特許第5721123号(P5721123)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】5721123
(24)【登録日】2015年4月3日
(45)【発行日】2015年5月20日
(54)【発明の名称】広告媒体
(51)【国際特許分類】
   G09F 23/00 20060101AFI20150430BHJP
【FI】
   G09F23/00 A
【請求項の数】2
【全頁数】13
(21)【出願番号】特願2014-189495(P2014-189495)
(22)【出願日】2014年9月17日
【審査請求日】2014年11月7日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】596037264
【氏名又は名称】株式会社エル・エスコーポレーション
(74)【代理人】
【識別番号】100151367
【弁理士】
【氏名又は名称】柴 大介
(72)【発明者】
【氏名】高谷 武雄
【審査官】 荒井 隆一
(56)【参考文献】
【文献】 特開2007−069963(JP,A)
【文献】 登録実用新案第3013776(JP,U)
【文献】 特開2007−331827(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G09F 23/00−23/16
B65D 43/12
B65D 83/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
外装を備える広告媒体であって、
前記広告媒体が、さらに、食品の収納及び取出し機能を備え、
前記食品が粒状体であり、
前記広告媒体の外装が、長さ3〜20cm、幅1〜10cm、厚さ0.1〜5cmの直方体領域に内包される大きさであり、
前記外装の表面に、広告情報が付されており、
前記広告情報が、前記広告媒体を購入しかつ配布する者についての情報であり、
前記広告情報が、前記食品を想起させる情報を含まない広告媒体。
【請求項2】
前記広告媒体に、前記食品が収納されている請求項1記載の広告媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、外装を備える広告媒体、及び、広告方法に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1に、表面に自社製品の広告が付された大型ペットボトルであって、自社製品の広告の付されていない表面のスペースに他社製品の広告が付されたフィルムを貼付してなる、広告付き大型ペットボトルが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2001−151239号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示されている大型ペットボトルは、容量が0.5〜2リットルであり、広い表面における、自社製品の広告が付されていないスペースを活用するため、そのスペースに、自社製品でない、他社製品の広告が付されたフィルムを添付してなるものである。
【0005】
特許文献1における自社製品とは、大型ペットボトルに充填される飲料製品(以下、大型ペットボトル飲料製品という)のことをいい、自社製品の広告とはこの飲料製品のことをいう。従って、特許文献1における大型ペットボトル飲料製品は、その製品を製造又は販売しようとする者(自社)によって、自社製品の広告を付して販売される。
【0006】
このような大型ペットボトル飲料製品の容器に、他社製品の広告が付されていると、ペットボトル飲料を購入する末端消費者は、大型ペットボトル飲料製品を他社製品と誤認したり、製造販売元を混同したりするおそれがある。
【0007】
また、末端消費者は、購入した大型ペットボトル飲料製品を冷蔵庫等に格納し、必要なときに冷蔵庫等から取り出して使用するが、例えば、末端購入者が日勤の勤労者であれば、朝晩しか使用せず、また、季節によっては使用頻度が少ない場合もあり、他社の製品の広告を見る機会が定常的に生じるとはいえないため、他社製品の広告効果が高いとはいえない。
【0008】
さらに、このような大型ペットボトル飲料製品を販売したり配布したりしようとすると、ペットボトルが大型のため、自社及び他社の搬送及び保管コストの負担が大きく、末端消費者も保管スペースの確保等の負担が大きい。
【0009】
本発明は、その広告媒体を購入し、かつ配布する者(以下、広告媒体購入配布者ともいう)を広告するための広告媒体として使用され、搬送及び保管に高いコストを要さず、配布された広告媒体を所持する者(以下、広告媒体所持者ともいう)にとって携帯し易く、広告媒体所持者の使用頻度が高く広告効果に優れた広告媒体、及び、広告媒体購入配布者がその広告媒体を配布する広告方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、
〔1〕外装を備える広告媒体であって、
前記広告媒体が、さらに、食品の収納及び取出し機能を備え、
前記食品が粒状体であり、
前記広告媒体の外装が、長さ3〜20cm、幅1.5〜10cm、厚さ0.1〜5cmの直方体領域に内包される大きさであり、
前記外装の表面に、広告情報が付されており、
前記広告情報が、前記広告媒体を購入しかつ配布する者についての情報である広告媒体、及び
〔2〕前項〔1〕記載の広告媒体を購入した者が、前記広告媒体を配布し、
前記広告媒体に付された広告情報が、前記広告媒体を購入しかつ配布する者についての情報である広告方法である。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、広告媒体購入配布者を広告するための広告媒体として使用され、搬送及び保管に高いコストを要さず、広告媒体所持者にとって携帯し易く、広告媒体所持者の使用頻度が高く広告効果に優れた広告媒体と、広告媒体購入配布者がその広告媒体を配布する広告方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本発明の広告媒体の一例で、内部ケースが、外部ケースに収納されている態様であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は底面図、(d)は右側面図、(e)は左側面図である。
図2】本発明の広告媒体の一例で、内部ケースが、外部ケースからスライドして引き出されている態様であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は底面図である。
図3】本発明の広告媒体の一例で、内部ケースが、外部ケースからスライドして引き出されている態様の斜視図である。広告情報は図示が省略されている。
【発明を実施するための形態】
【0013】
近年、人体に不足した栄養素を補充すること等を目的としたサプリメントと呼ばれるいわゆる健康食品(他にも、機能性食品、栄養補助食品、健康補助食品、栄養強化食品、栄養調整食品等とも呼ばれる。)が広く普及しており、サプリメントを購入した人の多くが、サプリメントを収納したケースを一定期間携帯して、サプリメントを習慣的に摂取するライフスタイルが定着しつつある。
【0014】
本発明の広告媒体(以下、単に広告媒体ともいう。)は、食品、好ましくは人が習慣的に摂取する食品の携帯可能な収納ケースが、使用者(食品摂取者)によって習慣的に視認されるため、広告効果が良好で、使用者(食品摂取者)の所持に負担がかからない。
【0015】
本発明においては、販売された広告媒体を購入した広告媒体購入配布者が、広告媒体購入配布者についての広告情報を付した広告媒体として配布し、広告媒体を配布されて広告媒体を所持する広告媒体所持者が広告媒体に収納された食品を摂取することが好ましい。
【0016】
広告媒体の販売主体は、広告媒体の製造主体が製造した広告媒体を購入して販売主体となってもよいし、自らが広告媒体の製造主体であってもよい。
広告媒体の製造主体とは、広告媒体を自ら製造する者か、第三者に委託して(好ましくは自らの管理の下で)製造させる者をいい、好ましくは自ら製造する者である。広告媒体の販売主体とは、広告媒体を自ら販売するか、第三者に委託して(好ましくは自らの管理の下で)販売させる者をいい、好ましくは自ら販売する者である。
【0017】
広告媒体の製造主体と販売主体は、異なってもよいし同一であってもよいが、同一であることが好ましい。以下では、広告媒体の製造主体と販売主体をまとめて広告媒体製造販売者ともいう。即ち、広告媒体製造販売者とは、広告媒体の製造主体と販売主体が異なる場合と同一である場合を含む。
【0018】
ここで、広告媒体製造販売者、広告媒体購入配布者及び広告媒体所持者は、それぞれ互いに異なる者であり、広告媒体所持者は法人でも自然人でもよいが、広告媒体購入配布者の広告情報の広告効果の観点から、広告媒体所持者は最終的に食品を摂取する自然人であることが好ましい。
【0019】
広告媒体製造販売者が、広告媒体を広告媒体購入配布者に販売する際に、広告媒体には、広告媒体購入配布者についての広告情報が付されている。広告媒体には、広告媒体に収納される食品の製造及び/又は販売者情報及び品質情報等が付されていることが好ましく、食品表示に関する法律(例えば、食品衛生法、JAS法、健康増進法)に基づいて製造及び/又は販売者情報及び品質情報等が付されていることがより好ましい。
【0020】
但し、広告媒体に収納される食品の製造及び/又は販売者情報及び品質情報等は、客観情報に留まり、広告媒体が広告媒体製造及び/又は販売者についての製品であることを広告する情報とはされない。
【0021】
従って、本発明によれば、広告媒体所持者は、広告媒体購入配布者から、広告媒体購入配布者についての広告情報が付された広告媒体が配布されるため、広告媒体が、広告媒体製造及び/又は販売者の製品であると誤認することを回避することができる。
【0022】
また、広告媒体に収納される食品を想起させるような広告情報は、広告情報所持者に誤認混同を招くおそれがあり、広告効果を却って損なうおそれがあることから、広告媒体購入配布者は、広告媒体に収納される食品を想起させるような広告情報を付することは回避することが好ましい。即ち、広告情報は、広告媒体に収納される食品を想起させるような情報を含まないことが好ましい。なお、広告媒体に収納される食品を想起させるような広告情報は、広告情報所持者に誤認混同を招くおそれがない態様であれば含ませてよい。
【0023】
以上から、本発明によれば、広告媒体所持者が、広告情報の内容を広告媒体に収納された食品に関するものと誤認することを回避することができる。
【0024】
〔外装〕
広告媒体は、広告情報の視認容易性と、広告媒体所持者がポケット等の狭い空間に広告媒体を所持できるような携帯性と、手で取り扱うことができる操作性の観点から、外装を備える。
【0025】
広告媒体製造販売者及び広告媒体購入配布者の搬送・保管コスト並びに広告媒体所持者の携帯性の観点から、外装は、長さL、幅W、厚さDの直方体領域に内包される大きさである。
但し、直方体領域はL=W=Dの立方体領域である場合を含み、
Lは2〜20cm、Wは1.5〜10cm、Dは0.1〜5cmであり、
Lは3〜15cm、Wは2〜8cm、Dは0.2〜4cmであることが好ましく、
Lは5〜10cm、Wは2〜6cm、Dは0.3〜2cmであることがより好ましく、
Lは6〜8cm、Wは3〜5cm、Dは0.5〜1.5cmであることが更に好ましい。
【0026】
例えば、外装が、直径5cmの球形の場合は、外装は、長さ5cm、幅5cm、厚み5cmの立方体領域に内包され、外装が、長軸径10cm、短軸径5cmの回転楕円体である場合、外装は、長さ10cm、幅5cm、厚み5cmの直方体領域に内包され、外装が、長さ7cm、幅4cm、厚さ1.2cmの直方体であれば、外装は、長さ7cm、幅4cm、厚さ1.2cmの直方体領域に内包される。
【0027】
外装の形状は、広告媒体所持者の携帯性と、収納する食品の摂取し易さの観点から、シンプルな形状であることが好ましく、例えば、球体、楕円体、円盤状、平行六面体等が好ましいが、摂取時に広告媒体所持者の手の中で安定して使用できる観点から、平行六面体であることがより好ましく、直方体であることが更に好ましい。
【0028】
広告媒体は、食品の収納及び取り出し機能を備える。食品の収納機能は、例えば、食品の収納スペースを外装内に構成することで広告媒体に付与できる。その場合、外装は、食品の収納スペースと、広告媒体所持者が広告媒体を携帯しているときの振動等で、食品がこぼれ出ない程度に密封性を有することが好ましい。
【0029】
食品の取り出し機能は、例えば、外装に開閉自在の食品の取出口を設けることで付与できる。取出口の開閉は、例えば、取出口を着脱自在のキャップや、開閉自在のフリップトップ式のキャップを設けることで行うことができる。
【0030】
このような食品の収納及び取り出し機能を備える広告媒体は、例えば、以下の形態であってよい。
(例1)外装だけからなり、外装の内部が直接食品の収納スペースであり、外装に開閉自在の食品の取出口が設けてある形態。
【0031】
(例2)外装と、食品の収納スペースとなる内部ケースとからなり、外装に開閉自在の食品の取出口が設けてあり、食品が内部ケースからその取出し口に移動できるように構成されている形態。
【0032】
(例3)広告媒体が、外部ケースと食品の収納スペースとなる内部ケースとからなる場合は、外部に露出する外部ケース及び内部ケースの外表面とを合わせて、外装とみなす。内部ケースが外部ケースに収納されている場合、内部ケース全体が外部ケースで被覆されている必要はない。
【0033】
例えば、内部ケースが、外部ケースにスライドできるように取り付けてあってよく、この場合、内部ケースに食品の取出口が設けてあり、内部ケースをスライドすると、その取出口が外部ケースから露出するように構成されているとよい。
【0034】
さらに、図3に示すように、内部ケースに内蓋がされていて、内部ケースをスライドして外部ケースから露出した内蓋部分に、食品を小出しにできる程度の取出口が設けてあることが好ましく、取出口の面積は、好ましくは50〜500mm、より好ましくは100〜300mm、さらに好ましくは150〜200mmである。
【0035】
外装の材質は、食品を収納できる安全性と、携帯するのに軽くて一定の強度を要するという観点から、樹脂、金属、ガラス又はセラミックスを主体とすることが好ましいが、樹脂を主体又は全て樹脂とすることがより好ましい。
【0036】
樹脂の中では、成形性及び食品収納時の安全性の観点から、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、フィラー入りポリプロピレン(PPF)、ポリスチレン(PS)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)、ポリアミド(PA)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、非結晶ポリエチレンテレフタレート(A-PET)、ポリ乳酸(PLA)等の熱可塑性樹脂が好ましい。
【0037】
外装は、例えば、延性のある材料を物理的に折り曲げて形成しても、鋳造して形成しても、射出成型等によって樹脂を成形して形成しても、又は3Dプリンターで形成してもよい。
【0038】
〔食品〕
広告媒体所持者が長期間携帯しても摂取可能で、習慣的に簡易に摂取でき、小分けして摂取できるという観点から、食品は粒状体であり、食品の摂取が所定量の粉末又は1粒の固形物を単位とすることが好ましく、固形物としては、グミのような食用ゼラチン、カプセル、丸剤又は錠剤であることがより好ましく、錠剤であることが更に好ましい。なお、収納する食品が粉末又は顆粒の場合はハードカプセルに充填して、収納する食品が液体又はゲル状の場合はソフトカプセルに充填して、食品をカプセル剤として供することができる。
【0039】
食品は、薬事法に定義されている医薬品及び医薬部外品、健康増進法及び食品衛生法も定義される保険機能食品(特定保健用食品、栄養機能食品)及び保険機能食品以外の一般食品であってよいが、医師の処方を必要とせず、広範な年齢層の広告媒体所持者が、好ましくは健康なときやダイエットしたいときに習慣的に少量ずつ摂取できるという観点から、一般用医薬品、保険機能食品及び保険機能食品以外の一般食品が好ましく、保険機能食品及び保険機能食品以外の一般食品がより好ましく、保険機能食品以外の一般食品がさらに好ましい。
【0040】
医師の処方を必要とせず、広範な年齢層の人が、好ましくは健康なときやダイエットしたいときに習慣的に少量ずつ摂取できるという観点から、保険機能食品以外の一般食品としては、例えば、菓子及びサプリメントが好ましく、サプリメントがより好ましい。
【0041】
サプリメントとは、人体のための栄養素を補うための食品であり、好ましくは、以下を原料として製造される。
サプリメントの好適な原料としては、例えば、糖質;蛋白質;脂質;ビタミン;ミネラル;食物繊維;アミノ酸;有機酸;アルコール類;糖アルコール類;哺乳類、爬虫類、両生類、鳥類、魚類、無顎類等の脊椎動物;原索動物、棘皮動物、節足動物、環形動物、軟体動物、線形動物、扁形動物、刺胞動物(腔腸動物)、海綿動物、原生動物等の無脊椎動物;植物;真菌類;細菌類;藻類が挙げられ、これらの粉末、注出物(エキスともいう)、発酵物又は菌類の体外生産物等の形態を原料とすることができる。
【0042】
生物原料のうち、植物原料としては、アルファルファ、アサイヤシ、アシタバ、アロエ、亜麻(アマニ油)、アマチャヅル、イチョウ、インゲン豆、ウイキョウ、ウコギ、ウコン、エゾウコギ、えん麦、オウギ、オオバコ、大麦、オタネ人参(高麗人参)、オトギリソウ、オリーブ、カイアポ、柿、カシス、ガジュツ、カバ、ガバナ、カミツレ、ガルシニア、カボチャ種子、甘草、カンカニクジュヨウ、キダチアロエ、ギムネマ、キャッツクロー、ギョウジャニンニク、キクイモ、キンカン、クコ、クズ、胡桃、クロレラ、クワ、グァバ、グアガム、クマザサ、桂皮、ケツメイシ、ケール、胡椒、麹、コウマ、ココナッツ、コロハ、コーヒー、コリアンダー、ゴマ、サイリウム、サージ、ザクロ、サトウキビ、サフラン、サラシア、サルビア、シシウド、シークワーサー、シソ、ショウガ、植物プラセンタ、ステビア、西洋イラクサ、西洋ノコギリソウ、セリ、センナ、ソバ、タヒボ、タマネギ、大豆、甜菜、朝鮮アザミ、椿、ツボクサ、ツルドクダミ、ツルゲンゲ、ティートリー、甜茶、田七人参、トウガラシ、豆鼓、杜仲、ドクダミ、ドロマイト、納豆、ニーム、ニガウリ、日日草、ニンニク、ノコギリヤシ、ノニ、野ブドウ、ハス、ハイビスカス、ハッショウマメ、ハトムギ、バナバ、バンジロウ、ハマナス、ビャクダン、ヒヨコマメ、ビンカマイナー、ブラックコホシュ、ブルーベリー、ブロッコリー、プルーン、プーアール茶、紅麹、ホップ、マカ、マコモ、マツヨイグサ、マテ、ミチヤナギ、ミツガシワ、紫イペ、メリロート、モロヘイヤ、ヤエムグラ、ヤーコン、ヤマモモ、ヤム、ユキノシタ、ユーグレナ、ヨモギ、ラカンカ、ラズベリー、ローズヒップ、ローズマリー等が挙げられる。
【0043】
生物原料のうち、キノコ類の原料としては、アガリクス、アミガサタケ、アンニンコウ、イグチ、ウスヒラタケ、エノキダケ、エリンギ、オオイチョウタケ、オニフスベ、カバノアナタケ、カワラタケ、キクラゲ、キヌガサタケ、キマ、コフキサルノコシカケ、サウーバ、ササクレヒトヨタケ、サルノコシカケ、シイタケ、シャンピニオン、ショウゲンジ、ソライロタケ、冬虫夏草、タモギタケ、トリュフ、ナメコ、ハタケシメジ、ハナガサイグチ、ハナビラタケ、ヒラタケ、ブナシメジ、ブナハリタケ、ホンシメジ、マイタケ、マツタケ、マンネンタケ、メシマコブ、ヤナギマツタケ、ヤマブシタケ、レイシ、鹿角レイシなどが挙げられる。
【0044】
植物及びキノコ類原料の中で、人体の健康やダイエットに対する汎用性の観点から、イチョウ、ウコン、大麦、オタネ人参(高麗人参)、甘草、タモギタケ、ニガウリ、野ブドウ、ハトムギ、ビンカマイナー、ブルーベリー、マカ、メシマコブ及びレイシから成る群から選ばれる少なくとも1種の植物原料であることが好ましく、ウコンを必須とすることがより好ましい。
【0045】
植物及びキノコ類原料以外の生物原料としては、イワシ、カツオ、テラピア、魚油、酵母、サケ、サケ白子等魚の白子、タテゴトアザラシ、スッポン、蜂蜜、プラセンタ、プロポリス、ローヤルゼリー及び乳酸菌等から成る群から選ばれる少なくとも1種の非植物原料があげられ、これらを植物及び/又はキノコ類原料と組み合わせて使用することが好ましく、人体の健康やダイエットに対する汎用性の観点から、サケ白子を単独で、又は、植物原料と組み合わせて使用することがより好ましい。
【0046】
サプリメントは、これらの原料に含まれるさまざまな成分によって構成される。サプリメントを構成する成分としては、例えば、α−リポ酸、イソフラボン、イヌリン、エルゴチオネイン、オリゴ糖、核酸、カブサイシン、カルニチン、カロテン、キチン、キトサン、クルクミン、グルコサミン、クマリン、ケルセチン、コエンザイムQ10、コラーゲン、コリン、コンドロイチン、スクアレン、セサミン、セラミド、タウリン、ターメリック、トレハロース、トリテルペン、不飽和脂肪酸(例えば、ドコサヘキサエン酸(DPA)、エイコサペンタエン酸(DHA)、DPA(ドコサペンタエン酸等の必須脂肪酸)、ヒアルロン酸、β−グルカン、フコイダン、フェルラ酸、ベタイン、ホスファチジルセリン、ポリフェノール、ラクトフェリン、リポ酸、ルチン、ルテイン、レシチン、レスベラトロール及びその他機能性を有する種々化学分子種からなる群から選ばれる少なくとも1種の成分が好ましいが、人体の健康やダイエットに対する汎用性の観点から、
エルゴチオネイン、オリゴ糖、核酸、グルコサミン、クルクミン、ケルセチン、コエンザイムQ10、コラーゲン、コンドロイチン、セラミド、タウリン、ターメリック、トリテルペン、不飽和脂肪酸(例えば、ドコサヘキサエン酸(DPA)、エイコサペンタエン酸(DHA)、DPA(ドコサペンタエン酸等の必須脂肪酸)、ヒアルロン酸、β−グルカン、ポリフェノール類(例えば、アントシアニン)、レシチン、レスベラトロールからなる群から選ばれる少なくとも1種の成分がより好ましい。
【0047】
食品は、広告媒体所持者に対する広告効果と、過度の摂食頻度とならない観点から、1日に、好ましくは1〜10回、より好ましくは1〜8回、さらに好ましくは1〜6回、さらに好ましくは1〜4回、さらに好ましくは1〜3回、さらに好ましくは2〜3回摂取され、好ましくは3〜20日間、より好ましくは5〜15日間、さらに好ましくは7〜12日間、さらに好ましくは7〜10日間摂取できるような量が広告媒体に収納される。食品が錠剤のような固形物である場合は、好ましくは3〜80粒、より好ましくは5〜60粒、さらに好ましくは10〜40粒、よりさらに好ましくは10〜30粒が広告媒体に収納される。
【0048】
〔広告情報〕
外装の表面には、広告媒体所持者が視認できる、広告媒体購入配布者についての広告情報が付されることが好ましい。但し、視認することができない広告媒体所持者のために、点字が付されていてもよい。
視認性の観点から、広告情報は、文字、図形、記号若しくは立体的形状若しくはこれらの結合又はこれらと色彩との結合であることが好ましい。
図形とは、写真・動画を含み、立体的形状とは、外装の形態自体を含む。
広告情報は、文字、イラスト、写真等がデザイン化されて広告媒体所持者に視認されることが好ましい。
【0049】
広告情報は、印刷されていてもよく、ホログラムや液晶パネル、有機EL層等の薄層ディスプレイ上に映し出されていてもよいが、簡易かつ安定して視認できるという観点から、印刷されていることが好ましい。
【0050】
広告情報が、名刺、挨拶、警告、スローガン、商品広告、店舗広告、イベント案内、記念日案内、その他の伝達情報のいずれの場合であっても、これらの情報を文字、画像、写真、ホログラム等で、直接肉眼で情報を識別し、その内容を理解できる媒体で表示する以外に、QRコード(登録商標)などのマトリックス式、あるいは、PDF417などのスタック式等のいわゆる二次元コードを表示して、これらの二次元コードを介して他の媒体でその内容を表示して理解できるようにしてもよい。これらことにより、広告媒体購入配布者及び/又は広告媒体所持者は、これらの情報を電子情報としてデジタル的に管理できるため、従来のアナログ的管理に比べ極めて利便性が高い。
【0051】
例えば、外装が直方体である場合、広告媒体購入配布者についての情報(例えば、広告媒体購入配布者の業務に係る氏名、商号、商標、標章、商品の容器若しくは包装その他の商品又は営業を表示するもの)を、好ましくは食品の取出口側の外装の表面に、直接印刷してもよいし、広告情報を印刷したシールを貼付してもよいし、透明なポケットを設け広告情報を印刷したカードをそのポケットに挿入してもよい。
【0052】
従って、広告媒体は、広告情報を付したカードとこのカードの収納部からなる外装とからなるキットであってよい。
【0053】
広告媒体購入配布者についての広告情報とは、例えば、広告媒体購入配布者の業務及び/又は製品、広告媒体購入配布者の名刺、広告媒体購入配布者が行う同窓会のような催しについての情報、広告媒体購入配布者が支援する芸術家、芸能人、政治家等に関する情報等、広告媒体購入配布者に関係することがわかる内容であることが好ましく、広告媒体購入配布者の業務及び/又は製品についての内容であることがより好ましい。
【0054】
広告媒体は、広告媒体所持者の衣服のポケットに収納できる程度に小型であるため、製造が容易であり、広告情報を含めて、小ロットでの製造が可能であることから、広告媒体製造販売者は、広告媒体購入配布者の多様な要望に対して、適切なコストで広告媒体を提供することができる。
【0055】
〔広告方法〕
広告媒体購入配布者は、広告媒体購入配布者の目的に応じた量を、購入先である、広告媒体製造販売者から購入し、広告媒体を、好ましくは直接的に、又はコンビニ等の店頭に配備して間接的に配布して、広告媒体が配布された広告媒体所持者に、習慣的にサプリメント等を簡易に摂取できるという健康的快適さを提供しつつ、広告情報に頻度高く接触し広告情報の内容を視認してもらえるという広告効果を得ることができる。
【0056】
この広告方法によれば、広告媒体製造販売者、広告媒体購入配布者及び広告媒体所持者の各者は、以下のような本発明の効果を享受できる。
(1)広告媒体製造販売者は、広告媒体購入配布者の多様な要望に対して、適切なコストで適切な量の広告媒体を迅速に提供することができる。
【0057】
(2)広告媒体購入配布者は、適切なコストで広告媒体を保管でき、例えば、広告効果の高い時期及び範囲で広告媒体を配布でき、広告媒体所持者に広告情報に頻度高く接触してもらい広告情報の内容を視認してもらえるという広告効果を得ることができる。
【0058】
例えば、広告媒体購入配布者が、会社等の人の組織体である場合、組織体を構成する人(会社であれば社員)に、組織体についての広告情報を付した本発明の広告媒体を持たせ、組織体の顧客に配布して、組織体の宣伝をすることができる。
【0059】
(3)広告媒体所持者は、例えば、サプリメントを日常生活の中で摂取するという健康的なライフスタイルを経験することができ、また、広告媒体中の食品を全て摂取した後に、さらに食品を充填したり、広告媒体所持者自身の名刺など他の物品を収納したりすることが可能であり、再利用できる。
【0060】
さらに、広告媒体は、広告媒体購入配布者についての広告情報の広告媒体として配布されるものであり、広告情報の内容が、外装又は食品が収納されている外装を備える広告媒体の製造販売者に関係するとの誤認・混同は生じ難い。
なお、広告媒体の配布を、有償とするか無償とするかは、広告媒体購入配布者の営業方針に基づく選択に任されるが、広告媒体購入配布者が広告媒体をサービス品として配布する場合は、無償で配布されることが好ましい。
【0061】
〔広告媒体の製造例〕
広告媒体の簡易な製造方法の例を説明する。
(1)広告媒体の外装を用意する。
例えば、図1に示す、食品の収納スペースとなる内部ケース11と、内部ケース11を収納する外部ケース12とからなる外装1を用いることができる。内部ケース11は内蓋13で被覆されており、内蓋13に食品の取出し口14が設けてある。図2に示すように、内部ケース11は、外部ケース12にスライドできるように取り付けてあり、内部ケース11をスライドすると、その取出し口14が外部に露出するように構成されている。
また、内部ケース11は、逆方向にスライドして取出し口14が隠れるように外部ケースに収納され、逆方向へのスライドで、内部ケースが外部に露出しないようにストッパー121が外部ケースの末端に設けてある。
【0062】
外部ケース12に内部ケース11を収納した状態で、外装全体は直方体(但し、角部が丸みをおびている)であり、広告情報が付される外部ケース12の広告情報スペース15は、全長が70.0mm、全幅が37.5mmであり、外部ケース12の全高が11.5mmである。
従って、この外装は、長さ7cm、幅3.75cm、厚さ1.15cmの直方体領域に内包される。
【0063】
広告情報スペース15には、広告情報151が印刷された矩形のシートが粘着剤を介して貼付されている。広告情報スペース15に貼付された広告情報151には二次元コード152を付すことができる。広告情報スペース15の裏面にあたる内部ケース11の露出面には、製造販売者情報及び品質情報111が印刷された矩形のシートが粘着剤を介して貼付されている。
【0064】
取り出し口14は、内蓋13の全長方向の両端に設けられた正方形(但し、角部が丸みをおびている)の孔(一辺13.0mmで、開孔面積が169mm)である。
【0065】
外部ケース及び内部ケースはポリスチレン製で、内蓋はポリプロピレン製である。
【0066】
内部ケースに、錠剤のウコンサプリメント30錠を収納した。
【0067】
(2)広告情報で構成された広告画像を電子データに変換する。
例えば、デザイナーによって紙媒体上に作成された文字、イラスト、写真等が組み合わされデザインされた画像を、スキャナーで取り込み、さらに、「イラストレーター」(登録商標)のような画像処理ソフトを使用して、パソコン上で、文字を入力したり、画像処理をしたりして広告画像を電子データとして完成させる。
【0068】
(3)完成した広告画像を、ラベルシート上に印刷する。
用意された外装の外部ケース12上面の全長が70.0mm、全幅が37.5mmであるので、広告情報151は、全長が51.0mm、全幅が31.0mmの長方形のラベルシート上に印刷する。ラベルシートは、例えば、ロールラベルシートの形態と専用ラベルシートの形態がある。
【0069】
ロールラベルシートは、例えば、全長が51.0mm、全幅が31.0mmのラベルシート1000枚をロール状に巻いたものである。ロールラベルシート上の各ラベルシートに、電子データ化した広告画像をデジタルプリンターで印刷したのち、専用貼付機(ラベラー)を使用して、印刷されたラベルシートを、ロールラベルシートから広告媒体の外装の広告情報用スペースに移して貼付する。ラベラーは市販品を使用できる。
【0070】
専用ラベルシートは、例えば、A4サイズの剥離紙上に、全長が51.0mm、全幅が31.0mmのラベルシート24片(4×6)が貼付されている。
広告媒体を小ロット生産する場合、専用ラベルシート上の各ラベルシートに広告画像を印刷し、印刷されたラベルシートを専用ラベルシートから剥離して、広告媒体1の外装の広告情報スペースに、主に手貼りで貼付する。
【0071】
プリンターとしては、Fujixerox社のDocuCentreivIVCシリーズやApeosPort−IVCシリーズのような、オフィス用多用途汎用複写機等のレーザープリンターを使用することができる。
【符号の説明】
【0072】
1 広告媒体
11 内部ケース
111 製造及び/又は販売者情報及び品質情報
12 外部ケース
121 ストッパー
13 内蓋
14 取り出し口
15 広告情報スペース
151 広告情報
152 二次元コード
16 サプリメント(錠剤)
【要約】      (修正有)
【課題】広告媒体を購入し、かつ配布する者を広告するための広告媒体として使用され、搬送及び保管に高いコストを要さず、配布された広告媒体を所持する広告媒体所持者にとって携帯し易く、広告媒体所持者の使用頻度が高く広告効果に優れた広告媒体、及び広告方法を提供する。
【解決手段】食品の収納スペースとなる内部ケース11と、内部ケースを収納する外部ケース12とからなる外装1を用いることができる。内部ケースは内蓋13で被覆されており、内蓋に食品の取出し口14が設けてある。内部ケースは、外部ケースにスライドできるように取り付けてあり、内部ケースをスライドすると、その取出し口が露出するように構成されている。広告情報スペースには、広告情報151が印刷されたシートが貼付されている。内部ケースの露出面には、製造販売者情報及び品質情報111が印刷されたシートが貼付されている。
【選択図】図2
図1
図2
図3