(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】5719076
(24)【登録日】2015年3月27日
(45)【発行日】2015年5月13日
(54)【発明の名称】草刈機
(51)【国際特許分類】
A01D 34/68 20060101AFI20150423BHJP
A01D 34/78 20060101ALI20150423BHJP
【FI】
A01D34/68 A
A01D34/78 Z
【請求項の数】1
【全頁数】4
(21)【出願番号】特願2014-213373(P2014-213373)
(22)【出願日】2014年10月20日
【審査請求日】2014年10月22日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】512227753
【氏名又は名称】井上 時子
(74)【代理人】
【識別番号】711009394
【氏名又は名称】谷川 光有
(72)【発明者】
【氏名】井上 憲生
【審査官】
木村 隆一
(56)【参考文献】
【文献】
特開2006−314278(JP,A)
【文献】
特開2014−117267(JP,A)
【文献】
特開2011−067103(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A01D 34/412−34/90
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
取っ手の振れの方向を検出するGセンサーを草刈機に取り付け、草刈機の取っ手の振れの方向が反転した事がGセンサーによって検出されたときに、回転歯を自動反転させる草刈機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
草刈機の効率向上に関する発明である。
【背景技術】
【0002】
従来から草刈機として、使う円形の刃物をただ一方向に回すだけの物が多く、逆転できない草刈機もあり、逆転できる物でも、逆転させようとすると手元のスイッチを操作しなければ逆転ができなかった。従来の草刈機の逆転の目的は、刈って行くうちに草が草刈機に絡まり、絡まった草を除去するために逆転させるのが目的であって、多少手間の掛かる手元のスイッチでもこの目的には叶い、特に問題はなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許出願公開番号 昭59−232802 切断する刃物に関する発明である。
【特許文献2】特願2012−231804 コードレス園芸工具
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の草刈機は、刃物の回転が一方向であり、草を刈る場合、例えば左から右に草を刈ると、右端まで行き着くと、草を刈らないで、一旦左まで刃物を動かして、もう一度左から右へ草を刈る操作をしなければならなかった。手元に逆転スイッチがある草刈機もあるが、この場合、その都度スイッチ操作が必要であり、草刈の効率が悪かった。
また回転を同じ方向のまま、左右に刈る方法もあるが、反対方向の草刈り効率が悪かった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、Gセンサーにより、草刈機の回転歯を自動反転させる草刈機を実現させる。使用する回転する刃物は、正回転、逆回転でも切れる歯を付けた回転する刃物を用いなければならないが、Gセンサーからの出力をCPUにて検出して、左から右への取っ手の振れを検出するのである。また逆に右から左への取っ手部分の振れを検出し、刃物の回転方向を自動的に逆にしようとするのである。こうすると右に取っ手を振って行く場合でも、左に取っ手を振って行く場合でもいづれも刃物が有効に活用でき、往復で草刈ができる。効率的に草刈りをしようとする。
【発明の効果】
【0006】
一々手元スイッチなどにより、刃物の回転方向を逆にするのでなく、刃先を右方向から左方向に動かすだけで、回転方向が逆になるので、草刈機の効率が上がる。即ち右向きの方向に草を刈ってゆく場合も、左向けに草を刈って行く場合でも同じように刈ることができ、効率的な草刈りができる。
またしょっちゅう刃物が逆転するので、草が絡まる心配が減る。 従来の1方向回転では、草がロータに巻きつくことが多くあり、自動的に反回転することにより草がロータに巻きつくことが少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【
図1】本発明の実施の形態におけるシステムブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
【実施例】
【0009】
図1は、本発明に係るGセンサーによる自動反転式の草刈機のシステムブロック図である。
Gセンサーからの出力をCPUにより検出し、草刈機が反転する際にブラシレスモーターの回転を逆に制御する。
【産業上の利用可能性】
【0010】
草刈り機の草刈り歯を自動反転させることにより、草刈りの効率向上が可能となる。
【符号の説明】
【0011】
1 リチュウムイオン電池
2 ハンドスイッチ
3 スピードコントロールスイッチ
4 Gセンサー
5 CPU
6 ブラシレスモーター
7 草刈り歯
【要約】
【課題】従来の草刈機は草を刈る方向により、草刈り歯を自動的に回転を逆にするシステムはなく、一方向に草を刈って、また最初の位置に草刈機を戻して刈るか、あるいは手動で草刈機の回転を逆にするしか方法がなかった。またそのまま逆転せずに草を刈る方法もあるが、草刈りの効率が悪かった。
【解決手段】Gセンサーにより草を刈っている方向を検出し、逆に刈り始めたら自動的に草刈り歯を逆回転させる。手元のスイッチを操作しなくても逆転することができ、草刈り時の効率向上を図った。
【選択図】
図1