(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記第2の選択信号線は、前記n本の出力線が延在配置される第1の方向に対して直交する第2の方向に延在配置された第1メタル配線層の配線であり、前記第1メタル配線層の配線は、コンタクトを介して前記下部拡散層を覆うシリサイド層に接続されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の半導体装置。
前記第2の方向に延在配置される前記第1メタル配線層の配線は、前記第1の方向に延在配置される前記第1〜第nの配線層による配線より下部に配置されることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
前記第2の選択信号線は、前記n本の出力線が延在配置される第1の方向に対して直交する第2の方向に延在配置された第2メタル配線層の配線であり、前記第2メタル配線層の配線は、コンタクトを介して前記下部拡散層を覆うシリサイド層に接続され、前記第2メタル配線層の配線は、前記第1〜第nの配線層の配線より上部に配置されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の半導体装置。
前記第2の選択信号線は、前記n本の出力線が延在配置される第1の方向に対して直交する第2の方向に延在配置された第1メタル配線層の配線であり、前記第1メタル配線層の配線は、コンタクトを介して前記下部拡散層を覆うシリサイド層に接続されることを特徴とする請求項7または請求項8に記載の半導体装置。
前記第2の選択信号線は、前記n本の出力線が延在配置される第1の方向に対して直交する第2の方向に延在配置された第2メタル配線層の配線であり、前記第2メタル配線層の配線は、コンタクトを介して前記下部拡散層を覆うシリサイド層に接続され、前記第2メタル配線層による配線は、前記第1〜第nの配線層の配線より上部に配置されることを特徴とする請求項7または請求項8に記載の半導体装置。
前記n本の出力線は、第1〜第nの配線層による配線により前記第1の方向に延在配置され、前記第2の選択信号線は、前記第2の方向に延在配置された第1メタル配線層の配線であり、前記第1メタル配線層の配線は、コンタクトを介して前記下部拡散層を覆うシリサイド層に接続され、前記第1の方向に延在配置される前記第1〜第nの配線層の配線より下部に配置されることを特徴とする請求項13または請求項14に記載の半導体装置。
前記n本の出力線は、第1〜第nの配線層による配線により前記第1の方向に延在配置され、前記第2の選択信号線は、前記第2の方向に延在配置された第2メタル配線層の配線であり、前記第2メタル配線層の配線は、コンタクトを介して前記下部拡散層を覆うシリサイド層に接続され、前記第1の方向に延在配置される前記第1〜第nの配線層の配線より上部に配置されることを特徴とする請求項13または請求項14に記載の半導体装置。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
図7、
図8a、
図8bおよび
図8cに、SGTを用いた立体構造の従来のNANDフラッシュメモリセルを示す。詳細は、特許文献1、非特許文献1および非特許文献2に記載されているので、以下に簡単に説明する。
図7は、NANDフラッシュメモリのNAND構成のメモリセルユニットがマトリックス状に配置された等価回路図である。M0〜M31は、フローティングゲートにチャージを蓄える、フローティングタイプの記憶素子(トランジスタ)、あるいは、窒化膜にチャージを貯める、いわゆるチャージトラップ型の記憶素子(トランジスタ)であり、それぞれ直列にNAND接続されている。STDは、このNAND接続されたメモリ素子群をビット線へ選択的に接続するためにドレイン側に設けられたドレイン選択トランジスタ、STSは、このNAND接続されたメモリ素子群をソース線へ選択的に接続するためにソース側に設けられたソース選択トランジスタである。
ドレイン選択トランジスタSTD、記憶素子M0〜M31、ソース選択トランジスタSTSが直列に接続されたNAND群を、NANDフラッシュメモリの一つのNAND単位(NANDストリングスと称す)とする。
図7では、このNANDストリングスを4つ設けて、マトリックスを構成している。
すなわち、STD、M0〜M31、STSから構成されるNANDストリングスNAND(j、k)がビット線BLkとソース線SLとの間にビット線が上層、ソース線が下層になるように縦積みに垂直に配置され、同様に、NANDストリングスNAND(j+1、k)は、ビット線BLkとソース線SLの間に接続され、NAND(j,k+1)は、ビット線BL(k+1)とソース線の間に接続され、NAND(j+1,k+1)は同じくビット線BL(k+1)とソース線SLの間に接続される。これらのNAND(j,k)、NAND(j+1,k)、NAND(j,k+1)およびNAND(j+1,k+1)によりマトリックスを構成する。
また、NAND(j,k)とNAND(j,k+1)のそれぞれのSTD、M0〜M31、STSのゲートには、それぞれ共通に、ドレイン選択信号SGDj、ワード線選択信号WL0j〜WL31j、ソース選択信号SGSjが入力される。
また、NAND(j+1,k)とNAND(j+1,k+1)のそれぞれのSTD、M0〜M31、STSのゲートには、それぞれ共通に、ドレイン選択信号SGD(j+1)、ワード線選択信号WL0(j+1)〜WL31(j+1)、ソースSGS(j+1)が入力される。
図8a、
図8bおよび
図8cには、
図7のNANDフラッシュメモリセルをSGTで構成したレイアウトの平面図を示す。また、
図8bには、
図8aの平面図におけるカットラインA−A’方向の断面図、
図8cには、
図8aの平面図におけるカットラインB−B’方向の断面図を示す。
【0007】
図8a、
図8bおよび
図8cにおいて、基板上に形成された埋め込み酸化膜層(BOX)1Mなどの絶縁膜上に平面状シリコン層2Mが形成され、前記平面状シリコン層2Mは不純物注入等により、n
+拡散層から構成される。3Mは、平面状シリコン層2Mの表面に形成されるシリサイド層である。4M(j,k)、4M(j+1,k)、4M(j,k+1)および4M(j+1,k+1)は、p型シリコン柱、5Mは、シリコン柱4M(j、k)、4M(j+1,k)、4M(j,k+1)および4M(j+1,k+1)を取り囲むNMOSトランジスタSTDおよびSTSのゲート絶縁膜、51Mは、シリコン柱4M(j,k)、4M(j+1,k)、4M(j,k+1)および4M(j+1,k+1)を取り囲むメモリ素子M0〜M31のゲート絶縁膜、6Msdj、6M0j〜6M31j、6Mssj、6Msd(j+1)、6M0(j+1)〜6M31(j+1)、6Mss(j+1)はゲート電極兼ゲート配線である。シリコン柱4M(j,k)、4M(j+1,k)、4M(j,k+1)および4M(j+1,k+1)の最上部には、それぞれn
+拡散層7Mが不純物注入等により形成され、それぞれビット線BLkあるいはビット線BL(k+1)となるメタル配線16Mkあるいはメタル配線16M(k+1)が接続される。
【0008】
NANDストリングスであるNAND(j,k)は、シリコン柱4M(j,k)、ゲート絶縁膜5M、ゲート電極6Msdjにより構成されるNMOSトランジスタSTD、シリコン柱4M(j,k)、ゲート絶縁膜51M、ゲート電極6M0jにより構成されるメモリ素子M0、・・・、シリコン柱4M(j,k)、ゲート絶縁膜51M、ゲート電極6M31jにより構成されるメモリ素子M31、シリコン柱4M(j,k)、ゲート絶縁膜5M、ゲート電極6Mssjにより構成されるNMOSトランジスタSTSがそれぞれソースとドレインを接続されたNAND接続により構成され、NMOSトランジスタSTDのドレインとなるシリコン柱4Mjの上部のn型拡散層7Mがメタル配線16Mkであるビット線BLkに接続され、NMOSトランジスタSTSのソースは、下部拡散層2Mに接続されて、ソース線SLに接続される。
他のNANDストリングス、NAND(j+1,k)、NAND(j,k+1)、NAND(j+1,k+1)についても同様な構成となる。
NAND(j,k)、NAND(j,k+1)を構成するNMOSトランジスタSTD、メモリ素子M0〜M31、NMOSトランジスタSTSのゲート電極兼ゲート配線6Msdj、6M0j〜6M31j、6Mssjは、
図8aにおいて、各階層毎に、横方向に接続される。
同様に、NAND(j+1,k)、NAND(j+1,k+1)を構成するNMOSトランジスタSTD、メモリ素子M0〜M31、NMOSトランジスタSTSのゲート電極兼ゲート配線6Msd(j+1)、6M0(j+1)〜6M31(j+1)、6Mss(j+1)は、
図8aにおいて、各階層毎に、横方向に接続される。
また、NANDストリングスNAND(j,k)、NAND(j+1,k)が接続されるビット線16MkおよびNANDストリングスNAND(j,k+1)、NAND(j+1,k+1)が接続されるビット線16M(k+1)は、それぞれ
図6aにおいて、上下の垂直方向に配置される。
【0009】
このような構成の立体型NANDフラッシュメモリであるSGT−NANDフラッシュメモリを用いれば、NANDフラッシュメモリのメモリ素子は縦に32段積み重なる構成になるため、メモリ素子の集積度は飛躍的に高くなり、メモリの低価格化を図ることができる。
【0010】
しかしながら、
図8bに示すように、このメモリ素子を選択するための配線であるゲート電極SGDj(6Msdj)、WL0j(6M0j)、・・・、WL31j(6M31j)、SGSj(6Mssj)の34本の信号は、
図8aで示すように、1箇所に重なっているので、この34本の信号を選択するデコーダ回路を従来の平面トランジスタであるプレーナープロセスを用いて構成すると、膨大な面積を必要とし、せっかくメモリ素子の面積が縮小されても、デコーダ等の周辺回路の面積増大のために、チップのトータル面積としては、その効果が薄れて、SGTメモリとしてのメリットが十分出せない問題があった。
【0011】
一方、
図9、
図10a、
図10bで示したSGTを用いたインバータは、PMOSトランジスタ、NMOSトランジスタが構造上完全に分離されており、プレーナトランジスタのように、well分離が必要なく、さらに、シリコン柱はフローティングボディとなるため、プレーナトランジスタのように、wellへ電位を供給するボディ端子も必要なく、非常にコンパクトにレイアウト(配置)ができることが特徴である。
【0012】
図9、
図10a、
図10bに、従来のSGTを用いたインバータの回路図とレイアウト図を示す。
図9は、インバータの回路図であり、QpはPチャネルMOSトランジスタ(以下、PMOSトランジスタと称す)、QnはNチャネルMOSトランジスタ(以下、NMOSトランジスタと称す)、INは入力信号、OUTは出力信号、Vccは電源、Vssは基準電源である。
図10aには、一例として、
図9のインバータをSGTで構成したレイアウトの平面図を示す。また、
図10bには、
図10aの平面図におけるカットラインA−A’方向の断面図を示す。
【0013】
図10a、
図10bにおいて、基板上に形成された埋め込み酸化膜層(BOX)1などの絶縁膜上に平面状シリコン層2p、2nが形成され、前記平面状シリコン層2p、2nは不純物注入等により、それぞれp
+拡散層、n
+拡散層から構成される。3は、平面状シリコン層(2p、2n)の表面に形成されるシリサイド層であり、前記平面状シリコン層2p、2nを接続する。4nはn型シリコン柱、4pはp型シリコン柱、5は、シリコン柱4n、4pを取り囲むゲート絶縁膜、6はゲート電極、6aはゲート配線である。シリコン柱4n、4pの最上部には、それぞれp
+拡散層7p、n
+拡散層7nが不純物注入等により形成される。8はゲート絶縁膜5等を保護するためのシリコン窒化膜、9p、9nはp
+拡散層7p、n
+拡散層7nに接続されるシリサイド層、10p、10nは、シリサイド層9p、9nとメタル配線13a、13bとをそれぞれ接続するコンタクト、11は、ゲート配線6aとメタル配線13cを接続するコンタクトである。
【0014】
シリコン柱4n、下部拡散層2p、上部拡散層7p、ゲート絶縁膜5、ゲート電極6により、PMOSトランジスタQpを構成し、シリコン柱4p、下部拡散層2n、上部拡散層7n、ゲート絶縁膜5、ゲート電極6により、NMOSトランジスタQnを構成する。上部拡散層7p、7nはソース、下部拡散層2p、2nはドレインとなる。メタル配線13aには電源Vccが供給され、メタル配線13bには基準電源Vssが供給され、メタル配線13cには、入力信号INが接続される。また、PMOSトランジスタQpのドレイン拡散層2pとNMOSトランジスタQnのドレイン拡散層2nを接続するシリサイド層3が出力OUTとなる。
【0015】
図9、
図10a、
図10bで示したSGTを用いたインバータは、PMOSトランジスタ、NMOSトランジスタが構造上完全に分離されており、プレーナトランジスタのように、well分離が必要なく、さらに、シリコン柱はフローティングボディとなるため、プレーナトランジスタのように、wellへ電位を供給するボディ端子も必要なく、非常にコンパクトにレイアウト(配置)ができることが特徴である。
【0016】
本発明は、このSGTの特徴を利用して、縮小されたSGT−NANDフラッシュメモリのデコーダを構成することにより、最小面積で低価格な半導体装置を提供することが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0017】
(1)上記の目的を達成する本発明に係る半導体装置は、
ソース、ドレインおよびゲートが、基板と垂直な方向に階層的に配置される複数のトランジスタを、基板上に配列することによりデコーダを構成する半導体装置であって、
前記複数のトランジスタの各々は、
シリコン柱と、
前記シリコン柱の側面を取り囲む絶縁体と、
前記絶縁体を囲むゲートと、
前記シリコン柱の上部または下部に配置されるソース領域と、
前記シリコン柱の上部または下部に配置されるドレイン領域であって、前記シリコン柱に対して前記ソース領域と反対側に配置されるドレイン領域とを備え、
前記デコーダは、少なくとも、
第1の選択信号線と、
n本(nは自然数)の第2の選択信号線と、
n個のMOSトランジスタと、
n本の出力線とを具備し、
前記n個のMOSトランジスタのゲートは、それぞれ前記第1の選択信号線に共通に接続され、
前記第k(k=0〜n)のMOSトランジスタのソース領域およびドレイン領域の一方は、前記n本の出力線のいずれか1つに接続され、
前記第k(k=0〜n)のMOSトランジスタのドレイン領域およびソース領域のうちの他方は、前記シリコン柱の下部に配置され、前記シリコン柱より基板側に配置されたシリサイド層を介して前記第2の選択信号線のうちのk番目の選択信号線に接続され
、
前記n個のMOSトランジスタにより構成される前記デコーダを複数個備え、
前記複数のデコーダを構成するMOSトランジスタのそれぞれの第kのMOSトランジスタの前記ドレイン領域およびソース領域の他方は、シリサイド領域を介して共通に接続されることを特徴とする。
【0019】
(
2)また、別の態様では、
前記n本の出力線は、それぞれ第1〜第nの配線層による配線により第1の方向に延在配置され、
前記共通に接続された下部拡散層および該下部拡散層を覆う前記シリサイド層は前記第1の方向と直交する第2の方向に延在配置される。
【0020】
(
3)さらに、別の態様では、
前記第2の選択信号線は、前記n本の出力線が延在配置される第1の方向に対して直交する第2の方向に延在配置された第1メタル配線層の配線であり、前記第1メタル配線層の配線は、コンタクトを介して前記下部拡散層を覆うシリサイド層に接続される。
【0021】
(
4)また、別の態様では、
前記第2の方向に延在配置される前記第1メタル配線層の配線は、前記第1の方向に延在配置される前記第1〜第nの配線層による配線より下部に配置される。
【0022】
(
5)また、別の態様では、
前記第2の選択信号線は、前記n本の出力線が延在配置される第1の方向に対して直交する第2の方向に延在配置された第2メタル配線層の配線であり、前記第2メタル配線層の配線は、コンタクトを介して前記下部拡散層を覆うシリサイド層に接続され、前記第2メタル配線層の配線は、前記第1〜第nの配線層の配線より上部に配置される。
【0023】
(
6)また、別の態様では、前記n本の出力線は、第1〜第nの配線層による配線により前記第1の方向に延在配置され、前記第1の配線層は、金属化合物である。
【0024】
(
7)また、本発明に係る半導体装置は、
ソース、ドレインおよびゲートが、基板と垂直な方向に階層的に配置される複数のトランジスタを、基板上に配列することによりデコーダ回路を構成する半導体装置であって、
前記複数のトランジスタの各々は、
シリコン柱と、
前記シリコン柱の側面を取り囲む絶縁体と、
前記絶縁体を囲むゲートと、
前記シリコン柱の上部または下部に配置されるソース領域と、
前記シリコン柱の上部または下部に配置されるドレイン領域であって、前記シリコン柱に対して前記ソース領域と反対側に配置されるドレイン領域とを備え、
前記デコーダ回路は、少なくとも、
第1の選択回路と、
前記第1の選択回路から出力される第1の選択信号線と、
n本(nは自然数)の第2の選択信号線と、
n個のMOSトランジスタと、
n本の出力線とを具備し、
前記n個のMOSトランジスタのゲートは、それぞれ前記第1の選択信号線に共通に接続され、
前記第k(k=0〜n)のMOSトランジスタのソース領域およびドレイン領域の一方は、前記n本の出力線のいずれか1つに接続され、
前記第k(k=0〜n)のMOSトランジスタのドレイン領域およびソース領域のうちの他方は、前記シリコン柱の下部に配置され、前記シリコン柱より基板側に配置されたシリサイド層を介して前記第2の選択信号線のうちのk番目の選択信号線に接続され、
前記n本の出力線は、それぞれ、n個のメモリ素子の対応するゲート電極に接続され
、
前記n個のMOSトランジスタにより構成される前記デコーダを複数個備え、
前記複数のデコーダを構成する前記n個のMOSトランジスタのそれぞれの第kのMOSトランジスタの前記ドレイン領域およびソース領域の他方は、シリサイド領域を介して共通に接続されることを特徴とする。
【0026】
(
8)また、別の態様では、
前記n本の出力線は、第1〜第nの配線層による配線により第1の方向に延在配置され、
前記共通に接続された下部拡散層および該下部拡散層を覆うシリサイド層は前記第1の方向と直交する第2の方向に延在配置される。
【0027】
(
9)また、別の態様では、
前記第2の選択信号線は、前記n本の出力線が延在配置される第1の方向に対して直交する第2の方向に延在配置された第1メタル配線層の配線であり、前記第1メタル配線層の配線は、コンタクトを介して前記下部拡散層を覆うシリサイド層に接続される。
【0028】
(
10)また、別の態様では、
前記第1メタル配線層による配線は、前記第1〜第nの配線層による配線より下層に配置される。
【0029】
(
11)また、別の態様では、
前記第2の選択信号線は、前記n本の出力線が延在配置される第1の方向に対して直交する第2の方向に延在配置された第2メタル配線層の配線であり、前記第2メタル配線層の配線は、コンタクトを介して前記下部拡散層を覆うシリサイド層に接続され、前記第2メタル配線層による配線は、前記第1〜第nの配線層の配線より上部に配置される。
【0030】
(
12)また、別の態様では、前記n本の出力線は、第1〜第nの配線層による配線により前記第1の方向に延在配置され、前記第1の配線層は、金属化合物である。
【0031】
(
13)また、本発明に係る半導体装置は、
ソース、ドレインおよびゲートが、基板と垂直な方向に階層的に配置される複数のトランジスタを、基板上に配列することによりデコーダを構成する半導体装置であって、
前記複数のトランジスタの各々は、
シリコン柱と、
前記シリコン柱の側面を取り囲む絶縁体と、
前記絶縁体を囲むゲートと、
前記シリコン柱の上部または下部に配置されるソース領域と、
前記シリコン柱の上部または下部に配置されるドレイン領域であって、前記シリコン柱に対して前記ソース領域と反対側に配置されるドレイン領域とを備え、
前記デコーダは、少なくとも、
第1の選択回路と、
前記第1の選択回路から出力される第1の選択信号線と、
n本(nは自然数)の第2の選択信号線と、
n個のMOSトランジスタと、
n本の出力線とを具備し、
さらに、基板上に縦に積層されたn個のメモリ素子を有し、前記n個のメモリ素子のそれぞれはドレイン、ソースおよびゲート電極を有して、ドレインとソースが順次接続されるNAND接続をされたメモリ素子群を備え、
前記n個のMOSトランジスタは第1の方向に1列に配置され、それぞれのゲートは、前記第1の選択信号線に共通に接続され、
前記第k(k=0〜n)のMOSトランジスタのソース領域およびドレイン領域の一方は、前記第1の方向に延在配置される前記n本の出力線のいずれか1つに接続され、
前記第k(k=0〜n)のMOSトランジスタのドレイン領域およびソース領域のうちの他方は、前記シリコン柱の下部に配置され、前記シリコン柱より基板側に配置されたシリサイド層を介して、前記第1の方向と直交した第2の方向に延在配置される前記第2の選択信号線のうちのk番目の選択信号線に接続され、
前記n本の出力線は、それぞれ、前記n個のメモリ素子群の対応するメモリ素子のゲート電極に接続され
、
該半導体装置は、前記デコーダを複数個備え、
該複数のデコーダのそれぞれは、前記第2の方向に並べて配置され、
さらに、前記n本(nは自然数)の第2の選択信号線を出力する第2の選択回路を具備し、
前記複数のデコーダのうちの対応する第kのMOSトランジスタのドレイン領域およびソース領域のうちの他方は、前記シリコン柱の下部に配置された拡散層およびシリサイド層を介して共通に接続されて前記第2の選択信号線のうちの前記k番目の選択信号線に接続され、
前記第1の選択回路と前記第2の選択回路により前記メモリ素子群のうちの指定された1つのメモリ素子が選択されることを特徴とする。
【0033】
(
14)また、別の態様では、
前記NAND接続されたメモリ素子群は、さらに、基板側に設けられたソース線と、
シリコン基板側と反対側の最上位に設けられたビット線を有し、
該ビット線とソース線との間に、第1の選択トランジスタ、前記n個のメモリ素子、第2の選択トランジスタの順番にて接続される。
【0034】
(
15)また、別の態様では、
前記n本の出力線は、第1〜第nの配線層による配線により前記第1の方向に延在配置され、前記第2の選択信号線は、前記第2の方向に延在配置された第1メタル配線層の配線であり、前記第1メタル配線層の配線は、コンタクトを介して前記下部拡散層を覆うシリサイド層に接続され、前記第1の方向に延在配置される前記第1〜第nの配線層の配線より下部に配置される。
(
16)また、別の態様では、
前記n本の出力線は、第1〜第nの配線層による配線により前記第1の方向に延在配置され、前記第2の選択信号線は、前記第2の方向に延在配置された第2メタル配線層の配線であり、前記第2メタル配線層の配線は、コンタクトを介して前記下部拡散層を覆うシリサイド層に接続され、前記第1の方向に延在配置される前記第1〜第nの配線層の配線より上部に配置される。
【発明を実施するための形態】
【0036】
図1に本発明の実施例に採用するSGT−NANDフラッシュメモリ用のデコーダであるNANDストリングス選択デコーダ100の等価回路を示す。NAND(j,k)は、
図7におけるSGT−NANDストリングスを示す。
NMOSトランジスタTnsdは、NANDストリングスNAND(j,k)のドレイン選択トランジスタSTDのゲートSGDと選択信号φsdを接続する選択トランジスタ、NMOSトランジスタTn0〜Tn31は、それぞれ、メモリ素子M0〜M31のゲート信号WL0〜WL31と選択信号φ0〜φ31を接続する選択トランジスタ、NMOSトランジスタTnssは、ソース選択トランジスタSTSのゲートSGSと選択信号φssを接続する選択トランジスタである。
【0037】
NMOSトランジスタTn0〜Tn31により、メモリ素子M0〜M31のうちのいずれか1つを選択するメモリ素子選択デコーダ110を構成する。また、選択トランジスタTnsd,TnssおよびNANDストリングスNAND(j,k)を含めて、NANDストリングス選択デコーダ100を構成する。
200jは、NANDストリングス選択デコーダ100を選択する行デコーダであり、アドレス信号ADDaを受けて、ブースタ300jへNANDストリングスを選択する信号を出力し、ブースタ300jは、昇圧された行選択信号RDjを出力する。行選択信号RDjは、NMOSトランジスタTnsd,Tn0〜Tn31、Tnssのゲートに入力される。ワード線セレクタ400は、アドレス信号ADDbを受けて、選択信号φsd、φ0〜φ31、φssを出力する。
【0038】
なお、図示しないが、NANDストリングス選択デコーダ100は、
図1において、上下に複数個配置され、ワード線セレクタ400の出力である選択信号φsd、φ0〜φ31、φssは、この複数個の選択デコーダ100に共通に供給される。
すなわち、NANDストリングス選択デコーダ100は、行デコーダ20j0のアドレス信号ADDaと、ワード線セレクタ400のアドレス信号ADDbとが一致したときに、選択される。
例えば、行デコーダ200jのADDaが一致して、ブースタ300jより行選択信号RDjが出力されると、NMOSトランジスタTnsd、Tn0〜Tn31、Tnssがオンして、NANDストリングスNAND(j,k)のドレイン選択トランジスタSTD、メモリ素子M0〜M31、ソース選択トランジスタSTSのゲートに、それぞれ選択信号φsd、φ0〜φ31、φssが供給される。
ここで、読み出しモードにおいて、メモリ素子M3のデータを読み出す場合を考察する。φsdおよびφssには略5Vが印加され、ドレイン選択トランジスタSTDおよびソース選択トランジスタSTSはオンして、NANDストリングスNAND(j,k)は、ビット線BLkとソース線SLに接続される。
メモリ素子M3が選択されるので、選択信号φ3は略0Vとなり、メモリ素子M3のゲートWL3は略0Vとなる。一方、非選択の選択信号φ0〜φ2、φ4〜φ31には略5Vが出力される。この状態で、メモリ素子M3のデータが消去状態である“1”の場合、メモリ素子M3の閾値は負であるため、ゲートWL3が0Vでも、M3はオンして、ビット線BLkからソース線SLに電流が流れる。この電流を、図示しないセンスアンプが検知してデータ“1”と判定する。
一方、メモリ素子のデータが“0”の状態では、メモリ素子の閾値は正になっており、ゲート電圧が0Vでは、M3はオフするので、ビット線BLkからソース線SLには電流が流れず、図示しないセンスアンプは、データ“0”と判定する。
なお、
図1のNMOSトランジスタTnsd、Tn0、・・・、Tn31およびTnssは、トランスファーゲートとして動作するため、電流の流れる方向により随時ドレインとソースの位置(向き)が入れ替わることになる。ここでは、便宜上、それぞれ選択信号線φsd、φ0、・・・、φ31、φssからNANDストリングスのゲートSGD、WL0、・・・、WL31、SGSへ電流が流れ込む場合の状態を想定して、選択トランジスタTnsd、Tn0、・・・、Tn31およびTnssのドレインが選択信号線φsd、φ0、・・・、φ31、φssに接続されると定義し、以降の説明を行う。
【0039】
(実施例1)
図2a、
図2b、
図2c、
図2d、
図2eおよび
図2fに、実施例1を示す。
図2aは、本発明の実施例のワード線選択デコーダのレイアウト(配置)の平面図、
図2bは、
図2aにおけるカットラインA−A’に沿った断面図、
図2cは、
図2aにおけるカットラインB−B’に沿った断面図、
図2dは、
図2aにおけるカットラインC−C’に沿った断面図、
図2eは、
図2aにおけるカットラインD−D’に沿った断面図、
図2fは、
図2aにおけるカットラインE−E’に沿った断面図を示す。本実施例の等価回路は、
図1のメモリ素子選択デコーダ110に従う。
図2は、
図1におけるj=3の場合を示している。
図2aにおいて、選択トランジスタTn00、Tn01、Tn02およびTn03が横方向(第1の方向)に順番に、一列に、図の一番上に配置される。これを第1行と定義する。この選択トランジスタTn00、Tn01、Tn02およびTn03のゲート電極106は、横方向に延在するゲート配線106a0により共通に接続され、ゲート配線106a0には、
図1におけるブースタ300jからの行選択信号RD0が入力される。
同様に、第1行の下には第2行として、同じく選択トランジスタTn10〜Tn13が順番に配置され、ゲート電極にはゲート配線106a1が共通に接続され、ゲート配線106a1には、行選択信号RD1が入力される。第3行、第4行にも同様に選択トランジスタTn20〜Tn23および選択トランジスタTn30〜Tn33が配置され、ゲート電極には、それぞれ共通に、ゲート配線106a2、106a3が接続され、行選択信号RD2およびRD3がそれぞれ入力される。
【0040】
このような配置では、各行における選択トランジスタTn00、Tn10、Tn20、Tn30は、
図2aにおいて左側に縦1列(第2の方向)に配置される。これを第1列と定義する。同様に、それぞれの行の選択トランジスタTn01、Tn11、Tn21、Tn31は第2列に配置され、それぞれの行の選択トランジスタTn02、Tn12、Tn22、Tn32は第3列に配置され、それぞれの行の選択トランジスタTn03、Tn13、Tn23、Tn33は第4列に配置される。すなわち、各選択トランジスタは、マトリックス状に配置される。
詳細は後述するが、第1列には、下部拡散層により選択信号線φ0が縦に延在配置され、シリサイド層を介して各行に配置された選択トランジスタTn00、Tn10、Tn20、Tn30のドレインである下部拡散層に接続される。同様に、第2列には、下部拡散層により選択信号線φ1が縦に延在配置され、シリサイド層を介して各行に配置された選択トランジスタTn01、Tn11、Tn21、Tn31のドレインである下部拡散層に接続される。第3列には、下部拡散層により選択信号線φ2が縦に延在配置され、シリサイド層を介して各行に配置された選択トランジスタTn02、Tn12、Tn22、Tn32のドレインである下部拡散層に接続される。第4列には、下部拡散層により選択信号線φ3が縦に延在配置され、シリサイド層を介して各行に配置された選択トランジスタTn03、Tn13、Tn23、Tn33のドレインである下部拡散層に接続される。
【0041】
また、第1行目には、図示しないメモリ素子へ接続される第1〜第4の金属化合物配線層(シリサイド等の金属化合物による配線層であり、以降は単に金属配線層と称する)の配線層115a0〜115d0が、上下に重なって縦横方向に延在配置され、115a0は選択トランジスタTn00の上部ソースに接続され、115b0は選択トランジスタTn01の上部ソースに接続され、115c0は選択トランジスタTn02の上部ソースに接続され、115d0は選択トランジスタTn03の上部ソースに接続される。
同様に、第2行には、第1〜第4の金属配線層による配線115a1〜115d1が延在配置され、第3行には、第1〜第4の金属配線層による配線115a2〜115d2が延在配置され、第4行には、第1〜第4の金属配線層による配線115a3〜115d3が延在配置される。
このように、図示しないNANDストリングスNAND(0、0)、NAND(1、k)、NAND(2、k)、NAND(3、k)のメモリ素子M0〜M3を選択するデコーダ回路を構成する16個の選択トランジスタをマトリックス状に、効率よく配置することにより、面積が縮小された行選択デコーダが実現できる。
なお、
図2a、
図2b、
図2c、
図2d、
図2eおよび
図2fにおいて、
図10a、
図10bと同じ構造の箇所については、100番台の対応する記号で示してある。
【0042】
図2a、
図2b、
図2c、
図2d、
図2eおよび
図2fにおいて、基板上に形成された埋め込み酸化膜層(BOX)101などの絶縁膜上に平面状シリコン層102na、102nb、102ncおよび102ndが形成され、この平面状シリコン層102na、102nb、102ncおよび102ndは不純物注入等により、それぞれn
+拡散層から構成される。103は、平面状シリコン層(102na、102nb、102ncおよび102nd)の表面に形成されるシリサイド層である。104p00、104p01、104p02、104p03、104p10、104p11、104p12、104p13、104p20、104p21、104p22、104p23、104p30、104p31、104p32および104p33はp型シリコン柱、105はシリコン柱104p00、104p01、104p02、104p03、104p10、104p11、104p12、104p13、104p20、104p21、104p22、104p23、104p30、104p31、104p32および104p33を取り囲むゲート絶縁膜、106はゲート電極、106a0、106a1、106a2および106a3は、それぞれゲート配線である。ゲート絶縁膜105は、ゲート電極106、ゲート配線106a0、106a1、106a2および106a3の下にも形成される。
【0043】
シリコン柱104p00、104p01、104p02、104p03、104p10、104p11、104p12、104p13、104p20、104p21、104p22、104p23、104p30、104p31、104p32および104p33の最上部には、それぞれn
+拡散層107n00、107n01、107n02、107n03、107n10、107n11、107n12、107n13、107n20、107n21、107n22、107n23、107n30、107n31、107n32および107n33が不純物注入等により形成される。108はゲート絶縁膜105を保護するためのシリコン窒化膜、109n00、109n01、109n02、109n03、109n10、109n11、109n12、109n13、109n20、109n21、109n22、109n23、109n30、109n31、109n32および109n33はそれぞれn
+拡散層107n00、107n01、107n02、107n03、107n10、107n11、107n12、107n13、107n20、107n21、107n22、107n23、107n30、107n31、107n32および107n33に接続されるシリサイド層である。
【0044】
110n00、110n01、110n02、110n03、110n10、110n11、110n12、110n13、110n20、110n21、110n22、110n23、110n30、110n31、110n32および110n33は、シリサイド層109n00、109n01、109n02、109n03、109n10、109n11、109n12、109n13、109n20、109n21、109n22、109n23、109n30、109n31、109n32および109n33と第1の金属配線層の配線115a0、第2の金属配線層の配線115b0、第3の金属配線層の配線115c0、第4の金属配線層の配線115d0、第1の金属配線層の配線115a1、第2の金属配線層の配線115b1、第3の金属配線層の配線115c1、第4の金属配線層の配線115d1、第1の金属配線層の配線115a2、第2の金属配線層の配線115b2、第3の金属配線層の配線115c2、第4の金属配線層の配線115d2、第1の金属配線層の配線115a3、第2の金属配線層の配線115b3、第3の金属配線層の配線115c3および第4の金属配線層の配線115d3をそれぞれ接続するコンタクトである。
【0045】
シリコン柱104p00、下部拡散層102na、上部拡散層107n00、ゲート絶縁膜105、ゲート電極106により、NMOSトランジスタTn00を構成し、シリコン柱104p01、下部拡散層102nb、上部拡散層107n01、ゲート絶縁膜105、ゲート電極106により、NMOSトランジスタTn01を構成し、シリコン柱104p02、下部拡散層102nc、上部拡散層107n02、ゲート絶縁膜105、ゲート電極106により、NMOSトランジスタTn02を構成し、シリコン柱104p03、下部拡散層102nd、上部拡散層107n03、ゲート絶縁膜105、ゲート電極106により、NMOSトランジスタTn03を構成する。
シリコン柱104p10、下部拡散層102na、上部拡散層107n10、ゲート絶縁膜105、ゲート電極106により、NMOSトランジスタTn10を構成し、シリコン柱104p11、下部拡散層102nb、上部拡散層107n11、ゲート絶縁膜105、ゲート電極106により、NMOSトランジスタTn11を構成し、シリコン柱104p12、下部拡散層102nc、上部拡散層107n12、ゲート絶縁膜105、ゲート電極106により、NMOSトランジスタTn12を構成し、シリコン柱104p13、下部拡散層102nd、上部拡散層107n13、ゲート絶縁膜105、ゲート電極106により、NMOSトランジスタTn13を構成する。
シリコン柱104p20、下部拡散層102na、上部拡散層107n20、ゲート絶縁膜105、ゲート電極106により、NMOSトランジスタTn20を構成し、シリコン柱104p21、下部拡散層102nb、上部拡散層107n21、ゲート絶縁膜105、ゲート電極106により、NMOSトランジスタTn21を構成し、シリコン柱104p22、下部拡散層102nc、上部拡散層107n22、ゲート絶縁膜105、ゲート電極106により、NMOSトランジスタTn22を構成し、シリコン柱104p23、下部拡散層102nd、上部拡散層107n23、ゲート絶縁膜105、ゲート電極106により、NMOSトランジスタTn23を構成する。
シリコン柱104p30、下部拡散層102na、上部拡散層107n30、ゲート絶縁膜105、ゲート電極106により、NMOSトランジスタTn30を構成し、シリコン柱104p31、下部拡散層102nb、上部拡散層107n31、ゲート絶縁膜105、ゲート電極106により、NMOSトランジスタTn31を構成し、シリコン柱104p32、下部拡散層102nc、上部拡散層107n32、ゲート絶縁膜105、ゲート電極106により、NMOSトランジスタTn32を構成し、シリコン柱104p33、下部拡散層102nd、上部拡散層107n33、ゲート絶縁膜105、ゲート電極106により、NMOSトランジスタTn33を構成する。
【0046】
NMOSトランジスタTn00、Tn01、Tn02、Tn03のゲート電極106にはゲート配線106a0が共通に接続され、NMOSトランジスタTn10、Tn11、Tn12、Tn13のゲート電極106にはゲート配線106a1が共通に接続され、NMOSトランジスタTn20、Tn21、Tn22、Tn23のゲート電極106にはゲート配線106a2が共通に接続され、NMOSトランジスタTn30、Tn31、Tn32、Tn33のゲート電極106にはゲート配線106a3が共通に接続される。
【0047】
下部拡散層102naは、シリサイド層103を介してNMOSトランジスタTn00、Tn10、Tn20、Tn30の共通ドレインとなり、選択信号φ0が供給される。
下部拡散層102nbは、シリサイド層103を介してNMOSトランジスタTn01、Tn11、Tn21、Tn31の共通ドレインとなり、選択信号φ1が供給される。
下部拡散層102ncは、シリサイド層103を介してNMOSトランジスタTn02、Tn12、Tn22、Tn32の共通ドレインとなり、選択信号φ2が供給される。
下部拡散層102ndは、シリサイド層103を介してNMOSトランジスタTn03、Tn13、Tn23、Tn33の共通ドレインとなり、選択信号φ3が供給される。
【0048】
本実施例によれば、SGTを用いて、縦方向に延在した下部拡散層102na、102nb、102nc、102ndに供給される選択信号φ0、φ1、φ2、φ3を、マトリックス状に配置された選択トランジスタTn00〜Tn03、Tn10〜Tn13、Tn20〜Tn23あるいはTn30〜Tn33を介して、図示しない行デコーダの選択信号RD0〜RD3のいずれか1つの選択された信号によって、図示しないメモリ素子のワード線へ接続される各第1ないし第4の金属配線層の配線115a0〜115d0、115a1〜115d1、115a2〜115d2、115a3〜115d3の組のいずれか1組を選択するデコーダが縮小された面積にて提供できる。
【0049】
(実施例2)
図3a、
図3b、
図3c、
図3d、
図3eおよび
図3fに、実施例2を示す。
図3aは、本発明の実施例のワード線選択デコーダのレイアウト(配置)の平面図、
図3bは、
図3aにおけるカットラインA−A’に沿った断面図、
図3cは、
図3aにおけるカットラインB−B’に沿った断面図、
図3dは、
図3aにおけるカットラインC−C’に沿った断面図、
図3eは、
図3aにおけるカットラインD−D’に沿った断面図、
図3fは、
図3aにおけるカットラインE−E’に沿った断面図を示す。本実施例の等価回路は、
図1のメモリ素子選択デコーダ110に従う。
図3が
図2と異なるところは、
図2は、選択信号線φ0〜φ3の配線に、下部拡散層102na、102nb、102ncおよび102ndのみを用いているが、下部拡散層の抵抗値は比較的高いので、配線の距離が長くなると、寄生抵抗値が無視できなくなることを考慮して、第1メタル配線層による配線を用いて、下部拡散層と並列に配置して、配線抵抗を削減していることである。
【0050】
図3a、
図3b、
図3c、
図3d、
図3eおよび
図3fにおいて、第1〜第4の金属配線層による配線115d0〜115d3の下方に、第1のメタル配線層による配線113b、113d、113fおよび113hを設けて、それぞれ下部拡散層102na、102nb、102ncおよび102ndに沿って
図3aにおける縦方向(第2の方向)に延在配置させ、コンタクトおよびシリサイド層を介して、定間隔にて下部拡散層に接続し、この第1メタル配線層の配線113b、113d、113fおよび113hには、それぞれ選択信号φ0〜φ3を供給することで、配線抵抗を減少させている。
なお、
図3a、
図3b、
図3c、
図3d、
図3eおよび
図3fにおいて、
図2a、
図2b、
図2c、
図2d、
図2eおよび
図2fと同じ構造の箇所については、100番台の対応する記号で示してある。
【0051】
図3a、
図3b、
図3c、
図3d、
図3eおよび
図3fにおいて、基板上に形成された埋め込み酸化膜層(BOX)101などの絶縁膜上に平面状シリコン層102na、102nb、102ncおよび102ndが形成され、この平面状シリコン層102na、102nb、102ncおよび102ndは不純物注入等により、それぞれn
+拡散層から構成される。103は、平面状シリコン層(102na、102nb、102ncおよび102nd)の表面に形成されるシリサイド層である。104p00、104p01、104p02、104p03、104p10、104p11、104p12、104p13、104p20、104p21、104p22、104p23、104p30、104p31、104p32および104p33はp型シリコン柱、105はシリコン柱104p00、104p01、104p02、104p03、104p10、104p11、104p12、104p13、104p20、104p21、104p22、104p23、104p30、104p31、104p32および104p33を取り囲むゲート絶縁膜、106はゲート電極、106a0、106a1、106a2および106a3は、それぞれゲート配線である。ゲート絶縁膜105は、ゲート電極106、ゲート配線106a0、106a1、106a2および106a3の下にも形成される。
【0052】
シリコン柱104p00、104p01、104p02、104p03、104p10、104p11、104p12、104p13、104p20、104p21、104p22、104p23、104p30、104p31、104p32および104p33の最上部には、それぞれn
+拡散層107n00、107n01、107n02、107n03、107n10、107n11、107n12、107n13、107n20、107n21、107n22、107n23、107n30、107n31、107n32および107n33が不純物注入等により形成される。108はゲート絶縁膜105を保護するためのシリコン窒化膜、109n00、109n01、109n02、109n03、109n10、109n11、109n12、109n13、109n20、109n21、109n22、109n23、109n30、109n31、109n32および109n33はそれぞれn
+拡散層107n00、107n01、107n02、107n03、107n10、107n11、107n12、107n13、107n20、107n21、107n22、107n23、107n30、107n31、107n32および107n33に接続されるシリサイド層である。
【0053】
110n00、110n01、110n02、110n03、110n10、110n11、110n12、110n13、110n20、110n21、110n22、110n23、110n30、110n31、110n32および110n33は、シリサイド層109n00、109n01、109n02、109n03、109n10、109n11、109n12、109n13、109n20、109n21、109n22、109n23、109n30、109n31、109n32および109n33と第1のメタル配線層の配線113a0、113c0、113e0、113g0、113a1、113c1、113e1、113g1、113a2、113c2、113e2、113g2、113a3、113c3、113e3および113g3を接続するコンタクト、114n00、114n01、114n02、114n03、114n10、114n11、114n12、114n13、114n20、114n21、114n22、114n23、114n30、114n31、114n32および114n33は、第1のメタル配線層の配線113a0、113c0、113e0、113g0、113a1、113c1、113e1、113g1、113a2、113c2、113e2、113g2、113a3、113c3、113e3および113g3と、ワード線に接続される第1の金属配線層の配線115a0、第2の金属配線層の配線115b0、第3の金属配線層の配線115c0、第4の金属配線層の配線115d0、第1の金属配線層の配線115a1、第2の金属配線層の配線115b1、第3の金属配線層の配線115c1、第4の金属配線層の配線115d1、第1の金属配線層の配線115a2、第2の金属配線層の配線115b2、第3の金属配線層の配線115c2、第4の金属配線層の配線115d2、第1の金属配線層の配線115a3、第2の金属配線層の配線115b3、第3の金属配線層の配線115c3および第4の金属配線層の配線115d3をそれぞれ接続するコンタクトである。
【0054】
また、112a0、112a1、112a2および112a3は、第1メタル配線層の配線113bと下部拡散層102naをシリサイド層103を介して接続するコンタクト、112b0、112b1、112b2および112b3は、第1メタル配線層の配線113dと下部拡散層102nbをシリサイド層103を介して接続するコンタクト、112c0、112c1、112c2および112c3は、第1メタル配線層の配線113fと下部拡散層102ncをシリサイド層103を介して接続するコンタクト、112d0、112d1、112d2および112d3は、第1メタル配線層の配線113hと下部拡散層102ndをシリサイド層103を介して接続するコンタクトである。
【0055】
シリコン柱104p00、下部拡散層102na、上部拡散層107n00、ゲート絶縁膜105、ゲート電極106により、NMOSトランジスタTn00を構成し、シリコン柱104p01、下部拡散層102nb、上部拡散層107n01、ゲート絶縁膜105、ゲート電極106により、NMOSトランジスタTn01を構成し、シリコン柱104p02、下部拡散層102nc、上部拡散層107n02、ゲート絶縁膜105、ゲート電極106により、NMOSトランジスタTn02を構成し、シリコン柱104p03、下部拡散層102nd、上部拡散層107n03、ゲート絶縁膜105、ゲート電極106により、NMOSトランジスタTn03を構成する。
シリコン柱104p10、下部拡散層102na、上部拡散層107n10、ゲート絶縁膜105、ゲート電極106により、NMOSトランジスタTn10を構成し、シリコン柱104p11、下部拡散層102nb、上部拡散層107n11、ゲート絶縁膜105、ゲート電極106により、NMOSトランジスタTn11を構成し、シリコン柱104p12、下部拡散層102nc、上部拡散層107n12、ゲート絶縁膜105、ゲート電極106により、NMOSトランジスタTn12を構成し、シリコン柱104p13、下部拡散層102nd、上部拡散層107n13、ゲート絶縁膜105、ゲート電極106により、NMOSトランジスタTn13を構成する。
シリコン柱104p20、下部拡散層102na、上部拡散層107n20、ゲート絶縁膜105、ゲート電極106により、NMOSトランジスタTn20を構成し、シリコン柱104p21、下部拡散層102nb、上部拡散層107n21、ゲート絶縁膜105、ゲート電極106により、NMOSトランジスタTn21を構成し、シリコン柱104p22、下部拡散層102nc、上部拡散層107n22、ゲート絶縁膜105、ゲート電極106により、NMOSトランジスタTn22を構成し、シリコン柱104p23、下部拡散層102nd、上部拡散層107n23、ゲート絶縁膜105、ゲート電極106により、NMOSトランジスタTn23を構成する。
シリコン柱104p30、下部拡散層102na、上部拡散層107n30、ゲート絶縁膜105、ゲート電極106により、NMOSトランジスタTn30を構成し、シリコン柱104p31、下部拡散層102nb、上部拡散層107n31、ゲート絶縁膜105、ゲート電極106により、NMOSトランジスタTn31を構成し、シリコン柱104p32、下部拡散層102nc、上部拡散層107n32、ゲート絶縁膜105、ゲート電極106により、NMOSトランジスタTn32を構成し、シリコン柱104p33、下部拡散層102nd、上部拡散層107n33、ゲート絶縁膜105、ゲート電極106により、NMOSトランジスタTn33を構成する。
【0056】
NMOSトランジスタTn00、Tn01、Tn02、Tn03のゲート電極106にはゲート配線106a0が共通に接続され、NMOSトランジスタTn10、Tn11、Tn12、Tn13のゲート電極106にはゲート配線106a1が共通に接続され、NMOSトランジスタTn20、Tn21、Tn22、Tn23のゲート電極106にはゲート配線106a2が共通に接続され、NMOSトランジスタTn30、Tn31、Tn32、Tn33のゲート電極106にはゲート配線106a3が共通に接続される。
【0057】
下部拡散層102naは、シリサイド層103を介してNMOSトランジスタTn00、Tn10、Tn20、Tn30の共通ドレインとなり、また、コンタクト112a0、112a1、112a2、112a3を介して第1メタル配線層の配線113bに接続され、113bには選択信号φ0が供給される。
下部拡散層102nbは、シリサイド層103を介してNMOSトランジスタTn01、Tn11、Tn21、Tn31の共通ドレインとなり、また、コンタクト112b0、112b1、112b2、112b3を介して第1メタル配線層の配線113dに接続され、113dには選択信号φ1が供給される。
下部拡散層102ncは、シリサイド層103を介してNMOSトランジスタTn02、Tn12、Tn22、Tn32の共通ドレインとなり、また、コンタクト112c0、112c1、112c2、112c3を介して第1メタル配線層の配線113fに接続され、113fには選択信号φ2が供給される。
下部拡散層102ndは、シリサイド層103を介してNMOSトランジスタTn03、Tn13、Tn23、Tn33の共通ドレインとなり、また、コンタクト112d0、112d1、112d2、112d3を介して第1メタル配線層の配線113hに接続され、113hには選択信号φ3が供給される。
【0058】
本実施例によれば、SGTを用いて、縦方向に延在した下部拡散層102na、102nb、102nc、102ndに、同じく縦方向に延在配置した第1メタル配線層による配線113b、113d、113fおよび113hより、それぞれコンタクト112a0〜112a3、コンタクト112b0〜112b3、コンタクト112c0〜112c3、コンタクト112d0〜112d3を介して選択信号φ0、φ1、φ2、φ3が供給され、マトリックス状に配置された選択トランジスタTn00〜Tn03、Tn10〜Tn13、Tn20〜Tn23あるいはTn30〜Tn33を介して、図示しない行デコーダの選択信号RD0〜RD3のいずれか1つの選択された信号によって、図示しないメモリ素子のワード線へ接続される選択信号115a0〜115d0、115a1〜115d1、115a2〜115d2、115a3〜115d3の組のいずれか1組を選択するデコーダが縮小された面積にて提供できる。
【0059】
なお、選択トランジスタTn00、Tn01、Tn02、Tn03、Tn10、Tn11、Tn12、Tn13、Tn20、Tn21、Tn22、Tn23、Tn30、Tn31、Tn32、Tn33の上部ソース領域と、第1の金属配線層の配線115a0、第2の金属配線層の配線115b0、第3の金属配線層の配線115c0、第4の金属配線層の配線115d0、第1の金属配線層の配線115a1、第2の金属配線層の配線115b1、第3の金属配線層の配線115c1、第4の金属配線層の配線115d1、第1の金属配線層の配線115a2、第2の金属配線層の配線115b2、第3の金属配線層の配線115c2、第4の金属配線層の配線115d2、第1の金属配線層の配線115a3、第2の金属配線層の配線115b3、第3の金属配線層の配線115c3および第4の金属配線層の配線115d3の間に配置した第1のメタル配線層の配線113a0、113c0、113e0、113g0、113a1、113c1、113e1、113g1、113a2、113c2、113e2、113g2、113a3、113c3、113e3、113g3は、省略しても良いが、本実施例では、第1のメタル配線層113より下方の製造工程と、それより上方に配置される、コンタクト114より後の製造工程を分離するために、配置してある。
すなわち、選択トランジスタTn00〜Tn03、Tn10〜Tn13、Tn20〜Tn23、Tn30〜Tn33を含む第1のメタル配線層113までを製造する工程は、図示しない、他の領域に配置されるロジック回路等を製造する工程と同じ工程に合わせることができ、余分な製造工程を削減できる。
【0060】
(実施例3)
図4a、
図4b、
図4c、
図4d、
図4eおよび
図4fに、実施例3を示す。
図4aは、本発明の実施例のワード線選択デコーダのレイアウト(配置)の平面図、
図4bは、
図4aにおけるカットラインA−A’に沿った断面図、
図4cは、
図4aにおけるカットラインB−B’に沿った断面図、
図4dは、
図4aにおけるカットラインC−C’に沿った断面図、
図4eは、
図4aにおけるカットラインD−D’に沿った断面図、
図4fは、
図4aにおけるカットラインE−E’に沿った断面図を示す。本実施例の等価回路は、
図1のメモリ素子選択デコーダ110に従う。
図4が
図3と異なるところは、
図3は、選択信号線φ0〜φ3の配線に第1メタル配線層の配線113b、113d、113fおよび113hを用いたが、本実施例では、選択信号線φ0〜φ3の配線に第2メタル配線層の配線116a、116b、116cおよび116dを用いている。
また、第1メタル配線層の配線113b、113d、113fおよび113hは、第4の金属配線層の下部領域に配置したが、第2メタル配線層の配線116a、116b、116cおよび116dは、第1の金属配線層の上部の領域に配置している。
これは、後述する、図示しないSGT−NANDストリングスのビット線BLkと同一のメタル配線層を用いるためである。
【0061】
図4a、
図4b、
図4c、
図4d、
図4eおよび
図4fにおいて、第1の金属配線層による配線115a0〜115a3の上方に、第2のメタル配線層による配線116a、116b、116cおよび116dを設けて、それぞれ下部拡散層102na、102nb、102ncおよび102ndに沿って
図4aにおける縦方向(第2の方向)に延在配置させ、コンタクトおよびシリサイド層を介して、定間隔にて下部拡散層に接続し、この第2メタル配線層の配線116a、116b、116cおよび116dには、それぞれ選択信号φ0〜φ3を供給することで、配線抵抗を減少させている。
なお、
図4a、
図4b、
図4c、
図4d、
図4eおよび
図4fにおいて、
図3a、
図3b、
図3c、
図3d、
図3eおよび
図3fと同じ構造の箇所については、100番台の対応する記号で示してある。
【0062】
図4a、
図4b、
図4c、
図4d、
図4eおよび
図4fにおいて、基板上に形成された埋め込み酸化膜層(BOX)101などの絶縁膜上に平面状シリコン層102na、102nb、102ncおよび102ndが形成され、この平面状シリコン層102na、102nb、102ncおよび102ndは不純物注入等により、それぞれn
+拡散層から構成される。103は、平面状シリコン層(102na、102nb、102ncおよび102nd)の表面に形成されるシリサイド層である。104p00、104p01、104p02、104p03、104p10、104p11、104p12、104p13、104p20、104p21、104p22、104p23、104p30、104p31、104p32および104p33はp型シリコン柱、105はシリコン柱104p00、104p01、104p02、104p03、104p10、104p11、104p12、104p13、104p20、104p21、104p22、104p23、104p30、104p31、104p32および104p33を取り囲むゲート絶縁膜、106はゲート電極、106a0、106a1、106a2および106a3は、それぞれゲート配線である。ゲート絶縁膜105は、ゲート電極106、ゲート配線106a0、106a1、106a2および106a3の下にも形成される。
【0063】
シリコン柱104p00、104p01、104p02、104p03、104p10、104p11、104p12、104p13、104p20、104p21、104p22、104p23、104p30、104p31、104p32および104p33の最上部には、それぞれn
+拡散層107n00、107n01、107n02、107n03、107n10、107n11、107n12、107n13、107n20、107n21、107n22、107n23、107n30、107n31、107n32および107n33が不純物注入等により形成される。108はゲート絶縁膜105を保護するためのシリコン窒化膜、109n00、109n01、109n02、109n03、109n10、109n11、109n12、109n13、109n20、109n21、109n22、109n23、109n30、109n31、109n32および109n33はそれぞれn
+拡散層107n00、107n01、107n02、107n03、107n10、107n11、107n12、107n13、107n20、107n21、107n22、107n23、107n30、107n31、107n32および107n33に接続されるシリサイド層である。
【0064】
110n00、110n01、110n02、110n03、110n10、110n11、110n12、110n13、110n20、110n21、110n22、110n23、110n30、110n31、110n32および110n33は、シリサイド層109n00、109n01、109n02、109n03、109n10、109n11、109n12、109n13、109n20、109n21、109n22、109n23、109n30、109n31、109n32および109n33と、ワード線に接続される第1の金属配線層の配線115a0、第2の金属配線層の配線115b0、第3の金属配線層の配線115c0、第4の金属配線層の配線115d0、第1の金属配線層の配線115a1、第2の金属配線層の配線115b1、第3の金属配線層の配線115c1、第4の金属配線層の配線115d1、第1の金属配線層の配線115a2、第2の金属配線層の配線115b2、第3の金属配線層の配線115c2、第4の金属配線層の配線115d2、第1の金属配線層の配線115a3、第2の金属配線層の配線115b3、第3の金属配線層の配線115c3および第4の金属配線層の配線115d3をそれぞれ接続するコンタクトである。
【0065】
また、112a0、112a1、112a2および112a3は、第2メタル配線層の配線116aと下部拡散層102naをシリサイド層103を介して接続するコンタクト、112b0、112b1、112b2および112b3は、第2メタル配線層の配線116bと下部拡散層102nbをシリサイド層103を介して接続するコンタクト、112c0、112c1、112c2および112c3は、第2メタル配線層の配線116cと下部拡散層102ncをシリサイド層103を介して接続するコンタクト、112d0、112d1、112d2および112d3は、第1メタル配線層の配線116dと下部拡散層102ndをシリサイド層103を介して接続するコンタクトである。
【0066】
シリコン柱104p00、下部拡散層102na、上部拡散層107n00、ゲート絶縁膜105、ゲート電極106により、NMOSトランジスタTn00を構成し、シリコン柱104p01、下部拡散層102nb、上部拡散層107n01、ゲート絶縁膜105、ゲート電極106により、NMOSトランジスタTn01を構成し、シリコン柱104p02、下部拡散層102nc、上部拡散層107n02、ゲート絶縁膜105、ゲート電極106により、NMOSトランジスタTn02を構成し、シリコン柱104p03、下部拡散層102nd、上部拡散層107n03、ゲート絶縁膜105、ゲート電極106により、NMOSトランジスタTn03を構成する。
シリコン柱104p10、下部拡散層102na、上部拡散層107n10、ゲート絶縁膜105、ゲート電極106により、NMOSトランジスタTn10を構成し、シリコン柱104p11、下部拡散層102nb、上部拡散層107n11、ゲート絶縁膜105、ゲート電極106により、NMOSトランジスタTn11を構成し、シリコン柱104p12、下部拡散層102nc、上部拡散層107n12、ゲート絶縁膜105、ゲート電極106により、NMOSトランジスタTn12を構成し、シリコン柱104p13、下部拡散層102nd、上部拡散層107n13、ゲート絶縁膜105、ゲート電極106により、NMOSトランジスタTn13を構成する。
シリコン柱104p20、下部拡散層102na、上部拡散層107n20、ゲート絶縁膜105、ゲート電極106により、NMOSトランジスタTn20を構成し、シリコン柱104p21、下部拡散層102nb、上部拡散層107n21、ゲート絶縁膜105、ゲート電極106により、NMOSトランジスタTn21を構成し、シリコン柱104p22、下部拡散層102nc、上部拡散層107n22、ゲート絶縁膜105、ゲート電極106により、NMOSトランジスタTn22を構成し、シリコン柱104p23、下部拡散層102nd、上部拡散層107n23、ゲート絶縁膜105、ゲート電極106により、NMOSトランジスタTn23を構成する。
シリコン柱104p30、下部拡散層102na、上部拡散層107n30、ゲート絶縁膜105、ゲート電極106により、NMOSトランジスタTn30を構成し、シリコン柱104p31、下部拡散層102nb、上部拡散層107n31、ゲート絶縁膜105、ゲート電極106により、NMOSトランジスタTn31を構成し、シリコン柱104p32、下部拡散層102nc、上部拡散層107n32、ゲート絶縁膜105、ゲート電極106により、NMOSトランジスタTn32を構成し、シリコン柱104p33、下部拡散層102nd、上部拡散層107n33、ゲート絶縁膜105、ゲート電極106により、NMOSトランジスタTn33を構成する。
【0067】
NMOSトランジスタTn00、Tn01、Tn02、Tn03のゲート電極106にはゲート配線106a0が共通に接続され、NMOSトランジスタTn10、Tn11、Tn12、Tn13のゲート電極106にはゲート配線106a1が共通に接続され、NMOSトランジスタTn20、Tn21、Tn22、Tn23のゲート電極106にはゲート配線106a2が共通に接続され、NMOSトランジスタTn30、Tn31、Tn32、Tn33のゲート電極106にはゲート配線106a3が共通に接続される。
【0068】
下部拡散層102naは、シリサイド層103を介してNMOSトランジスタTn00、Tn10、Tn20、Tn30の共通ドレインとなり、また、コンタクト112a0、112a1、112a2、112a3を介して第2メタル配線層の配線116aに接続され、116aには選択信号φ0が供給される。
下部拡散層102nbは、シリサイド層103を介してNMOSトランジスタTn01、Tn11、Tn21、Tn31の共通ドレインとなり、また、コンタクト112b0、112b1、112b2、112b3を介して第2メタル配線層の配線116bに接続され、116bには選択信号φ1が供給される。
下部拡散層102ncは、シリサイド層103を介してNMOSトランジスタTn02、Tn12、Tn22、Tn32の共通ドレインとなり、また、コンタクト112c0、112c1、112c2、112c3を介して第2メタル配線層の配線116cに接続され、116cには選択信号φ2が供給される。
下部拡散層102ndは、シリサイド層103を介してNMOSトランジスタTn03、Tn13、Tn23、Tn33の共通ドレインとなり、また、コンタクト112d0、112d1、112d2、112d3を介して第2メタル配線層の配線116dに接続され、116dには選択信号φ3が供給される。
【0069】
本実施例によれば、SGTを用いて、縦方向に延在した下部拡散層102na、102nb、102nc、102ndに、同じく縦に延在配置された第2メタル配線層の配線116a、116b、116cおよび116dより、それぞれコンタクト112a0〜112a3、コンタクト112b0〜112b3、コンタクト112c0〜112c3、コンタクト112d0〜112d3を介して選択信号φ0、φ1、φ2、φ3が供給され、マトリックス状に配置された選択トランジスタTn00〜Tn03、Tn10〜Tn13、Tn20〜Tn23あるいはTn30〜Tn33を介して、図示しない行デコーダの選択信号RD0〜RD3のいずれか1つの選択された信号によって、図示しないメモリ素子のワード線へ接続される選択信号115a0〜115d0、115a1〜115d1、115a2〜115d2、115a3〜115d3の組のいずれか1組を選択するデコーダが縮小された面積にて提供できる。
また、選択信号を供給する第2メタル配線層による配線116a、116b、116cおよび116dは、図示しないメモリセルのビット線と同じ配線層を用いるので、製造工程を簡単化できる。
【0070】
(実施例4)
図5aおよび
図5bに、実施例4を示す。
図5aは、本発明の実施例のワード線選択デコーダのレイアウト(配置)の平面図、
図5bは、
図5aにおけるカットラインA−A’に沿った断面図である。本実施例の等価回路は、
図1のNANDストリングス選択デコーダ100に従う。
図5では、メモリ素子選択デコーダ110として、実施例2(
図3)のBL110bを採用している。
なお、
図5aの縦方向の断面図は、
図3aの断面図である
図3c、
図3dおよび
図3eと同じであるため、ここでは省略する。
図5は、
図1のNANDストリングス選択デコーダ100に示すように、SGT−NANDストリングスを含む構成である。すなわち、NANDストリングスNAND(j,k)(j=0〜3、k=0,1)がマトリックス状に8個配置されており、NAND(j、k)には、それぞれドレイン選択トランジスタSTD、メモリ素子M0〜M31、ソース選択トランジスタSTSの34個が縦に直列に順番に積層配置される。
【0071】
図5aにおいて、NAND(0,0)、NAND(0,1)が最上位に左から横に並べて配置され、直列に接続されたドレイン選択トランジスタSTD、メモリ素子M0〜M31、ソース選択トランジスタSTSの34個のそれぞれ対応したゲート電極が図の横方向(第1の方向;行方向とも言う)に延在したゲート配線206Msd、206M0、・・・、206M30、206M31、206Mssにより、それぞれ共通に接続される。
同様に、NAND(1,0)、NAND(1,1)が次の2行目に左から横に並べて配置される。また、NAND(2,0)、NAND(2,1)が3行目に、NAND(3,0)、NAND(3,1)が4行目に配置される。
また、NAND(0,0)、NAND(1,0)、NAND(2,0)、NAND(3,0)のそれぞれのドレイン選択トランジスタSTDのドレインは、図の縦方向(第2の方向)に延在配置されるビット線BL0に接続され、NAND(0,1)、NAND(1,1)、NAND(2,1)、NAND(3,1)のそれぞれのドレイン選択トランジスタSTDのドレインは、縦方向(第2の方向)に延在配置されるビット線BL1に接続される。
また、NAND(0,0)、NAND(1,0)、NAND(2,0)、NAND(3,0)、NAND(0,1)、NAND(1,1)、NAND(2,1)、NAND(3,1)のそれぞれのソース選択トランジスタSTSのソースは、共通にソース線となる下部拡散層202Mに接続される。
なお、
図5aおよび
図5bにおいて、
図3a、
図3b、
図3c、
図3d、
図3eおよび
図3fと同じ構造の箇所については、200番台の対応する記号で示してある。
【0072】
図5bを参照して、実施例1〜実施例3で示した第1〜第4の金属配線層115a0、115b、115cおよび115dに相当する第1の金属配線層215a、第2の金属配線層215b、第32の金属配線層215c、第33の金属配線層215dおよび第34の金属配線層215eと、NANDストリングスNAND(0,0)、NAND(0,1)の縦に積まれた選択トランジスタSTD、メモリ素子M0〜M31、STSのゲート配線206Msd、206M0、・・・、206M30、206M31、206Mssを接続するために、新たに、それぞれコンタクト214a、214b、214c、214dおよび214eが設けられる。
【0073】
図5aおよび
図5bにおいて、カットラインA−A’を代表して説明する。基板上に形成された埋め込み酸化膜層(BOX)201などの絶縁膜上に平面状シリコン層202nsd、202n0、・・・、202n30、202n31および202nssが形成され、この平面状シリコン層202nsd、202n0、・・・、202n30、202n31および202nssは不純物注入等により、それぞれn
+拡散層から構成される。203は、平面状シリコン層(202nsd、202n0、・・・、202n30、202n31および202nss)の表面に形成されるシリサイド層である。
204psd、204p0、・・・、204p30、204p31、204pssはp型シリコン柱、205はシリコン柱204psd、204p0、・・・、204p30、204p31、204pssを取り囲むゲート絶縁膜、206はゲート電極、206aはゲート配線である。ゲート絶縁膜205は、ゲート電極206、ゲート配線206aの下にも形成される。
【0074】
シリコン柱204psd、204p0、・・・、204p30、204p31、204pssの最上部には、それぞれn
+拡散層207nsd、207n0、・・・、207n30、207n31、207nssが不純物注入等により形成される。208はゲート絶縁膜205を保護するためのシリコン窒化膜、209nsd、209n0、・・・、209n30、209n31、209nssはそれぞれn
+拡散層207nsd、207n0、・・・、207n30、207n31、207nssに接続されるシリサイド層である。
【0075】
210nsd、210n0、・・・、210n30、210n31、210nssは、シリサイド層209nsd、209n0、・・・、209n30、209n31、209nssと第1のメタル配線層の配線213a、213c、213e、213g、213iを接続するコンタクト、214nsd、214n0、・・・、214n30、214n31、214nssは、第1のメタル配線層の配線213a、213c、213e、213g、213iと、NANDストリングスの縦積みトランジスタのゲート配線206Msd、206M0、・・・、206M30、206M31、206Mssに接続される第1の金属配線層の配線215a、第2の金属配線層の配線215b、第32の金属配線層の配線215c、第33の金属配線層の配線215d、第34の金属配線層の配線215eをそれぞれ接続するコンタクトである。
【0076】
また、212aは、第1メタル配線層の配線213bと下部拡散層202nsdをシリサイド層203を介して接続するコンタクト、212bは、第1メタル配線層の配線213dと下部拡散層202n0をシリサイド層203を介して接続するコンタクト、212cは、第1メタル配線層の配線213fと下部拡散層202n30をシリサイド層203を介して接続するコンタクト、212dは、第1メタル配線層の配線213hと下部拡散層202n31をシリサイド層203を介して接続するコンタクト、212eは、第1メタル配線層の配線213jと下部拡散層202nssをシリサイド層203を介して接続するコンタクトである。
【0077】
シリコン柱204psd、下部拡散層202nsd、上部拡散層207nsd、ゲート絶縁膜205、ゲート電極206により、NMOSトランジスタTnsdを構成し、シリコン柱204p0、下部拡散層202n0、上部拡散層207n0、ゲート絶縁膜205、ゲート電極206により、NMOSトランジスタTn0を構成し、シリコン柱204p30、下部拡散層202n30、上部拡散層207n30、ゲート絶縁膜205、ゲート電極206により、NMOSトランジスタTn30を構成し、シリコン柱204p31、下部拡散層202n31、上部拡散層207n31、ゲート絶縁膜205、ゲート電極206により、NMOSトランジスタTn31を構成し、シリコン柱204pss、下部拡散層202nss、上部拡散層207nss、ゲート絶縁膜205、ゲート電極206により、NMOSトランジスタTnssを構成する。
【0078】
NMOSトランジスタTnsd、Tn0、Tn30、Tn31、Tnssのゲート電極206にはゲート配線206aが共通に接続される。
【0079】
下部拡散層202nsdは、シリサイド層203を介してNMOSトランジスタTnsd(
図5aでは縦方向に4個のトランジスタが配置される)の共通ドレインとなり、また、コンタクト212a(
図5aでは縦方向に4個配置される)を介して第1メタル配線層の配線213bに接続され、213bには選択信号φsdが供給される。
下部拡散層202n0は、シリサイド層203を介してNMOSトランジスタTn0(
図5aでは縦方向に4個のトランジスタが配置される)の共通ドレインとなり、また、コンタクト212b(
図5aでは縦方向に4個配置される)を介して第1メタル配線層の配線213dに接続され、213dには選択信号φ0が供給される。
下部拡散層202n30は、シリサイド層203を介してNMOSトランジスタTn30(
図5aでは縦方向に4個のトランジスタが配置される)の共通ドレインとなり、また、コンタクト212c(
図5aでは縦方向に4個配置される)を介して第1メタル配線層の配線213fに接続され、213fには選択信号φ30が供給される。
下部拡散層202n31は、シリサイド層203を介してNMOSトランジスタTn31(
図5aでは縦方向に4個のトランジスタが配置される)の共通ドレインとなり、また、コンタクト212d(
図5aでは縦方向に4個配置される)を介して第1メタル配線層の配線213hに接続され、213hには選択信号φ31が供給される。
下部拡散層202nssは、シリサイド層203を介してNMOSトランジスタTnss(
図5aでは縦方向に4個のトランジスタが配置される)の共通ドレインとなり、また、コンタクト212e(
図5aでは縦方向に4個配置される)を介して第1メタル配線層の配線213jに接続され、213jには選択信号φssが供給される。
【0080】
NMOSトランジスタTnsdのソースである上部拡散層207nsdは、コンタクト210nsd、第1メタル配線層の配線213a、コンタクト214nsd、第1の金属配線層の配線215aおよびコンタクト214aを介して、NANDストリングスNAND(0,0)およびNAND(0,1)のドレイン選択トランジスタSTDの共通ゲート配線である206Msdに接続される。
NMOSトランジスタTn0のソースである上部拡散層207n0は、コンタクト210n0、第1メタル配線層の配線213c、コンタクト214n0、第2の金属配線層の配線215bおよびコンタクト214bを介して、NANDストリングスNAND(0,0)およびNAND(0,1)のメモリ素子M0の共通ゲート配線である206M0に接続される。
NMOSトランジスタTn30のソースである上部拡散層207n30は、コンタクト210n30、第1メタル配線層の配線213e、コンタクト214n30、第32の金属配線層の配線215cおよびコンタクト214cを介して、NANDストリングスNAND(0,0)およびNAND(0,1)のメモリ素子M30の共通ゲート配線である206M30に接続される。
NMOSトランジスタTn31のソースである上部拡散層207n31は、コンタクト210n31、第1メタル配線層の配線213g、コンタクト214n31、第33の金属配線層の配線215dおよびコンタクト214dを介して、NANDストリングスNAND(0,0)およびNAND(0,1)のメモリ素子M31の共通ゲート配線である206M31に接続される。
NMOSトランジスタTnssのソースである上部拡散層207nssは、コンタクト210nss、第1メタル配線層の配線213i、コンタクト214nss、第34の金属配線層の配線215eおよびコンタクト214eを介して、NANDストリングスNAND(0,0)およびNAND(0,1)のソース選択トランジスタSTSの共通ゲート配線である206Mssに接続される。
【0081】
また、ゲート配線206aは、コンタクト211aを介して第1メタル配線層の配線213kに接続され、213kには、図示しない行選択デコーダ(200jおよび300j)の出力RD0が供給される。
なお、同じ符号を用いているが、行選択デコーダの出力RD1〜RD3についても、同様の構成になっている。
【0082】
本実施例によれば、SGTを用いて、縦方向に延在した下部拡散層202nsd、202n0、・・・、202n30、202n31、202nssに、同じく縦方向に延在配置した第1メタル配線層による配線213b、213d、213fおよび213hより、それぞれコンタクト212a、212b、212c、212dを介して選択信号φsd、φ0、φ30、φ31、φssが供給され、マトリックス状に配置された選択トランジスタTnsd、Tn0、Tn30、Tn31、Tnssを介して、図示しない行デコーダの選択信号RD0〜RD3のいずれか1つの選択された信号によって、NANDストリングスNAND(j,k)(j=0〜3、k=0,1)の選択トランジスタSTD、メモリ素子M0、M30、M31、選択トランジスタSTSのゲート電極へ接続される第1〜第34の金属配線層215a、215b、215c、215d、215eを選択するデコーダが縮小された面積にて提供できる。
【0083】
なお、実施例2で述べたが、本実施例によれば、デコーダのメタル配線に、第1メタル配線層の配線を用いることで、
図5bに示す、左側の周辺素子の領域で、他の図示しない周辺回路素子と同じ製造工程にて作成することができ、複雑な製造工程を設ける必要がなくなる。
すなわち、選択トランジスタTnsd、Tn0、Tn30,Tn31、Tnssを含む第1のメタル配線層213までを製造する工程は、図示しない、他の領域に配置されるロジック回路等を製造する工程と同じ工程に合わせることができ、余分な製造工程を削減できる。
【0084】
(実施例5)
図6aおよび
図6bに実施例5を示す。
図6aは、本発明の実施例のワード線選択デコーダのレイアウト(配置)の平面図、
図6bは、
図6aにおけるカットラインA−A’に沿った断面図である。本実施例の等価回路は、
図1のNANDストリングス選択デコーダ100に従う。
図6では、メモリ素子選択デコーダ110として、実施例3(
図4)のBL110cを採用している。
なお、
図6aの縦方向の断面図は、
図4aの断面図である
図4c、
図4dおよび
図4eと同じであるため、ここでは省略する。
図6は、
図1のNANDストリングス選択デコーダ100に示すように、SGT−NANDストリングスを含む構成である。すなわち、NANDストリングスNAND(j,k)(j=0〜3、k=0,1)がマトリックス状に8個配置されており、NAND(j,k)には、それぞれ選択トランジスタSTD、メモリ素子M0〜M31、STSの34個が縦に直列に順番に積層配置される。
なお、NANDストリングスの構成は、
図5と同じであり、詳細な説明は省略する。
また、
図6aおよび
図6bにおいて、
図4a、
図4b、
図4c、
図4d、
図4e、
図4f、
図5aおよび
図5bと同じ構造の箇所については、200番台の対応する記号で示してある。
【0085】
図5と
図6の異なるところは、
図3と
図4の違いと同じく、
図5では、第2の選択信号線φsd、φ0、φ30、φ31、φssを第1メタル配線層の配線にて、第34の金属配線層の配線215eの下部に配置したが、
図6では、第2の選択信号線φsd、φ0、φ30、φ31、φssを第2メタル配線層の配線にて、第1の金属配線層の配線215aの上部に配置している。この理由は、前述したが、第2の選択信号線φsd、φ0、φ30、φ31、φssを第2メタル配線層の配線、すなわち、NANDストリングスのビット線216M0、216M1と同じメタル配線層の配線にすることにより、製造工程を簡略にできることである。
ただし、行デコーダの出力行選択信号RDjが供給される第2メタル配線層の配線216fとゲート配線206aを接続するコンタクト211aは、最大の段差(深さ)が生じるため、このコンタクトを作成する場合に、注意を要する場合がある。
【0086】
本実施例によれば、SGTを用いて、縦方向に延在した下部拡散層202nsd、202n0、・・・、202n30、202n31、202nssに、同じく縦方向に延在配置した第2メタル配線層による配線216a、216b、216c、216dおよび216eより、それぞれコンタクト212a、212b、212c、212d、212eを介して選択信号φsd、φ0、φ30、φ31、φssが供給され、マトリックス状に配置された選択トランジスタTnsd、Tn0、Tn30、Tn31、Tnssを介して、図示しない行デコーダの選択信号RD0〜RD3のいずれか1つの選択された信号によって、NANDストリングスNAND(j,k)(j=0〜3、k=0,1)の選択トランジスタSTD、メモリ素子M0、M30、M31、選択トランジスタSTSのゲート電極へ接続される選択信号215a、215b、215c、215d、215eを選択するデコーダが縮小された面積にて提供できる。
さらには、本実施例によれば、デコーダのメタル配線に、NANDストリングスのビット線と同じ第2メタル配線層の配線を用いることで、製造工程を簡略化できる。
【0087】
なお、本実施例では、ワード線に接続される配線115a、115b、115c、115d、215a、215b、215c、215d、215eは、できるだけ膜厚を薄くするために、材料として金属化合物を用いて説明しているが、一般的なメタル配線層を用いても良い。
また、実施例は全て、BOX構造を採用して説明したが、通常のCMOS構造でも本実施例を容易に実現でき、BOX構造に限定するものではない。
【0088】
本実施例の説明では、便宜上、NMOSシリコン柱はp型シリコン層と定義したが、微細化されたプロセスでは、不純物注入による濃度の制御が困難となるため、PMOSトランジスタもNMOSトランジスタも、シリコン柱は不純物注入を行わない、いわゆる中性(イントリンジック:Intrinsic)な半導体を用い、チャネルの制御、すなわちPMOS、NMOSの閾値は、金属ゲート材固有のワークファンクション(Work Functin)の差を利用する場合もある。
【0089】
また、本実施例では、下部拡散層あるいは上部拡散層をシリサイド層で覆うようにしたが、低抵抗にするためにシリサイドを採用したものであり、他の低抵抗な材料でもかまわない。金属化合物の総称としてシリサイドと定義をしている。
本発明の本質は、メモリセルを構成する選択トランジスタのソースあるいはドレインを、SGTの特徴であるところの、下部拡散層を介して共通に接続して配線領域として用いることで、配線領域を省略することにより、面積の縮小された列選択ゲートデコーダを提供できることにある。本発明の配置方法に従った場合において、ゲート配線の配線方法、配線位置、メタル配線の配線方法および配線位置等は本実施例の図面に示したもの以外のものも、本発明の技術的範囲に属するものである。
【課題】縦型トランジスタであるSurrounding Gate Transistor(SGT)を用いて、SGT−NANDフラッシュメモリ用のデコーダを小さい面積で構成する半導体装置を提供する。
【解決手段】複数の選択信号線をSGT構造のNANDフラッシュメモリの行選択線に選択的に接続するMOSトランジスタにより構成される行選択デコーダにおいて、MOSトランジスタは、基板上に形成された平面状シリコン層102na上に形成され、ドレイン、ゲート、ソースが垂直方向に配置され、ゲート106がシリコン柱104pを取り囲む構造を有し、平面状シリコン層102naは第1の導電型を持つ第1のドレイン領域と第2の導電型を持つ第2のドレイン領域からなり、それらが平面状シリコン層102na表面に形成されたシリコン層を通して互いに接続される。