【実施例1】
【0026】
本発明の第一の実施例に係る品質優先施設向け瞬時電力型デマンド制御装置を
図1に示す。本実施例は、比例制御型温度調節機能を持つ冷凍室に適用したものである。
【0027】
図1に示すように、1号棟10、2号棟20、3号棟30、4号棟40、5号棟50及び6号棟60の各々には、冷凍室11,21,31,41,51及び61が設けられ、各冷凍室11,21,31,41,51及び61に対して全体受電設備70から図中破線で示す電力線71が並列に配線されると共に制御信号出力装置80から図中一点鎖線で示すパラレル信号線81が並列に配線されている。全体受電設備70、制御信号出力装置80については後述する。
【0028】
冷凍室11,21,31,41,51及び61は、電力線71を経由して全体受電設備70から供給される電力を消費することにより室内を一定温度以下に冷凍する冷凍機能を有する。更に、制御信号出力装置80からパラレル信号線81を経由して出力される制御信号に比例して、消費電力を削減し、室内の温度を調節する比例制御型温度調節機能を持つ。
その他の冷凍室としては、実施例2に示すように、制御信号が大きいほど、一定時間のうち電源をONする時間とOFFする時間とのとの比率(ON/OFF時間)を調整する時間比例ON−OFF制御機能を持つものでも良い。
また、本実施例では、冷凍室とは、棟内に設置される比較的大きな冷蔵庫の意味であるが、本発明は、比較的小さな冷凍庫にも適用でき、また、冷蔵庫や冷凍冷蔵庫にも適用できる。
【0029】
ここで、各冷凍室11,21,31,41,51及び61内には、品質を検出する品質センサ12,22,32,42,52及び62が設置されている。
品質センサ12,22,32,42,52及び62としては、以下の実施例では、一例として温度を検出する温度センサを使用する。
【0030】
但し、品質センサとしては、温度を検出するものに限らず、温度及び湿度を検出するものでも良く、その他、広く一般的な品質を検出するものが広く使用できる。
各冷凍室11,21,31,41,51及び61の直前のパラレル信号線81には、制御信号出力装置80からの制御信号を通過又は遮断する遮断器13,23,33,43,53及び63が夫々介設されている。
【0031】
各遮断器13,23,33,43,53及び63には、品質センサ12,22,32,42,52及び62により検出された品質を示す情報が入力される判定部14,24,34,44,54及び64が設けられている。
各判定部14,24,34,44,54及び64は、品質センサ12,22,32,42,52及び62により検出された温度を示す信号に基づき、各冷凍室11,21,31,41,51及び61の品質に余裕があるか否かを判定する。
【0032】
品質に余裕がある、即ち、品質管理内であると判定すれば、制御信号出力装置80からの制御信号を通過(出力)させる一方、品質に余裕がない、即ち、品質管理外であると判定すれば、制御信号出力装置80からの制御信号を遮断する。
例えば、
図1において、1号棟10、3号棟30、4号棟40、5号棟50及び6号棟60の冷凍室11,31,41,51及び61が品質管理内であると判定部14,34,44,54及び64が判定すれば、制御信号出力装置80からの制御信号を遮断器13,33,43,53及び63は通過(出力)させる一方、2号棟20の冷凍室21が品質管理外であると判定部24が判定すれば、制御信号出力装置80からの制御信号を遮断器23は遮断する。
【0033】
従って、品質に余裕がない冷凍室21は、制御信号出力装置80からの制御信号が遮断される結果、消費電力が削減されない代わりに低温に維持され品質が確保されることとなると共に、品質に余裕がある冷凍室11,31,41,51及び61は、制御信号出力装置80からの制御信号が出力される結果、消費電力が一括して削減されることとなる。つまり、6台の内5台の冷凍室の消費電力が削減されることとなる。
ここで、各冷凍室11,21,31,41,51及び61が品質管理内とは、例えば、品質センサ12,22,32,42,52及び62により検出された温度が−21℃以下であるときを言い、品質管理外とは、検出された温度が−21℃を超えるときを言う。
【0034】
また、冷蔵室の場合は、例えば、品質センサにより検出された温度が−5℃以下であるときを言い、品質管理外とは、検出された温度が−5℃を超えるときを言う。更に、冷蔵室のチルド室や野菜室の場合は、これと異なる基準を設けることができる。
【0035】
なお、本実施例では、制御信号出力装置80から各冷凍室11,21,31,41,51及び61を夫々並列に結ぶパラレル信号線81に、判定部14,24,34,44,54及び64を備えた遮断器13,23,33,43,53及び63を夫々設けることにより、品質センサ12,22,32,42,52及び62により検出された情報に基づき、品質に余裕がないと判定された冷凍室11,21,31,41,51及び61に対しては、制御信号出力装置80から制御信号の出力を回避する回避手段を構成した。但し、回避手段としては、制御信号を遮断するものに限るものではなく、実施例2に示すように、制御信号をバイパス信号線に切り替える(迂回する)ものでも良い。
【0036】
<全体受電設備70>
全体受電設備70は、
図3に示すように、受電点72、積算電力計73、瞬時電力検出部74を直列に接続したものであり、電力会社からの電力を各冷凍室11,21,31,41,51及び61に供給する。積算電力計73は、一定時間の電力を積算するために一般的に設置されているが、省略可能である。
【0037】
瞬時電力検出部74は、電力会社から受電点72を通じて全ての冷凍室11,21,31,41,51及び61に流れる瞬時電力を検出して瞬時電力信号として出力する。即ち、瞬時電力検出部74は、リアルタイムに瞬時電力(kW)を検出するものであり、サンプリング期間(一定期間)の電力量(kWh)を検出するものではない。
【0038】
瞬時電力検出部74で出力される瞬時電力信号としては、国際的に統一された計装用標準信号である直流アナログ信号(DC4〜20mA,又は1〜5V)が用いられるが、これに対応した多種多様なデジタル信号を用いても良い。但し、以下の実施例では直流アナログ信号を使用したアナログ制御について説明する(制御の本質は、アナログでもデジタルでも相違はない)。
【0039】
計装用標準信号は、
図5に示すように、例えば、瞬時電力1000kw(100%)を20mAとして、瞬時電力0kw(0%)を4mAとすると、瞬時電力(kW)に対して直線的に変化するので、検出される瞬時電力が500kwのときは、1000kwに対して50%、従って、(4mA+20mA)/2=12mAとなる。
【0040】
<制御信号出力装置80>
制御信号出力装置80は、
図3に示すように、目標値設定部82、比較部83、調節部84及び操作部85から構成され、冷凍室11,21,31,41,51及び61の消費電力を目標値に制御するための制御信号を冷凍室11,21,31,41,51及び61に対して出力する。
瞬時電力検出部74から出力される瞬時電力信号は、比較部83において、目標値と比較される。
瞬時電力検出部74で検出される瞬時電力信号として計装用標準信号が用いられることに伴い、目標値設定部82で設定される目標値としても計装用標準信号が用いられる。
【0041】
ここで、瞬時電力検出部74で検出される瞬時電力が1000kwのときは、例えば、目標値設定部82で設定される目標値を990kwとする。
そうすると、目標値設定部82で設定される目標値990kwを示す計装用標準信号としては、1000kwに対して99%、従って、(4mA+(20mA−4mA)(990kw/1000kw))=4mA+(16mA)(0.99)=4mA+15.84mA=19.84mAである。
【0042】
そのため、比較部83は、瞬時電力が1000kwのとき、瞬時電力検出部74で出力される計装用標準信号としては20mAであるから、目標値設定部82で設定される目標値990kwを示す計装用標準信号である19.84mAを対比して、両者の差をとり、(20mA−19.84mA)=0.16mAを比較信号として出力する。
【0043】
調節部84は、比較部83から出力された比較信号に基づき、上記の例で言えば、瞬時電力検出部74で検出される瞬時電力1000kwが目標値設定部82で設定された目標値990kwに近づくよう、言い換えると、瞬時電力検出部74で検出される瞬時電力が現在の値から10kw低くなるように、計装分野において従来周知の各種の調節を行い、操作量として操作部85に出力する。
【0044】
調節部84から操作部85に出力される操作量は、国際的に統一された計装用標準信号である直流アナログ信号(DC4〜20mA,又は1〜5V)が用いられるが、これに対応した多種多様なデジタル信号を用いても良いのは前述した通りである。
操作部85に出力される操作量を計装用標準信号とすることにより、単純ON−OFFあるいは時間比例ON−OFF制御方式が採用されている場合に比較して、制御精度と安定性の向上が図れる利点がある。
操作部85に出力される計装用標準信号としては、例えば、瞬時電力と目標値とが一致するときを中央値である12mAとし、瞬時電力と目標値の差に応じて直線的に増減することができる。例えば、上記例のように比較信号として出力する0.16mAを増減させることができる。
【0045】
操作部85は、操作量に基づき増幅等の処理を行った後、各冷凍室11,21,31,41,51及び61に対して、パラレル信号線81を経由して、一括して制御信号を出力する。
各冷凍室11,21,31,41,51及び61は、操作部85から出力される制御信号に比例して、消費電力を削減し、室内の温度を調節する比例制御型温度調節機能を持つことは前述した通りである。
なお、操作部85は、各冷凍室11,21,31,41,51及び61に対して夫々対応する個別型としても良いし、全ての冷凍室11,21,31,41,51及び61に対して1台で対応する集中型としても良い。
【0046】
<デジタル表示器100>
目標値設定部82から出力される目標値は、比較部83へ出力される一方、デジタル表示器100に分岐して出力される。
デジタル表示器100は、目標値設定部82から出力される目標値に基づき、年間の基本料金を概算表示(スケーリング)する。
【0047】
即ち、目標値設定部82から出力される目標値(設定電力)としては、国際的に統一された計装用標準信号である直流アナログ信号が用いられ、例えば、設定電力1000kw(100%)を5Vとして、設定電力0kw(0%)を1Vとすると、設定電力0〜500〜1000kwに対して直線的に変化する電圧値1〜3〜5Vとなる。
【0048】
しかし、この電圧値1〜3〜5Vをデジタル表示器100にそのまま表示しても、消費電力削減(省エネ)がどの程度達成されているかをユーザーが理解するのは困難である。
そこで、デジタル表示器100では、計装用標準信号である電圧値1〜3〜5Vを年間の電力基本料金に変換して概算表示する。
電力基本料金は、30分毎の最大値に基づき一年間払い続ける規定となっている。仮に、検出された設定電力が最大値だとすると、設定電力0kwのときは設定電力信号1Vで電力量0kwhであり、設定電力500kwのときは設定電力信号3Vで電力量500kwhであり、設定電力1000kwのときは設定電力信号5Vで電力量1000kwhである。電力量の単価は、例えば、2008円/kwhとする。
【0049】
そのため、設定電力0kw(0%)のときは、設定電力信号1Vと表示するのではなく、以下の計算式に基づき、0万円/年間と表示する。
電力量0kwh×0.85(力率割引)×2008円/kwh×12カ月=0万円/年間
【0050】
また、設定電力500kw(50%)のときは、設定電力信号3Vと表示するのではなく、以下の計算式に基づき、1024万円/年間と表示する。
電力量500kwh×0.85(力率割引)×2008円/kwh×12カ月≒1024万円/年間
【0051】
更に、設定電力1000kw(100%)のときは、設定電力信号5Vと表示するのではなく、以下の計算式に基づき、2048万円/年間と表示する。
電力量1000kwh×0.85(力率割引)×2008円/kwh×12カ月≒2048万円/年間
【0052】
以上、実施例に基づいて具体的に説明したように、本実施例の品質優先施設向け瞬時電力型デマンド制御装置によれば、同一の全体受電設備70内に設置された複数の冷凍室11,21,31,41,51及び61に品質を検出する品質センサ12,22,32,42,52及び62を設け、これら品質センサ12,22,32,42,52及び62よって検出された情報に基づき、品質に余裕がある、即ち、品質管理内の冷凍室だけを選択して、消費電力を削減するための制御信号を出力する一方、品質に余裕がない、即ち、品質管理外にある冷凍室に対しては制御信号を回避する回避手段を設けることよって、施設内の品質を守りながらデマンド制御を行う事が可能となる。
【0053】
特に、回避手段としては、制御信号出力装置80に対して冷凍室11,21,31,41,51及び61を並列に結ぶパラレル信号線81に遮断器13,23,33,43,53及び63を設け、品質管理外にある冷凍冷蔵庫に対しては制御信号を遮断器13,23,33,43,53及び63により遮断することにより、確実に、施設内の品質を守りながらデマンド制御を行う事が可能となる。
また、電力会社から冷凍室11,21,31,41,51及び61へ供給される瞬時電力を検出して瞬時電力信号として出力する出力瞬時電力検出部74を設け、この瞬時電力信号に基づくリアルタイム型自動制御を行うので、サンプリング型予測制御動作を行う従来の伝統的なデマンド制御装置に比較し、応答性に優れる利点がある。
【0054】
更に、この瞬時電力信号に基づいて調節部84から操作部85に出力される操作量を、計装用標準信号である直流アナログ信号又はこれに対応したデジタル信号とすることにより、制御精度と安定性の向上が図れる。
【実施例2】
【0055】
本発明の第二の実施例に係る品質優先施設向け瞬時電力型デマンド制御装置を
図2に示す。本実施例は、時間比例ON−OFF制御機能を持つ冷凍室に適用したものである。
図1に示す第一の実施例と同様な構成については同一符号を付し、重複する説明を省略する。
【0056】
本実施例は、
図1に示す第一の実施例に比較し、回避手段に特徴があり、制御信号を遮断するものではなく、制御信号をバイパス信号線に切り替える(迂回する)ものである。
即ち、制御信号出力装置80から各冷凍室11,21,31,41,51及び61に対してパラレル信号線81が並列に配線されるのに代えて、制御信号出力装置80と各冷凍室11,21,31,41,51及び61とを直列に結ぶシリアル信号線(図中、二点鎖線で示す)90を配線したものである。
【0057】
シリアル信号線90には、各冷凍室11,21,31,41,51及び61毎に、これら冷凍室11,21,31,41,51及び61を迂回するバイパス信号線16,26,36,46,56及び66が設けられている。
各バイパス信号線16,26,36,46,56及び66とシリアル信号線90との分岐点(上流側)には、切替器15,25,35,45,55及び65が夫々介装されている。
【0058】
切替器15,25,35,45,55及び65は、制御信号出力装置80からの制御信号をバイパス信号線16,26,36,46,56及び66又はシリアル信号線90に切り替えるものであり、品質センサ12,22,32,42,52及び62により検出された品質を示す情報が入力される判定部(図示省略)が設けられている。
切替器15,25,35,45,55及び65は、品質センサ12,22,32,42,52及び62により検出された温度を示す信号に基づき、判定部により、各冷凍室11,21,31,41,51及び61の品質に余裕があるか否かを判定する点については、前述した実施例と同様である。但し、品質に余裕がある、即ち、品質管理内であると判定すれば、制御信号出力装置80からの制御信号をシリアル信号線90に切り替える(出力する)一方、品質に余裕がない、即ち、品質管理外であると判定すれば、制御信号出力装置80からの制御信号をバイパス信号線16,26,36,46,56及び66に切り替える(迂回させる)。
【0059】
例えば、
図2において、1号棟10、3号棟30、4号棟40、5号棟50及び6号棟60の冷凍室11,31,41,51及び61が品質管理内であると判定すれば、制御信号出力装置80からの制御信号を切替器15,35,45,55及び65はシリアル信号線90に出力する一方、2号棟20の冷凍室21が品質管理外であると判定すれば、制御信号出力装置80からの制御信号をバイパス信号線26に迂回させる。
従って、品質に余裕がない冷凍室21は、制御信号出力装置80からの制御信号がバイパス信号線26に迂回される結果、消費電力が削減されない代わりに低温に維持され品質が確保されることとなると共に、品質に余裕がある冷凍室11,31,41,51及び61は、制御信号出力装置80からの制御信号がシリアル信号線90を介して出力される結果、消費電力が削減されることとなる。つまり、6台の内5台の冷凍室の消費電力が削減されることとなる。
【0060】
<ステップ制御>
以下に、ステップ制御について説明する。ステップ制御とは、以下に例示するように、消費電力を削減するための制御信号を冷凍室11,21,31,41,51及び61に対して一定時間間隔で順々に、つまり、輪番式に出力する制御のことである。
【0061】
(1)全ての冷凍室が品質管理内にある場合
1号棟10、2号棟20、3号棟30、4号棟40、5号棟50及び6号棟60の冷凍室11,21,31,41,51及び61が全て品質管理内であると判定された場合である。この場合における1段制御時及び2段制御時については以下の通りである。
【0062】
(1段制御時)
シリアル信号線90を介して、制御信号出力装置80からの制御信号を一定時間間隔(例えば、約3分間隔)で冷凍室11,21,31,41,51,61…に1台毎に順に出力すると、冷凍室11,21,31,41,51,61…の消費電力が順々に削減されることとなる。そのため、電力状況が比較的逼迫していない場合に、各冷凍室11,21,31,41,51及び61の消費電力の削減が平均化することになる。
【0063】
(2段制御時)
シリアル信号線90を介して、制御信号出力装置80からの制御信号を一定時間間隔(例えば、約3分間隔)で冷凍室11及び21、冷凍室21及び31,冷凍室31及び41,冷凍室41及び51,冷凍室51及び61…に2台毎に順に出力すると、2台毎に冷凍室11及び21、冷凍室21及び31,冷凍室31及び41,冷凍室41及び51,冷凍室51及び61…の消費電力が順々に削減されることとなる。そのため、電力状況が相当逼迫してきた場合に、各冷凍室11,21,31,41,51及び61の消費電力の削減が倍増すると共に平均化することになる。
【0064】
(2)1台の冷凍室のみが品質管理外にある場合
例えば、1号棟10、3号棟30、4号棟40、5号棟50及び6号棟60の冷凍室11,31,41,51及び61が品質管理内であり、2号棟20の冷凍室21が品質管理外にあると判定された場合である。この場合における1段制御時及び2段制御時については以下の通りである。
【0065】
(1段制御時)
シリアル信号線90を介して、制御信号出力装置80からの制御信号を一定時間間隔(例えば、約3分間隔)で冷凍室11,31,41,51,61…に1台毎に順に出力する一方、冷凍室21については切替器25によりバイパス信号線26に迂回させる。そのため、品質管理内にある冷凍室11,31,41,51,61…の消費電力が順々に削減され消費電力の削減が平均化する一方、品質管理外にある冷凍室21については消費電力が削減されない代わりに、品質が維持されることになる。
【0066】
(2段制御時)
シリアル信号線90を介して、制御信号出力装置80からの制御信号を一定時間間隔(例えば、約3分間隔)で冷凍室11及び31,冷凍室31及び41,冷凍室41及び51,冷凍室51及び61…に2台毎に順に出力する一方、冷凍室21については切替器25によりバイパス信号線26に迂回させる。そのため、2台毎に品質管理内にある冷凍室11及び31,冷凍室31及び41,冷凍室41及び51,冷凍室51及び61…の消費電力が順々に削減され消費電力の削減が倍増する一方、品質管理外にある冷凍室21については消費電力が削減されない代わりに、品質が維持されることになる。
【0067】
(3)2台の冷凍室が品質管理外にある場合
例えば、1号棟10、3号棟30、5号棟50及び6号棟60の冷凍室11,31,51及び61が品質管理内であり、2号棟20の冷凍室21及び4号棟40の冷凍室41が品質管理外にあると判定された場合である。この場合における1段制御時及び2段制御時については以下の通りである。
【0068】
(1段制御時)
シリアル信号線90を介して、制御信号出力装置80からの制御信号を一定時間間隔(例えば、約3分間隔)で冷凍室11,31,51,61…に1台毎に順に出力する一方、冷凍室21,41については切替器25,45によりバイパス信号線26,46に迂回させる。そのため、品質管理内にある冷凍室11,31,51,61…の消費電力が順々に削減され消費電力の削減が平均化する一方、品質管理外にある冷凍室21,41については消費電力が削減されない代わりに、品質が維持されることになる。
【0069】
(2段制御時)
シリアル信号線90を介して、制御信号出力装置80からの制御信号を一定時間間隔(例えば、約3分間隔)で冷凍室11及び31,冷凍室31及び51,冷凍室51及び61…に2台毎に順に出力する一方、冷凍室21,41については切替器25,45によりバイパス信号線26,46に迂回させる。そのため、2台毎に品質管理内にある冷凍室11及び31,冷凍室31及び51,冷凍室51及び61…の消費電力が順々に削減され消費電力の削減が倍増する一方、品質管理外にある冷凍室21,41については消費電力が削減されない代わりに、品質が維持されることになる。