(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0060】
別記されない限り、明細書および特許請求の範囲を含む本出願で使用される下記用語は、下記で提供される定義を有する。明細書および添付の特許請求の範囲では、単数形「1つの(a、an)」および「その(the)」は文脈で明確に別記されない限り複数の指示対象を含むことに注意しなければならない。標準の化学用語の定義は、参考文献、例えばCarey and Sundberg (2007) "Advanced Organic Chemistry 5
thEd."
Vols. A and B, Springer Science+Business Media LLC, New Yorkにおいて見いだされ得る。本発明の実施は、別記されない限り、従来の有機化学合成法、質量分析、クロマトグラフィーの分取および分析法、タンパク質化学、生化学、組換えDNA技術および薬理学を使用するであろう。
【0061】
「アルカノイル」という用語は、本明細書では置換基として低級アルキル基を有するカルボニル基を企図する。
【0062】
「アルケニル」という用語は、本明細書では2〜8の炭素原子を含む置換または非置換、直鎖および分枝鎖アルケンラジカル(EおよびZ型の両方を含む)を企図する。アルケニル基は、任意でハロゲン、−CN、−NO
2、CO
2R、C(O)R、−O−R、−N(R
N)
2、−N(R
N)C(O)R、−N(R
N)S(O)
2R、−SR、−C(O)N(R
N)
2、−OC(O)R、−OC(O)N(R
N)
2、S(O)R、SO
2R、−SO
3R、−S(O)
2N(R
N)
2、ホスフェート、ホスホネート、シクロアルキル、シクロアルケニル、アリールおよびヘテロアリールからなる群より選択される1つ以上の置換基により置換され得る。
【0063】
「アルコキシ」という用語は、本明細書では置換基として低級アルキル基を有する酸素を企図し、メトキシ、エトキシ、ブトキシ、トリフルオロメトキシなどを含む。これはまた、2つの分離された酸素原子に結合された二価置換基を含み、例えば、限定はされないが、−O−CF
2−O−、−O−(CH
2)
1−4−O−(CH
2CH
2−O)
1−4−および−(O−CH
2CH
2−O)
1−4−である。
【0064】
「アルコキシカルボニル」という用語は、本明細書では置換基としてアルコキシ基を有するカルボニル基を企図する。
【0065】
「アルキル」という用語は、本明細書では、1〜15の炭素原子を含む置換または非置換、直鎖および分枝鎖アルキルラジカルを企図する。「低級アルキル」という用語は、本明細書では1〜6の炭素原子を含む直鎖および分枝鎖両方のアルキルラジカルを企図し、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、tert−ブチルなどが挙げられる。アルキル基は、任意で、ハロゲン、−CN、−NO
2、−C(O)
2R、−C(O)R、−O−R、−N(R
N)
2、−N(R
N)C(O)R、−N(R
N)S(O)
2R、−SR、−C(O)N(R
N)
2、−OC(O)R、−OC(O)N(R
N)
2、−SOR、−SO
2R、−SO
3R、−S(O)
2N(R
N)
2、ホスフェート、ホスホネート、シクロアルキル、シクロアルケニル、アリールおよびヘテロアリールから選択される1つ以上の置換基で置換されてもよい。
【0066】
「アルキレン」、「アルケニレン」および「アルキニレン」という用語は、本明細書では、2価であり、すなわち、2つの原子に付着される場合、それぞれ、「アルキル」、「アルケニル」および「アルキニル」基を示す。
【0067】
「アルキルスルホニル」という用語は、本明細書では置換基として低級アルキル基を有するスルホニル基を企図する。
【0068】
「アルキニル」という用語は、本明細書では2〜8の炭素原子を含み、少なくとも1つの炭素−炭素三重結合を有する置換または非置換、直および分枝炭素鎖を企図する。アルキニルという用語は、例えばエチニル、1−プロピニル、2−プロピニル、1−ブチニル、3−メチル−1−ブチニルなどを含む。アルキニル基は、任意で、ハロ、−CN、−NO
2、−CO
2R、−C(O)R、−O−R、−N(R
N)
2、−N(R
N)C(O)R、−N(R
N)S(O)
2R、−SR、−C(O)N(R
N)
2、−OC(O)R、−OC(O)N(R
N)
2、−SOR、−SO
2R、−SO
3R、−S(O)
2N(R
N)
2、ホスフェート、ホスホネート、シクロアルキル、シクロアルケニル、アリールおよびヘテロアリールから選択される1つ以上の置換基で置換されてもよい。
【0069】
「アミノ」という用語は、本明細書では構造−NR
N2の基を企図する。
【0070】
「アミノ酸」という用語は、本明細書ではDまたはL配置のいずれかの構造
【化63】
[この文献は図面を表示できません]
の基を企図し、20の「標準」アミノ酸を含むが、それらに限定されない:イソロイシン、ロイシン、リシン、メチオニン、フェニルアラニン、スレオニン、トリプトファン、バリン、アラニン、アスパラギン、アスパラギン酸、システイン、グルタミン酸、グルタミン、グリシン、プロリン、セリン、チロシン、アルギニンおよびヒスチジン。本発明はまた、限定はされないが、D配置アミノ酸、β−アミノ酸、側鎖を有するアミノ酸ならびに当業者に知られている全ての非天然アミノ酸を含む。
【0071】
「アラルキル」という用語は、本明細書では置換基として芳香族基を有する低級アルキル基を企図し、この芳香族基は置換されてもよく、または非置換であってもよい。アラルキル基は任意で、ハロゲン、−CN、−NO
2、−CO
2R、−C(O)R、−O−R、−N(R
N)
2、−N(R
N)C(O)R、−N(R
N)S(O)
2R、−SR、−C(O)N(R
N)
2、−OC(O)R、−OC(O)N(R
N)
2、−SOR、−SO
2R、−SO
3R、−S(O)
2N(R
N)
2、ホスフェート、ホスホネート、シクロアルキル、シクロアルケニル、アリールおよびヘテロアリールから選択される1つ以上の置換基で置換されてもよい。
【0072】
「アリール」、「芳香族基」または「芳香環」という用語は、本明細書では、置換または非置換の単環および複数の芳香族基(例えば、フェニル、ピリジルおよびピラゾール、など)および多環系(ナフチルおよびキノリニル、など)を企図する。多環は2つの原子が2つの原子が隣接環に共通している(環は「縮合されている」)2つ以上の環を有することができ、環の少なくとも1つは芳香族であり、例えば、他の環はシクロアルキル、シクロアルケニル、アリール、複素環および/またはヘテロアリールとすることができる。アリール基は任意で、ハロゲン、アルキル、−CN、−NO
2、−CO
2R、−C(O)R、−O−R、−N(R
N)
2、−N(R
N)C(O)R、−N(R
N)S(O)
2R、−SR、−C(O)N(R
N)
2、−OC(O)R、−OC(O)N(R
N)
2、−SOR、−SO
2R、−SO
3R、−S(O)
2N(R
N)
2、−SiR
3、−P(O)R、ホスフェート、ホスホネート、シクロアルキル、シクロアルケニル、アリールおよびヘテロアリールから選択される1つ以上の置換基で置換されてもよい。
【0073】
「アリールスルホニル」という用語は、本明細書では、置換基としてアリール基を有するスルホニル基を企図する。この用語は、限定はされないが、1価ならびに多価アリール(例えば、2価アリール)を含むことを意味する。
【0074】
「カルバモイル」という用語は、本明細書では構造
【化64】
[この文献は図面を表示できません]
の基を企図する
【0075】
「カルボニル」という用語は、本明細書では構造
【化65】
[この文献は図面を表示できません]
の基を企図する
【0076】
「カルボキシル」という用語は、本明細書では構造
【化66】
[この文献は図面を表示できません]
の基を企図する
【0077】
「シクロアルキル」という用語は、本明細書では、3〜12の炭素原子を含む置換または非置換環状アルキルラジカルを企図し、シクロプロピル、シクロペンチル、シクロヘキシルなどが挙げられる。「シクロアルキル」という用語はまた、2つ以上の原子が2つの隣接環に共通である(環は「縮合されている」)2つの環を有する多環系を含む。シクロアルキル基は任意で、ハロ、−CN、−NO
2、−CO
2R、−C(O)R、−O−R、−N(R
N)
2、−N(R
N)C(O)R、−N(R
N)S(O)
2R、−SR、−C(O)N(R
N)
2、−OC(O)R、−OC(O)N(R
N)
2、−SOR、−SO
2R、−S(O)
2N(R
N)
2、ホスフェート、ホスホネート、アルキル、シクロアルケニル、アリールおよびヘテロアリールから選択される1つ以上の置換基で置換されてもよい。
【0078】
「シクロアルケニル」という用語は、本明細書では、4〜12の炭素原子を含み、2つの環炭素間に少なくとも1つの二重結合が存在する置換または非置換環状アルケニルラジカルを企図し、シクロペンテニル、シクロヘキセニルなどが挙げられる。「シクロアルケニル」という用語はまた、2つ以上の原子が2つの隣接環に共通である(環は「縮合されている」)2つの環を有する多環系を含む。シクロアルケニル基は任意で、ハロ、−CN、−NO
2、−CO
2R、−C(O)R、−O−R、−N(R
N)
2、−N(R
N)C(O)R、−N(R
N)S(O)
2R、−SR、−C(O)N(R
N)
2、−OC(O)R、−OC(O)N(R
N)
2、−SOR、−SO
2R、−S(O)
2N(R
N)
2、ホスフェート、ホスホネート、アルキル、シクロアルケニル、アリールおよびヘテロアリールから選択される1つ以上の置換基で置換されてもよい。
【0079】
「ハロ」または「ハロゲン」という用語は、本明細書では、フッ素、塩素、臭素およびヨウ素を含む。
【0080】
「ヘテロアルキル」という用語は、本明細書では、1つ以上のヘテロ原子を有するアルキルを企図する。
【0081】
「ヘテロ原子」という用語は、特に環系内では、N、OおよびSを示す。
【0082】
「複素環基」または「複素環(heterocycle、heterocyclic ring)」という用語は、本明細書では少なくとも1つのヘテロ原子を環員として有する置換または非置換芳香族および非芳香族環状ラジカルを企図する。好ましい複素環基は、少なくとも1つのヘテロ原子を含む5または6の環原子を含むものであり、環状アミン、例えばモルホリノ、ピペリジノ、ピロリジノなど、および環状エーテル、例えばテトラヒドロフラン、テトラヒドロピランなどが挙げられる。「ヘテロアリール」基とも呼ばれる芳香族複素環基は、1〜3のヘテロ原子を含み得る単環ヘテロ芳香族基を企図し、例えば、ピロール、フラン、チオフェン、イミダゾール、オキサゾール、チアゾール、トリアゾール、ピラゾール、オキソジアゾール、チアジアゾール、ピリジン、ピラジン、ピリダジン、ピリミジンなどが挙げられる。ヘテロアリールという用語はまた、2つ以上の原子が2つの隣接環に共通である(環は「縮合されている」)2つ以上の環を有する多環ヘテロ芳香族系を含み、ここで、環の少なくとも1つがヘテロアリールであり、例えば、他の環はシクロアルキル、シクロアルケニル、アリール、複素環および/またはヘテロアリールとすることができる。多環ヘテロ芳香族系の例としては、キノリン、イソキノリン、シノリン、テトラヒドロイソキノリン、キノキサリン、キナゾリン、ベンズイミダゾール、ベンゾフラン、ベンゾチオフェン、ベンズオキサゾール、ベンゾチアゾール、インダゾール、プリン、ベンゾトリアゾール、ピロールピリジン、ピラゾロピリジンなどが挙げられる。複素環基は任意で、ハロ、アルキル、−CN、−NO
2、−CO
2R、−C(O)R、−O−R、−N(R
N)
2、−N(R
N)C(O)R、−N(R
N)S(O)
2R、−SR、−C(O)N(R
N)
2、−OC(O)R、−OC(O)N(R
N)
2、−SOR、−SO
2R、−SO
3R、−S(O)
2N(R
N)
2、−SiR
3、−P(O)R、ホスフェート、ホスホネート、シクロアルキル、シクロアルケニル、アリールおよびヘテロアリールからなる群より選択される1つ以上の置換基で置換されてもよい。
【0083】
「オキソ」という用語は、本明細書では、二重結合により付着された酸素を企図する。
【0084】
「薬学的に許容される」または「薬理的に許容される」により、生物学的にまたは別の意味でで望ましくなくはない材料が意味され、すなわち、材料は望ましくない生物学的効果を引き起こすことなく、または有害な様式で、これが含まれる組成物の成分のいずれとも相互作用することなく個体に投与され得る。「薬学的に許容される塩」は、薬学的用途のために一般に許容されることが当技術分野で理解されている対イオンと共に生成され、親化合物の所望の薬理活性を有する本発明の化合物の塩を示す。そのような塩としては下記が挙げられる:(1)無機酸、例えば塩酸、臭化水素酸、硫酸、硝酸、リン酸などと形成される;または有機酸、例えば酢酸、プロピオン酸、ヘキサン酸、シクロペンタンプロピオン酸、グリコール酸、ピルビン酸、乳酸、マロン酸、コハク酸、リンゴ酸、マレイン酸、フマル酸、酒石酸、クエン酸、安息香酸、3−(4−ヒドロキシベンゾイル)安息香酸、桂皮酸、マンデル酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、1,2−エタン−ジスルホン酸、2−ヒドロキシエタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、4−クロロベンゼンスルホン酸、2−ナフタレンスルホン酸、4−トルエンスルホン酸、カンファスルホン酸、4−メチルビシクロ[2.2.2]−オクト−2−エン−1−カルボン酸、グルコヘプトン酸、3−フェニルプロピオン酸、トリメチル酢酸、第三ブチル酢酸、ラウリル硫酸、グルコン酸、グルタミン酸、ヒドロキシナフトエ酸、サリチル酸、ステアリン酸、ムコン酸などと形成される、酸付加塩;または(2)親化合物中に存在する酸性プロトンが金属イオン、例えば、アルカリ金属イオン、アルカリ土類イオンまたはアルミニウムイオンにより置換された場合に形成され;または有機塩基、例えばエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、N−メチルグルカミン、モルホリン、ピペリジン、ジメチルアミン、ジエチルアミンなどが配位する塩。アミノ酸、例えばアルギン酸などの塩、およびグルクロンまたはガラクツロン酸などのような有機酸の塩もまた含まれる(例えば、Berge et al, 1977, /. Pharm. Set 66: 1-19を参照されたい)。
【0085】
「ホスフェート」および「ホスホネート」という用語は、本明細書では、それぞれ、下記構造を有する部分を示す:
【化67】
[この文献は図面を表示できません]
【0086】
「塩」および「水和物」という用語は、化合物の物理または薬物動態特性、例えば溶解度、嗜好性、吸収、分配、代謝および排出に有利に影響する化合物の水和された形態を示す。当業者が選択において考慮することができる、本質的により実際的な他の因子としては、原料のコスト、得られるバルク薬物の結晶化の容易さ、収率、安定性、溶解度、吸湿性、流動性および製造可能性が挙げられる。
【0087】
スルホンアミドという用語は、本明細書では、下記構造を有する基を企図する:
【化68】
[この文献は図面を表示できません]
【0088】
「スルホネート」という用語は、本明細書では、下記構造を有する基を企図し:
【化69】
[この文献は図面を表示できません]
式中、
R
sは、水素、C
1−C
10アルキル、C
2−C
10アルケニルC
2−C
10アルキニル、C
1−C
10アルカノイル、またはC
1−C
10アルコキシカルボニルからなる群より選択される。
【0089】
「スルホニル」という用語は、本明細書では、下記構造を有する基を企図する:
【化70】
[この文献は図面を表示できません]
【0090】
「置換スルホニル」という用語は、本明細書では、下記構造を有する基を企図し:
【化71】
[この文献は図面を表示できません]
アルキルスルホニルおよびアリールスルホニルが挙げられるが、それらに限定されない。
【0091】
「チオカルボニル」という用語は、本明細書では、酸素原子が硫黄により置換されているカルボニルを意味する。
【0092】
各Rは独立して水素、−OH、−CN、−NO
2、ハロゲン、C
1−C
12アルキル、C
1−C
12ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネート、スルホンアミド、アミノ、およびオキソから選択される。
【0093】
各R
Nは独立して水素、−OH、C
1−C
12アルキル、C
1−C
12ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネートおよびスルホンアミドからなる群より選択される。2つのR
Nは、それらが付着されたC、O、NまたはSと一緒になり、任意でさらなるヘテロ原子を含み得る5〜7員環を形成し得る。
【0094】
本発明の化合物はHCVの活性、特にHCVのNS5Bタンパク質を阻害または低減するように使用され得る。これらの状況では、NS5Bタンパク質の活性の阻害および低減は、細胞または被験体が試験化合物で処置されない対照実験に対する測定された活性のより低いレベルを示す。特定の態様では、測定された活性の阻害または低減は、少なくとも10%低減または阻害である。当業者は、少なくとも20%、50%、75%、90%または100%、あるいはその間の任意の数値の、測定された活性の低減または阻害は、特定の適用では好ましい場合があることを認識するであろう。
【0095】
発明の第1の態様では、式Iの化合物が提供され:
【化72】
[この文献は図面を表示できません]
式中、
L
1、L
2およびL
3は、芳香環の付着された炭素と共に、N、O、S、Pおよび/またはSiの0−4のヘテロ原子を含む5−12員環を形成し;
L
1、L
2またはL
3は、結合、−O−、−C(R
15R
16)−、−NR
3−、−S(O)
n−、−P(O)−、−Si(R
4R
5)−、−C(O)−、−C(O)O−、および置換アルキル、アルケニル、アルコキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、複素環、アリール、ヘテロアリール、アミド、カルバメート、尿素、およびスルホンアミドからなる二価置換基の群より独立して選択され;
nは0、1、または2であり;
UまたはVは、独立してCH、N、CF、CCl、またはCCNであり;
W、X、またはZは独立してCまたはNであり;
YはNR
N、N、O、S、Se、または−CR
aR
bであり;
R
Nは水素、C
1−4アルキル、C
3−
6シクロアルキル、C
4−5複素環、アリール、ヘテロアリール、アミド、スルホンアミド、またはカルバメートであり;
R
a、R
bは独立して水素、メチルであり、または共に0−1のOまたはNR
3のヘテロ原子を有するC
3−6シクロアルキルを形成し;
R
1は、水素、ハロゲン化物、−CF
3、−CN、−C(O)H、−C(O)OR
6−、−C(O)NHR
7、−C(O)N(OH)R
7、−C(=NR
7)OMe、−C(=NOMe)NHR
7、C(=NOH)NHR
7、−CH(CF
3)NHR
8、−CH(CN)NHR
9、−S(O)
2NHR
10、−C(=NCN)NHR
11
【化73】
[この文献は図面を表示できません]
から選択され;
R
2は置換または非置換アリールまたはヘテロアリールであり;
R
3は、水素、アルキルカルボニル、シクロアルキルカルボニル、アルコキシルカルボニル、シクロアルコキシカルボニル、アルキルスルホニルおよびシクロアルキルスルホニルの群より選択され;
R
4およびR
5は独立してメチル、エチル、またはシクロプロピルであり;
R
6は水素、アリル、C
1−4アルキル、シクロプロピル、またはベンジルであり;
R
7は水素、C
1−4アルキル、シクロプロピル、C
1−4アルコキシ、シクロプロポキシ、アルキルスルホニル、またはシクロアルキルスルホニルであり;
R
8、R
9、R
10、またはR
11は独立して水素、C
1−4アルキル、シクロプロピル、C
1−4アルコキシ、またはシクロプロポキシであり;ならびに
R
15、R
16は独立して水素、ヒドロキシル、アジド、C
2−4アルケニル、C
2−4アルキニル、C
1−4アルキル、シクロプロピル、C
1−4アルコキシ、またはシクロプロポキシであり、あるいはR
15およびR
16は共に、カルボニルまたはC
1−4アルケニリデンであり、あるいはR
15およびR
16は、付着された炭素と共に一緒になり任意でO、NR
Nおよび/またはSの0−3のヘテロ原子を含む3−6員環となる。
【0096】
第1の態様の第1の実施形態では、
【化74】
[この文献は図面を表示できません]
は、下記からなる群より選択され、
【化75】
[この文献は図面を表示できません]
式中、
L
1、L
2およびL
3は、芳香環の付着された炭素と共に、N、O、S、Pおよび/またはSiの0−4のヘテロ原子を含む5−12員環を形成し;
L
1、L
2またはL
3は、結合、−O−、−C(R
15R
16)−、−NR
3−、−S(O)
n−、−P(O)−、−Si(R
4R
5)−、−C(O)−、−C(O)O−、および置換アルキル、アルケニル、アルコキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、複素環、アリール、ヘテロアリール、アミド、カルバメート、尿素、およびスルホンアミドからなる二価置換基の群より独立して選択され;
nは0、1、または2であり;
R
1は、水素、ハロゲン化物、−CF
3、−CN、−C(O)H、−C(O)OR
6−、−C(O)NHR
7、−C(O)N(OH)R
7、−C(=NR
7)OMe、−C(=NOMe)NHR
7、C(=NOH)NHR
7、−CH(CF
3)NHR
8、−CH(CN)NHR
9、−S(O)
2NHR
10、−C(=NCN)NHR
11
【化76】
[この文献は図面を表示できません]
から選択され;
R
2は置換または非置換アリールまたはヘテロアリールであり;
R
3は、水素、アルキルカルボニル、シクロアルキルカルボニル、アルコキシルカルボニル、シクロアルコキシカルボニル、アルキルスルホニルおよびシクロアルキルスルホニルの群より選択され;
R
4およびR
5は独立してメチル、エチル、またはシクロプロピルであり;
R
6は水素、アリル、C
1−4アルキル、シクロプロピル、またはベンジルであり;
R
7は水素、C
1−4アルキル、シクロプロピル、C
1−4アルコキシ、シクロプロポキシ、アルキルスルホニル、またはシクロアルキルスルホニルであり;
R
8、R
9、R
10、またはR
11は独立して水素、C
1−4アルキル、シクロプロピル、C
1−4アルコキシ、またはシクロプロポキシであり;
R
15、R
16は独立して水素、ヒドロキシル、アジド、C
2−4アルケニル、C
2−4アルキニル、C
1−4アルキル、シクロプロピル、C
1−4アルコキシ、またはシクロプロポキシであり、あるいはR
15およびR
16は共に、カルボニルまたはC
1−4アルケニリデンであり、あるいはR
15およびR
16は、付着された炭素と共に一緒になり任意でO、NR
Nおよび/またはSの0−3のヘテロ原子を含む3−6員環となる。
【0097】
第1の態様の第2の実施形態では、
【化77】
[この文献は図面を表示できません]
は、下記からなる群より選択され
【化78】
[この文献は図面を表示できません]
および
【化79】
[この文献は図面を表示できません]
式中、
L
1、L
2およびL
3は、芳香環の付着された炭素と共に、N、O、S、Pおよび/またはSiの0−4のヘテロ原子を含む5−9員環を形成し;
L
1、L
2またはL
3は、結合、−O−、−C(R
15R
16)−、−NR
3−、−S(O)
n−、−P(O)−、−Si(R
4R
5)−、−C(O)−、−C(O)O−、および置換アルキル、アルケニル、アルコキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、複素環、アリール、ヘテロアリール、アミド、カルバメート、尿素、およびスルホンアミドからなる二価置換基の群より独立して選択され;
nは0、1、または2であり;
R
1は、水素、ハロゲン化物、−CF
3、−CN、−C(O)H、−C(O)OR
6−、−C(O)NHR
7、−C(O)N(OH)R
7、−C(=NR
7)OMe、−C(=NOMe)NHR
7、C(=NOH)NHR
7、−CH(CF
3)NHR
8、−CH(CN)NHR
9、−S(O)
2NHR
10、−C(=NCN)NHR
11
【化80】
[この文献は図面を表示できません]
から選択され;
R
2は置換または非置換アリールまたはヘテロアリールであり;
R
3は、水素、アルキルカルボニル、シクロアルキルカルボニル、アルコキシルカルボニル、シクロアルコキシカルボニル、アルキルスルホニルおよびシクロアルキルスルホニルの群より選択され;
R
4およびR
5は独立してメチル、エチル、またはシクロプロピルであり;
R
6は水素、アリル、C
1−4アルキル、シクロプロピル、またはベンジルであり;
R
7は水素、C
1−4アルキル、シクロプロピル、C
1−4アルコキシ、シクロプロポキシ、アルキルスルホニル、またはシクロアルキルスルホニルであり;
R
8、R
9、R
10、またはR
11は独立して水素、C
1−4アルキル、シクロプロピル、C
1−4アルコキシ、またはシクロプロポキシであり;ならびに
R
15、R
16は独立して水素、ヒドロキシル、アジド、C
2−4アルケニル、C
2−4アルキニル、C
1−4アルキル、シクロプロピル、C
1−4アルコキシ、またはシクロプロポキシであり、あるいはR
15およびR
16は共に、カルボニルまたはC
1−4アルケニリデンであり、あるいはR
15およびR
16は、付着された炭素と共に一緒になり任意でO、NR
Nおよび/またはSの0−3のヘテロ原子を含む3−6員環となる。
【0098】
第1の態様の第3の実施形態では、R
1は、水素、ハロゲン化物、−C(O)OR
6−、−C(O)NHR
7、−C(=NR
7)OMe、−C(O)N(OH)R
7、−C(=NOMe)NHR
7、C(=NOH)NHR
7、−CH(CF
3)NHR
8、−CH(CN)NHR
9、
【化81】
[この文献は図面を表示できません]
であり;ここで
R
6は水素、アリル、C
1−4アルキル、シクロプロピル、またはベンジルであり;
R
7は水素、C
1−4アルキル、シクロプロピル、C
1−4アルコキシ、シクロプロポキシ、アルキルスルホニル、またはシクロアルキルスルホニルであり;ならびに
R
8、R
9、R
10、またはR
11は独立して水素、C
1−4アルキル、シクロプロピル、C
1−4アルコキシ、またはシクロプロポキシである。
【0099】
第1の態様の第4の実施形態では、R
1は、水素、Br、I、−COOH、−C(O)OMe、−C(O)OEt、−C(O)OtBu、−C(O)NHMe、−C(O)NHOMe、−C(=NOMe)NHMe、−C(=NOH)NHMe、−C(=NMe)OMe、−C(O)N(OH)Me、−C(O)NHS(O)
2Me、−CH(CF
3)NHMe、−CH(CN)NHMe、−C(=NCN)NHMe、
【化82】
[この文献は図面を表示できません]
である。
【0100】
第1の態様の第5の実施形態では、R
1は−C(O)NHMeまたは
【化83】
[この文献は図面を表示できません]
である。
【0101】
第1の態様の第6の実施形態では、R
2は下記からなる群より選択され:
【化84】
[この文献は図面を表示できません]
式中、
各フェニル部分は0−2の窒素原子で任意で置換され;
R
12は水素、ハロゲン化物、−CN、−OCHF
2、−OCF
3、アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、シクロアルコキシ、アリールアルキル、アリールオキシ、アルケニル、アルキニル、アミド、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、スルホンアミド、カルバメートの群より選択され;
mは0、1、2、3、または4であり;
GはO、NR
N、S、またはCR
aR
bであり;
AはN、O、S、またはCR
aR
bであり;ならびに
D、Eは独立してCまたはNである。
【0102】
第1の態様の第7の実施形態では、R
2は下記からなる群より選択され:
【化85】
[この文献は図面を表示できません]
式中、
各フェニル部分は0−2の窒素原子で任意で置換され;
R
12は水素、ハロゲン化物、−CN、−OCHF
2、−OCF
3、アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、シクロアルコキシ、アリールアルキル、アリールオキシ、アルケニル、アルキニル、アミド、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、スルホンアミド、カルバメートの群より選択され;
mは0、1、2、3、または4であり;
GはO、NR
N、S、またはCR
aR
bであり;
AはN、O、S、またはCR
aR
bであり;ならびに
D、Eは独立してCまたはNである。
【0103】
第1の態様の第8の実施形態では、R
2は下記からなる群より選択され:
【化86】
[この文献は図面を表示できません]
式中、
各フェニル部分は0−2の窒素原子で任意で置換される。
【0104】
第1の態様の第9の実施形態では、R
2は
【化87】
[この文献は図面を表示できません]
または
【化88】
[この文献は図面を表示できません]
である。
【0105】
第1の態様の第10の実施形態では、
【化89】
[この文献は図面を表示できません]
は下記からなる群より選択され、
【化90】
[この文献は図面を表示できません]
および
【化91】
[この文献は図面を表示できません]
式中、
L
1、L
2またはL
3は、結合、−O−、−C(R
15R
16)−、−NR
3−、−S(O)
n−、−P(O)
n−、−Si(R
4R
5)−、−C(O)−、−C(O)O−、および置換アルキル、アルケニル、アルコキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、複素環、アリール、ヘテロアリール、アミド、カルバメート、尿素、およびスルホンアミドからなる群より独立して選択され;
nは0、1、または2であり;
R
1は、水素、ハロゲン化物、−CF
3、−CN、−C(O)H、−C(O)OR
6−、−C(O)NHR
7、−C(O)N(OH)R
7、−C(=NMe)OMe、−C(=NOMe)NHR
7、C(=NOH)NHR
7、−CH(CF
3)NHR
8、−CH(CN)NHR
9、−S(O)
2NHR
10、−C(=NCN)NHR
11
【化92】
[この文献は図面を表示できません]
から選択され;
R
2は置換または非置換アリールまたはヘテロアリールであり;
R
3は、水素、アルキルカルボニル、シクロアルキルカルボニル、アルコキシルカルボニル、シクロアルコキシカルボニル、アルキルスルホニルおよびシクロアルキルスルホニルの群より選択され;
R
4およびR
5は独立してメチル、エチル、またはシクロプロピルであり;
R
6は水素、アリル、C
1−4アルキル、シクロプロピル、またはベンジルであり;
R
7は水素、C
1−4アルキル、シクロプロピル、C
1−4アルコキシ、シクロプロポキシ、アルキルスルホニル、またはシクロアルキルスルホニルであり;
R
8、R
9、R
10、またはR
11は独立して水素、C
1−4アルキル、シクロプロピル、C
1−4アルコキシ、またはシクロプロポキシであり;
R
12は独立してC
1−3アルキル、シクロプロピル、−OMe、または−NHMeであり;
R
13は独立して水素、−Ac、または−S(O)
2Meであり;
R
14は独立して水素またはMeであり;
R
15、R
16は独立して水素、ヒドロキシル、アジド、C
2−4アルケニル、C
2−4アルキニル、C
1−4アルキル、シクロプロピル、C
1−4アルコキシ、またはシクロプロポキシであり、あるいはR
15およびR
16は共に、カルボニルまたはC
1−4アルケニリデンであり、あるいはR
15およびR
16は、付着された炭素と共に一緒になり任意でO、NR
Nおよび/またはSの0−3のヘテロ原子を含む3−6員環となり;ならびに
A
1またはA
2は独立して−CR
aR
b−、−N(R
N)−、または−O−である。
【0106】
第1の態様の第11の実施形態では、
【化93】
[この文献は図面を表示できません]
は下記からなる群より選択され、
【化94】
[この文献は図面を表示できません]
および
【化95】
[この文献は図面を表示できません]
式中、
L
1、L
2またはL
3は、結合、−O−、−C(R
15R
16)−、−NR
3−、−S(O)
n−、−P(O)−、−Si(R
4R
5)−、−C(O)−、−C(O)O−、および置換アルキル、アルケニル、アルコキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、複素環、アリール、ヘテロアリール、アミド、カルバメート、尿素、およびスルホンアミドからなる群より独立して選択され;
nは0、1、または2であり;
R
1は、水素、ハロゲン化物、−CF
3、−CN、−C(O)H、−C(O)OR
6−、−C(O)NHR
7、−C(O)N(OH)R
7、−C(=NMe)OMe、−C(=NOMe)NHR
7、C(=NOH)NHR
7、−CH(CF
3)NHR
8、−CH(CN)NHR
9、−S(O)
2NHR
10、−C(=NCN)NHR
11
【化96】
[この文献は図面を表示できません]
から選択され;
R
2は置換または非置換アリールまたはヘテロアリールであり;
R
3は、水素、アルキルカルボニル、シクロアルキルカルボニル、アルコキシルカルボニル、シクロアルコキシカルボニル、アルキルスルホニルおよびシクロアルキルスルホニルの群より選択され;
R
4およびR
5は独立してメチル、エチル、またはシクロプロピルであり;
R
6は水素、アリル、C
1−4アルキル、シクロプロピル、またはベンジルであり;
R
7は水素、C
1−4アルキル、シクロプロピル、C
1−4アルコキシ、シクロプロポキシ、アルキルスルホニル、またはシクロアルキルスルホニルであり;
R
8、R
9、R
10、またはR
11は独立して水素、C
1−4アルキル、シクロプロピル、C
1−4アルコキシ、またはシクロプロポキシであり;
R
12は独立してC
1−3アルキル、シクロプロピル、−OMe、または−NHMeであり;
R
15、R
16は独立して水素、ヒドロキシル、アジド、C
2−4アルケニル、C
2−4アルキニル、C
1−4アルキル、シクロプロピル、C
1−4アルコキシ、またはシクロプロポキシであり、あるいはR
15およびR
16は共に、カルボニルまたはC
1−4アルケニリデンであり、あるいはR
15およびR
16は、付着された炭素と共に一緒になり任意でO、NR
Nおよび/またはSの0−3のヘテロ原子を含む3−6員環となり;ならびに
A
2は独立して−CR
aR
b−、−N(R
N)−、または−O−である。
【0107】
第1の態様の第12の実施形態では、
【化97】
[この文献は図面を表示できません]
は
【化98】
[この文献は図面を表示できません]
であり、
式中、
L
1またはL
2は、結合、−O−、−C(R
15R
16)−、−NR
3−、−S(O)
n−、−P(O)−、−Si(R
4R
5)−、−C(O)−、−C(O)O−、および置換アルキル、アルケニル、アルコキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、複素環、アリール、ヘテロアリール、アミド、カルバメート、尿素、およびスルホンアミドからなる二価置換基の群より独立して選択され;
nは0、1、または2であり;
R
1は、水素、ハロゲン化物、−CF
3、−CN、−C(O)H、−C(O)OR
6−、−C(O)NHR
7、−C(O)N(OH)R
7、−C(=NMe)OMe、−C(=NOMe)NHR
7、C(=NOH)NHR
7、−CH(CF
3)NHR
8、−CH(CN)NHR
9、−S(O)
2NHR
10、−C(=NCN)NHR
11
【化99】
[この文献は図面を表示できません]
から選択され;
R
2は置換または非置換アリールまたはヘテロアリールであり;
R
3は、水素、アルキルカルボニル、シクロアルキルカルボニル、アルコキシルカルボニル、シクロアルコキシカルボニル、アルキルスルホニルおよびシクロアルキルスルホニルの群より選択され;
R
4およびR
5は独立してメチル、エチル、またはシクロプロピルであり;ならびに
R
15およびR
16は独立して水素、ヒドロキシル、アジド、C
2−4アルキエン、C
2−4アルキン、C
1−4アルキル、シクロプロピル、C
1−4アルコキシ、またはシクロプロポキシであり、あるいはR
15およびR
16は共に、カルボニルまたはC
1−4アルケニルである。
【0108】
本発明の第2の態様では、化合物は下記構造を有し:
【化100】
[この文献は図面を表示できません]
式中、
【化101】
[この文献は図面を表示できません]
は下記からなる群より選択され:
【化102】
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
R
1は
【化103】
[この文献は図面を表示できません]
および
【化104】
[この文献は図面を表示できません]
からなる群より選択され、R
2は下記からなる群より選択される:
【化105】
[この文献は図面を表示できません]
【0109】
R
1は
【化106】
[この文献は図面を表示できません]
であってもよく、R
2は
【化107】
[この文献は図面を表示できません]
であってもよい。
例示的な高活性化合物の1つの群は下記ID番号により同定され:付属書類AにおけるB5、B15、B20、B33、B35、B45、B67、B85、B92、B94、B107、B118、B120、B121、B127、B128、B130、B131、B132、B138、B139、B145、B148、B158、B163、B168、B169、B171、B187、B190、B191、B192、B196、B197、B198、B201、B207、B208、B212、B214、B218、B221、B226、B232、B233、B236、B237、B238、B239、およびB240、高活性化合物の第2の群は下記ID番号により同定される:B2、B3、B4、B6、B7、B9、B16、B18、B19、B22、B29、B31、B32、B34、B36、B47、B48、B54、B55、B57、B60、B63、B71、B84、B93、B100、B101、B106、B108、B109、B111、B112、B113、B115、B116、B119、B123、B124、B134、B136、B137、B142、B144、B146、B147、B150、B151、B153、B154、B155、B156、B157、B159、B160、B161、B162、B164、B165、B166、B167、B170、B172、B173、B174、B175、B176、B178、B179、B180、B181、B183、B184、B186、B188、B189、B193、B195、B199、B200、B202、B203、B204、B205、B210、B215、B216、B217、B219、B220、B222、B223、B224、B225、B227、B228、B229、B230、B231、B234、B235、およびB241。
【0110】
認識されるように、この実施形態の化合物は、
【化108】
[この文献は図面を表示できません]
が下記であるサブセットに分割され得る:
(i)7または8員脂肪族環(化合物B5、B15、B35、B67、B85、B92、B120、B130、B198、B94、およびB130により例示される);
(ii)内部酸素原子を有する7または8員環(化合物B45、B118、B148、B197、B168、B187、B190;B192、B196、B207、B214、B191、B212、B218、B221、B222、B226、B232、B233、B236、B237、B238、B239、およびB240により例示される);
(iii)第2の内部窒素原子を有する7または8員環(化合物B107、B139、B145、B171、およびB208により例示される);ならびに
(iv)縮合7または8員環(化合物B127、B128、B131、B132、B138、B158、B163、B169、B189、およびB201により例示される)。
【0111】
本発明の第3の態様では、式IIの化合物であり:
【化109】
[この文献は図面を表示できません]
式中、
L
1、L
2および−N(SO
2Me)−は、芳香環の付着された炭素と共に、N、O、S、Pおよび/またはSiの1−4のヘテロ原子を含む5−12員環を形成し;
L
1またはL
2は、結合、−O−、−C(R
15R
16)−、−NR
3−、−S(O)
n−、−P(O)−、−Si(R
4R
5)−、−C(O)−、−C(O)O−、および置換アルキル、アルケニル、アルコキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、複素環、アリール、ヘテロアリール、アミド、カルバメート、尿素、およびスルホンアミドからなる二価置換基の群より独立して選択され;
nは0、1、または2であり;
R
2はアリールまたはヘテロアリールであり、1つ以上のR
17置換基により置換されてもよく;
R
3は、水素、アルキルカルボニル、シクロアルキルカルボニル、アルコキシルカルボニル、シクロアルコキシカルボニル、アルキルスルホニルおよびシクロアルキルスルホニルの群より選択され;
R
4およびR
5は独立してメチル、エチル、またはシクロプロピルであり;
R
15、R
16は独立して水素、ヒドロキシル、アジド、C
2−4アルケニル、C
2−4アルキニル、C
1−4アルキル、シクロプロピル、C
1−4アルコキシ、またはシクロプロポキシであり、あるいはR
15およびR
16は共に、カルボニルまたはC
1−4アルケニリデンであり、あるいはR
15およびR
16は、付着された炭素と共に一緒になり任意でO、NR
Nおよび/またはSの0−3のヘテロ原子を含む3−6員環となり;
R
17はH、F、ClまたはCNであり;ならびに
VはCH、N、CF、CCl、またはCCNである。
【0112】
本発明の第4の態様では、化合物は下記構造を有し:
【化110】
[この文献は図面を表示できません]
式中
L
1、L
2および−N(SO
2Me)−は、芳香環の付着された炭素と共に、N、O、S、Pおよび/またはSiの1−4のヘテロ原子を含む5−12員環を形成し;
L
1またはL
2は、結合、−O−、−C(R
15R
16)−、−NR
3−、−S(O)
n−、−P(O)−、−Si(R
4R
5)−、−C(O)−、−C(O)O−、および置換アルキル、アルケニル、アルコキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、複素環、アリール、ヘテロアリール、アミド、カルバメート、尿素、およびスルホンアミドからなる二価置換基の群より独立して選択され;
nは0、1、または2であり;
R
2はアリールまたはヘテロアリールであり、1つ以上のR
17置換基により置換されてもよく;
R
3は、水素、アルキルカルボニル、シクロアルキルカルボニル、アルコキシルカルボニル、シクロアルコキシカルボニル、アルキルスルホニルおよびシクロアルキルスルホニルの群より選択され;
R
4およびR
5は独立してメチル、エチル、またはシクロプロピルであり;
R
15およびR
16は独立して水素、ヒドロキシル、アジド、C
2−4アルキエン、C
2−4アルキン、C
1−4アルキル、シクロプロピル、C
1−4アルコキシ、またはシクロプロポキシであり、あるいはR
15およびR
16は共に、カルボニルまたはC
1−4アルケニリルであり;ならびに
R
17はH、F、ClまたはCNである。
【0113】
本発明の第5の態様では、式IVの化合物であり:
【化111】
[この文献は図面を表示できません]
式中、
L
1、L
2および−N(SO
2Me)−は、芳香環の付着された炭素と共に、N、O、S、Pおよび/またはSiの1−4のヘテロ原子を含む5−12員環を形成し;
L
1またはL
2は、結合、−O−、−C(R
15R
16)−、−NR
3−、−S(O)
n−、−P(O)−、−Si(R
4R
5)−、−C(O)−、−C(O)O−、および置換アルキル、アルケニル、アルコキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、複素環、アリール、ヘテロアリール、アミド、カルバメート、尿素、およびスルホンアミドからなる二価置換基の群より独立して選択され;
nは0、1、または2であり;
R
2はアリールまたはヘテロアリールであり、1つ以上のR
17置換基により置換されてもよく;
R
3は、水素、アルキルカルボニル、シクロアルキルカルボニル、アルコキシルカルボニル、シクロアルコキシカルボニル、アルキルスルホニルおよびシクロアルキルスルホニルの群より選択され;
R
4およびR
5は独立してメチル、エチル、またはシクロプロピルであり;ならびに
R
15、R
16は独立して水素、ヒドロキシル、アジド、C
2−4アルケニル、C
2−4アルキニル、C
1−4アルキル、シクロプロピル、C
1−4アルコキシ、またはシクロプロポキシであり、あるいはR
15およびR
16は共に、カルボニルまたはC
1−4アルケニリデンであり、あるいはR
15およびR
16は、付着された炭素と共に一緒になり任意でO、NR
Nおよび/またはSの0−3のヘテロ原子を含む3−6員環となり;ならびに
R
17はH、F、ClまたはCNである。
【0114】
本発明の第6の態様では、式Vの化合物であり:
【化112】
[この文献は図面を表示できません]
式中、
L
1、L
2および−N(SO
2Me)−は、芳香環の付着された炭素と共に、N、O、S、Pおよび/またはSiの1−4のヘテロ原子を含む5−12員環を形成し;
L
1またはL
2は、結合、−O−、−C(R
15R
16)−、−NR
3−、−S(O)
n−、−P(O)−、−Si(R
4R
5)−、−C(O)−、−C(O)O−、および置換アルキル、アルケニル、アルコキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、複素環、アリール、ヘテロアリール、アミド、カルバメート、尿素、およびスルホンアミドからなる群より独立して選択され;
nは0、1、または2であり;
R
Nは水素、C
1−4アルキル、C
3−
6シクロアルキル、C
4−5複素環、アリール、ヘテロアリール、アミド、スルホンアミド、またはカルバメートであり;
R
2はアリールまたはヘテロアリールであり、1つ以上のR
17置換基により置換されてもよく;
R
3は、水素、アルキルカルボニル、シクロアルキルカルボニル、アルコキシルカルボニル、シクロアルコキシカルボニル、アルキルスルホニルおよびシクロアルキルスルホニルの群より選択され;
R
4およびR
5は独立してメチル、エチル、またはシクロプロピルであり;
R
15、R
16は独立して水素、ヒドロキシル、アジド、C
2−4アルケニル、C
2−4アルキニル、C
1−4アルキル、シクロプロピル、C
1−4アルコキシ、またはシクロプロポキシであり、あるいはR
15およびR
16は共に、カルボニルまたはC
1−4アルケニリデンであり、あるいはR
15およびR
16は、付着された炭素と共に一緒になり任意でO、NR
Nおよび/またはSの0−3のヘテロ原子を含む3−6員環となり;
R
17はH、F、ClまたはCNであり;ならびに
VはCH、N、CF、CCl、またはCCNである。
【0115】
本発明の第7の態様では、式VIの化合物であり:
【化113】
[この文献は図面を表示できません]
式中、
L
1、L
2および−N(SO
2Me)−は、芳香環の付着された炭素と共に、N、O、S、Pおよび/またはSiの1−4のヘテロ原子を含む5−12員環を形成し;
L
1またはL
2は、結合、−O−、−C(R
15R
16)−、−NR
3−、−S(O)
n−、−P(O)−、−Si(R
4R
5)−、−C(O)−、−C(O)O−、および置換アルキル、アルケニル、アルコキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、複素環、アリール、ヘテロアリール、アミド、カルバメート、尿素、およびスルホンアミドからなる二価置換基の群より独立して選択され;
nは0、1、または2であり;
R
2はアリールまたはヘテロアリールであり、1つ以上のR
17置換基により置換されてもよく;
R
3は、水素、アルキルカルボニル、シクロアルキルカルボニル、アルコキシルカルボニル、シクロアルコキシカルボニル、アルキルスルホニルおよびシクロアルキルスルホニルの群より選択され;
R
4およびR
5は独立してメチル、エチル、またはシクロプロピルであり;
R
15、R
16は独立して水素、ヒドロキシル、アジド、C
2−4アルケニル、C
2−4アルキニル、C
1−4アルキル、シクロプロピル、C
1−4アルコキシ、またはシクロプロポキシであり、あるいはR
15およびR
16は共に、カルボニルまたはC
1−4アルケニリデンであり、あるいはR
15およびR
16は、付着された炭素と共に一緒になり任意でO、NR
Nおよび/またはSの0−3のヘテロ原子を含む3−6員環となり;
R
17はH、F、ClまたはCNであり;ならびに
VはCH、N、CF、CCl、またはCCNである。
【0116】
本発明の第8の態様では、式VIIの化合物であり:
【化114】
[この文献は図面を表示できません]
式中、
L
1、L
2および−N(SO
2Me)−は、芳香環の付着された炭素と共に、N、O、S、Pおよび/またはSiの1−4のヘテロ原子を含む5−12員環を形成し;
L
1またはL
2は、結合、−O−、−C(R
15R
16)−、−NR
3−、−S(O)
n−、−P(O)−、−Si(R
4R
5)−、−C(O)−、−C(O)O−、および置換アルキル、アルケニル、アルコキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、複素環、アリール、ヘテロアリール、アミド、カルバメート、尿素、およびスルホンアミドからなる群より独立して選択され;
nは0、1、または2であり;
R
2はアリールまたはヘテロアリールであり、1つ以上のR
17置換基により置換されてもよく;
R
3は、水素、アルキルカルボニル、シクロアルキルカルボニル、アルコキシルカルボニル、シクロアルコキシカルボニル、アルキルスルホニルおよびシクロアルキルスルホニルの群より選択され;
R
4およびR
5は独立してメチル、エチル、またはシクロプロピルであり;
R
15、R
16は独立して水素、ヒドロキシル、アジド、C
2−4アルケニル、C
2−4アルキニル、C
1−4アルキル、シクロプロピル、C
1−4アルコキシ、またはシクロプロポキシであり、あるいはR
15およびR
16は共に、カルボニルまたはC
1−4アルケニリデンであり、あるいはR
15およびR
16は、付着された炭素と共に一緒になり任意でO、NR
Nおよび/またはSの0−3のヘテロ原子を含む3−6員環となり;ならびに
R
17はH、F、ClまたはCNである。
【0117】
本発明の第9の態様では、式VIIIの化合物であり:
【化115】
[この文献は図面を表示できません]
式中、
L
1、L
2および−N(SO
2Me)−は、芳香環の付着された炭素と共に、N、O、S、Pおよび/またはSiの1−4のヘテロ原子を含む5−12員環を形成し;
L
1またはL
2は、結合、−O−、−C(R
15R
16)−、−NR
3−、−S(O)
n−、−P(O)−、−Si(R
4R
5)−、−C(O)−、−C(O)O−、および置換アルキル、アルケニル、アルコキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、複素環、アリール、ヘテロアリール、アミド、カルバメート、尿素、およびスルホンアミドからなる群より独立して選択され;
nは0、1、または2であり;
R
2はアリールまたはヘテロアリールであり、1つ以上のR
17置換基により置換されてもよく;
R
3は、水素、アルキルカルボニル、シクロアルキルカルボニル、アルコキシルカルボニル、シクロアルコキシカルボニル、アルキルスルホニルおよびシクロアルキルスルホニルの群より選択され;
R
4およびR
5は独立してメチル、エチル、またはシクロプロピルであり;
R
15、R
16は独立して水素、ヒドロキシル、アジド、C
2−4アルケニル、C
2−4アルキニル、C
1−4アルキル、シクロプロピル、C
1−4アルコキシ、またはシクロプロポキシであり、あるいはR
15およびR
16は共に、カルボニルまたはC
1−4アルケニリデンであり、あるいはR
15およびR
16は、付着された炭素と共に一緒になり任意でO、NR
Nおよび/またはSの0−3のヘテロ原子を含む3−6員環となり;
R
17はH、F、ClまたはCNであり;ならびに
VはCH、N、CF、CCl、またはCCNである。
【0118】
本発明の第10の態様では、式Xの化合物であり:
【化116】
[この文献は図面を表示できません]
式中、
L
1、L
2および−N(SO
2Me)−は、芳香環の付着された炭素と共に、N、O、S、Pおよび/またはSiの1−4のヘテロ原子を含む5−12員環を形成し;
L
1またはL
2は、結合、−O−、−C(R
15R
16)−、−NR
3−、−S(O)
n−、−P(O)−、−Si(R
4R
5)−、−C(O)−、−C(O)O−、および置換アルキル、アルケニル、アルコキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、複素環、アリール、ヘテロアリール、アミド、カルバメート、尿素、およびスルホンアミドからなる二価置換基の群より独立して選択され;
nは0、1、または2であり;
R
2はアリールまたはヘテロアリールであり、1つ以上のR
17置換基により置換されてもよく;
R
3は、水素、アルキルカルボニル、シクロアルキルカルボニル、アルコキシルカルボニル、シクロアルコキシカルボニル、アルキルスルホニルおよびシクロアルキルスルホニルの群より選択され;
R
4およびR
5は独立してメチル、エチル、またはシクロプロピルであり;ならびに
R
15、R
16は独立して水素、ヒドロキシル、アジド、C
2−4アルケニル、C
2−4アルキニル、C
1−4アルキル、シクロプロピル、C
1−4アルコキシ、またはシクロプロポキシであり、あるいはR
15およびR
16は共に、カルボニルまたはC
1−4アルケニリデンであり、あるいはR
15およびR
16は、付着された炭素と共に一緒になり任意でO、NR
Nおよび/またはSの0−3のヘテロ原子を含む3−6員環となり;ならびに
R
17はH、F、ClまたはCNである。
【0119】
本発明の第11の態様では、式XIの化合物であり:
【化117】
[この文献は図面を表示できません]
式中、
L
1、L
2および−N(SO
2Me)−は、芳香環の付着された炭素と共に、N、O、S、Pおよび/またはSiの1−4のヘテロ原子を含む5−12員環を形成し;
L
1またはL
2は、結合、−O−、−C(R
15R
16)−、−NR
3−、−S(O)
n−、−P(O)−、−Si(R
4R
5)−、−C(O)−、−C(O)O−、および置換アルキル、アルケニル、アルコキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、複素環、アリール、ヘテロアリール、アミド、カルバメート、尿素、およびスルホンアミドからなる二価置換基の群より独立して選択され;
nは0、1、または2であり;
R
2はアリールまたはヘテロアリールであり、1つ以上のR
17置換基により置換されてもよく;
R
3は、水素、アルキルカルボニル、シクロアルキルカルボニル、アルコキシルカルボニル、シクロアルコキシカルボニル、アルキルスルホニルおよびシクロアルキルスルホニルの群より選択され;
R
4およびR
5は独立してメチル、エチル、またはシクロプロピルであり;
R
15、R
16は独立して水素、ヒドロキシル、アジド、C
2−4アルケニル、C
2−4アルキニル、C
1−4アルキル、シクロプロピル、C
1−4アルコキシ、またはシクロプロポキシであり、あるいはR
15およびR
16は共に、カルボニルまたはC
1−4アルケニリデンであり、あるいはR
15およびR
16は、付着された炭素と共に一緒になり任意でO、NR
Nおよび/またはSの0−3のヘテロ原子を含む3−6員環となり;
R
17はH、F、ClまたはCNであり;ならびに
VはCH、N、CF、CCl、またはCCNである。
【0120】
本発明の第12の態様では、式XIIの化合物であり:
【化118】
[この文献は図面を表示できません]
式中、
L
1、L
2および−N(SO
2Me)−は、芳香環の付着された炭素と共に、N、O、S、Pおよび/またはSiの1−4のヘテロ原子を含む5−12員環を形成し;
L
1またはL
2は、結合、−O−、−C(R
15R
16)−、−NR
3−、−S(O)
n−、−P(O)−、−Si(R
4R
5)−、−C(O)−、−C(O)O−、および置換アルキル、アルケニル、アルコキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、複素環、アリール、ヘテロアリール、アミド、カルバメート、尿素、およびスルホンアミドからなる二価置換基の群より独立して選択され;
nは0、1、または2であり;
R
2はアリールまたはヘテロアリールであり、1つ以上のR
17置換基により置換されてもよく;
R
3は、水素、アルキルカルボニル、シクロアルキルカルボニル、アルコキシルカルボニル、シクロアルコキシカルボニル、アルキルスルホニルおよびシクロアルキルスルホニルの群より選択され;
R
4およびR
5は独立してメチル、エチル、またはシクロプロピルであり;
R
15、R
16は独立して水素、ヒドロキシル、アジド、C
2−4アルケニル、C
2−4アルキニル、C
1−4アルキル、シクロプロピル、C
1−4アルコキシ、またはシクロプロポキシであり、あるいはR
15およびR
16は共に、カルボニルまたはC
1−4アルケニリデンであり、あるいはR
15およびR
16は、付着された炭素と共に一緒になり任意でO、NR
Nおよび/またはSの0−3のヘテロ原子を含む3−6員環となり;ならびに
R
17はH、F、ClまたはCNである。
【0121】
本発明の第13の態様は、本発明の化合物を含む医薬組成物を提供する。
【0122】
本発明の第14の態様は、薬剤の製造における本発明の化合物の使用を提供する。
【0123】
第14の態様の第1の実施形態では、薬剤はC型肝炎の治療のためのものである。
【0124】
本発明の第15の態様は、治療の必要な被験体に、治療的有効量の本発明の化合物を投与することを含む、C型肝炎の治療法を提供する。
【0125】
一般的合成
本発明の化合物は様々な合成経路により調製することができ、それらのサンプルが下記で概説される合成スキームで示される。一般に、合成は、当業者に知られている様々な合成技術(例えば、Heterocyclic Chemistry, J.A. Joule and K. Mills, J Wiley and Sons,
2010における)を使用することにより中心足場、例えばベンゾフラン、ベンゾチオフェン、イミダゾピリジンまたはピラゾロピリジンを構築することにより開始する。適正に置換されたコアが生成されるとすぐに、さらなる官能基操作、例えば限定はされないが鎖延長、アミド化、エステル化、環化が、標的分子に至らしめるために必要に応じて実施される。化学的に許容され、場合によっては必要である場合、中心コアは合成の終わり頃に導入されることが好ましい場合がある。しばしば、所望の変換を達成するために、保護−脱保護および、場合によっては直交保護−脱保護戦略が要求される。これらの合成方法、技術のより包括的な記載がこれらのおよび他の参考文献において見いだされ得る:Comprehensive Organic Transformations, R.C. Larock Ed., Wiley-RCH,
1999. Protective Groups in Organic Synthesis, T.W. Greene and P.G.M. Wuts, 3
rded.
J Willey and Sons, 1999。
【0126】
下記略称を、本出願を通して使用する:
ACN アセトニトリル
AcOH 酢酸
aq 水性
Boc tert−ブトキシカルボニル
Bu ブチル
Cbz ベンゾキシカルボノイル
Coned. 濃
DBU 1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデク−7−エン
DCC N,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド
DCM ジクロロメタン
DEAD ジエチルアゾジカルボキシレート
DIEA (DIPEA) ジイソプロピルエチルアミン
DMA N,N−ジメチルアセトアミド
DMB 2,4−ジメトキシベンジル
DMAP N,N−ジメチル−4−アミノピリジン
DME 1,2−ジメトキシエタン
DMF N,N−ジメチルホルムアミド
DMSO ジメチルスルホキシド
DPPA ジフェニルホスホリルアジド
dppp 1,3−ビス(ジフェニルホスフィノ)プロパン
dppf 1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン
DCI 1−エチル−3−[3−(ジメチルアミノ)プロピル]カルボジイミド塩酸塩
EC
50 最大効果の50%を生成させるために有効な濃度
ESI エレクトロスプレイイオン化
Et
3N,TEA トリエチルアミン
EtOAc,EtAc 酢酸エチル
EtOH エタノール
g グラム(複数可)
hまたはhr 時間(複数可)
HATU 2−(7−アザ−1H−ベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート
Hex ヘキサン
HOBt 1−ヒドロキシベンゾトリアゾール
HPLC 高速液体クロマトグラフィー
IC
50 測定活性において50%低減を引き起こす阻害剤の濃度
LC−MS 液体クロマトグラフィー−質量分析
μΜ マイクロモル(複数可)
Mel ヨウ化メチル
MeOH メタノール
min 分(複数可)
mM ミリモル(複数可)
mmol ミリモル(複数可)
MaNP 2−メトキシ−2−(l−ナフチル)プロピオン酸
Ms メシル、メチルスルホニル
MSH O−(メシチルスルホニル)ヒドロキシアミン
mw マイクロ波
NBS N−ブロモスクシンイミド
NIS N−ヨードスクシンイミド
nM ナノモル(複数可)
NMO N−メチルモルホリン−N−オキシド
ΝΜΡ N−メチルピロリジノン
NMR 核磁気共鳴
PE 石油エーテル
PG 保護基
PPA ポリリン酸
PPh
3 トリフェニルホスフィン
Py、Pyr ピリジン
rt 室温
SEMCl 2−(トリメチルシリル)エトキシメチルクロリド
TBAF テトラ−n−ブチルアンモニウムフルオリド
TEA トリエチルアミン
TfOH トリフルオロメタンスルホン酸
TFA トリフルオロ酢酸
THF テトラヒドロフラン
TLC 薄層クロマトグラフィー
TMSOTf トリメチルシリルトリフルオロメタンスルホネート
t
R 保持時間
Ts トシル、メチルフェニルスルホニル
w/w 重量/重量
v/v 体積/体積
【0127】
下記で使用される試薬および溶媒は、Aldrich Chemical Co.(Milwaukee,Wisconsin,USA)などの商業的供給元から得ることができる。
1H NMRスペクトルをBruker 400MHzまたは500MHz NMR分光計上で記録した。重要なピークを順に表にまとめる:多重度(s、一重項;d、二重項;t、三重項;q、四重項;m、多重項;br s、ブロード一重項)、ヘルツ(Hz)で表された結合定数(複数可)およびプロトン数。エレクトロスプレイイオン化(ESI)質量分析を、Hewlett−Packard 1100 MSDエレクトロスプレイ質量分光計上で、サンプル送達のためにHP1 100HPLCを使用して実施した。質量分析結果は、質量電荷比、続いて各イオンの相対存在量(括弧内)または最も一般的な原子同位体を含むM+H(または、記述されるように、M−H)イオンに対する単一のm/z値として報告する。同位体パターンは、全ての場合において予測される式に対応する。通常、分析物をメタノール中に0.1mg/mLで溶解させ、5μlを送達溶媒と共に質量分光計に注入し、これを100〜1500ダルトンまで走査した。全ての化合物は、正ESIモードで、アセトニトリル/水勾配(10%−90%)アセトニトリルを含む0.1%ギ酸を有する水を送達溶媒として使用して分析することができた。下記で提供される化合物はまた、負ESIモードにおいて、2mM NH
4OAcを含むアセトニトリル/水を送達溶媒として使用して分析することができた。鏡像異性純度をキラルHLPCカラム(Chiral Pak AD、4.6mmx150mm)を取り付けたHewlett−Packard Series1050システムおよび移動相として5:95イソプロパノール−ヘキサンを使用する定組成溶離を用いて決定した。
【0128】
化合物をCambridge Soft Inc.製のChemDrawプログラムを使用して命名した。
【0129】
スキームAはベンザゾール部分に付着される異なるサイズを有する縮合環の構築およびこれらの縮合環上でのいくらかの化学変換への一般的アプローチを説明する。NO
2置換ベンザゾールA−lの還元、続くスルホニル化によりA−3が得られ、これに置換末端アルキンが導入されるとA−5が得られる。[Pd]−媒介環化(Heck反応)はA−6を形成する。また、A−6はA−7をHeck反応のための開始材料として使用して調製することができる。A−6の水素化によりA−8が生成し、これはまた、A−10から水素化により得ることができる。A−10は、A−6から、異性化を介して変換することができる。オゾン分解などの条件を使用してA−6の二重結合を開裂するとA−9が得られ、これは典型的な還元、α−アルキル化、O−アルキル化、脱離、および/または水素化条件後にA−11〜A−21に容易に変換可能である。
スキームA
【化119】
[この文献は図面を表示できません]
スキームB
【化120】
[この文献は図面を表示できません]
【0130】
スキームBは、2つの置換基をベンジル炭素で有するB−3への一般的アプローチを説明する。A−3のB−1によるN−アルキル化によりB−2が得られ、これはX
1がハロゲン化物である場合、分子内Heck反応を介してB−3に容易に変換される。X
1が−OR(R=H、Me、iPrなど)である場合、B−3はB−4を前駆体として使用して調製することができる。
スキームC
【化121】
[この文献は図面を表示できません]
【0131】
スキームCは、それぞれ、A−6、A−10、A−13およびA−18からのシクロプロピル−置換類似体C−1、C2、C−3およびC−4への一般的アプローチを説明する。
スキームD
【化122】
[この文献は図面を表示できません]
【0132】
スキームDは、A−6から類似体D−2への一般的アプローチを説明する。A−6のヒドロホウ素化によりD−1が得られ、この場合、−OHはそのメシレート、トシレート、またはハロゲン化物に容易に変換することができる。求核試薬によるその後の求核置換により、D−2が生成する。
スキームE
【化123】
[この文献は図面を表示できません]
【0133】
スキームEはベンザゾール部分に付着される異なるサイズを有する縮合環を構築するための別のアプローチを説明する。A−1またはE−3のいずれかおよびE−1のSonogashira反応によりE−2が得られ、これは水素化されE−4が得られる。E−4の選択的スルホニル化、続いて閉環によりA−14が形成する。E−2の三重結合のカルボニル基への変換、続いて−NO
2の還元、スルホニル化および閉環によりA−9が生成する。
スキームF
【化124】
[この文献は図面を表示できません]
【0134】
スキームFは、A−2からの類似体F−4およびF−7への一般的アプローチを説明する。F−1のF−2によるスルホニル化によりF−3が得られ、これは環化を受けF−4が得られる。同様に、F−7は、F−1と反応させるために、F−2の代わりにF−6を使用して調製することができる。
スキームG
【化125】
[この文献は図面を表示できません]
【0135】
スキームGは縮合類似体G−6、G−7、G−8、G−12およびG−14への一般的アプローチを説明する。A−1のG−1とのHeck反応によりG−2が得られ、これはまたE−2から調製することができる。G−2の還元、続いてスルホニル化によりG−3が得られ、これはその後の変換のための重要な前駆体であり、これにより、様々な縮合類似体G−6、G−7、G−8、G−12およびG−14が得られる。
スキームH
【化126】
[この文献は図面を表示できません]
【0136】
スキームHはH−5、H−6およびH−7を調製するための一般的な方法を説明する。A−1およびH−1のSuzukiカップリングによりH−2が得られ、これはスキームEで示される同じ戦略に従いH−4に変換される。H−4のさらなる変換により、H−5、H−6およびH−7が容易に得られ得る。同様に、H−9は、A−1を好適な開始材料と置換することにより合成することができる。
スキームI
【化127】
[この文献は図面を表示できません]
【0137】
スキームIは官能化ベンゾフラン部分を構築するための一般的な方法を説明する。I−1のO−保護、続いて置換アルキンによるSonogashira反応によりI−3が得られ、これは酸の存在下で脱保護され、I−4が得られる。この化合物は[Pd]−媒介環化を受け、I−5が形成され、これは鹸化およびアミド形成の2段階シーケンスに従うことによりI−7に容易に変換され得る。また、I−4はI−5に、NISまたはNBS−促進環化および[Pd]媒介カルボニル化の2段階変換を介して変換され得る。
スキームJ
【化128】
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【0138】
スキームJは、官能化ピラゾール−ピリジン部分を構築するための一般的な方法を説明する。J−lのN−アミノ化によりピリジウム塩J−2が得られ、これはアルキンカルボキシレートJ−3による環化を受け、置換ピラゾール−ピリジンJ−4が形成される。J−4の鹸化、続いてアミド形成によりJ−5が得られる。
スキームK
【化129】
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【0139】
スキームKは官能化イミダゾール−ピリジン部分を構築するための一般的な方法を説明する。置換アミノピリジンK−1のブロモ−ケトエステルK−2による環化により、環化生成物K−3が得られ、これは鹸化およびアミドカップリングの2段階シーケンスに従うことによりK−4に容易に変換され得る。
スキームL
【化130】
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【0140】
スキームLは官能化ベンゾチオフェン部分を構築するための一般的な方法を説明する。L−1の置換アルキンとのSonogashira反応によりL−2が得られ、これはチオエーテルL−3に変換される。L−3のI
2−促進環化によりベンゾチオフェンL−4が得られる。ヨード基は、カルボキシレートに容易に変換させることができ、官能化L−5が形成され、これが鹸化およびアミド形成を受け、L−6が得られる。
スキームM
【化131】
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【0141】
スキームMは官能化2H−インダゾール部分を構築するための一般的な方法を説明する。Cu−媒介N−アリール化により、1H−インダゾールM−2および所望の2H−インダゾールM−3の混合物が得られる。後者は鹸化およびアミド形成の2段階シーケンスに従いM−4に容易に変換され得る。また、2H−インダゾールM−5は、C−3位で臭素化することができ、M−6が得られ、これは[Pd]−媒介カルボニル化を受け、M−3が得られる。
スキームN
【化132】
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【0142】
スキームNは官能化インドール部分を構築するための一般的な方法を説明する。N−lおよびケトエステルN−2の縮合によりN−3が得られる。N−3の還元、続いて環形成により置換インドールN−4が得られ、これは鹸化およびアミド形成の2段階シーケンスに従うことによりN−5に容易に変換され得る。
【0143】
【表1】
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【0144】
【表2】
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【0145】
【表3】
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【0146】
【表4】
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【0147】
【表5】
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【0148】
【表6】
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【0149】
下記実施例は、本発明の範囲内の化合物の調製および抗ウイルス評価を説明する。下記のこれらの実施例および調製は、当業者が本発明をより明確に理解し、実施することができるようにするために提供される。これらは、本発明の範囲を制限するものとしてではなく、単に、それを説明するもの、それを代表するものにすぎないと考えるべきである。
スキーム1
【化133】
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【0150】
工程1.スキーム1を参照されたい。化合物1−1(40.0g、325mmol)を含む水(40mL)の溶液に化合物1−2(12g、162mmol)、Cu(OAc)
2(0.6g、3.25mmol)およびCuI(0.6g、3.25mmol)を連続して添加した。100℃で48時間撹拌した後、反応混合物を室温まで冷却し、30%(w/w)NaOH(20mL)水溶液を添加した。得られた混合物をEtOAc(60mLx3)で抽出し、水相を、濃HCl水溶液を添加することによりpH7〜8に調整した。得られた混合物を真空で濃縮して水を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(DCM/MeOH=60/1〜10/1(v/v))、化合物1−3(18g、57%収率)を褐色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 196 [M+H]
+。
【0151】
工程2.ポリリン酸(PPA)(100mL)中の化合物1−3(40.0g、20.5mmol)の混合物を、90℃で3時間機械的に撹拌した。混合物を60℃まで冷却し、氷水(50mL)を30分間撹拌しながら添加した。その後、混合物をEtOAc(120mLx3)で抽出した。有機抽出物を合わせ、水(40mL)およびブライン(40mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(DCM/MeOH=100/l(v/v))、化合物1−4(18g、50%収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 178 [M+H]
+。
【0152】
工程3.化合物1−4(4.00g、22.6mmol)およびEt
3N(9.40mL、67.8mmol)を含むDCM(200mL)の溶液にMsCl(6.46g、56.4mmol)を0℃で添加した。室温で3時間撹拌した後、氷水(250mL)を添加することにより反応を停止させ、水相をDCM(100mLx2)で抽出した。有機抽出物を合わせ、水およびブラインで洗浄し、無水Na
2SO4上で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(DCM/MeOH=400/l(v/v))、化合物1−5(4.5g、78%収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 256 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz, CDCl
3):
δ 8.02 (d, J = 9 Hz, 1H), 7.27 (d, J = 3.5 Hz, 1 H), 6.79 (dd, J
1, =
9 Hz, J
2= 2 Hz, 1H), 4.19 (t, J = 6.5 Hz, 2H), 3.89 (s, 3H), 3.06
(s, 3H), 2.79 (t, J= 6.5 Hz, 2H) ppm。
【0153】
工程4.Ph
3PCH
3Br(14.0g、39.2mmol)を含む130mLのTHFの懸濁液に、n−BuLi(2.5Mヘキサン溶液、15.7mL、39.2mmol)を0℃で添加した。0℃で2時間撹拌した後、化合物1−5(4.00g、15.7mmol)を含む無水THF(30mL)の溶液を添加した。室温で一晩中撹拌した後、NH
4Cl(飽和、20mL)水溶液を添加することにより反応混合物を反応停止させた。混合物をEtOAc(600mLx2)で抽出し、有機抽出物を合わせ、水(100mL)およびブライン(100mL)で洗浄し、無水Na
2SO4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(DCM)化合物1−6(1.2g、30%収率)を得た。LC-MS (ESI): m/z 254 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz, CDCl
3):
δ 7.75 (d, J = 9 Hz, 1H), 7.12 (d, J = 2.5 Hz, 1H), 6.78 (dd, J
1 = 9
Hz, J
2= 3 Hz, 1H), 5.59 (s, 1H), 4.91 (s, 1H), 3.76 (s, 3H), 3.73
(t, J = 6 Hz, 2H), 3.08 (s, 3H), 2.70 (t, J = 6 Hz, 2H) ppm。
【0154】
工程5.化合物1−6(2.70g、10.7mmol)を含む乾燥トルエン(200mL)の溶液にZnEt
2(1Mヘキサン溶液、85.4mL、85.4mmol)、続いてCH
2I
2(46g、171mmol)を0℃で添加した。室温で一晩中撹拌した後、反応混合物をEtOAc(100mL)と5%HCl(100mL)の間で分配させた。有機層を無水Na
2SO
4で乾燥させ、濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(DCM)、化合物1−7(2.1g、72%収率)を得た。LC-MS (ESI): m/z 268 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz,
CDCl
3): δ 7.33 (d, J = 2.5 Hz, 1H), 6.66 (dd, J
1 = 14 Hz,
J
2= 3 Hz, 1H), 6.61 (d, J = 9 Hz, 1H), 3.95-3.92 (m, 2H), 3.78 (s,
3H), 2.91 (s, 3H), 1.81 - 1.83 (m, 2H), 1.01 (dd, J
1 = 6.5 Hz, J
2= 5 Hz, 2H), 0.85 (dd, J
1= 6.5
Hz, J
2= 5 Hz, 2H) ppm。
【0155】
工程6.化合物1−7(290mg、1.09mmol)を含むDCM(10mL)の溶液にNBS(194mg、1.09mmol)を0℃で添加した。室温で1時間撹拌した後、反応混合物を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/酢酸エチル=10/1(v/v))、化合物1−8(220mg、59%収率)を黄色油として得た。
LC-MS
(ESI): m/z 346 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz, CDCl
3):
δ 7.39 (s, 1 H), 6.84 (s, 1 H),3.93 (t, J = 5.5 Hz, 2H), 3.88 (s, 3H), 2.90 (s,
3H), 1.81 (t, J = 5.5 Hz, 2H), 1.03 (t, J = 5 Hz, 2H), 0.89 (t, J = 5 Hz, 2H)
ppm。
【0156】
工程7.化合物1−8(200mg、0.58mmol)を含むCH
2Cl
2(6mL)の溶液にBBr
3(4N DCM溶液、0.6mL、2.4mmol)を−20℃で添加した。0℃で1時間撹拌した後、氷水(50mL)を添加することにより反応を停止させた。混合物をDCM(50mLx2)で抽出し、抽出物を合わせ、水およびブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/酢酸エチル=10/1(v/v))、化合物1−9(120mg、63%収率)を赤色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 331 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz,
CDCl
3): δ 7.44 (s, 1H), 6.77 (s, 1H), 5.47 (br s, 1H), 3.89 - 3.92
(m, 2H), 2.95 (s, 3H), 2.90 (s, 3H), 1.81 (t, J = 5.5 Hz, 2H), 0.89 - 1.01 (m,
2H), 0.87 - 0.89 (m, 2H) ppm。
【0157】
工程8.化合物1−9(1.60g、4.82mmol)を含む30mLのTHFの溶液にDMAP(30mg)およびTEA(1.46g、14.46mmol)を添加した。得られた混合物を0℃まで冷却し、SEMCl(1.60g、9.64mmol)を添加した。室温で10時間撹拌した後、反応混合物を水(50mL)中に注ぎ入れ、EtOAc(60mLx3)で抽出した。有機抽出物を合わせ、ブライン(30mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣を真空で乾燥させ、粗化合物1−10(2.2g、99%収率)を黄色油として得た。LC-MS (ESI): m/z 485 [M+Na]
+。
【0158】
工程9.化合物1−10(1.60g、3.47mmol)を含む20mLのDMFの溶液に1−11(0.50g、4.16mmol)、CuI(33mg、0.17mmol)、Pd(PPh
3)
2Cl
2(244mg、0.35mmol)、P(t−Bu)
3(140mg、0.69mmol)およびピペリジン(1.18g、13.9mmol)を添加した。得られた混合物をArでフラッシングし、80℃で一晩中撹拌した。その後、反応混合物を室温まで冷却し、水(60mL)に注ぎ入れ、EtOAc(100mLx2)で抽出した。有機抽出物を合わせ、水(50mLx3)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/アセトン=10/1(v/v))、化合物1−12(780mg、45%収率)を黄色油として得た。LC-MS (ESI): m/z 524 [M+Na]
+。
【0159】
工程10.化合物1−12(750mg、1.50mmol)を含むジオキサン(10mL)の溶液に4N HCl/ジオキサン(2mL)を添加した。室温で2時間撹拌した後、反応混合物を濃縮し、残渣を真空で乾燥させ、粗化合物1−13(600mg、定量的収率)を黄色油として得た。LC-MS (ESI): m/z 372 [M+H]
+。
【0160】
工程11.化合物1−13(600mg、1.62mmol)を含むMeOH(20mL)の溶液にNaOAc(265mg、3.24mmol)、K
2CO
3(448mg、3.24mmol)、PdCl
2(28mg、0.16mmol)、およびCuCl
2(653mg、4.86mmol)を添加した。得られた混合物をCOでフラッシングし、室温で一晩中COの雰囲気下で撹拌した。混合物をEtOAc(80mL)で希釈し、Celite(登録商標)545を通して濾過した。濾液を水(30mL)およびブライン(30mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/アセトン=16/1(v/v))、化合物1−14(70mg、10%収率)を白色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 429 [M+H]
+。
【0161】
工程12.化合物1−14(70mg、0.16mmol)を含むMeOH/THF(1mL/2mL)の溶液にLiOH(0.65mmol)を添加した。70℃で2時間撹拌した後、反応混合物を室温まで冷却し、1N HCl水溶液(7mL)を添加することにより酸性化させた。得られた混合物を濾過し、固体を真空で乾燥させ、化合物1−15(60mg、91%収率)を白色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 454 [M+K]
+。
【0162】
工程13.化合物1−15(60mg、0.14mmol)を含むDMF(1.5mL)の溶液に、HATU(66mg、0.17mmol)を添加した。室温で30分間撹拌した後、混合物にDIPEA(181mg、1.40mmol)およびMeNH
2・HCl(47mg、0.70mmol)を添加した。得られた混合物を室温で20分間撹拌し、水(50mL)に注ぎ入れた。懸濁液を濾過し、得られた固体をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(DCM/MeOH=600/1(v/v))、化合物1−16(30mg、50%収率)を白色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 429 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz,
CDCl
3): δ 7.93 (s, 1H), 7.85 (dd, J
1= 8.5 Hz, J
2=
5.5 Hz, 2H), 7.26 (d, J = 3 Hz, 1H), 7.19 (t, J = 8.5 Hz, 2H), 5.74 (br s, 1
H), 3.99 (t, J = 6.0 Hz, 2H), 2.98 (d, J = 5.0 Hz, 3H), 2.89 (s, 3H), 1.88 (t,
J = 6.0 Hz, 2H), 1.17 - 1.19 (m, 2H), 0.90 - 0.93 (m, 2H) ppm。
スキーム2
【化134】
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【0163】
工程1.スキーム2を参照されたい。NaH(16.1g、402mmol)を含む無水DMF(300mL)の懸濁液をアルゴン下で撹拌しながら0℃まで冷却し、化合物2−1(20.0g、134mmol)を含む無水DMF(200mL)を添加し、混合物を0℃でアルゴン下、1時間撹拌した。混合物をその後、室温まで温め、MeI(22.8g、161mmol)を添加した。室温で1時間撹拌した後、氷水(3000mL)を添加することにより反応を停止させた。得られた混合物をEtOAc(500mLx3)で抽出し、有機抽出物を合わせ、水およびブラインで洗浄し、無水MgSO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣を真空で乾燥させ、粗化合物2−2(12.5g、65%収率)を褐色油として得た。LC-MS (ESI): m/z 160 [M+H]
+。
【0164】
工程2.化合物2−2(12.5g、79mmol)およびPtO
2(l.lg、4.8mmol)を含むMeOH(500mL)の溶液を室温で16時間、H
2の雰囲気下で撹拌した。反応混合物を、Celite(登録商標)545を通して濾過し、濾液を濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(EtOAc/石油エーテル=1/8(v/v))、化合物2−3(9.0g、78%収率)を黄色油として得た。LC-MS (ESI): m/z 164 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz,
CDCl
3): δ 6.84 (d, J = 8.5 Hz, 1H), 6.20 (dd, J
1 = 8.5
Hz, J
2= 2.5 Hz, 1H), 6.04 (d, J = 2.5 Hz, 1H), 3.73 (s, 3H), 3.26 -
3.28 (m, 2H), 2.69 (t, J = 6.5 Hz, 2H), 1.91 (dd, J
1 = 6.5 Hz, J
2=
4.5 Hz, 2H) ppm。
【0165】
工程3.化合物2−3(9.0g、55mmol)およびTEA(13.6g、135mmol)を含むDCM(200mL)の溶液に、0℃でMsCl(9.1g、80mmol)を添加した。室温で30分間撹拌した後、反応混合物に氷水(250mL)を添加した。混合物をDCM(100mLx2)で抽出し、有機抽出物を合わせ、水およびブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(EtOAc/石油エーテル=1/6(v/v))、化合物2−4(10.6g、80%収率)を黄色油として得た。LC-MS (ESI): m/z 242 [M+H]
+。
【0166】
工程4.N−ヨードスクシンイミド(NIS)(19.8g、88.0mmol)を、化合物2−4(10.6g、44mmol)を含むCHCl
3(200mL)の溶液に0℃で添加した。室温で16時間撹拌した後、反応混合物を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(EtOAc/石油エーテル=1/6(v/v))、化合物2−6(12.6g、80%収率)を得た。LC-MS (ESI): m/z 368 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz,
CDCl
3): δ 7.52 (s, 1H), 7.32 (s, 1 H), 3.86 (s, 3H), 3.81 - 3.79 (m,
2H), 2.88 (s, 3H), 2.77 (t, J = 6.5 Hz, 2H), 1.95 (t, J = 5.5 Hz, 2H) ppm。
【0167】
工程5.BBr
3(13.6mL/4.0m、54.4mmol)を含むDCMの溶液を、化合物2−5(5.04g、13.6mmol)を含むCH
2Cl
2(100mL)の溶液に−20℃で添加した。−20℃で1時間撹拌した後、反応混合物に氷水(200mL)を添加した。得られた混合物をDCM(l00mLx2)で抽出し、有機抽出物を合わせ、水およびブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(EtOAc/石油エーテル=1/12(v/v))、化合物2−6(1.4g、25%収率)を白色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 354 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz,
CDCl
3): δ 7.42 (s, 2H), 5.31 (s, 1H), 3.78 (t, J = 6 Hz, 2H), 2.93 (s, 3H), 2.76 (t, J= 6.5
Hz, 2H), 1.95 (t, J = 5.5 Hz, 2H) ppm。
【0168】
工程6.化合物2−6(1.2g、3.4mmol)を含む20mLのTHFの溶液に、DMAP(20mg)、続いてEt
3N(0.69g、6.8mmol)を室温で添加した。得られた混合物を0℃まで冷却し、SEMCl(0.68g、4.08mmol)を添加した。室温で3時間撹拌した後、反応混合物を氷水(50mL)に注ぎ入れた。得られた混合物をEtOAc(60mLx3)で抽出し、有機抽出物を合わせ、ブライン(30mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣を真空で乾燥させ、粗化合物2−7(1.6g、定量的収率)を黄色油として得た。LC-MS (ESI): m/z 506[M+Na]
+。
【0169】
工程7.2−7(1.60g、3.31mmol)を含む20mLのDMFの溶液に、2−8(0.48g、4.0mmol)、CuI(32mg、0.17mmol)、Pd(PPh
3)
2Cl
2(232mg、0.330mmol)、P(t−Bu)
3(133mg、0.660mmol)およびピペリジン(1.13g、13.2mmol)を添加した。得られた混合物をArでフラッシングし、80℃一晩中で撹拌した。得られた混合物を氷水(60mL)に注ぎ入れ、EtOAc(100mLx2)で抽出した。有機抽出物を合わせ、水(250mLx5)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(アセトン/石油エーテル=1/10(v/v))、化合物2−9(1.2g、76%収率)を黄色油として得た。LC-MS (ESI): m/z 498[M+Na]
+。
【0170】
工程8.化合物2−9(1.2g、2.52mmol)を含む16mLのジオキサンの溶液に、4N HClのジオキサン溶液(7.6mL)を室温で添加した。室温で30分間撹拌した後、反応混合物を濃縮し、残渣を真空で乾燥させ、粗化合物2−10(870mg、定量的収率)を黄色油として得、これを直接次の工程で、精製せずに使用した。LC-MS (ESI): m/z 346 [M+H]
+。
【0171】
工程9.化合物2−10(600mg、1.74mmol)を含むMeOH(17mL)の溶液にNaOAc(285mg、3.48mmol)、K
2CO
3(481mg、3.48mmol)、PdCl
2(31.0mg、0.17mmol)およびCuCl
2(702mg、5.22mmol)を添加し、得られた混合物をCOでフラッシングした。室温で一晩中撹拌した後、混合物を濃縮し、残渣をEtOAc(100mL)で希釈し、濾過した。濾液を水(30mL)およびブライン(30mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(アセトン/石油エーテル=1/10(v/v))、化合物2−11(140mg、20%収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 404 [M+H]
+。
【0172】
工程10.化合物2−11(140mg、0.35mmol)を含むMeOH/THF(2mL/4mL)の溶液にLiOH・H
2O(58mg、1.4mmol)を室温で添加した。70℃で1時間撹拌した後、反応混合物を0℃まで冷却し、1N HCl水溶液(3mL)で酸性化させた。懸濁液を濾過し、固体を真空で乾燥させ、化合物2−12(136mg、定量的収率)を白色固体として得、これを直接次の工程でさらに精製せずに使用した。LC-MS (ESI): m/z 390 [M+H]
+。
【0173】
工程11.化合物2−12(60mg、0.15mmol)を含むDMF(2mL)の溶液に、HATU(68.4mg、0.18mmol)を添加した。得られた混合物を室温で30分間撹拌し、その後N,N−ジイソプロピルエチルアミン(DIEAまたはDIPEA)(194mg、1.5mmol)およびMeNH
2・HCl(52mg、0.77mmol)を添加した。室温で20分間撹拌した後、反応混合物を氷水(50mL)に注ぎ入れた。懸濁液を濾過し、収集した固体をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し、化合物2−13(20mg、33%収率)を得た。LC-MS (ESI): m/z 403 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz,
CDCl
3): δ 7.88 - 7.93 (m, 3H), 7.60 (s, 1H), 7.19 (t, J = 9.0 Hz,
2H), 5.80 (br s, 1H), 3.85 - 3.89 (m, 2H), 3.00 (d, J = 4.5 Hz, 3H), 2.95 (t, J
= 6.5 Hz, 2H), 2.89 (s, 3H), 2.01 - 2.06 (m, 2H) ppm。
スキーム3
【化135】
[この文献は図面を表示できません]
【0174】
工程1.スキーム3を参照されたい。化合物3−1(2.00g、5.16mmol)(WO200759421で記載される手順に従い、いくらか変更して調製)および10%Pd/C(1.0g)を含むEtOAc(40mL)の混合物を、室温で2時間、H
2の雰囲気下で撹拌した。反応混合物を濾過し、濾液を濃縮し、化合物3−2(1.7g、92%収率)を得た。LC-MS (ESI): m/z 358 [M+H]
+。
【0175】
工程2.化合物2(1.70g、4.76mmol)およびTEA(1.32mL、9.52mmol)を含むDCM(50mL)の溶液に、MsCl(0.660g、5.71mmol)を0℃で添加した。室温で30分間撹拌した後、反応混合物に氷水(250mL)を添加した。混合物をDCM(100mLx2)で抽出し、有機抽出物を合わせ、水およびブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/EtOAc=5/1(v/v))、化合物3−3(2.07g、定量的収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 436 [M+H]
+。
【0176】
工程3.化合物3−3(4.00g、9.5mmol)を含むDMF(50mL)の溶液に、K
2CO
3(5.25g、38.0mmol)および化合物3−4(1.54g、11.4mmol)を室温で添加した。80℃で一晩中撹拌した後、反応混合物を氷水(60mL)に注ぎ入れた。得られた混合物をEtOAc(100mLx2)で抽出し、有機抽出物を合わせ、水で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣を真空で乾燥させ、粗化合物3−5(4.2g、92%収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 512 [M+Na]
+。
【0177】
工程4.化合物3−5(2.1g、4.3mmol)を含むCH
2Cl
2(100mL)の溶液にBCl
3(1NのDCM溶液、12.9mL)を−78℃で添加し、溶液を−30℃で1時間撹拌させ、その後、氷水(200mL)で反応停止させた。混合物をDCM(100mLx2)で抽出し、有機抽出物を合わせ、水およびブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣を真空で乾燥させ、粗化合物3−6(1.7g、86%収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 448 [M+H]
+。
【0178】
工程5.化合物3−6(3.30g、7.37mmol)を含むCH
2Cl
2(160mL)の溶液に、DMAP(45mg、0.37mmol)、DIEA(2.58mL、14.8mmol)およびTf
2O(1.5mL、8.9mmol)を0℃で連続して添加した。0℃で20分撹拌した後、反応混合物に氷水(100mL)を添加した。有機層を水およびブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/EtOAc=5/1(v/v))、化合物3−7(3.2g、86%収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 602 [M+Na]
+。
【0179】
工程6.化合物3−7(3.00g、5.18mmol)を含む20mLのDMFの溶液に、Pd(OAc)
2(116mg、0.520mmol)、PPh
3(136mg、0.520mmol)、LiCl(242mg、5.70mmol)およびEt
3N(1.44mL、10.4mmol)を室温で添加した。得られた混合物をArでフラッシングし、120℃で一晩中撹拌した。混合物を室温まで冷却し、60mLの水に注ぎ入れた。得られた混合物をEtOAc(100mLx2)で抽出し、有機抽出物を合わせ、水(50mLx3)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/EtOAc=6/1(v/v))、化合物3−8および3−8’の混合物(1.4g、63%収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 430 [M+H]
+。
【0180】
工程7.化合物3−8および3−8’(1.00g、2.33mmol)を含むMeOH/THF(14mL/14mL)の溶液に、LiOH(335mg、13.97mmol)を添加した。得られた混合物を80℃で1時間撹拌し、室温まで冷却し、1N HCl水溶液(5mL)酸性化させた。懸濁液を濾過し、固体を水で洗浄し、真空で乾燥させ化合物3−9および3−9’の混合物(980mg、98%収率)を白色固体として得、これを直接次の工程で使用した。LC-MS (ESI): m/z 402 [M+H]
+。
【0181】
工程8.化合物3−9および3−9’(950mg、2.37mmol)を含むDMF(5mL)の溶液に、HATU(1.35g、3.55mmol)を添加した。得られた混合物を室温で30分間撹拌し、DIEA(3.30mL、19.0mmol)およびMeNH
2・HCl(639mg、9.47mmol)を添加した。室温で20分間撹拌した後、反応混合物を氷水(50mL)に注ぎ入れた。懸濁液を濾過し、固体をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し、化合物3−10および3−10’の混合物(580mg、59%収率)を得た。LC-MS (ESI): m/z 41 [M+H]
+。化合物3−10はCH
2Cl
2中、TFAの存在下で化合物3−10’に容易に変換された。LC-MS (ESI): m/z 415 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz, CDCl
3):
δ 7.93 - 7.96 (m, 2H), 7.74 (s, 1H), 7.71 (s, 1H), 7.26 - 7.29 (m, 2H), 5.96
(s, 1H), 4.38 (br s, 1H), 2.98 (s, 3H), 2.74 (s, 3H), 2.23 (s, 3H) ppm。
【0182】
工程9.化合物3−10および3−10’(41.4mg、0.10mmol)およびPd(OH)
2(22mg)を含むEtOAc(20mL)およびMeOH(2mL)の混合物を室温で3時間、H
2の雰囲気下で撹拌した。反応混合物を、Celite(登録商標)545を通して濾過し、濾液を濃縮した。残渣を再結晶化(ヘキサン/EtOAc=10/1(v/v))により精製し、化合物3−11(23mg、55%収率)を白色固体として得た。LC-MS(ESI): m/z 417 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz,
CDCl
3): δ 7.92 (s, 1H), 7.86 - 7.89 (dd, J
1 = 8.5 Hz, J
2=
5.5 Hz, 2H), 7.70 (s, 1H), 7.26 (s, 2H), 7.17 - 7.20 (t, J = 8.5 Hz, 2H), 5.93
(br s, 1H), 3.89 - 3.92 (m, 1H), 3.84 - 3.86 (m, 1H), 3.03 - 3.06 (m, 1H), 3.00
(d, 3H), 2.89 (s, 3H), 2.13 - 2.16 (m, 1H), 1.70 - 1.73 (m, 1H), 1.42 (d, 3H)
ppm。
スキーム4
【化136】
[この文献は図面を表示できません]
【0183】
工程1.スキーム4を参照されたい。化合物3−1(4.00g、10.3mmol)を含むCH
2Cl
2(30mL)の溶液にBCl
3(1NのCH
2Cl
2溶液、20.6mmol)を0℃で添加した。室温で1時間撹拌した後、反応混合物に氷水(100mL)を添加した。混合物をCH
2Cl
2(800mLx2)で抽出し、有機抽出物を合わせ、水およびブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣を真空で乾燥させ、粗化合物4−1(3.4g、96%収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 346 [M+H]
+。
【0184】
工程2.化合物4−1(3.4g、9.8mmol)を含むCH
2Cl
2(100mL)の溶液にDMAP(120mg、0.980mmol)およびDIEA(1.52g、11.8mmol)、続いてTf
2O(3.20g、11.3mmol)を0℃で添加した。0℃で2時間撹拌した後、反応混合物に氷水(100mL)を添加した。有機層を分離し、水およびブラインで洗浄し、無水Na2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣を真空で乾燥させ、粗化合物4−2(4.6g、定量的収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 478 [M+H]
+。
【0185】
工程3.4−2(2.0g、4.2mmol)を含む20mLのDMFの溶液に4−3(0.44g、6.3mmol)、CuI(0.16g、0.84mmol)、Pd(PPh
3)
2Cl
2(0.29g、0.42mmol)およびEt
3N(20mL)を添加した。得られた混合物をArでフラッシングし、室温で1時間撹拌し、氷水(100mL)に注ぎ入れた。混合物をEtOAc(50mLx5)で抽出し、有機抽出物を合わせ、水で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/アセトン=4/1(v/v)〜3/2(v/v))化合物4−4(1.10g、69%収率)を灰色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 398 [M+H]
+。
【0186】
工程4.化合物4−4(2.00g、5.03mmol)を含むEtOAc(150mL)の溶液に10%Pd/C(2.0g)を添加した。得られた混合物をH
2でフラッシングし、室温で1.5時間撹拌した。その後、反応混合物を、Celite(登録商標)545を通して濾過し、濾液を濃縮し、真空で乾燥させ化合物4−5(1.8g、97%収率)を得た。LC-MS (ESI): m/z 372 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz,
CDCl
3): δ 7.98 - 8.01 (m, 2H), 7.70 (s, 1H), 7.12 - 7.16 (m, 2H),
6.82 (s, 1H), 4.39 (dd, J
1 = 14.5 Hz, J
2= 7 Hz, 2H), 3.73
(t, J = 6 Hz, 3H), 2.66 (t, J = 7.5 Hz, 2H), 1.69 - 1.80 (m, 4H), 1.40 (t, J =
7 Hz, 3H) ppm。
【0187】
工程5.化合物4−5(1.80g、4.85mmol)を含むCH
2Cl
2(50mL)の溶液にDMAP(6mg)および無水ピリジン(3.07g、38.8mmol)、続いてMsCl(1.60g、14.5mmol)を0℃で添加した。室温で2時間撹拌した後、反応混合物に氷水(50mL)を添加した。有機層を分離し、水およびブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/アセトン=5/1(v/v))、化合物4−6(1.4g、55%収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 449 [M-Ms+H]
+;
1H NMR (500MHz,
CDCl
3): δ 8.02 - 8.05(m, 2H), 7.90 (s, 1H), 7.71 (s, 1H), 7.16 -
7.19 (m, 2H), 6.61 (s, 1H), 4.42 (dd, J
1= 14 Hz, J
2= 7.0
Hz, 2H), 4.34 (t, J = 5.5 Hz, 2H), 3.04 - 3.08 (m, 6H), 2.83 (t, J = 8.0 Hz,
2H), 1.81 - 1.92 (m, 4H), 1.41 (t, J = 7.0 Hz, 3H) ppm。
【0188】
工程6.NaH(0.21g、鉱物油中60%、5.31mmol)を含む無水THF(160mL)の懸濁液に、化合物4−6(1.40g、2.65mmol)を含む無水THF(40mL)の溶液を0℃で添加した。室温で2時間撹拌した後、反応混合物に飽和NH
4Cl水溶液(10mL)を添加した。得られた混合物を濃縮し、残渣をEtOAc(100mL)で希釈した。混合物を水およびブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/アセトン=5/1(v/v))、化合物4−7(1.1g、96%収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 432 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz,
CDCl
3): δ 8.02 - 8.06 (m, 2H), 7.90 (s, 1H),
7.60 (s, 1H), 7.15 - 7.20 (m, 2H), 4.42 (dd, J
1 = 14 Hz, J
2=
6.5 Hz, 2H), 3.69 (t, J = 6.0 Hz, 2H), 3.07 (s, 3H), 3.02 (t, J = 6.0 Hz, 2H),
1.94 (dd, J
1= 11Hz, J
2= 5.5 Hz, 2H), 1.77 (br s, 2H),
1.40 - 1.43 (m, 3H) ppm.
【0189】
工程7.化合物4−7(50mg、0.12mmol)を含むMeOH/THF(2mL/4mL)の溶液にLiOH(2.0N、0.46mmol)を添加した。得られた混合物を70℃で2時間撹拌し、室温まで冷却し、1N HCl水溶液(5mL)で酸性化させた。その後、懸濁液を濾過し、固体を水で洗浄し、真空で乾燥させ粗化合物4−8(46mg、95%収率)を白色固体として得、これを直接次の工程でさらに精製せずに使用した。LC-MS (ESI): m/z 404 [M+H]
+。
【0190】
工程8.化合物4−8(46mg、0.12mmol)を含むDMF(2mL)の溶液にHATU(54mg、0.14mmol)を添加した。得られた混合物を室温で30分間撹拌し、DIEA(154mg、1.20mmol)およびMeNH
2・HCl(41mg、0.60mmol)を添加した。室温で20分間撹拌した後、反応混合物を氷水(50mL)に注ぎ入れた。懸濁液を濾過し、固体をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/アセトン=3/1(v/v))、化合物4−9(30mg、61%収率)を白色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 417 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz, CDCl
3):
δ 7.89 - 7.92 (m, 2H), 7.68 (s, 1H), 7.59 (s, 1H), 7.19 (t, J = 9.0 Hz, 2H),
5.80 (d, J = 4.0 Hz, 1H), 3.69 (d, J = 6.0 Hz, 2H), 3.06 (s, 3H), 2.98-3.03 (m,
5H), 1.93 (dd, J
1= 11 Hz, J
2= 5.5 Hz, 2H), 1.75 (d, J =
2.5 Hz, 2H) ppm。
【化137】
[この文献は図面を表示できません]
【0191】
]化合物4−9’の合成.スキーム4に従い、化合物4−3(ブト−3−イン−1−オール)をペン−4−イン−1−オールと置換することにより、化合物4−9’を淡黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 431 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz,
CDCl
3): δ 7.92 (m, 2H), 7.71 (s, 1 H), 7.43 (s, 1H), 7.19 (t, J =
8.5 Hz, 2H), 5.86 (s, 1H), 3.08 (m, 5H), 3.01 (d, J = 4.5 Hz, 3H), 1.59 (m, 6H)
ppm。
【化138】
[この文献は図面を表示できません]
【0192】
化合物4−9”の合成.スキーム4に従い、化合物4−3(ブト−3−イン−1−オール)をヘクス−5−イン−1−オールと置換することにより、化合物4−9”を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 447 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz,
CDCl
3): δ 7.93 (m, 2H), 7.68 (s, 1H), 7.35 (s, 1H), 7.18 (t, J =8.5
Hz, 2H), 5.86 (s, 1H), 4.05 (m, 1H), 3.47 (m, 1H), 3.37 (m, 1H), 3.00 -3.02 (m,
6H), 2.76 (m, 1H), 1.90 - 1.95 (m, 2H), 1.73 - 1.79 (m, 1H), 1.26 - 1.65 (m,
4H), 1.06 (m, 1H) ppm。
【0193】
化合物4−10の合成.化合物4−8(50mg、0.12mmol)を含むSOCl
2(1.5mL)の混合物を80℃で2時間撹拌した。溶媒を除去し、残渣を真空で乾燥させ粗酸クロリドを得、これを次の工程でさらに精製せずに使用した。その後、粗酸クロリドを無水ピリジン(1.5mL)に溶解し、続いてO−メチルヒドロキシルアミン塩酸塩(124mg、0.490mmol)を添加した。100℃で1.5時間撹拌した後、反応混合物を濃縮し、残渣を分取HPLCにより精製し、化合物4−10(20mg、37%収率)を白色粉末として得た。LC-MS (ESI): m/z 433 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz,
CDCl
3): δ 8.31 (s, 1H), 7.90 - 7.93 (m, 2H), 7.66 (s, 1H), 7.20 (t,
J = 8.5 Hz, 2H), 3.85 (s, 3H), 3.03 (s, 3H), 2.97 - 3.00 (m, 2H), 1.93 - 1.96
(m, 2H), 1.69 - 1.76 (m, 2H) ppm。
スキーム5
【化139】
[この文献は図面を表示できません]
【0194】
工程1.スキーム5を参照されたい。Zn(3.92g、60.3mmol)を含むEtOH(80mL)の懸濁液にHOAc(3mL)、続いて化合物5−1(2.0g、8.6mmol)を含むEtOH(20mL)の溶液を室温で添加した。室温で一晩中撹拌した後、反応混合物を濾過した。濾液を濃縮し、残渣をEtOAc(150mL)で希釈した。混合物を水(200mL)およびブライン(100mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/EtOAc=19/1(v/v))、化合物5−2(1.15g、48%収率)を黄色油として得た。LC-MS (ESI): m/z 202 [M+H]
+。
【0195】
工程2.化合物5−2(10.0g、49.8mmol)を含む無水ピリジン(50mL)の溶液にMsCl(4.04mL、52.2mmol)を0℃で添加した。室温で30分間撹拌した後、反応混合物をEtOAc(200mL)で希釈した。混合物を1N HCl水溶液(100mLx3)およびブライン(100mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/EtOAc=10/1(v/v))、化合物5−3(9.3g、67%収率)を白色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 280 [M+H]
+。
【0196】
工程3.化合物5−3(800mg、2.86mmol)を含むDMF(10mL)の溶液に化合物5−4(511mg、3.43mmol)およびK
2CO
3(1.58g、11.4mmol)を添加した。80℃で4時間撹拌した後、反応混合物に氷水(50mL)およびEtOAc(50mL)を添加した。有機層を水(50mLx5)およびブライン(50mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/アセトン=10/1(v/v))、化合物5−5(980mg、99%収率)を得た。LC-MS (ESI): m/z 347 [M+H]
+。
【0197】
工程4.化合物5−5(980mg、2.83mmol)を含むDMF(5mL)の溶液にPd(OAc)
2(64mg、0.28mmol)、PPh
3(297mg、1.13mmol)、LiCl(132mg、3.11mmol)およびEt
3N(572mg、5.66mmol)を添加し、得られた混合物をArでフラッシングし、120℃で1.5時間撹拌した。その後、反応混合物を室温まで冷却し、水(60mL)に注ぎ入れた。混合物をEtOAc(100mLx2)で抽出し、有機抽出物を合わせ、水(50mLx5)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/アセトン=10/1(v/v))、化合物5−6(600mg、79%収率)を黄色油として得た。LC-MS (ESI): m/z 268 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz,
CDCl
3): δ 7.20 (d, J = 8.5 Hz, 1 H), 7.04 (d, J = 2 Hz, 1H), 6.84
(dd, J
1= 8.5 Hz, J
2= 2,5 Hz, 1H), 5.17 (s, 1H), 5.06 (s,
1H), 3.80 - 3.83 (m, 5H), 2.85 (s, 3H), 2.45 (t, J = 6 Hz, 2H), 1.89 - 1.93 (m,
2H) ppm。
【0198】
工程5.化合物5−6(3.60g、13.5mmol)を含むトルエン(60mL)の溶液にZnEt
2(1Mヘキサン溶液、108mmol)およびCH
2I
2(57.6g、216mmol)を0℃で添加した。室温で一晩中撹拌した後、反応混合物をEtOAc(100mL)で希釈し、得られた混合物を5%(w/w)HCl水溶液(100mL)およびブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/EtOAc=20/1〜8/1(v/v))、化合物5−7(2.5g、66%収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 282 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz,
CDCl
3) δ 7.18 (d, J = 8.5 Hz, 1H), 6.92 (d, J = 1.5 Hz, 1H), 6.75 (dd,
J
1 = 8.5 Hz, J
2= 2 Hz, 1H), 3.78 (s, 3H), 3.61 (br s,
2H), 3.06 (s, 3H), 1 .92 (br s, 2H), 1.52 (br s, 2H), 0.90 (br s, 2H), 0.73 (br
s, 2H) ppm。
【0199】
工程6.化合物5−7(1.80g、6.43mmol)を含むDCM(65mL)の溶液に、NBS(2.28g、12.9mmol)を0℃で添加した。室温で24時間撹拌した後、反応混合物を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/EtOAc=15/1(v/v))、化合物5−8(860mg、38%収率)を白色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 360 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz,
CDCl
3): δ 7.44 (s, 1H), 6.98 (s,1H), 3.88 (s, 3H), 3.65 (br s, 2H), 3.09
(s, 3H), 1.90 (br s, 2H), 1.52 (br s, 2H), 0.90 (br s, 2H), 0.75 (br s, 2H) ppm。
【0200】
工程7.化合物5−8(800mg、2.23mmol)を含むCH
2Cl
2(30mL)の溶液にBBr
3(4N DCM溶液、8.91mmol)を0℃で添加した。0℃で20分間撹拌した後、反応混合物を氷水(150mL)に注ぎ入れた。得られた混合物をDCM(50mLx2)で抽出し、有機抽出物を合わせ、水およびブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣を真空で乾燥させ、粗化合物5−9(670mg、87%収率)を白色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 346[M+H]
+。
【0201】
工程8.化合物5−9(670mg、1.94mmol)を含むTHF(30mL)の溶液にDMAP(20mg)およびTEA(588mg、5.82mmol)を添加した。得られた混合物を0℃まで冷却し、SEMCl(643mg、3.87mmol)を添加した。室温で1.5時間撹拌した後、反応混合物を水(50mL)に注ぎ入れた。混合物をEtOAc(60mLx3)で抽出し、有機抽出物を合わせ、ブライン(30mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/EtOAc=10/1(v/v))化合物5−10(460mg、50%収率)を白色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 498 [M+Na]
+。
【0202】
工程9.化合物5−10(460mg、0.970mmol)を含むDMF(6mL)の溶液に化合物1−11(139mg、1.16mmol)、CuI(9.3mg、0.050mmol)、Pd(PPh
3)
2Cl
2(68mg、0.097mmol)、P(t−Bu)
3(39mg、0.19mmol)およびピペリジン(330mg、3.88mmol)を添加した。得られた混合物をArでフラッシングし、80℃で一晩中撹拌した。その後、反応混合物を水(60mL)中に添加し、EtOAc(50mLx2)で抽出した。有機抽出物を合わせ、水(50mLx5)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテルEtOAc=10/1〜6/1(v/v))、化合物5−11(300mg、60%収率)を黄色油として得た。LC-MS (ESI): m/z 538 [M+Na]
+。
【0203】
工程10.化合物5−11(280mg、0.54mmol)を含むTHF(15mL)の溶液に、TBAF(851mg、3.26mmol)をArの雰囲気下で添加した。一晩中還流させた後、反応混合物を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/EtOAc=8/1(v/v))、化合物5−12(100mg、48%収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 86 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz, CDCl
3):
δ 7.78- 7.83 (m, 2H), 7.51 (s, 1H), 7.48 (s, 1H), 7.1 1 - 7.16 (m, 2H), 6.89
(s, 1 H), 3.64 - 3.69 (m,2H), 3.16 (s, 3H), 1.96 (br s, 2H), 1.59 (br s, 2H),
1.01 (br s, 2H), 0.81 (br s, 2H) ppm。
【0204】
工程11.化合物5−12(80mg、0.21mmol)を含むTFA(0.5mL)およびCHCl
3(0.5mL)の溶液にNIS(70mg、0.31mmol)を室温で添加した。3時間撹拌した後、反応混合物を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/EtOAc=6/1(v/v))により精製し、化合物5−13(80mg、75%収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 512 [M+H]
+。
【0205】
工程12.化合物5−13(80mg、0.16mmol)を含むDMF(3mL)およびMeOH(3mL)の溶液に、Pd(PPh
3)
4(91mg、0.080mmol)およびEt
3N(64mg、0.64mmol)を添加した。得られた混合物をCOでフラッシングし、60℃で4時間、COの雰囲気下で撹拌した。その後、混合物を水(20mL)として、EtOAc(60mLx2)で抽出した。有機抽出物を合わせ、水(60mLx5)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/EtOAc=8/1(v/v))、化合物5−14(70mg、定量的収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 444 [M+H]
+。
【0206】
工程13.化合物5−14(70mg、0.16mmol)を含むMeOH/THF(1mL/2mL)の溶液に、LiOH(0.63mmol)を添加した。70℃で一晩中撹拌した後、反応混合物を0℃まで冷却し、1N HCl水溶液(7mL)で酸性化させた。懸濁液を濾過し、固体を水で洗浄し、真空で乾燥させ、粗化合物5−15(60mg、定量的収率)を白色固体として得、これを次の工程でさらに精製せずに使用した。LC-MS (ESI): m/z 430 [M+H]
+。
【0207】
工程14.化合物5−15(60mg、0.14mmol)を含むDMF(1.5mL)の溶液にHATU(66mg、0.17mmol)を添加した。得られた混合物を室温で30分間撹拌し、その後DIPEA(181mg、1.40mmol)およびMeNH
2・HCl(47mg、0.70mmol)を添加した。得られた混合物を室温で20分間撹拌し、水(50mL)に注ぎ入れた。懸濁液を濾過し、固体をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/アセトン=9/1(v/v))、化合物5−16(10.5mg、18%収率)を白色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 443 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz,
CDCl
3): δ 7.87 (m, 2H), 7.75 (s, 1H), 7.53 (s, 1H), 7.18 (m, 2H),
5.79 (s, 1 H), 3.64 (br s, 2H), 3.15 (s, 3H), 3.01 (d, J = 5 Hz, 3H), 1.95 (br s, 2H), 1.61 (br s, 2H), 1.02 (br s, 2H),
0.82 (s, 2H) ppm。
スキーム6
【化140】
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【0208】
工程1.スキーム6を参照されたい。化合物3−3(4.35g、10.0mmol)を含むDMF(40mL)の溶液にK
2CO
3(5.52g、40.0mmol)および化合物6−1(1.79g、12.0mmol)を添加した。80℃で一晩中撹拌した後、反応混合物を室温まで冷却し、水(60mL)に注ぎ入れた。混合物をEtOAc(100mLx2)で抽出し、有機抽出物を合わせ、水で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/アセトン=10/1(v/v))、化合物6−2(4.53g、90%収率)を黄色油として得た。LC-MS (ESI): m/z 526 [M+Na]
+。
【0209】
工程2.化合物6−2(2.0g、4.0mmol)を含むCH
2Cl
2(80mL)の溶液に、BCl
3(1NのDCM溶液、8.0mmol)を−30℃で添加した。−30〜−20℃で30分間撹拌した後、反応混合物を氷水(100mL)に注ぎ入れた。混合物をDCM(80mLx2)で抽出し、有機抽出物を合わせ、水およびブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/アセトン=7/1(v/v))、化合物6−3(1.4g、76%収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 462 [M+H]
+。
【0210】
工程3.化合物6−3(1.40g、3.04mmol)を含むCH
2Cl
2(40mL)の溶液にDMAP(19mg、0.15mmol)およびDIEA(0.590g、4.56mmol)、続いてTf
2O(1.03g、3.64mmol)を0℃で添加した。0℃で20分間撹拌した後、反応混合物を氷水(50mL)中に添加した。有機層を水およびブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/EtOAc=20/1(v/v))により精製し、化合物6−4(1.6g、89%収率)を無色油として得た。LC-MS (ESI): m/z 594 [M+H]
+。
【0211】
工程5.化合物6−4(1.00g、1.69mmol)を含む20mLのDMFの溶液にPd(OAc)
2(38mg、0.17mmol)、PPh
3(177mg、0.680mmol)、LiCl(79.0mg、1.86mmol)およびEt
3N(1.00mL、6.75mmol)を添加した。得られた混合物をArでフラッシングし、120℃で一晩中撹拌した。その後、混合物を室温まで冷却し、60mLの水に注ぎ入れた。得られた混合物をEtOAc(80mLx2)で抽出し、有機抽出物を合わせ、水で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテルEtOAc=15/1(v/v))、化合物6−5(610mg、81%収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 444 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz,
CDCl
3): δ 8.04 - 8.07 (m, 2H), 7.96 (s, 1H), 7.69 (s, 1H), 7.17 -
7.20 (m, 2H), 5.30 (s, 1H), 5.21 (d, J = 2.0 Hz, 1H),
4.42 (dd, J
1 = 14.5 Hz, J
2= 7.0 Hz, 2H), 3.85 (br s, 2H),
2.87 (s, 3H), 2.53 (t, J= 5.0 Hz, 2H), 1.96 (dd, J
1=
12 Hz, J
2= 6.0 Hz, 2H), 1.41 (t, J = 6.5 Hz, 3H) ppm。
【0212】
工程6.化合物6−5(300mg、0.680mmol)を含むMeOH/THF(4mL/8mL)の溶液に2.0N LiOH水溶液(2.72mL、1.36mmol)を添加した。75℃で2時間撹拌した後、反応混合物を室温まで冷却し、2N HCl水溶液でpH5−6まで酸性化させた。懸濁液を濾過し、固体を水で洗浄し、真空で乾燥させ、化合物6−6(260mg、92%収率)を白色固体として得、これを直接次の工程でさらに精製せずに使用した。LC-MS (ESI): m/z 416 [M+H]
+。
【0213】
工程7.Et
2Zn(1.1Mのトルエン溶液、10mL、11mmol)を含む1,2−ジクロロエタン(10mL)の溶液に、CH
2I
2(5.87g、22mmol)を含む1,2−ジクロロエタン(10mL)の溶液を−78℃でN
2の雰囲気下で添加した。−15℃で30分間撹拌した後、混合物を−78℃まで冷却した。その後、化合物6−6(200mg、0.481mmol)を含む1,2−ジクロロエタン(15mL)の溶液を添加した。その後、反応混合物を室温で40時間撹拌し、1M HCl水溶液を0℃で添加した。混合物をDCM(50mLx2)で抽出し、有機抽出物を合わせ、真空で濃縮した。残渣に、THF(20mL)、MeOH(2.5mL)、水(2.5mL)およびLiOH(76mg)を添加した。70℃で2時間撹拌した後、混合物を、1M HCl水溶液(1.5mL)で0℃にて処理した。混合物を濃縮し、残渣をDCM(50mLx4)で抽出し、有機抽出物を合わせ、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルクロマトグラフィーにより精製し、化合物5−15(113mg、55%収率)を得た。LC-MS (ESI): m/z 430 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz,
CDCl
3): δ 8.04 (m, 3H), 7.57 (s, 1H), 7.20
(m, 2H), 3.68 (br s, 2H), 3.17 (s, 3H), 1.97 (br s, 2H), 1.64 (br s, 2H), 1.06
(br s, 2H). 0.86 (s, 2H) ppm。
【0214】
工程8.化合物5−15(60mg、0.14mmol)を含むDMF(3.00mL)の溶液にHATU(64.0mg、0.168mmol)を添加した。得られた混合物を室温で30分間撹拌し、2MのCH
3NH
2を含むTHF(1.4mmol)を添加した。室温で30分間撹拌した後、反応混合物を濃縮し、残渣を分取HPLCにより精製し、化合物5−16(20mg、32%収率)を白色粉末として得た。LC-MS (ESI): m/z 443 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz,
CDCl
3): δ 7.87 (m, 2H), 7.75 (s, 1H), 7.53 (s, 1H), 7.18 (m, 2H),
5.79 (s, 1H), 3.64 (br s, 2H), 3.15 (s, 3H), 3.01 (d, J = 5 Hz, 3H), 1.95 (br
s, 2H), 1.61 (br s, 2H), 1.02 (br s, 2H), 0.82 (s, 2H) ppm。
【0215】
化合物6−7の合成.Et
2Zn(1.1Mのトルエン溶液、0.22mmol)を含むDCM(2mL)の溶液にCH
2I
2(117mg、0.440mmol)を−78℃でN
2の雰囲気下にて一滴ずつ添加した。−78℃で30分間撹拌した後、反応混合物に、化合物6−5(4.43mg、0.01mmol)およびTFA(0.01mL)を含むDCM(1mL)の混合物を一滴ずつ添加した。その後、反応混合物を60℃で30分間撹拌し、その後室温まで冷却し、水(25mL)およびDCM(50mL)で希釈した。有機層を分離し、ブライン(25mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣を真空で乾燥させ、化合物6−7を得た。LC-MS (ESI): m/z 458.1 [M+H]
+。
スキーム7
【化141】
[この文献は図面を表示できません]
【0216】
化合物7−1の合成.スキーム7を参照されたい。化合物6−6(250mg、0.60mmol)を含むDMF(5mL)の溶液にHATU(275mg、0.72mmol)を添加した。得られた混合物を室温で30分間撹拌し、その後DIEA(154mg、1.2mmol)およびMeNH
2・HCl(122mg、1.8mmol)を添加した。室温で20分間撹拌した後、反応混合物を水(50mL)に注ぎ入れた。懸濁液を濾過し、固体を水で洗浄し、真空で乾燥させた。固体をDCM(2mL)に溶解し、得られた溶液をヘキサン(80mL)中に添加した。懸濁液を濾過し、固体を真空で乾燥させ、化合物7−1(230mg、90%収率)を白色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 429 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz,
CDCl
3): δ 7.88 - 7.91 (m, 2H), 7.74 (s, 1H), 7.67 (s, 1H), 7.19 (t,
J = 9.0 Hz, 2H), 5.82 (br s, 1H), 5.28 (s, 1H), 5.19 (d, J = 1.0 Hz, 1 H), 3.83
(br s, 2H), 3.01 (d, J = 5.5 Hz, 3H), 2.86 (s, 3H), 2.51 (t, J = 5.0 Hz, 2H),
1.92 - 1 .96 (m, 2H) ppm。
【0217】
化合物7−2の合成.化合物7−1(40mg、0.094mmol)を含むDCM(4mL)の溶液をO
3で、−78℃にて、化合物7−1が消えるまで(約1分)フラッシングした。その後、反応混合物をN
2で飽和させPPh
3(591mg、0.26mmol)を添加した。室温で3時間撹拌した後、反応混合物を濾過し、濾液を濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し、化合物7−2(20mg、50%収率)を得た。LC-MS (ESI): m/z 431
[M+H]
+;
1H NMR (500MHz, CDCl
3): δ7.88 (dd, J
1=8.5 Hz, J
2=6.0 Hz, 2H), 7.71 (s,
1H), 7.54 (s, 1H), 7.19 (t, J=8.5 Hz, 2H), 5.80 (br s, 1H), 4.08-4.13 (m, 1H),
3.25-3.28 (m, 2H), 3.08 (s, 3H), 3.01 (d, J=4.5 Hz, 3H), 1.89-2.04 (m, 2H),
1.67 (br s, 2H), 1.47 (d, J=7.0 Hz, 3H) ppm。
【0218】
化合物7−3の合成.化合物7−1(70mg、0.16mmol)を含むEtOAc(30mL)の溶液に10%Pd/C(20mg)を添加した。得られた混合物をH
2でフラッシングし、室温で3時間撹拌した。反応混合物を濾過した;濾液を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/EtOAc=5/1(v/v))、化合物7−3(40mg、58%収率)を白色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 431 [M+H]
+。
1H NMR (500MHz, CDCl
3): δ 8.17 (s, 1H), 7.99 (dd, J
1
= 8.5 Hz, J
2= 6.0 Hz, 2H), 7.68 (s, 1 H), 7.21 (t, 8.5 Hz, 2H), 5.89
(br s, 1H), 3.90 (t, J= 6.0 Hz, 2H), 3.03 - 3.05 (m, 6H), 2.85 (t, J= 6.0 Hz, 2H), 2.04 - 2.08 (m, 2H) ppm。化合物7−3を一対の鏡像異性体に分離した:鏡像異性体7−3_A(t
R=9.420分)および鏡像異性体7−3_B(t
R=12.173分)(Chiral Pak(登録商標)IA4.0mmx150mmx5μmカラム(溶離液:ヘキサン/EtOH=70/30(v/v)(0.1%ジエチルアミン(v/v)を含む)および流速:1mL/分)上において214nmでのUV吸収により検出される)。
【0219】
化合物7−4の合成.化合物7−1(50mg、0.12mmol)を含むDCM(4mL)の溶液にCF
3COOH(0.02mL)を添加した。室温で一晩中撹拌した後、反応混合物を濃縮した。残渣をDCM(0.5mL)に溶解し、得られた溶液をヘキサン(20mL)中に添加した。懸濁液を濾過し、固体を真空で乾燥させ、化合物7−4(30mg、58%収率)を得た。LC-MS (ESI): m/z 429 [M+H]
+;
1HNMR (500MHz, CDCl
3):
δ 7.89 (dd, J
1= 8 Hz, J
2= 5.5 Hz, 2H), 7.82 (s, 1 H),
7.67 (s
, 1H),7.22 (t, J = 8.5 Hz, 2H), 6.06 (t, J = 6.5 Hz, 1 H),
5.80 (br s, 1H), 3.75 - 4.50 (m, 2H), 3.01 (d, J = 4.5 Hz, 3H), 2.78 (s, 3H),
2.22 (s, 3H), 2.18 (t, J = 6 Hz, 2H) ppm。
【0220】
化合物7−5の合成.化合物7−2(40mg、0.093mmol)を含むMeOH(1mL)およびTHF(1mL)の溶液に、NaBH
4(10mg、0.28mmol)を添加した。0℃で10分間撹拌した後、数滴のアセトンを添加することにより反応を停止させた。溶媒を除去し、残渣をEtOAc(25mL)に溶解した。混合物を水で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し;残渣をDCM(0.5mL)に溶解し、得られた溶液をヘキサン(20mL)中に添加した。懸濁液を濾過し、固体を真空で乾燥させ、化合物7−5(10mg、25%収率)を白色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 433 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz,
CDCl
3): δ 7.92-7.94 (m, 3H), 7.56 (s, 1H), 7.18 (t, J = 8.5 Hz, 2H),
5.87 (br s, 1H), 5.15 (br s, 1 H), 3.83 (br s, 1H), 3.12 (s, 3H), 3.01 - 3.02
(m, 4H), 2.32 (br s, 1 H), 2.03 (br s, 3H) ppm。
スキーム8
【化142】
[この文献は図面を表示できません]
【0221】
工程1.スキーム8を参照されたい。化合物4−2(9.00g、18.9mmol)を含むDMF(100mL)の撹拌溶液にEt
3N(7.84mL、56.6mmol)、Pd(OAc)
2(212mg、0.94mmol)、dppp(469mg、1.13mmol)およびブチルビニルエーテル(12.1mL、94.4mmol)をArの雰囲気下で添加した。100℃で2時間撹拌した後、反応混合物を濃縮した。残渣をEtOAc(250mL)で希釈し、得られた混合物を水(100mLx3)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/EtOAc=16/1(v/v))、化合物8−1(3.9g、48%収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 427 [M+H]
+。
【0222】
工程2.化合物8−1(3.90g、9.13mmol)を含むTHF(60mL)の溶液に1N HCl水溶液(10mL)を室温で添加した。室温で15分間撹拌した後、反応混合物を濃縮し、残渣をDCM(100mL)で希釈した。得られた混合物をブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣を真空で乾燥させ、粗化合物8−2(3.27g、96%収率)を黄色固体として得、これを次の工程でさらに精製せずに使用した。LC-MS (ESI): m/z 372 [M+H]
+。
【0223】
工程3.化合物8−2(2.00g、5.38mmol)を含むEtOAc(50mL)の撹拌溶液にSnCl
2・2H
2O(3.47g、16.2mmol)を添加した。80℃で1時間撹拌した後、反応混合物に飽和NaHCO
3水溶液(50mL)を添加し、得られた混合物を室温で30分間撹拌した。その後、混合物を、Celite(登録商標)545を通して濾過し、濾過ケーキをEtOAc(50mLx3)で洗浄した。濾液の有機層をブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣を真空で乾燥させ、粗化合物8−3(1.8g、98%収率)を褐色固体として得、これを次の工程でさらに精製せずに使用した。LC-MS (ESI): m/z 342 [M+H]
+。
【0224】
工程4.化合物8−3(900mg、2.64mmol)を含む無水ピリジン(15mL)の撹拌溶液に、MsCl(0.25mL、3.17mmol)を0℃で添加した。室温で1時間撹拌した後、反応混合物をEtOAc(100mL)で希釈し、得られた混合物を2N HCl水溶液(20mLx2)およびH
2O(50mLx3)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/DCM/EtOAc=8/4/1(v/v)、化合物8−4(520mg、47%収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 442 [M+Na]
+。
【0225】
工程5.化合物8−4(380mg、0.91mmol)を含むMeOH(10mL)およびTHF(10mL)の溶液にNaBH
4(172mg、4.54mmol)を数回に分けて0℃で添加した。0℃で15分間撹拌した後、アセトン(1mL)を添加することにより反応を停止させた。混合物を濃縮し、残渣をEtOAc(100mL)で希釈した。得られた混合物を2N HCl水溶液(20mL)およびH
2O(50mLx3)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣を真空で乾燥させ、粗化合物8−5(240mg、63%収率)を得、これを次の工程でさらに精製せずに使用した。LC-MS (ESI): m/z 444 [M+Na]
+。
【0226】
工程6.化合物8−5(50mg、0.12mmol)を含むTHF(15mL)の撹拌溶液に、NaH(24mg、0.6mmol)を0℃でArの雰囲気下にて添加した。室温で15分間撹拌した後、混合物に化合物8−6(106mg、0.24mmol)(Angew. Chem. Intl. Ed. 2008, 47, 3784に記載された手順に従い調製)を0℃で添加し、得られた混合物を0℃で3時間、室温で一晩中撹拌した。その後、飽和NH
4Cl水溶液(10mL)を添加し、反応を停止させ、混合物を濃縮した。残渣をEtOAc(50mL)で希釈し、混合物をブライン(10mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/アセトン=4/1(v/v))、化合物8−7(30mg、56%収率)を白色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 448 [M+H]
+。
【0227】
工程7.化合物8−7(40mg、0.09mmol)を含むMeOH/THF(2mL/4mL)の溶液に、2.0N LiOH水溶液(0.18mmol、0.36mmol)を添加した。75℃で3時間撹拌した後、反応混合物を0℃まで冷却し、2N HCl水溶液で酸性化させpH値を5−6に調整した。その後、懸濁液を濾過し、固体を水で洗浄し、真空で乾燥させ、化合物8−8(38mg、97%収率)を白色固体として得、これを次の工程でさらに精製せずに使用した。LC-MS (ESI): m/z 442 [M+Na]
+。
【0228】
工程8.化合物8−8(40mg、0.10mmol)を含むDMF(3mL)の溶液に、HATU(43mg、0.12mmol)を添加した。得られた混合物を室温で60分間撹拌し、DIEA(0.16mL、0.95mmol)およびMeNH
2・HCl(20mg、0.29mmol)を添加した。室温で15分間撹拌した後、反応混合物を水(30mL)中に添加した。懸濁液を濾過し、固体を水で洗浄し、真空で乾燥させた。残渣をDCM(1.5mL)に溶解し、溶液をヘキサン(40mL)中に添加した。得られた懸濁液を濾過し、固体を真空で乾燥させ、化合物8−9(23mg、56%収率)を得た。 LC-MS (ESI): m/z 433 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz,
CDCl
3): δ 7.88 - 7.91 (m, 3H), 7.62 (s, 1H), 7.20 (t, J = 8.5 Hz, 2H), 5.80 (br s, 1H), 4.96 (q, J = 6.5 Hz, 1H), 4.15 -
4.18 (m, 1H), 4.02 - 4.09 (m, 2H), 3.29 - 3.34 (m, 1H), 3.15 (s, 3H), 3.01 (d,
J = 5.0 Hz, 3H), 1.74 (d, J = 6.5 Hz, 3H) ppm。化合物8−9を一対の鏡像異性体に分離した:鏡像異性体8−9_A(t
R=3.34分)および鏡像異性体8−9_B(t
R=3.89分)(Daicel Chiral Pak AS−Hカラム(溶離液:MeOH/液体CO
2=10/90(v/v)、流速:60g/分および背圧:100bar)上において214nmでのUV吸収により検出される)。
スキーム9
【化143】
[この文献は図面を表示できません]
【0229】
工程1.スキーム9を参照されたい。化合物4−2(2.37g、5.00mmol)を含む無水THF(70mL)の溶液に、市販の2−アリ−4,4,5,5−テトラメチル−l,3,2−ジオキサボロラン(1.09g、6.50mmol)、Pd(PPh
3)
4(0.58g、0.50mmol)およびCsF(3.0g、19.87mmol)をArの雰囲気下で添加した。得られた混合物を80℃で3時間撹拌し、濃縮した。残渣を水(100mL)で希釈し、EtOAc(50mLx3)で抽出した。有機抽出物を合わせ、ブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/EtOAc=200/1(v/v))、化合物9−1(670mg、36%収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 370 [M+H]
+。
【0230】
工程2.化合物9−1(670mg、1.82mmol)を含むDCM(110mL)の溶液を、反応溶液が淡青色に変わるまで、−78℃にてO
3でパージした。その後、PPh
3(1.19g、4.5mmol)を添加し、混合物を室温で一晩中撹拌した。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/EtOAc=20/1〜10/1(v/v))、化合物9−2(570mg、82%収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 372 [M+H]
+。
【0231】
工程3.化合物9−2(420mg、1.13mmol)を含むMeOH(11mL)およびTHF(11mL)の溶液に、NaBH
4(172mg、4.53mmol)を0℃で添加した。0℃で30分間撹拌した後、数滴のアセトンを添加して、反応を停止させた。混合物を濃縮し、残渣を水(50mL)およびEtOAc(50mL)で希釈した。水相をEtOAc(50mLx2)で抽出し、有機抽出物を合わせ、ブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣を真空で乾燥させ、粗化合物9−3(422mg、定量的収率)を得、これを次の工程でさらに精製せずに使用した。LC-MS (ESI): m/z 374 [M+H]
+。
【0232】
工程4.化合物9−3(410mg、1.10mmol)を含むEtOAc(150mL)の溶液に10%Pd/C(400mg)を添加した。得られた混合物をH
2でフラッシングし、室温で一晩中H
2の雰囲気下で撹拌した。その後、反応混合物を、Celite(登録商標)545を通して濾過し、濾過ケーキをEtOAc(50mLx2)で洗浄した。濾液を濃縮し、残渣を真空で乾燥させ、粗化合物9−4(372mg、99%収率)を得た。LC-MS (ESI): m/z 344 [M+H]
+。
【0233】
工程5.化合物9−4(372mg、1.08mmol)を含むCH
2Cl
2(10mL)の溶液にDMAP(20mg)、Et
3N(654mg、6.48mmol)およびMsCl(500mg、4.33mmol)を0℃で添加した。0℃で30分間、室温で1.5時間撹拌した後、反応混合物に飽和NaHCO
3水溶液(5mL)を添加した。混合物をDCM(50mL)で希釈し、有機層をブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/アセトン=4/1(v/v))、化合物9−5(200mg、46%収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 404 [M+H]
+。
【0234】
工程6.化合物9−5(200mg、0.500mmol)を含むMeOH/THF(6mL/12mL)の溶液にLiOH(2.0N水溶液、2.0mmol)を添加した。得られた混合物を70℃で一晩中撹拌し、その後1N HCl水溶液(水溶液、4mL)で0℃にて酸性化させた。懸濁液を濾過し、固体を水で洗浄し、真空で乾燥させ、粗化合物9−6(170mg、90%収率)を白色固体として得、これを次の工程でさらに精製せずに使用した。LC-MS (ESI): m/z 376 [M+H]
+。
【0235】
工程7.化合物9−6(70mg、0.18mmol)を含むDMF(4mL)の溶液にHATU(85mg、0.22mmol)を添加した。得られた混合物を室温で30分間撹拌し、続いてDIEA(0.33mL、1.8mmol)およびMeNH
2・HCl(76.0mg、1.12mmol)を添加した。室温で20分間撹拌した後、反応混合物を水(50mL)中に添加した。得られた懸濁液を濾過し、固体を水で洗浄し、真空で乾燥させた。その後、残渣をDCMに溶解し、溶液をヘキサン中に添加し、生成物を沈殿させた。得られた懸濁液を濾過し、固体を真空で乾燥させ、化合物9−7(40mg、55%収率)を白色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 389 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz,
CDCl
3): δ 7.85 - 7.88 (m, 2H), 7.64 (s, 1H), 7.57 (s, 1H), 7.18 (t, J = 8.5 Hz, 2H), 5.82 (br s, 1H), 4.06 (t, J = 8.0 Hz, 2H), 3.23 (t, J= 8.0 Hz, 2H), 2.99 (d, J = 4.5 Hz, 3H),
2.90 (s, 3H) ppm。
スキーム10
【化144】
[この文献は図面を表示できません]
【0236】
工程1.スキーム10を参照されたい。iPr
2NH(27mL、190.7mmol)を含むTHF(140mL)の混合物に、nBuLi(2.5Mのヘキサン溶液、73mL、181.6mmol)を−78℃にて、一滴ずつ添加した。混合物を−78℃で30分間撹拌し、その後、室温まで、さらに20分間撹拌しながら温めた。その後、化合物10−1(10g、45.4mmol)(WO2009051306に記載される手順に従うことにより調製)およびI
2(28.5g、114mmol)を含むTHF(70mL)の混合物に、新たに調製したLDA溶液を−78℃にて一滴ずつ添加した。3.5当量のLDAを添加した時に化合物10−1は消費され、飽和NH
4Cl水溶液を添加することにより反応を停止させた。混合物を室温まで温め、濃縮した。残渣を水で希釈し、EtOAc(100mLx3)により抽出した。有機抽出物を合わせ、ブラインにより洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(ヘキサン/EtOAc=5/1(v/v))、化合物10−2(13g、83%収率)を黄色固体として得た。
1H NMR (300MHz, CDCl
3): δ
7.48 (d, 1H), 7.39 (dd, 1H), 6.84 (dd, 1H), 4.42 (q, 2H), 3.83 (s, 3H), 1.45
(t, 3H) ppm。
【0237】
工程2.化合物10−1(3.34g、10mmol)、10−2(1.40g、10mmol)およびPd(PPh
3)
4(0.58g、0.5mmol)を含む2M Na
2CO
3水溶液(15mL)およびジオキサン(75mL)の混合物を脱ガスし、窒素で再充填した。プロセスを3回繰り返した。その後、混合物を90℃で密閉フラスコ内にて24時間撹拌した。冷却した後、反応混合物を濃縮した。残渣をDCMと水の間で分配させた。水層をDCMで数回抽出した。有機抽出物を合わせ、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(EtOAc/ヘキサン=1/20〜1/15(v/v))、化合物10−3(2.54g、88%収率)を得た。LC-MS (ESI): m/z 315 [M+H]
+;
1H NMR (300MHz,
CDCl
3): δ 7.68 (m, 1H), 7.57 (d, J = 1.3 Hz, 1H), 7.46 (m, 1H), 7.44
(d, J = 8.9 Hz, 1H), 7.16 - 7.30 (m, 2H), 6.98 (dd, J = 1.3 および8.9 Hz, 1H), 4.32 (q, J = 7.3 Hz, 2H), 3.92 (s, 3H), 1.27 (t, J =
7.3 Hz) ppm。
【0238】
工程3.化合物10−3(2.54g、8.7mmol)を含むクロロホルムの溶液に70%HNO
3(w/w、4.7mL、105mmol)を徐々に添加した。添加を完了した後、溶液を−20℃で30分間、室温で一晩中撹拌した。反応混合物をジクロロメタン(150mL)で希釈し、水(50mLx5)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(EtOAc/ヘキサン=1/9〜1/6(v/v))、化合物10−4(1.98g、68%収率)を得た。
1H NMR (300MHz, CDCl
3): δ
8.10 (s, 1H), 7.79 (s, 1H), 7.69 (m, 1H), 7.56 (m, 1H), 7.20 - 7.36 (m, 2H),
4.35 (q, J = 7.3 Hz, 2H), 4.05 (s, 3H), 1.25 (t, J = 7.3 Hz) ppm。
【0239】
工程4.化合物10−4(1.98g、5.91mmol)を含むジクロロメタンの溶液に、−45℃で、BBr
3(0.68mL、7.1mmol)を含むジクロロメタン(6mL)の溶液を徐々に添加した。得られた混合物をその温度で30分間、その後、氷水浴中で30分間撹拌した。その後、冷反応混合物をジクロロメタン(100mL)で希釈し、氷水(10mL)を徐々に溶液中に添加し、過剰量のBBr
3を分解させた。有機層を水で洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣を真空で乾燥させ、化合物10−4の粗脱メチル化中間体を得、これを次の工程でさらに精製せずに使用した。LCMS(ESI):m/z344[M-l]
+。その後、Cs
2CO
3(3.85g、12mmol)を上記粗生成物を含むNMP(20mL)の溶液中に添加した。室温で10分間撹拌した後、反応混合物に、2−ブロモプロパン(0.67mL、7.1mmol)を添加し、得られた混合物を室温で2時間、50℃で18時間撹拌した。反応混合物を氷水(150mL)中に添加し、混合物をEtOAc(50mLx3)で抽出した。抽出物を合わせ、ブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣を真空で乾燥させ、粗化合物10−5(2.15g、94%収率)を得た。
1H NMR (300MHz, CDCl
3): δ
8.04 (s, 1H), 7.78 (s, 1H), 7.68 (m, 1H), 7.57 (m, 1H), 7.18 - 7.36 (m, 2H),
7.73 (m, 1H), 4.34 (q, J = 7.3 Hz, 2H), 1.44 (d, J = 7.4 Hz, 6H), 1.27 ( t, J =
7.3 Hz, 3H) ppm。
スキーム11
【化145】
[この文献は図面を表示できません]
【0240】
化合物11−2の合成.スキーム11を参照されたい。化合物11−1(100mg、0.22mmol)を含むTHF(6.0mL)および水(1.5mL)の溶液に、OsO
4(1.5mL、4%水溶液、0.23mmol)を室温で添加した。反応物を5分間撹拌し、その後NMO(0.028mL、0.027mmol)を添加した。4時間撹拌した後、Na
2SO
3(454mg、3.6mmol)を添加することにより反応を停止させた。反応物をジクロロメタン(25mLx2)で抽出し、抽出物を合わせ、ブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をジクロロメタン(5mL)に再溶解した。その後、NaIO
4(103mg、0.48mmol)、シリカゲル(650mg)および水(0.2mL)を混合物に室温で添加した。4時間撹拌した後、反応物をジクロロメタン(50mL)で希釈し、ブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(EtOAc/ヘキサン=1/10(v/v))、化合物11−2(70mg、70%収率)を得た。LC-MS (ESI): m/z 449 [M+H]
+;
1H NMR (300MHz,
CDCl
3): δ 8.23 (s, 1H), 7.68 - 7.80 (m, 1H), 7.67 (s, 1H), 6.95 -
7.10 (m, 2H), 5.80 - 5.81 (m, 1H), 3.89 (t, J = 6.3 Hz, 2H), 3.03 (s, 3H), 2.99
(d, J = 4.9 Hz, 3H), 2.83 - 2.97 (m, 2H), 2.02 - 2.08 (m, 2H) ppm。
【0241】
化合物11−3の合成.化合物11−1(65mg、0.14mmol)を含むTHF(6.0mL)の溶液に、BH
3・SMe
2(2MのTHF溶液、0.22mL、0.44mmol)を室温で添加した。室温で一晩中撹拌した後、3N NaOH水溶液(0.42mL、1.26mmol)を徐々に添加した。室温で30分間撹拌した後、H
2O
2(水中30%(w/w)、0.42mL)を添加し、得られた混合物を室温でさらに30分間撹拌した。その後、反応混合物をEtOAc(50mL)で希釈し、有機層をブラインおよび水で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(EtOAc/ヘキサン=1/10(v/v))、化合物11−3(50mg、77%収率)を得た。LC-MS (ESI): m/z 465 [M+H]
+;
1H NMR (300MHz,
CDCl
3): δ 7.64 - 7.69 (m, 1H), 7.26 (s, 1 H), 7.45 (br. s, 1 H),
6.85 - 6.98 (m, 2H), 4.04 - 4.15 (m, 1H), 3.55 - 3.80 (m, 3H), 3.83 -3.89(m,1H),
3.08 (s, 3H), 2.89 (s, 3H), 1.75 - 1.95 (m, 4H) ppm。
スキーム12
【化146】
[この文献は図面を表示できません]
【0242】
工程1.スキーム12を参照されたい。Br
2の溶液(1MのAcOH溶液、10mL、10mmol)を、市販の化合物12−1(1.24g、10mmol)を含むAcOH(35mL)の溶液中に室温で徐々に添加した。室温で1時間撹拌した後、反応混合物を濾過し、固体を真空で乾燥させ、化合物12−2(1.41g、69%収率)を得た。
1H NMR (300MHz, CD
3OD):
δ 7.84 (s, 1H), 6.29 (s, 1H), 3.87 (s, 3H) ppm。
【0243】
工程2.化合物12−2(1.41g、6.9mmol)および2−ブロモ−3−(4−フルオロ−フェニル)−3−オキソ−プロピオン酸エチルエステル(12−3)(1.01g、3.5mmol)を含むエタノール(100mL)の混合物を70℃で22時間撹拌した。溶媒を除去し、残渣をDCM(50mL)と水(25mL)の間で分配させた。有機層を飽和Na
2CO
3水溶液および水で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(EtOAc/DCM=1/10(v/v))、化合物12−4(0.90g、65%収率)を得た。
1H NMR (300MHz, CDCl
3): δ
9.57 (s, 1H), 7.74 - 7.78 (m, 2H), 7.09 - 7.15 (m, 2H), 7.04 (s, 1H), 4.31 (q,
J = 7.2 Hz, 2H), 4.00 (s, 3H), 1.25 (t, J = 7.2 Hz, 3H) ppm。
【0244】
工程3.LiOH(0.25g、6.0mmol)を含む水(4.5mL)の溶液を、化合物12−4(0.90g、2.3mmol)を含むTHF(9mL)の溶液に添加した。50℃で24時間撹拌した後、1N HCl水溶液を添加することにより反応混合物をpH約3.0まで酸性化させた。溶媒を除去し、残渣を真空で乾燥させ、粗化合物12−5を得、これを次の工程でさらに精製せずに使用した。LC-MS: m/z 365 [M+H]
+。
【0245】
工程4.化合物12−5(0.83g、2.28mmol)、CH
3NH
2・HCl(0.31g、4.56mmol)、EDC・HCl(0.66g、3.42mmol)、HOBt・H
2O(0.52g、3.4mmol)およびDIPEA(1.88mL、11.4mmol)を含むDMF(22mL)の混合物を50℃で18時間撹拌した。反応混合物を氷水(250L)中に添加し、濾過した。固体を水で洗浄し、真空で乾燥させ、粗化合物12−6を得た。
1H NMR (300MHz, CDCl
3):
δ 9.70 (s, 1 H), 7.66 - 7.72 (m, 2H), 7.18 -7.24 (m, 2H), 6.97 (s, 1H), 5.65 (ブロード s, 1H, NH), 4.00 (s, 3H), 2.88 (d, J = 5.1 Hz, 3H) ppm。
【0246】
工程5.BBr
3(1.73mL、19mmol)を、化合物12−6(0.68g、1.8mmol)を含むDCM(4mL)の溶液に0℃で徐々に添加した。得られた反応混合物を室温で16時間N
2の雰囲気下で撹拌し、氷水(25mL)で処理した。5N NaOH水溶液を使用して、混合物のpHを塩基性に調整した後、混合物をDCM(25mLx3)で抽出した。有機抽出物を合わせ、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し、化合物12−7(0.36g、55%収率)を得た。 LC-MS: m/z 366 [M+H]
+。
【0247】
工程6.化合物12−7(0.36g、1.0mmol)、5−ブロモ−1−ペンテン(163mg、1.1mmol)およびK
2CO
3(113mg、2.0mmol)を含むDMF(12mL)の混合物を、50℃で8時間撹拌した。反応混合物を水に注ぎ入れ、濾過により沈殿を収集した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(EtOAc/DCM=1/7(v/v))、化合物12−8(0.21g、49%収率)を得た。LC-MS: m/z 432 [M+H]
+;
1H NMR(300MHz, CDCl
3):
δ 9.67 (s, 1H), 7.66 - 7.72 (m, 2H), 7.17 - 7.24 (m, 2H), 6.93 (s, 1H), 5.69 -
5.97 (m, 1H), 5.68 (br s, 1H), 5.02 - 5.16 (m, 2H), 4.08 (t, J = 6.8 Hz, 2H),
2.88 (d, J = 5.2 Hz, 3H), 2.28 - 2.37 (m, 2H), 1.96 - 2.06(m, 2H) ppm。
【0248】
工程7.化合物12−8(200mg、0.46mmol)、Pd(OAc)
2(10.3mg、0.046mmol)、PPh
3(48.5mg、0.19mmol)、LiCl(21.5mg、0.51mmol)およびEt
3N(0.26mL、1.8mmol)を含むDMF(6.0mL)の混合物を脱ガスし、N
2で再充填した。プロセスを3回繰り返した。120℃で18時間撹拌した後、混合物を氷水(100mL)中に添加した。懸濁液を濾過し、固体をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(EtOAc/DCM=1/7(v/v))、化合物12−9および12−10(100mg、62%収率)の混合物を、プロトンNMRにより決定された3/1の比で得た。LC-MS: m/z 352 [M+H]
+。化合物12−9:
1H NMR (300MHz, CDCl
3): δ
9.48 (s, 1H), 6.68 - 7.72 (m, 2H), 7.18 - 7.24 (m, 2H), 7.13 (s, 1H), 5.65 (br
s, 1H), 5.37 (s, 1H), 5.16 (s, 1H), 4.28 - 4.34 (m, 2H), 2.87 (d, J = 5.2 Hz,
3H), 2.58 - 2.66 (m, 2H), 2.05 - 2.12 (m, 2H) ppm。
【0249】
化合物12−11の合成.化合物12−9および12−10(10mg、0.028mmol)および10%Pd/C(5mg)を含むエタノール(4mL)の混合物を室温で6時間H
2の雰囲気下で撹拌した。混合物をCelite(登録商標)545を通して濾過し、濾過ケーキをDCM(20mLx2)で洗浄した。濾液を濃縮し、残渣をカラムクロマトグラフィー(EtOAc/DCM=1/7(v/v))により精製し、化合物13−11(8mg、80%収率)を得た。LC-MS: m/z 354 [M+H]
+;
1H NMR (300MHz, CDCl
3):
δ 9.28 (s, 1H), 7.72 - 7.78 (m, 2H), 7.63 (s, 1 H), 7.16 - 7.28 (m, 2H), 6.06 -
6.14 (m, 1H), 4.16 - 4.20 (m, 2H), 3.18 - 3.28 (m, 1H), 2.91 (d, J = 5.2 Hz,
3H), 2.08 - 2.20 (m, 1H), 1.90 - 2.05 (m, 2H), 1.68 -1.78 (m, 1H), 1.42 (d, J =
7.2 Hz, 3H) ppm。
【0250】
化合物12−10の合成.化合物12−9および12−10(28mg)を含むCF
3CO
2H(3mL)の溶液を70℃で48時間撹拌した。溶媒を除去し、残渣をDCM(25mL)で希釈した。混合物を飽和NaHCO
3水溶液と共にし、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(EtOAc/DCM=1/7(v/v))、化合物12−10(22mg、79%収率)を得た。LC-MS (ESI): m/z 352 [M+H]
+;
1H NMR (300MHz,
CDCl
3): δ 9.63 (s, 1H), 7.65 - 7.70 (m, 2H),
7.18 - 7.26 (m, 3H), 6.04 - 6.08 (m, 1H), 5.66 - 5.74 (m, 1H), 4.29 (t, J = 5.4
Hz, 2H), 2.60 (d, J = 4.8 Hz, 3H), 2.64 - 2.70 (m, 2H), 2.26 (s, 3H) ppm。
スキーム13
【化147】
[この文献は図面を表示できません]
【0251】
工程1.スキーム13を参照されたい。化合物13−1(10.0g、64.9mmol)を含むEtOH(400mL)の溶液に10%Pd/C(w/w)(4.60g)を添加した。反応混合物を室温でH
2の雰囲気下、24時間撹拌させた。その後、反応混合物を、Celite(登録商標)545を通して濾過し、濾過ケーキをEtOAc(100mLx3)で洗浄した。濾液を濃縮し、残渣を真空で乾燥させ、粗化合物13−2(8.0g、99%収率)を暗赤色油として得、これを次の工程でさらに精製せずに使用した。LC-MS (ESI): m/z 125 [M+H]
+。
【0252】
工程2.化合物13−2(7.99g、64.4mmol)およびEt
3N(59.4mL、386mmol)を含むDCM(100mL)の撹拌溶液に、MsCl(6.50mL、193mmol)を0℃で30分にわたり一滴ずつ添加した。室温で2時間撹拌した後、反応混合物を濾過し、濾液を濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/アセトン=6/1〜3/2(v/v))、化合物13−3(6.9g、38%収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 281 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz,
CDCl
3): δ 8.56 - 8.57 (d, J = 5 Hz, 1H),
8.42 (s, 1H), 6.97 - 6.98 (d, J = 5 Hz, 1H), 4.00 (s,
3H), 3.45 (s, 6H) ppm。
【0253】
工程3.O−(メシチルスルホニル)ヒドロキシアミン(MSH)(17.8mmol)を含むDCM(100mL)の溶液に、化合物13−3(5.00g、17.8mmol)を添加した。室温で一晩中撹拌した後、反応混合物を濃縮し、残渣を真空で乾燥させ、粗化合物13−4を得、これを次の工程でさらに精製せずに使用した。LC-MS (ESI): m/z 297 [M+H]
+。
【0254】
工程4.化合物13−4(粗、17.8mmol)およびエチル3−(4−フルオロフェニル)プロピオレート(3.43g、17.8mmol)を含むDMF(80mL)の溶液に、K
2CO
3(9.82g、71.2mmol)を一度に添加した。室温で2時間撹拌した後、反応混合物を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/アセトン=5/1〜3/1(v/v))、化合物13−5を得た。LC-MS (ESI): m/z 408 [M+H]
+。
【0255】
工程5.化合物13−5(1.00g、2.45mmol)を含むDMF(25mL)の溶液にK
2CO
3(1.02g、7.36mmol)および5−ブロモペント−1−エン(732mg、4.91mmol)を室温で添加した。80℃で2時間撹拌した後、反応混合物を氷水(100mL)に注ぎ入れた。得られた溶液をEtOAc(100mLx3)で抽出し、有機抽出物を合わせ、水(50mLx3)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/アセトン=3/1(v/v))、化合物13−6(1.0g、86%収率)を黄色油として得た。LC-MS (ESI): m/z 476 [M+H]
+。
【0256】
工程6.2−(ジエチルアミノ)エタンチオール・HCl(535mg、3.15mmol)およびt−BuONa(637g、6.62mmol)を含む無水DMF(25mL)の混合物を室温で15分間、N
2の雰囲気下で撹拌した。その後、化合物13−6(1.0g、2.1mmol)を含む無水DMF(5mL)の溶液を添加し、得られた混合物を30分間還流させ、氷水(50mL)に注ぎ入れ、0℃で維持した。1N HCl水溶液を添加することにより反応混合物のpH値を3〜4に調整し、得られた混合物をEtOAc(50mLx3)で抽出した。有機抽出物を合わせ、ブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(ヘキサン/EtOAc=2/1(v/v))、化合物13−7(370mg、38%収率)を黄色油として得た。LC-MS (ESI): m/z 462 [M+H]
+。
【0257】
工程7.化合物13−7(164mg、0.35mmol)およびDMAP(2.0mg、0.016mmol)を含むCH
2Cl
2(6mL)の溶液にEt
3N(100μL、0.72mmol)、続いてTf
2O(70μL、0.42mmol)を0℃で添加した。0℃で30分間撹拌した後、反応混合物を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/EtOAc=7/1(v/v))、化合物13−8(102mg、48%収率)を黄色油として得た。LC-MS (ESI): m/z 594 [M+H]
+。
【0258】
工程8.化合物13−8(215mg、0.36mmol)、Pd(OAc)
2(8mg、0.036mmol)、dppf(66mg、0.12mmol)および酢酸ナトリウム(36mg、0.43mmol)を含むDMF(20mL)の溶液を80℃で3時間N
2の雰囲気下で加熱した。反応混合物を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/EtOAc=5/1(v/v))、化合物13−9(115mg、61%収率)を白色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 444 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz,
CDCl
3): δ 8.70 (s, 1H), 8.12 (s, 1H),
7.78(m, 2H), 7.15 (m, 2H), 5.38 (s, 1H), 5.37 (s, 1H), 4.32 (q, J = 7.0 Hz,
2H), 3.87 (m, 2H), 2.91 (s, 3H), 2.58 (m, 2H), 1.99 (m, 2H), 1.31 (t, J = 7.0
Hz, 3H) ppm。
【0259】
工程9.化合物13−9(95mg、0.21mmol)を含むEtOH(40mL)およびTHF(10mL)の溶液に、10%Pd/C(40mg)を添加した。得られた混合物を室温で16時間H
2の雰囲気下で撹拌した。得られた混合物を濾過し、濾液を濃縮し真空で乾燥させ、粗化合物13−10を得、これを次の工程でさらに精製せずに使用した。LC-MS (ESI): m/z 446 [M+H]
+。
【0260】
工程10.化合物13−10(95mg、0.213mmol)およびLiOH(2.0m、0.852mmol)を含むMeOH(4mL)およびTHF(8mL)の混合物を75℃で48時間撹拌した。混合物を室温まで冷却し、濃縮した。残渣を水(30mL)で希釈し、2N HCl水溶液を添加することにより、そのpH値を5−6に調整した。得られた混合物をEtOAc(50mLx3)で抽出し、有機抽出物を合わせ、ブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣を真空で乾燥させ、粗化合物13−11(85mg、95%収率)を白色固体として得、これを直接次の工程でさらに精製せずに使用した。LC-MS (ESI): m/z 418 [M+H]
+。
【0261】
工程11.化合物13−11(85.0mg、0.20mmol)を含むDMF(2mL)の溶液に、HATU(93.0mg、0.24mmol)を添加した。室温で30分間撹拌した後、反応混合物にDIPEA(53mg、0.41mmol)およびMeNH
2・HCl(17mg、0.24mmol)を添加し、得られた混合物を室温で30分間撹拌した。その後、反応混合物を氷水に注ぎ入れ、懸濁液を濾過した。固体を収集し、真空で乾燥させ、粗化合物13−12を得た。LC-MS (ESI): m/z 431 [M+H]
+;
1H NMR (500 Hz,
CDCl
3): δ 8.51 (s, 1 H), 8.21 (s, 1H), 7.66 (dd, J
1= 5.5
Hz, J
2= 8.5 Hz, 2H), 7.23 (t, J = 8.5 Hz,
2H), 5.5 (m, 1H), 4.19 (m, 1H), 3.21 (m, 2H), 3.16 (s, 3H), 2.86 (d, J = 4.5 Hz, 3H), 1.97 - 2.06 (m, 2H), 1.63 - 1 .78 (m, 2H), 1.49 (d,
J = 6.5 Hz, 3H) ppm。化合物13−12を一対の鏡像異性体に分離した:鏡像異性体13−12_A(t
R=11.306分)および鏡像異性体13−12_B(t
R=14.966分)(Daicel CHIRAL PAK IA 4.0mmx150mm×5μmカラム(溶離液:ヘキサン/EtOH=70/30(v/v)(0.1%(v/v)ジエチルアミンを含む)および流速:1mL/分)上において214nmでのUV吸収により検出される)。
スキーム14
【化148】
[この文献は図面を表示できません]
【0262】
工程1.スキーム14を参照されたい。化合物14−1(10.0g、43.28mmol)およびLiOH(5.46g、129.8mmol)を含むTHF(400mL)、MeOH(200mL)および水(100mL)の混合物を70℃で2時間、N
2の雰囲気下で撹拌した。その後、反応混合物を0℃まで冷却し、濃HCl水溶液を添加することにより、そのpH値を6に調整した。得られた懸濁液を濾過し、固体を真空で乾燥させ、化合物14−2(7.8g、83%収率)を得た。LC-MS (ESI): m/z 211 [M+H]
+。
【0263】
工程2.化合物14−2(7.81g、35.6mmol)、DPPA(9.40mL、43.5mmol)およびEt
3N(5.90mL、42.5mmol)を含むt−BuOH(300mL)の混合物を90℃で6時間、N
2の雰囲気下で撹拌した。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/EtOAc=5/1〜4/1(v/v))、化合物14−3(4.9g、47%収率)を白色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 234 [M-56+H]
+。
【0264】
工程3.化合物14−3(5.10g、17.7mmol)およびメチル2−ブロモ−3−(4−フルオロフェニル)−3−オキソプロパノエート(5.84g、21.2mmol)を含むDMF(80mL)の混合物を80℃で42時間、N
2の雰囲気下で撹拌した。その後、反応混合物を0℃まで冷却し、続いてNaHCO
3(1.9g)の水溶液(20mL)を添加した。0℃で15分間撹拌した後、混合物を水(100mL)で希釈し、得られた懸濁液をEtOAc(100mLx3)で抽出した。有機抽出物を合わせ、水(10mLx3)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/EtOAc=40/1〜20/1(v/v))、化合物14−4(1.9g、23%収率)を得た。LC-MS (ESI): m/z 464 [M+H]
+。
【0265】
工程4.化合物14−4(1.8g、3.9mmol)を含むジオキサン(10mL)の溶液に、4N HClのジオキサン溶液(10mL)を添加した。室温で3時間撹拌した後、反応混合物を濃縮し、残渣を真空で乾燥させ、粗化合物14−5を得、これを次の工程でさらに精製せずに使用した。LC-MS (ESI): m/z 364 [M+H]
+。
【0266】
工程5.化合物14−5(1.4g、3.86mmol)を含むピリジン(30ml)の撹拌溶液に、MsCl(1.33g、11.6mmol)を0℃で添加した。室温で1.5時間撹拌した後、反応混合物を濃縮し、残渣を水(50mL)で希釈した。その後、混合物に2N HCl水溶液を添加することによりそのpH値を5−6に調整した。得られた懸濁液を濾過し、固体を真空で乾燥させ、化合物14−6を得、これを次の工程でさらに精製せずに使用した。LC-MS (ESI): m/z 520 [M+H]
+。
【0267】
工程6.化合物14−6(2.00g、3.86mmol)およびK
2CO
3(532mg、3.86mmol)を含むMeOH(100mL)の溶液を室温で30分間撹拌した。懸濁液を濾過し、濾液を濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/アセトン=2/1〜1/2(v/v))、化合物14−7(970mg、56%収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 442 [M+H]
+。
【0268】
工程7.化合物14−7(970mg、2.19mmol)を含むDMF(30mL)の溶液にK
2CO
3(1.21g、8.76mmol)および5−ブロモペント−1−エン(784mg、5.26mmol)を室温で添加した。80℃で16時間、90℃で24時間撹拌した後、反応混合物を濃縮し、残渣を水(50mL)で希釈した。混合物をEtOAc(50mLx2)で抽出した。有機抽出物を合わせ、水(50mLx2)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/アセトン=5/1(v/v))、化合物14−8(380mg、34%収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 510 [M+H]
+。
【0269】
工程8.化合物13−11の合成に対して記載した手順に従い、化合物13−8を14−8と置換して、化合物14−12を得た。 LC-MS (ESI): m/z 431 [M+H]
+;
1H NMR (500 Hz,
CDCl
3): δ 9.37 (s, 1H), 7.67 (m, 2H), 7.60 (s, 1H), 7.21 (t, J = 8.5
Hz, 2H), 5.72 (m, 1H), 3.24 (m, 2H), 3.16 (s, 3H), 2.87 (d, J = 5.0 Hz, 3H), 1
.74-2.02 (m, 4H), 1.48 (d, J= 7.0 Hz, 3H) ppm。
スキーム15
【化149】
[この文献は図面を表示できません]
【0270】
工程1.スキーム15を参照されたい。NaH(80g、60%鉱物油分散物、2mol)を含むトルエン(1.2L)の溶液に、炭酸ジエチル(295g、2.50mol)を0℃で添加した。室温で2時間撹拌した後、混合物を一滴ずつ、化合物15−1(99g、0.50mol)を含むトルエン(400mL)の溶液に還流しながら添加した。一晩中還流させた後、反応混合物を室温まで冷却し、連続してHOAc(140mL)およびHCl水溶液(2M、864mL)で処理した。得られた混合物をEtOAc(400mLx3)で抽出し、有機抽出物を合わせ、水(500mLx4)およびブライン(200mLx2)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣を真空で乾燥させ、化合物15−2(122g、90%収率)を油として得た。LC-MS (ESI): m/z 271.0 [M+H]
+。
【0271】
工程2.化合物15−2(100g、369mmol)を含むDMF(70mL)の溶液に、p−ベンゾキノン(40g、369mmol)、続いてZnCl
2(50g、369mmol)を何回かに分けて室温で添加した。105℃で3.5時間撹拌した後、反応混合物を水(800mL)とEtOAc(800mL)の間で分配させ、濾過した。水相をEtOAc(500mLx2)で抽出した。有機抽出物を合わせ、水(1000mLx2)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/アセトン=10/1(v/v))、化合物15−3(26g、20%収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 361.0 [M+H]
+。
【0272】
工程3.化合物15−3(26g、72mmol)を含むNMP(200mL)の溶液にCS
2CO
3(47.0g、144mmol)を添加した。室温で20分間撹拌した後、2−ブロモプロパン(20.0ml、216mmol)を添加した。得られた混合物を80℃で4時間撹拌し、その後、アンモニアで希釈し、30分間撹拌した。混合物を水(200mL)で希釈し、水相をEtOAc(150mLx3)で抽出した。有機抽出物を合わせ、水(200mLx3)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣を真空で乾燥させ、化合物15−4(27.5g、95%収率)を無色油として得た。LC-MS (ESI): m/z 403.0 [M+H]
+。
【0273】
工程4.HNO
3(濃66mL、0.89mol)およびCH
2Cl
2(300mL)の溶液に、化合物15−4(27.5g、68.2mmol)を含むCH
2Cl
2(120mL)の溶液を一滴ずつ0℃で1時間にわたって添加した。室温で30分間撹拌した後、反応混合物を水(200mL)で希釈し、DCM(150mLx3)で抽出した。有機抽出物を合わせ、水(200mLx3)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をメチルt−ブチルエーテル(MTBE)で再結晶化させ、化合物15−5(24.6g、80%収率)を淡黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 448.0 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz, CDCl
3): δ 7.92 (d, J = 8.5
Hz, 2H), 7.87 (m, 2H), 7.76 (s, 1H), 7.65 (d, J = 8.5 Hz, 2H),4.69 - 4.74 (m,
1H), 4.40 - 4.44 (m, 2H), 1.54 (s, 6H), 1.41 - 1.45 (t, 3H) ppm。
【0274】
工程5.化合物15−5(5.0g、11.2mmol)、4−フルオロフェノール(1.7g、14.5mmol)、Pd(OAc)
2(250mg、1.12mmol)、t−BuXphose(380mg、0.9mmol)およびK
3PO
4(4.8g、22.4mmol)を含むトルエン(50mL)の混合物を100℃でArの雰囲気下で撹拌し、LC−MSによりモニタした。2時間後、反応混合物を濃縮し、残渣を水(100mL)で希釈した。混合物をEtOAc(100mLx3)で抽出し、有機抽出物を合わせ、水(100mLx2)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣を真空で乾燥させ、粗化合物15−6(4.8g、90%収率)を黄色粉末として得た。LC-MS (ESI): m/z 480.1 [M+H]
+。
【0275】
工程6.化合物15−6(2.0g、4.2mmol)を含むDCM(30mL)の溶液にBCl
3(8.4mL、8.4mmol)を一滴ずつ−78℃で添加した。−40℃で1時間撹拌した後、NH
4Cl飽和水溶液(20mL)を添加することにより反応を停止させた。得られた混合物をDCM(50mLx2)で抽出し、有機抽出物を合わせ、水(50mLx3)およびブライン(50mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣を真空で乾燥させ、粗化合物15−7(1.6g、90%収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 438.1 [M+H]
+。
【0276】
工程7.化合物15−7(1.6g、3.9mmol)およびDMAP(24mg、0.2mmol)を含むDCM(30mL)の溶液に、0℃で、Et
3N(790mg、7.8mmol)、続いてTf
2O(1.6g、5.82mmol)を添加した。室温で1時間撹拌した後、LC−MS分析により、反応が完了したことが示された。混合物をDCM(100mL)で希釈し、水(50mLx3)およびブライン(50mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣を真空で乾燥させ、粗化合物15−8(1.8g、94%収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 570.0 [M+H]
+。
【0277】
工程8.化合物15−8(1.8g、3.2mmol)を含むCH
3CN(50mL)の溶液に、NaOAc(1.6g、16mmol)、dppf(180mg、0.32mmol)、およびPd(OAc)
2(150mg、0.64mmol)を添加し、得られた混合物をArで飽和させた。1−(ビニルオキシ)ブタン(1.6g、16mmol)を添加した後、混合物を100℃で2時間Arの雰囲気下で撹拌した。その後、反応混合物を室温まで冷却し、濃縮し、EtOAc(100mL)で希釈した。得られた混合物を水(50mLx2)およびブライン(100mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をTHF(50mL)およびHCl水溶液(2N、12mL)に溶解した。1時間還流させた後、混合物を室温まで冷却し、濃縮し、有機溶媒のほとんどを除去した。得られた混合物を、EtOAc(50mLx2)で抽出した。有機抽出物を合わせ、水(50mLx3)およびブライン(50mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣を真空で乾燥させ、粗化合物15−9(1.4g、98%収率)を得た。LC-MS (ESI): m/z 464.1 [M+H]
+。
【0278】
工程9.化合物15−9(1.4g、3.4mmol)を含むEtOAc(50mL)の溶液に、SnCl
2・2H
2O(2.8g、13.6mmol)を室温で添加し、得られた混合物を80℃で1時間撹拌した。混合物を室温まで冷却し、飽和NaHCO
3水溶液を添加することにより、そのpH値を8〜9に調整した。混合物を濾過し、濾液をEtOAc(50mLx2)で抽出した。有機抽出物を合わせ、水(50mLx3)およびブライン(50mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣を真空で乾燥させ、粗化合物15−10(1.1g、85%収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 434.1 [M+H]
+。
【0279】
工程10.化合物15−10(1.1g、2.5mmol)を含む無水ピリジン(20mL)の溶液にMsCl(1.8mL)を0℃で添加した。混合物を30℃で2時間撹拌し、LC−MS分析により、反応が完了したことが示された。混合物を水(100mL)およびEtOAc(50mL)で希釈した。水相をEtOAc(50mLx3)で抽出した。有機抽出物を合わせ、飽和NH
4Cl水溶液(50mLx3)およびブライン(50mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣を真空で乾燥させ、粗化合物15−11(1.1g、90%収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 512.1 [M+H]
+。
【0280】
工程11.化合物15−11(1.1g、2.1mmol)を含むTHF(30mL)の溶液にNaBH
4(560mg、14.7mmol)を何回かに分けて0℃で添加した。0℃で30分間撹拌した後、LC−MS分析により反応が完了したことが示され、アセトン(2mL)を添加して、過剰量のNaBH
4を反応停止させた。混合物を濃縮し、残渣をEtOAc(100mL)で希釈した。得られた混合物を水(50mLx3)およびブライン(50mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣を真空で乾燥させ、化合物15−12(0.9g、90%収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 514.1 [M+H]
+。
【0281】
工程12.化合物15−12(0.9g、1.7mmol)を含む無水DCM(30mL)の溶液にNaH(パラオイル中60%、200mg、5mmol)を0℃で、続いて化合物8−6(1.1g、2.55mmol)を添加した。0℃で3時間、室温で12時間撹拌した後、飽和NH
4Cl水溶液(10mL)を添加することにより反応を停止させた。得られた混合物をDCM(30mLx3)で抽出し、有機抽出物を合わせブライン(50mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/EtOAc=6/1(v/v))、化合物15−13(520mg、55%収率)を白色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 540.1 [M+H]
+。
【0282】
工程13.化合物15−13(520mg、0.96mmol)を含むMeOH/THF(4mL/8mL)の溶液に、LiOH水溶液(2.0M、2mL)を室温で添加した。80℃で12時間撹拌した後、反応混合物を室温まで冷却し、HCl水溶液(2.0M)を添加することによりそのpH値を2〜3に調整した。有機溶媒を除去し、残渣をEtOAc(50mL)で希釈した。有機層を単離し、ブライン(25mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣を真空で乾燥させ、粗化合物15−14(442mg、90%収率)を白色固体として得た。LC-MS: (ESI): m/z 512.1 [M+H]
+。
【0283】
工程14.化合物15−14(442mg、0.86mmol)をDMF(5mL)に溶解し、続いてHATU(450mg、1.17mmol)を添加した。室温で1時間撹拌した後、反応混合物にDIPEA(503mg、3.9mmol)およびMeNH
2・HCl(157mg、2.34mmol)を添加した。得られた混合物を室温でさらに1時間撹拌し、その後濃縮した。残渣を水(25mL)およびEtOAc(50mL)で希釈した。有機層を単離し、ブライン(25mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/EtOAc=5/1(v/v))、化合物15−15(360mg、80%収率)を白色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 525.1 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz,
CDCl
3): δ 7.89 (s, 1H), 7.82 - 7.84 (m, 2H), 7.26 (s, 1H), 7.04 -
7.12 (m,6H), 5.85 (m, 1H), 4.94 - 4.98 (m, 1H), 4.14 - 4.18 (m, 1H), 4.02 -
4.06 (m, 2H), 3.31 (m,1H), 3.15 (d, J = 8.5 Hz, 3H), 3.00 (d, J = 5.0 Hz, 3H),
2.07 - 1.73 (d, J= 6.5 Hz, 3H) ppm。化合物15−15を一対の鏡像異性体に分離した:鏡像異性体15−15a(t
R=3.66分)および鏡像異性体15−15b(t
R=4.25分)(4.6mmx250mmx5μm Daicel CHIRALPAK AS−Hカラム(カラム温度:39.7℃;溶離液:MeOH/液体CO
2=20/80(v/v);CO
2流速:2.4g/分および共溶媒流速:0.6g/分;前圧:198barおよび背圧:150bar)上において214nmでのUV吸収により検出される)。
スキーム16
【化150】
[この文献は図面を表示できません]
【0284】
工程1.スキーム16を参照されたい。化合物16−1(1.00g、7.14mmol)およびSEMCl(0.670mL、7.14mmol)を含むCH
3CN(10mL)の溶液に、Cs
2CO
3(1.57g、7.86mmol)を徐々に添加した。室温で3時間撹拌した後、反応混合物を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/EtOAc=3/1〜1/1(v/v))、化合物16−2(1.35g、70%収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 271.1 [M+H]
+。
【0285】
工程2.化合物16−2(1.25g、4.61mmol)を含むEtOH(20mL)の溶液に10%Pd/C(311mg)を添加し、反応混合物を室温で一晩中水素の雰囲気下で撹拌した。混合物をCelite(登録商標)545を通して濾過し、濾過ケーキをEtOH(20mLx2)で洗浄した。濾液を濃縮し、残渣を真空で乾燥させ、化合物16−3(1.10g、99%収率)を黄色油として得た。LC-MS (ESI): m/z 241.1 [M+H]
+。
【0286】
工程3.化合物16−3(1.10g、4.58mmol)およびEt
3N(3.72mL、26.7mmol)を含むDCM(15mL)の溶液に、MsCl(0.63mL、8.0mmol)を含むDCM(30mL)の溶液を30分にわたり0℃で一滴ずつ添加した。室温で一晩中撹拌した後、反応混合物を、Celite(登録商標)545を通して濾過し、濾過ケーキをDCM(30mLx2)で洗浄した。濾液を濃縮し、残渣を真空で乾燥させ、化合物16−4および16−4’の混合物(2.30g)を黄色油として得、これを直接次の工程でさらに精製せずに使用した。それぞれ、化合物16−4および16−4’に対し、LC-MS (ESI):m/z 319.1 [M+H]
+および397.1
[M+H]
+。
【0287】
工程4.化合物16−4および16−4’(2.30g、5.81mmol)を含むDMF(20mL)およびH
2O(4mL)の溶液に、K
2CO
3(2.94g、21.3mmol)および5−ブロモペント−1−エン(1.31g、8.83mmol)を室温で添加した。80℃で3時間撹拌した後、反応混合物を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/アセトン=4/1〜l/l(v/v))、化合物16−5(1.60g、90%収率、化合物16−3から2工程)白色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 387.2 [M+H]
+。
【0288】
工程5.化合物16−5(1.15g、2.98mmol)を含むTHF(25mL)の溶液にテトラブチルアンモニウムフロリド(TBAF)(2.33g、8.93mmol)を室温で添加した。45℃で一晩中撹拌した後、反応混合物を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/アセトン=3/1〜l/1(v/v))、化合物16−6(564mg、74%収率)を白色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 257.1 [M+H]
+。
【0289】
工程6.化合物16−6(564mg、2.20mmol)を含むDMF(30mL)の溶液にPBr
3(1.77g、6.61mmol)を添加し、得られた混合物を室温で30分間Arの雰囲気下で撹拌した。その後、飽和NaHCO
3水溶液(100mL)を添加することにより反応を停止させた。混合物をEtOAc(100mLx3)で抽出し、有機抽出物を合わせ、水(100mLx5)およびブライン(50mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣を真空で乾燥させ、粗化合物16−7(350mg、50%収率)を黄色粉末として得た。LC-MS (ESI): m/z 319.0 [M+H]
+。
【0290】
工程7.化合物16−7(400mg、1.26mmol)、Pd(OAc)
2(30mg、0.13mmol)、PPh
3(66mg、0.25mmol)、n−Bu
4Cl(350mg、1.26mmol)およびK
2CO
3(442mg、3.20mmol)を含むMeCN/H
2O(10mL/1mL)の混合物を80℃で一晩中N
2の雰囲気下で撹拌した。混合物を室温まで冷却し、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/アセトン=5/1〜2/1(v/v))、化合物16−8(135mg、45%収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 239.1 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz,
CDCl
3):δ8.68 (s, 1H), 8.50 - 8.51 (d, J = 5 Hz,1H), 7.23 - 7.24 (d, J = 5 Hz, 1H), 5.35 (s, 1H), 5.27 (s,
1H), 3.79 ( br, 2H), 2.91 (s, 3H), 2,49 - 2.51 (m, 2H), 1.96 - 1.99 (m, 2H) ppm。
【0291】
工程8.化合物16−8(130mg、0.544mmol)および10%Pd/C(50mg)を含むMeOH(30mL)の混合物を室温で24時間H
2の雰囲気下で撹拌した。反応混合物を、Celite(登録商標)545を通して濾過し、濾過ケーキをMeOH(30mLx2)で洗浄した。濾液を濃縮し、残渣を真空で乾燥させ、化合物16−9(120mg、92%収率)をオフホワイトの固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 241.1 [M+H]
+。
【0292】
工程9.O−(メシチルスルホニル)ヒドロキシルアミン(MSH)(0.498mmol)を含むDCM(10mL)の溶液に、化合物16−9(120mg、0.498mmol)を添加した。室温で一晩中撹拌した後、反応混合物を濃縮し、残渣を真空で乾燥させ、粗化合物16−10を淡黄色固体として得、これを直接次の反応でさらに精製せずに使用した。LC-MS (ESI): m/z 257.1 [M+H]
+。
【0293】
工程10.化合物16−10(0.50mmol)および16−11(128mg、0.50mmol)を含むDMF(6mL)の溶液に、K
2CO
3(275mg、2.0mmol)を1度に添加した。室温で24時間撹拌した後、反応混合物を濃縮し、残渣をEtOAc(100mL)と水(100mL)の間で分配させた。有機層を水(50mLx3)およびブライン(50mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/アセトン=10/1〜6/1(v/v))、化合物16−12(90mg、35%収率)を黄色固体として得た。 LC-MS (ESI): m/z 506.1 [M+H]
+。
【0294】
工程11.化合物16−12(80mg、0.16mmol)を含むMeOH(1mL)およびTHF(2mL)の混合物に、LiOH水溶液(2.0M、1.3mmol)を添加した。70℃で24時間撹拌した後、混合物を室温まで冷却し、2M HCl水溶液を添加することによりそのpH値を5−6に調整した。その後、H
2O(30mL)を添加し、得られた混合物をDCM(50mLx3)で抽出した。有機抽出物を合わせ、水(50mLx2)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣を真空で乾燥させ、粗化合物16−13(80mg)を黄色固体として得、これを直接次の工程でさらに精製せずに使用した。LC-MS (ESI): m/z 478.0 [M+H]
+。
【0295】
工程12.化合物16−13(80mg、0.16mmol)を含むDMF(2mL)の溶液に、HATU(71mg、0.19mmol)を添加した。室温で10分間撹拌した後、反応混合物にEt
3N(81mg、0.80mmol)、続いてMeNH
2・HCl(13mg、0.19mmol)を添加した。得られた混合物を室温で30分間撹拌し、その後EtOAc(25mL)と水(25mL)の間で分配させた。有機層を単離し、水(25mLx3)およびブライン(25mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/アセトン=10/1〜6/1(v/v))、化合物16−14(65mg、83%収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 491.1 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz,
CDCl
3): 8 8.53 (s, 1H), 8.21 (s, 1H), 7.68 (dd, J
1=2.0
Hz, J
2=6.8 Hz, 2H), 7.57 (dd, J
1=1.5 Hz, J
2=6.5
Hz, 2H), 5.51 (m, 1H), 4.18 (m, 1H), 3.23 (m, 2H), 3.11 (s, 3H), 2.89 (d, J = 5.0 Hz, 3H), 1.99 - 2.09 (m, 2H), 1.81 (m, 2H), 1.50 (d, J = 7.0
Hz, 3H) ppm。
【0296】
工程13.化合物16−14(60.0mg、0.122mmol)、4−フルオロフェノール(16.4mg、0.146mmol)、Pd(OAc)
2(2.7mg、0.012mmol)、t−BuXphos(2.6mg、0.0061mmol)およびK
3PO
4(51.7mg、0.244mmol)を含むトルエン(4mL)の混合物を80℃で4時間N
2の雰囲気下で撹拌した。混合物を濃縮し、残渣をEtOAc(25mL)で希釈し、Celite(登録商標)545を通して濾過した。濾液を濃縮し、残渣を分取HPLCにより精製し、化合物16−15(13mg、20%収率)を白色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 523.2 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz,
CDCl
3): δ 8.46 (s, 1H), 8.19 (s, 1H), 7.61 - 7.63 (m, 2H), 7.58 -
7.60 (m, 6H), 7.19 - 7.49 (m, 3H), 5.50 - 5.51 (d, J = 5.0 Hz, 1H), 4.11 (br, 1H),
3.14 - 3.17 (m, 2H), 3.03 (s, 3H), 2.76 - 2.77 (d, J = 5.0 Hz, 3H), 1.99 (m,
2H), 1.72 - 1.91 (m, 2H), 1.42 - 1.44 (d, J = 7.0 Hz, 3H) ppm。
【0297】
化合物16−15の類似体の合成.工程12で記載されるのと同じ手順に従い、4−フルオロフェノールを個々の置換フェノール(ArOH)と置換して化合物16−15の下記類似体を得た。
【表7】
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【0298】
化合物16−16の合成.化合物16−16を白色固体として、5%Pd/Cの存在下、EtOH中で、化合物16−14の水素化から得た。LC-MS (ESI): m/z 413.2 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz,
CDCl
3): δ 8.45 (s, 1H), 8.19 (s, 1H), 7.58- 7.59 (m, 2H), 7.45 -
7.49 (m, 3H), 5.51 (m 1H), 4.11 (m, 1H), 3.16 (m, 2H), 3.14 (s, 3H), 2.76 (d, J = 4.5 Hz, 3H), 1.90 - 1.99 (m, 2H), 1.73 (m, 1H), 1.48 (m, 1 H),
1.43 (d, J = 6.5 Hz, 3H) ppm。
スキーム17
【化151】
[この文献は図面を表示できません]
【0299】
工程1.スキーム17を参照されたい。化合物17−1(100mg、0.225mmol)(化合物6−5のオゾン分解により容易に調製される)、パラホルムアルデヒド(20mg、0.67mmol)およびモルホリン(2μL、0.02mmol)を含む酢酸(2mL)の混合物を120℃で2時間、N
2の雰囲気下で加熱した。反応混合物を濃縮し、残渣をTHF/EtOH(10mL/10mL)に溶解し、PtO
2(22mg)を添加した。室温で一晩中H
2の雰囲気下で撹拌した後、反応混合物を、Celite(登録商標)545を通して濾過し、濾過ケーキをEtOH(20mLx2)で洗浄した。濾液を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/EtOAc=4/1(v/v))、化合物17−3(45mg、33%収率、17−1から2工程)を白色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 460.1 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz,
CDCl
3): δ 8.40 (s, 1H), 8.12 (m, 2H), 7.71 (s, 1H), 7.20 (m, 2H),
4.45 (q, J = 7.0 Hz, 2H), 4.15 (m, 1H), 3.62 (m, 1H), 3.07 (s+m, 3+1H), 2.33
(m, 1 H), 1.79 (m, 1 H), 1.45 (t, J = 7.0 Hz, 3H), 1.32
(d, J = 7.0 Hz, 3H) ppm。
【0300】
工程2.化合物17−3(182mg、0.396mmol)およびLiOH(50mg、1.19mmol)を含むTHF(20mL)、MeOH(5mL)、および水(5mL)の混合物を還流させ、LC−MSによりモニタした。反応が完了した後、反応混合物を0℃まで冷却し、1M HCl水溶液を添加することによりそのpH値を7に調整した。有機溶媒を除去し、残渣を水(15mL)でトリチュレートし、その後濾過した。固体を水(10mLx3)で洗浄し、真空で乾燥させ、化合物17−4を得、これを次の工程でさらに精製せずに使用した。LC-MS (ESI): m/z 432.1 [M+H]
+。
【0301】
工程3.化合物17−4(約0.396mmol、粗)およびHATU(181mg、0.475mmol)を含むDMF(4mL)の溶液に、DIPEA(131μL、0.792mmol)を添加した。室温で15分間撹拌した後、混合物をDIPEA(196μL、1.19mmol)に添加し、続いてメチルアミン塩酸塩(80mg、1.19mmol)を添加し、得られた混合物を室温で2時間撹拌した。その後、混合物を濃縮し、残渣を水で希釈し、濾過した。固体を収集し、分取HPLCにより精製し、化合物17−5を白色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 445.1 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz,
CDCl
3): δ 8.13 (s, 1H), 8.00 (m, 2H), 7.21 (m, 2H), 7.71 (s, 1H),
5.90 (brs, 1H), 4.15 (m, 1H), 3.64 (m, 1H), 3.08 (s, 3H), 3.05 (d, J = 5.0 Hz, 3H), 3.03 (m, 1H), 2.32 (m, 1H), 1.80 (m, 1 H), 1.32 (d,
J = 6.5 Hz, 3H) ppm。
【0302】
工程4.化合物17−5(40mg、0.090mmol)を含むMeOH(4mL)の溶液にNaBH
4(10mg、0.27mmol)を0℃で添加した。0℃で30分間撹拌した後、数滴のアセトンを添加することにより反応を停止させた。溶媒を除去し、残渣を水(25mL)で希釈し、DCM(25mLx2)で抽出した。有機抽出物を合わせ、ブライン(25mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣を分取HPLCにより精製し、化合物17−6を白色固体として、cis−およびtrans−異性体の混合物として得た。LC-MS (ESI): m/z 447.1 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz,
CDCl
3, 主異性体): δ 7.93 (s, 2H), 7.87 (s, 1H),
7.58 (s, 1H), 7.20 (m, 2H), 5.93 (brs, 1H), 4.78 (d, = 7.0 Hz, 1H), 3.70 (m,
1H), 3.11 (s, 3H), 3.02 (d, J = 5.0 Hz, 3H), 2.08 (brs, 1H), 1.61 (brs, 1 H),
1.03 (brs, 3H) ppm。
【0303】
工程5.化合物17−6(88mg、0.20mmol)およびTsOH(8mg、0.04mmol)を含むトルエン(6mL)の混合物を2時間N
2の雰囲気下で還流させた。溶媒を除去し、残渣を分取HPLCにより精製し、化合物17−7を白色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 429.1 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz,
CDCl
3): δ 7.90 (m, 2H), 7.71 (m, 1H), 7.67 (s, 1H), 7.19 (m, 2H),
6.44 (s, 1H), 5.81 (brs, 1H), 3.87 (brs, 2H), 3.01 (d, J = 5.0 Hz, 3H), 2.74
(s, 3H), 2.68 (m, 2H), 2.00 (s, 3H) ppm。
【0304】
工程6.化合物17−7(56mg、0.13mmol)およびPtO
2(23mg)を含むTHF(4mL)およびMeOH(4mL)の混合物を室温で一晩中H
2の雰囲気下で撹拌した。混合物を、Celite(登録商標)545を通して濾過し、濾過ケーキをMeOH(25mLx2)で洗浄した。濾液を濃縮し、残渣を分取HPLCにより精製し、化合物17−8を白色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 431.1 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz,
CDCl
3): δ 7.90 (s, 2H), 7.67 (s, 1H), 7.58
(s, 1H), 7.19 (m, 2H), 5.79 (brs, 1 H), 4.10 (brs, 1H), 3.31 (brs, 1H), 3.06
(s, 3H), 3.01 (d, J = 5.0 Hz, 3H), 2.87 (m, 2H), 1.68 - 1.90 (m, 3H), 1.04 (d,
J = 6.0 Hz, 3H) ppm。
スキーム18
【化152】
[この文献は図面を表示できません]
【0305】
工程1.スキーム18を参照されたい。化合物8−4(656mg、1.57mmol)およびアミノプロペン(3.70mL、50.0mmol)を含むTHF(乾燥)の溶液にTi(O
iPr)
4(16.5mL、20.0mmol)を徐々に添加し、得られた混合物を室温で4時間撹拌した。その後、EtOH(30mL)およびNaBH
4(760mg、20.0mmol)を添加し、混合物を室温で一晩中撹拌した。その後、混合物を氷水(100mL)に注ぎ入れ、懸濁液を濾過した。濾液を濃縮し、残渣をEtOAc(200mL)で希釈し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/EtOAc=6/1(v/v))、化合物18−1(7.0g、87%収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 459.2 [M+H]
+。
【0306】
工程2.化合物18−1を含む無水DCM(30mL)の溶液に、NaH(172mg、43.0mmol)を0℃で添加した。0℃で30分間撹拌した後、化合物8−6(640mg、1.44mmol)を添加し、得られた混合物を0℃で3時間、室温で一晩中撹拌した。その後、飽和NH
4Cl水溶液(l0mL)を添加し、水相をDCM(25mLx3)で抽出した。有機抽出物を合わせ、ブライン(25mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/EtOAc=6/1(v/v))、化合物18−2(200mg、71%収率)を白色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 487.1 [M+H]
+。
【0307】
工程3.化合物18−2(100mg、0.100mmol)を含むMeOH/THF(1mL/2mL)の溶液にLiOH水溶液(2.0M、0.5mL)を添加した。80℃で12時間撹拌した後、HCl水溶液(2.0M)を添加することにより反応混合物を酸性化させpH2−3とし、その後濃縮した。残渣をEtOAc(25mL)に溶解し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣を真空で乾燥させ、粗酸を得、これを次の工程でさらに精製せずに使用した。LC-MS(ESI):m/z459.1[M+H]
+。その後、粗酸をDMF(3mL)に溶解し、HATU(74mg、0.25mmol)を添加した。混合物を室温で1時間撹拌し、その後DIPEA(0.40mL、2.02mmol)およびMeNH
2・HCl(82mg、1.2mmol)を添加した。室温で1時間撹拌した後、反応混合物を濃縮し、残渣をEtOAc(50mL)で希釈した。溶液をブライン(25mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/EtOAc=5/1(v/v))、化合物18−3(70mg、55%収率)を白色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 472.1 [M+H]
+。
【0308】
工程4.化合物18−3(42mg)を含むTHF(1mL)の溶液に、ポリメチルヒドロシロキサン(PMHS)(0.18mmol)、ZnCl
2(3.0mg、0.02mmol)およびPd[PPh
3]
4(1.04mg、0.009mmol)を添加し、混合物を25℃で12時間、N
2の雰囲気下で撹拌した。溶媒を除去し、残渣を分取HPLCにより精製し、化合物18−5(9mg、23%収率)を白色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 432.1 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz,
d
6-DMSO): δ 8.49 (m, 1H), 7.94 (dd,J
1= 5.0 Hz, J
2=
8.3 Hz, 2H), 7.74 (s, 1H), 7.50 (s, 1H), 7.39 (t, J = 9.0 Hz, 2H), 4.13 (m,
1H), 3.25 (m, 5H), 3.04 (m, 2H), 2.84 (d, J = 4.5 Hz, 3H), 1.49 (d, J = 6.5 Hz,
3H) ppm。
【0309】
化合物18−4の合成.工程4で記載されるのと同じ手順に従い、化合物18−3を18−2と置換して、化合物18−4を得た。LC-MS (ESI): m/z 447.1 [M+H]
+。
【化153】
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【0310】
化合物18−6の合成.方法A.化合物18−4(120mg、0.248mmol)およびNaHCO
3(42mg、0.50mmol)を含むDMF(3mL)の溶液にCF
3CH
2OTf(69mg、0.30mmol)を添加した。得られた混合物を室温で一晩中撹拌した。溶媒を除去し、残渣をEtOAc(50mL)で希釈した。混合物をブライン(25mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣を真空で乾燥させエステルを得、LC-MS (ESI): m/z 529.1 [M+H]
+、これをその後、工程3で記載される条件に従い、加水分解させ、メチルアミド形成を実行させ、化合物18−6を得た。LC-MS (ESI): m/z 514.1 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz,
d
6-DMSO): δ 8.51 (m, 1H), 7.97 (m, 2H), 7.80 (s, 1H), 7.58 (s, 1H),
7.40 (m, 2H), 4.44 (m, 1H), 3.85 (m, 1H), 3.33 - 3.38 (m, 6H), 2.99 (m, 2H),
2.86 (d, J = 5.0 Hz, 3H), 1.51 (d, J = 5.5 Hz, 3H) ppm。
【化154】
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【0311】
化合物18−7の合成.方法B.化合物18−4(100mg、0.224mmol)およびピリジン(106mg、1.34mmol)を含むDCM(5mL)の溶液に、クロロギ酸メチル(37mg、0.47mmol)を0℃で添加し、得られた混合物を室温で30分間撹拌した。数滴の飽和NaHCO
3水溶液を添加することにより反応を停止させ、混合物を濃縮した。残渣をDCM(60mL)で希釈し、混合物をブライン(25mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣を真空で乾燥させエステルを得、LC-MS (ESI): m/z 505.1 [M+H]
+、これをその後、工程3で記載される条件に従い、加水分解させ、メチルアミド形成を実行させ、化合物18−7を得た。LC-MS (ESI): m/z 490.1 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz,
CD
3CN): δ 7.96 (m, 2H), 7.71 (s, 1H), 7.55 (s, 1H), 7.28 (m, 2H),
6.78 (br, 1H), 5.45 -5.54 (m, 1H), 4.14 (m, 2H), 3.99 - 4.04 (m, 4H), 3.24 -
3.28 (m, 4H), 2.91 (d, J = 4.5 Hz, 3H), 1.68 (br, 3H) ppm。
【化155】
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【0312】
化合物18−8の合成.方法C.化合物18−4(70mg、0.16mmol)を含むMeOH(5mL)の溶液に、37%HCHO水溶液(0.050mL、0.63mmol)およびHOAc(0.020mL、0.31mmol)を添加した。反応混合物を40℃で2時間撹拌し、その後、室温まで冷却した。その後、NaBH
4(50mg、0.79mmol)を徐々に添加し、混合物を室温で30分間撹拌した。溶媒を除去し、残渣をEtOAc(25mL)で希釈した。混合物をブライン(10mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣を真空で乾燥させ、粗エステル(70mg)を黄色固体として得、LC-MS: (ESI) m/z 461.1 [M+H]
+、これをその後、工程3で記載される条件に従い、加水分解させ、メチルアミド形成を実行させ、化合物18−8を得た。LC-MS (ESI): m/z, 446.1 [M+H]
+;
1H NMR (300MHz,
d
6-DMSO): δ 7.92 (m, 2H), 7.66 (s, 1H), 7.49 (s, 1H), 7.33 (m, 2H),
4.20 (m, 1H), 3.50 - 3.53 (m, 2H), 3.42 (br, 3H), 3.29 - 3.30 (m, 2H), 2.84 (d,
J = 4.5 Hz, 3H), 2.10 (br, 3H), 1.49 (d, J = 7.2 Hz, 3H) ppm。
【化156】
[この文献は図面を表示できません]
【0313】
化合物18−9の合成.方法Cで記載されるのと同じ手順に従い、37%HCHO水溶液を(1−エトキシシクロプロポキシ)トリメチルシランと置換して、化合物18−9を得た。LC-MS (ESI): m/z 472.1 [M+H]
+。
【化157】
[この文献は図面を表示できません]
【0314】
化合物18−10の合成.方法Cで記載されるのと同じ手順に従い、37%HCHO水溶液をシクロプロパンカルバルデヒドと置換して、化合物18−10を得た。LC-MS (ESI): m/z 486.2 [M+H]
+。
スキーム18a
【化158】
[この文献は図面を表示できません]
【0315】
工程1.スキーム18aを参照されたい。化合物8−4(2.1g、5mmol)を含む乾燥THF(20mL)の溶液に、MeNH
2(2MのTHF溶液、20mL、40mmol)、続いてTi(O
iPr)
4(6mL、20mmol)を、N
2の雰囲気下で添加した。室温で一晩中撹拌した後、反応混合物を0℃まで冷却し、EtOH(20mL)およびNaBH
4(945mg、25mmol)を連続して添加した。反応混合物を0℃で2時間撹拌し、H
2O(20mL)を徐々に添加た。懸濁液を濾過し、濾液をDCM(100mLx3)で抽出した。有機抽出物を合わせ、ブライン(50mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣を真空で乾燥させ、粗化合物18a−2a(2.17g)を黄色固体として得、これを直接次の工程でさらに精製せずに使用した。LC-MS (ESI): m/z 435.1 [M+H]
+。
【0316】
工程2.化合物18a−2a(2.17g、5.0mmol)を含むDCM(40mL)の溶液に0℃で無水ピリジン(0.8mL、10mmol)、続いて2−クロロアセチルクロリド(0.75mL、10mmol)を添加した。0℃で2時間撹拌した後、反応混合物を室温まで温め、1M HCl水溶液(10mL)で処理した。混合物をEtOAc(100mLx3)で抽出し、有機抽出物を合わせ、H
2O(50mL)およびブライン(50mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(PE/EtOAc=1/1(v/v))、化合物18a−3a(1.8g、71%収率)を淡黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 511.1 [M+H]
+。
【0317】
工程3.化合物18a−3a(2.55g、5.0mmol)を含むトルエン(50mL)の溶液に、K
2CO
3(1.38g、10mmol)を添加した。80℃で4時間撹拌した後、反応混合物を室温まで冷却し、濾過した。濾液を濃縮し、残渣を真空で乾燥させ、粗化合物18a−4a(2.4g)を黄色固体として得、これを次の工程でさらに精製せずに使用した。LC-MS (ESI): m/z 475.1 [M+H]
+。
【0318】
工程4.スキーム18で記載される化合物18−3の調製のためのものと同じ手順に従い、化合物18−2を18a−4aと置換して、化合物18a−5a(1.1g、57%収率)を白色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 460.1 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz,
CD
3OD): δ 7.82 (br, 2H), 7.63 (s, 1H), 7.59 (s, 1H), 7.14 (t, J = 7Hz,
2H). 4.69 (q, J = 6 Hz, 1H), 4.59 (d, J = 18 Hz, 1H), 3.96 (d, J = 18 Hz, 1H),
3.27 (s, 3H), 3.06 (s, 3H), 2.82 (s, 3H), 1.66 (d, J = 6 Hz, 3H) ppm。化合物18a−5aを一対の鏡像異性体に分離した:鏡像異性体18a−5a_A(t
R=2.48分)および鏡像異性体18a−5a_B(t
R=3.28分)(4.6mmx250mm×5μmDaicel CHIRALPAK(登録商標)OD−Hカラム(カラム温度:39.3℃;溶離液:MeOH/液体CO
2=50/50(v/v);CO
2流速:1.5g/分および共溶媒流速:1.5g/分;前圧:235barおよび背圧:152bar)上における214nmでのUV吸収により検出される)。
【0319】
化合物18b−2bの合成.スキーム18aで記載される化合物18a−2aの合成のためのものと同じ手順に従い、メチルアミンを2,4−ジメトキシベンジルアミンと置換して、化合物18a−2b(6.5g粗生成物)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 571.2 [M+H]
+。
【0320】
化合物18b−3bの合成.スキーム18aで記載される化合物18a−3aの合成のためのものと同じ手順に従い、化合物18a−2aを18a−2bと置換して、化合物18a−3b(4.9g、75%収率)を淡黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 647.2 [M+H]
+。
【0321】
化合物18a−4bの合成.スキーム18aで記載される化合物18a−4aの合成のためのものと同じ手順に従い、化合物18a−3aを18a−3bと置換して、化合物18a−4b(3.4g粗生成物)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 611.2 [M+H]
+。
【0322】
化合物18a−4cの合成.化合物18a−4b(3.4g、7.3mmol)を含むDCM(10mL)の撹拌溶液に、TFA(20mL)を添加した。室温で一晩中撹拌した後、反応混合物を濃縮し、残渣をカラムクロマトグラフィーにより精製し、化合物18a−4cを淡黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 461.1 [M+H]
+。
【0323】
化合物18a−5bの合成.スキーム18において記載される化合物18−3の調製のためのものと同じ手順に従い、化合物18−2を18a−4cと置換して、化合物18a−5b(700mg、40%収率)を白色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 446.1 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz,
CDCl
3): δ 7.91 (s, 1H), 7.84 - 7.87 (m, 2H). 7.59 (s, 1H), 7.22 (t,
J = 8 Hz, 2H), 5.95 (s, 1H), 5.79 (br, 1H), 5.24 - 5.26 (m, 1H), 4.92 (d, J =
18 Hz, 1H), 3.93 (d, J= 18 Hz, 1H), 3.20 (s, 3H), 2.99 (d, J = 5 Hz, 3H), 1.74
(d, J = 7 Hz, 3H) ppm。化合物18a−5aを一対の鏡像異性体に分離した:鏡像異性体18a−5b_A(t
R=3.67分)および鏡像異性体18a−5b_B(t
R=4.53分)(4.6mmx250mmx5μm ChiralPak(登録商標)OD−Hカラム(カラム温度:39.7℃;溶離液:MeOH/液体CO
2=30/70(v/v);CO
2流速:2.1g/分および共溶媒流速:0.9g/分;前圧:207barおよび背圧:150bar)上における214nmでのUV吸収により検出される)。
スキーム19
【化159】
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【0324】
工程1.スキーム19を参照されたい。化合物6−5(1.00g、2.25mmol)および5%Pd/C(1.0g)を含むTHF/MeOH(50mL/50mL)の混合物を室温で一晩中H
2の雰囲気下で撹拌した。混合物をCelite(登録商標)545を通して濾過し、濾過ケーキをMeOH(25mLx2)で洗浄した。濾液を濃縮し、残渣を真空で乾燥させ、化合物19−1(970mg、97%収率)を得た。LC-MS (ESI): m/z 446.1 [M+H]
+。
【0325】
工程2.化合物19−1(970mg、2.18mmol)を含むMeOH/THF(10mL/10mL)の溶液に、LiOH水溶液(2.0N、4.36mmol、8.72mmol)を添加した。75℃で2時間撹拌した後、反応混合物を室温まで冷却し、HCl水溶液(2.0N)を添加することにより、pH5−6に調整した。混合物を濃縮し、残渣をEtOAc(100mL)およびH
2O(25mL)で希釈した。有機層を無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣を真空で乾燥させ、化合物19−2(880mg、96%収率)を白色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 418.1 [M+H]
+。
【0326】
工程3.化合物19−2(830mg、2.0mmol)を含むDCM(50ml)の溶液に、(COCl)
2(379mg、3.0mmol)を室温で添加し、得られた混合物を室温で1時間撹拌した。その後、混合物を0℃まで冷却し、エチレンジアミンを添加した(359mg、6.0mmol)。得られた混合物を室温で30分間撹拌し、その後濃縮し、粗化合物19−3を得、これを次の工程でさらに精製せずに使用した。LC-MS (ESI): m/z 460.2 [M+H]
+。
【0327】
工程4.化合物19−3(900mg、1.96mmol)およびPOCl
3(1.20g、7.84mmol)を含むトルエン(30mL)の溶液を90℃で一晩中N
2の雰囲気下で撹拌した。反応混合物を濃縮し、残渣に飽和NaHCO
3水溶液を添加し、pH7−8に調整した。得られた懸濁液を濾過し、固体を真空で乾燥させ、粗化合物19−4を白色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 442.2 [M+H]
+。
【0328】
工程5.化合物19−4(250mg、0.57mmol)、PhI(OAc)
2(201mg、0.62mmol)およびK
2CO
3(86mg、0.62mmol)を含むDMSO(5mL)の溶液を、25℃で24時間撹拌した。混合物を濃縮し、残渣をに分取HPLCより精製し、化合物19−5(30mg、12%収率)を白色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 440.1 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz,
d
6-DMSO): δ 12.43 (br, 1H), 7.95 - 7.98 (m, 2H), 7.48 (s, 1H), 7.34
(m, 3H), 7.20 (s, 1H), 4.08 (br, 2H), 3.21 (s, 3H), 3.04 (s, 1H), 1.92 (br,
4H), 1.36 (d, 2H, J = 7.0 Hz) ppm。
【化160】
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【0329】
化合物19−6の合成.化合物19−5の合成で記載されるのと同じ手順に従い、化合物19−2を対応する脱メチル化された類似体と置換して、化合物19−6を得た。LC-MS (ESI): m/z 426.1 [M+H]
+。
【化161】
[この文献は図面を表示できません]
【0330】
化合物19−7の合成.化合物19−5の合成で記載されるのと同じ手順に従い、化合物19−2を対応する脱メチル化された8員環類似体と置換して、化合物19−7を得た。LC-MS (ESI): m/z 440.1 [M+H]
+。
スキーム19a
【化162】
[この文献は図面を表示できません]
【0331】
化合物19a−2の合成.スキーム19aを参照されたい。化合物19a−1(250mg、0.54mmol)(スキーム19において記載される化合物19−2の19−3への変換に対する手順に従うことにより、化合物8−8から調製)を含むPOCl
3(5mL)の溶液を75℃で3時間N
2の雰囲気下で撹拌し、その後濃縮し、POCl
3を減圧下で除去した。その後、残渣に飽和NaHCO
3水溶液(25mL)を添加し、得られた懸濁液をEtOAc(40mLx3)で抽出した。有機抽出物を合わせ、ブライン(50mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣を真空で乾燥させ、粗化合物19a−2(100mg)を白色固体として得、これを次の芳香族化工程でさらに精製せずに使用した。LC-MS (ESI): m/z 444.1 [M+H]
+。
【化163】
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【0332】
化合物19−8の合成.スキーム19で記載される化合物19−5の調製で記載されるのと同じ手順に従い、化合物19−4を19a−2と置換して、化合物19−8を得た。LC-MS (ESI): m/z 442.1 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz,
d
6-DMSO): δ 12.46 (d, J=10Hz, 1H), 8.01-8.03(m, 2H), 7.85(s, 1H),
7.71(d, J=7.5 Hz, 1H), 7.33 - 7.37 (m,3H), 7.20 (s, 1H), 4.87 - 4.88 (m, 1H),
3.87 - 4.06 (m, 4H), 3.38 (s, 3H), 1.59 (d, J = 7.0 Hz, 3H) ppm。
【化164】
[この文献は図面を表示できません]
【0333】
化合物19−9の合成.スキーム19で記載される化合物19−5の調製で記載されるのと同じ手順に従い、化合物19−2を15−14と置換して、スキーム19aで示されるジヒドロイミダゾール形成のための変更された条件をとり、化合物19−8を得た。LC-MS (ESI): m/z 534.1 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz,
d
6-DMSO): δ 12.46 (s, 1H), 7.95 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.84 (s, 1H),
7.60 (s, 1H), 7.36 (s, 1H), 7.26 - 7.30 (m, 2H), 7.15 - 7.19 (m, 3H), 7.06 (d,
J = 8.5 Hz, 2H), 4.87 (m, 1H), 4.00 - 4.03 (m, 1H), 3.88 - 3.93 (m, 2H), 3.38
(s, 3H), 3.18 - 3.19 (m, 1H), 1.58 (d, J = 6.5 Hz, 3H) ppm。
【化165】
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【0334】
化合物19−10の合成.スキーム19で記載される化合物19−5の調製で記載されるのと同じ手順に従い、化合物19−2を化合物15−14の全炭素類似体(末端アルケン残基の水素化およびエチルエステル部分の加水分解により、スキーム23に示される化合物23−6から調製)と置換し、スキーム19aで示されるジヒドロイミダゾール形成のための変更された条件をとり、化合物19−10を得た。LC-MS (ESI): m/z 532.2 [M+H]
+。
スキーム20
【化166】
[この文献は図面を表示できません]
【0335】
工程1.スキーム20を参照されたい。化合物4−4(1.0g、2.5mmol)、DMAP(20mg)、および無水ピリジン(1.98g、25.0mmol)を含むCH
2Cl
2(20mL)の溶液にMsCl(0.86g、7.6mmol)を0℃で一滴ずつ添加した。室温で2時間撹拌した後、氷水を反応混合物(100mL)に添加した。有機層を水(20mL)およびブライン(20mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/アセトン=4/1(v/v))、化合物20−1(1.15g、96%収率)を得た。LC-MS (ESI): m/z 476.1 [M+H]
+。
【0336】
工程2.化合物20−1(1.1g、2.3mmol)および10%Pd/C(1.1g)を含むEtOAc(100mL)の混合物を室温で一晩中H
2の雰囲気下で撹拌した。混合物をCelite(登録商標)545を通して濾過し、濾過ケーキをEtOAc(25mLx2)で洗浄した。濾液を濃縮し、残渣を真空で乾燥させ、化合物20−2(1.0g、98%収率)を得た。LC-MS (ESI): m/z 450.1 [M+ H]
+。
【0337】
工程3.化合物20−2(1.00g、2.23mmol)を含むTHF(35mL)の溶液にDIPEA(7mL)を添加し、得られた混合物を一晩中還流させた。溶媒を除去し、残渣を真空で乾燥させ、粗化合物20−3(760mg、78%収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 354.1 [M+H]
+。
【0338】
工程4.クロロスルホニルイソシアネート(0.3mL、3.4mmol)を含む無水DCM(3mL)の溶液をtert−ブタノール(0.3mL、3.4mmol)に0℃で一滴ずつ添加し、得られた混合物を室温で2時間撹拌した。その後、混合物を0℃まで冷却し、化合物20−3(60mg、0.17mmol)およびTEA(0.6mL)を含む無水DCM(3mL)の溶液を一滴ずつ添加した。室温で3時間撹拌した後、反応混合物を水(10mL)およびDCM(20mL)で希釈した。有機層をブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣を真空で乾燥させ、粗化合物20−4(70mg、77%収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 477.1 [M- C
4H
9+H]
+。
【0339】
工程5.化合物20−4(70mg、0.13mmol)およびLiOH・H
2O(28mg、0.66mmol)を含むEtOH/THF/H
2O(1.5mL/3mL/1.5mL)の混合物を70℃で2時間撹拌した。その後、混合物に2N HCl水溶液を添加し、pH値を3に調整し、得られた懸濁液を濾過した。固体を水で洗浄し、真空で乾燥させ、化合物20−5(60mg、90%収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 449.1 [M-C
4H
9+H]
+。
【0340】
工程6.化合物20−5(60mg、0.12mmol)を含むDMF(2mL)の溶液にHATU(90mg、0.24mmol)を添加した。得られた混合物を室温で1時間撹拌し、その後DIPEA(154mg、1.19mmol)およびMeNH
2・HCl(40mg、0.60mmol)を添加した。室温で1時間撹拌した後、反応混合物を氷水(30mL)中に添加し、得られた懸濁液を濾過した。固体を水で洗浄し、真空で乾燥させ、粗化合物20−6(60mg、97%収率)を得た。LC-MS (ESI): m/z, 462.1 [M-C
4H
9+H]
+。
【0341】
工程7.化合物20−6(60mg、0.12mmol)を含むMeOH(1mL)の溶液に3.5M HClのジオキサン溶液(20mL)を添加した。室温で一晩中撹拌した後、混合物を濃縮し、残渣を分取HPLCにより精製し、化合物20−7(35mg、72%収率)を得た。LC-MS (ESI): m/z, 418.1 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz,
MeOD):δ 7.95 - 7.92 (m, 2H), 7.73 (s, 1H), 7.52 (s,
1H), 7.26 (t, J = 9.0 Hz, 2H), 3.63 (br , 2H), 3.05 (s, 2H), 2.97 (s, 3H), 1.96
(d, J = 6.5 Hz, 2H), 1.76 (br, 2H) ppm。
【0342】
化合物20−7の類似体の合成.同じ合成戦略に従い、化合物20−3を、クロロスルホニルイソシアネートの代わりに様々なアシルクロリドまたはスルホニルクロリドで処理し、続いて、加水分解およびメチルアミド形成することにより、化合物20−7の下記類似体を得た。
【表8】
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スキーム21
【化167】
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【0343】
工程1.スキーム21を参照されたい。化合物8−3(600mg、1.76mmol)を含むMeOH(150mL)の溶液に、(S)−tert−ブチル2−ホルミルピロリジン−1−カルボキシレート(1.05g、5.27mmol)および氷AcOH(106mg、1.76mmol)を添加した。35℃で2時間撹拌した後、混合物を0℃まで冷却し、NaCNBH
3(220mg、3.52mmol)を添加した。その後、混合物を2時間還流させ、濃縮した。残渣をEtOAc(100mL)に溶解し、溶液をH
2O(50mLx3)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣を逆相分取HPLCにより精製し、化合物21−1(630mg、68%収率)を黄色綿毛状固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 525.2 [M+H]
+。
【0344】
工程2.化合物21−1(600mg、1.15mmol)を含むジオキサン(10mL)の溶液に4N HClのジオキサン溶液(20mL)を添加した。35℃で2時間撹拌した後、反応混合物を濃縮し、残渣を真空で乾燥させ、粗化合物21−2(500mg、定量的収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 425.2 [M+H]
+。
【0345】
工程3.化合物21−2(500mg、1.2mmol)を含むEtOH(30mL)の撹拌溶液に1N HClのジオキサン溶液(2mL)を添加した。35℃で2時間撹拌した後、反応混合物を0℃まで冷却し、NaCNBH
3(148mg、2.4mmol)を添加した。混合物を室温で2時間撹拌し、濃縮した。残渣をEtOAc(100mL)に溶解し、溶液をブライン(25mL)で洗浄し、無水Na
2SO4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をに逆相分取HPLCより精製し、化合物21−3(420mg、87%収率)を黄色泡として得た。LC-MS (ESI): m/z 409.2 [M+H]
+。ロングカラム(30分)HPLCおよびキラルHPLCにより、1つのジアステレオマーのみが還元的脱離工程中に形成されたことが示された;しかしながら、化合物21−3におけるベンジル炭素のキラリティは決定されなかった。
【0346】
工程4.化合物21−3(300mg、0.73mmol)およびEt
3N(0.3mL)を含むDCM(30mL)の溶液に、MsCl(85mg、0.73mmol)を0℃で一滴ずつ添加した。室温で30分間撹拌した後、反応混合物をH
2O(20mLx3)で洗浄し、無水Na
2SO4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣を逆相分取HPLCにより精製し、化合物21−4(186mg、52%収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 487.2 [M+H]
+。
【0347】
工程5.化合物21−4(180mg、0.371mmol)およびLiOH・H
2O(47mg、1.1mmol)を含むMeOH/THF/H
2O(2mL/4mL/1mL)の混合物を75℃で30分間撹拌した。2N HCl水溶液を添加することにより、得られた混合物を酸性化させpH5−6とした。懸濁液を濾過し、固体を真空で乾燥させ、化合物21−5(150mg、93%収率)を白色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 459.1 [M+H]
+。
【0348】
工程6.化合物21−5(150mg、0.327mmol)を含むDMF(5mL)の溶液にHATU(187mg、0.491mmol)を添加した。室温で30分間撹拌した後、混合物にDIPEA(127mg、0.982mmol)およびMeNH
2・HCl(66mg、0.98mmol)を添加した。その後、混合物を室温で30分間撹拌し、氷水(50mL)に注ぎ入れた。懸濁液を濾過し、固体を分取HPLCにより精製し、化合物21−6(32mg、21%収率)を白色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 472.2 [M+H]
+。
【化168】
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【0349】
化合物21−7の合成.同じスキームに従い、(S)−tert−ブチル2−ホルミルピロリジン−1−カルボキシレートをその(R)−鏡像異性体と置換して、化合物21−7を得た。LC-MS (ESI): m/z 472.2 [M+H]
+。ロングカラム(30分)HPLCおよびキラルHPLCにより、1つのジアステレオマーのみが還元的脱離工程中に形成されたことが示された;しかしながら、化合物21−7におけるベンジル炭素のキラリティは決定されなかった。
スキーム22
【化169】
[この文献は図面を表示できません]
【0350】
工程1.スキーム22を参照されたい。化合物6−5(1.0g、2.28mmol)を含むDCM(200mL)の溶液を−78℃まで冷却し、O
3を、TLCによりモニタされるように開始材料が消失するまで、フラッシングした。反応混合物をN
2でフラッシングすることにより、過剰のO
3を完全に除去した。その後、NaBH
4(866mg、22.8mmol)およびMeOH(40mL)を混合物に添加した。−78℃で3時間撹拌した後、反応混合物を室温まで温め、水(200mL)を添加した。水相をDCM(50mLx3)で抽出し、有機抽出物を合わせ、水(100mLx2)およびブライン(50mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣を真空で乾燥させ、化合物22−1(958mg、94%収率)を白色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 430.1 [M-H
2O]
+。
【0351】
工程2.化合物22−1(1.0g、2.24mmol)およびTsOH・H
2O(170mg、0.90mmol)を含むトルエン(40mL)の混合物を一晩中還流させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/アセトン=10/1)、化合物22−2(600mg、63%収率)を白色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 430.1[M+H]
+。
【0352】
工程3.Et
2Zn(1.1Mのヘキサン溶液、27.5mL、27.5mmol)の溶液をDCM(30mL)中に一滴ずつ−78℃にてN
2の雰囲気下で添加し、続いてCH
2I
2(4.4mL、55.0mmol)を添加した。反応混合物を−78℃で30分間撹拌した後、化合物22−2(536mg、1.25mmol)およびTFA(0.5mL)を含むDCM(10mL)の溶液を添加した。得られた混合物を−78℃で3時間撹拌し、その後、水(80mL)とDCM(80mL)の間で分配させた。水相をDCM(50mLx3)で抽出した。有機抽出物を合わせ、水(100mLx3)およびブライン(50mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/EtOAc=10/1(v/v))、化合物22−3(190mg、35%収率)を黄色固体として得た。LCMS (ESI): m/z, 444.1 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz,
CDCl
3): δ 8.11 (m, 1H), 8.02 - 8.04 (m, 2H),
7.53 (s, 1H), 7.16 - 7.20 (m, 2H), 4.41 - 4.44 (m, 2H), 4.11(m, 1H), 3.40 (m,
1H), 3.02 (s, 3H), 2.28 (m, 1H), 2.18 (m, 2H), 1.42 (t, 3H), 1.20 (m, 2H), 0.63
(m, 1H), 0.41 (m, 1H) ppm。
【0353】
工程4.化合物22−3(190mg、0.429mmol)を含むMeOH/THF(5mL/5mL)の溶液に、2N LiOH水溶液(0.857mL、1.761mmol)を添加した。得られた混合物を75℃で一晩中撹拌し、その後室温まで冷却し、2N HCl水溶液で酸性化させpH5−6とし、EtOAc(30mLx2)で抽出した。有機抽出物を合わせ、H
2O(25mL)およびブライン(25mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣を真空で乾燥させ、化合物22−4(178mg、99%収率)を白色固体として得、これを直接次の工程でさらに精製せずに使用した。LC-MS (ESI): m/z 337.1 [M-Ms]。
【0354】
工程5.化合物22−4(138mg、0.33mmol)を含むDMF(3mL)の溶液にHATU(152mg、0.40mmol)を室温で添加した。得られた混合物を30分間撹拌し、その後DIPEA(86mg、0.67mmol)およびCH
3NH
2・HCl(45mg、0.67mmol)を添加した。室温で20分撹拌した後、反応混合物を水に注ぎ入れ、懸濁液を濾過した。固体を水で洗浄し、真空で乾燥させ、EtOAcおよびヘキサン中で再結晶化させ、化合物22−5を白色固体(120mg、84%収率)として得た。LC-MS (ESI): m/z 429.1 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz,
DMSO): δ 8.49 (s, 1H), 7.94-7.97 (m, 2H), 7.63 (s, 1H), 7.57 (s, 1H), 7.39 (t,
J = 9.0 Hz, 2H), 3.95-4.00 (m, 1H), 3.26-3.29 (m, 1H), 3.14 (s, 3H), 2.84 (d, J
= 4.5 Hz, 3H), 2.14-2.23 (m, 2H), 1.11-1.22 (m, 2H), 0.44-0.52 ( m, 1H),
0.30-0.33 (m, 1H) ppm。化合物22−5を分離し、一対の鏡像異性体を得た:鏡像異性体22−5_A(t
R=2.48分)および鏡像異性体22−5_B(t
R=4.90分)(4.6mmx250mmx5μm Lux Amylose−2カラム(カラム温度:40.2℃;溶離液:MeOH/液体CO
2=40/60(v/v);CO
2流速:1.8g/分および共溶媒流速:1.2g/分;前圧:207barおよび背圧:151bar)上にて214nmでのUV吸収により検出される)。
スキーム23
【化170】
[この文献は図面を表示できません]
【0355】
工程1.スキーム23を参照されたい。化合物15−6(8.0g、16.7mmol)および10%Pd/C(4.0g)を含むEtOAc(200mL)の混合物を室温で3時間H
2の雰囲気下で撹拌した。反応混合物をCelite(登録商標)545パッドを通して濾過し、濾過ケーキをEtOAc(50mLx2)で洗浄した。濾液を濃縮し、残渣を真空で乾燥させ、化合物23−1(7.5g、定量的収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 450.2 [M+H]
+。
【0356】
工程2.化合物23−1(7.5g、16.7mmol)を含む無水ピリジン(100mL)の溶液にMsCl(1.4mL、17.5mmol)を含む無水DCM(20mL)の溶液を0℃で一滴ずつ添加した。0℃で3時間撹拌した後、反応混合物をEtOAc(500mL)で希釈した。得られた混合物を1M HCl水溶液(200mLx3)およびブライン(100mLx2)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をEtOAc中で再結晶化させ、化合物23−2(7.9g、90%収率)を淡褐色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 528.1 [M+H]
+。
【0357】
工程3.化合物23−2(7.9g、15.0mmol)を含むDMF(150mL)の溶液に、K
2CO
3(8.3g、60.0mmol)を添加し、続いて5−ブロモ−1−ペンテン(2.68g、18.0mmol)を添加した。80℃で2時間撹拌した後、反応混合物を濃縮した。残渣をEtOAc(200mL)および水(200mL)で希釈した。水相をEtOAc(150mLx3)で抽出した。有機抽出物を合わせ、(250mL)およびブライン(250mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣を真空で乾燥させ、化合物23−3(7.9g、93%収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 618.2 [M+Na]
+。
【0358】
工程4.化合物23−3(7.6g、12.8mmol)を含むDCM(100mL)の溶液にBCl
3を含むDCM(31.9g、31.9mmol)を−30℃にてN
2の雰囲気下で一滴ずつ添加した。−30℃で2時間撹拌した後、反応混合物を氷水(300mL)に注ぎ入れ、得られた混合物をDCM(150mLx3)で抽出した。有機抽出物を合わせ、水(100mLx3)およびブライン(100mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣を真空で乾燥させ、粗化合物23−4(7.2g、98%収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 554.2 [M+H]
+。
【0359】
工程5.化合物23−4(7.5g、13.6mmol)を含むDCM(100mL)の溶液にDIPEA(5.25g、40.7mmol)およびDMAP(165mg、1.4mmol)、続いてTf
2O(5.0g、17.6mmol)を含むDCM(25mL)の溶液を0℃で添加した。室温で一晩中撹拌した後、反応混合物をDCM(300mL)および水(300mL)で希釈した。水相をDCM(300mLx2)で抽出した。有機抽出物を合わせ、水(250mLx3)およびブライン(250mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/アセトン=20/1(v/v))、化合物23−5(8.0g、90%収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 686.1 [M+H]
+。
【0360】
工程6.化合物23−5(8.0g、11.7mmol)、LiCl(539mg、12.8mmol)、Et
3N(3.24mL、23.3mmol)、Pd(OAc)
2(392mg、1.8mmol)、およびPPh
3(1.22g、4.7mmol)を含むDMF(80mL)の混合物を120℃で2時間Arの雰囲気下で撹拌した。その後、反応混合物を濃縮し、残渣を水(200mL)とEtOAc(200mL)の間で分配させた。水相をEtOAc(150mLx3)で抽出し、有機抽出物を合わせ、水(250mLx3)およびブライン(250mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/アセトン=10/1(v/v))、化合物23−6(4.0g、64%収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z, 536.1 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz,
CDCl
3): δ 8.02 - 8.04 (m, 2H), 7.95 (s, 1H), 7.68 (s, 1H), 7.07 -
7.10 (m, 4H), 7.03 -7.05 (m, 2H), 5.30 (m, 1H), 5.20 (d, 1H), 4.40 - 4.44 (t,
2H), 3.85 (m, 2H), 2.87 (s, 3H), 2.52 (m, 2H), 1.95 (m, 2H), 1.42 (t, J = 5.5
Hz, 3H) ppm。
【0361】
化合物23−7の合成.それぞれ、化合物6−6および7−1の合成において記載されるものと同じ加水分解およびメチルアミド形成の手順に従い、化合物23−7を得た。LC-MS (ESI): m/z 521.1 [M+H]
+;
1H NMR (300MHz,CDCl
3):
δ 7.83 (dd, J
1 = 1.6 Hz, J
2= 6.2 Hz, 2H), 7.75 (s, 1 H),
7.65 (s, 1 H), 7.02-7.10 (m, 6H), 5.86 (m, 1 H), 5.29 (s, 1 H), 5.17 (d, J =
1.8 Hz, 1H), 3.82 (m, 2H), 2.99 (d, J = 5.7 Hz, 3H), 2.85 (3, 3H), 2.47 (m,
2H), 1.93 (m, 2H) ppm。
【0362】
化合物23−8の合成.化合物7−4の合成において記載されるものと同じ異性化の手順に従い、化合物23−8を得た。LC-MS (ESI): m/z 521.1 [M+H]
+;
1H NMR (300MHz,CDCl
3):
δ 7.81 (dd, J
1 = 1.8 Hz, J
2= 5.9 Hz, 2H), 7.63 (s, 1 H),
7.26 (s, 1H), 70.3-7.10 (m, 6H), 6.04 (m, 1 H), 5.85 (s, 1 H), 4.15 (m, 2H),
2.98 (d, J = 5.1 Hz, 3H), 2.76 (s, 3H), 2.20 (s, 3H), 2.17 (m, 2H) ppm。
【0363】
化合物23−9の合成.化合物7−3の合成において記載されるものと同じ水素化の手順に従い、化合物23−9を得た。LC-MS (ESI): m/z,523.2 [M+H]
+;
1H NMR (300MHz,
CDCl
3): δ 7.82 (d, J = 8.7 Hz, 2H), 7.72 (s, 1H), 7.54 (s, 1H),
7.03-7.10 (m, 6H), 5.84 (m, 1H), 4.10 (m, 1H), 3.24 (m, 2H), 3.08 (s, 3H), 3.00
(d, J =5.2 Hz, 3H), 1.92-2.02 (m, 4H), 1.46 (d, J = 6.7 Hz, 3H) ppm。化合物23−9を一対の鏡像異性体分離した:鏡像異性体23−9_A(t
R=3.82分)および鏡像異性体23−9_B(t
R=4.99分)(Chiral Pak(登録商標)IBカラム(カラム温度:40.3℃;溶離液:MeOH/液体CO
2=30/70(v/v);CO
2流速:2.1g/分および共溶媒流速:0.9g/分;前背圧:152bar)上において214nmでのUV吸収により検出される)。
【0364】
化合物23−10の合成.化合物6−7の合成において記載されるものと同じシクロプロパン化の手順、続いて水素化およびメチルアミド形成に従い、化合物23−10を得た。 LC-MS (ESI): m/z 535.2 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz,
CDCl
3): δ 7.82 (dd, J
1 =2.0 Hz, J
2 =5.0
Hz,2H), 7.79(d, J =3.0 Hz, 1H), 7.52 (s, 1H), 6.97-7.10 (m, 6H), 5.84 (m, 1H), 3.58-3.71
(m, 2H), 3.15 (s, 3H), 3.00 (d, J =4.5 Hz, 3H), 1.94(m, 2H), 1.61(m, 2H), 1.04(m,
2H), 0.92(m, 2H)ppm。
スキーム24
【化171】
[この文献は図面を表示できません]
【0365】
工程1.スキーム24を参照されたい。化合物22−1の合成で記載されるのと同じ手順に従い、化合物24−1を黄色固体として80%収率で得た。LC-MS (ESI): m/z = 540.1 [M+H]
+。
【0366】
工程2.化合物22−2の合成で記載されるのと同じ手順に従い、化合物24−2を黄色固体として57%収率で得た。LC-MS (ESI): m/z = 522.1 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz,
CDCl
3): δ 8.03 - 8.06 (m, 2H), 7.77 (s, 1H), 7.07 - 7.09 (m, 4H),
7.03 - 7.05 (m, 2H), 6.63 (d, 1H), 6.01(d, 1H), 4.41 - 4.45 (m, 2H), 3.85 -
3.91 (brs, 2H), 2.80 (brs, 2H), 2.76 (s, 3H), 1.43 (t, J = 7.0 Hz, 3H) ppm。
【0367】
化合物24−3の合成.化合物23−7の合成で記載されるのと同じ手順に従い、化合物24−3を白色固体として88%収率で得た。LC-MS (ESI): m/z 507.1 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz,
CDCl
3): δ 7.84 (d, J = 9.0 Hz, 2H), 7.77 (d, J = 12.0 Hz, 2H), 7.04
- 7.10 (m, 6H), 6.60 (d, J = 12.5 Hz, 1H), 5.97 - 5.99 (m, 1H), 5.81 (br, 1H),
3.26 - 3.29 (m, 1H), 3.89 (br, 2H), 2.99 (d, J = 5.0 Hz, 3H), 2.78 (br, 2H),
2.75 (s, 3H) ppm。
【0368】
化合物24−4の合成.化合物23−9の合成で記載されるのと同じ手順に従い、化合物24−4を白色固体として50%収率で得た。LC-MS (ESI): m/z 509.1 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz,
CDCl
3): δ 7.84 (d, J = 9.0 Hz, 2H), 7.69 (s, 1H), 7.57 (s, 1H), 7.03
- 7.11 (m, 6H), 5.83 (br. 1H), 3.69 (br, 2H), 3.06 (s, 3H), 2.97 -3.00 (m, 5H),
1.92 - 1.94 (m, 2H), 1.74 (br, 2H) ppm。
【0369】
化合物24−5の合成.化合物23−10の合成のために記載されたのと同じ手順に従い、化合物24−5を得た。LC-MS (ESI): m/z 521.1[M+H]
+;
1H NMR (500MHz,
CDCl
3): δ 7.91 (s, 1H), 7.84 (d, J = 8.0 Hz,
2H), 7.50 (s, 1H),7.05 - 7.11 (m, 6H), 5.84 (m, 1H), 4.10 (dt, J
1=
5.0 Hz, J
2= 15.0 Hz, 1H), 3.39 (dd, J
1 = 5.0 Hz, J
2
= 13.0 Hz, 1H), 3.00 (sおよびd, J = 3.5 Hz, 6H), 2.25 (m,
1H), 2.14 (m, 1H), 1.15 (m, 2H), 0.63 (m, 1H), 0.39 (m, 1H) ppm。化合物24−5を一対の鏡像異性体に分離した:鏡像異性体24−5_A(t
R=7.237分)および鏡像異性体24−5_B(t
R=10.044分)(4.6mmx250mmx5μm ChiralPak(登録商標)AS−Hカラム(カラム温度:40℃;溶離液:n−ヘキサン/EtOH/DEA=70/30/0.1(v/v/v);流速:1.0mL/分)上において214nmでのUV吸収により検出される)。
スキーム25
【化172】
[この文献は図面を表示できません]
【0370】
工程1.スキーム25を参照されたい。化合物25−1(600mg、3.8mmol)、4−ペンチン−1−オール(620mg、7.4mmol)、CuI(141mg、0.74mmol)、Et
3N(1.57g、11.4mmol)、およびPd(dppf)Cl
2(266mg、0.38mmol)を含むDMF(30mL)の混合物を室温で一晩中N
2の雰囲気下で撹拌した。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/アセトン=4/1〜2/1(v/v))、化合物25−2(250mg、32%収率)を黄色油として得た。LC-MS: (ESI) m/z 207.1 [M+H]
+。
【0371】
工程2.化合物25−2(250mg、1.2mmol)および10%Pd/C(150mg)を含むMeOH(20mL)の混合物を室温で一晩中H
2の雰囲気下で撹拌した。混合物を、Celite(登録商標)545パッドを通して濾過し、濾過ケーキをMeOH(25mLx2)で洗浄した。濾液を濃縮し、残渣を真空で乾燥させ、化合物25−3(200mg、91%収率)を黄色油として得た。LC-MS: (ESI) m/z 181.1 [M+H]
+。
【0372】
工程3.化合物25−3(200mg、1.1mmol)およびEt
3N(0.90mL、6.6mmol)を含むDCM(10mL)の溶液に、MsCl(376mg、3.3mmol)を含むDCM(5mL)の溶液を10分にわたり0℃で一滴ずつ添加した。室温で1時間撹拌した後、反応混合物をCelite(登録商標)545パッドを通して濾過し、濾過ケーキをDCM(25mLx2)で洗浄した。濾液を濃縮し、残渣を真空で乾燥させ、粗化合物25−4(495mg)を黄色固体として得、これを次の工程でさらに精製せずに使用した。LC-MS: (ESI) m/z 415.1 [M+H]
+。
【0373】
工程4.化合物25−4(495mg、1.1mmol)およびK
2CO
3(607mg、4.4mmol)を含むDMF(10mL)およびH
2O(2mL)の混合物を80℃で一晩中撹拌した。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/アセトン=3/1〜1/1(v/v))、化合物25−5(100mg、37%収率、化合物25−3から2工程)を白色油として得た。LC-MS (ESI): m/z 241.1 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz,
CDCl
3): δ 8.40 (s, 1H), 8.34 - 8.35 (d, J=
5.0 Hz, 1H), 7.29 -7.30 (d, J = 5.0 Hz, 1H), 3.52 (br, 2H), 3.06 (s, 3H), 2.81
( br, 2H), 1.63 (br, 2H), 1.50 (br, 2H), 1.40 (br, 2H) ppm。
【0374】
化合物25−7の合成.13−3からの化合物13−5の合成で記載されるのと同じ手順に従い、化合物25−7を黄色固体として33%収率で得た(25−5から2工程)。LC-MS: (ESI) m/z 446.1 [M+H]
+。
【0375】
化合物25−9の合成.13−10からの化合物13−12の合成で記載されるのと同じ手順に従い、化合物25−9を黄色固体として62%収率で得た(25−7から2工程)。LC-MS: (ESI) m/z 431.1 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz,
CDCl
3): δ 8.44 (s, 1H), 8.23 (s, 1H), 7.65 - 7.68 (m, 2H), 7.21 -
7.25 (m, 2H), 5.48 (br, 1H), 3.65 (br, 2H), 3.09 ( s, 3H), 2.95 (br, 2H), 2.85
- 2.86 (d, J = 5.0 Hz, 3H), 1.54 - 1.65 (m, 6H) ppm。
【0376】
化合物25−10の合成.19−2からの化合物19−5の合成で記載されるのと同じ手順に従い、化合物25−10を白色固体として得た。LC-MS: (ESI) m/z 440.1 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz,
d
6-DMSO): δ 9.04 (s, 1H,), 7.70 (s, 2H), 7.69 (s, 3H), 7.59 - 7.62
(m, 2H), 7.25 (t,J = 8.5 Hz, 2H), 3.71 (br, 2H), 3.24 (s, 3H), 3.01(br, 2H),
1.70 (br, 6H)ppm。
スキーム26
【化173】
[この文献は図面を表示できません]
【0377】
工程1.スキーム26を参照されたい。プロプ−2−イン−1−オール(2.24g、40mmol)を含むDME(80mL)の溶液に、KOH(2.7g、48mmol)を0℃で添加した。0℃で30分間撹拌した後、混合物にTsCl(8.36g、44mmol)を含むDME(40mL)の溶液を一滴ずつ添加し、得られた混合物を0℃で4時間撹拌した。その後、反応混合物を濃縮し、残渣にDCM(50mL)および水(50mL)を添加した。水相をDCM(100mLx3)で抽出し、有機抽出物を合わせ、水(100mL)およびブライン(100mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し、化合物26−1(4.3g、51%収率)を無色油として得た。LC-MS (ESI): m/z 211.0 [M+H]
+。
【0378】
工程2.化合物8−4(712mg、1.7mmol)を含むDMF(30mL)の溶液に、K
2CO
3(414mg、3mmol)をアルゴンの雰囲気下で添加した。室温で1時間撹拌した後、反応混合物に26−1(714mg、3.4mmol)を添加し、得られた混合物を60℃で2時間撹拌した。混合物を濃縮し、残渣をEtOAc(100mL)と水(100mL)の間で分配させた。水相をEtOAc(50mLx3)で抽出し、有機抽出物を合わせ、水(50mLx2)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣を真空で乾燥させ、化合物26−2(700mg、90%収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 458.1 [M+H]
+。
【0379】
工程3.化合物26−2(685mg、1.5mmol)を含むEtOH(20mL)の溶液にNaBH
4(114mg、3mmol)を何回かに分けて0℃で添加した。0℃で2時間撹拌した後、数滴のアセトンを添加することにより反応を停止させた。混合物を濃縮し、残渣をEtOAc(25mL)と水(25mL)の間で分配させた。水相をEtOAc(25mLx3)で抽出し、有機抽出物を合わせ、ブライン(25mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣を真空で乾燥させ、化合物26−3(640mg、93%収率)を無色油として得た。LC-MS (ESI): m/z 460.1 [M+H]
+。
【0380】
工程4.化合物26−3(640mg、1.4mmol)およびDMAP(10mg、0.075mmol)を含むDCM(50mL)の溶液にEt
3N(0.83mL、6mmol)を0℃で添加し、続いてMsCl(0.5mL、3mmol)を添加した。0℃で2時間撹拌した後、反応混合物をDCM(50mL)で希釈した。混合物を飽和NH4Cl水溶液(25mL)およびブライン(25mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/EtOAc=2/1(v/v))、化合物26−4(450mg、95%収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 538.1 [M+H]
+。
【0381】
工程5.NaN
3(390mg、6mmol)を含むDMF(5mL)の溶液に、65℃で、化合物26−4(322mg、0.6mmol)を添加した。65℃で24時間撹拌した後、反応混合物を濃縮した。残渣をEtOAc(25mL)と水(25mL)の間で分配させた。水相をEtOAc(25mLx3)で抽出し、有機抽出物を合わせ、ブライン(50mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/EtOAc=2/1(v/v))、化合物26−5(121mg、41%収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 485.1 [M+H]
+。
【0382】
化合物26−7の合成.25−7からの化合物25−9の合成で記載されるのと同じ手順に従い、化合物26−7を白色固体として43%収率で得た(化合物26−5から2工程)。LC-MS: (ESI) m/z 470.1 [M+H]
+;
1H NMR(500MHz,
CDCl
3): δ 7.99 (s, 1H), 7.87 - 7.90 (m, 2H),
7.70 (s, 1H),7.51 (s, 1H), 7.22 (t, J = 7.5 Hz, 2H), 6.21 (m, 1H), 5.85 (br,
1H), 4.97および5.17 (AB, J
AB= 16.0 Hz, 2H),
3.20 (s, 3H), 3.01 (d, J = 4.5 Hz, 3H), 2.14 (d, J = 6.5 Hz, 3H) ppm。
スキーム26a
【化174】
[この文献は図面を表示できません]
【0383】
工程1.スキーム26aを参照されたい。化合物8−4(4.6g、11mmol)を含む、DCM(20mL)とEtOH(60mL)の混合溶媒の溶液に0℃でNaBH
4(756mg、20mmol)を少しずつ添加した。0℃で2時間撹拌した後、反応混合物にH
2O(20mL)を徐々に添加し、その後濃縮した。残渣をDCM(100mLx3)で抽出し、有機抽出物を合わせ、水(50mLx3)およびブライン(50mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(PE/EtOAc=2/1(v/v))、化合物26a−l(4.3g、92%収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI); m/z 404.1 [M-H
2O+H]
+。
【0384】
工程2.化合物26a−1(4.3g、10mmol)を含むトルエン(120mL)の溶液に、DPPA(4.3mL、20mmol)およびDBU(3mL、20mmol)を添加した。反応混合物を50℃で4時間撹拌した。その後、混合物を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(PE/EtOAc=2/1(v/v))、化合物26a−2(4.0g、85%収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z, 447.1 [M+H]
+。
【0385】
工程3.化合物26a−2(3.95g、8.8mmol)を含むDMF(50mL)の溶液にK
2CO
3(1.38g、10mmol)を添加し、混合物を室温で30分間撹拌した。次に、化合物26−1(2.52g、12mmol)を含む20mLのDMFの溶液を添加した。室温で一晩中撹拌した後、反応混合物をH
2O(150mL)に注ぎ入れた。混合物をEtOAc(100mLx3)で抽出し、有機抽出物を合わせ、水(100mLx3)およびブライン(50mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(PE/EtOAc=2/1(v/v))、化合物26a−3(3.3g、78%収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m z 485.1 [M+H]
+。
【0386】
工程4.化合物26a−3(3g、6.2mmol)を含むDMSO/H
2O(60mL/20mL)の溶液にアスコルビン酸ナトリウム(2.32g、9.3mmol)およびCuSO
4・5H
2O(1.55g、6.2mmol)を添加した。室温で一晩中撹拌した後、反応混合物をH
2O(100mL)に注ぎ入れた。得られた混合物をEtOAc(100mLx3)で抽出し、有機抽出物を合わせ、水(50mLx3)およびブライン(50mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(DCM/MeOH=40/1(v/v))、化合物26−5(2.1g、66%収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 485.1 [M+H]
+。
【0387】
工程5.スキーム1に記載される1−16の調製のためのものと同じ手順に従い、化合物1−14を26−5と置換して、化合物26−7(1.3g、67%収率)を白色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 470.1 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz,
d
6-DMSO):δ 8.53 (q, J = 4.8 Hz, 1H), 8.04
(s, 1H), 7.97 - 7.99 (m, 2H), 7.96 (s, 1H), 7.60 (s, 1H), 7.42(t, J = 8.5 Hz,
2H), 6.34 (q, J = 7.0 Hz, 1H), 5.39 および4.72 (AB, J
AB=
17.5 Hz, 2H), 3.56 (s,1H), 2.86 (d, J = 4.5 Hz, 3H), 1.89 (d, J = 7.5 Hz, 3H)
ppm。化合物26−7を一対の鏡像異性体に分離し:鏡像異性体26−7_A(t
R=8.596分)および鏡像異性体26−7_B(t
R=11.887分)(4.6mmx250mm×5μm ChiralPak ASカラム(カラム温度:40℃;溶離液:n−ヘキサン/EtOH/DEA=70/30/0.1(v/v/v);流速:l.OmL/分)上において214nmでのUV吸収により検出される)。
スキーム26b
【化175】
[この文献は図面を表示できません]
【0388】
工程1.スキーム26bを参照されたい。スキーム26に記載される化合物26−7の合成のためのものと同じ手順に従い、化合物26−5を8−4と置換して、化合物26b−1を得た。LC-MS (ESI): m/z 405.1 [M+H]
+。
【0389】
工程2.スキーム26aに記載される化合物26a−1の合成のためのものと同じ手順に従い、化合物8−4を26b−1と置換して、化合物26b−2を得た。LC-MS (ESI): m/z 407.1 [M+H]
+。
【0390】
工程3.スキーム26aに記載される化合物26a−2の合成のためのものと同じ手順に従い、化合物26a−1を26b−2と置換して、化合物26b−3を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 390.1 [M-N
3+H]
+。
【0391】
工程4.化合物26b−3(43mg、0.1mmol)を含むDMF(2mL)の溶液に、K
2CO
3(28mg、0.2mmol)を添加し、得られた混合物を室温で30分間撹拌した。次に、2−ブロモアセトニトリル(24mg、0.2mmol)を含む1mLのDMFの溶液を添加した。室温で4時間撹拌した後、混合物をH
2O(20mL)に注ぎ入れた。混合物をEtOAc(20mLx3)で抽出し、有機抽出物を合わせ、水(15mLx3)およびブライン(10mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(PE/EtOAc=2/1(v/v))、化合物26b−4(42mg、89%収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 429.1 [M-N
3+H]
+。
【0392】
工程5.化合物26b−4(24mg、0.05mmol)を含むDMF(2mL)の溶液に、NH
4Cl(26、0.5mmol)を添加した。150℃にてマイクロ波反応器内で8時間加熱した後、反応混合物を室温まで冷却し、H
2O(30mL)に注ぎ入れた。懸濁液をEtOAc(20mLx3)で抽出し、有機抽出物を合わせ、水(15mLx3)およびブライン(10mLx1)で洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣を分取HPLCにより精製し、化合物26b−5(15mg、63%収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 471.1 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz,
CD
3OD):δ 7.95-7.97 (m, 2H), 7.93 (s, 1H), 7.90
(s, 1H), 7.27(t, J = 9 Hz, 2H), 6.34 (q, J = 7Hz, 1H), 5.48 (m, 1H), 5.07(m,
1H), 3.50(s, 3H), 2.97(s, 3H), 2.08(br s, 3H)ppm。
スキーム26c
【化176】
[この文献は図面を表示できません]
【0393】
工程1.スキーム26cを参照されたい。化合物8−2(5.0g、13.5mmol)を含むEtOH(150mL)の溶液にNaBH
4(921mg、24.3mmol)を室温で添加した。室温で4時間撹拌した後、反応混合物に数滴のアセトンを添加し、濃縮した。残渣を水(20mL)およびEtOAc(100mL)で希釈した。有機層を水(25mLx2)およびブライン(25mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させ、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(PE/EtOAc=2/1(v/v))、化合物26c−l(4.3g、85%収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 356.2 [M-H
2O+H]
+。
【0394】
工程2.化合物26c−l(1.0g、2.7mmol)を含むDMF(20mL)の溶液に0℃で、PBr
3(0.78mL、8.1mmol)を含むDMF(3mL)の溶液を一滴ずつ添加した。0℃で10分撹拌した後、反応混合物に水(20mL)を添加した。混合物をEtOAc(20mLx3)で抽出した。有機抽出物を合わせ、ブライン(50mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させ、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(PE/EtOAc=10/1(v/v))、化合物26c−2(500mg、43%収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 356.1 [M-Br+H]
+。
【0395】
工程3.化合物26c−2(1.0g、2.7mmol)および1H−イミダゾール−2−カルバルデヒド(220mg、2.3mmol)を含むDMF(5mL)の溶液に、Na
2CO
3(366mg、3.45mmol)を添加した。80℃で2時間撹拌した後、反応混合物を水(20mL)で希釈した。得られた混合物をEtOAc(20mLx3)で抽出した。有機抽出物を合わせ、水(20mLx2)およびブライン(20mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させ、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(PE/EtOAc=10/1(v/v))、化合物26c−3(300mg、58%収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 452.1 [M+H]
+。
【0396】
工程4.化合物26c−3(300mg、0.67mmol)を含むEtOAc(10mL)の溶液に、10%Pd/C(150mg)を添加し、得られた混合物を室温で12時間H
2の雰囲気下で撹拌した。反応の完了時に、反応混合物を、Celite(登録商標)545を通して濾過し、濾過ケーキをEtOAc(20mLx2)で洗浄した。濾液を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(DCM/MeOH=50/1(v/v))、化合物26c−4(150mg、56%収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 406.1 [M+H]
+。
【0397】
工程5.化合物26c−4(150mg、0.37mmol)を含むDCM(3mL)の溶液にEt
3N(0.1mL、0.74mmol)、続いてMsCl(43μL、0.56mmol)を添加した。室温で2時間撹拌した後、反応混合物をDCM(35mL)で希釈し、水(15mLx2)およびブライン(15mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させ、蒸発させた。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(DCM/MeOH=50/1(v/v))、化合物26c−5(60mg、34%収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 484.1 [M+H]
+。
【0398】
工程6.スキーム1で記載される1−16の調製のために使用されるものと同じ手順に従い、化合物1−14を26c−5と置換して、化合物26c−6を白色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 469.1 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz,
CDCl
3): δ 7.92 (s, 1H), 7.83 - 7.86 (m, 2H), 7.64 (s, 1H), 7.21 (t,
J = 8 Hz, 2H), 6.96 (d, J = 11.5 Hz, 2H), 5.82 (d, J = 4.5 Hz, 1H), 5.67 - 5.68
(m, 1H), 5.05 (s, 2H), 3.21 (s, 3H), 2.98 (d, J = 5.5 Hz, 3H), 2.05 (d, J = 7.5
Hz, 3H) ppm。
スキーム27
【化177】
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【0399】
工程1.スキーム27を参照されたい。化合物15−11(1.0g、2.0mmol)を含むDMF(25mL)の撹拌溶液にK
2CO
3(1.1g、8.0mmol)を室温で添加し、続いて3−ブロモ−2−メチルプロペン(324mg、2.4mmol)を添加した。80℃で2時間撹拌した後、反応混合物を室温まで冷却し、水(60mL)とEtOAc(50mL)の間で分配させた。水層をEtOAc(40mLx3)で抽出した。有機抽出物を合わせ、水(60mLx3)およびブライン(60x2mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(PE/EtOAc=10/1(v/v))、化合物27−1a(760mg、67%収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 588.1 [M+Na]
+。
【0400】
工程2.化合物27−1a(375mg、0.66mmol)を含むTHF(6mL)およびMeOH(6mL)の混合溶媒の撹拌溶液に、NaBH
4(75.5mg、2.0mmol)を何回かに分けて0℃で添加した。0℃で2時間撹拌した後、数滴のアセトンを添加することにより反応を停止させ、得られた混合物を濃縮した。残渣を水(20mL)およびEtOAc(20mL)で分配させ、水層をEtOAc(30mLx3)で抽出した。その後、有機抽出物を合わせ、水(30mLx3)およびブライン(10mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(PE/EtOAc=3/1(v/v))、化合物27−2a(369mg、98%収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 590.2 [M+Na]
+。
【0401】
工程3.化合物27−2a(320mg、0.56mmol)を含むDCM(20mL)の撹拌溶液にフェニルセレノフタルイミド(255mg、0.85mmol)および(±)−カンファスルホン酸(26mg、0.11mmol)を0℃で添加した。室温で一晩中撹拌した後、反応混合物を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(PE/EtOAc=3/1(v/v))、化合物27−3a(290mg、71%収率)を白色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 746.1 [M+Na]
+。
【0402】
工程4.化合物27−3a(320mg、0.44mmol)を含む、CH
2Cl
2(30mL)およびEtOH(50mL)の混合溶媒の撹拌溶液にRaneyニッケル(160mg)を添加した。2時間還流させた後、反応混合物を、Celite(登録商標)545のパッドを通して濾過し、濾液を濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(PE/EtOAc=4/1(v/v))、化合物27−4a(120mg、48%収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 590.2 [M+Na]
+。
【0403】
工程5.スキーム1で記載される化合物1−16の調製のためのものと同じ手順に従い、化合物1−14を27−4aと置換して、化合物27−5aを白色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 553.2 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz,
CDCl
3): δ7.82 - 7.87 (m, 4H), 7.04 - 7.11 (m, 6H), 5.80 - 5.85 (m,
1H), 5.15 (q, J = 6.4 Hz, 1H), 4.14(d, J = 14.0 Hz, 1H), 3.11 (s, 3H), 2.99 (d, J =
5.0 Hz, 3H), 2.98 (d, J = 14.0 Hz, 1H), 1.67 (d,J = 7.0 Hz, 3H), 1.53 (s, 3H), 1.14 (s, 3H) ppm。化合物27−5aを一対の鏡像異性体に分離した:鏡像異性体27−5a_A(t
R=3.93分)および鏡像異性体27−5a_B(t
R=4.66分)(4.6mmx250mm×5μm ChiralPak(登録商標)IAカラム(カラム温度:40.2℃.;溶離液:MeOH(0.1%DEA)/液体CO
2=30/70(v/v);CO
2流速:2.1g/分および共溶媒流速:0.9g/分;背圧:152bar)上において214nmでのUV吸収により検出される)。
【0404】
化合物27−5bの合成.スキーム27で記載される化合物27−5aの合成のためのものと同じ手順に従い、化合物15−11を8−4と置換して、化合物27−5bを白色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 461.1 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz, CDCl
3):δ 7.91 (dd, J
1=3.5 Hz, J
2=6.2 Hz, 2H), 7.89 (s, 1H), 7.86 (s, 1H), 7.19
(t, J=8.5 Hz, 2H), 5.80 (m, 1H), 5.15 (q, J=6.5 Hz, 1H), 4.14 (d, J=14.5 Hz,
1H), 3.12 (s, 3H), 3.00 (d, J=5.5 Hz, 3H), 2.89 (d, J=14.5 Hz, 1H), 1.66 (d,
J=6.5 Hz, 3H), 1.54 (s, 3H), 1.15 (s, 3H) ppm。化合物27−5bを一対の鏡像異性体に分離した:鏡像異性体27−5b_A(t
R=2.31分)および鏡像異性体27−5b_B(t
R=3.38分)(4.6mm×250mm、5μm ChiralPak(登録商標)AD−Hカラム(カラム温度:39.6℃;溶離液:MeOH/液体CO
2=30/70(v/v);CO
2流速:2.1g/分および共溶媒流速:0.9g/分;背圧:151bar)上において214nmでのUV吸収により検出される)。
スキーム28
【化178】
[この文献は図面を表示できません]
【0405】
化合物28−3aの合成.スキーム28を参照されたい。スキーム27において記載される15−11からの化合物27−3aの調製のためのものと同じ手順に従い、3−ブロモ−2−メチルプロペンをアリルブロミドと置換して、化合物28−3aを白色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 732.1 [M+Na]
+。
【0406】
化合物28−5aの合成.スキーム27で記載される27−3aからの化合物27−5aの調製のためのものと同じ手順に従い、化合物27−3aを28−3aと置換して、化合物28−5aを白色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 539.2 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz, CDCl
3): δ7.89および7.78 (s, s,
1H), 7.83 (dd, J
1=6.5 Hz, J
2=8.5 Hz, 2H), 7.61および7.58 (br s, s, 1H), 7.04-7.12 (m, 6H), 5.83 (d, J=4.0Hz, 1H), 5.18および4.98 (dd, dd, J
1=13.5 Hz, J
2=6.5 Hz, 1H), 4.13-4.16および3.78-3.81 (m, m, 2H), 3.15および3.12 (s, s,
3H), 3.12 および 2.85 (m, m, 1H), 3.00 (d, J=5.0 Hz, 3H),
1.73 (t, J=6.5 Hz, 3H), 1.23 および1.17 (d, d, J=6.5 Hz,
3H) ppm。また、化合物28−5aは、スキーム28で記載されるように開始材料として化合物28−7aを使用して得ることができる。
【0407】
化合物28−5bの合成.スキーム27で記載される化合物28−5aの調製のためのものと同じ手順に従い、化合物27−3aを28−3bと置換して、化合物28−5bを白色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 447.1 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz, CDCl
3): δ7.89-7.92 (m, 2H), 7.87 (s, 1H), 7.59 (s,
1H), 7.20 (t, J=8.5 Hz, 2H), 5.78 (m, 1H), 4.98 (m, 1H), 4.14 (m, 2H), 3.15および3.12 (s, s, 3H), 3.01 (d, J=4.5 Hz, 3H), 2.83 (m, 1H), 1.73および1.71 (d, d, J=7.0 Hz, 3H), 1.23 および1.18 (d,
d, J=6.5 Hz, 3H) ppm。また、化合物28−5bはスキーム28で記載される開始材料として化合物28−7bを使用して得ることができる。
【0408】
化合物28−6aの合成.化合物28−3a(2.1g、3.0mmol)を含むDCM(200mL)の溶液にm−CPBA(563mg、3.3mmol)を0℃で添加した。0℃で30分間撹拌した後、反応混合物を飽和NaHCO
3水溶液および水で洗浄した。有機層を無水Na
2SO
4上で乾燥させ、濃縮して乾燥させ、粗化合物28−6aを赤色固体として得、これを次の工程でさらに精製せずに使用した。LC-MS (ESI): m/z 748.1 [M+Na]
+。
【0409】
化合物28−7aの合成.化合物28−6a(375mg、0.52mmol)を乾燥トルエン(300mL)に溶解し、得られた溶液にDBU(4.2mL、28.1mmol)を0℃で添加した。100℃で45分、N
2の雰囲気下で撹拌した後、反応混合物を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(PE/EtOAc=5/1〜3/1(v/v))、化合物28−7a(248mg、87%収率)をオフホワイト固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 552.1 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz, d
6-DMSO): δ8.05 (d, J=9.0 Hz, 2H), 8.00 (s, 1H), 7.79
(s, 1H), 7.31 (m, 2H), 7.21-7.23 (m, 2H), 7.12 (d, J=9.0 Hz, 2H), 5.46 (q,
J=6.0 Hz, 1H), 4.67 (d, J=14.0 Hz, 1H), 4.46 (s, 1H), 4.40 (s, 1H), 4.36 (q,
J=7.0 Hz, 2H), 4.20 (d, J=14.0 Hz, 1H), 3.24 (s, 3H), 1.72 (d, J=6.0 Hz, 3H),
1.36 (t, J=7.0 Hz, 3H) ppm。
【0410】
化合物28−8aの合成.N
2の雰囲気下、ZnEt
2(1Mのヘキサン溶液、7.40mL、7.40mmol)を、乾燥DCM(20mL)に−78℃で添加し、続いてCH
2I
2(1.2mL、14.8mmol)を10分にわたり添加した。得られた混合物を−78℃で30分間、その後−10℃で30分間撹拌した。混合物を−78℃まで冷却し、TFA(137μL、1.9mmol)を含むDCM(1mL)の溶液を、一滴ずつ添加した。−78℃で30分間撹拌した後、混合物に、化合物28−7a(340mg、0.62mmol)を含むDCM(2mL)の溶液を−78℃で一滴ずつ添加した。得られた混合物を−78℃で10分、0℃で1時間、25℃で4時間撹拌した。その後、飽和NH
4Cl水溶液(10mL)を添加し、混合物を濃縮した。残渣をDCM(20mL×3)で抽出した。有機抽出物を合わせ、飽和NaHCO
3水溶液および水で洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(PE/EtOAc=10/1〜4/1(v/v))、化合物28−8a(230mg、66%収率)を白色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 566.2 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz, d
6-DMSO): δ8.06-8.08 (m, 2H), 8.01 (s, 1H), 7.88 (s,
1H), 7.30-7.34 (m, 2H), 7.21-7.24 (m, 2H), 7.12-7.14 (m, 2H), 5.09 (q, J=6.0
Hz, 1H), 4.36 (q, J=7.5 Hz, 2H), 3.69 (d, J=15.0 Hz, 1H), 3.57 (d, J=15.0 Hz,
1H), 3.32 (s, 3H), 1.57 (d, J=6.0 Hz, 3H), 1.35 (t, J=7.5 Hz, 3H), 0.71-0.96
(m, 4H) ppm。
【0411】
化合物28−9aの合成.スキーム1で記載される1−16の調製のためのものと同じ手順に従い、化合物1−14を28−8aと置換して、化合物28−9aを白色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 551.2 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz, d
6-DMSO): δ8.50 (d, J=4.5 Hz, 1H), 7.92 (d, J=9 Hz,
2H), 7.83 (s, 1H), 7.56 (s, 1H), 7.28-7.32 (m, 2H), 7.17-7.20 (m, 2H), 7.12 (d,
J=8.5 Hz, 2H), 5.06 (dd, J
1=12.5 Hz, J
2=6.5 Hz, 1H), 3.67
(d, J=15.5 Hz, 1H), 3.56 (d, J=14.5 Hz, 1H), 3.31 (s, 3H), 2.84 (d, J=4.5 Hz,
3H), 1.54 (d, J=6 Hz, 3H), 0.70-0.93 (m, 4H) ppm。化合物28−9aを一対の鏡像異性体に分離した:鏡像異性体28−9a_A(t
R=4.13分)および鏡像異性体28−9a_B(t
R=5.05分)(4.6mm×250mm×5μmRegis(R,R)−Whelk−olカラム(カラム温度:39.3℃.;溶離液:MeOH/液体CO
2=50/50(v/v);CO
2流速:1.5g/分および共溶媒流速:1.5g/分;前圧:218barおよび背圧:152bar)上において214でのUV吸収により検出される)。
【0412】
化合物28−9bの合成.スキーム28で記載される化合物28−9aの調製のためのものと同じ手順に従い、化合物15−11を8−4と置換して、化合物28−9bを白色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 459.1 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz, d
6-DMSO): δ8.53 (m, 1H), 7.97 (dd, J
1=5.5
Hz, J
2=8.7 Hz, 2H), 7.85 (s, 1H), 7.58 (s, 1H), 7.41 (t, J=8.5 Hz,
2H), 5.06 (q, J=6.5 Hz, 1H), 3.68 (d, J=14.5 Hz, 1H), 3.57 (d, J=14.5 Hz, 1H),
3.32 (s, 3H), 2.84 (d, J=4.5 Hz, 3H), 1.54 (d, J=6.5 Hz, 3H), 0.93 (m, 1H),
0.84-0.86 (m, 2H), 0.70 (m, 1H) ppm。化合物28−9bを一対の鏡像異性体に分離した:鏡像異性体28−9b_A(t
R=4.36分)および鏡像異性体28−9b_B(t
R=6.09分)(4.6mm×250mm 5μm ChiralPak(登録商標)AD−Hカラム(カラム温度:39.8℃.;溶離液:MeOH/液体CO
2=30/70(v/v);CO
2流速:2.1g/分および共溶媒流速:0.9g/分;背圧:150bar)上において214nmでのUV吸収により検出される)。
【0413】
化合物28−10aの合成.化合物28−7a(680mg、1.2mmol)を含むTHF(10mL)の溶液にBH
3・THF(7.4mL、7.4mmol)を0℃で添加した。室温で3時間撹拌した後、反応混合物に3N NaOH水溶液(7mL)を0℃で添加し、続いて30%H
2O
2水溶液(7mL)を添加した。反応混合物を室温で一晩中撹拌し、氷水(30mL)を添加した。混合物をEtOAc(25mL×2)で抽出した。有機抽出物を合わせ、水(20mL×2)で洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させ、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(DCM/アセトン=50/1(v/v))、化合物28−10a(560mg、80%収率)を白色固体として得た。LC-MS (EST): m/z 592.2 [M+Na]
+。
【0414】
化合物28−10bの合成.化合物28−10aの調製のためのものと同じ手順に従い、化合物28−7aを28−7bと置換して、化合物28−10bを白色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 500.1 [M+Na]
+。
【0415】
化合物28−11aの合成.スキーム1で記載される化合物1−16の調製のためのものと同じ手順に従い、化合物1−14を28−10aと置換して、化合物28−11aを白色固体として得た。LC-MS (EST): m/z 555.2 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz, d
6-DMSO): δ8.42-8.50 (m, 1H), 7.90-7.93 (m, 2H), 7.82 および7.77 (s, s, 1H), 7.56および7.54 (s, s, 1H),
7.27-7.31 (m, 2H), 7.17-7.19 (m, 2H), 7.11 (d, J=8.5 Hz, 2H), 5.17および4.88 (m, m, 1H), 4.78 (m, 1H), 4.18および3.99
(m, m, 1H), 3.93 (m, 1H), 3.45 (m, 1H), 3.47 (m, 1H), 3.38および3.36 (s, s, 3H), 2.84 (d, J=4.5 Hz, 3H), 2.83 (m, 1H), 1.62および1.60 (d, d, J=6.5 Hz, 3H) ppm。
【0416】
化合物28−11bの合成.スキーム28で記載される化合物28−11aの調製のためのものと同じ手順に従い、化合物28−10aを28−10bと置換して、化合物28−11bを白色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 463.1 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz, d
6-DMSO): δ8.52 (m, 1H), 7.95-7.98 (m, 2H), 7.83 および7.79 (s, s, 1H), 7.58および7.57 (s, s, 1H),
7.40 (t, J=9.0 Hz, 2H), 4.88 (q, J=6.5 Hz, 1H), 4.78 (t, J=5.5 Hz, 1H), 4.19
(d, J=15 Hz, 1H), 3.92 (m, 1H), 3.43-3.48 (m, 1H), 3.39 (s, 3H), 3.26-3.31 (m,
1H), 2.84 (d, J=4.5 Hz, 3H), 2.83 (m, 1H), 1.62および1.60
(d, d, J=6.0 Hz, 3H) ppm。
【0417】
化合物28−12aの合成.化合物28−10a(200mg、0.35mmol)、DMAP(21mg、0.18mmol)およびEt
3N(0.15mL、1.1mmol)を含むCH
2Cl
2(5mL)の溶液にTsCl(100mg、0.53mmol)を0℃で添加した。室温で2時間撹拌した後、反応混合物に氷水(10mL)およびDCM(25mL)を添加した。有機層を飽和NaHCO
3水溶液(10mL×2)、水(10mL×2)およびブライン(10mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させ、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(PE/EtOAc=6/1〜2/1(v/v))、トシレートを白色固体(230mg、91%収率)として得た。LC-MS (ESI): m/z 746.2 [M+Na]
+。その後、トシレート(140mg、0.19mmol)、MeSO
2Na(59mg、0.58mmol)およびKI(964mg、0.581mmol)を含むDMF(2mL)の混合物を120℃で2時間撹拌した。混合物をその後、水(15mL)に注ぎ入れた。得られた沈殿を濾過し、白色物を水(15mL×3)で洗浄し、真空で乾燥させ、化合物28−12aを得た(100mg、82%収率)。LC-MS (ESI): m/z 654.1 [M+Na]
+。
【0418】
化合物28−12bの合成.スキーム28で記載される化合物28−12aの調製のためのものと同じ手順に従い、化合物28−10aを28−10bと置換して、化合物28−12bを白色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 562.1 [M+H]
+。
【0419】
化合物28−13aの合成.スキーム1で記載される化合物1−16の調製のためのものと同じ手順に従い、化合物1−14を28−12aで置換して、化合物28−13aを白色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 617.1 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz, CDCl
3): δ7.94 (s, 1H), 7.81 (dd, J
1=2.5
Hz, J
2=8.5 Hz, 2H), 7.61 (s, 1H), 7.05-7.13 (m, 6H), 5.82 (m, 1H),
5.09 (q, J=8.5 Hz, 1H), 4.59 (t, J=11.5 Hz, 1H), 4.24 (d, J=18.5 Hz, 1H), 3.16
(s, 3H), 3.05-3.13 (m, 3H), 3.07 (s, 3H), 2.98 (d, J=6.0 Hz, 3H), 1.78 (d,
J=8.5 Hz, 3H)ppm。また、化合物28−13aはスキーム28で記載されるように開始材料として化合物28−11aを使用して得ることができる。
【0420】
化合物28−13bの合成.スキーム28で記載される化合物28−13aの調製のためのものと同じ手順に従い、化合物28−12aを28−12bとして置換して、化合物28−13bを白色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 525.1 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz, d
6-DMSO): δ8.52 (m, 1H), 7.95-7.99 (m, 2H), 7.87 (s,
1H), 7.61 (s, 1H), 7.40 (t, J=8.5 Hz, 2H), 4.98 (q, J=6.0 Hz, 1H), 4.39 (t,
J=9.0 Hz, 1H), 4.20 (d, J=14.0 Hz, 1H), 3.37 (s, 3H), 3.29-3.32 (m, 2H), 3.04
(s, 3H), 2.89 (m, 1H), 2.85 (d, J=4.5 Hz, 3H), 1.66 (d, J=6.5 Hz, 3H) ppm。また、化合物28−13bは、スキーム28で記載されるように開始材料として化合物28−l1bを使用して得ることができる。
スキーム29
【化179】
[この文献は図面を表示できません]
【0421】
工程1.スキーム29を参照されたい。化合物4−2(9.0g、18.9mmol)を含むDME(200mL)およびH
2O(400mL)の溶液にK
2CO
3(7.8g、56.6mmol)、Pd(dppf)Cl
2(1.5g、1.9mmol)および4,4,5,5−テトラメチル−2−ビニル−1,3,2−ジオキサボロラン(4.4g、28.3mmol)を添加した。60℃で2時間Arの雰囲気下で撹拌した後、反応混合物を濃縮し、残渣を水(150mL)とEtOAc(150mL)の間で分配させた。水相をEtOAc(100mL×3)で抽出し、有機抽出物を合わせ、水(100mL×3)およびブライン(100mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(PE/EtOAc=15/1(v/v))、化合物29−1(5.0g、75%収率)を黄色固体として得た。LCMS (ESI): m/z 356.1 [M+H]
+。
【0422】
工程2.化合物29−1(1.2g、3.4mmol)を含むTHF(50mL)、EtOH(20mL)およびHOAc(40mL)の溶液に、Zn(1.3g、20.1mmol)を0℃で徐々に添加した。室温で2時間撹拌した後、反応混合物を濾過し、濾液を濃縮した。残渣を水(80mL)とEtOAc(80mL)の間で分配させ、有機層をEtOAc(60mL×3)で抽出した。有機抽出物を合わせ、水(80mL×2)、飽和NaHCO
3水溶液(80mL)およびブライン(80mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させた。溶媒を濃縮し、残渣を真空で乾燥させ、粗化合物29−2(1.0g、91%収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 326.1 [M+H]
+。
【0423】
工程3.化合物29−2(1.0g、3.1mmol)を含む無水ピリジン(5mL)の溶液をDMAP(20mg)で処理し、続いてMsCl(1.1g、9.2mmol)を含むDCM(3mL)で0℃にて処理した。室温で3時間撹拌した後、反応混合物を濃縮し、残渣を水(20mL)とEtOAc(20mL)の間で分配させた。水層をDCM(30mL×3)で抽出し、有機抽出物を合わせ、水(60mL×2)およびブライン(60mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣を真空で乾燥させ、粗化合物29−3(1.1g、88%収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 404.1 [M+H]
+。
【0424】
工程4.化合物29−3(700mg、1.7mmol)を含むDMF(30mL)の溶液に、K
2CO
3(719mg、5.2mmol)およびKI(144mg、0.87mmol)、続いて2−ブロモベンジルクロリド(534mg、2.6mmol)を添加した。70℃で3時間撹拌した後、反応混合物を濃縮し、残渣を水(50mL)とEtOAc(50mL)の間で分配させた。水層をEtOAc(3×40mL)で抽出し、有機抽出物を合わせ、水(80mL×3)およびブライン(50mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/EtOAc=15/1(v/v))、化合物29−4(800mg、87%収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 574.0 [M+H]
+。
【0425】
工程5.化合物29−4(770mg、1.34mmol)を含むCH
3CN(25ml)の溶液に、Et
3N(4.6mL)、およびPd(PPh
3)
4(1.55g、1.34mmol)を添加した。80℃で数時間Arの雰囲気下で撹拌した後、反応混合物を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/EtOAc=10/1(v/v))、化合物29−5(260mg、40%収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 492.1 [M+H]
+。
【0426】
工程6.化合物29−5(150mg、0.31mmol)を含むEtOH(30mL)の溶液に5%Pd/C(w/w、200mg)を添加した。50℃で数時間H
2の雰囲気下で撹拌した後、反応混合物を、Celite(登録商標)545のパッドを通して濾過した。濾過ケーキをEtOH(15mL×2)で洗浄した。濾液を濃縮し、残渣を真空で乾燥させ、粗化合物29−6(149mg、99%収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 494.1 [M+H]
+。
【0427】
工程7.スキーム1で記載される化合物1−16の調製のためのものと同じ手順に従い、化合物1−14を29−6と置換して、化合物29−7(130mg、90%収率)を淡褐色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 479.1 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz, CDCl
3): δ7.85-7.88 (m, 2H), 7.78 (s, 1H), 7.71 (s,
1H), 7.30 (d, 2H), 7.15-7.24 (m, 5H), 5.76 (brs, 2H), 5.12 (d, J=16 Hz, 2H),
4.95 (d, J=16 Hz, 5H), 4.57-4.62 (dd, J
1=15 Hz, J
2=7 Hz,
1H), 2.72 (d, J=5 Hz, 3H), 2.73 (s, 3H), 1.80 (d, J=8 Hz, 3H) ppm。化合物29−7を一対の鏡像異性体に分離した:鏡像異性体29−7_A(t
R=4.16分)および鏡像異性体29−7_B(t
R=6.05分)(4.6mm×250mm 5μm ChiralPak(登録商標)OD−Hカラム(カラム温度:40.4℃;溶離液:MeOH/液体CO
2=30/70(v/v);CO
2流速:2.1g/分および共溶媒流速:0.9g/分;前圧:205barおよび背圧:148bar)上において214nmでのUV吸収により検出される)。
スキーム30
【化180】
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【0428】
化合物8−5のキラル分離.化合物8−5(3.8g)を一対の鏡像異性体に分離した:(R)−8−5(t
R=2.61分、1.6g、84%収率)および(S)−8−5(t
R=3.14分、1.6g、84%収率)(4.6mm×250mm×5μm ChiralPak(登録商標)AD−Hカラム(カラム温度:40.2℃.;溶離液:MeOH(0.1%DEA)/液体CO
2=30/70(v/v);CO
2流速:2.1g/分および共溶媒流速:0.9g/分;前圧:206barおよび背圧:149bar)上において214nmでのUV吸収により検出される)。
【0429】
化合物15−12のキラル分離.化合物8−5を分離するために使用されるものと同じ分取キラルHPLC条件を使用して、化合物15−12(5.6g)を一対の鏡像異性体に分離した:(R)−15−12(t
R=5.71分、1.1g、39%収率)および(S)−15−12(t
R=6.58分、1.0g、36%収率)。
【化181】
[この文献は図面を表示できません]
【0430】
化合物30−1aの合成.化合物8−5(t
R=2.61分)のキラル分離から最初に出てきた鏡像異性体(30mg、0.07mmol)および(R)−MαNP(18.4mg、0.08mmol)を含むCH
2Cl
2(2mL)の溶液に、DCC(72.1mg、0.35mmol)、続いてDMAP(17.1mg、0.14mmol)を添加した。室温で20時間撹拌した後、反応混合物を濃縮し、残渣をEtOAc(45mL)で希釈した。溶液を水(20mL)およびブライン(20mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させ、濃縮した。残渣を分取HPLCにより精製し、化合物30−1a(15mg)を白色粉末として得た。LC-MS: (ESI) m/z=656.2 [M+Na]
+;
1H NMR (500MHz, CDCl
3): δ8.11-8.13 (m, 2H), 7.74-7.77 (m, 2H), 7.60
(d, J=7.0 Hz, 2H), 7.47 (t, J=8.0 Hz, 1H), 7.45 (s, 1H), 7.22 (t, J=9.0 Hz,
2H), 7.08 (s, 1H), 7.00 (t, J=7.0 Hz, 1H), 6.76 (t, J=8.0 Hz, 1H), 6.07 (q,
J=7.0 Hz, 1H), 4.23-4.36 (m, 2H), 3.05 (s, 3H), 2.98 (s, 3H), 2.03 (s, 3H),
1.49 (d, J=7.0 Hz, 3H), 1.27 (t, J=7.0 Hz, 3H) ppm。
【化182】
[この文献は図面を表示できません]
【0431】
化合物30−2aの合成.化合物30−1aを調製するために使用されるものと同じ手順に従い、(R)−MαNPを(S)−MαNPと置換して、化合物30−2aを得た。LC-MS: (ESI) m/z=656.2 [M+Na]
+;
1H NMR (500MHz, CDCl
3): δ8.06-8.09 (m, 2H), 7.95 (d, J=8.5 Hz, 1H),
7.87 (s, 1H), 7.82 (d, J=8.0 Hz, 1H), 7.78 (d, J=8.0 Hz, 1H), 7.73 (s, 1H),
7.67 (s, 1H), 7.64 (d, J=7.0 Hz, 1H), 7.47 (t, J=8.0 Hz, 1H), 7.28 (t, J=7.5
Hz, 1H), 7.20 (t, J=7.5 Hz, 2H), 7.06 (t, J=7.5 Hz, 1H), 6.12 (q, J=6.5 Hz,
1H), 4.35-4.41 (m, 2H), 3.12 (s, 3H), 3.00 (s, 3H), 2.00 (s, 3H), 1.48 (d,
J=6.5 Hz, 3H), 1.27 (t, J=7.0 Hz, 3H) ppm。
【化183】
[この文献は図面を表示できません]
【0432】
化合物30−1bの合成.化合物30−1a調製するために使用されるものと同じ手順に従い、化合物15−12(t
R=5.71分)のキラル分離から最初に出てきた鏡像異性体を使用して、化合物30−1bを得た。LC-MS: (ESI) m/z=748.2 [M+Na]
+;
1H NMR (500MHz, CD
3Cl): δ8.08-8.10 (m, 2H), 7.06-7.11 (m, 7H), 6.99
(t, J=7.0 Hz, 1H), 6.75 (dt, J
1=1.0 Hz, J
2=8.0 Hz, 1H),
6.06 (q, J=7.0 Hz, 1H), 4.24-4.35 (m, 2H), 3.05 (s, 3H), 2.98 (s, 3H), 2.03 (s,
3H), 1.49 (d, J=7.0 Hz, 3H), 1.27 (t, J=7.0 Hz, 3H) ppm。
【化184】
[この文献は図面を表示できません]
【0433】
化合物30−2bの合成.化合物30−1bを調製するために使用されるものと同じ手順に従い、(R)−MαNPを(S)−MαNPと置換して、化合物30−2bを得た。LC-MS: (ESI) m/z=748.2 [M+Na]
+;
1H NMR (500MHz, CD
3Cl): δ8.06 (d, J=7.0 Hz, 2H), 7.93 (d, J=8.5 Hz,
1H), 7.85 (s, 1H), 7.83 (d, J=8.0 Hz, 1H), 7.78 (d, J=8.0 Hz, 1H), 7.69 (s,
1H), 7.63-7.66 (m, 2H), 7.46 (t, J=8.0 Hz, 1H), 7.29 (t, J=8.0 Hz, 1H),
7.04-7.10 (m, 7H), 6.10 (q, J=7.0 Hz, 1H), 4.36-4.39 (m, 2H), 3.13 (s, 3H),
2.99 (s, 3H), 1.91 (s, 3H), 1.48 (d, J=7.0 Hz, 3H), 1.36 (t, J=7.0 Hz, 3H) ppm。
スキーム31
【化185】
[この文献は図面を表示できません]
【0434】
キラリティの決定.スキーム31を参照されたい。(R)−MαNPおよび(S)−MαNPを有するアルコールから誘導した一対のジアステレオマーエステルの化学シフトの一般規則に基づき、化合物8−5のキラル分離から最初に出てきた鏡像異性体(t
R=2.61分)におけるベンジル炭素のキラリティをRと決定した。したがって、化合物15−12のキラル分離から最初に出てきた鏡像異性体(t
R=5.71分)におけるベンジル炭素のキラリティをRと決定した。
スキーム32
【化186】
[この文献は図面を表示できません]
【0435】
化合物(R)−8−5の合成.スキーム32を参照されたい。25mLフラスコにトリエチルアミン(76mg、0.75mmol、7当量)を氷浴中で入れ、続いてギ酸(35mg、0.75mmol、7当量)を一滴ずつ添加した。室温で20分間撹拌した後、化合物8−4(45mg、0.107mmol、1当量)を含むDMF(6mL)の溶液およびRuCl[(R,R)−Tsdpen](p−シメン)(1.6mg、0.0029mmol 0.024当量)を添加した。得られた暗赤色反応混合物を40℃で一晩中撹拌し、その後濃縮した。残渣をシリカカラムクロマトグラフィーにより精製し(EtOAc/PE=1:1(v/v))、化合物(R)−8−5(30mg、66%収率、95.5%ee)を白色固体として得た。試料(t
R=2.59分)の絶対配置を、スキーム30におけるキラルHPLC条件に従い、化合物8−5と共にキラルHPLCをとることにより、Rと決定した。
【0436】
化合物(S)−8−5の合成.化合物(R)−8−5の調製のために記載されたのと同じ手順に従いRuCl[(R,R)−Tsdpen](p−シメン)をRuCl[S,S)−Tsdpen](p−シメン)と置換して、化合物(S)−8−5(28mg、66%収率、94.0%ee、t
R=3.12分、S配置)を化合物8−4(42mg、0.1mmol)から得た。
【0437】
化合物(R)−15−12の合成.化合物(R)−8−5の調製のために記載されたのと同じ手順に従い、化合物8−4を化合物15−11(50mg、0.1mmol)と置換して、化合物(S)−8−12(38mg、75%収率、95.9%ee、t
R=5.76分、R配置)を得た。
【0438】
化合物(S)−15−12の合成.化合物(R)−15−12の調製のために記載されたのと同じ手順に従い、RuCl[(R,R)−Tsdpen](p−シメン)をRuCl[(S,S)−Tsdpen](p−シメン)と置換して、化合物(S)−15−12(70mg、70%収率、96.6%ee、t
R=6.70分、S配置)を化合物15−11(100mg、0.2mmol)から得た。
【0439】
化合物(R)−8−9の合成.化合物(R)−8−5を開始材料として使用し、スキーム8で記載される化合物8−9の調製のための同じ手順に従い、化合物(R)−8−9を得た。キラルHPLC分析により、化合物(R)−8−9および化合物8−9のキラル分離から得られた鏡像異性体8−9_Aは同一であることが決定された。
【0440】
化合物(R)−15−15の合成.化合物(R)−15−12を開始材料として使用し、スキーム15で記載される化合物15−15の調製のための同じ手順に従い、化合物(R)−15−15を得た。キラルHPLC分析により、化合物(R)−15−15および化合物15−15のキラル分離から得られた鏡像異性体15−15_Aは同一であることが決定された。
【0441】
化合物28−11aおよび−13aのジアステレオマーの合成.化合物(R)−15−12または(S)−15−12のいずれかを開始材料として使用し、スキーム28に記載される化合物28−11aおよび−13aの調製のための手順に従い、化合物28−11aおよび−13aのそれらのジアステレオマーをそれぞれ得た。それらのジアステレオマーの絶対配置を2D−COSYおよびNOESYスペクトルにより決定した。
【0442】
化合物28−11bおよび−13bのジアステレオマーの合成.化合物(R)−8−5または(S)−8−5のいずれかを開始材料として使用し、スキーム28で記載される化合物28−11bおよび−13bの調製のための手順に従い、化合物28−11bおよび−13bのそれらのジアステレオマーをそれぞれ得た。それらのジアステレオマーの絶対配置を2D−COSYおよびNOESYスペクトルにより決定した。
スキーム33
【化187】
[この文献は図面を表示できません]
【0443】
工程1.スキーム33を参照されたい。化合物8−5(500mg、1.2mmol)、2−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)エタノン(266mg、1.5mmol)およびK
2CO
3(492mg、3.6mmol)を含むDMF(4mL)の混合物を50℃で2時間撹拌した。その後、反応混合物を水(100mL)に注ぎ入れ、懸濁液を濾過した。得られた固体をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(PE/EtOAc=4/1(v/v))、化合物33−1(500mg、76%収率)を黄色固体おして得た。LC-MS (ESI): m/z 461.1 [M-H
2O-Ms+H]
+。
【0444】
工程2.化合物33−1(300mg、0.54mmol)を含むTHF/EtOH(5mL/5mL)の溶液に、NaBH
4(102mg、2.7mmol)を0℃で添加した。室温で2時間撹拌した後、反応混合物に、数滴のアセトンを添加し、濃縮した。残渣を水(25mL)で希釈し、DCM(25mL×3)で抽出した。抽出物を合わせ、水(25mL)およびブライン(25mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させ、濃縮した。残渣を真空で乾燥させ、化合物33−2(300mg、99%収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 463.2 [M-H
2O-Ms+H]
+。
【0445】
工程3.化合物33−2(180mg、0.322mmol)を含むCH
2Cl
2(2mL)の溶液にTMSOTf(143mg、0.64mmol)を0℃で添加した。0℃で10分撹拌した後、反応混合物に飽和NaHCO
3水溶液(25mL)を添加し、得られた混合物をDCM(25mL×2)で抽出した。有機抽出物を合わせ、水(25mL)およびブライン(25mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させ、濃縮した。残渣を真空で乾燥させ、化合物33−3(160mg、92%収率)を黄色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 564.0 [M+Na]
+。
【0446】
工程4.スキーム1で記載される化合物1−16の調製のためのものと同じ手順に従い、化合物1−14を33−3と置換して、化合物33−4(100mg、65%収率)を白色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 527.1 [M+H]
+;
1H NMR (500MHz, d
6-DMSO): δ8.50-8.56 (m, 1H), 7.95-7.99 (m, 2H), 7.89および7.84 (s, s, 1H), 7.66 (m, 1H), 7.32-7.42 (m, 4H), 7.16-7.21 (m, 2H),
5.35および5.08 (q, q, J=6.5 Hz, 1H), 5.01 (d, J=10 Hz, 0.5
H), 4.20 (d, J=14 Hz, 0.5 Hz), 4.06および3,45 (m, m, 1H),
3.46 および 3.44 (s, s, 3H), 3.28 および 2.99 (m, m, 1H), 2.85-2.87 (m, 3H), 1.67-1.70 (m, 3H) ppm。
スキーム34
【化188】
[この文献は図面を表示できません]
【0447】
工程1.スキーム34を参照されたい。化合物(S)−15−12(5.13g、10mmol)を含むDMF(40mL)の溶液に、K
2CO
3(2.07g、15mmol)を添加し、得られた混合物を室温で30分間撹拌した。その後、ラセミ2−(ブロモメチル)オキシラン(1.23mL、15mmol)を含むDMF(10mL)の溶液を混合物に一滴ずつ添加した。60℃で一晩中撹拌した後、反応混合物を濃縮した。残渣をH
2O(100mL)およびEtOAc(150mL)で希釈した。水層をEtOAc(150mL×2)で抽出した。有機抽出物を合わせ、H
2O(100mL×2)およびブライン(100mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/EtOAc=1/1(v/v))、化合物34−1b(4.8g、84%収率)を白色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 570.1 [M+H]
+。
【0448】
工程2.TsOH(38mg、0.2mmol)を含むトルエン(4mL)の溶液に100℃で、34−1b(57mg、0.1mmol)を添加した。100℃で4時間撹拌した後、反応混合物を濃縮し、残渣をDCM(25mL)に溶解した。混合物を飽和NaHCO
3水溶液(25mL×2)およびブライン(25mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/EtOAc=1/1(v/v))、化合物(S,S)−34−2bおよび(S,R)−34−2bの混合物(40mg、70%収率)を白色固体として、7.5/1の比で得た(それぞれ、化合物(S,S)−34−2bでは5.08ppm、化合物(S,R)−34−2bでは5.20ppmでのベンジル炭素の積分を比較することにより決定される)。LC-MS (ESI): m/z 570.1 [M+H]
+. 化合物 (S,S)-34-2b:
1H NMR (500MHz, CDCl
3): δ8.14 (s, 1H), 8.04 (m, 2H), 7.58 (s, 1H),
7.03-7.11 (m, 6H), 5.08 (q, J=6.5 Hz, 1H), 4.42 (q, J=7.0 Hz, 2H), 4.13-4.19
(m, 2H), 3.73 (dd, J
1=3.5 Hz, J
2=11.5 Hz, 1H), 3.53 (dd,
J
1=6.0 Hz, J
2=11.8 Hz, 1H), 3.18 (s, 1H), 3.12 (m, 1H),
1.92 (bs, 1H), 1.77 (d, J=7.0 Hz, 3H), 1.44 (t, J=6.5 Hz, 3H) ppm。(S,R)-34-2b:
1H NMR (500MHz, CDCl
3): δ7.94-7.97 (m, 3H), 7.52 (s, 1H), 6.96-7.03
(m, 6H), 5.20 (q, J=6.5 Hz, 1H), 4.35 (q, J=7.0 Hz, 2H), 3.94 (brm, 1H), 3.71
(dd, J
1=4.5 Hz, J
2=11.8 Hz, 1H), 3.58-3.66 (m, 4H), 3.08
(s, 3H), 1.92 (bs, 1H), 1.67 (d, J=7.0 Hz, 3H), 1.36 (t, J=7.0 Hz, 3H) ppm。
【0449】
酸触媒エポキシド−開環−形成工程の立体選択性の比較
【表9】
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スキーム35
【化189】
[この文献は図面を表示できません]
【0450】
化合物(S,S)−35−1bの合成.スキーム35を参照されたい。化合物(S,S)−34−3b(120mg、0.22mmol)およびDMAP(159mg、1.3mmol)を含むDCM(2mL)の溶液にジフェニルホスホロクロリデート(291mg、1.08mmol)を0℃でArの雰囲気下にて添加した。室温で一晩中撹拌した後、反応混合物に氷水(10mL)およびDCM(10mL)を添加した。有機層を飽和NaHCO
3水溶液(10mL×3)および水(10mL×3)で洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣を真空で乾燥させ、粗化合物(S,S)−35−1b(120mg、71%収率)を白色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 787.2 [M+H]
+。
【0451】
化合物(S,S)−35−2bの合成.化合物(S,S)−35−1b(120mg、0.15mmol)を含むTHF(5mL)の溶液に、PtO
2(50mg)を添加した。得られた混合物をH
2でフラッシングし、室温で一晩中撹拌した。その後、混合物をTHF(25mL)で希釈し、Celite(登録商標)545を通して濾過した。濾液を濃縮し、残渣を水(25mL)で希釈した。懸濁液を濾過し;固体を水(10mL)およびCH
3CN(10mL)で洗浄し、真空で乾燥させ、化合物(S,S)−35−2b(50mg、52%収率)を白色固体として得た。LC-MS (EST): m/z 635.2 [M+H]
+,
1H NMR (500MHz, d
6-DMSO): d 8.50 (d, J=4.5 Hz, 1H),
7.91 (d, J=8.5 Hz, 2H), 7.81 (s, 1H), 7.56 (s, 1H), 7.29 (d, J=8.5 Hz, 2H),
7.15-7.18 (m, 2H), 7.10 (d, J=8.5 Hz, 2H), 4.89 (d, J=5.5 Hz, 1H), 4.10-4.16
(m, 1H), 4.03 (br, 1H), 3.77 (br, 1H), 3.58-3.60 (m, 1H), 3.47 (br, 2H), 3.36
(s, 3H), 2.89 (br, 1H), 2.83 (d, J=4.5 Hz, 3H), 1.60 (d, J=5.5 Hz, 3H)ppm。
【0452】
(S,S)−35−3bの合成.N,N−ジメチルグリシン(45mg、0.43mmol)、DCC(149mg、0.72mmol)および(S,S)−34−2b(80mg、0.14mmol)を含むCH
2Cl
2(2mL)の溶液にDMAP(89mg、0.72mmol)を室温で添加した。室温で一晩中撹拌した後、反応混合物を濾過し、濾液を濃縮した。残渣を分取HPLCにより精製し、生成物をそのHCl塩に変換し、(S,S)−35−3b(50mg、54%収率)を白色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 640.2 [M+H]
+。
1H NMR (500MHz, d
6-DMSO): δ10.32 (br, 1H), 8.51 (d, J=5.0 Hz, 1H),
7.91 (d, J=9.0 Hz, 2H), 7.86 (s, 1H), 7.57 (s, 1H), 7.30 (t, J=8.5 Hz, 2H),
7.17-7.20 (m, 2H), 7.12 (d, J=9.0 Hz, 2H), 4.92 (q, J=6.5 Hz, 1H), 4.19-4.26
(m, 6H), 3.04 (s, 1H), 3.00 (br, 1H), 2.83 (s, 9H), 1.64 (d, J=6.0 Hz, 3H) ppm。
【0453】
(S,S)−35−4cの合成.N−Boc−L−アラニン(68mg、0.36mmol)、DCC(149mg、0.72mmol)および(S,S)−35−1b(100mg、0.18mmol)を含むCH
2Cl
2(2mL)の溶液にDMAP(89mg、0.72mmol)を室温で添加した。室温で一晩中撹拌した後、反応混合物を濾過し;濾液を濃縮し、残渣を真空で乾燥させ、粗(S,S)−35−4c(105mg、80%収率)を白色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 626.1 [M-Boc+2H]
+。
【0454】
(S,S)−35−5cの合成.(S,S)−35−3c(100mg、0.14mmol)およびHCl 4−ジオキサン(4.0M、3mL)の混合物を室温で2時間撹拌した。溶媒を除去し、残渣をに分取HPLCにより精製し、(S,S)−35−5c(50mg、58%収率)を白色固体として得た。LC-MS (ESI): m/z 626.1 [M+H]
+。
1H NMR (500MHz, d
6-DMSO): δ8.48-8.51 (m, 1H), 8.40 (s, 2H), 7.90 (d,
J=8.5 Hz, 2H), 7.81 (s, 1H), 7.56 (s, 1H), 7.31 (t, J=8.5 Hz, 2H), 7.16-7.20
(m, 2H), 7.12 (d, J=9.0 Hz, 2H), 4.91 (q, J=6.5 Hz, 1H), 4.09-4.26 (m, 5H),
4.00 (s, 3H), 2.95 (br, 1H), 2.83 (d, J=6.5 Hz, 1H), 1.61 (d, J=4.5 Hz, 3H),
1.40 (d, J=7.0 Hz, 3H) ppm。
【0455】
(S,S)−35−5dの合成.(S,S)−35−4cを調製するために使用されるものと同じ手順に従い、N−Boc−L−アラニンをN−Boc−L−バリンと置換して、(S,S)−35−5dを白色固体として69%収率で得た。LC-MS (ESI): m/z 654.2 [M+H]
+。
1H NMR (500MHz, d
6-DMSO): δ8.49-8.51 (m, 1H), 8.08 (br, 2H), 7.91 (d,
J=9.0 Hz, 2H), 7.86 (s, 1H), 7.57 (s, 1H), 7.30 (t, J=9.0 Hz, 2H), 7.17-7.20
(m, 2H), 7.12 (d, J=9.0 Hz, 2H), 4.93 (d, J=6.5 Hz, 1H), 4.15-4.20 (m, 4H),
3.87 (s, 1H), 3.36 (s, 3H), 2.95 (br, 1H), 2.84 (d, J=4.0 Hz, 3H), 2.13-2.16
(m, 1H), 2.16 (d, J=6.5 Hz, 3H), 1.00 (d, J=6.5 Hz, 3H), 0.95 (d, J=6.5 Hz, 3H)
ppm。
【0456】
生物活性
本発明の化合物の生物活性を、HCVレプリコンアッセイを使用して決定した。バイシストロニック性遺伝子型1bレプリコンをHuh7細胞において持続的に発現する1b_Huh−Luc/Neo−ET細胞株をReBLikon GMBHから入手した。この細胞株を用い、レプリコンレベルの化合物阻害の測定値としてルシフェラーゼ酵素活性読み取りを使用して化合物阻害を試験した。
【0457】
第1日(プレーティングの次の日)に、各化合物を3通りで細胞に添加した。プレートは72時間インキュベートされ、その後、ルシフェラーゼアッセイを実施した。酵素活性を、Promega Corporation製のBright−Gloキット(カタログ番号E2620)を使用して測定した。下記式を使用して、各化合物に対する、パーセント対照値を生成させた。
%対照=(平均化合物値/平均対照)
*100
【0458】
EC
50値をGraphPad Prismおよび下記式を使用して決定した:
Y=ボトム+(トップ-ボトム)/(1+10^((LogIC50-X)
*斜面))
【0459】
化合物のEC
50値は、レプリコンアッセイにおいて数回繰り返された。
【0460】
本発明の化合物は、限定されないが、選択された1a、1b、2a、3a、および4aの、HCVの複数の遺伝子型を阻害することができる。EC
50は、上記で記載されるHCV 1bレプリコンアッセイに類似する対応するレプリコンアッセイにおいて測定される。
【0461】
開示された本発明の例示的な化合物は、付属書類Aおよび付属書類Bとして添付された表に示される。付属書類Aは、示されるように、HCV1b、1a、または2aおよびHCV NS5B C316YまたはS365A変異体に対する化合物の阻害活性を示す。HCV1b、1a、または2aに対する生物活性は、
*、
**、
***、または
****として示され、これはそれぞれ、EC
50>1000nM、100nM<EC
50≦1000nM、10nM<EC
50≦100nM、またはEC
50≦10nMのEC
50範囲に対応する。HCV NS5B C316YまたはS365A変異体に対する生物活性は、
+、
++、または
+++として示され、これはそれぞれ、EC
50>1000nM、200nM<EC
50≦1000nM、200nM≦EC
50のEC
50範囲に対応する。
【0462】
付属書類Aは、ID番号B1−B242により同定される本発明の242の化合物の構造、および242の化合物に対して決定されたEC
50値を示す。これらのうちの、最高測定活性を有する151の化合物は2つの群に分割することができる。群1の化合物は、上記方法に従い、10nM以下の、1b_Huh−Luc/Neo−ET細胞株においてHCV 1b複製の最大半量阻害を生成するのに有効な化合物の濃度(EC
50)により決定される、測定EC
50値を有するものである。この群は、付属書類AにおいてID番号:B5、B15、B20、B33、B35、B45、B67、B85、B92、B94、B107、B118、B120、B121、B127、B128、B130、B131、B132、B138、B139、B145、B148、B158、B163、B168、B169、B171、B187、B190、B191、B192、B196、B197、B198、B201、B207、B208、B212、B214、B218、B221、B226、B232、B233、B236、B237、B238、B239およびB240により同定される化合物を含む。群2は10〜100nMの測定EC
50を有するそれらの化合物を含み、付属書類AにおいてID番号:B2、B3、B4、B6、B7、B9、B16、B18、B19、B22、B29、B31、B32、B34、B36、B47、B48、B54、B55、B57、B60、B63、B71、B84、B93、B100、B101、B106、B108、B109、B111、B112、B113、B115、B116、B119、B123、B124、B134、B136、B137、B142、B144、B146、B147、B150、B151、B153、B154、B155、B156、B157、B159、B160、B161、B162、B164、B165、B166、B167、B170、B172、B173、B174、B175、B176、B178、B179、B180、B181、B183、B184、B186、B188、B189、B193、B195、B199、B200、B202、B203、B204、B205、B210、B215、B216、B217、B219、B220、B222、B223、B224、B225、B227、B228、B229、B230、B231、B234、B235およびB241により同定される化合物を含む。
【0463】
医薬組成物
本発明の第11の態様は、本発明の化合物を含む医薬組成物を提供する。本明細書で記載される化合物は、化合物を、任意で1つ以上の薬学的に許容される賦形剤またはビヒクル、および任意で他の治療用および/または予防用成分と共に含む医薬組成物として使用することができる。そのような賦形剤は当業者に知られている。薬学的に許容される塩は、本発明の組成物において使用することができ、例えば、無機酸塩、例えば塩酸塩、臭化水素酸塩、リン酸塩、硫酸塩など;および有機酸塩、例えば酢酸塩、プロピオン酸塩、マロン酸塩、安息香酸塩などが挙げられる。薬学的に許容される賦形剤および塩の十分な議論は、Remington's Pharmaceutical Sciences, 18th Edition (Easton, Pa.: Mack
Publishing Company, 1990)、およびHandbook of Pharmaceutical
Excipients, 6
thEdition, Ed. R. C. Rowe, P. J. Sheskey, and M. E.
Quinn (American Pharmacists Association, 2009)において得られる。
【0464】
意図された投与方法によって、医薬組成物は、固体、半固体または液体剤形、例として、例えば、錠剤、坐薬、ピル、カプセル、粉末、液体、懸濁液、クリーム、軟膏、ローションなどの形態、好ましくは正確な用量の単回投与に好適な単位剤形であってもよい。組成物は、有効量の選択された薬物を、薬学的に許容される担体と共に含み、さらに、他の医薬品、アジュバント、希釈剤、緩衝剤、などを含み得る。
【0465】
本発明は、異性体、異性体のラセミまたは非ラセミ混合物、またはその薬学的に許容される塩または溶媒和物を含む本発明の化合物を1つ以上の薬学的に許容される担体および任意で他の治療用および/または予防用成分と共に含む医薬組成物を含む。
【0466】
固体組成物では、従来の無毒性固体担体としては、例えば、医薬グレードのマンニトール、ラクトース、デンプン、ステアリン酸マグネシウム、サッカリンナトリウム、タルク、セルロース、グルコース、スクロース、炭酸マグネシウムなどが挙げられる。
【0467】
経口投与のために、組成物は一般に錠剤、カプセル、ソフトカプセル非水性溶液、懸濁液またはシロップの形態をとる。錠剤およびカプセルは好ましい経口投与形態である。経口用途のための錠剤およびカプセルは一般に、1つ以上の普通に使用される担体、例えばラクトースおよびトウモロコシデンプンを含む。潤滑剤、例えばステアリン酸マグネシウムもまた典型的に添加される。液体懸濁液が使用される場合、活性剤は、乳化および懸濁化剤と組み合わされ得る。必要に応じて、香味、着色および/または甘味剤が同様に添加され得る。本明細書における経口製剤に組み込むための他の任意的な成分としては、保存剤、懸濁化剤、増粘剤などが挙げられるが、それらに限定されない。
【0468】
本発明の第12の態様は、薬剤の製造における本発明の化合物の使用を提供する。
【0469】
第12の態様の第1の実施形態では、薬剤はC型肝炎の治療のためのものである。
【0470】
本発明の第13の態様は、治療の必要な被験体に、任意で医薬組成物において、治療的有効量の本発明の化合物を投与することを含む、C型肝炎を治療する方法を提供する。薬学的または治療的有効量の組成物が被験体に送達される。正確な有効量は被験体間で変動し、種、年齢、被験体のサイズおよび健康、治療される状態の性質および程度、臨床医の勧告、ならびに投与のために選択される治療薬または治療薬の組み合わせに依存する。よって、ある状況に対する有効量は、ルーチン実験により決定され、最適化される。被験体は、問題の障害の徴候、症状または原因を低減および/または緩和する、または生物系の任意の他の所望の変化を引き起こすのに必要とされるのと同じ用量で投与される。そのような疾患を治療する分野の当業者は、過度の実験なしで、個人的知識および本出願の開示を頼りに、ある疾患のための本発明の化合物の治療的有効量を確認することができる。
【0471】
併用療法
本発明の化合物およびそれらの異性体およびそれらの薬学的に許容される塩は、単独で、またはウイルスまたはHCV生活環に関与する細胞要素または機能を標的とする他の化合物と組み合わせて使用された場合に、HCV感染の治療および防止に有用である。本発明において有用な化合物のクラスとしては、直接作用する、および間接的に作用する全てのクラスのHCV抗ウイルス薬(HCV複製の「細胞標的」阻害剤)が挙げられるが、それらに限定されない。併用療法では、本発明の化合物と組み合わせた時に有用であり得る機構的なクラスの薬剤としては、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、ヘリカーゼ阻害剤、NS5A阻害剤、NS4B阻害剤のヌクレオシドおよび非ヌクレオシド阻害剤ならびに内部リボソーム侵入部位(IRES)を機能的に阻害する薬剤、他のNS5B阻害剤およびHCV細胞接着またはウイルス侵入、HCV RNA翻訳、HCV RNA転写、複製またはHCV成熟、アセンブリまたはウイルス放出を阻害する他の薬剤が挙げられる。
【0472】
これらのクラスにおける、本発明で有用な特定の化合物としては、下記が挙げられるが、それらに限定されない:直鎖、大環状、および複素環HCVプロテアーゼ阻害剤、例えばテラプレビル(VX−950)、ボセプレビル(SCH−503034)、ナルラプレビル(SCH−900518)、ITMN−191(R−7227)、TMC−435350(a.k.a.TMC−435)、MK−7009、MK−5172、BI−201335、BMS−650032、ACH−1625、ACH−2784、ACH−1095(HCV NS4Aプロテアーゼ補助因子阻害剤)、AVL−181、AVL−192、VX−813、PHX−1766、PHX−2054、IDX−136、IDX−316、IDX−320、GS−9256、GS−9265、GS−9451、ABT−450、EP−013420(および同類物)およびVBY−376;本発明で有用なヌクレオシドHCVポリメラーゼ(レプリカーゼ)阻害剤としては下記が挙げられるが、それらに限定されない:R7128、PSI−7851、PSI−7977、PSI−938、PSI−879、PSI−6130、IDX−184、IDX−102、INX−189、R1479、R1626、UNX−08189、および様々な他のヌクレオシドおよびヌクレオチド類似体およびHCV阻害剤(2’−C−メチル修飾ヌクレオシド(ヌクレオチド)、4’−アザ修飾ヌクレオシド(ヌクレオチド)、および7’−デアザ修飾ヌクレオシド(ヌクレオチド)から誘導されたものを含むがそれらに限定されない)。本発明で有用なNS5A阻害剤としては、PPI−461、BMS−790052、BMS−824393、GS−5885、EDP−239、ACH−2928、AZD−7295、IDX−719、IDX−380、ABT−267、GSK−2336805、CF−102、A−831およびINTM−9916が挙げられるが、それらに限定されない。本発明で有用な非ヌクレオシドHCVポリメラーゼ(レプリカーゼ)阻害剤としては、VCH−759、VCH−916、VCH−222、ANA−598、MK−3281、ABT−333、ABT−072、PF−00868554(フィリブビル)、BI−207127、GS−9190、A−837093、GSK−625433、JKT−109、GL−59728およびGL−60667が挙げられるが、それらに限定されない。本発明で有用なHCV NS5A阻害剤としては、PPI−461、EDP−239、BMS790052およびBMS824393、AZD7295、ACH−2928およびGS5885が挙げられるが、それらに限定されない。本発明で有用なHCV P7阻害剤としてはBIT−225および他のP7阻害剤、ならびにHCV NS4B阻害剤(HCV NS4B機能に拮抗するヒスタミン剤を含むがそれに限定されない)が挙げられる。
【0473】
さらに、本発明のNS5B阻害剤は、下記と組み合わせて使用され得る:シクロフィリンおよびイムノフィリンアンタゴニスト(例えば、限定はされないが、DEBIO化合物、NM−811、SCY−635、EP−CyP282、ならびにシクロスポリンおよびその誘導体)、キナーゼ阻害剤、熱ショックタンパク質の阻害剤(例えば、HSP90およびHSP70)、他の免疫調節薬(限定はされないが、インターフェロン(−α、−β、−ω、−γ、−λまたは合成)を含み得る)、例えばIntron A(商標)、Roferon−A(商標)、Canferon−A300(商標)、Advaferon(商標)、Infergen(商標)、Humoferon(商標)、Sumiferon MP(商標)、Alfaferone(商標)、IFN−β(商標)、Feron(商標)など;ポリエチレングリコール誘導体化(ペグ化)インターフェロン化合物、PEGインターフェロン−α−2a(Pegasys(商標))、PEGインターフェロン−α−2b(PEGIntron(商標))、ペグ化IFN−α−コンlなど;インターフェロン化合物の長時間作用型製剤および誘導体化物、例えばアルブミン融合インターフェロン、Albuferon(商標)、Locteron(商標)など;様々な型の制御された送達システムを有するインターフェロン(例えば、ITCA−638、DUROS(商標)皮下送達システムにより送達されるω−インターフェロン);細胞内でのインターフェロンの合成を刺激する化合物、例えばレシキモドなど;インターロイキン;1型ヘルパーT細胞応答の発現を増強する化合物、例えばSCV−07など;TOLL様受容体アゴニスト、例えばCpG−10101(アクチロン)、イソトラビン、ANA773、SD−101、IM0−2125、など;チモシンα−1;ANA−245およびANA−246;ヒスタミン二塩酸塩;プロパゲルマニウム;テトラクロロデカオキシド;アンプリゲン;IMP−321;KRN−7000;抗体、例えばシバシル、XTL−6865など、ならびに予防および治療ワクチン、例えばGI−5005、TG−4040、InnoVac C、HCV E1E2/MF59など。さらに、NS5B阻害剤、I型インターフェロン受容体アゴニスト(例えば、IFN−α)およびII型インターフェロン受容体アゴニスト(例えば、IFN−γ)の投与を含む上記方法のいずれも、有効量のTNF−αアンタゴニストの投与により増強させることができる。そのような併用療法において使用するのに好適な例示的な、非制限的TNF−αアンタゴニストとしてはENBREL(商標)、REMICADE(商標)およびHUMIRA(商標)が挙げられる。
【0474】
本発明のNS5B阻害剤はまた、下記と共に使用され得る:代わりの形態のインターフェロンおよびペグ化インターフェロン、リバビリンまたはその類似体(例えば、テトラババリン、レボビロン)、マイクロRNA、低分子干渉RNA化合物(例えば、SIRPLEX−140−Nなど)およびマイクロRNA剤(例えば、マイクロRNA−122)、ヌクレオチドまたはヌクレオシド類似体、多機能阻害剤、例えばニタゾキサニド、免疫グロブリン、肝臓保護剤、抗炎症薬ならびにHCV複製の他の直接および間接阻害剤。HCV生活環における他の標的の阻害剤としては、下記が挙げられる:NS3ヘリカーゼ阻害剤;NS4A補助因子阻害剤;アンチセンスオリゴヌクレオチド阻害剤、例えばISIS−14803、ISIS−11、AVI−4065など;ベクターコード化低分子ヘアピン型RNA(shRNA);HCV特異リボザイム、例えばヘプタザイム、RPI、13919など;侵入阻害剤、例えばHepeX−C、HuMax−HepCなど;αグルコシダーゼ阻害剤、例えばセルゴシビル、UT−231Bなど;KPE−02003002およびBIVN401ならびにIMPDH阻害剤。
【0475】
他の例示的なHCV阻害剤化合物としては、下記出版物において開示されていものが挙げられる:米国特許第5,807,876号;米国特許第6,498,178号;米国特許第6,344,465号;米国特許第6,054,472号;米国特許第7,759,495号;米国特許第7,704,992号;米国特許第7,741,347号;WO 02/04425号;WO 03/007945号;WO 03/010141号;WO 03/000254号;WO 03/037895号;WO 02/100851号;WO 02/100846号;EP 1256628号;WO 02/18369号;WO 05/073216号;WO 05/073195号;WO 08/021,927号;US 20080050336号;US 20080044379号;US 2009004716号;US 20090043107号;US 20090202478号;US 20090068140号;WO 10/096302号;US 20100068176号;WO 10/094977号;WO 07/138242号;WO 10/096462号;US 2010091413号;WO 10/075380号;WO 10/062821号;WO 10/09677号;WO 10/065681号およびWO 10/065668号。
【0476】
さらに、例えば、リバビリン、NS3プロテアーゼ阻害剤、レプリカーゼ阻害剤およびインターフェロンの組み合わせが、多併用療法として、本発明の化合物の少なくとも1つと共に投与され得る。本発明は前記クラスまたは化合物に限定されず、公知のおよび新規化合物ならびに生物活性剤の組み合わせを企図する(例えば、Klebl et al. "Host cell targets in HCV therapy: novel strategy
or proven practiceなどを参照されたい。これらはそれぞれ、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる)。本発明の併用療法は、本発明の群の化合物の本発明の群の他の化合物または本発明の群以外の他の化合物との、任意の化学的に適合可能な組み合わせを、その組み合わせがこの発明群の化合物の抗ウイルス活性または医薬組成物自体の抗ウイルス活性を排除しない限り含むことが意図される。
【0477】
併用療法は連続的とすることができ、すなわち、最初に1つの薬剤、その後第2の薬剤による治療(例えば、各治療は異なる本発明の化合物を含み、あるいは1つの治療は本発明の化合物を含み、他の治療は1つ以上の生物活性剤を含む)とすることができ、あるいは、同じ時に(同時に)両方の薬剤による治療とすることができる。連続療法は、第1の治療の完了後、第2の治療の開始前に妥当な時間を含むことができる。同時に両方の薬剤を用いる治療は、同じ1日用量または分離用量とすることができる。両方の同時および連続併用療法のための用量は併用療法の成分の吸収、分配、代謝および排出速度、ならびに当業者に知られている他の因子に依存するであろう。用量値はまた、緩和される状態の重篤度によって変動するであろう。任意の特定の被験体では、特定の投与計画およびスケジュールが、個体の要求に従い時間経過に伴い調整され得ることがさらに理解されるべきである。
【0478】
本明細書において引用される全ての出版物および特許出願は、各個々の出版物または特許出願が、参照により組み込まれることを特定的に、かつ個々に示されたかのように、本明細書に参照により組み込まれる。
【0479】
前記発明は、理解を明確にするために、説明および実施例により詳細に記載されているが、本発明の教示を考慮すると、添付の特許請求の範囲に規定される本発明の精神または範囲から逸脱せずに一定の変更および改変が可能であることは当業者には容易にわかるであろう。
【表10】
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【表11】
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