(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5726295
(24)【登録日】2015年4月10日
(45)【発行日】2015年5月27日
(54)【発明の名称】パッドタイプのスラストベアリングならびにそのようなスラストベアリングを備えた回転機械
(51)【国際特許分類】
F16C 17/04 20060101AFI20150507BHJP
【FI】
F16C17/04 Z
【請求項の数】9
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2013-512969(P2013-512969)
(86)(22)【出願日】2011年5月16日
(65)【公表番号】特表2013-527411(P2013-527411A)
(43)【公表日】2013年6月27日
(86)【国際出願番号】FR2011051088
(87)【国際公開番号】WO2011151555
(87)【国際公開日】20111208
【審査請求日】2013年12月25日
(31)【優先権主張番号】1054312
(32)【優先日】2010年6月2日
(33)【優先権主張国】FR
(73)【特許権者】
【識別番号】513128235
【氏名又は名称】アルストム・リニューワブル・テクノロジーズ
(74)【代理人】
【識別番号】100114890
【弁理士】
【氏名又は名称】アインゼル・フェリックス=ラインハルト
(74)【代理人】
【識別番号】100099483
【弁理士】
【氏名又は名称】久野 琢也
(72)【発明者】
【氏名】リュック・メレ
【審査官】
久島 弘太郎
(56)【参考文献】
【文献】
特開平05−162687(JP,A)
【文献】
実開平02−054944(JP,U)
【文献】
特開平11−022724(JP,A)
【文献】
米国特許第01425979(US,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F16C 17/00− 17/26
F16C 33/00− 33/28
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
パッドタイプのスラストベアリング(1)であって、
各パッド(104)が、ダクト(6)によって隣接するものどうしが互いに連結された複数のキャビティ(V4)の中に収容された液体(10)上に載置され、
前記スラストベアリング(1)が、複数の凸状ケーシング(4)を備え、
前記凸状ケーシング(4)の各々が、それぞれ自身のキャビティ(V4)を規定し、
隣接する前記凸状ケーシングどうしが、前記ダクト(6)によって互いに連結され、
前記凸状ケーシングと前記ダクトとが、中空の機能的なサブアセンブリ(2)を形成し、
このサブアセンブリ(2)が、前記スラストベアリング(1)の他の構成部材とは別部材とされ、
前記サブアセンブリ(2)が、液体(10)によって充填された閉塞容積(V2)を形成し、
このようなパッドタイプのスラストベアリングにおいて、
前記ケーシング(4)の各々が、フレキシブルな袋(44)の両面上に配置される2つのシェル半体(422,424)を備え、
前記ダクト(6)の各々が、シース(62)内に挿入されたフレキシブルなホース(64)を備えており、
前記ケーシング(4)が、軸線(A4)を有した薄い厚さの円筒形状とされ、
前記ケーシング(4)の上面および下面が、装着状態においては、2つの水平方向ディスク(429)によって規定され、
前記ディスク(429)の周縁には、環状ビーズ(428)が配置されていることを特徴とするパッドタイプのスラストベアリング。
【請求項2】
請求項1記載のパッドタイプのスラストベアリング(1)において、
前記シェル半体(422,424)および前記シース(62)が、スチールから形成されていることを特徴とするパッドタイプのスラストベアリング。
【請求項3】
請求項1または2記載のパッドタイプのスラストベアリング(1)において、
前記フレキシブルな袋(44)および前記フレキシブルなホース(64)が、弾性体から形成されていることを特徴とするパッドタイプのスラストベアリング。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれか1項に記載のパッドタイプのスラストベアリング(1)において、
前記サブアセンブリ(2)の両端(21,22)が、互いに連結されていないことを特徴とするパッドタイプのスラストベアリング。
【請求項5】
請求項1〜4のいずれか1項に記載のパッドタイプのスラストベアリング(1)において、
前記閉塞容積(V2)内における液体(10)の圧力を測定するためのセンサ(8)が設けられていることを特徴とするパッドタイプのスラストベアリング。
【請求項6】
請求項4記載のパッドタイプのスラストベアリング(1)において、
前記閉塞容積(V2)内における液体(10)の圧力を測定するためのセンサ(8)が設けられ、
このセンサ(8)が、前記サブアセンブリ(2)の前記両端のうちの一方(21)上に配置されていることを特徴とするパッドタイプのスラストベアリング。
【請求項7】
請求項4記載のパッドタイプのスラストベアリング(1)において、
前記サブアセンブリ(2)の一方の端部(21,22)には、前記サブアセンブリ(2)を充填するためのデバイスが設けられていることを特徴とするパッドタイプのスラストベアリング。
【請求項8】
請求項1〜7のいずれか1項に記載のパッドタイプのスラストベアリング(1)において、
前記サブアセンブリ(2)が、装着状態においては、鉛直方向軸線(Z1)を中心として全体的に円形とされ、前記軸線(Z1)に対して垂直な平面内に配置されていることを特徴とするパッドタイプのスラストベアリング。
【請求項9】
回転機械(T)であって、
リング(101)と一体回転する回転部分を具備し、
前記リング(101)が、請求項1〜8のいずれか1項に記載されたスラストベアリング(1)のパッド(104)に対して接触したオイルフィルム(103)上に載置され、
前記スラストベアリング(1)が、前記回転機械(T)の固定部分(102)に対して押圧されていることを特徴とする回転機械。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、回転機械のためのパッドタイプのスラストベアリングに関するものである。
【背景技術】
【0002】
特許文献1,2により、パッドタイプのスラストベアリングを使用して、第2構成部材に対して回転連結された第1構成部材に属する複数のパッド上に印加された負荷の分配を行うことが公知である。パッドタイプのスラストベアリングは、ダクトによって互いに連結されたキャビティを密封的にカバーする複数のディスクから形成されており、複数のディスクは、加圧状態の液体を収容している。各パッドは、ディスクに対して当接することとなる。動作時には、形状的欠点が、回転連結を行っている構成部材に関して現れたにしても、過渡期に生成されるディスク変形によって実質的に即座に相殺される。その際、キャビティどうしの間における流体の移送が起こる。これは、ディスク上においてパッドによって印加された圧力を、実質的に一定の値に維持する。そのようなデバイスを充填するための手順は、複雑である。その理由は、液体が、キャビティのスペースおよび連結ダクトのスペースの全体を占めなければならないからである。加えて、このデバイスは、流体の漏洩というリスクを有しており、キャビティおよびダクトを形成する構成部材どうしの間の接触表面上へのエア侵入というリスクを有している。最後に、液体の抜き取りやシステムの分解や液体の再充填を行うために、メンテナンス操作に時間がかかり、デバイスの停止を必要とし、高価である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】仏国特許出願第1 200 013号明細書
【特許文献2】仏国特許出願第1 141 857号明細書
【特許文献3】独国特許出願第40 21 053号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献3は、ダクトによって互いに連結された複数のケーシング内に流体が収容されているような、パッドタイプのスラストベアリングを開示している。複数のケーシングおよび複数のダクトの組立によって形成されたユニットは、流体の漏洩というリスクと、ケーシングとダクトとの連結箇所上にエアバブルが侵入するというリスクと、を有している。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の目的は、パッドタイプのスラストベアリングの設置を単純化するとともに、パッドタイプのスラストベアリングのメンテナンスを単純化することであり、これにより、パッドタイプのスラストベアリングの信頼性を向上させることである。
【0006】
この目的のために、本発明は、パッドタイプのスラストベアリングに関するものであって、各パッドが、ダクトによって隣接するものどうしが互いに連結された複数のキャビティの中に収容された液体上に載置されている。そのようなスラストベアリングは、複数の凸状ケーシングを備え、凸状ケーシングの各々は、それぞれ自身のキャビティを規定し、隣接する凸状ケーシングどうしは、ダクトによって互いに連結されている。凸状ケーシングとダクトとは、中空の機能的なサブアセンブリを形成し、このサブアセンブリは、スラストベアリングの他の構成部材とは別部材とされ、サブアセンブリは、液体によって充填された閉塞容積を形成している。本発明においては、ケーシングの各々は、フレキシブルな袋の両面上に配置される2つのシェル半体を備え、ダクトの各々は、シース内に挿入されたフレキシブルなホースを備えている。
【0007】
よって、液体は、複数の袋からなるリングの中に収容される。複数の袋からなるリングは、機能的サブアセンブリを形成するとともに、パッドタイプのスラストベアリングの他の構成部材とは別部材とされる。一体部材とされたフレキシブルなリングは、充填作業を単純化し、漏洩という問題点やエアバブルの侵入というリスクを制限し、メンテナンス作業の所要時間や複雑さを低減することができる。実際、本発明によるスラストベアリングは、既に充填された状態で、使用場所へと搬送することができる。
【0008】
本発明の有利な見地においては、そのようなパッドタイプのスラストベアリングは、技術的に互いに組合せ可能とされた以下の様々な特徴点を有することができる。すなわち、
−シェル半体およびシースが、スチールから形成され、フレキシブルな袋およびフレキシブルなホースが、弾性体から形成されているという特徴点、
−サブアセンブリの両端が、互いに連結されていないという特徴点、
−スラストベアリングが、閉塞容積内における液体の圧力を測定するためのセンサが設けられているという特徴点、
−ケーシングが、薄い厚さの円筒形状とされ、ケーシングの上面および下面が、装着状態において、2つの水平方向ディスクによって規定され、ディスクの周縁には、環状ビーズが配置されているという特徴点、
−サブアセンブリが、装着状態において、鉛直方向軸線を中心として全体的に円形とされ、軸線に対して垂直な平面内に配置されているという特徴点。
【0009】
本発明は、さらに、回転機械に関するものであって、リングと一体回転する回転部分を具備し、リングが、上述したスラストベアリングのパッドに対して接触したオイルフィルム上に載置され、スラストベアリングが、回転機械の固定部分に対して押圧されている。
【0010】
添付図面を参照しつつ、本発明によるパッドタイプのスラストベアリングに関する以下の説明を読むことにより、本発明がより明瞭に理解され、本発明の他の利点がより明瞭となるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1】本発明によるパッドタイプのスラストベアリングを備えた油圧タービンの一部の原理を示す横断面図である。
【
図2】
図1に示すスラストベアリングに属する複数の変形可能なケーシングからなるチェインを示す斜視図である。
【
図4】
図2のIV−IV線に沿った部分を拡大して示す矢視断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
図1には、油圧タービンTが、部分的に示されている。リング101は、タービンTの図示されていないホイールに対して回転可能に連結されており、タービンTが動作する際には、鉛直方向軸線Z1まわりに回転する。リング101は、ベアリングによって、固定構造102に対して、支持されている。ベアリングは、リング101の下面1012と、鉛直方向軸線Z1まわりにおいて等間隔で配置された8個のパッド104のそれぞれの上面1042と、の間に規定されたオイルフィルム103によって形成されている。
【0013】
パッド104は、パッドタイプのスラストベアリング1に属しており、構造102に対しての様々な表面1042のの高さを調節することができる。これにより、オイルフィルム103の連続性を保証することができる。スラストベアリング1は、パッド104に加えて、各パッド104の下方に配置された、負荷移送ブロック105と、スペーサ106と、を備えている。負荷移送ブロック105とスペーサ106との間には、変形可能なケーシング4が設けられている。ケーシング4の内部容積V4が、キャビティを形成している。よって、ケーシング4の数は、タービンTのパッド104の数に等しいものとされる。
【0014】
チェインあるいはロザリーの形状とされた機能的サブアセンブリ2は、8個のケーシング4と、ケーシングどうしを連結している7個のダクト6と、から構成されている。このサブアセンブリは、スラストベアリング1を備える他の部材とは無関係に、単一的な態様で操作することができる。
【0015】
パッドタイプのスラストベアリング1は、パッド104上へとタービンTによって印加された負荷を一様に分散させるという機能を有している。
【0016】
V6は、ダクト6の内部容積を示している。容積V4と容積V6とは、合わせて、チェイン2の内部容積V2を構成する。ケーシング4は、凸状とされている。各ケーシングは、ダクト6に対しての接合部分を除いて、頂面と底面と側面とによって、容積V4を囲んでいる。
【0017】
チェイン2の容積V2の全体は、液体10によって充填されている。液体10は、例えば、オイルや添加された水や液体シリコーンといったようなものとすることができる。したがって、チェイン2は、液体10の循環のためのサブアセンブリを構成する。言い換えれば、液体10は、容積V2内を自由に循環することができ、チェイン2は、スラストベアリング1を構成する他の機械的部材から分離することができる。装着された状態においては、チェイン2は、変形可能なケーシング4上においてブロック105とスペーサ106との間に固定されており、リング101に起因する負荷を受領する。
【0018】
チェイン2は、全体的に軸線Z1を中心とした円形とされ、軸線Z1に対して垂直な平面内に配置されている。ケーシングは、軸線Z1に対して平行な軸線A4を有した薄い厚さの円筒体を有しており、軸線Z1と軸線A4との間の径方向距離は、チェイン2によって規定される円の半径に等しいものとされている。ケーシング4の外周は、円環ビーズによって規定されており、円環ビーズは、軸線A4と同様の回転軸線を有している。ダクト6は、円形横断面を有したチューブとされ、ダクト6の長手方向軸線は、チェイン2によって規定される円と同等の曲率半径を有している。
【0019】
動作時には、ケーシング4上へと部材104,105,106によって印加される負荷の相違は、チェイン2の内部における液体10の圧力によって引き起こされるケーシング4の小さな移動によって、相殺される。このようにして、ケーシング4に対して印加される負荷は、ケーシング4の各々上へと均等に分散される。
【0020】
チェイン2の各端部21,22に存在する変形可能なケーシング4は、互いに連結されていない。これにより、他方の端部22を閉塞しておくことによって、一方の端部21からチェイン2を容易に充填することができる。これに代えて、チェイン2は、また、閉塞したループを形成することもできる。これにより、負荷変動時に、液体10の移動を、より速く行うことができ、したがって、負荷の再分散を、より速く行うことができる。
【0021】
チェイン2の充填時には、液体10は、雰囲気圧力とされる。液体10の内圧は、チェイン2が装着構成とされていてパッド104によって印加された負荷を支持する際には、ケーシング4の負荷に起因する。
【0022】
センサ8が、チェイン2内に設けられている。これにより、容積V2内における液体10の圧力を測定することができる。センサは、実用的には、チェイン2の端部21上に配置されている。他端22には、例えばスクリューキャップやバルブといったような、チェイン2を充填するための図示していないデバイスが設けられる。センサ8は、図示していない制御ユニットに対して、液体10の圧力を表す信号を送出する。この信号により、液体10の漏洩を検出することができる。
【0023】
図3および
図4に明瞭に示すように、各ケーシング4は、二部材型のシェル42を備えている。二部材型のシェル42は、2つの剛直なシェル半体422,424を有している。2つの剛直なシェル半体422,424の間に、フレキシブルな袋44が配置されている。各ダクト6は、剛直なシース62を備えており、剛直なシース62の内部に、フレキシブルホース64が挿入されている。
【0024】
2つの剛直なシェル半体422,424の各々は、装着構成において軸線Z1に対して垂直なディスク429と、ディスク429の外周縁上に配置されていて半円形横断面を有したビーズ428と、を有している。よって、2つの剛直なシェル半体422,424は、凸状とされている。平板状の環状部分430が、ビーズ428の外周縁から延出されている。これにより、チェイン2の組立時には、2つの剛直なシェル半体422,424を互いに接触させることができる。径方向の長手方向軸線を有しなおかつ半円形の横断面形状を有した連結チャネル426が、平板状の環状部分430の2つの径方向反対側のポイントに配置されている。これにより、シース62に対して、2つの剛直なシェル半体422,424を連結することができ、フレキシブルな袋44とホース64との間における液体10の循環を可能とすることができる。
【0025】
各袋44には、ビーズ428の内部形状に対応した外側円形部分448が設けられている。よって、各ケーシング4は、周縁領域に、環状ビーズ48を有しており、環状領域48は、円形横断面形状を有しつつ、液体10が充填されている。
【0026】
実用的には、袋44およびホース64は、弾性体から形成することができ、2つの剛直なシェル半体422,424およびシース62は、スチールから形成することができる。
【0027】
フレキシブルな袋44は、2つの剛直なシェル半体422,424の表面形状に対応した幾何形状を有している。これにより、フレキシブルな袋44を、2つの剛直なシェル半体422,424の間に封入することができる。
【0028】
サブアセンブリ2は、まず最初に、袋44と、シース62を有したホース64と、を連結することにより、次に、2つの剛直なシェル半体422,424を配置することにより、構成することができる。このサブアセンブリすなわちチェイン2は、使用場所へと出荷する前に、製造現場において、液体10を充填することができる。これにより、使用場所においては、このサブアセンブリすなわちチェイン2は、完成品として操作することができ、液体10を充填する必要なく、スラストベアリング1の部材105,106の間に配置することができる。
【0029】
このことは、タービンTの設置時だけでなく、標準的な手法でチェイン2を交換するようなメンテナンス作業時にも、有利である。
【0030】
図2は、8個のケーシング4を備えたチェイン2と、8個のパッド104と、を示している。図示しない代替可能な態様においては、スラストベアリング1は、8個とは異なる数のパッド104を備えることができ、チェイン2は、パッド104と同数のケーシング4を備えることができる。
【0031】
本発明の図示していない代替可能な態様においては、ダクト6の長手方向軸線は、チェイン2が規定する円の半径とは異なる曲率半径を有することができる。例えば、曲率半径は、チェイン2が規定する円の半径よりも大きなものとすることができる。さらに、ダクトの断面形状は、円形以外の形状とすることができる。
【0032】
ケーシング4は、それぞれの内部容積V4によって、パッド104およびスペーサ106とは独立的に存在する一組をなすキャビティを形成している。言い換えれば、ケーシング4は、それらキャビティのアウトラインを形成している。
【0033】
代替可能な態様においては、ダクト6は、部分的にスチール以外から構成することができる。例えば、全体を熱可塑材料から形成することができる。
【0034】
上述したパッドタイプのスラストベアリング1は、タービンのためのものとして図示されている。しかしながら、本発明は、任意の回転油圧機械に対して適用することができ、油圧以外の任意の回転機械に対して適用することさえ可能である。例えば、交流発電機や、工作機械や、望遠鏡、に対して適用することさえ可能である。
【符号の説明】
【0035】
1 パッドタイプのスラストベアリング
2 サブアセンブリ
4 凸状のケーシング
6 ダクト
8 センサ
10 液体
44 フレキシブルな袋
62 シース
64 フレキシブルなホース
101 リング
102 固定部分
103 オイルフィルム
104 パッド
422 シェル半体
424 シェル半体
428 環状ビーズ
429 ディスク
T 回転機械、タービン