(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記制御部は、前記携帯端末に備えられた機能の実行時の状況情報を収集し、前記格納部に前記収集した状況情報を機能情報とマッチングして格納し、前記格納した状況情報及び機能情報に基づいて使用パターン情報を生成することを特徴とする請求項9に記載のユーザ状況を反映する携帯端末。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付の図面を参照して本発明の好ましい実施例を詳しく説明する。
この際、添付の図面において同一の構成要素は、できるだけ同一の符号で示していることに留意すべきである。
なお、本発明の要旨を不明にすることができる公知機能及び構成に関する詳細な説明は省略する。
【0011】
図1は、本発明の実施形態によるユーザ状況を反映する携帯端末を示すブロック図である。
図1を参照すると、無線通信部110は、他の携帯端末との無線通信のための当該データの送受信機能を行う。
【0012】
無線通信部110は、送信される信号の周波数を上昇変換及び増幅するRF送信機と、受信した信号を低雑音増幅し、周波数を下降変換するRF受信機などで構成される。
また、無線通信部110は、無線チャネルを通じてデータを受信し、制御部190に出力し、制御部190から出力されたデータを無線チャネルを通じて外部システム(図示せず)に伝送する。
本発明の実施形態による無線通信部110は、少なくとも3個の基地局(Base Station)(図示せず)から信号を受信し、制御部190に出力することができる。
制御部190は、少なくとも3個の基地局から受信した信号の到着時間差を利用して携帯端末の位置情報を測定することができる。
【0013】
位置測定モジュール部120は、携帯端末の位置情報を測定する役目を行う構成装置である。
位置測定モジュール部120は、代表的にGPS(Global Positioning System)モジュールに該当するが、これに限定されるものではなく、携帯端末の位置を測定することができる他の装置が本発明の位置測定モジュール部120になることは可能である。
【0014】
近距離通信モジュール部130は、一定の半径以内で携帯端末間のデータ通信を可能にする装置を意味する。
近距離通信モジュール部130は、ブルートゥース(登録商標)(Bluetooth(登録商標))通信モジュール、赤外線(Infrared)通信モジュール、ジグビー(Zigbee(登録商標))通信モジュールなどで構成することができる。
近距離通信モジュール部130は、周辺に位置する携帯端末または装置に関する情報を受信し、制御部190に伝達する。周辺に位置する携帯端末または装置に関する情報は、それ自体として本発明の「状況情報」を構成する1つの情報になることができ、本発明の「状況情報」に含まれる「位置情報」を収集するのにデータとして用いることができる。
【0015】
オーディオ処理部140は、コーデック(コーダ及びデコーダ)(図示せず)で構成することができ、コーデックは、パケットデータなどを処理するデータコーデックと、音声などのオーディオ信号を処理するオーディオコーデックとを備える。
オーディオ処理部140は、デジタルオーディオ信号をオーディオコーデックを通じてアナログオーディオ信号に変換し、スピーカーSPK(図示せず)を通じて再生し、マイクMICから入力されるアナログオーディオ信号をオーディオコーデックを通じてデジタルオーディオ信号に変換する。
本発明の実施形態によるオーディオ処理部140のマイクMICは、周辺環境から発生するオーディオ信号を収集し、これを制御部190に伝達することができる。マイクMIC(図示せず)が収集するオーディオ信号は、携帯端末の「位置情報」を収集するのにデータとして用いることができる。
【0016】
センサー部150は、無線通信部110、位置測定モジュール部120、近距離通信モジュール部130、及びオーディオ処理部140以外の周辺環境に関する情報を収集することができるセンサーに該当する。
センサー部150は、イメージセンサー、加速度センサー、近接センサー、照度センサー、温度センサー、湿度センサー、勾配センサー、ジャイロセンサー、圧力センサーなどで構成することができる。
【0017】
イメージセンサーは、カメラモジュールで構成することができ、カメラモジュールは、周辺環境のイメージを撮影し、制御部190に伝達する。撮影されたイメージに関する情報は、携帯端末の「位置情報」を測定するのにデータとして用いることができる。
例えば、携帯端末が室内空間に位置し、携帯端末に備えられたカメラモジュールが室内空間の天井を撮影する場合、撮影された天井イメージは、携帯端末の位置を判断するのに考慮することができるデータになる。
【0018】
無線通信部110、位置測定モジュール部120、近距離通信モジュール部130、オーディオ処理部140、及びセンサー部150は、携帯端末の状況情報を収集するための状況収集モジュール部に分類することができる。
【0019】
格納部160は、携帯端末の動作に必要なプログラム及びデータを格納する役目を行い、プログラム領域(図示せず)とデータ領域(図示せず)に区分することができる。
格納部160は、揮発性(volatile)格納媒体、又は非揮発性(nonvolatile)格納媒体で構成することができ、両格納媒体の組み合わせ(combination)でも構成することもできる。
【0020】
揮発性格納媒体としては、RAM、DRAM、SRAMのような半導体メモリが含まれ、非揮発性格納媒体としては、ハードディスク、PROM、又はフラッシュメモリのような半導体メモリが含まれる。
本発明の実施形態による格納部160は、携帯端末に備えられた各々の機能を表示するグラフィックオブジェクトに関する情報を格納する。
グラフィックオブジェクトは、代表的には機能実行アイコンに該当する。
【0021】
また、本発明の実施形態による格納部160は、使用記録情報DB162及び使用パターン情報DB164を含む。
使用記録情報DB162には、携帯端末の機能実行時の状況情報が実行される機能情報とマッチングされて格納される。
状況情報には、時刻情報、携帯端末の位置情報、及び周辺に位置する機器に関する情報が含まれ、その以外にも、状況判断の尺度になり得るすべての情報を含むことができる。
使用パターン情報DB164には、制御部190から生成された使用パターン情報が格納される。使用パターン情報DB164には、パターン状況情報と機能情報がマッチングされて格納される。
【0022】
入力部170は、携帯端末を制御するためのユーザのキー操作信号を生成して制御部190に伝達する。
入力部170は、数字キー、文字キー、方向キーなどを含む、例えば、3×4キーパッド、Qwertyキーパッドなどで構成することができ、タッチパッドで構成することもできる。
入力部170は、ユーザ入力によって携帯端末の機能(通話機能、動画又は音楽再生機能、画像表示機能、放送視聴機能、カメラ撮影機能、オーディオ録音機能、電卓、日程管理などのアプリケーション実行機能など)を実行する入力信号を生成し、制御部190に伝達する。
本発明の実施形態による入力部170は、モード切換キーを備えることができ、モード切換キーは、以下で説明する「一般モード」と「知的(インテリジェント)モード」との間を切り換える入力信号を発生させて制御部190に伝達する。
【0023】
表示部180は、液晶表示装置(LCD;Liquid Crystal Display)、又はLEDやOLEDの発光素子を用いた表示装置で形成することができ、携帯端末のメニュー、入力されたデータ、機能設定情報、及びその他の多様な情報をユーザに表示する。
例えば、表示部180は、携帯端末起動画面、待機画面、表示画面、通話画面、その他アプリケーション実行画面を表示する役目を果たす。
本発明の実施形態による表示部180は、以下で説明するGUI構成部198が構成したGUI(グラフィックユーザインターフェース)を表示する。GUI構成部198が構成したGUIは、携帯端末の現在状況情報に対応する機能情報で構成され、各々の機能情報は、機能実行アイコンなどのようなグラフィックオブジェクトで表示される。
【0024】
制御部190は、携帯端末の全般的な動作及び携帯端末の内部ブロック間の信号フローを制御する。
制御部190の具体的な構成については、
図2で説明することにする。
図2は、
図1に示した携帯端末の制御部190詳細を示すブロック図である。
本発明の実施形態による制御部190は、状況情報収集部192、使用パターン生成部194、状況情報マッチング部196、及びGUI構成部198を含む。
【0025】
状況情報収集部192は、現在携帯端末の状況情報(environment information)を収集する役目を行う。
状況情報収集部192は、携帯端末の機能実行時に状況情報を収集し、待機状態では、リアルタイムで収集したり、一定周期によって収集することもできる。
状況情報には、時刻情報、位置情報が含むことができ、位置情報は、無線通信部110、位置測定モジュール部120、近距離通信モジュール部130、オーディオ処理部140、定められた位置に適した情報を収集するセンサー部150のうち少なくとも1つの構成要素を制御して収集する。
【0026】
本発明の実施形態によって状況情報収集部192は、近距離通信モジュール部130を制御し、周辺に位置する機器に関する情報を収集することもできる。
状況情報収集部192は、携帯端末の機能実行時に収集した状況情報を使用記録情報DB162に格納する。
状況情報収集部192は、使用記録情報DB162に状況情報と実行された機能情報をマッチングして格納する。
【0027】
使用パターン情報生成部194は、使用記録情報DB162に格納された使用記録情報に基づいて携帯端末の使用パターン情報を生成する。
使用パターン情報生成部194は、使用記録情報DB162に格納された使用記録情報を分析し、機能情報別に状況情報の1つ以上の共通性を判断し、使用パターン情報を生成する。
例えば、使用パターン情報生成部194は、使用記録情報DB162に格納された状況情報を機能別に分類し、機能別に分類された状況情報のうち基準となる状況情報を特定し、特定された状況情報と同一の状況情報又は設定された誤差内の範囲を満足する状況情報を分類する。
【0028】
次に、使用パターン情報生成部194は、同一の状況情報又は設定された誤差範囲内の状況情報の個数が設定された個数以上を満足するか否かを判断し、満足する場合、同一の状況情報又は設定された誤差範囲内の状況情報を利用してパターン状況情報を設定する。
パターン状況情報は、同一の状況情報又は設定された誤差範囲内の状況情報の平均値、最小値、最大値で構成することもでき、平均値、最小値、最大値を利用した領域範囲値で構成することができる。
設定されたパターン状況情報は、当該機能情報とマッチングされて使用パターン情報を構成する。使用パターン情報生成部194は、生成した使用パターン情報を使用パターン情報DB164に格納する。
【0029】
状況情報マッチング部196は、状況情報収集部192から現在状況情報を受信し、現在状況情報と同じ状況に分類されるパターン状況情報を使用パターン情報DB164から検索する。
すなわち、状況情報マッチング部196は、現在状況情報と使用パターン情報DB164に格納されたパターン状況情報とが実質的に同じであるか否かを判断する。
パターン状況情報が領域範囲値に格納されている場合には、現在状況情報がパターン状況情報の領域範囲内に含まれるか否かを判断する。
状況情報マッチング部196は、現在状況情報を満足するパターン状況情報を検索し、検索したパターン状況情報に対応して設定された機能情報を抽出し、GUI構成部198に伝送する。
【0030】
GUI構成部198は、状況情報マッチング部196から機能情報を受信し、受信した機能情報に対応するグラフィックオブジェクト(例えば、機能実行アイコン)を格納部160から抽出し、抽出したグラフィックオブジェクトを利用してGUIを構成する。
GUI構成部198は、構成したGUIを表示部180に伝送し、表示部180は、制御部190の制御によって構成したGUIを表示する。
【0031】
以上、ユーザ状況を反映する携帯端末について説明した。
以下では、携帯端末の運用方法について説明する。
本発明では、携帯端末の位置情報を収集する手段としてGPSモジュールのような位置測定モジュール部120を利用することができ、無線通信部110、近距離通信モジュール部130、オーディオ処理部140及び/またはセンサー部150を利用することもできる。
【0032】
これは、収集しようとする位置情報の領域範囲によって利用する手段を変更することができることを意味する。
例えば、「ソウル市瑞草区瑞草洞Aアパート」のように、比較的広い領域の位置情報を収集しようとする場合、携帯端末は、位置測定モジュール部120のみを利用して位置情報を収集する。
位置測定モジュール部120が備えられていない携帯端末の場合には、無線通信部110を通じて少なくとも3個の基地局から受信する信号を利用して位置情報を収集することもできる。
【0033】
しかし、「ソウル市瑞草区瑞草洞Aアパート33棟101号のうち私の部屋」のように、位置測定モジュール部120のみを利用しては測定することができない狭い範囲の位置情報を収集しようとする場合、携帯端末は、位置測定モジュール部120だけでなく、近距離通信モジュール部130、オーディオ処理部140及びセンサー部150を一緒に利用して位置情報を収集することができる。
【0034】
図3は、本発明の実施形態によるユーザ状況を反映する携帯端末の動作方法を説明するためのフローチャートである。
ステップ305で、使用パターン情報生成部194は、使用パターン情報を生成する。
携帯端末がユーザ状況を反映するように動作するためには、少なくとも1つの使用パターン情報が使用パターン情報DB164に格納されていなければならない。
使用パターン情報を生成する具体的な工程は、
図4に示し、以下で説明する。
【0035】
図4は、本発明の実施形態による
図3のステップ305である使用パターン情報を生成する工程を具体的に説明するためのフローチャートである。
ステップ405で、制御部190は、入力部170から入力信号を受信し、携帯端末に備えられた機能を行う。
携帯端末に備えられた機能には、通話機能、動画または音楽再生機能、画像表示機能、放送視聴機能、カメラ撮影機能、オーディオ録音機能、電卓、日程管理などのアプリケーション実行機能などが含み得る。
【0036】
ステップ410で、状況情報収集部192は、機能実行時の「状況情報」を収集する。
状況情報収集部192は、機能実行時の「時刻情報」のみを収集したり、携帯端末の「位置情報」のみを収集するか、「時刻情報」及び携帯端末の「位置情報」を一緒に収集することができる。
本発明の実施形態によれば機能実行時の「周辺機器情報」を収集することもできる。周辺機器情報は、携帯端末の周辺に位置する携帯端末又は機器に関する情報を意味する。
また、状況情報収集部192は、「機能が実行される時間」を収集することもできる。機能が実行される時間というのは、例えば、通話機能の場合には、「通話時間」、音楽再生機能の場合には「音楽再生時間」を意味する。
【0037】
状況情報収集部192は、携帯端末内に備えられた時刻測定モジュールから現在時刻情報を収集するか、又は基地局から信号を受信し、現在時刻情報を収集する。
また、状況情報収集部192は、無線通信部110、位置測定モジュール部120、近距離通信モジュール部130、オーディオ処理部140、及びセンサー部150のうち少なくとも1つを利用して携帯端末の現在位置情報を収集する。
【0038】
本発明の実施形態による状況情報収集部192は、近距離通信モジュール部130を制御し、ユーザ周辺にどんな携帯端末又は機器が位置するかに関する周辺機器情報を収集することもできる。
例えば、近距離通信モジュール部130がブルートゥース(登録商標)モジュールで構成される場合、ブルートゥース(登録商標)モジュールは、一定周期で照会信号(inquiry)を放送し、周囲に位置する携帯端末又は機器から照会応答信号(inquiry response)を受信し、どんな携帯端末又は機器がユーザの携帯端末周辺に位置するかに関する情報を収集することができる。
【0039】
ステップ415で、状況情報収集部192は、収集した状況情報を実行した機能情報とマッチングして使用記録情報DB162に格納する。
使用記録情報DB162には、携帯端末が行った機能の履歴に関する使用記録情報が格納される。
「機能情報」は、「電卓」、「日程管理」、「ストップウオッチ」、「アラーム」など携帯端末の製造時に基本的に設置されるアプリケーションに関する情報とすることができ、「ベル音設定」、「振動設定」、「パスワード設定」、「マナーモード設定」など携帯端末の使用環境設定機能に関する情報とすることもできる。
また、「音楽再生」又は「動画再生」のアプリケーションの場合、「機能情報」は、各々の「コンテンツ」に関する情報になることができ、「コミュニケーション」機能の場合には、相手に関する情報になることができる。
【0040】
図5は、本発明の実施形態による使用記録情報DB162に格納された使用記録情報の例示図である。
図5に示した「使用記録情報」は、「機能情報」と「状況情報」「時刻情報」及び「位置情報」で構成される。
図5には、状況情報として時刻情報と位置情報だけを示しているが、これに限定されるものではなく、「周辺機器情報」、「温度情報」など携帯端末の状況を判断することができるすべての情報が本発明の状況情報になることができる。
【0041】
図5を参照すれば、使用記録情報DB162には、「機能情報」として「通話[キムミンス]」、「通話[キムチョルス]」、「音楽再生[Fire]」、「音楽再生[愛してる]」、「電卓」が格納されていて、「時刻情報」には、各々の機能が実行された時刻情報が格納されていて、「位置情報」には、各々の機能が実行された位置情報が格納されている。
【0042】
ステップ420で、使用パターン情報生成部194は、使用記録情報DB162に格納された使用記録情報を利用して使用パターン情報を生成する。
使用パターン情報は、各々の機能が実行されるパターンに関する情報であって、「パターン状況情報」と「機能情報」で構成される。
使用パターン情報を生成するためには、まず、パターン状況情報を先に生成しなければならないし、パターン状況情報は、使用記録情報DB162に格納された状況情報の統計を利用して生成される。
【0043】
例えば、使用パターン情報生成部194は、まず、使用記録情報で同一の「機能情報」別に「状況情報」を分類する。
図5を参照すると、使用パターン情報生成部194は、「通話[キムミンス]」、「通話[キムチョルス]」、「音楽再生[Fire]、「音楽再生[愛してる]」、「電卓」別に「状況情報時刻情報及び位置情報」を過去に行った動作を基にして分類する。
使用パターン情報生成部194は、「通話[キムミンス]」と関連した「状況情報」として「2009.7.11 13:21」と「ソウル市瑞草区瑞草洞Aアパート」、「2009.7.12 13:25」と「ソウル市瑞草区瑞草洞Aアパート」、「2009.7.13 13:31」と「ソウル市瑞草区瑞草洞Aアパート」を抽出する。
【0044】
使用パターン情報生成部194は、「機能情報」別に分類された「状況情報」のうちいずれか1つの状況情報を特定し、残りの状況情報が特定された状況情報と同一であるか、設定された誤差内の範囲を満足するか否かを判断する。
図5を参照した場合、使用パターン情報生成部194が「通話[キムミンス]」と関連して「2009.7.11 13:21」と「ソウル市瑞草区瑞草洞Aアパート」を特定したと仮定すれば、残りの状況情報「2009.7.12 13:25」と「ソウル市瑞草区瑞草洞Aアパート」、「2009.7.13 13:31」と「ソウル市瑞草区瑞草洞Aアパート」が特定の状況情報と同一であるか、設定された誤差内の範囲を満足するか否かを判断する(例えば、実質的に一致するか否か)。
【0045】
同一又は誤差範囲を満足するか否かは、「日付(年、月、日)」を除いて「時間」と「分」を基準にして判断する。「日付」は、「周期」に関するパターン(例えば、「毎日」、「2日周期」、1週間周期」など)を生成するのに用いられることができる。「時刻情報」の誤差範囲が「20分」単位に設定された場合、残りの時刻情報「2009.7.12 13:25」−「4分差」、「2009.7.13 13:31」−「10分差」いずれも設定された誤差範囲を満足する。
「位置情報」は、「ソウル市瑞草区瑞草洞Aアパート」として同一である。同様に、位置情報は、時間決定と関連してあらかじめ設定された誤差範囲と同一の方法で誤差範囲を満足することができる。
【0046】
使用パターン情報生成部194は、このように特定の状況情報「2009.7.11 13:21」と「ソウル市瑞草区瑞草洞Aアパート」と同一の状況情報又は設定された誤差内の範囲を満足する状況情報「2009.7.12 13:25」と「ソウル市瑞草区瑞草洞Aアパート」、「2009.7.13 13:31」と「ソウル市瑞草区瑞草洞Aアパート」を分類した後、分類された状況情報の個数(特定の状況情報を含む)が使用パターン情報を生成するために必要な個数以上を満足するか否かを判断する。
【0047】
図5の例示例を説明するのにあたって、使用パターン情報を生成するために必要な個数は3個に設定されたものと仮定する。
しかし、使用パターン情報を生成するために必要な個数は、発明の範囲を脱しない範囲で変更可能である。
本発明の例示例を参照すれば、「通話[キムミンス]」と関連して「2009.7.11 13:21」と「ソウル市瑞草区瑞草洞Aアパート」、「2009.7.12 13:25」と「ソウル市瑞草区瑞草洞Aアパート」、「2009.7.13 13:31」と「ソウル市瑞草区瑞草洞Aアパート」は、いずれも同一又は設定された誤差内の範囲を満足する状況情報に分類され、分類された状況情報の個数が3個であるので、使用パターン情報生成部194は、分類された状況情報の個数が使用パターン情報を生成するのに必要な個数を満足するものと判断する。
【0048】
使用パターン情報生成部194は、「2009.7.11 13:21」、「2009.7.12 13:25」、「2009.7.13 13:31」を利用して「パターン時刻情報」を生成し、「ソウル市瑞草区瑞草洞Aアパート」として「パターン位置情報」を生成する。「パターン時刻情報」と「パターン位置情報」はマッチングして「パターン状況情報」を構成するようになる。
「パターン時刻情報」を生成するにあたって、使用パターン情報生成部194は、「時間」及び「分」のみを利用することもでき、「日付」を一緒に利用することもできる。もし、同一の機能が2009年7月11日、2009年7月18日、2009年7月25日のように、「1週間」単位で同一の時刻に繰り返しになる場合、使用パターン情報生成部194は、「周期」を「1週間」に設定することができる。
【0049】
使用パターン情報生成部194は、「時間」及び「分」を利用してパターン時刻情報を生成する時、「単位(例えば、実施周期)」を変更して生成することができる。
例えば、使用パターン情報生成部194が「2009.7.11 13:21」、「2009.7.12 13:25」、「2009.7.13 13:31」を利用して「パターン時刻情報」を生成する時、「13:21」のように、「1分」単位でパターン時刻情報を生成することもでき、「13:20〜13:40」、「13:00〜14:00」などのように、「20分」単位、「1時間」単位などで「パターン時刻情報」を生成することもできる。
【0050】
「パターン位置情報」を生成するにあたって、使用パターン情報生成部194は、「使用記録情報」に含まれた「位置情報」の領域範囲単位と同一の領域範囲単位で生成することもでき、さらに広い領域範囲単位で生成することもできる。
例えば、使用記録情報DB162に「位置情報」が「ソウル市瑞草区瑞草洞Aアパート」として格納されている場合、使用パターン情報生成部194は、「パターン位置情報」を「ソウル市瑞草区瑞草洞Aアパート」として生成することができ、さらに広い地域単位である「ソウル市瑞草区瑞草洞」として生成することもできる。
【0051】
本発明の実施形態によれば使用記録情報DB162に「状況情報」として「周辺機器情報(例えば、ブルートゥース(登録商標)デバイス住所BD_ADDR)」が追加的に格納されている場合、使用パターン情報生成部194は、「パターン状況情報」の構成要素として「パターン周辺機器情報」を生成することもできる。
本発明の実施形態によれば使用記録情報DB162に「状況情報」として「機能が実行される時間」が追加的に格納されている場合、使用パターン情報生成部194は、「パターン状況情報」の構成要素として「機能が実行される時間のパターンに関する情報」を生成することもできる。
【0052】
使用パターン情報生成部194は、生成した「パターン状況情報」と「機能情報」をマッチングして「使用パターン情報」を生成し、ステップ425で生成した「使用パターン情報」を「使用パターン情報DB164」に格納する。
本発明の実施形態による使用記録情報DB162に格納された「機能情報」が「通話」に該当する場合、使用パターン情報生成部194は、「機能情報」を「通話」として使用パターン情報DB164に格納することができ、「通話」、「メッセージ」、「電子メール」などすべての手段情報を含む「コミュニケーション」として格納することもできる。
【0053】
すなわち、使用パターン情報生成部194は、相手情報及び手段情報を基準にして分類して「機能情報」を格納することができ、手段情報のみを基準にして分類して格納することもできて、相手情報のみを基準にして分類して格納することもできる。
図6は、本発明の実施形態による「使用パターン情報DB164」の例示図である。
【0054】
図6に示した使用パターン情報DB164には、「13:00〜14:00」の「パターン時刻情報」と「ソウル市瑞草区瑞草洞Aアパート」の「パターン位置情報」が「コミュニケーション[キムミンス]」、「音楽再生[Fire]」とマッチングされて格納されていて、「14:00〜15:00」の「パターン時刻情報」と「ソウル市江南区駅三洞679」の「パターン位置情報」が「音楽再生[愛してる]」とマッチングされて格納されている。
【0055】
使用パターン情報生成部194は、「パターン時刻情報」を「1時間」単位で設定し、「パターン位置情報」を使用記録情報DB162に格納された「位置情報」と同一の単位で設定した。
「使用パターン情報DB164」に格納された使用パターン情報は、携帯端末がユーザ状況を反映するように動作するのに必要なデータになる。
以上、ステップ305での、使用パターン情報生成工程について説明した。
【0056】
ステップ310からは「使用パターン情報DB164」に少なくとも1つの使用パターン情報が格納されているものと仮定して説明する。
ステップ310で、状況情報収集部192は、携帯端末の現在状況情報を収集する。
状況情報収集部192は、リアルタイムで、又は一定の周期ごとに現在状況情報を収集し、収集方法は、ステップ410で説明した収集方法と同一である。
すなわち、状況情報収集部192は、現在状況情報として現在「時刻情報」、現在「位置情報」、現在「周辺機器情報」などを収集する。
【0057】
ステップ315で、状況情報マッチング部196は、状況情報収集部192から現在状況情報を受信し、これと一致するパターン状況情報が使用パターン情報DB164に格納されているか否かを判断する。
使用パターン情報DB164には、「パターン状況情報」と「機能情報」で構成される「使用パターン情報」が格納されていて、状況情報マッチング部196は、使用パターン情報DB164から現在状況情報と一致するパターン状況情報を抽出する。
【0058】
パターン状況情報がパターン時刻情報及びパターン位置情報で構成される場合、状況情報マッチング部196は、現在時刻情報及び現在位置情報を判断し、これと一致するパターン時刻情報及びパターン位置情報を有するパターン状況情報を使用パターン情報DB164から抽出する。
例えば、状況情報収集部192が収集した現在時間情報が「13:21」であり、現在位置情報が「ソウル市瑞草区瑞草洞Aアパート」である現在状況情報を収集した場合、使用パターン情報DB164に「13:21」及び「ソウル市瑞草区瑞草洞Aアパート」のパターン状況情報が格納されていれば、状況情報マッチング部196は、格納されたパターン状況情報を抽出する。
【0059】
パターン状況情報が使用記録情報DB162に格納された状況情報より広い範囲の単位に設定された場合には、状況情報マッチング部196は、現在状況情報がパターン状況情報の範囲内に含まれるか否かを判断する。
例えば、状況情報収集部192が現在時間情報が「13:21」であり、現在位置情報が「ソウル市瑞草区瑞草洞Aアパート」である現在状況情報を収集した場合、使用パターン情報DB164に「13:00〜14:00」及び「ソウル市瑞草区瑞草洞Aアパート」のパターン状況情報が格納されていれば、状況情報マッチング部196は、格納されたパターン状況情報を抽出する。
【0060】
ステップ320で、状況情報マッチング部196は、使用パターン情報DB164から現在状況情報と一致するパターン状況情報に対応して設定された少なくとも1つの機能情報を抽出する。
図6を参照すると、現在状況情報が「13:21」及び「ソウル市瑞草区瑞草洞Aアパート」の場合、状況情報マッチング部196は、「13:00〜14:00」及び「ソウル市瑞草区瑞草洞Aアパート」に対応して設定された「通話[キムミンス]」、「音楽再生[Fire]」を抽出する。
【0061】
ユーザが13:00になる前から「ソウル市瑞草区瑞草洞Aアパート」に続いて位置する場合には、13:00になった時、状況情報マッチング部196は、「通話[キムミンス]」、「音楽再生[Fire]」を抽出する。
一方、ユーザが移動して13:21に「ソウル市瑞草区瑞草洞Aアパート」に到着する場合には、到着した時点(13:21)に、状況情報マッチング部196は、「通話[キムミンス]」、「音楽再生[Fire]」を抽出する。
【0062】
ステップ325で、GUI構成部198は、抽出した機能情報を利用してGUIを構成する。
本発明の実施形態による格納部160は、各々の機能情報に対応するグラフィックオブジェクトを格納する。
本発明の実施形態において「グラフィックオブジェクト」は、代表的に「機能実行アイコン」が該当する。
GUI構成部198は、グラフィックオブジェクトを利用して表示部180に表示されるGUIを構成する。
【0063】
図7及び
図8は、本発明の実施形態によるGUI構成部198が構成したGUIの例示図である。
図7に示すアイコンは、特定状況情報からユーザが頻繁に使用する機能に関する情報を示す。
例えば、使用パターン情報DB164に「15:00〜16:00」及び「ソウル市永登浦区汝矣島洞60」のパターン状況情報と「電卓」、「日程管理」、「ストップウオッチ」、「音楽再生[Fire]」、「音楽再生[愛してる]」、「音楽再生[さようなら私の愛]」、「コミュニケーション[キムミンス]」、「コミュニケーション[キムチョルス]、「コミュニケーション[キムヨンヒ]」の機能情報がマッチングされて格納された場合、GUI構成部198は、現在状況情報「15:21」及び「ソウル市永登浦区汝矣島洞60」で機能情報を示すアイコンでGUIを構成する。
【0064】
ユーザが15:00になる前から「ソウル市永登浦区汝矣島洞60」に続いて位置する場合には、15:00になった時、GUI構成部198は、機能情報を示すアイコンでGUIを構成し、ユーザが移動し、15:21に「ソウル市永登浦区汝矣島洞60」に到着する場合には、到着した時点(15:21)に、GUI構成部198は、機能情報を示すアイコンでGUIを構成する。
本発明の実施形態による、GUI構成部198は、各々のアイコンをカテゴリー別に区分して構成することができる。
【0065】
図7で、「電卓」、「日程管理」、「ストップウオッチ」は、携帯端末に基本的に設置されるアプリケーションカテゴリーに含まれる機能実行アイコンを示し、「Fire」、「愛してる」、「さようなら私の愛」は、コンテンツ情報を含む音楽再生または動画再生機能実行アイコンを示し、「キムミンス」、「キムチョルス」、「キムヨンヒ」は、「コミュニケーション」機能において相手情報を含む機能実行アイコンを示す。
「通話」及び「メッセージ」は、「コミュニケーション」機能において手段情報を含む機能実行アイコンを示す。「通話」及び「メッセージ」の手段情報の機能実行アイコンは、ユーザが「キムミンス」、「キムチョルス」、「キムヨンヒ」のうちいずれか1つのアイコンを選択する場合に表示することができる。
【0066】
図8には、アイコンが
図7とは異なる形態で配置されている。
図8では、
図7で表示されたアイコンが表示画面を中心に「円」形態で表示されていて、各々のカテゴリーで代表に設定されたアイコン(「電卓」、「Fire」、「キムミンス」)が最も上層で構成される。
本発明の実施形態による、GUI構成部198は、特定状況情報で使用頻度が最も高い機能順にアイコンを構成することができる。
図8にも、「通話」及び「メッセージ」のように、コミュニケーション機能の手段情報を示すアイコンが表示されて、本発明の実施形態によるユーザが相手情報を示すアイコン(「キムミンス」)を選択する場合にのみ、コミュニケーション機能の手段情報を示すアイコンを表示することができる。
【0067】
本発明の実施形態によるGUI構成部198は、機能が実行される時間のパターン情報を利用してGUI構成時間を決定することができる。
使用記録情報DB162に機能が実行される時間に関する情報が格納されていて、使用パターン情報DB164にも、機能が実行される時間のパターン情報が格納されている場合、状況情報マッチング部196が使用パターン情報をGUI構成部198に伝達する時、機能が実行される時間のパターン情報を一緒に伝達することができる。
【0068】
GUI構成部198は、上記情報を受信し、当該機能情報のグラフィックオブジェクトがGUIで構成される時間を決定する。
例えば、ユーザが「音楽再生[Fire]」を実行し、略30分後に再生を終了するとする時、GUI構成部198は、「音楽再生[Fire]」をGUIでグラフィックアイコンで構成した後、30分が経過した後に、GUI構成要素と関連したグラフィックアイコンを削除する。
【0069】
ステップ330で、制御部190は、入力部170を制御し、ユーザから構成されたGUIを表示する命令が入力されたか否かを判断する。
ユーザからGUIを表示する命令が入力されれば、ステップ335で、制御部190は、表示部180を制御して構成したGUIを表示する。
本発明の実施形態による表示画面は、2つのモードで構成することができる。1つは、一般的な携帯端末の背景画面である「一般モード」であり、他の1つは、GUI構成部198が構成したGUIが表示される画面である「知的(インテリジェント)モード」に該当する。
【0070】
入力部170は、GUI構成部198が知的(インテリジェント)モードを表示する命令を入力するキーである「モード切換キー」を備える。
GUI構成部198は、リアルタイムでGUIを構成し、ユーザが「モード切換キー」を入力した時、制御部190は、表示部180を制御し、「一般モード」から「知的(インテリジェント)モード」に画面を変更して表示する。「知的(インテリジェント)モード」が表示された状態でユーザが「モード切換キー」を入力すれば、制御部190は、表示部180を制御し、「知的(インテリジェント)モード」から「一般モード」に画面を変更して表示する。本発明の実施形態による、制御部190は、「知的(インテリジェント)モード」で現在状況情報を一緒に表示することができる。
【0071】
図9の[a]〜[c]は、本発明の実施形態によるモードが切り換えられる時の表示画面を示す図である。
図9は、
図6に示した使用パターン情報を基準にして示す図である。
図8の[a]は、一般的な携帯端末の背景画面(一般モード)を示す。
ユーザが入力部170に備えられた「モード切換キー」を入力すれば、制御部190は、表示部180を制御し、
図8の[b]に示すように、「知的(インテリジェント)モード」の画面を表示する。
【0072】
図9の[b]には、現在時刻情報(13:32)及び現在位置情報(ソウル市瑞草区瑞草洞Aアパート)が表示されていて、現在時刻及び位置に対応する機能情報が(「コミュニケーション[キムミンス]」、「音楽再生[Fire]」)アイコン形態で表示される。
GUI構成部198は、13:00になれば、現在位置が「ソウル市瑞草区瑞草洞Aアパート」であることを確認した後、
図9の[b]に示すGUIを構成する。本発明の実施形態によりユーザの命令入力と関係なくGUI構成部198がGUIを構成すれば、制御部190が表示部180を制御して構成したGUIをすぐ表示することができ、入力部170からGUIを表示する命令の入力信号を受信する時、GUIを表示することもできる。
【0073】
図9の[c]は、現在状況情報によってGUI構成が変更される表示画面に該当する。
例えば、ユーザが「ソウル市瑞草区瑞草洞Aアパート」を出発し、「ソウル市江南区駅三洞679」に向かう場合、状況情報収集部192は、継続的に現在状況情報を収集し、ユーザが「14:20」に「ソウル市江南区駅三洞679」に到着した場合、状況情報マッチング部196は、状況情報収集部192から状況情報を収集し、これと一致する(または誤差範囲内の)パターン状況情報(「14:00〜15:00」、「ソウル市江南区駅三洞679」)を使用パターン情報DB164で検索する。
【0074】
状況情報マッチング部196は、「14:00〜15:00」、「ソウル市江南区駅三洞679」に対応する機能情報(音楽再生[愛してる])を抽出し、GUI構成部198に伝送する。
GUI構成部198は、「音楽再生[愛してる]」に対応するアイコンを利用してGUIを構成する。制御部190は、入力部170からGUIを表示する命令の入力信号を受信すれば、表示部180を制御し、
図9の[c]の画面を表示する。
【0075】
本発明によれば、携帯端末は、携帯端末ユーザの使用パターンを分析し、携帯端末機能を便利に使用することができるように、ユーザの使用パターンに合うようにGUIを提供する。
【0076】
本発明による上記説明した方法は、一般的な目的を有するコンピュータ、特別なプロセッサ、ASIC又はFPGAのようなプログラムが内蔵されるか、専用ハードウェアで具現されるハードウェア内のコントローラー、ソフトウェア又はCD−ROM、RAM、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク又は光磁気ディスクまたはネットワークを介したダウンロードにより実現可能である。
【0077】
本発明の技術分野で理解されるように、ここで説明する方法を具現することができるコンピュータ、プロセッサ又はプログラム可能なハードウェアは、コンピュータにより接続され実行される場合、ソフトウェア又はコンピュータコードを受信したり格納することができるRAM、ROM、フラッシュメモリその他などのようなメモリ要素を含む。追加的に、一般的な目的を有するコンピュータがメモリ要素に格納されたコードをロードまたは接続する場合、一般的な目的を持つコンピューターが少なくとも上記説明したプロセスを実行し具現するのに適した特別な目的のコンピュータに変更可能である。
【0078】
上述したように、本発明によれば、ユーザは、現在ユーザの状況に最も適したユーザインターフェースを提供することができ、これにより、所望する携帯端末機能を便利に行うことができる。
【0079】
なお、本明細書と図面に開示した本発明の実施形態は、本発明の技術内容を容易に説明し、本発明の理解を助けるために特定例を提示したものに過ぎず、本発明の範囲を限定しようとするものではない。
ここに開示した実施形態以外にも本発明の技術的思想に基づく他の変形例が実施可能であることは、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者に自明である。