【文献】
Nokia Siemens Networks, Nokia Corporation,Cell specific TDD configuration with inter-band CA,R2-112946,フランス,3GPP,2011年 5月 3日,paragraph 1-3
【文献】
Ericsson,Tx/Rx frequency separation capability (FDD),R2-052387,フランス,3GPP,2005年10月 7日,paragraph 1-3
【文献】
Ericsson,Spurious emission into adjacent bands,R4-082459,フランス,3GPP,2008年 9月26日,paragraph 4
【文献】
Research In Motion UK Limited,Clarification of Rel-10 UE category and MIMO layer capability definition,R1-110283,フランス,3GPP,2011年 1月31日,paragraph 2
【文献】
Samsung,Overview of common configuration parameters for CA,R2-104183,フランス,3GPP,2010年 7月 1日,paragraph 2
【文献】
MediaTek,Discussion on In-device Coexistence Interference Avoidance,R2-103644,フランス,3GPP,2010年 6月22日,p.1-3
【文献】
MediaTek,Discussion on Release independent in-device Coexistence and compatibility issues,R2-106210,フランス,3GPP,2010年11月 9日,p.1-4
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記第一集合のアップリンクサブフレームは、LTE規格により規定されるHARQフィードバックにスケジュールされ、且つ、前記第二TDD構成が決定されて、前記第二集合のアップリンクサブフレームインデックスは、前記第一集合のアップリンクサブフレームインデックスのサブセットであることを特徴とする請求項7に記載の方法。
前記PCELLはTDD構成ゼロを採用し、且つ、HARQフィードバック伝送が、サブフレーム3とサブフレーム8で許可されることを特徴とする請求項7に記載の方法。
さらに、前記PCELLのアップリンクリソース割り当てに従って、前記SCELLに、HARQフィードバックを動的にスケジュールする工程を含むことを特徴とする請求項7に記載の方法。
ハンドオーバ動作期間中、前記UEは、ブロードキャストシステム情報ブロック(SIB)中、または、移動度制御情報素子により、プライマリーセル(PCELL)の第一TDD構成を受信することを特徴とする請求項11に記載の方法。
ハンドオーバ動作期間中、前記基地局は、ブロードキャストシステム情報ブロック(SIB)中、または、移動度制御情報素子により、前記UEのプライマリーセル(PCELL)の第一TDD構成を伝送することを特徴とする請求項16に記載の方法。
【図面の簡単な説明】
【0010】
添付の図面は、本発明の実施の形態を説明しており、同一の番号は同一の構成要素を示している。
【
図1】
図1は、一実施形態によるキャリアアグリゲーション中の異なるTDD構成をサポートするシステムと方法を示す図である。
【
図2A】
図2Aは、一実施形態によるユーザー装置のブロック図である。
【
図3】
図3は、LTE/LTE−Aシステム中のTDDモードアップリンク−ダウンリンク構成を示す図である。
【
図4】
図4は、アグリゲーション制限下のキャリアアグリゲーションの例を示す図である。
【
図5】
図5は、アグリゲーション制限がないキャリアアグリゲーションの例を示す図である。
【
図6A】
図6Aは、異なるTDD構成を有する複数のCCの重複DLとULサブフレーム中の同時DL受信とUL伝送を示す図である。
【
図6B】
図6Bは、同時UL伝送からのDL受信への干渉を示す図である。
【
図7】
図7は、同時DL/UL送受信のバンド組み合わせを指示する具体例を示す図である。
【
図8】
図8は、LTE/LTE−Aシステム中のTDDモードHARQフィードバックタイムテーブルである。.
【
図9】
図9は、同時DL/UL送受信中のHARQフィードバックの第一方法を示す図である。
【
図10】
図10は、同時DL/UL送受信中のHARQフィードバックの別の方法を示す図である。
【
図11】
図11は、同時DL/UL送受信中のHARQフィードバックの第五方法を示す図である。
【
図12】
図12は、SCELLが、TDD構成0時の同時DL/UL送受信を採用するHARQフィードバックタイミング表の第一例を示す図である。
【
図13】
図13は、SCELLが、TDD構成1時の同時DL/UL送受信を採用するHARQフィードバックタイミング表の第二例を示す図である。
【
図14】
図14は、SCELLが、TDD構成2時の同時DL/UL送受信を採用するHARQフィードバックタイミング表の第三例を示す図である。
【
図15】
図15は、SCELLが、TDD構成3時の同時DL/UL送受信を採用するHARQフィードバックタイミング表の第四例を示す図である。
【
図16】
図16は、SCELLが、TDD構成4時の同時DL/UL送受信を採用するHARQフィードバックタイミング表の第五例を示す図である。
【
図17】
図17は、SCELLが、TDD構成5時の同時DL/UL送受信を採用するHARQフィードバックタイミング表の第六例を示す図である。
【
図18】
図18は、SCELLが、TDD構成6時の同時DL/UL送受信を採用するHARQフィードバックタイミング表の第七例を示す図である。
【
図19】
図19は、同時DL/UL送受信におけるHARQフィードバックの第七方法(方法#7)を示す図である。
【
図20】
図20は、非同時DL/UL送受信送受信構成を示す図である。
【
図21】
図21は、非同時DL/UL送受信の送受信構成の例を示す図である。
【
図22】
図22は、非同時DL/UL送受信におけるHARQフィードバック問題を示す図である。
【
図23】
図23は、異なるTDD構成を有するキャリアアグリゲーションをサポートするCQI/RLM/RRM測定の方法を説明する図である。
【
図24】
図24は、SIB1メッセージで放送されるTDD−設定情報素子を示す図である。
【
図25】
図25は、異なるTDD構成を有するキャリアアグリゲーションをサポートするUE能力シグナリングを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本発明の実施形態について詳細に述べる。その例は添付図面に示されている。
図1は、本発明の一実施形態によるキャリアアグリゲーションにおける異なるTDD構成をサポートするシステムと方法を説明する。説明目的のため、開示される実施例は、3GPP LTEプロトコルに従って動作する。無線通信システム100は、eNodeB(eNB)101とユーザー装置(UE)102を含み、複数のコンポーネントキャリア(CC)上のキャリアアグリゲーション(CA)をサポートする。
図1の例において、UE102に、プライマリーコンポーネントキャリアCC1上で、プライマリーセル(PCELL)を構成し、および、UE102に、セカンダリーコンポーネントキャリアCC2上で、セカンダリーセル(SCELL)を構成する。本発明の一実施形態で、異なるTDD構成を有するTDDモードは、異なるCCをサポートして、キャリアアグリゲーションを実行する。たとえば、PCELLは第一TDD構成Aを採用し、SCELLは第二TDD構成Bを採用する。
【0012】
無線通信システム100において、キャリアアグリゲーション(たとえば、ボックス111)は、時分割二重(TDD)モード(たとえば、ボックス112)、または、周波数分割双方向(FDD)モード(たとえば、ボックス113)でサポートされる。TDDモードにとって、キャリアアグリゲーションは、同じTDD構成(たとえば、ボックス114)、または、異なるTDD構成(たとえば、ボックス115)でサポートされる。異なるTDD構成を有するキャリアアグリゲーションは、本発明の焦点である。本発明は、特に、異なる周波数バンド上の二個以上の非連続CCが集約されるバンド間キャリアアグリゲーション中の5個の異なる問題が考慮される。
【0013】
ボックス121は、物理装置構造の第一問題を示す。ボックス122は、アグリゲーション制限の第二問題を示す。ボックス123は、送受信メカニズムの第三問題を示す。ボックス124は、CQI/RLM/RRM測定の第四問題を示す。最後に、ボックス125は、能力シグナリングの第五問題を示す。送受信メカニズムにとって、同時DL/UL送受信(たとえば、ボックス131)と非同時DL/UL送受信(たとえば、ボックス132)両方が考慮される。さらに、同時DL/UL送受信にとって、バンド組み合わせ指示(たとえば、ボックス141)とHARQフィードバックメカニズム(たとえば、ボックス142)の問題が考慮される。同様に、非同時DL/UL送受信にとって、送受信構成(たとえば、ボックス143)とHARQフィードバックメカニズム(たとえば、ボックス144)の問題が考慮される。以下で、各考慮されべき問題と関係するソリューションが討論される。
【0014】
(1)装置
まず、異なるTDD構成を有するキャリアアグリゲーションをサポートするため、UEは、複数の無線周波数(RF)トランシーバモジュールを配備する必要がある。たとえば、UEは、二個RFトランシーバモジュールを備えて、異なるTDD構成を有する二個のコンポーネントキャリアの集約をサポートし、各RFトランシーバモジュールは、対応するTDD構成モードで動作する。バンド内キャリアアグリゲーションにおいては単一RFで十分なので、複数のRFが、特に、バンド間キャリアアグリゲーションに必要である。バンド間CAにとって、異なるCCのキャリア周波数は、互いの間が非常に離れており、よって、単一RFトランシーバモジュールでは、異なる周波数を有する無線信号を処理するのが困難である。
【0015】
図2Aは、本発明の一実施形態によるユーザー装置UE201の一具体例のブロック図である。UE201は、スイッチ202により、第一RFトランシーバモジュール210に結合される第一アンテナ211、スイッチ202により、第二RFトランシーバモジュール220に結合される第二アンテナ212を含む。RFトランシーバモジュール210と220は、それぞれ、SAWフィルタ、デュプレクサフィルタ、フィルタ、増幅器、無線周波数(RF)モジュール、および、ベースバンド(BB)モジュールを含む。二個のRFトランシーバモジュールは、同じ電力管理モジュール203をシェアする。一例において、第一RFトランシーバ210は、第一TDD構成を有する第一CC1の無線信号を処理し、第二RFトランシーバ220は、第二TDD構成を有する第二CC2の無線信号を処理する。バンド間CAにとって、CC1とCC2は異なる周波数バンドに属する。
【0016】
図2Bは、本発明の一実施形態によるユーザー装置UE251の別の具体例のブロック図である。UE251は、スイッチ252により、第一RFトランシーバモジュール260に結合される第一アンテナ261、および、スイッチ252により、第二RFトランシーバモジュール270に結合される第二アンテナ262を含む。RFトランシーバモジュール260と270は、それぞれ、SAWフィルタ、デュプレクサフィルタ、フィルタ、増幅器、無線周波数(RF)モジュール、および、ベースバンド(BB)モジュールを含む。二個のRFトランシーバモジュールは、同じ電力管理モジュール253をシェアする。一例において、第一RFトランシーバ220は、第一TDD構成を有する第一CC1の無線信号を処理し、第二RFトランシーバ270は、第二TDD構成を有する第二CC2の無線信号を処理する。バンド間CAにとって、CC1とCC2は異なる周波数バンドに属する。
【0017】
(2)アグリゲーション制限
LTE/LTE−Aシステムにおいて、7個の異なるTDD構成が提供されて、異なるDL/UL伝送速度をサポートする。
図3は、LTE/LTE−Aシステム中のTDDモードアップリンク−ダウンリンク構成を示す図である。表301の例において、各無線フレームは、10個のサブフレームを含み、DはDLサブフレームを示し、UはULサブフレームを示し、および、Sはスペシャルサブフレーム/スイッチポイント(SP)を示す。各SPは、DwPTS(ダウンリンクパイロットタイムスロット)、GP(Guard Period)、および、UpPTS(アップリンクパイロットタイムスロット)を含む。DwPTSは、一般のダウンリンク伝送に用いられ、UpPTSは、アップリンクチャネル測距とランダムアクセスに用いられる。DwPTSとUpPTSはGPにより分離され、GPは、DLとUL伝送間の切り換えに用いられる。GPの長さは、UEが、時間先進アップリンク伝送に切り換えることができるように、十分に大きい必要がある。
【0018】
7種のTDD構成において、4個(たとえば、TDD構成0、1、2と6)のSP周期性(SPP)は5msで、別の3個(たとえば、TDD構成3、4、5)のSP周期性(SPP)は10msである。このほか、各TDD構成は、所定のDL、ULとSPサブフレームが提供される。たとえば、TDD構成0中、サブフレーム0は、DL伝送に用いるDLサブフレームで、サブフレーム1はSPサブフレームで、よって、DLサブフレームは、適切に、ULサブフレームに切り換えられ、サブフレーム2−4は、UL伝送に用いられるULサブフレームで、サブフレーム5は別のDLサブフレームで、サブフレーム6は別のSPサブフレームで、サブフレーム7−9はULサブフレームである。
【0019】
異なるTDD構成を有する複数のCCが集約される時、第二問題は、アグリゲーション制限が必要がどうかである。一具体例において、アグリゲーションは、同じSP周期性(SPP)を有するCC間で実行される。
図4は、このようなアグリゲーション制限を有するキャリアアグリゲーションの例を示す図である。
図4の例において、SPPが5msの一CC(たとえば、TDD構成1下のPCELL)は、5msのSPPの別のCC(たとえば、SCELL TDD構成0)と集約する。別の具体例において、アグリゲーションは、異なるSP周期性(SPP)を有するCC間で実行される。
図5は、アグリゲーション制限がないキャリアアグリゲーションの例を示す図である。
図5の例において、SPPが5msの一CC(たとえば、TDD構成0下のPCELL)は、SPPが10msの別のCC(たとえば、TDD構成3下のSCELL)と集約する。
【0020】
(3)送受信メカニズム
異なるTDD構成を有するキャリアアグリゲーションをサポートするため、DL受信がUL伝送と重複する。同時DL/UL送受信と非同時DL/UL送受信両方が、送受信メカニズムの第三問題を考慮する。
【0021】
図6Aは、ユーザー装置UE600の異なるTDD構成を有する複数のCCの重複DLとULサブフレーム中の同時DL受信とUL伝送を説明する図である。UE600は、第一LTE RFトランシーバモジュール601と第二LTERFトランシーバモジュール602を備えている。RFトランシーバモジュール601は、LTE無線周波数モジュールRF#1とベースバンドモジュールBB#1を有し、RFトランシーバモジュール602は、LTE無線周波数モジュールRF#2とベースバンドモジュールBB#2を有する。RF#1、BB#1、および、ANT#1は、第一コンポーネントキャリアCC1上で、無線信号を送受信するのに用いられる。RF#2、BB#2、および、ANT#2は、第二コンポーネントキャリアCC2で、無線信号の送受信するのに用いられる。
図6Aの例において、CC1はTDD構成0を有し、CC2はTDD構成1を有する。よって、重複サブフレームフレーム(たとえば、サブフレーム4とサブフレーム9)にとって、RF#1は伝送を実行し(アップリンク)、RF#2は同時受信(ダウンリンク)を実行する。
【0022】
図6Bは、
図6Aに基づいた同時UL伝送からDL受信にもたらされる干渉を説明する図である。
図6Bの例において、LTE発信機は、UE600のLTE RF#1に属し、LTE受信機は、UE600のLTE RF#2に属し、共に、同じデバイスプラットフォーム(すなわち、装置内)に共同構成される。CC1上のRF#1の伝送(TX)信号は、周波数ドメインで、CC2上のRF#2の受信(RX)信号に非常に接近する。TXフィルタとRF#1のRF設計の不完全性により生じる帯域外(OOB)発射とスプリアスはRF#2にとって受け入れられない。たとえば、フィルタ後(たとえば、50dB抑制後)でも、RF#1のTX信号電力レベルは、依然として、RF#2のRX信号電力レベルより高い(フィルタ前60dB高い)。
【0023】
(3.1)バンド組み合わせ指示(同時DL/UL)
上の説明から分かるように、同時DL受信とUL伝送が重複サブフレームフレームで許可される場合、複数のCCの集約バンドの帯域間隔が十分に大きくない場合、UL伝送はDL受信に干渉する。この種の装置内干渉を回避するため、適切なバンド組み合わせ指示が定義されなけれなばらない。適当なバンド組み合わせを指示する各種方法がある。
図7は、複数のCC上の同時DL/UL送受信(たとえば、ボックス701により示される)のバンド組み合わせ(たとえば、ボックス702により示される)を指示する異なる実施例を示す図である。
【0024】
ボックス711に示されるように、第一方法において、帯域間隔がLTE規格で定義される。高い周波数集約TDDバンドは高い帯域間隔が必要で、低い周波数集約TDDバンドは低い帯域間隔が必要である。一例において、700MHzの周波数バンドで動作するCC1が800MHzで動作するCC2と集約する場合、干渉を回避する必要があある帯域間隔はxである。別の例において、2.3GHzの周波数バンドで動作するCC1が2.4GHzで動作するCC2と集約する場合、干渉を回避する必要がある帯域間隔はyである。LTE規格中、同時DL/UL送受信に対し、各種帯域間隔要求が定義される。
【0025】
ボックス712に示されるように、第二方法において、帯域間隔要求は、システム情報ブロックにより放送される。たとえば、各種帯域間隔要求は、eNBにより、システム情報ブロック1(SIB1)で放送される。LTE規格中、異なるTDD構成を有する集約TDD周波数バンドが明確に定義されていない場合、各TDDバンドの帯域間隔の最小要求は、eNBにより放送されなければならない。このような要求に基づいて、UEは、そのフィルタ能力をネットワークに伝えることにより、この種のアグリゲーションをサポートすることができるか指示する。
【0026】
ボックス713に示されるように、第三方法において、LTE規格中、集約TDD周波数バンドが定義される。たとえば、異なるTDD構成を有する各種周波数バンドで動作する複数のCCが集約される。LTE規格は、TDDバンドxとTDDバンドyの集約、および、TDDバンドzとTDDバンドwの集約を定義する。LTE規格は、全ての可能なTDDバンド組み合わせの結合を示すルックアップテーブルを含む。
【0027】
ボックス714に示されるように、第四方法において、各UEによりサポートされる集約TDD周波数バンドは、能力シグナリングにより、明示的に示される。同時UL伝送によりDL受信に干渉を引き起こすレベルは、各UEのRF送受信能力(たとえば、RFフィルタ能力とRF設計)に関連する。よって、UEは、まず、そのRF送受信能力に基づいて、サポートできる集約バンドを決定する。UE能力報告において、UEは、その後、eNBに、異なるTDD構成下でサポートされるTDDバンドアグリゲーションを通知する。UEとシステムが共にサポートされる場合、eNBは、その後、異なるTDD構成をUEに構成する。
【0028】
(3.2)HARQフィードバックメカニズム(同時DL/UL)
異なる構成のTDD HARQフィードバックタイミングは、きっちりと、3GPP規格中で定義される。一旦、eNBが、予期されるサブフレーム/スロットでで、ACK/NACKを受信しなくなると、再伝送メカニズムがトリガーされる。一般に、HARQフィードバック情報は、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)、または、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)により伝送される。同時PUCCHとPUSCHをサポートしないUEにとって,ULデータが伝送される場合、PUSCHがHARQフィードバックに用いられる。アップリンクグラントがない場合、PUCCHがHARQフィードバックにより、一方、同時PUCCHとPUSCHをサポートするUEにとって、HARQフィードバックはPUCCHで伝送され、ULデータはPUSCHで伝送される。
【0029】
図8は、LTE/LTE−AシステムにおけるTDDモードHARQフィードバックタイムテーブルである。表801において、各アップリンクサブフレームは、対応するダウンリンクサブフレームインデックスのリストと相関し、インデックスは、どのHARQフィードバックがeNBに報告されるかを示す。関連するダウンリンクサブフレームインデックスのリストは、集合K={k
0,k
1…k
M−1}により表示される。一例において、TDD構成0にとって、アップリンクサブフレーム9は、K={k
0=4}により表示されるダウンリンクサブフレームインデックスのリストと関連し、アップリンクサブフレーム9がスケジュールされて、ダウンリンクサブフレームが、アップリンクサブフレーム9の前で、4個のサブフレーム(たとえば、ダウンリンクサブフレーム5)のHARQフィードバックを報告することを示す。別の例において、TDD構成5にとって、アップリンクサブフレーム2は、K={k
0=13,k
1=12,k
2=9,k
3=8,k
4=7,k
5=5,k
6=4,k
7=11,k
8=6}により示されるダウンリンクサブフレームインデックスのリストに関連し、アップリンクサブフレーム2がスケジュールされて、ダウンリンクサブフレームが、サブフレーム2の前で、それぞれ、13,12,9,8,7,5,4,11と6サブフレーム(たとえば、ダウンリンクサブフレーム9,8,5,4,3,1,0と6)のHARQフィードバックを報告することを示す。
【0030】
Rel−10TDD CAにおいて、バンド内キャリアアグリゲーションだけがサポートされる。バンド内CA内のTDD構成は同一である。PCELLとSCELLのHARQフィードバックは、同じサブフレームでスケジュールされ、PCELLにより伝送される。しかし、Rel−11 TDD CAにおいて、バンド間キャリアアグリゲーションがサポートされる。TDD構成は、バンド間CA(たとえば、PCELLはSCELLからの異なるTDD構成を有する)で異なる。その結果、PCELLのDL/ULは、あるサブフレームで、SCELLのUL/DLとオーバーラップする。よって、表801に示されるように、PCELLのHARQフィードバックは、SCELLのHARQフィードバックと異なるサブフレームでスケジュールされる。
【0031】
図4を参照すると、PCELLはTDD構成1を採用し、SCELLはTDD構成0を採用する。サブフレーム4と9中、PCELLのDL受信とSCELLのUL伝送は重複することが理解できる。これらの重複サブフレームフレームにおいて、HARQフィードバックが、SCELL中にあるが、PCELLがULリソースを有さないことが望まれる時(すなわち、PCELL中に、PUCCH/PUSCHがない)、衝突が発生する。たとえば、SCELLのサブフレーム4中でHARQが予期される(アップリンク)。しかし、PCELLのサブフレーム4はダウンリンクサブフレームなので、PUCCHを有さない。このほか、SCELLのサブフレーム4にアップリンクデータがないので、SCELLにPUSCHがない。このような状況において、SCELL上で、HARQフィードバックを伝送することができない。各種方法が提案されて、上述のSCELL上のHARQフィードバック問題を解決する。
【0032】
図9は、同時DL/UL送受信中、HARQフィードバックの第一方法(方法#1)を示す図である。方法#1は、PCELLとSCELLのTDD構成の制限された結合を採用する。PCELL−SCELL TDD構成結合が制限されて、SCELL中のULサブフレームインデックスの集合は、いつも、PCELL中のULサブフレームインデックスの集合のサブセットである。このほか、
図8中のTDD HARQフィードバックタイムテーブル801によると、SCELL中のULサブフレームインデックスの集合は、いつも、HARQフィードバックを実行するPCELL中のULサブフレームインデックスの集合のサブセットである。その結果、PCELLは、いつも、SCELL HARQフィードバックのULリソースを有するので、SCELL HARQタイミングは、SCELL SIB1 HARQタイミングに続く。
【0033】
図9中の表901は、有効なPCELL−SCELL TDD構成結合をリストである。“YES”で示される各ボックスは、有効なPCELL−SCELL TDD構成結合を示す。たとえば、PCELLがTDD構成0を有する場合、SCELLに有効なTDD構成は、0,2と5、TDD構成1,3,4と6は無効である。
図3中の表301によると、PCELL中のULサブフレームインデックスの集合は、{2,3,4,7,8,9}である。
図8中の表801によると、HARQフィードバックに用いられるPCELL中のULサブフレームインデックスの集合は{2,4,7,9}である。TDD構成1を有するSCELLにとって、ULサブフレームインデックスの集合は{2,3,7,8}で、{2,4,7,9}のサブセットではなく、よって、有効な結合ではない。TDD構成2を有するSCELLにとって、ULサブフレームインデックスの集合は{2,7}で、{2,4,7,9}のサブセットであり、よって、有効な結合である。方法#1の長所は、Rel−11に対し簡単に修正して、HARQフィードバック衝突を回避することである。しかし、制限は、60%の全ての可能なPCELL−SCELL結合を排除し、システムはあまりフレキシブルではない。
【0034】
図10は、同時DL/UL送受信中、HARQフィードバックの追加方法(たとえば、方法#2と方法#3)を示す図である。方法#2は、スマートスケジューリングを採用し、PCELLが、SCELL HARQフィードバックに用いられる対応するULリソースを有する場合、および、有する場合だけ、SCELL DLリソースはeNBによりスケジュールされる。そうでなければ、SCELL上のDLリソースは、割り当てられない。
図10中の表1001は、このようなスマートスケジューリングの一例を示す。
図10の例において、PCELLはTDD構成1を有し、SCELLはTDD構成0を有する。
図8中のHARQフィードバックタイムテーブル801によると、SCELLは、ULサブフレーム4で、DLサブフレーム0のHARQフィードバックを伝送する必要がある(たとえば、サブフレーム0はDLサブフレームで、ULサブフレーム4の前で、4個のサブフレームにある)。同様に、ULサブフレーム9中、HARQフィードバックがDLサブフレーム5に伝送される。しかし、対応するPCELLサブフレーム4とサブフレーム9は、ダウンリンクサブフレームで、且つ、HARQフィードバック伝送に用いるULリソースがない。よって、スマートスケジューリングを採用し、DLサブフレーム0とサブフレーム5のSCELL DLリソースがスケジュールされない。その結果、ULサブフレーム4とサブフレーム9中、HARQフィードバックを伝送する必要がない。
【0035】
方法#2Aは、上述のスマートスケジューリングの変化例を示し、eNBは、いつも、PCELLがDLにあり、SCELLがULにあり、且つ、SCELLのHARQフィードバックが伝送されなければならないDL/UL重複サブフレーム中で、SCELLのULグラントに対しスケジュールする。
図10中の表1001はまた、このようなスマートスケジューリングの一例を示す。方法#2で説明したように、SCELLは、サブフレーム4とサブフレーム9で、HARQフィードバックを伝送するようにスケジュールされる。しかし、対応するPCELLサブフレーム4とサブフレーム9は、HARQフィードバック伝送に用いるULリソースがない。よって、スマートスケジューリングを採用し、eNBは、常に、サブフレーム4とサブフレーム9で、SCELLにULグラントをスケジュールして、SCELLのHARQフィードバックが伝送される(たとえば、HARQ ACK/NACKピギーバックを有するPUSCHにより)。
【0036】
一般に、PCELLが、SCELL上で、HARQフィードバックに用いるULリソースがない場合、SCELL上のHARQフィードバックは、SCELL上で伝送される。これは、同時DL/UL送受信のHARQフィードバックの方法#3となる。たとえば、HARQフィードバックは、SCELLのPUCCHにより伝送される。ひとつ以上のアクティブSCELLがあるとき、優先されるたった一個のSCELLが、HARQフィードバックに用いられる。優先順位は、キャリアインデックスフィールド(CIF)(たとえば、少ないCIFを有するコンポーネントキャリアは高い優先度を維持する)、および/または、RRC構成(たとえば、RRCシグナリングにより決定される優先順序)により決定される。方法#3の長所は、TDD構成のフレキシブルな結合で、且つ、DLスループットの効率に影響がない。しかし、eNBは、そのアクティブ構成を検査することにより、端子が、PCELL、または、SCELLにより、HARQフィードバックを伝送するかを確定する必要がある。
【0037】
同時DL/UL送受信のHARQフィードバックの第四方法(方法#4)は、対応するセルで、HARQフィードバックを伝送する。つまり、PCELLのHARQフィードバックは、PCELLで伝送され、SCELLのHARQフィードバックは、同じSCELLで伝送される。それを実現するために、異なるコンポーネントキャリアに、HARQフィードバックに用いる並行PUCCHがある。方法#4は、PCELL−SCELL TDD構成結合の高いフレキシブル性(たとえば、あらゆるTDD構成結合が可能)を提供し、且つ、DLリソース割り当ての効率に影響しない。
【0038】
図11は、同時DL/UL送受信におけるHARQフィードバックの第五方法(方法#5)を示す図である。方法#5において、PCELLがTDD構成0に構成される時、サブフレーム3と8で、HARQフィードバック伝送が許可され、サブフレーム3と8は、本来は、HARQフィードバックリソースがない時のUL伝送に指定される。
図11中の表1101に示されるように、TDD構成0の元のHARQタイムテーブルにおいて、サブフレーム3と8で、HARQフィードバックがスケジュールされない。TDD構成0の新しいHARQタイムテーブル1102において、HARQフィードバック伝送は、サブフレーム3と8で許可される。この方法は、相対的に、eNBに修正を加えるのが容易である。
【0039】
方法#1と比較して、方法#5の長所は、さらに多くの可能なPCELL−SCELL TDD構成結合があることである(たとえば、40%から50%)。
図9を参照すると、“MAYBE”で示される各ボックスは、方法#1に加え、方法#5も応用される場合だけ、有効なPCELL−SCELL TDD構成結合になることを示す。PCELLがTDD構成0の場合、方法#5が応用されるとき、SCELLの全TDD構成が有効になる。たとえば、方法#1下で、PCELLがTDD構成0の時、SCELLのTDD構成1は無効である。方法#1において、PCELL中のHARQフィードバックに用いられるULサブフレームインデックスの集合は{2,4,7,9}である。TDD構成1を有するSCELLにとって、ULサブフレームインデックスの集合は{2,3,7,8}で、{2,4,7,9}のサブセットではないので、有効なTDD結合ではない。方法#1と方法#5において、PCELL中のHARQフィードバックに用いられるULサブフレームインデックスの集合は、{2,3,4,7,8,9}になる。その結果、ULサブフレームインデックス{2,3,7,8}の集合は、ULサブフレームインデックス{2,3,4,7,8,9}のサブセットであり、よって、有効なTDD結合である。
【0040】
方法#5は、SCELLに、さらに多くのDLリソース割り当てを許可するので、TDD構成0がPCELLにより用いられる時、方法#5も方法#2にとって有用である。
図11の表1102に示されるように、PCELLはTDD構成0を有し、SCELLはTDD構成1を有する。元のHARQタイムテーブルに従って、アップリンクサブフレーム8がスケジュールされて、SCELLのダウンリンクサブフレーム4のHARQフィードバックを報告する。対応するPCELLサブフレーム8は、HARQフィードバック伝送に用いるULリソースを有さないので、方法#2下で、DLサブフレーム4のSCELL DLリソースはスケジュールされない。しかし、方法#5下において、PCELLサブフレーム8は、HARQフィードバックのULリソースを有する。その結果、DLリソースは、SCELLのDLサブフレーム4に割り当てられる。
【0041】
上述の方法に加え、同時DL/UL送受信のHARQフィードバックの第六方法(方法#6)は、新しいSCELL UL HARQ ACK/NACKリソーススケジューリングを定義する。一般に、SCELL HARQフィードバックは、PCELLのTDD構成に基づいて、PCELLのUL HARQ ACK/NACKリソース割り当てに従って、動的にスケジュールされる。方法#6は、サブフレームn中、SCELL HARQフィードバックの動的割り当てに対し、二個の一般的ガイドラインを提供する。第一ガイドラインはG1で、PCELL中、DLサブフレームの受信後、4個のサブフレーム後、対応するHARQ ACK/NACKを伝送する(すなわち、サブフレームn−4中のDL受信)。サブフレームnのPCELL中に、UL ACK/NACK伝送リソースがない場合、ガイドラインG2を考慮する前提下で、伝送リソースが得られるまで、伝送を遅らせる。第二ガイドラインはG2で、PCELL中の有用なUL HARQ ACK/NACKサブフレームに従って、均一に分配する。
【0042】
上述のガイドラインはすでに、LTE規格(たとえば、
図8中の表801)にしたがって、PCELLのダウンリンク関連集合インデックスに応用されているが、提案される方法#6は異なり、方法#6は、PCELLのULとSCELLのDLリソース割り当て両方を考慮すると共に、それらの間のマッピング関係の構築を試みる。複数のSCELLが、同じPCELLを有する無線リンクに属する(すなわち、2個以上のコンポーネントキャリアにより、キャリアアグリゲーションを実行する)限り、これらのガイドラインは、複数のSCELLにより、同時に用いられる。
図12−
図18は、上述のPCELLのULとSCELLのDLリソース割り当て間のマッピングを説明する図である。しかし、注意すべきことは、本発明は、与えられた例に限定されない。まず、各サブフレーム中のインデックスの順序が再配置される。これは、HARQ−ACK多重化の効果に影響するが、システムパフォーマンス全体に影響しない。次に、各サブフレーム間のインデックスが交換される。これは、SCELL中の対応するDLリソースのフィードバックタイミングに影響するが、基本的なガイドラインG2(さらに特に、PCELL中、フィードバック情報は、有用なUL ACK/NACKサブフレーム中で、均等に分配される)は、HARQ−ACKの荷重がフレーム間で均衡が取れるように確保する。
【0043】
図12は、SCELLが、TDD構成0時の同時DL/UL送受信を採用するHARQフィードバックタイミング表の第一例を示す図である。
図13は、SCELLが、TDD構成1時の同時DL/UL送受信を採用するHARQフィードバックタイミング表の第二例を示す図である。
図14は、SCELLが、TDD構成2時の同時DL/UL送受信を採用するHARQフィードバックタイミング表の第三例を示す図である。
図15は、SCELLが、TDD構成3時の同時DL/UL送受信を採用するHARQフィードバックタイミング表の第四例を示す図である。
図16は、SCELLが、TDD構成4時の同時DL/UL送受信を採用するHARQフィードバックタイミング表の第五例を示す図である。
図17は、SCELLが、TDD構成5時の同時DL/UL送受信を採用するHARQフィードバックタイミング表の第六例を示す図である。
図18は、SCELLが、TDD構成6時の同時DL/UL送受信を採用するHARQフィードバックタイミング表の第七例を示す図である。
【0044】
方法#6の問題は、全ての可能なPCELLとSCELL結合を考慮するために、大量のタイムテーブルを必要とすることである。しかし、この問題は、方法#1と方法#5を方法#6に組み込むことにより解決される。
図19は、同時DL/UL送受信におけるHARQフィードバックの第七方法(方法#7)を示す図である。
図19中の表1901は、方法#1と方法#5を方法#6に組み込んだ方法#7を示す。表1901に示されるように、チェックマークで示される各ボックスは、方法#1下の有効なPCELL−SCELL構成結合を示し、斜線陰影の各ボックスは、方法#5を採用する場合だけ有効なPCELL−SCELL構成結合を示す。×印で示される残りのボックスは、方法#6に応用することを示す。言い換えると、方法#7は、方法#6の増強版で、方法#1と方法#5両方が使用可能でない時、方法#6が応用される。よって、方法#7は、UE中に保存されるタイムテーブルの量を減少させることができる。
【0045】
(3.3)送受信構成(非同時DL/UL)
前に示したように、異なるTDD構成を有するキャリアアグリゲーションをサポートするため、DL受信がUL伝送とオーバーラップする。あるUEが同時DL/UL送受信をサポートし(全二重)、別のあるUEは、非同時DL/UL送受信(半二重)だけをサポートする。それらのUEにとって、非同時DL/UL送受信構成が決定される必要がある。
図20は、非同時DL/UL送受信(たとえば、ボックス2001により示される)の異なる送受信構成(たとえば、ボックス2002により示される)の異なる具体例を示す図である。
【0046】
ボックス2011に示されるように、第一方法において、重複DL/ULサブフレームにとって、SCELLが、DL受信、または、UL伝送を実行するかどうかは、PCELLに基づき、SCELL上の送受信が禁止される。
図21は、非同時DL/UL送受信のこのような送受信構成の例を示す図である。表2101の例において、PCELLはTDD構成0を有し、SCELLはTDD構成1を有し、および、UEは、PCELLのDL/UL構成に従う。その結果、サブフレーム4とサブフレーム9は、DL/UL重複サブフレームなので、UEは、サブフレーム4とサブフレーム9で、ダウンリンク伝送を禁止する。この方法は、余分なシグナリングが必要なく、SCELL送受信構成は、PCELL TDD構成の変化に伴って変化する。
【0047】
ボックス2012に示されるように、第二方法において、SCELLのDL受信、または、UL伝送は、明示的なeNB構成に基づく。この方法下で、eNBは、RRCシグナリングを用いて、明示的に、重複DL/ULサブフレームで、DL受信、または、UL伝送を実行するかどうか指示する。たとえば、各フレームのD/S/U指示マップがeNBから伝送されて、DL/SPP/UL伝送を支持する。UEは、指示に従い、衝突伝送を禁止しなければならない。eNBは、高層RRCシグナリングにより構成を変化させるので、これは半静的構成である。
【0048】
ボックス2013に示されるように、第三方法において、SCELLのDL受信、または、UL伝送は、eNBスケジューリングに基づく。この方法下で、eNBは、動的シグナリングにより、重複DL/ULサブフレーム上で、DL受信、または、UL伝送を指示する。たとえば、eNBは、物理層PDCCH/PDSCHおよび/またはPUCCH/PUSCH指示により、このような指示を伝送する。構成は各フレームの物理層により変化するので、これは動的構成である。
【0049】
(3.4)HARQフィードバックメカニズム(非同時DL/UL)
非同時DL/UL送受信にとって、同時DL/UL送受信と同じHARQフィードバック問題が存在する。UEは、DL/UL重複サブフレームにおいて、PCELL、または、eNBの決定に従わなければならないので、HARQフィードバックは、各TDD構成に定義される元のHARQタイムテーブルに従うことができない。
図22は、非同時DL/UL送受信におけるHARQフィードバック問題を示す図である。表2201において、PCELLはTDD構成1を有し、SCELLはTDD構成0を有し、および、UEは、PCELLのDL/UL構成に従う。その結果、サブフレーム4とサブフレーム9は、DL/UL重複サブフレームなので、UEは、サブフレーム4とサブフレーム9で、アップリンク伝送を禁止する。よって、それらのサブフレームは、元のHARQフィードバックタイムテーブルに従って、HARQフィードバックにスケジュールされるので、SCELL中のHARQフィードバックは、サブフレーム4と9に影響する。SCELLのこのようなHARQフィードバック問題を解決するため、適当な時に、上述の同時DL/UL送受信と同じ方法を応用することができる。
【0050】
(4)CQI/RLM/RRM測定
LTE/LTE−Aシステムにおいて、無線資源管理(RRM)は、一般に、測定値に依存する。よって、3GPP中、既に、測定関連要求が定義されている。最も重要な測定態様は、有用性、精確さ、および、特定のRRM測定の複雑度を含み、それは、UE電力消費に影響する。チャネル品質インジケータ(CQI)は、UEにより実行される一種の測定で、ダウンリンクチャネル品質を指示する。無線リンクモニタリング(RLM)は、UEが実行する別のタイプの測定で、DL参照信号の測定により、DL信号品質を監視する。RRMは、さらにまた別のタイプの測定で、移動度とSCELL追加/修正/釈放をサポートする。異なるTDD構成を有するキャリアアグリゲーションをサポートするため、異なるコンポーネントキャリアで、同時DLとUL送受信を実行し、且つ、異なるコンポーネントキャリアは互いの間で、周波数バンドが非常に接近するので、あるDLサブフレームは、UL伝送の影響を受ける。さらに、非同時DLとUL送受信のため、あるDLサブフレームは伝送が禁止される。よって、これらのサブフレーム上のCQI/RLM/RRM測定は、不正確な測定結果を招く。
【0051】
図23は、異なるTDD構成を有するキャリアアグリゲーションをサポートするCQI/RLM/RRM測定の方法を説明する図である。
図23の例において、UE2301とeNB2302は、異なるTDD構成を有するキャリアアグリゲーション下で、データ接続を構築する(工程2311)。工程2312において、eNB2302は、測定設定をUE2301に伝送する(工程2312)。一具体例において、測定設定は設定情報を含み、高層(たとえば、RRC)シグナリングにより、干渉を受けるサブフレーム上のCQI/RLM/RRM測定を制限する。RRCシグナリングはビットマップからなり、どのサブフレームが測定を許可するかを決定するのに用いられる。一例において、新しいRRCシグナリングが加えられる。別の例において、現有のRRCシグナリングがRel−10eICIC(MeasSubframePattern 情報素子)に再利用されて、測定するサブフレームの集合を制限する。測定設定受信後、干渉を受けるDLサブフレームで測定を実行するように設定される時、UE2301は対応作業を実行する(工程2313)。一例において、UE2301は、DL受信を干渉するULサブフレームで、UL伝送を放棄すると共に、DLサブフレームで測定を実行する。別の例において、同一時間に、UL伝送があるかどうかにかかわらず、UE2301は、DLサブフレームで測定を実行する。工程2314において、UE2301は、測定報告をeNB2302に伝送する。
【0052】
別の具体例において、UEは、所定規則により規制されて、干渉を受けるサブフレーム上のCQI/RLM/RRM測定を制限する。一例において、異なるコンポーネントキャリア上に、同時DLとUL送受信がある時、UEは、干渉を受けるDLサブフレーム上のRLM/RRMとCSI測定の実行を許可しない。別の例において、ある特定の周波数バンド中、異なるコンポーネントキャリア上に同時DLとUL送受信があるとき、UEは、干渉を受けるDLサブフレーム上のRLM/RRMとCSI測定の実行を許可しない。
【0053】
(5)能力シグナリング
各セルのTDD構成がオペレータにより決定され、且つ、eNBからUEに、システム情報ブロック1(SIB1)中で放送される。
図24は、SIB1メッセージ2402で放送されるTDD−設定情報素子2401を示す図である。TDD構成はオペレータにより変化させることができ、且つ、SIB1変化、または、RRCシグナリングにより、eNBからUEに通知する。一例において、ハンドオーバ期間中、MobilityControlInfo情報素子は、TDD構成シグナリングを含む。別の例において、TDD構成シグナリングは、SCELL追加期間のRRCConnectionReconfigurationメッセージ中に含まれる。
【0054】
異なるTDD構成をサポートするため、異なるUEは、異なる能力を有する。eNBに、適切に、異なるTDD構成を有するキャリアアグリゲーションを設定させるため、UEは、異なるTDD構成サポートの能力を、そのサービングeNBに伝える(たとえば、UE−EUTRA−能力シグナリングにより)。UEは、また、サポートされるバンド組み合わせで、TDDバンド結合を伝える。たとえば、UEは、UE−EUTRA−能力情報素子で、TDDバンド39とバンド40上のキャリアアグリゲーションのサポートを指示する。UEとシステムが共にサポートする場合、eNBは、その後、UEに、異なるTDD構成を構成する(たとえば、RRC接続再構成により)。一例において、eNBは、SIB1により、または、MobilityControlInfo情報素子により、UEに、PCELL上のTDD構成を通知する。別の例において、eNBは、RRCConnectionReconfigurationメッセージにより、RadioResourceConfigCommonSCELL中に、異なるTDD構成を有するSCELLを追加/修正する。
【0055】
図25は、異なるTDD構成を有するキャリアアグリゲーションをサポートする能力シグナリングを示す図である。
図25の例において、eNB2502は、UE能力照会メッセージをUE2501に伝送する(工程2511)。その後、UE2501は、UE能力情報をeNB2502に報告する(工程2512)。報告されたUE能力情報は、異なるTDD構成サポートとサポートされるTDDバンド結合を含む。工程2513において、eNB2502は、SIB1、または、移動度制御情報により、UE2501に、PCELL中のTDD構成を通知する。工程2514において、eNB2502は、RRC接続再設定メッセージにより、新しいSCELLを追加、または、異なるTDD構成を有する現有のSCELL構成を修正する。最後に、工程2512において、UE2501は、RRC接続再設定完了メッセージをeNB2502に送り戻す。
【0056】
本発明では好ましい実施例を前述の通り開示したが、これらは決して本発明に限定するものではなく、当該技術を熟知する者なら誰でも、本発明の精神と領域を脱しない範囲内で各種の変動や潤色を加えることができ、従って本発明の保護範囲は、特許請求の範囲で指定した内容を基準とする。