(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5737856
(24)【登録日】2015年5月1日
(45)【発行日】2015年6月17日
(54)【発明の名称】スイッチ装置
(51)【国際特許分類】
B62J 6/16 20060101AFI20150528BHJP
B62J 99/00 20090101ALI20150528BHJP
B60R 16/02 20060101ALI20150528BHJP
【FI】
B62J6/16
B62J99/00 K
B60R16/02 630Z
【請求項の数】3
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2010-87414(P2010-87414)
(22)【出願日】2010年4月6日
(65)【公開番号】特開2011-218873(P2011-218873A)
(43)【公開日】2011年11月4日
【審査請求日】2013年3月13日
(73)【特許権者】
【識別番号】000213954
【氏名又は名称】朝日電装株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100095614
【弁理士】
【氏名又は名称】越川 隆夫
(72)【発明者】
【氏名】大村 俊介
【審査官】
志水 裕司
(56)【参考文献】
【文献】
特開平08−275248(JP,A)
【文献】
特開平05−037404(JP,A)
【文献】
登録実用新案第3101270(JP,U)
【文献】
特開2006−321453(JP,A)
【文献】
特開平10−097821(JP,A)
【文献】
特開2010−097753(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B62J 1/00 − 99/00
B60R 16/02 − 16/06
B62M 1/00 − 29/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ハンドルスイッチ装置のスイッチケースが取り付けられた操舵用のハンドルバーを有した車両に搭載され、所定の電装品を操作するための複数の操作スイッチを具備したスイッチ装置において、
前記操作スイッチの操作に応じた出力信号を生成するとともに、当該出力信号を無線で送信し得る送信手段と、
該送信手段からの出力信号を受信して所定の電装品を操作し得る受信手段と、
前記送信手段に電力を供給する電力供給手段と、
を具備し、前記送信手段で生成される出力信号には、前記操作スイッチの操作に応じた出力信号に加えて車両固有の識別コードが付与されるとともに、前記受信手段で受信した出力信号にその車両固有の識別コードが付与されていない場合、当該出力信号に応じた操作が行われない構成とされ、且つ、前記操作スイッチ、送信手段及び電力供給手段が前記ハンドルスイッチ装置に配設されたことを特徴とするスイッチ装置。
【請求項2】
前記電力供給手段は、自己発電可能な発電手段から成ることを特徴とする請求項1記載のスイッチ装置。
【請求項3】
前記電力供給手段は、前記発電手段に加え、当該発電手段で発電された電力を充電可能な2次電池を有したことを特徴とする請求項2記載のスイッチ装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両に搭載された所定の電装品を操作するための操作スイッチを具備したスイッチ装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
一般に、二輪車には操舵用のハンドルバーが備えられており、該ハンドルバーの両端には運転者が走行中把持可能な把持グリップ及びスロットルグリップがそれぞれ取り付けられている。これら把持グリップ又はスロットルグリップに隣接した位置には、二輪車が搭載する各種電装品を操作するための複数の操作スイッチが形成されたハンドルスイッチ装置がそれぞれ固定されている。
【0003】
例えば、ハンドルバーにおける左側先端近傍(左側の把持グリップにおける基端側)には、ターンシグナルスイッチ、ディマースイッチ、ホーンボタンなど種々スイッチが形成されたハンドルスイッチ装置が固定されており、二輪車が搭載するウィンカの点滅操作、前照灯の前方照射又は下方照射切り換え操作、ホーンを鳴らす操作などが運転者によって任意に行われ得るようになっている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2003−115229号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記従来のスイッチ装置においては、操作対象としての電装品までハーネス(電線)を延設させる必要があるため、操作時にハーネスにて電流を流す際に抵抗が生じてしまい、電力損失が著しくなって車両が搭載するバッテリの負担が大きくなってしまう虞があった。特に、バッテリの電力で車輪を駆動させる電動車両においては、走行可能距離の低下を防止すべく、バッテリの負担をなるべく軽減させたいところである。
【0006】
また、従来のスイッチ装置においては、ハーネスの分だけ重量が増大してしまい、車両重量が嵩んでしまうとともに、ハーネスの寸法で車両に対する配設位置が決まってしまいレイアウトの自由度が低下してしまうという不具合もあった。更に、スイッチ装置の車両への組付け時において、ハーネスの取り回しが面倒且つ複雑になってしまい、組付け性が悪化してしまう虞もあった。
【0007】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、ハーネスを不要として車両に搭載されたバッテリの負担を軽減するとともに、車両の軽量化、レイアウトの自由度向上及び車両への組み付け性の向上を図ることができるスイッチ装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
請求項1記載の発明は、
ハンドルスイッチ装置のスイッチケースが取り付けられた操舵用のハンドルバーを有した車両に搭載され
、所定の電装品を操作するための複数の操作スイッチを具備したスイッチ装置において、前記操作スイッチの操作に応じた出力信号を生成するとともに、当該出力信号を無線で送信し得る送信手段と、該送信手段からの出力信号を受信して所定の電装品を操作し得る受信手段と、前記送信手段に電力を供給する電力供給手段とを具備し、前記送信手段で生成される出力信号には、前記操作スイッチの操作に応じた出力信号に加えて車両固有の識別コードが付与されるとともに、前記受信手段で受信した出力信号にその車両固有の識別コードが付与されていない場合、当該出力信号に応じた操作が行われない
構成とされ、且つ、前記操作スイッチ、送信手段及び電力供給手段が前記ハンドルスイッチ装置に配設されたことを特徴とする。
【0009】
請求項2記載の発明は、請求項1記載のスイッチ装置において、前記電力供給手段は、自己発電可能な発電手段から成ることを特徴とする。
【0010】
請求項3記載の発明は、請求項2記載のスイッチ装置において、前記電力供給手段は、前記発電手段に加え、当該発電手段で発電された電力を充電可能な2次電池を有したことを特徴とする。
【発明の効果】
【0013】
請求項1の発明によれば、操作スイッチの操作に応じた出力信号を生成するとともに、当該出力信号を無線で送信し得る送信手段と、該送信手段からの出力信号を受信して所定の電装品を操作し得る受信手段と、送信手段に電力を供給する電力供給手段とを具備したので、ハーネスを不要として車両に搭載されたバッテリの負担を軽減するとともに、車両の軽量化、レイアウト自由度の向上及び車両への組み付け性の向上を図ることができる。
さらに、送信手段で生成される出力信号には、操作スイッチの操作に応じた出力信号に加えて車両固有の識別コードが付与されるとともに、受信手段で受信した出力信号にその車両固有の識別コードが付与されていない場合、当該出力信号に応じた操作が行われないので、無線で出力信号を送信し得る同様の構成の車両が隣接した場合であっても、互いの出力信号が混同してしまうのを防止することができる。
またさらに、操作スイッチ、送信手段及び電力供給手段がハンドルスイッチ装置に配設されたので、当該ハンドルスイッチ装置から延設されるハーネスを不要とすることができ、レイアウト自由度の向上及び車両への組み付け性の向上に加え、意匠性の向上を図ることができる。
【0014】
請求項2の発明によれば、電力供給手段は、自己発電可能な発電手段から成るので、乾電池や2次電池のみで構成されたものに比べ、長期間、電池交換を不要としてスイッチ装置を使用することができる。
【0015】
請求項3の発明によれば、電力供給手段は、発電手段に加え、当該発電手段で発電された電力を充電可能な2次電池を有したので、発電手段が発電不能の時間も2次電池に充電された電力にて電力供給可能とされ、より長時間に亘ってスイッチ装置の使用を可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【
図1】本発明の実施形態に係るスイッチ装置が適用されるハンドルスイッチ装置を示す正面図
【
図2】同スイッチ装置が適用される車両としての二輪車を示す外観模式図
【
図4】本発明の他の実施形態に係るスイッチ装置の接続関係を示すブロック図
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
本実施形態に係るスイッチ装置は、
図1〜3に示すように、二輪車における操舵用のハンドルバーに取り付けられ、運転者が操作し得る所定の操作スイッチ(2〜4)がスイッチケースCに形成されたハンドルスイッチ装置1に適用されたもので、送信手段としての送信ユニット8と、電力供給手段9と、電装品(5〜7)側に形成された受信ユニット10〜12とから主に構成されている。
【0020】
ハンドルスイッチ装置1におけるスイッチケースCは、ハンドルバーH(本実施形態においては左側ハンドルバー)における先端側の把持グリップG近傍に固定されたもので、
図1、2に示すように、半割れ形状のスイッチケースC1及びスイッチケースC2を組み合わせて成る。スイッチケースC1のスイッチケースC2との合わせ面には、円弧状の孔が形成されるとともに、スイッチケースC2における当該孔と対応する部位には、同じく円弧状の孔が形成されている。
【0021】
これにより、ハンドルバーHの外周側面を当該2つの孔で嵌合させつつスイッチケースC1とスイッチケースC2とを嵌め合わせ、ボルトなどで両者を締め上げれば、スイッチケースCがハンドルバーHに固定されることとなる。スイッチケースCの表面(即ち、スイッチケース1における運転者と対向する側の面)には、車両に搭載された所定の電装品を操作するための操作スイッチとしてのディマースイッチ2と、ターンシグナルスイッチ3と、ホーンスイッチ4とが形成されている。
【0022】
ディマースイッチ2は、スイッチケースCの上部に形成された揺動型(所謂シーソー型)のスイッチノブを有して成り、当該ディマースイッチ2(ディマースイッチノブ)の揺動動作と連動して、二輪車の前方に搭載された前照灯5(
図2参照)を前方照射と下方照射とに切り換え可能とされている。即ち、ディマースイッチ2に対する操作に応じて後述する送信ユニット8にて出力信号が生成され、その出力信号に従って前照灯5による照射を前方と下方とで任意切り換え可能とされているのである。
【0023】
ターンシグナルスイッチ3は、ディマースイッチ2の下部に形成された左右スライド型のスイッチノブを有して成り、当該ターンシグナルスイッチ3(ターンシグナルスイッチノブ)のスライド動作に連動して、二輪車に搭載された左右のターンフラッシャ6(
図2参照)を選択的に点滅可能とされている。即ち、ターンシグナルスイッチ3に対する操作に応じて後述する送信ユニット8にて出力信号が生成され、その出力信号に従ってターンフラッシャ6による選択的な点灯が可能とされているのである。
【0024】
ホーンスイッチ4は、スイッチケースCの下部に形成された押圧型(所謂ボタン型)のスイッチノブを有して成り、当該ホーンスイッチ4(ホーンスイッチノブ)の押圧動作と連動して、二輪車に搭載されたホーン7(
図2参照)を任意タイミングにて鳴らし得るよう構成されている。即ち、ホーンスイッチ4に対する操作に応じて後述する送信ユニット8にて出力信号が生成され、その出力信号に従ってホーン7から警告音を出力可能とされているのである。
【0025】
送信ユニット8(送信手段)は、
図3に示すように、操作スイッチ(2〜4)と電気的に接続され、当該操作スイッチ(2〜4)の操作に応じた出力信号を生成するとともに、当該出力信号を電波を利用して無線で送信し得るアンテナA1を具備したものである。尚、本実施形態における送信ユニット8は、例えば電波を利用して無線で出力信号を送信し得るものとされているが、無線で出力信号を送信可能であれば他の形態のもの(例えば、赤外線通信等)であってもよい。
【0026】
更に、本実施形態に係る送信ユニット8においては、操作スイッチ(2〜4)の操作に応じた信号に対して車両固有の識別コード(IDコード)が付与されるよう構成されている。即ち、送信ユニット8のアンテナA1から送信される出力信号には、操作スイッチ(2〜4)の操作に応じた信号に加えて車両固有の識別コードが付与されているのである。これにより、無線で出力信号を送信し得る同様の構成の車両が隣接した場合であっても、互いの出力信号が混同してしまうのを防止することができる。
【0027】
電力供給手段9は、送信ユニット8(送信手段)と電気的に接続されており、当該送信ユニット8(送信手段)に電力を供給し得るものであり、当該送信ユニット8による操作スイッチ(2〜4)の操作に応じた出力信号の生成及びその出力信号をアンテナA1にて無線で送信させ得るものである。この電力供給手段9は、例えば充電が不可能な乾電池又は充電可能な2次電池から構成された所謂「電源」から成り、スイッチケース1は、電力供給手段9の交換又は充電が可能な構成とされている。
【0028】
而して、本実施形態においては、操作スイッチ(ディマースイッチ2、ターンシグナルスイッチ3及びホーンスイッチ4)、送信ユニット8(送信手段)及び電力供給手段9がハンドルスイッチ装置1のスイッチケースC内に配設されているとともに、当該操作スイッチ(ディマースイッチ2、ターンシグナルスイッチ3及びホーンスイッチ4)で操作される対象の電装品(前照灯5、ターンフラッシャ6及びホーン)には、
図3に示すように、それぞれ送信ユニット8で送信された出力信号を無線にて受信し得るアンテナB1〜B3を有した受信ユニット10〜12(受信手段)が配設されている。
【0029】
受信ユニット10は、アンテナB1を有するとともに所定の電装品としての前照灯5(厳密には前照灯5の照射を切り換え動作させる電気回路等)と電気的に接続され、当該アンテナB1で送信ユニット8のアンテナA1からの出力信号を受信して当該前照灯5を操作し得るものである。これにより、ディマースイッチ2の操作に応じた前照灯5の切り換え(前方照射又は下方照射)を行わせることができる。尚、本実施形態においては、アンテナB1で受信した出力信号に、その車両固有の識別コードが付与されていない場合、前照灯5の切り換えが行われないようになっている。
【0030】
受信ユニット11は、アンテナB2を有するとともに所定の電装品としてのターンフラッシャ6(厳密にはターンフラッシャ6の点滅を行わせる電気回路等)と電気的に接続され、当該アンテナB2で送信ユニット8のアンテナA1からの出力信号を受信してターンフラッシャ6を操作し得るものである。これにより、ターンシグナルスイッチ3の操作に応じたターンフラッシャ6の点滅を行わせることができる。尚、本実施形態においては、アンテナB2で受信した出力信号に、その車両固有の識別コードが付与されていない場合、ターンフラッシャ6の点滅が行われないようになっている。
【0031】
受信ユニット12は、アンテナB3を有するとともに所定の電装品としてのホーン7(厳密にはホーン7からの出力を行わせる電気回路等)と電気的に接続され、当該アンテナB3で送信ユニット8のアンテナA1からの出力信号を受信してホーン7を操作し得るものである。これにより、ホーンスイッチ4の操作に応じたホーン7からの警告音の出力を行わせることができる。尚、本実施形態においては、アンテナB3で受信した出力信号に、その車両固有の識別コードが付与されていない場合、ホーン7からの警告音の出力が行われないようになっている。
【0032】
本実施形態によれば、操作スイッチ(2〜3)の操作に応じた出力信号を生成するとともに、当該出力信号を無線で送信し得る送信ユニット8(送信手段)と、該送信ユニット8からの出力信号を受信して所定の電装品を操作し得る受信ユニット(10〜12)(受信手段)と、送信ユニット8に電力を供給する電力供給手段9とを具備したので、ハーネスを不要として車両に搭載されたバッテリの負担を軽減するとともに、車両の軽量化、レイアウト自由度の向上及び車両への組み付け性の向上を図ることができる。
【0033】
また、操作スイッチ(2〜3)、送信ユニット8(送信手段)及び電力供給手段9がハンドルスイッチ装置1に配設されたので、当該ハンドルスイッチ装置1から延設されるハーネスを不要とすることができ、レイアウト自由度の向上及び車両への組み付け性の向上に加え、意匠性の向上を図ることができる。
【0034】
然るに、上記実施形態に係る電力供給手段9は、充電が不可能な乾電池又は充電可能な2次電池(リチウム電池等)から構成されているが、これに代え、自己発電可能な発電手段で構成してもよい。例えば、発電手段として、燃料電池(固体酸化物型燃料電池、直接メタノール燃料電池、改質型燃料電池等)、超小型ガスタービン発電機、超小型発電機、ウルトラマイクロガスタービン、マイクロ発電機が挙げられる。更に、発電手段として、ユビキタス型のものを用いることができ、例えば温度(体温や周囲環境の温度等)、音、振動、衝撃圧力或いは光(所謂、太陽光発電)で発電させるものとしてもよい。また更に、電力供給手段9は、上記で挙げた如き電源に限定されず、トリガ波を受け、そのトリガ波のエネルギを電力に変換するものであってもよい。
【0035】
以上、本実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば
図4に示すように、電力供給手段15は、発電手段14に加え、当該発電手段14で発電された電力を充電可能な2次電池13を有したものとしてもよい。この場合、発電手段14が発電不能の時間も2次電池13に充電された電力にて電力供給可能とされ、より長時間に亘ってスイッチ装置の使用を可能とすることができる。2次電池13及び発電手段14は、上記実施形態で挙げたものを用いることができる。
【0036】
尚、本実施形態においては二輪車に適用されているが、他の車両(操舵用のハンドルバーを有す
る車両)におけるスイッチ装置に適用することができる。特に、本実施形態においては、車両に搭載されたバッテリの負担を軽減させることができるので、当該バッテリの電力で車輪を駆動させる電動車両に適用するのが効果的である。
【産業上の利用可能性】
【0037】
操作スイッチの操作に応じた出力信号を生成するとともに、当該出力信号を無線で送信し得る送信手段と、送信手段からの出力信号を受信して所定の電装品を操作し得る受信手段と、送信手段に電力を供給する電力供給手段とを具備し、送信手段で生成される出力信号には、操作スイッチの操作に応じた出力信号に加えて車両固有の識別コードが付与されるとともに、受信手段で受信した出力信号にその車両固有の識別コードが付与されていない場合、当該出力信号に応じた操作が行われない
構成とされ、且つ、操作スイッチ、送信手段及び電力供給手段がハンドルスイッチ装置に配設されたスイッチ装置であれば、外観形状が異なるもの或いは他の機能が付加されたもの等にも適用できる。
【符号の説明】
【0038】
1 ハンドルスイッチ装置
2 ディマースイッチ
3 ターンシグナルスイッチ
4 ホーンスイッチ
5 前照灯
6 ターンフラッシャ
7 ホーン
8 送信ユニット(送信手段)
9 電力供給手段
10〜12 受信ユニット(受信手段)
13 2次電池
14 発電手段
15 電力供給手段
H ハンドルバー
G 把持グリップ