(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記データベースにおいて前記加入者識別子と代理店の識別子とが対応付けられていない場合、前記会員登録を行うユーザが、当該ユーザが保持している携帯電話機について前記所定の通信事業者に対する契約者本人であるか確認するステップと、
前記会員登録を行うユーザが、当該ユーザが保持している携帯電話機について前記所定の通信事業者に対する契約者本人でない場合には、前記データベースにおいて、前記携帯電話機から受信した代理店の識別子を、前記加入者識別子に対応付けるステップと、
を含む請求項1記載の情報処理方法。
前記会員登録を行うユーザが、当該ユーザが保持している携帯電話機について前記所定の通信事業者に対する契約者本人である場合には、前記データベースにおいて、前記会員登録のために取得した、免許証番号を含む所定の項目についての値と同一の値が代理店の識別子と対応付けられているか判断するステップと、
前記データベースにおいて、前記会員登録のために取得した、免許証番号を含む所定の項目についての値と同一の値が代理店の識別子と対応付けられている場合には、前記データベースにおいて、前記携帯電話機から代理店の識別子を受信していても、前記データベースにおいて、前記会員登録のために取得した、免許証番号を含む所定の項目についての値と同一の値に対応付けられている前記代理店の識別子を、受信した前記加入者識別子に対応付けるステップと、
をさらに含む請求項2記載の情報処理方法。
前記データベースにおいて、前記会員登録のために取得した、免許証番号を含む所定の項目についての値と同一の値が代理店の識別子と対応付けられていない場合には、前記データベースにおいて、前記携帯電話機から受信した代理店の識別子を、前記加入者識別子に対応付けるステップ
をさらに含む請求項3記載の情報処理方法。
特定された前記通信事業者が前記所定の通信事業者ではない場合には、前記データベースにおいて、前記会員登録のために取得した、免許証番号を含む所定の項目についての値と同一の値が代理店の識別子と対応付けられているか判断するステップと、
前記データベースにおいて、前記会員登録のために取得した、免許証番号を含む所定の項目についての値と同一の値が代理店の識別子と対応付けられている場合には、前記データベースにおいて、前記携帯電話機から代理店の識別子を受信していても、前記会員登録のために取得した、免許証番号を含む所定の項目についての値と同一の値に対応付けられている前記代理店の識別子が、前記会員登録を行うユーザが個別の保険契約を行う場合に当該保険契約に関与した代理店の識別子として登録されるように、前記データベースにおいて設定を行うステップと、
をさらに含む請求項1乃至4のいずれか1つ記載の情報処理方法。
前記データベースにおいて、前記会員登録のために取得した、免許証番号を含む所定の項目についての値と同一の値が代理店の識別子と対応付けられていない場合には、前記データベースにおいて、前記携帯電話機から受信した代理店の識別子を、前記データベースにおいて、前記会員登録のために取得した、免許証番号を含む所定の項目についての値に対応付けるステップ
をさらに含む請求項5記載の情報処理方法。
会員情報に含まれる免許証番号と氏名と生年月日との組み合わせについて運転者識別子を発行して、前記データベースに前記免許証番号と氏名と生年月日との組み合わせに対応付けて登録するステップと、
前記会員登録後に一日単位自動車保険の契約の申し込みに応じて、前記データベースに登録されている前記免許証番号と前記氏名と前記生年月日と前記運転者識別子と前記一日単位自動車保険の利用日とを第2のデータベースに登録するステップと、
他の自動車保険の契約申し込みの際に、当該他の自動車保険の契約者の氏名、生年月日及び免許証番号とを受信するステップと、
受信された前記契約者の氏名、生年月日及び免許証番号で前記データベースを検索して運転者識別子を抽出するステップと、
抽出された前記運転者識別子によって前記第2のデータベースを検索して、前記一日単位自動車保険の契約のデータを読み出すステップと、
をさらに含む請求項1乃至7のいずれか1つ記載の情報処理方法。
【発明を実施するための形態】
【0022】
図1に、本発明の実施の形態に係るシステムの概要を示す。携帯電話通信網を含むネットワーク1には、本実施の形態で主要な処理を実施する保険会社サーバ5と、保険会社と提携関係にあるA通信事業者のA通信事業者サーバ3とが接続されており、各携帯電話機は、ネットワーク1を介して保険会社サーバ5にアクセスするようになっている。なお、A通信事業者サーバ3は、A通信事業者と契約している加入者のデータを蓄積している加入者DB31を管理している。
【0023】
保険会社サーバ5は、A通信事業者の携帯電話通信網を介してアクセスしてきたユーザに対しては、A通信事業者サーバ3と連携して以下に述べる処理を実施する。特に、携帯電話機の加入者識別子を用いた本人確認処理については例えばA通信事業者サーバ3で行って、本人確認が行われた場合には加入者DB31に格納されている個人情報の少なくとも一部を保険会社サーバ5に出力するようになっている。また、実際に携帯電話機のユーザが個々の保険契約を行った場合に、保険料の決済についてはA通信事業者サーバ3側で行うようにしても良い。一方、A通信事業者以外の通信事業者の携帯電話通信網を介してアクセスしてきたユーザについては、保険会社サーバ5によって処理を行う。
【0024】
また、携帯電話機A及びBについては、ウェブ(Web)ブラウザ機能及びメールクライアント機能を有するものとする。
【0025】
図2に、保険会社サーバ5の機能ブロック図を示す。保険会社サーバ5は、会員登録処理部51と、会員データベース(DB)52と、利用申込処理部53と、契約データベース(DB)54と、割引データベース(DB)55と、割引処理部56とを有する。本実施の形態では、典型的には、最初に会員登録を行った上で、個別の保険契約を行うという方式を採用している。具体的には、一般的な自動車保険ではなく、必要が生じた場合に1日単位の自動車保険の契約を行うものとする。この個別の保険契約の申し込みを、利用申し込みと呼ぶことにする。
【0026】
会員登録処理部51は、以下で述べる会員登録のための処理を実施し、会員登録の結果については会員DB52に格納する。A通信事業者の携帯電話通信網を介してアクセスしてきたユーザについては、会員登録処理部51は、A通信事業者サーバ3と連携して処理を行う。
【0027】
また、利用申込処理部53は、ユーザからの利用申し込みを処理し、個別の保険契約の内容については契約DB54に登録する。また、利用申込処理部53は、割引DB55にも個別の保険契約の内容の少なくとも一部については登録する。本実施の形態では、個別の保険契約を所定回数以上行って無事故であれば、一般的な自動車保険の契約をする場合に割引を行うという仕組みを採用している。従って、割引処理部56は、事故の有無などのデータを割引DB55に登録すると共に、一般的な自動車保険の契約を行う場合には所定の条件を満たす同一人の個別保険契約のデータを抽出する処理などを実施する。
【0028】
次に、
図3乃至
図42を用いて、
図1及び
図2に示したシステムの処理について説明する。例えば、ユーザは、代理店が配布する、1日単位の自動車保険についてのパンフレットを参照して、当該パンフレットに印刷されているQRコードなどを携帯電話機で読み取り、当該QRコードから得られるURL(Uniform Resource Locator)に携帯電話機をアクセスさせる(
図3:ステップS1)。このURLにパラメータとして代理店の識別子(代理店コードとも呼ぶ)が含まれており、アクセス時に代理店の識別子が保険会社サーバ5に送信される場合もある。また、このアクセスに応じて代理店の識別子の入力ページデータを保険会社サーバ5の会員登録処理部51から、アクセス元の携帯電話機に送信し、携帯電話機で代理店の識別子の入力ページを表示するようにしてもよい。この場合、ユーザがパンフレットに印刷されている代理店の識別子を入力ページに入力して、当該代理店の識別子を保険会社サーバ5に送信させるようにしてもよい。保険会社サーバ5の会員登録処理部51は、代理店の識別子を受信して、例えばメインメモリなどの記憶装置に識別データなどと対応付けて格納する。
【0029】
この後、メールアドレスを登録するために、会員登録処理部51は、代理店の識別子を受信した後、例えば
図4に示すような空メールを送信するためのページデータを携帯電話機に送信する。携帯電話機は、保険会社サーバ5から空メールを送信するためのページデータを受信すると、表示装置に表示する。
図4の例では、空メールを生成するための「次へ」ボタンが設けられており、ユーザがこれをクリックすると、携帯電話機のメールクライアントが起動されて、例えば
図5に示すようなメールが生成される。なお、上で述べた識別データが空メールを送信するためのページデータと共に携帯電話機に送信されており、メールにも添付されるようになっている。これは、メールアドレスの入力を誤りなく簡単に行うための手法である。ユーザは、空メールであるから本文には何も書かずに「送信」ボタンを押すと、自メールアドレスを含むメールが会員登録処理部51に送信される。これに対して、会員登録処理部51は、メールを受信すると、メールに含まれるユーザのメールアドレスを、例えばメインメモリなどの記憶装置に識別データに対応付けて格納する。そして、会員登録処理部51は、これまでに収集したデータと以後のデータを対応付けるため、例えば
図6に示すようなメールを携帯電話機宛に返信する。
図6の例では、アクセス先のURL(すなわち会員登録用ページのURL)が含まれており、xxxxxの部分に例えば識別データが含まれる。携帯電話機は、
図6に示すようなメールを受信する(ステップS3)。なお、以後この識別データなどを用いて会員登録処理部51と携帯電話機と間のトランザクションを関連づけるものとして説明を省略する。
【0030】
そして、ユーザは、このメールを表示装置に表示させて、URLを選択し、当該携帯電話機を、会員登録のためのページへアクセスさせる(ステップS5)。例えば、アクセスに応じて、会員登録処理部51は、
図7に示すようなサービスのトップページのデータを携帯電話機に送信する。携帯電話機は、
図7に示すようなサービスのトップページのデータを受信し、表示装置に表示する。
図7の例では、1日単位自動車保険の会員登録サイトへのボタンと、商品概要の説明ページへのボタンと、商品の詳細な説明ページへのボタンとを有しており、ここでは1日単位自動車保険の会員登録サイトへのボタンを押したものとする。
【0031】
その後、会員登録処理を実施する(ステップS7)。この会員登録処理については、
図8乃至
図26を用いて説明する。
【0032】
保険会社サーバ5の会員登録処理部51は、例えば会員登録サイトへのアクセスの際には、携帯電話機から加入者識別子を取得すると共に、当該加入者識別子などから通信事業者を特定すると共に、既に受信している代理店の識別子を特定する(
図8:ステップS21)。
【0033】
そして、会員登録処理部51は、ユーザが利用しているネットワークの通信事業者が、提携関係にあるA社であるかを判断する(ステップS23)。ユーザが利用しているネットワークの通信事業者がA社以外であれば端子Aを介して
図21の処理に移行する。一方、ユーザが利用しているネットワークの通信事業者がA社であれば、会員登録処理部51は、A通信事業者サーバ3と連携して本人確認処理を実施する。例えば、会員登録処理部51(又はA通信事業者サーバ3)は、
図9に示すような本人確認のためページデータを携帯電話機に送信する。携帯電話機は、
図9に示すような本人確認のためページデータを受信し、表示装置に表示する。
図9の例では、ネットワーク暗証番号及び生年月日の入力を促すページとなっており、ユーザは、これらのデータを入力し、「同意して次へ」ボタンを押す。そうすると、入力データは携帯電話機から会員登録処理部51(又はA通信事業者サーバ3)に送信され、会員登録処理部51からA通信事業者サーバ3に転送される。A通信事業者サーバ3は、加入者DB31における加入者識別子とネットワーク暗証番号と生年月日との組み合わせと、今回取得した加入者識別子とネットワーク暗証番号と生年月日との組み合わせが一致するか判断する。一致していない場合にはこれ以降の処理は行われない。なお、再度の認証については以下の説明では省略する。一方、一致していれば、A通信事業者サーバ3は、加入者DB31に格納されている加入者情報の少なくとも一部を、会員登録処理部51に出力する。会員登録処理部51は、A通信事業者サーバ3から通信事業者が保持しているデータ(携帯電話機の契約者のデータ)を取得する(ステップS25)。
【0034】
そうすると、会員登録処理部51は、携帯電話機の契約者のデータを含む契約関係確認ページのデータを携帯電話機に送信する。携帯電話機は、保険会社サーバ5から契約関係確認ページのデータを受信し、表示装置に表示する。例えば
図10に示すような画面が表示される。
図10の例では、名前、名前(フリガナ)、生年月日、住所、連絡先については、加入者DB31から取得したデータである。そして、借りる車を運転する人については、携帯電話の契約者との関係をコンボボックスで指定するようになっている。ユーザは、この指定を行った上で、「次へ」ボタンを押す。そうすると、携帯電話機から、保険会社サーバ5に、携帯電話の契約者との関係を表すデータが送信される。保険会社サーバ5の会員登録処理部51は、携帯電話の契約者との関係を表すデータを受信し、例えばメインメモリなどの記憶装置に格納する(ステップS27)。
【0035】
そうすると、会員登録処理部51は、運転者が携帯電話の契約者本人であるかを判断する(ステップS29)。本人が指定されている場合には、会員登録処理部51は、
図11のような運転者情報確認ページを生成して、携帯電話機に送信する。携帯電話機は、
図11のような運転者情報確認ページを受信して、表示装置に表示する。
図11の例では、携帯電話の契約者との関係、名前、名前(フリガナ)、生年月日、住所、及び連絡先についてはこれまでに取得したデータが含まれている。但し、住所は変更が可能となっている。また、免許証番号及び有効期限については、本ページにて入力するようになっている。ユーザは、表示内容を確認の上、免許証番号及び有効期限を入力し、「次へ」ボタンを押す。そうすると、携帯電話機は、入力データと共に修正のあったデータ項目についてのデータ値を、保険会社サーバ5に送信する。保険会社サーバ5の会員登録処理部51は、免許証番号及び有効期限と修正されたデータを受信し、例えばメインメモリなどの記憶装置に格納する(ステップS31)。処理はステップS35に移行する。
【0036】
一方、運転者が携帯電話の契約者本人ではない場合には、会員登録処理部51は、運転者選択のためのページデータを生成して、携帯電話機に送信する。携帯電話機は、保険会社サーバ5から、運転者選択のためのページデータを受信して、表示装置に表示する。例えば
図12に示すような画面が表示される。
図12の例は、例えば
図10において「子供」を選択した場合を表している。そして、
図12の例では、既に長男と次男については会員登録済みである。すなわち、運転者選択のためのページデータを生成する際には、会員DB52から、加入者識別子が同じ会員(運転者)のデータを読み出して用いている。ここでは、ユーザは「子供(新規登録)」を選択して、「次へ」ボタンを押したものとする。そうすると、携帯電話機は、選択結果を保険会社サーバ5に送信する。保険会社サーバ5の会員登録処理部51は、携帯電話機から運転者選択の結果を受信する。
【0037】
この運転者選択の結果に応じて、会員登録処理部51は、
図13に示すような運転者情報入力ページのデータを生成して、携帯電話機に送信する。携帯電話機は、保険会社サーバ5から運転者情報入力ページのデータを受信し、表示装置に表示する。
図13の例では、携帯電話の契約者との関係、住所(携帯電話の契約者の住所)についてはこれまでに取得した情報が含まれている。続柄についても上での選択結果において確定的な場合にはそのまま表示する。一方、確定的でない場合には、コンボボックスなどで指定するようになっている。さらに、名前、名前(フリガナ)、生年月日、連絡先、免許証番号及び免許証有効期限については、ここで入力するようになっている。住所については、携帯電話の契約者と同居していない場合にはここで入力するようになっている。ユーザは、このようなデータを入力した後、「次へ」ボタンをクリックする。そうすると携帯電話機は、入力データを保険会社サーバ5に送信する。保険会社サーバ5の会員登録処理部51は、運転者についての入力データを受信し、例えばメインメモリなどの記憶装置に格納する(ステップS33)。
【0038】
そして、会員登録処理部51は、これまでに取得した免許証番号、生年月日及び名前の組み合わせが、会員DB52に既に登録済みであるか判断する(ステップS35)。会員DB52には、例えば
図14のようなデータが格納される。上でも述べたが、本実施の形態では、A通信事業者の携帯電話通信網を介して会員登録及び利用申し込みを行う場合と、それ以外の通信事業者の携帯電話通信網を介して会員登録及び利用申し込みを行う場合とでは、登録されるデータが異なる。単純な場合、前者の場合には、通信事業者の識別子と、加入者識別子と、携帯電話契約者との関係と、免許証番号と、名前と、生年月日と、住所と、電話番号(連絡先)と、免許証有効期限と、加入者識別子代理店コードと、運転者IDとを登録するようになっている。後者の場合には、パスワードと、通信事業者の識別子と、免許証番号と、名前と、生年月日と、住所と、電話番号と、免許証有効期限と、会員代理店コードと(代理店の識別子)と、運転者IDとが登録されるようになっている。なお、運転者IDは、運転免許証、名前及び生年月日の組み合わせにつきユニークに付与され、システム内だけで用いられる。加入者識別子代理店コードは、加入者識別子に対応付けられている代理店の識別子であり、会員代理店コードは、運転免許証や運転者IDなどで特定される個人に対応付けられている代理店の識別子である。
【0039】
なお、会員DB52では、A通信事業者の携帯電話通信網を介して会員登録及び利用申し込みを行うユーザのために、
図15に示すようなデータを補助的に保持している場合もある。
図15の例では、加入者識別子毎に、加入者識別子代理店コードと、登録済みの運転者のリスト(携帯電話の契約者との関係及び運転者ID)とを登録するようになっている。このようなデータを保持していることで、加入者識別子代理店コードを特定しやすく、また加入者識別子に関係する運転者を容易に特定できる。
【0040】
本実施の形態では、上でも述べたように免許証番号、生年月日及び名前がそれぞれ完全に一致していれば同一人と判断する。もし、会員DB52に、入力された免許証番号、生年月日及び名前の組み合わせが既に登録されている場合には、重複登録になるのでそのまま登録するのではなく、変更部分及び差分を更新登録することにする。なお、確認は不要とする。但し、確認要としてもよい。
【0041】
一方、免許証番号が一致する登録がなされており、生年月日及び名前のうち少なくともいずれかが一致しない場合には、何らかの入力ミス等(改姓等も含む)が発生している可能性があるので、確認要と判断する。また、免許証番号は異なっているが、名前及び生年月日については同一の登録が存在している場合には、運転免許証番号に入力ミスがあるかもしれないので、この場合も確認要と判断する。それ以外の相違については別人として登録すべきなので、確認不要と判断する。
【0042】
一般的な自動車保険の契約を行う際には、1日単位自動車保険の実績に基づき保険料の割引を行うので、同一人の実績を正確に収集する必要がある。従って、会員登録時にきちんと同一人か否かを判定して問題の発生を未然に防止するものである。
【0043】
確認不要であれば(ステップS37:Noルート)、端子Bを介して
図16のステップS42の処理に移行する。一方、確認要であれば(ステップS37:Yesルート)、端子Cを介して
図16のステップS41に移行する。
【0044】
図16の処理の説明に移行して、確認要であれば、会員登録処理部51は、
図17のような入力内容の確認要求ページを生成して、携帯電話機に送信する。携帯電話機は、
図17のような入力内容の確認要求ページを受信し、表示装置に表示する。
図17の例では、再度確認して訂正する方法と、コールセンタと通話して確認及び訂正する方法とが列挙されている。いずれも「訂正する」ボタンで、例えば
図13の画面の段階(ステップS33)に戻る。但し、既入力データについては埋め込まれた形で表示される。一方、別人である場合もあるので、例えばコールセンタと通話して確認の上、「このまま登録する」ボタンをクリックする場合もある(ステップS41)。このようにして会員登録が可能な状態にするか、そのまま会員登録の段階に移行する。
【0045】
一方、確認不要である場合又は「このまま登録する」ボタンが押された場合、会員登録処理部51は、
図18に示すような最終確認ページのデータを生成して、携帯電話機に送信する。携帯電話機は、
図18に示すような最終確認ページのデータを受信して、表示装置に表示する。
図18の例は、携帯電話の契約者本人の場合の最終確認ページを示しているが、携帯電話の契約者本人でない場合も、表示されるデータ項目については同じである。
図18の例では、携帯電話の契約者との関係と、名前と、名前(フリガナ)と、生年月日と、住所と、連絡先と、免許証番号と、免許証有効期限とが表示されるようになっている。修正が必要であれば「戻る」ボタンをクリックする。一方、そのまま登録可能な場合には、「登録する」ボタンをクリックする。そうすると、携帯電話機から、保険会社サーバ5の会員登録処理部51に、指示が送信される(ステップS42)。
【0046】
そして、会員登録処理部51は、完全に重複する会員登録である場合を除き、運転者IDを発行する(ステップS43)。上でも述べたように、運転者IDは、運転者毎に付与するIDである。さらに、会員登録処理部51は、運転者情報の登録処理を実施する(ステップS45)。
図14で示したようなデータを登録する。なお、免許証番号、生年月日及び名前が完全一致する場合には、更新登録として、差分及び変更部分について登録を行う。
【0047】
さらに、会員登録処理部51は、第1代理店コード登録処理を実施する(ステップS47)。第1代理店コード登録処理については、
図19を用いて説明する。
【0048】
会員登録処理部51は、会員DB52において、今回携帯電話機から受信した加入者識別子は既登録であるか判断する(
図19:ステップS51)。今回携帯電話機から受信した加入者識別子が既登録である場合には、会員登録処理部51は、会員DB52において、今回会員登録する運転者に対応付けて、加入者識別子代理店コードを登録する(ステップS53)。又は、この運転者についての利用申し込みの際に、加入者識別子代理店コードが当該代理店の実績として登録されるように設定を行う。例えば
図15に示すようなデータ構造を採用して、加入者識別子と加入者識別子代理店コードと、運転者IDとを対応付けておくようにしても良い。そして呼び出し元の処理に戻る。
【0049】
例えば、携帯電話の契約者本人又は家族が、その携帯電話機を用いて既に会員登録している場合には、最初に登録した代理店コードをそのまま今回会員登録を行った運転者(ユーザ)についても登録する。
【0050】
このような特別な関係を有する人たちについては1つの代理店で対応するのが好ましいためである。また、最初に登録された代理店に有利であるから、代理店に対して会員登録等についての営業活動を促進させるという作用もある。さらに、A通信事業者についても代理店として認識される場合もあり、このような場合には通信事業者固有の加入者識別子と代理店の識別子との関係を維持することが好ましいためである。
【0051】
一方、今回携帯電話機から受信した加入者識別子が未登録である場合には、会員登録処理部51は、今回会員登録を行った運転者が携帯電話の契約者本人であるか判断する(ステップS55)。今回会員登録を行った運転者が携帯電話の契約者本人ではない場合には、会員登録処理部51は、今回受信した代理店コードを、加入者識別子代理店コードとして、会員DB52に、運転者ID及び加入者識別子に対応付けて登録する(ステップS57)。これによって、新規に加入者識別子代理店コードが登録されることになる。そして、呼び出し元の処理に移行する。
【0052】
また、今回会員登録を行った運転者が携帯電話の契約者本人である場合には、会員登録処理部51は、今回会員登録を行った運転者が、既に会員DB52に登録済みであるか判断する(ステップS59)。この判断自体はステップS35における重複チェックと同様に、免許証番号、生年月日及び名前の組み合わせが既登録であるか否かで判断する。但し、上で述べたチェック結果を用いるようにしても良いし、今回会員DB52を再度検索するようにしても良い。今回会員登録を行った運転者が登録済みではない場合には新規登録であるからステップS57に移行する。
【0053】
一方、今回会員登録を行った運転者が登録済みである場合、これは他の通信事業者の携帯電話通信網を経由して会員登録を行ったか、前とは異なる携帯電話機を用いてA通信事業者の携帯電話通信網を経由して会員登録を行った場合に該当する。従って、会員登録処理部51は、既に登録されている会員代理店コード又は加入者識別子代理店コードを、今後の加入者識別子代理店コードとして、加入者識別子及び運転者IDに対応付けて登録する(ステップS61)。このように通信事業者を変更したり携帯電話機を変更するなどした場合でも、前に登録した代理店コードを引き継ぐことになる。このようにすれば、代理店との関係をデータベース上も維持させることができるようになる。そして、呼び出し元の処理に戻る。
【0054】
以上のような処理を実施することで、提携関係にある通信事業者との関係を優先しつつ、運転者(ユーザ)と代理店との関係を維持するように、代理店コードの登録などを実施する。
【0055】
図16の処理に戻って、このような処理を実施した後に、会員登録処理部51は、登録完了ページのデータを、携帯電話機に送信する。携帯電話機は、保険会社サーバ5から、登録完了ページのデータを受信し、表示装置に表示する(ステップS49)。例えば
図20に示すような登録完了ページを表示する。このような会員登録を行っておくことで、利用申し込みを簡単に行うことができるようになる。
【0056】
次に、
図8のステップS23で携帯電話機がA通信事業者以外の通信事業者の携帯電話網を介してアクセスしてきたと判断された場合における処理について、
図21乃至
図26を用いて説明する。
【0057】
まず、会員登録処理部51は、ユーザの基本的な情報を入力するための第1会員情報登録ページのデータを、携帯電話機に送信する。携帯電話機は、保険会社サーバ5から第1会員情報登録ページのデータを受信し、表示装置に表示する。例えば
図22に示すような画面が表示される。
図22の例では、名前、名前(フリガナ)、生年月日、免許証番号、免許証有効期限、郵便番号を入力するようになっている。なお、郵便番号を入力すると、次の入力データを削減できるようになっている。すなわち、「郵便番号から検索」ボタンをクリックするようになっている。ユーザがこのようなデータを入力して送信を指示すると、携帯電話機は、保険会社サーバ5に入力データを送信する。保険会社サーバ5の会員登録処理部51は、名前、生年月日及び免許証番号を含む入力データを受信し、例えばメインメモリなどの記憶装置に格納する(ステップS71)。
【0058】
そして、会員登録処理部51は、これまでに取得した免許証番号、生年月日及び名前の組み合わせが、会員DB52に既に登録済みであるか判断する(ステップS73)。このステップはステップS35と同様である。
【0059】
すなわち、本実施の形態では、上でも述べたように免許証番号、生年月日及び名前がそれぞれ完全に一致していれば同一人と判断する。もし、会員DB52に、入力された免許証番号、生年月日及び名前の組み合わせが既に登録されている場合には、重複登録になるのでそのまま登録するのではなく、変更部分及び差分を更新登録することにする。なお、確認不要として判断する。但し、確認要としてもよい。
【0060】
一方、運転免許証が一致する登録がなされており、生年月日及び名前のうち少なくともいずれかが一致しない場合には、何らかの入力ミス等(改姓等も含む)が発生している可能性があるので、確認要と判断する。また、運転免許証番号は異なっているが、名前及び生年月日については同一の登録が存在している場合には、運転免許証番号に入力ミスがあるかもしれないので、この場合も確認要と判断する。それ以外の相違については別人として登録すべきなので、確認不要と判断する。
【0061】
一般的な自動車保険の契約を行う際には、1日単位自動車保険の実績に基づき保険料の割引を行うので、同一人の実績を正確に収集する必要がある。従って、会員登録時にきちんと同一人か否かを判定して問題の発生を未然に防止するものである。
【0062】
確認不要であれば(ステップS75:Noルート)、ステップS79の処理に移行する。一方、確認要であれば(ステップS75:Yesルート)、会員登録処理部51は、
図23のような入力内容の確認要求ページを生成して、携帯電話機に送信する(ステップS77)。携帯電話機は、
図23のような入力内容の確認要求ページを受信し、表示装置に表示する。
図23の例では、再度確認して訂正する方法と、コールセンタと通話して確認及び訂正する方法とが列挙されている。いずれも「訂正する」ボタンで、例えば
図22の画面の段階(ステップS71)に戻る。但し、既入力データについては埋め込まれた形で表示される。一方、別人である場合もあるので、例えばコールセンタと通話して確認の上、「このまま登録する」ボタンをクリックする場合もある。このようにして会員登録が可能な状態にするか、そのまま会員登録を進める。
【0063】
一方、確認不要である場合又は「このまま登録する」ボタンが押された場合には、会員登録処理部51は、ユーザの補助的な情報を入力するための第2会員情報登録ページのデータを生成し、携帯電話機に送信する。郵便番号から住所を検索する処理を行う。携帯電話機は、保険会社サーバ5から第2会員情報登録ページのデータを受信し、表示装置に表示する。例えば
図24に示すような画面が表示される。
図24の例では、住所と、携帯電話番号と、ログインパスワード(再入力を含む)とを入力するようになっている。郵便番号から住所が得られていれば、入力欄に埋め込んだ形で提示する。さらに、前の入力事項を変更する場合には「戻る」ボタンを押して、登録内容確認を行う場合には「次へ」ボタンを押すようになっている。ここでは、ユーザは、データを入力して「次へ」ボタンを押したものとする。そうすると、携帯電話機は、入力データを保険会社サーバ5に送信する。保険会社サーバ5の会員登録処理部51は、入力データを受信し、例えばメインメモリなどの記憶装置に格納する(ステップS79)。
【0064】
その後、会員登録処理部51は、
図25に示すような最終確認ページのデータを生成して、携帯電話機に送信する。携帯電話機は、
図25に示すような最終確認ページのデータを受信して、表示装置に表示する。
図25の例は、名前と、名前(フリガナ)と、生年月日と、免許証番号と、免許証有効期限と、郵便番号と、住所と、携帯電話番号と、ログインパスワードとが表示されるようになっている。
図18との差は、主に、携帯電話の契約者との関係が含まれない点と、ログインパスワードが含まれている点である。A通信事業者以外の通信事業者と契約している場合には、免許証番号がIDとして用いられ、ログインパスワードと組み合わせてログインするためである。修正が必要であれば「戻る」ボタンをクリックする。一方、そのまま登録可能な場合には、「登録する」ボタンをクリックする。そうすると、携帯電話機から、保険会社サーバ5の会員登録処理部51に、指示が送信される(ステップS81)。
【0065】
そして、会員登録処理部51は、完全に重複する会員登録である場合を除き、運転者IDを発行する(ステップS83)。上でも述べたように、運転者IDは、運転者毎に付与するIDである。さらに、会員登録処理部51は、会員情報の登録処理を実施する(ステップS85)。
図14で示したようなデータを登録する。なお、免許証番号、生年月日及び名前が完全一致する場合には、更新登録として、差分及び変更部分について登録を行う。
【0066】
さらに、会員登録処理部51は、第2代理店コード登録処理を実施する(ステップS87)。第2代理店コード登録処理については、
図26を用いて説明する。
【0067】
まず、会員登録処理部51は、会員DB52に既に会員登録済みであるか判断する(
図26:ステップS101)。これは加入者識別子との対応付けが行われる会員登録ではなく、既に同様の会員登録が行われているかを判断するものである。完全な重複登録の場合であるから、会員代理店コードはそのまま用いることになるので、ここでは何もせず、呼び出し元の処理に戻る。
【0068】
一方、会員DB52に既に会員登録済みではない場合、会員登録処理部51は、今回の会員登録者が運転者として既登録であるか判断する(ステップS103)。すなわち、ユーザが通信事業者を切り替えたかを判断している。今回受信した、免許証番号、名前及び生年月日の組み合わせと完全に一致するデータが会員DB52に登録されているかで判断する。但し、ステップS73の重複チェック結果を用いても良い。今回の会員登録者が運転者として既登録ではない場合には、会員登録処理部51は、今回受信した代理店コードを、会員代理店コードとして、運転者ID及び免許証番号に対応付けて会員DB52に登録する(ステップS105)。そして呼び出し元の処理に戻る。
【0069】
一方、今回の会員登録者が運転者として既登録である場合には、会員登録処理部51は、既に今回受信した、免許証番号、名前及び生年月日の組み合わせに対応付けて会員DB52に登録されている加入者識別子代理店コードを、会員代理店コードとして免許証番号及び運転者IDに対応付けて登録する(ステップS107)。そして呼び出し元の処理に戻る。
【0070】
このような処理を実施することで、通信事業者を切り替えた場合であっても代理店コードを引き継ぐことができる。
【0071】
図21の処理の説明に戻って、このような処理を実施した後に、会員登録処理部51は、登録完了ページのデータを、携帯電話機に送信する(ステップS89)。携帯電話機は、保険会社サーバ5から、登録完了ページのデータを受信し、表示装置に表示する。例えば
図20に示すような登録完了ページを表示する。このような会員登録を行っておくことで、利用申し込みを簡単に行うことができるようになる。
【0072】
次に、
図27乃至
図42を用いて利用申し込み時の処理について説明する。携帯電話機からの利用申し込みページへのアクセスから、利用申込処理部53は、アクセスに係る通信事業者を特定する(
図27:ステップS121)。例えば、加入者識別子等から通信事業者を特定する。そして、利用申込処理部53は、通信事業者がA通信事業者であるかを判断する(ステップS123)。通信事業者がA通信事業者である場合には、利用申込処理部53は、免許証番号及びパスワードの入力ページのデータを携帯電話機に送信する。携帯電話機は、免許証番号及びパスワードの入力ページのデータを受信し、表示装置に表示する。例えば
図28に示すような画面が表示される。ユーザは、免許証番号及びパスワードを入力して、「次へ」ボタンをクリックする。そうすると、携帯電話機は、免許証番号及びパスワードを、保険会社サーバ5に送信する。保険会社サーバ5の利用申込処理部53は、携帯電話機から免許証番号及びパスワードを受信すると、会委員DB52において、この対が登録されているか判断する。対が登録されていれば認証成功で、処理はステップS135に移行する。一方、対が登録されていなければ認証失敗で、以降の処理には進めない(ステップS125)。なお、登録事項の確認についてこの段階で行っても良い。
【0073】
一方、通信事業者がA通信事業者である場合には、利用申込処理部53は、A通信事業者サーバ3と連携して本人確認処理を実施する。例えば、利用申込処理部53(又はA通信事業者サーバ3)は、
図9に示すような本人確認のためページデータを携帯電話機に送信する。携帯電話機は、
図9に示すような本人確認のためページデータを受信すると、表示装置に表示する。
図9の例では、暗証番号及び生年月日の入力を促すページとなっており、ユーザは、これらのデータを入力し、「次へ」ボタンをクリックする。そうすると、入力データは携帯電話機から利用申込処理部53(又はA社通信事業者サーバ3)に送信され、利用申込処理部53からA通信事業者サーバ3に転送される。A通信事業者サーバ3は、加入者DB31における加入者識別子とネットワーク暗証番号と生年月日との組み合わせと、今回取得した加入者識別子と暗証番号と生年月日との組み合わせが一致するか判断する。一致していない場合にはこれ以降の処理は行われない。一方、一致していれば、A通信事業者サーバ3は、加入者DB31に格納されている加入者情報の少なくとも一部を、利用申込処理部53に出力する。利用申込処理部53は、A通信事業者サーバ3から通信事業者が保持しているデータ(携帯電話機の契約者のデータ)を取得する(ステップS127)。
【0074】
そうすると、利用申込処理部53は、携帯電話機の契約者のデータを含む契約関係確認ページのデータを携帯電話機に送信する。携帯電話機は、保険会社サーバ5から契約関係確認ページのデータを受信し、表示装置に表示する。例えば
図10に示すような画面が表示される。
図10の例では、名前、名前(フリガナ)、生年月日、住所、連絡先については、加入者DB31から取得したデータである。そして、借りる車を運転する人については、携帯電話の契約者との関係をコンボボックスで指定するようになっている。ユーザは、この指定を行った上で、「次へ」ボタンをクリックする。そうすると、携帯電話機から、保険会社サーバ5に、携帯電話の契約者との関係を表すデータが送信される。保険会社サーバ5の利用申込処理部53は、携帯電話の契約者との関係を表すデータを受信する(ステップS129)。
【0075】
ここで利用申込処理部53は、加入者識別子で会員DB52を検索して、携帯電話の契約者との関係からして既登録の運転者であるか判断する(ステップS131)。既登録ではない場合には、端子Eを介して会員登録(
図8)に移行する。
【0076】
一方、既登録である場合には、利用申込処理部53は、会員DB52に既に登録されている運転者のデータを読み出して、当該運転者のデータを含む運転者情報確認ページのデータを生成し、携帯電話機に送信する。携帯電話機は、保険会社サーバ5から運転者確認ページのデータを受信し、表示装置に表示する。例えば
図11に示すような画面が表示される。
図11の例では、携帯電話の契約者との関係、名前、名前(フリガナ)、生年月日、住所、及び連絡先についてはこれまでに取得したデータが含まれている。但し、住所は変更が可能となっている。また、免許証番号及び有効期限については、本ページにて再度入力するようになっている。ユーザは、表示内容を確認の上、免許証番号及び有効期限を入力し、「次へ」ボタンをクリックする。そうすると、携帯電話機は、入力データと共に修正のあったデータ項目についてのデータ値を、保険会社サーバ5に送信する。保険会社サーバ5の利用申込処理部53は、免許証番号及び有効期限と修正されたデータを受信し、例えばメインメモリなどの記憶装置に格納する(ステップS133)。ここで、利用申込処理部53は、会員DB52との差異が存在する場合には、会員DB52に反映する。但し、免許証番号については、会員DB52に登録されているデータと相違する場合には、再度、免許証番号、名前及び生年月日で会員登録処理で説明した確認要の状態になっていないかを確認するようにしても良い。さらに、免許証有効期限について現在日付より前になっていないかを確認するようにしても良い。
【0077】
そして、利用申込処理部53は、携帯電話機とやりとりしながら利用申し込み受け付け処理を実施する(ステップS135)。なお、本処理のあとは端子Dを介して
図35の処理に移行する。この処理においては、利用申込処理部53は、
図29に示すような利用申込(1)の入力ページのデータを生成して、携帯電話機に送信する。携帯電話機は、保険会社サーバ5から、
図29に示すような利用申込(1)の入力ページのデータを受信し、表示装置に表示する。
図29の例では、借りる車の所有者について、運転者本人、運転者の配偶者、法人のいずれかに該当するか否かを確認するためのページであり、該当する場合には1日単位自動車保険については対象外となる。ユーザは、「該当しない」と「該当する」というラジオボタンを選択して、「次へ」ボタンを押す。そうすると、携帯電話機は、ユーザの選択結果を、保険会社サーバ5に送信する。保険会社サーバ5の利用申込処理部53は、携帯電話機から、所有者についてのユーザの選択結果を受信する。
【0078】
その後、利用申込処理部53は、
図30に示すような利用申込(2)の入力ページのデータを生成して、携帯電話機に送信する。携帯電話機は、保険会社サーバ5から、
図30に示すような利用申込(2)の入力ページのデータを受信し、表示装置に表示する。
図30の例では、利用開始日の入力欄が設けられている。ユーザは、この日付を入力して「次へ」ボタンを押す。そうすると、携帯電話機は、利用開始日のデータを、保険会社サーバ5に送信する。保険会社サーバ5の利用申込処理部53は、利用開始日のデータを受信して、例えばメインメモリなどの記憶装置に格納する。
【0079】
さらに、利用申込処理部53は、
図31に示すような利用申込(3)の入力ページのデータを生成して、携帯電話機に送信する。携帯電話機は、保険会社サーバ5から、
図31に示すような利用申込(3)の入力ページのデータを受信し、表示装置に表示する。
図31の例では、前のページで入力された利用開始日のデータと、利用日数を指定するためのコンボボックスが設けられている。これによって保険期間が確定される。なお、利用開始日のデータは、ここで変更しても良い。ユーザは、利用日数を指定した後、「次へ」ボタンを押すことで、携帯電話機は、利用日数のデータを保険会社サーバ5に送信する。保険会社サーバ5の利用申込処理部53は、携帯電話機から、利用日数のデータを受信して、例えばメインメモリなどの記憶装置に格納する。
【0080】
また、利用申込処理部53は、
図32に示すような利用申込(4)の入力ページのデータを生成して、携帯電話機に送信する。携帯電話機は、保険会社サーバ5から、
図32に示すような利用申込(4)の入力ページのデータを受信し、表示装置に表示する。
図32の例では、補償期間の確認ページであり、問題がなければ「次へ」ボタンを押し、修正がある場合には、「戻る」ボタンを押すようになっている。ユーザは、ここでは「次へ」ボタンを押したものとする。携帯電話機は、ユーザの入力指示を表すデータを、保険会社サーバ5に送信する。保険会社サーバ5の利用申込処理部53は、携帯電話機からユーザの入力指示を表すデータを受信する。
【0081】
その後、利用申込処理部53は、
図33に示すような利用申込(5)の入力ページのデータを生成して、携帯電話機に送信する。携帯電話機は、保険会社サーバ5から、
図33に示すような利用申込(5)の入力ページのデータを受信し、表示装置に表示する。
図33の例は、車のナンバー、補償除外車名リストに該当するか否かを入力するためのページである。ユーザは、車のナンバー(車両識別子)を入力し、補償除外車名リストに該当するか否かをラジオボタンで選択し、「次へ」ボタンを押す。携帯電話機は、このような入力を受け付け、入力データを保険会社サーバ5に送信する。保険会社サーバ5の利用申込処理部53は、入力データを受信し、例えばメインメモリなどの記憶装置に格納する。なお、補償除外車名リストに該当するとして送信するとエラーとなって、当該車両については利用申込を行うことができない旨のメッセージが伝えられる。
【0082】
さらに、利用申込処理部53は、
図34に示すような利用申込(6)の入力ページのデータを生成して、携帯電話機に送信する。携帯電話機は、保険会社サーバ5から、
図34に示すような利用申込(6)の入力ページのデータを受信し、表示装置に表示する。
図34は、加入プランの選択画面の例を示しており、
図34の例では、スタンダードプラント、スリムプランのいずれかを選択するためのラジオボタンが設けられている。但し、これ以外のプランを提案するようにしても良い。ユーザは、いずれかのプランを選択し、「次へ」ボタンを押す。そうすると、携帯電話機は、選択データを保険会社サーバ5に送信する。保険会社サーバ5の利用申込処理部53は、選択データを受信し、例えばメインメモリなどの記憶装置に格納する。
【0083】
次に、端子Dを介して
図35の処理の説明に移行して、利用申込処理部53は、携帯電話機とやりとりしながら重要事項説明処理を実施する(ステップS137)。具体的には、これまでに受信したデータを用いて
図36に示すような重要事項説明画面(1)についてのページデータを生成し、携帯電話機に送信する。携帯電話機は、保険会社サーバ5から
図36に示すような重要事項説明画面(1)についてのページデータを受信し、表示装置に表示する。
図36は、契約の概要を説明する画面例を示しており、ユーザは内容を確認して「確認しました」ボタンを押す。携帯電話機は、ユーザからの入力指示を受け付けて、保険会社サーバ5に送信する。保険会社サーバ5の利用申込処理部53は、携帯電話機から入力指示を受信する。
【0084】
さらに、利用申込処理部53は、これまでに受信したデータを従って
図37に示すような重要事項説明画面(2)についてのページデータを生成し、携帯電話機に送信する。携帯電話機は、保険会社サーバ5から
図37に示すような重要事項説明画面(2)についてのページデータを受信し、表示装置に表示する。
図37は、注意喚起情報を説明する画面例を示しており、ユーザは内容を確認して「確認しました」ボタンを押す。携帯電話機は、ユーザからの入力指示を受け付けて、保険会社サーバ5に送信する。保険会社サーバ5の利用申込処理部53は、携帯電話機から入力指示を受信する。
【0085】
その後、利用申込処理部53は、携帯電話機とやりとりしながら申込内容確認処理を実施する(ステップS139)。例えば、利用申込処理部53は、これまでに受信したデータを用いて
図38に示すような申込確認ページのデータを生成し、携帯電話機に送信する。携帯電話機は、保険会社サーバ5から、
図38に示すような申込確認ページのデータを受信し、表示装置に表示する。
図38の例では、契約者の情報、補償期間、補償内容、車両情報、保険料などの情報を含む。保険料は、A通信事業者の携帯電話通信網を介してアクセスしている場合には、携帯電話利用料金と共に徴収されることになっている。すなわち、A通信事業者サーバ3の決済機能を利用している。しかしながら、A通信事業者以外の通信事業者の携帯電話通信網を介してアクセスしている場合には、例えばクレジットカード決済を行う。その他の決済方法であっても良い。ユーザは、利用申込内容を確認して、問題がなければ「同意して申し込む」ボタンを押す。携帯電話機は、ユーザの指示入力を受け付け、保険会社サーバ5に送信する。保険会社サーバ5の利用申込処理部53は、携帯電話機から指示入力データを受信する。
【0086】
そして、利用申込処理部53は、契約内容を契約DB54に登録する(ステップS141)。契約DB54には、例えば
図39に示すようなデータが格納される。
図39の例では、契約番号と、運転者情報(通信事業者の識別子、加入者識別子(A通信事業者のみ)、携帯電話契約者との関係(A通信事業者のみ)、名前、生年月日、住所、電話番号、免許証番号、免許証有効期限、運転者ID)と、契約データ(利用開始日、利用終了日、利用日数、車両番号(登録番号)、加入プラン、保険料)と、事故有無と、代理店コードとが登録されるようになっている。運転者情報については、運転者ID等があれば、会員DB52から特定できるので、全てのデータを含む必要はない。
【0087】
さらに、利用申込処理部53は、契約内容の一部を割引DB55に登録する(ステップS143)。割引DB55に登録されるデータの一例を
図40に示す。
図40の例では、被保険者名と、生年月日と、免許証番号と、利用日と、利用日数と、事故有無と、運転者IDとが登録されるようになっている。例えば、2年度内で、同一の被保険者について、第1の利用日数又は回数以上、1日単位自動車保険を契約していて無事故であれば、第1の所定%一般的な自動車保険の保険料を割り引き、第2の利用日数又は回数以上、1日単位自動車保険を契約していて無事故であれば、第2の所定%一般的な自動車保険の保険料を割り引くようになっている。従って、同一の被保険者であることを確認する必要があり、そのため上で述べたように運転者IDを会員登録時に発行している。従って、基本的には運転者IDで割引DB55を検索すれば、該当する個別の保険契約を抽出できる。但し、運転者IDだけではなく、被保険者名、生年月日、及び免許証番号でも確認できるようになっている。
【0088】
その後、利用申込処理部53は、携帯電話機に対して手続き完了通知を実施する(ステップS145)。例えば、利用申込処理部53は、
図41に示すような手続き完了ページのデータを、携帯電話機に送信する。携帯電話機は、手続き完了ページのデータを受信し、表示装置に表示する。
図41の例では、契約番号と、注意書と、契約の内容をメールで送信するためのメール連絡ボタンと、契約内容と、承認日時とを含む。このようにして、ユーザは最終的な確認を行う。ユーザは、必要と考える場合にはメール連絡ボタンを押すことで、利用申込処理部53は、所定のフォーマットのメールを会員DB52に登録されているメールアドレス宛に送信する。
【0089】
以上のようにして、1日単位自動車保険についての会員登録及び利用申し込みが行われる。契約DB54において代理店コードが登録されれば、代理店に対する手数料その他の実績を容易に管理することができるようになる。
【0090】
上でも述べたが、1日単位自動車保険の利用実績は、その後の一般的な自動車保険(例えば一日単位自動車保険の利用者が自ら購入した自動車に対して初めて加入する自動車保険)の契約時に割引に用いられる。このため割引DB55を設けている。以下、一般的な自動車保険の契約申し込みがあった場合の処理について、
図42を用いて簡単に説明する。
【0091】
割引処理部56は、ネットワーク1を介して保険会社の他のコンピュータなどから、一般的な自動車保険の申し込みデータ(1日単位自動車保険の利用があったことを表すデータを含む)を受信すると(
図42:ステップS201)、例えば会員DB52を、名前、生年月日及び免許証番号の組み合わせで検索して運転者IDを特定する(ステップS203)。そして、割引処理部56は、特定された運転者IDで割引DB55を検索して(ステップS205)、該当する個別保険契約を特定する。
【0092】
さらに、割引処理部56は、免許証番号、名前及び生年月日などの組み合わせで確認のために検索して、同一人の可能性を有する個別保険契約を抽出する(ステップS207)。抽出された個別保険契約について、上で特定された運転者IDが含まれているのであれば、問題はない。但し、異なる運転者IDが登録されている場合には、実際に人手で確認を行ってもらう。
【0093】
すなわち、割引処理部56は、保険会社の他のコンピュータに、ステップS205及びS207で抽出された実績のデータを送信する。保険会社のコンピュータは、受信した実績のデータを表示装置に表示して、人手で確認を行うものとする。例えば、異なる運転者IDが登録されている場合には、注意を促すような表示を行うなどして同一人か否かを確実に確認させる。そして、保険会社の他のコンピュータは、同一人の実績であると確認された個別契約の識別情報(例えば契約番号)を、保険会社コンピュータ5に送信する(ステップS209)。保険会社コンピュータ5の割引処理部56は、同一人の実績であると確認された個別契約の識別情報に基づき、上で述べたようなルールに従って適用可能な割引率を決定して、保険会社の他のコンピュータに返信する(ステップS211)。
【0094】
これによって1日単位自動車保険の利用を促進すると共に、同一保険会社が提供する一般的な自動車保険への移行をも促進する。
【0095】
なお、割引処理部56は、一般的な自動車保険の計上時チェック(ステップS213)及び加入後チェック(ステップS215)も行う。これは、申込時から計上時までの利用実績の変化及び保険金請求の状態変化を確認して、本来適用すべき割引率を決定する。また、計上時から保険始期までについても利用実績の変化及び保険金請求の状態変化は生じうるので、本来適用すべき割引率を再度決定する。この際、割引率が大きくなる場合もあれば、小さくなる場合もある。加入後チェックの場合には、保険料の追加徴収を行う場合もあれば、保険料の還付を行う場合もある。
【0096】
以上本発明の実施の形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、上で述べたシステム構成は一例であって、各コンピュータは、1台のコンピュータではなく複数のコンピュータで実現される場合もある。さらに、各コンピュータの機能分けについても一例である。さらに、機能ブロック図についても一例であって、実際のプログラムモジュール構成とは一致しない場合もある。
【0097】
なお、保険会社サーバ5はコンピュータ装置であって、
図43に示すように当該コンピュータ装置においては、メモリ2501(記憶部)とCPU2503(処理部)とハードディスク・ドライブ(HDD)2505と表示装置2509に接続される表示制御部2507とリムーバブル・ディスク2511用のドライブ装置2513と入力装置2515とネットワークに接続するための通信制御部2517とがバス2519で接続されている。オペレーティング・システム(OS)及びWebブラウザを含むアプリケーション・プログラムは、HDD2505に格納されており、CPU2503により実行される際にはHDD2505からメモリ2501に読み出される。必要に応じてCPU2503は、表示制御部2507、通信制御部2517、ドライブ装置2513を制御して、必要な動作を行わせる。また、処理途中のデータについては、メモリ2501に格納され、必要があればHDD2505に格納される。このようなコンピュータは、上で述べたCPU2503、メモリ2501などのハードウエアとOS及び必要なアプリケーション・プログラムとが有機的に協働することにより、上で述べたような各種機能を実現する。