【課題を解決するための手段】
【0006】
一側面では、チャンバの概ね下にある領域内の四肢に圧迫を印加するために、加圧されることが可能な少なくとも1つのチャンバを有する、スリーブによって巻かれる、四肢内の血流を増大させる方法は、概して、チャンバを第1の圧迫圧力に加圧し、チャンバの概ね下にある領域から、四肢内の血液を移動させることを含む。少なくとも1つのチャンバを第1の圧迫圧力に加圧した後、チャンバ内の圧力は、再充填圧力に低下され、チャンバの概ね下にある四肢の領域に血液を再流入させる。次いで、チャンバ内の圧力が感知され、四肢内の静脈血流が安定状態に戻るまでの経過時間に対応する第1の静脈再充填時間を決定する。最初の3つのステップは、第1の圧迫圧力と異なり、かつ、互に異なる第2および他の圧迫圧力を使用して、2回およびその他の回数繰り返される。次いで、第2および他の静脈再充填時間が、決定される。カスタマイズされた圧迫圧力は、最大静脈再充填時間における圧迫圧力を見出すことにより、チャンバの概ね下にある領域からの血流が最大化される圧迫圧力を特定することによって、決定される。圧迫療法は、繰り返し、チャンバをカスタマイズされた圧迫圧力に加圧し、チャンバ内の圧力を低下させることを含み、スリーブを用いて四肢に適用される。
【0007】
別の側面では、チャンバの概ね下にある領域内の四肢に圧迫を印加するために、加圧されることが可能な少なくとも1つのチャンバを有する、スリーブによって巻かれる、四肢内の血流を増大させる方法は、概して、少なくとも1つのチャンバを第1の圧迫圧力に加圧し、チャンバの概ね下にある領域から、四肢内の血液を移動させることを含む。チャンバを第1の圧迫圧力に加圧した後、チャンバ内の圧力は、再充填圧力に低下され、チャンバの概ね下にある四肢の領域に血液を再流入させる。チャンバ内の圧力を感知することによって、第1の圧迫圧力に低下させた後、四肢内の静脈血流が安定状態に戻るまでの経過時間に対応する第1の静脈再充填時間が、決定される。最初の3つのステップは、少なくとも1つの追加の回数、繰り返され、一組の第1の静脈再充填時間を収集する。平均の第1の静脈再充填時間は、収集された一組の第1の静脈再充填時間から計算される。チャンバは、第2および他の圧迫圧力に加圧され、第2および他の圧迫圧力は、第1の圧迫圧力と異なる。チャンバを第2および他の圧迫圧力に加圧した後、チャンバ内の圧力は、再充填圧力に低下され、チャンバの概ね下にある四肢の領域に血液を再流入させる。チャンバ内の圧力を感知することによって、第2および他の圧迫圧力に低下させた後、四肢内の静脈血流が安定状態に戻るまでの経過時間に対応する第2および他の再充填時間が、決定される。第2および他の圧迫圧力を対象とするステップは、少なくとも1回、繰り返され、一組の第2の静脈再充填時間および1つ以上の組の他の静脈再充填時間を収集する。平均の第2の静脈再充填時間は、収集された一組の第2の静脈再充填時間から計算される。1つ以上の平均の他の静脈再充填時間は、1つ以上の組の他の静脈再充填時間から計算される。カスタマイズされた圧迫圧力は、最大静脈再充填時間における圧迫圧力を見出すことにより、チャンバの概ね下にある領域からの血流が最大化される圧迫圧力を特定することによって、決定される。圧迫療法は、繰り返し、少なくとも1つの加圧式チャンバを計算された好ましい圧力に加圧し、少なくとも1つの加圧式チャンバ内の圧力を低下させ、静脈を再充填させることを含み、スリーブを用いて四肢に適用される。
【0008】
さらに別の側面では、圧迫デバイスは、概して、ヒトの四肢の周囲に巻かれるために適応されるスリーブを含む。スリーブは、四肢に圧力を印加するための少なくとも1つの膨張式空気袋と、圧迫制御ユニットとを含む。制御ユニットは、加圧された空気源と、加圧された空気源と少なくとも1つの膨張式空気袋との間の選択された流体接続と、少なくとも1つの膨張式空気袋と大気との間の選択された連通とを可能にする、加圧された空気源と流体連通し、その下流にある、弁とを含む。圧力センサは、膨張式空気袋内の流体圧力の決定における使用のために配置される。制御ユニットはさらに、加圧された空気源、弁、および圧力センサと電気通信するコントローラを含む。コントローラは、スリーブが四肢の周囲に巻かれた場合に、膨張式空気袋を第1の圧迫圧力に加圧し、膨張式空気袋の概ね下にある四肢の領域内の血液を移動させるためのコンピュータ実行可能命令を実行するように構成される、プロセッサを含む。少なくとも1つのチャンバを第1の圧迫圧力に加圧した後、少なくとも1つの膨張式空気袋内の圧力は、再充填圧力に低下され、膨張式空気袋の概ね下にある四肢の領域に血液を再流入させる。膨張式空気袋内の圧力を感知することによって、第1の圧迫圧力に低下させた後、四肢内の静脈血流が安定状態に戻るまでの経過時間に対応する第1の静脈再充填時間が、決定される。次いで、膨張式空気袋は、第2および他の圧迫圧力に加圧され、第2および他の圧迫圧力は、第1の圧迫圧力と異なる。少なくとも1つのチャンバを第2および他の圧迫圧力に加圧した後、膨張式空気袋内の圧力は、再充填圧力に低下され、膨張式空気袋の概ね下にある四肢領域に血液を再流入させる。膨張式空気袋内の圧力を感知することによって、第2および他の圧迫圧力に低下させた後、四肢内の静脈血流が安定状態に戻るまでの経過時間に対応する第2および他の静脈再充填時間が、決定される。カスタマイズされた圧迫圧力は、最大静脈再充填時間における圧迫圧力を見出すことにより、チャンバの概ね下にある領域からの血流が最大化される圧迫圧力を特定することによって、決定される。圧迫療法は、繰り返し、膨張式空気袋をカスタマイズされた圧迫圧力に加圧し、少なくとも1つの加圧式チャンバ内の圧力を低下させ、静脈を再充填させることを含み、スリーブを用いて四肢に適用される。
【0009】
さらに別の側面では、チャンバの概ね下にある領域内の四肢に圧迫を印加するために、加圧されることが可能な少なくとも1つのチャンバを有する、スリーブによって巻かれる、四肢内の血流を増大させる方法は、チャンバの概ね下にある領域から、四肢内の血液を移動させるための圧迫圧力にチャンバを加圧することを含む。少なくとも1つのチャンバを第1の圧迫圧力に加圧した後、チャンバ内の圧力は、再充填圧力に低下され、チャンバの概ね下にある四肢の領域に血液を再流入させる。チャンバ内の圧力を感知することによって、四肢内の静脈血流が安定状態に戻るまでの経過時間に対応する、静脈再充填時間が、決定される。メモリは、静脈再充填時間を記憶する。最初の4つのステップは、2回およびその他の回数繰り返され、それによって、一組の静脈再充填時間が、メモリ内に記憶される。記憶された静脈再充填時間は、平均化され、平均化された静脈再充填時間に基づいて、圧迫圧力を再充填圧力に低下させることと、次のサイクルのチャンバを加圧させることとの間の時間が、調節される。
【0010】
他の目的および特徴は、部分的に、以下において明白となり、そこから指摘されるであろう。
本発明はさらに、例えば、以下を提供する。
(項目1)
少なくとも1つのチャンバを有するスリーブによって巻かれている四肢内の血流を増大させる方法であって、前記チャンバは、前記チャンバの概ね下にある領域内の四肢に圧迫を印加するために加圧されることが可能であり、前記方法は、
(a)前記チャンバを第1の圧迫圧力に加圧し、前記チャンバの概ね下にある領域から前記四肢内の血液を移動させることと、
(b)前記少なくとも1つのチャンバを前記第1の圧迫圧力に加圧した後、前記チャンバ内の圧力を再充填圧力に低下させ、前記チャンバの概ね下にある前記四肢の領域に血液を再流入させることと、
(c)前記チャンバ内の圧力を感知することによって、前記四肢内の静脈血流が安定状態に戻るまでの経過時間に対応する第1の静脈再充填時間を決定することと、
(d)前記第1の圧迫圧力と異なり、かつ、互に異なる第2および他の圧迫圧力を使用して、第2回および他のステップ(a)、(b)、および(c)を繰り返し、第2および他の静脈再充填時間を決定することと、
(e)最大静脈再充填時間における圧迫圧力を見出すことにより、前記チャンバの概ね下にある前記領域からの血流が最大化される圧迫圧力を特定することによって、カスタマイズされた圧迫圧力を決定することと、
(f)前記スリーブを用いて圧迫療法を前記四肢に適用することであって、前記圧迫療法は、繰り返し、前記チャンバを前記カスタマイズされた圧迫圧力に加圧し、前記チャンバ内の圧力を低下させることを含む、ことと
を含む、方法。
(項目2)
前記カスタマイズされた圧迫圧力を決定することは、前記第1、第2、および他の静脈再充填時間に対する前記第1、第2、および他の圧迫圧力のプロットに曲線を当てはめることを含む、項目1に記載の方法。
(項目3)
前記カスタマイズされた圧力を決定することは、前記最大静脈再充填時間に対応する、前記曲線の頂点における圧迫圧力を見出すことを含む、項目2に記載の方法。
(項目4)
前記第1の圧迫圧力は、前記第2の圧迫圧力未満であり、前記第2の圧迫圧力は、前記他の圧迫圧力のうちの第3の圧迫圧力未満である、項目2に記載の方法。
(項目5)
前記第1の圧迫圧力は、約20mmHgから約50mmHgの範囲内であり、前記第2の圧迫圧力は、約30mmHgから約60mmHgの範囲内であり、前記第3の圧迫圧力は、約40mmHgから約80mmHgの範囲内である、項目4に記載の方法。
(項目6)
ステップ(f)に続いて、前記方法は、ステップ(a)−(e)を繰り返し、新しいカスタマイズされた圧迫圧力を決定することをさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目7)
前記第1の圧迫圧力において、ステップ(a)、(b)、および(c)を複数回繰り返し、一組の第1の静脈再充填時間を収集することをさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目8)
ステップ(d)は、前記第2の圧迫圧力および前記他の圧迫圧力において、ステップ(a)、(b)、および(c)を複数回繰り返し、一組の第2および他の静脈再充填時間を収集することをさらに含む、項目7に記載の方法。
(項目9)
前記一組の第1の静脈再充填時間、前記一組の第2の静脈再充填時間、および前記一組の他の静脈再充填時間における前記静脈再充填時間を平均化することをさらに含む、項目8に記載の方法。
(項目10)
前記カスタマイズされた圧迫圧力を決定することは、前記第1、第2、および他の圧迫圧力に対する前記平均静脈再充填時間を使用して、最大静脈再充填時間における圧迫圧力を見出すことを含む、項目9に記載の方法。
(項目11)
ステップ(f)は、圧迫療法の間に取得された静脈再充填時間を収集することと、収集された静脈再充填時間を平均化することと、平均化された静脈再充填時間に基づいて、前記チャンバの連続する加圧の間の時間を調節することとを含む、項目1に記載の方法。
(項目12)
少なくとも1つのチャンバを有するスリーブによって巻かれている四肢内の血流を増大させる方法であって、前記チャンバは、前記チャンバの概ね下にある領域内の四肢に圧迫を印加するために加圧されることが可能であり、前記方法は、
(a)前記少なくとも1つのチャンバを第1の圧迫圧力に加圧し、前記チャンバの概ね下にある領域から前記四肢内の血液を移動させることと、
(b)前記チャンバを前記第1の圧迫圧力に加圧した後、前記チャンバ内の圧力を再充填圧力に低下させ、前記チャンバの概ね下にある前記四肢の領域に血液を再流入させることと、
(c)前記チャンバ内の圧力を感知することによって、前記第1の圧迫圧力に低下させた後に前記四肢内の静脈血流が安定状態に戻るまでの経過時間に対応する第1の静脈再充填時間を決定することと、
(d)少なくとも1つの追加の回数、ステップ(a)、(b)、および(c)を繰り返し、一組の第1の静脈再充填時間を収集することと、
(e)収集された一組の第1の静脈再充填時間から平均の第1の静脈再充填時間を計算することと、
(f)前記チャンバを第2および他の圧迫圧力に加圧することであって、前記第2および他の圧迫圧力は、前記第1の圧迫圧力と異なる、ことと、
(g)前記チャンバを前記第2および他の圧迫圧力に加圧した後、前記チャンバ内の圧力を再充填圧力に低下させ、前記チャンバの概ね下にある前記四肢の領域に血液を再流入させることと、
(h)前記チャンバ内の圧力を感知することによって、前記第2および他の圧迫圧力に低下させた後に前記四肢内の静脈血流が安定状態に戻るまでの経過時間に対応する第2および他の再充填時間を決定することと、
(i)少なくとも1回、ステップ(f)、(g)、および(h)を繰り返し、一組の第2の静脈再充填時間および1つ以上の組の他の静脈再充填時間を収集することと、
(j)収集された一組の第2の静脈再充填時間から平均の第2の静脈再充填時間を計算し、前記1つ以上の組の他の静脈再充填時間から1つ以上の平均の他の静脈再充填時間を計算することと、
(k)最大静脈再充填時間における圧迫圧力を見出すことにより、前記チャンバの概ね下にある前記領域からの血流が最大化される圧迫圧力を特定することによって、カスタマイズされた圧迫圧力を決定することと、
(l)前記スリーブを用いて圧迫療法を前記四肢に適用することであって、前記圧迫療法は、繰り返し、前記少なくとも1つの加圧式チャンバを計算され選ばれた圧力に加圧し、前記少なくとも1つの加圧式チャンバ内の圧力を低下させ、静脈を再充填させることを含む、ことと
を含む、方法。
(項目13)
ステップ(l)に続いて、前記方法は、ステップ(a)−(k)を繰り返し、新しいカスタマイズされた圧迫圧力を決定することをさらに含む、項目12に記載の方法。
(項目14)
前記圧迫療法を適用することは、前記少なくとも1つの加圧式チャンバを計算され選ばれた圧力に加圧することを繰り返す前に、前記最大再充填時間と略等しい選択された期間の間、前記加圧式チャンバを低下された圧力に維持することをさらに含む、項目12に記載の方法。
(項目15)
ステップ(l)は、圧迫療法の間に取得された静脈再充填時間を収集することと、収集された静脈再充填時間を平均化することと、平均化された静脈再充填時間に基づいて、前記チャンバの連続する加圧の間の時間を調節することとを含む、項目12に記載の方法。
(項目16)
圧迫デバイスであって、
ヒトの四肢の周囲に巻かれるために適合されているスリーブであって、前記スリーブは、前記四肢に圧力を印加するための少なくとも1つの膨張式空気袋を含む、スリーブと、
圧迫制御ユニットであって、前記圧迫制御ユニットは、
加圧された空気源と、
前記加圧された空気源と流体連通し、前記加圧された空気源の下流にある弁であって、前記弁は、前記加圧された空気源と前記少なくとも1つの膨張式空気袋との間の選択された流体接続を可能にし、かつ、前記少なくとも1つの膨張式空気袋と大気との間の選択された連通とを可能にする、弁と、
前記膨張式空気袋内の流体圧力の決定における使用のために配置される圧力センサと、
前記加圧された空気源、前記弁、および前記圧力センサと電気通信するコントローラと
を含む、圧迫制御ユニットと
を含み、
前記コントローラは、プロセッサを含み、
前記プロセッサは、
(a)前記スリーブが前記四肢の周囲に巻かれた場合に、前記膨張式空気袋を第1の圧迫圧力に加圧し、前記膨張式空気袋の概ね下にある前記四肢の領域内の血液を移動させることと、
(b)前記少なくとも1つのチャンバを前記第1の圧迫圧力に加圧した後、前記少なくとも1つの膨張式空気袋内の圧力を再充填圧力に低下させ、前記膨張式空気袋の概ね下にある前記四肢の領域に血液を再流入させることと、
(c)前記膨張式空気袋内の圧力を感知することによって、前記第1の圧迫圧力に低下させた後に前記四肢内の静脈血流が安定状態に戻るまでの経過時間に対応する第1の静脈再充填時間を決定することと、
(d)前記膨張式空気袋を第2および他の圧迫圧力に加圧することであって、前記第2および他の圧迫圧力は、前記第1の圧迫圧力と異なる、ことと、
(e)前記少なくとも1つのチャンバを前記第2および他の圧迫圧力に加圧した後、前記膨張式空気袋内の圧力を再充填圧力に低下させ、前記膨張式空気袋の概ね下にある前記四肢領域に血液を再流入させることと、
(f)前記膨張式空気袋内の圧力を感知することによって、前記第2および他の圧迫圧力に低下させた後に前記四肢内の静脈血流が安定状態に戻るまでの経過時間に対応する第2および他の静脈再充填時間を決定することと、
(g)最大静脈再充填時間における圧迫圧力を見出すことにより、前記チャンバの概ね下にある前記領域からの血流が最大化される圧迫圧力を特定することによって、カスタマイズされた圧迫圧力を決定することと、
(h)前記スリーブを用いて圧迫療法を前記四肢に適用することであって、前記圧迫療法は、繰り返し、前記膨張式空気袋を前記カスタマイズされた圧迫圧力に加圧し、前記少なくとも1つの加圧式チャンバ内の圧力を低下させ、静脈を再充填させることを含む、ことと
を行うためのコンピュータ実行可能命令を実行するように構成されている、
圧迫デバイス。
(項目17)
前記スリーブは、複数の膨張式空気袋を含み、前記コントローラは、前記圧迫制御ユニットを動作させることにより、前記カスタマイズされた圧力を使用して、前記スリーブを用いて圧迫療法を前記四肢に適用するように構成されている、項目16に記載の圧迫デバイス。
(項目18)
前記コントローラは、所定の時間に新しいカスタマイズされた圧力を決定するためのコンピュータ実行可能命令を含む、項目16に記載の圧迫デバイス。
(項目19)
前記コントローラは、ステップ(c)を実行する前に、ステップ(a)および(b)を複数回繰り返し、前記第1の圧迫圧力において、複数の第1の静脈再充填時間を発生させるためのコンピュータ実行可能命令を含み、前記コントローラは、前記第1の静脈再充填時間を平均化し、平均の第1の静脈再充填時間をステップ(g)において使用するためのコンピュータ実行可能命令をさらに含む、項目16に記載の圧迫デバイス。
(項目20)
前記コントローラは、メモリエリアを含み、前記メモリエリアは、ステップ(h)中に取得された静脈再充填時間と、取得された静脈再充填時間を平均化し、平均化された静脈再充填時間に対応するように前記空気袋の連続する膨張の間の時間を調節するためのコンピュータ実行可能命令とを記憶している、項目16に記載の圧迫デバイス。
(項目21)
少なくとも1つのチャンバを有するスリーブによって巻かれている四肢内の血流を増大させる方法であって、前記チャンバは、前記チャンバの概ね下にある領域内の四肢に圧迫を印加するために加圧されることが可能であり、前記方法は、
(a)前記チャンバを前記チャンバの概ね下にある領域から前記四肢内の血液を移動させるための圧迫圧力に加圧することと、
(b)前記少なくとも1つのチャンバを前記第1の圧迫圧力に加圧した後、前記チャンバ内の圧力を再充填圧力に低下させ、前記チャンバの概ね下にある前記四肢の領域に血液を再流入させることと、
(c)前記チャンバ内の圧力を感知することによって、前記四肢内の静脈血流が安定状態に戻るまでの経過時間に対応する静脈再充填時間を決定することと、
(d)ステップ(c)で決定された前記静脈再充填時間をメモリ内に記憶することと、
(e)第2および他のステップ(a)、(b)、(c)、および(d)を繰り返すことであって、それによって、一組の静脈再充填時間がメモリ内に記憶される、ことと、
(f)記憶されている静脈再充填時間を平均化することと、
(g)平均化された静脈再充填時間に基づいて、圧迫圧力を前記再充填圧力に低下させることと、次のサイクルの前記チャンバを加圧することとの間の時間を調節することと
を含む、方法。