(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、添付の各図面を参照して、本発明の薄膜電池パッケージング方法及び薄膜電池パッケージ製造装置を説明する。
【0015】
本発明の各実施例において、前記薄膜電池パッケージング方法は、前記薄膜電池パッケージ装置を使用する方法で説明する。
【0016】
まず、本発明の薄膜電池パッケージ装置の構成を説明する。
【0017】
図1を参照すると、前記薄膜電池パッケージ装置は、パッケージハウジング保存部10、電池保存部20、電池移動部100、パッケージ制御ユニット200及び熱提供部(図示せず)を含んで構成される。
【0018】
図4を参照すると、前記パッケージハウジング保存部10には、多数のパッケージハウジング400が載せられる。前記各パッケージハウジング400には、上面が開口される積層空間aが形成される。前記積層空間aは、開口される上面から一定の深さをなす。前記パッケージハウジング400は、セラミックなどの絶縁体で形成される。
【0019】
前記電池保存部20には多数の単位電池21が載せられる。前記各単位電池21は、一定の厚さを形成する。また、前記各単位電池21は、前記積層空間aに投入され得る面積を形成する。例えば、前記各単位電池の厚さは70μmであり得る。
【0020】
前記電池移動部100は、真空提供部130と、前記真空提供部130から提供される真空を使用して前記単位電池21を吸着又は把持する真空ノズル110と、前記パッケージハウジング保存部10と電池保存部20とをつなぐ第1の移動経路○1(丸数字1)に沿って前記真空ノズル110を移動させる真空ノズル駆動機120とを含んで構成される。
【0021】
また、前記電池移動部100は、
図4及び
図5に示したように、前記真空ノズル110に設けられ、順次積層される各単位電池21に外部から提供されるエアを、一定の加圧力を形成するように吐出するエア吐出部112をさらに備えることができる。ここで、前記真空ノズル110には、エアが吐出されるエアホール111が形成される。
【0022】
前記パッケージ制御ユニット200は、
図9に示したように、パッケージハウジング400の積層空間aに設定される積層深さDpと、各単位電池21を前記積層空間aに順次積層することによって可変する補正深さDとが互いに同一になるように前記電池移動部100の作動を制御し、各単位電池21を積層空間aに積層する。
【0023】
図1及び
図9を参照すると、前記パッケージ制御ユニット200は、高さ測定部210及び制御部220を含んで構成される。
【0024】
前記高さ測定部210は、前記真空ノズル210に設置され、パッケージハウジング400の積層深さDp及び前記積層空間aに積層される単位電池21の補正深さDを測定することができる。
【0025】
前記高さ測定部210は、距離値である積層深さDp又は補正深さDを接触式又は非接触式で測定することができる。非接触式の場合、図面に示していないが、高さ測定部210は、発光部及び受光部を有する光センサー、レーザーセンサー、距離測定センサー及び超音波センサーのうちいずれか一つを含むことができる。
【0026】
前記制御部220は、前記高さ測定部210と電気的に連結され、前記の測定される補正深さDが前記積層深さDpと互いに同一になるように前記電池移動部100の作動を制御することができる。
【0027】
一方、
図1、
図2及び
図7を参照すると、本発明に係るパッケージ制御ユニット200は、パッケージハウジング400の積層空間aの積層深さD0を測定し、各単位電池21を積層することによって形成される平均深さと前記積層深さD0とが同一になるように前記各単位電池21の積層位置を補正し、前記の補正された積層位置で各単位電池21を前記積層空間に順次積層することもできる。
【0028】
ここで、パッケージ制御ユニット200の制御部220は、各単位電池21の平均厚さを設定し、前記各単位電池21の積層時に塗布される接合剤1の平均塗布厚さを設定し、前記各単位電池21の平均厚さ及び前記接合剤1の平均塗布厚さを合算し、前記の合算された値を前記平均深さに設定することができる。
【0029】
また、前記制御部220は、前記各単位電池21の平均厚さをなす高さを各単位電池21の積層位置に設定し、前記接合剤1の平均塗布厚さをなす高さを接合剤1の塗布位置に設定することができる。
【0030】
そして、前記制御部220は、前記積層深さと前記平均深さとが互いに同一になるように前記積層位置と前記塗布位置を補正することができる。
【0031】
前記制御部220は、前記電池移動部100を使用して前記の補正された積層位置で各単位電池21を積層し、前記接合剤塗布部300を使用して前記の補正された塗布位置で接合剤1を塗布することができる。
【0032】
そして、本発明に係る熱提供部は、前記積層が完了した各単位電池21間の接合剤1を熱硬化又は熱処理させる。
【0033】
前記接合剤1は、熱硬化されることによって電気伝導性が向上する。したがって、最終的に、各単位電池21は電気的に並列に連結される。
【0034】
ここで、前記熱提供部は、紫外線又は赤外線の光を発散する装置であり得る。
【0035】
また、前記熱提供部としては、熱風循環方式のオーブンを使用することができる。
【0036】
ここで、オーブンは、パッケージハウジング400を個別的に熱処理する個別熱処理方式でもあり、レール移動式のインライン方式オーブンチャンバーでもあり得る。
【0037】
また、前記熱処理時のキュアリング温度は、リチウム電池などの単位電池のアタック(attack)を防止するために摂氏120度未満に設定するとよい。
【0038】
また、前記薄膜電池パッケージ製造装置は、接合剤塗布部300を含む。
【0039】
前記接合剤塗布部300は、伝導性ペーストである接合剤1(
図9参照)を供給する接合剤供給部330と、前記接合剤供給部330から接合剤を受け取り、前記積層空間a及び単位電池21に伝導性接合剤1を塗布する接合剤塗布ノズル310と、第2の移動経路○2(丸数字2)に沿って前記接合剤塗布ノズル310を移動させる接合剤塗布ノズル駆動部320とを含んで構成される。
【0040】
前記第2の移動経路○2(丸数字2)は、パッケージハウジング保存部10と電池保存部20とをつなぐ経路であって、これは、第1の移動経路○1(丸数字1)とは別途に構成される。
【0041】
一方、
図14を参照すると、本発明に採択されるケースハウジング400の上端には、コバール合金で形成される支持部材410が設けられる。
【0042】
本発明に係るケースハウジング400の上端部に位置する支持部材410は、ケースハウジング400の上端に別途に形成したり、一体に形成することができる。
【0043】
前記支持部材410は、パッケージハウジング400の上端部に一定の高さをなして位置する。
【0044】
また、前記支持部材410の内側面W2は、前記内部空間aの側部を取り囲む。前記支持部材410の内側面W2と前記内部空間aの内壁W1は互い違いに形成される。
【0045】
すなわち、前記支持部材410は、外側に段差を有して形成される。
【0046】
前記支持部材410の内側面W2は、前記内部空間aの内壁W1の外側に一定距離dだけ離隔する。前記支持部材410の断面幅は、支持部材410の下方に形成されるケースハウジング400の断面幅より狭く形成される。
【0047】
前記構成を参照すると、各単位電池21間に塗布される伝導性ペーストである接合剤1が過度に塗布される場合、これは、各単位電池21間を介して側方に過度に突出し得る。
【0048】
各単位電池21のうち支持部材400によって取り囲まれる上部側の4番ないし6番の単位電池21の側方では、伝導性ペーストコーティング層1が外側に突出する。
【0049】
このとき、前記支持部材400の内側面W2が内部空間aの内壁W1から‘d'だけ離隔するので、前記側方に突出する接合剤1は、支持部材400の内側面W2と接触しないこともある。
【0050】
したがって、本発明は、各単位電池21と金属性の支持部材400との電気的ショート現象を未然に防止することができる。
【0051】
以下では、前記のように構成される薄膜電池パッケージ装置を使用した薄膜電池パッケージ方法を説明する。
【0053】
図2は、パッケージハウジングに形成される積層空間の積層深さを測定する例を示す図である。
【0054】
図2を参照すると、パッケージハウジング400の積層空間aの積層深さD0を測定する第1の段階を経る。
【0055】
前記パッケージハウジング400の積層空間aは、側壁400aで取り囲まれ、底面には底が形成される。したがって、前記パッケージハウジング400は、側壁400aと、底をなす一定厚さの底部400bとを有する。
【0056】
パッケージハウジング400の下端から側壁400aの上端までの側壁高さAを測定する。そして、前記パッケージハウジング400の底部400bの厚さBを測定する。
【0057】
前記側壁高さAから底部の厚さBを差し引くことによって、積層空間aの深さD0を算出することができる。
【0058】
続いて、各単位電池21(
図5参照)を積層することによって形成される平均深さと前記積層深さD0とが同一になるように各単位電池21の積層位置を補正し、補正された積層位置で各単位電池21を積層空間aに積層する第2の段階を経る。
【0059】
以下では、前記第2の段階をより詳細に説明する。
【0061】
図7は、本発明の一実施例に係る薄膜電池パッケージング方法を示す。
【0062】
図1及び
図7を参照すると、制御部220は、各単位電池21(
図2参照)の平均厚さと、接合剤塗布ノズル310から吐出される平均吐出量を設定する。ここで、前記平均吐出量は、単位電池21の上面に塗布される平均塗布厚さと比例し得る。
【0063】
そして、前記制御部220は、前記各単位電池21の平均厚さと、接合剤1の平均塗布厚さとを合算し、前記の合算された値を前記平均深さに設定する。
【0065】
制御部220は、各単位電池21の平均厚さをなす高さを各単位電池21の積層位置に設定する。前記積層位置は、仮想の積層位置である。
【0066】
制御部220は、接合剤1の平均塗布厚さをなす高さを接合剤1の塗布位置に設定する。前記塗布位置は仮想の塗布位置である。
【0068】
制御部220は、最初に算出された積層深さD0と前記平均深さとが互いに同一になるように前記積層位置と塗布位置を補正する。
【0069】
すなわち、前記積層深さD0と平均深さとが互いに同一である場合、これら値間の偏差αは存在しない。
【0070】
一方、前記積層深さD0と平均深さとが互いに異なる場合、これら値間には偏差αが存在する。この場合、平均深さに対して偏差αを加減することによって、各単位電池21の初期積層位置及び接合剤1の塗布位置を補正することができる。
【0072】
続いて、前記制御部220は、電池移動部100を使用して各単位電池21を前記の補正された積層位置で積層空間aに積層しながら、接合剤塗布ノズル310を使用して接合剤1を塗布する。
【0073】
図2ないし
図7を参照して、各単位電池21の積層方法を詳細に説明する。
【0074】
図3は、単位電池の平均厚さと、接合剤の平均塗布厚さに基づいて補正された積層位置と、補正された塗布位置が算出される例を示す表である。
【0075】
図2及び
図3を参照すると、原点は、測定される積層深さD0での最下端位置である。すなわち、積層空間aの底位置である。前記積層深さD0はZ軸データである。
【0076】
そして、各単位電池21の平均厚さは70μmに設定され、接合剤の平均塗布厚さは30μmに設定される。
【0077】
ここで、制御部220は、各単位電池21の積層位置と接合剤の塗布位置を設定する。前記積層位置は、各単位電池の平均厚さに該当する高さの位置であって、接合剤の塗布位置は、平均塗布厚さに該当する高さの位置である。
【0078】
制御部220は、前記各単位電池21の平均厚さと、各単位電池21間及び底に塗布される接合剤1の平均塗布厚さとを合算して平均深さを算出する。
【0079】
前記制御部220は、前記平均深さと測定深さD0とが互いに同一になり得る偏差αを算出する。
【0080】
前記偏差αがない場合は、平均深さと測定深さD0とが互いに同一な場合であって、前記偏差αがある場合は、平均深さと測定深さD0とが互いに異なる場合である。
図3の表に示した±αは、平均深さと測定深さD0とが互いに同一になるように加減される定数である。
【0081】
したがって、原点は0±αである位置に設定される。ここで、‘α'は、‘0'又は‘±定数’である。
【0082】
図4は、前記原点の位置に接合剤を塗布する過程及び1番の単位電池を積層する過程を示す。
【0083】
図4を参照すると、接合剤塗布ノズル310は、30±αの高さで待機する。ここで、30±αの高さは、補正された塗布位置である。
【0084】
そして、平均塗布厚さ30μmになるように接合剤1を積層空間aの底に塗布する。したがって、積層空間aの底には、高さ30μmをなす接合剤1が塗布される。
【0085】
特に、前記接合剤塗布ノズル310の端部は、30±αから上方に一定距離だけ離隔配置されるとよい。これは、吐出される接合剤1が接合剤塗布ノズル310の端部に付いて引き上がることを防止するためである。
【0086】
したがって、前記接合剤1は、積層空間aの底に形成された各電極401と接触する。
【0087】
前記のように接合剤1が塗布された後、接合剤塗布ノズル310は、元の位置に復帰し、真空ノズル110は、1番の単位電池21を真空吸着した状態で積層空間aの100±αの高さをなす補正された積層位置で待機する。
【0088】
そして、真空ノズル駆動部120は前記真空を把持する。
【0089】
したがって、1番の単位電池21は、真空ノズル110から離脱して積層空間aの底に落下する。前記1番の単位電池21の各端子22は、電極401と接触した接合剤1と接合される。
【0090】
これと同時に、エア吐出部112は、真空ノズル110に形成されるエアホール111を介して把持される1番の単位電極21の上面に一定の加圧力を有するエアを吐出する。
【0091】
したがって、前記1番の単位電池21は、前記の吐出されるエアによって下方に押され、1番の単位電池21の端子22は接合剤1と安定的に接触する。
【0092】
図5は、2番の単位電池が1番の単位電池の上部に積層されることを示す。
【0093】
図5を参照すると、前記のように1番の単位電池21が積層された後、接合剤塗布ノズル310は、積層空間aで130±αの高さをなす補正された塗布位置に位置する。
【0094】
そして、前記接合剤塗布ノズル310は、接合剤を平均吐出量で1番の単位電池21の上面に塗布する。したがって、1番の単位電池21の上面には、平均塗布厚さをなす接合剤1が塗布される。
【0095】
続いて、前記のように接合剤1が塗布された後、接合剤塗布ノズル310は、元の位置に復帰し、真空ノズル110は、2番の単位電池21を真空吸着した状態で積層空間aの200±αの高さをなす補正された積層位置で待機する。
【0096】
そして、真空ノズル駆動部120は前記真空を把持する。
【0097】
したがって、2番の単位電池21は、真空ノズル110から離脱して積層空間aの底に落下する。前記2番の単位電池21の各端子22は、1番の単位電池21の上面に塗布された接合剤1と接合される。
【0098】
これと同時に、エア吐出部112は、真空ノズル110に形成されるエアホール111を介して把持される2番の単位電池21の上面に一定の加圧力を有するエアを吐出する。
【0099】
したがって、2番の単位電池21は下方に押される。これによって、前記1番の単位電池21と2番の単位電池21との間に塗布された接合剤1は、外側に一定量だけ押され出ながら1番の単位電池21の両側面に沿って流れ、下端の接合剤1と容易に物理的に連結される。
【0100】
すなわち、エア吐出を使用して単位電池21を下方に加圧することにより、エポキシなどの接合剤1の高さを低下させ、下端の単位電池21との接合剤の側面連結(並列連結)を容易に行うことができる。
【0101】
一方、本発明で使用される接合剤1は伝導性エポキシであって、接合剤としては1液型又は伝導性ペーストを使用することができる。
【0102】
また、本発明に係る接合剤1は、ITO、Ag、Pd、Niのうち少なくともいずれか一つ以上の元素を含むことができる。前記接合剤は、1液型又は2液型伝導性ペーストのうちいずれか一つであるとよい。
【0103】
ここで、前記伝導性ペーストの粘度は10,000ないし20,000であるとよい。
【0104】
整理すると、本発明での接合剤1は、1液型伝導性ペーストとして、ITO、Ag、Pd、Niのうち一つ以上の元素を含むこともでき、2液型の伝導性ペーストとして、ITO、Ag、Pd、Niのうち一つ以上の元素を含むこともできる。
【0105】
図7は、7番の単位電池まで積層された状態を示している。
【0106】
3番ないし7番の単位電池21の積層方法及び各単位電池21間の接合剤塗布過程は、上述した通りである。
【0107】
ここで、7番の単位電池21の補正された積層位置は、700±α高さの補正された積層位置で6番の単位電池21上に積層される。
【0108】
前記のように各単位電池21の積層空間aへの積層を完了した後、各単位電池21を熱処理する。
【0109】
前記熱処理時には、熱風循環方式のオーブン(図示せず)を使用してキュアリングする。
【0110】
このとき、熱提供部は、ニッケル電池である単位電池21のアタックを防止するために熱処理温度を摂氏120度未満に制御する。
【0111】
そして、前記オーブンは、各単位電池が積層されたパッケージハウジング400を独立的に熱硬化させ得る装置でもあり、レール移動式のインライン形式オーブンチャンバでもあり得る。
【0113】
図1及び
図15を参照すると、パッケージハウジング保存部10に載せられる各パッケージハウジング400の積層空間aの積層深さDpは予め設定される。この設定される積層深さDpは制御部220に保存される。
【0114】
また、前記制御部220には、単位電池21の厚さを予め保存することができる。前記制御部220は、前記単位電池21の厚さを保存することによって、各単位電池21を厚さ別にグルーピングすることもできる。
【0115】
これに加えて、制御部220は、高さ測定部210を使用して各パッケージハウジング400の積層空間aの積層深さDpを予め測定し、前記の測定された積層深さDpを保存及び設定することもできる。
【0116】
続いて、単位電池21をパッケージハウジング400の積層空間aに積層させる第1の段階を経る。
【0117】
前記制御部220は、各パッケージハウジング400のうちいずれか一つを選択する。前記パッケージハウジング400の選択は順次行われる。
【0118】
そして、前記制御部220は単位電池21を選択する。
【0119】
以下では、
図1、
図8ないし
図9を参照して、1番の単位電池の積層及び接合過程を説明する。
【0120】
制御部220は、電池移動部100の作動を制御し、電池保存部20に載せられた1番の単位電池21を吸着し、これを選択されたパッケージハウジング400の積層空間aの上部に位置させる。
【0121】
すなわち、真空ノズル駆動部120は、真空ノズル110を第1の移動経路○1(丸数字1)に沿って1番の単位電池21の上部に移動させる。真空提供部130は、真空ノズル110に真空を提供し、1番の単位電池21を吸着させる。前記真空ノズル駆動部120は、1番の単位電池21が吸着した真空ノズル110を第1の移動経路○1(丸数字1)に沿って移動させ、これを選択されたパッケージハウジング400の積層空間aの上部に位置させる。
【0122】
図8及び
図15を参照して、積層初期位置Spの設定過程を説明する。
【0123】
制御部220は、真空ノズル110を積層初期位置Spで待機させることができる。
【0124】
すなわち、制御部220は、真空ノズル駆動部120の作動を制御し、真空ノズル110をパッケージハウジング400の積層空間aの上部に移動させる。
【0125】
前記高さ測定部210は、真空ノズル110に設置することができる。
【0126】
前記真空ノズル駆動部120は、XYZ方向に真空ノズル210を移動させ得る装置である。ここで、XY方向は第1の移動経路○1(丸数字1)に従い、Z方向は、真空ノズルが任意のXY座標上で直交する方向に沿って昇降する経路に従う。
【0127】
前記高さ測定部210は、パッケージハウジング400の測定空間aの底までの深さDsを測定し、これを制御部220に伝送する。
【0128】
前記制御部220は、前記の測定される深さDsが設定された積層深さDpと同一になるまで、真空ノズル駆動部120を使用して前記真空ノズル110の高さを変更するために真空ノズル110を昇降させる。
【0129】
したがって、前記真空ノズル110は、積層初期位置Spで待機させることができる。前記積層初期位置Spは前記‘Ds'をなす位置である。
【0130】
続いて、
図9に示したように、前記制御部220は、真空ノズル駆動部120を使用して、1番の単位電池21を積層空間aに積層することができる。
【0131】
このとき、1番の単位電池21は、積層空間aの底から一定高さをなす積層位置で積層させる。
【0132】
図9及び
図17を参照して、積層補正位置Cpの設定過程を説明する。
【0133】
制御部220は、設定される積層深さDpから予め設定される補正高さDcを差し引いた深さ‘D
*'をなす積層補正位置Cpを算出する。
【0134】
そして、前記制御部220は、真空ノズル駆動部120を使用して前記真空ノズル110を前記積層補正位置Cpに位置するように移動させる。
【0135】
このような状態で、前記制御部220は、真空提供部130を使用して真空ノズル110に形成された真空を把持する。したがって、前記1番の単位ノズル21は、真空ノズル110から離脱すると同時に、補正高さDcに該当する距離だけ落下して積層空間aの底に載せられる。
【0136】
これによって、1番の単位電池21は、積層空間aの底に安定的に積層される。
【0137】
真空ノズル110に吸着した状態で下降しながら1番の単位電池21が積層空間aの底に接触すると、一定の衝撃力が発生し、この衝撃力は、1番の単位電池21の真空ノズル110によって吸着した部分に伝達される。
【0138】
したがって、前記のように自然に落下させる場合、前記の吸着した部分に衝撃力が伝達されることを未然に防止することができる。
【0139】
そして、
図10及び
図15を参照すると、制御部220は、接合剤塗布部300を使用して1番の単位電池21の各端子22の上面にエポキシなどの伝導性ペーストである接合剤1を一定の厚さtだけ塗布する。前記厚さは10μmであり得る。
【0140】
すなわち、制御部220は、接合剤塗布ノズル駆動部320を使用して接合剤塗布ノズル310を第2の移動経路○2(丸数字2)に沿って積層空間aの上部に位置させる。そして、接合剤塗布ノズル310を使用して接合剤1を1番の単位電池21の上面に前記厚さtだけ塗布する。
【0141】
このとき、前記各端子22は、1番の単位電池21の側面と隣接し、前記接合剤1は流動性を有する。したがって、前記接合剤1は、1番の単位電池21の側面に沿って1番の単位電池21の下面側に流れる。そして、前記1番の単位電池21の下面側に流れた接合剤1は、積層空間aの底に形成された各電極401と連結される。
【0142】
続いて、1番の補正深さDを判断する。
【0143】
図11及び
図15を参照すると、前記のように1番の単位電池21の積層及び接合がなされると、制御部220は、高さ測定部210を使用して1番の単位電池21の上面までの第1の補正深さD
*を測定する。
【0144】
そして、前記高さ測定部210は、測定された第1の補正深さDを制御部220に伝送する。
【0145】
前記制御部220は、測定された第1の補正深さDが、設定された積層深さDpと同一であるかどうかを判断する。
【0146】
ここで、前記第1の補正深さDは、積層初期位置Spから積層された1番の単位電極21の上面までの距離である。
【0147】
続いて、
図11及び
図12を参照すると、2番の単位電池21を積層及び接合する。
【0148】
前記の測定された第1の補正深さDが、設定された積層深さDpと同一でない場合、
図11に示したように、前記制御部220は、2番の単位電池を1番の単位電池21の上部に積層及び接合する。
【0149】
前記制御部220は、真空ノズル110を使用して2番の単位電池21を吸着し、これをパッケージハウジング400の積層空間aの上部に位置させる。
【0150】
そして、制御部220は、上述したような補正された積層位置又は積層補正位置Cpに2番の単位電池21が位置するように真空ノズル駆動部120の作動を制御する。ここで、前記の補正された積層位置D
*は、前記第1の補正深さDから予め設定された補正高さDcを差し引いた位置である。
【0151】
続いて、前記制御部220は、補正された積層位置D
*で真空ノズル110に形成された真空を把持し、2番の単位電池21を1番の単位電池21の上部に自然に落下させる。
【0152】
これと同時に、
図4及び
図5に示したようなエア吐出部112は、真空ノズル110に形成されるエアホール111を介して
真空 把持される2番の単位電極21の上面に一定の加圧力を有するエアを吐出することができる。
【0153】
したがって、前記2番の単位電池21は、前記の吐出されるエアによって下方に押され、2番の単位電池21の端子22は、1番の単位電池21の上面に塗布された接合剤1と安定的に接触することができる。
【0154】
そして、制御部220は、上述したように、接合剤塗布部300を使用して2番の単位電池21の端子形成位置に一定厚さtの接合剤1を塗布する。
【0155】
塗布される接合剤1は、2番の単位電池21の上面から側面に沿って2番の単位電池21の下面に流動する。したがって、前記接合剤1は、2番の単位電池21の各端子22に連結される。
【0156】
これによって、積層空間aの各電極401と1番及び2番の単位電池21の各端子22は、互いに電気的に連結される。
【0157】
続いて、第2の補正深さDを判断する。
【0158】
図12を参照すると、前記のように2番の単位電池21の積層及び接合がなされると、制御部220は、高さ測定部210を使用して2番の単位電池21の上面までの第2の補正深さDを測定する。
【0159】
そして、前記高さ測定部210は、測定された第2の補正深さDを制御部220に伝送する。
【0160】
前記制御部220は、測定された第2の補正深さDが設定された積層深さDpと同一であるかどうかを判断する(Dp=D?)。
【0161】
ここで、前記第2の補正深さDは、積層初期位置Spから積層された2番の単位電池21の上面までの距離である。
【0162】
続いて、
図13に示したように、測定された第2の補正深さDが設定された積層深さDpと同一でない場合、制御部220は、補正深さDが設定された積層深さDpと同一になるように3番ないし6番の単位電池21を順次積層及び接合する。
【0163】
ここで、前記3番ないし6番の単位電池21を2番ないし5番の単位電池21の上部に積層及び接合する方法は、上述した2番の単位電池21の積層及び接合方法と同一である。
【0164】
続いて、各単位電池21が積層及び接合されたパッケージハウジング400は熱硬化過程を経る。
【0165】
前記のように、各単位電池21の補正深さDが測定空間aの設定された積層深さDpと同一になるように各単位電池21が測定空間に積層されると、熱提供部は、パッケージされた各単位電池21を硬化させる。
【0166】
すなわち、各単位電池21間の各端子22及び測定空間aの各電極401は、塗布される伝導性ペーストである接合剤1によって電気的に連結される。
【0167】
したがって、前記熱硬化過程を経ると、前記接合剤1は硬化され、測定空間a内で各単位電池21のパッケージ過程は完了する。
【0168】
本発明での熱提供部は、紫外線光などを使用して熱を提供することができる。
【0169】
本発明は、前記のように積層される各単位電池21の補正深さDを測定しながら、各単位電池21を多数のパッケージハウジング400の測定空間aの積層深さDpに至るように積層及び接合できるという利点を有する。
【0170】
また、本発明は、各単位電池21を積層部分に自然に落下させて安定的に載せることによって、パッケージケース400の測定空間aの内部に積層するときに各単位電池21に発生する衝撃を最小化できるという利点を有する。
【0171】
そして、前記のように、積層及び接合された後、迅速に熱硬化過程を経ることによって、一度にパッケージ過程を完了できるという利点を有する。
【0172】
一方、本発明は、EMCモールディング分野にも採択可能である。