(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記制御可能なDC−DCコンバータは前記誤差信号を受け取るように結合され、前記制御可能なDC−DCコンバータは、電圧を受け取るように構成された入力ノードおよび前記制御可能なDC−DCコンバータによって調整出力電圧が発生される出力ノードを備え、前記誤差信号は、前記調整出力電圧を制御するように構成される、請求項1に記載の電子回路。
前記制御可能なDC−DCコンバータは前記誤差信号を受け取るように結合され、前記制御可能なDC−DCコンバータは、電圧を受け取るように構成された入力ノードおよび前記制御可能なDC−DCコンバータによって調整出力電圧が発生される出力ノードを備え、前記誤差信号は、前記調整出力電圧を制御するように構成される、請求項6に記載の方法。
【発明を実施するための形態】
【0019】
本発明を述べる前に、いくつかの予備的な概念および用語が説明される。本明細書で用いられる用語「ブーストスイッチングレギュレータ」は、ブーストスイッチングレギュレータへの入力電圧より高い出力電圧を供給する既知のタイプのスイッチングレギュレータを記述するのに用いられる。ブーストスイッチングレギュレータの、ある特定の回路トポロジが本明細書で示されるが、ブーストスイッチングレギュレータが様々な回路構成を有することを理解されたい。本明細書で用いられる用語「バックスイッチングレギュレータ」は、バックスイッチングレギュレータへの入力電圧より低い出力電圧を供給する既知のタイプのスイッチングレギュレータを記述するのに用いられる。ブーストスイッチングレギュレータでもなくバックスイッチングレギュレータでもない他の形式のスイッチングレギュレータがさらに存在し、本発明は、任意の1タイプに限定されないことを理解されたい。
【0020】
DC−DCコンバータが本明細書で説明される。説明されるDC−DCコンバータは、前述のブーストスイッチングレギュレータおよびバックスイッチングレギュレータを含むがこれらに限定されない、任意の形式のスイッチングレギュレータであり得る。
【0021】
本明細書で用いられる用語「電流レギュレータ」は、回路または回路部品を通る電流を、所定の電流、すなわち調整電流に調整することができる回路または回路部品を記述するのに用いられる。電流レギュレータは、調整電流を入力することができる「電流シンク」、または調整電流を出力することができる「電流源」であり得る。電流レギュレータは「電流ノード」を有し、電流ノードでは、電流源の場合には電流が出力され、あるいは電流シンクの場合には電流が入力される。
【0022】
本明細書で用いられる用語「電流検知回路」は、回路を通る調整電流を検知することができる回路を記述するのに用いられる。いくつかの特定の機構では、電流検知回路は、検知された電流に比例した電圧出力を供給する。
【0023】
図1を参照すると、例示的電子回路10は、直列接続されたダイオード列14、16、18に結合された制御可能なDC−DCコンバータ12を含み、これらのダイオード列は、いくつかの機構では、LEDディスプレイまたはディスプレイ(例えば液晶ディスプレイ(LCD))用のバックライトを形成し得る複数の直列接続された発光ダイオード列(LED)である。前述のように、いくつかの機構では、制御可能なDC−DCコンバータ12はスイッチングレギュレータであり、その1つのタイプが、以下で
図2とともにより十分に説明される。直列接続されたLED列14〜18は、ここでは電流シンクとして示された各電流レギュレータ20、22、24に結合される。各電流レギュレータ20、22、24は、各電圧検知ノード20a〜24aを有する。
【0024】
直列接続されたLED列14〜18のそれぞれが別々の電圧降下を発生することがあるので、電圧検知ノード20a〜24aに現われる電圧は別々のものであり得る。電流レギュレータ20、22、24が適切に機能するために、すなわちそれらが意図された所望の電流を引き込むために、電圧検知ノードのそれぞれで、少なくとも所定の最小電圧が存在しなければならないことも理解されよう。
【0025】
多入力誤差増幅器32は、電圧検知ノード20a〜24aにそれぞれ現われる電圧に相当する電圧信号26、28、30を反転入力ノードで受け取るように結合される。また、多入力誤差増幅器32は、非反転入力ノードで例えば0.5ボルトである基準電圧信号31を受け取るように結合される。多入力誤差増幅器32は、電圧信号26〜30の算術平均を反転したものに関連した誤差信号34を発生するように構成される。いくつかの特定の機構では、以下で
図3に示されるように、多入力誤差増幅器32は、金属酸化膜半導体(MOS)トランジスタから成る諸入力端を有する。いくつかの機構では、誤差増幅器32は、電流タイプの出力を供給する相互コンダクタンス増幅器である。
【0026】
回路10は、コンデンサ36を含むことができる。コンデンサ36は、多入力誤差増幅器32の出力容量と、制御可能なDC−DCコンバータ12の誤差ノード12bの入力容量との並列接続から成り得る。しかし、他のいくつかの機構では、コンデンサ36は別のコンデンサも同様に含むことができる。別の特定の機構では、コンデンサ36は約100ピコファラドの値を有する。コンデンサ36は、ループフィルタをもたらすことができ、フィードバック制御ループを調整するように選択された値を有することができる。
【0027】
制御可能なDC−DCコンバータ12は、制御可能なDC−DCコンバータ12の誤差ノード12bで誤差信号34を受け取るように結合される。また、制御可能なDC−DCコンバータ12は、入力ノード12cで電源電圧Vpsを受け取り、かつ誤差信号34に応答して出力ノード12aで調整出力電圧38を発生するように結合される。いくつかの機構では、制御可能なDC−DCコンバータ12は、ブーストスイッチングレギュレータであって、入力ノード12cで電源電圧Vpsを受け取り、かつ出力ノード12aで比較的高い調整出力電圧38を発生するように結合される。
【0028】
この機構では、制御可能なDC−DCコンバータ12は、電圧信号26、28、30の算術平均によって制御される。したがって、電流レギュレータ20、22、24の、関連する1つの適切な動作を、低すぎてもたらすことができないはずの電圧信号26、28、30が、誤差信号34の増加をもたらすことになり、制御可能なDC−DCコンバータ12の出力電圧38を高める傾向になる。
【0029】
調整出力電圧38は、特定の目標値を有することを理解されたい。具体的には、調整出力電圧38の特定の目標値は、電流レギュレータのすべてが電流を所望通りに調整するのに適切に動作することができるように、電流レギュレータ20、22、24のすべてで十分に高い電圧を達成するものである。さらに、調整出力電圧38の特定の目標値は、電流レギュレータのうちの最も低い電圧(すなわち関連する直列接続されたLED列14、16、18の両端の最大の電圧降下)を受け取る1つまたは複数が、適切に作動するのに過不足ない電圧を有するように、できるだけ低いものである。調整出力電圧38のこの特定の目標値を用いて、電流レギュレータ22、24、26の消費電力が低減され、LEDの適切な照光とともに高い出力効率をもたらす。
【0030】
いくつかの特定の機構では、調整電圧38の目標値は、電圧マージン(例えば1ボルト)を含むことができる。換言すれば、いくつかの機構では、調整出力電圧38の特定の目標値は、電流レギュレータのうちの最も低い電圧を受け取る1つまたは複数が、適切に作動するのに過不足ない電圧に電圧マージンを加えたものを有するように、できるだけ低いものである。依然として、低電力消費がもたらされる。
【0031】
前述の誤差信号34は、電圧信号26、28、30の算術平均であり、調整出力電圧38の特定の目標値をほぼ達成する。
【0032】
回路10の特定の要素は、単一の集積回路内に存在し得る。例えば、いくつかの機構では、電流レギュレータ20、22、24、多入力増幅器32、コンデンサ36、および制御可能なDC−DCコンバータ12(以下で
図2とともにより十分に説明される)のいくつかの内部要素が、単一の集積回路内にあり得る。
【0033】
いくつかの代替機構では、多入力誤差増幅器32は、ヒステリシスを有する、あるいは比較を行う時間に周期的にタイミングを合わせられる多入力コンパレータで置換される。
【0034】
いくつかの代替実施形態では、直列接続されたLED列14〜18の下端(カソード)にそれぞれ結合されて示された電流レギュレータ20〜24は、代わりに、直列接続されたLED列14〜18の上端(アノード)にそれぞれ結合され得る。これらの実施形態では、入力ノード20a〜24aは、調整出力電圧38を受け取るように結合され、また出力ノード20b〜24bは、各直列接続されたLED列14〜18のアノード端に結合される。さらに、これらの実施形態では、誤差増幅器32の反転入力は、入力ノード20a〜24aの代わりに電圧検知ノードになる出力ノード20b〜24bに結合され、また、誤差増幅器32の非反転入力は、別々の基準電圧を受け取るように結合される。
【0035】
回路10は、従来技術に対して利点を有する。例えば、回路10は、前述の最小値選択回路の必要性を避け、このことは、集積回路のダイ面積の縮小をもたらすことができる。
【0036】
次に
図2を参照すると、この図では
図1と同じ要素は同じ参照記号を有して示されており、制御可能なDC−DCコンバータ12は、前述の集積回路内にあり得る部分14および集積回路の外部にあるが集積回路に結合され得る部分16を含むことができる。
【0037】
部分14は、
図1の多入力誤差増幅器32から誤差信号34を受け取るように結合されたパルス幅変調(PWM)コントローラ18を含むことができる。PWMコントローラ18は、PWM信号20を発生するように構成される。制御電流を通す要素(例えばFET 22)は、ゲートノードでPWM信号20を受け取り、かつドレインノードでパルス電流信号24を受け取るように結合される。
【0038】
部分16は、ノード12cで受け取られた電源電圧Vpsとアース電圧との間に結合された入力コンデンサ26を含むことができる。コイル28は、これも入力電圧Vpsを受け取るように結合された入力ノード28a、およびFET 22のドレインノードに結合された出力ノード28bを有することができる。ダイオード30は、コイル28の出力ノード28bに結合されたアノードおよび調整出力電圧Vregが発生される出力ノード12aに結合されたカソードを有することができる。出力ノード12aとアース電圧との間に出力コンデンサ32が結合され得る。
【0039】
次に
図3を参照すると、多入力誤差増幅器50は、
図1の多入力誤差増幅器32と同一または類似のものであり得る。多入力誤差増幅器50は、金属酸化膜半導体(MOS)電界効果トランジスタ(FET)に関連した非反転ノード54aを含むことができる。多入力誤差増幅器50は、MOSFET56、58、60にそれぞれ関連した3つの反転入力ノード56a、58a、60aとしてここで示された複数の反転入力ノードを含むことができる。当業者なら、この特定の機構では、多入力誤差増幅器50の利得は、使用される反転入力の数に比例することになるのを理解するであろう。したがって、前述のように、多入力誤差増幅器50の利得は、3つの反転入力ポート56a、58a、60aに与えられた信号の算術平均に比例する。
【0040】
次に
図4を参照すると、
図1と同じ要素は同じ参照記号を有して示されており、例示的電子回路70は、誤差増幅器78、80、82を含む。誤差増幅器78は、反転入力ノードで電圧信号72を受け取るように結合され、また、誤差信号78aを発生するように構成され、誤差増幅器80は、反転入力ノードで電圧信号74を受け取るように結合され、また、誤差信号80aを発生するように構成され、誤差増幅器82は、反転入力ノードで電圧信号76を受け取るように結合され、また、誤差信号82aを発生するように構成される。電圧信号72、74、76は、それぞれ
図1の電圧信号26、28、30と同一または類似のものであり得る。また、誤差増幅器78、80、82が、それらの非反転入力ノードで、例えば0.5ボルトである基準電圧77を受け取るように結合される。誤差信号78a、80a、82aは、以下でより十分に説明される特定のやり方で合計されて誤差信号84を発生する。いくつかの機構では、誤差増幅器78、80、82は、電流タイプの出力を供給する相互コンダクタンス増幅器である。
【0041】
回路70は、誤差増幅器78、80、82の出力ノードに結合されたコンデンサ86を含むことができる。コンデンサ86は、誤差増幅器78、80、82の出力容量と、制御可能なDC−DCコンバータ12の誤差ノード12bの入力容量との並列接続から成り得る。しかし、他のいくつかの機構では、コンデンサ86は別のコンデンサも同様に含むことができる。別の特定の機構では、コンデンサ86は約100ピコファラドの値を有する。コンデンサ86は、ループフィルタをもたらすことができ、フィードバック制御ループを調整するように選択された値を有することができる。
【0042】
ある特定の機構では、誤差信号78a、80a、82aが特定のやり方で合計されて誤差信号84を発生する。具体的には、増幅器78、80、82の出力段(図示せず)は、一方向で、もう一方の方向より大きな電流を供給するように構成され得る。換言すれば、増幅器78、80、82の出力段は、引き込む電流より大きな電流を供給することができ、あるいはその逆も可能である。この機構では、例えば、増幅器78、80、82が、引き込む電流より大きな電流を供給することができ、また、誤差信号84の電圧が、増幅器78、80、82のうちの1つが発生しようとする電圧より低い場合、誤差信号84の電圧を上昇させようとする増幅器が、増幅器78、80、82のうちの誤差信号84の電圧を低下させようとする他のものに、少なくとも部分的に優先することができる。この特定の実施例の場合、増幅器78、80、82が反転増幅器であるので、誤差信号84を上昇させようとする増幅器は、電圧検知ノード20a、22a、24aの最も低い電圧が生じるものを有する電流レギュレータ20、22、24に関連したものである。
【0043】
当業者なら、増幅器の出力段における非対称のサイズの出力トランジスタとして、非対称の出力電流駆動能力を有する増幅器が製作されることを理解するであろう。
【0044】
制御可能なDC−DCコンバータ12は、制御可能なDC−DCコンバータ12の誤差ノード12bで誤差信号84を受け取るように結合される。また、制御可能なDC−DCコンバータ12は、入力ノード12cで電源電圧Vpsを受け取り、かつ誤差信号84に応答して出力ノード12aで調整出力電圧88を発生するように結合される。調整出力電圧88は、
図1の調整出力電圧38と同一または類似であることを理解されたい。しかし、誤差信号84が
図1の誤差信号34とは別のやり方で発生されるので、調整出力電圧88が、調整出力電圧38と正確に同一である必要性はない。
【0045】
この機構では、制御可能なDC−DCコンバータ12は、主に、電流レギュレータ20、22、24のうち最も低い電圧を有する1つまたは複数に結合された、増幅器78、80、82のうちの1つまたは複数によって制御される。しかし、増幅器78、80、82の他のものも誤差信号84に寄与するが、影響はより小さい。したがって、電流レギュレータ20、22、24の、関連する1つの適切な動作を、そうでなければ低すぎてもたらすことができないはずの電圧信号72、74、76が、誤差信号84の増加をもたらすことになり、制御可能なDC−DCコンバータ12の調整出力電圧88を高める傾向になる。
【0046】
調整出力電圧38の特定の目標値は
図1とともに前述されており、同じ特定の目標値が、調整出力電圧88に対して同様に適合する。それぞれが電圧信号72、74、76のうち最も低い1つまたは複数の代表である、信号78a、80a、82aのうちの1つまたは複数に左右される前述の誤差信号84は、調整出力電圧88の特定の目標値をほぼ達成する。
【0047】
回路70の特定の要素は、単一の集積回路内に存在し得る。例えば、いくつかの機構では、電流レギュレータ20、22、24、増幅器78、80、82、コンデンサ86、および制御可能なDC−DCコンバータ12(上記で
図2とともにより十分に説明されている)のいくつかの内部要素は、単一の集積回路内にあり得る。
【0048】
いくつかの代替機構では、誤差増幅器78、80、82は、出力がORゲートに結合され得るコンパレータで置換され得る。
【0049】
いくつかの代替実施形態では、直列接続されたLED列14〜18の下端(カソード)にそれぞれ結合されて示された電流レギュレータ20〜24は、代わりに、直列接続されたLED列14〜18の上端(アノード)にそれぞれ結合され得る。これらの実施形態では、入力ノード20a〜24aは、調整出力電圧38を受け取るように結合され、また出力ノード20b〜24bは、各直列接続されたLED列14〜18のアノード端に結合される。さらに、これらの実施形態では、誤差増幅器78〜82の反転入力は、入力ノード20a〜24aの代わりに電圧検知ノードになる出力ノード20b〜24bに結合され、また、誤差増幅器78〜82の非反転入力は、別々の基準電圧を受け取るように結合される。
【0050】
回路70は、従来技術に対して利点を有する。例えば、回路70は、前述の最小値選択回路の必要性を避け、このことは、集積回路のダイ面積の縮小をもたらすことができる。さらに、誤差増幅器78、80、82が、前述のように非対称の出力駆動能力を有する実施形態については、電流レギュレータ20、22、24の、より多くを調整する(すなわち十分に高い電圧信号72、74、76を受け取る)のにつれて、回路70のループゲインが変化する(例えば低下する)傾向がある。ループゲインが低ければ、電流レギュレータ20、22、24のうちのいずれかの調整が始まると直ちに誤差信号84の低下が起きる。制御可能なDC−DCコンバータ12がブーストスイッチングレギュレータである実施形態(以下でより十分に
図2とともに説明される)については、このことが、フィードバックループの安定性を向上させ、何らかの電圧ステップの間に、例えば回路70がオンになるとき生じ得るオバーシュートおよびリンギングを低減する傾向がある。
【0051】
さらに別の利点として、回路70に類似のいくつかの機構については、直列接続されたLED列14、16、18のうち1つまたは複数が、例えば1つまたは複数のDC−DCコンバータ(図示せず)の別々の各1つから、別々の調整電圧を受け取ることができる。この機構は、電流レギュレータ20、22、24のうち1つまたは複数のそれぞれが、別々の電流に調整する必要がある回路については有利である。例えば、2つの電流レギュレータ20、22および関連する2つの直列接続されたLED列14、16が、20ミリアンペアを通し、1つの電流レギュレータ24および関連する直列接続されたLED列18が100ミリアンペアを通す場合、直列接続されたLED列18は、調整電圧88より高い調整電圧を必要とすることになる。別々の電流が必要な実施例は、各直列接続されたLED列が、別々の色のLEDを有する、あるいは別々の色のLED用のバックライトを供給するRGB(赤/緑/青)用途を含む。別の実施例に、いくつかの直列接続されたLED列がバックライト用であり、他の直列接続されたLED列がフラッシュ用途用になる、フラッシュ用途向けの回路がある。
【0052】
次に
図5を参照すると、この図では、
図1と同じ要素は同じ参照記号を有して示されており、例示的電子回路90は、電圧信号92、94、96をそれぞれ受け取るように結合されたスイッチ98、100、102を含む。電圧信号92、94、96は、それぞれ
図1の電圧信号26、28、30と同一または類似のものであり得る。また、これらのスイッチは、デジタルチャンネル選択モジュール110によって発生された制御信号112を受け取るように結合され、デジタルチャンネル選択モジュール110は、スイッチ98、100、102を、一度に1つずつ、実質的に等しい期間で、順次にかつ周期的に閉じて、逐次的かつ周期的な電圧信号104、106、108をもたらし、これらの信号は、直接結合して複合信号114になる。ある特定の機構では、制御信号112は約100kHzの周波数を有する。
【0053】
誤差増幅器116は、反転入力ノードで複合信号114を受け取り、非反転入力ノードで例えば0.5ボルトである基準電圧115を受け取るように結合され、また、誤差信号118を発生するように構成される。いくつかの機構では、誤差増幅器116は、電流タイプの出力を供給する相互コンダクタンス増幅器である。
【0054】
回路90は、誤差増幅器116の出力ノードに結合されたコンデンサ120を含むことができる。コンデンサ120は、誤差増幅器116の出力容量と、制御可能なDC−DCコンバータ12の誤差ノード12bの入力容量との並列接続から成り得る。しかし、他のいくつかの機構では、コンデンサ120は別のコンデンサも同様に含むことができる。ある特定の機構では、コンデンサ120は約100ピコファラドの値を有する。コンデンサ120は、ループフィルタをもたらすことができ、フィードバック制御ループを調整するように選択された値を有することができる。
【0055】
増幅器116の出力段(図示せず)は、一方向で、もう一方の方向より大きな電流を供給するように構成され得る。換言すれば、増幅器116の出力段は、引き込む電流より大きな電流を供給することができ、あるいはその逆も可能である。この機構では、例えば、増幅器116が、引き込む電流より大きな電流を供給することができ、また、誤差信号118の電圧が、電圧信号104、106、108のうちの1つが、複合信号中にあって関連づけられた期間中に発生しようとする電圧より低い場合、増幅器118は、誤差信号118をより上昇させて、電圧信号104、106、108のうちの最も低い1つまたは複数のものに対する優位性を与えることにより応答する。
【0056】
増幅器の出力段における非対称のサイズの出力トランジスタとして、非対称の出力電流駆動能力を有する増幅器が製作され得る。
【0057】
制御可能なDC−DCコンバータ12は、制御可能なDC−DCコンバータ12の誤差ノード12bで誤差信号118を受け取るように結合される。また、制御可能なDC−DCコンバータ12は、入力ノード12cで電源電圧Vpsを受け取り、かつ出力ノード12aで誤差信号118に応答して調整出力電圧122を発生するように結合される。調整出力電圧122は、
図1の調整出力電圧38と同一または類似であることを理解されたい。しかし、誤差信号118が
図1の誤差信号34とは別のやり方で発生されるので、調整出力電圧122が、調整出力電圧38と正確に同一である必要性はない。
【0058】
この機構では、制御可能なDC−DCコンバータ12は、電圧信号104、106、108のうち最も低い1つまたは複数によって主に制御され、電圧信号104、106、108のうち他のものの影響は、より小さいものであり得る。したがって、電流レギュレータ20、22、24の、関連する1つの適切な動作を、そうでなければ低すぎてもたらすことができないはずの電圧信号92、94、96が、誤差信号118の増加をもたらすことになり、制御可能なDC−DCコンバータ12の調整出力電圧122を高める傾向がある。
【0059】
この機構では、制御可能なDC−DCコンバータ12は、電圧信号104、106、108のうち最も低い電圧を有する1つまたは複数によって主に制御される。しかし、電圧信号104、106、108の他のものも誤差信号118に寄与するが、影響はより小さい。
【0060】
調整出力電圧38の特定の目標値は
図1とともに前述されており、同じ特定の目標値が、調整出力電圧122に対して同様に適合する。前述の誤差信号118は、電圧信号104、106、108のうち最も低い1つまたは複数によって支配され、調整出力電圧122の特定の目標値をほぼ達成する。
【0061】
回路90の特定の要素は、単一の集積回路内に存在し得る。例えば、いくつかの機構では、電流レギュレータ20、22、24、スイッチ104、106、108、デジタルチャンネル選択回路110、増幅器116、コンデンサ120、および制御可能なDC−DCコンバータ12(上記で
図2とともにより十分に説明されている)のいくつかの内部要素が、単一の集積回路内にあり得る。
【0062】
いくつかの代替機構では、誤差増幅器116は、スイッチ98、100、102の閉じたものに関連したコンパレータからの出力の重み付き合計を発生するデジタル積分器(またはカウンタ)に結合されたコンパレータで置換され得る。他の代替機構では、誤差増幅器116は、電流レギュレータ20、22、24のすべてが適切に調整していると判断されるときに限ってゼロ状態を呈する(より低い調整出力電圧122を要求する)出力信号を発生するコンパレータで置換され得る。
【0063】
いくつかの代替実施形態では、直列接続されたLED列14〜18の下端(カソード)にそれぞれ結合されて示された電流レギュレータ20〜24は、代わりに、直列接続されたLED列14〜18の上端(アノード)にそれぞれ結合され得る。これらの実施形態では、入力ノード20a〜24aは、調整出力電圧38を受け取るように結合され、また出力ノード20b〜24bは、それぞれ直列接続されたLED列14〜18のアノード端に結合される。さらに、これらの実施形態では、スイッチ98〜102は、入力ノード20a〜24aの代わりに電圧検知ノードになる出力ノード20b〜24bに結合され、また、誤差増幅器116の非反転入力は、別々の基準電圧を受け取るように結合される。
【0064】
回路90は、従来技術に対して利点を有する。例えば、回路90は、前述の最小値選択回路の必要性を避け、このことは、集積回路のダイ面積の縮小をもたらすことができる。さらに、誤差増幅器116が、前述のように非対称の出力駆動能力を有する実施形態については、電流レギュレータ20、22、24が、より多くを調整する(すなわち十分に高い電圧信号92、94、96を受け取る)のにつれて、回路90のループゲインが変化する(例えば低下する)傾向がある。ループゲインが低ければ、電流レギュレータ20、22、24のうちのいずれかの調整が始まると直ちに誤差信号118の低下が起きる。制御可能なDC−DCコンバータ12がブーストスイッチングレギュレータである実施形態(以下でより十分に
図2とともに説明される)については、このことが、フィードバックループの安定性を向上させ、何らかの電圧ステップの間に、例えば回路90がオンになるとき生じ得るオバーシュートおよびリンギングを低減する傾向がある。
【0065】
次に
図6を参照すると、
図1と同じ要素は同じ参照記号を有して示されており、例示的電子回路130は、直列接続されたLED列14、16、18のカソード端にドレインがそれぞれ接続されたFET132、134、136を含む。FET 132、134、136のソースは、それぞれ抵抗器138、140、142の1つの端に結合されて、各電流検知ノード150a、152a、154aを形成し、これらの電流検知ノードで、フィードバック信号150、152、152が発生される。
【0066】
フィードバック信号150、152、154は、それぞれ増幅器144、146、148の反転入力ノードに結合される。例えば0.2ボルトである基準電圧信号156が、増幅器144、146、148の各非反転入力ノードに結合される。各増幅器144、146、148と結合する抵抗器138、140、142は、本明細書では電流検知回路と称される。
【0067】
フィードバック信号150a、152a、154aは、それぞれ抵抗器138、140、142を通って流れる電流を示すことを理解されたい。したがって、フィードバック信号150a、152a、154aは、電流レギュレータ(例えば
図1の20、22、24)の入力に現われる電圧を示すわけではない。
【0068】
増幅器144、146、148は、各電圧信号162、164、166を発生するように構成される。電圧信号162、164、166は、それぞれFET 132、134、136を通って流れる電流を示す電圧値を有する電圧信号であることが理解されよう。したがって、電圧信号162、164、166も、電流レギュレータ(例えば
図1の20、22、24)の入力に現われる電圧を示すわけではない。
【0069】
電流レギュレータ20、22、24に適切な動作を与えるのに十分に高い電圧を各電流レギュレータ20、22、24で維持するのが望ましいことが、上記で
図1とともに説明されている。電流レギュレータ20、22、24のうちの1つまたは複数が、最も低い電圧を受け取る。したがって、回路130では、FETのうち1つまたは複数が、電圧信号162、164、166の、最も高い電圧を有するものを受け取る。この最も高い電圧は、電流レギュレータ20、22、24のうちの1つまたは複数が、ほとんど誤動作(すなわち停止)状態で誤動作に最も近づいたことを示す。
【0070】
したがって、電圧信号162、164、166は、電圧信号162、164、166の中で最も高いものを選択して、それを最も高い電圧信号169として通すように構成された最大値選択回路168によって受け取られる。例示的最大値選択回路は、
図7および
図8とともに以下でより十分に説明される。
【0071】
誤差増幅器170は、非反転入力ノードで最も高い電圧信号169を受け取るように結合される。また、誤差増幅器170は、非反転入力ノードで例えば2.5ボルトである基準電圧信号172を受け取るように結合される。誤差増幅器170は、制御可能なDC−DCコンバータ12の誤差入力ノード12bに結合される誤差信号174を発生するように構成される。誤差増幅器170は、電流を供給する能力と電流を引き込む能力とが比較的均等な出力段(図示せず)を有することができる。いくつかの機構では、誤差増幅器170は、電流タイプの出力を供給する相互コンダクタンス増幅器である。
【0072】
回路130は、誤差増幅器170の出力ノードに結合されたコンデンサ176を含むことができる。コンデンサ176は、誤差増幅器170の出力容量と、制御可能なDC−DCコンバータ12の誤差ノード12bの入力容量との並列接続から成り得る。しかし、他のいくつかの機構では、コンデンサ176は別のコンデンサも同様に含むことができる。ある特定の機構では、コンデンサ176は約100ピコファラドの値を有する。コンデンサ176は、ループフィルタをもたらすことができ、フィードバック制御ループを調整するように選択された値を有することができる。
【0073】
制御可能なDC−DCコンバータ12は、制御可能なDC−DCコンバータ12の誤差ノード12bで誤差信号174を受け取るように結合される。また、制御可能なDC−DCコンバータ12は、入力ノード12cで電源電圧Vpsを受け取り、かつ出力ノード12aで誤差信号174に応答して調整出力電圧178を発生するように結合される。調整出力電圧178は、
図1の調整出力電圧38と同一または類似であることを理解されたい。しかし、誤差信号174が
図1の誤差信号34とは別のやり方で発生されるので、調整出力電圧178が、調整出力電圧38と正確に同一である必要性はない。
【0074】
この機構では、制御可能なDC−DCコンバータ12は、FET 132、134、136をすべて非飽和に保つように、すなわち、電圧信号162、164、166中の最も高いものを目標値未満に保ち、その一方で抵抗器138、140、142を通る電流を所定値に維持するように、主として制御される。増幅器、FET、および抵抗器のグループのそれぞれ、例えば増幅器144、FET 132、および抵抗器138が、電流レギュレータとして動作し、各グループに対して、調整出力電圧178を調整することにより、電圧信号162、164、166のうち最も高いものを、正確に十分に高く制御する(例えば1ボルトのマージンを含むことができる)ことによって適切な動作が維持される。
【0075】
所望の最大誤差信号174は、FET 132、134、236のうち、直列接続されたLED列14、16、18のうち最大の電圧降下を有するものに関連したものの線形動作を達成する。ある特定の実施形態では、所望の最大誤差信号174は、5ボルト以下の出力信号162、164、166を発生することができる増幅器144、146、148によって、4ボルト以下である。
【0076】
調整出力電圧38の特定の目標値は
図1とともに前述されており、同じ特定の目標値が、調整出力電圧178に対して同様に適合する。前述の誤差信号174は、調整出力電圧178の特定の目標値をほぼ達成する。
【0077】
回路130の特定の要素は、単一の集積回路内に存在し得る。例えば、いくつかの機構では、FET 132、134、136、抵抗器138、140、142、増幅器144、146、148、最大値選択回路168、誤差増幅器170、コンデンサ176、および制御可能なDC−DCコンバータ12(上記で
図2とともにより十分に説明されている)のいくつかの内部要素が、単一の集積回路内にあり得る。
【0078】
いくつかの代替実施形態では、直列接続されたLED列14〜18の下端にそれぞれ結合されて示されたFET 132〜136、抵抗器138〜142、および増幅器144〜148は、代わりに、直列接続されたLED列14〜18の上端にそれぞれ結合され得る。
【0079】
回路130は、従来技術に対して利点を有する。作動中、回路130は、FET 132、134、136のどれも電流枯渇にならないこと、すなわち所望通りの電流調整が可能であることを保証する調整電圧178を達成するように、制御可能なDC−DCコンバータ12を調整することができる。それと対照的に、従来技術で使用する前述の最小値選択回路は、関連する電流レギュレータに十分な電圧を供給することができる所望の調整出力電圧178をもたらす。前述のように、従来技術の機構では、関連する電流レギュレータのどれも電流枯渇しないことを保証するために、例えば1ボルトの電圧マージンが用いられることが多い。したがって、従来技術は、電流レギュレータでいくらかの電力を電圧マージンとして浪費する傾向があるが、回路130は、マージンなしで、またはより小さなマージンで動作することができる。
【0080】
次に
図7を参照すると、回路200は、
図6の最大値選択回路168として使用することができる。回路200は、ダイオード208、210、212の各カソード端に結合された3つの入力ノード202、204、206を含む。ダイオード208、210、212のアノード端は、ともに電流レギュレータ214の入力ノードおよび回路200の出力ノード216に結合される。
【0081】
出力ノード216に現われる出力信号VMAXは、入力ノード202、204、206に現われる入力信号のうち最大のものであることが理解されよう。
【0082】
次に
図8を参照すると、別の回路230は、
図6の最大値選択回路168として使用することができる。回路230は、FET 238、240、242の各ゲートに結合された3つの入力ノード232、234、236を含む。FET 238、240、242のドレインは、ともにFET 244のソースに結合される。FET 238、240、242のソースは、ともに電流レギュレータ250の入力ノードに結合される。FET 244のゲートは、FET 246のゲートおよびFET 244のソースに結合される。FET 246のソースは、回路230の出力ノード252に結合される。出力ノード252は、FET 248のゲートおよびドレインに結合される。FET 248のソースは、電流レギュレータ250の入力ノードに結合される。
【0083】
出力ノード252に現われる出力信号VMAXは、入力ノード238、240、242に現われる入力信号のうち最大のものであることが理解されよう。
【0084】
次に
図9を参照すると、この図では、
図1および
図5と同じ要素は同じ参照記号を有して示されており、例示的電子回路270は、電圧信号272、274、276をそれぞれ受け取るように結合されたスイッチ98、100、102を含む。電圧信号272、274、276は、それぞれ
図1の電圧信号26、28、30または
図5の電圧信号92、94、96と同一または類似のものであり得る。また、スイッチ98、100、102は、デジタルチャンネル選択モジュール296によって発生された制御信号298を受け取るように結合され、デジタルチャンネル選択モジュール296は、
図5のデジタルチャンネル選択モジュール110とは異なるやり方でスイッチ98、100、102を開閉する。デジタルチャンネル選択モジュール296の動作は、以下でより十分に説明される。
【0085】
誤差増幅器290は、反転入力ノードで複合信号286を受け取り、非反転入力ノードで例えば0.5ボルトである基準電圧115を受け取るように結合され、また、誤差信号300を発生するように構成される。誤差増幅器290の出力段(図示せず)は、
図5の誤差増幅器116と異なり、両方向に、概して対称な駆動能力で電流を供給するように構成され得る。いくつかの機構では、誤差増幅器290は、電流タイプの出力を供給する相互コンダクタンス増幅器である。
【0086】
回路270は、誤差増幅器116の出力ノードに結合されたコンデンサ302を含むことができる。コンデンサ302は、誤差増幅器290の出力容量と、制御可能なDC−DCコンバータ12の誤差ノード12bの入力容量との並列接続から成り得る。しかし、他のいくつかの機構では、コンデンサ302は別のコンデンサも同様に含むことができる。ある特定の機構では、コンデンサ302は約100ピコファラドの値を有する。コンデンサ302は、ループフィルタをもたらすことができ、フィードバック制御ループを調整するように選択された値を有することができる。
【0087】
制御可能なDC−DCコンバータ12は、制御可能なDC−DCコンバータ12の誤差ノード12bで誤差信号300を受け取るように結合される。また、制御可能なDC−DCコンバータ12は、入力ノード12cで電源電圧Vpsを受け取り、かつ出力ノード12aで誤差信号300に応答して調整出力電圧304を発生するように結合される。調整出力電圧304は、
図1の調整出力電圧38もしくは
図5の調整出力電圧122と同一または類似であることを理解されたい。しかし、誤差信号300が
図1の誤差信号34および
図5の誤差信号118とは別のやり方で発生されるので、調整出力電圧304が、調整出力電圧38、122と正確に同一である必要性はない。
【0088】
また、電子回路270は、基準電圧115を受け取るように結合された入力ノードを有するコンパレータ292および複合信号286を受け取るように結合された別の入力ノードを含むことができる。コンパレータ294は、デジタルチャンネル選択モジュール296によって受け取られる比較信号294を発生するように構成される。
【0089】
作動中、デジタルチャンネル選択モジュール296は、スイッチ98、100、102を一度に1つずつ閉じて、一度に1つずつ特定のチャンネルを選択する。デジタルチャンネル選択モジュール296は、例えば1マイクロ秒である少なくともいくらかの所定の最短期間にわたって、選択されたスイッチが閉じられた状態にしておく。誤差増幅器290およびコンパレータ294の両方が、スイッチ98、100、102のうち選択されたものによって、電圧信号272、274、276のうちの1つを受け取るように結合される。スイッチ98、100、102のうち選択された1つは、電流レギュレータ20、22、24のうちの関連する1つが、適切な電流調整を達成するときまで、すなわち、その関連する電圧信号272、274、276が十分に高くなるまで、閉じられたままである。電流レギュレータ20、22、24のうち関連する1つが、適切な電流調整を達成したとき、次いでデジタルチャンネル選択モジュール296は、次のチャンネルへ切り換え、すなわちスイッチ98、100、102のうち別の1つを選択して閉じる。デジタルチャンネル選択モジュール296の動作はこのように継続し、スイッチ98、100、102を通して連続して順に行う。
【0090】
この機構では、部分的にはコンデンサ302によってもたらされる平均化により、制御可能なDC−DCコンバータ12は、電圧信号272、274、276のうち最も低い1つまたは複数によって主に制御され、この電圧信号は、スイッチ98、100、102のうち関連する1つの閉時間が最長になる傾向があり、電圧信号272、274、276の他のものは、より小さい影響を受け得る。したがって、電流レギュレータ20、22、24の、関連する1つの適切な動作を、そうでなければ低すぎてもたらすことができないはずの電圧信号272、274、276が、誤差信号300の増加をもたらすことになり、制御可能なDC−DCコンバータ12の調整出力電圧304を高める傾向がある。
【0091】
この機構では、制御可能なDC−DCコンバータ12は、電圧信号272、274、276のうち最も低い電圧を有する1つまたは複数によって主に制御される。しかし、電圧信号272、274、276の他のものも誤差信号300に寄与するが、影響はより小さい。
【0092】
調整出力電圧38の特定の目標値は
図1とともに前述されており、同じ特定の目標値が、調整出力電圧302に対して同様に適合する。前述の誤差信号300は、電圧信号272、274、276のうち最も低い1つまたは複数によって支配され、調整出力電圧304の特定の目標値をほぼ達成する。
【0093】
回路270の特定の要素は、単一の集積回路内に存在し得る。例えば、いくつかの機構では、電流レギュレータ20、22、24、スイッチ104、106、108、デジタルチャンネル選択回路296、誤差増幅器290、コンパレータ292、コンデンサ302、および制御可能なDC−DCコンバータ12(上記で
図2とともにより十分に説明されている)のいくつかの内部要素が、単一の集積回路内にあり得る。
【0094】
いくつかの代替機構では、誤差増幅器290は、スイッチ98、100、102の閉じたものに関連したコンパレータからの出力の重み付き合計を発生するデジタル積分器(またはカウンタ)に結合されたコンパレータで置換され得る。他の代替機構では、誤差増幅器290は、電流レギュレータ20、22、24のすべてが適切に調整していると判断されるときに限ってゼロ状態を呈する(より低い調整出力電圧304を要求する)出力信号を発生するコンパレータで置換され得る。
【0095】
いくつかの代替実施形態では、直列接続されたLED列14〜18の下端(カソード)にそれぞれ結合されて示された電流レギュレータ20〜24は、代わりに、直列接続されたLED列14〜18の上端(アノード)にそれぞれ結合され得る。これらの実施形態では、入力ノード20a〜24aは、調整出力電圧38を受け取るように結合され、また出力ノード20b〜24bは、それぞれ直列接続されたLED列14〜18のアノード端に結合される。さらに、これらの実施形態では、スイッチ98〜102は、出力ノード20b〜24bに結合され、これらの出力ノードは、入力ノード20a〜24aの代わりに電圧検知ノードになり、また、誤差増幅器290の非反転入力は、別々の基準電圧を受け取るように結合される。
【0096】
回路270は、従来技術に対して利点を有する。例えば、回路270は、前述の最小値選択回路の必要性を避け、このことは、集積回路のダイ面積の縮小をもたらすことができる。
【0097】
図1、
図3、
図4、
図5、
図6、
図7、
図8および
図9の機構は、3列の直列接続された発光ダイオードを示す。しかし、3列より多い直列接続された発光ダイオードまたは1列を含む3列未満の直列接続された発光ダイオードに適合するように、他の回路が拡大または縮小され得ることが理解されよう。
【0098】
前述のように、
図1、
図4、
図5、
図6および
図9の機構は、直列接続されたLED列14、16、18のアノード端、および直列接続されたLED列14、16、18のカソード端とアースとの間に結合された電流レギュレータ(例えば
図1の20、22、24)または他の構成要素(例えば
図6の132、134、136)に結合された制御可能なDC−DCコンバータ12の調整出力電圧を示す。制御可能なDC−DCコンバータ12の調整出力電圧が、代わりに電流レギュレータに結合され、その結果として、電流レギュレータが、直列接続されたLED列14、16、18のアノード端に結合され、これらのLED列がカソード端でアースに結合される、他の類似の機構も可能であることが理解されよう。さらに、制御可能なDC−DCコンバータ12の調整出力電圧がマイナス電圧であるさらに別の機構が可能である。
【0099】
本明細書に引用されたすべての参考文献は、参照によってその全体が本明細書に組み込まれる。本発明の好ましい実施形態を説明してきたが、それらの概念を組み込む他の実施形態が用いられ得ることが、ここで当業者には明らかであろう。
【0100】
したがって、これらの実施形態が、開示された実施形態に限定されるべきでなく、むしろ添付の特許請求の範囲の趣旨および範囲によってのみ限定されるべきであると考えられる。