたコマンド
・日付及びタイムスタンプ
・(コントローラ個人化詳細からの)国、郵便番号、年齢、性別等のユーザについての人口学的情報
【0099】
コントローラ100は、周期的に記憶されたレコードを前処理し、次に、集約、分析、及び報告のために、これらをインターネット上のサーバに転送できる。
【0100】
放送業界は、調査を使用して、視聴者及び聴取者の挙動に関する情報を日常的に収集している。しかしながら、本発明の性質のため、情報は、コントローラ100によって自動的に収集できる。
【0101】
ユーザは、ユーザインタフェースを介して装置に命令するので、コントローラ100は、プログラム情報について装置に照会し、各対話のレコードを保持することができる。対話のために記憶される情報は、以下を含むことがある。
・番組名
・放送局
・日付及びタイムスタンプ
・(コントローラ個人化詳細からの)国、郵便番号、年齢、性別等のユーザについての人口学的情報
【0102】
コントローラ100は、周期的に記憶されたレコードを前処理し、次に、集約、分析、及び報告のために、これらをインターネット上のサーバに転送できる。
【0103】
図16は、コントローラ100の好ましい実施形態による主要なハードウェアブロックを開示する。マイクロコントローラ105は多様なブロックと接続し、遠隔操作機能性、プロトコル、及び他のアプリケーションを実装するソフトウェアも実行する。タッチスクリーンLCDブロック110は、ユーザに、動的に生成されるグラフィック制御インタフェースを表示し、ユーザ入力を受信するために提供される。無線充電ブロック115は、物理的な接続部を必要とせずに内蔵バッテリを充電するために提供される。1つ又は複数のラウドスピーカを含むスピーカブロック120は、ユーザに装置からの通知(例えば、警報又はステータス変更)を警告するために、及び特定のユーザインタフェース動作のための可聴フィードバックを可能にするために提供される。マイクロフォンブロック125が、ユーザから音声コマンドを受信するために提供される。近接コントローラブロック130が、数センチメートルの距離でのコントローラ100と外部装置300間の低データレートの短距離通信に提供される。無線ネットワークコントローラブロック135は、数十メートルの距離でのコントローラ100と外部装置300間の中データレートPAN通信のために提供される。無線LANブロック140は、コントローラ100と、通信ホットスポット又は外部装置300の間の高データレートLAN通信のために提供される。運動センサブロック145は、コントローラ100がいつ静止しているのか、及びコントローラ100が電力モードを制御するためにいつ移動しているのかを判断するために提供される。赤外線受信機ブロック150は、既存の赤外線リモコンによって出力される赤外線信号を、これらが学習できるように学習するために提供される。FMブロック155は、外部装置に音声コンテンツを送信するために、及びフリートゥエアFMサービス上で放送される情報を受信するために提供される。
【0104】
図17は、装置300及び集積回路チップ400の好ましい実施形態による主要なハードウェアブロックを開示する。装置300が、例がプロキシ700、センチネル800、及びゲートウェイ900、消費者用機器、科学的機器、医療機器、及び工業用機器を含む、任意の汎用装置であることに留意されたい。マイクロプロセッサ405は、400の多様なブロックと接続し、装置プロキシ機能性、プロトコル及び他のアプリケーションを実装するソフトウェアも実行する。シリアルインタフェースコントローラブロック410は、装置300の内部回路310と接続し、データ通信を提供するために提供される。一般入力/出力(GIO)ブロック440は、装置300の内部回路310と接続し、刺激信号又は制御信号を提供するために提供される。無線ネットワークコントローラブロック415は、コントローラ100との中データレートPAN通信のために提供される。FLASHメモリブロック420は、ソフトウェア及びデータを記憶するために提供される。セキュリティブロック425は、認証及び暗号化の機能のために提供される。タイマブロック430は、通信のための正確なタイミング、及び他のシステム機能のために提供される。RAMメモリブロック435は、マイクロプロセッサ405用の作業メモリのために提供される。任意選択の外部メモリブロック320は、リソースのためのより大きな記憶容量のために提供される。プロキシ回路ブロック330は、集積回路チップ400が、近接検出、及び数センチメートルの距離で低データレート短距離通信をコントローラ100に提供することができるように提供される。
【0105】
図18は、ゲートウェイ700の好ましい実施形態の主要なハードウェアブロックを開示する。マイクロコントローラ705は、多様なブロックと接続し、ゲートウェイ機能性、装置プロキシ、プロトコル、及び他のアプリケーションも実装するソフトウェアも実行する。任意選択のユーザインタフェース710は、ユーザにステータス又は情報を表示し、ユーザ入力を受信するために提供される。近接コントローラブロック715は、数センチメートルの距離でのコントローラ100間の低データレート短距離通信のために提供される。無線PANコントローラブロック720は、コントローラ100及び装置300への中データレート通信のために提供される。レガシー通信インタフェースブロック725は、本発明に準拠しない電化製品と通信するために提供される。
【0106】
図19は、センチネル800の好ましい実施形態の主要なハードウェアブロックを開示する。マイクロコントローラ805は、多様なブロックと接続し、センチネル機能性、プロ通る及び他のアプリケーションを実装するソフトウェアも実行する。任意選択のユーザインタフェース810は、ユーザにステータス又は情報を表示し、ユーザ入力を受信するために提供される。近接コントローラブロック815は、数センチメートルの距離でのコントローラ100への低データレート短距離通信のために提供される。シリアル通信ブロック820は、コンピュータ又は装置へのUSB及びRS232通信のために提供される。無線LANブロック825は、アプリケーションサーバ又は装置への高データレート通信のために提供される。有線LANブロック830は、アプリケーションサーバ又は装置への高データ通信のために提供される。
【0107】
図20を参照して、続く段落は、装置との関連付けの完全ライフサイクルを通したADRCプロトコルの詳細な論理フローを開示する。
【0108】
ステップ2000で、ユーザは、装置300の近接範囲内にコントローラ100を持ち込み、なんらかの点、ステップ2002で、装置300がコントローラ100の存在を検出する。この状況は、
図4に概念上示されている。
【0109】
ステップ2004から2006で、装置及びコントローラは、それらの間に確立された近接通信チャネルを介して「検出」トークンを交換する。検出トークンは、以下のような情報を含むことがある。
・近接リンクのための代替速度が使用されるべきかどうか。
・認証が必要とされるかどうか。
・どの無線通信インタフェースがサポートされているのか。
・サポートされている通信インタフェースごとに適切な特徴。例えば無線LANインタフェースの場合、関連する情報は以下を含むだろう:802.11バージョン、例えばb|g|n、WEP、又はWPAセキュリティ、AES−CCMP暗号化等
【0110】
ステップ2008及び2012は、装置300が、コントローラ100に認証することを要求する場合に適用する。認証が必要とされる場合には、ここでは適切な技法が利用される。好ましい実施形態では、デジタル証明書、及び無作為に生成された秘密の交換を伴うPKI技法が利用されるであろう。これを容易にするために、コントローラと制御可能装置の両方とも、少なくともデジタル証明書及び非対称暗号鍵を有する。より低いレベルの信頼が、あるアプリケーションに対して容認可能な場合には、対称暗号鍵を必要とする場合がある他の技法が代用されてよい。
【0111】
ステップ2010及び2014は、コントローラ100が、装置300に認証することを要求する場合に適用する。認証が必要とされる場合には、ここでは適切な技法が利用される。最も例示的な実施形態では、デジタル証明書、及び無作為に生成された秘密の交換を伴うPKI技法が利用されるであろう。より低いレベルの信頼が、あるアプリケーションに対して容認可能な場合には、他の技法が代用されてよい。
【0112】
ステップ2016で、装置300は、それがコントローラ100との関連付けを許すかどうかを決定する。この決定は、別のコントローラとの関連付けがすでに形成され得ているかどうか、又はおそらくアクセス制御リスト方式が使用され、それによって指名されたコントローラだけが装置と関連付けることを許されているかどうか等の多様な基準に基づいてよい。
【0113】
装置がステップ2014で認証に失敗した場合も、ユーザは依然として関連付けが続行することを許す機会を与えられてよい。これは、ユーザが、彼らがそれを信頼できるようにする装置について何かを知ることができるときに適切であってよい。
【0114】
ステップ2018から2020で、装置及びコントローラは、それらの間で確立される近接通信チャネルを介して「関連付け」トークンを交換する。関連付けトークンは、以下のような情報を含むことがある。
・ネットワークアイデンティティ、例えば、RF4CEネットワークのPAN
ID
・PAN/LANを介して他の関係者と接続するために必要とされる任意のパスワード、パスフレーズ、キー、又はパラメータ。例えば、暗号化されたリンクを必要とするRF4CE装置は、キー交換転送コンテンツが指定されることを要求する。
・ネットワークアドレス
・ネットワークチャネル番号
・プロトコル、及び
・適宜に他のトークン
【0115】
ステップ2022から2024で、関連付けトークンが無事に交換されたかどうかが判断される。無事に交換された場合、関連付けは開始できる。関連付けが可能ではない場合、ユーザはステップ2042で知らされる。
【0116】
ステップ2026から2028で、装置300及びコントローラ100は、互いと関連付けを形成し、それによってそれらはここで通信チャネルを開き、自由に情報を通信できる。例えば、ネットワークが無線LANである場合には、関連付けは、SSID、セキュリティ方法及びキー、IPアドレス、プロトコル、及びポート番号によって記述できる。
【0117】
ステップ2200で、コントローラ100は、それが、ステップ2102で装置300によって返されるサブユニットごとの記述情報と一致するために、すでにRDFを有しているかどうかを判断する。コントローラが有していないそれらのRDFの場合、コントローラ100は、ステップ2202から2204を使用し、装置300から直接的にRDFを取り出そうと試みる。装置300から取り出すことができないRDFの場合、コントローラ100は、ステップ2210を使用して、示されたリンクからRDFを取り出そうと試みる。リンクが示されなかった場合、コントローラ100はステップ2212を使用し、デフォルトURLからRDFを取り出そうと試みる。示されたリンク及びデフォルトURLは、サーバ500上にあり、ネットワーク600を介してアクセスされてよい。ステップ2214で、RDFが得られない場合、これはステップ2216でユーザに示される。
【0118】
ステップ2220で、コントローラ100は、装置300の関連付けられたサブユニットを制御するために任意の追加のリソースが必要とされるかどうかを判断するために、RDFに含まれる情報を使用する。本発明では、リソースは、データ、ソフトウェアアプリケーション、及びプラグイン、スタイルシート等のその制御機能を実行するようにコントローラによって要求されることがある項目を指す。
【0119】
リソースがRDFに示され、コントローラ100がすでにこれらを有していない場合には、ステップ2222から2238を使用して、コントローラは、RDFを取り出すために前述されたシーケンスを使用してこれらのそれぞれを取り出し、インストールしようと試みる。いったんRDF及び任意の他の必要とされるリソースが取得されると、ステップ2240で、コントローラ100は、装置300を制御するために必要且つ十分であるグラフィックユーザインタフェースを生成するためにRDFに含まれる情報を使用する。
【0120】
RDFの追加の目的は、装置300によって生成されるイベントがどのように処理されるのかを指定することである。RDFは、イベントが受信されるときに、それが関連付けられたハンドラリソースに転送されるように、装置イベントをコントローラ100上の処理リソースと関連付けるための手段を提供する。
【0121】
さらに、RDFの追加の目的は、装置300によって提供される入力設備及び出力設備を記述するための手段を提供することである。例えば、TV装置は2つの入力AV1とHDMI1、及び1つの出力MONITORを有することがある。この情報は、特に、ユーザが自分のシステムをセットアップし、構成するのを助けるために開発されてよいアプリケーションに有用である。
【0122】
ステップ2242から2244で、コントローラ100は、自動呼び出し用にRDF内で記されるあらゆるリソース実行を設定する。
【0123】
ステップ2100で、コントローラ100は、装置300への無線通信リンク200を使用し、装置がそのサブユニットを列挙することを要求する。視聴覚(AV)機器等のハードウェア装置の場合、サブユニットは、明確に定義された機能を実行する機器のユニットであり、例えばTVは、1つのサブユニット(それ自体)しか有さないであろう。一方、複合型TV/DVDは2つのサブユニット(TV及びDVD)を有するであろう。PC又はサーバ等のコンピュータの場合、サブユニットは、ソフトウェアアプリケーション、又はサービスである。例えば、サーバが、とりわけ位置選定サービス及び支払いサービス等のサービスを提供してよいのに対し、PCは音楽プレーヤアプリケーション及びゲームアプリケーションをインストールされてよい。各サブユニットは、制御されるためにそれ自体の一意のセットの情報を必要とする。
【0124】
ステップ2102で、装置300は、そのサブユニットを列挙し、各ユニットの記述情報を収集し、これをコントローラ100に送る。サブユニットの記述情報は、以下を含むことがある。
・製造メーカ
・型番号
・バージョン
・RDF(任意選択)に対するリンク、及び
・特定の実施形態に必要とされる可能性のある他の情報
【0125】
ステップ2300から2318は、ユーザが、関連付けられた装置を制御するためにステップ2240で生成されたグラフィックユーザインタフェースをどのように使用できるのかを示す。さらに、ステップ2400から2406は、コントローラ100に求められていないイベント通知を生成できる装置が、RDFに指定される関連付けられたハンドラリソースにリダイレクトすることによって、又は何も指定されていなかった場合には、単にGUIを介してユーザに通知を表示することによって、それらをどのように処理できるのかを示す。
【0126】
分離は、それによって装置300とコントローラ100の間に以前形成された関連付けが忘れられるプロセスである。したがって、関連付けの間に効力を生じたあらゆる制約又はアクセス制御は、削除される。これは、新しい所有者に売却される可能性があるAV機器等の特定のクラスの装置にとって重要である。
【0127】
ステップ2500で、コントローラ100は、装置300に対する分離要求を送る。ステップ2502で、装置は、例えば、関連付けられたコントローラが要求を送ったが、そのコントローラがこの動作について特権を与えられていなかった場合、要求を拒絶することを選ぶことがある。要求が拒絶されると、ユーザは、ステップ2512及び2514によって通知され、関連付けは元の状態のままとなる。分離要求が受け入れられると、ステップ2504から2510が、装置300とコントローラ100の両方共が、それぞれが他方と有している関連付けをどのようにして削除するのかを示し、加えてコントローラ100はRDFとともにグラフィックユーザインタフェース及びそれと関連付けられたあらゆるリソースから装置のアイコンを削除する。いったん関連付けが削除されると、装置300及びコントローラ100はもはや互いと通信することはできない。
【0128】
図21は、XMLに基づいているリソース記述ファイルの一実施形態を開示する。
【0129】
装置300が列挙段階の間にコントローラ100に提供する記述情報は、<description>タグ1000内に含まれている。
【0130】
装置300によって提供される機能を定義する情報は、<controllable>タグ1010に含まれる。例えば、<function>タグ1011は、装置300への電力をトグルするために必要とされるコマンドを表す。ユーザインタフェースが生成されると、タグ1011は、これがスタイルシートを使用して無効にされない限り、(プッシュボタンである可能性がある)<function>タグに割り当てられたデフォルトウィジェットを使用してレンダリングされる。このウィジェットがユーザによって活性化されると、コントローラ100は、装置300にコード「807F」を送る。音声活性化コマンドに対応している場合には、<voice>タグに含まれているワードがこのコマンドを活性化する。別の例として、<function>タグ1012は、指名レベルにボリュームを設定するために必要とされるコマンドを表す。この場合、タグ1012は、このウィジェットが、2のステップで0から100の一連の値を生成できることを示す<range>タグを含む。したがって、ユーザインタフェースが生成されるときに、タグ1012は、スライダ等の範囲を示すウィジェットを使用して、又はスタイルシートに指定されてもよい何らかの他のウィジェットを使用して、レンダリングされる。かかるウィジェットの他の入力指定子も考えられる。例えば、別の有用なものは、値の固定されたセットを選ぶことができる等のリスト又は列挙であろう。
【0131】
装置の機能は、<group>タグ1013を使用してともに分類されてよい。例えば、特定の機能をともに保つことができることは、それらは数値キー0から9又はメニューナビゲーションキー等、論理的に関連付けられているため、有利である。さらに、最も最新の世代のリモコンは20から30のボタンを有し、これらが全てコントローラ100の同じ画面上に提示されたならば、結果として生じるインタフェースは、使用が不可能ではないにしても使用するのは困難であろう。しかしながら、大部分のユーザは、通常は電源、ミュート、ボリューム+/−、チャネル+/−、バック等の少数の機能を使用するにすぎないため、共通して使用される機能を第1の画面上で分類し、他のあまり使用されない機能を第2及び第3の画面、並びにおそらくユーザによって所望される他の画面に割り当てることができることは有利である。また、当業者は、制御装置の位置決め及び制御装置のグループがスタイルシートを介して指定できることも理解するだろう。
【0132】
前記に開示されるように、いくつかの装置は、その動作をサポートし、強化するために1つ又は複数のハンドラリソースを提供することによって恩恵を受けることがある。加えて、いくつかのアプリケーションは、ユーザ入力なしに、コントローラ100によって処置を講じることができる自動化制御装置の要素を必要とする場合がある。これらの機能をサポートするために必要となるリソース及びインタフェースは、<automation>タグ1020に定義されている。リソースは、ソフトウェアアプリケーション、埋め込みスクリプト、インタフェース、オブジェクト、データ、及び必要とされることがある他の任意の項目を含んでよい。例えば、<resource>タグ1021は、埋め込まれたスクリプト言語を使用して実装されるハンドラを定義する。一方、<resource>タグ1023は、別々にロードされたプラグインアプリケーションを指定する。ソフトウェアが装置300を制御するために開発される場合には、装置のインタフェース又はAPIが知られていなければならない。装置製造メーカは、1つ又は複数の<interface>タグを使用してそれらの装置のAPIを定義してよい。例えば、<interface>タグ1025が文書、イベント、及び2つの方法を含む「epg」という名前を付けられた第2のインタフェースを定義するのに対し、<interface>タグ1024は、(コントローラに送信されてよい)1つのイベントを含む「xert」と名付けられたインタフェースを定義する。ハンドラリソースは、1つ又は複数のインタフェースを実装するために作成される。<implements>タグは、ハンドラリソースがどのインタフェースを実装するのかを指定する。例えば、<implements>タグ1022は、その関連付けられたハンドラリソースが「xert」インタフェースを実装することを指定する。
【0133】
前記に開示されたように、コントローラ100が装置300の入力/出力機能が何であるのかを知ることが有利である場合がある。<configuration>タグ1030が、この目的のために提供される。<configuration>タグ1030に記述される情報から、コントローラ100は、その命名及びカラーコーディング、並びにサポートされているデジタルプロトコル等の特殊機能を含む、入力又は出力を実装する技術、例えば、HDMI又はアナログ複合ビデオ、使用されているコネクタについて知ることができる。近接機構を通して、PANを作成し、装置をPANに追加し、PANから削除する機能。
[第19条(1)の下での陳述]
出願人は、これにより最初に提出された25ページから29ページの代わりのページ25ページから33ページを転送する。ほぼ全ての請求項は、明瞭さを改善するため、及び本願を先行技術からさらに区別するために補正された。請求項2、請求項3、及び請求項4は変更されないままである。