特許第5724151号(P5724151)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許5724151属性・制御情報設定更新方法及び画像処理装置
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】5724151
(24)【登録日】2015年4月10日
(45)【発行日】2015年5月27日
(54)【発明の名称】属性・制御情報設定更新方法及び画像処理装置
(51)【国際特許分類】
   H04N 7/035 20060101AFI20150507BHJP
【FI】
   H04N7/035
【請求項の数】8
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2014-189471(P2014-189471)
(22)【出願日】2014年9月17日
【審査請求日】2014年9月19日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】398034168
【氏名又は名称】株式会社アクセル
(74)【代理人】
【識別番号】100106426
【弁理士】
【氏名又は名称】山田 賢二
(72)【発明者】
【氏名】岩戸 宏文
【審査官】 益戸 宏
(56)【参考文献】
【文献】 登録実用新案第3047167(JP,U)
【文献】 登録実用新案第3063718(JP,U)
【文献】 特開2003−274432(JP,A)
【文献】 特開2004−349913(JP,A)
【文献】 特開2005−260651(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04N 7/025−7/088
G06T 1/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
上位CPUから指示に応じて、画像処理プロセッサが、画像情報源からの画像データを取り込み、必要な画像処理を行う画像処理装置における前記画像処理プロセッサ内のレジスタ群に設定される属性・制御情報を設定更新方法であって、
前記画像データを含むビデオ信号のブランキング期間に前記属性・制御情報が埋め込まれた状態で、前記画像データ及び前記属性・制御情報が、前記画像情報源に予め格納され、
前記画像処理プロセッサは、前記画像情報源から取り込んだ前記画像データに係る前記ブランキング期間から、前記属性・制御情報を抽出し、前記レジスタ群に設定更新することを特徴とする設定更新方法。
【請求項2】
前記属性・制御情報は、前記ブランキング期間における水平同期信号期間に埋め込まれることを特徴とする請求項1に記載の設定更新方法。
【請求項3】
前記属性・制御情報は、一フレームごとの各ブランキング期間に埋め込まれ、前記画像処理プロセッサは、前記一フレームごとに前記設定更新を行うことを特徴とする請求項1に記載の設定更新方法。
【請求項4】
前記属性・制御情報は、前記画像データの格納と同時に、前記画像データを含むビデオ信号のブランキング期間に埋め込まれて、前記画像情報源に格納されることを特徴とする請求項1に記載の設定更新方法。
【請求項5】
前記属性・制御情報の所定単位ごとにチェックサムのためのデータが付加されていることを特徴とする請求項1に記載の設定更新方法。
【請求項6】
上位CPUと、
画像データに対する画像処理のための属性・制御情報が格納されるレジスタ群を有し、前記上位CPUからの指示に応じて、前記画像データを入力すると共に前記レジスタ群に格納された前記属性・制御情報を読み出し、入力した画像データに対して画像処理を行う画像処理プロセッサと、
前記画像データを含むビデオ信号のブランキング期間に前記属性・制御情報が埋め込まれた状態で、前記画像データ及び前記属性・制御情報が格納される画像情報源と、
を備えた画像処理装置であって、
前記画像処理プロセッサは、前記ビデオ信号のブランキング期間から前記属性・制御情報を抽出し、前記レジスタ群に設定更新することを特徴とする画像処理装置。
【請求項7】
遊技機に搭載されることを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。
【請求項8】
前記遊技機は、パチンコ機又はパチスロ機であることを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、属性・制御情報設定更新方法及び画像処理装置に関し、特に、上位CPU(Central Processing Unit)と、その指令に応じて画像データを入力して処理する画像処理プロセッサとを有する画像処理装置における属性・制御情報設定更新方法と当該画像処理装置に関する。
【背景技術】
【0002】
一般的に画像処理装置といった場合、専用の画像処理プロセッサを備えているのが一般的である。図5は、一般的な画像処理装置の概略機能構成を示す図である。同図において、当該画像処理装置は、上位CPU100と、画像処理プロセッサ200と、画像情報源300と、表示機器400とを備えており、その画像処理プロセッサ200は、上位CPU100から画像処理の処理内容を指示したコマンド群をリストとして逐次入力し、それに応じて画像情報源300から処理すべき画像データを読み出して必要な画像処理を行った後、表示機器400に表示する。ここで、上位CPU100と画像処理プロセッサ200との間のインターフェースとしては、IC(Inter-Integrated Circuit)が典型である。また、ここで、画像情報源300としては、処理すべき画像情報が予め格納された格納手段(特にROM(Read Only Memory))であってもよいし、ビデオカメラ等の撮像手段であってもよい。
【0003】
また、図5に示すような画像処理装置においては、上位CPU100が、初期的に、以降、画像処理プロセッサ200に対する指示の前提条件ともいうべき属性・制御情報を画像処理プロセッサ200に与え、画像処理プロセッサ200は、受け取った属性・制御情報を内部のレジスタ群201に格納しておくことが行われる。そして、画像処理プロセッサ200は、その後、上位CPU100からコマンド群を受け取ると、それにより指定された処理対象画像や処理内容に応じた属性・制御情報をレジスタ群201から読み出して、それに応じた画像処理を実行する。但し、レジスタ群201に設定された属性・制御情報は、初期設定の後も、必要に応じて逐次上位CPU100により書き換えられる。
【0004】
その属性・制御情報としては、表示機器400に表示させる画像を構成する各要素画像を識別するための識別子、当該要素画像の表示態様(大きさや表示位置)、各要素画像を重ね合わせる場合の各レイヤーに付随した情報、表示機器400の走査線数等の属性情報、各種演算係数(カラー演算係数、誤差拡散処理に使用される演算係数、各種補正係数等)、画像処理プロセッサ200内の各部の制御のための制御情報、等である。かかる属性・制御情報等に基づいて画像処理を行う画像処理装置は、例えば、特許文献1に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2011−113346号公報
【特許文献2】特開2013−46364号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、上述のような画像処理装置は、その適用機器やその動作環境に応じて、常にノイズに晒されている状況である。そして、特にノイズ(例えば静電気ノイズ)の強い使用環境にあっては、レジスタ群201に設定された属性・制御情報も、そのノイズによって破壊されてしまう状況がありえる。かかる状況下においては、上位CPU100は、画像プロセッサ200内のレジスタ群201の正当性を適宜チェックし、破壊されているような場合には、その都度修復する作業を行っていた。
【0007】
しかしながら、レジスタ群201内のデータの破壊のたびに、上位CPU100が修復の作業を行っていたのでは、その破壊が頻繁に発生してしまう場合(ノイズの多い環境での使用)には、上位CPU100の負担が大きくなってしまうという課題があった。
【0008】
本発明は上述のような事情から為されたものであり、本発明の目的は、上位CPUの負担が軽減される属性・制御情報設定更新方法及び画像処理装置を提供することにある。
【0009】
なお、特許文献2は、何らかの情報を水平同期ブランキング期間又は垂直同期ブランキング期間に挿入する技術を開示する文献(段落[0026])であるが、送信装置と受信装置間の同期に係る課題を前提としたものであり、画像処理プロセッサに格納された所定のデータの信頼性を問題としたものではない。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するため、本発明の属性・制御情報の設定更新方法は、上位CPUから指示に応じて、画像処理プロセッサが、画像情報源からの画像データを取り込み、必要な画像処理を行う画像処理装置における前記画像処理プロセッサ内のレジスタ群に設定される属性・制御情報を設定更新方法であって、前記画像データを含むビデオ信号のブランキング期間に前記属性・制御情報が埋め込まれた状態で、前記画像データ及び前記属性・制御情報が、前記画像情報源に予め格納され、前記画像処理プロセッサは、前記画像情報源から取り込んだ前記画像データに係る前記ブランキング期間から、前記属性・制御情報を抽出し、前記レジスタ群に設定更新することを要旨とする。
【0011】
ここで、前記属性・制御情報は、前記ブランキング期間における水平同期信号期間に埋め込まれることが好適である。
【0012】
また、前記属性・制御情報は、一フレームごとの各ブランキング期間に埋め込まれ、前記画像処理プロセッサは、前記一フレームごとに前記設定更新を行うこともできる。
【0013】
また、典型的には、前記属性・制御情報は、前記画像データの作成格納と同時に、前記画像データを含むビデオ信号のブランキング期間に埋め込まれて、前記画像情報源に格納される。
【0014】
特に、前記属性・制御情報の所定単位ごとにチェックサムのためのデータを付加することもできる。
【0015】
また、上記目的を達成するため、本発明の画像処理装置は、上位CPUと、画像データに対する画像処理のための属性・制御情報が格納されるレジスタ群を有し、前記上位CPUからの指示に応じて、前記画像データを入力すると共に前記レジスタ群に格納された前記属性・制御情報を読み出し、入力した画像データに対して画像処理を行う画像処理プロセッサと、前記画像データを含むビデオ信号のブランキング期間に前記属性・制御情報が埋め込まれた状態で、前記画像データ及び前記属性・制御情報が格納される画像情報源と、を備えた画像処理装置であって、前記画像処理プロセッサは、前記ビデオ信号のブランキング期間から前記属性・制御情報を抽出し、前記レジスタ群に設定更新することを要旨とする。
【0016】
当該画像処理装置は、例えば遊技機に搭載され、遊技機の代表としてはパチンコ機及びパチスロ機がある。
【発明の効果】
【0017】
本発明の属性・制御情報設定更新方法及び画像処理装置によれば、上位CPUの負担を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1】本発明の画像処理装置における一実施形態の構成ブロック図である。
図2】画像情報源3側から画像処理プロセッサ2に入力される、画像データを含むビデオ信号VSのフォーマットを示す図である。
図3】本発明の好適な実施形態を説明するための図である。
図4】属性・制御情報ACDを、ビデオ信号内に画素データとして埋め込む際の割り当て方を説明するための図である。
図5】従来の技術を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の画像処理装置における一実施形態の構成ブロック図である。同図に示す一実施形態たる画像処理装置は、概して、上位CPU1、画像処理プロセッサ2、画像情報源3、表示機器4、及びビデオRAM5を備えている。更に、画像処理プロセッサ2は、データ抽出部21、チェックサム処理部22、レジスタ群23、及び画像処理部24を少なくとも備えている。通常の画像処理プロセッサとしては、他の必要な処理手段も備えているがここでは省略している。
【0020】
そこで、上位CPU1は、初期的に、以降、画像処理プロセッサ2に対する指示の前提条件ともいうべき属性・制御情報ACDを画像処理プロセッサ2に与え、画像処理プロセッサ2は、受け取った属性・制御情報ACDを内部のレジスタ群23に格納しておく。その後、画像処理プロセッサ2は、上位CPU1から画像処理の処理内容を指示したコマンド群をリストとして逐次入力し、それにより指定された処理対象画像や処理内容に応じた属性・制御情報ACDをレジスタ群23から読み出す、そして、画像処理部24が、読み出した属性・制御情報ACDに応じて、ビデオRAM5を利用しつつ画像データIDを編集・構成処理し、作成された画像データIDFは表示機器4に表示される。
【0021】
図2は、画像情報源3側から画像処理プロセッサ2に入力される、一フレームの画像データID(例えば、640×480画素)を含むビデオ信号VSのフォーマットを示す図である。同図に示すように、一般的に、ビデオ信号VSは、画像データID以外に、ブランキング期間BKが存在している。そこで、本発明においては、そのブランキング期間BKというスペースを利用して、画像データ供給側から常時、属性・制御情報ACDを画像処理プロセッサ2に供給する、というものである。そして、画像処理プロセッサ2は、レジスタ群23の内容が破壊された場合等のために、ビデオ信号VS内から属性・制御情報ACDを抽出し、レジスタ群23に設定し直す(なお、初期設定は、上述のように従来と同様上位CPU1が行う)。ここで、画像処理プロセッサ2は、速度的には、毎フレームごとに無条件でレジスタ群23を更新することが可能である。
【0022】
ここで、属性・制御情報ACDの設定の仕方であるが、画像情報源3が画像ROMであれば、画像表示処理のプログラマーが、図1に示すように画像データIDの作成格納と同時に対応する属性・制御情報ACDを画像ROMに格納しておく。このとき、ビデオ信号としてのブランキング期間BKが付帯した各フレーム画像データIDのそのブランキング期間BKに属性・制御情報ACDを埋め込んで、全体として画像情報として、画像情報源3としての画像ROMに格納する。また、画像情報源3が撮像機器の場合、撮像機器に格納された撮像画像データに対して後から属性・制御情報ACDを対応付けるようにすればよい。
【0023】
属性・制御情報ACDを埋め込む箇所は、画像処理プロセッサ2側が認識している限り、基本的ブランキング期間BKのどこでも構わないが、図2に具体的に示すように、水平同期信号HSYNC期間(同図(a))又は垂直同期信号VSYNC期間(同図(b))のいずれかに埋め込むことが考えられる。水平同期信号HSYNC期間か垂直同期信号VSYNC期間のいずれへ埋め込むかは、以下の観点から、水平同期信号HSYNC期間の方が好適である。すなわち、図3(a1)及び(b1)は、それぞれ、図2(a)及び(b)の場合における、時間経過とともに受け取る1ラインごとの属性・制御情報ACDを示す図である。このように、水平同期信号HSYNC期間の方に埋め込む方が、長時間に渡って小断片で受け取ることとなる。ビデオ信号VSの入力速度との関係から、画像処理プロセッサ2にはある程度のバッファ(図示せず)が必要ではあるが、長時間に渡って小断片で受け取る水平同期信号HSYNC期間の方が、当該バッファの容量は少なくて済む(図3(b1)及び(b2)に、図2(a)及び(b)のそれぞれの場合の、バッファに対する属性・制御情報ACDの蓄積量を示す)。なお、図3は模式図であり、同図(a1),(a2)と同図(b1),(b2)との間の比率は正確ではない。
【0024】
図4は、水平同期信号HSYNC期間に属性・制御情報ACDを埋め込む場合の、ビデオ信号VS内の画素情報と属性・制御情報ACDとの対応関係の例を示す図である。まず、レジスタ群23に格納されるべき属性・制御情報ACDは、一データが、レジスタ群23の格納場所を示すアドレス情報(16ビット)と格納されるべきデータ(16ビット)の対で構成されている。一方、一画素分のデータ量は、典型的には、RGBの各輝度データ24ビットである。従って、一画素分24ビットのおのおのに、16ビットのアドレス情報と16ビットのデータを格納する(それぞれ8ビット分の空きとなる)とすると、図4に示すように、属性・制御情報ACD用に、水平同期信号HSYNC期間の各ラインに8画素分を確保するとした場合、一水平ラインに4対の属性・制御情報ACDが埋め込まれることとなる。更に、後述のように、一水平ラインごとの属性・制御情報ACDにチェック用のチェックサム情報24ビットを埋め込むとすると全体で9画素分を必要とすることとなる。
【0025】
図1に戻り、属性・制御情報ACDがブランキング期間BKに埋め込まれたビデオ信号VSを受け取った画像処理プロセッサ2は、そのデータ抽出部21が、そのブランキング期間BKから属性・制御情報ACDを抽出する。
【0026】
そして、図1に示した実施形態においては、画像情報源3と画像処理プロセッサ2との間の転送路間で、ノイズ等の何らかの障害により、属性・制御情報ACDが破壊されてしまう危険性を想定して、チェックサムの情報を付加している。従って、データ抽出部21は、属性・制御情報ACDと共にチェックサムの情報をブランキング期間BKから抽出し、併せてチェックサム処理部22に送る。チェックサム処理部22は、例えば、式(1)に基づき、属性・制御情報ACDの正当性を検証する。
チェックサム=Σ(アドレス情報i+データi) ・・・(1)
チェックサムによる検証の結果、抽出した属性・制御情報ACDの正当性が疑われる場合には、当該属性・制御情報ACDを不採用とすることができる。
なお、チェックサムによる検証の採否は、当該画像処理装置内で設定可能とし、融通性を持たせることもできる。
【0027】
以上のように、本発明の属性・制御情報設定更新方法及び画像処理装置における一実施形態によれば、属性・制御情報ACDは、上位CPU1により初期設定されるものの、以降は、処理すべき画像データに付帯して送られてくるので、上位CPU1の負荷を軽減することができる。また、上位CPU1により設定する場合よりも高速に処理できる。
【産業上の利用可能性】
【0028】
本発明の属性・制御情報設定更新方法及び画像処理装置は、例えば、パチンコ機等の遊技機に採用又は搭載できる。
【符号の説明】
【0029】
1 上位CPU
2 画像処理プロセッサ
21 データ抽出部
22 チェックサム処理部
23 レジスタ群
24 画像処理部
3 画像情報源
4 表示機器
5 ビデオRAM
VS ビデオ信号
ID 画像データ
BK ブランキング期間
ACD 属性・制御情報
【要約】
【課題】 上位CPUの負担を軽減する。
【解決手段】 上位CPU1は、初期的に、以降、画像処理プロセッサ2に対する指示の前提条件ともいうべき属性・制御情報ACDを画像処理プロセッサ2に与え、画像処理プロセッサ2は、受け取った属性・制御情報ACDを内部のレジスタ群23に格納しておく。一方、プログラマーは、画像データIDの作成格納と同時に、対応する属性・制御情報ACDを、各フレームのブランキング期間に付加して画像ROMに格納しておく。画像処理プロセッサ2は、上位CPU1による初期設定の後は、画像情報源3から送られてくるビデオ信号VSのブランキング期間から属性・制御情報ACDを抽出し、レジスタ群23に設定更新する。画像処理プロセッサ2は、上位CPU1からコマンドに応じて、画像データを入力すると共に、対応する属性・制御情報ACDをレジスタ群23から読み出して指令された画像処理を行う。
【選択図】 図1
図1
図2
図3
図4
図5