特許第5735197号(P5735197)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5735197
(24)【登録日】2015年4月24日
(45)【発行日】2015年6月17日
(54)【発明の名称】アレイ基板及びこれの製造方法
(51)【国際特許分類】
   H01L 29/786 20060101AFI20150528BHJP
   G02F 1/1368 20060101ALI20150528BHJP
   H01L 21/336 20060101ALI20150528BHJP
   H01L 29/423 20060101ALI20150528BHJP
   H01L 29/49 20060101ALI20150528BHJP
   H01L 21/3205 20060101ALI20150528BHJP
   H01L 21/768 20060101ALI20150528BHJP
   H01L 23/532 20060101ALI20150528BHJP
   G09F 9/30 20060101ALI20150528BHJP
【FI】
   H01L29/78 612C
   G02F1/1368
   H01L29/78 617J
   H01L29/78 616K
   H01L29/78 617T
   H01L29/78 626C
   H01L29/78 619B
   H01L29/58 G
   H01L21/88 R
   G09F9/30 338
【請求項の数】8
【全頁数】19
(21)【出願番号】特願2008-291061(P2008-291061)
(22)【出願日】2008年11月13日
(65)【公開番号】特開2009-124152(P2009-124152A)
(43)【公開日】2009年6月4日
【審査請求日】2011年9月26日
(31)【優先権主張番号】10-2007-0115806
(32)【優先日】2007年11月14日
(33)【優先権主張国】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】512187343
【氏名又は名称】三星ディスプレイ株式會社
【氏名又は名称原語表記】Samsung Display Co.,Ltd.
(74)【代理人】
【識別番号】110000671
【氏名又は名称】八田国際特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】金 彰 洙
(72)【発明者】
【氏名】寧 洪 龍
(72)【発明者】
【氏名】金 俸 均
(72)【発明者】
【氏名】朴 弘 植
(72)【発明者】
【氏名】金 時 烈
(72)【発明者】
【氏名】鄭 敞 午
(72)【発明者】
【氏名】金 湘 甲
(72)【発明者】
【氏名】尹 在 亨
(72)【発明者】
【氏名】李 禹 根
(72)【発明者】
【氏名】▲はい▼ 良 浩
(72)【発明者】
【氏名】尹 弼 相
(72)【発明者】
【氏名】鄭 鍾 鉉
(72)【発明者】
【氏名】洪 ▲せん▼ 英
(72)【発明者】
【氏名】金 己 園
(72)【発明者】
【氏名】李 炳 珍
(72)【発明者】
【氏名】李 永 旭
(72)【発明者】
【氏名】金 鍾 仁
(72)【発明者】
【氏名】金 炳 範
(72)【発明者】
【氏名】徐 南 錫
【審査官】 鈴木 聡一郎
(56)【参考文献】
【文献】 特開2006−303275(JP,A)
【文献】 特開2001−312222(JP,A)
【文献】 国際公開第2006/006369(WO,A1)
【文献】 特開2007−165889(JP,A)
【文献】 特開2006−258965(JP,A)
【文献】 特開2002−296618(JP,A)
【文献】 特開2001−343659(JP,A)
【文献】 特開平07−263700(JP,A)
【文献】 特開平10−293321(JP,A)
【文献】 特開2000−066234(JP,A)
【文献】 特開2001−004991(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G02F 1/13
G02F 1/1343−1/1345
G02F 1/135
G02F 1/1368
G02F 1/137−1/141
G09F 9/30
H01L 21/3205
H01L 21/336
H01L 21/768
H01L 23/532
H01L 29/423
H01L 29/49
H01L 29/786
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
画素領域および周辺領域が定義されたベース基板と、
前記ベース基板にエッチングされたトレンチと、
前記ベース基板のトレンチ内に形成された第1シード層と、前記第1シード層上であり前記ベース基板のトレンチ内に形成された第1金属層とからなるゲート配線と、
前記ゲート配線が形成されたベース基板の上に形成された第1絶縁層と、
前記第1絶縁層が形成されたベース基板の上に前記ゲート配線と交差する方向に配線トレンチが形成され、前記画素領域よりも前記周辺領域における厚さが薄く形成される有機膜と前記有機膜の下に形成される保護絶縁膜とを含む第2絶縁層と、
前記第2絶縁層の下に形成された第2シード層と、前記配線トレンチにより露出された第2シード層上に前記第2絶縁層の前記有機膜および前記保護絶縁膜のうちいずれか一層より高い厚さに形成された第2金属層と、からなるデータ配線と、
前記画素領域に形成された画素電極と、を含み、
前記ベース基板にエッチングされたトレンチは、1μm以上の厚さに形成されるアレイ基板。
【請求項2】
前記ゲート配線と前記データ配線及び前記画素電極と接続されたスイッチング素子をさらに含む請求項1に記載のアレイ基板。
【請求項3】
前記スイッチング素子は、前記第1シード層及び第1金属層からなるゲート電極と、前記第2シード層からなるソース電極及びドレイン電極とを含み、
前記ドレイン電極と前記画素電極は、前記ドレイン電極の上に形成された前記第2金属層に接続される請求項2に記載のアレイ基板。
【請求項4】
前記周辺領域における前記ゲート配線の端部に形成されたゲートパッド部と、
前記周辺領域における前記データ配線の端部に形成されたデータパッド部をさらに含み、
前記ゲートパッド部は前記第1シード層、前記第1シード層の上に形成された前記第1金属層、前記第2絶縁層に形成されたゲートパッドホールに形成された第2金属層、及び前記第2金属層と接続されたゲートパッド電極を含み、
前記データパッド部は前記第2シード層、前記第2絶縁層に形成されたデータパッドホールに形成された前記第2金属層、及び前記第2シード層と接続されたデータパッド電極を含む請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のアレイ基板。
【請求項5】
前記ゲート配線及びゲートパッド部上の前記第1絶縁層は、他の部位の前記第1絶縁層に比べて低誘電率の絶縁膜を含む請求項4に記載のアレイ基板。
【請求項6】
前記ゲート配線及びデータ配線に対応する前記第2絶縁層の上に形成された遮光層と、
前記第2絶縁層と前記画素電極との間に形成されたカラーフィルター層とをさらに含む請求項1〜のいずれか一項に記載のアレイ基板。
【請求項7】
前記遮光層と前記カラーフィルター層の上に形成されたキャッピング層とをさらに含む請求項6記載のアレイ基板。
【請求項8】
ベース基板をエッチングして深さ1μm以上のトレンチを形成する段階と、
前記ベース基板のトレンチ内に、第1シード層と、無電解めっきまたは電解めっき方式で前記第1シード層上に形成された第1金属層からなるゲート配線とを形成する段階と、
前記ゲート配線が形成されたベース基板の上に形成された第1絶縁層を形成する段階と、
前記第1絶縁層が形成されたベース基板の上に、前記ゲート配線と交差する方向に第2シード層を形成する段階と、
前記第2シード層が形成されたベース基板の上に前記第2シード層を露出させる配線トレンチを含み、前記ベース基板の画素領域よりも周辺領域における厚さが薄く形成される有機膜と前記有機膜の下に形成される保護絶縁膜とを含む第2絶縁層を形成する段階と、
前記配線トレンチにより露出された前記第2シード層上に前記第2絶縁層の前記有機膜および前記保護絶縁膜のうちいずれか一層より高い厚さに、前記無電解めっきまたは電解めっき方式で第2金属層を形成して、前記第2シード層及び前記第2金属層からなるデータ配線を形成する段階と、
前記データ配線が形成されたベース基板の上の前記画素領域に画素電極を形成する段階と、を含むアレイ基板の製造方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はアレイ基板及びこれの製造方法に関し、より詳しくは配線抵抗を減らすためのアレイ基板及びこれの製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
一般的に液晶表示装置(Liquid Crystal Display;LCD)はアレイ基板(Thin Film Transistor substrate)と対抗基板(counter substrate)の間に注入された液晶層を含む。アレイ基板にはゲート配線及びゲート配線と交差するソース配線が形成され、ゲート配線とソース配線に接続されたスイッチング素子とスイッチング素子に接続された画素電極が形成される。
【0003】
最近の表示装置の大型化及び高精細化により、アレイ基板に形成された金属配線のRC遅延が増加する問題点が発生している。これを解決するために、RC遅延を最小化するために低抵抗金属であるアルミニウムまたは銅で金属配線を具現している。
【0004】
例えば、52インチ(inch)以上、高解像度(Full HD)120Hz駆動を実現するためにはアルミニウム配線の厚さは5000Å以上、銅配線の厚さは4000Å以上になると予想され、それ以上の大画面を具現するために低抵抗配線に交換するとしても、幾何級数的な厚さが要求されるに違いない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、本発明の技術的な課題はこのような点に着眼したことで、本発明の目的は低抵抗配線を具現するために配線の厚さを厚く形成するためのアレイ基板を提供することにある。
【0006】
本発明のさらに他の目的は前述のアレイ基板の製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前述の本発明の目的を実現するための実施形態によるアレイ基板はベース基板、ゲート配線、第1絶縁層、第2絶縁層、データ配線、及び画素電極を含む。前記ベース基板は画素領域で定義される。前記ゲート配線は前記ベース基板に形成された第1シード層、前記第1シード層の上に形成された第1金属層からなる。前記第1絶縁層は前記ゲート配線が形成されたベース基板の上に形成される。前記第2絶縁層は前記第1絶縁層が形成されたベース基板の上に前記ゲート配線と交差する方向に配線トレンチが形成される。前記データ配線は前記配線トレンチの下に形成された第2シード層及び前記配線トレンチ内に形成された第2金属層からなる。前記画素電極は前記画素領域に形成される。
【0008】
前述の本発明の他の目的を実現するための実施形態によるアレイ基板の製造方法は、ベース基板の上に第1シード層及び無電解めっきまたは電解めっき方式で前記第1シード層の上に形成された第1金属層からなるゲート配線を形成する。前記ゲート配線が形成されたベース基板の上に形成された第1絶縁層を形成する。前記第1絶縁層が形成されたベース基板の上に前記ゲート配線と交差する方向に第2シード層を形成する。前記第2シード層が形成されたベース基板の上に前記第2シード層を露出させる配線トレンチを含む第2絶縁層を形成する。前記配線トレンチ内に形成された前記第2シード層の上に前記無電解めっきまたは電解めっき方式で第2金属層を形成して、前記第2シード層及び前記第2金属層からなるデータ配線を形成する。前記データ配線が形成されたベース基板の上の画素領域に画素電極を形成する。
【発明の効果】
【0009】
このようなアレイ基板及びこれの製造方法によれば、絶縁層を利用して一定の深さのトレンチを形成し、トレンチ内にめっき方式で金属層を形成することで金属配線の厚さを厚く形成できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
図面では、幾層及び領域を明確に表現するために厚さを拡大して示す。詳細な説明において、層、膜、領域、板などの部分が他の部分の「上に」あるとする場合、これは他の部分の「真上に」ある場合のみでなく、その中間にまた他の部分がある場合も含む。また、反対に層、膜、領域、板などの部分が他の部分の「下に」あるとする場合、これは他の部分の「真下に」ある場合のみでなく、その中間にまた他の部分がある場合も含む。
【0011】
以下、添付図面を参照しつつ、本発明をより詳しく説明する。
【0012】
図1は、本発明の実施形態1によるアレイ基板の平面図である。図2は、図1のI‐I’線に沿って切断した断面図である。
【0013】
図1及び図2を参照すれば、アレイ基板100はベース基板101を含む。ベース基板101は光を透過できる透明な材質、例えば、ガラス基板である。ベース基板101は、表示領域と表示領域を取り囲む周辺領域を含む。表示領域には複数の画素領域Pが形成され、各画素領域Pにゲート信号を提供するゲートパッド部GP及びデータ信号を提供するデータパッド部DPが形成される。
【0014】
各画素領域Pには互いに交差するゲート配線GLとデータ配線DLに接続されたスイッチング素子TRと、スイッチング素子TRと電気的に接続された画素電極PE及び画素電極PEと重畳されてストレージキャパシターを形成するストレージ電極STEが形成される。ゲートパッド部GPは、ゲート配線GLの端部(EG:以下「ゲート端部」とする)と第2金属層142a及びゲートパッド電極171を含む。データパッド部DPは、データ配線DLの端部(ED:以下、「データ端部」とする)及びデータパッド電極173を含む。
【0015】
スイッチング素子TRはゲート配線GLと接続されたゲート電極GE、データ配線DLと接続されたソース電極SE及びソース電極SEと離隔されてチャンネル部130によってソース電極SEと電気的に接続されたドレイン電極DEを含む。
【0016】
ゲート配線GL、ゲート端部EG、ゲート電極GE、及びストレージ電極STEは同一物質で形成された第1金属パターンである。第1金属パターンはパターニングされた第1シード層の上に無電解めっきELP及び電解めっきEP方式を通じてめっきされた第1金属層を含む。例えば、ゲート配線GLとゲート配線GLから突出されたゲート電極GEは第1シード層111a及び第1シード層111aの上に形成された第1金属層112aを含む。ストレージ電極STEは第1シード層111b及び第1金属層112bを含む。ゲート端部EGは第1シード層及び第1金属層112cを含む。望ましくは、第1金属パターンは1μm以上の厚さに形成することで配線抵抗を減らすことができる。
【0017】
第1金属パターンの上には第1絶縁層(120:以下、「ゲート絶縁層」とする)が形成される。ゲート絶縁層120は低誘電絶縁膜(low k絶縁膜)及び窒化シリコン膜からなる二重膜に形成されるか、或いは窒化シリコン膜(または、酸化シリコン膜)からなる単層膜に形成できる。例えば、ゲート配線GL及びゲート端部EGの上には低誘電絶縁膜を含むゲート絶縁層を形成し、ゲート電極GE及びストレージ電極STEの上には窒化シリコン膜(または、酸化シリコン膜)からなるゲート絶縁層を形成する。これによって、ゲート配線GL及びゲート端部EGの上に低誘電絶縁膜を形成することで、誘電率に比例する配線の抵抗を減らすことができる。
【0018】
ソース電極SE及びドレイン電極DEは第2シード層(141b、141c)に各々形成される。ソース電極SE及びドレイン電極DEは第2シード層(141b、141c)の上に各々めっきされた第2金属層(図示せず)を含むことができる。チャンネル部130aはソース及びドレイン電極(SE、DE)の下に形成され、非晶質シリコンからなる半導体層131a及びn+イオンドーピングされた非晶質シリコンからなるオーミックコンタクト層132aを含む。
【0019】
データ配線DL及びデータ端部EDは第2シード層141d及び第2シード層141dの上にめっきされた第2金属層142dを含む。第2シード層141dの下にはチャンネルパターン130bが形成されることができる。チャンネルパターン130bは非晶質シリコンからなる半導体層131b及びn+イオンドーピングされた非晶質シリコンからなるオーミックコンタクト層132bを含む。
【0020】
ゲート端部EG、データ配線DL、データ端部ED、ソース電極SE及びドレイン電極DEの上には第2絶縁層160が形成される。第2絶縁層160は有機膜に形成され、第2絶縁層160の下には保護絶縁層150をさらに形成できる。以下、第2絶縁層160は「有機膜」と称する。
【0021】
ゲート端部EGの上にはゲート絶縁層120、保護絶縁層150、及び有機膜160が除去されたゲートパッドホールH1が形成され、ゲートパッドホールH1には第2金属層142aが形成される。第2金属層142aはゲート端部EGと前記ゲートパッド電極171を電気的に接続する。
【0022】
第2シード層141cからなるドレイン電極DEの上には保護絶縁層150及び有機膜160が除去されたコンタクトホールH2が形成され、コンタクトホールH2には第2金属層142cが形成される。第2金属層142cはドレイン電極DEと有機膜160の上に形成された画素電極PEを電気的に接続させる。以下においては、ソース電極SEに図面符号「141b」を与え、ドレイン電極DEに図面符号141cを与えて説明する。
【0023】
データ配線DL及びデータ端部EDには保護絶縁層150及び有機膜160が除去された配線トレンチH3及びデータパッドホールH3が形成され。配線トレンチ及びデータパッドホールは一体に形成されたもので、以下においては、配線トレンチに対する詳細な説明をデータパッドホールH3の説明に代わって説明する。
【0024】
第2金属層142dは、データパッドホールH3に形成される。データ端部EDに形成された第2金属層142dはデータパッド電極173と電気的に接続される。データ配線DL及びデータ端部EDは第2シード層141d及び第2シード層141dの上に形成された第2金属層142dを含み、保護絶縁層150及び有機膜160の積層の厚さと同一の厚さに形成される。
【0025】
ストレージ電極STEの上には有機膜160が除去されたストレージホールH4が形成される。ストレージホールH4を通じて画素電極PEはストレージ電極STEの上に形成された保護絶縁層150と接続するように形成される。すなわち、ストレージ電極STE及び画素電極PEの間に形成された絶縁層の厚さを薄くしてストレージ電極STEの形成面積を減らして開口率を向上させることができる。
【0026】
図3図8は、図2のアレイ基板の製造方法を説明するための断面図である。
【0027】
図1及び図3を参照すれば、ベース基板101の上に第1フォトレジストパターンPR1を形成する。第1フォトレジストパターンPR1はゲート電極GE、ゲート配線GL、ゲート端部GPE、及びストレージ電極STEが形成されるベース基板101の領域を露出させる。第1フォトレジストパターンPR1を利用してベース基板101をエッチングしてトレンチ(T1、T2、T3)を形成する。望ましく、トレンチ(T1、T2、T3)の深さdは約1μm以上に形成する。
【0028】
トレンチ(T1、T2、T3)が形成されたベース基板101の上に第1シード金属層111を形成する。第1シード金属層111は、Mo、MoN、MoNb、Mo合金、Cu、Cu合金、CuMo合金、AI、AI合金、Ag、及びAg合金のうち、少なくとも1つを含む。ベース基板101の上に形成された第1シード金属層111はトレンチ(T1、T2、T3)に挿入されつつ、第1フォトレジストパターンPR1の上に形成される。
【0029】
図1及び図4を参照すれば、ストリップ工程を通じて第1フォトレジストパターンPR1を除去することで、トレンチ(T1、T2、T3)に第1シード層(111a、111b、111c)を残留させる。ストリップ工程以後、無電解めっきELPまたは電解めっきEP方式を利用してトレンチ(T1、T2、T3)内に形成された第1シード層(111a、111b、111c)の上に第1金属層(112a、112b、112c)をめっきさせる。第1金属層(112a、112b、112c)は銅(Cu)を含む。ゲート電極GE、ゲート配線GL、ゲート端部EG、及びストレージ電極STEは第1シード層(111a、111b、111c)とシード層(111a、111b、111c)の上にめっきされた第1金属層(112a、112b、112c)に各々成る。
【0030】
図1及び図5を参照すれば、ゲート電極GE、ゲート配線GL、ゲート端部EG、及びストレージ電極STEを含む第1金属パターンが形成されたベース基板101の上にゲート絶縁層120を形成する。
【0031】
ゲート絶縁層120はゲート配線GLの配線抵抗を減らすために低誘電(Low k)絶縁膜及び窒化シリコン膜からなる二重膜に形成されることができる。または、窒化シリコン膜または酸化シリコン膜からなる単一膜に形成されることができる。ゲート絶縁層120が二重膜構造に形成される場合、スイッチング素子TRのターンオン電流特性及びキャパシターの静電容量を考慮してスイッチング素子TRが形成される領域及びストレージ電極STEが形成される領域は別途のマスクを使用して低誘電絶縁膜を除去できる。
【0032】
ゲート絶縁層120の上にチャンネル層130及び第2シード金属層141を順次に形成する。チャンネル層130は非晶質シリコンからなる半導体層131及びn+イオンドーピングされた非晶質シリコンからなるオーミックコンタクト層132を含む。
【0033】
続いて、前記第2シード金属層141の上に第2フォトレジストパターンPR2を形成する。第2フォトレジストパターンPR2はソース電極SE、トレイン電極DE、データ配線DL、及びデータ端部EDに対応する領域に形成された第1フォトパターンPR21と、スイッチング素子TRのチャンネル領域CAに第1フォトパターンPR21より薄い厚さで形成された第2フォトパターンPR22を含む。
【0034】
第2フォトレジストパターンPR2を利用してチャンネル層130及び第2シード金属層141を同時にパターニングして第2金属パターンを形成する。第2金属パターンは電極パターンEP及び配線パターンLPを含む。電極パターンEPはチャンネル部130a及びチャンネル部130aの上に形成された141eを含む。配線パターンLPはチャンネルパターン130b及びチャンネルパターン130bの上に形成された第2シード層141dを含む。配線パターンLPは後続工程によってデータ配線DL及びデータ端部EDで形成される。
【0035】
図1及び図6を参照すれば、アーシング工程を通じて第2フォトレジストパターンPR2を一定の厚さを除去して第3フォトパターンPR23を形成する。第3フォトパターンPR23を利用してチャンネル領域CAの電極層141eをパターニングしてソース電極141b及びドレイン電極141cを形成する。続いて、ソース及びドレイン電極(141b、141c)によって露出された抵抗性接触層132aを除去してスイッチング素子TRのチャンネル部130aを形成する。その後、第3フォトパターンPR23をストリップ工程を通じて除去する。
【0036】
これにより、ベース基板101の上にトランジスタ層TLが完成される。
【0037】
図1及び図7を参照すれば、トランジスタ層TLが形成されたベース基板101の上に保護絶縁層150及び有機膜160を形成する。保護絶縁層150は省略できる。
【0038】
有機膜160をマスクを利用してパターニングする。パターニングされた有機膜160は前記ゲート端部EGの上に形成されたゲートパッドホールH1と、ドレイン電極141cの上に形成されたコンタクトホールH2と、データ端部EDの上に形成されたパッドホールH3及びストレージ電極STEの上に形成されたストレージホールH4を含む。
【0039】
望ましくは、有機膜160は画素領域Pの厚さよりゲート及びデータパッド部(GP、DP)が形成される周辺領域の厚さを薄く形成する。周辺領域の有機膜160を薄く形成することにより、ゲート及びデータパッド部(GP、DP)の段差を減らすことができる。これにより、ゲート及びデータパッド部(GP、DP)と外部装置の端子間の結合を容易にすることができる。
【0040】
第1、第2及び第3ストレージホール(H1、H2、H3)は保護絶縁層150を露出させ、ホールH4はスリット露光工程によって有機膜160を一定の厚さで残留するようにエッチングする。
【0041】
有機膜160を利用して保護絶縁層150及びゲート絶縁層120をエッチングする。これによって、ゲートパッドホールH1はゲート端部EGの第1金属層112cを露出させ、コンタクトホールH2はドレイン電極141cを露出させる。データパッドホールH3はデータ配線DL及びデータ端部EDの第2金属層142dを露出させる。
【0042】
図1図2及び図8を参照すれば、第1、第2、第3及び第4ストレージホール(H1、H2、H3、H4)が形成された有機膜160を一定の厚さを除去して、ストレージホールH4を通じてストレージ電極STEの上に保護絶縁層150を露出させる。
【0043】
その後、無電解めっきELPまたは電解めっきEP方式を利用して第1、第2及び第3ストレージホール(H1、H2、H3)内に第2金属層(142a、142c、142d)を形成する。ゲートパッドホールH1内にはゲート端部EGの第1金属層112cをシード(seed)にして第2金属層142aを形成する。コンタクトホールH2及びデータパッドホールH3内には第2シード層(141c、141d)を利用して第2金属層(142c、142d)が形成される。一方、ストレージホールH4内にはシード物質が存在しないため、めっき工程において第2金属層が形成されない。
【0044】
その後、透明導電層をパターニングしてゲートパッド電極171、画素電極PE、及びデータ電極173を形成する。ゲート電極171はゲートパッドホールH1内に形成された第2金属層142aを通じてゲート端部EGと電気的に接続される。画素電極PEはコンタクトホールH2内に形成された第2金属層142cを通じてドレイン電極141cと電気的に接続される。画素電極PEはストレージホールHを通じて保護絶縁層150と接続される。データパッド電極173はデータパッドホールH3内に形成された第2金属層142dと接続されて電気的に接続される。
【0045】
図9は、本発明の実施形態2によるアレイ基板の断面図である。
【0046】
図2及び図9を参照すれば、アレイ基板は実施形態1のアレイ基板と比較して遮光層210、カラーフィルター層230、及びキャッピング層250をさらに含む。
【0047】
遮光層210はゲート配線GL、データ配線DL、及びスイッチング素子TRが形成された領域の有機膜160の上に形成される。
【0048】
カラーフィルター層230は画素領域Pに形成される。例えば、カラーフィルター層230は画素電極PEと有機膜160の間に形成される。望ましくは、カラーフィルター層230はストレージ電極STEの上には形成されない。
【0049】
キャッピング層250は遮光層210及びカラーフィルター層230の上に形成されて遮光層210及びカラーフィルター230から流出される不純物を遮断させる。
【0050】
図9に図示された実施形態2のアレイ基板は図3図8において説明された第1金属パターン乃至第2金属層(142a、142c、142d)を形成する工程は実質的に同一である。以下においては、繰り返された説明は省略し、後続工程に対して詳細に説明する。
【0051】
図10及び図11は、図9のアレイ基板の製造方法を説明するための断面図である。
【0052】
図1及び図10を参照すれば、第2金属層(142a、142c、142d)が形成されたベース基板101の上に遮光物質を形成する。マスクを利用して遮光物質をパターニングして遮光層210を形成する。遮光層210はゲート配線GL、データ配線DL、及びスイッチング素子TRの上に形成される。
【0053】
遮光層210が形成されたベース基板101の上にカラーフォトレジスト物質を形成する。マスクを利用してカラーフォトレジスト物質をパターニングして画素領域Pにカラーフィルター層230を形成する。カラーフィルター層230はコンタクトホールH2及びストレージホールH4が形成された領域に対応しては形成されない。
【0054】
図1図9、及び図11を参照すれば、カラーフィルター層230が形成されたベース基板101の上にキャッピング層250を形成する。続いて、キャッピング層250の上に第3フォトレジストパターンPR3を形成する。第3フォトレジストパターンPR3は第1、第2及びデータパッドホール(H1、H2、H3)が形成された領域のキャッピング層250を露出させる。
【0055】
第4フォトレジストパターンPR3を利用してキャッピング層250をエッチングしてゲート端部EGの第2金属層142a、ドレイン電極141c及びデータ端部EDの第2金属層142dを各々露出させる。
【0056】
その後、ストリップ工程を通じて第4フォトレジストパターンPR4を除去する。
【0057】
第3フォトレジストパターンPR3が除去されたベース基板101の上に透明導電層を利用してゲートパッド電極171、画素電極PE、及びデータパッド電極173を形成する。
【0058】
図12図15は、本発明の実施形態3によるアレイ基板の製造方法を説明するための断面図及び平面図である。
【0059】
図3図6で説明した実施形態1のアレイ基板の製造方法によってベース基板101の上に第1金属パターン乃至前記トランジスタ層TLを形成する工程は実質的に同一である。これにより、繰り返される説明は省略し、後続工程を対して詳細に説明する。
【0060】
図1及び図12を参照すれば、トランジスタ層TLが形成されたベース基板101の上に遮光物質を形成する。マスクを利用して遮光物質をパターニングして遮光層210を形成する。遮光層210はゲート配線GL、データ配線DL、及びスイッチング素子TRの上に形成される。
【0061】
遮光層210が形成されたベース基板101の上に第2絶縁層でカラーフィルター層を形成する。具体的に遮光層210が形成されたベース基板101の上にカラーフォトレジスト物質を形成する。マスクを利用してカラーフォトレジスト物質をパターニングして画素領域Pに第1カラーフィルター層231を形成し、ゲートパッド部GP及びデータパッド部DPが形成された周辺領域PAに第2カラーフィルター層233を形成する。
【0062】
図13を参照すれば、第1カラーフィルター層231はドレイン電極141c及びストレージ電極STEの上の保護絶縁層150を各々露出させるコンタクトホールH2及びストレージホールH4を含む。第2カラーフィルター層233はゲート端部EG及びデータ端部EDの上の保護絶縁層150各々露出させるゲートパッドホールH1及びデータパッドホールH3を含む。
【0063】
その後、遮光層210及び第1、第2カラーフィルター層(231、233)の上にキャッピング層250を形成する。キャッピング層250が形成されたベース基板101の上に第3フォトレジストパターンPR3を形成する。第3フォトレジストパターンPR3は前記ホール(H1、H2、H3)が形成された領域のキャッピング層250を露出させる。
【0064】
第3フォトレジストパターンPR3を利用してキャッピング層250を除去してゲート端部EGの第1金属層112c、ドレイン電極141c、及びデータ端部EDの第2シード層141dを各々露出させる。その後、ストリップ工程を通じて第3フォトレジストパターンPR3を除去する。
【0065】
図1及び図14を参照すれば、無電解めっきまたは電解めっき方式を利用してゲート端部EGの第1金属層112c、ドレイン電極141c、及びデータ端部EDの第2シード層141dの上に第2金属層(142a、142c、142d)を各々形成する。
【0066】
図1及び図15を参照すれば、第2金属層(142a、142c、142d)が形成されたベース基板101の上に透明導電層を利用してゲートパッド電極171、画素電極PE、及びデータパッド電極173を各々形成する。
【0067】
図示はしていないが、周辺領域PAに第2カラーフィルター層233の代わりに遮光層210を形成し、遮光層210をパターニングしてゲートパッドホールH1及びデータパッドホールH3を形成することができる。
【0068】
図16図18は、本発明の実施形態4、5及び6によるアレイ基板の製造方法を説明するために断面図である。先ず、図16及び図18を参照して実施形態4によるアレイ基板の製造方法を説明する。
【0069】
図1及び図16を参照すれば、ベース基板101の上に第1シード金属層111を形成する。続いて、第1シード金属層111の上に第1フォトレジストパターンPR1を形成する。第1フォトレジストパターンPR1を利用してゲート電極GE、ゲート配線GL、ゲート端部EG、及びストレージ電極STEが形成される領域に第1シード層(111a、111b、111c)を残留させる。
【0070】
図1及び図17を参照すれば、第1シード層(111a、111b、111c)が形成されたベース基板101の上に有機パターン102を形成する。有機パターン102は先ず、第1シード層(111a、111b、111c)が形成されたベース基板101の上に有機膜を形成し、有機膜をパターニングして形成される。有機パターン102は第1シード層(111a、111b、111c)が形成されない領域に形成されて第1シード層(111a、111b、111c)を包むようにトレンチ(T1、T2、T3)を形成する。有機パターンの厚さdは約1μm以上に形成する。有機パターン102によって形成されたトレンチ(T1、T2、T3)内に第1シード層(111a、111b、111c)が各々形成される。有機パターン102はネガティブ型、ポジティブ型、及びフォトレジスト物質を含む。
【0071】
図1及び図18を参照すれば、無電解めっきELPまたは電解めっきEP方式を利用してトレンチ(T1、T2、T3)内に形成された第1シード層(111a、111b、111c)の上に第1金属層(112a、112b、112c)をめっきさせる。ゲート電極GE、ゲート配線GL、ゲート端部EG、及びストレージ電極STEは第1シード層(111a、111b、111c)と第1金属層(112a、112b、112c)からなる。
【0072】
その後、アレイ基板の後続工程は図5図8において説明した実施形態1と方式が同一であるため、詳細な説明は省略する。
【0073】
本発明の実施形態5によるアレイ基板は前記実施形態4のアレイ基板の上に図10及び図11において説明された実施形態2のように遮光層210、カラーフィルター層230、及びキャッピング層250をさらに形成する。
【0074】
本発明の実施形態6によるアレイ基板は前記実施形態4によって、第1金属パターンを形成したベース基板の上に図5及び図6で説明された実施形態1のようにトランジスタ層TLを形成する。その後、アレイ基板の後続工程は図12図15において説明した実施形態3と同一であるため、詳細な説明は省略する。
【0075】
図19図21は、本発明の実施形態7、8及び9によるアレイ基板の製造方法を説明するための断面図である。先ず、図19及び図20を参照して実施形態7によるアレイ基板の製造方法を説明する。
【0076】
図1及び図19を参照すれば、ベース基板101の上に有機膜103及びフォトレジスト膜104を順次に積層する。有機膜103は約1μm以上で形成する。続いて、マスク(MASK)を利用して有機膜101及びフォトレジスト膜104を同時にパターニングして第1フォトレジストパターンPRを形成する。第1フォトレジストパターンPR1はゲート電極GE、ゲート配線GL、ゲート端部EG、及びストレージ電極STEが形成される領域のベース基板101を露出させる。第1フォトレジストパターンPR1はベース基板101の上にトレンチ(T1、T2、T3)を形成する。
【0077】
図1及び図20を参照すれば、第1フォトレジストパターンPR1が形成されたベース基板101の上に第1シード金属層111を形成する。第1シード金属層111はトレンチ(T1、T2、T3)に挿入して形成され、第1フォトレジストパターンPR1の上に形成される。ストリップ工程を通じて第1フォトレジレジストパターンPR1を除去することによって、トレンチ(T1、T2、T3)に第1シード層(111a、111b、111c)を残留させる。
【0078】
図1及び図21を参照すれば、無電解めっきELPまたは電解めっきEP方式を利用してトレンチ(T1、T2、T3)内に形成された第1シード層(111a、111b、111c)の上に第1金属層(112a、112b、112c)をめっきさせる。ゲート電極GE、ゲート配線GL、ゲート端部EG、及びストレージ電極STEは第1シード層(111a、111b、111c)と第1金属層(112a、112b、112c)からなる。
【0079】
その後、アレイ基板の後続工程は図5図8において説明した実施形態1と方式が同一であるため、詳細な説明は省略する。
【0080】
本発明の実施形態8によるアレイ基板は上記実施形態7のアレイ基板の上に図10及び図11において説明した実施形態2のように遮光層210、カラーフィルター層230、及びキャッピング層250をさらに形成する。
【0081】
本発明の実施形態9によるアレイ基板は上記実施形態7によって第1金属パターンを形成するベース基板の上に、図5及び図6に示す実施形態1のように、トランジスタ層TLを形成する。その後、アレイ基板の後続工程は図12図15において説明した実施形態3と同一であるため、詳細な説明は省略する。
【産業上の利用可能性】
【0082】
以上において説明したように、本発明によれば、有機膜、カラーフィルター層、または遮光層などが絶縁層を利用して一定の深さのトレンチを形成し、トレンチ内に金属層をめっき方式、例えば、無電解めっき方式または電解めっき方式を利用して形成することによって、金属配線の厚さを厚く形成することができる。これにより、低抵抗配線を容易に具現できる。
【0083】
以上、本発明の実施形態によって詳細に説明したが、本発明はこれに限定されず、本発明が属する技術分野において通常の知識を有するものであれば本発明の思想と精神を離れることなく、本発明を修正または変更できる。
【図面の簡単な説明】
【0084】
図1】本発明の実施形態1によるアレイ基板の平面図である。
図2図1に図示されたI‐I′線に沿って切断した実施形態1によるアレイ基板の断面図である。
図3図2のアレイ基板の製造方法を説明するための断面図である。
図4図2のアレイ基板の製造方法を説明するための断面図である。
図5図2のアレイ基板の製造方法を説明するための断面図である。
図6図2のアレイ基板の製造方法を説明するための断面図である。
図7図2のアレイ基板の製造方法を説明するための断面図である。
図8図2のアレイ基板の製造方法を説明するための断面図である。
図9】本発明の実施形態2によるアレイ基板の断面図である。
図10図9のアレイ基板の製造方法を説明するための断面図である。
図11図9のアレイ基板の製造方法を説明するための断面図である。
図12】本発明の実施形態3によるアレイ基板の製造方法を説明するための断面図及び平面図である。
図13】本発明の実施形態3によるアレイ基板の製造方法を説明するための断面図及び平面図である。
図14】本発明の実施形態3によるアレイ基板の製造方法を説明するための断面図及び平面図である。
図15】本発明の実施形態3によるアレイ基板の製造方法を説明するための断面図及び平面図である。
図16】本発明の実施形態4、5及び6によるアレイ基板の製造方法を説明するための断面図である。
図17】本発明の実施形態4、5及び6によるアレイ基板の製造方法を説明するための断面図である。
図18】本発明の実施形態4、5及び6によるアレイ基板の製造方法を説明するための断面図である。
図19】本発明の実施形態7、8及び9によるアレイ基板の製造方法を説明するための断面図である。
図20】本発明の実施形態7、8及び9によるアレイ基板の製造方法を説明するための断面図である。
図21】本発明の実施形態7、8及び9によるアレイ基板の製造方法を説明するために断面図である。
【符号の説明】
【0085】
100 アレイ基板、
101 ベース基板、
102 有機パターン、
103 有機膜、
104 フォトレジスト膜、
111a、111b、111c 第1シード層、
112a、112b、112c 第1金属層、
120 ゲート絶縁層、
130 チャンネル層、
131 半導体層、
132a、132b オーミックコンタクト層、
141a、141b、141c、141d 第2シード層、
142a、142b、142c、142d 第2金属層、
150 保護絶縁層、
160 有機膜、
171 ゲートパッド電極、
173 データパッド電極、
210 遮光層、
230 カラーフィルター層、
250 キャッピング層、

CA チャンネル領域、
DE トレイン電極、
DL データ配線、
DP データパッド部、
ED データ端部、
EG ゲート端部、
EP 電極パターン、
GE ゲート電極、
GL ゲート配線、
GP ゲートパッド部、
GPE ゲート端部、
H1 ゲートパッドホール、
H2 コンタクトホール、
H3 データパッドホール、
H4 ストレージホール、
LP 配線パターン、
P 画素領域、
PA 周辺領域、
PE 画素電極、
PR フォトレジストパターン、
SE ソース電極、
STE ストレージ電極、
TL トランジスタ層、
TR スイッチング素子。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
図19
図20
図21