【文献】
“ツイッターの新しい楽しみ方を大紹介!! つぶやき拡張ワザ9”,週刊アスキー,日本,株式会社アスキー・メディアワークス,2011年 8月16日,第23巻,p.59
【文献】
藤木紫乃 外2名,“RetweetReputation:バイアスを排除したTwiter投稿内容評価方法”,第3回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム 論文集 [online],日本,電子情報通信学会データ工学専門委員会,2011年 7月27日
【文献】
山崎富美 外3名,「Twitterマーケティング」,株式会社インプレスジャパン,2010年 3月 1日,第1版,p.155
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
端末装置が他の端末装置によりネットワーク上に公開されたテキストメッセージを引用して生成される引用テキストメッセージの引用元となる引用元テキストメッセージとともに送信した信憑性評価要求の受信に応答して、当該引用元テキストメッセージから抽出した抽出語句と当該引用元テキストメッセージに関する所定の属性の少なくともいずれか一方に基づいて、前記引用元テキストメッセージの信憑性判断の指標となる信憑性評価情報を生成する信憑性評価情報生成部と、
前記端末装置に対して前記信憑性評価情報を送信する信憑性評価情報送信部とを備え、
前記信憑性評価情報生成部は、前記引用元テキストメッセージを引用して他の端末装置が生成してネットワーク上に公開した他の引用テキストメッセージに付されたコメント内容の肯定度を求め、当該肯定度を示すコメント肯定度情報を前記信憑性評価情報として生成する
ことを特徴とする評価サーバ。
端末装置が他の端末装置によりネットワーク上に公開されたテキストメッセージを引用して生成される引用テキストメッセージの引用元となる引用元テキストメッセージとともに送信した信憑性評価要求の受信に応答して、当該引用元テキストメッセージから抽出した抽出語句と当該引用元テキストメッセージに関する所定の属性の少なくともいずれか一方に基づいて、前記引用元テキストメッセージの信憑性判断の指標となる信憑性評価情報を生成する信憑性評価情報生成ステップと、
前記端末装置に対して前記信憑性評価情報を送信する信憑性評価情報送信ステップとを備え、
前記信憑性評価情報生成ステップは、前記引用元テキストメッセージを引用して他の端末装置が生成してネットワーク上に公開した他の引用テキストメッセージに付されたコメント内容の肯定度を求め、当該肯定度を示すコメント肯定度情報を前記信憑性評価情報として生成する
ことを特徴とする評価サーバの情報処理方法。
【発明を実施するための形態】
【0018】
[情報処理システムの構成]
図1は、本実施形態における情報処理システム1の構成例を示している。情報処理システム1は、テキストメッセージ公開サーバ100、端末装置200、評価サーバ300、テキストメッセージ集約サーバ400を備え、これらをネットワーク500と接続して構成される。ネットワーク500は、ここでは、例えばインターネットを想定している。
【0019】
テキストメッセージ公開サーバ100は、ミニブログとも称されるコミュニケーションサービスを提供するサーバである。このミニブログサービスでは、ユーザが端末装置200を利用して既定文字数以内の短文(これを本実施形態においてはテキストメッセージと称する)を作成し、この作成したテキストメッセージをテキストメッセージ公開サーバ100に投稿(送信)する。
【0020】
テキストメッセージ公開サーバ100は、上記のように投稿されたテキストメッセージを、インターネット上に公開する。具体的に、或るユーザが、自己のユーザアカウントにより端末装置200からテキストメッセージをテキストメッセージ公開サーバ100に投稿したとする。このミニブログサービスでは、個々のユーザは、自分がテキストメッセージを閲覧したいと思う他のユーザを登録して、そのユーザの閲覧者となることができる。そして、上記のように投稿されたテキストメッセージは、そのユーザの閲覧者がアクセス可能なようにテキストメッセージ公開サーバ100により公開される。そして、閲覧者として登録してあるユーザは、自己のユーザアカウントを利用して端末装置200によりテキストメッセージ公開サーバ100にアクセスする。これにより、投稿されたテキストメッセージを端末装置200により閲覧することができる。
【0021】
端末装置200は、個々のユーザが本実施形態のミニブログサービスを利用するのに使用するネットワーク通信機器であり、具体的には、パーソナルコンピュータ、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末などとなる。端末装置200はウェブブラウザ機能を有している。ユーザが端末装置200を操作して行うテキストメッセージの作成、投稿、閲覧などは、ユーザアカウントによりログインしてテキストメッセージ公開サーバ100にアクセスすることで実現される。
【0022】
本実施形態のミニブログサービスは、他のユーザアカウントにより公開されているテキストメッセージを引用して作成したテキストメッセージ(引用テキストメッセージ)を、自己のユーザアカウントにより投稿する再投稿機能を利用することができる。
【0023】
そのうえで、端末装置200は、作成された引用テキストメッセージを作成して送信(投稿)するに先立ち、評価サーバ300に対して上記引用テキストメッセージの引用元テキストメッセージの信憑性評価を要求するための信憑性評価要求を送信する。
【0024】
評価サーバ300は、上記信憑性評価要求の受信に応答して、引用元テキストメッセージの信憑性を評価し、その評価結果を示す信憑性評価情報を生成し、端末装置200に返送する。
【0025】
テキストメッセージ集約サーバ400は、テキストメッセージ公開サーバ100に投稿されたテキストメッセージを集約して管理するサーバである。テキストメッセージ集約サーバ400は、上記投稿されたテキストメッセージごとに、予め定義された各種の属性ごとに対応するタグ(属性情報)を付加したデータベースを構築して管理する。本実施形態において、テキストメッセージ集約サーバ400は、評価サーバ300が信憑性評価情報の一部を生成するのに利用する。
【0026】
端末装置200は、受信した信憑性評価情報を所定の表示態様により表示部に表示させる。ユーザは、表示された信憑性評価情報の内容を見て、引用元テキストメッセージの内容は信憑性について判断する。そして、信憑性があると判断すれば、ユーザは、引用テキストメッセージを投稿するための操作を行う。これに対して、信憑性は無い、つまり、いわゆるデマであると判断したのであれば、投稿を行わせないための操作を行う。この操作に応じては、例えば作成した引用テキストメッセージがクリアされる。
【0027】
このように、本実施形態では、ユーザが引用テキストメッセージを投稿するのに先立ち、端末装置200においてその引用元テキストメッセージの信憑性をユーザが判断する際の指標となる画像が表示される。ユーザは、この画像の内容からデマである可能性が高いと判断すれば、その引用テキストメッセージの投稿をしないという行動をとることができる。このように本実施形態の情報処理システム1では、ミニブログサービスにおいてデマが拡散してしまうことを有効に抑制することが可能となっている。
【0028】
[評価サーバの構成例]
以下、本実施形態の情報処理システム1における上記信憑性評価のための構成について説明していくこととし、まず、評価サーバ300について説明を行うこととする。
図2は、評価サーバ300のハードウェア構成例を示している。評価サーバ300は、CPU(Central Processing Unit)301、RAM302(Random Access Memory)、記憶部303およびネットワーク通信部304を備え、これらの部位をデータバス305により相互接続して構成される。
【0029】
CPU301は、記憶部303に記憶されるプログラムを実行することにより、評価サーバ300としての各種機能を実現する。
【0030】
RAM302は、主記憶装置として機能するもので、CPU301が実行すべきプログラムが記憶部303から読み出されて展開される。また、RAM302は、CPU301が演算処理を実行する際の作業領域として使用される。
【0031】
記憶部303は、補助記憶装置として機能するもので、CPU301により実行されるプログラムや各種データを格納する。この図においては、記憶部303に記憶されるデータのうち、CPU301が信憑性評価に関連して利用するデータとして、信憑性評価プログラム330およびユーザ登録テーブル340が示される。
【0032】
信憑性評価プログラム330は、CPU101が信憑性評価のために実行すべき手順が記述されたプログラムである。ユーザ登録テーブル340は、評価サーバ300による信憑性評価機能の利用者として登録したユーザに関する情報を格納したテーブルである。なお、この記憶部203には、例えばハードディスクやフラッシュメモリなどの半導体記憶装置を採用することができる。
【0033】
ネットワーク通信部304は、ネットワーク500経由での通信を行うための部位である。前述のように、本実施形態におけるネットワーク500としてはインターネットを想定しており、これに応じてネットワーク通信部304は、インターネット経由での通信が可能なように構成される。
【0034】
[評価サーバの機能構成例]
図3は、評価サーバ300におけるCPU301が信憑性評価プログラム330を実行することにより実現される機能部を示している。同図では、上記機能部として、信憑性評価要求取得部311、信憑性評価情報送信部312および信憑性評価情報生成部320を備える。
【0035】
信憑性評価要求取得部311は、ネットワーク通信部304により受信された端末装置200からの信憑性評価要求を取得する。なお、信憑性評価要求としてのデータは、信憑性評価要求のコマンドコード、所定のファイル形式による引用元テキストメッセージ、当該信憑性評価要求送信元のユーザアカウントを含む。
【0036】
信憑性評価情報生成部320は、上記信憑性評価要求に含まれる引用元テキストメッセージと、要求送信元のユーザアカウントの情報を利用して信憑性評価情報を生成する。また、信憑性評価情報における所定の情報については、記憶部303に記憶されるユーザ登録テーブル340も利用する。
【0037】
図4は、上記信憑性評価情報生成部320が生成する信憑性評価情報350の構造例を示している。信憑性評価情報350は、虚偽度情報351、ハイパーリンク関連情報352、拡散実績情報353、拡散予測情報354、コメント肯定度情報355およびユーザ肯定率情報356から成る。
【0038】
虚偽度情報351は、引用元テキストメッセージが虚偽(デマ)であることの可能性を数値化して示す情報である。ハイパーリンク関連情報352は、引用元テキストメッセージにおいて貼り付けられていたハイパーリンクに関連する情報である。
【0039】
拡散実績情報353は、これまでにおいて引用元テキストメッセージと同じ内容のテキストメッセージがインターネット上でどれだけ拡散しているか(つまり、どれだけ公開されているか)を示す情報である。拡散予測情報354は、引用テキストメッセージを投稿した場合に予測されるインターネット上での拡散範囲を示す情報である。
【0040】
コメント肯定度情報355は、既に他のユーザアカウントにより投稿されている引用テキストメッセージに付されたコメントがどの程度の肯定的または否定的内容のものであるのかを示す情報である。ユーザ肯定率情報356は、引用元テキストメッセージの内容について肯定的な判断をしたユーザの比率を示す情報である。このように、本実施形態の信憑性評価情報350は、ユーザが信憑性判断を行う際の指標となる複数の情報からなり、引用元テキストメッセージの信憑性を多角的に示しているといえる。
【0041】
説明を
図3に戻す。信憑性評価情報送信部312は、上記のように生成された信憑性評価情報350を、ネットワーク通信部304経由で信憑性評価要求送信元の端末装置200に対して送信させるための制御を実行する。
【0042】
図5は、上記
図3に示した信憑性評価情報生成部320における機能部の構成例を示している。信憑性評価情報生成部320は、虚偽度情報生成部321、ハイパーリンク関連情報生成部322、拡散実績情報生成部323、拡散予測情報生成部324、コメント肯定度情報生成部325、ユーザ肯定率情報生成部326および情報統合部327を備える。
【0043】
虚偽度情報生成部321は、信憑性評価要求とともに取得した引用元テキストメッセージと、テキストメッセージ集約サーバ400から取得した「デマ」のタグが付されたテキストメッセージに含まれる語句の情報とに基づいて、虚偽度情報351を生成する。
【0044】
ハイパーリンク関連情報生成部322は、信憑性評価要求元とともに取得した引用元テキストメッセージに基づいてハイパーリンク関連情報352を生成する。
【0045】
拡散実績情報生成部323は、信憑性評価要求元とともに取得した引用元テキストメッセージを利用してテキストメッセージ公開サーバ100から取得した投稿済みの他の引用テキストメッセージの数に基づいて、拡散実績情報353を生成する。
【0046】
拡散予測情報生成部324は、信憑性評価要求元とともに取得したユーザアカウントとユーザ登録テーブル340に基づいて拡散予測情報354を生成する。
【0047】
コメント肯定度情報生成部325は、信憑性評価要求元とともに取得した引用元テキストメッセージを利用してテキストメッセージ公開サーバ100から取得した他の引用テキストメッセージのコメント内容に基づいてコメント肯定度情報355を生成する。
【0048】
ユーザ肯定率情報生成部326は、信憑性評価要求元とともに取得した引用元テキストメッセージを利用してテキストメッセージ公開サーバ100から取得した、ユーザのミニブログサービス利用履歴に基づいてユーザ肯定率情報356を生成する。
【0049】
情報統合部327は、上記のように生成された信憑性評価情報350は、上記のように生成された虚偽度情報351、ハイパーリンク関連情報352、拡散実績情報353、拡散予測情報354、コメント肯定度情報355およびユーザ肯定率情報356を統合して信憑性評価情報350を生成する。
【0050】
[評価サーバの処理手順例]
図6のフローチャートは、評価サーバ300が実行する処理手順例を示している。この図に示す処理は、
図3および
図5に示した機能部のいずれかにより適宜実行されるものとしてみることができる。
【0051】
前述のように、或るテキストメッセージを引用した引用元テキストメッセージを公開するのに先立って、端末装置200は信憑性評価要求を送信する。評価サーバ300において、信憑性評価要求取得部311は、端末装置200から送信された信憑性評価要求がネットワーク通信部304にて受信されるのに応じて、この信憑性評価要求を取得する(ステップS101)。この際、例えば信憑性評価要求取得部311は、信憑性評価要求から抽出した要求送信元のユーザアカウントと引用元テキストメッセージを信憑性評価情報生成部320に受け渡し、信憑性評価情報の生成を指示する。
【0052】
続くステップS102〜S108は、信憑性評価情報生成部320における機能部が適宜実行する処理となる。信憑性評価情報生成部320において、虚偽度情報生成部321は虚偽度情報351を生成する(ステップS102)。ハイパーリンク関連情報生成部322はハイパーリンク関連情報352を生成する(ステップS103)。拡散実績情報生成部323は拡散実績情報353を生成する(ステップS104)。拡散予測情報生成部324は拡散予測情報354を生成する(ステップS105)。コメント肯定度情報生成部325はコメント肯定度情報355を生成する(ステップS106)。ユーザ肯定率情報生成部326はユーザ肯定率情報356を生成する(ステップS107)。そして、情報統合部327は、上記のようにステップS102〜S107により生成した各情報を統合して信憑性評価情報350を生成する(ステップS108)。
【0053】
信憑性評価情報送信部312は、上記のように生成された信憑性評価情報350をネットワーク通信部304により信憑性評価要求送信元の端末装置200に対して送信するための制御を実行する(ステップS109)。
【0054】
[虚偽度情報生成部の処理手順例]
図7のフローチャートは、上記
図6のステップS102として虚偽度情報生成部321が実行する処理手順例を示している。前述のようにテキストメッセージ集約サーバ400においては、テキストメッセージ公開サーバ100に投稿済みのテキストメッセージについてタグを付して管理している。虚偽度情報生成部321はテキストメッセージ集約サーバ400から、「デマ」のタグが付されたテキストメッセージを検索し、これらの検索したテキストメッセージから語句を抽出する。そして、これらの抽出した語句ごとに出現頻度を求め、語句と出現頻度とを対応させた語句出現頻度リストを生成する(ステップS201)。
【0055】
次に虚偽度情報生成部321は、信憑性評価要求とともに取得した引用元テキストメッセージから語句を抽出する(ステップS202)。そして、これらの抽出した語句と、語句出現頻度リストにリストアップされている語句とを照合し、一致している語句を特定する(ステップS203)。
【0056】
虚偽度情報生成部321は、語句出現頻度リストにおいて、引用元テキストメッセージから抽出した語句と一致しているものの語句ごとの出現頻度(ここでは出現回数とする)を加算してポイント数を求める。このポイント数が多いほど、引用元テキストメッセージがデマ、つまり虚偽の内容である可能性が高くなる。つまり、ここでの虚偽度とは「デマ」であることへの関連度を示しているといえる。
【0057】
本実施形態において、虚偽度は所定段階数のレベルに区分されており、レベルごとに上記ポイントの数値範囲が対応付けられているものとする。そこで、虚偽度情報生成部321は、上記のように算出したポイント数を含む数値範囲に該当する虚偽度のレベルを求め(ステップS204)、このように求めた虚偽度のレベルを示す情報を虚偽度情報として生成する(ステップS205)。
【0058】
一具体例として、取得した引用元テキストメッセージの内容が「○×県の野菜は食べないほうがいい」というものであったとする。ステップS202においては、この引用元テキストメッセージから、例えば「○×県」、「野菜」、「食べる」の語句を抽出する。また、ステップS203における照合結果により、ステップS201により生成された語句出現頻度リストに「○×県」、「野菜」、「食べる」の語句がすべてリストアップされていたことが特定されたものとする。そこで、虚偽度情報生成部321は、ステップS204により、語句出現頻度リストにおいて「○×県」、「野菜」、「食べる」のそれぞれに対応付けられている出現回数を加算してポイントを算出する。ここで、「○×県」の出現回数は「8」、「野菜」の出現回数は「20」、「食べる」の出現回数は「45」であるとすると、上記ポイントは「73」となる。
【0059】
ここで、虚偽度は「1」〜「4」の4段階であるものとする。虚偽度の値が大きくなるほど、虚偽である疑いが強くなる。そのうえで、虚偽度「1」〜「4」に対するポイントの数値範囲は以下のように区分されているものとする。虚偽度1は20未満のポイントが該当する。虚偽度「2」は、20以上50未満のポイントが該当する。虚偽度「3」は、50以上100未満のポイント数が該当する。虚偽度「4」は、100以上のポイントが該当する。この場合、求められたポイントは「73」であるから、ステップS204によっては虚偽度3であるとして求められることになる。
【0060】
[ハイパーリンク関連情報生成部の処理手順例]
図8のフローチャートは、ハイパーリンク関連情報生成部322が
図6のステップS103として実行する処理手順例を示している。
【0061】
ハイパーリンク関連情報生成部322は、引用元テキストメッセージにハイパーリンクが記述されているか否かについて判定する(ステップS301)。ハイパーリンクが記述されていない場合(ステップS301−NO)、ハイパーリンク関連情報生成部322は、「リンク無し」を示すハイパーリンク関連情報352を生成する(ステップS304)。
【0062】
これに対して、ハイパーリンクが記述されている場合(ステップS301−YES)、ハイパーリンク関連情報生成部322は、そのハイパーリンクによるリンク先サイト種別を特定する(ステップS302)。ここでのリンク先サイト種別とは、ハイパーリンクにより示されるリンク先のサイトの種別をいう。具体例として、リンク先サイト種別は、ニュースサイト、企業サイト、個人のブログ、写真などのように分類される。このようなリンク先サイト種別は、例えば、そのハイパーリンクとして記述されたURL(Uniform Resource Locator)により示されるホスト名やファイル名から特定することができる。
【0063】
次にハイパーリンク関連情報生成部322は、「リンク有り」を示し、特定したリンク種別を示す情報を格納したハイパーリンク関連情報352を生成する(ステップS303)。この処理によれば、ハイパーリンク関連情報352は、引用元テキストメッセージにおけるハイパーリンクの有無を示す情報と、ハイパーリンクが有る場合にはそのリンク先サイト種別を示す情報を格納した情報として生成されることになる。
【0064】
[ハイパーリンク関連情報生成部の処理手順例]
図9のフローチャートは、拡散実績情報生成部323が
図6のステップS104として実行する処理手順例を示している。拡散実績情報生成部323は、テキストメッセージ公開サーバ100から、今回の信憑性評価要求とともに取得した引用元テキストメッセージを引用元として既に投稿されている他の
引用テキストメッセージを取得する(ステップS401)。
【0065】
次に、拡散実績情報生成部323は、上記のように取得した他の
引用テキストメッセージのうち、現在から過去の一定時間前までの間に投稿された他の
引用テキストメッセージの数を算出する(ステップS402)。このためには、他の
引用テキストメッセージに付与された投稿時間(投稿された日時を示す)を参照し、この投稿時間が上記現在から過去の一定時間前までの期間に含まれている他の引用元テキストメッセージの数をカウントすればよい。そして、拡散実績情報生成部323は、上記のように算出した他の
引用テキストメッセージの数を拡散実績情報353として生成する(ステップS403)。
【0066】
[拡散予測情報生成部の処理手順例]
図10のフローチャートは、拡散予測情報生成部324が
図6のステップS105として実行する処理手順例を示している。拡散予測情報生成部324は、ユーザ登録テーブル340から信憑性評価要求送信元のユーザの閲覧者数を取得する(ステップS501)。
【0067】
ここで、
図11を参照して、ユーザ登録テーブル340の構造例について説明する。この図に示すように、ユーザ登録テーブル340は、1つのユーザアカウント341に対して、1以上の登録閲覧者情報342を対応付けた構造を有する。登録閲覧者情報342は、登録順番号342aと閲覧者アカウント342bから成る。
【0068】
ユーザアカウント341は、評価サーバ300が提供する信憑性評価サービスを受けるための登録を行ったユーザごとのユーザアカウントを示す。
【0069】
登録閲覧者情報342は、対応のユーザアカウント341のユーザが投稿したテキストメッセージの閲覧登録を行った閲覧者の情報を格納する。この登録閲覧者情報342において登録順番号は、対応のユーザアカウント341に対応する登録者の登録順にしたがって付与した番号を格納するもので、この場合には1からの昇順による番号を順次格納している。閲覧者アカウント342bは、対応の登録順が付与された閲覧者としてのユーザのユーザアカウントを格納する。
【0070】
図10のステップS501において、拡散予測情報生成部324は、ユーザ登録テーブル340から、信憑性評価要求の送信元と同じユーザアカウント341を検索する。そして、このユーザアカウント341に対応して格納される登録閲覧者情報342の登録順番号の最大値を取得する。このように取得した最大値が、信憑性評価要求送信元のユーザの閲覧者数となる。
【0071】
次に、拡散予測情報生成部324は、上記のように算出した閲覧者数に基づいて予測拡散度を算出する(ステップS502)。予測拡散度は、前述したように、信憑性評価要求送信元のユーザが引用テキストメッセージを投稿した場合に、この引用テキストメッセージがインターネット上でどの程度まで拡散するのかを推定して示す値である。したがって、閲覧者数が多いほど予測拡散度としては高くなる。
【0072】
このような予測拡散度の求め方として、1つには算出した閲覧者数をそのまま予測拡散度として扱うことが考えられる。また、先の虚偽度と同様に、予測拡散度を所定段階数のレベルに区分することも考えられる。この場合には、レベルごとに上記閲覧者数の数値範囲を対応付けたうえで、算出した閲覧者数が含まれる数値範囲に対応付けられているレベルの値を予測拡散度として求めることになる。拡散予測情報生成部324は、上記のように所定のアルゴリズムにしたがって算出した予測拡散度の値を示す情報を拡散予測情報354として生成する(ステップS503)。
【0073】
[コメント肯定度情報生成部の処理手順例]
図12のフローチャートは、コメント肯定度情報生成部325が
図6のステップS106として実行する処理手順例を示している。引用テキストメッセージの作成にあたっては、単に引用元テキストメッセージを引用するだけでなく、コメントとしての短文を新たに付すことができる。コメント肯定度情報生成部325は、テキストメッセージ公開サーバ100から、引用元テキストメッセージを引用して既に投稿されている他の引用テキストメッセージのうちから、コメント付きのものを収集する(ステップS601)。なお、この際には、コメント部分のみを抽出して収集することとしてもよい。
【0074】
次に、コメント肯定度情報生成部325は、収集したコメントごとを対象に、その内容がポジティブ(肯定的)であるかネガティブ(否定的)であるかを判定する(ステップS602)。そして、このコメントごとの判定結果について、所定の統計方法にしたがって統計を求める(ステップS603)。簡単な例の1つとして、収集したコメント全体を100%としたうえでポジティブなコメントとネガティブなコメントの比率(%)を求めるというものを考えることができる。そして、コメント肯定度情報生成部325は、この統計結果を示す情報をコメント肯定度情報355として生成する(ステップS604)。
【0075】
[ユーザ肯定率情報生成部の処理手順例]
図13は、ユーザ肯定率情報生成部326が
図6のステップS107として実行するユーザ肯定率情報生成のための処理手順例を示している。本実施形態におけるミニブログサービスでは、端末装置200にて閲覧しているテキストメッセージについての詳細情報を表示させることが可能とされている。この詳細情報には、例えばそのテキストメッセージを投稿したユーザや、当該テキストメッセージに関するより詳細な情報が提示される。また、テキストメッセージ公開サーバ100は、ミニブログサービス利用履歴において上記詳細情報に対
するアクセスの履歴情報を格納しているものとする。
【0076】
ユーザ肯定率情報生成部326は、テキストメッセージ公開サーバ100に記憶されている上記履歴情報を参照することで、引用元テキストメッセージの詳細情報にアクセスしたユーザアカウント数(ユーザ数)を取得する(ステップS701)。詳細情報にアクセスした数が多いということは、引用元テキストメッセージの内容に関する関心が高いことを意味している。
【0077】
次に、ユーザ肯定率情報生成部326は、同じ履歴情報を参照して、詳細情報にアクセスしたユーザアカウントのうち、その引用元テキストメッセージを引用した引用テキストメッセージを投稿したユーザアカウント数(ユーザ数)を取得する(ステップS702)。
【0078】
次に、ユーザ肯定率情報生成部326は、肯定率を算出する(ステップS703)。この肯定率は、ステップS701により取得されたユーザアカウント数をNum1、ステップS702により取得されたユーザアカウント数をNum2として、(Num2/Num1)により求める。そして、このように求めた肯定率の値を、ユーザ肯定率情報356として生成する(ステップS704)。
【0079】
引用元テキストメッセージの詳細情報にアクセスしたうえで引用テキストメッセージを投稿したということは、そのユーザが考慮した結果、引用テキストメッセージが有用なものであると肯定的に判断したということが推定される。したがって、上記のように求められる肯定率は、引用元テキストメッセージが虚偽的内容のものではないと判断した他のユーザが程度存在しているのかを示しているといえる。
【0080】
[端末装置の構成例]
次に、端末装置200について説明する。
図14は端末装置200のハードウェア構成例を示している。端末装置200は、CPU(Central Processing Unit)201、RAM202(Random Access Memory)、記憶部203、操作部204、表示部205およびネットワーク通信部206を備え、これらの部位をデータバス207により相互接続して構成される。
【0081】
CPU201は、記憶部203に記憶されるプログラムを実行することにより、端末装置200としての各種機能を実現する。
【0082】
RAM202は、主記憶装置として機能するもので、CPU201が実行すべきプログラムが記憶部203から読み出されて展開される。また、RAM202は、CPU201が演算処理を実行する際の作業領域として使用される。
【0083】
記憶部203は、補助記憶装置として機能するもので、CPU201により実行されるプログラムや各種データを格納する。この図においては、記憶部203に記憶されるデータのうち、CPU201が信憑性評価に関連して利用するデータとして、ウェブブラウザアプリケーション220および信憑性関連情報処理アプリケーション230が示される。
【0084】
ウェブブラウザアプリケーション220は、端末装置200においてウェブブラウザ機能を実現するためのアプリケーションソフトウェア(プログラム)である。テキストメッセージ公開サーバ100を利用したテキストメッセージの投稿、閲覧は、上記ウェブブラウザアプリケーション220により動作するウェブブラウザによりテキストメッセージ公開サーバ100のウェブサイトにアクセスすることで実現される。
【0085】
信憑性関連情報処理アプリケーション230は、端末装置200から送信しようとする引用元テキストメッセージの信憑性評価に関する所定の情報処理を実現するためのアプリケーションソフトウェアである。なお、この記憶部203には、例えばハードディスクやフラッシュメモリなどの半導体記憶装置を採用することができる。
【0086】
操作部204は、端末装置200に対して備えられる各種キー、ボタンやタッチパネルなどの操作子や操作入力デバイスを一括して示したものである。表示部205は、CPU201の表示制御に応じて画像を表示する部位である。なお、端末装置200についてデスクトップ型のパーソナルコンピュータなどを想定する場合、操作部204には外付けのキーボードやマウスが含まれ、表示部205には外付けのディスプレイモニタなどが含まれる。
【0087】
ネットワーク通信部206は、ネットワーク500経由での通信を行うための部位である。前述のように、本実施形態におけるネットワーク500としてはインターネットを想定しており、これに応じてネットワーク通信部206は、インターネット経由での通信が可能なように構成される。
【0088】
[端末装置の機能構成例]
図15は、端末装置200におけるCPU201がプログラムにしたがって処理を実行することにより実現される機能部の構成例を示している。この図に示す機能部は、上記
図14に示したウェブブラウザアプリケーション220および信憑性関連情報処理アプリケーション230により実現されるものとしてみることができる。
【0089】
図15においては、CPU201により実現される機能部として、ウェブページ受信部211、テキストメッセージ生成部212、テキストメッセージ送信部213、信憑性評価要求部214、表示制御部215および送信可否判定部216が示される。
【0090】
ウェブページ受信部211は、テキストメッセージ公開サーバ100にログインしてアクセスすることで、ログイン時に入力したユーザアカウントのミニブログページのデータを受信する。受信したミニブログページは、表示制御部215により表示部205に表示される。このように表示されるミニブログページにおいては、ログインしたユーザアカウントが閲覧者として登録した他のユーザアカウントのテキストメッセージが閲覧可能なように表示されている。
【0091】
上記ミニブログページ上では、端末装置200に対する文字入力操作に応じて、テキストメッセージを作成することができる。テキストメッセージ生成部212は、このテキストメッセージ作成のための操作に応じてテキストメッセージとしてのテキストデータを生成する。なお、ここで作成されるテキストメッセージには、ミニブログページに表示されている他のユーザアカウントのテキストメッセージを引用した引用元テキストメッセージが含まれる。つまり、テキストメッセージ生成部212は、他の端末装置がネットワーク上に公開したテキストメッセージを引用した引用テキストメッセージを生成する。
【0092】
また、ミニブログページ上では、ユーザが作成したテキストメッセージを投稿するための操作が可能とされている。テキストメッセージ送信部213は、上記の操作に応じて、テキストメッセージ生成部212により生成されたテキストメッセージを、ネットワーク通信部206によりテキストメッセージ公開サーバ100に送信させるための制御を実行する。
【0093】
信憑性評価要求部214は、テキストメッセージ生成部212により生成された引用テキストメッセージをネットワーク上に公開(テキストメッセージ公開サーバ100に送信)するのに先立ち、評価サーバ300に対して、引用元のテキストメッセージとともに信憑性評価要求を送信する。また、前述のように、この信憑性評価要求とともに上記引用テキストメッセージの送信者に対応するユーザアカウントも送信される。
【0094】
表示制御部215は、上記したようにウェブページ受信部211が受信したミニブログページを表示部205に表示するための制御を実行する。また、表示制御部215は、上記信憑性評価要求の送信に応答として評価サーバ300が送信した信憑性評価情報を受信したのに応じて、この受信された信憑性評価情報を表示部205に表示させる。
【0095】
送信可否判定部216は、信憑性評価情報が表示されているときに、生成した引用テキストメッセージをネットワーク上に公開させるための送信を行うか否かについての操作を受け付ける。
【0096】
[端末装置の処理手順例]
図16のフローチャートは、端末装置200が実行する処理手順例を示している。この図に示す処理は、
図15のCPU201における機能部のいずれかが適宜実行するものとしてみることができる。また、この図に示す処理は、ウェブページ受信部211により受信したミニブログページを、表示制御部215の表示制御によって表示部205に表示させている状態のもとで実行される。
【0097】
上記ミニブログページが表示されている状態のもと、このミニブログページに表示されているテキストメッセージを引用した引用テキストメッセージを作成するための操作が行われたとする。これに応じて、テキストメッセージ生成部212は引用テキストメッセージのテキストデータを生成する(ステップS801)。
【0098】
上記のように引用テキストメッセージを作成した後において、信憑性評価要求部214は、引用テキストメッセージを投稿するための送信操作が行われるのを待機している(ステップS802−NO)。なお、この図には示していないが、送信操作に代えて例えば引用テキストメッセージをクリアする操作を行った場合には、この図に示す処理を終了する。
【0099】
そして、上記の送信操作が行われたことを判定すると(ステップS802−YES)、信憑性評価要求部214は、評価サーバ300に対して信憑性評価要求を送信するための制御を実行する(ステップS803)。この際、信憑性評価要求部214は、信憑性評価要求に引用元テキストメッセージとユーザアカウントのデータを格納する。
【0100】
本来、送信操作に応じては、引用テキストメッセージを投稿するためにテキストメッセージ公開サーバ100に送信する。しかし、信憑性関連情報処理アプリケーション230が有効である場合、上記ステップS802の送信操作に応じては引用テキストメッセージの送信は行わない。その代わりに、上記のように、評価サーバ300に対して信憑性評価要求を送信するものである。
【0101】
次に、信憑性評価要求部214は、上記信憑性評価要求に応答して評価サーバ300から返送されてくる信憑性評価情報350がネットワーク通信部206にて受信されるのを待機する(ステップS804−NO)。そして、信憑性評価情報350が受信されたことを判定すると(ステップS804−YES)、信憑性評価要求部214は、受信した信憑性評価情報350を表示制御部215に受け渡す。表示制御部215は、受け渡された信憑性評価情報350において示される内容を表示部205に所定の表示態様により表示するための表示制御を実行する(ステップS805)。この信憑性評価情報350の内容を表示した画像を、ここでは、信憑性評価画像と称する。なお、信憑性評価画像の表示態様例については後述する。
【0102】
上記のように表示されている信憑性評価画像においては、作成した引用テキストメッセージを投稿するための操作と、引用テキストメッセージの投稿をキャンセルする操作のいずれかを促す内容が表示されている。具体的には、送信ボタンとキャンセルボタンが表示される。ユーザは、信憑性評価画像が表示されている状態のもとで、上記いずれかのボタンに対する操作を行うことになる。送信可否判定部216は、上記送信ボタンに対する操作(送信操作)と、キャンセルボタンに対する操作(キャンセル操作)のいずれかが行われるのを待機する(ステップS806)。
【0103】
そして、送信操作が行われた場合(ステップS806−送信操作)、テキストメッセージ送信部213は引用テキストメッセージをテキストメッセージ公開サーバ100に投稿するための送信制御を実行する(ステップS807)。このように、本実施形態では、信憑性評価画像の表示中における送信操作に応じてのみ、引用テキストメッセージを送信することができる。このことは、ユーザが信憑性評価画像をみて、引用元テキストメッセージの信憑性について判断したうえでなければ引用元テキストメッセージを投稿できないことを意味している。
【0104】
これに対して、キャンセル操作が行われた場合(ステップS806−キャンセル操作)、テキストメッセージ生成部212は、生成した引用テキストメッセージを消去する(ステップS808)。
【0105】
なお、これまでの説明では、引用テキストメッセージの送信操作を行うことに応じて端末装置200が信憑性評価要求を送信し、これに応答して評価サーバ300から送信される信憑性評価情報350に基づいて信憑性評価画像を表示することとしている。しかし、端末装置200のユーザにとってみれば、引用テキストメッセージを送信する明確な意志はないものの、閲覧しているテキストメッセージの信憑性がどの程度のものかを判断してみたいと思うことがあると考えられる。そこで、ユーザの所定操作に応じて、閲覧中のテキストメッセージを引用元テキストメッセージと
して引用テキストメッセージをネットワーク上で公開することとした場合の信憑性評価要求を送信し、これに応じて受信した信憑性評価情報350に基づいて信憑性評価画像を表示可能なように構成してもよい。このようにすれば、ユーザは、引用テキストメッセージを作成して送信操作を行うという手順を踏むことなく、信憑性が気になるテキストメッセージについての信憑性評価画像を見て信憑性判断を行うことができる。
【0106】
[信憑性評価画像の表示態様例]
図17を参照して、上記
図16のステップS805により表示部205に表示される信憑性評価画像の表示態様例について説明する。同図には、表示部205における表示画面部250が示される。この表示画面部250において、まず、その上側には、メッセージ作成ウィンドウ251が表示されている。このメッセージ作成ウィンドウ251には、ユーザが作成した引用テキストメッセージが表示されている。
【0107】
信憑性評価画像領域260は、信憑性評価画像が表示される画像領域である。この信憑性評価画像領域260においては、虚偽度情報画像領域261、ハイパーリンク関連情報画像領域262、拡散実績情報画像領域263、拡散予測情報画像領域264、コメント肯定度情報画像領域265、ユーザ肯定率画像領域266が配置されている。さらに、「はい」と表示された送信ボタン271と「いいえ」と表示されたキャンセルボタン272の各画像が配置されている。
【0108】
虚偽度情報画像領域261は、信憑性評価情報350における虚偽度情報351の内容を反映した画像が表示される。ここでは、「虚偽度」についてマーク261aにより表示した例を示している。このマーク261aは、虚偽度についてそのレベルごとに応じた色により示す。具体例として、前述のように虚偽度が「1」〜「4」の4段階に区分されているとした場合、マーク261aは、緑色により虚偽度「1」を示し、黄色により虚偽度「2」を示し、橙色により虚偽度「1」を示し、赤色により虚偽度「1」を示す。
【0109】
ハイパーリンク関連情報画像領域262は、信憑性評価情報350におけるハイパーリンク関連情報352の内容を反映した画像が表示される。ここでは、「リンク有り」と表示することで、引用元テキストメッセージにハイパーリンクが記述されていたことを示したうえで、そのハイパーリンクのURLが表示されている。例えば、このURLに対するクリック操作を行えば、そのURLにアクセスが行われてサイトの画像が表示される。
【0110】
拡散実績情報画像領域263は、信憑性評価情報350における拡散実績情報353の内容を反映した画像が表示される。ここでは、例えば「過去○時間の引用数は××××です。」のように、過去の一定時間前までにおいて引用元テキストメッセージを引用して公開されている他の引用テキストメッセージの数が示される。
【0111】
拡散予測情報画像領域264は、信憑性評価情報350における拡散予測情報354の内容を反映した画像が表示される。ここでは、拡散予測情報354において予測拡散度を所定段階数のレベルに区分して示している場合を想定している。これに応じて、例えば拡散予測情報画像領域264においては、「あなたが投稿することにより予測される拡散レベルは○です。」というように予測拡散度のレベルを提示する内容の表示が行われている。
【0112】
コメント肯定度情報画像領域265は、信憑性評価情報350におけるコメント肯定度情報355の内容を反映した画像が表示される。ここでは、引用元テキストメッセージを引用して既に公開されている引用テキストメッセージに付されたコメントの内容の肯定度を、ポジティブと判定されたものとネガティブと判定されたものの割合により示している。
【0113】
ユーザ肯定率画像領域266は、信憑性評価情報350におけるユーザ肯定率情報356の内容を反映した画像が表示される。ここでは、「引用元のテキストメッセージの詳細情報を見た人の○○%が引用テキストメッセージを投稿しました。」というようにユーザ肯定率を提示する文章が表示されている。
【0114】
ユーザは、上記の表示内容を見て自分が作成してこれから送信しようとする引用テキストメッセージの引用元テキストメッセージの内容について信憑性が有るか否かについて自己判断する。そして、信憑性があると判断した場合に、ユーザは送信ボタン271に対する操作を行えばよい。これにより、引用テキストメッセージがテキストメッセージ公開サーバ100に送信されて公開されることになる。これに対して信憑性が無い、もしくは低いと判断した場合、ユーザはキャンセルボタン272を操作する。これに応じて、メッセージ作成ウィンドウ251において表示されていた引用テキストメッセージは送信されることなくクリアされる。
【0115】
なお、本実施形態においては、信憑性評価情報350として、
図4に例示した虚偽度情報351、ハイパーリンク関連情報352、拡散実績情報353、拡散予測情報354、コメント肯定度情報355およびユーザ肯定率情報356のうちの少なくともいずれか1つを含めばよい。これに応じて、
図17に示した信憑性評価画像領域260に表示される画像も変更される。また、
図1に示したテキストメッセージ公開サーバ100、評価サーバ300およびテキストメッセージ集約サーバ400おける2以上のいずれかが統合されたシステム構成とされてもよい。
【0116】
また、本実施形態の評価サーバ300と端末装置200における各機能部の動作を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、本実施形態における信憑性評価に関する情報処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)を備えたWWWシステムも含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
【0117】
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。