特許第5736398号(P5736398)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5736398
(24)【登録日】2015年4月24日
(45)【発行日】2015年6月17日
(54)【発明の名称】車両接近報知装置
(51)【国際特許分類】
   B60Q 5/00 20060101AFI20150528BHJP
【FI】
   B60Q5/00 650A
   B60Q5/00 660Z
   B60Q5/00 660B
【請求項の数】3
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2013-17163(P2013-17163)
(22)【出願日】2013年1月31日
(65)【公開番号】特開2014-148217(P2014-148217A)
(43)【公開日】2014年8月21日
【審査請求日】2014年4月17日
(73)【特許権者】
【識別番号】000005348
【氏名又は名称】富士重工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000383
【氏名又は名称】特許業務法人 エビス国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】横山 裕
(72)【発明者】
【氏名】金谷 浩明
【審査官】 松田 長親
(56)【参考文献】
【文献】 特開2011−148435(JP,A)
【文献】 国際公開第2011/104755(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B60Q 5/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両に搭載され、車両の外部に向けて、車両の接近を音によって報知する報知音出力手段と、
車両の現在位置を検出するとともに、検出した車両の現在位置と、所定位置との距離を計測する距離計測手段と、
距離計測手段によって計測された距離が第1の距離よりも長い場合は、報知音出力手段によって出力される音量を所定の通常音量に設定し、計測された距離が第1の距離よりも短い場合は、通常音量よりも小さい音量に設定する音量制御手段と、を備え、音量制御手段は、距離計測手段によって計測された距離が第1の距離より短くなるにしたがって、段階的に報知音出力手段によって出力される音量を小さくし、計測された距離が、第1の距離よりも短い第2の距離よりもさらに短いときは、音の出力を停止することを特徴とする車両接近報知装置。
【請求項2】
距離計測手段は、
所定位置から発信された電波を受信することで車両と所定位置との距離を計測することを特徴とする請求項1に記載の車両接近報知装置。
【請求項3】
距離計測手段が車両の現在位置からの距離を計測する所定位置を設定するための入力操作を受け付ける位置入力手段を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の車両接近報知装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の接近を、車両外部の歩行者等に報知する車両接近報知装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の車両はエンジンを駆動源として走行するガソリン車が主であり、歩行者は、車両が発するエンジン音などによって、後方や死角から接近する車両を認識することができた。しかし、電気自動車やハイブリッド車などの、電動機を駆動源とする車両は、エンジン音を発しないため、歩行者は、車両のエンジン音によって車両の接近を認識することが困難である。
【0003】
そこで、歩行者などの車両の外部にいる者に対し、車両の接近を報知するための報知音を発する装置を搭載した車両が提案されている。例えば、特許文献1には、所定車速以下で車両が走行している場合に、タイヤノイズと同じ音色の模擬タイヤノイズ音を車両の前端部に設けられたスピーカから発音する車両接近告知装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2009−40318号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、車両の接近を報知する音は、周辺に対する騒音となってしまう場合がある。例えば、自宅周辺などは車両が頻繁に低速走行する場所であるため、常に車両の接近を報知する音が発せられることになる。そのため、頻繁に発せられる車両接近の報知音が騒音となって近所迷惑となる虞がある。しかし一方で、運転者が任意に車両の接近の報知音を消音できるようにすると、運転者が報知音を消音したままであることを忘れて走行を継続してしまう場合があり望ましくない 。
【0006】
そこで、本発明は、報知音が騒音となってしまうことを抑制することが可能な車両接近報知装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1の発明に係る車両接近報知装置は、車両に搭載され、車両の外部に向けて、車両の接近を音によって報知する報知音出力手段と、車両の現在位置を検出するとともに、検出した車両の現在位置と、所定位置との距離を計測する距離計測手段と、距離計測手段によって計測された距離が第1の距離よりも長い場合は、報知音出力手段によって出力される音量を所定の通常音量に設定し、計測された距離が第1の距離よりも短い場合は、通常音量よりも小さい音量に設定する音量制御手段と、を備え、音量制御手段は、距離計測手段によって計測された距離が第1の距離より短くなるにしたがって、段階的に報知音出力手段によって出力される音量を小さくし、計測された距離が、第1の距離よりも短い第2の距離よりもさらに短いときは、音の出力を停止することを特徴とする。
【0010】
の発明に係る車両接近報知装置は、第1の発明に係る車両接近報知装置であって、距離計測手段は、所定位置から発信された電波を受信することで車両と所定位置との距離を計測することを特徴とする。
【0011】
の発明に係る車両接近報知装置は、第1の発明またはの発明に係る車両接近報知装置であって、距離計測手段が車両の現在位置からの距離を計測する所定位置を設定するための入力操作を受け付ける位置入力手段を備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、車両の現在位置と所定位置との距離に応じた音量で車両の接近を報知するので、報知音が騒音となってしまうことを軽減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】車両の全体構成図である。
図2】車両接近報知装置のブロック図である。
図3】車両接近報知処理を示す図である。
図4】車両接近報知の音圧と、車両の現在位置から所定位置までの距離との関係を示す図である。
図5】変形例における車両接近報知の音圧と、車両の現在位置から所定位置までの距離との関係を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
本発明の車両接近報知装置を備えた車両1は、図1に示すように、車両1の前部に左右一対の報知用スピーカ10を備え、車両1の内部には、報知用スピーカ10と接続する車両接近報知コントローラ20を備えている。本実施形態では、報知用スピーカ10が報知音出力手段に相当し、車両接近報知コントローラ20が音量制御手段に相当する。
【0015】
報知用スピーカ10は、車両1の前端部のヘッドライト2の下方に設けられた左右一対のフォグランプ3の背面付近にそれぞれ設けられている。また、報知用スピーカ10の振動板はコーン型であり、車両1の後方向に向けて設けられている。なお、本実施形態では、車両1には報知用スピーカ10が2個設けられているが、これに限らず、例えば、報知用スピーカ10を1個のみ設けるようにしてもよいし、車両1の後部や側部などにさらに多くの報知用スピーカ10を設けてもよい。
【0016】
図2に示すように、車両接近報知コントローラ20の出力側は報知用スピーカ10と電気的に接続されている。これにより、車両接近報知コントローラ20から報知用スピーカ10へ、報知音出力信号が出力されるようになっている。また、車両接近報知コントローラ20の入力側は、車両1の現在位置と後述する基準位置との距離を計測するための距離計測器30と、車両1の走行速度を検出するための車速検出器40とが、電気的に接続されている。これにより、距離計測器30からの距離情報および車速検出器40からの車速検出信号が車両接近報知コントローラ20に入力されるようになっている。
【0017】
距離計測器30は、地図データベースを記憶する地図データ記憶装置31、車両1の現在位置を検出するための位置検出装置32、および、距離計測器30が距離を計測する基準となる位置をユーザ(車両1の乗員)が任意で設定するためのデータ入力装置33が、入力側に接続されている。これにより、地図データ記憶装置31からの地図情報、位置検出装置32からの車両1の現在位置情報、およびデータ入力装置33からの基準位置情報が、距離計測器30に入力されるようになっている。
【0018】
地図データ記憶装置31は、ハードディスク等の記憶媒体で構成されており、車両1が走行する道路情報、住所等に基づく位置情報等からなる地図データベースを格納している。
【0019】
位置検出装置32は、GPS受信機であり、GPS衛星からの測位信号に基づいて車両1の現在位置を測位するための装置である。なお、車両1がナビゲーション装置を備えている場合には、地図データ記憶装置31と位置検出装置32とを、ナビゲーションシステムとして兼用してもよい。
【0020】
データ入力装置33は、タッチパネル等からなり、ユーザによる設定操作ができるものである。ユーザは、データ入力装置33への入力によって、に距離計測器30が距離を計測する基準となる位置(基準位置)を任意に設定することができる。基準位置としては、例えば、ユーザの自宅や、勤務先等の使用頻度の高い駐車場など、頻繁に車両1が低速走行するような位置を設定するのが望ましい。基準位置は、地図データ記憶装置31に記憶されている地図を表示し、表示された地図の任意の位置をタッチすることにより入力したり、住所を入力したりする等の入力方法により設定される。また、基準位置は、1カ所のみでも複数箇所でも設定可能である。
【0021】
距離計測器30は、地図データ記憶装置31から入力した地図情報に基づいて、位置検出装置32から入力した車両1の現在位置と、データ入力装置33から入力した基準位置との距離Dを計測する。具体的には、距離計測器30は、車両1の現在位置と基準位置とを地図情報に反映し、車両1の現在位置から基準位置までの地図上の距離を計測する。この距離Dは、本実施形態においては車両1の現在位置から基準位置までの道路データに基づいた走行距離であるが、車両1の現在位置から基準位置までの直線距離であってもよい。本実施形態では、距離Dを計測する距離計測器30が距離計測手段に相当する。距離計測器30は、所定の周期(例えば4ミリ秒)毎に車両1の現在位置を入力して距離Dを計測する。
【0022】
なお、本実施形態では、距離計測器30は、地図情報、車両1の現在位置情報、および基準位置情報に基づいて、車両1の現在位置から基準位置までの距離Dを計測しているが、これに限らず、例えば、基準位置に電波や赤外線等を送信する送信機を設置し、車両1に搭載したこれらの電波や赤外線を受信する受信機を用いて車両1から基準位置までの距離Dを計測するようにしてもよい。
【0023】
車速検出器40は、車両1の車速が所定の車速(本実施形態では時速10km)以下であることを検出した場合に、車速検出信号を出力する。
【0024】
車両接近報知コントローラ20は、ECU(Electronic Control Unit)であり、入力した各種信号を解析して報知用スピーカ10に制御信号を出力することにより、車両1の接近を外部に報知する処理を実行する。
【0025】
次に、図3図4を用いて、車両1の接近を車外に報知するための車両接近報知処理を説明する。なお、図3に示す処理フローは、所定の周期(例えば4ミリ秒)毎に実行される。
【0026】
まず、ステップS11において、車両接近報知コントローラ20は、車両1の車速が所定車速(時速10km)以下であるか否かを判定する。具体的には、車速検出器40から車速検出信号を入力した場合は、車両1の車速が所定車速以下であると判定し、車速検出器40から車速検出信号を入力しない場合は、車両1の車速が所定車速を超えていると判定する。そして、車両1の車速が所定車速以下であると判定した場合は、ステップS12に処理を移し、車両1の車速が所定車速を超えていると判定した場合は、車両接近報知処理を終了する。
【0027】
ステップS12において、車両接近報知コントローラ20は、距離計測器30から入力した距離情報を解析し、距離Dが第1の距離(本実施形態では10m)以上であるか否かを判定する。そして、距離Dが第1の距離以上である場合はステップS13に処理を移し、距離Dが第1の距離未満である場合はステップS14に処理を移す。
【0028】
ステップS13において、車両接近報知コントローラ20は、車両1の接近を報知するための報知音の音圧Sを通常音圧に設定する処理を行う。本実施形態において、通常音圧とは60dBである。これにより、図4に示すように、距離Dが第1の距離以上である場合、すなわち、車両1の現在位置が基準位置から10m以上離れている場合は、報知音圧Sが通常音圧に設定されることになる。本処理を終了すると、ステップS16に処理を移す。
【0029】
ステップS14において、車両接近報知コントローラ20は、距離計測器30から入力した距離情報を解析し、距離Dが第2の距離(本実施形態では5m)以上であるか否かを判定する。そして、距離Dが第2の距離以上である場合はステップS15に処理を移し、距離Dが第2の距離未満である場合は、車両接近報知処理を終了する。
【0030】
したがって、距離Dが第2の距離未満である場合、すなわち、車両1の現在位置が基準位置から5mよりも近い場合は、車両1の接近を報知する処理が行われない。なお、本実施形態では、距離Dが第2の距離未満である場合に車両1の接近を報知する処理を行わないが、これに限らず、報知音を消音(報知音の音圧Sを0dBに設定する)して車両1の接近を報知するようにしてもよい。例えば、報知音の出力とともにランプの点灯等の他の手段によって車両1の接近を外部に報知する場合は、ランプの点灯による報知のみが行われることになる。
【0031】
ステップS15において、車両接近報知コントローラ20は、車両1の接近を報知するための報知音の音圧Sを特別音圧に設定する処理を行う。本実施形態において、特別音圧とは、距離計測器30から入力した距離情報に対応した音圧である。具体的には、図4に示すように、距離Dが第2の距離に近づくほど、30dBを下限として報知音圧Sが低く設定される。例えば、距離Dが第1の距離と第2の距離との中間である7.5mの場合は、報知音圧Sが45dBに設定され、距離Dが第2の距離である5mの場合は、報知音圧Sが30dBに設定される。これにより、距離Dが第1の距離と第2の距離との間である場合、すなわち、車両1の現在位置が基準位置から10m乃至5m離れている場合、報知音圧Sは距離Dが短いほど低く設定されることになる。
【0032】
ステップS16において、車両接近報知コントローラ20は、車両1の接近を車外に報知するための報知音を報知用スピーカ10から出力する報知処理を行う。具体的には、車両接近報知コントローラ20は、上記ステップS13またはステップS15において設定した音圧Sで報知音を出力するための報知音出力信号を、報知用スピーカ10に出力する。
【0033】
これにより、車両1の車速が所定車速以下の場合、図4に示すように、距離Dが第1の距離以上であるときは通常音圧で報知用スピーカ10から報知音が出力され、距離Dが第1の距離と第2の距離との間であるときは特別音圧で報知用スピーカ10から報知音が出力される。また、車両1の車速が所定車速以下であっても、距離Dが5m未満の場合は報知音の出力は行われない。なお、本実施形態では、報知用スピーカ10から通常音圧(60dB)で出力する音量が、第1の音量に相当する。また、報知用スピーカ10から特別音圧(60dB〜30dB)で出力する音量が、第2の音量に相当する。
【0034】
以上のように、車両1が基準位置から第1の距離以上離れている場合は、通常音圧で報知音が出力される。一方、車両1が基準位置から第1の距離よりも近い場合は、報知音圧Sが制限され、通常音圧よりも低い特別音圧で報知音が出力される。このとき、車両1の現在位置が基準位置に近づくほど報知音圧Sは低く設定される。さらに、車両1が基準位置から第2の距離よりも近い場合は、報知音が出力されない(0dB)。すなわち、車両1が基準位置から第1の距離内に接近すると報知音の音圧が低減され、さらに、車両1が基準位置から第2の距離内に接近すると報知音の出力を停止される。これにより、例えば、基準位置をユーザの自宅などの頻繁に車両1が低速走行するような場所に設定すれば、報知音が騒音となって近所迷惑となることを防止することができる。また、報知音の音圧Sは、距離Dの変化に伴って変化するため、ユーザが自ら報知音を消音する必要がない。そのため、ユーザが報知音を消音したままであることを忘れて車両1の走行を継続してしまうことを防止することができる。
【0035】
次に、図5(a)、図5(b)、および図5(c)を用いて、他の実施形態における、距離Dが第1の距離未満である場合(車両1が基準位置から第1の距離よりも近い場合)の、車両1の接近を車外に報知する報知音の音圧Sの制限について説明する。
【0036】
図5(a)に示す他の実施形態では、特別音圧は、距離Dが第1の距離と第2の距離との間である場合に設定される。このとき、距離Dが第1の距離から第2の距離に近づくほど報知音圧Sが低く設定され、距離Dが第2の距離に到達すると報知音圧Sは0dBに設定される。すなわち、車両1が基準位置から第1の距離よりも近づくと、徐々に報知音圧Sが低くなっていき、車両1が基準位置から第2の距離まで近づくと、基準位置に到着するまで報知音圧Sは0dBに設定される(消音される)。なお、距離Dが第1の距離未満である場合は、報知音圧Sが0dBに設定されるようにしてもよい。
【0037】
図5(b)に示す他の実施形態では、距離Dが第1の距離未満になると特別音圧が設定される。このとき、距離Dが短くなるほどに報知音圧Sが低く設定され、距離Dが0になると報知音圧Sは0dBに設定される。すなわち、車両1が基準位置に近づくに従って設定される報知音圧Sが低くなっていき、基準位置に到着したときに報知音圧Sが0dBに設定される。したがって、距離Dが第1の距離よりも短い場合は、距離Dと報知音圧Sとが反比例の関係となる。これにより、車両1が基準位置に近づくと報知音圧Sが下がっていくので、基準位置周辺で報知音が騒音となることを防止することができるとともに、車両1が基準位置に到着するまでは報知音は消音されないので、常に周囲に車両1の接近を報知することができる。
【0038】
図5(c)に示す他の実施形態では、距離Dが第1の距離以上であるときは、報知音圧Sは60dBに設定される。また、距離Dが第1の距離未満であって第2距離以上であるときは、報知音圧Sが40dBに設定される。さらに、距離Dが第2の距離未満であるときは、報知音圧Sが20dBに設定される。すなわち、報知音圧Sは距離Dに応じて3段階に変化し、車両1が基準位置に第1の距離よりも近づくと報知音の音圧が1段階下がり、さらに第2の距離よりも近づくともう1段階音圧が下がる。なお、3段階に限らず、さらに多段階にわたって報知音圧Sが変化するようにしてもよい。
【0039】
なお、本実施形態では、車両1の車速が所定車速以下であることを条件に、車両1の接近を報知しているが、これに限らず、その他の条件の成立を契機に車両1の接近を報知するようにしてもよい。
【符号の説明】
【0040】
1 車両
2 ヘッドライト
3 フォグランプ
10 報知用スピーカ
20 車両接近報知コントローラ
30 距離計測器
31 地図データ記憶装置
32 位置検出装置
33 データ入力装置
40 車速検出器
図1
図2
図3
図4
図5