【実施例】
【0064】
実施例1
1−(4−ニトロベンジル)−5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オンの製造
【0065】
【化20】
(化合物1)
【0066】
5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オン8.2g(0.050mol)をDMSO100mLに溶解し、パラ−ニトロ臭化ベンジル16.2g(0.075mol)、炭酸カリウム11.0g(0.080mol)を加え、撹拌しながら85℃で4時間反応させた。反応終了後、40℃に冷却し、12%アンモニア水100mLを加え、析出した大量の沈殿物をろ過し、残渣を酢酸エチルに溶解し、活性炭で脱色してろ過し、ろ液を無水硫酸ナトリウムで一夜乾燥した。硫酸ナトリウムをろ過して取り除き、部分の溶剤を回収し、析晶し、ろ過し、反応産物である1−(4ニトロベンジル)−5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オンを11.4gを棕黄色固体として得た。m.p.:121〜123℃。EI−MS(m/z):288[M]
+。
1H−NMR(CDCl
3,300MHz)δppm:5.240(s,2H,−CH
2−),6.694〜6.726(d,1H,J=9.6Hz,Ar−H),7.466〜7.482(d,2H,J=4.8Hz,Ar−H),7.495(s,1H,Ar−H),7.514〜7.522(d,1H,J=2.4Hz,Ar−H),7.705(s,1H,Ar−H),8.222〜8.251(d,1H,J=8.7Hz,Ar−H)。
【0067】
実施例2
1−(4−アミノベンジル)−5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オンの製造
【0068】
【化21】
(化合物2)
【0069】
1−(4−ニトロベンジル)−5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オン11.4g(0.037mol)を50%エタノール200mLに溶解し、還元鉄粉6.28g(0.112mol)を加え、加熱還流し、徐々に0.42mL(0.004mol)の濃HCl(50%エタノール5mLで希釈した後滴下)を滴下して、撹拌しながら4時間還流反応させた。反応終了後、15%KOHエタノール溶液でpH10に調整し、ろ過し、残渣を95%エタノールで洗浄し(2*10mL)、ろ液のエタノールを蒸発乾固した後、酢酸エチル(50mL*3)で抽出し、有機相を無水硫酸ナトリウムで一夜乾燥した。ろ過し、ろ液を蒸発乾固し、反応産物である1−(4−アミノベンジル)−5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オン9.9gを棕黄色固体として得た。m.p.:97〜98℃。ESI−MS(m/z):291[M+Na]
+。
1H−NMR(CDCl
3,300MHz)δppm:4.255(br,2H,−NH2),5.023(s,2H,−CH
2−),6.629〜6.661(d,1H,J=9.6Hz,Ar−H),6.713〜6.740(d,2H,J=8.1Hz,Ar−H),7.137〜7.164(d,2H,J=8.1Hz,Ar−H),7.393〜7.433(dd,1H,J=2.4Hz,9.6Hz,Ar−H),7.627(s,1H,Ar−H)。
【0070】
実施例3
1−(4−((3−モルホリノプロピル)アミノ)ベンジル)−5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オンの製造
【0071】
【化22】
(化合物3)
【0072】
1−(4−アミノベンジル)−5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オン2.01g(0.0075mol)をDMF20mLに溶解し、炭酸カリウム0.69g(0.005mol)、クロロプロピルモルホリン0.42g(0.0025mol)と触媒量のヨウ化ナトリウムを加え、撹拌しながら130℃で48時間反応させた。反応終了後、ろ過し、溶剤を減圧蒸発させ、カラムクロマトグラフィーにより分離し、石油エーテル:酢酸エチル=1:1(2%トリエチルアミン)で溶出し、黄色油状物0.5gを得た。EI−MS(m/z):396[M+H]
+。
1H−NMR(CDCl
3,300MHz)δppm:1.662〜1.750(m,2H,−CH
2−),2.398〜2.569(m,6H,−CH
2−),3.103〜3.143(t,2H,−CH
2−),3.665〜3.756(t,4H,−CH
2−),4.780(br,1H,−NH−),4.934(s,2H,−CH
2−),6.438〜6.607(m,3H,Ar−H),7.065〜7.092(2H,Ar−H),7.314〜7.373(1H,Ar−H),7.553(s,1H,Ar−H)。
【0073】
実施例4
1−(4−((3−(ピペリジニル−1−イル)プロピルアミノ)ベンジル)−5−トリフルオロメチルピリジン−2−(1H)−オンの製造
【0074】
【化23】
(化合物4)
【0075】
1−(4−アミノベンジル)−5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オン1.28g(0.0048mol)をアセトニトリル20mLに溶解し、炭酸カリウム1.10g(0.008mol)、クロロプロピルピペリジン0.64g(0.004mol)及び触媒量のヨウ化ナトリウムを加え、撹拌しながら48時間還流反応させた。反応終了後、ろ過し、溶剤を減圧蒸発させ、カラムクロマトグラフィーにより分離し、石油エーテル:酢酸エチル=1:2(1%トリエチルアミン)で溶出し,不十分な白色(off−white)の固体0.22gを得た。m.p.:168〜170℃。ESI−MS(m/z):394[+H]
+。
1H−NMR(CDCl
3,300MHz)δppm:1.582(br,2H−CH2−),1.859〜1.875(m,4H,CH
2−),2.009〜2.071(m,4H,−CH
2−)2.806〜2.851(t,6H,−CH
2−),3.247〜3.286(t,2H,−CH
2−),4.252(br,1H,−NH−),5.002(s,2H,−CH
2−),6.581〜6.609(d,2H,J=8.4Hz,Ar−H),6.620〜6.653(d,1H,J=9.9Hz, Ar−H),7.126〜7.154(d,2H,J=8.4Hz,Ar−H),7.385〜7.424(dd,1H,J=2.1Hz,9.6Hz,Ar−H),7.553(s,1H,Ar−H)。
【0076】
実施例5
1−(4−((3−(4−メチルピペラジン−1−イル)プロピル)アミノ)ベンジル)−5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オンの製造
【0077】
【化24】
(化合物5)
【0078】
1−(4−アミノベンジル)−5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オン0.402g(0.0015mol)をエタノール3mLに溶解し、1−クロロプロピル−4−メチルピペラジン0.088g(0.0005mol)及び触媒量のヨウ化カリウムを加え、110℃でマイクロ波反応を行った。反応終了後、ろ過し、溶剤を減圧蒸発させ、カラムクロマトグラフィーにより分離し、石油エーテル:酢酸エチル=1:2(1%トリエチルアミン)で溶出し、黄色油状物0.13gを得た。ESI−MS(m/z):409[M+H]
+。
1H−NMR(CDCl
3,300MHz)δppm:1.696〜1.802(m,2H,−CH
2−),2.264(s,3H,−CH
3),2.427〜2.470(m,10H−CH
2−),3.094〜3.136(t,2H,−CH
2−),4.936(s,2H−CH
2−),6.488〜6.516(d,2H,J=8.4Hz,Ar−H),6.552〜6.583(d,1HJ=9.3Hz,Ar−H),7.061〜7.091(d,2H,J=9.0Hz,Ar−H),7.312〜7.352(dd,1H,J=2.4Hz,9.6Hz,Ar−H),7.551(s,1H,Ar−H)。
【0079】
実施例6
1−(4−((2−ヒドロキシエチル)アミノ)ベンジル)−5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オンの製造
【0080】
【化25】
(化合物6)
【0081】
1−(4−アミノベンジル)−5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オン8.4g(0.03mol)をn−ブタノール100mLに溶解し、炭酸カリウム4.1g(0.03mol)及びクロロエタノール5.0g(0.06mol)を加え、撹拌しながら100℃で4時間反応させた。反応終了後、ろ過し、溶剤を減圧蒸発させ、カラムクロマトグラフィーにより分離し、石油エーテル:酢酸エチル=1:1で溶出し、白まがいの固体2.0gを得た。m.p.:97〜98℃。ESI−MS(m/z):335[+Na]
+。
1H−NMR(CDCl
3,300MHz)δppm:3.293〜3.28(t,2H,−CH
2−),3.829〜3.864(t,2H,−CH
2−),5.015(s,2H,−CH
2−),6.623〜6.652(d,2H,J=8.7Hz,Ar−H),7.151〜7.179(d,2H,J=8.4Hz,Ar−H),7.383〜7.424(dd,1H,J=2.7Hz,9.6Hz,Ar−H),7.446〜7.488(dd,1H,J=2.7Hz,8.1Hz,Ar−H),7.621(s,1H,Ar−H)。
【0082】
実施例7
1−(4−((2(−ピペリジン−1−イル)エチル)アミノ)ベンジル)−5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オンの製造
【0083】
【化26】
(化合物7)
【0084】
A 1−(4−((2−クロロエチル)アミノ)ベンジル)−5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オンの製造
1−(4−((2−ヒドロキシエチル)アミノ)ベンジル)−5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オン0.31g(1mmol)をジクロロメタン30mLに溶解し、塩化チオニル0.22mL及びトリエチルアミン0.44mLを加え、撹拌しながら室温で2時間反応させ、カラムクロマトグラフィーにより分離し、石油エーテル:酢酸エチル=3:1で溶出し、白色固体0.24gを得た。EI−MS(m/z):330[M]
+。
1H−NMR(CDCl
3,300MHz)δppm:3.485〜3.525(t,2H,−CH
2−),3.689〜3.728(t,2H,−CH
2−),4.181(br,1H,−NH−),5.020(s,2H,−CH
2−),6.612〜6.656(m,3H,Ar−H),7.167〜7.195(d,2H,J=8.4Hz, Ar−H),7.385〜7.426(dd,1H,J=2.7Hz,9.6Hz,Ar−H),7.623(s,1H,Ar−H)。
【0085】
B 1−(4−((2−(ピペリジン−1−イル)エチル)アミノ)ベンジル)−5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オンの製造
1−(4−((2−クロロエチル)アミノ)ベンジル)−5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オン0.24g(0.7mmol)をアセトニトリル30mLに溶解し、ピペリジン0.37g(4.2mmol)を加え、撹拌しながら27時間還流反応させた。反応終了後、ろ過し、減圧で溶剤を蒸発乾固し、カラムクロマトグラフィーにより分離し、酢酸エチル:メタノール=10:1で溶出し、黄色固体0.27gを得た。m.p.:83.6〜85.5℃。EI−MS(m/z):379[M]
+。
1H−NMR(CDCl
3,300MHz)δppm:1.672(s,2H,−CH
2−),1.872(s,4H,−CH
2−),2.817〜3.112(br,6H,−CH
2−),3.542(s,2H,−CH
2−),5.012(s,2H,−CH
2−),5.174(br,1H,−NH−),6.618〜6.649(d,1H,J=9.3Hz,Ar−H),6.698〜6.726(d,2H,J=8.4Hz,Ar−H),7.152〜7.181(d,1H,J=8.7Hz,Ar−H),7.386〜7.427(dd,1H,J=
2.7Hz,9.6Hz,Ar−H),7.627(s,1H,Ar−H)。
【0086】
実施例8
1−(4−((2−モルホリノエチル)アミノ)ベンジル)−5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オンの製造
【0087】
【化27】
(化合物8)
【0088】
1−(4−(2−(クロロエチル)アミノ)ベンジル)−5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オン0.26g(0.79mmol)をアセトニトリル30mLに溶解し、モルホリン0.41g(4.7mmol)を加え、撹拌しながら46時間還流反応させた。反応終了後、ろ過し、減圧で溶剤を蒸発乾固し、カラムクロマトグラフィーのより分離し、酢酸エチル:メタノール=10:1で溶出し、棕黄色の油状物0.29gを得た。EI−MS(m/z):381[M]
+。
1H−NMR(CDCl
3,300MHz)δppm:2.471〜2.484(br,4H,−CH
2−),2.614〜2.653(t,2H,−CH
2−),3.142〜3.181(t,2H,−CH
2−),3.704〜3.735(t,4H,−CH
2−),4.439(br,1H,−NH−),5.012(s,2H,−CH
2−),6.597〜6.650(m,3H,Ar−H),7.150〜7.178(d,2H,Ar−H),7.137〜7.417(dd,1H,J=2.7Hz,9.6Hz,Ar−H),7.620(s,1H,Ar−H)。
【0089】
実施例9
1−((4−((2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル)アミノ)ベンジル)−5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オンの製造
【0090】
【化28】
(化合物9)
【0091】
1−((4−((2−クロロエチル)アミノ)ベンジル)−5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オン0.33g(1.0mmol)をアセトニトリル30mLに溶解し、メチルピペラジン0.60g(6.0mmol)を加え、撹拌しながら38時間還流反応させた。反応終了後、ろ過し、減圧で溶剤を蒸発乾固し、カラムクロマトグラフィーにより分離し、酢酸エチル:メタノール=10:1で溶出し、黄色の油状物0.31gを得た。EI−MS(m/z):394[M]
+。
1H−NMR(CDCl
3,300MHz)δppm:2.314(s,3H,−CH
3),2.512(br,8H,−CH
2−),2.622〜2.661(t,2H,−CH
2−),3.152(s,2H,−CH
2−),4.436(br,1H,−NH−),5.011(s,2H,−CH
2−),6.592〜6.650(t,3H,Ar−H),7.147〜7.175(d,2H,Ar−H),7.377〜7.417(dd,1H,J=2.4Hz,9.6Hz,Ar−H),7.622(s,1H,Ar−H)。
【0092】
実施例10
1−(4−((2−(ピペラジン−1−イル)エチル)アミノ)ベンジル)−5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オンの製造
【0093】
【化29】
(化合物10)
【0094】
1−(4−((2−クロロエチル)アミノ)ベンジル)−5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オン0.39g(1.2mmol)をアセトニトリル30mLに溶解し、ピペラジン0.82g(9.6mmol)を加え、撹拌しながら18時間還流反応させた。反応終了後、ろ過し、減圧で溶剤を蒸発乾固し、カラムクロマトグラフィーにより分離し、酢酸エチル:メタノール=1:1で溶出し、無色油状物0.37gを得た。EI−MS(m/z):380[M]
+。
1H−NMR(CDCl
3,300MHz)δppm:2.445(br,4H,−CH
2−),2.593〜2.632(t,2H,−CH
2−),2.855〜2.915(t,4H,−CH
2−),3.132〜3.170(t,2H,−CH
2−),4.438(br,1H,−NH−),5.011(s,2H,−CH
2−),6.595〜6.650(t,3H,Ar−H),7.147〜7.175(d,2H,Ar−H),7.377〜7.417(dd,1H,J=2.4Hz,9.6Hz,Ar−H),7.625(s,1H,Ar−H)。
【0095】
実施例11
1−(4−((2−(4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)アミノ)ベンジル)−5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オンの製造
【0096】
【化30】
(化合物11)
【0097】
1−(4−((2−クロロエチル)アミノ)ベンジル)−5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オン0.83g(2.5mmol)をアセトニトリル30mLに溶解し、ヒドロキシエチルピペラジン2.60g(20mmol)及び触媒量のヨウ化ナトリウムを加え、撹拌しながら29時間還流反応させ、ろ過し、減圧で溶剤を蒸発乾固し、カラムクロマトグラフィーにより分離し、酢酸エチル:メタノール=10:1で溶出し、黄色油状物0.60gを得た。EI−MS(m/z):424[M]
+。
1H−NMR(CDCl
3,300MHz)δppm:2.572〜2.268(m,12H,−CH
2−),3.151〜3.150(t,2H,−CH
2−),3.638〜3.673(t,2H,−CH
2−),5.011(s,2H,−CH
2−),6.593〜6.649(t,3H,Ar−H),7.148〜7.176(d,2H,J=8.4Hz,Ar−H),7.377〜7.418(dd,1H,J=2.7Hz,9.6Hz,Ar−H),7.620(s,1H,Ar−H)。
【0098】
実施例12
1−(4−((2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル)アミノ)ベンジル)−5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オン二塩酸塩の製造
【0099】
【化31】
(化合物12)
【0100】
1−(4−((2−(−4メチルピペラジン−1−イル)エチル)アミノ)ベンジル−5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オン0.12g(1.1mmol)をエタノール20mLに溶解し、濃塩酸0.075mLを加え、40分間撹拌した。溶剤を乾燥まで回収し、1−(4−((2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル)アミノ)ベンジル)−5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オン二塩酸塩0.09gを黄色固体として得た。EI−MS(m/z):394[M]
+。
1H−NMR(D
2O)δppm:2.961(s,3H,−CH
3),3.182〜3.236(t,2H,−CH
2−),3.299(s,2H,−H),3.389〜3.438(t,2H,−CH
2−),3.565(br,8H,−CH=),5.216(s,2H,−CH
2−),6.700〜6.731(d,1H,Ar−H),7.229〜7.257(d,2H,J=8.4Hz,Ar−H),7.340〜7.368(d,2H,J=8.4Hz,Ar−H),7.792〜7.823(d,1H,J=9.3Hz,Ar−H),8.275(s,1H,Ar−H)。
【0101】
実施例13
1−((4−(アセチル)アミノ)ベンジル)−5−トリフルオロメチルピリジン−2−(1H)−オンの製造
【0102】
【化32】
(化合物13)
【0103】
無水酢酸1.1mmol及び1−((4−アミノ)ベンジル)−5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オン0.268g(1mmol)を酢酸20mLに溶解し、2時間還流反応させた。水20mLで洗浄し、ジエチルエーテル(20mL*2)で洗浄し、エーテル層15%を取り出し、炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄し、エーテル層を水洗いした後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶剤を蒸発した。カラムクロマトグラフィーにより分離し、クロロホルム:メタノール=50:1で溶出し、白い固体0.20gを得た。m.p.:225.3〜227.2℃。ESI−MS(m/z):333[+Na]
+。
1H−NMR(DMSO)δppm:3.513(s,3H,−CH
3),5.098(s,2H,−CH
2−),6.566〜6.598(d,1H,J=9.6Hz,Ar−H),7.269〜7.296(d,2H,J=8.1Hz,Ar−H),7.524〜7.551(d,2H,J=8.1Hz,Ar−H),7.678〜7.704(d,1H,J=8.4Hz,Ar−H),8.5124(s,1H,Ar−H),10.009(s,1H,−NH)。
【0104】
実施例14
1−(2,6−ジクロロベンジル)−5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オンの製造
【0105】
【化33】
(化合物14)
【0106】
5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オン0.49g(3.0mmol)をDMF30mLに溶解し、炭酸カリウム0.5g(3.6mmol)及び2,6−ジクロロベンジルクロライド0.88g(4.5mmol)を加え、3時間還流反応させ、ろ過し、カラムクロマトグラフィーにより分離し、石油エーテルで溶出し、1−(2,6−ジクロロベンジル)−5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オン0.72gを淡黄色固体として得た。m.p.:74.0〜76.0℃。EI−MS(m/z):321[M−1]
+。
1H−NMR(CDCl
3,300MHz)δppm:5.442(s,2H,−CH
2−),6.665〜6.697(d,1H,J=9.6Hz,Ar−H),7.266(1H,Ar−H),7.318〜7.431(dd,1H,J=7.2Hz,9.3Hz,Ar−H),7.413〜7.460(m,3H,Ar−H)。
【0107】
実施例15
1−(4−フルオロベンジル)−5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オンの製造
【0108】
【化34】
(化合物15)
【0109】
5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オン0.49g(3.0mmol)をDMF30mLに溶解し、炭酸カリウム0.5g(3.6mmol)及び4−フルオロベンジルブロミド0.85g(4.5mmol)を加え、3時間還流反応し、ろ過し、カラムクロマトグラフィーにより分離し、石油エーテルで溶出し、1−(4−フルオロベンジル)−5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オン0.72gを白い固体として得た。m.p.:70.1〜72.0℃。ESI−MS(m/z):294[M+Na]
+。
1H−NMR(CDCl
3,300MHz)δppm:5.112(s,2H,−CH
2−),6.658〜6.690(d,1H,J=9.6Hz,Ar−H),7.035〜7.093(m,2H,Ar−H),7.299〜7.345(m,2H,Ar−H),7.423〜7.464(dd,1H,J=2.7Hz,9.6Hz,Ar−H),7.649(s,1H,Ar−H)。
【0110】
実施例16
1−(2−ニトロベンジル)−5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オンの製造
【0111】
【化35】
(化合物16)
【0112】
5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オン12.3g(0.075mol)をDMF200mLに溶解し、炭酸カリウム16.6g(0.12mol)及び2−ニトロベンジルブロミド24.5g(0.113mol)を加え、4時間還流反応させ、40℃に冷却し、15%アンモニア水400mLを加え、酢酸エチル(200+150+100mL)で抽出し、活性炭で脱色後、硫酸ナトリウムで乾燥し、カラムクロマトグラフィーにより分離し、1−(2−ニトロベンジル)−5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オン12.2gを白い固体として得た。m.p.:100.0〜102.0℃。EI−MS(m/z):298[M]
+。
1H−NMR(CDCl
3,300MHz)δppm:5.547(s,2H,−CH
2−),6.698〜6.730(d,1H,J=9.6Hz,Ar−H),7.179〜7.204(d,1H,J=7.5Hz,Ar−H),7.494〜7.553(m,2H,Ar−H),7.600〜7.655(m,1H,Ar−H),7.794(s,1H,Ar−H),8.136〜8.168(dd,1H,J=1.5Hz,8.4Hz,Ar−H)。
【0113】
実施例17
1−(2−アミノベンジル)−5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オンの製造
【0114】
【化36】
(化合物17)
【0115】
1−(2−ニトロベンジル)−5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オン11.7g(0.039mol)及び還元鉄粉6.6g(0.118mol)に50%エタノール400mLを加え、加熱還流で50%エタノール塩酸溶液5mL(0.5→5)を滴下し、2時間還流反応させ、50℃に冷却し、15%水酸化カリウムのエタノール溶液でpH8に調整した。ろ過し,ろ液を母液の半分まで濃縮し、酢酸エチル(100+100+50mL)で抽出し、硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過し、溶剤を20mLまで回収し、析晶し、1−(2−アミノベンジル)−5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オンを淡黄色固体として得た。m.p.:83.4〜85.3℃。EI−MS(m/z):268[M]
+。
1H−NMR(CDCl
3,300MHz):δppm5.098(s,2H,−CH
2−),6.656〜6.687(d,1H,J=9.3Hz,Ar−H),6.724〜6.749(d,1H,J=7.5Hz,Ar−H),6.770〜6.795(d,1H,J=7.5Hz,Ar−H),7.164〜7.208(m,2H,Ar−H),7.431〜7.472(dd,1H,J=2.7Hz,9.6Hz,Ar−H),7.755(s,1H,Ar−H)。
【0116】
実施例18
1−(3−クロロベンジル)−5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オンの製造
【0117】
【化37】
(化合物18)
【0118】
5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オン0.49g(3.0mmol)をDMF20mLに溶解し、炭酸カリウム0.66g(4.8mmol)及び3−クロロベンジルブロミド0.93g(4.5mmol)を加え、3時間還流反応し、15%アンモニア水40mLで希釈し、酢酸エチル(30+20+20mL)で抽出し、硫酸ナトリウムで乾燥した。ろ過し、カラムクロマトグラフィーにより分離し、石油エーテル:酢酸エチル=6:1で溶出し、1−(3−クロロベンジル)−5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オン0.70gを無色油状物として得た。EI−MS(m/z):287[M]
+。
1H−NMR(CDCl
3,300MHz)δppm:5.098(s,2H,−CH
2−),6.656〜6.687(d,1H,J=9.3Hz,Ar−H),7.186〜7.210(m,1H,Ar−H),7.307〜7.324(m,3H,Ar−H),7.442〜7.482(dd,1H,J=2.4Hz,9.6Hz,Ar−H),7.650(s,1H,Ar−H)。
【0119】
実施例19
1−(4−メトキシベンジル)−5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オンの製造
【0120】
【化38】
(化合物19)
【0121】
5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オン0.50g(3.0mmol)をDMF20mLに溶解し、炭酸カリウム0.66g(4.8mmol)及び4−メトキシベンジルブロミド0.91g(4.5mmol)を加え、3時間還流反応させ、15%アンモニア水40mLで希釈し、酢酸エチル(30+20+20mL)で抽出し、硫酸ナトリウムで乾燥した。ろ過し、カラムクロマトグラフィーにより分離し、石油エーテル:酢酸エチル=8:1で溶出し、白い固体である1−(4−メトキシベンジル)−5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オン0.79gを得た。m.p.:84.2〜86.1℃。EI−MS(m/z):283[M]
+。
1H−NMR(CDCl
3,300MHz):δppm:3.806(s,3H,−CH
3),5.077(s,2H,−CH
2−),6.638〜6.670(d,1H,J=9.6Hz,Ar−H),6.885〜6.891(d,1H,J=1.8Hz,Ar−H),.907〜6.914(d,1H,J=2.1Hz,Ar−H),7.259〜7.287(m,3H,Ar−H),7.398〜7.439(dd,1H,J=2.7Hz,9.6Hz,Ar−H),7.633(s,1H,Ar−H)。
【0122】
実施例20
1−(2−フルオロベンジル)−5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オンの製造
【0123】
【化39】
(化合物20)
【0124】
5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オン0.49g(3.0mmol)をDMF20mLに溶解し、炭酸カリウム0.66g(4.8mmol)及び2−フルオロベンジルブロミド0.85g(4.5mmol)を加え、3時間還流反応させ、15%アンモニア水40mLで希釈し、酢酸エチル(30+20+20mL)で抽出し、硫酸ナトリウムで乾燥した。ろ過し,カラムクロマトグラフィーにより分離し、石油エーテル:酢酸エチル=6:1で溶出し、1−(2−フルオロベンジル)−5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オン0.65gを無色油状物として得た。EI−MS(m/z):271[M]
+。
1H−NMR(CDCl
3,300MHz):δppm:5.176(s,2H,−CH
2−),6.623〜6.655(d,1H,J=9.6Hz,Ar−H),7.074〜7.178(m,2H,Ar−H),7.301〜7.377(m,1H,Ar−H),7.410〜7.505(m,2H,Ar−H),7.795(s,1H,Ar−H)。
【0125】
実施例21
1−(2−((2−ヒドロキシエチル)アミノ)ベンジル)−5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オンの製造
【0126】
【化40】
(化合物21)
【0127】
1−(2−アミノベンジル)−5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オン9.0g(0.034mol)をn−ブタノール100mLに溶解し、炭酸カリウム4.69g(0.034mol)及び2−クロロエタノール4.1g(0.05mol)を加え、100℃で18時間反応させ、ろ過し、ろ液をカラムクロマトグラフィーにより分離し、石油エーテル:酢酸エチル=5:1で溶出し、1−(2−((2−ヒドロキシエチル)アミノ)ベンジル)−5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オン0.5gを白い固体として得た。m.p.:114.0〜115.0℃。EI−MS(m/z):312[M]
+。
1H−NMR(CDCl
3,300MHz):δppm:2.822(s,1H,−OH),3.228〜3.261(t,2H,−CH
2−),3.878(s,2H,−CH
2−),5.109(s,2H,−CH
2−),5.843(br,1H,−NH−),6.620〜6.647(d,1H,Ar−H),6.686〜6.736(m,2H,Ar−H),7.206〜7.303(m,2H,Ar−H),7.458〜7.499(dd,1H,J=2.7Hz,9.6Hz,Ar−H),7.802(s,1H,Ar−H)。
【0128】
実施例22
1−(2−((2−−(ピペラジン−1−イル)エチル)アミノ)ベンジル)−5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オンの製造
【0129】
【化41】
(化合物22)
【0130】
A 1−(2−((2−クロロエチルアミノ)ベンジル)−5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オンの製造
1−(4−((2−ヒドロキシエチル)アミノ)ベンジル)−5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オン2.2gをジクロロメタン40mLに溶解し、塩化チオニル1.7g及びトリエチルアミン1.2gを加え、室温で10時間反応させ、カラムクロマトグラフィーにより分離し、白い固体1.5gを得た。m.p.:93.5〜95.0℃。EI−MS(m/z):330[M]
+。
1H−NMR(CDCl
3,300MHz):δppm:3.483〜3.543(t,2H,−CH
2−),3.628〜3.672(t,2H,−CH
2−),5.089(s,2H,−CH
2−),5.737〜5.753(1H,−NH−),6.618〜6.757(m,3H,Ar−H),7.206〜7.235(dd,1H,J=1.2Hz,7.5Hz,Ar−H),7.250〜7.307(dd,1H,J=8.1Hz,,9.0Hz,Ar−H),7.732(s,1H,Ar−H)。
【0131】
B 1−(2−((2−−(ピペラジン−1−イル)エチル)アミノ)ベンジル)−5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オンの製造
1−(2−((2クロロエチル)アミノ)ベンジル)−5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オン0.33g(1mmol)をアセトニトリル20mLに溶解し、無水ピペラジン0.53g(6mmol)及び触媒量のヨウ化ナトリウムを加え、20時間還流反応させ、ろ過し、ろ液をカラムクロマトグラフィーにより分離し、メタノールで溶出し、1−(2−((2−ピペラジン−1−イル)エチル)アミノ)ベンジル)−5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オン0.26gを黄色油状物として得た。EI−MS(m/z):380[M]
+。
1H−NMR(CDCl
3,300MHz):δppm:2.434(s,4H,−CH
2−),2.575〜2.615(t,2H,−CH
2−),2.839〜2.853(d,4H,−CH
2),3.181〜3.200(d,2H,−CH
2−),5.153(s,2H,−CH
2−),5.275(s,1H,−NH−),6.636〜6.740(m,3H,Ar−H),7.150〜7.174(d,1H,J=7.2Hz,Ar−H),7.283〜7.309(m,1H,Ar−H),7.426〜7.458(d,1H,J=9.6Hz,Ar−H),7.632(s,1H,Ar−H)。
【0132】
実施例23
1−(2−((2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル)アミノ)ベンジル)−5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オンの製造
【0133】
【化42】
(化合物23)
【0134】
1−(2−((2−クロロエチル)アミノ)ベンジル)−5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オン0.33g(1mmol)を20mLアセトニトリルに溶解し、0.55g(5mmol)メチルピペラジン及び触媒量のヨウ化ナトリウムを加え、20時間還流反応させ、ろ過し、ろ液をカラムクロマトグラフィーにより分離し、酢酸エチル(2%トリエチルアミン)で溶出し、1−(2−((2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル)アミノ)ベンジル)−5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オン0.28gを黄色油状物として得た。ESI−MS(m/z):395[M+H]
+。
1H−NMR(CDCl
3,300MHz):δppm:2.308(s,3H,−CH
3),2.526(br,8H,−CH
2−),2.603〜2.645(t,2H,−CH
2−),3.159〜3.216(m.2H,−CH
2−),5.059(s,2H,−CH
2−),5.148(s,1H,−NH−),6.364〜6.742(m,3H,Ar−H),7.157〜7.175(d,1H,J=7.2Hz,Ar−H),7.284〜7.301(1H,Ar−H),7.423〜7.462(dd,1H,J=2.4Hz,9.3Hz,Ar−H),7.631(s,1H,Ar−H)。
【0135】
実施例24
1−(2−アセチルアミノ)ベンジル−5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オンの製造
【0136】
【化43】
(化合物24)
【0137】
無水酢酸1.1mmol及び1−(2−アミノ)ベンジル−5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オン0.32g(1mmol)を酢酸20mLに溶解し、2時間還流反応させた。水20mLで洗浄し、ジエチルエーテルで洗浄し(20mL*2)、エーテル層を取り出し、15%炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄し、エーテル層を水洗した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧で溶剤を蒸発乾固し、カラムクロマトグラフィーにより分離し、石油エーテル:酢酸エチル=3:1で溶出し、白い固体0.20gを得た。m.p.:183.0〜185.0℃。ESI−MS(m/z):333[+Na]
+。
1H−NMR(CDCl
3,300MHz)δppm:2.280(s,3H−CH
3),5.113(s,2H,−CH
2−),6.703〜6.735(d,1H,J=9.6Hz,Ar−H),7.114〜7.163(t,1H,Ar−H),7.338〜7.424(m.2H,Ar−H),7.516〜7.543(dd,1H,J=2.4Hz,9.3Hz,Ar−H),7.904(s,1H,Ar−H),8.143〜8.170(d,1H,J=8.1Hz,Ar−H),9.975(s,1H,−NH−)。
【0138】
実施例25
1−(2−((2−モルホリノエチル)アミノ)ベンジル)−5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オンの製造
【0139】
【化44】
(化合物25)
【0140】
1−(2−((2−クロロエチル)アミノ)ベンジル)−5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オン0.20g(0.6mmol)をアセトニトリル20mLに溶解し、モルホリン1.0g(11.5mmol)及び触媒量のヨウ化ナトリウムを加え、25時間還流反応させ、ろ過し、ろ液を回収、溶剤を乾燥まで蒸発させ、酢酸エチルで溶解し水洗、乾燥した。酢酸エチル層をカラムクロマトグラフィーにより分離し、石油エーテル:酢酸エチル=1:1で溶出し、1−(2−((2−モルホリノエチル)アミノ)ベンジル)−5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オン0.18gを白まがいの固体として得た。m.p.:101.0〜103.0℃。EI−MS(m/z):381[+M]
+。
1H−NMR(CDCl
3,300MHz):δppm:2.472(s,4H,−CH
2−),2.616(s,2H,−CH
2−),3.201(s,2H,−CH
2−),3.685(s,4H,−CH
2−),5.071(s,2H,−CH
2−),5.179(s,1H,−NH−),6.633〜6.746(m,3H,Ar−H),7.163〜7.187(d,1H,J=7.2Hz,Ar−H),7.285〜7.311(1H,Ar−H),7.423〜7.463(dd,1H,J=2.4Hz,9.6Hz,Ar−H),7.643(s,1H,Ar−H)。
【0141】
実施例26
1−(4−((2−(2−ヒドロキシエトキシ)エチル)アミノ)ベンジル)−5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オンの製造
【0142】
【化45】
(化合物26)
【0143】
1−(4−((2−クロロエチル)アミノ)ベンジル)−5−トリフルオロメチルピリジン−2(1H)−オン0.53g(1.9mmol)をn−ブタノール20mLに溶解し、クロロエトキシエタノール0.37g(3mmol)、炭酸カリウム0.28g(2mmol)及び触媒量のヨウ化ナトリウムを加え、撹拌しながら28時間還流反応させた。反応終了後、冷却し、水洗し、n−ブタノール層を乾燥し、カラムクロマトグラフィーにより分離し、石油エーテル:酢酸エチル=2:1で溶出し、黄色油状物0.20gを得た。EI−MS(m/z):356[M]
+。
1H−NMR(CDCl
3,300MHz)δppm:3.312〜3.346(t,2H,−CH
2−),3.589〜3.619(t,2H,−CH
2−),3.652〜3.776(t,4H,−CH
2−),5.019(s,2H,−CH
2−),6.623〜6.679(t,3H,Ar−H),7.154〜7.182(d,2H,Ar−H),7.384〜7.425(dd,1H,J=2.7Hz,9.6Hz,Ar−H),7.619(s,1H,Ar−H)。
【0144】
実施例27
化合物のNIH3T3線維芽細胞に対する抑制試験
チアゾリルブルー(MTT)方法を用いた。5%仔ウシ血清含有DMEM培地で細胞を培養し、細胞を3×10
4/mlの細胞懸濁液に調製した。96穴ウェルプレートのウェル毎に100μl接種した。細胞が壁に付着した後、異なる濃度の化合物とフルオロフェニドン(fluorofenidone,AKF−PD)を含む1%仔ウシ血清含有培地に交換した。各濃度毎に3個の穴を設置し、それぞれ薬剤を投与する48、72時間後、ウェル毎にMTT溶液(培地を5mg/mlに調製し、ろ過した後、日光を避けて保存した。)100μlを加えた。4時間後、MTTを吸い出し、次いでウェル毎にMTT溶液が溶解されたDMSO150μlを加えた。10分後、MTTが全部溶解してから、マイクロプレートリーダーでOD値を測定した。抑制率に基づいて、フルオロフェニドン及び試験化合物のIC
50値を算出した。両者のIC
50値から、試験化合物の活性及びフルオロフェニドン活性の倍数を算出した。倍数とプレート上のフルオロフェニドンのIC
50値に基づいて、試験化合物の相対IC
50値を算出した。
【0145】
【表1】
【0146】
注釈:倍数とは、化合物のIC
50値及びfluorofenidoneのIC
50値である。
【0147】
実施例28
ラットの一側尿管結紮腎線維化モデルに対する化合物3の治療効果の観察
【0148】
一、材料及び方法
1、実験薬品
化合物3は、本発明の方法に従って合成した。
【0149】
2、実験動物
体重が188−213gの雄SDラット9匹を、湖南斯莱克実験動物有限責任会社から購入した。実験動物は毎日12時間の光照を与え、飼料は上海斯莱克実験動物有限責任会社から購入し、飲用水は中南大学の実験動物学部から提供した。
【0150】
3、実験方法
(1)ランダム化:9匹のラットをランダムに3群に分け、それぞれの群は正常群(n=3)、モデル群(n=3)、化合物3 15mg/kg治療群(n=3)であり、ラット3匹を一つのケージに入れた。実験動物は2日適応性飼養を行った。
【0151】
(2)一側尿管結紮モデル製作手術:
ラット1匹ごとに0.35ml/100gで10%抱水クロラールを腹腔内注射して麻酔し、後にラット固定板に固定した。まず、水で背中の皮膚を浸潤した後、皮膚を引っ張り、外科用ハサミで皮膚に隣接して脱毛し、普通の消毒を行った。左肋骨縁の下1.0cmと脊柱の中線に接した0.8cmとが交わった箇所に縦方向に1.0cmの切り口を形成し、連続する層を分離して腎左部及び輸尿管左部を暴露し、腎左部下端で4.0縫い糸で輸尿管左部を結紮し、更にその下方1cmの箇所で再結紮した。結紮点間の輸尿管を分離し、ゲンタマイシンの生理食塩液で腹腔を洗い、漏れ及び出血の有無を検査した後、一層づつ後腹膜の各層及び背中の皮膚を縫合した。
【0152】
(3)薬物介入:モデル製作手術の前日から毎日1回、合計12日、胃内投与を行った。具体的な方法は、以下の通りである。
(a)CMC−Na粉末に適度な量の0.9%生理食塩水を加え、濃度0.5%のCMC−Na溶液を調製した。以下の各群薬物は、0.5%のCMC−Na溶液を溶剤として調製した。
(b)正常群:0.5%CMC−Na 6ml/kg.dを毎日1回、胃内投与した。
(c)モデル群:0.5%CMC−Na 6ml/kg.dを毎日1回、胃内投与した。
(d)化合物3 15mg/kg治療群:6ml/kg.dを毎日1回、胃内投与した。
【0153】
(4)動物の致死処置及びサンプルの採集:
手術後第11日目に、各群ラットに10%抱水クロラール(0.7−0.9ml/100g)麻酔を致死するまで腹腔内注射し、得られた閉塞側腎組織を4%ホルムアルデヒドで固定し、パラフィン中に埋め込み、4μm厚スライスを作製し、HE染色とMasson染色を行った。
【0154】
(5)HE染色の評点基準
腎組織のHE染色スライスについて、腎小管間質の左上側、右上側、左下側、右下側及び中間の5箇所の視野を低倍鏡で観察し,腎間質損傷の8の指標(腎小管上皮細胞空泡変性、腎小管拡張、腎小管萎縮、紅細胞管型、蛋白管型、間質水腫、間質線維化、間質炎性細胞浸潤)に基づいて評価し、その平均値を算出して、このサンプルの腎小管間質損傷指数とした。評点基準の参考文献: Radford MG Jr, Donadio JV Jr, Bergstralh EJ, et al. Predicting renal outcome in IgA nephropathy . J Am Soc Nephrol,1997, 8(2):199-207。
【0155】
(6)Masson染色の評点基準
腎組織Masson染色スライスを取り、400倍の光学顕微鏡でそれぞれのサンプルについてランダムに20視野を観察し、視野内における青色染色のパーセントを計算した。半定量評点後、平均値を決定した。非陽性染色が0点;<25%が1点;25−50%が2点;50−75%が3点;>75%が4点である。評点基準の参考文献:Lin SL, Chen RH, Chen YM, et al. Pentoxifylline Attenuates Tubulointerstitial Fibrosis by Blocking Smad3/4-Activated Transcription and Profibrogenic Effects of Connective Tissue GroWth Factor. J Am Soc Nephrol.2005, 16: 2702-2713。
【0156】
4、統計的方法は一元配置分散分析を使う。
【0157】
二、実験の結果
1.HE染色腎間質損傷の病理評点の結果
【0158】
【表2】
【0159】
注釈:
正常群と比べて、
☆p<0.05,
☆☆p<0.01;
☆☆☆p<0.001;
モデル群と比べて、*p<0.05,**p<0.01,***p<0.001;
【0160】
2.MASSON染色による腎間質損傷の病理評点の結果:
【0161】
【表3】
表2 各群におけるラット左側腎臓MASSON染色腎間質膠原の評点結果
【0162】
注釈:
正常群と比べて,
☆p<0.05,
☆☆p<0.01;
☆☆☆p<0.001;
モデル群と比べて,*p<0.05,** p<0.01,***p<0.001;
【0163】
三、結論
化合物3は15mg/kgで有効に腎臓線維化を治療することができる。