特許第5736639号(P5736639)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5736639
(24)【登録日】2015年5月1日
(45)【発行日】2015年6月17日
(54)【発明の名称】録画機器
(51)【国際特許分類】
   H04N 5/76 20060101AFI20150528BHJP
   H04N 7/173 20110101ALI20150528BHJP
   H04N 21/41 20110101ALI20150528BHJP
   H04N 5/44 20110101ALI20150528BHJP
   H04N 5/765 20060101ALI20150528BHJP
【FI】
   H04N5/76 Z
   H04N7/173 630
   H04N21/41
   H04N5/44 A
   H04N5/91 L
【請求項の数】3
【全頁数】19
(21)【出願番号】特願2009-208773(P2009-208773)
(22)【出願日】2009年9月10日
(65)【公開番号】特開2011-61482(P2011-61482A)
(43)【公開日】2011年3月24日
【審査請求日】2012年7月10日
(73)【特許権者】
【識別番号】000201113
【氏名又は名称】船井電機株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100090033
【弁理士】
【氏名又は名称】荒船 博司
(74)【代理人】
【識別番号】100093045
【弁理士】
【氏名又は名称】荒船 良男
(74)【代理人】
【識別番号】100131129
【弁理士】
【氏名又は名称】赤澤 高
(74)【代理人】
【識別番号】100131130
【弁理士】
【氏名又は名称】稲葉 龍治
(72)【発明者】
【氏名】兼平 孝治
【審査官】 畑中 高行
(56)【参考文献】
【文献】 国際公開第2008/108070(WO,A1)
【文献】 特開2009−016897(JP,A)
【文献】 特開2000−287154(JP,A)
【文献】 特開2007−035127(JP,A)
【文献】 特開平10−049931(JP,A)
【文献】 特開平08−045255(JP,A)
【文献】 特開2008−158595(JP,A)
【文献】 特開平04−370553(JP,A)
【文献】 特開2007−274296(JP,A)
【文献】 特開2008−079135(JP,A)
【文献】 特開2009−188782(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04N5/76−5/956
H04N21/00−21/858
H04N5/222−5/257
H04N5/38−5/46
H04N5/63
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
番組コンテンツを受信する受信手段と、
番組コンテンツを記録媒体に録画する録画手段と、
外部接続されたテレビジョン受像機視聴中の番組コンテンツの録画開始を指示する開始指示信号受信する制御信号受信手段と、
前記制御信号受信手段によ前記開始指示信号を受信した場合に前記視聴中の番組コンテンツを前記受信手段により受信して前記記録媒体への録画処理を開始するように前記録画手段を制御する開始制御手段と、
所定のタイミングで前記記録媒体への録画処理を停止するように前記録画手段を制御する停止制御手段と、
前記停止制御手段により前記録画手段による前記録画処理が停止された場合に前記テレビジョン受像機に問い合わせ、前記テレビジョン受像機の電源がON状態であるか判断する電源状態判断手段と、
前記電源状態判断手段により前記テレビジョン受像機の電源がON状態でないと判断された場合、または前記電源状態判断手段により前記テレビジョン受像機の電源がON状態であると判断された場合であって、かつ前記テレビジョン受像機で視聴中の番組コンテンツが当該録画機器から供給されていない場合に、当該録画機器の電源をOFFする電源OFF手段と、
前記電源状態判断手段により前記テレビジョン受像機の電源がON状態であると判断された場合であって、かつ前記テレビジョン受像機で視聴中の番組コンテンツが当該録画機器から供給されている場合に、当該録画機器の電源をOFFしない電源ON継続手段とを備えることを特徴とする録画機器。
【請求項2】
請求項1に記載の録画機器において、
前記所定のタイミングは、前記視聴中の番組コンテンツの放送が終了した時点と、予め設定された録画停止時刻が到来した時点と、予め設定された録画時間が経過した時点と、前記記録媒体の空き容量が無くなった時点と、のうちの何れかであることを特徴とする録画機器。
【請求項3】
請求項に記載の録画機器において、
前記所定のタイミングにおける前記テレビジョン受像機で視聴中の番組コンテンツは、前記開始制御手段によって前記録画処理が開始されて前記記録媒体に録画された番組コンテンツとは異なる番組コンテンツであって、当該録画機器から供給されている番組コンテンツであることを特徴とする録画機器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、録画機器関する。
【背景技術】
【0002】
近年、非圧縮のデジタル映像・音声信号を、1本のケーブルで伝送することができるHDMI(High-Definition Multimedia Interface)規格が普及している。HDMI規格では、CEC(Consumer Electronics Control)と呼ばれる機器間制御機能が規定されており、HDMIケーブルにより接続された機器間でCECコマンドを双方向に送受信し合うことによって、1台のリモコンの操作で、HDMIケーブルで接続された機器の連携動作が実現されている。
【0003】
CECで実現可能な機能の一つに、ワンタッチレコード(One Touch Record)と呼ばれる機能がある。この機能は、例えば、テレビジョン受像機と録画機器とがHDMIケーブルにより接続されている場合に、ワンタッチレコードを指示する操作キーを操作するだけで、テレビジョン受像機で視聴中の番組を録画機器で録画できるというものである。
【0004】
このようなワンタッチレコードにおいて、ユーザは、録画機器での録画処理が開始された後に、テレビジョン受像機のチャンネルを変えて別の番組を視聴したり、テレビジョン受像機の電源をOFFしたりすることがある。特に、録画中の番組の放送が終了する前にテレビジョン受像機の電源をOFFするような場合、ユーザは、録画を継続させたいのであれば、録画機器の電源をOFFすることができず、放置せざるを得ない。その結果、録画機器での録画処理が終了してもそれに気付かず、そのまま録画機器の電源を切り忘れてしまう可能性があるという問題がある。
【0005】
ところで、従来、接続する外部機器の電源状態に連動して、第1の待機モード(電源を「切」の状態に維持するモード)と、当該第1の待機モードよりも消費電力が大きい第2の待機モード(電源を見かけ上「切」に維持するモード)と、を切り替える映像音声処理装置(例えば、特許文献1参照)、第1の電子機器と第2の電子機器との間での情報の送受信が可能とされる電子機器システムにおいて、第1の電子機器は、自身の電源状態が遷移したとされるときに、電源をオフとするための電源オフコマンドを送信し、第2の電子機器は、当該電源オフコマンドを受信した場合には、自身の電源をオン状態からオフ状態に切り替える電子機器システム(例えば、特許文献2参照)、入力される映像及び音声信号がリピータ機器を経由していないと判定された場合、当該リピータ機器の電源をオフに制御する表示装置(例えば、特許文献3参照)、等が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】WO2006/109581号公報
【特許文献2】特開2001−236148号公報
【特許文献3】特開2009−100329号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1及び2記載の発明は、接続する外部機器の電源状態に連動して自己の電源状態を切り替えるものであるため、接続する外部機器(テレビジョン受像機)の電源がOFFされた後も録画処理を継続する録画機器には適用できず、上記問題を解決することはできない。
また、特許文献3記載の発明は、接続する外部機器の電源をOFFするものであり、自己の電源をOFFするものでないため、上記問題を解決することはできない。
【0008】
本発明の課題は録画機器の電源の切り忘れを防止することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、
番組コンテンツを受信する受信手段と、
番組コンテンツを記録媒体に録画する録画手段と、
外部接続されたテレビジョン受像機視聴中の番組コンテンツの録画開始を指示する開始指示信号受信する制御信号受信手段と、
前記制御信号受信手段によ前記開始指示信号を受信した場合に前記視聴中の番組コンテンツを前記受信手段により受信して前記記録媒体への録画処理を開始するように前記録画手段を制御する開始制御手段と、
所定のタイミングで前記記録媒体への録画処理を停止するように前記録画手段を制御する停止制御手段と、
前記停止制御手段により前記録画手段による前記録画処理が停止された場合に前記テレビジョン受像機に問い合わせ、前記テレビジョン受像機の電源がON状態であるか判断する電源状態判断手段と、
前記電源状態判断手段により前記テレビジョン受像機の電源がON状態でないと判断された場合、または前記電源状態判断手段により前記テレビジョン受像機の電源がON状態であると判断された場合であって、かつ前記テレビジョン受像機で視聴中の番組コンテンツが当該録画機器から供給されていない場合に、当該録画機器の電源をOFFする電源OFF手段と、
前記電源状態判断手段により前記テレビジョン受像機の電源がON状態であると判断された場合であって、かつ前記テレビジョン受像機で視聴中の番組コンテンツが当該録画機器から供給されている場合に、当該録画機器の電源をOFFしない電源ON継続手段とを備えることを特徴とする。
【0010】
請求項2に記載の発明は、
請求項1に記載の録画機器において、
前記所定のタイミングは、前記視聴中の番組コンテンツの放送が終了した時点と、予め設定された録画停止時刻が到来した時点と、予め設定された録画時間が経過した時点と、前記記録媒体の空き容量が無くなった時点と、のうちの何れかであることを特徴とする。
【0011】
請求項3に記載の発明は、
請求項に記載の録画機器において、
前記所定のタイミングにおける前記テレビジョン受像機で視聴中の番組コンテンツは、前記開始制御手段によって前記録画処理が開始されて前記記録媒体に録画された番組コンテンツとは異なる番組コンテンツであって、当該録画機器から供給されている番組コンテンツであることを特徴とする。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、録画機器での録画処理が停止した時点で、テレビジョン受像機の電源がOFF状態であれば、当該録画機器の電源もOFF状態になるため、録画機器の電源の切り忘れを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1】本実施形態のコンテンツ録画システムの全体構成の一例を示す図である。
図2】本実施形態のコンテンツ録画システムを構成するテレビジョン受像機の機能的構成の一例を示す図である。
図3】本実施形態のコンテンツ録画システムを構成するBDレコーダの機能的構成の一例を示す図である。
図4】テレビジョン受像機が備える映像表示部に表示される停止タイミング指定画面の一例を示す図である。
図5】本実施形態のコンテンツ録画システムによる、ワンタッチレコードの開始に関する処理の一例を説明するためのフローチャートである。
図6】本実施形態のコンテンツ録画システムによる、ユーザからの指示によるワンタッチレコードの停止に関する処理の一例を説明するためのフローチャートである。
図7】本実施形態のコンテンツ録画システムによる、ユーザからの指示によらないワンタッチレコードの停止に関する処理の一例を説明するためフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明に係る実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本発明の範囲は、以下の実施例及び図示例に限定されるものではない。
【0016】
本実施形態のコンテンツ録画システム1は、図1に示すように、テレビジョン受像機2と、録画機器としてのBD(Blue-ray Disc)レコーダ4と、がHDMI規格のHDMIケーブルCを介して接続されてなる。テレビジョン受像機2及びBDレコーダ4は、共に、HDMI規格のCEC機能を備えている。
なお、録画機器はBDレコーダ4に限られることはなく、HDMI規格のCECに準拠したものであれば、任意の録画機器を用いることができる。具体的には、例えば、HDD(Hard Disk Drive)レコーダ、DVD(Digital Versatile Disc)レコーダ、D−VHS(Data Video Home System)レコーダ等を録画機器として用いても良い。
【0017】
HDMIケーブルCには、映像データや音声データなどを含むコンテンツデータを伝送するためのTMDS(Transition Minimized Differential Signaling)ラインが含まれ、BDレコーダ4がBD44aから読み出したコンテンツデータは、当該TMDSライン経由でテレビジョン受像機2に送信される。
また、HDMIケーブルCには、双方向通信が可能なCECラインが設けられており、当該CECラインを介してCECコマンドを相互に送受信することで、テレビジョン受像機2とBDレコーダ4との間で、後述するワンタッチレコードを始めとする各種の連携動作を行うことができる。
【0018】
[テレビジョン受像機]
まず、本実施形態のコンテンツ録画システム1を構成するテレビジョン受像機2について説明する。
テレビジョン受像機2は、例えば、図2に示すように、アンテナ21aと接続するチューナ21と、第1デコーダ部22と、音声処理部23と、音声出力部24と、映像処理部25と、OSD回路26と、映像表示部27と、第1HDMIインターフェース28と、リモコン受信部29及びリモコン29aと、第1制御部30と、等を備えて構成される。
【0019】
チューナ21は、所定の番組に係るコンテンツデータ(番組コンテンツ)を受信する。
具体的には、アンテナ21aは、屋外において所定の方角に向けて配置され、放送局側から発信される高周波のデジタル放送信号を受信する。
そして、チューナ21は、アンテナ21a等により受信された高周波信号のデジタル放送信号の中から、所望の番組のチャンネルに対応する特定周波数帯の信号を抽出して、中間周波信号(IF信号)に変換する。その後、当該信号に対してデジタル復調や誤り訂正などの所定の処理を施して、トランスポートストリーム(TS:Transport Stream)を生成し、第1デコーダ部22に出力する。
【0020】
第1デコーダ部22は、分離部(Demultiplexer)と、ビデオデコーダと、オーディオデコーダと、データデコーダと、等を備えて構成される。
分離部は、チューナ21から入力されたTSを、ビデオストリーム、オーディオストリーム、PSI/SI等の複数のストリームに分離する。そして、PSIに基づいて必要なTSパケットを取得し、MPEG2(Moving Picture Experts Group 2)等の所定の規格下のビデオストリームをビデオデコーダに、オーディオストリームをオーディオデコーダに出力するとともに、番組情報(SI)等のデータをデータデコーダに出力する。
ビデオデコーダは、分離部から入力されたビデオストリームを復号して、映像データを生成し、映像処理部25に出力する。
また、オーディオデコーダは、分離部から入力されたオーディオストリームを復号して、音声データを生成し、音声処理部23に出力する。
また、データデコーダは、分離部から入力されたデータを復号して、必要な情報を取得し、第1制御部30やOSD回路26に出力する。
【0021】
音声処理部23は、第1デコーダ部22が備えるオーディオデコーダから入力された音声データに対して各種音声処理を施して、音声信号を生成し、音声出力部24に出力する。
音声出力部24は、スピーカ等を備えて構成され、音声処理部23から入力された音声信号に基づく音声を増幅して、当該スピーカから出力する。
【0022】
映像処理部25は、第1デコーダ部22が備えるビデオデコーダから入力された映像データに対して各種映像処理を施して、映像信号を生成し、映像表示部27に出力する。
OSD回路26は、映像表示部27に所定のオンスクリーンディスプレイ(OSD)表示をさせるためのOSD表示信号を、映像処理部25から映像表示部27に入力される映像信号に合成する。
映像表示部27は、LCD(Liquid Crystal Display)、PDP(Plasma Display Panel)、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイなどのディスプレイ等を備えて構成され、入力された映像信号(映像処理部25から出力された映像信号、或いは、映像処理部25から出力されてOSD回路26によりOSD表示信号が合成された映像信号)に基づく映像を当該ディスプレイに表示させる。
【0023】
第1HDMIインターフェース28は、HDMI規格に準拠したインターフェースであり、HDMIケーブルCにより接続されたBDレコーダ4との間で、映像データや音声データなどを含むコンテンツデータ、CECコマンドなどの制御信号等の送受信を行う。
【0024】
リモコン受信部29は、リモコン29aから送信されたリモコン信号を受信して、第1制御部30に出力する。そして、第1制御部30では、入力されたリモコン信号に基づいて操作された操作キーの判別が行われる。
【0025】
リモコン29aは、テレビジョン受像機2を遠隔操作するためのリモートコントローラである。リモコン29aは、各種操作キーを備えており、ユーザにより操作キーが押下されると、当該押下された操作キーに対応するリモコン信号を送信する。
【0026】
具体的には、リモコン29aは、操作キーとして、ワンタッチレコードの開始を指示するためのOne Touch Recordキーを備えている。ユーザは、当該One Touch Recordキーを押下することによって、テレビジョン受像機2で視聴中の番組コンテンツをBDレコーダ4で録画するよう指示する。すなわち、リモコン29aは、本発明の指示手段を構成する。
以下、「視聴中の番組コンテンツ」は、One Touch Recordキーが押下された際(すなわち、リモコン受信部29がOne Touch Recordキーに対応するリモコン信号を受信した際)に、テレビジョン受像機2で視聴されている番組コンテンツを指すこととする。したがって、One Touch Recordキーが押下された後に、ユーザによるリモコン29a操作等によってテレビジョン受像機2のチャンネルが切り替えられた場合等においては、「視聴中の番組コンテンツ」と、実際の視聴中の番組コンテンツと、が異なることがある。
【0027】
また、リモコン29aは、操作キーとして、ワンタッチレコード等の録画の停止を指示するための録画停止キーを備えている。ユーザは、BDレコーダ4で録画処理が実行されている最中に当該録画停止キーを押下することによって、当該録画処理を停止するよう指示する。
【0028】
第1制御部30は、例えば、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)301と、RAM(Random Access Memory)302と、記憶部303と、等を備えて構成され、テレビジョン受像機2の各部を制御する。
【0029】
CPU301は、記憶部303に記憶されたテレビジョン受像機2用の各種処理プログラムに従って各種の制御動作を行う。
【0030】
RAM302は、CPU301によって実行される処理プログラムなどを展開するためのプログラム格納領域、入力データや上記処理プログラムが実行される際に生じる処理結果などを格納するデータ格納領域等を備える。
【0031】
記憶部303は、テレビジョン受像機2で実行可能なシステムプログラム、当該システムプログラムで実行可能な各種処理プログラム、これら各種処理プログラムを実行する際に使用されるデータ、CPU301によって演算処理された処理結果のデータ等を記憶する。なお、プログラムは、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードの形で記憶部303に記憶されている。
【0032】
具体的には、記憶部303には、例えば、図2に示すように、開始指示信号送信プログラム303aと、停止タイミング指定信号送信プログラム303bと、停止指示信号送信プログラム303cと、電源状態通知信号送信プログラム303dと、等が格納されている。
【0033】
開始指示信号送信プログラム303aは、ユーザによるリモコン29a操作により「視聴中の番組コンテンツ」をBDレコーダ4で録画するよう指示された場合(すなわち、ワンタッチレコードを開始するよう指示された場合)に、当該「視聴中の番組コンテンツ」の録画開始を指示する開始指示信号(CECコマンド<Record On>)を、HDMIケーブルCを介してBDレコーダ4に送信する機能を、CPU301に実現させる。
【0034】
具体的には、CPU301は、リモコン受信部29がリモコン29aに設けられたOne Touch Recordキーに対応するリモコン信号を受信すると、第1HDMIインターフェース28に制御信号を入力して、「視聴中の番組コンテンツ」の番組情報を含むCECコマンド<Record On>を、HDMIケーブルCを介してBDレコーダ4に送信させる。
ここで、本発明の開始指示信号送信手段は、開始指示信号送信プログラム303aを実行したCPU301と、第1HDMIインターフェース28と、により構成される。
【0035】
停止タイミング指定信号送信プログラム303bは、ユーザによるリモコン29a操作によりBDレコーダ4での録画処理(ワンタッチレコード処理)を停止する停止タイミングが指定された場合に、当該停止タイミングを指定する停止タイミング指定信号を、HDMIケーブルCを介してBDレコーダ4に送信する機能を、CPU301に実現させる。
【0036】
具体的には、CPU301は、リモコン受信部29がリモコン29aに設けられた所定の操作キー(例えば、One Touch Recordキー)に対応するリモコン信号を受信すると、OSD回路26に制御信号を入力して、例えば図4に示すような停止タイミング指定画面を映像表示部27にOSD表示させる。
リモコン29aには、操作キーとして、数字キー、戻るキー、上下左右のキーから成るカーソルキー、決定キー等が設けられており、ユーザは、これらの操作キーを押下することによって、停止タイミング指定画面において、ワンタッチレコードを停止する停止タイミングを指定する。
ユーザは、例えば、停止タイミングとして「視聴中の番組コンテンツ」の放送が終了した時点を指定する場合には、停止タイミング指定画面において、“番組の放送終了時に録画を停止する”を選択するようになっている。また、停止タイミングとして予め設定された録画停止時刻が到来した時点を指定する場合には、停止タイミング指定画面において、“録画停止時刻を設定する”を選択するとともに、具体的な“録画停止時刻”を入力するようになっている。また、停止タイミングとして予め設定された録画時間が経過した時点を指定する場合には、停止タイミング指定画面において、“録画時間を設定する”を選択するとともに、具体的な“録画時間”を入力するようになっている。
そして、停止タイミングが指定されると、CPU301は、第1HDMIインターフェース28に制御信号を入力して、当該停止タイミングを指定する停止タイミング指定信号を、HDMIケーブルCを介してBDレコーダ4に送信させる。
【0037】
停止指示信号送信プログラム303cは、ユーザによるリモコン29a操作によりBDレコーダ4での録画処理を停止するよう指示された場合に、録画停止を指示する停止指示信号(CECコマンド<Record Off>)を、HDMIケーブルCを介してBDレコーダ4に送信する機能を、CPU301に実現させる。
【0038】
具体的には、CPU301は、リモコン受信部29がリモコン29aに設けられた録画停止キーに対応するリモコン信号を受信すると、第1HDMIインターフェース28に制御信号を入力して、CECコマンド<Record Off>を、HDMIケーブルCを介してBDレコーダ4に送信させる。
【0039】
電源状態通知信号送信プログラム303dは、第1HDMIインターフェース28が、テレビジョン受像機2の電源状態の通知を要求する電源状態通知要求信号(CECコマンド<Give Device Power Status>)を、HDMIケーブルCを介してBDレコーダ4から受信した場合に、自己(テレビジョン受像機2)の電源状態を通知する電源状態通知信号(CECコマンド<Report Device Power Status>)を、HDMIケーブルCを介してBDレコーダ4に送信する機能を、CPU301に実現させる。
【0040】
具体的には、CPU301は、自己の電源がON状態である場合、第1HDMIインターフェース28に制御信号を入力して、CECコマンド<Report Device Power Status>[ON]を、HDMIケーブルCを介してBDレコーダ4に送信させる。
一方、CPU301は、自己の電源がOFF状態である場合、第1HDMIインターフェース28に制御信号を入力して、CECコマンド<Report Device Power Status>[OFF]を、HDMIケーブルCを介してBDレコーダ4に送信させる。
ここで、電源状態通知信号送信手段は、電源状態通知信号送信プログラム303dを実行したCPU301と、第1HDMIインターフェース28と、により構成される。
【0041】
[BDレコーダ]
次に、本実施形態のコンテンツ録画システム1を構成するBDレコーダ4について説明する。
BDレコーダ4は、例えば、図3に示すように、受信部41と、エンコーダ部42と、BD信号処理部43と、BDドライブ部44と、第2デコーダ部45と、第2HDMIインターフェース46と、第2制御部47と、等を備えて構成される。
【0042】
受信部41は、受信手段として、番組コンテンツを受信する。
具体的には、受信部41は、例えば、アンテナやチューナなどから構成され、放送局側から発信される高周波のデジタル放送信号の中から、所望の番組のチャンネルに対応する特定周波数帯の信号を抽出して、中間周波信号(IF信号)に変換する。その後、当該信号に対してデジタル復調や誤り訂正などの所定の処理を施して、TSを生成し、必要なTSパケットを取り出して、エンコーダ部42に出力する。
【0043】
エンコーダ部42は、ビデオエンコーダと、オーディオエンコーダと、データエンコーダと、フォーマッタと、等を備えて構成される。
ビデオエンコーダは、入力された映像データを所定の圧縮方式に従って圧縮して、当該映像データをパケット化し、ビデオパケットとしてフォーマッタに出力する。
また、オーディオエンコーダは、入力された音声データを所定の圧縮方式に従って圧縮して、当該音声データをパケット化し、オーディオパケットとしてフォーマッタに出力する。
また、データエンコーダは、TSに含まれるSIの中から、録画する番組コンテンツに関連する番組情報(例えば、タイトル、チャンネル、放送局、ジャンル、放送時刻としての放送開始時刻・放送終了時刻、出演者、番組内容等)を抽出してエンコードし、フォーマッタに出力する。
フォーマッタは、ビデオエンコーダから入力された映像データ、オーディオエンコーダから入力された音声データ、データエンコーダから入力された番組情報等に対して多重化処理を行い、当該多重化処理されたコンテンツデータを、BDドライブ部44においてBD44aに書き込み可能なファイル形式に変換して、BD信号処理部43に出力する。
【0044】
BD信号処理部43は、エンコーダ部42が備えるフォーマッタからコンテンツデータが入力されると、当該コンテンツデータに対して誤り訂正符号化や変調などの所定の処理を施して、BDドライブ部44に出力する。これにより、BDドライブ部44において書き込み処理が行われる。
また、BD信号処理部43は、BDドライブ部44において読み出し処理が行われてBDドライブ部44からコンテンツデータが入力されると、当該コンテンツデータに対して復調や誤り訂正復号などの所定の処理を施して、第2デコーダ部45に出力する。
【0045】
第2デコーダ部45は、分離部と、ビデオデコーダと、オーディオデコーダと、等を備えて構成され、分離部において、BD信号処理部43から入力されたコンテンツデータを映像データ、音声データ等の複数のデータに分離し、分離した映像データをビデオデコーダに、映像データをオーディオデコーダに出力する。そして、分離された映像データを、ビデオデコーダにおいてデコードし、分離された音声データを、オーディオデコーダにおいてデコードして、第2HDMIインターフェース46に出力する。これにより、BD44aから読み出されたコンテンツデータがHDMIケーブルCを介してテレビジョン受像機2に送信されて、当該コンテンツデータに基づく映像・音声がテレビジョン受像機2で視聴可能となる。
【0046】
BDドライブ部44は、録画手段として、記録媒体としてのBD44aに番組コンテンツを録画する。
具体的には、BDドライブ部44は、BDドライブ部44に着脱自在なBD44aと、BD44aに対するコンテンツデータの書き込み及び読み出しを行う光ピックアップと、装着されたBD44aを回転させるスピンドルモータと、光ピックアップをBD44aの半径方向に移動させる送りモータと、等を備えて構成され、BD44aにコンテンツデータを書き込む書き込み処理(録画処理)を行ったり、BD44aに記録されたコンテンツデータを読み出す読み出し処理を行ったりする。
【0047】
第2HDMIインターフェース46は、HDMI規格に準拠したインターフェースであり、HDMIケーブルCにより接続されたテレビジョン受像機2との間で、映像データや音声データなどを含むコンテンツデータ、CECコマンドなどの制御信号等の送受信を行う。
【0048】
第2制御部47は、例えば、図3に示すように、CPU471と、RAM472と、計時部473と、記憶部474と、等を備えて構成され、BDレコーダ4の各部を制御する。
【0049】
CPU471は、記憶部474に記憶されたBDレコーダ4用の各種処理プログラムに従って各種の制御動作を行う。
【0050】
RAM472は、CPU471によって実行される処理プログラムなどを展開するためのプログラム格納領域、入力データや上記処理プログラムが実行される際に生じる処理結果などを格納するデータ格納領域等を備える。
【0051】
計時部473は、CPU471から入力される制御信号に従って、所与の計時処理を行う。
【0052】
記憶部474は、BDレコーダ4で実行可能なシステムプログラム、当該システムプログラムで実行可能な各種処理プログラム、これら各種処理プログラムを実行する際に使用されるデータ、CPU471によって演算処理された処理結果のデータ等を記憶する。なお、プログラムは、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードの形で記憶部474に記憶されている。
【0053】
具体的には、記憶部474には、例えば、図3に示すように、開始制御プログラム474aと、停止タイミング記憶制御プログラム474bと、停止制御プログラム474cと、問い合わせプログラム474dと、電源状態判断プログラム474eと、出力状態判断プログラム474fと、電源OFFプログラム474gと、等が格納されている。
【0054】
開始制御プログラム474aは、第2HDMIインターフェース46が、開始指示信号(CECコマンド<Record On>)を、HDMIケーブルCを介してテレビジョン受像機2から受信した場合に、BDドライブ部44による録画処理(受信部41により受信された「視聴中の番組コンテンツ」をBD44aに録画する処理(ワンタッチレコード処理))を開始させる機能を、CPU471に実現させる。
【0055】
具体的には、CPU471は、CECコマンド<Record On>に含まれる「視聴中の番組コンテンツ」の番組情報に基づいて、受信部41に制御信号を入力して当該「視聴中の番組コンテンツ」の受信を開始させるとともに、BDドライブ部44等に制御信号を入力して当該受信された「視聴中の番組コンテンツ」の録画を開始させる。
CPU471は、かかる開始制御プログラム474aを実行することによって、開始制御手段として機能する。
【0056】
停止タイミング記憶制御プログラム474bは、第2HDMIインターフェース46が、停止タイミング指定信号を、HDMIケーブルCを介してテレビジョン受像機2から受信した場合に、当該停止タイミング指定信号に基づいて、ユーザによるリモコン29a操作により指定された停止タイミングをRAM472等に記憶させる機能を、CPU471に実現させる。
【0057】
停止制御プログラム474cは、録画処理(ワンタッチレコード処理)を停止させる機能を、CPU471に実現させる。
【0058】
具体的には、CPU471は、第2HDMIインターフェース46が、停止指示信号(CECコマンド<Record Off>)を、HDMIケーブルCを介してテレビジョン受像機2から受信した場合に、受信部41に制御信号を入力して番組コンテンツの受信を停止させるとともに、BDドライブ部44等に制御信号を入力して番組コンテンツの録画を停止させる。
【0059】
また、CPU471は、テレビジョン受像機2からCECコマンド<Record Off>を受信した場合(すなわち、ユーザによるリモコン29a操作により録画処理を停止するよう指示された場合)以外にも、所定のタイミングで、録画処理(ワンタッチレコード処理)を停止させるようになっている。
ここで、所定のタイミングは、「視聴中の番組コンテンツ」の放送が終了した時点と、予め設定された録画停止時刻が到来した時点と、予め設定された録画時間が経過した時点と、BD44aの空き容量が無くなった時点と、のうちの何れかである。
すなわち、CPU471は、RAM472等に停止タイミングとして“番組の放送終了時に録画を停止する”が記憶されている場合、受信部41により受信された「視聴中の番組コンテンツ」の番組情報等に基づいて、「視聴中の番組コンテンツ」の放送が終了したと判断した際に、受信部41に制御信号を入力して番組コンテンツの受信を停止させるとともに、BDドライブ部44等に制御信号を入力して番組コンテンツの録画を停止させる。
また、CPU471は、RAM472等に停止タイミングとして“録画停止時刻”が記憶されている場合、計時部473から現在の時刻を取得し、当該取得した現在の時刻が当該記憶された“録画停止時刻”に達したと判断した際(すなわち、当該記憶された“録画停止時刻”が到来したと判断した際)に、受信部41に制御信号を入力して番組コンテンツの受信を停止させるとともに、BDドライブ部44等に制御信号を入力して番組コンテンツの録画を停止させる。
また、CPU471は、RAM472等に停止タイミングとして“録画時間”が記憶されている場合、計時部473からワンタッチレコードを開始した時刻と現在の時刻とを取得して、ワンタッチレコードを開始してからの時間を計測し、当該計測した時間が当該記憶された“録画時間”に達したと判断した際(すなわち、当該記憶された“録画時間”が経過したと判断した際)に、受信部41に制御信号を入力して番組コンテンツの受信を停止させるとともに、BDドライブ部44等に制御信号を入力して番組コンテンツの録画を停止させる。
また、CPU471は、装着されたBD44aの空き容量をBDドライブ部44に問い合わせて、当該空き容量が無いと判断した際に、受信部41に制御信号を入力して番組コンテンツの受信を停止させるとともに、BDドライブ部44等に制御信号を入力して番組コンテンツの録画を停止させる。
CPU471は、かかる停止制御プログラム474cを実行することによって、停止制御手段として機能する。
【0060】
問い合わせプログラム474dは、停止制御プログラム474cを実行したCPU471により録画処理(ワンタッチレコード処理)が停止された場合に、テレビジョン受像機2の電源状態を、HDMIケーブルCを介してテレビジョン受像機2に問い合わせる機能を、CPU471に実現させる。
【0061】
具体的には、CPU471は、第2HDMIインターフェース46に制御信号を入力して、電源状態通知要求信号(CECコマンド<Give Device Power Status>)を、HDMIケーブルCを介してテレビジョン受像機2に送信させることによって、テレビジョン受像機2の電源状態をテレビジョン受像機2に問い合わせる。
CPU471は、かかる問い合わせプログラム474dを実行することによって、問い合わせ手段として機能する。
【0062】
電源状態判断プログラム474eは、問い合わせプログラム474dを実行したCPU471による問い合わせ結果に基づいて、テレビジョン受像機2の電源がON状態であるか否か判断する機能を、CPU471に実現させる。
【0063】
具体的には、CPU471は、第2HDMIインターフェース46がHDMIケーブルCを介してテレビジョン受像機2から受信した電源状態通知信号(CECコマンド<Report Device Power Status>)に基づいて、テレビジョン受像機2の電源がON状態であるか否か判断する。すなわち、CPU471は、CECコマンド<Report Device Power Status>[ON]を受信した場合、テレビジョン受像機2の電源がON状態であると判断し、CECコマンド<Report Device Power Status>[OFF]を受信した場合、テレビジョン受像機2の電源がOFF状態であると判断する。
CPU471は、かかる電源状態判断プログラム474eを実行することによって、電源状態判断手段として機能する。
【0064】
出力状態判断プログラム474fは、電源状態判断プログラム474eを実行したCPU471によりテレビジョン受像機2の電源がON状態であると判断された場合に、自己(BDレコーダ4)がアクティブソースであるか否か判断する機能を、CPU471に実現させる。
ここで、アクティブソースとは、テレビジョン受像機2で視聴中のコンテンツ(映像・音声)に関するコンテンツデータを供給している機器のことである。
【0065】
具体的には、CPU471は、テレビジョン受像機2に対してHDMI出力を行っている場合(すなわち、装着されたBD44aから読み出したコンテンツデータを、HDMIケーブルCを介してテレビジョン受像機2に出力している場合)、自己がアクティブソースであると判断する。
一方、CPU471は、テレビジョン受像機2に対してHDMI出力を行っていない場合、自己がアクティブソースでないと判断する。
CPU471は、かかる出力状態判断プログラム474fを実行することによって、出力状態判断手段として機能する。
【0066】
電源OFFプログラム474gは、電源状態判断プログラム474eを実行したCPU471によりテレビジョン受像機2の電源がON状態でないと判断された場合と、出力状態判断プログラム474fを実行したCPU471によりBDレコーダ4がアクティブソースでないと判断された場合と、に自己(BDレコーダ4)の電源をOFF状態にする機能を、CPU471に実現させる。
CPU471は、かかる電源OFFプログラム474gを実行することによって、電源OFF手段として機能する。
【0067】
[ワンタッチレコード開始処理]
次に、本実施形態のコンテンツ録画システム1によるワンタッチレコードの開始に関する処理について図5のフローチャートを参照して説明する。
【0068】
まず、テレビジョン受像機2のCPU301は、リモコン29aに設けられたOne Touch Recordキーが押下されたか否か判断する(ステップS11)。
【0069】
ステップS11で、One Touch Recordキーが押下されていないと判断すると(ステップS11;No)、CPU301は、ステップS11の処理を繰り返して行う。
一方、ステップS11で、One Touch Recordキーが押下されたと判断すると(ステップS11;Yes)、CPU301は、開始指示信号送信プログラム303aを実行して、開始指示信号(CECコマンド<Record On>)を、HDMIケーブルCを介してBDレコーダ4に送信する(ステップS12)。
【0070】
次いで、CPU301は、停止タイミング指定画面を映像表示部27にOSD表示させ(ステップS13)、当該停止タイミング指定画面において、停止タイミングが指定されたか否か判断する(ステップS14)。
【0071】
ステップS14で、停止タイミングが指定されていないと判断すると(ステップS14;No)、CPU301は、ステップS14の処理を繰り返して行う。
一方、ステップS14で、停止タイミングが指定されたと判断すると(ステップS14;Yes)、CPU301は、停止タイミング指定信号送信プログラム303bを実行して、停止タイミング指定信号を、HDMIケーブルCを介してBDレコーダ4に送信し(ステップS15)、本処理を終了する。
【0072】
そして、BDレコーダ4側では、ステップS12で送信された開始指示信号(CECコマンド<Record On>)を受信すると、CPU471が、開始制御プログラム474aを実行して、録画処理(ワンタッチレコード処理)を開始させる(ステップS16)。
なお、開始指示信号(CECコマンド<Record On>)を受信した時点で、BDレコーダ4の電源がOFF状態である場合、CPU471は、BDレコーダ4の電源をON状態にした後に、録画処理を開始させるようになっている。
【0073】
また、BDレコーダ4側では、ステップS15で送信された停止タイミング指定信号を受信すると、CPU471が、停止タイミング記憶制御プログラム474bを実行して、当該停止タイミング指定信号に基づいて、ステップS14で指定された停止タイミングをRAM472等に記憶させ(ステップS17)、本処理を終了する。
【0074】
[第1のワンタッチレコード停止処理]
次に、本実施形態のコンテンツ録画システム1による、ユーザからの指示によるワンタッチレコードの停止に関する処理について図6のフローチャートを参照して説明する。
【0075】
まず、テレビジョン受像機2のCPU301は、リモコン29aに設けられた録画停止キーが押下されたか否か判断する(ステップS21)。
【0076】
ステップS21で、録画停止キーが押下されていないと判断すると(ステップS21;No)、CPU301は、ステップS21の処理を繰り返して行う。
一方、ステップS21で、録画停止キーが押下されたと判断すると(ステップS21;Yes)、CPU301は、停止指示信号送信プログラム303cを実行して、停止指示信号(CECコマンド<Record Off>)を、HDMIケーブルCを介してBDレコーダ4に送信する(ステップS22)。
【0077】
そして、BDレコーダ4側では、ステップS22で送信された停止指示信号(CECコマンド<Record Off>)を受信すると、CPU471が、停止制御プログラム474cを実行して、ステップ16で開始した録画処理を停止させ(ステップS23)、本処理を終了する。
【0078】
[第2のワンタッチレコード停止処理]
次に、本実施形態のコンテンツ録画システム1による、ユーザからの指示によらないワンタッチレコードの停止に関する処理について図7のフローチャートを参照して説明する。
【0079】
まず、BDレコーダ4のCPU471は、ステップS17で記憶した停止タイミングになったか否か判断する(ステップS31)。
具体的には、停止タイミングとして“番組の放送終了時に録画を停止する”が記憶されている場合、「視聴中の番組コンテンツ」の放送が終了したか否か判断する。
また、停止タイミングとして“録画停止時刻”が記憶されている場合、当該“録画停止時刻”が到来したか否か判断する。
また、停止タイミングとして“録画時間”が記憶されている場合、当該“録画時間”が経過したか否か判断する。
【0080】
ステップS31で、停止タイミングになったと判断すると(ステップS31;Yes)、CPU471は、ステップS33の処理に移行する。
一方、ステップS31で、停止タイミングになっていないと判断すると(ステップS31;No)、CPU471は、BDドライブ部44に装着されたBD44aの空き容量が無くなったか否か判断する(ステップS32)。
【0081】
ステップS32で、BD44aの空き容量が無くなっていないと判断すると(ステップS32;No)、CPU471は、ステップS31以降の処理を繰り返して行う。
一方、ステップS32で、BD44aの空き容量が無くなったと判断すると(ステップS32;Yes)、CPU471は、停止制御プログラム474cを実行して、ステップS16で開始した録画処理を停止させる(ステップS33)。
【0082】
次いで、CPU471は、問い合わせプログラム474dを実行して、テレビジョン受像機2の電源状態を、HDMIケーブルCを介してテレビジョン受像機2に問い合わせる(ステップS34)。すなわち、電源状態通知要求信号(CECコマンド<Give Device Power Status>)を、HDMIケーブルCを介してテレビジョン受像機2に送信する。
【0083】
そして、テレビジョン受像機2側では、ステップS34で送信された電源状態通知要求信号(CECコマンド<Give Device Power Status>)を受信すると、CPU301が、電源状態通知信号送信プログラム303dを実行して、電源状態通知信号(CECコマンド<Report Device Power Status>)を、HDMIケーブルCを介してBDレコーダ4に送信し(ステップS35)、本処理を終了する。
具体的には、CPU301は、自己(テレビジョン受像機2)の電源がON状態である場合、CECコマンド<Report Device Power Status>[ON]を送信する。
一方、自己の電源がOFF状態である場合、CECコマンド<Report Device Power Status>[OFF]を送信する。
【0084】
そして、BDレコーダ4側では、ステップS35で送信された電源状態通知信号(CECコマンド<Report Device Power Status>)を受信すると、CPU471が、電源状態判断プログラム474eを実行して、ステップS34での問い合わせ結果に基づいて(すなわち、当該受信した電源状態通知信号に基づいて)、テレビジョン受像機2の電源がON状態であるか否か判断する(ステップS36)。
【0085】
ステップS36で、テレビジョン受像機2の電源がON状態でないと判断すると(ステップS36;No)、すなわち、受信した電源状態通知信号が<Report Device Power Status>[Off]であった場合、CPU471は、ステップS38の処理に移行する。
一方、ステップS36で、テレビジョン受像機2の電源がON状態であると判断すると(ステップS36;Yes)、すなわち、受信した電源状態通知信号が<Report Device Power Status>[On]であった場合、CPU471は、出力状態判断プログラム474fを実行して、自己(BDレコーダ4)がアクティブソースであるか否か判断する(ステップS37)。
【0086】
ステップS37で、BDレコーダ4がアクティブソースであると判断すると(ステップS37;Yes)、CPU471は、本処理を終了する。
一方、ステップS37で、BDレコーダ4がアクティブソースでないと判断すると(ステップS37;No)、CPU471は、電源OFFプログラム474gを実行して、自己(BDレコーダ4)の電源をOFF状態にして(ステップS38)、本処理を終了する。
【0087】
以上説明した本実施形態のBDレコーダ4及びコンテンツ録画システム1によれば、BDレコーダ4は、テレビジョン受像機2とHDMIケーブルCを介して接続され、番組コンテンツを受信する受信部41と、番組コンテンツをBD44aに録画するBDドライブ部44と、「視聴中の番組コンテンツ」の録画開始を指示する開始指示信号(CECコマンド<Record On>)を、HDMIケーブルCを介してテレビジョン受像機2から受信した場合に、録画処理(「視聴中の番組コンテンツ」を録画する処理(ワンタッチレコード処理))を開始させる開始制御プログラム474aを実行したCPU471と、所定のタイミングで録画処理を停止させる停止制御プログラム474cを実行したCPU471と、停止制御プログラム474cを実行したCPU471により録画処理が停止された場合に、テレビジョン受像機2の電源状態を、HDMIケーブルCを介してテレビジョン受像機2に問い合わせる問い合わせプログラム474dを実行したCPU471と、問い合わせプログラム474dを実行したCPU471による問い合わせ結果に基づいて、テレビジョン受像機2の電源がON状態であるか否か判断する電源状態判断プログラム474eを実行したCPU471と、電源状態判断プログラム474eを実行したCPU471によりテレビジョン受像機2の電源がON状態でないと判断された場合に、自己(BDレコーダ4)の電源をOFF状態にする電源OFFプログラム474gを実行したCPU471と、を備えている。
ここで、所定のタイミングは、ユーザからの指示によらないで録画処理(ワンタッチレコード処理)を停止したタイミング(すなわち、「視聴中の番組コンテンツ」の放送が終了した時点と、予め設定された録画停止時刻が到来した時点と、予め設定された録画時間が経過した時点と、BDドライブ部44に装着されたBD44aの空き容量が無くなった時点と、のうちの何れか)である。
したがって、ユーザからの指示によらないで自動的にBDレコーダ4での録画処理(ワンタッチレコード処理)を停止した時点で、テレビジョン受像機2の電源がOFF状態であれば、BDレコーダ4の電源も自動的にOFF状態になるため、BDレコーダ4の電源の切り忘れを防止することができる。
【0088】
また、以上説明した本実施形態のBDレコーダ4及びコンテンツ録画システム1によれば、BDレコーダ4は、電源状態判断プログラム474eを実行したCPU471によりテレビジョン受像機2の電源がON状態であると判断された場合に、自己(BDレコーダ4)がアクティブソースであるか否か判断する出力状態判断プログラム474fを実行したCPU471を備え、電源OFFプログラム474gを実行したCPU471は、電源状態判断プログラム474eを実行したCPU471によりテレビジョン受像機2の電源がON状態でないと判断された場合と、出力状態判断プログラム474fを実行したCPU471によりBDレコーダ4がアクティブソースでないと判断された場合と、に自己(BDレコーダ4)の電源をOFF状態にするようになっている。
したがって、BDレコーダ4での録画処理(ワンタッチレコード処理)が停止した際に、テレビジョン受像機2の電源がON状態であっても、BDレコーダ4が使用されていない場合には、BDレコーダ4の電源が自動的にOFF状態になるため、無駄な電力の消費を抑えることができる。
【0089】
なお、本発明の範囲は上記実施形態に限られることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
【0090】
所定のタイミングとして、「視聴中の番組コンテンツ」の放送が終了した時点と、予め設定された録画停止時刻が到来した時点と、予め設定された録画時間が経過した時点と、BD44aの空き容量が無くなった時点と、を挙げたが、これに限られることはなく、所定のタイミングは、ユーザからの指示によらないで自動的にBDレコーダ4での録画処理(ワンタッチレコード処理)を停止した時点であれば任意である。
【0091】
BDレコーダ4は、HDMIケーブルCに加えて、その他のケーブル(例えば、IEEE1394ケーブル等のA/Vケーブル)を介してテレビジョン受像機2と接続されていても良い。また、BDレコーダ4は、テレビジョン受像機2に加えて、その他の外部機器と接続していても良い。これらの場合、BDレコーダ4は、テレビジョン受像機2の電源がOFF状態であっても、テレビジョン受像機2に対してHDMI出力を行っていない場合であっても、接続された外部機器(テレビジョン受像機2も含む)にコンテンツデータを出力している場合や、接続された外部機器からコンテンツデータが入力されている場合には、自己(BDレコーダ4)の電源をOFF状態にしないことが好ましい。
【0092】
開始指示信号(CECコマンド<Record On>)を送信した後に、停止タイミング指定信号を送信するようにしたが、これに限られることはなく、停止タイミング指定信号は、例えば、停止タイミングが指定された後に、開始指示信号と一緒に送信しても良い。
【0093】
テレビジョン受像機2は、リモコン29aに設けられた所定の操作キーが押下されると、停止タイミング指定画面を表示するようにしたが、これに限られることはなく、例えば、開始指示信号を受信すると、停止タイミング指定画面を表示するよう指示する表示指示信号を、HDMIケーブルCを介してテレビジョン受像機2に送信するように、BDレコーダ4を構成するとともに、当該表示指示信号を受信すると、停止タイミング指定画面を表示するように、テレビジョン受像機2を構成しても良い。
また、ワンタッチレコードを実行する度に、ユーザによるリモコン29a操作によって停止タイミングを指定するようにしたが、これに限られることはなく、停止タイミングを指定するタイミングは任意である。
また、停止タイミングをユーザによるリモコン29a操作により指定するようにしたが、これに限られることはなく、停止タイミングは、例えば、BDレコーダ4に初期設定されていても良い。
【符号の説明】
【0094】
1 コンテンツ録画システム
2 テレビジョン受像機
4 BDレコーダ(録画機器)
28 第1HDMIインターフェース(開始指示信号送信手段、電源状態通知信号送信手段)
29a リモコン(指示手段)
41 受信部(受信手段)
44 BDドライブ部(録画手段)
44a BD(記録媒体)
301 CPU(開始指示信号送信手段、電源状態通知信号送信手段)
303a 開始指示信号送信プログラム(開始指示信号送信手段)
303d 電源状態通知信号送信プログラム(電源状態通知信号送信手段)
471 CPU(開始制御手段、停止制御手段、問い合わせ手段、電源状態判断手段、出力状態判断手段、電源OFF手段)
474a 開始制御プログラム(開始制御手段)
474c 停止制御プログラム(停止制御手段)
474d 問い合わせプログラム(問い合わせ手段)
474e 電源状態判断プログラム(電源状態判断手段)
474f 出力状態判断プログラム(出力状態判断手段)
474g 電源OFFプログラム(電源OFF手段)
C HDMIケーブル
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7