特許第5737774号(P5737774)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】5737774
(24)【登録日】2015年5月1日
(45)【発行日】2015年6月17日
(54)【発明の名称】コントロールユニット収納ケース
(51)【国際特許分類】
   F21L 4/00 20060101AFI20150528BHJP
   B60R 16/02 20060101ALI20150528BHJP
【FI】
   F21L4/00 510
   B60R16/02 610A
【請求項の数】5
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2015-7132(P2015-7132)
(22)【出願日】2015年1月16日
【審査請求日】2015年3月18日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】505425878
【氏名又は名称】中村 正一
(73)【特許権者】
【識別番号】592248835
【氏名又は名称】日本エー・シー・ピー株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100098589
【弁理士】
【氏名又は名称】西山 善章
(74)【代理人】
【識別番号】100098062
【弁理士】
【氏名又は名称】梅田 明彦
(72)【発明者】
【氏名】中村 正一
【審査官】 竹中 辰利
(56)【参考文献】
【文献】 特開2014−100203(JP,A)
【文献】 登録実用新案第3165663(JP,U)
【文献】 特開2012−244522(JP,A)
【文献】 特開2013−236812(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F21L 4/00
B60R 16/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
身体に装着される携帯機器に電源を供給するバッテリーを含むコントロールユニットを収納する収納ケースであって、
少なくとも、前記コントロールユニットに設けられるスイッチ操作部に対向する部分が透明または半透明の可撓性の素材により構成されるケース本体と、
前記コントロールユニットから前記携帯機器へ電力を供給するケーブルを引き出すよう前記ケース本体に形成される第1開口と、
前記バッテリーを充電する充電コードを前記コントロールユニットから引き出すよう前記ケース本体に形成される第2開口と、
前記ケース本体を使用する使用者の着衣の背中側に係止又は接着させる装着部材と、
を備えたことを特徴とするコントロールユニット収納ケース。
【請求項2】
前記ケース本体を軟質性プラスティック製のバッグで構成することを特徴とする請求項1に記載のコントロールユニット収納ケース。
【請求項3】
前記装着部材は、前記着衣と前記ケース本体とを面接着する両面テープ又は面ファスナーであることを特徴とする請求項1に記載のコントロールユニット収納ケース。
【請求項4】
前記携帯機器は、操作者が頭部に被るヘルメットやヘッドバンド、又は眼鏡フレームに装着されるLEDライトであって、
前記コントロールユニットは、前記スイッチ操作部への操作に応じて、前記LEDライトへの電力供給の制御を行なうことを特徴とする請求項1に記載のコントロールユニット収納ケース。
【請求項5】
前記携帯機器は、身体に装着されるカメラであって、
前記コントロールユニットは、無線LANによってリモート撮影や画像転送を行うことを特徴とする請求項1に記載のコントロールユニット収納ケース。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、身体に装着して使用される携帯機器に電源を供給するコントロールユニットの収納ケースに関する。
【背景技術】
【0002】
携帯機器を使用者の身体に装着してリモートでこの機器の動作を制御するシステムが種々の分野で実用に供されている。
【0003】
例えば、医療や精密加工の分野、又は工事分野などにおいては、作業者が両手を自由に使えて且つ視線の方向に正確にスポット照明できるようにした携帯用の照明機器が知られている。このような照明機器では、給電用のバッテリーを内蔵することでモバイル性を高めているが、その場合、照明部本体と、バッテリーと、操作スイッチを含む照明制御部とが一体となるため装置が大型化してしまい、これを頭部で支えると首への負担が大きく作業能率が悪いものとなる。特に、長時間の作業に用いるには大容量のバッテリーを内蔵しなければならず、作業者にとっての負担が大きい。
【0004】
そのため、照明機器を照明部とバッテリー部とに分離して、照明部を作業者の頭部に装着し、バッテリー部を作業者の腰部等に装着するようにした照明機器が知られている(特許文献1を参照)。
【0005】
そして、バッテリー部を腰部等の身体に装着する方法としては、腰部に券回するベルトによってバッテリーを保持する構成の医療用光源装置が知られている(特許文献2を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2014−100203号公報
【特許文献2】実用新案登録第3165663号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1の照明機器によれば、照明動作を制御する制御装置は照明部と共に作業者の頭部に装着されているために、照明のオン・オフや照度の調節のためのスイッチ操作を行なおうとすれば、頭部に手を伸ばさなければならず操作しづらい欠点がある。そのため、作業補助者に操作して貰うようにすると、作業を行っている場合には、他者に頭部を触れられることでの作業への集中が途切れて作業効率の低下につながる。特に、医療手術のような精密作業においては、作業ミスにもつながりかねない。
【0008】
また、特許文献2の照明装置によれば、照明制御装置であるコントロールユニットをバッテリー部と共にベルトで保持してリモート制御としているために操作が容易となる。しかしながら、このようなバッテリー保持ベルトは、コントロールユニットとバッテリーとを保持して、コントロールユニットとバッテリーの端子とを電気的に接続する複雑な構造を有するためにコストアップとなる。
【0009】
本発明は、上記点に鑑みてなされたもので、バッテリーを備えたコントロールユニットを、ベルトのような特別な保持部材を用いずとも、簡単に作業者に装着することができるコントロールユニット収納ケースを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するために、本発明によるコントロールユニット収納ケースは、身体に装着される携帯機器に電源を供給するバッテリーを含むコントロールユニットを収納する収納ケースであって、少なくとも、前記コントロールユニットに設けられるスイッチ操作部に対向する部分が透明または半透明の可撓性の素材により構成されるケース本体と、前記コントロールユニットから前記携帯機器へ電力を供給するケーブルを引き出すよう前記ケース本体に形成される第1開口と、前記バッテリーを充電する充電コードを前記コントロールユニットから引き出すよう前記ケース本体に形成される第2開口と、前記ケース本体を使用する使用者の着衣の背中側に係止又は接着させる装着部材と、を備えたことを特徴としている。
【0011】
このとき、前記ケース本体を軟質性プラスティック製のバッグで構成すれば、収納ケース自体が軽量となり、しかもコスト的にも有利である。
【0012】
そして、前記装着部材には、前記着衣と前記ケース本体とを面接着する両面テープ又は面ファスナーを使用することで、係止部材を用いて係止するのと比べて軽量化できる。そして、軟質性プラスティック製のバッグによるケース本体と、両面テープによる装着部材の組み合わせで収納ケースを構成すれば、非常に安価である。
【0013】
また、前記携帯機器は、操作者が頭部に被るヘルメットやヘッドバンド、又は眼鏡フレームに装着されるLEDライトであって、前記コントロールユニットは、前記スイッチ操作部への操作に応じて、前記LEDライトへの電力供給の制御を行なう。よって、頭部や顔に装着するのはLEDライトだけのため、使用者に負担が掛らない。
【0014】
また、前記携帯機器は、身体に装着されるカメラであって、前記コントロールユニットは、無線LANによってリモート撮影や画像転送を行う。これにより、カメラ操作を使用者の背中で行うことができ、コントロールユニットは、送られてきた画像を管理側のパーソナルコンピュータに送信することで、カメラを管理側のパーソナルコンピュータに繋がず、使用者の背中が画像の中継ポイントとなる。
【発明の効果】
【0015】
本発明によるコントロールユニット収納ケースは、携帯機器にバッテリー電源を供給するケーブルを引き出すための第1開口と、バッテリーを充電する充電コードを引き出すための第2開口と、ケース本体を使用する使用者の着衣の背中側に係止又は接着させる装着部材と、を備えることで、コントロールユニットを収納して使用者の背中に簡単に装着することできる。よって、使用者にとって携帯機器を使用した身体の前面での作業に電気配線が障害となることがなく、フリーな作業空間が実現される。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1】本発明に係るコントロールユニット収納ケースにコントロールユニットを収納した状態を外観斜視図で示す。
図2】LEDライトと、LEDライトに電力を供給するコントロールユニットの外観を斜視図で示す。
図3】ケース本体に設けられる装着部材の一例を示す。
図4】コントロールユニットを収納しているコントロールユニット収納ケースを携帯機器の使用者に装着した状態の説明図を示す。
図5】コントロールユニット収納ケースのケース本体を軟質性プラスティック製のバッグで構成した例の説明図を示す。
図6】カメラと、カメラに電力を供給するコントロールユニットの外観を斜視図で示す。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0018】
図1は、本発明に係るコントロールユニット収納ケース1(以下、単に「収納ケース」という)の外観を斜視図で示しており、収納ケース1には図2で示すコントロールユニット2が収納されている。
【0019】
本例でのコントロールユニット2は、使用者の身体に装着される照明機器に電源を供給する。コントロールユニット2は、筐体10の中にバッテリーを備え、筐体10の表面に配置している電源スイッチS1や光量増減スイッチS2の操作に応じて、ケーブル11を通して照明機器へ電力を供給する。すなわち、電源スイッチS1が押圧操作される度に照明機器のオン・オフを制御すると共に、光量増減スイッチS2が操作される度に照明機器の照度を大・中・小の3通りのモードに順次繰り返して切り換える制御を行なう。このとき、コントロールユニット2は、光量増減スイッチS2の操作により切り換えた照度を3個のインジケータI1、I2、I3の何れかの点灯で表示する。また、コントロールユニット2は充電ケーブル12を備えて、その先端に装着されている充電プラグ14をAC電源17に接続されているACアダプタ(充電器)16に差し込むことでバッテリーへの充電が行われる。
【0020】
使用者の身体に着用される照明機器としては、医療手術時に術者が掛ける眼鏡フレームに取り付けられるLEDライトがある。図2に示すように、LEDライト5は眼鏡フレーム3のブリッジ4に取り付けられて、眼鏡フレーム3のリム5には、ケーブル11の先端に装着されているプラグ6が差し込まれるコネクタ7が設けられて、リム5の上辺の内部には、コネクタ7とLEDライト5との間の配線を通す空間が形成されている。そして、眼鏡フレーム3に嵌め込まれる左右のキャリアレンズ8には、それぞれルーペ9が装着されており、LEDライト5はルーペ9を通した術者の視線の先をスポット照明する。また、照明機器を使用者の身体に着用する他の例としては、使用者が頭部に被るヘッドバンドや帽子等がある。
【0021】
収納ケース1のケース本体20は箱体形状を有し、表側の面には、コントロールユニット2を収納したとき、スイッチ操作部である電源スイッチS1や光量増減スイッチS2、及びインジケータI1、I2、I3と対向する部分を透明または半透明の可撓性の素材で構成している。これにより、これらスイッチの操作者は、ケース本体20の表面上から電源スイッチS1や光量増減スイッチS2を操作することができる共に、インジケータI1、I2、I3の点灯状態を視認することができる。
【0022】
そして、ケース本体20の上側平面には、ケーブル11を通すための開口18、下側平面には、充電ケーブル12を引き出すための開口19がそれぞれ形成されている。加えて、ケース本体20の一方の側面は一辺のみが表側の面に連通して折り曲げられており、他の三辺は全て上下側の各平面及び裏側の面に対しては自由端で構成されている。よって、このケース側面は、ケース本体20の開口部25を開閉する蓋体22となっており、コントロールユニット2をケース本体20内に挿入し、蓋体22の折込片23をケース本体20内に差し込むことでケース本体20はコントロールユニット2を収納して保持する。または、折込片23の裏面をケース本体20の裏側面に被せて接着させる。この場合の接着には面ファスナーが用いられる。
【0023】
そして、ケース本体20は、使用者に装着されたとき、使用者の身体と接する裏側の面には装着部材を備えている。装着部材は、例えば、図3に示すようなバネ性を有するクリップ27で構成される。クリップ27は、着衣の一部を挟持することでケース本体20を着衣に係止させる。また、装着部材に係止片を用いて、着衣に設けたポケットや切り込み等に引掛けて係止させることもできる。さらに、コントロールユニット2を収納している収納ケース1の脱落を確実に防止するには、ケース本体20の上部に紐通し部21としてのリングを設けて、このリングを通した紐を使用者の首等に掛けておくとよい。
【0024】
装着部材としては、クリップや係止片等で係止させる以外にもケース本体20と着衣とを面接着させる構成であってもよい。最も簡単なのは両面テープを用いて、ケース本体20の裏面を着衣に接着させる方法がある。また、面ファスナーを用いて、着衣とケース本体20の裏面とを接着してもよい。さらに、面接着させる装着部材の他の例としては、着衣とケース本体20の両方にそれぞれ設けるボタン及びボタンホールや、スナップボタン等がある。そして、着脱自在とするこのような装着部材以外にも、最初から着衣にケース本体20が縫合や接着により固着する装着部材であってもよい。
【0025】
ケース本体20を使用者に装着する場合に、着衣の背中側に係止又は面接着させるとよい。術者の身体の背中に装着すれば、コントロールユニット2が手術を行う術者の手の動きの邪魔にならない。そして、手術の補助者がコントロールユニット2を操作しても、背中側であるため術者は煩わしさを感じることなく手術を続行することができる。しかも、背中側は不衛生となっても、患者及び術者にとっても衛生上の問題を生ずることがない。また、医療手術のように使用者が前屈みの作業を行うような場合は、コントロールユニット2を背負うことになるため、係止が外れたり接着が剥がれたりしにくくなる。
【0026】
図4は、コントロールユニット2を収納している収納ケース1を使用者30に装着した状態を示している。コントロールユニット2のケーブル11は、開口18を通して収納ケース1から引き出され、プラグ6を眼鏡フレーム3のプラグ6に差し込むことで、LEDライト5はコントロールユニット2と電気的に接続される。一方、充電ケーブル12も開口19を通して収納ケース1から引き出されるが、バッテリーの残量に応じて適宜、充電プラグ13をACアダプタ(充電器)16に接続することで充電される。よって、使用者にとって機器を使用しながらの身体の前面での作業にケーブル11や充電ケーブル19が障害となることがなく、フリーな作業空間が実現される。
【0027】
収納ケース1のケース本体20は、上記した箱体形状とは限らず、図5に示す一般に「ビニール袋」と称される透明または半透明な軟質性プラスティックのバッグであってもよい。ビニール袋は、チャック26によって密封される上部開口29からケーブル11が引き出され、その下部には充電ケーブル12を引き出すための開口が形成されている。
【0028】
そして、ビニール袋の使用者の身体と接触する側の面の表面には、装着部材の一例として説明した両面テープ28が付着されている。ビニール袋は、軽量且つ可撓性を有して変形性が良いため接着面になじみ、両面テープ28を通して良好に着衣と接着する。また、ビニール袋の上から電源スイッチS1や光量増減スイッチS2の操作も簡単に行える。そして、使用者の着衣の背中側に接着させることで、使用者は前屈みの作業においては、コントロールユニット2が収納されているビニール袋を背負うことになるため剥がれにくく、両面テープでも充分に保持効果を発揮することができる。さらに、ビニール袋の上部に紐通し部21としての孔部を設けて、この孔部を通した紐を使用者の首等に掛ければコントロールユニット2が床に脱落することが確実に防止できる。
【0029】
また、ビニール袋は、安価であることから容易に使い捨てが利き、病院での一回の手術で使い捨てる手術着へ装着するときには、手術着といっしょに破棄できる利点がある。このように医療用途で収納ケース1を使用する場合には、使用する都度その前に滅菌処理を施す必要があるが、使い捨ての利くビニール袋を使用すれば、このような手間を省略できる。
【0030】
以上、使用者に着用される携帯機器としてはLEDライトの例で説明したが、カメラの場合の例を説明する。図6は、ヘッドバンド31に取り付けられた医療用カメラ36を示しており、コントロールユニット33は収納ケース1に収納されて、ケーブル11を通して接続される。本例では、ヘッドバンド31にはカメラ36と共にLEDライト32が一体にして取り付けられて、共にコントロールユニット33から給電されて駆動する。また、収納ケース1は、上記で説明した箱体形状又はビニール袋で構成される。
【0031】
カメラ36及びコントロールユニット33にはWiFi(無線LAN)機能を搭載して、リモート撮影や画像転送を行ようにしている。加えて、コントロールユニット33は、収納ケース1の表面からタッチパネル画面34の操作によりカメラ36のズームや焦点距離等の調整、及びLEDライト32のオン・オフや照度を指定可能に構成している。そして、コントロールユニット33は、送られてきた画像を管理側のパーソナルコンピュータ35に送信することで、カメラ36をパーソナルコンピュータ35に繋がずとも、収納ケース1を利用して使用者の背中を画像の中継ポイントとして撮像画像を送ることができる。
【0032】
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するものではない。
【産業上の利用可能性】
【0033】
本発明は、身体に装着される携帯機器に電源を供給するバッテリーを含むコントロールユニットを収納する収納ケースに関し、産業上の利用可能性を有する。
【符号の説明】
【0034】
1 コントロールユニット収納ケース
2 コントロールユニット
5 LEDライト(携帯機器)
11 ケーブル
12 充電コード
18 第1開口
19 第2開口
20 ケース本体
27 クリップ(装着部材)
28 両面テープ(装着部材)
33 コントロールユニット
34 タッチパネル画面(スイッチ操作部)
36 カメラ(携帯機器)
S1 電源スイッチ(スイッチ操作部)
S2 光量増減スイッチ(スイッチ操作部)
【要約】
【課題】バッテリーを特別な保持部材を用いずとも手軽に身体で保持することができる着用型照明装置を提供することを目的としている。
【解決手段】使用者の身体に装着される携帯機器に電源を供給するバッテリーを含むコントロールユニット2を収納する収納ケース1は、コントロールユニット2に設けられるスイッチ操作部に対向する部分が透明または半透明の可撓性の素材により構成されるケース本体20を備える。ケース本体20は、コントロールユニット2から携帯機器へ電力を供給するケーブル11を引き出すための開口18と、バッテリーを充電する充電コード12を引き出すための開口19とが形成される。そして、ケース本体20は、収納ケース10を携帯機器の使用者の着衣の背中側に係止又は接着させるための装着部材27を裏面に設けている。
【選択図】図1
図1
図2
図3
図4
図5
図6