(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
制御チャネル(PDCCH:Physical Downlink Control Channel)領域とデータチャネル(PDSCH:Physical Downlink Shared Channel)領域が分離した移動通信システムで、基地局が端末にダウンリンク制御情報を伝送する方法であって、
ダウンリンク制御情報を生成する段階と;
前記データチャネル領域を通じて前記ダウンリンク制御情報を伝送するダウンリンク制御チャネル(ePDCCH:enhanced Physical Downlink ControlChannel)資源を決定する段階と;
前記生成されたダウンリンク制御情報を前記決定された制御チャネル資源を利用して前記端末に伝送する段階と;を含み、
前記ダウンリンク制御情報を伝送する制御チャネル資源を決定する段階で、前記制御チャネル資源は、前記データチャネル領域内でダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)が伝送される全体PRB集合に対する情報、前記全体PRB集合のうち前記ダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)が伝送される端末機別PRB集合に対する情報及び前記端末機別PRB集合に属する資源(eCCE:enhanced Control Channel Element)に対する情報のうち少なくとも1つを利用して特定され、
前記ダウンリンク制御情報を伝送する制御チャネル資源を決定する段階で、前記全体PRB集合、前記端末機別PRB集合及び前記端末機別PRB集合に属する資源(eCCE)のうち少なくとも1つは、前記端末の固有識別子及び前記ダウンリンク制御チャネルが伝送されるスロット番号のうち少なくとも1つを利用して決定するように構成される、ダウンリンク制御情報伝送方法。
制御チャネル(PDCCH:Physical Downlink Control Channel)領域とデータチャネル(PDSCH:Physical Downlink Shared Channel)領域が分離した移動通信システムで、端末が基地局からダウンリンク制御情報を受信する方法であって、
前記データチャネル領域を通じてダウンリンク制御情報を受信するダウンリンク制御チャネル(ePDCCH:enhanced Physical Downlink Control Channel)資源を決定する段階と;
前記ダウンリンク制御情報を前記決定された制御チャネル資源を利用して前記基地局から受信する段階と;を含み、
前記ダウンリンク制御情報を受信する制御チャネル資源を決定する段階で、前記制御チャネル資源は、前記データチャネル領域内でダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)が受信される全体PRB集合に対する情報、前記全体PRB集合のうち前記ダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)が受信される端末機別PRB集合に対する情報及び前記端末機別PRB集合に属する資源(eCCE:enhanced Control Channel Element)に対する情報のうち少なくとも1つを利用して特定され、
前記ダウンリンク制御情報を受信する制御チャネル資源を決定する段階で、前記全体PRB集合、前記端末機別PRB集合及び前記端末機別PRB集合に属する資源(eCCE)のうち少なくとも1つは、前記端末の固有識別子及び前記ダウンリンク制御チャネルが伝送されるスロット番号のうち少なくとも1つを利用して決定するように構成される、
ダウンリンク制御情報受信方法。
【発明を実施するための形態】
【0020】
本発明は、多様な変更を行うことができ、さまざまな実施例を有することができるところ、特定の実施例を図面に例示し、詳細に説明する。
しかし、これは、本発明を特定の実施形態に限定しようとするものではなく、本発明の思想及び技術範囲に含まれるすべての変更、均等物ないし代替物を含むものと理解しなければならない。
【0021】
本出願で使用された用語は、ただ特定の実施例を説明するために使用されたものであって、本発明を限定しようとする意図ではない。単数の表現は、文脈上、明白に異なって意味しない限り、複数の表現を含む。本出願で、“含む”または“有する”などの用語は、明細書上に記載された特徴、数字、段階、動作、構成要素、部品またはこれらを組み合わせたものが存在することを指定しようとするものであって、1つまたはそれ以上の他の特徴や数字、段階、動作、構成要素、部品またはこれらを組み合わせたものの存在または付加可能性をあらかじめ排除しないものと理解しなければならない。
【0022】
異なって定義しない限り、技術的や科学的な用語を含んでここで使用されるすべての用語は、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者によって一般的に理解されるものと同一の意味を有している。一般的に使用される事前に定義されているもののような用語は、関連技術の文脈上有する意味と一致する意味を有するものと解釈しなければならないし、本出願で明白に定義しない限り、理想的または過度に形式的な意味として解釈しない。
【0023】
本出願で使用する「端末」は、移動局(MS)、ユーザ装備(UE;User Equipment)、ユーザターミナル(UT;User Terminal)、無線ターミナル、アクセスターミナル(AT)、ターミナル、加入者ユニット(Subscriber Unit)、加入者スチーション(SS;Subscriber Station)、無線機器(wireless device)、無線通信デバイス、無線送受信ユニット(WTRU;Wireless Transmit/Receive Unit)、移動ノード、モバイルまたは他の用語として指称されることができる。端末の多様な実施例は、セルラ電話機、無線通信機能を有するスマートフォン、無線通信機能を有する個人携帯用端末機(PDA)、無線モデム、無線通信機能を有する携帯用コンピュータ、無線通信機能を有するデジタルカメラのような撮影装置、無線通信機能を有するゲーミング装置、無線通信機能を有する音楽格納及び再生家電製品、無線インターネット接続及びブラウジングが可能なインターネット家電製品だけでなく、そのような機能の組合を統合している携帯型ユニットまたは端末機を含むことができるが、これに限定されるものではない。
【0024】
本出願で使用する「基地局」は、一般的に端末と通信する固定されるかまたは移動する地点を言い、ベースステーション(base station)、ノード−B(Node−B)、eノード−B(eNode−B)、BTS(base transceiver system)、アクセスポイント(access point)、リレー(relay)及びフェムトセル(femto−cell)などを総称する用語であることができる。
【0025】
以下、添付の図面を参照して、本発明の好ましい実施例をさらに詳細に説明する。本発明を説明するに際して、全体的な理解を容易にするために、図面上の同一の構成要素に対しては同一の参照符号を使用して同一の構成要素について重複した説明を省略する。
【0026】
以下では、説明の便宜上、3GPP LTEまたは3GPP LTE−Advancedで使用するシステム及び用語を利用して記述するが、本発明で提案する内容がこのシステムに限定されるものではない。すなわち、3GPP LTEまたはLTE−Advancedシステムは、本発明が適用される1つの例を示すものである。説明の便宜上、システムでダウンリンク物理制御チャネルをPDCCH(Physical Downlink Control Channel)で簡単に表示し、ダウンリンク物理データチャネルをPDSCH(Physical Downlink Data Channel)で簡単に表示する。
【0027】
図1は、制御チャネル伝送領域とデータチャネル伝送領域が区分される副フレーム(subframe)構造を説明するための概念図である。
【0028】
図1は、3GPP LTE Release 8、9または3GPP LTE−Advanced Release 10規格で定義している、ダウンリンク制御情報が伝送されるダウンリンク物理制御チャネル(PDCCH)の伝送領域と、端末に対するデータが伝送されるダウンリンク物理データチャネル(PDSCH)の伝送領域を示す。
【0029】
図1を参照すれば、1つの副フレーム100内でダウンリンク物理制御チャネル(PDCCH)が伝送される領域110とダウンリンク物理データチャネル(PDSCH)が伝送される領域120が時間的に区分されており、ダウンリンク物理制御チャネル(PDCCH)が伝送される領域は、各副フレーム(subframe)の初めて1個、2個、または3個のOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)シンボル区間で構成されることができる。
【0030】
しかし、異種ネットワーク(Heterogeneous network)環境での多重ユーザMIMO(MU−MIMO)、キャリア集積(Carrier Aggregation)を利用した異種ネットワーク干渉制御、MBSFN(Multicast Broadcast Single Frequency Network)副フレームの頻繁な使用、多重ポイント協力(Coordinated Multipoint:CoMP)伝送及び受信技法などのような理由に起因して今後さらに多い制御情報が必要であると予想される。
【0031】
したがって、各副フレームの前方1〜3個OFDMシンボルのみを利用する制御チャネル伝送領域にのみ制御情報を伝送する方法の代わりに、増加される制御情報の量を満たすことができる追加的な制御チャネルの伝送方法が必要である。
【0032】
本発明によるダウンリンク制御チャネルの伝送及び受信方法
本発明によるダウンリンク制御チャネルの伝送方法は、基地局が端末に伝達すべきダウンリンク制御情報を生成し、生成されたダウンリンク制御情報を伝送すべきダウンリンク制御チャネルの資源を決定し、決定された制御チャネル資源を利用して端末に制御情報を伝送することを構成とする。
【0033】
一方、以下の説明は、端末にダウンリンク制御情報を伝送する方法を基地局の観点で記述しているが、端末の観点でダウンリンク制御情報を受信する方法も一緒に説明されることができる。
【0034】
まず、基地局は、端末機に伝達されるアップリンクグラント情報、アップリンクスケージュリング情報、ダウンリンク資源割り当て情報及びスケージュリング情報を含むダウンリンク制御情報を生成する。
【0035】
以下では、本発明で生成されたダウンリンク制御情報を伝送するダウンリンク制御チャネルを決定する過程と決定された制御チャネル資源を利用して端末に制御情報を伝送する過程が記述される。
【0036】
本発明は、生成されたダウンリンク制御情報を伝送するための物理チャネルの個数を増加させるか、または性能を改善させるために、3GPP LTE規格またはLTE−Advanced規格(3GPP LTE Release 8、9、10)でPDSCHを伝送するために使用したデータチャネル伝送領域120にも追加的に制御チャネルを伝送することができるようにすることを特徴とする。
【0037】
図2は、本発明によるダウンリンク制御チャネルの構成を説明するための概念図である。
図2を参照すれば、従来のダウンリンク物理制御チャネル(PDCCH)110と区分するために、本発明で提案する制御チャネルをePDCCH(enhanced PDCCH)130と命名される。
【0038】
この際、ePDCCHで伝送される物理資源ブロック(Physical Resource Block:PRB)にDM−RS(Demodulation Reference Signal)が伝送される場合には、基地局は、DM−RSに適用されたものと同一のプリコーディングをePDCCHに適用するように構成されることもできる。従来PDCCHの場合は、CRS(Cell−specific RS)を利用してデコーディングされるように設計される一方で、ePDCCHの場合は、ePDCCHが伝送されるPRBに存在するDM−RS(Demodulation RS)によってデコーディングされるように設計されることができる。
【0039】
ePDCCHを通じて伝送されるダウンリンク制御情報は、従来のLTE(3GPP release 8〜10)で規定したダウンリンク制御情報(DCI:Downlink Control Information)と同一のフォーマットを利用して構成されることができる。または、ePDCCHを通じて伝送されるダウンリンク制御情報のために新しいDCIフォーマットを定義し、新しく定義されたDCIフォーマットを利用してダウンリンク制御情報が伝送されるように構成されることもできる。
【0040】
また、1つのePDCCHは、1つの送信アンテナポートだけを通じて伝送されるように設計することもでき、または複数の送信アンテナポートを利用して伝送が可能になるように設計することもできる。送信アンテナポート番号は、いつも固定されたポート番号を使用するように設計することもでき、または複数個の可能な送信アンテナポートのうち1つまたは複数のポートを選択して使用するように設計することもできる。この際、ポート番号は、ePDCCHが伝送される時間、周波数資源の位置に対する情報と追加的な情報(C−RNTIなどの端末の識別子情報またはRRCシグナリング情報)を利用して決定することができる。
【0041】
ePDCCHがダウンリンク割り当て情報(Downlink assignment)を含んでいる場合(ダウンリンク割り当て情報に対する1つの例は、PDSCHに対するスケジューリング情報になることができる)に、ePDCCHを周波数−時間資源(Resource Element:RE)にマッピングするために下記の方法1〜方法3のような方法の使用が可能であることができる。
【0042】
図3〜
図5は、本発明によるダウンリンク制御チャネルの伝送方法でダウンリンク制御チャネル伝送資源のマッピング方法を説明するための概念図である。
【0043】
具体的に、
図3は、各副フレームの一番目スロット101にのみePDCCH 131をマッピングする(方法1)、
図4は、各副フレームの一番目スロット101と二番目スロット102の両方にePDCCH 132をマッピングする(方法2)、
図5は、各副フレームの二番目スロット102にのみePDCCH 133をマッピングする(方法3)を例示している。
【0044】
(方法1)の場合に、各副フレームの一番目スロットだけでePDCCHがマッピングされれば、一番目スロットでePDCCHがマッピングされた周波数で二番目スロットではPDSCHがマッピングされることができる。(方法3)の場合は、(方法1)の場合とは反対に、各副フレームの二番目スロットだけでePDCCHがマッピングされれば、二番目スロットでePDCCHがマッピングされた周波数で一番目スロットではPDSCHがマッピングされることができる。
【0045】
ePDCCHがアップリンクグラント(Uplink grant)またはアップリンク割り当て情報を含んでいる場合(アップリンクグラントまたはアップリンク割り当て情報に対する1つの例は、PUSCHに対するスケジューリング情報になることができる)に、ePDCCHを周波数−時間資源(Resource Element:RE)にマッピングするために、前記(方法1)〜(方法3)のような方法の使用が可能であることができる。
【0046】
一方、ePDCCHがダウンリンク割り当て情報またはPDSCHスケージュリング情報を含んでいる場合は、(方法1)を採択し、ePDCCHがアップリンクグラントまたはアップリンク割り当て情報を含んでいる場合は、(方法3)を採択するように構成されることもできる。反対に、ePDCCHがダウンリンク割り当て情報を含んでいる場合は、(方法3)を採択し、ePDCCHがアップリンクグラントまたはアップリンク割り当て情報を含んでいる場合は、(方法1)を採択するように構成されることもできる。
【0047】
一方、各PRB(Physical Resource Block)内にただ1つの端末機に対するePDCCHの一部または全部が伝送され得るようにePDCCHを設計することもでき、各PRB内に複数の端末機に対するePDCCHの一部または全部が伝送され得るようにePDCCHを設計することもできる。
【0048】
各PRB内にただ1つの端末機に対するePDCCHの一部または全部が伝送されることができるようにePDCCHを設計する方式を「1つのPRB内に1つの端末に対するePDCCHだけが伝送される方式」と命名し、各PRB内に複数の端末機に対するePDCCHの一部または全部が伝送され得るようにePDCCHを設計する方式を「1つのPRB内に2つ以上の端末に対するePDCCHが伝送される方式」と命名する。
【0049】
この際、「1つのPRB内に1つの端末に対するePDCCHだけが伝送される方式」と「1つのPRB内に2つ以上の端末に対するePDCCHが伝送される方式」の両方でePDCCHを伝送するために使用されることができるPRB(以下、「ePRB」と言う)の集合に対する情報は、基地局と端末機相互間にあらかじめ定められた規則に従うか、基地局が端末に通知する方式(すなわち、シグナリング)で基地局と端末相互間に共有が必要である。
【0050】
さらに
図3〜
図5を参照すれば、基地局がセル内に属するすべての端末機にePDCCHを伝送するために使用されることができるすべてのPRBの集合を「全体ePDCCH伝送可能ePRB集合」と言う。この際、任意のPRBが「全体ePDCCH伝送可能ePRB集合」に属する場合には、そのPRBをePRB(enhanced Physical Resource Block)と命名する。
【0051】
このような、「全体ePDCCH伝送可能ePRB集合」に対する情報は、基地局が上位レイヤを通じて端末機に通知するように構成されることができる。上位レイヤに対する1つの例は、RRC(Radio Resource Control)シグナリングになることができる。または、全体PRB集合に対する情報は、基地局がシステム情報(SI:SystemInformation)として全体端末機に放送して伝達することもできる。または、新しいDCI(Downlink Control Information)フォーマットを設計し、このDCI内に全体PRB集合に対する情報を含ませて、PDCCHを通じて伝送するように構成されることもできる。このようなシグナリング方法については、後述する。
【0052】
1)1つのPRB内に2つ以上の端末に対するePDCCHが伝送される方式
この場合には、各端末機に対するePDCCHを向上した制御チャネル元素(以下、「eCCE」と言う、eCCE:enhanced Control Channel Element)単位でそれぞれの資源にマッピングすることができる。ここで、eCCEは、L個の時間−周波数資源(RE:Resource Element)に該当し、L個の時間−周波数資源は、「全体ePDCCH伝送可能ePRB集合」に属する時間−周波数資源で構成される。
【0053】
この際、Lに対する代表的な例は、36付近の値になることができる。eCCEとCCEの差異点のうち1つは、CCEは、既存システムでPDCCHが伝送されることができる領域に存在する資源で構成されるが、eCCEは、ePDCCHが伝送されることができる領域に存在する資源で構成されるという点である。任意の端末機に対するePDCCHが実際に伝送される場合に、前記端末機に対する制御情報は、1個、2個、4個、または8個のeCCEにマッピングされることができる。
【0054】
k番目の副フレームでePDCCHが伝送されることができる資源領域(ePDCCHを伝送するために使用されることができるPRB内の資源領域)内に存在する全体eCCEの個数をN
eCCE、Kと言い、このeCCEは、0番から(N
eCCE、K−1)番まで番号が付与されることができる。
【0055】
この際、ePDCCHが伝送されることができる資源領域内の全体eCCEのうち各端末機のePDCCHがマッピングされることができるeCCEの位置は、暗示的(implicit)方法または明示的(explicit)方法で各端末機別に決定されることができる。
【0056】
例えば、暗示的方法の例としては、各端末機に対するePDCCHがマッピングされることができるeCCE位置は、各端末機に対するRNTI(Radio Network Temporary Identifier)値によって決定されるか、または各端末機に対するRNTI値とスロット番号によって決定されることができる。ここで、RNTIに対する例は、C−RNTI(Cell−RNTI)、SPSC−RNTI(Semi−Persistent Scheduling C−RNTI)、SI−RNTI(System Information−RNTI)、P−RNTI(Paging−RNTI)、RA−RNTI(Random Access−RNTI)などになることができる。
【0057】
また、明示的方法の例としては、各端末機に対するePDCCHがマッピングされることができるeCCE位置は、RRCシグナリングまたは後述する新しく定義されたDCIによって指定されることもできる。明示的方法のさらに他の例としては、eCCEの位置を決定することができる規則(rule)をRRCシグナリングまたは新しく定義されるDCIによって選択するようにし、選択された規則によって端末機が決定するように構成されることもできる。
【0058】
各端末機に対するePDCCHがマッピングされることができるeCCEの位置は、スロット番号によってその位置が変わるように設定することができる。すなわち、例えば、任意の端末機に対するePDCCHがスロット番号1では、三番目eCCEからマッピングされるようにし、スロット番号2では、八番目eCCEからマッピングされるようにすることができる。
【0059】
従って、1つのPRB内に2つ以上の端末に対するePDCCHが伝送される方式の場合には、前述した「全体ePDCCH伝送可能ePRB集合」に対する情報とeCCEに対する情報に基づいてePDCCHが伝送される資源情報を把握することができる。
【0060】
もし、「全体ePDCCH伝送可能ePRB集合」が動的に変動される場合には、明示的または暗示的にシグナリングされた「全体ePDCCH伝送可能ePRB集合」に対する情報とeCCEに対する情報を利用してePDCCHが伝送される資源情報を把握するように構成されることができる。もし、「全体ePDCCH伝送可能ePRB集合」が基地局と端末との間にあらかじめ定められた規則によって決定される場合には、eCCEに対する情報のみを利用してePDCCHが伝送される資源情報を把握するように構成されることもできる。
【0061】
2)1つのPRB内に1つの端末に対するePDCCHだけが伝送される方式
まず、ePDCCHがダウンリンク割り当て情報またはPDSCHに対するスケジューリング情報を含んでいる場合に、ePDCCHを伝送するために、
図3〜
図5を通じて前述した(方法1)〜(方法3)のような資源マッピング方法を使用することができる。
【0062】
次に、ePDCCHがアップリンクグラント(uplink grant)情報またはアップリンクスケジューリング情報を含む場合にも、ePDCCHを伝送するために、
図3〜
図5を通じて前述した(方法1)〜(方法3)のような資源マッピング方法を使用することができる。
【0063】
但し、前述したように、ePDCCHがダウンリンク割り当て情報またはPDSCHに対するスケジューリング情報を含んでいる場合は(方法1)を採択し、ePDCCHがアップリンクグラントまたはアップリンク割り当て情報を含んでいる場合は(方法3)を採択するように構成されることもできる。反対に、ePDCCHがダウンリンク割り当て情報を含んでいる場合は(方法3)を採択し、ePDCCHがアップリンクグラントまたはアップリンク割り当て情報を含んでいる場合は(方法1)を採択するように構成されることもできる。
【0064】
一方、前述した1つのPRB内に2つ以上の端末に対するePDCCHが伝送される方式とは異なって、1つのPRB内に1つの端末に対するePDCCHだけが伝送される方式の場合には、eCCE単位でePDCCHが伝送される位置を指定せず、端末別にPRB単位でePDCCHが伝送される位置が指定されなければならない。
【0065】
したがって、前述した基地局がセル内に属するすべての端末機にePDCCHを伝送するために使用されることができるすべてのPRBの集合に対する情報である「全体ePDCCH伝送可能ePRB集合」情報に追加的に、「全体ePDCCH伝送可能ePRB集合」のうち任意のユーザに対するePDCCHがマッピングされることができるePRB資源をその端末機の「端末機別ePDCCH伝送可能ePRB集合」と定義することが必要である。
【0066】
すなわち、基地局は、任意の端末機に対するePDCCHを伝送するためにその端末機の「端末機別ePDCCH伝送可能ePRB集合」のうち一部のePRBを利用して伝送することもでき、またはその端末機の「端末機別ePDCCH伝送可能ePRB集合」を構成するすべてのePRBを利用して伝送することもできる。
【0067】
このような「全体ePDCCH伝送可能ePRB集合」や「端末機別ePDCCH伝送可能ePRB集合」に対する情報は、基地局が上位レイヤを通じて端末機に通知することもできる。
【0068】
この際、前述した情報を基地局が端末に伝達する上位レイヤに対する1つの例は、RRC(Radio Resource Control)シグナリングになることができる(後述する)。
【0069】
または、新しいDCI(Downlink Control Information)フォーマットを設計し、このDCI内に「全体ePDCCH伝送可能ePRB集合」や「端末機別ePDCCH伝送可能ePRB集合」に対する情報を含むようにして、端末機に通知することもできる(後述する)。
【0070】
端末機は、各副フレーム内で自分に対するePDCCHが存在するかを把握するために自分に対する「端末機別ePDCCH伝送可能ePRB集合」内だけで自分のePDCCHを探索するように構成されることができる。したがって、「端末機別ePDCCH伝送可能ePRB集合」は、端末機の受信観点から見るとき、端末機が自分のePDCCHを捜すために探索しなければならないサーチスペース(search space)と見られる。これは、端末機のPDCCH及びePDCCH探索(search)方法で後述する。
【0071】
一方、全体または端末機別ePDCCH伝送可能ePRB集合を構成するePRBは、周波数軸で連続的なPRBで構成されることもでき、不連続的なPRBで構成されることもできる。
【0072】
また、各ePRB内に1つの端末に対するePDCCHだけが伝送される方式(方法2)のように、各副フレーム内で一番目スロットと二番目スロットの両方にePDCCHが伝送されることができる場合に、ePRBに番号を付与する方法は、さまざまなものが存在することができる。
【0073】
図4は、そのうち1つの方法を示すものであって、各副フレーム内に存在するePRBに対して、周波数が低いePRBにまずePRB番号を付与し、周波数は、同一であり、スロット番号が異なる場合には、スロット番号が小さいePRBにまずePRB番号を付与したものである。
【0074】
実際にePDCCHが伝送される端末機に対するePDCCHは、ePRB資源に順次にマッピングするように構成されることができる。例えば、
図3で、基地局が任意の端末機に対して実際にePDCCHを伝送し、そのePDCCHがマッピングされる資源の開始位置がePRB #1であり、3個のePRBにマッピングされるとすれば、この端末機に対するePDCCHは、ePRB #1、#2、#3に順次にマッピングされる。
【0075】
基地局の端末に対するePDCCH伝送情報シグナリング方法
以上説明したように、端末機がePDCCHを通じてダウンリンク制御情報などを伝達されるためには、あらかじめ基地局が端末機にePDCCHに対する情報を通知しなければならない。基地局が端末機にePDCCHに対する情報を通知するために次のような方法を使用することができる。
【0076】
(方法A)RRCシグナリングを通じてePDCCHに対するスケジューリング情報を通知する方法
基地局がRRC(Radio Resource Control)シグナリングを通じて端末機にePDCCHに対する正確なスケジューリング情報を通知するように構成されることができる。この際、スケジューリング情報は、ePDCCH(すなわち、制御情報がマッピングされたeCCE資源)が伝送される時間及び/または周波数資源に対する情報を含むことができる。この場合には、基地局がRRCシグナリングを利用してePDCCHが伝送される資源の位置を直接的に端末に通知するようになるので、端末は、追加的なePDCCH領域探索(search)なしにRRCシグナリングによって指示された位置の資源で自分に伝送されたダウンリンク制御情報を獲得すればよい。
【0077】
ePDCCHで伝送される制御情報に対する変調方法は、強靭な伝送のためにBPSKまたはQPSK方法のみを適用するようにすることもでき、またはRRCシグナリングを通じてMCS(modulation and coding scheme)情報を通知することもできる。追加的に、このスケジューリング情報は、ePDCCHに対するランク(rank)情報を含むことができる。追加的に、このスケジューリング情報は、ePDCCHに対する送信アンテナポートに対する情報を含むことができる。
【0078】
もし、PDSCHがePDCCHのような時間−周波数資源を利用して互いに異なるアンテナポートを利用して(すなわち、互いに異なるアンテナ階層(layer)を利用して)同時に伝送される場合には、RRCシグナリングを通じてPDSCHの同時伝送可否などを端末機に通知することもでき、また、追加的にPDSCHに対するランク情報または送信アンテナポート情報を通知することもできる。
【0079】
(方法B)新しいダウンリンク制御情報を通じて通知する方法
基地局が端末機にePDCCHに対する情報を通知するためのさらに他の方法は、新しいフォーマットを有するダウンリンク制御情報フォーマット(従来に存在するさまざまなDCIフォーマット以外に追加的にePDCCHに対する情報を指示するための新しいDCIフォーマットを定義するものである)を使用するものである。そして、このような新しいフォーマットを有するDCIを伝送する制御チャネルは、3GPP LTE Release 8、Release 9、またはLTE−Advanced Release 10規格でPDCCHが伝送される領域に存在することができる。
【0080】
図6は、本発明によるePDCCHを指定するために新しく定義されたフォーマットを有するDCI 111とePDCCH 130の概念を説明するための概念図である。
【0081】
図6を参照すれば、新しいフォーマットのDCI 111を伝送する制御チャネルは、各副フレームで初めて1個、または初めて2個、または初めて3個のOFDMシンボル領域に存在することができる。
【0082】
新しいフォーマットを有するDCIは、ePDCCHに対するスケジューリング情報を含むようにする。ここで言うスケジューリング情報は、ePDCCHが伝送される時間及び/または周波数資源に対する情報を含むことができる。また、スケジューリング情報は、ePDCCHに対するMCS(modulation and coding scheme)情報を含むこともできる。
【0083】
また、スケジューリング情報は、ePDCCHに対するランク情報または送信アンテナポートに対する情報を含むこともできる。PDSCHがePDCCHのような時間、周波数資源を利用して同時に伝送される場合には、PDSCHの同時伝送可否などをスケジューリング情報に含むこともでき、また、PDSCHに対するランク情報または送信アンテナポートに対する情報を通知することもできる。
【0084】
この際、新しいフォーマットを有するDCIを伝送する制御チャネル(PDCCH)は、端末機が自分に伝送されたPDCCHを捜すために探索しなければならない領域のうち端末機別サーチスペース(UE−specific search space)に存在することができる。
【0085】
(方法C)RRCシグナリングを通じてePDCCHが伝送されることができる領域に対する情報を通知する方法
方法Cは、基地局が「全体ePDCCH伝送可能ePRB集合」に対する情報と「端末機別ePDCCH伝送可能ePRB集合」に対する情報を両方ともRRCシグナリングを通じて端末に直接的に通知するか、2つの情報のうち1つだけをRRCシグナリングを通じて明示的に端末に通知するものである。
方法Cは、次の方法のうち1つを利用してシグナリングが可能である。
【0086】
1つの方法は、基地局が「全体ePDCCH伝送可能ePRB集合」を端末機に通知し、各端末機は、自分のRNTI値や、RNTI値とスロット番号を利用して自分に対する「端末機別ePDCCH伝送可能ePRB集合」を捜す方法である。
【0087】
また、この全体ePDCCH伝送可能ePRB集合を構成するePRBの周波数位置は、新しいシグナルが来る前までは各副フレームに対して続いて同一の位置を示すことができる。すなわち、「全体ePDCCH伝送可能ePRB集合」は、新しいシグナリングを受ける前までは、最近に受信した情報が有効なものになるように構成することができる。
【0088】
端末機は、それぞれの副フレーム内に自分に対するePDCCHが存在するかを把握するために「端末機別ePDCCH伝送可能ePRB集合」内だけでePDCCHを探索すれば良い。したがって、端末機の受信観点から見れば、「端末機別ePDCCH伝送可能ePRB集合」は、その端末機に対するePDCCHサーチスペース(search space)になる。
【0089】
さらに他の方法は、基地局がそれぞれの端末機に「端末機別ePDCCH伝送可能ePRB集合」を端末機別パラメータ(UE−specific parameter)を利用して直接通知する方法である。この場合、端末機は、基地局から受けたシグナリングを通じて自分の「端末機別ePDCCH伝送可能ePRB集合」を把握することができ、自分の「端末機別ePDCCH伝送可能ePRB集合」内で自分に対するePDCCHが実際に伝送されたかを探索すれば良い。
【0090】
この際、各端末機ごとに互いに異なる「端末機別ePDCCH伝送可能ePRB集合」を通知することもでき、または複数の端末機をグループでまとめて同じグループに属する端末機には、同一の「端末機別ePDCCH伝送可能ePRB集合」を通知することができる。また、この端末機別ePDCCH伝送可能ePRB集合を構成するePRBの周波数位置は、新しいシグナルが来る前までは各副フレームに対して続いて同一の位置を示すことができる。すなわち、当該端末機に対する「端末機別ePDCCH伝送可能ePRB集合」は、新しいシグナルを受ける前までは最近に受信した情報が有効なものになるように構成することができる。
【0091】
また、このシグナリング情報には、ePDCCHで伝送される制御情報に対するMCS(modulation and coding scheme)情報を含むこともできる。また、このシグナリング情報には、ePDCCHに対するランク情報または送信アンテナポートに対する情報を含むこともできる。
【0092】
端末機のPDCCH及びePDCCH探索(search)方法
3GPP LTE Release 8、9またはLTE−Advanced Release 10規格で、各端末機は、自分に伝送されたPDCCHを捜すためにすべての端末機が共通で捜す領域である「共通サーチスペース(common search space)」と端末機別に捜す領域が区分されている「端末機別サーチスペース(UE−specificsearch space)」を探索するようになっている。本発明によるダウンリンク制御情報送受信方法では、前述したように、基地局がシグナリングするかまたは暗示的な方法によって決定されたePDCCH伝送領域は、追加的な「端末機別サーチスペース」に含まれるものと理解されることができる。
【0093】
また、前述したように、ePDCCHを通じて伝送されるダウンリンク制御情報は、従来のLTE(3GPP release 8〜10)で規定したダウンリンク制御情報(DCI:Downlink Control Information)と同一のフォーマットを利用して構成されることができる。または、ePDCCHを通じて伝送されるダウンリンク制御情報のために新しいDCIフォーマットを定義し、新しく定義されたDCIフォーマット(一方、この新しく定義されたDCIフォーマットは、前述した
図6を通じて説明されたePDCCH領域をシグナリングするために新しく定義されるDCIフォーマットとは区別が必要)を利用してダウンリンク制御情報が伝送されるように構成されることもできる。
【0094】
以下では、端末機がePDCCH伝送領域を指示するために伝送される新しく定義されたフォーマットのDCIを探索する方法と、ePDCCH伝送領域を通じて伝送されたDCIをePDCCH伝送領域で探索する方法を説明する。
【0095】
まず、端末機が新しく定義されたDCIフォーマットを探索する方法について記述する。
端末機が
図6を通じて説明された新しく定義されたDCI(ePDCCH伝送領域を指示するためのDCI)を探索する方法は、次のような方法を使用するように設定されることができる。
【0096】
(方法A)端末機が端末機別サーチスペースで既存のDCIフォーマットのみを探索するようにする方法。すなわち、方法Aは、従来PDCCH領域で新しいフォーマットのDCIが伝送されないようにする方法である。したがって、方法Aの場合は、ePDCCH自体を使用しないか、新しいフォーマットのDCIではない他の方式(例えば、RRCシグナリング)を利用してePDCCHの存在をシグナリングする場合に利用されることができる方法である。
【0097】
(方法B)端末機が端末機別サーチスペースで新しいDCIフォーマットのみを探索するようにする方法。すなわち、方法Bは、新しいフォーマットのDCIが従来PDCCH領域の端末機別サーチスペースを通じて伝送され、共通サーチスペースを通じては新しいフォーマットのDCIが伝送されないようにする方法である。
【0098】
(方法C)端末機が端末機別サーチスペースで既存のDCIフォーマットと新しいDCIフォーマットをすべて探索するようにする方法。すなわち、方法Cは、新しいフォーマットのDCIと従来のDCIがいずれも端末機別サーチスペースを通じて伝送されることができるように構成する方法である。
【0099】
(方法A)〜(方法C)の場合に、基地局は、端末機が端末機別サーチスペースで既存のDCIフォーマットを探索しなければならないか、新しいDCIフォーマットを探索しなければならないかをシグナリングを通じて端末機に通知することができる。シグナリング方法に対する1つの例は、RRCシグナリングを通じて通知するものである。
【0100】
次に、端末機がePDCCH領域を探索する方法を説明する。
端末機は、自分に伝送された制御チャネルが存在するかを把握するために、既存のPDCCH領域で共通サーチスペースを探索し、またRRCシグナリングを通じて認知したePDCCHサーチスペース領域を探索するものである。すなわち、基地局がシグナリングするか、または暗示的な方法によって決定されたePDCCH伝送領域が追加的な「端末機別サーチスペース」に含まれるものと理解されることができる。
【0101】
前述したように、基地局が端末機にePDCCHサーチスペースを通知する方法は、次の方法のうち1つを利用してシグナリングが可能である。
【0102】
1つの方法は、基地局が「全体ePDCCH伝送可能ePRB集合」を端末機に通知し、各端末機は、自分のRNTI値や、RNTI値とスロット番号を利用して自分に対する「端末機別ePDCCH伝送可能ePRB集合」を捜す方法である。端末機は、それぞれの副フレーム内に自分に対するePDCCHが存在するかを把握するために「端末機別ePDCCH伝送可能ePRB集合」内だけでePDCCHを探索すれば良い。したがって、端末機の受信観点から見るとき、「端末機別ePDCCH伝送可能ePRB集合」は、その端末機に対するePDCCHサーチスペース(search space)になる。
【0103】
さらに他の方法は、基地局がそれぞれの端末機に端末機別パラメータ(UE−specific parameter)を利用して「端末機別ePDCCH伝送可能ePRB集合」を通知するものである。端末機は、自分の「端末機別ePDCCH伝送可能ePRB集合」だけでePDCCHの存在有無を探索すれば良い。
【0104】
複数の伝送及び受信点が存在する場合に対するePDCCH設計方法
同じセル内に地理的に離れた複数の伝送及び受信点(Transmission/Reception Point)が存在することができ、各伝送及び受信点が1つ以上の伝送及び受信アンテナを有する環境について説明する。すなわち、伝送点が同じセルに属し、同一のセルIDを有する環境を考慮する。伝送及び受信点は、Remote Radio Head(RRH)あるいはRemote Radio Unit(RRU)などと呼ばれることができる。このRRHは、光ファイバ(Optical Fiber)、マイクロウエーブ(Microwave)などを利用して基地局と連結されて情報を取り交わすことができる。
【0105】
このような環境でePDCCHを生成する方法について説明する。
ePDCCH生成時にビット単位スクランブリング(Bit−Level Scrambling)を使用することができる。この際、伝送点の間にePDCCH資源を再使用するために仮想セルIDを導入することができる。すなわち、1つのセル内に属する伝送点は、同一のセルIDを有するが、互いに異なる仮想セルIDを有することができるようにする。それで、ePDCCHに対するビット単位スクランブリングのためのスクランブリングシーケンスを生成するための1つの方法は、セルIDの代りに、ePDCCHが伝送される伝送点の仮想セルIDを利用してスクランブリングシーケンスを生成するものである。ePDCCHに対するビット単位スクランブリングのためのスクランブリングシーケンスを生成するさらに他の方法は、セルIDを利用してスクランブリングシーケンスを生成するものである。
【0106】
新しいDCIフォーマット情報を伝送するPDCCH生成時に、ビット単位スクランブリング(Bit−Level Scrambling)を使用することができる。この際、このPDCCHに対するビット単位スクランブリングのためのスクランブリングシーケンスを生成するとき、1つの方法は、セルIDを利用してスクランブリングシーケンスを生成するものである。このPDCCHに対するビット単位スクランブリングのためのスクランブリングシーケンスを生成するさらに他の方法は、セルIDの代わりに、このPDCCHが伝送される伝送点の仮想セルIDを利用してスクランブリングシーケンスを生成することができる。
【0107】
アップリンク物理制御チャネル設計方法
今まで説明されたePDCCHによってスケージュリングされたPDSCHに対するACK/NACK情報をアップリンク物理制御チャネル(Physical Uplink Control Channel:PUCCH)で伝送するためには、ePDCCHによってスケージュリングされたPDSCHとこれに対するACK/NACK情報が伝送されるPUCCH資源間の関係が設定されなければならない。
【0108】
以下では、PUCCHでePDCCHによってスケージュリングされたPDSCHに対するACK/NACK(または、ACK/NAK)情報を伝送する方法について説明する。
【0109】
特に、ePDCCHが1つのアンテナポートだけで伝送され、ePDCCHによってスケージュリングされたPDSCHが1つのアンテナポートで伝送された場合のPUCCCH伝送方法をまず説明する。
【0110】
1)1つのPRB内に2つ以上の端末に対するePDCCHが伝送される方式で伝送されたePDCCHによってスケージュリングされたPDSCHに対するACK/NACK伝送方法
前述したように、1つのPRB内に2つ以上の端末に対するePDCCHが伝送される方式では、それぞれのePRB内に複数の端末機に対するePDCCHの一部または全体が互いにインターリビングされて伝送されることができる。この際、ePDCCHで伝送される各端末機に対する制御情報は、eCCE単位で時間−周波数資源にマッピングされる。
【0111】
まず、ePDCCHによってスケジューリングされるPDSCHに対するACK/NACK情報を伝送するために、1つの送信アンテナポートを使用してPUCCHを伝送する場合を説明する。
【0112】
PUCCH伝送を利用して使用される1つの送信アンテナポートをp
0とすれば、送信アンテナポートp
0に対するPUCCH資源
は、次のように設定することができる。
【0114】
ここで、
は、PDSCHに対するスケジューリング情報を含むePDCCHを構成するeCCEのうち最も低いeCCE番号(Lowest eCCE index)を示し、
値は、上位レイヤによって設定される(configured)パラメータであって、RRC(Radio Resource Control)によって提供されることができる。
【0115】
すなわち、数式1は、
から始まるeCCEを利用して伝送されたePDCCHによってスケージュリングされたPDSCHに対するACK/NACK情報が
として指定されるPUCCH資源を利用して伝送されるということを意味する。
【0116】
次に、ePDCCHによってスケジューリングになるPDSCHに対するACK/NACKを伝送するために、2つの送信アンテナポートを使用する場合について説明する。すなわち、この場合は、同一のACK/NACK情報を2つの送信アンテナポートを利用して伝送する場合に適用されることができる。
【0117】
この場合、2つの送信アンテナポートp
0とp
1に対するPUCCH資源
は、次のように設定することができる。送信アンテナポートp
0に対しては、前述した送信アンテナポートが1つである場合と同一の方法で設定することができる。すなわち、次のように示すことができる。
【0119】
二番目送信アンテナポートp
1に対しては、次のように設定することができる。
【0121】
ここで、M
1は、固定された値であって、M
1値に対する1つの例は、M
1=1を使用するものである。
【0122】
以下、
値を設定する方法について説明する。この値は、上位レイヤによって設定される値であって、次のような方法で設定することができる。
【0123】
(方法A)
値をすべての端末機に同一に設定する方法
(方法A)は、すべての端末機に
を同一の値に設定するものである。すなわち、セル共通パラメータ(cell−specific parameter)に設定するものである。このようにするために、RRCパラメータのうちすべての端末機に共通に適用されるパラメータを利用して端末機に通知することができる。
をすべての端末機に同一に設定するさらに他の方法は、RRCパラメータのうち端末機ごとに異なるように設定するパラメータ(UE−specific parameter)を使用しながら、そのパラメータをすべての端末機に同一の値に設定するものである。
【0124】
(方法B)
値を端末機別パラメータを利用して設定する方法
(方法B)は、
を端末機別パラメータ(UE−specific parameter)を利用して端末機に通知するものである。RRCパラメータのうち端末機ごとに値を設定することができるパラメータを利用してその端末機に通知するものである。この際、端末機をグループにまとめてそのグループに属するすべての端末機に同一の値を設定することを含む。
【0125】
2)1つのPRB内に1つの端末に対するePDCCHが伝送される方式で伝送されたePDCCHによってスケージュリングされたPDSCHに対するACK/NACK伝送方法
前述したように、1つのPRB内に1つの端末に対するePDCCHが伝送される方式では、それぞれのePRB内にただ1つの端末機に対するePDCCHの一部または全体が伝送されることができる。この際、ePDCCHで伝送される各端末機に対する制御情報は、ePRB単位で時間−周波数資源にマッピングされる。すなわち、各端末機に対するePDCCHは、ePRB単位で構成される。
【0126】
ePDCCHによってスケジューリングされるPDSCHに対するACK/NACK情報をPUCCHで伝送するために、1つの送信アンテナポートを使用する場合についてまず説明する。送信アンテナポートをp
0とする。
【0127】
送信アンテナポートp
0に対するPUCCH資源
は、次のように設定することができる。
【0129】
ここで、
値は、当該端末機のePDCCHを構成するePRBのうち最も低いePRBインデックス(Lowest ePRB index)を示す。すなわち、例えば、ePDCCHが
図3または
図4または
図5でePRB #2、3、4にマッピングされるとすれば、
値は、2になる。
【0130】
このePDCCHによってスケジューリングされるPDSCHに対するACK/NACK情報をPUCCHで伝送するために、2つの送信アンテナポートp
0とp
1を使用する場合について説明する。
【0131】
送信アンテナポートp
0に対するPUCCH資源
は、送信アンテナ数が1つである場合と同一に資源を設定することができる。すなわち次のように示すことができる。
【0133】
二番目送信アンテナポートp
1に対するPUCCH資源
は、次のような方法で設定することができる。
【0135】
ここで、M
2値は、固定定数であって、M
2に対する1つの例は、M
2=1を使用するものである。
【0136】
値は、上位レイヤによって設定される(configured)パラメータであって、RRC(Radio Resource Control)によって提供されることができる。この値
は、次のような方法で設定が可能である。
【0137】
(方法A)
値をすべての端末機に同一に設定する方法
(方法A)は、すべての端末機に
値を同一の値に設定するものである。すなわち、セル共通パラメータ(cell−specific parameter)に設定するものである。このようにするために、RRCパラメータのうちすべての端末機に共通に適用されるパラメータを利用して端末機に通知することができる。
値をすべての端末機に同一に設定するさらに他の方法は、RRCパラメータのうち端末機ごとに異なるように設定するパラメータを使用しながら、そのパラメータをすべての端末機に同一の値に設定するものである。
【0138】
(方法B)
値を端末機別パラメータを利用して設定する方法
(方法B)は、
値を端末機別パラメータ(UE−specific parameter)を利用して端末機に通知するものである。RRCパラメータのうち端末機ごとに値を設定することができるパラメータを利用してその端末機に通知するものである。この際、端末機をグループにまとめてそのグループに属するすべての端末機に同一の値を設定することをも含む。
【0139】
次に、1つまたは複数のePDCCHが同一の時間−周波数資源に対して複数の送信アンテナポートを利用して伝送されるか、または複数の可能な送信アンテナポートのうち一部の送信アンテナポートを利用して伝送される場合を説明する。
【0140】
この際、複数のePDCCHは、1つの端末機に対する制御情報を含むこともでき、または複数の端末機に対する制御情報を含むこともできる。すなわち、複数のePDCCHが同一の時間、周波数資源を利用しながら、基地局の互いに異なる送信アンテナポートを利用して伝送される場合についてまず説明する。
【0141】
任意のPDSCHに対するスケジューリング情報を含むePDCCHが基地局の
番目送信アンテナポートを利用して伝送されたと仮定する。
【0142】
まず、ePDCCHによってスケジューリングされるPDSCHに対するACK/NACK情報をPUCCHで伝送するために、1つの送信アンテナポートを使用する場合についてまず説明する。
【0143】
この際、PUCCHを伝送するために使用する送信アンテナポートをp
0とすれば、送信アンテナポートp
0に対するPUCCH資源
は、次のように設定することができる。
【0145】
一方、数式7は、1つのPRB内に1つの端末に対するePDCCHが伝送される方式に対応するもので、もし数式7が1つのPRB内に2つ以上の端末に対するePDCCHが伝送される方式に対応する場合なら、
に代替されることができる。
【0146】
ここで、
は、当該ePDCCHに対する送信アンテナポート(q)に対する情報を示す。
値を設定する1つの方法に対する例は、次の通りである。例えば、ePDCCHを伝送するために使用することができる全体送信アンテナポート個数のうち
番目送信アンテナポートを使用したとすれば、
に設定するものである。すなわち、一番目送信アンテナポートを使用したとすれば、
に設定するものである。
【0147】
また、
を設定する1つの方法は、
に設定するものである。
を設定するさらに他の方法は、基地局が上位レイヤを通じて端末機に通知するのである。この時、上位レイヤ方法に対する1つの例は、RRC(Radio Resource Control)シグナリングを通じて通知するものである。基地局が上位レイヤを通じて端末機に
値を通知する場合に、セル共通(cell−specific)パラメータを利用してすべての端末機に共通の値を通知することもでき、または端末機別(UE−specific)パラメータを通じて端末機に個別的に通知することもできる。
【0148】
以下、ePDCCHによってスケジューリングされるPDSCHに対するACK/NACK情報をPUCCHで伝送するために、2つの送信アンテナポートp
0とp
1を使用する場合について説明する。
【0149】
送信アンテナポートp
0に対するPUCCH資源
は、送信アンテナポート数が1つである場合と同一に資源を設定することができる。すなわち、次のように示すことができる。
【0151】
数式8は、数式7と同様に、1つのPRB内に1つの端末に対するePDCCHが伝送される方式に対応したもので、もし数式8が1つのPRB内に2つ以上の端末に対するePDCCHが伝送される方式に対応する場合なら、
に代替されることができる。
【0152】
二番目送信アンテナポートp
1に対するPUCCH資源
は、次のような方法で設定することができる。
【0153】
【数9】
ここで、M
3値は、固定定数であって、M
3に対する1つの例は、M
3=1を使用するものである。
【0154】
以上実施例を参照して説明したが、当該技術分野の熟練された当業者は、下記の特許請求の範囲に記載した本発明の思想及び領域を逸脱しない範囲内で本発明を多様に修正及び変更させることができることを理解することができる。