特許第5727078号(P5727078)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】5727078
(24)【登録日】2015年4月10日
(45)【発行日】2015年6月3日
(54)【発明の名称】ドア施錠確認装置
(51)【国際特許分類】
   E05B 41/00 20060101AFI20150514BHJP
【FI】
   E05B41/00 E
【請求項の数】3
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2014-162319(P2014-162319)
(22)【出願日】2014年8月8日
【審査請求日】2014年9月2日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】591073810
【氏名又は名称】株式会社イリエ
(73)【特許権者】
【識別番号】514202099
【氏名又は名称】ナイル電子株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100075948
【弁理士】
【氏名又は名称】日比谷 征彦
(74)【代理人】
【識別番号】100181928
【弁理士】
【氏名又は名称】日比谷 洋平
(72)【発明者】
【氏名】梅ノ井 正
(72)【発明者】
【氏名】中山 國威
【審査官】 川島 陵司
(56)【参考文献】
【文献】 特開2005−146816(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E05B 41/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
垂直状態から時計回り又は反時計回りに回転して水平状態にすることで施錠するドア施錠金具のサムターンに取り付けて使用するドア施錠確認装置であって、
外箱体の外面に前記サムターンに取り付ける接合部を設け、
前記外箱体の内部に、回転軸穴を中心に回動するシーソー部品と、該シーソー部品に装着され、電気的に接続したLED、電池及び傾斜スイッチを上面に固定した配線基板とを設け、
前記サムターンの前記時計回り及び反時計回りのいずれの回転方向においても、該回転に連動して、前記傾斜スイッチのオンオフ状態が切り換わり、前記LED点灯又は消燈することを特徴とするドア施錠確認装置。
【請求項2】
前記サムターンが前記垂直状態においては、前記電池の重量によって、前記シーソー部品は前記回転軸穴を中心に前記電池側に傾いていることを特徴とする請求項1に記載のドア施錠確認装置。
【請求項3】
前記傾斜スイッチは短絡用の球体を備え、前記配線基板に対し垂直方向を向くように配置したことを特徴とする請求項1又は2に記載のドア施錠確認装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、建築物に於けるドア施錠確認装置に関する。
【背景技術】
【0002】
ドア施錠が為されているか否かの確認は、部屋内側においては、扉に備えられた錠前のサムターンの羽が横向きか、縦向きかを目視で行っている。従って、夜間とか暗がりで確認するときには、電灯をつけなければならないなど手間がかかる。一方、住居などでは、鍵の掛け忘れなどで、施錠なしで夜間を過ごすことは危険である。ところが、鍵の掛け忘れなどを、簡単に気付ける備えをしているところは少ない。
【0003】
例えば、特許文献1は、デッドボルトの動きを扉外側からキーにより操作するシリンダー部と、デッドボルトの動きを扉内側から操作するサムターン部と、キーに備えられたマグネットと、シリンダー部にキーが挿入され、キーに備えられたマグネットが近接したときにこれを検知するキー用磁気センサと、施錠解錠状態を点灯表示する発光素子とを具備し、マグネットが磁気センサに近接するか離隔するかに応じて、発光素子の点灯表示状態を変化させて施錠解錠状態を扉外側から視認可能とすることにより、扉の錠前の施解錠を外側から目視確認でき、扉の施錠忘れを防止できる扉の施錠解錠装置を開示している。
【0004】
しかし、この先行技術の場合、マグネットを組み込んだ特殊なキーを用い、マグネットが磁気センサに近接するか離隔するかに応じて、発光素子の点灯表示状態を変化させて施錠解錠状態を扉外側から視認可能にしたものであり、複雑な構造とならざるを得ない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2008−261138号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の課題は、カギの掛け忘れなどを簡単に気付ける構造を有するドア施錠確認装置を提供することである。
【0007】
本発明のもう一つの課題は、発光ダイオード(LED)を用いて施錠又は解錠を表示することにより、夜間や、暗がりでも、電灯を点灯させることなく、施錠状態を確実に確認し得るドア施錠確認装置を提供することである。
【0008】
本発明の更にもう一つの課題は、LEDを確実に点灯又は滅灯させ得るドア施錠確認装置を提供することである。
【0009】
本発明の更にもう一つの課題は、既存の建物に取り付けられている錠を活かしながら、これに付加し得るドア施錠確認装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上述した課題を解決するための本発明に係るドア施錠確認装置は、垂直状態から時計回り又は反時計回りに回転して水平状態にすることで施錠するドア施錠金具のサムターンに取り付けて使用するドア施錠確認装置であって、外箱体の外面に前記サムターンに取り付ける接合部を設け、前記外箱体の内部に、回転軸穴を中心に回動するシーソー部品と、該シーソー部品に装着され、電気的に接続したLED、電池及び傾斜スイッチを上面に固定した配線基板とを設け、前記サムターンの前記時計回り及び反時計回りのいずれの回転方向においても、該回転に連動して、前記傾斜スイッチのオンオフ状態が切り換わり、前記LED点灯又は消燈することを特徴とする。
【0011】
ところで、ドア用の施錠金具に設けられている、施錠、解錠の作動用のサムターンは、垂直状態と水平状態間での移動であり、且、垂直状態と水平状態で止まるようになっている。
【0012】
一方、傾斜スイッチは、水平状態の位置では、オンオフ機能が不安定である。即ち、サムターンが水平状態に停まっている時は、傾斜スイッチも水平状態に留まり、傾斜スイッチ内の短絡用の球体の位置が定まらず、オンオフ機能が不安定になる。
【0013】
そこで、シーソー部品を用い、傾斜スイッチを、ケース本体内部でシーソー移動可能状態に設置し、傾斜スイッチが水平状態の位置には停止しないようにする。即ち、傾斜スイッチは、ケース本体内部で、シーソー部品により、水平の位置から約20度前後傾いた状態で停止する。シーソー部品を傾ける作用は、重力の作用に依拠することができる。
【0014】
上記のように、傾斜スイッチを外箱内部でシーソー移動可能状態に設置することにより、傾斜スイッチが水平状態に停まらないようにすることができる。この方式により、オンオフ機能が確実に発揮され、誤作動が防止される。
【0015】
また、シーソー部品の長手方向の向きは、サムターンの長手方向の向きと直交するように設定する。これは、通常、サムターンが縦方向を向いているときは解錠時であり、サムターンが横方向を向いているときは施錠時である。
【0016】
LEDの点灯を、解錠時に合せた設定したことにより、シーソー部品とサムターンとは直交するように設定したのである。即ち、傾斜スイッチは、垂直方向で、シーソー部品の上方に設置し、傾斜スイッチは、その上端が上に向くように設定しているので、スイッチオンの状態になる。
【0017】
LEDの点灯を、解錠時に合せるのは、施錠忘れを警告することに主眼を置いたからである。また、常時、施錠に気を配っている人は、解錠時間より施錠時間が長く、節電の効果があるからである。
【0018】
一方、LEDの点灯を、施錠時に合せた設定をする場合には、シーソー部品の長手方向の向きを、サムターンの長手方向の向きと平行するように設定すればよい。
【0019】
また、ドア施錠確認装置は、施錠金具のサムターンの回転方向が、左開き扉と右開き扉とで逆な場合でも、左開き扉と右開き扉とに共通して使用することができる。
【0020】
また、ドア施錠確認装置は、ケース本体の外面に接合部を有している。接合部により既存の施錠金具のサムターンに、ドア施錠確認装置に設けた前記接合部のV字状溝を被せれば良く、簡単に取付ができる。また、より強固に固定する場合は、前記接合部のV字状溝に充填接着剤を塗布しておけばよい。
【0021】
但し、前記接合部は取付け対象となる施錠金具の取付け部である、サムターンの形状に合わせた調整部品として複数種用意する必要はある。
【0022】
この場合にドア施錠確認装置本体は共通とし、接合部のみ変更すればよい。この場合、多品種を経済的に、且より簡便に、より強固に接合することができる。
さらに、ドア施錠確認装置は既設された施錠金具に、施錠金具の機能を損なうことが無く、介して取り付けることができる。
【発明の効果】
【0023】
以上述べたように、本発明によれば、次のような効果が得られる。
(a)カギの掛け忘れなどを簡単に気付ける構造を有するドア施錠確認装置を提供することができる。
(b)LEDを用いて施錠又は解錠を表示することにより、夜間や、暗がりでも、電灯を点灯させることなく、施錠状態を確実に確認し得るドア施錠確認装置を提供することができる。
(c)LEDを確実に点灯又は滅灯させ得るドア施錠確認装置を提供することができる。
(d)既存の建物に取り付けられている錠を活かしながら、これに付加し得るドア施錠確認装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
図1】施錠金具にドア施錠確認装置をセットした状態図である。
図2】ドア施錠確認装置を時計回りに90度回転した図である。
図3】本発明に係わるドア施錠確認装置の拡大正面図である。
図4図3の上側面図である。
図5】ドア施錠確認装置50から上蓋52を除いた拡大正面図である。
図6図5のA―A線断面図である。
図7図4のB―B線断面の拡大図である。
図8】ドア施錠確認装置内部の水平時状態図である。
図9】ドア施錠確認装置内部の時計回り移動の状態図である。
図10】ドア施錠確認装置内部の反時計回り移動の状態図である。
図11図7のC―C線断面図で、接合部の断面を示す図である。
図12】施錠時点灯の場合のドア施錠確認装置の図である。
【発明を実施するための形態】
【0025】
図1は、ドアの施錠金具にドア施錠確認装置をセットした状態図である。図1の鎖線図示は、ドア本体100、サムターン101、デッドボルト102、ドアノブ103、軸心104である。ドア施錠確認装置50は、接合部56、装置本体60、上蓋52、照明窓53、電池蓋54、止めネジ55を含む。
【0026】
通常、施錠金具は、サムターン101が縦方向を向いている状態で、デッドボルト102は解錠、照明窓53は点灯している。ドア施錠確認装置50は、装置本体60が、サムターン101の下方に位置し、且、水平方向で横長な装置本体60が、垂直方向で縦長なサムターン101と直交する位置関係にある。この理由は後述する。
【0027】
図2は、図1の状態から、ドア施錠確認装置50、及び、サムターン101を時計回りに90度回転した図である。符号51は、ケース本体である。図2に於いて、デッドボルト102は施錠状態にあり、照明窓53は消灯している。
【0028】
図3は、ドア施錠確認装置50の拡大正面図である。固定突起57以外の参照記号は、図1の参照記号と同じである。図4は、図3の上側面図である。参照記号は、図1図2、及び図3の参照記号と同じである。図5は、図3のドア施錠確認装置50から上蓋52を取り除いた拡大正面図である。ドア施錠確認装置50は、シーソー部品1と、傾斜スイッチ2と、LED3と、電池5とを含む。電極板4、回転軸穴11、傾斜スイッチ2の上面21、ケース本体51である。
【0029】
LED3は、施錠時に点灯、若しくは、解錠時に点灯のいずれか一方に定めて置き、施錠を確認するための信号灯となる。
【0030】
傾斜スイッチ2は、LED3と電池5の間に介在し、LED3の点滅を制御し、電池5はLED3の電源である。傾斜スイッチ2と、LED3と、ボタン電池5とを用いることにより、ドア施錠確認装置50をコンパクトに構成することができ、使用時もスペースを少なくすることができる。
【0031】
図6は、図5のA―A断面図である。上蓋52は鎖線で補ってある。配線基板6は、シーソー部品1に設けられた押え突起13の下を通し、シーソー部品1に装着され、装着した後、押え蓋14で配線基板6が抜け戻るのを押えている。その他の添付符号は図5の場合と同じである。
【0032】
図7は、図4のB―B断面の拡大図である。シーソー部品1に設けられた図5に示した回転軸穴11に、上蓋52に設けられた軸心521と、ケース本体51に設けられた軸心521とがそれぞれ挿入されており、シーソー部品1は、上蓋52とケース本体51との間に回転可能に挟持されている。依って、シーソー部品1は、回転軸穴11を中心としてシーソー作動ができる。
【0033】
また先に述べたように、配線基板6は押え突起13に押えられており、シーソー部品1から飛び出すことはない。傾斜スイッチ2と、LED3及び電極板4のそれぞれの端子21,31、及び41が、配線基板6を貫通しており、プリント配線に溶接されている。符号12はシーソー部品1に一体成形された回転軸穴11の外周部である。その他の添付符号は図5の場合と同じである。
【0034】
図8は、図1に於けるドア施錠確認装置50内部の状態図である。シーソー部品1及び傾斜スイッチ2、LED3などの電装部品は、ボタン電池5の重量で回転軸穴11を中心に時計回りに傾いている。傾斜スイッチ2は、傾斜しながらも上面21が上を向き、スイッチオンの状態にある。同時に、LED3は、点灯する。
【0035】
図9は、図2に於けるドア施錠確認装置50内部の状態図である。シーソー部品1及び傾斜スイッチ2、LED3などの電装部品は、ボタン電池5の重量で回転軸穴11を中心に右側に傾いている。傾斜スイッチ2は、傾斜しながら上面21が斜め下を向き、スイッチオフの状態にある。同時に、LED3は、消灯する。この傾斜スイッチ2が、傾斜しながら上面21を斜め下に向かせるのが、シーソー部品1の働きである。
【0036】
ところで、ドア用の施錠金具に設けられている、施錠、解錠の作動用のサムターンは、垂直状態と水平状態間での移動であり、且、垂直状態と水平状態で止まるようになっている。
【0037】
一方、傾斜スイッチ2は、シーソー部品1が無ければ、水平状態の位置に留まり、オンオフ機能が不安定である。即ち、サムターン101が水平状態に停まっている時は、傾斜スイッチ2も水平状態に留まって居たのでは、傾斜スイッチ内の短絡用の球体の位置が定まらず、オンオフ機能が不安定になる。
【0038】
そこで、シーソー部品1を用い、傾斜スイッチ2を、ケース本体51内部でシーソー移動可能状態に設置し、傾斜スイッチ2が水平状態の位置には停止しないようにする。即ち、傾斜スイッチ2は、ケース本体51内部で、シーソー部品1により、水平の位置から約20度前後傾いた状態で停止する。シーソー部品1を傾ける作用は、ボタン電池5に重力が加わって重さが生じたことによる。
【0039】
上記のように、傾斜スイッチ1をケース本体51内部でシーソー移動可能状態に設置することにより、傾斜スイッチ2が水平状態に停まらないようにすることができる。
この方式により、オンオフ機能が確実に発揮され、誤作動が防止される。
【0040】
また、シーソー部品1の長手方向の向きは、サムターン101の長手方向の向きと直交するように設定してある。これは、通常、サムターンが縦方向を向いているときは解錠時であり、サムターンが横方向を向いているときは施錠時であることによる。
【0041】
LED3の点灯を、解錠時に合せた設定にしたことにより、シーソー部品とサムターンとは直交するように設定したのである。即ち、傾斜スイッチ2は、垂直方向で、シーソー部品1の上方に設置し、傾斜スイッチ2は、その上端21が上を向くように設定しているので、スイッチオンの状態になる。
【0042】
LED3の点灯を、解錠時に合せるのは、施錠忘れを警告することに主眼を置いたからである。また、常時、施錠に気を配っている人は、解錠時間より施錠時間が長く、節電の効果があるからである。
【0043】
一方、LED3の点灯を、施錠時に合せた設定をする場合には、シーソー部品1の長手方向の向きを、サムターン101の長手方向の向きと平行するように設定すればよい。
【0044】
図10は、ドア施錠確認装置50を反時計回りに90度回転した状態の図である。シーソー部品1及び傾斜スイッチ2、LED3などの電装部品は、ボタン電池5の重量で回転軸穴11を中心に反時計回りに傾いている。傾斜スイッチ2は、傾斜しながら上面21が斜め下を向き、スイッチオフの状態にある。同時に、LED3は、消灯する。従って、ドア施錠確認装置50は、施錠金具のサムターンの回転方向が、左開き扉と右開き扉とで逆な場合でも、左開き扉と右開き扉とに共通して使用することができる。
【0045】
図11は、図7のC―C断面図である。即ち、接合部56の断面図である。また、ドア施錠確認装置50は、ケース本体51の外面に接合部56を有している。接合部56により既存の施錠金具のサムターン101に、ドア施錠確認装置50に設けた接合部56のV字状溝59を被せれば良く、簡単に取付けることができる。
【0046】
また、より強固に固定する場合は、接合部56のV字状溝59に充填接着剤を塗布しておけばよい。但し、前記接合部56は取付け対象となる施錠金具の取付け部である、サムターン101の形状に合わせた調整部品として複数種用意する必要はある。この場合に装置本体60は共通とし、接合部56のみ変更すればよい。この場合、多品種を経済的に、且より簡便に、より強固に接合することができる。
【0048】
図12は、施錠時点灯の場合のドア施錠確認装置70の図である。LED3の点灯を、施錠時に合せた設定をする場合には、シーソー部品1の長手方向の向きを、サムターン101の長手方向の向きと平行するように設定すればよい。詳細説明は省くが、装置本体70は、装置本体60と同じものを使用し、接合部76は接合部56を90度移動させればよい。
【0049】
なお、当然のことであるが、LED3、電池5及び傾斜スイッチ2は、配線基板6の上面に固定され、上述した動作が確保できるように電気的に接続されている。
【符号の説明】
【0050】
1 シーソー部品
11 回転軸穴
101 サムターン
2 傾斜スイッチ
3 LED
4 電極板
5 ボタン電池
50 ドア施錠確認装置
51 ケース本体
52 上蓋
53 照明窓
6 配線基板
60 装置本体
【要約】      (修正有)
【課題】既存の建物の錠に取り付けることができ、カギの掛け忘れなどを夜間や暗がりでも簡単に気付くことができるドア施錠確認装置を提供する。
【解決手段】ドア施錠確認装置は、ケース本体51の内部に、シーソー部品1と、シーソー部品1の上方に設置した傾斜スイッチ2とLED3と電池5とを含む。既存の施錠金具のサムターンにドア施錠確認装置の接合部を被せて取り付け、サムターンを回転させると、ドア施錠確認装置のシーソー部品1が反対側に傾き、傾斜スイッチ2が作動してLED3が点灯または消灯するので施錠または解錠を簡単に確認できる。
【選択図】図8
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12