(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記マイクロSD(R)カード(20)が入ると、前記マイクロSD(R)カード接続端子(130)および前記検出スイッチ配線終端部(160)の接触部(160a)は、前記マイクロSD(R)カード(20)の接触終端部(21)に順次接触する、請求項1に記載のデュアルメモリカードソケット。
前記マイクロSD(R)カード(20)が下向きに下垂することを防止するために、前記ケーシング(110)の後端部上に下垂防止区画(115)が形成される、請求項1に記載のデュアルメモリカードソケット。
前記マイクロSD(R)カードケーシング(150)の係止溝(22)内に弾性的に挿入される張力部品(154)は、前記マイクロSD(R)カードケーシング(150)に挿入された前記マイクロSD(R)カード(20)が逆向きに離脱する(押し出される)ことを防止するように、前記マイクロSD(R)カードケーシング(150)の上部を切断することによって形成される、請求項1に記載のデュアルメモリカードソケット。
【背景技術】
【0002】
一般的に使用される移動通信端末には、個人情報の承認および信用決済が可能であるメモリカードおよび複数の種類のコンテンツの使用時にデータを格納するためのメモリカードが別々に提供される。
【0003】
これらのメモリカードの中で、個人情報の承認および信用決済のためのメモリカードとして、SIMカード、R−UIMカード、Monetaカード、Bankonカード等が挙げられ、複数の種類のコンテンツのデータを記憶するためのメモリカードとして、マイクロSD(R)カード、スマートメディア(R)カード、XDピクチャカード(R)、tフラッシュ(R)カード等が挙げられる。
【0004】
このような種類のメモリカードの中で、紛失によって生じるリスクを削減するために、個人情報の承認および信用決済のためのSIMカードは、バッテリパックのすぐ近くの後部シェルの結合面上に装着される。バッテリパックが移動通信端末から分離しない状態で前記メモリカードを交換することは不可能である。データを記憶するためのデータ使用メモリカードは、直ちに交換できないような様式で移動通信端末の側部に装着される。
【0005】
前述の承認のために固定して使用されるメモリカードおよびデータのために使用されるメモリカードの場合、これらを接続するためのソケットは、個別のソケットに作製されなければならず、移動通信端末の対応する位置に装着されなければならず、それぞれのメモリソケットを個別に装着するための装着空間が必要である。このように、移動通信端末を薄型および小型化することは困難であるので、新しい機能を追加するための部品の提供が限定される。
【0006】
上記の問題を解決するために、承認のためのメモリカードおよびデータのためのメモリカードを1つのメモリソケットで同時に固定し、対応する、デュアルメモリカード型ソケットを開発し、使用してきた。一例として、韓国特許第2005−0100874号および第2005−0100875号は、記憶媒体を接続するためのデュアル接続デバイスおよびこのようなデバイスを装備して提供される移動通信端末を開示する。
【0007】
加えて、第10−2008−0056040号は、移動通信端末用のデュアルメモリカード型ソケットを開示する。そのようなソケットは、マイクロSIMカードおよびマイクロSD(R)カードを同時に接続することが可能である。このような移動通信メモリカードソケットは、ケーシングであって、ケーシングは、上部および底部上に受容空間を形成し、受容空間は、前部から後部へマイクロSIMカードを受容するために使用され、SD(R)カードは、SIMカードの挿入方向のための正しい方向で受容される、ケーシングと、上部および底部のカバーであって、このようなカバーは金属材料から作製され、それぞれ前記受容空間を覆うために使用される、上部および底部のカバーと、SIMカード接続終端部であって、このような終端部は前記SIMカードと接続するための前記上部受容空間内に提供される、SIMカード接続終端部と、前記SD(R)カードを接続するように、マイクロSIMカードの挿入方向の左側から挿入される、前記底部受容空間の間に位置するSD(R)カード接続終端部と、係止デバイスであって、ハート形状カム、コイルばね、ピンロッドからなり、前記マイクロSD(R)カードを固定するために使用される、係止デバイスとを含む。このように、前記マイクロSD(R)カードは、マイクロSIMカードの挿入方向の垂直右方向から挿入され、前記ハート形状カムは、誘導ストレッチおよび固定位置を形成する本体から構成され、前記誘導ストレッチは、前記ピンロッドの運動のための第1の領域〜第4の領域、ならびに上記領域を区分するための上部境界終端部および下部境界終端部から構成され、前記上部境界終端部の左面は、成形されるように形成され、底部境界終端部から左方向に突出し、該底部境界終端部は、右方向突出によって形成され、前記第3の領域および第4の領域は、1つの同一平面からなり、これは、ハート形状カムの障害を防止するように、その間に三角形状の傾斜面を形成する。
【0008】
しかしながら、従来のデュアルメモリカード型ソケットに関して、マイクロSIMカードおよびマイクロSD(R)カードの挿入方向は、90°に形成される。カードを入れることおよび出すことは、ソケットの追加の外側空間を必要とする。携帯電話を設計する際、空間使用は限定される。マイクロSIMカード接続端子およびマイクロSD(R)カード接続端子は、重なり合って配置されるので、ソケット全体の高さを削減することが技術的に限定される。携帯電話の(電池を装着した状態で)電源を入れた状態では、マイクロSIMカードは恣意的に離脱され(外した状態)、携帯電話のオペレーションシステムのエラーが発生する可能性がある。
【0009】
さらに、従来のデュアルメモリカード型ソケットは、マイクロSIMカード接続端子およびマイクロSD(R)カード接続端子を別々に製造してから、次いで、それらを組み立てることによって、または個別の成形品を2回成形することによって形成されるので、したがって、製造費用が増加する。
【0010】
さらに、従来のデュアルメモリカード型ソケットのマイクロSD(R)カード接続端子の溶接部は、SD(R)カードの挿入方向において直線的に形成され、このため、全体の長さを削減すると言う点で限定される。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
本発明の目的は、上記課題を解決することである。装着および離脱(結合/分離)がソケットの内部空間内で処理されると、空間の使用容量が最大限になる。マイクロSD(R)カードの離脱中、摘出は短い経路を通るため、装着および離脱は最小限の空間を用いて実現することができる。マイクロSIMカード接続端子およびマイクロSD(R)カード接続端子は、重なり合わないため、ソケット全体の高さを削減することができる。移動通信端末(携帯電話)の(電池を入れた状態で)電源を入れた状態では、マイクロSIMカードは、恣意的に離脱(分離)することができず、このため、携帯電話のオペレーティングシステム(オペレーションシステム:OS)のエラーを発生させない、デュアルメモリカードソケットおよびその製造方法が提供される。
【0012】
本発明の別の目的は、統合端子成形品を用いてマイクロSIMカード接続端子およびマイクロSD(R)カード接続端子を成形し、切断プロセスによってそれを個別の構造に切断し、したがって、マイクロSIMカード接続端子およびマイクロSD(R)カード接続端子を個別に製造してから、次いでそれらを組み立てる、または個別の成形品を2回成形する従来の構成に比較すると、全体の長さの削減を達成することができる、デュアルメモリカードソケットおよびその製造方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0013】
上記の目的を達成するために、本発明のデュアルメモリカードソケットは、ケーシング(110)であって、マイクロSIMカード(10)が外へ出て、中に入るように形成された開口部(111)が前部に提供され、一方の側にマイクロSIMカード接続端子装着部(112)が提供され、もう一方の側にマイクロSD(R)カード接続端子装着部(113)が提供される、ケーシング(110)と、複数のマイクロSIMカード接続端子(120)であって、前記マイクロSIMカード接続端子装着部(112)と組み合わされ、一方の側で前記マイクロSIMカード(10)の接続終端部(11)と接触し、もう一方の側でプリント回路基板に固定される、マイクロSIMカード接続端子(120)と、複数のマイクロSD(R)カード接続端子(130)であって、前記マイクロSD(R)カード接続端子装着部(113)と組み合わされ、一方の側で該マイクロSD(R)カード(20)の接続終端部(21)と接触し、もう一方の側で前記プリント回路基板に固定される、マイクロSD(R)カード接続端子(130)と、マイクロSIMカードケーシング(140)であって、該ケーシングの上部部分に装着され、前記マイクロSIMカード(10)を前記ケーシング(110)の内側空間に挿入するための挿入空間(141)を備えて形成され、上部の両側にマイクロSD(R)カード(20)を誘導するための誘導スライス(142)を備えて形成される、マイクロSIMカードケーシング(140)と、マイクロSD(R)カードケーシング(150)であって、前記マイクロSIMカードケーシング(140)に対して相対的により高い位置に位置し、前記ケーシング(110)の後端部上に装着され、前記マイクロSD(R)カード(20)を挿入するための内部空間内に挿入空間(151)を含めて形成され、前記マイクロSD(R)カード(20)が前記挿入空間(151)から外へ出て、中へ入るように、前部に開口部(152)を含めて形成される、マイクロSD(R)カードケーシング(150)と、を備え、前記マイクロSIMカード(10)および前記マイクロSD(R)カード(20)の前記挿入空間(141)(151)の上部位置および底部位置で、前記マイクロSIMカード(10)および前記マイクロSD(R)カード(20)は、同じ方向に沿って(一方の側で)外へ出て、中に入る構造であり、前記マイクロSIMカード接続端子(120)および前記マイクロSD(R)カード接続端子(130)は、統合端子成形品(M)によって成形され、次いで、カットインプロセスによって分離される。
【0014】
前記マイクロSIMカードおよび該マイクロSD(R)カードの入および出を検知するために、前記ケーシングの後端部に検出スイッチ配線終端部が配置される。
【0015】
該検出スイッチ配線終端部は、統合端子成形品によって前記マイクロSIMカード接続端子および前記マイクロSD(R)カード接続端子を一体化して成形してもよいが、これらを個別に製造してから、次いでそれらを組み立ててもよい。
【0016】
前記マイクロSD(R)カード接続端子の溶接部は、前記マイクロSIMカード接続端子の両側に位置する。
【0017】
前記検出スイッチ配線終端部の接触部は屈曲し、前記マイクロSD(R)カードの進行方向に対して、前記マイクロSD(R)カード接続端子と同じ列にある。
【0018】
前記マイクロSD(R)カードが入ると、前記マイクロSD(R)カード接続端子の接触部および前記検出スイッチ配線終端部は、前記マイクロSD(R)カードの接続終端部に順次接触する。
【0019】
前記マイクロSD(R)カードが下向きに下垂することを防止するために、前記ケーシングの後端部上に下垂防止区画が形成される。
【0020】
加えて、本発明の好ましい実施形態に従うデュアルメモリカードソケット製造方法は、マイクロSIMカードケーシングおよびマイクロSD(R)カードケーシングを製造し、マイクロSIMカード接続端子およびマイクロSD(R)カード接続端子によって統合して形成される統合端子成形品を製造する段階と、該統合端子成形品の中に射出成形されたケーシングを埋め込む段階と、前記統合端子成形品を斜めに切断し、内向きに切断し、マイクロSIMカード接続端子およびマイクロSD(R)カード接続端子を分離する段階と、前記ケーシング上に検出スイッチ配線終端部を装着する段階と、前記ケーシング上にマイクロSIMカードケーシングを装着する段階と、ソケット製造を終了するように、前記ケーシング上にマイクロSD(R)カードケーシングを装着する段階とを含む。
【0021】
マイクロSIMカードケーシングおよびマイクロSD(R)カードケーシングの製造段階において、その上部の両側に、前記マイクロSD(R)カードを誘導するための誘導スライスを備えて形成される、マイクロSIMカードケーシングを製造し、その前面に、マイクロSD(R)カードが外へ出て、中に入るように開口部が形成される、マイクロSD(R)カードケーシングを製造する。
【0022】
ケーシングを製造する段階において、前部に、マイクロSIMカードが外へ出て、中に入るように内向きに形成される開口部が提供され、一方の側にマイクロSIMカード接続端子装着部が提供され、もう一方の側にマイクロSD(R)カード接続端子装着部が提供されるケーシングが製造される。
【0023】
上記のように、本発明は、統合端子成形品によって、マイクロSIMカード接続端子およびマイクロSD(R)カード接続端子を成形し、次いで、切断プロセスによってそれらを分離することによって製造される構造によって形成される。最初にマイクロSIMカード接続端子およびマイクロSD(R)カード接続端子を個別に製造し、次いで、挿入によって、成形し、装着する従来の構成と比較すると、製造費用が顕著に削減され、全体の長さが顕著に削減される。
【0024】
さらに、本発明において、検出スイッチ配線終端部の溶接部は、マイクロSIMカード接続端子の両側に位置し、従来の溶接部の構成と比較すると、マイクロSD(R)カードの挿入方向に従って直線的に形成され、全体の長さが顕著に削減され、検出(チェック)プロセスを顕著に短縮する効果が達成される。
【0025】
さらに、本発明において、マイクロSD(R)カードの進行方向に関して、検出スイッチ配線終端部およびマイクロSD(R)カード接続端子は同じ列にある。マイクロSD(R)カードが挿入されると、マイクロSD(R)カード接続端子および検出スイッチ配線終端部の接触部分は、マイクロSD(R)カードの接続終端部(接触パッド)に順次接触する。このため、マイクロSD(R)カードの接続終端部(接触パッド)は、検出するために使用することができ、接触部160aは、接触するために使用することができ、したがって、検出スイッチ配線終端部の要素の数を削減し、マイクロSD(R)カードが挿入されたかどうかを正確に検知する効果が達成される。
【0026】
加えて、本発明において、前記ケーシングの後部上方には、マイクロSD(R)カード接続端子および前記検出スイッチ配線終端部の接触部が変形することを効果的に防止するように、マイクロSD(R)カードが下向きに過剰に下垂することを防止するための下垂防止区画が形成される。
【0027】
加えて、装着および離脱(結合/分離)が本発明のソケットの内部空間内で処理されると、空間の使用容量が最大限になる。マイクロSD(R)カードの離脱中、摘出は、短い経路を通るため、装着および離脱は最小限の空間を用いて実現することができる。マイクロSIMカード接続端子およびマイクロSD(R)カード接続端子は、重なり合わないため、ソケット全体の高さを削減することができる。移動通信端末(携帯電話)の(電池を入れた状態で)電源を入れた状態では、マイクロSIMカードは、恣意的に離脱(分離)することができず、このため、携帯電話のオペレーティングシステム(オペレーションシステム:OS)のエラーを発生させない。
【0028】
加えて、本発明のマイクロSD(R)カード接続端子の接触部は、2セグメント屈曲構造として形成される。従来のマイクロSD(R)カード接続端子構造と比較すると、全体の長さを顕著に削減することができる。長時間使用される場合にプラスチック変形を起こさない接触部の耐久性の利点が達成されるので、接触圧が増加し、このため、接触の接触信頼性が向上する。
【発明を実施するための形態】
【0030】
以下、本発明の好ましい実施形態に従うデュアルメモリカードソケットおよびその製造方法を添付の図面を参照しながら詳細に記載する。
【0031】
図1は、本発明の実施形態に従うデュアルメモリカードソケットの結合模式図である。
図2は、本発明の実施形態に従うデュアルメモリカードソケットの分解模式図である。
図3は、
図1の線A−Aに沿った垂直方向の断面図である。
図4は、
図1の平面図である。
図5は、
図1の底面図である。
図6は、
図1の正面図である。
図7は、
図1の左側面図である。
図8は、
図1の右側面図である。
図9は、本発明の実施形態に従うケーシングの模式図である。
図10は、本発明の実施形態に従うマイクロSIMカードケーシングの模式図である。
図11は、本発明の実施形態に従うマイクロSD(R)カードケーシングの模式図である。
図12は、本発明の実施形態に従う統合端子成形品の模式図である。
図13は、
図12の側面図である。
図14は、
図12の底面図である。
図15は、
図12の正面図である。
図16は、
図12の左側面図である。
図17は、
図12の右側面図である。
図18(a)、(b)及び(c)は、マイクロSD(R)カード端子の接触部の屈曲構造および従来のマイクロSD(R)カード端子の接触部の屈曲構造の比較例示図である。
図19は、本発明の実施形態に従う屈曲型検出スイッチ配線終端部の模式図である。
図20は、本発明の実施形態に従うドーム型検出スイッチ配線終端部の模式図である。
【0032】
上記添付図面を参照して、本発明の好ましい実施形態に従うデュアルメモリカードソケット100は、マイクロSIMカードおよびマイクロSD(R)カードのプッシュプル方式の組み合わせの例によって説明する。
【0033】
本発明の好ましい実施形態に従うデュアルメモリカードソケット100においては、ケーシング110が、マイクロSIMカード10が外に出て中に入るように内向きに形成される開口部111を備えて提供され、一方の側にマイクロSIMカード接続端子装着部112が提供され、もう一方の側にマイクロSD(R)カード接続端子装着部113が提供される。
【0034】
前記マイクロSIMカード接続端子装着部112は、複数のマイクロSIMカード接続端子120を結合することが可能であるように構成される。前記マイクロSIMカード接続端子120は、一方の側で前記マイクロSIMカード10の接続終端部11と接触し、もう一方の側でプリント回路基板(図示せず)に固定される。
【0035】
前記マイクロSD(R)カード接続端子装着部113は、複数のマイクロSD(R)カード接続端子130を結合することが可能であるように構成される。該マイクロSD(R)カード接続端子130は、一方の側で前記マイクロSD(R)カード20の接続終端部21と接触し、もう一方の側で前記プリント回路基板(図示せず)に固定される。
【0036】
すなわち、前記マイクロSD(R)カード接続端子130の接触部132は、屈曲構造の2セグメントの形式で接続終端部21に接続され、前記マイクロSD(R)カード接続端子130の溶接部131は、前記プリント回路基板(図示せず)に溶接して固定される。
【0037】
該ケーシング110の上部部分は、マイクロSIMカードケーシング140を装着することが可能であるように構成される。該マイクロSIMカードケーシング140は、前記マイクロSIMカード10の挿入空間141をケーシング110の挿入空間内に挿入するために形成される。
【0038】
前記マイクロSIMカードケーシング140の上部部分の両側は、前記マイクロSD(R)カード20を誘導するための誘導スライス142を備えて形成される。
【0039】
前記マイクロSIMカードケーシング140に対して相対的により高い位置に位置して、前記ケーシング110の後端部は、マイクロSD(R)カードケーシング150を装着することが可能であるように構成される。
【0040】
該マイクロSD(R)カードケーシング150の内側空間は、前記マイクロSD(R)カード20を挿入するための挿入空間151を備えて形成される。
【0041】
マイクロSD(R)カード20が前記挿入空間151に向かって外に出て、中に入るように、開口部152が前面に形成される。
【0042】
係止153は、前記マイクロSD(R)カードケーシング150の側部によって形成される。
【0043】
マイクロSD(R)カード20は、挿入空間151内に挿入され、次いで、恣意的な離脱を防止するようにマイクロSD(R)カード20を係止するように、前記係止153が前記マイクロSD(R)カード20の係止溝22内に弾性的に挿入される。
【0044】
前記ケーシング110の両側の面は、マイクロSIMカードケーシング140およびマイクロSD(R)カードケーシング150を装着するための結合突起110aを備えて形成される。
【0045】
マイクロSIMカードケーシング140およびマイクロSD(R)カードケーシング150の両側の面は、位置決め部品Nを備えて形成される。
【0046】
前記マイクロSIMカード10および前記マイクロSD(R)カード20の前記挿入空間141、151の上部および底部の位置、前記マイクロSIMカード10、および前記マイクロSD(R)カード20は、同じ方向(一方向)に沿って外へ出て、中に入る構造に構成される。
【0047】
前記マイクロSIMカード接続端子120および前記マイクロSD(R)カード接続端子130は、統合端子成形品(M)によって、フィルム状にプレス成形され、切断プロセスによって分離される。マイクロSIMカード接続端子およびマイクロSD(R)カード接続端子を個別に製造する従来の構成と比較して、全体の長さの削減を達成することができる。
【0048】
加えて、検出スイッチ配線終端部160は、前記マイクロSIMカード10および前記マイクロSD(R)カード20の入ることおよび出でることを検知するように、前記ケーシング110の後端部に配置される。
【0049】
前記検出スイッチ配線終端部160の接触部160aは、
図19に示される屈曲型、または
図20に示されるドーム型として構成されてもよい。
【0050】
前記検出スイッチ配線終端部160の接触部160aの前記マイクロSD(R)カード20に向かう進行方向は、前記マイクロSD(R)カード接続端子130と同じ列にある。前記マイクロSD(R)カード20を挿入すると、前記マイクロSD(R)カード接続端子130の接触部160aおよび前記検出スイッチ配線終端部160は、前記マイクロSD(R)カード20の接続終端部21に順次接触する。
【0051】
前記検出スイッチ配線終端部160は、統合端子成形品Mによって前記マイクロSIMカード接続端子120および前記マイクロSD(R)カード接続端子130を成形することによって形成される個別の構造として構成し、次いで、切断プロセスによって切断することもできる。
【0052】
本明細書において、いわゆる統合端子成形品Mは、前記マイクロSIMカード接続端子120および前記マイクロSD(R)カード接続端子130が、フィルム状に統合して成形されることによって、または射出注入によって形成される端子構造であること、あるいは、前記マイクロSIMカード接続端子120、前記マイクロSD(R)カード接続端子130、および前記検出スイッチ配線終端部160が、フィルム状に統合して成形されるようなプロセスによって形成される端子構造であることを意味する。
【0053】
図18(a)に示されるように、マイクロSD(R)カード接続端子130の接触部132は、2セグメント屈曲構造として形成される。
図18(b)に示されるように、従来のマイクロSD(R)カード接続端子11の接触部12は、1セグメント屈曲構造である。
図18(c)に示されるように、従来のマイクロSD(R)カード接続端子11の接触部12は、2セグメント逆屈曲構造と比較すると、全体の長さを顕著に短くすることができる。加えて、長時間使用される場合にプラスチック変形を起こさない接触部132の耐久性の利点が達成されるので、接触圧が増加し、このため、接触の接触信頼性が向上する。
【0054】
前記マイクロSD(R)カード接続端子130の溶接部131は、前記マイクロSIMカード接続端子120の両側に位置し、溶接部およびマイクロSD(R)カードの挿入方向が直線的に形成される従来の構造と比較すると、全体の長さを顕著に削減することができ、プロセスの検出を短縮することができる。
【0055】
このように、マイクロSD(R)カードの接触終端部(接触パッド)21の使用によって検出することによって、および接触部160aによって接触することによって、前記検出スイッチ配線終端部160の要素の数を削減し、マイクロSD(R)カードが挿入されているかを正確に検出するという効果が達成される。
【0056】
前記ケーシング110の後部上方には、前記マイクロSD(R)カード20が下向きに下垂することを防止するための下垂防止区画115が形成される。
【0057】
該下垂防止区画115は、マイクロSD(R)カード20が下方に押され過ぎることを防止し、前記マイクロSD(R)カード接続端子130および前記検出スイッチ配線終端部160の接触部160aが変形することを防止するように機能する。
【0058】
上記の本明細の実施形態を構成するデュアルメモリカードソケットの機能は以下に記載する。
【0059】
マイクロSIMカード10は、マイクロSIMカードケーシング140の開口部を通して挿入空間141内に挿入される。
【0060】
誘導スライス142は、マイクロSD(R)カード20を誘導するように機能する。マイクロSIMカード10の接続終端部11は、マイクロSIMカード接続端子120に電気的に接続される。
【0061】
マイクロSD(R)カード20は、マイクロSD(R)カードケーシング150の挿入空間151内に挿入される。マイクロSD(R)カード20の接続終端部21は、マイクロSD(R)カード接続端子130に電気的に接続される。
【0062】
一方、前記検出スイッチ配線終端部160の接触部160aの前記マイクロSD(R)カード20に向かう進行方向は、前記マイクロSD(R)カード接続端子130と同じ列にある。前記マイクロSD(R)カード20を挿入すると、前記マイクロSD(R)カード接続端子130の接触部160aおよび前記検出スイッチ配線終端部160は、前記マイクロSD(R)カード20の接続終端部21に順次接触する。
【0063】
マイクロSD(R)カード20の接続終端部(接触パッド)21によって検出すること、および接触部160aによって接触することで、マイクロSD(R)カードが挿入されているかを正確に検知することができる。
【0064】
前記マイクロSD(R)カードケーシング150の係止153は、マイクロSD(R)カード20の係止溝22に弾性的に挿入され、マイクロSD(R)カード20が恣意的に分離することを防止する。
【0065】
前記ケーシング110の後部上方には、前記マイクロSD(R)カード接続端子130および前記検出スイッチ配線終端部160の接触部160aが変形することを防止するように、マイクロSD(R)カード20が下向きに過剰に下垂することを防止するための下垂防止区画115が形成される。
【0066】
加えて、
図21は、本発明の実施形態に従うデュアルメモリカードソケットの平面図であり、
図22は、
図21の線B−Bに沿った垂直方向の断面図であり、
図23は、本発明の別の実施形態に従うマイクロSD(R)カードケーシングの模式図である。
【0067】
上記の添付部面を参照すると、本発明の別の実施形態に従うデュアルメモリカードソケット100´は、マイクロSD(R)カード20を挿入空間151に挿入する。前記マイクロSD(R)カード20の接触パッド21は、マイクロSD(R)カード接続端子130の後端部と弾性的に接触し、一方、マイクロSD(R)カードケーシング150の上面は、張力部品154を形成するように切断されるので、前記マイクロSD(R)カード20は、上向きの力を受け、逆方向に離脱する(押し出される)ことを防止する。
【0068】
前記張力部品154は、前記マイクロSD(R)カードケーシング150の係止溝22に弾性的に挿入され、マイクロSD(R)カード20が逆方向に押し出される、または離脱することを防止する。
【0069】
加えて、
図24は、本発明のデュアルメモリカードソケット製造方法を説明するためのブロック図である。
【0070】
上記図面および
図24を参照すると、本発明の好ましい実施形態に従うデュアルメモリカードソケット製造方法は、マイクロSIMカードケーシング140およびマイクロSD(R)カードケーシング150を製造し、マイクロSIMカード接続端子120およびマイクロSD(R)カード接続端子130によって統合して形成される統合端子成形品Mを製造する段階S10と、該統合端子成形品Mの中に射出成形されたケーシング110を埋め込む段階S20と、前記統合端子成形品Mを内向きに切断し、マイクロSIMカード接続端子120およびマイクロSD(R)カード接続端子130を分離する段階S30と、前記ケーシング110上に検出スイッチ配線終端部160を装着する段階S40と、前記ケーシング110上にマイクロSIMカードケーシング140を装着する段階S50と、ソケット製造を終了するように、前記ケーシング110上にマイクロSD(R)カードケーシング150を装着する段階S60とを含む。
【0071】
マイクロSIMカードケーシング140およびマイクロSD(R)カードケーシング150の製造段階S10において、その上部の両側に、前記マイクロSD(R)カード20を誘導するための誘導スライス142を備えて形成される、マイクロSIMカードケーシング140を製造し、その前面に、マイクロSD(R)カード20が外へ出て、中に入るように開口部152が形成される、マイクロSD(R)カードケーシング150を製造する。
【0072】
前記統合端子成形品Mの中に射出成形されたケーシング110を埋め込む段階S20において、前部に、マイクロSIMカード10が外へ出て、中に入るように内向きに形成される開口部111を備えて提供され、一方の側にマイクロSIMカード接続端子装着部112が提供され、もう一方の側にマイクロSD(R)カード接続端子装着部113が提供される、ケーシング110を製造する。
【0073】
前記マイクロSD(R)カード接続端子130の溶接部131は、前記マイクロSIMカード接続端子120の側部に位置するように製造される。
【0074】
上記のように、本発明は、統合端子成形品によって、マイクロSIMカード接続端子およびマイクロSD(R)カード接続端子を成形し、次いで、切断プロセスによってそれらを分離することによって製造される構造によって形成される。最初にマイクロSIMカード接続端子およびマイクロSD(R)カード接続端子を個別に製造してから、次いで、挿入によって成形し、装着する従来の構成と比較すると、全体の長さが実質的に削減される。
【0075】
さらに、本発明において、検出スイッチ配線終端部の溶接部は、マイクロSIMカード接続端子の両側に位置付けられ、従来の溶接部の構成と比較すると、マイクロSD(R)カードの挿入方向に従って直線的に形成され、全体の長さが顕著に削減され、検出(チェック)プロセスを顕著に短縮する効果が達成される。
【0076】
さらに、本発明において、マイクロSD(R)カードの進行方向に関して、検出スイッチ配線終端部およびマイクロSD(R)カード接続端子は同じ列にある。マイクロSD(R)カードが挿入されると、マイクロSD(R)カード接続端子および検出スイッチ配線終端部の接触部分は、マイクロSD(R)カードの接続終端部(接触パッド)に順次接触する。このため、マイクロSD(R)カードの接続終端部(接触パッド)は、検出するために使用することができ、接触部160aは、接触するために使用することができ、したがって、検出スイッチ配線終端部の要素の数を削減し、マイクロSD(R)カードが挿入されたかどうかを正確に検知する効果が達成される。
【0077】
加えて、本発明において、前記ケーシングの後部上方には、マイクロSD(R)カード接続端子および前記検出スイッチ配線終端部の接触部が変形することを効果的に防止するように、マイクロSD(R)カードが下向きに過剰に下垂することを防止するための下垂防止区画が形成される。
【0078】
加えて、本発明のマイクロSD(R)カード接続端子の接触部は、2セグメント屈曲構造として形成される。従来のマイクロSD(R)カード接続端子構造と比較すると、全体の長さを顕著に削減することができる。長時間使用される場合にプラスチック変形を起こさない接触部の耐久性の利点が達成されるので、接触圧が増加し、このため、接触の接触信頼性が向上する。