特許第5719043号(P5719043)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5719043
(24)【登録日】2015年3月27日
(45)【発行日】2015年5月13日
(54)【発明の名称】向上した静脈増強システム
(51)【国際特許分類】
   A61H 7/00 20060101AFI20150423BHJP
   A61H 23/04 20060101ALI20150423BHJP
【FI】
   A61H7/00 322B
   A61H23/04
【請求項の数】10
【全頁数】14
(21)【出願番号】特願2014-6752(P2014-6752)
(22)【出願日】2014年1月17日
(62)【分割の表示】特願2012-557120(P2012-557120)の分割
【原出願日】2011年3月4日
(65)【公開番号】特開2014-97414(P2014-97414A)
(43)【公開日】2014年5月29日
【審査請求日】2014年1月17日
(31)【優先権主張番号】12/720,122
(32)【優先日】2010年3月9日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】501289751
【氏名又は名称】コヴィディエン リミテッド パートナーシップ
(74)【代理人】
【識別番号】100107489
【弁理士】
【氏名又は名称】大塩 竹志
(72)【発明者】
【氏名】マルコーム ジー. ボック
【審査官】 岩田 洋一
(56)【参考文献】
【文献】 特表2002−526165(JP,A)
【文献】 米国特許第06231532(US,B1)
【文献】 特開2002−306556(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2002/0151929(US,A1)
【文献】 特開2008−099842(JP,A)
【文献】 欧州特許出願公開第02074981(EP,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61H 7/00
A61H 23/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
圧迫デバイスであって、
ヒトの四肢の周囲に配置可能なスリーブであって、前記スリーブは、少なくとも1つの膨張式空気袋を含む、スリーブと、
前記少なくとも1つの膨張式空気袋内の空気の圧力を制御するように動作可能な弁と、
前記膨張式空気袋内の流体圧力を決定するように配置された圧力センサと、
前記弁および前記圧力センサと電気通信するコントローラと
を含み、
前記コントローラは、コンピュータ実行可能命令と、前記コンピュータ実行可能命令を実行するように構成されたプロセッサとを含み、
前記コンピュータ実行可能命令は、
(a)前記少なくとも1つの膨張式空気袋内の圧力を感知することによって、前記少なくとも1つの膨張式空気袋内の圧力をそれぞれ多様に異なる圧迫圧力から再充填圧力に低下させた後に、前記四肢内の静脈血流が安定状態に戻るまでの経過時間の量を決定するための命令と、
(b)前記多様に異なる圧迫圧力および対応する前記経過時間の間の測定された関係に少なくとも部分的に基づいて前記圧迫圧力を調節するための命令と、
(c)前記スリーブを用いて圧迫療法を前記四肢に適用するための命令であって、前記圧迫療法は、前記膨張式空気袋を前記調節された圧迫圧力に繰り返し加圧することと、前記少なくとも1つの加圧式チャンバ内の圧力を低下させて静脈の再充填を可能にすることとを含む、命令と
を含む、圧迫デバイス。
【請求項2】
前記スリーブは、複数の膨張式空気袋を含み、前記コントローラは、前記複数の膨張式空気袋を順次膨張させることにより、カスタマイズされた圧力を用いて順次圧迫療法を前記四肢に適用するためのコンピュータ実行可能命令をさらに含む、請求項1に記載の圧迫デバイス。
【請求項3】
前記コントローラは、所定の時間に新しいカスタマイズされた圧力を決定するためのコンピュータ実行可能命令を含む、請求項1に記載の圧迫デバイス。
【請求項4】
前記コントローラは、前記圧迫圧力を20mmHgから70mmHgの間で調節するためのコンピュータ実行可能命令をさらに含む、請求項1に記載の圧迫デバイス。
【請求項5】
前記コントローラは、各圧迫圧力に対して経過時間を記録することと、各圧迫圧力において前記記録された経過時間を平均化することとを行うためのコンピュータ実行可能命令をさらに含む、請求項1に記載の圧迫デバイス。
【請求項6】
前記コントローラは、前記多様に異なる圧迫圧力および対応する平均化された経過時間の間の測定された関係に少なくとも部分的に基づいて前記圧迫圧力を調節するためのコンピュータ実行可能命令をさらに含む、請求項5に記載の圧迫デバイス。
【請求項7】
前記コントローラは、前記対応する圧迫圧力に対する前記経過時間をプロットするためのコンピュータ実行可能命令をさらに含む、請求項1に記載の圧迫デバイス。
【請求項8】
前記コントローラは、前記経過時間と前記対応する圧迫圧力との間の関係に対して最適合線を適合させるためのコンピュータ実行可能命令をさらに含む、請求項1に記載の圧迫デバイス。
【請求項9】
前記コントローラは、前記最適合線の最大値に対応する圧迫圧力を調節するためのコンピュータ実行可能命令をさらに含む、請求項8に記載の圧迫デバイス。
【請求項10】
前記コントローラは、圧迫療法の間の前記経過時間を記録することと、前記記録された経過時間を平均化することと、前記平均化された経過時間に基づいて前記少なくとも1つの膨張式空気袋の連続した加圧の間の時間を調節することとを行うためのコンピュータ実行可能命令をさらに含む、請求項1に記載の圧迫デバイス。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、概して、圧迫スリーブに関し、より具体的には、血管再充填を最適化するための圧迫スリーブに関する。
【背景技術】
【0002】
患者の体肢、特に、脚における血液の滞留または鬱血は、患者が、長時間、ベッドに拘束される時に生じる。鬱血は、血栓の形成につながる有意な原因であるため、問題である。本発生を防止するために、体肢組織内の間質腔から液体を除去し、循環を向上させることが望ましい。
【0003】
間欠的空気圧迫法(IPC)デバイスは、循環を改善し、患者の四肢内における血栓の形成を最小限にするために使用される。1つのそのようなIPCデバイスの実施例は、特許文献1に開示される。これらのデバイスは、典型的には、圧迫パルスを四肢に提供するように構成される、1つ以上の膨張式チャンバを有する、圧迫スリーブまたは衣類を含む。チャンバまたは複数のチャンバは、所定の期間中、膨張状態に維持され、次いで、収縮される。別の所定の時間後、チャンバまたは複数のチャンバは、再膨張される。本血管再充填プロセスは、血液循環を増加させ、血栓の形成を最小限にする。本プロセスの間、チャンバまたは複数のチャンバ内の圧力は、患者の状態変化に応答して、血管再充填時間を調節するように監視することができる。
【0004】
現在、IPCデバイスは、単一の所定のチャンバ膨張圧力を使用して、動作される。しかしながら、患者の体肢における相違のため、これらのデバイスは、特有の欠点を有する。故に、種々の四肢形状およびサイズに対してより最適な血管再充填を得ることが可能なIPCデバイスの必要性が存在する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】米国特許第6,231,53号明細書
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0006】
一側面では、チャンバの概ね下にある領域内の四肢に圧迫を印加するために、加圧されることが可能な少なくとも1つのチャンバを有する、スリーブによって巻かれる、四肢内の血流を増大させる方法は、概して、チャンバを第1の圧迫圧力に加圧し、チャンバの概ね下にある領域から、四肢内の血液を移動させることを含む。少なくとも1つのチャンバを第1の圧迫圧力に加圧した後、チャンバ内の圧力は、再充填圧力に低下され、チャンバの概ね下にある四肢の領域に血液を再流入させる。次いで、チャンバ内の圧力が感知され、四肢内の静脈血流が安定状態に戻るまでの経過時間に対応する第1の静脈再充填時間を決定する。最初の3つのステップは、第1の圧迫圧力と異なり、かつ、互に異なる第2および他の圧迫圧力を使用して、2回およびその他の回数繰り返される。次いで、第2および他の静脈再充填時間が、決定される。カスタマイズされた圧迫圧力は、最大静脈再充填時間における圧迫圧力を見出すことにより、チャンバの概ね下にある領域からの血流が最大化される圧迫圧力を特定することによって、決定される。圧迫療法は、繰り返し、チャンバをカスタマイズされた圧迫圧力に加圧し、チャンバ内の圧力を低下させることを含み、スリーブを用いて四肢に適用される。
【0007】
別の側面では、チャンバの概ね下にある領域内の四肢に圧迫を印加するために、加圧されることが可能な少なくとも1つのチャンバを有する、スリーブによって巻かれる、四肢内の血流を増大させる方法は、概して、少なくとも1つのチャンバを第1の圧迫圧力に加圧し、チャンバの概ね下にある領域から、四肢内の血液を移動させることを含む。チャンバを第1の圧迫圧力に加圧した後、チャンバ内の圧力は、再充填圧力に低下され、チャンバの概ね下にある四肢の領域に血液を再流入させる。チャンバ内の圧力を感知することによって、第1の圧迫圧力に低下させた後、四肢内の静脈血流が安定状態に戻るまでの経過時間に対応する第1の静脈再充填時間が、決定される。最初の3つのステップは、少なくとも1つの追加の回数、繰り返され、一組の第1の静脈再充填時間を収集する。平均の第1の静脈再充填時間は、収集された一組の第1の静脈再充填時間から計算される。チャンバは、第2および他の圧迫圧力に加圧され、第2および他の圧迫圧力は、第1の圧迫圧力と異なる。チャンバを第2および他の圧迫圧力に加圧した後、チャンバ内の圧力は、再充填圧力に低下され、チャンバの概ね下にある四肢の領域に血液を再流入させる。チャンバ内の圧力を感知することによって、第2および他の圧迫圧力に低下させた後、四肢内の静脈血流が安定状態に戻るまでの経過時間に対応する第2および他の再充填時間が、決定される。第2および他の圧迫圧力を対象とするステップは、少なくとも1回、繰り返され、一組の第2の静脈再充填時間および1つ以上の組の他の静脈再充填時間を収集する。平均の第2の静脈再充填時間は、収集された一組の第2の静脈再充填時間から計算される。1つ以上の平均の他の静脈再充填時間は、1つ以上の組の他の静脈再充填時間から計算される。カスタマイズされた圧迫圧力は、最大静脈再充填時間における圧迫圧力を見出すことにより、チャンバの概ね下にある領域からの血流が最大化される圧迫圧力を特定することによって、決定される。圧迫療法は、繰り返し、少なくとも1つの加圧式チャンバを計算された好ましい圧力に加圧し、少なくとも1つの加圧式チャンバ内の圧力を低下させ、静脈を再充填させることを含み、スリーブを用いて四肢に適用される。
【0008】
さらに別の側面では、圧迫デバイスは、概して、ヒトの四肢の周囲に巻かれるために適応されるスリーブを含む。スリーブは、四肢に圧力を印加するための少なくとも1つの膨張式空気袋と、圧迫制御ユニットとを含む。制御ユニットは、加圧された空気源と、加圧された空気源と少なくとも1つの膨張式空気袋との間の選択された流体接続と、少なくとも1つの膨張式空気袋と大気との間の選択された連通とを可能にする、加圧された空気源と流体連通し、その下流にある、弁とを含む。圧力センサは、膨張式空気袋内の流体圧力の決定における使用のために配置される。制御ユニットはさらに、加圧された空気源、弁、および圧力センサと電気通信するコントローラを含む。コントローラは、スリーブが四肢の周囲に巻かれた場合に、膨張式空気袋を第1の圧迫圧力に加圧し、膨張式空気袋の概ね下にある四肢の領域内の血液を移動させるためのコンピュータ実行可能命令を実行するように構成される、プロセッサを含む。少なくとも1つのチャンバを第1の圧迫圧力に加圧した後、少なくとも1つの膨張式空気袋内の圧力は、再充填圧力に低下され、膨張式空気袋の概ね下にある四肢の領域に血液を再流入させる。膨張式空気袋内の圧力を感知することによって、第1の圧迫圧力に低下させた後、四肢内の静脈血流が安定状態に戻るまでの経過時間に対応する第1の静脈再充填時間が、決定される。次いで、膨張式空気袋は、第2および他の圧迫圧力に加圧され、第2および他の圧迫圧力は、第1の圧迫圧力と異なる。少なくとも1つのチャンバを第2および他の圧迫圧力に加圧した後、膨張式空気袋内の圧力は、再充填圧力に低下され、膨張式空気袋の概ね下にある四肢領域に血液を再流入させる。膨張式空気袋内の圧力を感知することによって、第2および他の圧迫圧力に低下させた後、四肢内の静脈血流が安定状態に戻るまでの経過時間に対応する第2および他の静脈再充填時間が、決定される。カスタマイズされた圧迫圧力は、最大静脈再充填時間における圧迫圧力を見出すことにより、チャンバの概ね下にある領域からの血流が最大化される圧迫圧力を特定することによって、決定される。圧迫療法は、繰り返し、膨張式空気袋をカスタマイズされた圧迫圧力に加圧し、少なくとも1つの加圧式チャンバ内の圧力を低下させ、静脈を再充填させることを含み、スリーブを用いて四肢に適用される。
【0009】
さらに別の側面では、チャンバの概ね下にある領域内の四肢に圧迫を印加するために、加圧されることが可能な少なくとも1つのチャンバを有する、スリーブによって巻かれる、四肢内の血流を増大させる方法は、チャンバの概ね下にある領域から、四肢内の血液を移動させるための圧迫圧力にチャンバを加圧することを含む。少なくとも1つのチャンバを第1の圧迫圧力に加圧した後、チャンバ内の圧力は、再充填圧力に低下され、チャンバの概ね下にある四肢の領域に血液を再流入させる。チャンバ内の圧力を感知することによって、四肢内の静脈血流が安定状態に戻るまでの経過時間に対応する、静脈再充填時間が、決定される。メモリは、静脈再充填時間を記憶する。最初の4つのステップは、2回およびその他の回数繰り返され、それによって、一組の静脈再充填時間が、メモリ内に記憶される。記憶された静脈再充填時間は、平均化され、平均化された静脈再充填時間に基づいて、圧迫圧力を再充填圧力に低下させることと、次のサイクルのチャンバを加圧させることとの間の時間が、調節される。
【0010】
他の目的および特徴は、部分的に、以下において明白となり、そこから指摘されるであろう。
本発明はさらに、例えば、以下を提供する。
(項目1)
少なくとも1つのチャンバを有するスリーブによって巻かれている四肢内の血流を増大させる方法であって、前記チャンバは、前記チャンバの概ね下にある領域内の四肢に圧迫を印加するために加圧されることが可能であり、前記方法は、
(a)前記チャンバを第1の圧迫圧力に加圧し、前記チャンバの概ね下にある領域から前記四肢内の血液を移動させることと、
(b)前記少なくとも1つのチャンバを前記第1の圧迫圧力に加圧した後、前記チャンバ内の圧力を再充填圧力に低下させ、前記チャンバの概ね下にある前記四肢の領域に血液を再流入させることと、
(c)前記チャンバ内の圧力を感知することによって、前記四肢内の静脈血流が安定状態に戻るまでの経過時間に対応する第1の静脈再充填時間を決定することと、
(d)前記第1の圧迫圧力と異なり、かつ、互に異なる第2および他の圧迫圧力を使用して、第2回および他のステップ(a)、(b)、および(c)を繰り返し、第2および他の静脈再充填時間を決定することと、
(e)最大静脈再充填時間における圧迫圧力を見出すことにより、前記チャンバの概ね下にある前記領域からの血流が最大化される圧迫圧力を特定することによって、カスタマイズされた圧迫圧力を決定することと、
(f)前記スリーブを用いて圧迫療法を前記四肢に適用することであって、前記圧迫療法は、繰り返し、前記チャンバを前記カスタマイズされた圧迫圧力に加圧し、前記チャンバ内の圧力を低下させることを含む、ことと
を含む、方法。
(項目2)
前記カスタマイズされた圧迫圧力を決定することは、前記第1、第2、および他の静脈再充填時間に対する前記第1、第2、および他の圧迫圧力のプロットに曲線を当てはめることを含む、項目1に記載の方法。
(項目3)
前記カスタマイズされた圧力を決定することは、前記最大静脈再充填時間に対応する、前記曲線の頂点における圧迫圧力を見出すことを含む、項目2に記載の方法。
(項目4)
前記第1の圧迫圧力は、前記第2の圧迫圧力未満であり、前記第2の圧迫圧力は、前記他の圧迫圧力のうちの第3の圧迫圧力未満である、項目2に記載の方法。
(項目5)
前記第1の圧迫圧力は、約20mmHgから約50mmHgの範囲内であり、前記第2の圧迫圧力は、約30mmHgから約60mmHgの範囲内であり、前記第3の圧迫圧力は、約40mmHgから約80mmHgの範囲内である、項目4に記載の方法。
(項目6)
ステップ(f)に続いて、前記方法は、ステップ(a)−(e)を繰り返し、新しいカスタマイズされた圧迫圧力を決定することをさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目7)
前記第1の圧迫圧力において、ステップ(a)、(b)、および(c)を複数回繰り返し、一組の第1の静脈再充填時間を収集することをさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目8)
ステップ(d)は、前記第2の圧迫圧力および前記他の圧迫圧力において、ステップ(a)、(b)、および(c)を複数回繰り返し、一組の第2および他の静脈再充填時間を収集することをさらに含む、項目7に記載の方法。
(項目9)
前記一組の第1の静脈再充填時間、前記一組の第2の静脈再充填時間、および前記一組の他の静脈再充填時間における前記静脈再充填時間を平均化することをさらに含む、項目8に記載の方法。
(項目10)
前記カスタマイズされた圧迫圧力を決定することは、前記第1、第2、および他の圧迫圧力に対する前記平均静脈再充填時間を使用して、最大静脈再充填時間における圧迫圧力を見出すことを含む、項目9に記載の方法。
(項目11)
ステップ(f)は、圧迫療法の間に取得された静脈再充填時間を収集することと、収集された静脈再充填時間を平均化することと、平均化された静脈再充填時間に基づいて、前記チャンバの連続する加圧の間の時間を調節することとを含む、項目1に記載の方法。
(項目12)
少なくとも1つのチャンバを有するスリーブによって巻かれている四肢内の血流を増大させる方法であって、前記チャンバは、前記チャンバの概ね下にある領域内の四肢に圧迫を印加するために加圧されることが可能であり、前記方法は、
(a)前記少なくとも1つのチャンバを第1の圧迫圧力に加圧し、前記チャンバの概ね下にある領域から前記四肢内の血液を移動させることと、
(b)前記チャンバを前記第1の圧迫圧力に加圧した後、前記チャンバ内の圧力を再充填圧力に低下させ、前記チャンバの概ね下にある前記四肢の領域に血液を再流入させることと、
(c)前記チャンバ内の圧力を感知することによって、前記第1の圧迫圧力に低下させた後に前記四肢内の静脈血流が安定状態に戻るまでの経過時間に対応する第1の静脈再充填時間を決定することと、
(d)少なくとも1つの追加の回数、ステップ(a)、(b)、および(c)を繰り返し、一組の第1の静脈再充填時間を収集することと、
(e)収集された一組の第1の静脈再充填時間から平均の第1の静脈再充填時間を計算することと、
(f)前記チャンバを第2および他の圧迫圧力に加圧することであって、前記第2および他の圧迫圧力は、前記第1の圧迫圧力と異なる、ことと、
(g)前記チャンバを前記第2および他の圧迫圧力に加圧した後、前記チャンバ内の圧力を再充填圧力に低下させ、前記チャンバの概ね下にある前記四肢の領域に血液を再流入させることと、
(h)前記チャンバ内の圧力を感知することによって、前記第2および他の圧迫圧力に低下させた後に前記四肢内の静脈血流が安定状態に戻るまでの経過時間に対応する第2および他の再充填時間を決定することと、
(i)少なくとも1回、ステップ(f)、(g)、および(h)を繰り返し、一組の第2の静脈再充填時間および1つ以上の組の他の静脈再充填時間を収集することと、
(j)収集された一組の第2の静脈再充填時間から平均の第2の静脈再充填時間を計算し、前記1つ以上の組の他の静脈再充填時間から1つ以上の平均の他の静脈再充填時間を計算することと、
(k)最大静脈再充填時間における圧迫圧力を見出すことにより、前記チャンバの概ね下にある前記領域からの血流が最大化される圧迫圧力を特定することによって、カスタマイズされた圧迫圧力を決定することと、
(l)前記スリーブを用いて圧迫療法を前記四肢に適用することであって、前記圧迫療法は、繰り返し、前記少なくとも1つの加圧式チャンバを計算され選ばれた圧力に加圧し、前記少なくとも1つの加圧式チャンバ内の圧力を低下させ、静脈を再充填させることを含む、ことと
を含む、方法。
(項目13)
ステップ(l)に続いて、前記方法は、ステップ(a)−(k)を繰り返し、新しいカスタマイズされた圧迫圧力を決定することをさらに含む、項目12に記載の方法。
(項目14)
前記圧迫療法を適用することは、前記少なくとも1つの加圧式チャンバを計算され選ばれた圧力に加圧することを繰り返す前に、前記最大再充填時間と略等しい選択された期間の間、前記加圧式チャンバを低下された圧力に維持することをさらに含む、項目12に記載の方法。
(項目15)
ステップ(l)は、圧迫療法の間に取得された静脈再充填時間を収集することと、収集された静脈再充填時間を平均化することと、平均化された静脈再充填時間に基づいて、前記チャンバの連続する加圧の間の時間を調節することとを含む、項目12に記載の方法。
(項目16)
圧迫デバイスであって、
ヒトの四肢の周囲に巻かれるために適合されているスリーブであって、前記スリーブは、前記四肢に圧力を印加するための少なくとも1つの膨張式空気袋を含む、スリーブと、
圧迫制御ユニットであって、前記圧迫制御ユニットは、
加圧された空気源と、
前記加圧された空気源と流体連通し、前記加圧された空気源の下流にある弁であって、前記弁は、前記加圧された空気源と前記少なくとも1つの膨張式空気袋との間の選択された流体接続を可能にし、かつ、前記少なくとも1つの膨張式空気袋と大気との間の選択された連通とを可能にする、弁と、
前記膨張式空気袋内の流体圧力の決定における使用のために配置される圧力センサと、
前記加圧された空気源、前記弁、および前記圧力センサと電気通信するコントローラと
を含む、圧迫制御ユニットと
を含み、
前記コントローラは、プロセッサを含み、
前記プロセッサは、
(a)前記スリーブが前記四肢の周囲に巻かれた場合に、前記膨張式空気袋を第1の圧迫圧力に加圧し、前記膨張式空気袋の概ね下にある前記四肢の領域内の血液を移動させることと、
(b)前記少なくとも1つのチャンバを前記第1の圧迫圧力に加圧した後、前記少なくとも1つの膨張式空気袋内の圧力を再充填圧力に低下させ、前記膨張式空気袋の概ね下にある前記四肢の領域に血液を再流入させることと、
(c)前記膨張式空気袋内の圧力を感知することによって、前記第1の圧迫圧力に低下させた後に前記四肢内の静脈血流が安定状態に戻るまでの経過時間に対応する第1の静脈再充填時間を決定することと、
(d)前記膨張式空気袋を第2および他の圧迫圧力に加圧することであって、前記第2および他の圧迫圧力は、前記第1の圧迫圧力と異なる、ことと、
(e)前記少なくとも1つのチャンバを前記第2および他の圧迫圧力に加圧した後、前記膨張式空気袋内の圧力を再充填圧力に低下させ、前記膨張式空気袋の概ね下にある前記四肢領域に血液を再流入させることと、
(f)前記膨張式空気袋内の圧力を感知することによって、前記第2および他の圧迫圧力に低下させた後に前記四肢内の静脈血流が安定状態に戻るまでの経過時間に対応する第2および他の静脈再充填時間を決定することと、
(g)最大静脈再充填時間における圧迫圧力を見出すことにより、前記チャンバの概ね下にある前記領域からの血流が最大化される圧迫圧力を特定することによって、カスタマイズされた圧迫圧力を決定することと、
(h)前記スリーブを用いて圧迫療法を前記四肢に適用することであって、前記圧迫療法は、繰り返し、前記膨張式空気袋を前記カスタマイズされた圧迫圧力に加圧し、前記少なくとも1つの加圧式チャンバ内の圧力を低下させ、静脈を再充填させることを含む、ことと
を行うためのコンピュータ実行可能命令を実行するように構成されている、
圧迫デバイス。
(項目17)
前記スリーブは、複数の膨張式空気袋を含み、前記コントローラは、前記圧迫制御ユニットを動作させることにより、前記カスタマイズされた圧力を使用して、前記スリーブを用いて圧迫療法を前記四肢に適用するように構成されている、項目16に記載の圧迫デバイス。
(項目18)
前記コントローラは、所定の時間に新しいカスタマイズされた圧力を決定するためのコンピュータ実行可能命令を含む、項目16に記載の圧迫デバイス。
(項目19)
前記コントローラは、ステップ(c)を実行する前に、ステップ(a)および(b)を複数回繰り返し、前記第1の圧迫圧力において、複数の第1の静脈再充填時間を発生させるためのコンピュータ実行可能命令を含み、前記コントローラは、前記第1の静脈再充填時間を平均化し、平均の第1の静脈再充填時間をステップ(g)において使用するためのコンピュータ実行可能命令をさらに含む、項目16に記載の圧迫デバイス。
(項目20)
前記コントローラは、メモリエリアを含み、前記メモリエリアは、ステップ(h)中に取得された静脈再充填時間と、取得された静脈再充填時間を平均化し、平均化された静脈再充填時間に対応するように前記空気袋の連続する膨張の間の時間を調節するためのコンピュータ実行可能命令とを記憶している、項目16に記載の圧迫デバイス。
(項目21)
少なくとも1つのチャンバを有するスリーブによって巻かれている四肢内の血流を増大させる方法であって、前記チャンバは、前記チャンバの概ね下にある領域内の四肢に圧迫を印加するために加圧されることが可能であり、前記方法は、
(a)前記チャンバを前記チャンバの概ね下にある領域から前記四肢内の血液を移動させるための圧迫圧力に加圧することと、
(b)前記少なくとも1つのチャンバを前記第1の圧迫圧力に加圧した後、前記チャンバ内の圧力を再充填圧力に低下させ、前記チャンバの概ね下にある前記四肢の領域に血液を再流入させることと、
(c)前記チャンバ内の圧力を感知することによって、前記四肢内の静脈血流が安定状態に戻るまでの経過時間に対応する静脈再充填時間を決定することと、
(d)ステップ(c)で決定された前記静脈再充填時間をメモリ内に記憶することと、
(e)第2および他のステップ(a)、(b)、(c)、および(d)を繰り返すことであって、それによって、一組の静脈再充填時間がメモリ内に記憶される、ことと、
(f)記憶されている静脈再充填時間を平均化することと、
(g)平均化された静脈再充填時間に基づいて、圧迫圧力を前記再充填圧力に低下させることと、次のサイクルの前記チャンバを加圧することとの間の時間を調節することと
を含む、方法。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1図1は、本発明の単一チャンバ式スリーブを用いて実装される空気圧回路である。
図2図2は、静脈再充填時間を決定するための手順の間の従来技術の圧力プロファイルを例証する、グラフである。
図3図3は、静脈再充填時間を決定した後の従来技術の圧迫サイクルを例証する、グラフである。
図4A図4A−4Eは、本発明による、静脈再充填時間を決定するための手順の間の圧力プロファイルを例証する、グラフである。
図4B図4A−4Eは、本発明による、静脈再充填時間を決定するための手順の間の圧力プロファイルを例証する、グラフである。
図4C図4A−4Eは、本発明による、静脈再充填時間を決定するための手順の間の圧力プロファイルを例証する、グラフである。
図4D図4A−4Eは、本発明による、静脈再充填時間を決定するための手順の間の圧力プロファイルを例証する、グラフである。
図4E図4A−4Eは、本発明による、静脈再充填時間を決定するための手順の間の圧力プロファイルを例証する、グラフである。
図5図5は、図4A−4Eにおける圧力プロファイルに基づいて、カスタマイズされた静脈再充填決定を例証する、グラフである。
図6図6は、本発明のコントローラおよび圧迫スリーブの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
対応する参照文字は、図面を通して、対応する部品を示す。
【0013】
図を参照すると、図1は、特に、本発明による、静脈再充填時間を決定するための間欠的空気圧迫法(IPC)デバイス10と関連付けられた、空気圧回路を例証する。IPCデバイス10では、単一チャンバ13を有する、圧迫スリーブ12は、例えば、管類14を介して、圧縮された空気をスリーブのチャンバに提供する空気源16(例えば、コンプレッサ)に動作可能に接続されるプロセッサ17を有するコントローラ15に接続される。通常、開放されている、二方弁18と、通常、閉鎖されている三方弁19は、スリーブ12と空気源16との間に提供される。弁18の下流にある圧力変換器20は、チャンバ内の圧力を監視する。スリーブ12は、本発明の範囲から逸脱することなく、2つ以上のチャンバを有することができる。例えば、図6に示されるスリーブ12は、3つのチャンバ13を有する。
【0014】
スリーブ12は、患者の体肢(例えば、脚)の周囲に巻かれるように構成される(図6)。圧迫パルスを脚に提供するために、弁19が開放され、空気源16が起動され、当技術分野において周知のように、チャンバ内の圧力が、圧迫サイクルにおける動作に好適な値に到達するまで、圧縮された空気をチャンバ13に提供する。加圧の完了に応じて、空気源16が、停止され、チャンバ13は、例えば、管類を逆に通って、コントローラに通気することによって、減圧される。空気は、三方弁19を通って、大気に通気され得る。
【0015】
従来技術の設計では、患者のための静脈再充填時間を決定することが所望されると、チャンバは、そのチャンバ内の圧力がより小さい値、典型的には、10mmHg(約2.5秒の減圧後)に到達するまで、減圧させられる。代替として、チャンバは、所定の期間の間、減圧させられ得る。次いで、二方弁18は、閉鎖され、チャンバのさらなる減圧を防止する。代替として、チャンバは、完全に減圧され、次いで、圧力が、所定の値、例えば、10mmHgに到達するまでのみ、再加圧され得る。次いで、チャンバ内の圧力が、脚内の静脈系を再充填させるために十分な時間の間、圧力変換器20によって、感知される。圧力は、血液で充填され、脚がより大きくなるのに伴って、上昇する。圧力は、脚が再充填され、安定状態に戻ると、図2における実線曲線1によって示される、水平状態に達する。加圧式チャンバの減圧開始と本水平状態が生じる時との間の時間は、静脈再充填時間であると決定され、コントローラ15によって、後続サイクルの間の減圧時間の基礎として考慮される。本静脈再充填手順に基づいて、圧迫サイクルは、約20秒の減圧時間を伴って、約45mmHgで行われる(図3)。
【0016】
本発明における図4A−4Eを参照すると、プロセッサ17は、チャンバ13を加圧し、チャンバのためのカスタマイズされた静脈再充填時間を決定するためのコンピュータ実行可能命令を実行するように構成される。静脈再充填時間を決定するためのコンピュータ実行可能命令は、チャンバ13を第1の圧迫圧力(例えば、20mmHg)に加圧し、チャンバの下にある領域(例えば、脹脛)から、脚内の血液を移動させることを含む。チャンバ13を第1の圧迫圧力に加圧した後、チャンバ内の圧力は、再充填圧力(例えば、10mmHg)に低下され、チャンバの下にある四肢の領域に血液を再流入させる。次いで、チャンバ内の圧力13は、血流が、チャンバの下にある四肢の領域に完全に回復されたことが決定されるまで、圧力変換器20によって、感知される。血流を回復するまでの経過時間は、第1の静脈再充填時間tとして特徴付けられ、コントローラ15によって、記憶される。次いで、チャンバ13は、第2の圧迫圧力(例えば、30mmHg)に加圧され、第1の圧迫圧力に対して行われた同一プロセスが、行われ、第2の静脈再充填時間tをもたらす。次いで、チャンバ13は、さらに多くの圧迫圧力(例えば、45、60および75mmHg)に加圧され、第1および第2の圧迫圧力に対して行われたプロセスを、各追加の圧力レベルに対して、静脈再充填時間t、t、t、tを生成するように、各圧力レベルに繰り返すことができる。前述および図4A−4Eに示されるもの以外の圧力量も、本発明の範囲から逸脱することなく、静脈再充填プロセスにおいて使用することができることを理解されたい。加えて、各圧力レベルにおける静脈再充填プロセスは、各圧力レベルに対して、複数の静脈再充填時間を生成するように、複数回、行うことができる。
【0017】
決定された静脈再充填時間t−tを使用して、プロセッサ17は、図5に示されるように、グラフ上の各選択された圧力レベルに対する静脈再充填時間をプロットし、標準的な線形回帰分析を使用して、最適合線をプロットに当てはめることによって、カスタマイズされた圧迫圧力を決定する。最適合線の頂点Aは、最大静脈再充填時間Tmaxを生成するためにカスタマイズされた圧迫圧力Pに対応する。次いで、決定された圧迫レベルPおよび再充填時間Tmaxは、四肢の圧迫療法に組み込まれ、スリーブ12内のチャンバ13は、繰り返し、カスタマイズされた圧迫圧力Pに加圧され、一定期間の間、カスタマイズされた圧迫圧力に維持され、続いて、決定された最大再充填時間Tmaxの間、再充填圧力に低下され、四肢内の血液循環を促進する。複数の静脈再充填時間が、各選択された圧迫圧力レベルに対して記録される事例では、再充填時間は、プロセッサ17によって、平均化され、所与の圧力レベルのための平均値を生成する。次いで、これらの平均値が、プロットされ、最適合線が、平均値のプロットに当てはめられ、カスタマイズされた圧迫圧力および最大静脈再充填時間は、前述と同様に、プロットから推定される。スリーブ13が、複数のチャンバ(例えば、図6に示されるように、踝、脹脛、および太腿の空気袋)を含む場合、コントローラ15は、カスタマイズされた圧力および最大再充填時間を使用して、圧迫療法を四肢に適用するように、IPCデバイス10を動作させるように構成することができる。
【0018】
一定時間の間、圧迫療法を四肢に適用した後、カスタマイズされた圧迫圧力および最大静脈再充填時間を決定するためのプロセスを繰り返し、新しい値を決定することができる。加えて、または代替として、コントローラ15内のメモリは、圧迫療法中、圧力変換器20によって感知された静脈再充填時間を記録し、記録された値を平均化し、平均化された再充填時間に基づいて、チャンバ13の連続する加圧の間の時間を調節することができる。これらの2つのプロセスは、カスタマイズされた圧迫療法が、圧迫療法の持続時間を通して四肢に送達されるように、四肢に送達される圧迫療法が、四肢の変化する特徴に適合することを確実にする。
【0019】
図6を参照すると、コントローラ15は、筐体22内に位置する。筐体22上の制御またはフロントパネル24は、動作のための制御およびインジケータを含む。出力コネクタ26は、筐体22上に配置され、コントローラ15および空気源16をスリーブ13に接続するための管類14を受け取るように適合される。図6は、スリーブ12が、3つのチャンバ13を含むIPCデバイス10の実施形態を示す。
【0020】
本発明が、詳細に説明されたが、添付の請求項に定義される、本発明の範囲から逸脱することなく、修正および変形も可能であることは、明白であろう。
【0021】
本発明またはその好ましい実施形態の要素を紹介する時、冠詞「a」、「an」、「the」、および「said」は、要素のうちの1つ以上が存在することを意味するように意図される。用語「comprising」、「including」、および「having」は、列挙された要素以外の追加の要素が存在してもよいことを含意および意味するように意図される。
【0022】
前述に照らして、本発明のいくつかの目的が、達成され、他の有利な結果が、成し遂げられることが分かるであろう。
【0023】
種々の変更が、本発明の範囲から逸脱することなく、前述の構造および方法において行われ得るため、前述の説明に含有され、付随の図面に図示される、すべての事項は、限定的意味においてではなく、例証として解釈されるものであることが意図される。

図1
図2
図3
図4A
図4B
図4C
図4D
図4E
図5
図6