(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
【0010】
図1、
図2、
図3は、本実施形態のUI(User Interface)の一例である。
図1は、地図表示装置10の表示部12に表示された基本地
図50の画像である。
図2は、地図表示装置10の表示部12に表示された基本地
図50及び検索結果の画像である。
図3は、地図表示装置10の表示部12に表示された基本地
図50及び選択地
図54の画像である。
【0011】
図1に示すように、ユーザが地域を指定すると、地図表示装置10は、指定した地域を含む地図である基本地
図50の画像を表示部12に表示する。
【0012】
図2に示すように、地図表示装置10は表示されている基本地
図50を複数の分割領域52に分割する。尚、
図2に各分割領域52の境界線は、説明上記載しているが、表示部12には表示されない。次に、ユーザが検索対象、例えば、「居酒屋」を入力すると、地図表示装置10は「居酒屋」を検索する。地図表示装置10は、各分割領域52に存在する「居酒屋」の個数の指標である個数指標56を、各分割領域52において「居酒屋」の位置の重心に表示する。
【0013】
この後、ユーザが分割領域52のいずれかを選択すると、
図3に示すように、地図表示装置10は、最初に表示した基本地
図50の上に、ユーザが選択した選択領域を含む拡大地図である選択地
図54を表示する。更に、地図表示装置10は、一定の条件を満たした場合、「居酒屋」の位置を示す個別指標58を選択地
図54内に表示する。
【0014】
図4は、地図表示装置10の全体構成を説明するブロック図である。
図4に示すように、地図表示装置10は、表示部12と、入力部14と、制御部16と、格納部18とを備える。
【0015】
表示部12は、制御部16から入力される画像情報に基づいて、地図等の画像を表示する。表示部12は、液晶表示パネル、有機EL表示パネル等を適用できる。
【0016】
入力部14は、ユーザが地図として表示させる特定の領域の指定、検索対象の入力等をする。入力部14は、タッチパネル、キーボード、マウス等を適用できる。
【0017】
制御部16は、地図表示装置10の制御全般を司る。制御部16は、例えば、コンピュータのCPUである。制御部16は、取得部20と、算出部22と、分割部24と、表示制御部26とを有する。制御部16は、格納部18に格納された地図表示プログラムを読み込むことによって、取得部20、分割部24、算出部22、表示制御部26として機能する。尚、取得部20、算出部22、分割部24、表示制御部26の一部または全てを回路等のハードウエアによって構成してもよい。
【0018】
取得部20は、入力部14と情報を取得可能に接続されている。取得部20は、格納部18から情報を取得可能に接続されている。取得部20は、地図表示装置10のサーバ28等と情報を通信可能に接続されている。
【0019】
取得部20は、入力部14を介して、ユーザの指定した地域の地図の画像の情報を地図データベース30から取得して、格納部18に格納する。尚、取得部20は、外部のサーバ28に格納された地図データベース30から地図の情報を取得してもよい。
【0020】
取得部20は、入力部14を介して、ユーザの指定した検索対象を取得する。取得部20は、検索用データベース32を参照して、ユーザの指定した地域の検索対象を検索する。取得部20は、検索対象の検索結果の複数の位置情報を取得する。取得部20は、検索結果と複数の位置情報とを関連付けた検索結果テーブル34を格納部18に格納する。
【0021】
尚、取得部20は、格納部18に格納された検索用データベース32に基づいて、検索対象の検索を実行してもよく、外部のサーバ28から検索結果及び検索結果の位置情報を取得してもよい。取得部20は、入力部14を介して、複数の分割領域52からユーザが選択した選択領域の情報を取得して、格納部18に格納する。
【0022】
算出部22は、各分割領域52内での検索結果の個数を算出して、格納部18に格納する。算出部22は、検索結果の複数の位置情報から各分割領域52内に含まれる複数の位置情報が示す位置の重心位置を算出する。算出部22は、検索結果の個数及び検索結果の位置の重心位置を格納部18に格納する。算出部22は、ユーザによって選択された選択領域の検索結果の個数が、格納部18に格納された表示閾値以上か否かを判定して、判定結果を格納部18に格納する。
【0023】
分割部24は、格納部18から検索対象を取得する。分割部24は、検索対象に応じて、分割領域52の分割数を決定する。例えば、分割部24は、検索対象の種別と分割領域52の分割数とを関連付けた分割数テーブル36を参照して、分割数を決定する。分割部24は、表示部12に表示された基本地
図50を決定した分割数で分割して、分割領域52を生成する。
【0024】
また、分割部24は、算出部22によって、検索結果の個数が表示閾値以上と判定された場合、ユーザが選択した選択領域の選択地
図54を分割数で分割して、分割領域52を生成する。分割部24は、各分割領域52の分割位置と、各分割領域52の四隅の緯度及び経度とを関連付けた分割情報テーブル38を格納部18に格納する。
【0025】
表示制御部26は、基本地
図50または選択地
図54の画像を、表示部12に表示させる。表示制御部26は、基本地
図50の各分割領域52に、個数指標56を表示させる。個数指標56は、複数の位置情報を代表する指標であって、各分割領域52内の検索結果の個数を示す。個数指標56は、例えば、円内に検索結果の個数が表示されている。表示制御部26は、各分割領域52内において、取得部20により取得された複数の位置情報に基づいた位置の一例である重心位置に、個数指標56を表示させる。
【0026】
表示制御部26は、取得部20がユーザによる個数指標56を含む分割領域52の選択指示を検知して取得した場合に、基本地
図50または選択地
図54の画像上に重ねて、選択された個数指標56の位置を含む領域を拡大した選択地
図54の画像を表示部12に表示させる。表示制御部26は、算出部22によって、検索結果の個数が表示閾値以上と判定された場合、選択地
図54の分割領域52のそれぞれの重心位置に個数指標56を表示させる。表示制御部26は、算出部22によって、検索結果の個数が表示閾値未満と判定された場合、個数指標56に含まれる複数の位置情報のそれぞれを示す個別指標58を選択地
図54に表示させる。表示制御部26は、基本地
図50または下層の選択地
図54内での上層の選択地
図54の位置と関連付けて上層の選択地
図54を表示する。
【0027】
図5は、地図表示装置10による画像処理のフローチャートである。
図5に示すように、画像処理では、地図表示装置10は、基本地図表示処理(S10)、検索処理(S12)、分割処理(S14)、個数表示処理(S16)、選択領域表示処理(S18)を実行する。
【0028】
次に、地図表示装置10の算出部22が、当該選択領域の検索結果の個数が表示閾値未満か否かを判定する(S20)。地図表示装置10は、検索結果の個数が表示閾値未満でないと判定すると(S20:No)、選択領域分割処理(S22)、個数表示処理(S24)を実行した後、ステップS18を繰り返す。一方、地図表示装置10の算出部22は、ユーザによって選択された分割領域52の検索結果が表示閾値未満であると判定すると(S20:Yes)、個別指標表示処理を実行する(S26)。これにより、地図表示装置10による画像処理が終了する。基本地図処理(S10)、検索処理(S12)、分割処理(S14)、個数表示処理(S16)、選択領域分割処理(S22)、個別指標表示処理(S26)の詳細については後述する。ステップS24の個数表示処理は、ステップS16の個数表示処理と同じ処理なので説明を省略する。
【0029】
図6は、基本地図表示処理(S10)のフローチャートである。
図6に示すように、基本地図処理では、取得部20が、入力部14を介して、ユーザの指定した地域の情報を取得したか否かを判定する(S30)。取得部20は、ユーザの指定した地域の情報を取得したと判定すると(S30:Yes)、格納部18の地図データベース30から指定した地域を含む基本地
図50の画像を取得して、格納部18に格納する(S32)。指定した地域を含む地図の一例は、指定した地域を中心とする地図のことである。表示制御部26は、格納部18から基本地
図50の画像を取得して、
図1に示すように、基本地
図50の画像を表示部12に表示する(S34)。
【0030】
図7は、検索処理(S12)のフローチャートである。
図8は、検索用データベース32を説明する図である。
図9は、検索結果テーブル34を説明する図である。
【0031】
図7に示すように、検索処理では、取得部20が、入力部14を介して、検索対象を取得したか否かを判定する(S40)。取得部20は、検索対象を取得すると(S40:Yes)、基本地
図50の領域に存在する検索対象を格納部18の検索用データベース32を参照して検索する(S42)。
図8に示すように検索用データベース32は、検索対象の名称が種別及び位置情報と関連付けられている。尚、位置情報は、緯度及び経度を含む。例えば、ユーザが「居酒屋」を検索対象とした場合、取得部20は、検索用データベース32から基本地
図50の領域内に存在する「居酒屋」を抽出する。取得部20は、検索対象とともに、
図9に示すように検索結果の名称と検索結果の位置情報とを関連付けた検索結果テーブル34を格納部18に格納する(S42)。これにより、検索処理が終了する。
【0032】
図10は、分割処理(S14)のフローチャートである。
図11は、分割数テーブル36を説明する図である。
図12は、分割情報テーブル38を説明する図である。
【0033】
図10に示すように、分割処理では、分割部24が、取得部20が検索した検索対象を格納部18から取得するとともに、分割数テーブル36を参照して検索対象の種別に対応する分割数を抽出する(S50)。
図11に示すように、分割数テーブル36は、検索対象の種別と、分割数とが関連付けられている。例えば、ユーザが「居酒屋」を検索対象とした場合、分割部24は、「居酒屋」に対応する分割数「C1×D1」を抽出する。尚、分割数「C1」及び「D1」は、それぞれ縦横の分割数を示す。
【0034】
次に、分割部24は、抽出した分割数に基づいて、基本地
図50を分割する(S52)。例えば、分割数「6×6」であれば、分割部24は、基本地
図50の縦を6個に分割して、横を6個に分割することにより、基本地
図50内に分割領域52(
図2参照)を生成する。分割部24は、各分割領域52の四隅の緯度及び経度の位置情報を、基本地
図50の位置である分割位置と関連付けた
図12に示す分割情報テーブル38を格納部18に格納する(S54)。これにより、
図2に示すように、基本地
図50は、「6×6」の分割領域52に分割される。ここで、ユーザが基本地
図50の位置を移動した場合、緯度及び経度の位置情報を維持してもよく、当該移動に合わせて緯度及び経度の情報を変更してもよい。尚、
図2に示す分割領域52の境界線は、説明上記載しているが、実際には表示部12に表示しなくてもよい。これにより、分割処理が終了する。
【0035】
図13は、個数表示処理(S16)のフローチャートである。
図13に示すように、個数表示処理では、算出部22が、格納部18の分割情報テーブル38を参照して、いずれかの分割領域52の位置情報を取得する(S60)。次に、算出部22は、位置情報を取得した分割領域52内に含まれる検索結果テーブルを参照して検索結果の名称及び位置情報を取得する(S62)。算出部22は、当該分割領域52内に含まれる検索結果の個数を算出して、格納部18に格納する(S64)。
【0036】
次に、算出部22は、分割領域52内に含まれる検索結果の位置情報と、検索結果の個数から、緯度及び経度の平均を算出することにより、分割領域52内に含まれる検索結果の位置の重心位置を算出して、格納部18に格納する(S66)。表示制御部26は、検索結果の個数及び分割領域52内の重心位置を格納部18から取得して、分割領域52内の重心位置に、検索結果の個数指標56を表示する(S68)。
【0037】
この後、表示制御部26は、全ての分割領域52に対して検索結果の個数指標56をしたか否かを判定する(S70)。表示制御部26が、全ての分割領域52に個数指標56を表示したと判定するまで(S70:No)、ステップS60からS68までを繰り返す。これにより、
図2に示すように、分割領域52に検索結果の個数指標56が表示される。表示制御部26が全ての分割領域52に個数指標56を表示したと判定すると(S70:Yes)、個数表示処理は終了する。
【0038】
図14は、選択領域表示処理(S18)のフローチャートである。
図15は、選択領域の選択地
図54が表示された図である。
【0039】
図14に示すように、選択領域表示処理では、取得部20は、入力部14を介して、ユーザにより、個数指標56を含む分割領域52のいずれかが選択されるまで、待機状態となる(S72:No)。一方、取得部20は、分割領域52のいずれかが選択されて選択領域の情報を取得したと判定すると(S72:Yes)、分割領域52のいずれが選択領域であるかを示す選択情報を格納部18に格納する。例えば、分割領域52が「6×6」に分割されている場合、選択情報は「X×Y」(1≦X≦6、1≦Y≦6)で表記される。次に、表示制御部26は、選択地
図54の画像の情報を地図データベース30から取得する(S74)。表示制御部26は、
図15に示すように、基本地
図50の上に重ねて、選択領域を含む拡大地図である選択地
図54を表示する(S76)。選択地
図54は、例えば、基本地
図50の数倍の拡大率の地図である。また、選択地
図54の画像は、基本地
図50の画像の大きさよりも縮尺されて表示される。基本地
図50の画像の大きさに対する選択地
図54の画像の大きさの縮尺率は、1/4である。
【0040】
図16は、選択領域分割処理(S22)のフローチャートである。
図16に示すように、選択領域分割処理では、分割部24が、選択領域の位置を示す選択情報を取得する(S80)。次に、分割部24は、
図15に示すように、選択領域の選択地
図54を分割して、分割領域52を生成する(S82)。基本地
図50の画像の大きさに対する選択地
図54の画像の大きさの縮尺率が1/4の場合、選択地
図54の分割数の一例は1/4となる。次に、分割部24は、分割領域52の情報を格納する(S84)。分割領域52の情報は、
図12に示す分割情報テーブル38と同様に、分割位置と、四隅の緯度及び経度とが関連付けられている。これにより、選択領域分割処理が終了する。
【0041】
図17は、選択地
図54が2枚重ねられた状態を説明する図である。次に、ステップS16と同様に個数表示処理(S24)が実行されて、
図15に示すように、選択地
図54の各分割領域52に検索結果の個数が表示される。この後、更に、算出部22が検索結果の個数が表示閾値未満と判定すると(S20:No)、ステップS22、S24が繰り返される。この場合、ユーザによって選択地
図54内の分割領域52が選択されて、
図17に示すように、選択地
図54の上に、新たに選択された分割領域52の選択地
図54が重ねられる。
【0042】
図18は、個別指標表示処理(S26)のフローチャートである。
図19は、選択地
図54とともに個別指標が表示された図である。
【0043】
図18に示すように、個別指標表示処理では、表示制御部26が選択領域の検索結果の情報を取得する(S90)。表示制御部26は、検索結果の位置情報に基づいて、最上層の選択地
図54上の該当する位置に全ての検索結果に対応する個別指標58を表示する(S92)。ここで、基本地
図50の直上の選択地
図54に個別指標を表示する場合、
図3のようになる。一方、複数枚、例えば、2枚の選択地
図54が基本地
図50の上に重ねられている場合、
図19のように3枚目の選択地
図54上に個別指標58が表示される。ここで、選択地
図54が、いずれの分割領域52の地図かを認識することが難しい場合、当該選択地
図54と選択された分割領域52の個数指標56とを直線等によって関連付けることが好ましい。尚、個別指標58が表示される選択地
図54の下層の基本地
図50または選択地
図54が代表地図の一例である。また、当該代表地図に表示される個数指標56が代表指標の一例である。
【0044】
上述したように、地図表示装置10では、表示制御部26が、基本地
図50または選択地
図54に、個数指標56を表示するので、どの領域に検索対象がどれだけ存在するかをユーザに見やすく表示することができる。これにより、ユーザは検索結果を広く統計的に見ることができる。また、地図表示装置10では、表示制御部26が、上層の選択地
図54に、検索結果の位置を示す個別指標58を表示する。これにより、ユーザは、検索結果の個別の場所を具体的に見ることができる。この結果、地図表示装置10は、ユーザが希望する情報に対して自由度を向上させることができる。
【0045】
地図表示装置10では、表示制御部26が、算出部22によって算出された分割領域52内の検索結果の位置の重心位置に個数指標56を表示するので、分割領域52内のどのあたりに検索対象が多いかを容易に認識できる。これにより、ユーザは、個数指標56を分割領域52の中心に表示する場合、及び、県庁などの行政の建物等の位置に表示する場合に比べて、検索結果の適切な情報を得ることができる。
【0046】
地図表示装置10では、表示制御部26が、検索結果の個数が表示閾値以上の場合、個数指標56を表示して、検索結果の個数が表示閾値未満の場合、個別指標58を表示する。これにより、検索結果の個数が多い場合、個数指標56によってその個数を認識でき、検索結果の個数が少ない場合、個別指標58によって検索結果の位置を認識できる。
【0047】
上述の実施形態の各構成の機能、構成間の接続関係、構成の個数等は適宜変更してよい。
【0048】
上述の実施形態では、分割部24が、検索対象の種別に応じた分割数によって、分割領域を生成していたが、他の要素によって分割領域を生成してもよい。例えば、算出部22が、各分割領域52内での検索結果の個数を算出して、 分割部24は、検索結果の個数に応じて、分割数を決定してもよい。例えば、検索結果の個数が予め定められた個数閾値以上の場合、個数閾値未満の場合よりも分割数を多くする。
【0049】
図20は、変更した個数指標156を説明する図である。上述の実施形態では、個数指標56に個数が数値で記載されていたが、個数指標56に個数を数値で表示することなく、
図20に示すように、個数指標156の大きさを個数に対応させて、個数を表現するようにしてもよい。
【0050】
上述の実施形態では、制御部16が取得部20、算出部22、分割部24、表示制御部26を有する例を示したが、取得部20、算出部22、分割部24、表示制御部26の一部または全てを外部のサーバ28に設けてもよい。
【0051】
上述の実施形態では、選択地
図54を消去できない例をあげたが、選択地
図54を消去できるようにしてもよい。この場合、ユーザは、同じ基本地
図50上の異なる領域を選択することができる。
【0052】
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
【0053】
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。