特許第5722433号(P5722433)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5722433
(24)【登録日】2015年4月3日
(45)【発行日】2015年5月20日
(54)【発明の名称】たばこパック
(51)【国際特許分類】
   B65D 85/10 20060101AFI20150430BHJP
   B65D 5/66 20060101ALI20150430BHJP
【FI】
   B65D85/10
   B65D5/66 301C
【請求項の数】8
【全頁数】18
(21)【出願番号】特願2013-506747(P2013-506747)
(86)(22)【出願日】2011年4月21日
(65)【公表番号】特表2013-527089(P2013-527089A)
(43)【公表日】2013年6月27日
(86)【国際出願番号】GB2011050801
(87)【国際公開番号】WO2011135340
(87)【国際公開日】20111103
【審査請求日】2013年8月19日
(31)【優先権主張番号】1007155.3
(32)【優先日】2010年4月29日
(33)【優先権主張国】GB
(73)【特許権者】
【識別番号】510014582
【氏名又は名称】ジェイティー インターナショナル エス.エイ.
【氏名又は名称原語表記】JT International S.A.
(74)【代理人】
【識別番号】100111372
【弁理士】
【氏名又は名称】津野 孝
(74)【代理人】
【識別番号】100112298
【弁理士】
【氏名又は名称】小田 光春
(74)【代理人】
【識別番号】100168538
【弁理士】
【氏名又は名称】加藤 来
(72)【発明者】
【氏名】コリンズ, ティム
【審査官】 会田 博行
(56)【参考文献】
【文献】 特表2005−511080(JP,A)
【文献】 特開2002−179056(JP,A)
【文献】 特表2009−526714(JP,A)
【文献】 実開平07−004309(JP,U)
【文献】 欧州特許出願公開第00930245(EP,A1)
【文献】 米国特許第03270868(US,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65D 85/00
B65D 5/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
上面と、底面と、前記上面を前記底面へと接続する複数の長手方向の面とを有する箱を備えており、
前記長手方向の面が、前面と、前記前面の一方の側に位置し、第1の長手方向の折り目によって前面へと取り付けられている第1の斜面と、前記前面の他方の側に位置し、第2の長手方向の折り目によって前面へと取り付けられている第2の斜面とを含んでいるたばこパックであって、
前記第1の折り目および第2の折り目が、前記前面を長手方向で少なくとも部分的に凹状に曲げるように、前記前面の中央から遠ざかるように湾曲し、
前記前面が、前記上面に隣接する位置から底面に隣接する領域まで長手方向で凹状に曲がっていることを特徴とするたばこパック。
【請求項2】
前記第1の折り目および第2の折り目が、前記前面を横方向で凹状に曲げるように、前記前面の中央から遠ざかるように湾曲していることを特徴とする請求項1に記載のたばこパック。
【請求項3】
真っ直ぐな後面をさらに備えており、前記複数の長手方向の面が、前記第1の斜面を前記真っ直ぐな後面へと接続するように配置された第1の複数の側面と、前記第1の斜面を真っ直ぐな後面へと接続するように配置された第2の複数の側面とをさらに含んでいることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のたばこパック。
【請求項4】
前記箱が、前記たばこパックの上部に位置する上面と、前記たばこパックの下部に位置する底面と、前記上面を底面へと接続する複数の長手方向の面とをさらに備えており、前記たばこパックの前記長手方向の面のうちの1つが、前記たばこパックの前面であり、前記長手方向の面のうちの別の1つが、前記たばこパックの後面であり、
前記たばこパックの上面の外周が、該上面と前面および後面の少なくとも一方との縁に沿って位置する少なくとも1つの凹状に湾曲した部分を備えており、該少なくとも1つの凹状に湾曲した部分が、前記前面および後面の少なくとも一方をたばこパックの上部に向かって内側へと曲げるように構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載のたばこパック。
【請求項5】
前記箱の上面と前面との縁に沿って位置する第1の凹状に湾曲した部分と、前記箱の上面と後面との縁に沿って位置する第2の凹状に湾曲した部分とを有しており、前記第1の凹状に湾曲した部分および第2の凹状に湾曲した部分が、それぞれ前面および後面をたばこパックの上部に向かって内側へと曲げるように構成されていることを特徴とする請求項4に記載のたばこパック。
【請求項6】
前記凹状に湾曲した部分が、複数あり、それぞれが同じ寸法であることを特徴とする請求項4または請求項5に記載のたばこパック。
【請求項7】
前記箱の前記長手方向の面のうちの少なくとも1つにヒンジでつながった蓋をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1つに記載のたばこパック。
【請求項8】
請求項1乃至請求項7のいずれか1つに記載のたばこパックを製作するための素材。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、広くには、たばこ製品の包装の分野に関する。
特には、本発明は、新しい種類のたばこパックおよびその素材に関する。
【背景技術】
【0002】
金属、または、ポリマーなどの硬質材料で作られた再使用可能なたばこケースが、何十年も前から知られている。
典型的には、これらのハードシェルケースに、紙製のソフトシェルパックにて販売されたたばこが詰められる。
ソフトシェルパックは、特にはユーザがそれらのソフトシェルパックを衣服のポケットに入れて持ち運ぶ状況において、たばこに適切な保護を提供することができない。
【0003】
これらのハードシェルケースは、たばこの保護を向上させるとともに、適切に形作られたならば、衣服のポケットでの持ち運びをユーザにとって快適にすることもできる。
他方で、これらのハードシェルケースの詰め替えの必要性は、ユーザにとって厄介かつ不便になりうる。
【0004】
これらの問題に対処するために、ボール紙製のたばこパックが開発されている。
ボール紙製のたばこパックの狙いは、ハードシェルパックの丈夫さをソフトシェルパックの使い捨て性と便利さとを組み合わせることにある。
典型的には、これらのたばこパックは顕著なエッジを有する丈夫なボール紙で製作され、上部から開いて内部のたばこへのユーザのアクセスを可能にする蓋を備えている。
これらのボール紙製のたばこパックは、にソフトシェルパックおよびハードシェルケースの両方に対して利点を有しているが、両者と比べて大きな欠点、すなわち、快適さにおける欠点をもたらしている。
【0005】
ソフトシェルパックは、たばこをあまり保護することができないが、衣類のポケットにて持ち運ぶうえで快適であり、ハードシェルケースも、上述のように、適切に形作られたならば、やはり快適であることができる。
対照的に、公知のボール紙製のたばこパックは、構造的な完全性を最大にするように形作られ、結果として多くの場合に単純な直方体であり、ユーザにとってきわめて快適性に欠けるものとなっている。
【0006】
さらに、これらのボール紙製のたばこパックは、角張った形状ゆえに、特にはたばこパックの角が直線的でない空間(ユーザの衣服のポケットの内側によって定められる空間など)によって拘束される場合に、変形を被りやすい。
そのような変形は、たばこパックの押し上げ式の蓋がたばこパックの本体に対してわずかに開いて位置し、たばこパックが静止状態において完全に閉じることができなくなる「スマイリング(smiling)」として知られる現象につながる可能性がある。
衣服の中で持ち運ばれるときに、たばこパックに含まれる自由なたばこが、この「スマイリング」作用によって生じた開口を通ってユーザのポケットへと達する可能性がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
したがって、構造的に丈夫でありながら、ユーザの衣服のポケットにて快適に持ち運ぶこともできるボール紙製のたばこパックについて、明らかなニーズが存在する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
先行技術が取り組む課題を解決するために、本発明は、上面と、底面と、上面を底面へと接続する複数の長手方向の面とを有する箱を備えており、長手方向の面が、前面と、前面の一方の側に位置し、第1の長手方向の折り目によって前面へと取り付けられている第1の斜面と、前面の他方の側に位置し、第2の長手方向の折り目によって前面へと取り付けられている第2の斜面とを含んでいるたばこパックであって、第1の折り目および第2の折り目が、前面が長手方向において少なくとも部分的に凹状に曲がるように、前面の中央から遠ざかるように湾曲していることを特徴とするたばこパックを提供する。
【0009】
第1の折り目および第2の折り目が、前面が横方向において凹状に曲がるように、前面の中央から遠ざかるように湾曲していることが好ましい。
【0010】
このたばこパックが、真っ直ぐな後面をさらに備え、複数の長手方向の面が、第1の斜面を真っ直ぐな後面へと接続するように配置された第1の複数の側面と、第1の斜面を真っ直ぐな後面へと接続するように配置された第2の複数の側面とをさらに含んでいることが好ましい。
【0011】
前面が、上面に実質的に隣接する位置から底面に実質的に隣接する領域まで長手方向において凹状に曲がっていることが好ましい。
【0012】
好ましくは、箱が、このたばこパックの上部に位置する上面と、このたばこパックの下部に位置する底面と、上面を底面へと接続する複数の長手方向の面とをさらに備え、このたばこパックの長手方向の面のうちの1つが、このたばこパックの前面であり、長手方向の面のうちの別の1つが、このたばこパックの後面であり、このたばこパックが、このたばこパックの上面の外周が、この上面と前面および後面の少なくとも一方との縁に沿って位置する少なくとも1つの凹状に湾曲した部分を備えており、この少なくとも1つの凹状に湾曲した部分が、前面および後面の少なくとも一方をこのたばこパックの上部に向かって内側へと曲げるように構成されていることを特徴とする。
【0013】
このたばこパックが、箱の長手方向の面のうちの少なくとも1つにヒンジでつながった蓋をさらに備えていることが好ましい。
【0014】
さらに本発明は、上述のたばこパックを製作するための素材を提供する。
【0015】
さらに本発明は、たばこパックであって、このたばこパックの上部に位置する上面と、このたばこパックの下部に位置する底面と、上面を底面へと接続する複数の長手方向の面とを有する箱を備えており、このたばこパックの長手方向の面のうちの1つが、このたばこパックの前面であり、長手方向の面のうちの別の1つが、このたばこパックの後面であり、このたばこパックの上面の外周が、この上面と前面および後面の少なくとも一方との縁に沿って位置する少なくとも1つの凹状に湾曲した部分を備えており、この少なくとも1つの凹状に湾曲した部分が、前面および後面の少なくとも一方をこのたばこパックの上部に向かって内側へと曲げるように構成されていることを特徴とするたばこパックを提供する。
【0016】
このたばこパックが、箱の上面と前面との縁に沿って位置する第1の凹状に湾曲した部分と、箱の上面と後面との縁に沿って位置する第2の凹状に湾曲した部分とを有し、第1および第2の凹状に湾曲した部分が、それぞれ前面および後面をこのたばこパックの上部に向かって内側へと曲げるように構成されることが好ましい。
【0017】
凹状に湾曲した部分が、同じ寸法であることが好ましい。
【0018】
このたばこパックが、箱の長手方向の面のうちの少なくとも1つにヒンジでつながった蓋をさらに備えていることが好ましい。
【0019】
さらに本発明は、上述のたばこパックを製作するための素材を提供する。
【0020】
理解されるとおり、本発明は、先行技術に対するいくつかの利点を提供する。
例えば、本発明によるたばこパックの弓形の前面は、得られるたばこパックを衣服のポケットにての持ち運びの際により快適にする。
さらに、本発明によるたばこパックは内側へと曲がった前面を備えているため、蓋が閉じられたときに、蓋が前面の曲がりによって生じた突出部に押し付けられる。
結果として、この突出部が蓋を閉じた状態へと付勢することで、蓋の「スマイリング」の問題が軽減される。
最後に、蓋の上面に湾曲した前側の折り目および後ろ側の折り目を備える本発明の実施例は、形状を柔らかくする凹状の部分を蓋にも備えることで、ユーザがたばこパックを自身のポケットにて持ち運ぶときに感じる快適さの向上に貢献する。
本発明の他の利点は、以下の具体的な説明を検討することによって明らかになるであろう。
【0021】
次に、本発明のいくつかの具体的な実施例を添付の図面を参照して説明する。
【図面の簡単な説明】
【0022】
図1】本発明の第1実施例によるヒンジ蓋方式のたばこパックの斜視図。
図2図1のヒンジ蓋方式のたばこパックの平面図。
図3図1のヒンジ蓋方式のたばこパックの正面図。
図4図1のヒンジ蓋方式のたばこパックの側面図。
図5図1のヒンジ蓋方式のたばこパックを製作するために使用される素材の図。
図5a図1のヒンジ蓋方式のたばこパックのためのパック用襟首として使用される素材の図。
図6】本発明の第2実施例によるヒンジ蓋方式のたばこパックの斜視図。
図7図6のヒンジ蓋方式のたばこパックの平面図。
図8図6のヒンジ蓋方式のたばこパックの正面図。
図9図6のヒンジ蓋方式のたばこパックの側面図。
図10図6のヒンジ蓋方式のたばこパックを製作するために使用される素材の図。
図11】本発明の第3実施例によるヒンジ蓋方式のたばこパックの斜視図。
図12図11のヒンジ蓋方式のたばこパックの平面図。
図13図11のヒンジ蓋方式のたばこパックの正面図。
図14図11のヒンジ蓋方式のたばこパックの側面図。
図15図11のヒンジ蓋方式のたばこパックを製作するために使用される素材の図。
【発明を実施するための形態】
【0023】
図1は、本発明の第1実施例によるヒンジ蓋方式のたばこパック100の斜視図である。
たばこパック100が、本体101と蓋102とを備えている。
本体101が、弓形の前面103と、アーチ形の縁を有する斜面106と、側面107と、底面110とを備えている。
蓋102が、前面105と、凹状の前面部分108と、アーチ形の縁を有する斜面111と、上面104と、側面112とを備えている。
【0024】
アーチ形の縁を有する斜面106は、弓形の前面103の両側に位置している。
アーチ形の縁を有する斜面106のアーチ形の折り目106a、アーチ形の折り目106bによって、図4に示されるとおり、たばこパック100の本体101の前面103の内側への曲がりが生じている。
アーチ形の縁を有する斜面111のアーチ形の折り目106c、アーチ形の折り目106dにより、たばこパック100の蓋102の前面105が、図4に示されるとおり、前面105の曲がりが蓋102の底部へと続くようにされている。
さらに、上面104の縁を形成している湾曲した前側の折り目104aおよび後ろ側の折り目104bが、図2に示されるとおり、凹状の前面部分108およびわずかに凹状の後面部分113を生じさせている。
【0025】
図2は、本発明の第1実施例によるヒンジ蓋方式のたばこパック100の平面図である。
見て取ることができるとおり、上面104が、アーチ形の縁を有する複数の斜面106の上縁と、複数の側面107の上縁と、湾曲した前側の折り目104aと、湾曲した後ろ側の折り目104bとによって定められている。
湾曲した前側の折り目104aが、たばこパック100の上部の輪郭を柔らかくする凹状の前面部分108を生じさせている。
同様に、湾曲した後ろ側の折り目104bが、わずかな凹状の後面部分113を生じさせている。
凹状の後面部分113と凹状の前面部分108とが、たばこパック100の上縁の軟化をもたらしている。
この上縁の軟化により、たばこパック100をユーザの衣服のポケットにおいてより快適に持ち運ぶことができる。
【0026】
理解されるとおり、湾曲した前側の折り目104aの奥行き(F1)と湾曲した後ろ側の折り目104bの奥行き(R2)とが、それぞれ凹状の前面部分108と凹状の後面部分113との形状および角度を左右する。
【0027】
図3は、本発明の第1実施例によるヒンジ蓋方式のたばこパック100の正面図である。
図3から見て取ることができるとおり、アーチ形の縁を有する前側の斜面106は、たばこパック100の本体101の右側および左側の両方の最も前側の側面107と、真っ直ぐで垂直な折り目を共有している。
アーチ形の縁を有する前側の斜面106の各々は、湾曲した折り目106a、湾曲した折り目106bも有している。
湾曲した折り目106aと湾曲した折り目106bとは、図4に示されるように、前面103を内側へと曲げるように協働する。
【0028】
同様に、やはり図3に見て取ることができるとおり、アーチ形の縁を有する前側の斜面111は、たばこパック100の蓋102の右側および左側の最も前側の側面107と、真っ直ぐで垂直な折り目を共有している。
アーチ形の縁を有する前側の斜面111の各々は、湾曲した折り目106c、湾曲した折り目106dも有している。
湾曲した折り目106cおよび湾曲した折り目106dは、前面103の曲がりが蓋102の前面105の下部へと続くように協働する。
【0029】
やはり図3に示されるとおり、蓋102の前面105は、蓋102の上面104の湾曲した折り目104aよって生じる弓形の領域(108)を備えている。
図4に示されるとおり、弓形の領域(108)は、より丸みを帯びたたばこパック100の外形を生み出す。
さらに、弓形の前面103と弓形の前面105とが、たばこパック100に尻ポケットに入れる携帯用酒入れによく似た形状をもたらしている。
この形状の結果として、たばこパック100が、公知のたばこパックと比べ、ユーザの衣服のポケットにおいて持ち運ぶために大幅に快適である。
【0030】
図4が、本発明の第1実施例によるたばこパック100の側面図である。
たばこパック100が、真っ直ぐな後面114と、真っ直ぐな底面110と、真っ直ぐな上面104と、複数の側面107、112とを備えている。
理解できるとおり、これらの面の各々は、必ずしも真っ直ぐでなくてもよい。
たばこパック100の本体101の前面103は、内側へと曲がっている。
たばこパック100の蓋102の前面105は、凹状の領域108に達するまで、たばこパック100の本体101の前面103の形状を続けている。
たばこパック100の本体101の弓形の前面103とたばこパック100の蓋102の弓形の前面105の下部との連続性(すなわち、本体101が蓋102に出会う地点の付近の連続性)は、それぞれ湾曲した折り目106aと湾曲した折り目106c、ならびに、湾曲した折り目106bと湾曲した折り目106dとの間の連続性によってもたらされている。
やはり、凹状の領域(108)が、たばこパック100の蓋102の上面104の上部の湾曲した折り目104aによってもたらされている。
【0031】
図5が、図1図4のたばこパック100を製作するための素材120を示している。
素材120は、折り目(破線によって表されている)および切れ目(実線によって表されている)によって隔てられた複数のパネルを備えている。
パネル105’が、たばこパック100の蓋102の前面105へと接続されている。
アーチ形の縁を有する前側の斜面111が、折り目106cと折り目106dとによって前面105へと接続されている。
アーチ形の縁を有する前側の斜面111は、たばこパック100の蓋102の両側の側面107へと接続されている。
前面105は、湾曲した折り目104aによって上面104へと接続されている。
【0032】
上面104は、湾曲した折り目104bによってたばこパック100の蓋102の凹状の後面部分113へと接続されている。
凹状の後面部分113の両側において、補強用の側面107aが外方向へと広がっている。
補強用の側面107aの各々は、上縁に固定タブ107a’を備えている。
たばこパック100の蓋102の凹状の後面部分113は、折り目117によってたばこパック100の本体101の後面114へと接続されている。
後面114の両側において、補強用の側面107bが外方向へと広がっている。
補強用の側面107bの各々は、下縁に固定タブ107b’を備えている。
底面110が、折り目118によって後面114へと接続されている。
理解できるとおり、本発明によるたばこパック100の底面110は、たばこパック100の側面107、112の形状に応じて、任意の適切な形状であってよい。
例えば、底面110の形状は、実質的に矩形であってよい。
【0033】
底面110は、折り目119によってたばこパック100の本体101の前面103へと接続されている。
前面103は、折り目106aと折り目106bとによって、アーチ形の縁を有する前側の斜面106へと接続されている。
側面107が、アーチ形の縁を有する前側の斜面106の真っ直ぐな縁から外方向に広がっている。
【0034】
次に、図5を参照し、素材120を折り曲げる方法を説明する。
第1に、後面114が、折り目118を中心にして底面110に対して直角に折り曲げられる。
次いで、固定タブ107b’が、底面110の内側へと固定される。
固定タブ107b’を接着および接合(ただし、これらに限られるわけではない)などの任意の公知の手段によって底面110へと固定することができる。
【0035】
次いで、前面103が、折り目119を中心にして底面110に対して直角に折り曲げられる。
側面107が、対応する補強用の側面107bの周囲に巻き付けられ、補強用の側面107bへと固定される。
今や前面103と、底面110と、後面114とが、たばこパック100の本体101の主要部分を形成している。
この時点で、後部パネル123が少なくとも部分的に重なり合うように、襟首部分124(図5aに示されている)が折り返される。
次いで、後部パネル123を公知の方法によって互いに固定することができる。
次いで、襟首部分124が、折り目121aと折り目121bとが折り目106aと折り目106bとにそれぞれ隣接し、補強用の側面107bが襟首部分124の側面122に重なるように、たばこパック100の本体101の主要部分へと挿入される。
理解されるとおり、襟首部分124は、たばこパック100の美観に貢献する一方で、特にはたばこパック100の本体101の内周を完全に巡って延び、たばこパック100の本体101の内周へと固定可能であるため、たばこパック100の径方向の強度も向上させる。
【0036】
ひとたびたばこパック100の本体101が生成されると、パネル105’が、前面105に対して180度の角度に折り曲げられ、前面105の内面へと固定される。
次いで、前面105が、湾曲した折り目104aに沿って上面104に対して直角に折り曲げられる。
次いで、上面104が、湾曲した折り目104bに沿って凹状の後面部分113に対して直角に折り曲げられる。
次いで、固定タブ107a’が、上面104の内側へと固定される。
固定タブ107a’を接着および接合(ただし、これらに限られるわけではない)などの任意の公知の手段によって上面104へと固定することができる。
次いで、蓋102の側面107が、対応する補強用の側面107aの周囲に巻き付けられ、補強用の側面107aへと固定される。
【0037】
理解されるとおり、素材120が、最初にボール紙から切り出されるときは平坦である一方で、湾曲した折り目104a、湾曲した折り目104b、湾曲した折り目106a、湾曲した折り目106b、湾曲した折り目106c、および湾曲した折り目106dが、弓形の前面103と弓形の前面105、ならびに、凹状の前面部分108と凹状の後面部分113とをもたらす。
【0038】
図6が、本発明の第2実施例によるヒンジ蓋方式のたばこパック200の斜視図である。
たばこパック200が、本体201と蓋202とを備えている。
本体201が、弓形の前面203と、アーチ形の縁を有する斜面206と、側面207と、底面210とを備えている。
蓋202が、前面205と、凹状の前面部分208と、アーチ形の縁を有する斜面211と、上面204と、側面212とを備えている。
【0039】
アーチ形の縁を有する斜面206は、弓形の前面203の両側に位置している。
アーチ形の縁を有する斜面206のアーチ形の折り目206a、アーチ形の折り目206bによって、図9に示されるとおり、たばこパック200の本体201の前面203の内側への曲がりが生じている。
アーチ形の縁を有する斜面211のアーチ形の折り目206c、アーチ形の折り目206dにより、たばこパック200の蓋202の前面205が、図9に示されるとおり、前面205の曲がりが蓋202の底部へと続くようにされている。
さらに、上面204の縁を形成している湾曲した前側の折り目204aが、図7に示されるとおり、凹状の前面部分208を生じさせている。
この第2実施例においては、上面204の後ろ側の折り目204bが内側へと湾曲してはいないため、蓋202の後面部分213が凹状になっていない。
【0040】
図7は、本発明の第2実施例によるヒンジ蓋方式のたばこパック200の平面図である。
見て取ることができるとおり、上面204が、アーチ形の縁を有する複数の斜面211の上縁と、複数の側面207の上縁と、湾曲した前側の折り目204aと、真っ直ぐな後ろ側の折り目204bとによって定められている。
湾曲した前側の折り目204aが、たばこパック200の前面205の上部の輪郭を柔らかくする凹状の前面部分208を生じさせている。
凹状の前面部分208が、たばこパック200の上部の前縁の軟化をもたらしている。
この上部の前縁の軟化により、たばこパック200をユーザの衣服のポケットにおいてより快適に持ち運ぶことができる。
【0041】
理解されるとおり、湾曲した前側の折り目204aの奥行き(F2)が、凹状の前面部分208の形状および角度を左右する。
【0042】
図8が、本発明の第2実施例によるヒンジ蓋方式のたばこパック200の正面図である。
図8から見て取ることができるとおり、アーチ形の縁を有する前側の斜面206は、たばこパック200の本体201の右側および左側の両方の最も前側の側面207と、真っ直ぐで垂直な折り目を共有している。
アーチ形の縁を有する前側の斜面206の各々は、湾曲した折り目206a、湾曲した折り目206bも有している。
湾曲した折り目206aと湾曲した折り目206bとは、図9に示されるように、前面203を内側へと曲げるように協働する。
【0043】
同様に、やはり図8に見て取ることができるとおり、アーチ形の縁を有する前側の斜面211は、たばこパック200の蓋202の右側および左側の最も前側の側面207と、真っ直ぐで垂直な折り目を共有している。
アーチ形の縁を有する前側の斜面211の各々は、湾曲した折り目206c、湾曲した折り目206dも有している。
湾曲した折り目206cと湾曲した折り目206dとが、図9に示されるように、前面205を内側へと曲げるように協働する。
【0044】
やはり図8に示されるとおり、蓋の前面205は、蓋202の上面204の湾曲した折り目204aよって生じる弓形の(または、凹状の)領域(208)を備えている。
図9に示されるとおり、弓形の領域(208)は、より丸みを帯びたたばこパック200の外形を生み出す。
さらに、弓形の前面203と弓形の前面205とが、たばこパック200に尻ポケットに入れる携帯用酒入れによく似た形状をもたらしている。
したがって、たばこパック200が、公知のたばこパックと比べ、ユーザの衣服のポケットにおいて持ち運ぶために大幅に快適である。
【0045】
図9は、本発明の第2実施例によるたばこパック200の側面図である。
たばこパック200が、真っ直ぐな後面214と、真っ直ぐな底面210と、真っ直ぐな上面204と、複数の側面207とを備えている。
たばこパック200の本体201の前面203は、内側へと曲がっている。
たばこパック200の蓋202の前面205は、凹状の領域(208)に達するまで、たばこパック200の本体201の前面203の形状を続けている。
たばこパック200の本体201の弓形の前面203とたばこパック200の蓋202の弓形の前面205の下部との連続性(すなわち、本体201が蓋202に出会う地点の付近の連続性)は、それぞれ湾曲した折り目206aと湾曲した折り目206c、ならびに、湾曲した折り目206bと湾曲した折り目206dとの間の連続性によってもたらされている。
やはり、凹状の領域(208)が、たばこパック200の蓋202の上面204の湾曲した折り目204aによってもたらされている。
本発明の第2実施例においては、後ろ側の折り目204bが湾曲していないため、蓋202の後面部分213が凹状にならない。
【0046】
図10が、図6図9のたばこパック200を製作するための素材220を示している。
素材220は、折り目(破線によって表されている)および切れ目(実線によって表されている)によって隔てられた複数のパネルを備えている。
パネル205’が、たばこパック200の蓋202の前面205へと接続されている。
アーチ形の縁を有する前側の斜面211が、折り目206cと折り目206dとによって前面205へと接続されている。
アーチ形の縁を有する前側の斜面211は、たばこパック200の蓋202の両側の側面207へと接続されている。
前面205は、湾曲した折り目204aによって上面204へと接続されている。
【0047】
上面204は、真っ直ぐな折り目204bによってたばこパック200の蓋202の後面部分213へと接続されている。
後面部分213の両側において、補強用の側面207aが外方向へと広がっている。
補強用の側面207aの各々は、上縁に固定タブ207a’を備えている。
たばこパック200の蓋202の後面部分213は、折り目217によってたばこパック200の本体201の後面214へと接続されている。
後面214の両側において、補強用の側面207bが外方向へと広がっている。
補強用の側面207bの各々は、下縁に固定タブ207b’を備えている。
底面210が、折り目218によって後面214へと接続されている。
理解されるとおり、本発明によるたばこパック200の底面210は、たばこパック200の側面207、212の形状に応じて、任意の適切な形状であってよい。
例えば、底面の形状は、実質的に矩形であってよい。
【0048】
底面210は、折り目219によってたばこパック200の本体201の前面203へと接続されている。
前面203は、折り目206aと折り目206bとによって、アーチ形の縁を有する前側の斜面206へと接続されている。
側面207が、アーチ形の縁を有する前側の斜面206の真っ直ぐな縁から外方向に広がっている。
【0049】
次に、図10を参照し、素材220を折り曲げる方法を説明する。
第1に、後面214が、折り目218を中心にして底面210に対して直角に折り曲げられる。
次いで、固定タブ207b’が、底面210の内側へと固定される。
固定タブ207b’を接着および接合(ただし、これらに限られるわけではない)などの任意の公知の手段によって底面210へと固定することができる。
【0050】
次いで、前面203が、折り目219を中心にして底面210に対して直角に折り曲げられる。
側面207が、対応する補強用の側面207bの周囲に巻き付けられ、補強用の側面207bへと固定される。
今や前面203と、底面210と、後面214とが、たばこパック200の本体201の主要部分を形成している。
この時点で、図5aに示したとおりの襟首部分124が、本発明の第1実施例に関して説明したやり方と同じやり方で、たばこパック200の本体201へと挿入される。
理解されるとおり、襟首部分124は、たばこパック200の美観に貢献する一方で、特にはたばこパック200の本体201の内周を完全に巡って延びることで、たばこパック200の径方向の強度も向上させる。
【0051】
ひとたびたばこパック200の本体201が生成されると、パネル205’が、前面205に対して180度の角度に折り曲げられ、前面205の内面へと固定される。
次いで、前面205が、湾曲した折り目204aに沿って上面204に対して直角に折り曲げられる。
次いで、上面204が、真っ直ぐな折り目204bに沿って後面部分213に対して直角に折り曲げられる。
次いで、固定タブ207a’が、上面204の内側へと固定される。
固定タブ207a’を接着および接合(ただし、これらに限られるわけではない)などの任意の公知の手段によって上面204へと固定することができる。
次いで、蓋202の側面207が、対応する補強用の側面207aの周囲に巻き付けられ、補強用の側面207aへと固定される。
【0052】
理解されるとおり、素材220が、最初にボール紙から切り出されるときは平坦である一方で、湾曲した折り目204a、湾曲した折り目206a、湾曲した折り目206b、湾曲した折り目206c、および湾曲した折り目206dが、弓形の前面203、弓形の前面205、ならびに、凹状の前面部分208をもたらす。
【0053】
図11は、本発明の第3実施例によるヒンジ蓋方式のたばこパック300の斜視図である。
たばこパック300が、本体301と蓋302とを備えている。
本体301が、弓形の前面303と、アーチ形の縁を有する斜面306と、側面307と、底面310とを備えている。
蓋302が、前面305と、アーチ形の縁を有する斜面311と、上面304と、側面312とを備えている。
【0054】
アーチ形の縁を有する斜面306は、弓形の前面303の両側に位置している。
アーチ形の縁を有する斜面306のアーチ形の折り目306a、アーチ形の折り目306bによって、図14に示されるとおり、たばこパック300の本体301の前面303の内側への曲がりが生じている。
アーチ形の縁を有する斜面311のアーチ形の折り目306c、アーチ形の折り目306dにより、たばこパック300の蓋302の前面305が、図14に示されるとおり、前面305の曲がりが蓋102へと続くようにされている。
【0055】
図12が、本発明の第3実施例によるヒンジ蓋方式のたばこパック300の平面図である。
見て取ることができるとおり、上面304が、アーチ形の縁を有する複数の斜面306の上縁と、複数の側面307の上縁と、前側の折り目304aと、後ろ側の折り目304bとによって定められている。
理解されるとおり、上述した第1実施例および第2実施例と異なり、本発明の第3実施例は、たばこパック300の蓋302の上面304に内側へと湾曲した折り目を備えていない。
したがって、図14に示されるように、前面303と前面305との曲がりが、たばこパック300の実質的に底面310からたばこパック300の実質的に上面304まで延びる。
【0056】
図13が、本発明の第3実施例によるヒンジ蓋方式のたばこパック300の正面図である。
図13から見て取ることができるとおり、アーチ形の縁を有する前側の斜面306は、たばこパック300の本体301の右側および左側の両方の最も前側の側面307と、真っ直ぐで垂直な折り目を共有している。
アーチ形の縁を有する前側の斜面306の各々は、湾曲した折り目306a、湾曲した折り目306bも有している。
湾曲した折り目306aと湾曲した折り目306bとは、図14に示されるように、前面303を内側へと曲げるように協働する。
【0057】
同様に、やはり図13に見て取ることができるとおり、アーチ形の縁を有する前側の斜面311が、たばこパック300の蓋302の右側および左側の最も前側の側面307と、真っ直ぐで垂直な折り目を共有している。
アーチ形の縁を有する前側の斜面311の各々は、湾曲した折り目306c、湾曲した折り目306dも有している。
湾曲した折り目306cと湾曲した折り目306dとが、図14に示されるように、前面305を内側へと曲げるように協働する。
【0058】
図14が、本発明の第3実施例によるたばこパック300の側面図である。
たばこパック300が、真っ直ぐな後面314と、真っ直ぐな底面310と、真っ直ぐな上面304と、複数の側面307とを備えている。
理解されるとおり、これらの面は、真っ直ぐである必要はない。
たばこパック300の本体301の前面303は、内側へと曲がっている。
たばこパック300の蓋302の前面305は、たばこパック300の本体301の前面303の形状を続けている。
たばこパック300の本体301の弓形の前面303とたばこパック300の蓋302の弓形の前面305の下部との連続性(すなわち、本体301が蓋302に出会う地点の付近の連続性)は、それぞれ湾曲した折り目306aと湾曲した折り目306c、ならびに、湾曲した折り目306bと湾曲した折り目306dとの間の連続性によってもたらされている。
【0059】
図15が、図11図14のたばこパック300を製作するための素材320を示している。
素材320は、折り目(破線によって表されている)および切れ目(実線によって表されている)によって隔てられた複数のパネルを備えている。
パネル305’が、たばこパック300の蓋302の前面305へと接続されている。
アーチ形の縁を有する前側の斜面311が、折り目306cと折り目306dとによって前面305へと接続されている。
アーチ形の縁を有する前側の斜面311は、たばこパック300の蓋302の両側の側面307へと接続されている。
前面305は、折り目304aによって上面304へと接続されている。
【0060】
上面304は、折り目304bによってたばこパック300の蓋302の後面部分313へと接続されている。
後面部分313の両側において、補強用の側面307aが外方向へと広がっている。
補強用の側面307aの各々は、上縁に固定タブ307a’を備えている。
たばこパック300の蓋302の後面部分313は、折り目317によってたばこパック300の本体301の後面314へと接続されている。
後面314の両側において、補強用の側面307bが外方向へと広がっている。
補強用の側面307bの各々は、下縁に固定タブ307b’を備えている。
底面310が、折り目318によって後面314へと接続されている。
理解されるとおり、本発明によるたばこパック300の底面310は、たばこパック300の側面307、312の形状に応じて、任意の適切な形状であってよい。
例えば、底面310の形状は、実質的に矩形であってよい。
【0061】
底面310は、折り目319によってたばこパック300の本体301の前面303へと接続されている。
前面303は、折り目306aと折り目306bとによって、アーチ形の縁を有する前側の斜面306へと接続されている。
側面307が、アーチ形の縁を有する前側の斜面306の真っ直ぐな縁から外方向に広がっている。
【0062】
次に、図15を参照し、素材320を折り曲げる方法を説明する。
第1に、後面314が、折り目318を中心にして底面310に対して直角に折り曲げられる。
次いで、固定タブ307b’が、底面310の内側へと固定される。
固定タブ307b’を接着および接合(ただし、これらに限られるわけではない)などの任意の公知の手段によって底面310へと固定することができる。
【0063】
次いで、前面303が、折り目319を中心にして底面310に対して直角に折り曲げられる。
側面307が、対応する補強用の側面307bの周囲に巻き付けられ、補強用の側面307bへと固定される。
今や前面303と、底面310と、後面314とが、たばこパック300の本体301の主要部分を形成している。
この時点で、図5aに示したとおりの襟首部分124が、本発明の第1実施例に関して説明したやり方で、たばこパック300の本体301へと挿入される。
理解されるとおり、襟首部分124は、たばこパック300の美観に貢献する一方で、特にはたばこパック300の本体301の内周を完全に巡って延びることで、たばこパック300の径方向の強度も向上させる。
【0064】
ひとたびたばこパック300の本体301が生成されると、パネル305’が、前面305に対して180度の角度に折り曲げられ、前面305の内面へと固定される。
次いで、前面305が、折り目304aに沿って上面304に対して直角に折り曲げられる。
次いで、上面304が、折り目304bに沿って後面部分313に対して直角に折り曲げられる。
次いで、固定タブ307a’が、上面304の内側へと固定される。
固定タブ307a’を接着および接合(ただし、これらに限られるわけではない)などの任意の公知の手段によって上面304へと固定することができる。
次いで、蓋302の側面307が、対応する補強用の側面307aの周囲に巻き付けられ、補強用の側面307aへと固定される。
素材320が、最初にボール紙から切り出されるときは平坦である一方で、湾曲した折り目306a、湾曲した折り目306b、湾曲した折り目306c、および湾曲した折り目306dが、弓形の前面303および前面305をもたらす。
【0065】
当業者であれば理解できるとおり、アーチ形の縁を有する前側の斜面106、アーチ形の縁を有する前側の斜面206、アーチ形の縁を有する前側の斜面306、およびアーチ形の縁を有する前側の斜面111、アーチ形の縁を有する前側の斜面211、アーチ形の縁を有する前側の斜面311が、たばこパック100の本体101、たばこパック200の本体201、たばこパック300の本体301、および蓋102、蓋202、蓋302の右側および左側の両方の最も前側の側面107、最も前側の側面207、最も前側の側面307と真っ直ぐで垂直な折り目を共有しているため、本明細書に記載のいずれの実施例によるたばこパック100〜300の側面も、長円形である必要はなく、複数の側面107、側面207、側面307を備える。
例えば、本発明によるたばこパックの側面は、単に直線であって、上方から見たときに矩形の外形を有するたばこパックをもたらしてもよい。
さらに、たばこパックの側面が斜面で構成される実施例においては、任意の数の斜面を各側に使用することができる。
【0066】
上述の実施例に関して説明された特徴をさまざまなやり方で組み合わせることが可能であることを当業者であれば理解できるであろう。
例えば、本発明によるたばこパックは、弓形の前面、凹状の前面、および/または、後面を備える蓋部分、あるいはこれらの組み合わせを備えることができる。
【0067】
やはり当業者であれば理解できるとおり、本発明のたばこパックの望ましい形状は、蓋の位置、または、構成とは無関係である。
例えば、本発明によるたばこパックは、これらに限られるわけではないが、たばこパックの側面から開く蓋や、たばこパックの前面全体を覆う蓋など、さまざまな種類の蓋を備えることができる。
図1
図2
図3
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図7
図8
図9
図10
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